JP2003016451A - 個人認証装置及び個人認証方法 - Google Patents

個人認証装置及び個人認証方法

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JP2003016451A
JP2003016451A JP2001199376A JP2001199376A JP2003016451A JP 2003016451 A JP2003016451 A JP 2003016451A JP 2001199376 A JP2001199376 A JP 2001199376A JP 2001199376 A JP2001199376 A JP 2001199376A JP 2003016451 A JP2003016451 A JP 2003016451A
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JP2001199376A
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Katsumasa Onda
勝政 恩田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 顔や音声のような経時経年変化する生態情報
をより安全に更新することができる個人認証装置を提供
すること。 【解決手段】 生体情報を含む複数の個人情報に基づい
て個人を認証する個人認証装置において、複数の個人情
報を入力または入力変換する入力変換手段101と、複数
の個人情報を記憶しておく記憶手段103と、入力変換手
段101によって入力された複数の個人情報と記憶手段103
に記憶する複数の個人情報を照合判定する照合判定手段
104と、記憶手段103に記憶する個人情報を使用者が更新
できる登録更新手段102を有し、記憶手段103に記憶する
複数の個人情報のうちの特定の個人情報Aを更新する際
に、更新対象である特定の個人情報A以外の個人情報を
用いた照合判定を照合判定手段104によって行い、その
結果により更新の可否を判断するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人に固有の特徴
情報(以下「個人情報」という。)を用いて個人の認証
を行う個人認証装置および個人認証方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】少なくとも1つ以上の生体情報を含む複
数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認証装置の
例として「個人同定装置及び個人同定方法(特開平10-2
61083号公報)」がある。図5は、特開平10-261083号公
報に記載の一実施例の個人照合装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【0003】複数の個人情報として、音声情報、顔画像
情報、指紋情報の3つの生体情報を用いた方法について
開示している。音声情報に関しては、音声を入力する音
声入力部501、あらかじめ登録した音声情報を格納す
る音声記憶部502、入力音声情報と記憶する音声情報
を照合し類似度を算出する音声照合部503、入力した
音声情報の信頼度を算出する音声信頼度算出部504を
用いる。同様に、顔画像情報に関しては、顔画像入力部
505、顔画像記憶部506、顔画像照合部507、顔
画像信頼度算出部508を、指紋情報に関しては、指紋
入力部509、指紋記憶部510、指紋照合部511、
指紋信頼度算出部512を用いる。同定結果統合部51
3は、503、507、511の各照合部より算出され
た類似度と、504、508、512の各信頼度算出部
より算出された信頼度を統合規則によって統合し、最終
的に本人であるかどうかの判定を出力する。
【0004】前記実施例では、音声情報は、音声入力部
に対して決められた単語を数回事前に発生し、特徴抽出
した形で音声記憶部に記憶される。顔画像情報は、画像
入力部に対して正面を向いた顔画像を事前に入力し、特
徴抽出した形で顔画像記憶部に記憶される。指紋情報
は、事前に指紋を入力部より入力し、指紋全体より特徴
を抽出した形で指紋記憶部に記憶される。本人同定時に
は、入力した各情報をそれぞれ特徴変換し、各記憶部に
記憶されている本人の情報と比較して類似度の算出を行
っている。上記のように特開平10-261083号公報の方法
では、予め複数の個人情報を登録しておき、登録情報を
更新する方法については開示していない。
【0005】登録情報を更新するタイプの個人認証装置
の例として、「人物認識装置及びその方法(特開平11-1
75718号公報)」がある。図6を用いて特開平11-175718
号公報の装置の個人情報の更新手順を説明する。
【0006】図6は、特開平11-175718号公報に記載の
一実施例による顔画像を用いた個人照合装置の構成を示
すブロック図である。登録情報更新部605は、登録情
報保持部604の登録情報を必要に応じて更新する。登
録情報更新部605は、更新の方法、条件を決定する更
新判断部605Aと、この決定された方法、条件によっ
て登録情報の更新を行う更新情報生成部605Bからな
る。更新判断部605Aは、例えば、認識部603で行
われた認識の結果(入力データと類似度)と辞書更新が
行われた経過時間の大きさから、更新を行うか否かを決
定する。更新情報生成部605Bは、既に登録されてい
るデータと認証時に使われたデータを用いて新たな登録
情報を生成する。以上のような構成により、顔や音声の
ような経時、経年変化するような個人情報の更新を自動
的に行うことができ、さらに変動に強く、経時経年変化
に対応し、認識率を維持することが可能になっている。
【0007】一般的に、顔や音声といった生体情報は経
時経年変化することが知られている。対策の一例とし
て、特開平11-175718号公報では、経時経年変化に対応
するために認証時に入力変換された生体情報と記憶手段
に記憶する生体情報とから新たな登録情報を自動的に生
成して更新する手法について開示している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術によれば、経時経年変化する生体情報を自動的に更
新することは非常に難しく、場合によっては登録してあ
る生体情報に類似した他人が本来の持ち主になりすまし
て入力した生体情報が更新データに使用されてしまい、
登録データが他人の生体情報で置き換えられてしまうと
いうことが発生する危険性がある。
【0009】一方、指紋情報や虹彩情報は終生不変な個
人情報であると言われている。したがって、顔情報や音
声情報のように経時経年変化に対応するために一度登録
した指紋情報や虹彩情報を更新する必要は基本的にはな
い。しかし、登録指や登録眼をケガ等によって使用でき
ない場合には一時的にでも認証ができなくなるために、
登録してある個人情報を更新する必要が生じる場合があ
る。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、個人情報の更新を少なくとも使用
者の意志によって意図的に更新する手段を提供するもの
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の個人認証装置
は、生体情報を含む複数の個人情報に基づいて個人を認
証する個人認証装置において、前記複数の個人情報を入
力または入力変換する入力変換手段と、前記複数の個人
情報を記憶する記憶手段と、前記入力変換手段によって
入力した複数の個人情報と前記記憶手段に記憶する複数
の個人情報を照合および判定する照合判定手段と、前記
記憶手段に記憶する個人情報を使用者が更新することを
可能とする登録更新手段を有し、前記登録更新手段は、
前記記憶手段に記憶する複数の個人情報のうちの特定の
個人情報を更新する際に、更新対象である前記特定の個
人情報以外の個人情報を用いた照合更新を前記照合判定
手段によって行い、照合更新結果により更新の可否を判
断することを特徴とする構成を有している。この構成に
より、顔や音声のような経時経年変化する生体情報をよ
り安全に更新することができる。また、登録した指や虹
彩をケガして使用できなくなったときにも使用者自らが
別の指や虹彩を更新することができる。
【0012】また、本発明の個人認証装置は、生体情報
と生体情報以外の個人情報を含む複数の個人情報に基づ
いて個人を認証する個人認証装置において、前記複数の
個人情報を入力または入力変換する入力変換手段と、前
記複数の個人情報を記憶しておく記憶手段と、前記入力
変換手段によって入力した複数の個人情報と前記記憶手
段に記憶する複数の個人情報を照合および判定する照合
判定手段と、前記記憶手段に記憶する個人情報を使用者
が更新することを可能とする登録更新手段を有し、前記
登録更新手段は、前記記憶手段に記憶する生体情報のう
ちの特定の個人情報を更新する際には、更新対象である
前記特定の個人情報以外の前記生体情報以外の個人情報
を用いた照合更新を前記照合判定手段によって行い、こ
の結果により更新の可否を判断し、一方、前記記憶手段
に記憶する前記生体情報以外の個人情報を更新する際に
は前記生体情報以外の個人情報を用いた照合を前記照合
判定手段によって行い、照合更新結果により更新の可否
を判断することを特徴とする構成を有している。この構
成により、顔や音声のような経時経年変化する生体情報
をより安全に更新することができる。また、登録した指
や虹彩をケガして使用できなくなったときにも使用者自
らが別の指や虹彩を更新することができる。
【0013】さらに、本発明の個人認証装置は、生体情
報を含む複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人
認証装置において、前記複数の個人情報を入力または入
力変換する入力変換手段と、前記複数の個人情報を記憶
しておく記憶手段と、前記入力変換手段によって入力し
た複数の個人情報と前記記憶手段に記憶する複数の個人
情報を照合および判定する照合判定手段と、前記記憶手
段に記憶する個人情報を使用者が更新することを可能と
する登録更新手段と、複数のアプリケーションからの認
証要求を受け付ける認証要求受け付け手段を有し、前記
登録更新手段は、前記記憶手段に記憶する複数の個人情
報のうちの特定の個人情報を更新する際に、更新対象で
ある前記特定の個人情報以外の個人情報を用いた照合更
新を前記照合判定手段によって行い、照合更新結果によ
り更新の可否を判断し、前記照合判定手段は、複数の個
人情報の組み合わせ方を認証要求元のアプリケーション
毎に設定することを特徴とする構成を有している。この
構成により、顔や音声のような経時経年変化する生体情
報をより安全に更新することができる。また、登録した
指や虹彩をケガして使用できなくなったときにも使用者
自らが別の指や虹彩を更新することができる。
【0014】さらに、本発明の個人認証装置は、生体情
報と前記生体情報以外の個人情報を含む複数の個人情報
に基づいて個人を認証する個人認証装置において、前記
複数の個人情報を入力または入力変換する入力変換手段
と、前記複数の個人情報を記憶しておく記憶手段と、前
記入力変換手段によって入力した複数の個人情報と前記
記憶手段に記憶する複数の個人情報を照合および判定す
る照合判定手段と、前記記憶手段に記憶する個人情報を
使用者が更新することを可能とする登録更新手段を有
し、前記登録更新手段は、前記記憶手段に記憶する生体
情報のうちの特定の個人情報を更新する際には、更新対
象である前記特定の個人情報以外の前記生体情報以外の
個人情報を用いた照合を前記照合判定手段によって行
い、この結果により更新の可否を判断し、一方、前記記
憶手段に記憶する前記生体情報以外の個人情報を更新す
る際には前記生体情報以外の個人情報を用いた照合更新
を前記照合判定手段によって行い、照合更新結果により
更新の可否を判断し、前記照合判定手段は、複数の個人
情報の組み合わせ方を認証要求元のアプリケーション毎
に設定することを特徴とする構成を有している。この構
成により、顔や音声のような経時経年変化する生体情報
をより安全に更新することができる。また、登録した指
や虹彩をケガして使用できなくなったときにも使用者自
らが別の指や虹彩を更新することができる。
【0015】本発明の個人認証方法は、生体情報を含む
複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認証方法
において、前記複数の個人情報を入力または入力変換す
る入力変換ステップと、前記複数の個人情報を記憶して
おく記憶ステップと、前記入力変換ステップによって入
力した複数の個人情報と前記記憶ステップに記憶する複
数の個人情報を照合および判定する照合判定ステップ
と、前記記憶ステップに記憶する個人情報を使用者が更
新することを可能とする登録更新ステップを有し、前記
登録更新ステップは、前記記憶ステップに記憶する複数
の個人情報のうちの特定の個人情報を更新する際に、更
新対象である前記特定の個人情報以外の個人情報を用い
た照合更新を前記照合判定ステップによって行い、照合
更新結果により更新の可否を判断することを特徴とする
構成を有している。この構成により、顔や音声のような
経時経年変化する生体情報をより安全に更新することが
できる。また、登録した指や虹彩をケガして使用できな
くなったときにも使用者自らが別の指や虹彩を更新する
ことができる。
【0016】本発明の個人認証方法は、生体情報と前記
生体情報以外の個人情報を含む複数の個人情報に基づい
て個人を認証する個人認証方法において、前記複数の個
人情報を入力または入力変換する入力変換ステップと、
前記複数の個人情報を記憶しておく記憶ステップと、前
記入力変換ステップによって入力した複数の個人情報と
前記記憶ステップに記憶する複数の個人情報を照合およ
び判定する照合判定ステップと、前記記憶ステップに記
憶する個人情報を使用者が更新することを可能とする登
録更新ステップを有し、前記登録更新ステップは、前記
記憶ステップに記憶する生体情報のうちの特定の個人情
報を更新する際には、更新対象である前記特定の個人情
報以外の前記生体情報以外の個人情報を用いた照合更新
を前記照合判定ステップによって行い、照合更新結果に
より更新の可否を判断し、一方、前記記憶ステップに記
憶する前記生体情報以外の個人情報を更新する際には前
記生体情報以外の個人情報を用いた照合を前記照合判定
ステップによって行い、この結果により更新の可否を判
断することを特徴とする構成を有している。この構成に
より、顔や音声のような経時経年変化する生体情報をよ
り安全に更新することができる。また、登録した指や虹
彩をケガして使用できなくなったときにも使用者自らが
別の指や虹彩を更新することができる。
【0017】本発明の個人認証方法は、生体情報を含む
複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認証方法
において、前記複数の個人情報を入力または入力変換す
る入力変換ステップと、前記複数の個人情報を記憶して
おく記憶ステップと、前記入力変換ステップによって入
力した複数の個人情報と前記記憶ステップに記憶する複
数の個人情報を照合および判定する照合判定ステップ
と、前記記憶ステップに記憶する個人情報を使用者が更
新することを可能とする登録更新ステップと、複数のア
プリケーションからの認証要求を受け付ける認証要求受
け付けステップを有し、前記登録更新ステップは、前記
記憶ステップに記憶する複数の個人情報のうちの特定の
個人情報を更新する際に、更新対象である前記特定の個
人情報以外の個人情報を用いた照合更新を前記照合判定
ステップによって行い、照合更新結果により更新の可否
を判断し、前記照合判定ステップは、複数の個人情報の
組み合わせ方を認証要求元のアプリケーション毎に設定
することを特徴とする構成を有している。この構成によ
り、顔や音声のような経時経年変化する生体情報をより
安全に更新することができる。また、登録した指や虹彩
をケガして使用できなくなったときにも使用者自らが別
の指や虹彩を更新することができる。
【0018】本発明の個人認証方法は、生体情報と前記
生体情報以外の個人情報を含む複数の個人情報に基づい
て個人を認証する個人認証方法において、前記複数の個
人情報を入力または入力変換する入力変換ステップと、
前記複数の個人情報を記憶しておく記憶ステップと、前
記入力変換ステップによって入力した複数の個人情報と
前記記憶ステップに記憶する複数の個人情報を照合およ
び判定する照合判定ステップと、前記記憶ステップに記
憶する個人情報を使用者が更新することを可能とする登
録更新ステップを有し、前記登録更新ステップは、前記
記憶ステップに記憶する生体情報のうちの特定の個人情
報Aを更新する際には、更新対象である前記特定の個人
情報以外の前記生体情報以外の個人情報を用いた照合更
新を前記照合判定ステップによって行い、照合更新結果
により更新の可否を判断し、一方、前記記憶ステップに
記憶する前記生体情報以外の個人情報を更新する際には
前記生体情報以外の個人情報を用いた照合を前記照合判
定ステップによって行い、照合更新結果により更新の可
否を判断し、前記照合判定ステップは、複数の個人情報
の組み合わせ方を認証要求元のアプリケーション毎に設
定することを特徴とする構成を有している。この構成に
より、顔や音声のような経時経年変化する生体情報をよ
り安全に更新することができる。また、登録した指や虹
彩をケガして使用できなくなったときにも使用者自らが
別の指や虹彩を更新することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を用いて説明する。図1に示すように、本発明
の第1の実施の形態1の個人認証装置は、入力変換手段
101は少なくとも1つ以上の生体情報を含む複数の個
人情報を入力または入力変換する。入力変換手段101
の内部は、複数の個人情報(以下、複数の個人情報を区
別して示すため、「個人情報A」、「個人情報B」、
「個人情報C」とする。)を入力するために、個人情報
ごとの入力変換手段A(以下、個人情報Aを入力または
入力変換する手段を「入力変換手段A」とする。)と、
入力変換手段B(以下、個人情報Bを入力または入力変
換する手段を「入力変換手段B」とする。)と、入力変
換手段C(以下、個人情報Cを入力または入力変換する
手段を「入力変換手段C」とする。)とから構成されて
いる。
【0020】まず、個人認証装置の初期設定時の個人情
報登録動作について説明する。登録更新手段102で
は、入力変換手段101で入力変換された複数の個人情
報の品質をそれぞれチェックし、一定の品質に満たない
個人情報については、再度、入力変換手段101にて個
人情報を入力し直し、一定以上の品質となった時にその
個人情報を記憶手段103に記憶する。登録更新手段1
02の内部は、個人情報Aの品質をチェックし登録の可
否を判断する登録更新判断手段A、個人情報Bの品質を
チェックし登録の可否を判断する登録更新判断手段B、
個人情報Cの品質をチェックし登録の可否を判断する登
録更新判断手段Cから構成されている。品質のチェック
の仕方は個人情報毎に異なる。一例として指紋を例に説
明する。入力された指紋情報は様々な画像処理を施され
た後、指紋特徴であるマニューシャ(以下、指紋の端点
や分岐点、三角州などの指紋の特徴情報を「マニューシ
ャ」という。)が抽出される。抽出されたマニューシャ
の数は、入力された指紋の品質チェックに使用される。
マニューシャの数が一定数(例えば10ケ程度)以上存
在すれば入力変換された指紋情報は良質と判断され、逆
に、マニューシャの数が一定数に満たない場合には品質
不良と判断することができる。また、生体情報以外の個
人情報(以下、生体情報以外の個人情報を「ID情報」
という。)の場合、入力されたID情報の桁数が予め指
定された桁数であるか否かが品質のチェックに使用され
る。入力されたID情報の桁数が予め指定された桁数に
満たない場合や、予め指定された桁数を超える場合には
品質不良と判定し、予め指定された桁数に合致する場合
には良質であると判定することが出きる。
【0021】次に、通常運用時の認証動作について説明
する。入力変換手段101は少なくとも1つ以上の生体
情報を含む複数の個人情報を入力または入力変換する。
照合判定手段104は、入力変換された前記複数の個人
情報と、記憶手段103に記憶する複数の個人情報とを
照合判定し、入力された個人情報が、登録された個人情
報と一致するか否かの認証結果を出力する。照合判定手
段104の内部は、個人情報毎に照合を行う照合手段
A、照合手段B、照合手段C、及び、複数の個人情報の
照合結果を用いて、入力された複数の個人情報が登録さ
れている複数の個人情報と一致するか否かの判定を総合
的に行う判定手段から構成されている。照合手段で行わ
れる個人情報の照合の仕方は個人情報毎に異なる。一例
として指紋を例に説明する。入力変換手段101で入力
変換されたマニューシャは、記憶手段103に登録され
たマニューシャとの間で類似度の照合が行われる。具体
的には一致したマニューシャの数を照合手段で算出す
る。また、ID情報の場合、入力変換手段101で入力
されたID情報と記憶手段103に登録されたID情報
との照合、すなわち同じ記号列であるか否かを検査す
る。判定手段では、前記複数の個人情報毎の照合結果を
もとに総合的な判定を行う。一例として、個人情報とし
て指紋とID情報を用いる場合、ID情報が完全一致
し、かつ、マニューシャの一致数が予め設定した数以上
一致した場合に認証OKと判定し、それ以外の場合には
認証NGと判定する方法が考えられる。
【0022】次に、使用者が意図的に個人情報の一部を
更新する際の更新動作について説明する。使用者の意図
によって個人情報Aを更新する際には、入力変換手段1
01にて個人情報A以外の少なくとも一つ以上の個人情
報が入力変換される。照合判定手段104は、入力変換
手段101にて入力変換された個人情報A以外の少なく
とも一つ以上の個人情報と、記憶手段103に記憶され
ている個人情報A以外の少なくとも一つ以上の個人情報
との間で照合判定を行う。照合判定手段104での認証
結果がNGの場合には、個人情報Aの更新は行われな
い。この場合には、入力変換手段101によって個人情
報A以外の少なくとも一つ以上の個人情報の再入力を行
い、照合判定手段104で認証OKとなるまでこれを繰
り返してもよい。認証結果がOKとなった場合には、次
に、入力変換手段101によって更新用の個人情報Aを
入力変換し、登録更新手段102は、入力変換された個
人情報Aの品質をチェックし、品質が一定以上である場
合にのみ記憶手段103に記憶する個人情報Aを更新す
る。品質が一定値に満たない場合には、入力変換手段1
01にて、個人情報Aの再入力を行い、品質が一定値以
上になるまでこれを繰り返す。
【0023】以上説明したように、本発明は、顔や音声
のような経時経年変化する生体情報をより安全に更新す
ることができる。すなわち、顔や音声が経時経年変化
し、登録した顔や音声と認証時の顔や音声の類似度に相
違が発生して、本人であるにも関わらず認証でNGとな
るようなことが発生するようになってしまった場合に
は、使用者自らの意志によって顔や音声の個人情報を更
新することができる。
【0024】また、更新しようとしている人間が、本当
に登録者であるかどうかは、更新対象の個人情報以外の
個人情報を用いた照合判定によってチェックするため、
他人がなりすまして個人情報を更新することはできな
い。
【0025】また、特開平11-175718号公報の更新方法
では、登録した指や眼をケガして使用できないような場
合に、登録した個人情報を更新することが出来ないが、
本発明による更新方法では、登録した指や虹彩をケガし
て使用できなくなったときにも、使用できなくなった個
人情報以外の個人情報を用いた照合判定を行い、認証が
OKの場合にその個人情報を更新することができる。
【0026】図2は本発明の第2の実施の形態の個人認
証装置のブロック図を示す。これは上記第1の実施の形
態とは、個人情報登録動作と認証動作は同じであるが、
更新動作が相違している。
【0027】この構成によれば、生体情報として顔情報
および指紋情報、生体情報以外の個人情報としてID情
報を用いた場合の例である。本発明では、生体情報の更
新の可否判断に、少なくともID情報による照合を行い
その結果に基づいて生体情報を更新するようにした。す
なわち、入力変換手段201で入力されたID情報と、
記憶手段203に記憶するID情報の照合を照合判定手
段204にて行い、両ID情報が一致したときにのみ生
体情報の更新を可能とする。生体情報を更新する際の手
順について説明する。まず、入力変換手段201によっ
て生体情報を入力変換し、登録更新手段202にて生体
情報の品質チェックを行い、記憶手段203に記憶する
生体情報を更新する。
【0028】また、ID情報を更新する際には、入力変
換手段201にてID情報を入力し、入力された前記I
D情報と、記憶手段203に記憶するID情報との照合
を照合判定手段204にて行う。ID情報の照合がOK
の場合には、更新用のIDを新たに入力変換手段201
にて入力し、入力されたID情報の品質を登録更新手段
202にチェックし、良質と判断されたときに記憶手段
203に記憶するID情報を更新する。
【0029】一般的に、生体情報による認証では、非常
に少ない確率ではあるが他人を間違えて受け入れてしま
うという誤認証が発生する。このような誤認証は生体情
報認証のなかでも比較的精度が高いといわれる平均的な
指紋による照合の場合でも0.01%程度である。一方、I
D情報を用いた場合の他人受入率は非常に小さくするこ
とができる。一例として、ID情報として大文字・小文
字区別する英数字5桁を用いた場合の他人受入率は、数
式(1)となる。
【0030】
【数1】
【0031】したがって、ある個人情報Aを更新する際
に、個人情報A以外の少なくともID情報を含む一つ以
上の個人情報を用いた照合判定を行いその結果(認証O
Kまたは認証NG)に基づいてその更新の可否判断を行
うことにより、他人が本人になりすまして個人情報を悪
意的に更新することが非常に難しくなる。また、ID情
報の更新には、少なくとも既に登録されているID情報
による照合判定を行い、認証OKの場合に新たなID情
報に更新できるようにした。ID情報は経時経年変化も
しないし、ケガ等によって使用できなることもないた
め、個人情報の更新を行う際の本人チェックには非常に
適しており、したがって、安全かつ高信頼での更新が可
能となる。
【0032】図3は、本発明の第3の形態の個人認証装
置のブロック図を示す。個人認証装置の初期設定時の個
人情報登録動作および使用者が意図的に個人情報の一部
を更新する際の更新動作については、第1の実施の形態
で説明したものと同じである。ここでは説明を省略し、
通常運用時の認証動作についてのみ説明する。
【0033】まず、アプリケーションからの認証要求が
認証要求受付手段305で受け付けられる。認証要求受
付手段305にはアプリケーション毎に対応した判定手
段がテーブル化されており、どのアプリケーションから
の認証要求かによって、照合判定手段304のどの判定
手段を使用するかを指示する判定手段選択信号を照合判
定手段304に出力する。照合判定手段304では、認
証要求受付手段305からの判定手段選択信号306に
より使用する判定手段が決定される。ここでは判定手段
を区別するため、判定手段X、判定手段Y、判定手段Z
とする。それぞれの判定手段毎に、複数の個人情報のう
ちどの組み合わせの個人情報で照合判定を行うかが設定
されており、設定されている個人情報の組み合わせで照
合判定を行う。
【0034】以下、具体的動作の一例について説明す
る。まず、アプリケーション1(以下、「アプリ1」と
いう。)から認証要求受付手段305に認証要求が出さ
れたとする。認証要求受付手段305では、アプリ1に
対応した判定手段Xを選択する判定手段選択信号306
を照合判定手段304に出力する。照合判定手段304
では、選択された判定手段Xに基づいた照合判定を行
う。すなわち、個人情報Aおよび個人情報Bを用いた照
合判定を行うことになる。この場合、入力変換手段30
1は個人情報Aおよび個人情報Bを入力または入力変換
する。入力された個人情報は、照合判定手段304に送
られる。照合判定手段304は、入力変換された複数の
個人情報(この場合、個人情報Aおよび個人情報B)
と、記憶手段303に記憶する複数の個人情報(この場
合、個人情報Aおよび個人情報B)とをそれぞれ照合
(照合手段A、照合手段B)し、前記2つの照合結果を
用いて判定手段Xにて判定が行われ、認証OKまたは認
証NGの認証結果が出力される。
【0035】以上のように、第3の実施の形態の個人認
証装置は、アプリケーション毎に判定手段を設定するこ
とにより、比較的少額決済の個人認証には認証精度が低
くても使い勝手のよい生体情報を用いた認証を行い、株
式取り引きやネットバンキングのような高額決済の個人
認証にはできるだけ認証精度が高くなるような個人情報
の組み合わせで認証を行うことができる。
【0036】以下、本発明の第4の実施の形態につい
て、図4を用いて説明する。図4に示すように、本発明
の第4の実施の形態の個人認証装置は、初期設定時の個
人情報登録動作については第1の実施の形態で説明した
ものと同じである。また、使用者が意図的に個人情報の
一部を更新する際の更新動作については第2の実施の形
態で説明したものと同じである。さらに、通常運用時の
認証動作については第3の実施の形態で説明したものと
同じである。
【0037】以上のように、本発明の第4の実施の形態
の個人認証装置は、比較的少額決済の個人認証には認証
精度が低くても使い勝手のよい生体情報を用いた認証を
行い、株式取り引きやネットバンキングのような高額決
済の個人認証にはできるだけ認証精度が高くなるような
個人情報の組み合わせで認証を行うようにすることがで
きる。また、他人が本人になりすまして個人情報を悪意
的に更新することが非常に難しくなり、安全かつ高信頼
での更新が可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、登録し
た指や虹彩をケガして使用できなくなったときにも、使
用者自らが別の指や虹彩を登録若しくは更新することに
より、顔や音声のような経時経年変化する生体情報をよ
り安全に更新できるというすぐれた効果を有する個人認
証装置および個人認証方法を提供することができるもの
である。
【0039】また、個人情報の更新可否判断にID情報
による照合判定結果を用いることによって、他人が本人
になりすまして個人情報を悪意的に更新することが非常
に難しくなるのみならず、非常に安全かつ高信頼での個
人情報の更新が可能となる。
【0040】さらに、比較的少額決済の個人認証には認
証精度が低くても使い勝手のよい生体情報を用いた認証
を行い、株式取り引きやネットバンキングのような高額
決済の個人認証にはできるだけ認証精度が高くなるよう
な個人情報の組み合わせで認証を行うようにすることが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の個人認証装置のブ
ロック図
【図2】本発明の第2の実施の形態の個人認証装置のブ
ロック図
【図3】本発明の第3の実施の形態の個人認証装置のブ
ロック図
【図4】本発明の第4の実施の形態の個人認証装置のブ
ロック図
【図5】従来技術について説明するためのブロック図
【図6】従来技術について説明するためのブロック図
【符号の説明】
101 入力変換手段 102 登録更新手段 103 記憶手段 104 照合判定手段 201 入力変換手段 202 登録更新手段 203 記憶手段 204 照合判定手段 301 入力変換手段 302 登録更新手段 303 記憶手段 304 照合判定手段 305 認証要求受付手段 306 判定手段選択信号 401 入力変換手段 402 登録更新手段 403 記憶手段 404 照合判定手段 405 認証要求受付手段 406 判定手段選択信号 501 音声入力部 502 音声記憶部 503 音声照合部 504 音声信頼度算出部 505 顔入力部 506 顔記憶部 507 顔照合部 508 顔信頼度算出部 509 指紋入力部 510 指紋記憶部 511 指紋照合部 512 指紋信頼度算出部 513 同定結果統合部 601 特徴抽出部 602 部分空間算出部 603 認識部 604 登録情報保持部 605 登録情報更新部 605A 更新判断部 605B 更新情報生成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体情報を含む複数の個人情報に基づい
    て個人を認証する個人認証装置において、前記複数の個
    人情報を入力または入力変換する入力変換手段と、前記
    複数の個人情報を記憶する記憶手段と、前記入力変換手
    段によって入力した複数の個人情報と前記記憶手段に記
    憶する複数の個人情報を照合および判定する照合判定手
    段と、前記記憶手段に記憶する個人情報を使用者が更新
    することを可能とする登録更新手段を有し、前記登録更
    新手段は、前記記憶手段に記憶する複数の個人情報のう
    ちの特定の個人情報を更新する際に、更新対象である前
    記特定の個人情報以外の個人情報を用いた照合更新を前
    記照合判定手段によって行い、照合更新結果により更新
    の可否を判断することを特徴とする個人認証装置。
  2. 【請求項2】 生体情報と生体情報以外の個人情報を含
    む複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認証装
    置において、前記複数の個人情報を入力または入力変換
    する入力変換手段と、前記複数の個人情報を記憶してお
    く記憶手段と、前記入力変換手段によって入力した複数
    の個人情報と前記記憶手段に記憶する複数の個人情報を
    照合および判定する照合判定手段と、前記記憶手段に記
    憶する個人情報を使用者が更新することを可能とする登
    録更新手段を有し、前記登録更新手段は、前記記憶手段
    に記憶する生体情報のうちの特定の個人情報を更新する
    際には、更新対象である前記特定の個人情報以外の前記
    生体情報以外の個人情報を用いた照合更新を前記照合判
    定手段によって行い、この結果により更新の可否を判断
    し、一方、前記記憶手段に記憶する前記生体情報以外の
    個人情報を更新する際には前記生体情報以外の個人情報
    を用いた照合を前記照合判定手段によって行い、照合更
    新結果により更新の可否を判断することを特徴とする個
    人認証装置。
  3. 【請求項3】 生体情報を含む複数の個人情報に基づい
    て個人を認証する個人認証装置において、前記複数の個
    人情報を入力または入力変換する入力変換手段と、前記
    複数の個人情報を記憶しておく記憶手段と、前記入力変
    換手段によって入力した複数の個人情報と前記記憶手段
    に記憶する複数の個人情報を照合および判定する照合判
    定手段と、前記記憶手段に記憶する個人情報を使用者が
    更新することを可能とする登録更新手段と、複数のアプ
    リケーションからの認証要求を受け付ける認証要求受け
    付け手段を有し、前記登録更新手段は、前記記憶手段に
    記憶する複数の個人情報のうちの特定の個人情報を更新
    する際に、更新対象である前記特定の個人情報以外の個
    人情報を用いた照合更新を前記照合判定手段によって行
    い、照合更新結果により更新の可否を判断し、前記照合
    判定手段は、複数の個人情報の組み合わせ方を認証要求
    元のアプリケーション毎に設定することを特徴とする個
    人認証装置。
  4. 【請求項4】 生体情報と前記生体情報以外の個人情報
    を含む複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認
    証装置において、前記複数の個人情報を入力または入力
    変換する入力変換手段と、前記複数の個人情報を記憶し
    ておく記憶手段と、前記入力変換手段によって入力した
    複数の個人情報と前記記憶手段に記憶する複数の個人情
    報を照合および判定する照合判定手段と、前記記憶手段
    に記憶する個人情報を使用者が更新することを可能とす
    る登録更新手段を有し、前記登録更新手段は、前記記憶
    手段に記憶する生体情報のうちの特定の個人情報を更新
    する際には、更新対象である前記特定の個人情報以外の
    前記生体情報以外の個人情報を用いた照合を前記照合判
    定手段によって行い、この結果により更新の可否を判断
    し、一方、前記記憶手段に記憶する前記生体情報以外の
    個人情報を更新する際には前記生体情報以外の個人情報
    を用いた照合更新を前記照合判定手段によって行い、照
    合更新結果により更新の可否を判断し、前記照合判定手
    段は、複数の個人情報の組み合わせ方を認証要求元のア
    プリケーション毎に設定することを特徴とする個人認証
    装置。
  5. 【請求項5】 生体情報を含む複数の個人情報に基づい
    て個人を認証する個人認証方法において、前記複数の個
    人情報を入力または入力変換する入力変換ステップと、
    前記複数の個人情報を記憶しておく記憶ステップと、前
    記入力変換ステップによって入力した複数の個人情報と
    前記記憶ステップに記憶する複数の個人情報を照合およ
    び判定する照合判定ステップと、前記記憶ステップに記
    憶する個人情報を使用者が更新することを可能とする登
    録更新ステップを有し、前記登録更新ステップは、前記
    記憶ステップに記憶する複数の個人情報のうちの特定の
    個人情報を更新する際に、更新対象である前記特定の個
    人情報以外の個人情報を用いた照合更新を前記照合判定
    ステップによって行い、照合更新結果により更新の可否
    を判断することを特徴とする個人認証方法。
  6. 【請求項6】 生体情報と前記生体情報以外の個人情報
    を含む複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認
    証方法において、前記複数の個人情報を入力または入力
    変換する入力変換ステップと、前記複数の個人情報を記
    憶しておく記憶ステップと、前記入力変換ステップによ
    って入力した複数の個人情報と前記記憶ステップに記憶
    する複数の個人情報を照合および判定する照合判定ステ
    ップと、前記記憶ステップに記憶する個人情報を使用者
    が更新することを可能とする登録更新ステップを有し、
    前記登録更新ステップは、前記記憶ステップに記憶する
    生体情報のうちの特定の個人情報を更新する際には、更
    新対象である前記特定の個人情報以外の前記生体情報以
    外の個人情報を用いた照合更新を前記照合判定ステップ
    によって行い、照合更新結果により更新の可否を判断
    し、一方、前記記憶ステップに記憶する前記生体情報以
    外の個人情報を更新する際には前記生体情報以外の個人
    情報を用いた照合を前記照合判定ステップによって行
    い、この結果により更新の可否を判断することを特徴と
    する個人認証方法。
  7. 【請求項7】 生体情報を含む複数の個人情報に基づい
    て個人を認証する個人認証方法において、前記複数の個
    人情報を入力または入力変換する入力変換ステップと、
    前記複数の個人情報を記憶しておく記憶ステップと、前
    記入力変換ステップによって入力した複数の個人情報と
    前記記憶ステップに記憶する複数の個人情報を照合およ
    び判定する照合判定ステップと、前記記憶ステップに記
    憶する個人情報を使用者が更新することを可能とする登
    録更新ステップと、複数のアプリケーションからの認証
    要求を受け付ける認証要求受け付けステップを有し、前
    記登録更新ステップは、前記記憶ステップに記憶する複
    数の個人情報のうちの特定の個人情報を更新する際に、
    更新対象である前記特定の個人情報以外の個人情報を用
    いた照合更新を前記照合判定ステップによって行い、照
    合更新結果により更新の可否を判断し、前記照合判定ス
    テップは、複数の個人情報の組み合わせ方を認証要求元
    のアプリケーション毎に設定することを特徴とする個人
    認証方法。
  8. 【請求項8】 生体情報と前記生体情報以外の個人情報
    を含む複数の個人情報に基づいて個人を認証する個人認
    証方法において、前記複数の個人情報を入力または入力
    変換する入力変換ステップと、前記複数の個人情報を記
    憶しておく記憶ステップと、前記入力変換ステップによ
    って入力した複数の個人情報と前記記憶ステップに記憶
    する複数の個人情報を照合および判定する照合判定ステ
    ップと、前記記憶ステップに記憶する個人情報を使用者
    が更新することを可能とする登録更新ステップを有し、
    前記登録更新ステップは、前記記憶ステップに記憶する
    生体情報のうちの特定の個人情報Aを更新する際には、
    更新対象である前記と特定の個人情報以外の個人情報を
    含む一つ以上の個人情報を用いた照合更新を前記照合判
    定ステップによって行い、照合更新結果により更新の可
    否を判断し、一方、前記記憶ステップに記憶する前記生
    体情報以外の個人情報を更新する際には前記生体情報以
    外の個人情報を用いた照合を前記照合判定ステップによ
    って行い、照合更新結果により更新の可否を判断し、前
    記照合判定ステップは、複数の個人情報の組み合わせ方
    を認証要求元のアプリケーション毎に設定することを特
    徴とする個人認証方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005258555A (ja) * 2004-03-09 2005-09-22 Casio Comput Co Ltd 画像照合装置、および画像照合処理プログラム、画像照合方法
JP2008083921A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Secom Co Ltd 本人照合装置
JP2018169872A (ja) * 2017-03-30 2018-11-01 グローリー株式会社 顔認証システム、顔認証方法、及び顔認証プログラム

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