JP2003016345A - ユーザの属性に応じた情報提供方法、情報提供システム及び情報提供プログラム - Google Patents

ユーザの属性に応じた情報提供方法、情報提供システム及び情報提供プログラム

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JP2003016345A
JP2003016345A JP2001199996A JP2001199996A JP2003016345A JP 2003016345 A JP2003016345 A JP 2003016345A JP 2001199996 A JP2001199996 A JP 2001199996A JP 2001199996 A JP2001199996 A JP 2001199996A JP 2003016345 A JP2003016345 A JP 2003016345A
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Yoshikatsu Saijo
芳克 西條
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネットなどの利用者に、特別な入力
作業をさせることなく利用者に適切な情報提供を行うこ
とを可能とする。 【解決手段】サイト運営端末20に、属性分類規則と、
この分類にもとづいて分類された提供情報を、事前にそ
れぞれ属性規則記憶部22及び提供情報記憶部23に保
持させ、ユーザ端末10のアクセスに対して、IDを採
番し、これをユーザ端末10と、サイト運営端末20の
ユーザ情報記憶部24の双方で保存するとともに、サイ
ト運営端末20からユーザ端末10にサービス情報を送
信し、このサービス情報の利用時に入力された文言及び
文言入力過程情報をサイト運営端末20が受信して、こ
れにもとづいてユーザ属性を分析し、このユーザ属性に
適合する提供情報を提供情報記憶部23から抽出して、
この提供情報をユーザ端末10に送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットな
どの利用者が、ホームページ等を利用するに際し、利用
者に会員登録や属性入力などをさせることなく、利用者
に合った情報の提供を行うユーザの属性に応じた情報提
供方法、情報提供システム及び情報提供プログラムに関
する。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどの通信回線の利用者
(以降、ユーザと称する場合がある。)に対して、広告
などの情報を提供する場合において、その効果を高める
ために、これまで様々な試みがなされてきている。イン
ターネットにおける広告としては、バナーによるものが
ある。このバナーは、ユーザがこれをクリックすること
により、そのバナーにリンクされているホームページ
に、ユーザをアクセスさせる働きをもつ。また、この働
きを利用することにより、そのバナー自体が提供するも
のよりも、一層詳しい情報をユーザに提供することが可
能となる。このため、利用者にクリックされる頻度が高
まるように、バナー上に表示させる文字や画像情報に工
夫を凝らすことが行われている。
【0003】このバナーは、一般にホームページにアク
セスしてきた不特定の利用者に対して広告などの情報を
提供するものであるが、これに対してターゲットを絞っ
た広告などの情報提供手段として、電子メールによるも
のや、あるいは無料でメール機能の提供を行う代わり
に、情報提供ウィンドウを常駐させる方法などが実施さ
れている。このような、ターゲットを絞った情報提供を
行う場合には、利用者にこれを受信する旨を登録しても
らう必要があるとともに、広告効率などの精度を高める
ために、利用者に性別や年齢、あるいは仕事や趣味とい
った個人情報を入力してもらうことが一般に行われてい
る。
【0004】広告などの情報提供に際し、このように個
人情報を入力してもらうことによって、情報提供者はよ
り利用者に適切な情報を提供することができ、広告効果
などを高めることが可能である。また、利用者にとって
も、自身の興味や嗜好にあった内容に関する広告などの
情報が提供されるため、この情報を効果的に利用するこ
とが可能である。
【0005】さらに、このように利用者のニーズに合わ
せた情報提供を行うために、個人情報を入力させること
以外にも、利用者が閲覧したページ履歴情報や利用者が
購入した商品履歴を用いて、利用者の興味のある分野を
把握したり、あるいは利用者が入力した単純なキーワー
ドなどを元に、その利用者の望む情報を分析したりする
などの試みがなされている。そして、このようにして利
用者のニーズを把握することにより、情報提供者は、そ
の情報提供による効果を高めることが可能となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来
の、広告などの情報提供方法等においては、以下のよう
な問題があった。第一の問題は、利用者に個人情報を入
力してもらう場合には、その入力自体に手間がかかると
いうことである。このため、多くの利用者に登録しても
らうためには、一般には利用者に入力を促す動機付けを
与えるための、何らかの特典を用意する必要があるもの
であった。さらに、その登録を長く維持するためには、
この特典も継続して実施する必要があり、情報提供者に
負担のかかるものであった。
【0007】第二の問題は、利用者が閲覧したページ履
歴を参照する場合には、情報提供者の管理するホームペ
ージが、利用者の様々なニーズに対応できるだけの多く
の種類のページで構成されている必要があり、一部の情
報提供者を除き、一般的に利用できる方法ではなかっ
た。また、このような方法では、各利用者から多くの情
報を取得することは難しく、利用者のニーズ把握の精度
を高めることは困難であった。
【0008】第三の問題は、利用者の商品購入履歴を用
いる場合には、分析情報量自体が少ない場合が多く、効
果的に利用者のニーズ把握の精度を高めることのできる
ものではなかった。また、このような方法では、商品を
購入したことのある一部の利用者に対してのみ効果はあ
るものの、その他の多くの利用者に利用できるものでは
なかった。
【0009】第四の問題は、利用者が入力した単純なキ
ーワードなどにもとづいて、利用者のニーズを分析する
場合には、利用者が閲覧したページ履歴を参照する場合
等に比べると、その情報自体の把握可能な機会が少なか
った。このため、この方法によっては継続して適切な情
報を取得することが難しいという問題があった。
【0010】本発明は、上記の事情にかんがみなされた
ものであり、従来のような広告などの情報提供方法等に
伴う不都合を解消し、インターネットなどの利用者に、
特別な入力作業をさせることなく、その利用者に適切な
情報を提供することを実現するユーザの属性に応じた情
報提供方法、情報提供システム及び情報提供プログラム
の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の、ユーザの属性に応じた情
報提供方法は、サイト運営端末が、ユーザ端末から文言
及び文言入力過程情報を、通信回線を介して受信し、ユ
ーザの属性に応じた情報を、サイト運営端末からユーザ
端末へ、通信回線を介して提供するユーザの属性に応じ
た情報提供方法であって、サイト運営端末は、サイト運
営者により設定された、ユーザの属性分類規則を属性規
則記憶部に保存し、情報提供端末からの提供情報を、通
信回線を介して受信するとともに提供情報記憶部に保存
し、ユーザ端末は、サイト運営端末にアクセスし、サイ
ト運営端末は、アクセスに対し、ユーザ端末毎にIDを
採番してユーザ情報記憶部に保存するとともに、このI
D及びサービス情報をユーザ端末に送信し、ユーザ端末
は、サイト運営端末から送信されてきたIDを保存する
とともに、サービス情報を表示し、さらに、文言入力時
における、文言及び文言入力過程情報を、サイト運営端
末に送信し、サイト運営端末は、ユーザ端末から送信さ
れてきた文言及び文言入力過程情報を、属性規則記憶部
の属性分類規則にもとづいて分析し、ユーザのユーザ属
性を決定するとともにユーザ情報記憶部に保存し、提供
情報記憶部からユーザ属性に適合する提供情報を抽出し
て、この抽出した提供情報を、ユーザ端末に送信する方
法としてある。
【0012】ユーザの属性に応じた情報提供方法をこの
ような方法にすれば、インターネットなどの利用者(ユ
ーザ)は、閲覧中のサイトの内容に関係なく、自分の嗜
好や興味あるいは性別や年齢といった、自己の属性にあ
った広告などの情報を閲覧することが可能となる。
【0013】このため、ユーザにとっては自分に適した
情報提供を利用することができ、サイト運営者にとって
は、広告などの情報掲載価値が上昇するため、高収益が
期待できる。また、情報提供者にとっても、広告などの
効果が大きくなるため、高収益が期待できることとな
る。
【0014】さらに、ユーザが入力した文言に加え、文
言入力に費やした時間など文言入力作業過程の情報にも
とづいて、ユーザの属性を複合的に分析することによ
り、分類精度を高めることができ、一層ユーザに適切な
情報を提供することが可能となる。加えて、従来はユー
ザの属性を把握するために、特別な入力作業をしてもら
う必要があったが、これを必要とせずにユーザ属性を把
握することが可能となるため、ユーザ属性を把握するこ
とのできるユーザ数が飛躍的に増加することが見込まれ
る。
【0015】次に、本発明の請求項2記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供方法は、サイト運営端末は、ユー
ザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存されてい
るIDを受信するとともに、IDにもとづいて、ユーザ
情報記憶部を検索し、IDが、ユーザ情報記憶部に登録
されている場合には、この登録されているIDに対応す
るユーザ属性にもとづき、提供情報記憶部からユーザ属
性に適合する提供情報を抽出して、この抽出した提供情
報を、ユーザ端末に送信し、IDが、ユーザ情報記憶部
に登録されていない場合には、ユーザ端末毎にIDを採
番し、ユーザ情報記憶部に保存するとともに、このID
及びサービス情報をユーザ端末に送信する方法としてあ
る。
【0016】ユーザの属性に応じた情報提供方法をこの
ような方法にすれば、一度そのユーザ属性をサイト運営
端末に保存したユーザに対しては、そのユーザが再度サ
イト運営端末にアクセスした場合に、再びユーザ属性の
分析処理を行うことなく、すぐに情報提供を行うことが
可能となる。
【0017】次に、本発明の請求項3記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末にア
クセスし、このサイト運営端末から送信されてきたID
を保存するとともに、サイト運営端末から送信されてき
たサービス情報を表示し、入力された文言及び文言入力
過程情報を、サイト運営端末に送信するユーザ端末と、
サイト運営者により設定されたユーザの属性分類規則を
属性規則記憶部に保存し、情報提供端末から提供情報を
受信して、この提供情報を提供情報記憶部に保存し、ユ
ーザ端末からのアクセスに応じて、ユーザ端末毎にID
を採番してユーザ情報記憶部に保存するとともに、この
ID及びサービス情報をユーザ端末に送信し、ユーザ端
末から送信されてきた文言及び文言入力過程情報を、属
性規則記憶部の属性分類規則にもとづいて分析して、ユ
ーザのユーザ属性を決定するとともにユーザ情報記憶部
に保存し、提供情報記憶部からユーザ属性に適合する提
供情報を抽出して、この抽出した提供情報を、ユーザ端
末に送信するサイト運営端末と、サイト運営端末に提供
情報を送信する情報提供端末と、ユーザ端末、サイト運
営端末及び情報提供端末を接続する通信回線とを有する
構成としてある。
【0018】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、ユーザが入力した文言と文言
入力過程情報にもとづいてユーザの属性を分析すること
ができ、属性分類精度が高まって、ユーザに適切な情報
を提供することが可能となる。また、ユーザに特別な入
力作業をしてもらう必要なくユーザ属性を把握すること
のできるため、基本的に文言入力を行った全てのユーザ
に対して適切な情報を提供することが可能となる。
【0019】次に、本発明の請求項4記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末にア
クセスし、このサイト運営端末から送信されてきたID
を保存するとともに、サイト運営端末から送信されてき
たサービス情報を表示し、入力された文言及び文言入力
過程情報を、サイト運営端末に送信するユーザ端末と、
サイト運営者により設定されたユーザの属性分類規則を
属性規則記憶部に保存し、情報提供端末から提供情報を
受信して、この提供情報を提供情報記憶部に保存し、ユ
ーザ端末からのアクセスに応じて、ユーザ端末で使用さ
れているOS又はブラウザに設定されている利用者であ
って、かつ、アクセスを行った利用者毎にIDを採番し
てユーザ情報記憶部に保存するとともに、このID及び
サービス情報をユーザ端末に送信し、ユーザ端末から送
信されてきた文言及び文言入力過程情報を、属性規則記
憶部の属性分類規則にもとづいて分析して、ユーザのユ
ーザ属性を決定するとともにユーザ情報記憶部に保存
し、提供情報記憶部からユーザ属性に適合する提供情報
を抽出して、この抽出した提供情報を、ユーザ端末に送
信するサイト運営端末と、サイト運営端末に提供情報を
送信する情報提供端末と、ユーザ端末、サイト運営端末
及び情報提供端末を接続する通信回線とを有する構成と
してある。
【0020】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、ユーザ端末を複数のユーザが
利用しているような場合であっても、ユーザ毎に適切な
情報を提供していくとが可能となる。
【0021】次に、本発明の請求項5記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末が、
ユーザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存され
ているIDを受信するとともに、IDにもとづいて、ユ
ーザ情報記憶部を検索し、IDが、ユーザ情報記憶部に
登録されている場合には、この登録されているIDに対
応するユーザ属性にもとづき、提供情報記憶部からユー
ザ属性に適合する提供情報を抽出して、この抽出した提
供情報を、ユーザ端末に送信する構成としてある。
【0022】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、一度文言入力を行い、ユーザ
属性が記録されたユーザに対しては、再度ユーザ属性の
分析を行わずとも、適切な情報提供を行うことが可能と
なる。
【0023】次に、本発明の請求項6記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末が、
ユーザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存され
ているIDを受信するとともに、IDにもとづいて、ユ
ーザ情報記憶部を検索し、IDが、ユーザ情報記憶部に
登録されている場合に、再度ユーザ端末から文言及び文
言入力過程情報を受信するとともに、属性規則記憶部の
分類規則情報にもとづいて分析し、ユーザのユーザ属性
を決定して、ユーザ情報記憶部に保存し、提供情報記憶
部からユーザ属性に適合する提供情報を抽出して、この
抽出した提供情報を、ユーザ端末に送信する構成として
ある。
【0024】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、アクセスのあったユーザ端末
から送信されてきたIDが、ユーザ情報記憶部に登録さ
れていることが、ユーザ情報記憶部を検索することによ
って判明した場合であっても、さらにユーザ属性情報の
精度を高めるために、ユーザ属性の分析を繰り返すこと
が可能となる。
【0025】次に、本発明の請求項7記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末が、
ユーザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存され
ているIDを受信するとともに、IDにもとづいて、ユ
ーザ情報記憶部を検索し、IDが、ユーザ情報記憶部に
登録されているとともに、このIDに対応するユーザ属
性が不十分であることが登録されている場合には、再度
ユーザ端末から文言及び文言入力過程情報を受信すると
ともに、属性規則記憶部の分類規則情報にもとづいて分
析し、ユーザのユーザ属性を決定して、ユーザ情報記憶
部に保存し、提供情報記憶部からユーザ属性に適合する
提供情報を抽出して、この抽出した提供情報を、ユーザ
端末に送信する構成としてある。
【0026】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、ユーザ属性情報の精度を、所
定のレベルまで高めることが可能となる。すなわち、ア
クセスのあったユーザのユーザ属性情報がサイト運営端
末に保存されているものの、さらにその精度を高めたい
場合には、再び文言入力及びその文言入力過程情報を受
信し、これにもとづいて、ユーザ属性の分析を行い、そ
の結果をもとのユーザ属性情報に加味することによっ
て、一層ユーザに適切な情報の提供を行うことが可能と
なる。
【0027】なお、「ユーザ属性が不十分であることが
登録されている」とは、直接「不十分」という情報が保
存されていても、あるいはユーザ毎に取得したユーザ属
性の個数などが保存されており、これにもとづいて、そ
の個数が所定のレベルに到達していないことがわかると
いうような内容であってもかまわない。
【0028】次に、本発明の請求項8記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末が、
ユーザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存され
ているIDを受信するとともに、IDにもとづいて、ユ
ーザ情報記憶部を検索し、IDが、ユーザ情報記憶部に
登録されているとともに、IDに対応するユーザ属性が
十分であることが登録されている場合には、提供情報記
憶部からユーザ属性に適合する提供情報を抽出して、こ
の抽出した提供情報を、ユーザ端末に送信する構成とし
てある。
【0029】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、ユーザ属性情報の精度を、所
定のレベルまで高める機能を有する場合にあって、その
精度が十分であるときは、再度ユーザ属性情報の分析を
行うことなく、保持されているユーザ属性にもとづい
て、情報の提供を行うことが可能となる。
【0030】なお、「ユーザ属性が十分であることが登
録されている」とは、前述の「不十分」の場合と同様
に、直接「十分」という情報が保存されていても、ある
いはユーザ毎に取得したユーザ属性の個数などが保存さ
れており、これにもとづいて、その個数が所定のレベル
に到達していることがわかるというような内容であって
もかまわない。
【0031】次に、本発明の請求項9記載の、ユーザの
属性に応じた情報提供システムは、サイト運営端末が、
ユーザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存され
ているIDを受信することができなかった場合、又は、
ユーザ端末に保存されているIDを受信することができ
た場合であって、IDにもとづいて、ユーザ情報記憶部
を検索し、IDがユーザ情報記憶部に登録されていない
場合には、ユーザ端末毎、又は、ユーザ端末で使用され
ているOS又はブラウザに設定されている利用者であっ
て、かつ、アクセスを行った利用者毎にIDを採番して
ユーザ情報記憶部に保存するとともに、このID及びサ
ービス情報をユーザ端末に送信する構成としてある。
【0032】ユーザの属性に応じた情報提供システムを
このような構成にすれば、はじめてアクセスのあったユ
ーザ端末やその利用者、あるいは、以前アクセスがあっ
たものの何らかの理由により、IDがサイト運営端末に
登録されていないユーザ端末やその利用者などに、新た
にIDを採番し、ユーザ端末及びサイト運営端末の両方
に保持させることによって、後の処理において、ユーザ
属性分析を行い、ユーザに適する情報を提供していくこ
とが可能となる。
【0033】次に、本発明の請求項10記載の、ユーザ
の属性に応じた情報提供プログラムは、サイト運営端末
に、ユーザ端末から文言及び文言入力過程情報を、通信
回線を介して受信させ、ユーザの属性に応じた情報を、
サイト運営端末からユーザ端末へ、通信回線を介して送
信させるユーザの属性に応じた情報提供プログラムであ
って、サイト運営端末に、サイト運営者により設定され
た、ユーザの属性分類規則を属性規則記憶部に保存さ
せ、情報提供端末から提供情報を、通信回線を介して受
信させるとともに提供情報記憶部に保存させ、アクセス
があったユーザ端末のIDを採番させ、このIDを、ユ
ーザ情報記憶部に保存させるとともに、ユーザ端末に送
信させ、サービス情報の送信後、ユーザ端末から送信さ
れてきた文言及び文言入力過程情報を、属性規則記憶部
の属性分類規則にもとづいて分析させ、ユーザのユーザ
属性を決定させるとともにユーザ情報記憶部に保存さ
せ、提供情報記憶部からユーザ属性に適合する提供情報
を抽出させて、この抽出させた提供情報を、ユーザ端末
に送信させる構成としてある。
【0034】ユーザの属性に応じた情報提供プログラム
をこのような構成にすれば、ユーザにとっては自分に適
した情報提供を利用することができ、サイト運営者にと
っては、広告などの情報掲載価値が上昇するため高収益
が期待でき、また情報提供者にとっても、広告などの効
果が大きくなるため、高収益が期待できることとなる。
【0035】次に、本発明の請求項11記載の、ユーザ
の属性に応じた情報提供プログラムは、サイト運営端末
に、ユーザ端末のアクセスに応じて、ユーザ端末に保存
されているIDを受信させるとともに、IDにもとづい
て、ユーザ情報記憶部を検索させ、IDが、ユーザ情報
記憶部に登録されている場合には、この登録されている
IDに対応するユーザ属性にもとづき、提供情報記憶部
からユーザ属性に適合する提供情報を抽出させて、この
抽出した提供情報を、ユーザ端末に送信させ、IDが、
ユーザ情報記憶部に登録されていない場合には、ユーザ
端末毎にIDを採番させてユーザ情報記憶部に保存させ
るとともに、このID及びサービス情報をユーザ端末に
送信させる構成としてある。
【0036】ユーザの属性に応じた情報提供プログラム
をこのような構成にすれば、一度そのユーザ属性をサイ
ト運営端末に保存したユーザに対しては、そのユーザが
再度サイト運営端末にアクセスした場合に、再びユーザ
属性の分析処理を行うことなく情報提供が可能となる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につき、
図面を参照して説明する。 [第一実施形態]まず、本発明の第一実施形態につい
て、図1を参照して説明する。同図は、本実施形態のユ
ーザの属性に応じた情報提供システムの構成を示すブロ
ック図である。
【0038】同図に示すように、本実施形態のユーザの
属性に応じた情報提供システムは、ユーザ端末10、サ
イト運営端末20、情報提供端末30及び通信回線40
を有している。ユーザ端末10は、インターネットなど
の利用者が使用する端末であり、サイト運営端末20に
アクセスし、サイト運営端末20が採番したIDを受信
し、これを保存する機能を有する。
【0039】また、ユーザ端末10は、サイト運営端末
20から受信したサービス情報を表示し、ユーザにより
入力された文言情報と、その文言入力過程情報をサイト
運営端末20に送信する機能を有する。さらに、ユーザ
端末10は、サイト運営端末20から広告などの提供情
報を受信する機能を有する。このユーザ端末10として
は、パーソナルコンピュータ、ノート型パソコン、モバ
イルツール、STV(Set−Top Box)、携帯
電話、PHS、PDA等を用いることができる。
【0040】サイト運営端末20は、サイト運営者が使
用するワークステーションやサーバ等の情報処理装置で
あり、サイト運営処理部21と、属性規則記憶部22、
提供情報記憶部23及びユーザ情報記憶部24とを有す
る。サイト運営処理部21は、サイト運営端末20の各
記憶部へ情報を保存させる機能や、各記憶部の検索処理
機能、通信回線40を介して他の端末との送受信を行う
機能等の各種主要機能を集中管理する。
【0041】すなわち、サイト運営処理部21は、図2
に示すような、サイト運営者が設定した属性分類規則
を、属性規則記憶部22に保存する機能を有する。ま
た、サイト運営処理部21は、情報提供端末30から提
供情報を受信し、これを提供情報記憶部23に保存する
機能を有する。この提供情報とは、図3に示すように、
提供情報本体と、これに対応する提供ユーザ属性とから
構成される。
【0042】この提供ユーザ属性は、サイト運営者が設
定した属性分類規則に沿って設定される。情報提供者か
ら提供された、この提供ユーザ属性が、属性分類規則に
沿っていない場合には、これを属性分類規則に沿うよう
に変換してから、提供情報記憶部23に保存する。な
お、この提供情報記憶部23には、サイト運営者が提供
する情報も保存する役割を果たす。
【0043】さらに、サイト運営処理部21は、複数の
ユーザ端末10からのアクセスに対して、IDを採番
し、これをユーザ情報記憶部24に保存する機能と、こ
のIDをユーザ端末10に送信する機能を有する。この
IDを、ユーザ情報記憶部24に保存する際には、ユー
ザアドレスなど、ユーザ端末10から取得可能な識別情
報を併せて保存するようにすることが好ましい。
【0044】加えて、サイト運営処理部21は、チャッ
トや掲示板等のコミュニティーサービスや検索サービス
といったサービス情報を、ユーザ端末10に送信する機
能を有する。また、サイト運営処理部21は、ユーザに
より入力された文言や、その文言の入力作業過程の情報
(文言入力過程情報)を、ユーザ端末10から受信する
機能を有する。
【0045】そして、サイト運営処理部21は、この受
信した文言及び文言入力過程情報をもとにして、属性分
類規則に従い、ユーザの属性分析を行って、その属性を
決定する機能を有する。例えば、受信した文章の語尾
に、「だわ」が記載されている場合には、そのユーザを
女性と、自身の呼称を「俺」としている場合には、男性
と判断するといった処理を実施する。また、受信した文
章に旧仮名使いが含まれている場合は高齢者、若者言葉
が頻繁に使用されている場合には、若者と分類するな
ど、属性分類規則に使用言語についての統計にもとづく
分類を加えることによって、より一層きめ細かな分類を
行うことが可能となる。
【0046】さらに、1単語の入力スピードが、所定時
間以上かかる場合には、そのユーザをPC初心者である
というようなかたちで、文言入力過程情報を利用した処
理も行う。この入力スピードの把握は、例えば、住所な
ど予め入力内容が決まっているものについて、その所定
の項目の入力に要した時間を計測するようにすることが
好ましい。
【0047】また、このような文言入力過程情報として
は、所定の入力文字数に対する、バックスペースキーの
使用回数などを利用することも好ましい。この場合、バ
ックスペースキーの出現頻度が、所定の割合以上の場合
は、初心者であるなどと判断することができる。
【0048】次に、サイト運営処理部21は、このよう
にして決定したユーザ属性情報を、ユーザ情報記憶部2
4に保存する機能を有する。図4は、ユーザ情報記憶部
24が保持するユーザ情報を示しており、ユーザ属性
は、ユーザ情報本体のユニークIDに対応させて、ユー
ザ情報の一部として保存される。また、サイト運営処理
部21は、決定したユーザ属性に対応する提供情報を、
提供情報記憶部23から抽出し、これをユーザ端末10
に送信する機能を有する。
【0049】各記憶部は、データベースソフトなどによ
り構築されたハードディスク等の記憶装置の記憶領域で
あって、それぞれの機能は以下のごとくである。属性規
則記憶部22は、図2に示すような属性分類規則を記憶
する機能を有する。提供情報記憶部23は、図3に示す
ような提供情報を記憶する機能を有する。ユーザ情報記
憶部24は、図4示すようなユーザ情報を記憶する機能
を有する。
【0050】情報提供端末30は、情報提供者によって
使用される端末であり、ワークステーションやサーバと
いった情報処理装置の他、パーソナルコンピュータ、ノ
ート型パソコン、モバイルツール、携帯電話、PHS、
PDA等を利用することもできる。この情報提供端末3
0は、自身の保有する広告などの提供情報のそれぞれに
ついて、サイト運営者により設定されたユーザの属性を
分類するための、属性分類規則に従って、ユーザ属性を
決定し、このユーザ属性情報を提供情報と併せてサイト
運営端末20のサイト運営処理部21に送信する機能を
有する。
【0051】このとき、情報提供端末30によって送信
されるユーザ属性情報は、電子情報として、提供情報と
関連付けられ、提供情報記憶部23にそのまま記憶でき
るようなものであることが好ましいが、このような処理
を行うことのできない情報提供者に対しては、紙ベース
など他の形態により送信を受けた後に、サイト運営者
が、サイト運営端末20に入力し、提供情報記憶部23
に保存することも可能である。また、情報提供者による
分類が、サイト運営者により設定されたユーザ属性と異
なるものである場合には、サイト運営者側あるいは情報
提供者側のいずれかで、サイト運営者により設定された
ユーザ属性に変換し、提供情報記憶部23に保存するこ
とが可能である。
【0052】通信回線40は、従来公知の任意好適な公
衆回線、商業回線又は専用回線を用いることができる。
また、ユーザ端末10、サイト運営端末20、情報提供
端末30のそれぞれの間においては、同一又は別個の通
信回線で構成することができる。
【0053】さらに、通信回線40は、ユーザ端末1
0、サイト運営端末20、情報提供端末30のそれぞれ
の間を、無線あるいは有線で接続可能な回線であり、例
えば、携帯端末網、公衆回線網、専用回線網、インター
ネット回線網及びイントラネット網により構成すること
ができる。
【0054】次に、第一実施形態のユーザの属性に応じ
た情報提供システムにおける処理手順について、図5を
参照して説明する。同図は、本実施形態のユーザの属性
に応じた情報提供システムにおける処理手順を示す動作
手順図である。なお、以下の動作手順図において、サイ
ト運営端末20の各動作を実行させるものは、サイト運
営処理部21であり、各記憶部はそれぞれ対応する情報
を保持するものであるため、図中に各記憶部を表示して
はいないが、保存処理を実行させた場合は、その情報に
対応する各記憶部が協同して働いている。
【0055】まず、サイト運営端末20のサイト運営処
理部21が、サイト運営者が設定したユーザを分類する
ための属性分類規則を、サイト運営端末20の属性規則
記憶部22に保存する(ステップ10)。次に、情報提
供端末30は、広告などの提供情報をサイト運営処理部
21に送信する(ステップ11)。提供情報を受信した
サイト運営処理部21は、これを提供情報記憶部23に
保存する(ステップ12)。
【0056】以上のステップ10からステップ12まで
の動作は、以降のステップに先だって、行われることを
想定しているが、一度実施されれば、それ以後はこの動
作を実施することなく、以降のステップを実施すること
が可能である。ただし、サイト運営処理部21が、新た
な提供情報を情報提供端末30から受信したり、あるい
は提供情報の修正等をしたりする場合には、ステップ1
0からステップ12までの動作を随時実施することが可
能である。
【0057】次に、ユーザ端末10からサイト運営処理
部21へのアクセス(ステップ13)に対して、サイト
運営処理部21は、ユーザ端末10毎にIDを採番し、
これをユーザ情報記憶部24に保存するとともに、ユー
ザ端末10に送信する(ステップ14)。なお、ユーザ
情報記憶部24に保存する情報としては、ID以外に
も、ユーザ端末において使用されているメールアドレス
(ユーザアドレスと称する場合がある。)など、ユーザ
端末10から取得可能な識別情報を保存することができ
る。
【0058】このメールアドレス情報の取得などについ
ては、一般にユーザ登録等のユーザの能動的行為によっ
てのみ取得可能なものであるが、本実施形態において
も、このような形式によって、ユーザ属性を含むユーザ
情報を取得可能な場合は、いうまでもなくこれらを取得
することが可能である。そして、例えばユーザのメール
アドレスを取得できた場合には、ユーザに電子メールに
よる広告を実施することが可能となるなどのメリットが
ある。
【0059】次に、ユーザ端末10側で、サイト運営処
理部21において採番されたIDを保存する(ステップ
15)。そして、以降ユーザ端末10がサイト運営端末
20へアクセスする場合において、サイト運営端末20
は、このIDにもとづいてユーザ端末10のアクセス履
歴を把握することが可能となる。このユーザ端末10に
おけるIDの保存や、サイト運営端末20における、ユ
ーザ端末10に保存されたIDにもとづくアクセス履歴
管理は、一般的に利用されているクッキー(cookie)な
どのしくみを利用して行うことが可能である。
【0060】さらに、このときユーザ端末側で、複数の
者が1台の端末を使用しているような場合であって、ブ
ラウザ又はOSに利用者を設定することなどによって、
それぞれの利用者が識別可能であるときは、その利用者
毎にIDを採番し、これをサイト運営端末20及びユー
ザ端末10側のそれぞれで保存することによって、1台
のユーザ端末10を利用する複数の利用者毎に、提供情
報を送信することが可能となる。
【0061】次に、サイト運営処理部21は、ユーザ端
末10にチャットや掲示板、あるいは検索エンジンなど
といったサービス情報を送信する(ステップ16)。こ
のサービス情報としては、特に文字入力を頻繁に行うサ
ービスを想定している。また、このサービス情報は、サ
イト運営端末20に保存されているものであっても、サ
イト運営端末20に外部接続される記憶装置に保存され
ているものであっても、あるいは他の端末からの情報を
受信して、これをユーザ端末10に送信するようなもの
であってもかまわない。
【0062】ユーザ端末10は、この送信されてきたサ
ービス情報を表示し(ステップ17)、ユーザはこのサ
ービスを利用する。このとき、ユーザはそのサービス情
報の利用にあたって、様々な文言を入力し、サイト運営
処理部21とデータの送受信を行うことになる(ステッ
プ18)。
【0063】そして、サイト運営処理部21は、ユーザ
が入力した文言及び文言入力過程情報をもとにして、属
性規則記憶部22に記憶されている属性分類規則に従っ
て、ユーザの属性を分析し、ユーザ属性を決定する。さ
らに、サイト運営処理部21は、その決定したユーザ属
性を、ユニークIDに対応させて、ユーザ情報記憶部2
4に保存する(ステップ19)。
【0064】このようにして、取得したユーザ属性にも
とづいて、サイト運営処理部21は、提供情報記憶部2
3を検索し、対応する提供ユーザ属性をもつ提供情報を
抽出し、これをユーザ端末10に送信する(ステップ2
0)。このとき、提供情報記憶部23に保存されている
提供情報の抽出方法としては、例えば、ユーザ情報記憶
部24のユーザ属性全体をキーとして、図3における提
供ユーザ属性を検索し、そのキーが提供ユーザ属性に含
まれていればこれを抽出するというような形式にするこ
とができる。
【0065】このようにすることによって、文言及び文
言入力過程情報から分析できたユーザ属性が、例えば
「女性」のみである場合には、提供ユーザ属性に「女
性」が含まれる提供情報は全てユーザ端末10への送信
対象となる。また、ユーザ属性として、「女性」、「年
配」、「初心者」が取得できた場合には、提供ユーザ属
性において、これら3つが全て含まれる提供情報がユー
ザ端末10に送信されることとなり、より情報の精度が
高まることとなる。もちろん、情報提供者やサイト運営
者等の方針に応じて、提供情報の抽出方法は、自由に設
定することが可能である。
【0066】また、ユーザ端末10における、この提供
情報の受信形態は、例えばサービス情報の中に、その情
報を表示させるようなものであっても、また、別個にウ
ィンドウを表示させて、その中に情報を表示させるよう
なものであっても、あるいは、その情報がバナーである
ような場合にあっては、サービス情報内にバナーを表示
させるようなものであってもかまわない。
【0067】その他、提供情報の種類によって、電子メ
ールにより提供されるものであっても、プログラムの場
合にあっては、単にハードディスクにダウンロードさせ
るだけであっても、あるいはそのプログラムを自動的に
実行させるようなものであってもよく、その受信形態に
ついての制限はない。
【0068】ユーザの属性に応じた情報提供システムに
おける処理手順をこのような順序とすれば、ユーザは、
自身が何ら特別な手続きなどをしていないにもかかわら
ず、自身に適する広告などの情報を、その広告とは全く
関連のないサービスを利用していても受信することが可
能となる。
【0069】[第二実施形態]次に、本発明の第二実施
形態につき、図6を参照して説明する。同図は、本実施
形態のユーザの属性に応じた情報提供システムの処理手
順を示す動作手順図である。本実施形態は、第一実施形
態と比較して、ユーザ属性情報の精度を所定のレベルま
で高めることができる点で相違する。他の構成要素は第
一実施形態と同様であり、本実施形態のシステム構成
も、図1に示すブロック図と同様である。
【0070】ただし、本実施形態においては、サイト運
営端末20のサイト運営処理部21は、第一実施形態に
おける機能に加え、ユーザ端末10のアクセスに対し
て、そのユーザ端末10のID(利用者毎に設定されて
いる場合には、その利用者のID。以下においても同様
である。)が、ユーザ情報記憶部24に保存されている
か否かを検索し、保存されている場合には、その保存さ
れているIDに対応するユーザ属性にもとづいて、提供
情報記憶部23を検索し、これに適合する提供情報をユ
ーザ端末10に送信する機能を有する。
【0071】まず、サイト運営端末20のサイト運営処
理部21が、属性分類規則を属性規則記憶部22に保存
する動作から、ユーザ端末10が、サイト運営処理部2
1にアクセスするまでの動作(ステップ10〜ステップ
13)については、第一実施形態と同様である。次に、
サイト運営処理部21は、ユーザ端末10のIDが、ユ
ーザ情報記憶部24に保存されているか否かを検索する
(ステップ14)。
【0072】そして、これが保存されている場合には、
そのIDに対応するユーザ属性にもとづいて、提供情報
記憶部23を検索し、これに適合する提供情報をユーザ
端末10に送信することが可能となる。従って、この場
合は、ステップ15及びステップ16により、ユーザ端
末10にサービス情報を表示させた後に、ステップ17
及びステップ18を省略して、即ステップ19の提供情
報の送信を実施することが可能となる。
【0073】次に、ステップ14における検索処理を、
さらに高度にした場合の処理について説明する。ユーザ
情報記憶部24に、対象となるIDが保存されているも
のの、これに対応するユーザ属性が不十分であると登録
されている場合には、再度第一実施形態におけるステッ
プ16〜ステップ19と同様の動作を実行する。すなわ
ち、サイト運営処理部21からユーザ端末10にサービ
ス情報を送信し(ステップ15)、ユーザ端末10にお
いてサービス情報を表示し(ステップ16)、そのサー
ビスにおいて入力された文言とその文言を入力する過程
の情報(文言入力過程情報)をユーザ端末10からサイ
ト運営端末20に送信して(ステップ17)、これにも
とづいてユーザ属性を再度分析して、その分析結果を既
に保存されているユーザ属性情報に追加する(ステップ
18)。
【0074】このような動作を繰り返すことにより、ユ
ーザ属性情報は次第に詳しくなっていく。そして、例え
ば、「ユーザ属性が不十分」であることの定義として、
「ユーザ属性情報が10未満しか存在しない。」ことが
定義されている場合には、このようにして取得したユー
ザ属性が、10以上に達した場合には、次のユーザ端末
10のアクセスに対するステップ14におけるユーザ情
報記憶部24の検索に際して、ユーザ属性は十分である
と判断されるため、これ以降はステップ17〜18を繰
り返す必要がなく、サービス情報の提供とともに即ステ
ップ19における提供情報の送信を実施することが可能
となる。
【0075】もちろん、ユーザ属性が十分か否かをこの
ように判断する場合には、ユーザ情報記憶部24に、I
Dごとのユーザ属性数を保持させるようにするか、又は
記憶されているユーザ属性の個数を上記判断の際にカウ
ントするようにする必要がある。あるいは、ユーザ情報
記憶部24へのユーザ属性の更新にあたり、そのユーザ
属性数が十分であるか否かを判別するためのフラグなど
を、保存するようにすることも好ましい。
【0076】なお、ユーザ属性のユーザ情報記憶部24
への保存は、基本的に追加を意味し、特に制限を加える
必要はない。したがって、例えば一度「若年」が保存さ
れた場合であっても、次に「年配」が追加保存された
り、あるいはこれらがそれぞれ複数回追加保存されたり
することがあってもよい。そして、これらのユーザ属性
情報にもとづいてどのように提供情報記憶部23から対
応する提供情報を抽出するようにするのかは、情報提供
者やサイト運営者等の方針に応じて、自由に設定するこ
とが可能である。
【0077】例えば、ユーザ属性情報のカテゴリ毎に、
登録情報をチェックし、同一カテゴリの内容(例えば年
齢)が、複数保存されている場合には、最新のものや、
出現回数の最も多いもの、あるいは統計分析によって最
も適切と判断されるものなど一つを決定して、同一カテ
ゴリについて最大一つの情報のみを保持する改変したユ
ーザ属性情報を作成し、この改変したユーザ属性情報に
もとづいて、提供情報記憶部23から対応する提供情報
を抽出することなどが考えられる。
【0078】また、本実施形態のステップ14におい
て、IDが未登録であったり、あるいはユーザ端末10
からIDを受信することができない場合には、第一実施
形態のステップ14以降の動作を実施することとなる。
すなわち、サイト運営処理部21においてIDを採番し
て、これをユーザ端末10及び属性規則記憶部22の双
方で保存し、ユーザのサービス情報の利用時に、そのユ
ーザ属性を分析し、提供情報を送信する動作が実行され
る。
【0079】さらに、ステップ14におけるユーザ情報
記憶部24の検索を行うことなく、ステップ13からス
テップ19の処理を繰り返し、ユーザ属性情報の精度が
次第に高まるようにすることもできる。このようにする
ことによって、サイト運営者などの方針により、ユーザ
端末10のサイト運営端末20へのアクセスのたびに、
ユーザ属性情報を追加可能としたい場合には、ユーザ属
性の十分、不十分といった情報の判断を必要とすること
なく行うことが可能となる。また、ステップ14におい
て、ユーザ情報記憶部24を検索し、ユーザ属性情報が
保存されていた場合であっても、デフォルトでステップ
13からステップ19の処理を繰り返し、ユーザ属性情
報の精度が次第に高まるようにすることもできる。この
場合についても、必要があれば、ユーザ属性が十分であ
る場合には、ユーザ属性情報の追加をそれ以上は行わ
ず、ステップ17及びステップ18を省略することも可
能である。
【0080】ユーザの属性に応じた情報提供システムに
おける処理手順をこのような順序とすれば、1度の文言
及び文言入力過程情報の分析では、十分なユーザ属性情
報が取得できなかった場合であっても、十分なユーザ属
性情報が取得できるまで、ユーザ属性の分析を繰り返す
ことができ、より精度の高い情報提供を行うことが可能
となる。また、取得済みのユーザ属性が既に十分である
場合には、ユーザ属性分析処理を行うことなく、サービ
ス情報提供と同時に速やかに、提供情報の送信が可能と
なる。
【0081】上記の実施形態におけるユニークIDの採
番や、ユーザ属性の決定等は、ユーザの属性に応じた情
報提供プログラムにより実行される。このユーザの属性
に応じた情報提供プログラムは、コンピュータの各構成
要素に指令を送り、所定の処理、たとえば、ユニークI
Dの採番処理や、ユーザ属性の決定処理等を行わせる。
これによって、これらの処理は、ユーザの属性に応じた
情報提供プログラムとコンピュータとが協働したサイト
運営端末20などにより実現される。
【0082】なお、ユーザの属性に応じた情報提供プロ
グラムは、コンピュータのROMやハードディスクに記
憶させる他、コンピュータ読み取り可能な記録媒体、た
とえば、外部記憶装置及び可搬記録媒体等に格納するこ
とができる。外部記憶装置とは、磁気ディスク等の記録
媒体を内蔵し、例えばサイト運営端末20などに外部接
続される記憶増設装置をいう。一方、可搬記録媒体と
は、記録媒体駆動装置(ドライブ装置)に装着でき、か
つ、持ち運び可能な記録媒体であって、たとえば、CD
−ROM、フレキシブルディスク、メモリカード、光磁
気ディスク等をいう。
【0083】そして、記録媒体に記録されたプログラム
は、コンピュータのRAMにロードされて、CPUによ
り実行される。この実行により、上述した本実施形態の
サイト運営端末20などの機能が実現される。さらに、
コンピュータでユーザの属性に応じた情報提供プログラ
ムをロードする場合、他のコンピュータで保有されたユ
ーザの属性に応じた情報提供プログラムを、通信回線を
利用して自己の有するRAMや外部記憶装置にダウンロ
ードすることもできる。このダウンロードされたユーザ
の属性に応じた情報提供プログラムも、CPUにより実
行され、本実施形態のユニークIDの採番処理や、ユー
ザ属性の決定処理等を実現する。
【0084】なお、本発明は以上の実施形態に限定され
るものではなく、例えば、提供情報をサイト運営端末2
0に保持させるのではなく、情報提供端末30において
保持しているものを、直接ユーザ端末10に送信させる
ようにするというように、情報提供者等の要望に応じて
柔軟に情報の提供形態を変更可能とするなど、適宜設計
変更できるものである。
【0085】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ユーザ
は、閲覧中のサイトの内容に関係なく、自分の嗜好や興
味あるいは性別や年齢といった、自己の属性にあった広
告などの情報を閲覧することが可能となる。そして、ユ
ーザにとっては自分に適した情報提供を利用することが
でき、サイト運営者にとっては、広告などの情報掲載価
値が上昇するため高収益が期待でき、情報提供者にとっ
ても、広告などの効果が大きくなるため、高収益が期待
できる。
【0086】また、文言及び文言入力過程情報を複合的
に分析することにより、ユーザ属性の分析精度が高める
ことができ、ユーザに適切な情報を提供することが可能
となる。さらに、ユーザ属性の把握のために、特別な入
力作業を必要としないため、多くのユーザに対して適切
な情報提供を実現することが可能となる。
【0087】また、ユーザの属性に応じた情報提供プロ
グラムは、コンピュータの各構成要素へ所定の指令を送
ることにより、このユニークIDの採番機能や、ユーザ
属性の決定機能等を実現させることができる。これによ
って、これらの機能等は、ユーザの属性に応じた情報提
供プログラムとコンピュータとが協働したサイト運営端
末等により実現可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の、ユーザの属性に応じ
た情報提供システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の各実施の形態における属性規則記憶部
が保有する属性規則分類である。
【図3】本発明の各実施の形態における提供情報記憶部
が保有する提供情報である。
【図4】本発明の各実施の形態におけるユーザ情報記憶
部が保有するユーザ情報である。
【図5】本発明の第一実施形態の、ユーザの属性に応じ
た情報提供システムの動作を示す動作手順図である。
【図6】本発明の第二実施形態の、ユーザの属性に応じ
た情報提供システムの動作を示す動作手順図である。
【符号の説明】
10 ユーザ端末 20 サイト運営端末 21 サイト運営処理部 22 属性規則記憶部 23 提供情報記憶部 24 ユーザ情報記憶部 30 情報提供端末 40 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z 210 210D 340 340A

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイト運営端末が、ユーザ端末から文言
    及び文言入力過程情報を、通信回線を介して受信し、ユ
    ーザの属性に応じた情報を、前記サイト運営端末から前
    記ユーザ端末へ、通信回線を介して提供するユーザの属
    性に応じた情報提供方法であって、 前記サイト運営端末は、サイト運営者により設定され
    た、ユーザの属性分類規則を属性規則記憶部に保存し、
    情報提供端末からの提供情報を、通信回線を介して受信
    するとともに提供情報記憶部に保存し、 前記ユーザ端末は、前記サイト運営端末にアクセスし、 前記サイト運営端末は、前記アクセスに対し、前記ユー
    ザ端末毎にIDを採番してユーザ情報記憶部に保存する
    とともに、このID及びサービス情報を前記ユーザ端末
    に送信し、 前記ユーザ端末は、前記サイト運営端末から送信されて
    きた前記IDを保存するとともに、前記サービス情報を
    表示し、さらに、文言入力時における、文言及び文言入
    力過程情報を、前記サイト運営端末に送信し、 前記サイト運営端末は、前記ユーザ端末から送信されて
    きた前記文言及び文言入力過程情報を、前記属性規則記
    憶部の前記属性分類規則にもとづいて分析し、前記ユー
    ザのユーザ属性を決定するとともに前記ユーザ情報記憶
    部に保存し、前記提供情報記憶部から前記ユーザ属性に
    適合する提供情報を抽出して、この抽出した提供情報
    を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とするユーザ
    の属性に応じた情報提供方法。
  2. 【請求項2】 前記ユーザの属性に応じた情報提供方法
    において、 前記サイト運営端末は、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信するとともに、前記ID
    にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部を検索し、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されている場
    合には、この登録されているIDに対応するユーザ属性
    にもとづき、前記提供情報記憶部から前記ユーザ属性に
    適合する提供情報を抽出して、この抽出した提供情報
    を、前記ユーザ端末に送信し、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されていない
    場合には、前記ユーザ端末毎にIDを採番し、前記ユー
    ザ情報記憶部に保存するとともに、このID及びサービ
    ス情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請
    求項1記載のユーザの属性に応じた情報提供方法。
  3. 【請求項3】 サイト運営端末にアクセスし、このサイ
    ト運営端末から送信されてきたIDを保存するととも
    に、前記サイト運営端末から送信されてきたサービス情
    報を表示し、入力された文言及び文言入力過程情報を、
    サイト運営端末に送信するユーザ端末と、 サイト運営者により設定されたユーザの属性分類規則を
    属性規則記憶部に保存し、情報提供端末から提供情報を
    受信して、この提供情報を提供情報記憶部に保存し、前
    記ユーザ端末からのアクセスに応じて、前記ユーザ端末
    毎にIDを採番してユーザ情報記憶部に保存するととも
    に、このID及びサービス情報を前記ユーザ端末に送信
    し、前記ユーザ端末から送信されてきた前記文言及び文
    言入力過程情報を、前記属性規則記憶部の前記属性分類
    規則にもとづいて分析して、前記ユーザのユーザ属性を
    決定するとともに前記ユーザ情報記憶部に保存し、前記
    提供情報記憶部から前記ユーザ属性に適合する提供情報
    を抽出して、この抽出した提供情報を、前記ユーザ端末
    に送信する前記サイト運営端末と、 前記サイト運営端末に前記提供情報を送信する前記情報
    提供端末と、 前記ユーザ端末、前記サイト運営端末及び前記情報提供
    端末を接続する通信回線とを有することを特徴とするユ
    ーザの属性に応じた情報提供システム。
  4. 【請求項4】 サイト運営端末にアクセスし、このサイ
    ト運営端末から送信されてきたIDを保存するととも
    に、前記サイト運営端末から送信されてきたサービス情
    報を表示し、入力された文言及び文言入力過程情報を、
    サイト運営端末に送信するユーザ端末と、 サイト運営者により設定されたユーザの属性分類規則を
    属性規則記憶部に保存し、情報提供端末から提供情報を
    受信して、この提供情報を提供情報記憶部に保存し、前
    記ユーザ端末からのアクセスに応じて、前記ユーザ端末
    で使用されているOS又はブラウザに設定されている利
    用者であって、かつ、前記アクセスを行った利用者毎に
    IDを採番してユーザ情報記憶部に保存するとともに、
    このID及びサービス情報を前記ユーザ端末に送信し、
    前記ユーザ端末から送信されてきた前記文言及び文言入
    力過程情報を、前記属性規則記憶部の前記属性分類規則
    にもとづいて分析して、前記ユーザのユーザ属性を決定
    するとともに前記ユーザ情報記憶部に保存し、前記提供
    情報記憶部から前記ユーザ属性に適合する提供情報を抽
    出して、この抽出した提供情報を、前記ユーザ端末に送
    信する前記サイト運営端末と、 前記サイト運営端末に前記提供情報を送信する前記情報
    提供端末と、 前記ユーザ端末、前記サイト運営端末及び前記情報提供
    端末を接続する通信回線とを有することを特徴とするユ
    ーザの属性に応じた情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記ユーザの属性に応じた情報提供シス
    テムにおいて、 前記サイト運営端末が、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信するとともに、前記ID
    にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部を検索し、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されている場
    合には、この登録されているIDに対応するユーザ属性
    にもとづき、前記提供情報記憶部から前記ユーザ属性に
    適合する提供情報を抽出して、この抽出した提供情報
    を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項
    3又は4記載のユーザの属性に応じた情報提供システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記ユーザの属性に応じた情報提供シス
    テムにおいて、 前記サイト運営端末が、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信するとともに、前記ID
    にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部を検索し、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されている場
    合に、再度前記ユーザ端末から文言及び文言入力過程情
    報を受信するとともに、前記属性規則記憶部の前記分類
    規則情報にもとづいて分析し、前記ユーザのユーザ属性
    を決定して、前記ユーザ情報記憶部に保存し、前記提供
    情報記憶部から前記ユーザ属性に適合する提供情報を抽
    出して、この抽出した提供情報を、前記ユーザ端末に送
    信することを特徴とする請求項3〜5記載のユーザの属
    性に応じた情報提供システム。
  7. 【請求項7】 前記ユーザの属性に応じた情報提供シス
    テムにおいて、 前記サイト運営端末が、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信するとともに、前記ID
    にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部を検索し、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されていると
    ともに、このIDに対応するユーザ属性が不十分である
    ことが登録されている場合には、再度前記ユーザ端末か
    ら文言及び文言入力過程情報を受信するとともに、前記
    属性規則記憶部の前記分類規則情報にもとづいて分析
    し、前記ユーザのユーザ属性を決定して、前記ユーザ情
    報記憶部に保存し、前記提供情報記憶部から前記ユーザ
    属性に適合する提供情報を抽出して、この抽出した提供
    情報を、前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請
    求項3〜6記載のユーザの属性に応じた情報提供システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記ユーザの属性に応じた情報提供シス
    テムにおいて、 前記サイト運営端末が、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信するとともに、前記ID
    にもとづいて、前記ユーザ情報記憶部を検索し、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されていると
    ともに、前記IDに対応するユーザ属性が十分であるこ
    とが登録されている場合には、前記提供情報記憶部から
    前記ユーザ属性に適合する提供情報を抽出して、この抽
    出した提供情報を、前記ユーザ端末に送信することを特
    徴とする請求項3〜7記載のユーザの属性に応じた情報
    提供システム。
  9. 【請求項9】 前記ユーザの属性に応じた情報提供シス
    テムにおいて、 前記サイト運営端末が、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信することができなかった
    場合、又は、 前記ユーザ端末に保存されている前記IDを受信するこ
    とができた場合であって、前記IDにもとづいて、前記
    ユーザ情報記憶部を検索し、前記IDが前記ユーザ情報
    記憶部に登録されていない場合には、 前記ユーザ端末毎、又は、前記ユーザ端末で使用されて
    いるOS又はブラウザに設定されている利用者であっ
    て、かつ、前記アクセスを行った利用者毎にIDを採番
    して前記ユーザ情報記憶部に保存するとともに、このI
    D及びサービス情報を前記ユーザ端末に送信することを
    特徴とする請求項3〜8記載のユーザの属性に応じた情
    報提供システム。
  10. 【請求項10】 サイト運営端末に、ユーザ端末から文
    言及び文言入力過程情報を、通信回線を介して受信さ
    せ、ユーザの属性に応じた情報を、前記サイト運営端末
    から前記ユーザ端末へ、通信回線を介して送信させるユ
    ーザの属性に応じた情報提供プログラムであって、 前記サイト運営端末に、 サイト運営者により設定された、ユーザの属性分類規則
    を属性規則記憶部に保存させ、情報提供端末から提供情
    報を、通信回線を介して受信させるとともに提供情報記
    憶部に保存させ、 アクセスがあった前記ユーザ端末のIDを採番させ、こ
    のIDを、ユーザ情報記憶部に保存させるとともに、前
    記ユーザ端末に送信させ、 サービス情報の送信後、前記ユーザ端末から送信されて
    きた前記文言及び文言入力過程情報を、前記属性規則記
    憶部の前記属性分類規則にもとづいて分析させ、前記ユ
    ーザのユーザ属性を決定させるとともに前記ユーザ情報
    記憶部に保存させ、前記提供情報記憶部から前記ユーザ
    属性に適合する提供情報を抽出させて、この抽出させた
    提供情報を、前記ユーザ端末に送信させることを実行さ
    せるためのユーザの属性に応じた情報提供プログラム。
  11. 【請求項11】 前記ユーザの属性に応じた情報提供プ
    ログラムにおいて、 前記サイト運営端末に、 前記ユーザ端末のアクセスに応じて、前記ユーザ端末に
    保存されている前記IDを受信させるとともに、前記I
    Dにもとづいて、前記ユーザ情報記憶部を検索させ、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されている場
    合には、この登録されているIDに対応するユーザ属性
    にもとづき、前記提供情報記憶部から前記ユーザ属性に
    適合する提供情報を抽出させて、この抽出した提供情報
    を、前記ユーザ端末に送信させ、 前記IDが、前記ユーザ情報記憶部に登録されていない
    場合には、前記ユーザ端末毎にIDを採番させて前記ユ
    ーザ情報記憶部に保存させるとともに、このID及びサ
    ービス情報を前記ユーザ端末に送信させることを特徴と
    する請求項10記載のユーザの属性に応じた情報提供プ
    ログラム。
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