JP2003014604A - 粘度測定装置 - Google Patents

粘度測定装置

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JP2003014604A
JP2003014604A JP2001197574A JP2001197574A JP2003014604A JP 2003014604 A JP2003014604 A JP 2003014604A JP 2001197574 A JP2001197574 A JP 2001197574A JP 2001197574 A JP2001197574 A JP 2001197574A JP 2003014604 A JP2003014604 A JP 2003014604A
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Yasutoku Konaka
泰徳 湖中
Kenji Hirayama
賢士 平山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料の粘度を測定後、試料室内の清掃を自動
的に行うことができる粘度測定装置を提供する。 【解決手段】 試料室の内方全域に至る大きさを有する
ワイヤブラシ20Bを主体とする清掃用治具20を備
え、ロータを取り外した後清掃用治具20をその軸部2
0Sがロータの回転系に係結するよう取り付け、試料室
内に清掃用治具20を実現させる。したがって、この清
掃用治具20の回転駆動により試料室内に付着した試料
の付着を自動的に取り除くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゴムなどの試料の粘性
抵抗を測定する粘度測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ムーニー粘度測定装置は、互いに対向し
て離接される上部および下部ダイスと、例えば下部ダイ
スを貫通する軸を有し、両ダイスにより形成される試料
室内で回転されるロータとを備え、試料室に試料を充填
して加熱した後にロータを回転させ、試料の粘性抵抗に
よってロータに作用する反トルクをロードセルなどの検
出器で検出し、その検出出力を試料の粘性抵抗として得
るものである。
【0003】従来より測定に用いられている粘度測定装
置の全体構成は図8に示すとおりである。すなわち、下
部押板1に立設された案内棒2は上部押板3を貫通し、
上部押板3は昇降用シリンダ4によって案内棒2に沿っ
て昇降可能になっている。上部押板3には上部ダイス6
が螺着保持されるとともに、下部押板1には、上部ダイ
ス6と対峙して下部ダイス9が螺着保持されている。図
示のように、上部、下部の両ダイス6、9が互いに当接
することによって試料室Rが形成され、この試料室Rに
例えばゴム製の試料8が挿入される。
【0004】符号10は、試料室R内に挿入されるロー
タで、この下方には軸部10Sが一体的に連結されてお
り、軸部10Sが下部ダイス9を貫通して負荷軸19に
嵌入連結されている。負荷軸19は管状体で上方部に角
形の受部を有し、この受部に軸部10Sの角部が挿入さ
れることにより負荷軸19の回転力がこの角部を介して
ロータ10に伝達されるようになっている。ロータ10
側の軸部10Sの角部が負荷軸19の前記角部に対して
挿脱されるようになっている。
【0005】この負荷軸19は、ベアリング12を介し
て下部押板1に回転可能に支承され、その下部に設けら
れたギア14にピニオンギア15が噛合している。下部
押板1には、ベアリング16によって支持板17が負荷
軸19と同軸で回転可能に支承され、この支持板17に
は、その回転軸心から偏心してモータ18が取付けられ
ている。このモータ18の回転がピニオンギア15を介
してギア14、すなわち負荷軸19に伝達される。支持
板17の一端に形成された加圧部17Rにはロードセル
RCが固設され、このロードセルRCによりロータ10
の反トルクが検出される。なお、11はベアリング13
へのゴミの侵入を防止するカバー部材である。また、4
は昇降用シリンダであり、5は昇降用シリンダ4のロッ
ドで上部押板3に連結されている。7は上部、下部の両
ダイス6、9を上部、下部の両押板1、3に固定する固
定具である。
【0006】以上のような構成において、測定の動作を
説明すると、まず粘度測定に先立ってロードセルRCの
ゼロ点調節を行う。つぎに、試料8を挿入しない状態で
昇降用シリンダ4を収縮して上部押板3を下降させ、上
部ダイス6を下部ダイス9に当接させる。なお粘度測定
装置は、昇降用シリンダ4が伸張して上部押板3が上昇
するときに負荷軸19も下方が押上げられ、下部押板1
に対して若干上昇する構成となっている。ただし、昇降
用シリンダ4の収縮時は上部押圧板3が下降しても負荷
軸19は下降せず、上部ダイス6により押し下げられる
だけである。この状態でモータ18を回転させると、そ
の回転がピニオンギア15を介してギア14に伝達さ
れ、負荷軸19が回転してロータ10が回転される。こ
のロータ回転時のロードセルRCの出力をゼロに補正す
る。
【0007】つぎに、試料8の粘度測定を行うべく上部
押板3をいったん上昇させ、ロータ10の上下に試料8
を配置する。昇降用シリンダ4を駆動して上部押板3を
下降させると、上部ダイス6の下面がロータ10本体上
の試料8を下方に押圧し、試料室Rが形成されたとき図
に示すようにロータ10および負荷軸19が下降する。
この状態で図示していないヒータを駆動して試料8を加
熱した後、モータ18を駆動してロータ10を回転させ
る。試料8の粘性抵抗によってロータ10に反トルクが
作用し、この反トルクがロードセルRCにて検出され、
試料8の粘性抵抗が測定されるようになっている。測定
を終えた後は、上部押板3を上昇させ上部ダイス6を下
部ダイス9から離反させて、試料室Rを開放し、測定を
終えた試料8を取り出す。この場合、ロータ10も負荷
軸19から抜き取り、試料室Rの内面に付着した試料8
を除去し清掃する。この清掃作業にはブラシ等を利用し
手作業で行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】測定後の試料室の清掃
を手作業で行っているため相当の時間を要する。この種
測定は一定量の試料を順次連続して行うが、次の測定ま
でにかなりの時間を要し測定作業の効率が悪かった。本
発明はこのような課題を解決する粘度測定装置を提供せ
んとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明が提供する粘度測
定装置は、上記課題を解決するために、測定装置のダイ
スに穿設された貫通孔を介して粘度測定のための負荷軸
に挿脱できる軸部と、この軸部と一体的でかつ試料室内
全域とほぼ同形のブラシとからなる清掃用の治具を備え
たものである。したがって、測定の動力である回転力を
利用でき、測定終了後この清掃用の治具をロータと切り
替え設置し回転させることで試料室内の清掃が行われ
る。さらに本発明は、ロータを着脱可能に包囲でき、か
つ試料室内全域とほぼ同形のブラシからなる清掃用の治
具を備えたものである。したがって、測定終了後この清
掃用治具をロータに付設することにより、測定のための
動力を再利用してロータの回転にて試料室内の清掃を行
うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明においては、測定(試験)
後の試料室Rを清掃する清掃用治具が備え得る点に特徴
があるが、本発明が提供する清掃用治具は大別して2つ
の形式に分けられている。すなわち、第1の形式は、ロ
ータ10を測定装置から取り外してそれに代わる回転体
として挿設され、ロータと同様に回転させて清掃を行う
方式のものである。そして第2の形式は、ロータは測定
終了後もそのままにして、このロータ10を包囲する着
脱可能な形式の清掃具である。
【0011】以下、図面に示される実施例にしたがって
本発明を説明する。まず、第1の形式の清掃用治具を説
明する。図1は、第1の形式の最も基本的な構成をなす
清掃用治具20を示すもので、上方に試料室Rの内方全
域とほぼ同形のブラシ部20Bを有し、下方にはこのブ
ラシ部20Bの中央より下方に垂設された軸部20Sを
有している。そしてこの軸部20Sの上端には軸部20
Sより大径のフランジ部が形成されているが、これは後
述にて説明するシール部である。このシール部20Rは
軸部20Sとブラシ部20Bを連結させるためのもので
もある。図1の(A)は清掃用治具20の全体を示す正
面図である。
【0012】ブラシ部20Bは図1の(B)に示されて
いるとおり、ワイヤメッシュで円盤を形成し、内方空洞
の形となっていて、底部下面の中央部に接合部20Yが
設けられ、この接合部20Yがシール部20Rに溶着さ
れている。このブラシ部20Bは、上述のとおりワイヤ
メッシュの形であるが、ロータ状の外周面ではワイヤ端
がそれぞれ突出した形となっていて、このワイヤ端によ
って測定終了後、上部と下部の両ダイス6、9の内面に
付着した試料を剥ぎ取ることができるようになってい
る。しかも、このワイヤは上部と下部の両ダイス6、9
の内面を損傷させない程度の硬さ、強度を有する材料、
たとえば軟鋼材やプラスチック材等でつくられる。図2
に示す清掃用治具20Kは、ワイヤブラシで形成される
ブラシ部20Bが容器状をなした実施例で、図2(B)
に示すように円周部と底部がワイヤブラシで形成され、
図1の実施例と同様、中央に接合部20Yが設けられて
いる。そして、この接合部20Yが、軸部20Sの上端
に形成されたシール部20Rに溶着され、図2(A)の
正面図に示すように一体的に構成されている。ブラシ部
20Bの大きさ、そして外周面の形態は図1の実施例と
同様であり、その材質、機能等の説明は省略する。
【0013】つぎに図3に示す清掃用治具20Tは、図
1、図2の実施例と形態を異にする実施例で、軸部20
Sと一体でその上端部に形成された円盤部20Cにワイ
ヤを1本ずつ溶着(植設)させて構成したものである。
このワイヤは図3に示すように多数本、しかもそれぞれ
長さの異なるワイヤを円盤部20Cに植設し、それらの
全体、すなわち各ワイヤ端の外形(外周面)が試料室R
の内方全域とほぼ同形の形に形成されている。20Rは
シール部である。この図3の実施例の場合も、その機能
は図1、図2とほぼ同様である。
【0014】さらに図4に示す実施例は、ロータ10に
ワイヤブラシ20Pを直接的に溶着して構成した清掃用
治具20Fを示すもので、図4(A)は正面図、図4
(B)はロータ10に溶着する前のリング状のワイヤブ
ラシ20Pのみを斜視的に示す図である。このワイヤブ
ラシ20Pは、図4(B)に示すようにメッシュ状に形
成されているが、各ワイヤ端は外方に伸延されていて、
試料室Rの内方全域に及ぶ大きさを形成している。もち
ろん、この清掃用治具20Fはワイヤブラシ20Pが固
着されているものであるから、測定用のロータとして使
用できるものではなく、図1から図3の清掃用治具と同
様、ロータ10とは別個に準備されるものである。
【0015】これら図1から図4に示す清掃用治具2
0、20K、20T、および20Fは、粘度測定終了後
にロータ10を抜き外し、その代わりに負荷軸19に挿
設されるものである。その場合、軸部20Sが負荷軸1
9に挿入され、シール部20が下部ダイス9の上面に当
接する。この当接によって負荷軸19の内方と試料室R
とが遮断されシールが行われることになる。このような
状態で清掃用治具20等を回転駆動させると、そのブラ
シ部20Bが試料室R内域にて回転し、上部と下部の両
ダイス6、9の内面に付着した試料残骸を剥ぎ取ること
になる。このとき、試料の残骸、特に小さい試料や粉状
体が発生するが、それらが軸部20Sを通じて負荷軸1
9の内方に侵入するおそれがあるが、シール部20Rに
よってこの侵入は阻止される。また、図2に示す実施例
の場合は、剥ぎ取られた試料が容器の内方にて受け取ら
れることになる。
【0016】本発明が提供するさらに新たな清掃用治具
は図5、図6に示されている。この図5、図6に示され
る清掃用治具30の特徴は、ロータ10を清掃用治具の
一部構成要素として利用するところにある。すなわち、
図5はロータ(図6に示されている10)を包囲する治
具部材であって、2分割されたブラシ具30R、30L
が斜視的に示されている。この両ブラシ具30R、30
Lは、それぞれ上方に半円形状で冠状のワイヤブラシB
R、BLを有し、下方にはシール盤DR、DLが設けら
れたものである。このシール盤DR、DLは互いに吸着
し合う磁石で構成され、互いに吸着されたとき図6のよ
うに清掃用治具の上部を構成する。図6は互いに吸着さ
れた清掃用治具の上部(左半分が正面図、右半分が縦断
面図)とこの清掃用治具の上部が装着されるロータ10
を示している。31R、31Lは把手用ピンで、両シー
ル盤DR、DLを分離させるとき手先に引掛けて両者を
離脱させるときに使用する。
【0017】両ブラシ具30R、30Lのワイヤブラシ
BR、BLは、その断面からも明らかなようにロータ1
0を弾力で挟持すべく曲折したワイヤKWを複数本内周
面に突出させている。当然にこの複数のワイヤKWから
なる内側径はロータ10の外径より小さく設定されてい
る。したがって図5に示すように、ブラシ具30R、3
0Lがロータ10を包囲すべくロータ10に装着される
とき、この清掃用治具30はワイヤKWの弾力によって
ロータ10を挟持し、さらにはシール盤DR、DLの磁
石による吸着によって強固にロータ10に保持されるこ
とになる。
【0018】以上、図5、図6に示すロータ包囲方式の
清掃用治具30によれば、ロータ10は測定試験終了後
もそのままで使用でき、そのロータ10にブラシ具30
R、30Lを包囲冠設するのみで清掃用治具を形成でき
る。そして、ロータ10を回転駆動することにより試料
室Rの清掃が容易に行われる。さらに本発明は、つぎの
ような機能を備え合わせることができる。その第1は上
記した各種の清掃用治具20、20K、20T、20
F、および30を試料室R内にてその軸芯方向すなわち
図示例では上下に往復動変位させるようにすることであ
り、第2は清掃用治具の回転方向を正逆転させる、ある
いは高速回転させるなど回転を調整できるようにするこ
とである。これらの機能は、図7にその一実施例が示さ
れている。
【0019】まず、第1の機能往復動変位について、そ
の変位機構の構成、作動を説明する。図7には清掃用治
具20が試料室Rに収納され清掃を行う状態が示されて
いるが、この清掃用治具20の軸部20Sには、従来と
同様角部を有していて、この角部が負荷軸19の角部に
挿脱できるように構成されている。この清掃用治具20
における軸部20Sの負荷軸19に対する係合関係を利
用し、図7に示すとおり軸部20Sを下方より押し上げ
る機構を付設したものである。
【0020】すなわち、21は管状の負荷軸19に下方
より挿入された上下方向に昇降できる昇降杆で、その上
端が前記軸部20Sの下端に当接している。この昇降杆
21は上下昇降できるように案内機構が設けられている
が、下方位にはピンPが植設されていて、このピンPが
作動レバー22に係合している。作動レバー22は固定
支点SKに支持され、自由端を手動にて上下揺動できる
レバーで、中間に溝孔を有し、この溝孔を前記ピンが係
合している。作動レバー22を若干量上下に揺動させる
と、昇降杆21が上方へ押され清掃用治具20が若干量
上下に往復動する。この上下往復動にて清掃用治具20
は試料室R内にて上下動し、試料の剥離、清掃がより確
実に行われる。上下の作用力を調整するようにすると、
試料室Rへの内面への押圧力を調整でき、上部と下部の
両ダイス6、9を重点的に清掃することができる。
【0021】第2の機能であるモータ18の回転調整
は、駆動回路23に対する調整信号によって行われる。
すなわち、24は駆動回路23に正逆回転切換え信号や
回転速度制御信号を発信し入力する調整器である。この
調整器24のスイッチ24Kが操作されると駆動回路2
3が調整されて、モータ18が一定時間(たとえば5〜
10秒)のサイクルで正転、逆転を繰り返し回転するこ
とになる。清掃用治具20が正転、逆転を繰り返され付
着した試料への剥離作用が正逆方向に繰り返されること
で清掃効果があげられる。スイッチ24Hを操作すると
モータ18が高速にて回転駆動される。この高速回転に
よって清掃効率をより向上させることができる。
【0022】この発明が提供する粘度測定装置は以上詳
述したとおりであるが、上記ならびに図示例に限定され
るものではなく種々の変形例を包含する。まず粘度測定
装置そのものについて、図7、図8にその構成を示した
が、この図示例の構成に限定されるものではない。たと
えば試料室を形成する上下のダイスの構成、形状などは
図示例以外2段形のものとすることもできる。ロータの
回転駆動機構、特に歯車系や反力測定機構も図示例に限
定されない。
【0023】つぎに本発明の要部である清掃用治具につ
いてであるが、図示例においていくつかの実施例を挙げ
たもの以外にも種々の変形例を挙げることができる。た
とえばロータ10をそのまま使用する方式として接着テ
ープや係着テープ等を利用してロータにワイヤ付きブラ
シのバンドを巻き付け、清掃用治具を実現させるような
変形例を挙げることもできる。また、この清掃用治具の
大きさについて、その外形が試料室内全域とほぼ同形で
あることを条件としているが、この「ほぼ同形」とは厳
密な意味での同一寸法の形を指すものではなく、試料室
内にて回転でき、しかも付着試料を剥取ることができ得
る程度の大きさを指していて、治具の構成材料などによ
って大きさには幅のあるものである。また、実施例では
シール部を設けて剥取された試料(粉、ゴミ)などが転
部と負荷軸間に侵入するのを阻止するようにしている
が、このシール部は好ましいものの必須要件ではない。
たとえば、ブラシ材(ワイヤ)の植設を工夫し、下方域
のブラシを密にしてゴミ等が下方に落下しないようにす
る実施例も考えられ得る。
【0024】
【発明の効果】本発明が提供する粘度測定装置は以上詳
述したとおりであるから、粘度測定(試験)終了後、即
座に清掃用治具を試験室内に装備できる。また、測定用
の動力である回転力を利用でき、清掃用治具の回転を測
定後即座に実現できる。したがって、試験室内の内周面
に付着した試料を自動的に剥離、取り外しでき、効率よ
く清掃できる。特にブラシを主体とする治具で試料の取
り外しを自動的にして確実に清掃でき清掃作業の効率を
大幅に向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の要部である清掃用治具の第1例を示す
図である。
【図2】本発明の要部である清掃用治具の第2例を示す
図である。
【図3】本発明の要部である清掃用治具の第3例を示す
図である。
【図4】本発明の要部である清掃用治具の第4例を示す
図である。
【図5】本発明の要部である清掃用治具の第5例を示す
図である。
【図6】図5に示す実施例の縦断面図である。
【図7】清掃用治具を上下動させる構成を示す図であ
る。
【図8】従来における粘度測定装置の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…下部押板 3…上部押板 6…上部ダイス 8…試料 9…下部ダイス 10…ロータ 19…負荷軸 R…試料室 20、20K、20T、20F、30…清掃用治具 20S…軸部 20R…シール部 21…昇降杆 22…作動レバー 23…駆動回路 24…調整器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向して離接され当接時に試料室
    を形成する上部および下部の両ダイスと、この両ダイス
    のいずれか一方のダイスに穿設された貫通孔を貫通する
    軸を有するロータと、回転駆動系を介して回転自在に設
    置され前記ロータの軸が挿脱できるよう構成された負荷
    軸を備え、前記試料室の内方に試料を充填してロータを
    回転させ試料の粘性抵抗によってロータに作用する反ト
    ルクを検出器にて検出して試料の粘性抵抗を測定する粘
    度測定装置において、前記貫通孔を介して前記負荷軸に
    挿脱できる軸部とこの軸部と一体でかつ前記試料室内全
    域とほぼ同形のブラシからなる清掃用治具を備え、粘度
    の測定終了後清掃用治具の軸部を前記負荷軸に挿入し、
    清掃用治具を試料室内にて回転させて両ダイスの清掃を
    行わせるようにしたことを特徴とする粘度測定装置。
  2. 【請求項2】 清掃用治具の軸部にはこの軸部をダイス
    の貫通孔に挿入したとき、試料室と貫通孔とをシールす
    るシール部が設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の粘度測定装置。
  3. 【請求項3】 清掃用治具を試料室の軸芯方向に往復動
    変位させる変位機構を設けたことを特徴とする請求項1
    記載の粘度測定装置。
  4. 【請求項4】 互いに対向して離接され当接時に試料室
    を形成する上部および下部の両ダイスと、この両ダイス
    のいずれか一方のダイスに穿設された貫通孔を貫通する
    軸を有するロータと、回転駆動系を介して回転自在に設
    置され前記ロータの軸が挿脱できるよう構成された負荷
    軸を備え、前記試料室の内方に試料を充填してロータを
    回転させ試料の粘性抵抗によってロータに作用する反ト
    ルクを検出器にて検出して試料の粘性抵抗を測定する粘
    度測定装置において、前記ロータに着脱可能に包囲で
    き、かつ前記試料室内全域とほぼ同形のブラシを備え、
    粘度の測定終了後ロータに前記ブラシを付設して清掃用
    治具を形成させ、試料室内にて回転させて両ダイスの清
    掃を行わせるようにしたことを特徴とする粘度測定装
    置。
  5. 【請求項5】 ブラシには、このブラシをロータに付設
    したとき、試料室と貫通孔をシールするシール部が設け
    られていることを特徴とする請求項4記載の粘度測定装
    置。
  6. 【請求項6】 清掃用治具を試料室の軸芯方向に往復動
    変位させる変位機構を設けたことを特徴とする請求項4
    記載の粘度測定装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012122831A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Kurimoto Ltd せん断装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012122831A (ja) * 2010-12-08 2012-06-28 Kurimoto Ltd せん断装置

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