JP2003018447A - 画像歪み補正装置及び方法 - Google Patents

画像歪み補正装置及び方法

Info

Publication number
JP2003018447A
JP2003018447A JP2001203738A JP2001203738A JP2003018447A JP 2003018447 A JP2003018447 A JP 2003018447A JP 2001203738 A JP2001203738 A JP 2001203738A JP 2001203738 A JP2001203738 A JP 2001203738A JP 2003018447 A JP2003018447 A JP 2003018447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pixel
distance
center
optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001203738A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4583670B2 (ja
Inventor
Taro Hizume
太郎 樋爪
Kazunori Sumitani
一徳 隅谷
Toshiyuki Sano
俊幸 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001203738A priority Critical patent/JP4583670B2/ja
Publication of JP2003018447A publication Critical patent/JP2003018447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4583670B2 publication Critical patent/JP4583670B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な処理を必要とせず簡便かつ安価に精度
良く光学系に起因する画像の歪みを補正できる画像歪み
補正装置及び方法を提供する。 【解決手段】 カメラ10によって撮影したディジタル
画像データを取り込んでメモリ11に記憶する。光学的
画像中心算出部12により光学的画像中心を算出し、画
素傾き算出部13により画像のシェーディングから画素
毎の局所的な輝度の傾き量を算出して、画素距離算出部
14により画素毎の傾き量に基づいて画像が歪まない場
合の画素各々の光学的画像中心からの距離を算出する。
画像再構成部15により各画素の光学的画像中心からの
距離を示す極座標をXY座標に変換し、この座標を基に
メモリ11から読み出した画像データをXY平面上に再
構成し、再構成された画像データについて画素補間部1
6により出力画面の座標位置に基づいて画素の補間を行
って出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮像装置によって撮
影された画像の歪み補正に係り、特に光学系に起因する
画像の歪みを補正する画像歪み補正装置及び方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルカメラは非常に身近な
存在となり、パーソナルコンピュータ、PDAなどの携
帯端末装置、自動車搭載用、監視装置、インターホンな
ど、さまざまな分野で使用されている。これらディジタ
ルカメラでは、低価格化のために構成を単純化したレン
ズが使用されるが、撮影して得られる画像には幾何学的
な歪みが含まれることが多い。
【0003】従来、画像の歪み補正方法として、特開平
5−274426号公報に開示された技術が知られてい
る。これでは、まず市松模様の特性パタ−ンをカメラで
撮像し、撮像デ−タから特徴点を検出する。次に、画像
中心付近の特徴点の配列と画面上の位置からカメラをピ
ンホ−ルモデルとした場合に得られる写像関数を作成す
る。さらに、写像関数から画面全体についての特徴点の
基準位置を算出し、実際の画面上の位置とを比較するこ
とによって補正関数を算出し、この補正関数に基づいて
撮像した画像の歪みを補正していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、画像歪み補正装置によって画像の歪
みを補正するために、市松模様といった特殊なパターン
の被写体を必要とし、さらに特徴点の抽出と写像関数へ
の近似といった煩雑な処理が必要であり、そのため一般
ユーザには操作が困難で使いこなしにくく、また、機器
を安価に構成するのが容易でないという問題点があっ
た。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、特殊なパターンの被写体の使用や、煩雑かつ誤差の
入り込み易い処理を必要とせず、簡便に精度良く画像の
歪みを補正することができ、安価に実現可能な画像歪み
補正装置及び方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮像手段によ
り撮影された画像データを入力する画像入力手段と、前
記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中心
算出手段と、前記画像データから画素毎の局所的な輝度
の傾き量を算出する画素傾き算出手段と、前記画素傾き
量から画素各々について画像が歪まない場合の光学的画
像中心からの距離を算出する画素距離算出手段と、前記
画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に変換
し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構成す
る画像再構成手段と、前記再構成された画像データにつ
いて出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行う画
素補間手段と、を備えた画像歪み補正装置を提供する。
【0007】上記構成では、画像データにおける画素毎
の局所的な輝度の傾きを算出し、各画素毎の傾き量に基
づいて光学的画像中心からの距離を算出して、この距離
をXY座標などの直交座標平面に展開することで画像の
歪みを補正する。これにより、画像の歪み情報を得るた
めの市松模様などの特殊なパターンの被写体の使用や、
歪み補正のための特徴点算出、写像関数の近似的算出、
写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑かつ誤差の
入り込み易い処理を必要とすることなく、簡便で効果的
に精度良く画像の歪みを補正することができ、画像歪み
補正機能を安価に実現可能となる。
【0008】また、前記画素傾き算出手段によって算出
される画素毎の局所的な輝度の傾き量に基づいて前記画
像データのシェーディング補正量を算出するシェーディ
ング補正量算出手段と、前記シェーディング補正量に従
ってシェーディング補正を行うシェーディング補正手段
とを備えたことを特徴とする。
【0009】上記構成によれば、画像の幾何学的な歪み
が補正されるだけでなく、歪み補正に起因する輝度変化
も補正された画像を得ることが可能となる。
【0010】また、前記シェーディング補正量算出手段
により算出されるシェーディング補正量に基づいてノイ
ズリダクション量を算出するノイズリダクション量算出
手段と、前記ノイズリダクション量に従ってノイズ減衰
を行うノイズリダクション手段とを備えたことを特徴と
する。
【0011】上記構成によれば、画像の幾何学的な歪み
が補正されるだけでなく、歪み補正に起因するシェーデ
ィングも補正され、さらにシェーディング補正に伴って
生じたS/Nの劣化も補償された画像を得ることが可能
となる。
【0012】また、前記画素距離算出手段によって算出
された画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離
に基づいて画像の輪郭補正量を算出する輪郭補正量算出
手段と、前記輪郭補正量に従って輪郭補正を行う輪郭補
正手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、画像の幾何学的な歪み
が補正されるだけでなく、歪み補正によって発生する画
像の尖鋭度劣化も改善された画像を得ることが可能とな
る。
【0014】また、前記画素傾き算出手段は、光学的画
像中心から所定の一方向における画素毎の局所的な輝度
の傾き量を算出するものであり、前記画素距離算出手段
は、前記一方向における画素傾き量から全画素について
の画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算
出することを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、光学的画像中心から一
方向における画素毎の局所的な輝度の傾き量によって全
画素についての光学的画像中心からの距離を算出して歪
み補正ができるため、画像の幾何学的な歪みの補正を比
較的少ない計算量で実行することが可能となる。
【0016】また、前記画像データを得る撮像手段に使
用されたレンズを識別するためのレンズ識別情報を入力
するレンズ情報入力手段と、前記画素距離算出手段によ
って算出された画像が歪まない場合の光学的画像中心か
らの距離を前記レンズ識別情報と対応付けて記憶するレ
ンズ毎画素距離記憶手段とを備えたことを特徴とする。
【0017】上記構成によれば、一旦各画素の光学的画
像中心からの距離を算出して補正量を演算したレンズに
ついてはレンズ識別情報と共に画素距離を記憶するた
め、撮像手段のレンズ交換毎に画像歪み補正に関する演
算を行うことなく、歪みが補正された画像を得ることが
可能であり、操作性が向上する。
【0018】また、前記画像中心算出手段は、前記画像
データにおける輝度の変化に基づいて画像中の極点を求
めることによって画像の光学的中心を求めるものである
ことを特徴とする。
【0019】上記構成によれば、直交する直線の被写体
などを用いることなく、輝度の変化に基づいて光学的画
像中心を算出可能であり、簡便に画像歪み補正に関する
処理を実行可能となる。
【0020】本発明は、撮像手段により撮影された画像
データを入力する画像入力ステップと、前記画像データ
から画像の光学的中心を算出する画像中心算出ステップ
と、前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量
を算出する画素傾き算出ステップと、前記画素傾き量か
ら画素各々について画像が歪まない場合の光学的画像中
心からの距離を算出する画素距離算出ステップと、前記
画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に変換
し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構成す
る画像再構成ステップと、前記再構成された画像データ
について出力画面の座標位置に基づいた画素の補間を行
う画素補間ステップと、を有する画像歪み補正方法を提
供する。
【0021】上記手順によれば、画像の歪み情報を得る
ための市松模様などの特殊なパターンの被写体の使用
や、歪み補正のための特徴点算出、写像関数の近似的算
出、写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑かつ誤
差の入り込み易い処理を必要とすることなく、簡便で効
果的に精度良く画像の歪みを補正することができ、画像
歪み補正機能を安価に実現可能となる。
【0022】本発明は、上記のいずれかに記載の画像歪
み補正装置の機能をコンピュータにより実行させるため
のプログラムを提供する。また、本発明は、上記のいず
れかに記載の画像歪み補正装置の機能を実行させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
を提供する。
【0023】上記構成により、コンピュータ上で上記記
載の画像歪み補正装置の機能を実現でき、煩雑な手順や
処理を用いることなく簡便で効果的に精度良く画像の歪
みを補正することが可能となり、装置の低価格化を図れ
る。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に
係る画像歪み補正装置の構成例及びその機能及び動作に
ついて説明するが、本発明に係る画像歪み補正方法は画
像歪み補正装置の動作説明において示される。
【0025】[第1実施形態]図1は本発明の第1実施
形態に係る画像歪み補正装置の構成を示すブロック図で
ある。同図において、画像歪み補正装置は、被写体の画
像を撮影してディジタル画像データを出力するカメラ1
0、撮像したディジタル画像データを記憶するメモリ1
1、画像の光学的中心を算出する画像中心算出手段とし
て機能する画像中心算出部12、画像内の位置に依存し
た輝度歪みに相当するシェーディング量から画素毎の局
所的な輝度の傾き量を算出する画素傾き算出手段として
機能する画素傾き算出部13、前記画素毎の輝度の傾き
を逆展開することにより画像が歪まなかった場合におけ
る画素各々の光学的画像中心からの距離を算出する画素
距離算出手段として機能する画素距離算出部14、算出
された画素の光学的画像中心からの距離(逆展開量)を
直交座標であるXY座標に変換して画像データを再構成
する画像再構成手段として機能する画像再構成部15、
再構成された画像データについて出力画面の座標位置に
基づいた画素の補間を行う画素補間手段として機能する
画素補間部16を備えている。カメラ10及びメモリ1
1は、歪み補正を行う画像データを入力する画像入力手
段として機能する。
【0026】次に、以上のように構成された画像歪み補
正装置の機能及び動作について、図3、図4及び図5を
併せて参照しながら、図2に示すフローチャートの手順
に従って説明する。
【0027】まず、ステップS21において、カメラ1
0により被写体を撮影して画像情報を取得する。このと
き、撮像範囲の全領域で輝度が一様であるような平面状
の被写体(白チャート)を、信号の飽和や黒つぶれがな
いように露光量(レンズ絞り)やシャッタ速度、ゲイン
等を調整して撮影し、ディジタル信号に変換して出力す
る。この画像情報としては、カメラ信号処理の段階でシ
ェーディングを起こしていないもの、映像信号オフセッ
トを付加しない又は付加量0であるものを用いる。映像
信号オフセットを調整できない場合、画像情報の輝度値
から映像信号オフセットを差し引いたものを処理に用い
る。すなわち、シェーディングがなく、黒レベルが0に
なっているか、黒レベルが0以上である場合は黒レベル
オフセット値が判っているものを用いる。なお、カメラ
以外の他の画像入力手段から画像データを入力すること
もできる。そして、ステップS22において、メモリ1
1にカメラ10から出力されるディジタル信号を画像デ
ータとして格納し記憶する。
【0028】次に、ステップS23において、画像中心
算出部12は、メモリ11から画像データを読み出して
光学的画像中心を算出する。ここで、光学的画像中心と
は、カメラ10による撮像部の構成をピンホールモデル
としたときのピンホールから、撮像面へおろした法線と
撮像面との交点を意味することとする。
【0029】光学的画像中心を見つける方法としては、
以下のようなものがある。第1の方法は、被写体が直線
である場合、直線は画像の歪みによって全体として曲線
に写るが、光学的画像中心を通る直線はそのまま直線と
して写るという性質を利用する。すなわち、直交する2
直線を被写体として撮影し、2直線が直線のままの状態
で交差して写る位置を探せば、この2直線の交点が光学
的画像中心となる。
【0030】また光学的画像中心を見つける第2の方法
として、使用するレンズの歪みが樽型に現れるならば光
学的画像中心は最も明るくなることを利用する方法があ
る。この場合、画像中心算出に用いるデータは、ディジ
タルデータであることや様々なノイズなどの要因を考慮
し、レンズが樽型歪みを発生する場合、ある一定以上の
輝度を持つ画素の座標について、輝度で重み付け平均を
とるようにする。なおこの場合、計算を複数回行って平
均値をとるなどしてもよい。この第2の方法では、直交
直線被写体を用いずに、輝度の変化に基づいて画像中の
極点を求めることによって光学的画像中心を算出でき
る。
【0031】次に、ステップS24において、画素傾き
算出部13は、メモリ11から読み出した画像データ
と、画像中心算出部12により算出された光学的画像中
心から画素毎の局所的な輝度の傾き量を算出する。
【0032】ここでは画像が歪むという現象を、撮影さ
れた画像が光学系を経由することによってある曲面に投
影されると捉える。このとき、被写体が全領域において
一様な輝度をもっていれば、投影された曲面に垂直な方
向には一定の輝度をもつことになる。しかし、画像デー
タを画素単位で見た場合、画素が投影された曲面におけ
る傾きに応じて輝度は減少するので、図3に示すように
曲面に垂直な方向の輝度をIとしたとき、傾きθにおけ
る輝度はIcosθになる。
【0033】以上の考え方に基づいて、画素傾き算出部
13は、図4に示すように、光学的画像中心画素とそれ
以外の画素との輝度値の差から、画素が投影されている
曲面の局所的傾きθを算出する。
【0034】次に、ステップS25において、画素距離
算出部14は、画素各々について光学的画像中心からの
距離を算出する。ここで、画像中心以外の画素が光学的
歪みによって曲面に投影された場合、これを光軸方向か
ら見ると、図5におけるA点で示すように画像中心から
の距離は短くなる。そこで、これをB点で示すように平
面に展開することを考える。1つの画素の長さをLとす
るとき、画像中心からA点に見える画素までの曲面上の
距離dは、中心画素の長さLの1/2と、A点に至るま
での画素各々の傾きθb 、θc の各余弦で画素の長さL
を除した値と、さらにθd の余弦でA点を含む画素の長
さLの1/2を除した値とを、合計することによって近
似できる。すなわち、d≒L・(1/2)+L/cosθb
+L/cosθc +L・(1/2)・(1/cosθd )と
なり、この画素毎の逆展開によって画像中心からの距離
が算出可能である。
【0035】次いで、ステップS26において、画像再
構成部15は、画素距離算出部14によって算出された
極座標系で表される画素毎の光学的画像中心からの距離
を、直交座標のXY座標に変換するとともに、メモリ1
1から画像データを読み出し、変換された座標に基づい
て画像データをXY平面上に配列して再構成する。
【0036】さらに、ステップS27において、画素補
間部16は、再構成された画像データについて出力画面
の座標位置に基づいて画素の補間を行い、出力用のディ
ジタル画像データとして再構成して出力する。この補間
の方法としては、画像再構成部15によって算出された
座標データの内、ディジタル画像としての座標から距離
的に近いものを何点か用いて、距離による重み付け平均
を算出すればよい。
【0037】以上説明したように、本実施形態では、画
像の光学的歪みは曲面への投影(マッピング)であると
捉え、投影された曲面の画素毎の局所的傾きを算出し、
この輝度の傾き量に基づいて光学的画像中心からの距離
を算出する。そして、この距離を平面に展開することに
よって、画像の歪みを補正している。
【0038】したがって、画像の歪み情報を得るため
に、従来のような市松模様等の特殊なパターンの使用や
特徴点抽出、写像関数の近似的算出及び写像関数に基づ
く補正関数の算出などの煩雑な処理を必要とせず、また
処理による近似誤差の発生と、それに起因する画像歪み
精度の劣化を無くすことができる。よって本実施形態に
よれば、簡単な処理で精度良く画像の歪みを補正するこ
とが可能となり、また、装置構成や操作手順を簡略化で
き、機器を安価に構成することができる。
【0039】[第2実施形態]図6は本発明の第2実施
形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック
図である。第2実施形態は、図1における第1実施形態
の構成に加えて、画素毎の輝度の傾きからシェーディン
グ補正量を算出するシェーディング補正量算出手段とし
て機能するシェーディング補正量算出部31と、シェー
ディング補正量に基づいて画像データの画素毎のシェー
ディングを補正するシェーディング補正手段として機能
するシェーディング補正部32とを備えている。図6で
は第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。な
お、第1実施形態と同一構成要素については同一符号を
付して説明を省略する。
【0040】次に、第2実施形態における画像歪み補正
装置の機能及び動作について説明する。シェーディング
補正量算出部31は、画像傾き算出部13により算出さ
れた画素毎の局所的な輝度の傾きから、画像中心画素の
輝度とそれ以外の画素の輝度との差を算出して、輝度差
を補うためのゲイン量(シェーディング補正量)を算出
する。そして、シェーディング補正部32は、算出され
たシェーディング補正量に基づいて画像データの画素毎
のシェーディングを補正する。以降は第1実施形態と同
様に、画素距離算出部14によって画像の逆展開により
各画素について光学的画像中心からの距離を算出し、画
像再構成部15によって算出された光学的画像中心から
の距離に基づいて画素を配列することで、画像を再構成
して補正を行う。この場合、シェーディング補正量とし
て算出された輝度差を補うためのゲイン量を掛け合わせ
ることによって、画素毎のシェーディングを補正するこ
とができる。
【0041】このように、第2実施形態の構成によれ
ば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、幾
何学歪みを補正する一連の処理の中で、歪みに起因する
輝度変化(シェーディング)も補正された画像を得るこ
とが可能となる。
【0042】[第3実施形態]図7は本発明の第3実施
形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック
図である。第3実施形態は、図1における第1実施形態
の構成に加えて、画素毎の輝度の傾きからシェーディン
グ補正量を算出するシェーディング補正量算出部31
と、シェーディング補正量からノイズ減衰のためのノイ
ズリダクション量を算出するノイズリダクション量算出
手段として機能するノイズリダクション量算出手段41
と、シェーディング補正量とノイズリダクション量とに
基づいて画像データのシェーディング補正及びノイズの
減衰を行うノイズリダクション手段として機能するシェ
ーディング補正・ノイズ減衰部42とを備えている。図
7は第1実施形態と異なる構成部分のみを示している。
なお、第1実施形態と同一構成要素については同一符号
を付して説明を省略する。
【0043】次に、第3実施形態における画像歪み補正
装置の機能及び動作について説明する。シェーディング
補正量算出部31は、画素傾き算出部13により算出さ
れた画素毎の局所的な輝度の傾きから、画像中心画素の
輝度とそれ以外の画素の輝度との差を算出して、輝度差
を補うためのゲイン量(シェーディング補正量)を算出
する。シェーディング補正において付加されるゲイン量
が大きい画素のS/Nは悪化するので、ノイズリダクシ
ョン量算出手段41は、算出したゲイン量(すなわちS
/N悪化量)に従ってノイズリダクション量を算出す
る。そして、シェーディング補正・ノイズ減衰部42
は、算出されたシェーディング補正量に基づき、画像デ
ータの画素毎のシェーディングを補正するとともに、ノ
イズリダクション量に基づいてノイズを減衰させること
により、シェーディング補正によって生じたS/Nの劣
化を改善する。
【0044】ここで、ノイズリダクション手法として
は、例えばフレームメモリを用いた巡回型フィルタを構
成することにより実現できる。ノイズリダクション量を
フィルタの巡回係数として求めることによって、局所的
なS/Nの劣化が少ない画像を得ることができる。以降
は第1実施形態と同様に、画素距離算出部14によって
画像の逆展開により各画素について光学的画像中心から
の距離を算出し、画像再構成部15によって算出された
光学的画像中心からの距離に基づいて画素を配列するこ
とで、画像を再構成して補正を行う。この場合、シェー
ディング補正量として算出された輝度差を補うためのゲ
イン量と、このゲイン量に対応するノイズリダクション
量とを掛け合わせることによって、画素毎のシェーディ
ング補正とともにノイズ成分を減衰することができる。
【0045】このように、第3実施形態の構成によれ
ば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、幾
何学歪みを補正する一連の処理の中で、歪みに起因する
輝度変化も同時に補正し、さらにシェーディング補正に
伴って生ずるS/Nの劣化も併せて補償された画像を得
ることが可能となる。
【0046】[第4実施形態]図8は本発明の第4実施
形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック
図である。第4実施形態は、図1における第1実施形態
の構成に加えて、画素毎の輝度の傾きから輪郭補正量を
算出する輪郭補正量算出手段として機能する輪郭補正量
算出部51と、輪郭補正量に従って画像データの輪郭を
補正する輪郭補正手段として機能する輪郭補正部52と
を備えている。図8では第1実施形態と異なる構成部分
のみを示している。なお、第1実施形態と同一構成要素
については同一符号を付して説明を省略する。
【0047】次に、第4実施形態における画像歪み補正
装置の機能及び動作について説明する。第1実施形態に
おいて説明したように、画素距離算出部14は画像の逆
展開により各画素について光学的画像中心からの距離を
算出し、画像再構成部15は算出された画素毎の光学的
画像中心からの距離をXY座標系に変換して各画素をX
Y平面上に配列する。このとき、樽型歪みを補正するた
めの画素配列は拡大に相当するので、樽型歪みがある部
分は逆展開を行うと輝度の傾き量に従って画像の尖鋭度
が劣化する。そこで、輪郭補正量算出部51は、画素傾
き算出部13により算出された画素毎の局所的な輝度の
傾き量に従って、尖鋭度を強調するための輪郭補正量を
算出する。例えば、画素配列による拡大率が大きくなる
ほど輪郭補正量を大きくとるようにする。そして、輪郭
補正部52は、輪郭補正量算出部51によって算出され
た輪郭補正量に従って画像の輪郭を補正する。
【0048】このように、第4実施形態の構成によれ
ば、画像の幾何学的な歪みが補正されるだけでなく、幾
何学歪みの補正によって発生する画像の尖鋭度の劣化も
改善された画像を得ることが可能となる。
【0049】[第5実施形態]図9は本発明の第5実施
形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロック
図である。第5実施形態は、図1における第1実施形態
の画素傾き算出部13及び画素距離算出部14に代え
て、光学的画像中心からある一方向のみにおける画素毎
の局所的な輝度の傾き量を算出する一部分画素傾き算出
部61と、算出された一方向における輝度の傾き量を基
に画素各々の光学的画像中心からの距離を算出する画素
距離算出部62とを備えている。図9では第1実施形態
と異なる構成部分のみを示している。なお、第1実施形
態と同一構成要素については同一符号を付して説明を省
略する。
【0050】次に、第5実施形態における画像歪み補正
装置の機能及び動作について説明する。画像の歪みは、
基本的に画像の光学的中心からの距離変動によって起こ
ると考えられる。光学的画像中心を原点とした極座標系
で考えたとき、原点からの距離成分は変わるが、角度成
分は変動しない。ただし、この関係は撮像系と光学系と
の位置関係やレンズ等の光学系の構成や精度などによっ
て、必ずしも保たれるとは限らない。このため歪み補正
の際には、画像を構成する全画素に対して歪み補正量を
算出することが望ましい。しかし、歪み補正についての
要求精度が低い場合や、光学系の精度が高い場合には、
上記関係を利用して歪み補正量の計算量を削減すること
が可能になる。
【0051】そこで、第5実施形態では、一部分画素傾
き算出部61において、光学的画像中心からある一方向
(例えば、光学的画像中心から最大長さが得られる画像
四隅のうちの一つ)についてのみ、第1実施形態に示し
たように画素が投影されている曲面の局所的傾きθを算
出する。そして、画素距離算出部62は、一部分画素傾
き算出部61により算出された一方向の輝度の傾き量に
基づいて、画素各々について光学的画像中心からの距離
を算出する。このとき、画像歪みを光学的画像中心を原
点とした極座標系で考えた場合、原点からの距離成分は
変わるが、角度成分は変動しないという関係を利用し
て、一方向のみの輝度の傾き量によって全画素について
光学的画像中心からの距離を算出する。
【0052】このように、第5実施形態の構成によれ
ば、光学的画像中心からある一方向のみの輝度の傾き量
によって全画素の光学的画像中心からの距離を算出でき
るため、比較的少ない計算量で画像の歪みを補正するこ
とが可能となる。
【0053】[第6実施形態]図10は本発明の第6実
施形態に係る画像歪み補正装置の一部構成を示すブロッ
ク図である。第6実施形態は、図1における第1実施形
態の構成に加えて、画素距離算出部14で算出された画
像が歪まなかった場合における各画素の光学的画像中心
からの距離をレンズ個体ごとに記憶するレンズ毎画素距
離記憶手段として機能する画素距離記憶部71と、画素
距離を算出したレンズの識別情報を入力するレンズ情報
入力手段として機能するレンズ情報入力部72とを備え
ている。図10では第1実施形態と異なる構成部分のみ
を示している。なお、第1実施形態と同一構成要素につ
いては同一符号を付して説明を省略する。
【0054】次に、第6実施形態における画像歪み補正
装置の機能及び動作について説明する。レンズ情報入力
部72からレンズを個々に特定するためのレンズ個体識
別データを入力する。レンズ識別データとしては、例え
ば製造番号や品番などの文字データ、電圧や抵抗値など
の物理データなど、レンズ個体を識別可能な情報を用い
る。画素距離記憶部71は、画素距離算出部14で算出
された各画素の光学的画像中心からの距離をレンズ識別
データと対応付けて記憶する。
【0055】これにより、一旦各画素の光学的画像中心
からの距離を算出して歪み補正量を算出したレンズにつ
いては、レンズ情報入力部72からレンズ識別データを
入力すれば、レンズ識別データに対応したレンズに関す
る各画素の光学的画像中心からの距離データを画素距離
記憶部71から読み出すことで取得できる。したがっ
て、第6実施形態の構成によれば、レンズ交換毎に歪み
補正計算を行うことなく少ない処理手順で歪みが補正さ
れた画像を得ることが可能となる。
【0056】上述した第1ないし第6実施形態の説明に
おいては、画像歪み補正装置の構成をブロック図で示
し、その機能及び動作について説明したが、同様の画像
歪み補正装置の機能及び画像歪み補正方法をコンピュー
タを用いて実現することが可能である。この場合、画像
歪み補正装置の機能を実行するプログラムとして作成
し、コンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば磁
気ディスク、光磁気ディスク、ROM等に記録する。そ
して、この記録媒体又は通信回線等からプログラムを読
み込んでMPU等のプロセッサ及びメモリを備えたコン
ピュータ上で実行することにより、画像歪み補正装置の
機能を実現することができる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、光
学系等による画像の歪みを曲面上への投影として捉え、
投影された曲面の画素毎の局所的な輝度の傾きを算出
し、各画素毎の傾き量に基づいて光学的画像中心からの
距離を算出して、この距離を平面に展開することで画像
の歪みを補正することによって、市松模様などの特殊な
パターンの被写体の使用や、特徴点算出、写像関数の近
似的算出、写像関数に基づく補正関数の算出などの煩雑
かつ誤差の入り込み易い処理を必要とせず、簡便に精度
良く画像の歪みを補正することができ、安価に実現可能
な画像歪み補正装置及び方法を提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る画像歪み補正装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態における画像歪み補正の手順を示す
フローチャートである。
【図3】本実施形態の画像歪み補正において、画像に歪
みがある場合の画素毎の局所的な輝度の傾きを示す模式
図である。
【図4】本実施形態の画像歪み補正において、画像の各
画素の配列と輝度値を示す模式図である。
【図5】本実施形態の画像歪み補正において、画素の光
学的画像中心からの距離を示す模式図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係る画像歪み補正装置
の一部構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係る画像歪み補正装置
の一部構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係る画像歪み補正装置
の一部構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第5実施形態に係る画像歪み補正装置
の一部構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第6実施形態に係る画像歪み補正装
置の一部構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 カメラ 11 メモリ 12 画像中心算出部 13 画素傾き算出部 14,62 画素距離算出部 15 画像再構成部 16 画素補間部 31 シェーディング補正量算出部 32 シェーディング補正部 41 ノイズリダクション量算出部 42 シェーディング補正・ノイズ減衰部 51 輪郭補正量算出部 52 輪郭補正部 61 一部分画素傾き算出部 71 画素距離記憶部 72 レンズ情報入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 俊幸 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5B047 AA07 BA03 BB04 BC05 CB22 DC09 5B057 BA02 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CD06 CD12 CD14 CE02 DB02 DB09 5C022 AA01 AB51 AC42 5C077 LL02 LL17 MP07 PP06 PP47 PP54 PP57 PQ12 PQ18 RR19 TT09

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段により撮影された画像データを
    入力する画像入力手段と、 前記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中
    心算出手段と、 前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量を算
    出する画素傾き算出手段と、 前記画素傾き量から画素各々について画像が歪まない場
    合の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出
    手段と、 前記画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に
    変換し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構
    成する画像再構成手段と、 前記再構成された画像データについて出力画面の座標位
    置に基づいた画素の補間を行う画素補間手段と、 を備えたことを特徴とする画像歪み補正装置。
  2. 【請求項2】 前記画素傾き算出手段によって算出され
    る画素毎の局所的な輝度の傾き量に基づいて前記画像デ
    ータのシェーディング補正量を算出するシェーディング
    補正量算出手段と、前記シェーディング補正量に従って
    シェーディング補正を行うシェーディング補正手段とを
    備えたことを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シェーディング補正量算出手段によ
    り算出されるシェーディング補正量に基づいてノイズリ
    ダクション量を算出するノイズリダクション量算出手段
    と、前記ノイズリダクション量に従ってノイズ減衰を行
    うノイズリダクション手段とを備えたことを特徴とする
    請求項2記載の画像歪み補正装置。
  4. 【請求項4】 前記画素距離算出手段によって算出され
    た画像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離に基
    づいて画像の輪郭補正量を算出する輪郭補正量算出手段
    と、前記輪郭補正量に従って輪郭補正を行う輪郭補正手
    段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の画像歪み
    補正装置。
  5. 【請求項5】 前記画素傾き算出手段は、光学的画像中
    心から所定の一方向における画素毎の局所的な輝度の傾
    き量を算出するものであり、前記画素距離算出手段は、
    前記一方向における画素傾き量から全画素についての画
    像が歪まない場合の光学的画像中心からの距離を算出す
    ることを特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
  6. 【請求項6】 前記画像データを得る撮像手段に使用さ
    れたレンズを識別するためのレンズ識別情報を入力する
    レンズ情報入力手段と、前記画素距離算出手段によって
    算出された画像が歪まない場合の光学的画像中心からの
    距離を前記レンズ識別情報と対応付けて記憶するレンズ
    毎画素距離記憶手段とを備えたことを特徴とする請求項
    1記載の画像歪み補正装置。
  7. 【請求項7】 前記画像中心算出手段は、前記画像デー
    タにおける輝度の変化に基づいて画像中の極点を求める
    ことによって画像の光学的中心を求めるものであること
    を特徴とする請求項1記載の画像歪み補正装置。
  8. 【請求項8】 撮像手段により撮影された画像データを
    入力する画像入力ステップと、 前記画像データから画像の光学的中心を算出する画像中
    心算出ステップと、 前記画像データから画素毎の局所的な輝度の傾き量を算
    出する画素傾き算出ステップと、 前記画素傾き量から画素各々について画像が歪まない場
    合の光学的画像中心からの距離を算出する画素距離算出
    ステップと、 前記画素各々の光学的画像中心からの距離を直交座標に
    変換し、この直交座標に基づいて前記画像データを再構
    成する画像再構成ステップと、 前記再構成された画像データについて出力画面の座標位
    置に基づいた画素の補間を行う画素補間ステップと、 を有することを特徴とする画像歪み補正方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜7のいずれかに記載の画像歪
    み補正装置の機能をコンピュータにより実行させるため
    のプログラム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜7のいずれかに記載の画像
    歪み補正装置の機能を実行させるプログラムを記録した
    コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
JP2001203738A 2001-07-04 2001-07-04 画像歪み補正装置及び方法 Expired - Fee Related JP4583670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001203738A JP4583670B2 (ja) 2001-07-04 2001-07-04 画像歪み補正装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001203738A JP4583670B2 (ja) 2001-07-04 2001-07-04 画像歪み補正装置及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003018447A true JP2003018447A (ja) 2003-01-17
JP4583670B2 JP4583670B2 (ja) 2010-11-17

Family

ID=19040318

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001203738A Expired - Fee Related JP4583670B2 (ja) 2001-07-04 2001-07-04 画像歪み補正装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4583670B2 (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007075067A1 (en) * 2005-12-28 2007-07-05 Mtekvision Co., Ltd. Lens shading compensation apparatus and method, and image processor using the same
WO2007136234A1 (en) * 2006-05-24 2007-11-29 Mtekvision Co., Ltd. Apparatus and method for compensating color, and image processor, digital processing apparatus, recording medium using it
JP2008311890A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Fujitsu General Ltd 画像データ変換装置、及びこれを備えたカメラ装置
JP2009130395A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Sharp Corp 撮像装置および電子情報機器
US7598990B2 (en) 2004-03-19 2009-10-06 Fujifilm Corporation Image signal processing system and electronic imaging device
JP2010062790A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Dainippon Printing Co Ltd 画像変換装置
JP2010109667A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Panasonic Corp カメラシステム
JP2010145366A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Olympus Corp 細胞画像解析装置、細胞画像解析方法、及びプログラム
KR102209866B1 (ko) * 2020-03-03 2021-01-29 대한민국 지상기반 전운량 자동 산출을 위한 왜곡 영상 전처리 방법
CN117455818A (zh) * 2023-12-11 2024-01-26 深圳精智达技术股份有限公司 一种智能眼镜屏的校正方法、装置、电子设备和存储介质
CN117455818B (en) * 2023-12-11 2024-04-30 深圳精智达技术股份有限公司 Correction method and device for intelligent glasses screen, electronic equipment and storage medium

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261868A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Fujitsu Ltd 魚眼レンズカメラ装置及びその画像歪み補正方法及び画像抽出方法
JPH11341340A (ja) * 1998-05-28 1999-12-10 Konica Corp 電子カメラ
JP2000125174A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd 画像情報における歪曲収差補正方法および装置
JP2000184247A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Olympus Optical Co Ltd レンズ交換式デジタルカメラ
JP2000295516A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd 周辺減光補正方法および装置
JP2001145012A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Toyota Autom Loom Works Ltd 画像歪補正装置
JP2001167263A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11261868A (ja) * 1998-03-13 1999-09-24 Fujitsu Ltd 魚眼レンズカメラ装置及びその画像歪み補正方法及び画像抽出方法
JPH11341340A (ja) * 1998-05-28 1999-12-10 Konica Corp 電子カメラ
JP2000125174A (ja) * 1998-10-12 2000-04-28 Fuji Photo Film Co Ltd 画像情報における歪曲収差補正方法および装置
JP2000184247A (ja) * 1998-12-21 2000-06-30 Olympus Optical Co Ltd レンズ交換式デジタルカメラ
JP2000295516A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Fuji Photo Film Co Ltd 周辺減光補正方法および装置
JP2001145012A (ja) * 1999-11-12 2001-05-25 Toyota Autom Loom Works Ltd 画像歪補正装置
JP2001167263A (ja) * 1999-12-09 2001-06-22 Ricoh Co Ltd 画像処理装置

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7598990B2 (en) 2004-03-19 2009-10-06 Fujifilm Corporation Image signal processing system and electronic imaging device
KR100808493B1 (ko) 2005-12-28 2008-03-03 엠텍비젼 주식회사 렌즈 셰이딩 보상 장치, 보상 방법 및 이를 이용한 이미지프로세서
US8049795B2 (en) 2005-12-28 2011-11-01 Mtekvision Co., Ltd. Lens shading compensation apparatus and method, and image processor using the same
WO2007075067A1 (en) * 2005-12-28 2007-07-05 Mtekvision Co., Ltd. Lens shading compensation apparatus and method, and image processor using the same
WO2007136234A1 (en) * 2006-05-24 2007-11-29 Mtekvision Co., Ltd. Apparatus and method for compensating color, and image processor, digital processing apparatus, recording medium using it
KR100816301B1 (ko) 2006-05-24 2008-03-24 엠텍비젼 주식회사 색상 편차 보상 장치, 보상 방법 및 이를 이용한 이미지프로세서, 디지털 처리 장치, 기록매체
US8059169B2 (en) 2006-05-24 2011-11-15 Mtekvision Co., Ltd. Apparatus and method for compensating color, and image processor, digital processing apparatus, recording medium using it
JP4661829B2 (ja) * 2007-06-14 2011-03-30 株式会社富士通ゼネラル 画像データ変換装置、及びこれを備えたカメラ装置
JP2008311890A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Fujitsu General Ltd 画像データ変換装置、及びこれを備えたカメラ装置
JP4682181B2 (ja) * 2007-11-19 2011-05-11 シャープ株式会社 撮像装置および電子情報機器
JP2009130395A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Sharp Corp 撮像装置および電子情報機器
JP4629131B2 (ja) * 2008-09-03 2011-02-09 大日本印刷株式会社 画像変換装置
JP2010062790A (ja) * 2008-09-03 2010-03-18 Dainippon Printing Co Ltd 画像変換装置
JP2010109667A (ja) * 2008-10-30 2010-05-13 Panasonic Corp カメラシステム
JP2010145366A (ja) * 2008-12-22 2010-07-01 Olympus Corp 細胞画像解析装置、細胞画像解析方法、及びプログラム
US9176043B2 (en) 2008-12-22 2015-11-03 Olympus Corporation Cell image analysis apparatus, cell image analysis method, and program
KR102209866B1 (ko) * 2020-03-03 2021-01-29 대한민국 지상기반 전운량 자동 산출을 위한 왜곡 영상 전처리 방법
CN117455818A (zh) * 2023-12-11 2024-01-26 深圳精智达技术股份有限公司 一种智能眼镜屏的校正方法、装置、电子设备和存储介质
CN117455818B (en) * 2023-12-11 2024-04-30 深圳精智达技术股份有限公司 Correction method and device for intelligent glasses screen, electronic equipment and storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JP4583670B2 (ja) 2010-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6467787B2 (ja) 画像処理システム、撮像装置、画像処理方法およびプログラム
CN110276734B (zh) 图像畸变校正方法和装置
JP4010754B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US10255665B2 (en) Image processing device and method, image capturing device, program, and record medium
US20180268528A1 (en) Image processing apparatus, system, image processing method, and non-transitory recording medium
US11334961B2 (en) Multi-scale warping circuit for image fusion architecture
JP3233601B2 (ja) 画像処理装置
US20110103707A1 (en) Processing a super-resolution target image
JP2003018447A (ja) 画像歪み補正装置及び方法
JP2002216136A (ja) 距離算出方法及び撮像装置
US11816858B2 (en) Noise reduction circuit for dual-mode image fusion architecture
KR101140953B1 (ko) 영상 왜곡 보정 장치 및 방법
US11841926B2 (en) Image fusion processor circuit for dual-mode image fusion architecture
JP2002232904A (ja) 信号処理装置およびその信号処理方法およびその動作処理プログラムおよびそのプログラムを記憶した記憶媒体
US11798146B2 (en) Image fusion architecture
JP2001250114A (ja) 画像処理方法と画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US11803949B2 (en) Image fusion architecture with multimode operations
JP6579934B2 (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、プログラム、記憶媒体
JP3806477B2 (ja) 画像処理装置
JP2002262059A (ja) 画像処理装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
CN113837979B (zh) 直播图像合成方法、装置、终端设备以及可读存储介质
US11836889B2 (en) Dual-mode image fusion architecture
JP2007336524A (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム、および撮像装置
JP2017117076A (ja) 画像処理装置、および画像処理方法、並びにプログラム
CN116996659A (zh) 投影入幕方法及投影设备

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060324

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071114

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071121

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071128

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071205

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071212

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100513

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100518

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100716

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100803

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100901

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees