JP2003015619A - 画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法およびコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2003015619A
JP2003015619A JP2001197307A JP2001197307A JP2003015619A JP 2003015619 A JP2003015619 A JP 2003015619A JP 2001197307 A JP2001197307 A JP 2001197307A JP 2001197307 A JP2001197307 A JP 2001197307A JP 2003015619 A JP2003015619 A JP 2003015619A
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Yorio Kono
順夫 河野
Mamoru Ichikawa
衛 市川
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Pioneer Corp
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Pioneer Electronic Corp
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静止画に対する興味を喚起し、アイキャッチ
効果の高い画像を得ることができる画像処理装置および
画像処理方法等を提供する。 【解決手段】 コンピュータ2により、静止画の一部の
領域を順次抽出し、抽出された画像を繰り返し配列した
繰り返し画像を形成する。さらにコンピュータ2から静
止画および形成された繰り返し画像を出力し、この画像
を画像表示装置3に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静止画を用いて新
たな画像を生成する画像処理装置および画像処理方法等
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大画面で表示品質の良好なディス
プレイが開発されており、屋外あるいは屋内に広告等の
ための動画や静止画を表示するための大画面のディスプ
レイが設置される例が増えている。例えば、多くの人が
集まる場所にこのようなディスプレイを設置し、種々の
画像を表示することで宣伝効果等を発揮することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】広告等に用いる画像と
して動画を使用する場合、通常、動画自体のアイキャッ
チ効果が比較的高いため、動画に加工を加えることなく
ディスプレイに表示することにより、一定の宣伝効果等
を獲得することができる。しかし、静止画を用いる場合
には、通常、静止画自体は人目を引きにくいため、アイ
キャッチ効果を高めるための工夫が必要となる。
【0004】静止画のアイキャッチ効果を高める手法と
して、例えば、別に制作した動画を組み合わせることが
考えられる。しかし、静止画と無関係な動画では静止画
に対する興味を喚起する効果がなく、また、見る者を飽
きさせることなく、静止画に対して違和感なく表示さ
れ、しかも静止画に注意を向かわせるような動画を制作
することは実際には極めて困難である。さらに、広告内
容等の文字をスクロール表示することなども考えられる
が、この場合には映像が単調であり、ほとんどアイキャ
ッチ効果を高めることができない。
【0005】本発明は、静止画に対する興味を喚起し、
アイキャッチ効果の高い画像を得ることができる画像処
理装置および画像処理方法等を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置は、静止画の一部の領域を順次抽出する抽出手段
(2)と、抽出手段(2)により抽出された画像を繰り
返し配列した繰り返し画像を形成する画像形成手段
(2)と、静止画および画像形成手段(2)により形成
された繰り返し画像を出力する画像出力手段(2)と、
を備える。
【0007】この画像処理装置によれば、静止画および
静止画の一部の領域を順次抽出して得られた画像を繰り
返し配列した繰り返し画像を出力するので、静止画に対
する興味を喚起し、アイキャッチ効果の高い画像を得る
ことができる。
【0008】画像出力手段(2)から出力された画像を
表示する画像表示手段(3)を備えてもよい。この場合
には、画像表示手段に静止画および静止画の一部の領域
を順次抽出して得られた画像を繰り返し配列した繰り返
し画像が表示される。
【0009】画像出力手段(2)は、静止画および繰り
返し画像の両者を同時に出力してもよい。この場合に
は、静止画および繰り返し画像を並べて表示するように
出力してもよいし、静止画の周囲に繰り返し画像を表示
するように出力してもよい。
【0010】画像出力手段(2)は、静止画および繰り
返し画像のいずれかを切り替えて出力してもよい。
【0011】抽出手段(2)による抽出方法を指定する
ための抽出方法指定手段(2)を備えてもよい。この場
合、抽出方法の指定は、入力操作受付手段により受付け
られる入力操作に応じて実行してもよい。また、例え
ば、抽出方法指定手段により静止画の一部を抽出する領
域の大きさや形状、移動速度等を指定できるようにして
もよい。
【0012】画像形成手段(2)による繰り返し画像の
形成方法を指定するための画像形成方法指定手段(2)
を備えてもよい。この場合、画像形成方法の指定は、入
力操作受付手段により受付けられる入力操作に応じて実
行してもよい。また、例えば、画像形成方法指定手段に
より繰り返し画像全体のシフト方向や早さ等を指定でき
るようにしてもよい。
【0013】画像出力手段(2)による静止画および繰
り返し画像の出力方法を指定するための出力方法指定手
段(2)を備えてもよい。この場合、例えば、順次切り
換わる画像の表示時間を指定できるようにしてもよい。
順次切り換わる画像は、静止画単独、繰り返し画像単
独、および静止画と繰り返し画像の適宜の組み合わせを
含む。
【0014】複数の静止画を記憶する静止画記憶手段
(2)と、静止画記憶手段(2)に記憶された静止画の
中から抽出手段(2)による抽出の対象となる一の静止
画を順次選択する静止画選択手段(2)と、を備えても
よい。この場合、選択された静止画に対応する画像は、
静止画単独、繰り返し画像単独、および静止画と繰り返
し画像の適宜の組み合わせを含む。
【0015】抽出手段(2)による静止画の抽出部分が
連続的に移動してもよい。この場合には、繰り返し画像
も連続的に変化するため、繰り返し画像が実質的に動画
になり、充分なアイキャッチ効果を発揮できる。
【0016】抽出手段(2)による静止画の抽出部分を
表示する抽出部分表示手段(3)を備えてもよい。この
場合には、繰り返し画像の形成方法が認識可能となるた
め、画像に対する興味を一層引きつけることができる。
静止画の抽出部分を表示する方法として、画像表示手段
に表示された静止画に抽出部分を示すマークを重ね合わ
せて配置してもよい。例えば、マークは抽出部分の領域
を取り囲む線状のものでもよい。
【0017】本発明による画像処理方法は、静止画の一
部を順次抽出する抽出工程と、抽出工程により抽出され
た画像を用いて同一パターンを繰り返し配列した繰り返
し画像を形成する画像形成工程と、静止画および画像形
成手段により形成された繰り返し画像を出力する画像出
力工程と、を備えることを特徴とする。
【0018】この画像処理方法によれば、静止画および
静止画の一部の領域を順次抽出して得られた画像を繰り
返し配列した繰り返し画像を出力するので、静止画に対
する興味を喚起し、アイキャッチ効果の高い画像を得る
ことができる。
【0019】本発明によるコンピュータ読取可能な記録
媒体は、静止画の一部を順次抽出する抽出手順と、抽出
手順により抽出された画像を用いて同一パターンを繰り
返し配列した繰り返し画像を形成する画像形成手順と、
静止画および画像形成手段により形成された繰り返し画
像を出力する画像出力手順と、をコンピュータに実行さ
せるプログラムが記録されたものである。
【0020】この記録媒体によれば、静止画および静止
画の一部の領域を順次抽出して得られた画像を繰り返し
配列した繰り返し画像を出力するので、静止画に対する
興味を喚起し、アイキャッチ効果の高い画像を得ること
ができる。
【0021】なお、本発明の理解を容易にするために添
付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それによ
り本発明が図示の形態に限定されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図4を参照して、本
発明による画像処理装置の一実施形態について説明す
る。図1は本実施形態の画像処理装置の構成を示す図で
ある。
【0023】図1に示すように、本実施形態の画像処理
装置100は、ポスター等の印刷物や写真等から静止画
を取り込むためのスキャナ1Aあるいは撮影画像(静止
画)を取り込むデジタルカメラ1B等と、取り込まれた
静止画に基づいて所定の画像を生成するコンピュータ2
と、コンピュータ2に接続され、生成された画像を表示
する画像表示装置3とを備える。
【0024】コンピュータ2としてパーソナルコンピュ
ータを用いることができるが、同様の演算処理能力を有
するものであれば限定なく使用できる。
【0025】また、画像表示装置3として大画面のディ
スプレイを用いる場合により効果的であるが、とくにデ
ィスプレイの種類は限定されることなく、パーソナルコ
ンピュータ用ディスプレイのほか、テレビジョンのNT
SC、PAL、ハイビジョン等の映像規格用のディスプ
レイを用いてもよい。また、画像表示装置3として、C
RT、プラズマディスプレイ、液晶パネル、LEDや電
球を用いた大型のディスプレイ等を用いることができ
る。さらに、ソフトフェアの記録媒体5としてCD形状
の媒体を例示しているが、媒体としてCD形状以外のも
のも使用できる。
【0026】コンピュータ2と画像表示装置3とを接続
する構成は任意に選択できる。信号の形式に応じて、ビ
デオ信号を伝達するRGBケーブルやデジタル映像信号
(デジタル符号化信号)を伝達するケーブルを用いるこ
とができ、あるいは無線により映像信号を送信してもよ
い。
【0027】次に、図2〜図4を参照して、静止画を用
いた画像を表示する手順に沿って、画像処理装置100
により実行される処理について説明する。図2は手順を
示すフローチャート、図3および図4は表示される画像
を示す図である。以下の処理はコンピュータ2に読み取
られるプログラムに従って実行される。
【0028】最初に、図3および図4を参照しつつ、画
像表示装置3に表示される画像について説明する。本実
施形態では、図3に示す画像が所定時間、表示された
後、図4に示す画像が表示される。
【0029】図3において、左側の領域11には元にな
る静止画が表示される。また、領域11にはサンプリン
グパターンを示す三角形形状のマーク12が表示され
る。例えば、マーク12は領域11を取り囲む線状の表
示でもよいし、その領域の色彩、明度、コントラストな
どを変えて表示してもよい。図3において右側の領域1
3にはマーク12によって示された領域の画像を単位画
像14とする繰り返し画像が表示される。マーク12は
領域11内を連続的に移動し、領域13にはマーク12
で示される領域の画像を単位画像14とする繰り返し画
像がリアルタイムで表示される。
【0030】領域13の画像は、例えば、互いに60度
ずつ回転させた6方向の単位画像14を組み合わせて構
成される。なお、領域13の画像の生成方法については
後述する。そして、マーク12の移動、すなわちサンプ
リングパターンの移動に伴って単位画像14が変化する
ため、領域13の画像が常に変化する。このときマーク
12の移動速度(サンプリングパターンの移動速度)が
ある程度小さいと、繰り返し画像も連続的に変化してい
ることが認識可能となるため、繰り返し画像が実質的に
動画となり、アイキャッチ効果をより高めることができ
る。
【0031】また、領域13に表示される画像全体は一
定の方向にシフトし続けるようにしてもよい。この場
合、領域13には、各単位画像14が変化しつつ画像全
体が一定方向にシフトし続ける態様の画像(動画)が表
示されることになる。なお、領域13に表示される画像
全体のシフトを行わないようにしてもよいし、シフトの
速度、方向を設定できるようにしてもよい。
【0032】上記のように、マーク12は画像表示装置
3に表示された静止画に重ね合わせて表示されることが
望ましいが、他の方法によりサンプリングパターンの領
域を表示してもよい。
【0033】図3の画像が所定時間表示された後、図4
の画像に切り替わる。図4の画像では、図3の領域13
の画像と同一の画像、すなわち単位画像14を配列して
構成された繰り返し画像が画面全体に表示される。な
お、図4の画像では静止画自体は表示されないが、図3
の表示と同様、サンプリングパターンは静止画内を連続
的に移動する。
【0034】以下、図2の処理について説明する。図2
のステップS1〜ステップS14の処理では、表示する
画像に関し、元の静止画を選択するとともに、表示方法
を規定するデータを設定する。
【0035】まず、ステップS1では、ソフトウェアの
起動処理を実行する。続くステップS2では、コンピュ
ータ2がキーボード、マウス、タッチパネル等の入力装
置によるオペレータの入力操作を受け付けることによ
り、表示する画像の元になる静止画を選択する。このス
テップS2では、スキャナ1Aあるいはデジタルカメラ
1B等により取り込まれ、コンピュータ2内のメモリに
記憶された単数または複数の静止画の中から、オペレー
タの入力操作に従って所望の静止画が選択される。
【0036】次にステップS3では、オペレータの入力
操作に従って、ステップS2にて選択された静止画をサ
ンプリングするパターン(サンプリングパターン)の形
状および大きさを設定する。ここでは、サンプリングパ
ターンの向きを設定できるようにしてもよい。サンプリ
ングパターンの形状としては、図3および図4に示す三
角形状に限定されることなく、種々の形状を用いること
ができる。
【0037】図5は、サンプリングパターンの選択画面
の例を示している。この画面では、27通りのパターン
を行(1〜7)および列(a〜c)で選択する。選択さ
れたパターン(図5ではパターン7c)は白黒反転表示
される。
【0038】図5において、パターンの中にドット
(・)が示されているものは、回転しながら繰り返し画
像を生成するものであり、隣接するパターン間の回転の
関係を示している。例えば、パターン1aの繰り返し画
像は図6に示すものとなる。実際の画像としては、図6
に示す6角形を成す図形がさらに繰り返されたものが生
成される。
【0039】パターン中に矢印(↑)が示されているも
のは、隣接するパターンが鏡像となるように繰り返され
る。例えば、パターン1bの繰り返し画像は、図7に示
すものとなる。この場合にも、実際は、このような6角
形を成す図形がさらに繰り返された画像となる。この繰
り返し画像は、3枚の鏡を用いたいわゆる万華鏡と同様
な繰り返し画像となる。
【0040】パターン2aあるいはパターン3b等は、
予め所定数(パターン2aでは「2」、パターン3bで
は「4」)のパターンが繰り返された一組が示されてお
り、実際にはこの一組がさらに繰り返された画像が生成
される。これらの場合は、いずれか1つのパターンが元
になるマーク12として表示される。
【0041】ドットや矢印が示されていないパターン4
aあるいはパターン6a等は、同一方向のままで繰り返
し画像が生成される。しかし、これらのパターンについ
ても回転や鏡像を適宜指定できるようにしてもよい。
【0042】パターン3cあるいはパターン5aも同一
方向のままで繰り返し画像が生成されるが、列毎に向き
を変えるなどの指定ができるようにしてもよい。
【0043】図5に示す選択画面を用いて生成される画
像は繰り返し画像を例示したものであり、例えば、他の
万華鏡パターンや、あるいは実際の万華鏡では実現しえ
ないがコンピュータでは作成しうる、鏡像を用いた繰り
返し画像等を用いることもできる。
【0044】また、サンプリング形状として、隙間なく
配列して繰り返し画像を構成することができる形状に限
定されない。隙間が発生する場合には、あらかじめ定め
た所定の方法によって隙間を埋めるように処理すればよ
い。
【0045】サンプリングパターンの形状は、例えばパ
ターンの各部の寸法やパターンの向きを数値化したパラ
メータとして入力することができる。このとき、パラメ
ータに従ったサンプリングパターンをコンピュータ2に
接続されたディスプレイ(画像表示装置3でもよい)に
表示させることにより、実際のサンプリングパターンを
確認できるようにしてもよい。
【0046】ステップS4では、オペレータの入力操作
に従って、静止画内におけるサンプリングパターンの移
動方向および速度を設定する。移動方向は、x軸、y軸
についてそれぞれの値を入力することで指定できるよう
にしてもよい。サンプリングパターンの速度は、例えば
毎秒の移動量で指定するようにしてもよいし、移動量と
移動の頻度(時間間隔)の双方で指定するようにしても
よい。
【0047】ステップS5では、オペレータの入力操作
に従って、繰り返し画像全体の移動(シフト)方向およ
び速度を設定する。移動方向は、x軸、y軸についてそ
れぞれの値を入力することで指定できるようにしてもよ
い。
【0048】ステップS6では、オペレータの入力操作
に応じて、付加的な各種効果を設定する。各種効果とし
て、具体的には、繰り返し画像を構成する各単位画像1
4に縁取りを付加することや単位画像14の色彩等を静
止画と異なるものとすること等が挙げられる。
【0049】次にステップS7では、オペレータの入力
操作に従って、表示画面の切り替え時間を設定する。例
えば、図3に示す画像の表示時間および図4に示す画像
の表示時間を設定する。
【0050】次にステップS8では、次の静止画を設定
するか否かを、オペレータの入力操作に従って判断す
る。ステップS8の判断が肯定されればステップS2へ
戻り、次の静止画についてステップS2〜ステップS7
の処理を繰り返す。これにより、複数の静止画につい
て、自動的に連続した表示を実行することができる。ス
テップS8の判断が否定されればステップS9へ進む。
【0051】ステップS9では、オペレータの入力操作
に基づいて、ステップS2〜ステップS7の処理によっ
て生成される画像を試験的に表示することが要求されて
いるか否か判断する。ステップS9の判断が肯定されれ
ばステップS10へ進み、設定された条件に従ってコン
ピュータ2に接続されたディスプレイ(画像表示装置3
でもよい)に映像を表示し、ステップS11へ進む。ス
テップS9の判断が否定されればステップS11へ進
む。
【0052】ステップS11では、オペレータの入力操
作に従って、ステップS2〜ステップS7で設定された
データを保存することが要求されているか否か判断す
る。ステップS11の判断が肯定されればステップS1
2へ進み、設定されたデータを保存してステップS13
へ進む。ステップS11の判断が否定されればステップ
S13へ進む。
【0053】ステップS13では、オペレータの入力操
作に従って、データの設定処理を終了させることが要求
されているか否か判断する。ステップS13の判断が肯
定されれば、ステップS14へ進み、データの設定処理
を終了する。ステップS13の判断が否定されればステ
ップS9へ戻り、ステップS9〜ステップS12の処理
が繰り返される。
【0054】図2に示すステップS21〜ステップS2
5の処理では、設定されたデータに従って、上演を実行
する。図2のステップS21では、ソフトウェアの起動
処理を実行し、ステップS22において設定されたデー
タの読み込みを実行する。ステップS23では、ステッ
プS22にて読み込まれたデータに従って、画像表示装
置3に映像を表示し上演を実行する。ステップS24で
は、オペレータの入力操作、あるいは上演回数等の情報
に従って、上演の終了が要求されているか否か判断す
る。ステップS24の判断が肯定されればステップS2
5へ進み、処理を終了する。ステップS24の判断が否
定されればステップS23へ戻り、設定されたデータに
従って上演が継続される。
【0055】静止画および静止画に基づいて生成された
繰り返し画像の組み合わせ方法およびその表示の順序は
限定されない。図3に示すように静止画および繰り返し
画像を同時に表示してもよいし、図4に示すように繰り
返し画像のみを単独で表示してもよい。また、複数の静
止画について表示する場合の表示順序として、種々の展
開が考えられる。
【0056】静止画として、A1、A2、A3・・・が
用意され、それらの繰り返し画像を含む映像(繰り返し
画像単独、あるいは繰り返し画像と静止画の両者)を、
それぞれB1、B2、B3・・・とするとき、例えば、
A1→B1→A2→B2→A3→B3・・・A1→
A2→A3・・・B1→B2→B3・・・と切り替え
る等の展開が可能である。なお、図3に示す画像の後、
図4に示す画像が表示される上記の表示順序は、上記
に該当している。
【0057】本発明による画像処理装置によれば、静止
画に基づいてリアルタイムで自動的に繰り返し画像(動
画)を生成するので、別途、動画を用意する必要がな
く、画像を表示するために用意するデータ量を減らすこ
とができる。また、静止画から抽出した画像を用いて繰
り返し画像を生成するため、静止画との関係で繰り返し
画像に違和感がなく、静止画に対する興味を引きつける
ことができる。さらに、繰り返し画像は見た目に非常に
面白さを感じさせるとともに、サンプリングパターンの
位置変化に応じて画面全体(繰り返し画像の表示領域全
体)が大きく変化するため、アイキャッチ効果が極めて
高い。とくに、静止画と繰り返し画像とを同時に表示
し、しかもマークによって静止画のサンプリングパター
ンを画面上に表示する場合には、画像を見る人に繰り返
し画像の生成方法を気付かせることが可能となる。これ
により画像に対する興味をさらに増大させることができ
るという効果を発揮する。本発明は、単に繰り返し画像
に対する注意を引くというだけでなく、静止画を効果的
に展開することにより静止画との関連でアイキャッチ効
果を高めることを特徴とする。したがって、静止画に対
する注目を集めたいような場合に、本発明はとくに効果
的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の画像処理装置の構成を示す図。
【図2】画像を表示させるための手順を示すフローチャ
ート。
【図3】表示される画像を示す図。
【図4】表示される画像を示す図。
【図5】サンプリングパターンの選択画面の例を示す
図。
【図6】繰り返し画像の一例を示す図。
【図7】繰り返し画像の一例を示す図。
【符号の説明】
2 コンピュータ(抽出手段、画像形成手段、画像
出力手段、抽出方法指定手段、画像形成方法指定手段、
出力方法指定手段、静止画記憶手段、静止画選択手段、 3 画像表示装置(画像表示手段、抽出部分表示手
段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 市川 衛 東京都小金井市桜町1−4−13 Fターム(参考) 5C082 AA03 AA27 BA20 CA54 CA55 CB01 DA87 MM05 MM10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静止画の一部の領域を順次抽出する抽出
    手段と、 前記抽出手段により抽出された画像を繰り返し配列した
    繰り返し画像を形成する画像形成手段と、 前記静止画および前記画像形成手段により形成された前
    記繰り返し画像を出力する画像出力手段と、を備えるこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記画像出力手段から出力された画像を
    表示する画像表示手段を備えることを特徴とする請求項
    1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記画像出力手段は、前記静止画および
    前記繰り返し画像の両者を同時に出力することを特徴と
    する請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記画像出力手段は、前記静止画および
    前記繰り返し画像のいずれかを切り替えて出力すること
    を特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記抽出手段による抽出方法を指定する
    ための抽出方法指定手段を備えることを特徴とする請求
    項1〜4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像形成手段による前記繰り返し画
    像の形成方法を指定するための画像形成方法指定手段を
    備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に
    記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像出力手段による前記静止画およ
    び前記繰り返し画像の出力方法を指定するための出力方
    法指定手段を備えることを特徴とする請求項1〜6のい
    ずれか1項に記載の画像処置装置。
  8. 【請求項8】 複数の前記静止画を記憶する静止画記憶
    手段と、 前記静止画記憶手段に記憶された前記静止画の中から前
    記抽出手段による抽出の対象となる一の静止画を順次選
    択する静止画選択手段と、を備えることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記抽出手段による前記静止画の抽出部
    分が連続的に移動することを特徴とする請求項1〜8の
    いずれか1項に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記抽出手段による前記静止画の抽出
    部分を表示する抽出部分表示手段を備えることを特徴と
    する請求項1〜9のいずれか1項に記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 静止画の一部を順次抽出する抽出工程
    と、 前記抽出工程により抽出された画像を用いて同一パター
    ンを繰り返し配列した繰り返し画像を形成する画像形成
    工程と、 前記静止画および前記画像形成手段により形成された前
    記繰り返し画像を出力する画像出力工程と、を備えるこ
    とを特徴とする画像処理方法。
  12. 【請求項12】 静止画の一部を順次抽出する抽出手順
    と、 前記抽出手順により抽出された画像を用いて同一パター
    ンを繰り返し配列した繰り返し画像を形成する画像形成
    手順と、 前記静止画および前記画像形成手段により形成された前
    記繰り返し画像を出力する画像出力手順と、をコンピュ
    ータに実行させるプログラムが記録されたコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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