JP2003015130A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2003015130A
JP2003015130A JP2001197522A JP2001197522A JP2003015130A JP 2003015130 A JP2003015130 A JP 2003015130A JP 2001197522 A JP2001197522 A JP 2001197522A JP 2001197522 A JP2001197522 A JP 2001197522A JP 2003015130 A JP2003015130 A JP 2003015130A
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liquid crystal
temperature
crystal display
display device
cathode tube
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Shinichi Kojima
信一 児嶋
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Kyocera Corp
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05DSYSTEMS FOR CONTROLLING OR REGULATING NON-ELECTRIC VARIABLES
    • G05D23/00Control of temperature
    • G05D23/19Control of temperature characterised by the use of electric means
    • G05D23/1919Control of temperature characterised by the use of electric means characterised by the type of controller
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
    • G02F1/00Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液晶表示面内の温度分布を一様にするととも
に、液晶表示面及びバックライトシステムの温度を最適
温度にした高信頼性かつ高品質な液晶表示装置を提供す
る。 【解決手段】液晶パネルの背面にバックライトを配し、
このバックライトが導光板と、この導光板の端面に光源
として配した陰極管とから成り、液晶パネルとバックラ
イトとの間に、ペルチェ素子により温度調整した透明液
体を封入して成る光透過性のパネル状温度制御容器を配
するとともに、この透明液体の温度を検知するセンサを
設けた液晶表示装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は使用環境条件として
広い温度範囲に適合した液晶表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置のうち透過型においては、
バックライトを用いるが、そのモジュール構造を図4に
示す。
【0003】同図はこの液晶表示装置の断面概略図であ
り、1は液晶セル2などを保護する筐体であり、この液
晶セル2には、その両主面には偏向板3を配設し、液晶
セル2の端面には回路基板4を対向並設している。
【0004】また、液晶セル2の裏側にはバックライト
を設けるが、このバックライトによれば、陰極管6(C
FLと呼ばれる)が導光体8の厚み方向に平行に配置し
たサイドエッジ方式であって、陰極管6の外周面には、
その照射光を導光体8に投光すべくリフレクタ7を設け
ている。
【0005】上記構成の液晶表示装置によれば、陰極管
6は液晶表示エリアに近接する配置となり、そして、長
時間の点灯では陰極管6が発生する熱が、直接もしくは
導光板8に伝わって、液晶セル2が加熱されるようにな
る。
【0006】しかしながら、かかる加熱は陰極管6に近
い部分の液晶セル2の部分に多く伝搬され、これによ
り、液晶セル2の表示面内およびその内部に温度ムラが
発生し、液晶の光学特性の温度依存性に起因し、温度差
のある個所の光学特性が変わり、表示ムラが発生してい
た。
【0007】本発明者は陰極管6を点灯した際の液晶表
示面内の熱分布を図5に示すように測定した。この液晶
表示装置はモジュールのサイズとして385.0mm
(W)×291.0mm(H)×30.0mm(D)で
あり、画面寸法は307.11mm×231.08mm
である。
【0008】同図は液晶セル2の表示面と、CFLであ
る陰極管6との配置構成を示す説明図であり、液晶セル
2の表示面におけるCFL近傍の部位、および
と、その表示面の中央部である部位に対し、それぞれ
温度を測定し、輝度も測定したところ、表1に示すよう
な結果が得られた。これらの測定は25℃環境下にて求
めている。
【0009】なお、部位、、のうち、部位と部
位は両端に、部位は部位と部位との間のほぼ中
央に位置している。
【0010】
【表1】
【0011】同表中、温度差である5.3℃、6.4
℃、7.1℃は、それぞれ部位又は部位と部位と
の温度差(部位(又は部位)の温度−部位の温
度)であり、そして、それぞれに示す括弧内の温度差で
ある2.3℃、3.2℃、4.0℃は、それぞれ部位
と部位との温度差(部位の温度−部位の温度)で
ある。
【0012】輝度は、陰極管6の照射光量を変えること
で規定することができるが、LCDモジュールの輝度設
定値(設計値)を”1.00”とし、これに対し、さら
に輝度を低くしたとき、もしくは高くした時の輝度値を
規格化した。
【0013】この表によれば、輝度を明るくすると面内
CFL近傍部と、CFLから離れている部分の温度差が
増し、温度ムラによる影響(表示ムラ)が顕著になり、
液晶表示面内において陰極管6の近傍の部分と、表示面
中央の部分とでは温度差が発生している。
【0014】輝度を低くする分には、面内の温度差が縮
まり表示ムラが抑えられるが、輝度を高めるべく、光源
である陰極管に流れる電流を大きくすると、陰極管から
の発熱量が大きくなり、結果、面内の温度差が大きくな
り、これにより表示ムラが生じていた。
【0015】以上のように、陰極管6は光量が増えれ
ば、熱の発生も増大する特性である。とくに両端部が熱
の発生が大きい部分であり、その影響で、、の各部
位の温度差に見れるように、液晶表示面内でも陰極管6
の両端部に近い箇所に大きな温度ムラが発生している。
【0016】上記の課題を解消すべく、次のような技術
が提案されている。
【0017】特開平11-002804号によれば、液晶パネル
とバックライトの間に熱伝導率の良い透明シリコンシー
ト、もしくは同じ機能を有するシート状物質を配置し、
そのシートをもってバックライトから伝わる熱を一様に
発散している。
【0018】また、特開平05-273535号については、液
晶パネルの2枚の対向するガラス基板のバックライト側
の基板に良好な熱伝導率のものを使用したり、特開平09
-244005号では、液晶パネルとその前面に配置する保護
板との間に、熱伝導率のよい液体を封入し、液晶表示面
内に発生する温度分布ムラを改善している。
【0019】また、液晶表示装置内部の液晶パネル及び
バックライトシステムについては、通常、常温環境下で
最適な特性となるように設計されている。
【0020】図6と図7は陰極管6の一般的な特性であ
る。
【0021】図6の測定データによれば、横軸に周囲温
度を、縦軸に輝度(規格化)を示し、この規格化は25
℃環境下での輝度を基準とし、各温度の輝度を25℃の
輝度で割って、その値を輝度(規格化)として記載す
る。
【0022】図7においては、横軸に周囲温度を、縦軸
は寿命を示す。
【0023】これらの表から明らかなとおり、バックラ
イトシステムに使用する陰極管6の特性に依存し、その
傾向として低温もしくは高温環境下では常温(10〜4
0℃)の時と比較し、輝度、寿命が低下する特性とな
る。また、20℃〜40℃付近では寿命が長くなるが、
10℃以下もしくは50℃以上の低温/高温環境下のと
き、寿命が短くなっている。
【0024】このような課題を解消すべく、特開平07-1
75035号にて、熱源部分にペルチェ素子を配置し温度調
整する方法でもって、高温環境下でバックライトを冷却
したり、また、低温環境下では加熱することにより最適
な動作温度にする技術が提案されている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
各技術によれば、液晶パネルの使用環境温度による特性
の劣化を補償するものではなく、パネル部とバックライ
ト部からなる液晶モジュールのトータルとして特性、表
示品位を改善する技術については、なんら提案されてい
ない。
【0026】この点をさらに説明するに、特開平11-002
804号においては、熱伝導率のよい透明シートを用い、
熱を液晶表示面内に均一に拡散するものであるが、液晶
表示部分は外部環境の温度の影響を受けるという課題が
ある。
【0027】特開平05-273535号についても、熱を液晶
セルに使用するガラス板の一枚に熱伝導率の良いものを
使用することで熱を均一に拡散する特徴はあるが、液晶
表示部分は外部環境温度の影響を受けている。
【0028】また、特開平09-244005号によれば、液晶
パネルと、パネル保護の目的で使用する保護板との間に
熱伝導率の良い液体で満たすことで熱を均一に拡散する
構成であるが、同様に外部環境温度の影響を受けてしま
う問題があった。
【0029】以上のとおり、これら3例では液晶表示面
内の温度分布を均一にするという点では改善されている
が、その反面、外部環境が低温、高温環境下になった際
の液晶パネルの特性、及びバックライトシステムの特性
の低下については改善されていない。
【0030】一方、特開平07-175035号によれば、バッ
クライトシステムの熱源部分にペルチェ素子を配置し、
バックライトを最適な動作温度にするという点では優れ
ているが、液晶パネルにおける高温・低温環境下での特
性低下については改善されていない。
【0031】したがって本発明の目的は液晶表示面内の
温度分布を一様にするとともに、液晶表示面及びバック
ライトシステムの温度を最適温度にした高信頼性かつ高
品質な液晶表示装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、液晶パネルの背面にバックライトを配し、このバッ
クライトが導光板と、この導光板の端面に光源として配
した陰極管とから成り、さらに液晶パネルとバックライ
トとの間に、ペルチェ素子により温度調整した透明液体
を封入して成る光透過性のパネル状温度制御容器を配す
るとともに、この透明液体の温度を検知するセンサを設
けたことを特徴とする。
【0033】本発明の他の液晶表示装置は、前記パネル
状温度制御容器に対し、ペルチェ素子により温度調整し
た透明液体の循環経路を備えた温度制御システムを配設
したことを特徴とする。
【0034】本発明のさらに他の液晶表示装置は、前記
温度制御システムの循環経路が陰極管の両端部に接続さ
れていることを特徴とする。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明を図面にて詳しく説明す
る。
【0036】図1は本発明の液晶表示装置の概略断面
図、図2は本発明の温度制御システムを配設した液晶表
示装置の模式図、図3は本発明の温度制御システムを配
設した液晶表示装置の循環を示す模式図である。
【0037】本発明の液晶表示装置の概略を図1により
説明すると、液晶モジュールは液晶パネルとバックライ
トから構成され、液晶パネルは液晶セル2と駆動回路基
板4から成り、電気的に接続され、駆動回路基板4から
の電気信号でもって液晶セル2は表示をする。3は偏光
板である。
【0038】バックライトは、主として陰極管6と導光
板8とから成り、陰極管6の線光源を導光板8に入光さ
せ、導光板8内で面光源に変え、液晶パネルの方向に光
を出射し、表示画面画面全体を照らす。リフレクタ7は
陰極管6の照射光が効率よく、導光板8に入光させる働
きがある。
【0039】本発明においては、液晶セル2とバックラ
イト間を熱伝導率の良い透明液体で満たす構造であり、
この透明液体としては、たとえば熱伝導率が高い水、油
などがあるが、水が低コストという点で望ましい。
【0040】また、透明液体を透明なケースからなるパ
ネル状温度制御容器9に封入する。本例においては、液
晶パネルの外側面(偏光板3など)とバックライトの外
側面(導光板8など)に接触させるとよい。
【0041】この透明なケースはアクリル系やビニル系
の透明な合成樹脂により形成するとよく、その上、ケー
スを構成する板状体の厚みを小さくして、光透過率を上
げ、これによって輝度を高めるとよい。
【0042】なお、図1にて、5は透明液体の密封用の
隔壁であり、前記合成樹脂のケースの一部でもって構成
してもよく、もしくは別の部材として形成してもよい。
【0043】そして、パネル状温度制御容器9の外装ケ
ースもしくは隔壁5には開口部を設け、前記透明液体が
出入りできる構造とする。
【0044】次にパネル状温度制御容器9に対し、ペル
チェ素子により温度調整した透明液体の循環経路を備え
た温度制御システム15を配設した構造の概略を図2に
て説明する。
【0045】この温度制御システム15と液晶モジュー
ルとの間を、透明液体が循環経路でもって流動する。循
環経路にはペルチェ素子13を用いた液体循環器14と
接続される。
【0046】ペルチェ素子13はp型とn型の半導体素
子を接合させた素子であり、これに電流を流すと、素子
の片側が冷たくなり、反対側が温かくなる特性がある。
電流の向きを逆にすると冷たくなる側と熱くなる側が逆
になるため、このようなペルチェ素子を用いた保温/保
冷システムを利用するが、電流の流れる方向を替えるだ
けで簡単に温度の調整ができる。
【0047】温度制御システム15はペルチェ素子1
3、温度センサー10、その温度センサー10からの出
力を増幅する増幅回路11および液晶モジュールの最適
動作温度とを比較する比較回路12とから構成される。
【0048】この温度センサー10は感熱部と、感熱し
た状態の変位を読みとる回路部とで構成され、感熱部と
しては主にサーミスタもしくは熱電対を用いる。サーミ
スタは温度変化により、その抵抗値が変わるものであ
り、熱電対は温度変化により、その素子の両端に電位差
が生じるものである。このような抵抗値もしくは電位差
を回路部で読みとり、その情報を電気信号として出力す
る。
【0049】上記の構成にすることにより、例えば液晶
表示装置が低温環境下にあるとき、循環する透明液体9
の温度を、液晶モジュールの出入り口に配置する温度セ
ンサー10が感知し、その感知信号は増幅回路11で増
幅され、比較器12に送られる。比較器12は、あらか
じめ設定される液晶モジュールの最適動作温度と比較
し、循環する透明液体9の温度が低いと判断し、ペルチ
ェ素子に加熱動作を行う信号を送る動作となる。
【0050】逆に透明液体9の温度が最適な温度より高
ければ、ペルチェ素子13を冷却動作するようにし、透
明液体9の温度を液晶モジュールの最適動作温度になる
ようコントロールする。
【0051】本発明者は透明液体として水を用いた場
合、周囲の温度に対し、上記のような温度制御システム
15を用いたことで、液晶パネルの温度変化を測定した
ところ、図8に示すような結果が得られた。
【0052】同図から明らかなとおり、外部環境が(-20
℃〜10℃)の低温下、(40℃〜70℃)の高温下にあっても
ほぼ最適なモジュール動作温度の25℃に維持することが
でき、これにより、液晶パネルの諸特性の低下を防ぐこ
とができ、バックライトの特性についても低下を防ぐこ
とができる。
【0053】次に本発明の好適例を述べる。
【0054】図3は液晶モジュール内部の透明液体9の
循環経路を表す模式図である。
【0055】本例では温度制御システム15の循環経路
を陰極管6の両端部に接続する。
【0056】液晶モジュールに空ける流出口を、陰極管
6の両端部の上部分になるような構成にすることで、透
明液体9を液晶表示部分の温度差が発生しにくいように
循環させることができる。
【0057】すなわち、液体の流速は、面内の場所によ
り違うが、流速が速いほど放熱の効果が大きく期待でき
る。そして、図3に示す液体流通経路であれば、モジュ
ール内部への流入口および流出口付近がモジュール内部
の面内の中で最も速い流速となる。
【0058】このように透明液体9の液晶モジュールか
らの流出口については、陰極管6の両端部の熱拡散を効
率的に行うために陰極管6の両端部に設置するのが望ま
しいが、そのような流出口(開口)は、陰極管6の端〜
有効発光エリアの上部分になるようにしてもよく、流入
口についても、他の部位であってもよい。
【0059】かくして本発明によれば、上記のような構
成にしたことで、液晶モジュール内部を循環する透明液
体9はモジュール出口で集中的に熱の発生源である陰極
管6の両端部付近を通過することになるため、その部分
に発生した熱は効率よく拡散される。
【0060】なお、図3に示す構成では陰極管6の両端
部にて透明液体9の流出口としたが、これに代えて、そ
の流入口としてもよい。
【0061】本発明者は、従来の液晶表示装置に対し、
陰極管6を点灯した際の液晶表示面内の熱分布を図5に
示すように測定したが、同様に本発明の液晶表示装置の
熱分布を測定したところ、表2に示すような結果が得ら
れた。
【0062】
【表2】
【0063】同表にて、「対策後温度差」は本発明の結
果であり、「対策前温度差」は表1に示す従来の結果で
ある。
【0064】この表から明らかなとおり、輝度を上げる
と面内の温度差が大きくなっていた対策前に対し、対策
後では面内の温度差をほぼ一定に抑えることができ、と
くに液晶表示部分の陰極管6両端近傍について、その差
異を小さくすること、すなわち面内の表示ムラの悪化を
抑えることができた。
【0065】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の液晶表示装置に
よれば、液晶パネルとバックライトとの間に、ペルチェ
素子により温度調整した透明液体を封入して成る光透過
性のパネル状温度制御容器を配し、さらにパネル状温度
制御容器に対し、ペルチェ素子により温度調整した透明
液体の循環経路を備えた温度制御システムを配設したこ
とで、液晶モジュール内を最適温度(たとえば25℃)
にコントロールすることができ、これにより、低温・高
温の環境下でも、液晶モジュール内部を最適温度にする
ことができ、液晶パネルの特性低下、バックライトシス
テムの特性劣化(低下)を防ぐことができる。
【0066】また、本発明においては、ペルチェ素子を
使用することで、温熱ヒーターや冷却器のような大がか
りな設備が必要なくなるため、コンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液晶表示装置の概略断面図である。
【図2】本発明の温度制御システムを配設した液晶表示
装置の模式図である。
【図3】本発明の温度制御システムを配設した液晶表示
装置の循環を示す模式図である。
【図4】従来の液晶表示装置の概略断面図である。
【図5】液晶パネルの熱分布測定用の模式図である。
【図6】陰極管の輝度特性を示す線図である。
【図7】陰極管の寿命特性を示す線図である。
【図8】本発明に係る液晶パネルの温度特性を示す線図
である。
【符号の説明】
1・・・筐体 2・・・液晶セル 3・・・偏向板 4・・・回路基板 6・・・陰極管(CFL) 7・・・リフレクタ 8・・・導光体 9・・・パネル状温度制御容器 10・・・温度センサー 12・・・比較回路 13・・・ペルチェ素子 14・・・液体循環器 15・・・温度制御システム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルの背面にバックライトを配し、
    このバックライトが導光板と、この導光板の端面に光源
    として配した陰極管とから成り、液晶パネルとバックラ
    イトとの間に、ペルチェ素子により温度調整した透明液
    体を封入して成る光透過性のパネル状温度制御容器を配
    するとともに、この透明液体の温度を検知するセンサを
    設けたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記パネル状温度制御容器に対し、ペルチ
    ェ素子により温度調整した透明液体の循環経路を備えた
    温度制御システムを配設したことを特徴とする請求項1
    記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】前記温度制御システムの循環経路が陰極管
    の両端部に接続されていることを特徴とする請求項2記
    載の液晶表示装置。
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Cited By (5)

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