JP2003006120A - メール伝達仲介システム及び方法 - Google Patents

メール伝達仲介システム及び方法

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JP2003006120A
JP2003006120A JP2001187188A JP2001187188A JP2003006120A JP 2003006120 A JP2003006120 A JP 2003006120A JP 2001187188 A JP2001187188 A JP 2001187188A JP 2001187188 A JP2001187188 A JP 2001187188A JP 2003006120 A JP2003006120 A JP 2003006120A
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JP2001187188A
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English (en)
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Hideaki Munakata
英明 宗像
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手書きや写真等を貼り付けた書信を高速に受
信者に伝達する。 【解決手段】 送信者は自分の書いた書信を入力システ
ム11のスキャナに読み取らせ、更に受信者の電子メー
ルアドレスを入力する。スキャンイメージと受信者アド
レスの情報は仲介システム12に登録される。仲介シス
テム12は、その受信者アドレスに対し、メール着信を
知らせる電子メールを送信する。この電子メールには、
仲介システム12に保管されたメール情報を特定するメ
ール特定情報が含まれる。イメージ表示ができないメー
ルクライアント15bを使っている受信者がその通知メ
ールを受け取った場合、出力システム17のところまで
行ってメール特定情報を入力する。出力システム17
は、そのメール特定情報に対応するメールのデータを仲
介システム12からダウンロードし、印刷出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、個人間の書簡、書
信(以下、メールと呼ぶ)の伝達のためのシステムに関
し、特に電子メール使用環境を持たない人にも電子メー
ルと同等の迅速なメール伝達を可能とするシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】今日、インターネットを活用した電子メ
ールによるコミュニケーションが大変盛んになってきて
いる。電子メールの利用は、教育機関や企業という特定
の社会にとどまらず、一般個人にまで広がっている。そ
の主な理由としては、インターネットプロバイダが多数
出現してインターネット接続が容易かつ安価になってき
たこと、パーソナルコンピュータやPDA(携帯情報端
末)、携帯電話など電子メールを送受信可能なメールク
ライアント装置が普及したことが挙げられる。特に日本
においては、携帯電話、PHS(登録商標)などによる
電子メールのやり取りが、10代、20代の若者を中心
に急速に広まってきている。このような状況において、
電子メールによるコミュニケーションが持つ即時性、非
同期性などの利点が改めて多くに人々に認識されてきて
いると考えられる。
【0003】しかしながら、現状では電子メールのイン
フラを利用できる人々は若者を中心に非常に偏ってお
り、中高齢層の人々は実質上取り残されてしまってい
る。特に高齢層の人々にとって、上述した現在の電子メ
ールクライアントは決して使い勝手のよいものではな
く、その結果電子メールの使用に対する障壁は非常に高
いものとなっている。このままでは、一般的にも叫ばれ
ているデジタル情報格差が広がる一方である。
【0004】このような状況に対し、特開平10−13
3975号公報には、電子メールと在来の郵便とを双方
向に接続するシステムが提案されている。このシステム
では、葉書や手紙の内容を光学的に読み取って電子メー
ルに変換する手段と、電子メールの内容を葉書や手紙に
印刷する手段と、を備えた相互変換装置を各所に配置
し、それら変換装置を電子メールネットワーク、及び在
来の郵便ネットワークと接続している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来システムにお
ける電子メールを葉書や手紙に変換するサービスは、既
に電子メールやWWW(ワールドワイドウェブ)などイ
ンターネットに親しんだ人々にとっては、更にコミュニ
ケーションの幅を広げることに役立つ。また、電子メー
ルを送る感覚で電子メールアドレスを持たない人とコミ
ュニケーションがとれるようになることで、年賀状や各
種挨拶状などといった現状では郵便を用いることが多い
ケースでも、手書きによる記入やプリンタによる印刷な
どの手間を削減することができる。
【0006】しかしながら、この利便は、あくまで普段
からインターネットをよく使っている人にとってのもの
である。すなわち、電子メールを使う環境のない人々に
とっては、電子メールを葉書等に変換する従来サービス
は、書信を出す際の効率改善に何の恩恵ももたらさな
い。
【0007】一方、葉書等を電子メールに変換するサー
ビスは、コミュニケーションにおけるデジタル情報格差
の緩和に役立つものとなり得る。電子メールを送受信す
る文化を持たない人々(現状では高齢者に多い)も、多
くの場合郵便には慣れ親しんでいるので、そのサービス
により、電子メールクライアント装置を持たない人々で
も、郵便を利用することにより電子メールを出すことが
できる。
【0008】ところが、現状の郵便システムでは、都市
部であっても投函した郵便が届くのに1日から2日は費
やしてしまう。このため、葉書等を郵便により相互変換
装置に送る上記システムでは、電子メール本来の即時性
が損なわれるという問題がある。場合によっては、送信
先に対して直接郵便で送るのと時間的に大差ないことも
ありうる。
【0009】また、葉書等を電子メールに変換する際、
多くの場合スキャナを利用して葉書等の画像を読みと
り、この結果得られるイメージデータを電子メールに添
付して送信することになる。しかしながら、現状の電子
メールクライアントには、そのようなイメージデータを
見るためのビューワーがなかったり、そもそも添付デー
タが受け取れなかったりするものが少なからず存在す
る。例えば携帯電話やPDA等の携帯型の端末には、こ
のようなメールクライアント能力に関する制限のあるも
のが多い。したがって、このようなメールクライアント
宛に葉書等を変換した電子メールを送った場合、受信者
がそれを読むことができないという問題があった。
【0010】本発明は、これらの問題に鑑みなされたも
のであり、手元に電子メールを送信する装置を持ち合わ
せていない人、あるいは電子メールアドレスを持たない
人が、手軽にかつ電子メールと同様の迅速性を持って書
信を送ることができ、また受信側の電子メールクライア
ントで添付ファイル等が表示できない場合でも、受信者
がその書信内容を取得することができる仕組みを提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシステム
は、上記目的を達成するためになされたものであり、送
信者がセットしたメール原稿を読み取ってそのメールの
電子データを生成すると共に、その送信者を示す送信者
情報と、そのメールの宛先である受信者のアドレスと、
の入力を受け付ける入力装置と、前記入力装置で得られ
た電子データ、送信者情報及び受信者アドレスを保管す
ると共に、その送信者情報及び受信者アドレスに対して
前記送信者からのメール着信の旨の通知を行う仲介管理
装置と、メール着信の通知を受けた前記受信者からの指
示に応じ、前記仲介管理装置からその受信者宛のメール
の電子データを取得し、出力する出力装置とを備える。
【0012】好適な態様では、前記入力装置は、前記送
信者を撮影する手段を備え、この手段で撮影された画像
を前記送信者情報として前記電子データ及び受信者アド
レスと共に前記仲介管理装置に登録する。
【0013】また別の好適な態様では、前記出力装置
は、前記受信者の携帯端末から、所定の無線通信プロト
コルに従ってその受信者宛の前記電子データを特定する
ための特定情報を取得し、この特定情報に適合する前記
電子データを前記仲介管理装置から取得して出力する。
【0014】また別の好適な態様では、メール伝達仲介
システムは、前記メールの伝達状態を記録し、前記送信
者からの要求に応じてそのメールの伝達状態の情報を提
供するメール状態管理装置を更に含む。
【0015】また、本発明に係るメール窓口装置は、利
用者がセットしたメール原稿を読み取ってそのメールの
電子データを生成する読取手段と、その利用者を示す送
信者情報と、そのメールの宛先である受信者のアドレス
と、の入力を受け付ける送受信者情報取得手段と、前記
メールの電子データを前記受信者に伝達する仲介管理装
置に対し、前記各手段により得られた電子データ、送信
者情報及び受信者アドレスを登録するメール登録手段と
を備える。
【0016】好適な態様では、メール窓口装置はデジタ
ル複写機機能を備え、前記読取手段におけるメール原稿
の画像読取機構と、前記メール出力手段における用紙へ
の印刷機構を、そのデジタル複写機機能と兼用する。
【0017】また本発明は、各所に設置された入力装置
にて、送信者からメール原稿を読み取って電子データ化
し、その宛先である受信者アドレスとその送信者を示す
送信者情報とをその送信者から取得し、入力装置で得ら
れたメール原稿の電子データ、送信者情報及び受信者ア
ドレスを所定の仲介管理装置に保管すると共に、その受
信者アドレスに対し、その送信者情報の示す送信者から
メールが着信した旨を示す通知を送信し、各所に設置さ
れた出力装置にて、前記メール着信通知を受けた前記受
信者からの指示に応じ、前記仲介管理装置からその受信
者宛のメールの電子データを取得して出力するメール伝
達仲介方法を提供する。
【0018】また本発明は、メールの仲介管理装置で実
行されるメール伝達仲介方法であって、入力装置から、
メール原稿を読み取った電子データと、その宛先である
受信者アドレスとその送信者を示す送信者情報とを取得
し、前記送信者情報の示す送信者からメールが着信した
旨を示し、かつ前記電子データの取得に必要な情報を含
んだ通知を生成し、前記受信者アドレスに対して前記生
成した通知を送信し、出力装置から、前記電子データの
取得に必要な情報を含んだ電子データ取得要求を受信
し、その情報により特定される電子データを前記出力装
置に対して送信する、メール伝達仲介方法を提供する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0020】図1は、実施形態のメール伝達仲介システ
ム10の全体構成を説明するための図である。このメー
ル伝達仲介システム10は、入力システム11、仲介シ
ステム12、出力システム17及び報告システム13を
含んでいる。これら各システム11,12,13,17
は、インターネット16に接続され、相互に通信可能と
なっている。インターネット16には、各組織のメール
サーバ14や各個人の持つメールクライアント15a、
15bなどが接続可能となっている。
【0021】この構成において、入力システム11は、
利用者(この場合、送信者となる)から紙等に書かれた
メール原稿を読み取って電子データに変換するシステム
である。また、仲介システム12は、入力システム11
から入力されたメールの電子データを保管し、そのメー
ルの宛先(すなわち受信者)に対して提供するための処
理を行うシステムである。仲介システム12は、メール
原稿を変換した電子データを受信者の電子メールアドレ
ス宛に送信する代わりに、メール到来の旨を示す簡単な
テキストの電子メールを送信する。出力システム17
は、このメール着信の通知メールを受けた利用者(受信
者)が、そのメールを出力する際に利用するシステムで
あり、仲介システム12からその受信者宛のメールの電
子データをダウンロードし、それを印刷出力する機構を
備える。報告システム13は、利用者が送ったメールが
受信者に受け取られたか否か、などのメール伝達状態を
モニタして記録するシステムであり、利用者からの要求
に応じてその記録情報を提供する機能を備える。
【0022】この構成において、入力システム11及び
出力システム17は、利用者が手軽に利用できるよう、
例えば駅や役所などの公共施設、コンビニエンスストア
やスーパーマーケットのような地域密着型店舗など、利
用者の身近な各所の施設に多数設置する。
【0023】図1では、入力システム11と出力システ
ム17とを別体の装置として説明したが、これらは同一
の場所に設置することも可能であり、またこのようにし
た方が利用者の利便性や設置場所の確保の点で有利であ
る。さらには、入力システム11と出力システム17を
一体のハードウエア装置に組み込むことが可能である。
このような一体型の装置を、以下メール窓口システムと
呼ぶことにする。例えば、近年のデジタル複合機は、コ
ピー機能の他に、原稿を光学読取して電子的なイメージ
データを生成するスキャン機能、イメージデータを用紙
に印刷するプリント機能、ネットワーク通信機能を備え
ているものを多く、このような機能を利用することで、
入力システム11と出力システム17とを一体に組み込
んだ装置を構成することができる。また、この場合、メ
ール窓口システムは、メールの送受信の窓口となるだけ
でなく、通常のコピー機としても使用することができ、
従来のコピー機と変わらない設置スペースで非常に多く
のサービスが提供可能になる。
【0024】このように入力システム11と出力システ
ム17を統合した装置を用いた場合のシステム構成例を
図2に示す。図2において、メール窓口システム18
は、図1の構成の入力システム11と出力システム17
の機能を統合したシステムであり、これが各所に設置さ
れる。利用者は、メールを送りたいときやメールを受け
取るときには、このメール窓口システム18の設置場所
まで行けばよい。図2において、他の構成要素は図1に
示したものと同様でよい。以下、図2の書く構成要素の
詳細を説明する。
【0025】図3は、メール窓口システム18の機能構
成例を示す図である。図に示すように、ネットワーク通
信部21は、インターネットに接続してデータ通信を行
うための手段であり、インターネット標準プロトコルで
あるTCP/IPをもとにした通信機能を提供する。ユ
ーザインタフェース部22は、処理実行のための各種メ
ッセージを表示したり、これに対するユーザからの指示
入力を受け付けたりする手段であり、例えばタッチパネ
ル式の液晶ディスプレイや機械的な入力キーボードなど
のハードウエアや、グラフィカルユーザインタフェース
(GUI)、手書き文字認識、かな漢字変換、WWWブ
ラウザなどのソフトウエアを含む。情報スキャン部23
は、原稿台や自動原稿送り装置にセットされた原稿を光
学的に読み取り、原稿上に示された画像を表す電子的な
イメージデータを生成する機構である。情報印刷部24
は、電子的なイメージデータを用紙に画像形成し、出力
する機構である。情報加工部25は、ネットワーク通信
部21や情報スキャン部23から入力された情報に対
し、その情報の種類に応じた加工処理を施す機構であ
る。具体的な加工処理の内容は後述する。集金部26
は、このメール窓口システム18が提供するサービスに
ついての料金を徴収するための機構であり、例えば印刷
枚数カウンタや硬貨・紙幣投入機構、あるいはプリペイ
ドカードや電子マネーなどによる決済機構、などを備え
ている。撮影部27は、メールを送ろうとする送信者の
姿を撮影し、送信者のデジタル画像を作成する機構であ
り、例えばデジタルカメラを用いて構成される。
【0026】図4は、仲介システム12の機能構成例を
示す図である。仲介システム12において、ネットワー
ク通信部31は、インターネットに接続して通信を行う
ための通信手段であり、TCP/IPを基礎とした通信
機能を提供する。ユーザインタフェースサーバ部32
は、利用者に対して処理実行のための各種表示を行った
り、利用者から入力を受け付けたりするための機構であ
り、メールクライアントの存在する端末上のWWWブラ
ウザに対してGUIを提供するWWWサーバ機能を備え
る。情報管理部33は、窓口システム18で受け付けた
利用者からの送信メールについての電子データを保持し
管理する機構であり、それら電子データを登録するデー
タベースと、このデータベースを管理する管理機能を含
む。メール作成部34は、受け付けたメールに関し、そ
の受信者宛にメール着信通知のための電子メールを作成
し送信する手段であり、例えばMIME形式のインター
ネットメールを作成し、インターネット16上のメール
サーバ14に送信する機能を持つ。
【0027】図5は、報告システム13の機能構成例を
示す図である。報告システム13において、ネットワー
ク通信部41は、インターネットに接続して通信を行う
ための通信手段であり、TCP/IPを基礎とした通信
機能を提供する。ユーザインタフェースサーバ部42
は、利用者に対して処理実行のための各種表示を行った
り、利用者から入力を受け付けたりするための機構であ
り、メールクライアントの存在する端末上のWWWブラ
ウザに対してGUIを提供するWWWサーバ機能を備え
る。ユーザ管理部43は、この報告システム13による
サービスを提供する利用者のユーザ情報を蓄積管理する
と共に、このシステム13に対してサービスを要求して
きたユーザを識別する。メール状態管理部44は、利用
者が窓口システム18から入力したメールの伝達状態を
管理する機構である。ユーザ管理部43及びメール状態
管理部44は、それぞれデータベースとこれを管理する
管理機能を備える。
【0028】このようなメール窓口システム18は、駅
や役所、コンビニエンスストアなどに各所に設置し、こ
れにより利用者のアクセスの便を図る。これに対し、仲
介システム12や報告システム13は、例えばインター
ネットプロバイダが提供するデータセンターなどで集中
管理する構成とすることができる。
【0029】次に、このメール伝達仲介システム10を
用いて実現されるサービスや処理の内容について説明す
る。
【0030】図6は、利用者が作成した書信をメール窓
口システム18を用いて送信する際の作業手順を示す。
まず、利用者は、相手に送りたい内容を示したメール原
稿を、紙に手書きするなどにより作成する(S10)。
このメール原稿は、情報スキャン部23で読取可能であ
ればよいので、例えば写真や、新聞・雑誌等の切り抜き
などを貼付してもよい。利用者は、このメール原稿を持
って窓口システム18のところまで足を運び、ユーザイ
ンタフェース部22から送信者情報、受信者情報を入力
する(S12)。
【0031】ここでいう送信者情報は、そのメールを送
信した送信者がだれであるかをその送信先に認識しても
らうための情報であり、例えば送信者の氏名、住所や電
話番号、あるいはそれらの組み合わせなどを用いること
ができる。また、撮影部27で撮影した送信者の画像
を、それらに加えて、送信者情報として用いることもで
きる。また、送信者情報として送信者の写真画像のみを
用い、氏名や住所などを省略するようにしてもよい。
【0032】また受信者情報は、そのメールの送り先で
ある受信者のアドレスを示す情報である。本実施形態で
は電子メールを利用するので、受信者情報としては受信
者の電子メールアドレスを用いる。なお、このほかに住
所や氏名、電話番号など、他の情報を受信者情報に追加
できる構成としてももちろんよい。また、受信者情報を
複数入力可能とし、それら受信者情報が示す複数の宛先
に同じメール内容を送信できるようにすることもでき
る。この場合、1回のメール送信につき入力できる受信
者情報の数は無制限とすることもできるし、所定数に制
限することもできる。
【0033】このような送信者情報、受信者情報の入力
は、例えばユーザインタフェース部22のタッチパネル
等の入力手段を用いて手入力で入力する構成とすること
ができる。この場合、タッチパネル上に表示されたソフ
トウエアキーボードに対するタッチ入力を検出し、必要
に応じてかな漢字変換を行ったり、専用ペンによるタッ
チパネルへの手書き入力をユーザインタフェース部22
で文字認識したりすることにより、利用者が入力する送
信者情報や受信者情報を認識することができる。
【0034】また、このような入力方式に加えて、又は
その代わりに、送信者情報、受信者情報の入力用の専用
用紙を用意し、この用紙に書き込んでもらう方式を用い
ることも好適である。このような専用用紙の一例を図7
に示す。図7の専用用紙には、送信者情報を1つと、受
信者情報を4つ書き込む欄が設けられ、更にメール内容
を記入する文書入力欄57が設けられている。
【0035】送信者情報の記入欄には、名前入力欄5
2、住所入力欄53及び電話番号入力欄54が設けられ
ており、送信者はそれら各欄に自分の氏名あるいはニッ
クネーム、住所、電話番号をペン等で書き込む。これら
氏名、住所、電話番号をすべて書き込む必要は必ずしも
なく、例えば自分(送信者)が誰であるかが氏名だけで
受信者に認識できると思えば、氏名だけを記入すればよ
い。基本的に送信者情報は、受信者にメール送信者を認
識させるための情報なので、その用のなす限りにおいて
はどのような情報を用いてもよい。ここに挙げた名前
(氏名やニックネーム)や住所などはその一例であり、
他の情報を用いてももちろんよい。
【0036】また各受信者情報の記入欄には、それぞれ
メールアドレス入力欄56、名前入力欄52、電話番号
入力欄54が設けられており、送信者は送り先の各人の
電子メールアドレス、氏名、電話番号をそれぞれ手書き
で書き込む。このうちメールアドレス入力欄56の電子
メールアドレスは、受信者宛にメール着信通知を送るの
に必要である。この他の情報は基本的に任意記入項目で
あるが、これらの項目の情報を利用して各種の処理を行
うことも可能である。もちろん、ここに例示した以外の
情報を受信者情報の項目とすることもできる。
【0037】これら送信者情報、各受信者情報、及び文
書入力欄57の位置は、送信者認識符号51、受信者認
識符号55、及び文書認識符号58によりそれぞれ示さ
れる。これら各符号51,55,58は、例えば(一次
元)バーコードや二次元バーコード、あるいは米国ゼロ
ックス社によるグリフコードなど、機械読取・認識可能
な情報コードを用いて表される。各符号51,55,5
8のコードには、例えば、その符号の種類、すなわちそ
の符号によって示される記入欄の種類(送信者情報記入
欄、受信者情報記入欄など)を示す情報が含まれる。
【0038】したがって、窓口システム18の情報スキ
ャン部23でこの専用用紙をスキャンした場合、情報加
工部25は、そのスキャン画像を解析して各符号51,
55及び58を検出し、これにより各情報の記入欄の場
所を特定し、それら各欄の画像を取り出して文字認識な
どの処理に供することができる。なお、この場合、電子
メールアドレスは、電子メール送信に用いる必要上、文
字認識を行ってテキストデータに変換しておく必要があ
るが、この他の名前や住所、電話番号などは、入力欄の
画像を切り出したイメージデータのままでもよい。ま
た、文書入力欄57には、手書きで書信内容を記入した
り、写真等を貼り付けたりすることができる。
【0039】この専用用紙は、メール窓口システム18
から印刷出力することができる。この場合、利用者が専
用用紙を購入する形態とすることも可能であり、これに
は例えば、集金部26に専用用紙の料金が払い込まれる
ことを条件として専用用紙を印刷出力するようにすれば
よい。
【0040】また専用用紙を用いる場合、メール内容
は、その専用用紙に設けられた所定の記入欄(文字入力
欄57)だけでなく、別の紙に書いてそれをその専用用
紙に続けて読み取らせることで入力することもできる。
【0041】以上に例示した方式を用いて送信者情報及
び受信者情報が入力されると、次に集金部26に対して
利用料金の入金が行われる(S14)。利用料金の体系
は、例えばメール原稿のページ数や受信者の数などに基
づく従量制や、上限ページ数以内の固定料金制など様々
なものが考えられる。なお、料金入金のタイミングは、
送受信社情報の入力(S12)の前や、原稿スキャン
(S16)の後でもよい。いずれのタイミングで行うか
は、例えば、従量制の場合原稿スキャン後とするなど、
採用する料金体系等を考慮して設定するなどすればよ
い。
【0042】そして、情報スキャン部23がメール原稿
の読み取りを行う(S16)。読取結果は所定フォーマ
ットのイメージデータとして形成される。なお、メール
原稿の部分に対しても手書き文字認識を行い、テキスト
データとして取り扱う変形も考えられる。
【0043】このようにして、送信者情報、受信者情
報、メール内容の電子データ等の入力情報が窓口システ
ム18に取り込まれると、次に情報加工部25が、それ
らの情報から電子メールオブジェクトを作成し、ネット
ワーク通信部21を介して仲介システム12に送信す
る。
【0044】この電子メールオブジェクトのデータ構造
の一例を図8に示す。この図では、UML(Unified Mo
deling Language)のオブジェクト図等の記法に準じた
表記をしている。この例は、「電子メール」は、「送信
者」、「受信者」、「文書部分」、「添付資料部分」の
要素を含み、「送信者」は、「氏名」、「住所」、「電
話番号」、「写真」、「ユーザ名」の要素を含んでいる
ことを示している。そして、「送信者」の「氏名」には
型(データ型)と値からなる属性情報が関連づけられて
おり、例えばこの「氏名」の場合、型には「テキスト
(文字列)」を示すコード、値にはその氏名の文字列
か、その氏名を表すファイルのファイル名などが設定さ
れる。「写真」要素の場合、型は「イメージ」、値はそ
の写真画像のファイル名などとなる。なお、繁雑さを避
けるために図では省略しているが、「住所」や「電話番
号」などについても同様の属性情報がリンクされる。ま
た、「受信者」の「電子メールアドレス」はテキスト型
であり、そのメールアドレスを示す文字列が「値」に設
定される。
【0045】この図の例では、送信者は1人であること
を想定しているので「送信者」要素は1つ存在し、受信
者は1人以上4人以下を想定しているので「受信者」要
素は1つ以上4つ以下だけ存在する。これは図7に示し
た専用用紙を用いた場合を想定したものである。
【0046】また、「文書部分」要素は、専用用紙の文
書入力欄57の内容に対応するものであり、その属性に
は値として例えばその内容を示すイメージデータのファ
イル名がセットされる。また、「添付資料部分」要素
は、その専用用紙に添付して入力したページの内容を示
す要素であり、ここではこのような添付ページが0〜2
ページの範囲の例を示している。
【0047】なお、以上の電子メールオブジェクトにお
いて、要素の内容となる各イメージデータは、例えば
「送信者」の「写真」の場合“送信者画像.jpg”、「文
書部分」の場合“文書部分.pdf”などと、内部的に識別
可能なファイル名を付与して管理すればよい。なお、各
イメージデータのデータ形式には、そのイメージデータ
の内容などの特性に応じて選べばよい。
【0048】次に、窓口システム18からこの電子メー
ルオブジェクトを受け取った仲介システム12の処理動
作を、図9を参照して説明する。仲介システム12は、
ネットワーク通信部31を介して電子メールオブジェク
トを受け取ると、情報管理部33が、このオブジェクト
に対して固有番号を生成する(S20)。この固有番号
は、仲介システム12内に存在する電子メールオブジェ
クト毎に異なる一意的な番号であり、第三者から容易に
推定されないものを用いる。このような固有番号は、公
知の様々な手法を用いて生成できる。次に、情報管理部
33は、この固有番号をキーとして、該管理部33が管
理するデータベースにその電子メールオブジェクト、及
びそれに付随するイメージデータ等のファイルを格納す
る(S22)。ここで、電子メールオブジェクトに対し
保管期間を定め、その保管期間が経過すると、それまで
に受信者がそのメール情報をダウンロードしなかった場
合でも、その電子メールオブジェクトを削除するように
構成することもできる。例えば、郵送より迅速に送ると
いう本システムの一つの目的からすれば、書信を郵送し
た場合に要する期間と同等程度を保管期間に設定すれば
十分であると考えられる。もちろんこれは一例であり、
保管期間の長さはシステムの運用環境等に応じて適宜設
定すればよい。
【0049】電子メールオブジェクトの格納が終わる
と、次にメール作成部34がそのオブジェクトの情報を
取得し、宛先に指定された受信者に対するメール着信通
知用の電子メールを作成し、ネットワーク通信部31及
びSMTPサーバを介して受信者宛に送信する(S2
4)。
【0050】図10は、この通知用電子メールの一例を
示す図である。この通知メールには、送信者情報62
や、このメールをダウンロードするときの暗証番号6
4、この電子メールの保管ファイル名や有効期限(保管
期限)などの各種情報66が含まれる。暗証番号64に
は、例えば仲介システム12がその電子メールに付与し
た固有番号を用いることもできる。また、暗証番号を固
有番号とは別のものとし、それら両方を通知メールに掲
載することもできる。この通知メールを受けた場合、受
信者は、メール窓口システム18のところまで行き、宛
先(すなわちその受信者自身)の電子メールアドレス6
9と暗証番号64を入力することで、仲介システム12
が保管しているその受信者宛のメールのデータをダウン
ロードすることができる。
【0051】なお、この通知メールはテキストのみで添
付ファイル等を含まず、またメール本文自体も限定され
た長さの定型内容なので、携帯電話など、制限の強いメ
ールクライアントでも問題なく受信し、表示することが
できる。また、この図では省略しているが、送信者の姿
を写した画像を送信者情報に組み込んだ場合、この通知
メールにその画像を組み込むこともできる。携帯電話な
どでも近年は電子メールの画像添付に対応したものも出
てきており、そのような機種であれば、通知メールの送
信者画像を表示することができる。また、図10の通知
メールの例では、電子メールダウンロード先のURL6
8が示されているが、これは仲介システム12が提供す
るメールダウンロードサービス用のウェブページのUR
Lである。
【0052】このような着信通知用の電子メールを電子
メールクライアントにて受け取った場合、受信者は、図
11又は図12に示すような処理により、その通知に対
応したメールの実体内容のデータを取得することができ
る。
【0053】図11に示す処理手順は、高機能のクライ
アント装置を持っている受信者の場合の手順である。こ
の場合、受信者は、その通知メールに示されたダウンロ
ード先URL68をクリックするなどして、電子メール
ダウンロード用のホームページにアクセスする(S3
0)。すると、仲介システム12のユーザインタフェー
スサーバ部32が、その受信者が希望するメールを特定
するための情報(例えば当該受信者の電子メールアドレ
ス69、暗証番号64(電子メールオブジェクトの固有
番号など)の入力を求めるウェブページをそのクライア
ント装置のウェブブラウザ宛に送る。受信者が、そのウ
ェブページ上で、希望電子メールを特定するアドレスや
暗証番号などのメール特定情報を入力すると、その情報
がブラウザから仲介システム12に送られ、ユーザイン
タフェースサーバ部32がそれらメール特定情報が正し
いものか否か、すなわち保管している電子メールオブジ
ェクトの中に、そのメール特定情報と一致するメール特
定情報があるか否か、を判定する(S34)。正しくな
ければ、仲介システム12は再入力を要求する。
【0054】一方、入力されたメール特定情報が正しけ
れば、仲介システム12は、受信者がそのメール特定情
報に対応する電子メールの本体の情報をダウンロードで
きるようにする。ここでは、例えば、保管した電子メー
ルオブジェクトの送信者情報、文書部分の情報、添付資
料部分の情報をデータベースから取り出し、それを1つ
のアーカイブファイルにまとめる。この場合のアーカイ
ブファイルは、多数のクライアントやプリンタなどが対
応している標準的なもの(例えばAdobe社のPDF形式
など)とすることが好適である。アーカイブファイルが
作成されると、そのファイルへのリンクを表示したウェ
ブページを受信者のクライアント装置に提供するなどし
て、受信者にダウンロード手段を提供する。受信者は、
このリンクをクリックするなどの操作で、そのメールの
内容のファイルをダウンロードすることができる(S3
6)。受信者が入力したメール特定情報に該当するメー
ルが複数あった場合は、それらのリストが受信者のクラ
イアント装置に提供され、受信者はその中から所望のも
のを選択してダウンロードを指示できる。受信者は、こ
のようにダウンロードされたアーカイブファイルを、そ
のファイル形式に対応したファイルビューワー(例えば
Adobe Acrobat Reader(商標))を用いて閲覧すること
で、送信者からのメールの内容を見ることができる(S
38)。
【0055】図12は、受信者が持っているクライアン
ト装置が、アーカイブファイルのビューワーを持ってい
なかったり、あるいはイメージの表示ができなかったり
する場合の処理手順の例である。例えば、携帯電話など
がそのようなクライアント装置の例である。この場合、
受信者は、そのクライアント装置でメール着信通知の電
子メールを確認することはできるが、メール本体をその
クライアント装置で表示することはできない。このよう
な場合、受信者は、最寄りのメール窓口システム18の
ところまで行き、そこでメール本体の情報を得ることが
できる。
【0056】この場合、メール窓口システム18のユー
ザインタフェース部22にて、該システム18が提供す
るサービスを示したメニューの中からメール受信の項目
を選択する(S40)。メール窓口システム18は、仲
介システム12のメールダウンロード用のページのUR
Lを保持しているので、受信者がこれを入力する必要は
ない。ただし、仲介システム12が複数存在する場合な
どには、そのいずれかを受信者に選択してもらうことが
必要になる。メール受信を選択すると、ユーザインタフ
ェース部22は、その受信者がダウンロードを希望する
メールを特定する情報(受信者のメールアドレスや暗証
番号など)の入力を促し、受信者からの入力を受け付け
る(S41)。このときのメール特定情報の入力は、例
えばタッチパネルに表示したソフトウエアキーボードな
どを用いて行う構成とすることができる。また、図7に
例示したものと似たメール出力用の専用用紙を用意し、
この用紙に対し受信者にメール特定情報を書き込んでも
らい、それをスキャンして文字認識するようにしてもよ
い。
【0057】また、Bluetooth(商標)などの近距離無
線通信手段を利用して、それらメール特定情報を窓口シ
ステム18に入力することもできる。この場合、窓口シ
ステム18に例えばBluetooth通信手段を設けておく。
受信者が携帯している携帯端末(携帯電話やPDAな
ど)がBluetooth通信機能を搭載していれば、その受信
者が窓口システム18のBluetooth通信手段の通信範囲
に入ることによりその携帯端末が窓口システム18のネ
ットワークに参加できるようになる。ここで、例えば、
受信者の携帯端末は、仲介システム12からメール着信
の通知用メールを受信するとその中に含まれる暗証番号
等のメール特定情報を記憶し、その記憶情報を、受信者
の指示に応じて又は窓口システム18からの要求に応じ
て、窓口システム18に対しBluetoothプロトコルにて
通知するようプログラミングしておく。これにより、ユ
ーザがキーボード入力などをすることなくメール特定情
報が窓口システム18に入力することが可能となる。
【0058】なお、Bluetoothの利用はあくまで一例で
あり、この他の無線通信プロトコルを利用してももちろ
んよい。また、このような利用者の携帯端末から窓口シ
ステム18への無線通信によるデータ転送は、送信メー
ル入力時の送信者情報や受信者情報の入力の際にも利用
できる。
【0059】さて、このようにして受信者から暗証番号
等のメール特定情報を受け取ると、ユーザインタフェー
ス部22はそのメール特定情報を仲介システム12に送
信する。これを受信した仲介システム12では、ユーザ
インタフェースサーバ部32がそれら入力情報が正しい
ものか否かを判定する(S42)。正しくなければ、仲
介システム12は再入力を要求するメッセージを窓口シ
ステム18に送り、これに応じ窓口システム18は受信
者にメール特定情報の再入力を促す。
【0060】一方、入力されたメール特定情報が正しけ
れば、仲介システム12は、受信者がその電子メールオ
ブジェクトの送信者情報、文書部分の情報、添付資料部
分の情報などをそのメール窓口システム18へとダウン
ロードする(S43)。メール窓口システム18は、ダ
ウンロードした情報のうち、例えば送信者情報、及びも
しあるならばメールのタイトル(件名)情報などの書誌
的情報をユーザインタフェース部22のタッチパネルデ
ィスプレイなどに表示して受信者の確認に供し(S4
4)、受信者に対してそのメールの本体内容を印刷する
か否かの判断を促すGUIをそのタッチパネルに表示す
る(S45)。これに対し、受信者が印刷しない旨の指
示を入力した場合は、窓口システム18は印刷を行わず
に処理を終了する。一方、受信者から印刷する旨の指示
が入力された場合は、窓口システム18はサービス料金
の入金を求め、これに応じた受信者からの入金を受け付
ける(S46)。この場合の料金は、定額制やページ数
に応じた従量制など、予め定めた料金体系に応じて計算
される。そして、料金が入力されると、窓口システム1
8は、ダウンロードしたメールの情報を情報印刷部24
により用紙に印刷出力する(S47)。
【0061】次に、報告システム13によるメール伝達
状態の情報提供サービスについて説明する。
【0062】メール窓口システム18からメールを送信
した利用者にとっては、自分の送信したメールがどうな
ったかを知りたいというニーズもあると考えられる。そ
こで、本実施形態では、そのようなメールの伝達状態を
管理し、情報提供する報告システム13を設けている。
メール窓口システム18のユーザインタフェース部22
には、このメール伝達状態の問い合わせのためのメニュ
ーやGUIが設けられ、利用者は窓口システム18から
問い合わせを行うことができる。また、利用者の持つ携
帯端末等のクライアント装置のWWWブラウザから、報
告システム13の提供するメール伝達状態提供用のウェ
ブページにアクセスし、そのウェブページにてメール伝
達状態の情報を得るようにすることも可能である。
【0063】図13は、メール伝達状態情報提供サービ
スの処理手順の一例を示すフローチャートである。この
例は、予め利用者にユーザ登録をしてもらい、その登録
利用者が過去に窓口システム18から送信したメールの
伝達状態の情報を一括して提供するサービスの場合の処
理手順である。
【0064】まず、未登録の利用者には、新規ユーザ登
録をしてもらう(S52)。新規ユーザ登録は、例え
ば、窓口システム18のユーザインタフェース部22、
又は報告システム13が提供するWWWページなどを介
して行うようにすることができる。このとき、利用者に
は、登録したいユーザ名とパスワードなどを入力しても
らう。これら入力された情報は、報告システム13に登
録される。そして、登録した利用者が、窓口システム1
8から送信するメールに対し、送信者情報としてそのユ
ーザ名を入力すれば、その情報が、窓口システム18か
ら直接又は仲介システム12を介して、報告システム1
3に通知され、報告システム13は当該登録利用者の新
規メールの送信があったことを把握できる。また、仲介
システム12が保管しているメールが窓口システム18
からダウンロードされ、出力されると、仲介システム1
2から報告システム13にその旨が通知される。報告シ
ステム13は、その通知に係るメールが登録利用者のも
のであれば、そのメールが出力された(従って受信者に
受け取られた)旨を記録する。
【0065】登録利用者が、自分の出したメールの状況
を知りたいと思った場合、窓口システム18のユーザイ
ンタフェース部22から、又は自分の端末装置のWWW
ブラウザから報告システム13のWWWページにアクセ
スして、自分のユーザ名とパスワードを入力する(S5
4)。入力されたユーザ名及びパスワードの情報は、報
告システム13に伝達される。報告システム13は、そ
れら入力情報が、管理している登録利用者のうちのいず
れかのユーザ名及びパスワードと一致するかどうかを判
定し(S56)、一致しなければ受信者に対して再入力
を促すための処理を行う。一致すれば、報告システム1
3は、そのユーザ名に該当する登録利用者がこれまでに
送信した各メールの伝達状態についての記録を検索し、
その検索結果を示す情報を窓口システム18又はその利
用者のWWWブラウザに送信するなどして、その利用者
が各メールの伝達状態を閲覧できるようにする(S5
8)。
【0066】図14は、図13に示すサービス処理を行
う場合に、報告システム13が管理しているメール伝達
状態オブジェクトのデータ構造を示す。この状態オブジ
ェクトは、1回のメールにつき1人以上4人以下の受信
者が指定できるケースを例にとったものである。「電子
メール」オブジェクト(伝達状態オブジェクト)は、
「暗証番号」要素と1〜4個の「受信者」要素を持ち、
各「受信者」要素は「日付」及び「状態」の要素を持
つ。「状態」及び「日付」はそれぞれ、当該メールの現
在の伝達状態と、その状態に切り替わったときの日付
(及び時刻など)の情報である。伝達状態には例えば、
受け取り待ち、通知失敗、受け取り完了、期限切れなど
の種類があり、「状態」要素にはそれらのうちいずれか
がセットされる。この「電子メール」オブジェクトは、
登録利用者が窓口システム18から新たなメールを送信
したときに作成される。
【0067】各登録利用者の「ユーザ」オブジェクト
は、ユーザ登録時に登録された「パスワード」と共に、
その利用者が窓口システム18から送信した各メールの
「電子メール」オブジェクトに対するリンクを有してい
る。ある利用者が窓口システム18からメールを送信し
た場合、その旨の通知を受けた報告システム13は、そ
のメールの送信者情報を調べることにより、そのメール
が登録利用者によるものかどうかを判定し、登録利用者
のものであれば、その利用者の「ユーザ」オブジェクト
に対し、新たに作成したそのメールの「電子メール」オ
ブジェクトをリンクする。そして、登録利用者からメー
ル伝達状態の照会を受けた場合、報告システム13は、
その利用者の「ユーザ」オブジェクトから、その利用者
が過去に出したメールの伝達状態の情報を得ることがで
きる。
【0068】図15は、報告システム13における、メ
ール伝達状態管理の処理手順を示すフローチャートであ
る。この処理手順の例では、仲介システム12が、窓口
システム18から受け付けたメールの着信通知用の電子
メールを各受信者宛に送信すると(S61)、その旨が
報告システム13に通知され、報告システム13がその
メールの伝達状態を「受け取り待ち状態」にセットする
(S62)。ここで、送信者による受信者メールアドレ
スの入力や記入、あるいは手書きの受信者メールアドレ
スの文字認識に誤りがあった場合には、その通知用メー
ルが通信社に届かず引き返してくる(S63)。この場
合、仲介システム12が報告システム13にこの旨を通
知することにより、そのメールの伝達状態が「通知失敗
状態」に設定される(S64)。また、受信者が、仲介
システム12からそのメールをダウンロードすると(S
65)、その旨が報告システム13に通知され、そのメ
ールの伝達状態が「受け取り完了状態」にセットされる
(S66)。また、保管したメールの保管期限が過ぎた
ことにより、仲介システム12がそのメールをデータベ
ースから消去すると(S67)、その旨が報告システム
13に通知され、そのメールの伝達状態が「期限切れ状
態」にセットされる(S68)。
【0069】利用者は、注目するメールの状態が「受け
取り待ち状態」であれば、そのメールがまだ受信者に受
け取られていないことを、「受け取り完了状態」であれ
ばそのメールが無事に受信者に届いたことを知ることが
できる。また「通知失敗状態」であれば、受信者がその
メールの存在自体を知らないことを把握でき、必要に応
じてメールの再送信を行うなどの判断ができる。また
「期限切れ状態」であれば、所定の保管期限以内に受信
者がメールを取りに来なかったことを把握することがで
き、必要な処置をとるための参考とすることができる。
【0070】なお、この例では、利用者にユーザ登録を
してもらい、利用者単位でその人の出した各メールの伝
達状態情報を提供するようにしたが、これはあくまで一
例である。別の例としては、メール単位で伝達状態情報
を提供する方式がある。このメール単位の情報提供の場
合、例えば、利用者が窓口システム18からメールを送
信したときに、窓口システム18のユーザインタフェー
ス部22から、そのメールに対応する識別情報(及び必
要に応じてパスワードなど)をその利用者に提示する。
そして、利用者は、その識別情報等を、窓口システム1
8などを介して報告システム13に入力することによ
り、その識別情報に対応するメールの伝達状態の情報を
得ることができる。
【0071】以上、本発明の好適な実施形態について説
明した。以上説明したように、本実施形態によれば、メ
ール窓口システム18(又は入力システム11)にて、
メール内容を書いた紙原稿を読み取って電子メールとし
て送信することができるので、電子メールアドレスやメ
ールクライアント装置を持たない人にも電子メールの利
用が可能になる。また、携帯電話など、図形や線画等を
入力することのできないメールクライアント装置を持つ
利用者にとっても、それら図形等を含んだメールの送信
が可能になる。
【0072】また、本実施形態によれば、メール原稿の
読み取り結果のイメージデータを、メール窓口システム
18(又は出力システム17)にダウンロードして印刷
出力又ディスプレイ表示などの形で出力できるので、そ
のようなイメージデータを表示できるビューワやクライ
アント装置を持たない人でも、送信者が手書きや写真貼
付などの作業で作成したメールの内容を取得することが
できる。特に、メールを印刷出力することにより、送信
者が紙に書いたメールを紙の形で受信者に渡すことがで
きるので、在来の郵便と同様の効果が得られると共に、
入力したメールはほぼ瞬時に受信者のもとに通知される
ので郵便よりも速くメールを伝達することができる。な
お、メール原稿の媒体は、厳密な意味の「紙」だけに限
定されるものではなく、スキャナで読取可能な媒体であ
ればどのようなものでも用いることができる。
【0073】また本実施形態では、窓口システム18に
撮影部27を設け、これで撮影した送信者の画像を送信
者情報として用いることができるので、受信者にとって
は画像により送信者が確認できるというメリットがある
と共に、送信者にとっては自分の名前などを入力するな
どの作業を省略できるなどのメリットがある。
【0074】また本実施形態では、入力されたメールの
データに対して一意的な識別情報である固有番号及び/
又は暗証番号を付与し、これを受信者へのメール着信通
知用の電子メールに組み込んでいる。これにより、受信
者は窓口システム18などからこの識別情報を入力する
ことで、自分宛のメールを仲介システム12から取得で
きる。
【0075】また本実施形態では、そのメール着信通知
用の電子メールに示された固有番号や暗証番号等のメー
ル特定情報を受信者の携帯端末等に記憶し、これをメー
ル窓口システム18に対して無線通信で入力可能とする
ことにより、受信者の入力作業負担などを軽減すること
ができる。
【0076】また本実施形態では、窓口システム18か
ら送信されたメールの伝達状態を管理し、その情報を送
信者に対して提供する報告システム13を設けたので、
送信者は自分の出したメールが受信者に届いたか否かな
どを確認することができる。
【0077】なお、上記実施形態において、入力システ
ム11と出力システム17とを別体としたシステム構成
を採用する場合、入力システム11には、図3における
ネットワーク通信部21,ユーザインタフェース部2
2,情報加工部25,情報スキャン部23,集金部26
及び撮影部27が含まれ、出力システム17には、ネッ
トワーク通信部21,ユーザインタフェース部22,情
報加工部25,情報印刷部24及び集金部26が含まれ
ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施形態のメール伝達仲介システムの全体構
成を説明するための図である。
【図2】 入力システムと出力システムを統合したシス
テム構成を示す図である。
【図3】 メール窓口システムの機能構成例を示す図で
ある。
【図4】 仲介システムの機能構成例を示す図である。
【図5】 報告システムの機能構成例を示す図である。
【図6】 メール窓口システムを用いたメール送信作業
の流れを示すフローチャートである。
【図7】 メール送信に用いる専用用紙の一例を示す図
である。
【図8】 電子メールオブジェクトの構造の一例を示す
図である。
【図9】 電子メールオブジェクトを受け取ったときの
仲介システムの処理手順の一例を示すフローチャートで
ある。
【図10】 受信者にメール着信を知らせる通知メール
の一例を示す図である。
【図11】 通知メールを受け取った受信者が、それに
対応するメール本体の情報をダウンロードする際の処理
の一例を示すフローチャートである。
【図12】 通知メールを受け取った受信者が、それに
対応するメール本体の情報をダウンロードする際の処理
の別の例を示すフローチャートである。
【図13】 メール伝達状態情報提供サービスの処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図14】 報告システムが管理するメール伝達状態オ
ブジェクトのデータ構造の一例を示す図である。
【図15】 報告システムにおけるメール伝達状態管理
の処理手順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 メール伝達仲介システム、11 入力システム、
12 仲介システム、13 報告システム、14 メー
ルサーバ、15a,15b メールクライアント、16
インターネット、17 出力システム。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信者がセットしたメール原稿を読み取
    ってそのメールの電子データを生成すると共に、その送
    信者を示す送信者情報と、そのメールの宛先である受信
    者のアドレスと、の入力を受け付ける入力装置と、 前記入力装置で得られた電子データ、送信者情報及び受
    信者アドレスを保管すると共に、その送信者情報及び受
    信者アドレスに対して前記送信者からのメール着信の旨
    の通知を行う仲介管理装置と、 メール着信の通知を受けた前記受信者からの指示に応
    じ、前記仲介管理装置からその受信者宛のメールの電子
    データを取得し、出力する出力装置と、 を備えるメール伝達仲介システム。
  2. 【請求項2】 前記出力装置は、前記仲介管理装置から
    取得した前記受信者宛の電子データを用紙に印刷して出
    力することを特徴とする請求項1記載のメール伝達仲介
    システム。
  3. 【請求項3】 前記入力装置は、前記送信者を撮影する
    手段を備え、この手段で撮影された画像を前記送信者情
    報として前記電子データ及び受信者アドレスと共に前記
    仲介管理装置に登録することを特徴とする請求項1記載
    のメール伝達仲介システム。
  4. 【請求項4】 前記仲介管理装置は、前記入力装置から
    登録されたメールの電子データに対して一意的な識別情
    報を付与し、前記受信者に対するメール着信の通知にそ
    の識別情報を組み込むことを特徴とする請求項1記載の
    メール伝達仲介システム。
  5. 【請求項5】 前記出力装置は、前記受信者から前記電
    子データの前記識別情報の入力を受け付け、この識別情
    報に対応する電子データを前記仲介管理装置から取得し
    て出力することを特徴とする請求項4記載のメール伝達
    仲介システム。
  6. 【請求項6】 前記出力装置は、前記受信者の携帯端末
    から、所定の無線通信プロトコルに従ってその受信者宛
    の前記電子データを特定するための特定情報を取得し、
    この特定情報に適合する前記電子データを前記仲介管理
    装置から取得して出力することを特徴とする請求項1記
    載のメール伝達仲介システム。
  7. 【請求項7】 前記メールの伝達状態を記録し、前記送
    信者からの要求に応じてそのメールの伝達状態の情報を
    提供するメール状態管理装置を更に含む請求項1記載の
    メール伝達仲介システム。
  8. 【請求項8】 前記メール状態管理装置は、前記メール
    の伝達状態をそのメールの送信者情報に対応づけて管理
    し、送信者情報を含む要求に応じて、その送信者情報に
    関連づけられた1以上のメールの伝達状態の情報をまと
    めて提供することを特徴とする請求項7記載のメール伝
    達仲介システム。
  9. 【請求項9】 前記入力装置と前記出力装置とが一体と
    して構成されることを特徴とする請求項1記載のメール
    伝達仲介システム。
  10. 【請求項10】 利用者がセットしたメール原稿を読み
    取ってそのメールの電子データを生成する読取手段と、 その利用者を示す送信者情報と、そのメールの宛先であ
    る受信者のアドレスと、の入力を受け付ける送受信者情
    報取得手段と、 前記メールの電子データを前記受信者に伝達する仲介管
    理装置に対し、前記各手段により得られた電子データ、
    送信者情報及び受信者アドレスを登録するメール登録手
    段と、 を備えるメール窓口装置。
  11. 【請求項11】 前記メール原稿をセットした送信者を
    撮影する手段を備え、この手段で撮影された画像を前記
    送信者情報として前記電子データ及び受信者アドレスと
    共に前記仲介管理装置に登録する請求項10記載のメー
    ル窓口装置。
  12. 【請求項12】 前記メール原稿は受信者アドレス記入
    欄を有するフォーム用紙を用いて作成され、前記送受信
    者情報取得手段は、前記メール原稿の読取結果の前記受
    信者アドレス記入欄の画像から受信者アドレスを文字認
    識することを特徴とする請求項10記載のメール窓口装
    置。
  13. 【請求項13】 利用者からメール出力要求を受け付
    け、前記仲介管理装置からその要求に対応するメールの
    電子データを取得し、用紙に印刷出力するメール出力手
    段、を更に備える請求項10記載のメール窓口装置。
  14. 【請求項14】 前記メール出力手段は、前記受信者の
    携帯端末から、所定のプロトコルに従って前記メール出
    力要求を取得する手段を備えることを特徴とする請求項
    13記載のメール窓口装置。
  15. 【請求項15】 デジタル複写機機能を備え、前記読取
    手段におけるメール原稿の画像読取機構と、前記メール
    出力手段における用紙への印刷機構を、そのデジタル複
    写機機能と兼用したことを特徴とする請求項13記載の
    メール窓口装置。
  16. 【請求項16】 前記メールの伝達状態の閲覧要求を前
    記利用者から受け付け、これに応じて所定のメール状態
    管理装置からその伝達状態の情報を取得して出力する手
    段を更に備える請求項10記載のメール窓口装置。
  17. 【請求項17】 請求項1記載のメール伝達仲介システ
    ムと組み合わせて利用可能な携帯端末であって、前記仲
    介管理装置から受信したメール着信通知に含まれるメー
    ル特定情報を記憶し、前記出力装置に対してそのメール
    特定情報を所定の無線通信プロトコルに従って送信する
    機能を備えた携帯端末。
  18. 【請求項18】 各所に設置された入力装置にて、送信
    者からメール原稿を読み取って電子データ化し、その宛
    先である受信者アドレスとその送信者を示す送信者情報
    とをその送信者から取得し、 入力装置で得られたメール原稿の電子データ、送信者情
    報及び受信者アドレスを所定の仲介管理装置に保管する
    と共に、その受信者アドレスに対し、その送信者情報の
    示す送信者からメールが着信した旨を示す通知を送信
    し、 各所に設置された出力装置にて、前記メール着信通知を
    受けた前記受信者からの指示に応じ、前記仲介管理装置
    からその受信者宛のメールの電子データを取得して出力
    する、メール伝達仲介方法。
  19. 【請求項19】 メールの仲介管理装置で実行されるメ
    ール伝達仲介方法であって、 入力装置から、メール原稿を読み取った電子データと、
    その宛先である受信者アドレスとその送信者を示す送信
    者情報とを取得し、 前記送信者情報の示す送信者からメールが着信した旨を
    示し、かつ前記電子データの取得に必要な情報を含んだ
    通知を生成し、 前記受信者アドレスに対して前記生成した通知を送信
    し、 出力装置から、前記電子データの取得に必要な情報を含
    んだ電子データ取得要求を受信し、その情報により特定
    される電子データを前記出力装置に対して送信する、 メール伝達仲介方法。
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