JP2003015982A - 情報配信装置、情報配信方法及びプログラム - Google Patents

情報配信装置、情報配信方法及びプログラム

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JP2003015982A
JP2003015982A JP2001201203A JP2001201203A JP2003015982A JP 2003015982 A JP2003015982 A JP 2003015982A JP 2001201203 A JP2001201203 A JP 2001201203A JP 2001201203 A JP2001201203 A JP 2001201203A JP 2003015982 A JP2003015982 A JP 2003015982A
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Kazuhiro Sato
和宏 佐藤
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、限定された配信場所に居る
ユーザを特定し、当該特定したユーザに各種情報を配信
することである。 【解決手段】配信する情報を格納して配信要求を行う情
報配信端末2Aと、オフィスビルのフロア3A内に設置
された各ユーザがログインして使用するPC4A,4
B,4C、フロア3B内に設置されたPC4D,4E,
4Fと、オフィス内LANであるネットワーク5Aを介
して接続した、オフィス内のユーザへの情報配信を管理
する情報配信装置である配信管理サーバ1A上で、配信
先のフロアのPCにログイン中のユーザを特定し、当該
特定したユーザ所有の携帯端末6A,6C,6D,6E
へ情報配信端末2Aからの各種情報であるエリア限定情
報ファイルを添付した電子メールを配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザに情報を配
信する情報配信装置、情報配信方法及びプログラムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、情報を配信する方法としてWeb
メールサービスがあり、これはWeb上にメールボック
ス等を用意し、Webにアクセスできる端末であれば何
処の端末からでもその電子メールを見られるようなサー
ビスである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ある特定場所
に所在するユーザに対してのみ、その場所限定の情報を
配信したい場合には、ユーザの位置特定が必要である。
ユーザの位置特定方法としては、ユーザ所持の携帯電話
に対する位置検索サービスを利用するのが一般的である
が、そのような位置検索サービスを利用できない場合も
ある。例えば、ある建物のオフィス内にいてそのフロ
ア、部屋等の位置が明確に特定できない場合、あるいは
ユーザによる携帯電話の電源オフ等である。
【0004】前記Webメールサービスは、携帯電話を
持たない、若しくは忘れたユーザであってもメール受信
できるようになってきているが、そのようなユーザが、
コンサートホール、アミューズメントパーク、ショウル
ーム等のある特定の場所に来たような場合、その場所に
居たユーザに対してのみの限定情報を配信したくても、
ユーザを特定できないため、情報配信できなかった。
【0005】本発明の課題は、ある特定の場所に居るユ
ーザに情報を配信することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、各種情報を配信する装
置であって、配信場所の限定された情報を配信する際
は、その限定された場所に居るユーザを特定するユーザ
特定手段(例えば、図5に示すステップT3又は図8に
示すステップU3,U4を実行する図2のCPU1a)
と、その特定された各ユーザに対する宛先を取得する宛
先取得手段(例えば、図5に示すステップT4又は図8
に示すステップU5を実行する図2のCPU1a)と、
その宛先の装置に対して前記情報を配信する情報配信手
段(例えば、図5に示すステップT5又は図8に示すス
テップU6を実行する図2のCPU1a)と、を具備し
てなることを特徴としている。
【0007】請求項1に記載の発明に拠れば、配信場所
の限定された情報を配信する際は、その限定された場所
に居るユーザを特定し、その特定された各ユーザに対す
る宛先を取得し、その宛先の装置に対して前記情報を配
信する。
【0008】従って、限定された配信場所に居るユーザ
を特定し、当該特定したユーザに各種情報を配信するこ
とができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の第1の実施の形態及び第2の実施の形態について順
に説明する。
【0010】(第1の実施の形態)本実施の形態を図1
〜図5を参照して説明する。本実施の形態は、オフィス
ビル内の特定のエリアに居るユーザに各種情報を配信す
るものである。例えば、各エリア毎に火災訓練、会議等
を行う場合に対象となるエリアに居るユーザに限定して
各種情報を配信するものである。先ず、図1及び図2を
参照して装置的特長を説明する。図1は、本実施の形態
の第1の情報配信システムαの構成説明図である。図2
は、図1中の配信管理サーバ1Aの内部構成図である。
【0011】情報配信システムαは、オフィス内の社員
であるユーザへの情報配信を管理する情報配信装置であ
る配信管理サーバ1Aと、配信する情報を格納して配信
要求を行う情報配信端末2Aと、オフィスビルのフロア
3A内に設置された各ユーザがログインして使用するP
C4A,4B,4C、フロア3B内に設置されたPC4
D,4E,4Fと、配信管理サーバ1A、情報配信端末
2A、PC4A,4B,4C,4D,4E,4Fにネッ
トワーク接続したオフィス内LAN(Local Area Netwo
rk)であるネットワーク5Aと、ユーザが所有する携帯
端末6A,6C,6D,6Eとを具備する。
【0012】配信管理サーバ1Aは、サーバ装置であ
り、情報配信端末2Aは、情報を格納する記憶部を有す
るコンピュータの端末であり、PC4A,4B,4C,
4D,4E,4Fは、デスクトップ等のPC端末であ
り、携帯端末6A,6C,6D,6Eは、例えば、ノー
トPC、PDA(Personal Digital Assistants)等の
携帯端末であるが、携帯電話、PHS(Personal Handy
phone System)等でもよい。
【0013】また、フロア3A,3B、PC4A,4
B,4C,4D,4E,4F、携帯端末6A,6C,6
D,6Eはそれぞれ代表的に示したものであり、この数
に限定されるものではない。また、社員であるユーザ
は、PC4A,4B,4C,4D,4E,4Fの何れか
にログインすることでPCを使用することができる。携
帯端末6A,6C,6D,6Eは、各ユーザが所有する
ものであり、ネットワーク5Aと例えば無線LAN等を
介して接続している。
【0014】ネットワーク5Aは、LANに限定される
ものではなく、例えばWAN(WideArea Network)を含
めてもよく、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移
動体通信網、通信衛星回線、CATV回線、光通信回
線、無線通信回線と、それらを接続するインターネット
サービスプロバイダや基地局等を含む構成でもよい。
【0015】配信管理サーバ1Aは、その内部に、各部
の中央制御を行うCPU1aと、管理者の入力を介する
入力部1bと、情報を一時的に格納するRAM(Random
Access Memory)1cと、管理者への情報を表示する表
示部1dと、情報を記憶する記憶装置1eと、記憶装置
1e内の記録媒体1fと、ネットワーク5Aとの情報の
伝送を制御する伝送制御部1gと、CPU1a、入力部
1b、RAM1c、表示部1d、記憶装置1e、伝送制
御部1gを接続するバス1hとを有する。
【0016】CPU1aは、PCユーザ管理プログラム
及び第1の情報配信プログラムを実行する。CPU1a
は、PCユーザ管理プログラムの実行により、PC上で
のユーザの入力によるログイン要求又はログオフ要求を
受信して当該要求の通知を受取り、前記通知がログイン
要求であるかを判別し、ログイン要求である場合、ユー
ザがログイン要求中のPCのPCIDと、ログイン要求
をしているユーザが入力したユーザIDと、そのパスワ
ードを、ログイン要求中のPCから受信し、受信したユ
ーザID及びパスワードの正当性をチェックする。
【0017】また、CPU1aは、前記正当性のチェッ
クがOKであるかを判別し、正当性がOKである場合、
ログインOKの旨のメッセージを前記ログイン要求中の
PCへ送信し、前記取得したPCID及びユーザIDを
ログインPC管理テーブルにセットして記憶させ、正当
性がOKでない場合、ログインNGの旨のメッセージを
前記ログイン要求中のPCへ送信し、前記通知がログオ
フの場合、ユーザがログオフ要求中のPCのPCIDを
対象であるPCから受信し、ログインPC管理テーブル
から前記受信したPCID及び当該PCIDに対応する
ユーザIDを削除する(図4参照)。
【0018】また、CPU1aは、第1の情報配信プロ
グラムの実行により、情報配信端末2Aから特定の場所
にいるユーザへ情報の配信要求がある場合、情報配信端
末2Aからの当該配信要求を受信し、配信対象のエリア
限定情報ファイル及び配信エリア名を情報配信端末2A
から受信し、受信した配信エリア名対応の全PCのPC
IDをエリア内PCテーブルから読出して抽出する。
【0019】また、CPU1aは、前記抽出したPCI
D対応でログインのあった全PCのログインユーザID
をログインPC管理テーブルから読出して取得し、前記
取得したユーザID対応の全ての携帯端末IDをユーザ
テーブルから読出して取得し、前記取得した全ての携帯
端末ID対応の携帯端末に対して、前記受信したエリア
限定情報ファイルを添付した電子メールを作成して、送
信する(図5参照)。
【0020】入力部1bは、カーソルキー、数字入力キ
ー及び各種機能キー等を備えたキーボード及びマウスを
含み、キーボードで押下された押下信号やマウスの位置
信号をCPU1aに出力する。
【0021】RAM1cは、前記プログラム、入力指
示、入力データ及び処理結果等の各種データを、CPU
1aでランダムアクセス展開可能に格納するメモリ領域
を有して、各種状態を記憶するメモリである。
【0022】表示部1dは、CRT(Cathode Ray Tub
e)、又はLCD(Liquid Crystal Display)等により
構成され、CPU1aから入力される表示指示に従って
各種表示データの画面表示を行う。
【0023】記憶装置1eは、プログラムやデータなど
が予め記憶されまたは書込み可能な記録媒体1fを有
し、記録媒体1fは、磁気的、光学的記録媒体、若しく
は半導体等の不揮発性メモリ等のCPU1a読取り可能
な記録媒体で構成されている。記録媒体1fは、ハード
ディスク等の記憶装置1eに固定的に設けたもの、若し
くはCD−ROM、メモリカード等の着脱自在に装着す
る可搬型のものを含む。この記録媒体1fには各種処理
プログラム、及びこれらのプログラムで処理する又は処
理されたデータ等の各種データを格納する。RAM1c
及び記憶装置1eは、CPU1aの制御により内部デー
タの書換が可能な構成である。
【0024】また、記録媒体1fに記憶されたプログラ
ム、データ等は、その一部若しくは全部を外部機器から
LAN等のネットワークを介して伝送制御部1gから受
信して格納する構成にしてもよく、また、記録媒体1f
はネットワーク上に構築された外部機器の記録媒体であ
ってもよい。更に、前記各種プログラムをネットワーク
を介して外部機器へ送信及びインストールする構成にし
てもよい。
【0025】伝送制御部1gは、ネットワークを介し
て、外部機器との通信を行うためのモデム、TA(Term
inal Adapter)、ルータ等によって構成される。
【0026】ここで図3を参照して、ユーザへの情報配
信のための情報を記憶するテーブルについて説明する。
図3は、図1における配信管理サーバ1Aが記憶するテ
ーブルの内容を示す図であり、(I)は、エリア内PC
テーブルであり、(II)は、ログインPC管理テーブル
であり、(II)は、ユーザテーブルである。
【0027】図3(I)より、エリア内PCテーブル
は、予め既定された情報を記憶するテーブルであり、項
目として、各エリアを示すエリア名と、当該各エリア名
に対応するエリア内に設置されている各PCのPCID
とを記憶する。当該エリア内PCテーブルは、一例とし
て、エリアであるフロア3A,3Bと、当該エリアに設
置されている各PCのPCIDであるPC4AID〜P
C4FIDが記憶されている。
【0028】図3(II)より、ログインPC管理テーブ
ルは、変動的な現在の情報を記憶するテーブルであり、
項目として、現在ユーザがログインしているPCのPC
IDと、当該PCIDのPCにログイン中のユーザのユ
ーザIDとを記憶する。ログインPC管理テーブルは、
一例として、PCIDであるPC4AID,PC4CI
D,PC4DID,PC4EIDと、各PCIDに対応
するユーザIDであるa,c,d,eとが記憶されてい
る。
【0029】図3(III)より、ユーザテーブルは、予
め既定された情報を記憶するテーブルであり、オフィス
の全ユーザ(社員)の情報を記憶し、項目として、PC
にログインするための全ユーザのユーザIDと、当該各
ユーザIDのユーザのユーザ名と、当該各ユーザが所有
する携帯端末の携帯端末IDと、PCにログインするた
めの前記ユーザIDに対応するパスワードとを記憶す
る。携帯端末IDは、例えば、各携帯端末の電子メール
アドレスである。ユーザテーブルは、一例として、ユー
ザIDであるa〜eと、当該各ユーザのユーザ名、当該
各ユーザの携帯端末IDである携帯端末6AID〜携帯
端末6EIDと、前記各ユーザIDのパスワードとが記
憶されている。
【0030】エリア内PCテーブル、ユーザテーブル
は、例えば、管理者により、表示部1dの表示を介して
入力部1bから入力される。
【0031】次に、配信管理サーバ1Aの動作を図4及
び図5を参照して説明する。図4はPCユーザ管理プロ
グラムのフローチャートであり、図5は第1の情報配信
プログラムのフローチャートである。
【0032】配信管理サーバ1AのCPU1aは、記録
媒体1f上のPCユーザ管理プログラムを実行すること
により、PCユーザ管理手順を行う。このフローチャー
トは、配信管理サーバ1Aを構成するコンピュータに各
機能を実現させるためのプログラムを説明する為のもの
である。このプログラムは、CPU1aが読取可能なプ
ログラムコードの形態で記録媒体1fに格納されている
例で説明するが、全ての機能を記録媒体1fに格納する
必要は無く、必要に応じてその一部若しくは全部をネッ
トワーク5Aを介して伝送制御部1gから受信して実現
するようにしてもよい。この説明は、本実施の形態の第
1の情報配信プログラム、第2の実施の形態の第2の情
報配信プログラムの実行でも同様である。
【0033】先ず、ユーザが、PC4A,4B,4C,
4D,4E,4Fのいずれかにログイン又はログオフす
る場合、配信管理サーバ1AのCPU1aは、そのPC
上でのユーザの入力によるログイン要求又はログオフ要
求を、ネットワーク5Aを介して、伝送制御部1gから
受信して当該要求の通知を受取る。
【0034】CPU1aは、前記通知がログイン要求で
あるかを判別する(ステップS1)。ログイン要求であ
る場合(ステップS1;YES)、CPU1aは、ユー
ザがログイン要求中のPCのPCIDと、ログイン要求
をしているユーザが入力したユーザIDとそのパスワー
ドを、ログイン要求中のPCから、ネットワーク5A及
び伝送制御部1gを介して受信する(ステップS2)。
そして、CPU1aは、受信したユーザID及びパスワ
ードの正当性をチェックする(ステップS3)。
【0035】そして、CPU1aは、前記正当性のチェ
ックがOKであるかを判別する(ステップS4)。正当
性がOKである場合(ステップS4;YES)、CPU
1aは、ログインOKの旨のメッセージを伝送制御部1
g及びネットワーク5Aを介して、前記ログイン要求中
のPCへ送信する(ステップS5)。前記ログイン要求
中のPCは、前記ログインOKの旨のメッセージを受信
して表示し、ユーザに伝える。
【0036】そして、CPU1aは、前記取得したPC
ID及びユーザIDを記録媒体1f上のログインPC管
理テーブルにセットして記憶させる(ステップS6)。
そして、PCユーザ管理手順を終了する。
【0037】正当性がOKでない場合(ステップS4;
NO)、CPU1aは、ログインNGの旨のメッセージ
を伝送制御部1g及びネットワーク5Aを介して、前記
ログイン要求中のPCへ送信する(ステップS7)。前
記ログイン要求中のPCは、前記ログインNGの旨のメ
ッセージを受信して表示し、ユーザに伝える。
【0038】ログイン要求でない場合(ステップS1;
NO)、前記通知はログオフ要求であり、CPU1a
は、ユーザがログオフ要求中のPCのPCIDを、対象
であるPCから、ネットワーク5A及び伝送制御部1g
を介して受信する(ステップS8)。そして、CPU1
aは、記録媒体1f上のログインPC管理テーブルか
ら、ステップS8で受信した前記PCID及び当該PC
IDに対応するユーザIDを削除する(ステップS
9)。そして、PCユーザ管理手順を終了する。PCユ
ーザ管理手順により、現在ログインしているPC及び当
該PCにログインしたユーザをログインPC管理テーブ
ルに追加及び削除自在に記憶して管理することができ
る。
【0039】次に、第1の情報配信手順を説明する。最
初に、配信管理サーバ1AのCPU1aは第1の情報配
信プログラムを実行し、情報配信端末2Aから特定の場
所にいるユーザへ情報の配信要求がある場合、CPU1
aは情報配信端末2Aからの当該配信要求をネットワー
ク5A及び伝送制御部1gを介して受信し、第1の情報
配信手順を開始する。
【0040】先ず、CPU1aは、配信対象のエリア限
定情報ファイル及び配信エリア名を情報配信端末2Aか
らネットワーク5A及び伝送制御部1gを介して受信す
る(ステップT1)。そして、CPU1aは、受信した
配信エリア名対応の全PCのPCIDを記録媒体1f上
のエリア内PCテーブルから読出して抽出する(ステッ
プT2)。
【0041】そして、CPU1aは、前記抽出したPC
ID対応でログインのあった全PCのログインのユーザ
IDを記録媒体1f上のログインPC管理テーブルから
読出して取得する(ステップT3)。そして、CPU1
aは、前記取得したユーザID対応の全ての携帯端末I
Dを記録媒体1f上のユーザテーブルから読出して取得
する(ステップT4)。
【0042】そして、CPU1aは、前記取得した全て
の携帯端末ID(電子メールアドレス)対応の携帯端末
に対して、ステップT1で受信したエリア限定情報ファ
イルを添付した電子メールを作成し、伝送制御部1g及
びネットワーク5Aを介して送信する(ステップT
5)。そして、第1の情報配信手順を終了する。
【0043】ここで、図3の各テーブルの各値例に基づ
いてPCユーザ管理手順及び第1の情報配信手順を説明
する。先ず、図1に示すようにエリアとしてフロア3
A、フロア3Bが設定され、フロア3AにはPC4A,
4B,4Cが設置され、フロア3BにはPC4D,4
E,4Fが設置されている。よって、エリア内管理テー
ブルはフロア3Aの各PCに対応する各PCIDである
PC4AID〜PC4CID、フロア3Bの各PCに対
応するPC4DID〜PC4FIDが記憶されている。
また、全ユーザのユーザID、ユーザ名、携帯端末I
D、パスワードがユーザテーブルに記憶されている。
【0044】そして、PCユーザ管理手順によって、P
C4A,4C,4D,4Eに、全ユーザのうち、それぞ
れユーザIDがa,c,d,eのユーザがログインし、
CPU1aは、ログインPC管理テーブルを作成する。
そして、第1の情報配信手順によって、ステップT1
で、CPU1aは、情報配信端末2Aからのエリア限定
情報ファイルとその配信エリア名のフロア3Aを受信し
た場合、ステップT2で、CPU1aは、エリア内PC
テーブルを参照して、フロア3A対応の各PCのPCI
DであるPC4AID,PC4BID,PC4CIDを
取得する。
【0045】そしてステップT3で、CPU1aは、ロ
グインPC管理テーブルを参照し、取得したPCIDで
あるPC4AID,PC4BID,PC4CID中の、
ログインされているPCのPCIDであるPC4AI
D,PC4CIDに対応するユーザIDであるa,cを
取得し、ステップT4で、CPU1aは、ユーザテーブ
ルを参照し、取得したa,cに対応する携帯端末IDで
ある携帯端末6AID及び携帯端末6CIDを取得す
る。
【0046】そして、ステップT5で、CPU1aは、
取得した携帯端末6AID及び携帯端末6CIDに対応
する携帯端末6A及び携帯端末6Cへ、電子メールアド
レスである携帯端末6AID及び携帯端末6CID宛
に、前記取得したエリア限定情報ファイルを添付した電
子メールを送信する。よって、配信エリア名であるフロ
ア3Aでログイン中のユーザIDa,cに対応するユー
ザの所有する携帯端末の携帯端末6AID及び携帯端末
6CID宛に対応するエリア限定情報ファイルを配信す
ることができる。
【0047】よって、本実施の形態によれば、情報配信
端末2Aが送信要求するエリアに設置されたPCにログ
イン中のユーザを特定するので、前記エリアに居るユー
ザの特定を容易に行うことができ、当該ユーザに対応す
る携帯端末へエリア限定情報ファイルを配信することが
できる。
【0048】例えば、ユーザが各PC上で他からの情報
を受信できないアプリケーションを使用中の場合や、P
Cが何かの処理の専用マシンである場合等にも、ユーザ
にエリア限定情報ファイルを配信することができる。ま
た、オフィス内のユーザは、PCにログイン後、常にP
Cの前に居る訳ではなく、ユーザがPCの前を離れて、
緊急を要する場合でも、エリア限定情報を対象のユーザ
の携帯端末に配信することができる。
【0049】また、ログイン中のユーザが時間で変化す
るログインPC管理テーブルを用いて、配信要求先のエ
リアのPCに現在ログイン中のユーザを特定してエリア
限定情報を配信することができる。また、各ユーザの携
帯端末の電子メールアドレスへ配信するので、ユーザは
エリア限定情報の配信以降はいつでも、携帯端末からチ
ェックをすることができ、ユーザ側のエリア限定情報の
受信の利便性を向上することができる。
【0050】なお、本実施の形態では、エリアとしてフ
ロア3A、3Bを例としてあげたが、これに限られるも
のではなく、例えば、各フロアの部屋等の、フロアを更
に分けたエリア等でもよい。また、本実施の形態は、オ
フィスに限られるものではなく、学校、集合住宅等に用
いる構成でもよい。
【0051】また、携帯端末IDは、携帯端末への電子
メールアドレスとして説明したが、これに限られるもの
ではなく、例えば、FTP(File Transfer Protocol)
用のアドレスや、携帯端末が携帯電話の場合の携帯電話
番号等でもよい。また、ある時刻に配信要求先のエリア
のPCにログインしていたユーザを対象にエリア限定情
報ファイルを配信できる構成でもよい。
【0052】(第2実施の形態)第2の実施の形態を図
6、図7及び図8を参照して説明する。本実施の形態
は、各種施設内の特定のエリアに居るユーザに情報を配
信するものである。各種施設として、例えば、コンサー
トホール、アミューズメントパーク、ショウルーム、イ
ベント会場等が挙げられる。先ず、図6を参照して装置
的特長を説明する。図6は、本実施の形態の第2の情報
配信システムβの構成説明図である。
【0053】第2の情報配信システムβは、ユーザへの
情報配信を管理する情報配信装置である配信管理サーバ
1Bと、配信する情報を格納して配信要求を行う情報配
信端末2Bと、エリア7A上のタグ8A,8B,8C,
8D、並びにエリア7B上のタグ8E,8Fへの無線通
信を行うエリア発信器9A,9Bと、Webメールサー
ビスを提供するWebメールサーバ10と、ユーザが使
用するPCであるユーザPC11A,11Bと、配信管
理サーバ1B、情報配信端末2B、エリア発信器9A,
9B、Webメールサーバ10、ユーザPC11A,1
1Bにネットワーク接続したLANであるネットワーク
5Bとを具備する。
【0054】タグ8A,8B,8C,8D,8E,8F
は各種施設の入場時にユーザA,B,C,D,E,Fが
渡されるものであり、当該各ユーザがタグを所持してエ
リア7A,7Bに入場することにより、エリア発信器9
A,9Bの無線通信によるタグへの信号送受信を介し
て、エリア内に居る各ユーザを把握することができる。
【0055】配信管理サーバ1B、Webメールサーバ
10は、サーバ装置であり、情報配信端末2Bは、情報
を格納する記憶部を有するコンピュータの端末であり、
ユーザPC11A,11Bは、デスクトップ、携帯型等
のPC端末である。
【0056】また、エリア7A,7B、タグ8A,8
B,8C,8D,8E,8F、エリア発信器9A,9
B、ユーザPC11A,11Bはそれぞれ代表的に示し
たものであり、この数に限定されるものではない。ま
た、ネットワーク5Bは、インターネット接続され、ネ
ットワーク5Aと同様にLANに限定されるものではな
い。
【0057】配信管理サーバ1Bの内部構造は、配信管
理サーバ1Aの内部構造と同様であり、重複を避けるた
め、異なる部分の説明のみを行う。伝送制御部1gは、
ネットワーク5Bに接続される。
【0058】CPU1aは、第2の情報配信プログラム
を実行する。CPU1aは、第2の情報配信プログラム
の実行により、情報配信端末2Bから特定の場所にいる
ユーザへ情報の配信要求がある場合、当該配信要求を受
信し、配信対象のエリア限定情報ファイル及び配信場所
名を情報配信端末2Bから受信し、受信した配信場所名
対応のエリア発信器のエリア発信器No.をエリアテー
ブルから読出して抽出し、前記抽出したエリア発信器N
o.に対応するエリア内のタグIDの取得要求を当該抽
出したエリア発信器No.のエリア発信器へ送信する。
【0059】また、CPU1aは、前記要求を送信した
エリア発信器から当該エリア発信器のエリア発信器N
o.と、これに対応するエリア内のタグIDを受信しタ
グ位置テーブルに記憶させ、前記受信したエリア内のタ
グIDに対応するタグを所持するユーザのユーザ名及び
当該ユーザのWebメールアドレスを入場者データベー
スから読出して取得し、前記取得したユーザ名及びその
Webメールアドレス宛の前記取得したエリア限定情報
ファイルを添付した電子メールを作成し、Webメール
サーバ10へ配信する(図8参照)。
【0060】ここで図7を参照して、ユーザへの情報配
信のための情報を記憶するテーブルについて説明する。
図7は、図6における配信管理サーバ1Bが記憶するデ
ータベース又はテーブルの内容を示す図であり、(I)
は、入場者データベースであり、(II)は、エリアテー
ブルであり、(II)は、タグ位置テーブルである。
【0061】図7(I)より、入場者データベースは、
現在までの情報を蓄積するデータベースであり、項目と
して、各タグの番号を示すタグIDと、当該各タグID
のタグを所持している入場者であるユーザのユーザ名
と、当該各ユーザが有するWebメールアドレスとを記
憶する。Webメールアドレスとは、Web上でメール
の管理を行うことができるWebメールサービスの電子
メールアドレスである。エリア内PCテーブルは、一例
として、タグIDである8A〜8Fと、当該各タグID
に対応するユーザのユーザ名であるA〜Fと、当該各ユ
ーザが有するWebメールアドレスとが記憶されてい
る。
【0062】図7(II)より、エリアテーブルは、予め
既定された情報を記憶するテーブルであり、エリア名で
ある場所名と、当該各場所名に設置されたエリア発信器
の番号であるエリア発信器No.とを記憶する。エリア
テーブルは、一例として、場所名であるエリア7A,7
Bと、当該各エリア7A,7Bそれぞれに設置されたエ
リア発信器No.である9A,9Bとが記憶される。入
場者データベース、エリアテーブルは、例えば、管理者
により、表示部1dの表示を介して入力部1bから入力
される。
【0063】図7(III)より、タグ位置テーブルは、
変動的な現在の情報を記憶するテーブルであり、項目と
して、前記エリア発信器No.と、当該エリア発信器N
o.のエリア発信器が設置されたエリア内に存在するタ
グの番号であるエリア内のタグIDとを記憶する。タグ
位置テーブルは、一例として、エリア発信器No.であ
る9A,9Bと、各エリア発信器9A,9Bが設置され
ているエリア7A,7B上のエリア内にあるのタグID
であるそれぞれ8A,8B,8C,8D、並びに8E,
8Fが記憶されている。
【0064】次に、配信管理サーバ1Bの動作を図8を
参照して説明する。図8は、配信管理サーバ1Bの第2
の情報配信プログラム、及びエリア発信器9A,9Bの
タグID取得送信プログラムのフローチャートである。
【0065】先ず、第2の情報配信手順を説明する。最
初に、配信管理サーバ1BのCPU1aは第2の情報配
信プログラムを実行し、情報配信端末2Bから特定の場
所にいるユーザへ情報の配信要求がある場合、CPU1
aは情報配信端末2Bからの当該配信要求をネットワー
ク5B及び伝送制御部1gを介して受信し、第2の情報
配信手順を開始する。
【0066】先ず、CPU1aは、配信対象のエリア限
定情報ファイル及び配信場所名を情報配信端末2Bから
ネットワーク5B及び伝送制御部1gを介して受信する
(ステップU1)。そして、CPU1aは、受信した配
信場所名対応のエリア発信器のエリア発信器No.を記
録媒体1f上のエリアテーブルから読出して抽出する
(ステップU2)。
【0067】そして、CPU1aは、前記抽出したエリ
ア発信器No.に対応するエリア内のユーザが所持する
タグのタグIDの取得要求を当該抽出したエリア発信器
No.のエリア発信器へ伝送制御部1g及びネットワー
ク5Bを介して送信する(ステップU3)。そして、C
PU1aは、前記要求を送信したエリア発信器からネッ
トワーク5B及び伝送制御部1gを介して、当該エリア
発信器のエリア発信器No.と、これに対応するエリア
内のタグIDを受信し、記録媒体1f上のタグ位置テー
ブルに記憶させる(ステップU4)。
【0068】そして、CPU1aは、前記受信したエリ
ア内のタグIDに対応するタグを所持するユーザのユー
ザ名及び当該ユーザのWebメールアドレスを記録媒体
1f上の入場者データベースから読出して取得する(ス
テップU5)。そして、CPU1aは、前記取得したユ
ーザ名及びそのWebメールアドレス宛のステップU1
で取得したエリア限定情報ファイルを添付した電子メー
ルを作成し、当該電子メールを伝送制御部1g及びネッ
トワーク5Bを介してWebメールサーバ10へ配信す
る(ステップU6)。そして、第2の情報配信手順を終
了する。
【0069】ここで、ステップU3実行後の、エリア内
のタグID取得要求を送信されたエリア発信器上のタグ
ID取得送信手順を説明する。前記要求を送信されたエ
リア発信器上の図示しないCPUは、ネットワーク5B
を介して当該要求を受信し、タグID取得送信プログラ
ムを実行することによりタグID取得送信手順を開始す
る。
【0070】先ず、要求を受信したエリア発信器のCP
Uは、エリア内の各タグに対してタグID信号発信要求
を無線送信する(ステップV1)。そして、前記エリア
発信器のCPUは、各タグからのタグID信号を無線受
信する(ステップV2)。そして、前記エリア発信器の
CPUは、前記受信した各タグIDを自身のエリア発信
器No.と共に、ネットワーク5Bを介して配信管理サ
ーバ1Bへ送信する(ステップV3)。ここで、配信管
理サーバ1B側ではステップU4へ進む。そして、前記
タグIDを送信したエリア発信器側ではタグID取得送
信手順を終了する。
【0071】ステップU6の後、各ユーザは、ユーザP
C11A,11B、又は図示しないエリア内のPC、図
示しない各ユーザ所持の携帯端末を用いてWebメール
サーバ10へアクセスし、エリア限定情報ファイルを添
付した電子メールをチェックし、当該電子メールがあれ
ばエリア限定情報ファイルを取得する。
【0072】ここで、図6の各テーブルの各値例に基づ
いて第2の情報配信手順及びタグ取得送信手順を説明す
る。先ず、図6に示すようにエリア7A、エリア7Bが
設定され、エリア7Aには発信器9Aが設置され、タグ
8A,8B,8C,8Dを所持した各ユーザA,B,
C,Dが入場し、エリア7Bには発信器が設置され、タ
グ8E,8Fを所持した各ユーザE,Fが入場してい
る。よって、入場者データベースにはタグIDである8
A〜8Fと、各タグIDのタグに対応するユーザ名であ
るA〜Fと、各ユーザに対応するWebメールアドレス
とが記憶されている。また、場所名であるエリア7A,
7Bと、これにそれぞれ対応するエリア発信器No.で
ある9A,9Bがエリアテーブルに記憶されている。
【0073】そして、第2の情報配信手順によって、配
信管理サーバ1Bでは、ステップU1で、CPU1a
は、情報配信端末2Aからのエリア限定情報ファイルと
その配信場所名としてエリア7Aを受信した場合、ステ
ップU2で、CPU1aは、エリアテーブルを参照し
て、エリア7A対応のエリア発信器No.である9Aを
取得する。そしてステップU3で、CPU1aは、ログ
インPC管理テーブルを参照し、抽出したエリア発信器
No.である9Aに対応するエリア発信器9Aへエリア
内のタグID要求を送信する。
【0074】エリア発信器9Aでは、タグID取得送信
手順により、タグID取得要求を受信し、ステップV1
で、エリア7A上のタグにタグID要求信号を無線送信
し、ステップV2で、各タグ8A,8B,8C,8Dか
らタグID発信信号を受信し、ステップV3で、各タグ
IDである8A,8B,8C,8Dとエリア発信器N
o.である9Aを配信管理サーバ1Bへ送信する。
【0075】再び配信管理サーバ1Bでは、ステップU
4で、CPU1aは、各タグIDである8A,8B,8
C,8Dとエリア発信器No.である9Aを受信してタ
グ位置テーブルに記憶し、ステップU5で、CPU1a
は、入場者データベースを参照して、各タグIDである
8A,8B,8C,8Dに対応するユーザ名であるA,
B,C,D及びそのWebメールアドレスを取得し、ス
テップU6で、当該取得したユーザ名であるA,B,
C,D及びそのWebメールアドレス宛のエリア限定情
報ファイルを添付した電子メールを作成し、当該電子メ
ールをWebメールサーバ10へ配信する。
【0076】よって、本実施の形態に拠れば、情報配信
端末2Bが送信要求する場所に居るユーザをエリア発信
器により特定するので、当該場所に居るユーザを容易に
特定でき、当該特定したユーザに対してエリア限定情報
ファイルを配信することができる。
【0077】また、エリア発信器からのタグIDの情報
(エリア内の入場者の情報)は時間で変化し、現在居る
ユーザを特定してエリア限定情報ファイルを配信するこ
とができる。また、各ユーザのWebメールアドレスへ
配信するので、エリア限定情報ファイルの配信以降はい
つでも、Webを見られる環境ではどこでも内容のチェ
ックをすることができ、ユーザ側のエリア限定情報ファ
イルの受信の利便性を向上することができる。
【0078】なお、本実施の形態では、ユーザのWeb
メールのアドレスにエリア限定情報ファイル添付の電子
メールを配信する構成であったが、これに限るものでは
なく、例えば、エリア発信器で特定されたユーザの携帯
電話のメールアドレスにエリア限定情報添付ファイルの
電子メールを配信する構成、音声によるエリア限定情報
ファイルの配信等の構成でもよい。
【0079】また、タグ自体がエリア限定情報ファイル
を受信可能な構成にして、配信予定のエリア内のユーザ
が所持するタグそのものに直接、エリア限定情報ファイ
ルを配信する構成でもよい。また、ある時刻に配信要求
先の場所に入場していたユーザを対象にエリア限定情報
ファイルを配信できる構成でもよい。
【0080】以上、本発明の実施の形態につき説明した
が、本発明は、必ずしも上述した手段及び手法にのみ限
定されるものではなく、本発明にいう目的を達成し、本
発明にいう効果を有する範囲内において適宜に変更実施
が可能なものである。
【0081】
【発明の効果】請求項1、5又は6に記載の発明に拠れ
ば、限定された配信場所に居るユーザを特定し、当該特
定したユーザに各種情報を配信することができる。
【0082】請求項2に記載の発明に拠れば、オフィス
内の各場所に対応したPCにログインしたユーザ情報か
らユーザを特定するので、オフィス内の各場所に居るユ
ーザを容易に特定することができる。
【0083】請求項3に記載の発明に拠れば、各場所の
エリア検出装置により、当該各場所に居るユーザ所持の
装置からの発信信号に基づきユーザを特定するので、各
場所に居るユーザを容易に特定することができる。
【0084】請求項4に記載の発明に拠れば、前記特定
するユーザの携帯通信端末へのアドレス、あるいはウェ
ブアドレスへ各種情報を配信するので、ユーザは各種情
報の配信以降にチェックをすることができ、ユーザ側の
受信の利便性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1の情報配信システム
の構成説明図である。
【図2】図1における配信管理サーバの内部構成図であ
る。
【図3】図1における配信管理サーバが記憶するテーブ
ルの内容を示す図であり、(I)は、エリア内PCテー
ブルであり、(II)は、ログインPC管理テーブルであ
り、(II)は、ユーザテーブルである。
【図4】PCユーザ管理プログラムのフローチャートで
ある。
【図5】第2の情報配信プログラムのフローチャートで
ある。
【図6】本発明の実施の形態の第2の情報配信システム
の構成説明図である。
【図7】図6における配信管理サーバが記憶するデータ
ベース又はテーブルの内容を示す図であり、(I)は、
入場者データベースであり、(II)は、エリアテーブル
であり、(II)は、タグ位置テーブルである。
【図8】配信管理サーバの第2の情報配信プログラム、
及びエリア発信器のタグ取得送信プログラムのフローチ
ャートである。
【符号の説明】 α,β…情報配信システム 1A,1B…配信管理サーバ 1a…CPU 1b…入力部 1c…RAM 1d…表示部 1e…記憶装置 1f…記録媒体 1g…伝送制御部 1h…バス 2A,2B…情報配信端末 3A,3B…フロア 4A,4B,4C,4D,4E,4F…PC 5A,5B…ネットワーク 6A,6C,6D,6E…携帯端末 7A,7B…フロア 8A,8B,8C,8D,8E,8F…タグ 9A,9B…エリア発信器 10…Webメールサーバ 11A,11B…ユーザPC A,B,C,D,E,F…ユーザ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各種情報を配信する装置であって、 配信場所の限定された情報を配信する際は、その限定さ
    れた場所に居るユーザを特定するユーザ特定手段と、 その特定された各ユーザに対する宛先を取得する宛先取
    得手段と、 その宛先の装置に対して前記情報を配信する情報配信手
    段と、 を具備してなる情報配信装置。
  2. 【請求項2】前記場所はオフィス内にあり、 そのオフィス内における各場所と各PCとを対応付けて
    管理する管理手段を更に具備し、 前記ユーザ特定手段の前記ユーザの特定は、 前記オフィス内に存在する各PCにログインしたユーザ
    情報から、そのPC対応の前記場所に居るユーザを特定
    する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装
    置。
  3. 【請求項3】前記場所には、各場所に分散して存在する
    エリア検出装置があり、 前記ユーザ特定手段は、各場所とそのエリア検出装置が
    カバーするエリア内で検出されるユーザ所持の装置から
    の発信信号に基づいて、その装置を所持するユーザを特
    定する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報配信装
    置。
  4. 【請求項4】前記宛先は、前記特定のユーザが所持する
    携帯通信端末へのアドレス、あるいは前記特定のユーザ
    が登録したウェブアドレスである、ことを特徴とする請
    求項1に記載の情報配信装置。
  5. 【請求項5】各種情報を配信する方法であって、 配信場所の限定された情報を配信する際は、その限定さ
    れた場所に居るユーザを特定し、 その特定された各ユーザに対する宛先を取得し、 その宛先の装置に対して前記情報を配信する、 ことを特徴とする情報配信方法。
  6. 【請求項6】コンピュータに、 配信場所の限定された情報を配信する際は、その限定さ
    れた場所に居るユーザを特定する機能と、 その特定された各ユーザに対する宛先を取得する機能
    と、 その宛先の装置に対して前記情報を配信する機能と、 を実現させるためのプログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006252040A (ja) * 2005-03-09 2006-09-21 Pasuko:Kk 情報収集システム
JP2013228867A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Ricoh Co Ltd 会議支援システム、資料配信方法及びプログラム

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