JP2003016730A - 情報記録方法、情報記録装置及び情報記録媒体 - Google Patents

情報記録方法、情報記録装置及び情報記録媒体

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JP2003016730A
JP2003016730A JP2001199375A JP2001199375A JP2003016730A JP 2003016730 A JP2003016730 A JP 2003016730A JP 2001199375 A JP2001199375 A JP 2001199375A JP 2001199375 A JP2001199375 A JP 2001199375A JP 2003016730 A JP2003016730 A JP 2003016730A
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Keiichi Miyazaki
桂一 宮▲崎▼
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 追記した場合にもシームレス再生できる情報
記録方法、情報記録装置、情報記録媒体を提供するこ
と。 【解決手段】 既にAVデータが記録されているか否か
判定するステップST101と、管理情報として記録されて
いる第二の記録単位の長さ及び位置から、既に記録され
ているAVデータの終端を調べるステップST102と、前
記終端から連続して記録できる領域を検出するステップ
ST103と、前記終端から連続して記録できる領域をCD
Aとして確保するステップST104と、残りの空き領域か
らCDA長を満たす領域を検出し、CDAとして確保す
るステップST105とを備え、前記確保したCDAに順番
にAVデータを記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は映像情報、音声情報
などの情報を論理的に間欠なく記録し、シームレス再生
を実現する情報記録方法、情報記録装置及びシームレス
に再生できるように構成した情報記録媒体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】映像情報あるいは音声情報などを記録す
る情報記録媒体として、DVD-RAMなどの書き換え
型ディスクがある。この記録媒体は、追加記録(以下
「追記」という。)が可能であるが、記録媒体上で欠陥
領域があった場合、この欠陥領域から物理的に離れた別
の領域に記録領域を確保することになる。情報が物理的
に分散して記録されていると、光ヘッドは頻繁にシーク
しなければならない。このシーク時間が一定の時間を越
えると情報の読み出しが間に合わず、再生が中断してし
まうことになる。近年、大容量記録可能な光ディスクで
あるDVDに見られるように、画像信号、音声信号及び
付加情報信号を記録できるデジタルメディアが急速に普
及しつつあり、DVDフォーラムにおいて、DVD-R
AMなど書き換え型DVDを用いてビデオ録画を実現す
るための統一規格として、「DVD Specifications for R
ewritable / Re-recordable Discs Part3 VIDEO RECORD
ING」が策定され、1999年9月にはver1.0が発行されてい
る。(以下「ビデオレコーディング規格」という。)
【0003】ビデオレコーディング規格では、シームレ
スに再生を行うために必要な長さを満たす記録単位(Con
tinuous Data Area、以下「CDA」という。)を規定し
ている。このビデオレコーディング規格で規定されてい
るCDAは、本発明の情報記録媒体に記録する第二の記
録単位にあたるものである。
【0004】ビデオレコーディング規格で規定している
多重符号化ストリームは、ビデオオブジェクト(Video O
bject、以下「VOB」とする。)という単位に分けられ
る。このビデオオブジェクトVOBをシームレスに再生
を行うためには、ある程度連続した領域にストリームを
記録しなければならない。
【0005】ビデオレコーディング規格では、シームレ
スに再生を行うために必要な長さを満たす記録領域CD
A内のセクタをシークする時間はT1=1.48ms、CDA内
のECCブロックをシークする時間はT2=23.6ms、CDA
間をシークする時間はT3=1500msと規定している。ここ
で、1セクタ=2048byteであり、1ECCブロック=16セク
タである。
【0006】シームレスに再生を行うために必要な長さ
を満たす記録領域CDA中に欠陥領域や非AVデータ等
の不連続領域がない場合、このCDAの長さは、CDA
中のECCブロック数N_eccと、ディスクからの転送レート
Vr=11.08 Mbpsと、記録されているデータのビットレー
トVoと、別のCDAへスキップするのにかかる時間Tjと
により数式(1)で規定している。
【0007】
【数1】
【0008】図4は、ビデオレコーディング規格で規定
されたデータを一次的に保存するバッファに蓄積された
データの状態を示す説明図である。この数式(1)は、
シームレスに再生を行うために必要な長さを満たす記録
領域CDA終端において、別のシームレスに再生を行う
ために必要な長さを満たす記録領域CDAの始端まで光
ヘッドをシークするために要する時間T3のスキップが発
生したとしても、一時的に保持するバッファに蓄積され
たデータにより、再生が中断しないことを規定してい
る。また、シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDA中に欠陥領域や非AVデータ等の
不連続領域がある場合、1つのシームレスに再生を行う
ために必要な長さを満たす記録領域CDAの長さは、こ
のCDA中のECCブロック数N_eccと、このCDA中の有
効なAVデータが記録されていないECCブロック数Dn_ec
cと、このCDA中で発生する全スキップに要する時間T
sとにより数式(2)で規定している。
【0009】
【数2】
【0010】また、図5に示すように、シームレスに再
生を行うために必要な長さを満たす記録領域CDA中に
欠陥領域や非AVデータ等の不連続領域がある場合につ
いても、850msのタイムインターバルをCDA内の何処
にとっても、そのタイムインターバルの始端と終端で、
一時的に保持するデータ量は、必ず増加している必要が
あると規定している。
【0011】但し、ビデオレコーディング規格では、ビ
デオオブジェクトVOB間をシームレスに再生しなけれ
ばならないという規定はない。従って、追記する場合、
ビデオオブジェクトVOB間のシームレス再生は保証さ
れない。追記する場合にビデオオブジェクトVOB間の
シームレス再生を保証する方法としては、記録領域の最
後に未使用領域を定義して、次の記録時に前記未使用領
域を使用して記録を行う方法がある(例えば、特開2000
-322878)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の情報記録方法では、未使用領域を予約しているた
め、他の記録システムでは使用できない領域になるとい
う問題があった。また未使用領域が定義できなかった場
合や、何らかの要因で定義した未使用領域に欠陥が発生
し記録不可能になった場合に、シームレス再生を保証で
きないという問題があった。
【0013】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、ビデオオブジェクトVOB間をシーム
レスに再生できる情報記録方法、情報記録装置を提供す
るものである。また、本発明は上記シームレス再生がで
きるように構成した情報記録媒体を提供するものであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の情報記録方法
は、第一の記録単位より情報記録単位の大きな第二の記
録単位を有する情報記録媒体を準備し、前記情報記録媒
体上の前記第二の記録単位より小さい第二の情報の記録
を終了し、次に前記第一の記録単位を有する第一の情報
の記録を開始する場合に、前記情報記録媒体上に前回記
録した前記第二の情報の記録領域の終端を検出し、前記
第二の情報の記録領域の終端から前記第一の情報を記録
するようにしたことを特徴とする構成を有している。こ
の構成により、ビデオオブジェクトVOB間をシームレ
スに再生することができる。
【0015】また、本発明の情報記録方法は、前記第一
の記録単位より情報記録単位の大きな前記第二の記録単
位を有する前記情報記録媒体を準備し、前記情報記録媒
体上の前記第二の記録単位より小さい前記第二の情報の
記録を終了し、次に前記第一の記録単位を有する前記第
一の情報の記録を開始し、前回記録した前記第二の情報
の記録領域の終端から前記第一の情報の記録を行うこと
ができない場合に、前回記録した前記第二の情報を前記
情報記録媒体上の別の新たな第二の記録単位へ移動し、
前記新たな第二の記録単位へ移動した前記第二の情報の
記録領域の終端から前記第一の情報の記録を記録するよ
うにしたことを特徴とする構成を有している。この構成
により、ビデオオブジェクトVOB間をシームレスに再
生することができる。
【0016】さらに、本発明の情報記録方法は、前記情
報記録媒体上に記録した前記第二の情報の記録領域のサ
イズ、記録領域の位置およびシステム記録レートを含む
管理情報を前記情報記録媒体に記録するようにしたこと
を特徴とする構成を有している。この構成により、ビデ
オオブジェクトVOB間をシームレスに再生することが
できる。
【0017】本発明の情報記録媒体は、前記第一の記録
単位より情報記録単位の大きな前記第二の記録単位を有
し、前記第二の記録単位より小さい前記第二の情報の記
録領域のサイズ、記録領域の位置およびシステム記録レ
ートを含む管理情報を記録して終了し、次に前記第一の
記録単位を有する前記第一の情報の記録を開始する場合
に、前回記録した前記第二の情報の記録領域の終端から
前記第一の情報を記録するようにしたことを特徴とする
構成を有している。この構成により、ビデオオブジェク
トVOB間をシームレスに再生することができる。
【0018】本発明の情報記録装置は、前記第一の記録
単位より情報記録単位の大きな前記第二の記録単位を有
する前記情報記録媒体と、前記情報記録媒体上の前記第
二の記録単位より小さい前記第二の情報の記録を終了
し、次に前記第一の記録単位を有する前記第一の情報の
記録を開始する場合に、前回記録した前記第二の情報の
記録領域の終端を検出する終端検出手段と、前回記録し
た前記第二の情報の記録領域の終端から前記第一の情報
を記録する第一情報記録手段とを備えたことを特徴とす
る構成を有している。この構成により、ビデオオブジェ
クトVOB間をシームレスに再生することができる。
【0019】また、本発明の情報記録装置は、前記第一
の記録単位より情報記録単位の大きな前記第二の記録単
位を有する前記情報記録媒体と、前記情報記録媒体上の
前記第二の記録単位より小さい前記第二の情報の記録を
終了し、次に前記第一の記録単位を有する第一の情報の
記録を開始し、前回記録した前記第二の情報の記録領域
の終端から前記第一の情報の記録を行うことができない
場合に、前回記録した前記第二の情報を前記情報記録媒
体上の別の新たな第二の記録単位へ移動する情報移動手
段と、前記新たな第二の記録単位へ移動した前記第二の
情報の記録領域の終端から前記第一の情報を記録する第
一情報記録手段を備えたことを特徴とする構成を有して
いる。この構成により、ビデオオブジェクトVOB間を
シームレスに再生することができる。
【0020】また、本発明の情報記録装置は、前記情報
記録媒体上に記録した第二の情報の記録領域のサイズ、
記録領域の位置およびシステム記録レートを含む管理情
報を前記情報記録媒体に記録する管理情報記録手段を備
えたことを特徴とする構成を有している。この構成によ
り、ビデオオブジェクトVOB間をシームレスに再生す
ることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施形態に
ついて、図面を用いて説明する。図1に示すように、本
発明の第1の実施形態に係る情報記録方法の処理手順
は、ステップST101乃至ST105からなっている。
【0022】まずはじめに、ステップST101では、既に
AVデータが記録されているか否か判定する。AVデー
タが記録されていない場合は、ステップST105に進む。
既にAVデータが記録されている場合は、ステップST10
2に進む。ステップST102では、管理情報として記録され
ている第二の記録単位602の長さ及び位置から、既に記
録されているAVデータの終端を調べる。ステップST10
3では、前記終端から連続して記録できる領域603を検出
する。ステップST104では、前記終端から連続して記録
できる領域を、シームレスに再生を行うために必要な長
さを満たす記録領域CDAとして確保する。ステップST
105では、残りの空き領域からCDAを満たす領域を検
出し、シームレスに再生を行うために必要な長さを満た
す記録領域CDAとして確保する。そして、確保された
シームレスに再生を行うために必要な長さを満たす記録
領域CDAに順番にAVデータを記録する。
【0023】以上のように、本発明の第1の実施形態に
係る情報記録方法は、AVデータを追記する場合、図6
のAVデータの配置図に示すように前回記録した領域の
情報の終端を検出し、前回記録した領域の情報の終端か
らAVデータの記録を開始するので、ビデオオブジェク
トVOB間をシームレスに再生できる。
【0024】図2は、本発明の第2の実施形態に係る情
報記録方法の処理手順のフローチャート図を示す。この
フローチャートは、前記第1の実施形態とはさらに既に
記録しているAVデータの終端から連続領域を確保でき
ない場合にAVデータを移動する処理を追加した点が相
違である。
【0025】まずはじめに、ステップST201において
は、既にAVデータが記録されているか否か判定する。
AVデータを記録してない場合は、ステップST210に進
む。既にAVデータを記録している場合、ステップST20
2に進み、管理情報として記録している第二の記録単位7
02の長さ及び位置から、既に記録しているAVデータの
終端を調べる。ステップST203では、前記終端から連続
して記録できる領域を検出する。ステップST204では、
前記終端から連続して記録できる領域704があるか否か
を判定する。前記終端から連続して記録できる領域704
がない場合、ステップST210に進む。前記終端から連続
して記録できる領域704がある場合、ステップST205に進
む。ステップST205では、シームレスに再生を行うため
に必要な長さを満たす記録領域CDAであるか否かの判
定を行うため、数式(2)の条件を満たすか否かを確認
する。前記終端から連続して記録できる領域704が、シ
ームレスに再生を行うために必要な長さを満たす記録領
域CDAである場合、ステップST207に進み、前記終端
から連続して記録できる領域704をシームレスに再生を
行うために必要な長さを満たす記録領域CDAとして確
保する。前記終端から連続して記録できる領域704が数
式(2)を満たさない場合、ステップST206に進む。ス
テップST206では、前記終端から連続して記録できる領
域704とその領域の直前の既にAVデータが記録済みの
前記第二の記録単位702を連結して、数式(2)を満た
すか否かを判定する。数式(2)を満たす場合、ステッ
プST207に進み、前記終端から連続して記録できる領域7
04をシームレスに再生を行うために必要な長さを満たす
記録領域CDAとして確保する。数式(2)を満たさな
い場合、ステップST208に進み、任意の別の領域にシー
ムレスに再生を行うために必要な長さを満たす記録領域
CDAを満たす新たな第二の記録単位705を確保し、ス
テップST209へ進む。ステップST209では、前記AVデー
タが記録済みの前記第二の記録単位702に記録されたA
Vデータを、前記新たに確保した第二の記録単位705に
移動する。ステップST210では、残りの空き領域からシ
ームレスに再生を行うために必要な長さを満たす記録領
域CDAを満たす領域を検出し、シームレスに再生を行
うために必要な長さを満たす記録領域CDAとして確保
する。そして、確保されたCDAに順番にAVデータを
記録する。
【0026】以上のように、本発明の第2の実施形態で
は、AVデータを追記する場合、前回記録した領域の情
報の終端を検出し、この前回記録した終端からAVデー
タの記録を開始することにより、ビデオオブジェクトV
OB間をシームレスに再生できる。更に、前回記録した
領域の情報の終端から新たに記録領域を確保できない場
合には、前回記録した領域に記録したAVデータを、新
たに確保したシームレスに再生を行うために必要な長さ
を満たす記録領域CDAに移動し、前回記録した領域に
記録したAVデータの直後からAVデータの記録を開始
することにより、ビデオオブジェクトVOB間をシーム
レスに再生できる。
【0027】図3は本発明の第1及び第2の実施形態に
係るシームレスに再生を行うために必要な長さを満たす
記録領域CDAを検出する処理手順のフローチャート図
を示す。
【0028】シームレスに再生を行うために必要な長さ
を満たす記録領域CDAを検出する処理手順の説明を行
う前に、ビデオレコーディング規格で規定されているタ
イムインターバルルールについて説明する。情報記録媒
体に記録されているデータのビットレートをVo=8Mbps
とし、ディスクからの転送レートをVr=11.08 Mbpsとし
て、規定に示されている時間850ms間にディスクから読
み出されるデータ量を計算する。
【0029】
【0030】したがって、ビデオレコーディング規格で
規定されているタイムインターバルルールをECCブロッ
ク数で考えた場合、連続する36ECCブロックで、AVデ
ータを一時的に情報記録装置内のバッファに保持したバ
ッファ量は常に増加することになる。
【0031】情報記録媒体に記録されているデータのビ
ットレートVrは8Mbpsである必要はなく、記録されてい
るデータのビットレートが変われば、の値も変わる。し
たがって、情報記録媒体に記録されているデータのビッ
トレートVoと、セクタ単位で表した一次欠陥リストの個
数N_pと、ECCブロック単位で表した二次欠陥リストの個
数N_s と、AVデータ以外が記録されているECCブロッ
ク数N_oとを考慮した場合のタイムインターバルルール
を満足する条件式は数式(3)となる。
【0032】
【数3】
【0033】ここで、一次欠陥リスト(以下「PDL」と
する。)とは、物理アドレスは持つが論理アドレスを持
たない欠陥領域である。二次欠陥リスト(以下「SDL」
とする。)とは、物理アドレスも論理アドレスも持つ欠
陥領域である。また、ビデオレコーディング規格では、
二次欠陥リストSDLまたはAVデータ以外の論理的に連
続した領域(ECCブロック単位)をEXTENT(以下「エクステ
ント」という。)と呼んでいる。したがって、論理アド
レスを持たない一次欠陥リストPDLはエクステントに含
まれる。
【0034】以下、本発明の第1及び第2の実施形態に
係る情報記録方法のシームレスに再生を行うために必要
な長さを満たす記録領域CDAを検出する処理手順につ
いて、フローチャートを用いて説明する。図3に示すよ
うに、ステップST301では、未記録領域から最初のエク
ステントを検出する。ステップST302では、850msの時間
窓の起点を前記検出したエクステント先頭に設定する。
ステップST303では、前記検出したエクステントが36ECC
ブロックより長いか否かを判定し、長ければステップST
304へ進み、長くなければステップST305へ進む。ステッ
プST304では、前記850msの時間窓の起点を前記確保した
エクステントの終端へ移動する。ステップST305では、
次のエクステントを検出する。ステップST306では、前
記850msの時間窓の起点から前記確保したエクステント
までが、36ECCブロックより長いか否かを判定する。ス
テップST307では、数式(3)を満足するか否かを判定
する。数式(3)を満足する場合はステップST309へ進
み、満足しない場合はステップST308へ進む。ステップS
T309では、エクステントを連結し、ステップST304へ進
む。ステップST308では、最初に検出したエクステント
の先頭から最後に検出したエクステントの終端までの領
域が、シームレスに再生を行うために必要な長さを満た
す記録領域CDAを満たすか否かを、数式(2)で判定
する。シームレスに再生を行うために必要な長さを満た
す記録領域CDAを満たせばステップST310に進み、満
たさなければステップST311へ進む。ステップST310で
は、前記最初に検出したエクステントの先頭から最後に
検出したエクステントの終端までの領域を、シームレス
に再生を行うために必要な長さを満たす記録領域CDA
として確保する。ステップST311では、前記最初に検出
したエクステントの先頭から最後に検出したエクステン
トの終端までの領域を破棄する。以上のステップを記録
可能領域がなくなるまで繰り返し、複数のシームレスに
再生を行うために必要な長さを満たす記録領域CDAを
確保する。
【0035】なお、本発明の第2の実施形態では、記録
可能領域がなくなるまでシームレスに再生を行うために
必要な長さを満たす記録領域CDAの確保を繰り返す場
合について説明しが、シームレスに再生を行うために必
要な長さを満たす記録領域CDAの個数、あるいは確保
したシームレスに再生を行うために必要な長さを満たす
記録領域CDAの総サイズで、繰り返しを止める場合に
ついても同様の効果が得られるものである。また、本発
明の実施形態では、情報記録媒体としてDVD-RAM
を用いて説明したが、DVD-RW等、他のディスクメ
ディアを用いても同様の効果がえられるものである。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は追記時に
前回記録した終端から記録を開始することにより、追記
した場合もシームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAを確保し、ビデオオブジェクトV
OB間をシームレスに再生できるというすぐれた効果を
有する情報記録方法、情報記録装置及び情報記録媒体を
提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る情報記録方法の
処理手順を示すフローチャート図
【図2】本発明の第2の実施形態に係る情報記録方法の
処理手順を示すフローチャート図
【図3】本発明の第1及び第2の実施形態に係る情報記録
方法のシームレスに再生を行うために必要な長さを満た
す記録領域CDAを検出する処理手順を示すフローチャ
ート図
【図4】ビデオレコーディング規格で規定されたバッフ
ァの状態を示す説明図
【図5】ビデオレコーディング規格で規定されたタイム
インターバルルールの説明図
【図6】本発明の第1の実施形態に係る情報記録方法の
DVD-RAM上のAVデータの配置を示す説明図
【図7】本発明の第2の実施形態に係る情報記録方法の
DVD-RAM上のAVデータの配置を示す説明図
【符号の説明】
401 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAの始端から終端までを時系列で帯
状に示した図 402 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAの始端 403 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAの終端 404 CDAの始端から終端までの間にバッファに
一時的に保持するデータ量の増加を示す直線 405 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAの終端までの間にバッファに一時
的に保持するデータ量 406 時間軸 407 データ量軸 501 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAの始端から終端までを時系列で帯
状に示した図 帯状に示した図 502 CDA中の不連続領域 503 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDA内の850msのタイムインターバル
の始端 504 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDA内の850msのタイムインターバル
の終端 505 シームレスに再生を行うために必要な長さを
満たす記録領域CDAの850msのタイムインターバル区
間にバッファに一時的に保持するデータ量 506 時間軸 507 データ量軸 601 DVD-RAM 601 既にAVデータが記録されている第二の記録
単位 603 連続して記録できる領域 701 DVD-RAM 701 既にAVデータが記録されている第二の記録
単位 703 不連続領域 704 連続して記録できる領域 705 新たに確保した第二の記録単位

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の記録単位より情報記録単位の大き
    な第二の記録単位を有する情報記録媒体を準備し、前記
    情報記録媒体上の前記第二の記録単位より小さい第二の
    情報の記録を終了し、次に前記第一の記録単位を有する
    第一の情報の記録を開始する場合に、情報記録媒体上に
    前回記録した前記第二の情報の記録領域の終端を検出
    し、前記第二の情報の記録領域の終端から前記第一の情
    報を記録するようにしたことを特徴とする情報記録方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第一の記録単位より情報記録単位の
    大きな前記第二の記録単位を有する前記情報記録媒体を
    準備し、前記情報記録媒体上の前記第二の記録単位より
    小さい前記第二の情報の記録を終了し、次に前記第一の
    記録単位を有する前記第一の情報の記録を開始し、前回
    記録した前記第二の情報の記録領域の終端から前記第一
    の情報の記録を行うことができない場合に、前回記録し
    た前記第二の情報を前記情報記録媒体上の別の新たな第
    二の記録単位へ移動し、前記新たな第二の記録単位へ移
    動した前記第二の情報の記録領域の終端から第一の情報
    を記録するようにしたことを特徴とする情報記録方法。
  3. 【請求項3】 前記情報記録媒体上に記録した前記第二
    の情報の記録領域のサイズ、記録領域の位置およびシス
    テム記録レートを含む管理情報を情報記録媒体に記録す
    るようにしたことを特徴とする請求項1乃至2記載の情
    報記録方法。
  4. 【請求項4】 前記第一の記録単位より情報記録単位の
    大きな前記第二の記録単位を有し、前記第二の記録単位
    より小さい前記第二の情報と記録領域のサイズ、記録領
    域の位置およびシステム記録レートを含む管理情報を記
    録して終了し、次に前記第一の記録単位を有する前記第
    一の情報の記録を開始する場合に、前回記録した前記第
    二の情報の記録領域の終端から第一の情報を記録するよ
    うにしたことを特徴とする情報記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記第一の記録単位より情報記録単位の
    大きな前記第二の記録単位を有する前記情報記録媒体
    と、前記情報記録媒体上の前記第二の記録単位より小さ
    い第二の情報の記録を終了し、次に前記第一の記録単位
    を有する第一の情報の記録を開始する場合に、前回記録
    した前記第二の情報の記録領域の終端を検出する終端検
    出手段と、前回記録した前記第二の情報の記録領域の終
    端から前記第一の情報を記録する第一情報記録手段とを
    備えたことを特徴とする情報記録装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の記録単位より情報記録単位の
    大きな前記第二の記録単位を有する前記情報記録媒体
    と、前記情報記録媒体上の前記第二の記録単位より小さ
    い前記第二の情報の記録を終了し、次に前記第一の記録
    単位を有する前記第一の情報の記録を開始し、前回記録
    した前記第二の情報の記録領域の終端から前記第一の情
    報の記録を行うことができない場合に、前回記録した前
    記第二の情報を前記情報記録媒体上の別の新たな第二の
    記録単位へ移動する情報移動手段と、前記新たな第二の
    記録単位へ移動した前記第二の情報の記録領域の終端か
    ら前記第一の情報を記録する第一情報記録手段を備えた
    ことを特徴とする情報記録装置。
  7. 【請求項7】 前記情報記録媒体上に記録した前記第二
    の情報の記録領域のサイズ、記録領域の位置およびシス
    テム記録レートを含む前記管理情報を前記情報記録媒体
    に記録する管理情報記録手段を備えたことを特徴とした
    請求項5乃至6記載の情報記録装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005117010A1 (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Sony Corporation 記録装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
WO2007063767A1 (ja) 2005-12-01 2007-06-07 Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. 半導体素子又は表示素子用洗浄液および洗浄方法

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