JP2003012225A - かす処理装置 - Google Patents

かす処理装置

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JP2003012225A
JP2003012225A JP2001200269A JP2001200269A JP2003012225A JP 2003012225 A JP2003012225 A JP 2003012225A JP 2001200269 A JP2001200269 A JP 2001200269A JP 2001200269 A JP2001200269 A JP 2001200269A JP 2003012225 A JP2003012225 A JP 2003012225A
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JP
Japan
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waste
peeling
tension
residue
band
Prior art date
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Application number
JP2001200269A
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English (en)
Inventor
Koichi Fukada
康一 深田
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MACH TEX KK
Original Assignee
MACH TEX KK
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Publication date
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Priority to US10/102,492 priority patent/US6786266B2/en
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 帯状かすを斜めに剥離して処理する装置にお
いて、従来の斜めかす剥離処理装置では幅方向の縮小傾
向が強い帯状かすを剥離する際に剥離部材の設置位置と
剥離部材以後の巻取部を含むガイド部の設置位置が固定
であると帯状かすの進行につれて剥離部材と非接触状態
になり切断を起こしやすいが、このような傾向のある帯
状かすに対しても常に安定してかす剥離を実現し、ひい
ては安定して巻き取ることで操作、生産性の向上性を図
ることを目的としている。 【解決手段】剥離部材基準および剥離後のガイドローラ
基準の相対設置角度を調節可能の構造にし、剥離時に常
に帯状かすが剥離部材に接触させること、および、かす
剥離張力とかす巻取張力の干渉を減らす構造にすること
で、かす剥離張力を安定させる。巻取方式には表面駆動
方式を採用することで斜め剥離式かす処理装置のさらな
る安定性の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着面で貼着する
ことによって二層構造とした例えばラベル用素材、シー
ル用素材など長尺帯状体の粘着面を有する上面だけを刃
物により所定の形状で打抜いた状態の帯状体1(以下単
に帯状体と呼ぶ)の、帯状のかす部分2(以下単に帯状
かすと呼ぶ)を帯状体から安定して剥離する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かす剥離作業を安定化させる装置
として特願2000-155601があり、これは図1に示すように
剥離部材3などの介在物により帯状体1の進行を支持する
互いに平行なガイドローラ4の軸に対して平行でない角
度で帯状かす2を斜めに剥離することを特徴としてい
る。以下、この剥離方式を斜め剥離式かす処理装置と定
義する。この斜め剥離式かす処理装置によると剥離部材
3を帯状体1の進行方向に対して斜めに剥離されるように
設置することで穴構造2xの帯状かす2の縦桟2yに対して
横桟2zはほとんど遅れなしに均等に剥離することができ
るようになるために、剥離部材3をガイドローラ4に対し
て平行に設置している一般のかす剥離装置では容易にお
こる切断の可能性が著しく減少する利点に加えて、剥離
を鋭角で行えるために製品がかすにつられて上がる問題
も同時に解決できるために、かす剥離作業の安定化によ
る高速化とこれに伴う帯状体搬送の高速化による生産性
の向上に効果的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、帯状か
す2を剥離部材3により斜めに剥離させる作業を持続させ
るために以下のような問題が生じる場合がある。すなわ
ち、剥離部材3などの介在物により帯状かす2を斜めに安
定して剥離するためには帯状かす2が剥離時に常に剥離
部材3に接触していなければならないが、帯状かす2によ
っては、例えば、帯状かす2にある程度の張力を与えて
も粘着剤や打抜き形状などの影響で規定の幅より縮小傾
向のあるものでは剥離部材3の設置位置と剥離部材以後
の巻取部を含むガイド部(A)の設置位置が固定である
と、帯状かす2の進行につれて図2に示すように帯状かす
2が容易に剥離部材3から離れてしまう傾向にある。
【0004】すなわち、図2において剥離部材3は帯状態
1のガイド基準であるL1に対して角度C1だけ傾いた基準L
2になるように設置したとき、剥離後の帯状かす2をガイ
ドするかすガイドローラ5のガイド基準L3と剥離部材3に
対する設置角度をC2とすると、通常の帯状態、あるいは
幅の縮小傾向の少ない帯状かすなどをガイドするために
は、通常しわ、蛇行などを発生させずに直進させるため
に設置角度C2は設置角度C1と同じであることが必要であ
る。しかしながら、幅方向が縮小する特性のある帯状か
す2の場合には図2に示すように、設置角度C1と設置角度
C2が同じであれば剥離部材3から部分的(B)に離れてい
ってしまう傾向にある。帯状かす2がひとたび剥離部材3
と非接触状態になってしまうと帯状かす2は剥離部材3に
よる動きの規制がなくなってしまうので部分的にねじれ
が生じてしまい、切断しやすい状態になる。
【0005】この状態で常に帯状かす2を剥離部材3に接
触させるためにはかなりの張力を帯状かすに与え続けな
ければならないが、帯状かす2は切断しやすいものもあ
り、張力は必要以上には与えることはできない。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであって、剥離部材3により斜めにかすを剥離する
装置において、いかなる形状の帯状かす2に対しても常
に安定してかす剥離を実現し、ひいては安定して巻取る
ことで操作、生産性の向上性を図ることを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために次のような手段をとる。すなわち、帯
状態1のガイド基準L1と剥離部材基準L2が構成する設置
角度C1に対して、剥離部材基準L2と剥離後のガイドロー
ラ基準L3が構成する設置角度C2を調節可能の構造にし、
帯状かす2に応じて常に接触が保たれるような位置にす
ることで、帯状かす2に応じた適度な張力を与えると安
定したかす剥離が実現できる。帯状かす2を安定して剥
離するためにはかす剥離部の張力が安定していることが
必要であるために、かす剥離後に巻取る際には剥離のた
めの張力と帯状かす2を巻取るための張力を極力干渉し
ないようにすること、つまりはある程度の張力絶縁を図
り、巻取方式には表面駆動方式を採用することでさらな
る安定性の向上を図る。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施例を説明する。図3に示すように本実施例において
は剥離部材3の片端部を支点6にし、他方の端部を可動構
造にすることで剥離部材基準L2をガイド基準L1,L3に対
し、すなわち剥離部材3の設置角度C1に対してC2が調節
可能となり、常に帯状かす2と剥離部材3の接触を保つこ
とができるようにする。図3に示すような剥離後に幅の
縮小傾向のある帯状かす2に対しても常に剥離部材3に接
触していることで張力が安定し、その結果、帯状かす2
の幅が縮小して狭くなった状態のままで搬送が安定す
る。本実施例においては、剥離部材3を調節可能な機構
とし、設置角度C1に対してC2を可変としているが、設置
角度C1に対してC2を調節する機構はこれに限定されるも
のではなく、例えば、剥離部材3を固定しておき、剥離
後のガイド基準L3を剥離部材基準L2に対して可変構造に
しても同様の効果が得られる。
【0009】帯状かす2が剥離部材3にて剥離される場合
には常に一定の力で接していなければならず、すなわ
ち、剥離のための帯状かす2の張力が一定でなければな
らず、剥離後に帯状かす2を巻取るなどの処理をする場
合には巻取部などで発生するかす張力の脈動等が剥離に
悪影響を与える可能性をなくすために剥離直後のかす張
力との干渉を極力減らす必要がある。本実施例において
は剥離するための張力は図4において剥離後の帯状かす2
の張力が一定になるような速度で駆動するかす送り駆動
ローラ7により与えている。このローラは速度調整用モ
ータ8による駆動でも、帯状態1の進行に連動する駆動部
から機械的な連結で動力を得てもよい。帯状かす2に張
力を与えるその他の方法として、かす送り駆動ローラ7
の駆動トルクを調整することも考えられるが、帯状かす
2に安定して張力を与えることができる機構であれば方
式は限定されるものではない。
【0010】かす送り駆動ローラ7にて帯状かす2の剥離
張力を与えると同時にこのローラ以後の張力影響を小さ
くするために、本実施例においては押えローラ9をかす
送り駆動ローラ7に押さえつけることで実現している。
押えローラ9の表面はかすの粘着面がローラ表面に接触
するために非粘着処理を施している。本実施例において
は、押えローラ9を使用することでかす剥離部とその後
の張力との干渉を減らすことを実現しているが、かす張
力の干渉を減らす方式はこれに限定されるものではな
く、例えば、押えローラ9を使用する代わりにかす送り
駆動ローラ7表面に帯状かす2の巻きつけ角度を大きなも
のにすることでも、ある程度の張力絶縁効果は得られ
る。
【0011】帯状かす2がかす送り駆動ローラ7および押
えローラ9を通過した後は帯状かす2に適当な張力を与え
て巻取ればよいが、本実施例においてはかすロール10の
表面をかす巻駆動ローラ11の外周に押圧接触させて巻取
る表面巻方式を用いている。また、この巻取方式の利点
は巻取軸を駆動させてその軸に直接帯状かす2を巻き付
けてかすロール10を形成していくいわゆる軸巻方式(図
5)に比べて、かすロール表面を常に押圧接触させてか
すロールを形成するために、ロール表面を常に平らに保
つことができ、かす巻取張力が安定している。したがっ
て、ロール表面が乱れることによる巻取張力の不安定性
から生じる帯状かす2の切断を防止することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、斜
め剥離式かす処理装置において、帯状態1のガイド基準L
1と剥離部材基準L2が構成する設置角度C1に対して、剥
離部材基準L2と剥離後のガイドローラ基準L3が構成する
設置角度C2を調節可能な機構にすることにより帯状かす
2の形状に応じて常に剥離部材3との接触を保つこと、お
よび、かす剥離部の張力と巻取張力の干渉を減らす機構
にすることにより、剥離部材3にて起こり得る帯状かす2
のたるみによる切断の可能性が著しく減少する。したが
って、従来のかす斜め剥離装置では幅の縮小傾向の小さ
い帯状かす2の剥離に限定されていたが、本発明により
安定して剥離できる対象が大幅に増大する。
【0013】また、剥離された帯状かす2を安定して巻
取るために表面巻方式を採用することにより、斜め剥離
式かす巻取装置の安定化、高速化を実現できる。したが
って、従来の斜め剥離式かす巻取装置の利点をより安定
活用することができるようになり、より信頼性の高いシ
ステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の斜め剥離式かす処理装置の斜視図であ
る。
【図2】幅縮小傾向のある帯状かすの剥離を示した上面
図である。
【図3】可動式剥離部材による幅縮小傾向のある帯状か
すの剥離を示した上面図である。
【図4】張力干渉減構造を有する表面巻方式の斜め剥離
式かす処理装置の斜視図である。
【図5】張力干渉減構造を有する軸巻方式の斜め剥離式
かす処理装置の斜視図である。
【符号の説明】
1 帯状体 2 帯状かす 3 剥離部材 4 ガイドローラ 5 かすガイドローラ 6 剥離部材支点 7 かす送り駆動ローラ 8 速度調整用モータ 9 押えローラ 10 かすロール 11 かす巻駆動ローラ A 剥離後のガイド部 B 非接触箇所 L1 帯状体のガイドローラ軸基準 L2 剥離部材の取付け基準 L3 帯状かすのガイドローラ軸基準

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離部材などの介在物により帯状体の進行
    を支持する互いに平行なガイドローラの軸に対して平行
    でない角度で帯状かすを斜めに剥離することを特徴とし
    た帯状体を搬送させながらかす部分を剥離する装置にお
    いて、剥離部材設置基準とかす剥離後のガイド基準の設
    置相対角度が調節可能であることを特徴とする斜め剥離
    式かす処理装置
  2. 【請求項2】かす剥離張力とかす巻取張力の相互干渉を
    減らす構造にした請求項1記載の斜め剥離式かす処理装
  3. 【請求項3】かす巻取方式が表面巻方式である請求項1
    または請求項2記載の斜め剥離式かす処理装置
JP2001200269A 2000-05-26 2001-07-02 かす処理装置 Pending JP2003012225A (ja)

Priority Applications (2)

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JP2001200269A JP2003012225A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 かす処理装置
US10/102,492 US6786266B2 (en) 2000-05-26 2002-03-20 Waste peeling apparatus

Applications Claiming Priority (1)

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JP2001200269A JP2003012225A (ja) 2001-07-02 2001-07-02 かす処理装置

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ID=19037414

Family Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020055276A (ja) * 2018-10-04 2020-04-09 リンテック株式会社 不要シート除去装置および不要シート除去方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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