JP2003009959A - 防湿家具 - Google Patents

防湿家具

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JP2003009959A
JP2003009959A JP2001199057A JP2001199057A JP2003009959A JP 2003009959 A JP2003009959 A JP 2003009959A JP 2001199057 A JP2001199057 A JP 2001199057A JP 2001199057 A JP2001199057 A JP 2001199057A JP 2003009959 A JP2003009959 A JP 2003009959A
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JP
Japan
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furniture
moisture
air
humidity
proof
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JP2001199057A
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English (en)
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Hideo Kawashima
英雄 川島
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REBRAN CORP
Original Assignee
REBRAN CORP
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Abstract

(57)【要約】 【技術課題】 家具内の衣類等に湿気を持たせないよう
にする。また、家具の背後の壁にカビが発生しないよう
にする。 【解決手段】 洋服ダンス1の一部にファン5を有する
送風ユニット3を取り付け、この送風ユニット3で発生
した空気を洋服ダンス1内に形成した通気孔10を経由
して循環させる。また、この送風ユニット3は制御回路
12により、洋服ダンス1内の湿気に応じて駆動させ、
常時理想的な乾燥状態としておく。また、送風ユニット
3からの送風を洋服ダンス1の背後の壁15との隙間w
に送風することにより、壁15にカビの発生を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タンス、抽出、食
器棚に代表される家具において、収納物にカビが発生し
たり、反対に乾燥しすぎて収納物を傷めたり、虫が発生
したりするのを防止するように工夫した防湿家具に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のタンスの場合は、桐材等を用いる
ことにより通気性を確保して衣類に湿気を持たせないよ
うに工夫しているが、湿気の多い梅雨時等においては、
どうしても湿気を持ち、衣類を傷めたり、害虫が発生し
たりすることが多い。そこで、従来は天気の良い日に虫
干しを行って湿気や虫の発生を防ぐことを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この虫干しに
は手間がかかると共に都会においては場所が狭くて十分
に虫干しができないと云ったこともある。又、食器棚内
に食器を収納する場合には、ふきんで良く水気を拭きと
っているが、それでも十分でない場合、特に漆塗りの茶
碗等の場合には傷めてしまうことがありうる。
【0004】また、マンション等のような集合住宅にお
いては、家具を置いた背後の壁に風通しが悪いためにカ
ビが発生するケースがある。本発明の目的は、家具内の
収納物の湿気の調整を行うことができると共に家具の背
後の壁にカビを発生させない防湿家具を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明においては、防湿家具におい
て、家具本体の一部にファンを取り付けると共にこのフ
ァンで発生した空気を家具内に循環させて家具内の収納
物の湿気を調整するように構成して成ることを特徴とす
るものである。
【0006】更に、請求項2に記載の発明においては、
請求項1に記載の発明において、空気をヒータで加熱し
て温風化し、この温風を家具内に循環させるように構成
して成ることを特徴とするものである。
【0007】更に、請求項3に記載の発明においては、
請求項1又は2に記載の発明において、家具内に湿度又
は温度センサを取り付けると共にこの湿度又は温度セン
サから入力される湿度又は温度値を基にこの湿度又は温
度値が設定値となるようにファン又はヒータを制御する
制御回路を設けて成ることを特徴とするものである。
【0008】更に、請求項4に記載の発明においては、
請求項1〜3に記載の発明において、家具本体の背後に
排気口を形成し、この排気口から空気又は温風を家具本
体の背後に流出させることにより、家具の背後の壁面に
カビが発生するのを防止するように構成して成ることを
特徴とするものである。
【0009】更に、請求項5に記載の発明においては、
請求項1又は2又は4に記載の発明において、タイマー
でファンの駆動を制御するように構成して成ることを特
徴とするものである。
【0010】更に、請求項6に記載の発明においては、
請求項1〜5の何れかひとつの発明において、家具本体
内の棚又は仕切段板及び抽出の底板に通気孔又は通気ス
リットを形成し、ファンで発生した空気又は温風をこの
通気孔又は通気スリットを経由して家具内に上昇させ、
収納物の湿気又は温度を調整するように構成して成るこ
とを特徴とするものである。
【0011】
【作用】ファンにより発生した強制通風又は温風は、家
具内を循環することにより収納物の湿気又は温度を調整
する。この強制通風又は温風は、24時間継続させた場
合、通風又は温風過多の障害も発生するので、例えば1
日1回30分だけ行う。あるいは、家具内の湿度又は温
度をセンサで検出し、このセンサで検出される湿度又は
温風が設定値となるように制御回路がフィードバッグ制
御を行う。
【0012】食器棚の場合には、湿度の除去を速めるた
めに、温風が循環するように、ファン以外にヒータを設
けても良い。また、家具の背後に排気口を設けた場合、
この排気口から家具内を循環した、又は家具内に送り込
まれる強制通風の一部又は温風が壁面に沿って上昇し、
壁面を乾燥して、カビの発生を防止する。
【0013】
【実施例1】本発明が適用される家具には、茶ダンス、
洋服ダンス、食器戸だな、本箱、陳列ケース等が含まれ
る。図1は本発明を実施した洋服ダンスの例である。こ
の洋服ダンス1は、下部の袴2の部分に通風ユニット3
が組み込まれている。この通風ユニット3は、図2に示
すように、吸気口4からファン5で空気を吸い込み、こ
の吸い込んだ空気を送風口6から一番下の抽出7内に送
風するもので、この送風は洋服ダンス1内を順々に上昇
した後、洋服ダンス1の上部に形成した排気口8から洋
服ダンス1の外に排出される。上記空気の循環を良好に
するため、そして、衣類全体に風通しができるように、
抽出7の底板及び棚板(仕切板)9には図3に示すよう
に、無数の通気孔10又はスリットが設けられている。
【0014】11は通風ユニット3内に組み込んだ電気
ヒータであって、温風を強制循環させる時に用いる。こ
のような温風循環タイプとしては食器戸だなが考えられ
る。12は制御回路であって、この制御回路12は、洋
服ダンス1に取り付けた湿度(温度)センサ13で検出
される湿度(温度)が、常時設定値を保つように、前記
通風ユニット3のファン5又は/及び電気ヒータ11の
駆動を制御する。あるいは、通風ユニット3に設けたタ
イマー14で設定された時間に定められた時間ファン5
又は/及び電気ヒータ11を駆動して、強制通風の制御
を行う。
【0015】
【実施例2】本実施例2は、家具1の背後の壁14にカ
ビを発生させないために、図4に示すように通風ユニッ
ト3に第2送風口16を設け、ファン5で発生した風を
洋服ダンス1と壁14間の隙間w内に吹き出し、この隙
間wを上昇させることで湿気を除去し、カビを発生させ
ないようにしたものである。
【0016】
【実施例3】本実施例3は、図5に示すように、排気口
8から通風ダクト17を用いて洋服ダンス1の背後の下
部に通風を一旦下降させ、ダクト送風口18から流出さ
せてカビの発生防止するように構成した例である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように、家具内の湿気又
は温度を強制通風又は温風で調整するようにした。この
結果、次の効果を奏する。 1.衣類が湿気を持って傷んだり、カビがついたり、害
虫が発生したりする心配がない。 2.家具の背後に通風を発生させることにより、壁にカ
ビが発生しない。 3.強制通風を制御回路で自動制御することにより、理
想的な湿度又は温度管理ができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施した洋服ダンスの説明図
【図2】通風ユニットの説明図
【図3】抽出の底板部分を示す説明図
【図4】洋服ダンスの背後の壁に発生するカビを防止す
ることができるように構成した実施例2の説明図
【図5】洋服ダンスの背後の壁に発生するカビを防止す
ることができるように構成した実施例3の説明図
【符号の説明】
1 洋服ダンス 2 袴 3 通風ユニット 4 吸気口 5 ファン 6 送風口 7 抽出 8 排気口 9 棚板 10 通気孔 11 電気ヒータ 12 制御回路 13 湿度センサ 14 タイマー 15 壁 16 第2送風口 17 通風ダクト 18 ダクト送風口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具本体の一部にファンを取り付けると
    共にこのファンで発生した空気を家具内に循環させて家
    具内の収納物の湿気を調整するように構成して成る防湿
    家具。
  2. 【請求項2】 空気をヒータで加熱して温風化し、この
    温風を家具内に循環させるように構成して成る請求項1
    に記載の防湿家具。
  3. 【請求項3】 家具内に湿度又は温度センサを取り付け
    ると共にこの湿度又は温度センサから入力される湿度又
    は温度値を基にこの湿度又は温度値が設定値となるよう
    にファン又はヒータを制御する制御回路を設けて成る請
    求項1又は2に記載の防湿家具。
  4. 【請求項4】 家具本体の背後に排気口を形成し、この
    排気口から空気又は温風を家具本体の背後に流出させる
    ことにより、家具の背後の壁面にカビが発生するのを防
    止するように構成して成る請求項1〜3に記載の防湿家
    具。
  5. 【請求項5】 タイマーでファンの駆動を制御するよう
    に構成して成る1又は2又は4に記載の防湿家具。
  6. 【請求項6】 家具本体内の棚又は仕切段板及び抽出の
    底板に通気孔又は通気スリットを形成し、ファンで発生
    した空気又は温風をこの通気孔又は通気スリットを経由
    して家具内に上昇させ、収納物の湿気又は温度を調整す
    るように構成して成る請求項1〜5の何れかひとつの発
    明に該当する防湿家具。
JP2001199057A 2001-06-29 2001-06-29 防湿家具 Withdrawn JP2003009959A (ja)

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