JP2003015211A - 撮影装置、撮影方法及び撮影システム - Google Patents

撮影装置、撮影方法及び撮影システム

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JP2003015211A
JP2003015211A JP2001196348A JP2001196348A JP2003015211A JP 2003015211 A JP2003015211 A JP 2003015211A JP 2001196348 A JP2001196348 A JP 2001196348A JP 2001196348 A JP2001196348 A JP 2001196348A JP 2003015211 A JP2003015211 A JP 2003015211A
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photographing
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photographed
person
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JP2001196348A
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English (en)
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Shigeru Mizuo
茂 水尾
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な照明により高画質の被撮影者の撮影が
可能な撮影装置を提供する。 【解決手段】 被撮影者を照明する照明手段と、被撮影
者を撮影するカメラ部と、照明された被撮影者の少なく
とも顔部分をカメラ部により予備撮影して画像データ情
報を検出する画像データ検出手段と、検出した画像デー
タ情報と基準画像データ情報とを比較する比較手段と、
比較により照明状態の良否を判定する判定手段と、照明
状態が否の場合に照明の補正量を画像データ情報に基づ
き決定する補正量決定手段と、少なくとも一部を手動で
補正量に補正する照明補正手段と、照明補正後に被撮影
者を本撮影する本撮影手段と、被撮影者を照明して撮影
するように制御する制御手段とを有する撮影装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は撮影装置、撮影方法
及び撮影システムに関し、特に、被撮影者の少なくとも
顔部分を照明して撮影する身分証明証、運転免許証等の
撮影装置、撮影方法及び撮影システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、被撮影者を照明して、照明さ
れた被撮影者の少なくとも顔部分をオペレータにより撮
影する撮影装置が知られている。また、被撮影者自身が
操作して、少なくとも顔部分を撮影する撮影装置が知ら
れている。用途としては、身分証明用写真、運転免許用
写真等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、撮影装
置の照明光源の位置、照明光の向き、照明光量等は一般
に固定となっており、被撮影者の座高の違い、顔部分の
輪郭の違い、年齢の違い等により、例えば、顔部分に影
ができたり、照明による異常反射(てかり)等が生じや
すいという問題がある。
【0004】本発明の目的は、照明をより精度良く行
い、高画質の人物撮影が可能な撮影装置、撮影方法およ
び撮影システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は下記のいず
れかにより達成できる。
【0006】(1)被撮影者を照明して撮影する撮影装
置において、前記被撮影者を照明する照明手段と、前記
被撮影者を撮影するカメラ部と、照明された前記被撮影
者の少なくとも顔部分を前記カメラ部により予備撮影し
て画像データ情報を検出する画像データ検出手段と、検
出した前記画像データ情報と基準画像データ情報とを比
較する比較手段と、前記比較手段の比較により照明状態
の良否を判定する判定手段と、前記判定手段により照明
状態が否の場合に前記画像データ情報に基づき前記照明
の補正量を決定する補正量決定手段と、少なくとも一部
を手動で前記補正量に補正する照明補正手段と、照明補
正後に前記被撮影者を本撮影する本撮影手段と、前記被
撮影者を照明して撮影するように制御する制御手段と、
を備えたことを特徴とする撮影装置。
【0007】(2)被撮影者を照明して撮影する撮影装
置において、前記被撮影者を照明する照明手段と、前記
被撮影者を撮影するカメラ部と、照明された前記被撮影
者の少なくとも顔部分を前記カメラ部により予備撮影し
て画像データ情報を検出する画像データ検出手段と、検
出した前記画像データ情報と基準画像データ情報とを比
較する比較手段と、前記比較手段の比較により照明状態
の良否を判定する判定手段と、前記判定手段により前記
照明状態が否の場合に前記画像データ情報に基づき前記
照明の補正量を決定する補正量決定手段と、前記補正量
に自動的に補正する照明補正手段と、自動的に補正され
た後に前記被撮影者を本撮影する本撮影手段と、前記被
撮影者を照明して撮影するように制御する制御手段と、
を有することを特徴とする撮影装置。
【0008】(3)被撮影者を照明して撮影する撮影方
法において、前記被撮影者を照明し、照明された前記被
撮影者の少なくとも顔部分をカメラ部により予備撮影し
て画像データ情報を検出し、検出した画像データ情報と
基準の画像データ情報とを比較し、比較により照明状態
の良否を判定し、前記照明状態が否の場合に、前記画像
データ情報に基づき前記照明の補正量を決定し、決定し
た前記補正量を表示し、この表示にしたがって少なくと
も一部を手動で補正し、照明の補正後に前記被撮影者を
本撮影することを特徴とする撮影方法。
【0009】(4)被撮影者を照明して撮影する撮影方
法において、前記被撮影者を照明し、照明された前記被
撮影者の少なくとも顔部分をカメラ部により予備撮影し
て画像データ情報を検出し、検出した前記画像データ情
報と基準の画像データ情報とを比較し、比較により照明
状態の良否を判定し、照明状態が否の場合に前記画像デ
ータ情報に基づき前記照明の補正量を決定し、前記補正
量に自動的に補正し、照明の補正後に前記被撮影者を本
撮影することを特徴とする撮影方法。
【0010】(5)前記(1)又は(2)に記載の撮影
装置と、被撮影者が座る椅子と、前記被撮影者の背面に
配置されるバックパネルとを備えたことを特徴とする撮
影システム。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係わる撮影装
置、撮影方法及び撮影装置を適用した撮影システムにつ
いて説明する。
【0012】(実施形態1)図1は本発明の撮影装置を
適用した撮影システムの全体構成を示す図である。
【0013】図1に示すように、撮影システムは撮影装
置20、椅子11及びバックパネル12等より構成され
ている。撮影装置20は、被撮影者を照明して撮影する
装置であり、椅子11は被撮影者の座る椅子であり、さ
らにバックパネル12は被撮影者の背面に置くパネルで
ある。
【0014】撮影装置20の一部である照明手段、カメ
ラ部、表示手段等について説明する。照明手段は、主照
明部40と補助照明部45よりなる。主照明部40に
は、主照明光源44の位置調整機構42、照明光の向き
調整機構41、照明光量調整機構43(図2参照)があ
る。同様にして、補助照明部45には、補助照明光源4
9の位置調整機構47、照明光の向き調整機構46、照
明光量調整機構48(図2参照)がある。さらに、照明
手段は予備撮影(事前撮影ともいう)のための照明と本
撮影のための照明とを併用している。
【0015】また、カメラ部30は被撮影者Pの少なく
とも顔部分を撮影し、予備撮影と本撮影とに使用され
る。また、カメラ部30は上下方向の傾き、高さを自動
調整する位置調整機構31(図2参照)がある。
【0016】表示手段50は、照明の補正量を表示し、
さらに被撮影者のモニタ画像を表示できるようになって
いる。なお、操作部60は被撮影者の名前等を入力する
操作パネルである。
【0017】ここで、前述の撮影装置20の詳しい構成
について図2を参照して説明する。なお、図1で説明し
た部分は一部省略する。
【0018】撮影装置は、照明手段、カメラ部、画像デ
ータ検出手段、比較手段、判定手段、補正量決定手段、
表示手段、照明補正手段、本撮影手段および制御手段等
より構成されている。
【0019】図2に示すように、カメラ部30では、照
明された被撮影者Pの少なくとも顔部分を予備撮影、本
撮影する。なお、予備撮影で被撮影者Pの背の高さを検
出して位置調整機構31によりカメラ部30の上下の傾
き、高さを調整できるようになっている。なお、被撮影
者Pの背の高さを専用の位置センサにより検出してもよ
い。
【0020】画像データ検出手段は、照明された被撮影
者Pの顔部分を撮影部82で予備撮影して画像データ情
報として被撮影者Pの顔部分の濃度パターンを検出す
る。
【0021】比較手段である比較回路83では、被撮影
者Pの顔部分の暗部、明部を含む濃度パターンを、予め
定めた基準濃度パターンと比較する。例えば、図4に示
すように、予備撮影した画像データ情報より、顔部分の
上部、顔部分の左右の境界等より、顔部分をトリミング
して抽出し、この顔の部分を複数の領域に分ける。特
に、顔部分の影、顔部分の照明反射(てかり部分)が検
出し易いように分ける。次に、図5に示すように、それ
ぞれの領域について、それぞれの領域ごとの基準濃度値
と比較する。
【0022】判定手段である判定回路84では、前述の
比較により、照明状態の良否を判定する。即ち、各領域
の濃度が、基準濃度と比較して、しきい値により異常か
どうか判定する。なお、しきい値は出来上がり品質レベ
ルにより決める。
【0023】補正量決定手段である補正量決定部85A
では、照明状態が否の場合に、画像データ情報に基づき
照明の補正量を決める。具体的には、図3に示す検出し
た画像データ情報と照明補正量の関係を定めたルックア
ップテーブルにより照明の補正量を決める。ルックアッ
プテーブルの値は実験等により求めて予め作成してお
く。
【0024】補正量としては、主照明部40では、主照
明光源44の位置調整機構42、照明光の向き調整機構
41および照明光量調整機構43の補正量があり、さら
に補助照明部45では補助照明光源49の位置調整機構
47、照明光の向き調整機構46及び照明光量調整機構
48の補正量がある。
【0025】照明補正手段は、主照明光源44の位置調
整機構42、照明光の向き調整機構41、照明光量調整
機構43を所定の補正量だけ補正し、また補助照明光源
49の位置調整機構47、照明光の向き調整機構46、
照明光量調整機構48を所定の補正量だけ補正する。具
体的には、表示部50に表示されている補正内容を操作
部60の操作パネルより入力して各調整機構を駆動して
変更する。なお、各調整機構を直接、手動で操作して変
更しても同様である。
【0026】表示手段である表示部50では、図6に示
すように、主照明と補助照明の補正量の表示を行う。同
時に、被撮影者のモニタ画像を表示する。なお、主照明
と補助照明の補正量は図3に示すルックアップテーブル
で選択された補正量を表示する。
【0027】本撮影手段は、照明の各調整機構の調整補
正後に照明して被撮影者Pを撮影部82で本撮影するも
のである。
【0028】制御手段である制御回路81Aでは、照明
手段、カメラ部、画像データ検出手段、比較手段、判定
手段、補正量決定手段、表示手段、照明補正手段および
本撮影手段をそれぞれ制御して、人物撮影ができるよう
に制御する。
【0029】ここで、実施の形態の撮影装置を備えた撮
影システムにより本発明の撮影方法を、図1から図5と
図7の実施の形態1の主作動フローチャートを参照して
説明する。
【0030】最初に、主照明光源44、補助照明光源4
9により基準照明する(F01)。次に、被撮影者Pが
椅子11に座り(F02)、カメラ部30により被撮影
者Pを事前に撮影部82で予備撮影(事前撮影)で画像
データ情報を検出する(F03)。次に、検出した画像
データ情報に基づき、比較回路83で画像データ情報と
基準画像データ情報とを比較し(F04)、判定回路8
4で照明状態の良否を判定する(F05)。ここで、照
明状態が否の場合は、補正量決定部85Aで照明の補正
量を決め(F06)、同時に補正内容を表示部50に表
示する(F07)。次に、図3に示すルックアップテー
ブルで、どのタイプの補正にするかを選択する。補正内
容の表示に従って操作部60の操作パネルにより、主照
明に関する照明光の向き調整機構41、位置調整機構4
2、照明光量調整機構43、また、補助照明に関する照
明光の向き調整機構46、位置調整機構47、照明光量
調整機構48の補正量を入力して補正する(F08)。
補正後の照明(F09)をして、撮影部82で被撮影者
Pを本撮影する。なお、照明状態の良否を判定して照明
状態が良好の場合は、すぐに被撮影者Pを本撮影する
(F10)。その後、データ送信部87より外部に被撮
影者の画像データを送信する。図示しない外部装置で被
撮影者の画像が形成される。
【0031】以上により、撮影装置及び撮影方法によれ
ば、手動による照明の補正により、画質のよい被撮影者
の撮影が可能となる。さらに、この撮影装置を適用した
撮影システムによれば、画質のよい被撮影者の撮影が可
能となる。
【0032】(実施形態2)実施形態2は前記実施形態
1の撮影部、比較回路及び判定回路が異なる以外は実施
形態1と機構的に同じであるので異なる部分を中心に説
明する。図8(a)は顔部分の各濃度に対する濃度頻度
を示す説明図、図8(b)は顔部分の各濃度に対する累
積濃度頻度を示す説明図である。
【0033】図8に示すように、被撮影者を予備撮影し
て、被撮影者の画像データ情報より実施形態1で説明し
たと同様の方法により顔部分の画像データを抽出する。
図8(a)は横軸に濃度、縦軸に濃度頻度としたときの
分布状態を図にしたものである。この抽出した顔部分の
画像データをサンプリングして、顔部分の画像データよ
り各部分の濃度を明るい部分から暗い部分の順に濃度頻
度の状態を調べる。
【0034】次に、図8(b)に示すように、図8
(b)に示す濃度頻度の情報を基に、各濃度の発生頻度
の全累積を100%として、横軸に濃度、縦軸に累積濃
度頻度として、曲線Tを作成する。その後、予め定めた
基準の顔部分の図8(b)に示す基準の曲線Sと比較す
る。ここで、曲線Sと曲線Tのずれの度合いにより照明
状態の良否を判定するようにする。例えば、図8(b)
に示す曲線Tでは、基準である曲線Sに比べ、暗い濃度
部分の頻度が多いので、顔部分の照明による影の部分が
多いと推定して、照明の補正が必要と判定する。例え
ば、補助照明の光量を多くして影部分を少なくして本撮
影を行うようにする。
【0035】以上により、この撮影装置及び撮影方法に
よれば、照明の調整により、画質のよい被撮影者の撮影
が可能となる。また、この撮影装置を適用した撮影シス
テムによれば、画質のよい被撮影者の撮影が可能とな
る。
【0036】(実施形態3)実施形態3は、実施形態1
が手動で照明の補正を行ったものを自動的に照明の補正
を行うものである。図9は実施形態3の撮影装置の全体
構成を示す図である。なお、実施形態1と機構的に同じ
部分は同一符号を付け一部説明を省略する。
【0037】撮影装置は、照明手段、カメラ部、画像デ
ータ検出手段、比較手段、判定手段、補正量決定手段、
表示手段、照明補正手段、本撮影手段、制御手段等より
構成されている。
【0038】図9に示すように、カメラ部30では、照
明された被撮影者Pの少なくとも顔部分を予備撮影、本
撮影する。また、画像データ検出手段は、照明された被
撮影者Pの顔部分を事前に撮影部82で撮影して画像デ
ータ情報として被撮影者Pの顔部分の濃度パターンを検
出する。また、比較回路83では、被撮影者の顔部分の
暗部、明部を含む濃度パターンを、予め定めた基準濃度
パターンと比較する。
【0039】判定回路84では、比較により、照明状態
の良否を判定する。また、補正量決定部85Bでは、照
明状態が否の場合に、画像データ情報に基づき照明の補
正量を決める。
【0040】補正量としては、主照明部40には照明光
源の位置調整機構42、照明光の向き調整機構41、照
明光量調整機構43の補正量、同様に、補助照明部45
には照明光源の位置調整機構47、照明光の向き調整機
構46、照明光量調整機構48の補正量がそれぞれあ
る。
【0041】照明補正手段は、主照明光源44の位置調
整機構42、照明光の向き調整機構41、照明光量調整
機構43を所定の補正量だけ自動的に補正し、同様に、
補助照明光源49の位置調整機構47、照明光の向き調
整機構46、照明光量調整機構48を所定の補正量だけ
自動的に補正する。
【0042】本撮影手段では、照明の各調整機構の調整
補正後に被撮影者Pを撮影部82で本撮影するものであ
る。
【0043】制御手段である制御回路81Bでは、照明
手段、カメラ部、画像データ検出手段、比較手段、判定
手段、補正量決定手段、表示手段、照明補正手段および
本撮影手段をそれぞれ制御して、人物撮影ができるよう
に制御する。
【0044】ここで、実施の形態の撮影装置を備えた撮
影システムにより本発明の撮影方法を、図1、図3から
図6、図9および図10の実施形態3の主作動フローチ
ャートを参照して説明する。
【0045】最初に、主照明光源44、補助照明光源4
9により基準照明する(F21)。次に、被撮影者Pが
椅子11に座り(F22)、カメラ部30により被撮影
者Pを事前に撮影部82で予備撮影(事前撮影)で画像
データ情報を検出する(F23)。次に、検出した画像
データ情報に基づき、比較回路83で画像データ情報と
基準画像データ情報とを比較し(F24)、判定回路8
4で照明状態の良否を判定する(F25)。ここで、照
明状態が否の場合は、補正量決定部85Bで照明の補正
量を決める(F26)。次に、図3に示すルックアップ
テーブルのどのタイプの補正にするかを選択する。主照
明に関する照明光の向き調整機構41、位置調整機構4
2、照明光量調整機構43、さらに、補助照明に関する
照明光の向き調整機構46、位置調整機構47、照明光
量調整機構48の補正量を自動的に補正する(F2
7)。その後、補正後の照明をする(F28)。ここで
撮影部82で被撮影者Pを本撮影する。なお、照明状態
の良否を判定し、照明状態が良好の場合は、すぐに被撮
影者Pを本撮影する(F29)。その後、データ送信部
87より外部に被撮影者の画像データを送信する。図示
しない外部装置で被撮影者の画像が形成される。
【0046】以上により、撮影装置及び撮影方法によれ
ば、照明を自動的に調整して、画質のよい被撮影者の撮
影が可能となる。また、撮影装置を適用した撮影システ
ムによれば、画質のよい被撮影者の撮影が可能となる。
【0047】なお、実施の形態では主照明と補助照明の
照明の補正について説明したが、主照明のみでもよい。
また、実施の形態では、照明の可変パラメータとして、
前述の6つについて説明したが、少なくとも1つのパラ
メータでも同様である。また、照明状態が悪い場合には
照明の補正後、再度、予備撮影により再チェックすると
より品質が安定する。また、判定手段は検出した画像デ
ータ情報に基づき、画像データ情報と基準データ情報と
を比較し照明状態の良否を判定するが、要求される品質
レベルに合わせて、基準データ情報の値を変化させるよ
うにすると、より便利となる。
【0048】
【発明の効果】以上のように構成したので次のような効
果を奏する。即ち、本発明の撮影装置及び撮影方法によ
れば、手動による照明の補正により、画質のよい被撮影
者の撮影が可能となる。また、本発明の撮影装置及び撮
影方法によれば、自動的に照明の補正を行い、画質のよ
い被撮影者の撮影が可能となる。さらに、本発明の撮影
装置を適用した撮影システムによれば、画質のよい被撮
影者の撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影装置を適用した撮影システムの全
体構成を示す図である。
【図2】実施の形態1の撮影装置の構成を示す図であ
る。
【図3】ルックアップテーブルを示す図である。
【図4】被撮影者の顔部分の画像データの分割を説明す
る図である。
【図5】顔部分の領域別の濃度分布を説明する図であ
る。
【図6】主照明と補助照明の補正量を表示した表示画面
を示す図である。
【図7】実施の形態1の主作動フローチャートを示す図
である。
【図8】顔部分の画像データの各濃度に対する濃度頻度
を説明する図である。
【図9】実施の形態3の撮影装置の全体構成を示す図で
ある。
【図10】実施の形態3の主作動フローチャートを示す
図である。
【符号の説明】
11 椅子 12 バックパネル 20 撮影装置 30 カメラ部 40 主照明部 41、46 向き調整機構 42、47 位置調整機構 43、48 照明光量調整機構 44 主照明光源 45 補助照明部 49 補助照明光源 50 表示部(表示手段) 81A、81B 制御回路(制御手段) 82 撮影部 83 比較回路(比較手段) 84 判定回路(判定手段) 85A、85B 補正量決定部 P 被撮影者

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被撮影者を照明して撮影する撮影装置に
    おいて、前記被撮影者を照明する照明手段と、前記被撮
    影者を撮影するカメラ部と、照明された前記被撮影者の
    少なくとも顔部分を前記カメラ部により予備撮影して画
    像データ情報を検出する画像データ検出手段と、検出し
    た前記画像データ情報と基準画像データ情報とを比較す
    る比較手段と、前記比較手段の比較により照明状態の良
    否を判定する判定手段と、前記判定手段により照明状態
    が否の場合に前記画像データ情報に基づき前記照明の補
    正量を決定する補正量決定手段と、少なくとも一部を手
    動で前記補正量に補正する照明補正手段と、照明補正後
    に前記被撮影者を本撮影する本撮影手段と、前記被撮影
    者を照明して撮影するように制御する制御手段と、を備
    えたことを特徴とする撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記補正量決定手段による照明の補正量
    を表示する表示手段を有し、前記照明補正手段は表示さ
    れた補正量に従って手動で照明の補正が可能であること
    を特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 被撮影者を照明して撮影する撮影装置に
    おいて、前記被撮影者を照明する照明手段と、前記被撮
    影者を撮影するカメラ部と、照明された前記被撮影者の
    少なくとも顔部分を前記カメラ部により予備撮影して画
    像データ情報を検出する画像データ検出手段と、検出し
    た前記画像データ情報と基準画像データ情報とを比較す
    る比較手段と、前記比較手段の比較により照明状態の良
    否を判定する判定手段と、前記判定手段により前記照明
    状態が否の場合に前記画像データ情報に基づき前記照明
    の補正量を決定する補正量決定手段と、前記補正量に自
    動的に補正する照明補正手段と、自動的に補正された後
    に前記被撮影者を本撮影する本撮影手段と、前記被撮影
    者を照明して撮影するように制御する制御手段と、を有
    することを特徴とする撮影装置。
  4. 【請求項4】 前記照明手段は、被撮影者を主照明、ま
    たは主照明と補助照明するものであることを特徴とする
    請求項1、2又は3に記載の撮影装置。
  5. 【請求項5】 前記照明手段の調節は、照明光源の位
    置、照明光の向き、照明光量の少なくとも1つであるこ
    とを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の
    撮影装置。
  6. 【請求項6】 前記照明手段は、予備撮影のための照
    明、及び本撮影のための照明を併用することを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか1項に記載の撮影装置。
  7. 【請求項7】 前記本撮影は前記カメラ部により行うこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の
    撮影装置。
  8. 【請求項8】 前記カメラ部は、被撮影者の違いにより
    予備撮影の画像データ情報に基づき自動的に上下方向の
    傾き、高さが調節されるものであることを特徴とする請
    求項1から7のいずれか1項に記載の撮影装置。
  9. 【請求項9】 前記画像データ検出手段は、被撮影者の
    顔部分の濃度パターン情報を検出することを特徴とする
    請求項1から8のいずれか1項に記載の撮影装置。
  10. 【請求項10】 前記比較手段は、被撮影者の顔部分の
    濃度パターンを基準の濃度パターンと比較することを特
    徴とする請求項9に記載の撮影装置。
  11. 【請求項11】 前記被撮影者の顔部分の前記濃度パタ
    ーン情報は、顔部分の暗部、及び/又は顔部分の明部の
    情報を含むことを特徴とする請求項8又は9に記載の撮
    影装置。
  12. 【請求項12】 前記画像データ検出手段は、被撮影者
    の顔部分の各濃度の発生頻度を検出することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれか1項に記載の撮影装置。
  13. 【請求項13】 前記比較手段は、被撮影者の顔部分の
    各濃度の発生頻度を予め定めた基準の各濃度の発生頻度
    と比較することを特徴とする請求項12に記載の撮影装
    置。
  14. 【請求項14】 前記判定手段は、判定のためのしきい
    値が変更可能であることを特徴とする請求項1から13
    のいずれか1項に記載の撮影装置。
  15. 【請求項15】 前記補正量決定手段は、検出した画像
    データ情報と照明補正量との関係を定めたルックアップ
    テーブルにより決定することを特徴とする請求項1から
    14のいずれか1項に記載の撮影装置。
  16. 【請求項16】 前記照明補正手段は、照明光源の位置
    は上下方向の移動で補正、照明光の向きは上下方向の傾
    動の補正で行うことを特徴とする請求項1から15のい
    ずれか1項に記載の撮影装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、判断手段により照明
    状態が否の場合には、照明の補正後に、再度、予備撮影
    により再確認が可能であることを特徴とする請求項1か
    ら16のいずれか1項に記載の撮影装置。
  18. 【請求項18】 前記表示手段は、予備撮影または本撮
    影による被撮影者のモニタ画像を表示することを特徴と
    する請求項1から17のいずれか1項に記載の撮影装
    置。
  19. 【請求項19】 被撮影者を照明して撮影する撮影方法
    において、前記被撮影者を照明し、照明された前記被撮
    影者の少なくとも顔部分をカメラ部により予備撮影して
    画像データ情報を検出し、検出した画像データ情報と基
    準の画像データ情報とを比較し、比較により照明状態の
    良否を判定し、前記照明状態が否の場合に、前記画像デ
    ータ情報に基づき前記照明の補正量を決定し、決定した
    前記補正量を表示し、この表示にしたがって少なくとも
    一部を手動で補正し、照明の補正後に前記被撮影者を本
    撮影することを特徴とする撮影方法。
  20. 【請求項20】 被撮影者を照明して撮影する撮影方法
    において、前記被撮影者を照明し、照明された前記被撮
    影者の少なくとも顔部分をカメラ部により予備撮影して
    画像データ情報を検出し、検出した前記画像データ情報
    と基準の画像データ情報とを比較し、比較により照明状
    態の良否を判定し、照明状態が否の場合に前記画像デー
    タ情報に基づき前記照明の補正量を決定し、前記補正量
    に自動的に補正し、照明の補正後に前記被撮影者を本撮
    影することを特徴とする撮影方法。
  21. 【請求項21】 請求項1から18のいずれか1項に記
    載の撮影装置と、被撮影者が座る椅子と、前記被撮影者
    の背面に配置されるバックパネルとを備えたことを特徴
    とする撮影システム。
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