JP2003018171A - 通信システム - Google Patents
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- JP2003018171A JP2003018171A JP2001204772A JP2001204772A JP2003018171A JP 2003018171 A JP2003018171 A JP 2003018171A JP 2001204772 A JP2001204772 A JP 2001204772A JP 2001204772 A JP2001204772 A JP 2001204772A JP 2003018171 A JP2003018171 A JP 2003018171A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 他のネットワークと接続されるリングネット
ワーク上のノード装置自体に通信不能な障害が発生した
場合でも、それら他のネットワークとリングネットワー
ク間の通信が断される事無く、通信を維持することを可
能とする。 【解決手段】 バックボーンネットワークAと接続され
るリングネットワークB上の接続ノード装置(RNA、
RNB)を現用系と予備系から成る二重化構成にし、現
用系の接続ノード装置に通信不能な障害が発生した場
合、予備系の接続ノード装置に通信経路を切り替える回
線切替装置500を備える。
ワーク上のノード装置自体に通信不能な障害が発生した
場合でも、それら他のネットワークとリングネットワー
ク間の通信が断される事無く、通信を維持することを可
能とする。 【解決手段】 バックボーンネットワークAと接続され
るリングネットワークB上の接続ノード装置(RNA、
RNB)を現用系と予備系から成る二重化構成にし、現
用系の接続ノード装置に通信不能な障害が発生した場
合、予備系の接続ノード装置に通信経路を切り替える回
線切替装置500を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、他のネットワーク
(特に、バックボーンネットワークなど)と接続される
接続ノード装置を含む複数のノード装置を現用系と予備
系から成る二重化伝送路によりリング状に接続して成る
リングネットワークを備えた通信システムに関し、特
に、他のネットワークと接続されるリングネットワーク
上のノード装置自体に通信不能な障害が発生した場合で
も、それら他のネットワークとリングネットワーク間の
通信が断される事無く、通信を維持することを可能にし
た通信システムに関する。
(特に、バックボーンネットワークなど)と接続される
接続ノード装置を含む複数のノード装置を現用系と予備
系から成る二重化伝送路によりリング状に接続して成る
リングネットワークを備えた通信システムに関し、特
に、他のネットワークと接続されるリングネットワーク
上のノード装置自体に通信不能な障害が発生した場合で
も、それら他のネットワークとリングネットワーク間の
通信が断される事無く、通信を維持することを可能にし
た通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の、他のネットワークと接
続されるリングネットワークを有して成る通信システム
においては、他のネットワークと接続されるリングネッ
トワーク上のノード装置自体に通信不能な障害が発生す
ると、該他のネットワークとリングネットワーク間の通
信が断されてしまい、通信に支障をきたす虞がある。
続されるリングネットワークを有して成る通信システム
においては、他のネットワークと接続されるリングネッ
トワーク上のノード装置自体に通信不能な障害が発生す
ると、該他のネットワークとリングネットワーク間の通
信が断されてしまい、通信に支障をきたす虞がある。
【0003】このため、従来では、それら他のネットワ
ークとリングネットワーク間で通信を行うユーザに多大
な影響を及ぼすことになっている。
ークとリングネットワーク間で通信を行うユーザに多大
な影響を及ぼすことになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来で
は、他のネットワークと接続されるリングネットワーク
上のノード装置自体に通信不能な障害が発生してしまう
と、該他のネットワークとリングネットワーク間の通信
が断され、通信に支障をきたす虞があり、このため、そ
れら他のネットワークとリングネットワーク間で通信を
行うユーザに多大な影響を及ぼすという不都合があっ
た。
は、他のネットワークと接続されるリングネットワーク
上のノード装置自体に通信不能な障害が発生してしまう
と、該他のネットワークとリングネットワーク間の通信
が断され、通信に支障をきたす虞があり、このため、そ
れら他のネットワークとリングネットワーク間で通信を
行うユーザに多大な影響を及ぼすという不都合があっ
た。
【0005】そこで、本発明では上記実状を鑑み、他の
ネットワークと接続されるリングネットワーク上のノー
ド装置自体に通信不能な障害が発生した場合でも、それ
ら他のネットワークとリングネットワーク間の通信が断
される事無く、通信を維持することを可能にした通信シ
ステムの提供を目的とするものである。
ネットワークと接続されるリングネットワーク上のノー
ド装置自体に通信不能な障害が発生した場合でも、それ
ら他のネットワークとリングネットワーク間の通信が断
される事無く、通信を維持することを可能にした通信シ
ステムの提供を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成させるた
めに、請求項1の発明は、複数のノード装置がリング状
に接続されたリングネットワークと、このリングネット
ワークを他のネットワークに接続するための接続回線と
から構成される通信システムにおいて、前記リングネッ
トワーク上に設けられる現用系接続ノード装置と、前記
リングネットワーク上に設けられる予備系接続ノード装
置と、前記現用系接続ノード装置、前記予備系接続ノー
ド装置、及び前記接続回線に接続され、前記現用系の接
続ノード装置を介して通信が不能となる障害が発生した
場合、通信経路を前記現用系の接続ノード装置から前記
予備系の接続ノード装置に切り替える通信経路切替装置
とを具備することを特徴とする。
めに、請求項1の発明は、複数のノード装置がリング状
に接続されたリングネットワークと、このリングネット
ワークを他のネットワークに接続するための接続回線と
から構成される通信システムにおいて、前記リングネッ
トワーク上に設けられる現用系接続ノード装置と、前記
リングネットワーク上に設けられる予備系接続ノード装
置と、前記現用系接続ノード装置、前記予備系接続ノー
ド装置、及び前記接続回線に接続され、前記現用系の接
続ノード装置を介して通信が不能となる障害が発生した
場合、通信経路を前記現用系の接続ノード装置から前記
予備系の接続ノード装置に切り替える通信経路切替装置
とを具備することを特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
において、前記現用系接続ノード装置、予備系接続ノー
ド装置は、自装置の障害発生を監視し、障害発生を検出
すると、前記通信経路切替装置に対して障害通知を行う
障害検出処理手段と、現用系接続ノード装置と予備系接
続ノード装置間で互いに装置状態を監視し、障害発生を
検出すると、前記通信経路切替装置に対して障害通知を
行うノード間監視処理手段とを具備することを特徴とす
る。
において、前記現用系接続ノード装置、予備系接続ノー
ド装置は、自装置の障害発生を監視し、障害発生を検出
すると、前記通信経路切替装置に対して障害通知を行う
障害検出処理手段と、現用系接続ノード装置と予備系接
続ノード装置間で互いに装置状態を監視し、障害発生を
検出すると、前記通信経路切替装置に対して障害通知を
行うノード間監視処理手段とを具備することを特徴とす
る。
【0008】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
において、故意によらない切替え動作を防ぐために、前
記通信経路切替装置に障害発生を通知する信号を一定時
間以上流すことを特徴とする。
において、故意によらない切替え動作を防ぐために、前
記通信経路切替装置に障害発生を通知する信号を一定時
間以上流すことを特徴とする。
【0009】また、請求項4の発明は、請求項2の発明
において、通信に支障の無い短時間での連続的な障害発
生、または通信に支障の無い短時間での障害復旧が発生
した場合の通信経路の切替えを防ぐガードタイムを予め
設定し、前記障害検出処理手段若しくは前記ノード間監
視処理手段は、前記ガードタイム以内に発生した障害に
ついては前記通信経路切替装置に対して障害通知を行わ
ないことを特徴とする。
において、通信に支障の無い短時間での連続的な障害発
生、または通信に支障の無い短時間での障害復旧が発生
した場合の通信経路の切替えを防ぐガードタイムを予め
設定し、前記障害検出処理手段若しくは前記ノード間監
視処理手段は、前記ガードタイム以内に発生した障害に
ついては前記通信経路切替装置に対して障害通知を行わ
ないことを特徴とする。
【0010】また、請求項5の発明は、請求項2の発明
において、前記通信経路切替装置は、前記障害検出処理
手段若しくは前記ノード間監視処理手段からの障害発生
通知の信号のレベル変化を検出した場合、通信経路の切
替え要求が発生したと認識する切替要求検出手段を具備
することを特徴とする。
において、前記通信経路切替装置は、前記障害検出処理
手段若しくは前記ノード間監視処理手段からの障害発生
通知の信号のレベル変化を検出した場合、通信経路の切
替え要求が発生したと認識する切替要求検出手段を具備
することを特徴とする。
【0011】また、請求項6の発明は、請求項2の発明
において、前記通信経路切替装置は、前記障害検出処理
手段若しくは前記ノード間監視処理手段からの障害発生
通知の信号のレベル変化が予め設定された時間以上継続
した場合、通信経路の切替え要求が発生したと認識する
切替要求検出手段を具備することを特徴とする。
において、前記通信経路切替装置は、前記障害検出処理
手段若しくは前記ノード間監視処理手段からの障害発生
通知の信号のレベル変化が予め設定された時間以上継続
した場合、通信経路の切替え要求が発生したと認識する
切替要求検出手段を具備することを特徴とする。
【0012】また、請求項7の発明は、請求項2の発明
において、前記通信経路切替装置は、前記障害検出処理
手段若しくは前記ノード間監視処理手段からの障害発生
通知の信号の最初のパルスを入力してから予め設定され
た所定時間を計時するとともに、該計時が開始されてか
ら前記所定時間の計時が終了するまで入力されるパルス
数を計数し、前記所定時間の計時が終了したとき、入力
パルスの計数値が予め設定された数値と同じ場合に通信
経路の切替え要求が発生したと認識する切替要求検出手
段を具備することを特徴とする。
において、前記通信経路切替装置は、前記障害検出処理
手段若しくは前記ノード間監視処理手段からの障害発生
通知の信号の最初のパルスを入力してから予め設定され
た所定時間を計時するとともに、該計時が開始されてか
ら前記所定時間の計時が終了するまで入力されるパルス
数を計数し、前記所定時間の計時が終了したとき、入力
パルスの計数値が予め設定された数値と同じ場合に通信
経路の切替え要求が発生したと認識する切替要求検出手
段を具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項8の発明は、請求項1乃至7
のいずれかの発明において、前記通信経路切替装置は、
通信経路の切替え要求をしてきた接続ノード装置側に通
信経路を切替える切替手段を具備することを特徴とす
る。
のいずれかの発明において、前記通信経路切替装置は、
通信経路の切替え要求をしてきた接続ノード装置側に通
信経路を切替える切替手段を具備することを特徴とす
る。
【0014】また、請求項9の発明は、請求項1乃至7
のいずれかの発明において、前記通信経路切替装置は、
通信経路の切替え要求を検出する毎に、通信経路を現在
使用している通信経路とは別の経路に切替える切替手段
を具備することを特徴とする。
のいずれかの発明において、前記通信経路切替装置は、
通信経路の切替え要求を検出する毎に、通信経路を現在
使用している通信経路とは別の経路に切替える切替手段
を具備することを特徴とする。
【0015】また、請求項10の発明は、請求項1の発
明において、前記他のネットワークと前記リングネット
ワーク間の通信方式にATM方式を採用したことを特徴
とする。
明において、前記他のネットワークと前記リングネット
ワーク間の通信方式にATM方式を採用したことを特徴
とする。
【0016】また、請求項11の発明は、請求項1の発
明において、前記他のネットワークと前記現用系および
予備系の接続ノード装置間の状態確認にOAMのループ
バックセルを用いることを特徴とする。
明において、前記他のネットワークと前記現用系および
予備系の接続ノード装置間の状態確認にOAMのループ
バックセルを用いることを特徴とする。
【0017】また、請求項12の発明は、請求項1の発
明において、前記他のネットワークには、少なくともバ
ックボーンネットワーク(基幹網)が含まれることを特
徴とする。
明において、前記他のネットワークには、少なくともバ
ックボーンネットワーク(基幹網)が含まれることを特
徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
について添付図面を参照して詳細に説明する。
について添付図面を参照して詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明を適用した通信システムの
全体構成を示す図である。図1に示すように、この通信
システムは、例えば、バックボーンネットワークAにリ
ングネットワークBが接続されて構成される。
全体構成を示す図である。図1に示すように、この通信
システムは、例えば、バックボーンネットワークAにリ
ングネットワークBが接続されて構成される。
【0020】ここで、バックボーンネットワークAは、
例えば、ATM通信網から成るネットワークである。ま
た、リングネットワークBは、複数のリングノード装置
100a(RNA)、100b(RNB)、100c
(RNC)、100d(RND)、100e(RN
E)、100f(RNF)を二重伝送路200(ここ
で、伝送路は有線でも無線でも良い)によりリング状に
接続して構成される。
例えば、ATM通信網から成るネットワークである。ま
た、リングネットワークBは、複数のリングノード装置
100a(RNA)、100b(RNB)、100c
(RNC)、100d(RND)、100e(RN
E)、100f(RNF)を二重伝送路200(ここ
で、伝送路は有線でも無線でも良い)によりリング状に
接続して構成される。
【0021】リング内の各ノード装置100(100
a,100b,100c,100d,100e,100
f)には、それぞれ1または複数のローカル通信端末3
00が接続可能である。
a,100b,100c,100d,100e,100
f)には、それぞれ1または複数のローカル通信端末3
00が接続可能である。
【0022】尚、この例では、上記ノード装置100
a,100b,100c,100d,100e,100
fにそれぞれローカル通信端末300a,300b,3
00c,300d,300e,300fが接続されてい
る。また、リング内のリングノード装置100のうちノ
ード装置100a(RNA)およびリングノード装置1
00bには、このリングネットワークB全体を管理する
ネットワーク管理装置400が接続されている。
a,100b,100c,100d,100e,100
fにそれぞれローカル通信端末300a,300b,3
00c,300d,300e,300fが接続されてい
る。また、リング内のリングノード装置100のうちノ
ード装置100a(RNA)およびリングノード装置1
00bには、このリングネットワークB全体を管理する
ネットワーク管理装置400が接続されている。
【0023】また、図1に示すような全体構成によって
成る本システムにおいては、ノード装置100として、
例えば、非同期転送モード(ATM:Asynchronous Tra
nsfer Mode)交換機(以下、ATM交換機という。)を
適用する。
成る本システムにおいては、ノード装置100として、
例えば、非同期転送モード(ATM:Asynchronous Tra
nsfer Mode)交換機(以下、ATM交換機という。)を
適用する。
【0024】このATM交換機は、VP(Virtual Pat
h:仮想パス)とVC(Virtual Channel:仮想チャネ
ル)という2レベルのネットワークにより実現されるA
TM伝送路に接続され、入力ポートから取り込まれる固
定長のセル(ATMセル)を、このATMセル内に含ま
れているVPI(Virtual Path Identifier:仮想パス
識別子)、及びVCI(Virtual Channel Identifier:
仮想チャネル識別子)に従って出力ポートへと交換処理
する機能を有するものである。
h:仮想パス)とVC(Virtual Channel:仮想チャネ
ル)という2レベルのネットワークにより実現されるA
TM伝送路に接続され、入力ポートから取り込まれる固
定長のセル(ATMセル)を、このATMセル内に含ま
れているVPI(Virtual Path Identifier:仮想パス
識別子)、及びVCI(Virtual Channel Identifier:
仮想チャネル識別子)に従って出力ポートへと交換処理
する機能を有するものである。
【0025】図1において、各ノード装置100は、上
記ATM交換処理機能によって、上述したデータの送受
信を実現している。
記ATM交換処理機能によって、上述したデータの送受
信を実現している。
【0026】ところで、図1におけるシステムでは、伝
送路200に関して、例えば、同図の右回り方向の回線
(以下、「現用回線」という。)と左回り方向の回線
(以下、「予備回線」という。)との双方向の回線を有
し、正常状態、つまりリング内に伝送路障害やノード装
置100の障害などによる回線切断区間が発生していな
い場合には、現用回線を利用して上述した如くのデータ
伝送を行っている。
送路200に関して、例えば、同図の右回り方向の回線
(以下、「現用回線」という。)と左回り方向の回線
(以下、「予備回線」という。)との双方向の回線を有
し、正常状態、つまりリング内に伝送路障害やノード装
置100の障害などによる回線切断区間が発生していな
い場合には、現用回線を利用して上述した如くのデータ
伝送を行っている。
【0027】また、この通信システムでは、前述のバッ
クボーンAとリングネットワークBの間に、回線切替装
置500(特許請求の範囲の「通信経路切替装置」に相
当する)を介在させている。
クボーンAとリングネットワークBの間に、回線切替装
置500(特許請求の範囲の「通信経路切替装置」に相
当する)を介在させている。
【0028】そして、この回線切替装置500は、バッ
クボーンネットワークAと、リングネットワークB上の
接続ポイントの現用系の接続ノード装置(RNA)10
0aと予備系の接続ノード装置(RNB)100bの両
方と接続され、上記現用系の接続ノード装置に通信不能
な障害が発生した場合に、予備系の接続ノード装置に通
信経路を切り替えるように動作制御するものである。
クボーンネットワークAと、リングネットワークB上の
接続ポイントの現用系の接続ノード装置(RNA)10
0aと予備系の接続ノード装置(RNB)100bの両
方と接続され、上記現用系の接続ノード装置に通信不能
な障害が発生した場合に、予備系の接続ノード装置に通
信経路を切り替えるように動作制御するものである。
【0029】なお、上記実施例では、リングネットワー
クBに接続されるネットワークとしてバックボーンネッ
トワークAを示しているが、本発明は、これに限らず、
他のネットワークでも良い。
クBに接続されるネットワークとしてバックボーンネッ
トワークAを示しているが、本発明は、これに限らず、
他のネットワークでも良い。
【0030】図2は、図1におけるノード装置100の
構成を示す図である。なお、この例では、ネットワーク
管理装置400に接続されるリングノード装置(RN
A)100aの構成を示しているが、リングノード装置
(RNB)100bも同様の構成である。
構成を示す図である。なお、この例では、ネットワーク
管理装置400に接続されるリングノード装置(RN
A)100aの構成を示しているが、リングノード装置
(RNB)100bも同様の構成である。
【0031】図2に示すように、このノード装置RNA
100aは、制御部10、リング伝送路I/F部11
a,11b、ATMスイッチ部12、外部I/F部1
3、バックボーンネットワークI/F部14、ネットワ
ーク管理装置I/F部15を備えて構成される。
100aは、制御部10、リング伝送路I/F部11
a,11b、ATMスイッチ部12、外部I/F部1
3、バックボーンネットワークI/F部14、ネットワ
ーク管理装置I/F部15を備えて構成される。
【0032】ここで、リング伝送路I/F部11a,1
1bは、ATM伝送路である伝送路200上の各仮想パ
スとの間でセルデータの送受に係わる制御を行うもので
あり、外部I/F部13は、ローカル通信端末300a
との間のデータ送受を行い、また、バックボーンネット
ワークI/F部14は、回線切替装置500を介してバ
ックボーンネットワークAとの間のデータ送受を行い、
また、ネットワーク管理装置I/F部15は、ネットワ
ーク管理装置400と制御部10との間のデータ送受を
行う。なお、外部I/F部13は、接続されるインタフ
ェースに応じて複数用意することも可能である。
1bは、ATM伝送路である伝送路200上の各仮想パ
スとの間でセルデータの送受に係わる制御を行うもので
あり、外部I/F部13は、ローカル通信端末300a
との間のデータ送受を行い、また、バックボーンネット
ワークI/F部14は、回線切替装置500を介してバ
ックボーンネットワークAとの間のデータ送受を行い、
また、ネットワーク管理装置I/F部15は、ネットワ
ーク管理装置400と制御部10との間のデータ送受を
行う。なお、外部I/F部13は、接続されるインタフ
ェースに応じて複数用意することも可能である。
【0033】ATMスイッチ部12は、リング伝送路I
/F部11a、11b、外部I/F部13、バックボー
ンネットワークI/F部14間で、入力セルを該セルの
入力ポートに対応する出力ポートを通じて出力するセル
交換動作を行う。
/F部11a、11b、外部I/F部13、バックボー
ンネットワークI/F部14間で、入力セルを該セルの
入力ポートに対応する出力ポートを通じて出力するセル
交換動作を行う。
【0034】制御部10は、セルの入力ポート及び出力
ポートをVPI、VCIに対応付けて登録したスイッチ
ングテーブルを格納した記憶部(図示せず)が設けら
れ、このスイッチングテーブルに従って、ATMスイッ
チ部12における上記セル交換動作の制御を行う。
ポートをVPI、VCIに対応付けて登録したスイッチ
ングテーブルを格納した記憶部(図示せず)が設けら
れ、このスイッチングテーブルに従って、ATMスイッ
チ部12における上記セル交換動作の制御を行う。
【0035】また、本発明においては、この制御部10
に障害検出処理部(特許請求の範囲の「障害検出処理手
段」に相当する)10−1及びノード間監視処理部(特
許請求の範囲の「ノード間監視処理手段」に相当する)
10−2を備えている。
に障害検出処理部(特許請求の範囲の「障害検出処理手
段」に相当する)10−1及びノード間監視処理部(特
許請求の範囲の「ノード間監視処理手段」に相当する)
10−2を備えている。
【0036】ここで、上記障害検出処理部10−1は、
自ノード装置の障害を定期的に監視し、障害を検出した
場合、回線切替装置500へ故意によらない切替え動作
の防止のため、一定時間以上信号をONにするような一
定の条件の信号で切換要求を通知する。
自ノード装置の障害を定期的に監視し、障害を検出した
場合、回線切替装置500へ故意によらない切替え動作
の防止のため、一定時間以上信号をONにするような一
定の条件の信号で切換要求を通知する。
【0037】また、この障害検出処理部10−1は、障
害が即時に復旧した場合は、経路を切替えないように、
ガードタイマを決めておき、そのガードタイム以下の短
時間の発生では回線を切替えない機能を有する。
害が即時に復旧した場合は、経路を切替えないように、
ガードタイマを決めておき、そのガードタイム以下の短
時間の発生では回線を切替えない機能を有する。
【0038】また、ノード間監視処理部10−2は、現
用又は待機ノード装置の回線状態、電源状態の障害情報
を監視する。すなわち、現用系と予備系の接続ノード装
置が互いに相手側の装置状態(特に、障害発生状態)を
監視する。
用又は待機ノード装置の回線状態、電源状態の障害情報
を監視する。すなわち、現用系と予備系の接続ノード装
置が互いに相手側の装置状態(特に、障害発生状態)を
監視する。
【0039】このように、現用系と待機系のノード装置
間では、生存確認、およびインタフェースの故障情報の
データを通信により情報交換しており、回線の切り換え
は、現用ノードのインタフェース基板が故障した場合、
および現用ノードのスイッチ部/制御部が故障した場合
に行われる。
間では、生存確認、およびインタフェースの故障情報の
データを通信により情報交換しており、回線の切り換え
は、現用ノードのインタフェース基板が故障した場合、
および現用ノードのスイッチ部/制御部が故障した場合
に行われる。
【0040】また、外部NMSからの指定により、切り
替わるようにしても良い。
替わるようにしても良い。
【0041】図3、図4、図5に回線の切替アルゴリズ
ムを示す。図3は、現用回線に障害が発生した場合、図
4は現用系ノードの電源が断になった場合の回線切替手
順を示す。回線切替動作は、待機側が現用系の障害を検
出して回線切替要求を出す。図5に示すように、現用系
と待機系の通信が不通になった時は、切替動作は行わな
い。
ムを示す。図3は、現用回線に障害が発生した場合、図
4は現用系ノードの電源が断になった場合の回線切替手
順を示す。回線切替動作は、待機側が現用系の障害を検
出して回線切替要求を出す。図5に示すように、現用系
と待機系の通信が不通になった時は、切替動作は行わな
い。
【0042】図6は、上記構成によるリングノード装置
の障害検出処理部10−1における回線切替装置500
への障害通知動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
の障害検出処理部10−1における回線切替装置500
への障害通知動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【0043】図6において、リングノード装置(RN
A)100aでは、稼動中に、制御部10の障害検出処
理部10−1が、障害状態の監視を行っており(ステッ
プS101)、この監視の結果、障害が検出されると
(ステップS102YES)、この処理が開始される。
A)100aでは、稼動中に、制御部10の障害検出処
理部10−1が、障害状態の監視を行っており(ステッ
プS101)、この監視の結果、障害が検出されると
(ステップS102YES)、この処理が開始される。
【0044】すると、リングノード装置(RNA)10
0aでは、ガードタイマ管理テーブル(後述図7参照)
のガードタイマ値を参照し(ステップS103)、上記
検出された障害が該当するガードタイマ値の間継続して
発生しているかどうかを判定する(ステップS10
4)。
0aでは、ガードタイマ管理テーブル(後述図7参照)
のガードタイマ値を参照し(ステップS103)、上記
検出された障害が該当するガードタイマ値の間継続して
発生しているかどうかを判定する(ステップS10
4)。
【0045】この判定の結果、当該検出された障害がガ
ードタイマ値の間継続して発生していると判定された場
合(ステップS104YES)、障害検出処理部10−
1は、回線切替装置500へ障害が発生した旨を通知し
(ステップS105)、ここでの処理を終了する。
ードタイマ値の間継続して発生していると判定された場
合(ステップS104YES)、障害検出処理部10−
1は、回線切替装置500へ障害が発生した旨を通知し
(ステップS105)、ここでの処理を終了する。
【0046】また、他方、上記ステップS102および
ステップS104の判定の結果、「NO」と判定された
場合(ステップS102NOおよびステップS104N
O)は、上述のステップS101の処理に戻って以下同
様の処理が行われる。
ステップS104の判定の結果、「NO」と判定された
場合(ステップS102NOおよびステップS104N
O)は、上述のステップS101の処理に戻って以下同
様の処理が行われる。
【0047】なお、上記フローの処理ステップS103
で参照するガードタイマ管理テーブルの一構成例を図7
に示す。
で参照するガードタイマ管理テーブルの一構成例を図7
に示す。
【0048】図7に示すように、このガードタイマ管理
テーブルでは、登録情報項目として、障害種別情報と、
その障害種別情報に対応付けられたガードタイマ値情報
が用意されている。そして、上記障害種別情報として
は、例えば、「障害名1:光断」、「障害名2:フレー
ム同期はずれ」、…「障害名n:○○○○○」を有し、
また、それら各障害名に対応してガードタイマ値情報と
して「a(秒)」、「b秒」、…「m秒」を有してい
る。
テーブルでは、登録情報項目として、障害種別情報と、
その障害種別情報に対応付けられたガードタイマ値情報
が用意されている。そして、上記障害種別情報として
は、例えば、「障害名1:光断」、「障害名2:フレー
ム同期はずれ」、…「障害名n:○○○○○」を有し、
また、それら各障害名に対応してガードタイマ値情報と
して「a(秒)」、「b秒」、…「m秒」を有してい
る。
【0049】なお、この例では、障害名No.が小さい
程、障害に対処する緊急度が高く、障害名No.が大き
いほど、障害に対処する緊急度が低いものとなってい
る。
程、障害に対処する緊急度が高く、障害名No.が大き
いほど、障害に対処する緊急度が低いものとなってい
る。
【0050】図8は、上記図1に示した回線切替装置5
00の構成を示すブロック図であり、特に、本願発明に
係わる部分のみを示している。
00の構成を示すブロック図であり、特に、本願発明に
係わる部分のみを示している。
【0051】図8に示すように、この回線切替装置50
0は、少なくとも切替要求検出部(特許請求の範囲の
「切替要求検出手段」に相当する)502−1,502
−2と、選択信号生成部503と、回線切替部(特許請
求の範囲の「切替手段」に相当する)504と、信号複
製部508を備えて構成される。
0は、少なくとも切替要求検出部(特許請求の範囲の
「切替要求検出手段」に相当する)502−1,502
−2と、選択信号生成部503と、回線切替部(特許請
求の範囲の「切替手段」に相当する)504と、信号複
製部508を備えて構成される。
【0052】ここで、切替要求検出部502−1,50
2−2は、入力点501−1または入力点501−2か
ら入力されるリングノード装置(RNA)100aまた
はリングノード装置(RNB)100bからの切替え要
求信号をモニタし、以下のアルゴリズムの1つを使って
レベル変化を検出し、回線(特許請求の範囲の「通信経
路」に相当する)の切替え要求があったことを検出す
る。
2−2は、入力点501−1または入力点501−2か
ら入力されるリングノード装置(RNA)100aまた
はリングノード装置(RNB)100bからの切替え要
求信号をモニタし、以下のアルゴリズムの1つを使って
レベル変化を検出し、回線(特許請求の範囲の「通信経
路」に相当する)の切替え要求があったことを検出す
る。
【0053】まず、第1の方法としてパルス検出方法が
ある。
ある。
【0054】この第1の方法は、通常時の切替え要求信
号のレベルを設定しておき、切替え時にL(ロー)レベ
ルからH(ハイ)レベルそしてL(ロー)レベルへの変
化を検出することにより、切替え要求があったと判断す
る。また、これとは逆に、H(ハイ)レベル→L(ロ
ー)レベル→H(ハイ)レベルの変化を検出することも
可能である。
号のレベルを設定しておき、切替え時にL(ロー)レベ
ルからH(ハイ)レベルそしてL(ロー)レベルへの変
化を検出することにより、切替え要求があったと判断す
る。また、これとは逆に、H(ハイ)レベル→L(ロ
ー)レベル→H(ハイ)レベルの変化を検出することも
可能である。
【0055】また、第2の方法としてレベル持続検出方
法がある。
法がある。
【0056】この第2の方法は、通常の切替え要求信号
をL(ロー)レベルに設定しておき、切替え時にH(ハ
イ)レベルに変化した時間がある設定値以上継続したと
きに切替え要求があったと判断する。また、この場合
も、前述の第1の方法と同様にレベルをH(ハイ)レベ
ルからL(ロー)レベルに変化させることも可能であ
る。
をL(ロー)レベルに設定しておき、切替え時にH(ハ
イ)レベルに変化した時間がある設定値以上継続したと
きに切替え要求があったと判断する。また、この場合
も、前述の第1の方法と同様にレベルをH(ハイ)レベ
ルからL(ロー)レベルに変化させることも可能であ
る。
【0057】更に、第3の方法としてパルスカウント方
法がある。
法がある。
【0058】この第3の方法は、通常時のレベルをL
(ロー)レベルに設定しておき、切替え時に最初のパル
ス入力(L(ロー)レベルからH(ハイ)レベルに変化
した時)からタイマーをスタートさせ、また、タイマー
がスタートしてからの切替え要求信号(入力パルス)を
カウンタに入力し、タイマーがある設定値になったとき
のカウンタの値が予め設定されている数値と同じ場合に
回線の切替え要求があったと判断する。
(ロー)レベルに設定しておき、切替え時に最初のパル
ス入力(L(ロー)レベルからH(ハイ)レベルに変化
した時)からタイマーをスタートさせ、また、タイマー
がスタートしてからの切替え要求信号(入力パルス)を
カウンタに入力し、タイマーがある設定値になったとき
のカウンタの値が予め設定されている数値と同じ場合に
回線の切替え要求があったと判断する。
【0059】選択信号生成部503は、上記切替要求検
出部502−1または切替要求検出部502−2の判断
結果を入力し、切替要求のあったリングノード装置(R
NAまたはRNB)から以下に示す方式のどちらかの方
式により、回線切替部503へ選択信号を出力する。
出部502−1または切替要求検出部502−2の判断
結果を入力し、切替要求のあったリングノード装置(R
NAまたはRNB)から以下に示す方式のどちらかの方
式により、回線切替部503へ選択信号を出力する。
【0060】まず、第1の方法として、切替要求検出部
502−1、502−2からの2つの切替要求の判断結
果から、回線の切替要求のあったリングノード装置(R
NAまたはRNB)側の回線に、通信に使用する回線を
切り替える選択信号を生成する。
502−1、502−2からの2つの切替要求の判断結
果から、回線の切替要求のあったリングノード装置(R
NAまたはRNB)側の回線に、通信に使用する回線を
切り替える選択信号を生成する。
【0061】また、第2の方法として、回線切替部50
4に初期時の設定として一方の回線を指定しておき、そ
の後、切替要求検出部502−1または502−2から
の切替要求信号がある毎に、回線を現在指定している回
線とは別の回線に切替える選択信号を生成する。
4に初期時の設定として一方の回線を指定しておき、そ
の後、切替要求検出部502−1または502−2から
の切替要求信号がある毎に、回線を現在指定している回
線とは別の回線に切替える選択信号を生成する。
【0062】回線切替部504は、上記選択信号生成部
503からの選択信号に基づき、リングネットワークか
らの回線の1つを選択する、すなわち、リングネットワ
ークの伝送路200と接続される入力ポート505−
1、505−2のいずれか1つからの回線を選択し、バ
ックボーンネットワークA方向へ送出するため、出力ポ
ート506にデータを出力する。
503からの選択信号に基づき、リングネットワークか
らの回線の1つを選択する、すなわち、リングネットワ
ークの伝送路200と接続される入力ポート505−
1、505−2のいずれか1つからの回線を選択し、バ
ックボーンネットワークA方向へ送出するため、出力ポ
ート506にデータを出力する。
【0063】他方、バックボーンネットワークAからリ
ングネットワークB方向への伝送においては、入力ポー
ト507から取り込んだ信号を信号複製部(光カップラ
等)508で複製し、出力ポート509−1または50
9−2に出力する。すなわち、リングノード装置(RN
A)100a及びリングノード装置(RNB)100b
に送出する。
ングネットワークB方向への伝送においては、入力ポー
ト507から取り込んだ信号を信号複製部(光カップラ
等)508で複製し、出力ポート509−1または50
9−2に出力する。すなわち、リングノード装置(RN
A)100a及びリングノード装置(RNB)100b
に送出する。
【0064】図9は、図1に示した通信システムにおけ
る正常時のデータの流れを示す図である。なお、この例
では、バックボーンネットワークAとリングネットワー
クBのリングノード装置100e(RNE)に接続され
る端末300eとの間で通信が行われる様子を示してい
る。
る正常時のデータの流れを示す図である。なお、この例
では、バックボーンネットワークAとリングネットワー
クBのリングノード装置100e(RNE)に接続され
る端末300eとの間で通信が行われる様子を示してい
る。
【0065】図9に示すように、まず、バックボーンネ
ットワークAからのデータは、回線切替装置500を介
してリングネットワークBのリングノード装置100b
(RNB)に伝送される。
ットワークAからのデータは、回線切替装置500を介
してリングネットワークBのリングノード装置100b
(RNB)に伝送される。
【0066】そして、リングネットワークBの現用系の
伝送路200(図の右回り方向)を用いてリングノード
装置100b(RNB)→リングノード装置100c
(RNC)→リングノード装置100d(RND)→リ
ングノード装置100e(RNE)に伝送される。
伝送路200(図の右回り方向)を用いてリングノード
装置100b(RNB)→リングノード装置100c
(RNC)→リングノード装置100d(RND)→リ
ングノード装置100e(RNE)に伝送される。
【0067】その後、このリングノード装置100e
(RNE)で収容され、端末300eに伝送される。
(RNE)で収容され、端末300eに伝送される。
【0068】また、他方、端末300eからのデータ
は、リングノード装置100E(RNe)に伝送され、
このリングノード装置100e(RNE)からリングネ
ットワークBの現用系の伝送路200(図の右回り方
向)を用いて、リングノード装置100e(RNE)→
リングノード装置100f(RNF)→リングノード装
置100a(RNA)に伝送される。
は、リングノード装置100E(RNe)に伝送され、
このリングノード装置100e(RNE)からリングネ
ットワークBの現用系の伝送路200(図の右回り方
向)を用いて、リングノード装置100e(RNE)→
リングノード装置100f(RNF)→リングノード装
置100a(RNA)に伝送される。
【0069】ここで、リングノード装置100a(RN
A)では、受け取ったデータを回線切替装置500に伝
送するのではなくリングノード装置100b(RNB)
にスルーするように伝送する。
A)では、受け取ったデータを回線切替装置500に伝
送するのではなくリングノード装置100b(RNB)
にスルーするように伝送する。
【0070】そして、リングノード装置100b(RN
B)に伝送されたデータは、回線切替装置500方向に
送出され、この回線切替装置500を介してバックボー
ンネットワークAに伝送される。
B)に伝送されたデータは、回線切替装置500方向に
送出され、この回線切替装置500を介してバックボー
ンネットワークAに伝送される。
【0071】図10は、図9に示した通信を行なってい
る場合に、バックボーンネットワークAとの接続ポイン
トとなる現用系接続ノード装置100b(RNB)に通
信不能な障害が発生した場合のデータ流れの様子を示し
ている。
る場合に、バックボーンネットワークAとの接続ポイン
トとなる現用系接続ノード装置100b(RNB)に通
信不能な障害が発生した場合のデータ流れの様子を示し
ている。
【0072】図10に示すように、この場合、リングノ
ード装置100b(RNB)に通信不能な障害が発生し
たことを回線切り替え装置500が検出すると、その回
線切替装置500の切替え制御により、通信に使用され
る回線がリングノード装置100a(RNA)側に切替
えられる。
ード装置100b(RNB)に通信不能な障害が発生し
たことを回線切り替え装置500が検出すると、その回
線切替装置500の切替え制御により、通信に使用され
る回線がリングノード装置100a(RNA)側に切替
えられる。
【0073】これにより、バックボーンネットワークA
からのデータは、回線切替装置500を介して、リング
ノード装置a(RNA)100aに伝送される。
からのデータは、回線切替装置500を介して、リング
ノード装置a(RNA)100aに伝送される。
【0074】すると、リングノード装置100a(RN
A)では、現用系の伝送路(図の右回り方向)にデータ
を送出するが、隣接した後段のノード装置100bが障
害により使用できないので、ループバック制御により、
予備系の伝送路(図の左方向)にデータを送出し直す。
A)では、現用系の伝送路(図の右回り方向)にデータ
を送出するが、隣接した後段のノード装置100bが障
害により使用できないので、ループバック制御により、
予備系の伝送路(図の左方向)にデータを送出し直す。
【0075】これにより、データは、リングノード装置
100a(RNA)→リングノード装置100f(RN
F)→リングノード装置100e(RNE)→リングノ
ード装置100d(RND)→リングノード装置100
c(RNC)に伝送される。
100a(RNA)→リングノード装置100f(RN
F)→リングノード装置100e(RNE)→リングノ
ード装置100d(RND)→リングノード装置100
c(RNC)に伝送される。
【0076】このリングノード装置100c(RNC)
では、後段側のノード装置100b(RNB)が障害の
ためループバック制御を行ってデータを現用系の伝送路
(図の右回り方向)に折り返し送出する。
では、後段側のノード装置100b(RNB)が障害の
ためループバック制御を行ってデータを現用系の伝送路
(図の右回り方向)に折り返し送出する。
【0077】これにより、データは、リングノード装置
100c(RNC)→リングノード装置100d(RN
D)→リングノード装置100f(RNF)に伝送さ
れ、その後、端末300dに伝送される。
100c(RNC)→リングノード装置100d(RN
D)→リングノード装置100f(RNF)に伝送さ
れ、その後、端末300dに伝送される。
【0078】他方、端末300eからのデータは、リン
グノード装置100e(RNE)に伝送され、その後、
現用系の伝送路(図の右回り方向)に送出され、リング
ノード装置100e(RNE)→リングノード装置10
0f(RNF)→リングノード装置100a(RNA)
に伝送される。
グノード装置100e(RNE)に伝送され、その後、
現用系の伝送路(図の右回り方向)に送出され、リング
ノード装置100e(RNE)→リングノード装置10
0f(RNF)→リングノード装置100a(RNA)
に伝送される。
【0079】そして、このリングノード装置100a
(RNA)から回線切替装置500方向に伝送され、バ
ックボーンネットワークA側に伝送される。
(RNA)から回線切替装置500方向に伝送され、バ
ックボーンネットワークA側に伝送される。
【0080】なお、上述した本システムの通信方式で
は、ATM方式を採用しているため、バックボーンネッ
トワークAと接続ポイントのノード装置(RNA、RN
B)100a,100b間の状態をOAM(Operation
Administration and Maintenance)セルを使用して確認
もできので、障害を検出した場合、ノード装置(RN
A、RNB)100a,100bの障害検出処理部10
−1から回線切替装置500へ回線切換要求を通知する
ことにより、通信経路を切り替えることも可能である。
は、ATM方式を採用しているため、バックボーンネッ
トワークAと接続ポイントのノード装置(RNA、RN
B)100a,100b間の状態をOAM(Operation
Administration and Maintenance)セルを使用して確認
もできので、障害を検出した場合、ノード装置(RN
A、RNB)100a,100bの障害検出処理部10
−1から回線切替装置500へ回線切換要求を通知する
ことにより、通信経路を切り替えることも可能である。
【0081】このような構成によれば、回線を2つのノ
ードに配置して二重化することにより、中継回線と接続
するネットワーク(リング型等)のノード共通部(スイ
ッチ部、制御部等)が二重化されていなくても、外部の
回線切替え部でノードに分散した回線を切替えることに
より、回線と装置の冗長化が同時に実現することができ
るようになる。
ードに配置して二重化することにより、中継回線と接続
するネットワーク(リング型等)のノード共通部(スイ
ッチ部、制御部等)が二重化されていなくても、外部の
回線切替え部でノードに分散した回線を切替えることに
より、回線と装置の冗長化が同時に実現することができ
るようになる。
【0082】また、このような構成によれば、2重化す
る回線を2つのノードに分散して配置すること、及び切
替え制御信号にシーケンスを設けることにより、1)回
線の稼働率を上げることができ、2)時間の制約がなく
回線の切替えができ、3)切替え検出にガードタイム、
シーケンスを持たせることにより外来ノイズの耐性を持
たせた切替え制御を行うことができる。
る回線を2つのノードに分散して配置すること、及び切
替え制御信号にシーケンスを設けることにより、1)回
線の稼働率を上げることができ、2)時間の制約がなく
回線の切替えができ、3)切替え検出にガードタイム、
シーケンスを持たせることにより外来ノイズの耐性を持
たせた切替え制御を行うことができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信シス
テムによれば、他のネットワークとリングネットワーク
を接続しているノード装置に通信不能な障害が発生した
場合でも、予備系のノード装置に通信経路を切り替える
ことにより、それら他のネットワークとリングネットワ
ーク間の通信を維持することができ、ネットワークとし
ての信頼性を高めることが可能となる。
テムによれば、他のネットワークとリングネットワーク
を接続しているノード装置に通信不能な障害が発生した
場合でも、予備系のノード装置に通信経路を切り替える
ことにより、それら他のネットワークとリングネットワ
ーク間の通信を維持することができ、ネットワークとし
ての信頼性を高めることが可能となる。
【図1】本発明を適用した通信システムの全体構成を示
す図。
す図。
【図2】図1におけるリングノード装置の構成を示す
図。
図。
【図3】回線の切替アルゴリズムを示し、特に、現用回
線に障害が発生した場合の回線切替手順を示す図。
線に障害が発生した場合の回線切替手順を示す図。
【図4】回線の切替アルゴリズムを示し、特に、現用系
ノードの電源が断になった場合の回線切替手順を示す
図。
ノードの電源が断になった場合の回線切替手順を示す
図。
【図5】回線の切替アルゴリズムを示し、特に、現用系
と待機系のノード間の通信が不通になった時の手順を示
す図。
と待機系のノード間の通信が不通になった時の手順を示
す図。
【図6】リングノード装置の障害検出処理部における回
線切替装置への障害通知動作の処理手順を示すフローチ
ャート。
線切替装置への障害通知動作の処理手順を示すフローチ
ャート。
【図7】ガードタイマ管理テーブルの一構成例を示す
図。
図。
【図8】図1に示した回線切替装置の構成を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図9】図1に示した通信システムにおける正常時のデ
ータの流れを示す図。
ータの流れを示す図。
【図10】図9に示した通信を行なっている場合に、バ
ックボーンネットワークとの接続ポイントとなる現用系
接続ノード装置に通信不能な障害が発生した場合のデー
タの流れの様子を示す図。
ックボーンネットワークとの接続ポイントとなる現用系
接続ノード装置に通信不能な障害が発生した場合のデー
タの流れの様子を示す図。
A…バックボーンネットワーク
B…リングネットワーク
100…リングノード装置
10…制御部
10−1…障害検出処理部
10−2…ノード間監視処理部
11a,11b…リング伝送路I/F部
12…ATMスイッチ部
13…外部I/F部
14…バックボーンネットワークI/F部
15…ネットワーク管理装置I/F部
200…伝送路
300…端末
400…ネットワーク管理装置
500…回線切替装置
501−1、501−2…入力ポート
502−1、502−2…切替要求検出回路部
503…選択信号生成部
504…回線切替部
505−1,505−2…入力ポート
506…出力ポート
507…入力ポート
508…信号複製部
509−1、509−2…出力ポート
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 上田 穣
東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株
式会社東芝日野工場内
(72)発明者 伊藤 智広
東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 東
芝通信システムエンジニアリング株式会社
内
Fターム(参考) 5K031 AA08 CB12 DA05 DA12 EA01
EB05 EB11
5K035 AA03 BB01 CC09 DD01 LL18
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のノード装置がリング状に接続され
たリングネットワークと、このリングネットワークを他
のネットワークに接続するための接続回線とから構成さ
れる通信システムにおいて、 前記リングネットワーク上に設けられる現用系接続ノー
ド装置と、 前記リングネットワーク上に設けられる予備系接続ノー
ド装置と、 前記現用系接続ノード装置、前記予備系接続ノード装
置、及び前記接続回線に接続され、前記現用系の接続ノ
ード装置を介して通信が不能となる障害が発生した場
合、通信経路を前記現用系の接続ノード装置から前記予
備系の接続ノード装置に切り替える通信経路切替装置と
を具備することを特徴とする通信システム。 - 【請求項2】 前記現用系接続ノード装置、予備系接続
ノード装置は、 自装置の障害発生を監視し、障害発生を検出すると、前
記通信経路切替装置に対して障害通知を行う障害検出処
理手段と、 現用系接続ノード装置と予備系接続ノード装置間で互い
に装置状態を監視し、障害発生を検出すると、前記通信
経路切替装置に対して障害通知を行うノード間監視処理
手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の通信
システム。 - 【請求項3】 故意によらない切替え動作を防ぐため
に、前記通信経路切替装置に障害発生を通知する信号を
一定時間以上流すことを特徴とする請求項2記載の通信
システム。 - 【請求項4】 通信に支障の無い短時間での連続的な障
害発生、または通信に支障の無い短時間での障害復旧が
発生した場合の通信経路の切替えを防ぐガードタイムを
予め設定し、 前記障害検出処理手段若しくは前記ノード間監視処理手
段は、前記ガードタイム以内に発生した障害については
前記通信経路切替装置に対して障害通知を行わないこと
を特徴とする請求項2記載の通信システム。 - 【請求項5】 前記通信経路切替装置は、 前記障害検出処理手段若しくは前記ノード間監視処理手
段からの障害発生通知の信号のレベル変化を検出した場
合、通信経路の切替え要求が発生したと認識する切替要
求検出手段を具備することを特徴とする請求項2記載の
通信システム。 - 【請求項6】 前記通信経路切替装置は、 前記障害検出処理手段若しくは前記ノード間監視処理手
段からの障害発生通知の信号のレベル変化が予め設定さ
れた時間以上継続した場合、通信経路の切替え要求が発
生したと認識する切替要求検出手段を具備することを特
徴とする請求項2記載の通信システム。 - 【請求項7】 前記通信経路切替装置は、 前記障害検出処理手段若しくは前記ノード間監視処理手
段からの障害発生通知の信号の最初のパルスを入力して
から予め設定された所定時間を計時するとともに、該計
時が開始されてから前記所定時間の計時が終了するまで
入力されるパルス数を計数し、 前記所定時間の計時が終了したとき、入力パルスの計数
値が予め設定された数値と同じ場合に通信経路の切替え
要求が発生したと認識する切替要求検出手段を具備する
ことを特徴とする請求項2記載の通信システム。 - 【請求項8】 前記通信経路切替装置は、 通信経路の切替え要求をしてきた接続ノード装置側に通
信経路を切替える切替手段を具備することを特徴とする
請求項1乃至7のいずれかに記載の通信システム。 - 【請求項9】 前記通信経路切替装置は、 通信経路の切替え要求を検出する毎に、通信経路を現在
使用している通信経路とは別の経路に切替える切替手段
を具備することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
に記載の通信システム。 - 【請求項10】 前記他のネットワークと前記リングネ
ットワーク間の通信方式にATM方式を採用したことを
特徴とする請求項1記載の通信システム。 - 【請求項11】 前記他のネットワークと前記現用系お
よび予備系の接続ノード装置間の状態確認にOAMのル
ープバックセルを用いることを特徴とする請求項1記載
の通信システム。 - 【請求項12】 前記他のネットワークには、 少なくともバックボーンネットワーク(基幹網)が含ま
れることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204772A JP2003018171A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204772A JP2003018171A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003018171A true JP2003018171A (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=19041188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001204772A Pending JP2003018171A (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003018171A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008011156A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 2重ループ型ネットワークシステム |
JP2010183332A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Yamatake Corp | リング型イーサネットシステム、リング型スイッチ、リング接続制御回路、リング型イーサネットシステム制御方法、リング型スイッチ制御方法、およびリング接続制御方法 |
US7920576B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-04-05 | Nec Corporation | Packet ring network system, packet forwarding method and node |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204772A patent/JP2003018171A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7920576B2 (en) | 2005-05-31 | 2011-04-05 | Nec Corporation | Packet ring network system, packet forwarding method and node |
JP2008011156A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 2重ループ型ネットワークシステム |
JP2010183332A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Yamatake Corp | リング型イーサネットシステム、リング型スイッチ、リング接続制御回路、リング型イーサネットシステム制御方法、リング型スイッチ制御方法、およびリング接続制御方法 |
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