JP2003006415A - 販売管理システム及び販売管理プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に商品販売件数を増加させることが可
能な販売管理システム及び販売管理プログラムを提供す
る。 【解決手段】 顧客ＰＣ２０、商品購入ホームページを
提供する販売サーバ４０及び商品購入ホームページへの
リンク機能を備えたバナー広告を有する２次代理店ホー
ムページを提供する２次代理店サーバ３０がコンピュー
タネットワークを介して接続され、このバナー広告をク
リックすることにより、顧客ＰＣ２０が２次代理店サー
バ３０を経由して販売サーバ４０と通信を行う販売管理
システムであって、顧客ＰＣ２０及びホストコンピュー
タ１０は、クリックしたバナー広告を掲示する２次代理
店を識別する２次代理店ＩＤを含む経路情報を入力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、商品の販売管理を
行う販売管理システム及び販売管理プログラムに関する
ものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の販売管理システムは、商品を購入
することができる商品購入ホームページ（ホームページ
及びＷｅｂページを含む）を管理する販売サーバが商
品購入希望者の使用するパーソナルコンピュータ（以
下、顧客ＰＣとする） とインターネットを介して通信
を行うことにより、商品の販売を行っていた 。しか
し、インターネット上に溢れる情報のため、顧客ＰＣが
直接商品購入ホームページへアクセスする件数が少ない
問題があった。この問題を解決するために、商品購入ホ
ームページへリンクするバナー広告を他のホームページ
に掲示し、顧客ＰＣが商品購入ホームページへ間接的に
アクセスする販売管理システムがある。この販売管理シ
ステムでは、人気のある（接続件数の多い）ホームペー
ジへバナー広告を掲載することにより、商品購入ホーム
ページへのアクセス件数を増やすことが可能となる。こ
のバナー広告の掲載料は、商品購入ホームページへのア
クセス件数の増加が期待できるほど高く設定されてい
る。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、商品購入ホー
ムページへのアクセス件数の増加が直接的に商品販売件
数に結びつくとは限らず、設定料金が妥当とは言えず、
広告掲載料が無駄となる問題があった。

【０００４】本発明の課題は、効率的に商品販売件数を
増加させることが可能な販売管理システム及び販売管理
プログラムを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定されるものではない。すな
わち、請求項１の発明は、商品購入希望者端末（２
０）、商品購入ホームページを提供する少なくとも一つ
の第１サーバ（４０）及び前記商品購入ホームページに
関連づけられている経由ホームページ（３１）を提供す
る少なくとも一つの第２サーバ（３０）がコンピュータ
ネットワークを介して接続され、前記商品購入希望者端
末が前記第２サーバを経由して前記第１サーバと通信を
行う販売管理システムであって、前記商品購入希望者端
末が経由した前記第２サーバを識別するサーバ識別情報
を含む経路情報を入力する経路情報入力手段（１０，２
０）を備えることを特徴とする販売管理システムであ
る。

【０００６】請求項２の発明は、請求項１に記載の販売
管理システムにおいて、商品購入の申込に必要な商品購
入情報を入力する商品購入情報入力手段（２０）と、前
記商品購入情報及び前記経路情報を結び付けた商品購入
経路情報を記憶する商品購入経路情報記憶手段（１２）
とを備えることを特徴とする販売管理システムである。

【０００７】請求項３の発明は、請求項１又は２に記載
の販売管理システムにおいて、前記商品購入希望者端末
は、前記経由ホームページが有する商品購入ホームペー
ジへのリンク機能（３２−１，３２−２，３２−３，３
２−４）によって前記第１サーバと通信を行うことを特
徴とする販売管理システムである。

【０００８】請求項４の発明は、請求項１から請求項３
までのいずれか１項に記載の販売管理システムにおい
て、前記商品購入希望者端末が前記第２サーバから経由
して前記第１サーバと通信を行った回数を数える経由回
数カウント手段（１１）を備えることを特徴とする販売
管理システムである。

【０００９】請求項５の発明は、請求項１から請求項４
までのいずれか１項に記載の販売管理システムにおい
て、前記商品購入情報が入力された回数を数える経由購
入回数カウント手段（１１）を備えることを特徴とする
販売管理システムである。

【００１０】請求項６の発明は、商品購入希望者端末
（２０）、商品購入ホームページを提供する少なくとも
一つの第１サーバ（４０）及び前記商品購入ホームペー
ジに関連づけられている経由ホームページを提供する少
なくとも一つの第２サーバ（３０）がコンピュータネッ
トワークを介して接続され、前記商品購入希望者端末に
前記第２サーバを経由して前記第１サーバとの通信を実
行させるためのプログラムであって、前記商品購入希望
者端末が経由した前記第２サーバを識別するサーバ識別
情報を含む経路情報を入力する経路情報入力手順（Ｓ３
０３，Ｓ３０４，Ｓ２０１）を備えることを特徴とする
販売管理プログラムである。

【００１１】請求項７の発明は、請求項６に記載の販売
管理プログラムにおいて、商品購入の申込に必要な商品
購入情報を入力する商品購入情報入力手順（Ｓ３０６，
Ｓ１０３，Ｓ１０５，Ｓ２０３）と、前記商品購入情報
及び前記経路情報を結び付けた商品購入経路情報を記憶
する商品購入経路情報記憶手順（Ｓ２０４）とを備える
ことを特徴とする販売管理プログラムである。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、図面等を参照しながら、本
発明の実施の形態について、更に詳しく説明する。 （実施形態）図１は、本発明による販売管理システム及
び販売管理プログラムの実施形態を示すブロック図であ
る。本実施形態の販売管理システムは、顧客が、商品の
販売促進を行う２次代理店を通じて商品情報を知ること
により、商品供給者である販売会社（メーカー含む）か
ら商品を購入し、物流会社から商品を受け取るシステム
である。２次代理店は、サークル、学校等、それぞれお
もむきが異なる、ミニコミ的なホームページ、Ｗｅｂペ
ージ〔以下、このホームページ及びＷｅｂページを２次
代理店ホームページ（経由ホームページ）３１とする。
後述する図２（ａ）参照〕を提供している。２次代理店
は、販売会社が供給する商品の販売促進を自己が提供す
る２次代理店ホームページ３１にバナー広告３２を掲載
することによって行う。

【００１３】管理会社は、販売会社から商品販売画面４
１〔後述する図２（ｂ）参照〕を含む商品購入ホームペ
ージの管理等を委託され、販売会社及び１次代理店と販
売促進の契約等を結ぶことで、販売会社及び１次代理店
の間を仲介している。管理会社は、このシステム全体の
管理を行っている。尚、商品購入ホームページは、販売
会社が管理していてもよい。１次代理店は、販売促進の
契約を結ぶ２次代理店を総括し、管理会社及び２次代理
店の間を仲介している。顧客は、２次代理店ホームペー
ジ３１をよく見る、２次代理店にとっておとくいの客で
ある。

【００１４】図２は、２次代理店ホームページ３１及び
商品販売画面４１を説明する図である。図２（ａ）に示
すように、２次代理店ホームページ３１は、顧客ＰＣ２
０が２次代理店サーバ３０にアクセスした場合に、ディ
スプレイに表示される画面であり、ホームページ及びＷ
ｅｂページを含む。２次代理店ホームページ３１は、２
次代理店が１次代理店と販売促進の契約を結ぶ商品のバ
ナー広告３２−１，３２−２，３２−３，３２−４を表
示している。バナー広告３２−１，３２−２，３２−
３，３２−４は、それぞれ表示する商品が異なっている
（以下、バナー広告３２とする）。バナー広告３２は、
マウス等でクリックすることにより、自動的にホストコ
ンピュータ１０にアクセスするリンク機能が備えられて
いる。

【００１５】図２（ｂ）に示すように、商品販売画面４
１は、販売サーバ４０が顧客ＰＣ２０等に提供する商品
購入ホームページの一画面である。顧客ＰＣ２０は、商
品購入のために、２次代理店ホームページ３１を経由し
て商品購入ホームページにアクセスすることにより、商
品販売画面４１をディスプレイに表示する（後述）。顧
客は、この画面に従って、キーボード、マウス等を操作
し、入力を行う。商品販売画面４１において、顧客の
「年齢」、「性別」欄は、候補選択ボタンである「▼」
をマウスでクリックし、複数の候補から選択することに
より入力を行う欄である。「住所」欄は、「郵便番号
（〒）」を入力し、検索ボタンをクリックすると、郵便
番号で識別できる住所が応答として自動的に記入され
る。すべての欄に記入後、申込ボタンを押すことによ
り、購入情報が販売サーバ４０へ送信される。

【００１６】図１に示すように、本実施形態の販売管理
システムは、ホストコンピュータ１０と、顧客ＰＣ２０
−１，…，２０−２（以下、顧客ＰＣ２０とする）と、
２次代理店サーバ３０−１，…，３０−２（以下、２次
代理店サーバ３０とする）と、販売サーバ４０−１，
…，４０−２（以下、販売サーバ４０とする）と、物流
会社端末５０−１，…，５０−２（以下、物流会社端末
５０とする）等を備え、それらを電話回線、光ケーブル
その他の有線、又は、赤外線その他の無線の通信回線で
接続している。ホストコンピュータ１０と、顧客ＰＣ２
０と、２次代理店サーバ３０と、販売サーバ４０と、物
流会社端末５０は、インターネット等を利用することが
できる。

【００１７】ホストコンピュータ１０は、制御部１１、
記憶部１２、通信部１３等を備え、管理会社に設置され
ている。ホストコンピュータ１０は、顧客ＰＣ２０及び
販売サーバ４０と情報の送受信を行うことにより、この
システム全体を制御する。

【００１８】制御部１１は、記憶部１２、通信部１３等
各部が接続され、ホストコンピュータ１０の動作全般を
制御する。制御部１１は、顧客ＰＣ２０のアクセスに対
してアクセスＩＤを割り当て、販売サーバ４０へアクセ
スさせる機能、記憶部１２で検索を行うことにより、情
報を読み出す機能、データベースの内容を書き換える機
能、データベースの情報を分類、集計等する機能等を備
える。

【００１９】記憶部１２は、プログラム等、制御部１１
の処理に必要な情報、販売管理データベースＤＢ１、代
理店管理データベースＤＢ２を記憶している。図３は、
販売管理データベースＤＢ１及び代理店管理データベー
スＤＢ２を説明する図である。

【００２０】図３（ａ）に示すように、販売管理データ
ベースＤＢ１は、アクセスＩＤに、２次代理店ＩＤ、受
注ＩＤ及び購入情報を結び付けて格納している。アクセ
スＩＤは、顧客ＰＣ２０のホストコンピュータ１０及び
販売サーバ４０へのアクセスを識別するための符号であ
り、文字、数字等の組み合わせである。アクセスＩＤ
は、バナー広告３２のリンク機能により、ホストコンピ
ュータ１０へ顧客ＰＣ２０がアクセスした場合に、その
アクセスごとに割り当てられる。２次代理店ＩＤは、２
次代理店を識別するための符号であり、文字、数字等の
組み合わせである。２次代理店ＩＤは、顧客ＰＣ２０が
経由した２次代理店サーバ３０を識別する経路情報であ
る。アクセスＩＤ及び２次代理店ＩＤは、顧客ＰＣ２０
からホストコンピュータ１０が経路情報を受信した場合
に、登録される。

【００２１】受注ＩＤは、購入情報を識別するための符
号であり、文字、数字等の組み合わせである。受注ＩＤ
は、制御部１１によって割り当てられる。購入情報は、
商品を商品購入ホームページで販売する場合に顧客ＰＣ
２０から入力する販売商品ＩＤ、販売した商品の個数、
購入者の氏名、住所、郵便番号、電話番号、電子メール
アドレス、年齢、性別等の情報である。販売商品ＩＤ
は、販売した商品の種類を識別するための数字等の組み
合わせであり、商品を生産するメーカー等によって定め
られた商品コードである。

【００２２】図３（ｂ）に示すように、代理店管理デー
タベースＤＢ２は、登録されている販売合計金額に対す
る手数料の割合、商品価格等から、販売管理データベー
スＤＢ１に登録された情報を１次代理店、２次代理店、
販売商品別で処理し、販売会社から１次代理店、２次代
理店へ支払う商品販売手数料を集計している。販売個
数、販売合計金額、１次代理店手数料、２次代理店手数
料は、ホストコンピュータ１０が購入情報を受信し、販
売管理データベースＤＢ１に登録した場合に書き換えら
れる。１次代理店ＩＤは、２次代理店ＩＤと同様に、１
次代理店を識別する符号である。合計金額は、商品販売
金額の合計である。２次代理店契約、１次代理店契約
は、商品販売に貢献したバナー広告３２を掲示する２次
代理店、この２次代理店を総括する１次代理店に支払わ
れる商品販売について合計金額に対する手数料の割合で
あり、契約によって定められている。管理会社又は販売
会社は、この１次代理店手数料、２次代理店手数料に基
づき、月末、年度末等、一定期間ごとに支払いを行う。

【００２３】図１に示すように、顧客ＰＣ２０は、ディ
スプレイ、キーボード、マウス等を備える、顧客が使用
するパーソナルコンピュータであり、通信回線を通じて
ホストコンピュータ１０及び２次代理店サーバ３０等に
接続されている。顧客ＰＣ２０は、通信回線を介して２
次代理店サーバ３０にアクセスし、２次代理店ホームペ
ージ３１上のバナー広告３２をクリックすることによ
り、ホストコンピュータ１０へアクセスする。顧客ＰＣ
は、ホストコンピュータ１０にアクセスすると、アクセ
スＩＤが割り当てられ、販売サーバ４０へアクセスし、
商品購入ホームページをディスプレイに表示する。顧客
は、商品販売画面４１に従って購入情報を入力し、商品
を購入する。

【００２４】２次代理店サーバ３０は、２次代理店に設
置され、通信回線を介して顧客ＰＣ２０等に接続されて
いる端末である。２次代理店サーバ３０は、２次代理店
ホームページ３１を管理している。販売サーバ４０は、
管理会社（販売会社でもよい）に設置され、通信回線を
介してホストコンピュータ１０及び物流会社端末５０等
に接続されている端末である。販売サーバ４０は、商品
購入ホームページを管理している。販売サーバ４０は、
顧客ＰＣ２０からアクセスＩＤ、購入情報等を受信し、
記憶するとともに、ホストコンピュータ１０へ送信す
る。物流会社端末５０は、物流会社に設置され、配送を
管理する端末である。物流会社端末５０は、通信回線を
介して、販売サーバ４０から配送指示の情報を受信し、
販売会社から顧客までの商品配送を管理する。

【００２５】図４は、本発明による販売管理システム及
び販売管理プログラムの実施形態における全体の流れを
説明する図である。 （１）顧客ＰＣ２０は、２次代理店ホームページ３１を
ダウンロードし、２次代理店ホームページ３１をディス
プレイに表示する。 （２）顧客が２次代理店ホームページ３１のバナー広告
３２をマウスでクリックすると、顧客ＰＣ２０は、ホス
トコンピュータ１０へ自動的にアクセスする。ホストコ
ンピュータ１０は、このアクセスに対し、アクセスＩＤ
を割り当て、顧客ＰＣから経路情報を受信し、アクセス
ＩＤに経路情報を結び付け、経路管理データベースＤＢ
１へ格納する。 （３）顧客ＰＣ２０は、ホストコンピュータ１０の制御
によって、自動的に販売サーバ４０へアクセスし、商品
購入ホームページをディスプレイに表示するとともに、
販売サーバ４０へアクセスＩＤを入力する。販売サーバ
４０は、顧客が商品販売画面で必要事項を入力すること
により、購入情報を入力する。この購入情報は、アクセ
スＩＤに結び付けられ、ホストコンピュータ１０の販売
管理データベースＤＢ１へ格納される （４）（２）及び（３）で入力した情報をアクセスＩＤ
で結び付けることにより、経路情報に含まれる２次代理
店ＩＤが識別する２次代理店に販売した商品の販売手数
料を支払う。

【００２６】次に、図４の流れを、ホストコンピュータ
１０、顧客ＰＣ２０、２次代理店サーバ３０及び販売サ
ーバ４０の処理を中心に説明する。図５は、本発明によ
る販売管理システム及び販売管理プログラムの実施形態
を示すフローチャートである。ステップ（以下、「Ｓ」
とする）３０１において、顧客ＰＣ２０は、顧客がＷｅ
ｂブラウザ実行画面上で２次代理店ホームページのアド
レスを入力することにより、処理を開始する。顧客ＰＣ
２０は、２次代理店ホームページ３１の情報の送信を要
求する送信要求情報を送信する。

【００２７】２次代理店サーバ３０は、顧客ＰＣ２０か
ら送信要求情報を受信すると、処理を開始し（Ｓ４０
１）、この要求に対して２次代理店ホームページ３１の
情報を顧客ＰＣ２０に送信する（Ｓ４０２）。顧客ＰＣ
２０は、２次代理店サーバ３０から２次代理店ホームペ
ージ３１の情報を受信し、２次代理店ホームページ３１
をディスプレイに表示する（Ｓ３０２）。

【００２８】Ｓ３０３において、顧客ＰＣ２０は、顧客
が２次代理店ホームページ３１のバナー広告３２をマウ
スでクリックすると、そのリンク機能を起動し、送信要
求情報及び２次代理店サーバ３０を識別する２次代理店
ＩＤを含む経路情報をホストコンピュータ１０へ送信す
る（Ｓ３０４）。

【００２９】Ｓ２０１において、ホストコンピュータ１
０は、顧客ＰＣのアクセスに対し、アクセスＩＤを割り
当て、経路情報を受信し、顧客ＰＣ２０を販売サーバ４
０にアクセスさせる。ホストコンピュータ１０は、この
アクセスＩＤに経路情報を結び付け、販売管理データベ
ースＤＢ１へ登録する（Ｓ２０２）。

【００３０】Ｓ１０１において、販売サーバ４０は、顧
客ＰＣ２０から送信要求情報及びアクセスＩＤを受信す
る。販売サーバ４０は、このアクセスＩＤを顧客ＰＣ２
０がログアウトするまで保持する。販売サーバ４０は、
送信要求情報に対して商品購入ホームページの情報を送
信する（Ｓ１０２）。

【００３１】Ｓ３０５において、顧客ＰＣ２０は、商品
購入ホームページをディスプレイに表示し、顧客が商品
販売画面４１で、購入情報を入力することにより、購入
情報を販売サーバ４０へ送信し（Ｓ３０６）、処理を終
了する（Ｓ３０７）。

【００３２】Ｓ１０３において、販売サーバ４０は、購
入情報を顧客ＰＣ２０から受信する。販売サーバ４０
は、この購入情報を登録するとともに（Ｓ１０４）、保
持しているアクセスＩＤに結び付けホストコンピュータ
１０へ送信する（Ｓ１０５）。

【００３３】Ｓ２０３において、ホストコンピュータ１
０は、販売サーバ４０から、申込情報及びアクセスＩＤ
を受信し、対応する経路情報に結び付け、販売管理デー
タベースＤＢ１へ登録し（Ｓ２０４）、処理を終了する
（Ｓ２０５）。

【００３４】本実施形態によれば、商品購入ホームペー
ジへのリンク機能を有するバナー広告３２を２次代理店
ホームページ３１に表示することにより、２次代理店ホ
ームページ３１にアクセスした顧客を商品購入ホームペ
ージへ呼び込み、商品販売件数の増大を図ることが可能
となった。また、商品購入ホームページで商品を購入し
た顧客がクリックしたバナー広告３２を掲示する２次代
理店に対し、販売手数料を支払うため、商品販売に貢献
したバナー広告３２の掲示に対し、対価を支払うことに
より、適正なコストで効率的に商品販売件数を増加させ
ることが可能となった。更に、新規商品のバナー広告３
１を掲示する場合には、同様の顧客層を有する商品の販
売貢献率が高い２次代理店ホームページを選択すること
によって、一層効率的に商品販売件数を増加させること
が可能となった。

【００３５】（変形形態）以上説明した実施形態に限定
されることなく、種々の変形や変更が可能であって、そ
れらも本発明の均等の範囲内である。例えば、ホストコ
ンピュータ１０は、経路情報に、バナー広告３２に表示
された商品を識別する広告商品ＩＤを含んで販売管理デ
ータベースＤＢ１へ登録を行ってもよい。クリックされ
たバナー広告３２が表示する商品と実際に販売した商品
が異なる場合を知ることができ、バナー広告３２が表示
する商品の販売への貢献度のみならず、他の商品販売へ
の貢献度を捉えることが可能である。

【００３６】本実施形態において、図６（ａ）に示すよ
うに、ホストコンピュータ１０は、商品の購入に結びつ
いた経路情報のみならず、結びつかなかった経路情報を
販売管理データベースＤＢ１に登録していてもよい（ア
クセスＩＤ２３７１９０、２３７１９１）。また、図６
（ｂ）に示すように、これらの情報を集計、処理して記
憶部１２の広告管理データベースＤＢ３に格納すること
により、バナー広告３２の効率を図ることが可能とな
る。広告管理データベースＤＢ３は、バナー広告３２を
識別する２次代理店ＩＤ及び販売商品ＩＤに、クリック
回数、販売回数、販売率、顧客情報等を結び付けて格納
している。販売回数は、２次代理店ＩＤ及び販売商品Ｉ
Ｄが識別するバナー広告３２がクリックされ、商品が購
入された回数である。販売率は、クリック回数に占める
販売回数の割合である。

【００３７】顧客情報は、２次代理店ホームページを経
由して当該商品を購入した顧客の客層を示す情報であ
る。顧客情報は、ホストコンピュータ１０が入力した購
入情報をその商品別に、顧客の性別、年齢、住んでいる
地域別の割合に分けるように処理を行った情報を示して
いる。例えば、２次代理店ＩＤ１５７、商品ＩＤ１１１
１１１が識別するバナー広告３２を利用して商品（商品
ＩＤ１１１１１１）を購入した顧客は、主に２６歳から
３９歳の男性であることを示している。

【００３８】この広告管理データベースＤＢ３は、経路
情報及び購入情報を処理し、販売率、商品を購入した顧
客の性別、年齢層、住んでいる地域等を項目としている
が、処理の方法を変更して性別の年齢層等他の項目を含
んでいてもよい。また、広告管理データベースＤＢ３
は、商品販売画面４１の入力欄を変更することにより、
入力される購入情報を変更して、他の項目を含んでいて
もよい。バナー広告３２の商品販売への貢献度だけでな
く、詳細なバナー広告３２の販売促進手段としての効率
を知ることが可能であり、より詳細な２次代理店ホーム
ページ３１及び商品購入者の客層を捉えることが可能で
ある。

【００３９】商品購入ホームページは、物としての商品
を販売しているが、情報を商品として顧客に販売しても
よい。情報等他の商品の販売でも同様の効果を得ること
が可能である。

【００４０】本実施形態において、販売サーバ４０は、
顧客情報を購入情報に含んで顧客ＰＣ２０から入力して
いるが、商品購入ホームページにアクセスする新規の顧
客に登録を行ってもらい、この情報を予め販売管理デー
タベースＤＢ１に顧客登録し、顧客ＩＤを発行してもよ
い。顧客ＰＣが販売サーバにログイン時に顧客ＩＤを入
力することによって、購入情報として顧客情報を入力す
る必要がなくなる。また、顧客情報を管理することによ
り、電子マネーによる決済、電子メール送信等、活用す
ることができる。販売サーバ４０が顧客情報を入力する
方法は、商品購入ホームページの便宜によって設定可能
である。

【００４１】

【発明の効果】以上詳しく説明したように、請求項１又
は請求項６の発明によれば、経路情報入力手段を備える
ことにより、商品購入希望者端末が商品購入ホームペー
ジにアクセスする経路を知ることが可能となった。

【００４２】請求項２又は請求項７の発明によれば、請
求項１又は請求項６の発明の効果に加え、商品購入経路
情報記憶手段を備えることにより、特に、購入情報を入
力した商品購入希望者端末が商品購入ホームページにア
クセスした経路を知ることが可能となった。

【００４３】請求項３の発明によれば、請求項１又は請
求項２の発明の効果に加え、バナー広告等商品購入ホー
ムページへのリンク機能、例えば、リンク機能を有する
バナー広告等を経由ホームページが有することにより、
商品購入希望者端末によって利用されたバナー広告等を
知ることが可能となった。

【００４４】請求項４の発明によれば、請求項１から請
求項３までのいずれか１項の発明の効果に加え、経由回
数カウント手段を備えることにより、特に、商品購入希
望者端末が経由ホームページから商品購入ホームページ
へアクセスした回数を知ることが可能となった。

【００４５】請求項５の発明によれば、請求項１から請
求項４までのいずれか１項の発明の効果に加え、経由購
入回数カウント手段を備えることにより、特に購入情報
を入力した商品購入希望者端末が経由ホームページから
商品購入ホームページへアクセスした回数を知ることが
可能となった。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による販売管理システム及び販売管理プ
ログラムの実施形態を示すブロック図である。

【図２】本発明による販売管理システム及び販売管理プ
ログラムの実施形態における２次代理店ホームページ及
び商品販売画面を説明する図である。

【図３】本発明による販売管理システム及び販売管理プ
ログラムの実施形態における販売管理データベース及び
代理店管理データベースを説明する図である。

【図４】本発明による販売管理システム及び販売管理プ
ログラムの実施形態における全体の流れを説明する図で
ある。

【図５】本発明による販売管理システム及び販売管理プ
ログラムの実施形態を示すフローチャートである。

【図６】本発明による販売管理システム及び販売管理プ
ログラムの変形形態を説明する図である。

【符号の説明】

１０ ホストコンピュータ １１ 制御部 １２ 記憶部 ＤＢ１ 販売管理データベース ＤＢ２ 代理店管理データベース １３ 通信部 ２０ 顧客ＰＣ ３０ ２次代理店サーバ ３１ ２次代理店ホームページ ３２ バナー広告 ４０ 販売サーバ ４１ 商品販売画面

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 商品購入希望者端末、商品購入ホームペ
   ージを提供する少なくとも一つの第１サーバ及び前記商
   品購入ホームページに関連づけられている経由ホームペ
   ージを提供する少なくとも一つの第２サーバがコンピュ
   ータネットワークを介して接続され、前記商品購入希望
   者端末が前記第２サーバを経由して前記第１サーバと通
   信を行う販売管理システムであって、 前記商品購入希望者端末が経由した前記第２サーバを識
   別するサーバ識別情報を含む経路情報を入力する経路情
   報入力手段を備えることを特徴とする販売管理システ
   ム。
2. 【請求項２】 請求項１に記載の販売管理システムにお
   いて、 商品購入に必要な商品購入情報を入力する商品購入情報
   入力手段と、 前記商品購入情報及び前記経路情報を結び付けた商品購
   入経路情報を記憶する商品購入経路情報記憶手段とを備
   えることを特徴とする販売管理システム。
3. 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の販売管理
   システムにおいて、 前記商品購入希望者端末は、前記経由ホームページが有
   する商品購入ホームページへのリンク機能によって前記
   第１サーバと通信を行うことを特徴とする販売管理シス
   テム。
4. 【請求項４】 請求項１から請求項３までのいずれか１
   項に記載の販売管理システムにおいて、 前記商品購入希望者端末が前記第２サーバから経由して
   前記第１サーバと通信を行った回数を数える経由回数カ
   ウント手段を備えることを特徴とする販売管理システ
   ム。
5. 【請求項５】 請求項１から請求項４までのいずれか１
   項に記載の販売管理システムにおいて、 前記商品購入情報が入力された回数を数える経由購入回
   数カウント手段を備えることを特徴とする販売管理シス
   テム。
6. 【請求項６】 商品購入希望者端末、商品購入ホームペ
   ージを提供する少なくとも一つの第１サーバ及び前記商
   品購入ホームページに関連づけられている経由ホームペ
   ージを提供する少なくとも一つの第２サーバがコンピュ
   ータネットワークを介して接続され、前記商品購入希望
   者端末に前記第２サーバを経由して前記第１サーバとの
   通信を実行させるためのプログラムであって、 前記商品購入希望者端末が経由した前記第２サーバを識
   別するサーバ識別情報を含む経路情報を入力する経路情
   報入力手順を備えることを特徴とする販売管理プログラ
   ム。
7. 【請求項７】 請求項６に記載の販売管理プログラムに
   おいて、 商品購入の申込に必要な商品購入情報を入力する商品購
   入情報入力手順と、 前記商品購入情報及び前記経路情報を結び付けた商品購
   入経路情報を記憶する商品購入経路情報記憶手順とを備
   えることを特徴とする販売管理プログラム。