JP2003016895A - 温度ヒューズ - Google Patents
温度ヒューズInfo
- Publication number
- JP2003016895A JP2003016895A JP2001204335A JP2001204335A JP2003016895A JP 2003016895 A JP2003016895 A JP 2003016895A JP 2001204335 A JP2001204335 A JP 2001204335A JP 2001204335 A JP2001204335 A JP 2001204335A JP 2003016895 A JP2003016895 A JP 2003016895A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- insulating film
- thermal fuse
- insulating
- terminals
- melting point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fuses (AREA)
Abstract
の接着強度が強い温度ヒューズを提供することを目的と
する。 【解決手段】 第1の絶縁フィルム13と第2の絶縁フ
ィルム15との接着部16を、第1、第2の絶縁フィル
ム13,15の周縁部17から離間して設けるようにし
たことを特徴とするものである。
Description
の破損を防止するために使用される温度ヒューズに関す
るものである。
図、図3(b)は同A−A線断面図である。
に橋設され第1の絶縁フィルム3上面に設けられた低融
点可溶合金4と、この低融点可溶合金4を覆い、かつ第
1の絶縁フィルム3上における低融点可溶合金4が設け
られていない部分において、第1の絶縁フィルム3と接
着された第2の絶縁フィルム5を備えていた。なお、低
融点可溶合金4にはフラックス6が塗布されている。
フィルム5とが接着された接着部7は、第1の絶縁フィ
ルム3、第2の絶縁フィルム5の最も外側にある周縁部
8を含むように設けられていた。
の温度ヒューズは、生産上のばらつきによって接着部7
の一部が第1の絶縁フィルム3、第2の絶縁フィルム5
の周縁部8の外に設けられる場合が生じ、このとき、第
1の絶縁フィルム3と第2の絶縁フィルム5との接着面
積が小さくなるため、第1の絶縁フィルム3と第2の絶
縁フィルム5との接着強度が弱くなるという課題を有し
ていた。
で、第1の絶縁フィルムと第2の絶縁フィルムとの接着
強度が強い温度ヒューズを提供することを目的とする。
に、本発明は以下の構成を有する。
1の絶縁フィルムと第2の絶縁フィルムとの接着部を、
第1、第2の絶縁フィルムの周縁部から離間して設ける
もので、接着部の一部が第1の絶縁フィルム、第2の絶
縁フィルムの周縁部の外に設けていないため、第1の絶
縁フィルムと第2の絶縁フィルムとの接着面積をある程
度確保できるという作用効果が得られる。
1の絶縁フィルムと第2の絶縁フィルムとの接着部の周
縁部を波形状にしたという構成を有しており、これによ
り、端子をどの方向から引張っても、引張り方向に対し
て接着部の周縁部に垂直成分が必ず存在するため、端子
が抜けないという作用効果が得られる。
ける温度ヒューズについて、図面を参照しながら説明す
る。
る温度ヒューズの上面図、図1(b)は同A−A線断面
図である。
端子11の先端部12間に橋設され第1の絶縁フィルム
13上面に設けられた低融点可溶合金14と、少なくと
も低融点可溶合金14を覆い、かつ第1の絶縁フィルム
13と接着された第2の絶縁フィルム15とを備え、第
1の絶縁フィルム13と第2の絶縁フィルム15との接
着部16を、第1、第2の絶縁フィルム13,15の周
縁部17に設けないようにしている。すなわち、第1、
第2の絶縁フィルム13,15の周縁部17から離間し
て接着部16を設けている。
ッケルなどの導電性の良い板状の金属からなり、その表
面に、はんだめっき、錫めっき、銅めっきなどが施され
ている。なお、この端子11は平板状でなく、線状であ
っても構わない。また、一対の端子11の各先端部12
は、第1の絶縁フィルム13の上面に設けられている。
リエチレンテレフタレートなどの樹脂からなり、その上
面に一対の端子11の各先端部12、低融点可溶合金1
4が備えられている。
それぞれ電気的に接続されるように一対の端子11の各
先端部12間に橋設され、錫、鉛、ビスマス、インジウ
ム、カドミウムなどのうち2つ以上の金属からなる合金
からなる。この低融点可溶合金14の周囲にはロジンを
主成分とするフラックス18が塗布されている。
3に2つの貫通孔を備え、一端部に膨出部11aが設け
られた一対の端子11を絶縁フィルム13の裏面の両端
部に備え、かつこの膨出部11aを絶縁フィルム13の
貫通孔を通して絶縁フィルム13の裏面から上面に表出
させ、さらに、低融点可溶合金14を絶縁フィルム13
の上面に表出した一対の端子11間に備えてもよい。
点可溶合金14および一対の端子11と低融点可溶合金
14との接合部付近を除いた部分で、第1の絶縁フィル
ム13と第2の絶縁フィルム15との接着部16が備え
られている。
リエチレンテレフタレートなどの樹脂からなり、低融点
可溶合金14を覆うように設けられ、第1の絶縁フィル
ム13の上面と接着されている。
第2の絶縁フィルム15とが接着されている部分で、第
1、第2の絶縁フィルム13,15の周縁部17には設
けていない。すなわち、接着部16と、第1、第2の絶
縁フィルム13,15の最も外側の部分とは距離を有し
ている。なお、第1の絶縁フィルム13と第2の絶縁フ
ィルム15との接着は、超音波溶着あるいは熱圧着によ
って行う。
上面視にて波形状になっている。さらに、第1、第2の
絶縁フィルム13,15の周縁部17の形状も同様な波
形状になっている。
15の周縁部17と接着部16の周縁部19との距離は
一定で、第1、第2の絶縁フィルム13,15の接着さ
れない部分の幅も一定になっている。これにより、第
1、第2の絶縁フィルム13,15の接着されない部分
の幅がばらついて、第1の絶縁フィルム13と第2の絶
縁フィルム15との接着面積が小さくなり、第1の絶縁
フィルム13と第2の絶縁フィルム15との接着強度が
弱くなる。なお、第1、第2の絶縁フィルム13,15
の周縁部17と接着部16の周縁部19の形状が、それ
ぞれ例えば直線状などの他の形状でも同様の効果が得ら
れる。
方法を簡潔に説明する。
トからなる第1の絶縁フィルム13の上面の両端部に、
導電性の良い板状の金属からなる一対の端子11の各先
端部12を配置する。
対の端子11の各先端部12間に、錫、鉛、ビスマス、
インジウム、カドミウムなどのうち2つ以上の金属から
なる合金の低融点可溶合金14を橋設する。このとき、
低融点可溶合金14の周囲にはロジンを主成分とするフ
ラックス18を塗布する。
第1の絶縁フィルム13の上面に第2の絶縁フィルム1
5を形成する。
絶縁フィルム15を接着する。
の絶縁フィルム15とが接着される部分である接着部1
6は、第1、第2の絶縁フィルム13,15の周縁部1
7から離間して形成する。さらに、第1、第2の絶縁フ
ィルム13,15の接着部16の周縁部19の形状を上
面視にて波形状にする。
縁フィルム15との接着方法は、接着部16における第
1の絶縁フィルム13の下面と第2の絶縁フィルム15
の上面にそれぞれ所定の治具を当接して、超音波溶着あ
るいは熱圧着によって行う。このときの治具の形状を波
形状にすることによって接着部16の周縁部19の形状
を波形状にする。
度ヒューズは、第1の絶縁フィルム13と第2の絶縁フ
ィルム15との接着部16を、第1、第2の絶縁フィル
ム13,15の周縁部17に設けないようにしたため、
接着部16の一部が第1の絶縁フィルム13、第2の絶
縁フィルム15の外に設けられることはなくなり、これ
により、第1の絶縁フィルム13と第2の絶縁フィルム
15との接着面積が小さくならず、第1の絶縁フィルム
13と第2の絶縁フィルム15との接着強度を強くでき
るという効果が得られる。
絶縁フィルム15との接着部16の周縁部19を波形状
にした場合、端子11が抜けることによる第1、第2の
絶縁フィルム13,15間の隙間が発生することはない
ため、第1の絶縁フィルム13と第2の絶縁フィルム1
5との接着強度を強くできるという効果が得られる。
も、引張り方向に対して接着部16の周縁部19に垂直
成分が必ず存在し、これにより、端子11が抜けること
がないためである。
ム13と第2の絶縁フィルム15とが接着されている接
着部16は、第1、第2の絶縁フィルム13,15の長
手方向の周縁部17には設けていないが、第1、第2の
絶縁フィルム13,15の幅方向の周縁部17に設けな
くてもよく、さらに、第1、第2の絶縁フィルム13,
15の、長手方向、幅方向の両方の周縁部17に設けな
くても良い。
ィルム13,15の長手方向、幅方向の周縁部17のう
ち少なくとも一方に設ければよい。
縁フィルムと第2の絶縁フィルムとの接着部を、第1、
第2の絶縁フィルムの周縁部に設けないようにしたた
め、接着部の一部が第1の絶縁フィルム、第2の絶縁フ
ィルムの外に設けられることはなくなり、これにより、
第1の絶縁フィルムと第2の絶縁フィルムとの接着面積
が小さくならず、第1の絶縁フィルムと第2の絶縁フィ
ルムとの接着強度を強くできるという効果を奏する。
ーズの上面図 (b)同A−A線断面図
の断面図
Claims (2)
- 【請求項1】 一対の端子と、前記一対の端子の下面に
設けられた第1の絶縁フィルムと、前記一対の端子の先
端部間に橋設され前記第1の絶縁フィルム上面に設けら
れた低融点可溶合金と、少なくとも前記低融点可溶合金
を覆い、かつ前記第1の絶縁フィルムと接着された第2
の絶縁フィルムを備えた温度ヒューズであって、前記第
1の絶縁フィルムと前記第2の絶縁フィルムとの接着部
を、前記第1、第2の絶縁フィルムの周縁部から離間し
て設けるようにしたことを特徴とする温度ヒューズ。 - 【請求項2】 第1の絶縁フィルムと第2の絶縁フィル
ムとの接着部の周縁部を波形状にしたことを特徴とする
温度ヒューズ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204335A JP4724963B2 (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 温度ヒューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001204335A JP4724963B2 (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 温度ヒューズ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003016895A true JP2003016895A (ja) | 2003-01-17 |
JP2003016895A5 JP2003016895A5 (ja) | 2008-07-10 |
JP4724963B2 JP4724963B2 (ja) | 2011-07-13 |
Family
ID=19040824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001204335A Expired - Fee Related JP4724963B2 (ja) | 2001-07-05 | 2001-07-05 | 温度ヒューズ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4724963B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011077023A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Samsung Sdi Co Ltd | 電流遮断素子及びこれを備えた二次電池 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201263A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-04 | Uchihashi Estec Co Ltd | 薄型ヒュ−ズ |
JP2000182492A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-30 | Uchihashi Estec Co Ltd | 合金型温度ヒュ−ズ |
-
2001
- 2001-07-05 JP JP2001204335A patent/JP4724963B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07201263A (ja) * | 1993-12-30 | 1995-08-04 | Uchihashi Estec Co Ltd | 薄型ヒュ−ズ |
JP2000182492A (ja) * | 1998-12-14 | 2000-06-30 | Uchihashi Estec Co Ltd | 合金型温度ヒュ−ズ |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011077023A (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-14 | Samsung Sdi Co Ltd | 電流遮断素子及びこれを備えた二次電池 |
US8741453B2 (en) | 2009-10-01 | 2014-06-03 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Current interrupting device and secondary battery including current interrupting device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4724963B2 (ja) | 2011-07-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4815981A (en) | Flexible printed circuit board terminal structure | |
US4862134A (en) | Electrical fuse and method for its production | |
US9305698B2 (en) | Coil component | |
US10262787B2 (en) | Coil component | |
JP2003022916A (ja) | コイル部品及びコイル部品の製造方法 | |
JP3454055B2 (ja) | 絶縁電線の接続構造及び接続方法 | |
JP5755601B2 (ja) | パワーモジュールおよびその製造方法 | |
JP2003016895A (ja) | 温度ヒューズ | |
JP3179002B2 (ja) | 導体間の接合方法及び導体間の接合構造 | |
JP2000164093A (ja) | 温度ヒューズおよびその製造方法 | |
JP4952438B2 (ja) | 温度ヒューズ | |
JP4998146B2 (ja) | 温度ヒューズ | |
JPH0521317B2 (ja) | ||
JP5092390B2 (ja) | 温度ヒューズ | |
JP2013182750A (ja) | 温度ヒューズおよびその製造方法 | |
JP5181846B2 (ja) | 温度ヒューズ | |
JP3225936B2 (ja) | インダクタンス素子及びその製造方法 | |
JP2002015926A (ja) | インダクタンス素子及び製造方法 | |
JP2669478B2 (ja) | プリント配線板への端子の接続法 | |
JP2001127226A (ja) | 半導体素子 | |
JPH01243383A (ja) | フレキシブルプリント基板の端子構造 | |
JP2004165391A (ja) | 半導体装置の製造装置 | |
JPH03112014A (ja) | シールド付きフラット電線及びその製造方法 | |
JP2009295413A (ja) | 温度ヒューズ | |
JPH08293575A (ja) | 放熱板付きリードフレーム及びその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080527 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080527 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080612 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20091119 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101210 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101214 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110207 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110328 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |