JP2003004725A - ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食欠陥の簡易判別方法 - Google Patents
ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食欠陥の簡易判別方法Info
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- JP2003004725A JP2003004725A JP2001191250A JP2001191250A JP2003004725A JP 2003004725 A JP2003004725 A JP 2003004725A JP 2001191250 A JP2001191250 A JP 2001191250A JP 2001191250 A JP2001191250 A JP 2001191250A JP 2003004725 A JP2003004725 A JP 2003004725A
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
- Investigating And Analyzing Materials By Characteristic Methods (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】熱間圧延ステンレス鋼板および鋼帯の表面にお
ける粒界腐食欠陥の有無を、短時間かつ容易に判別する
方法の提供。 【解決手段】表面仕上げ記号No.1(JIS-G-4304によ
る)で仕上げられた表面において、油性マーカーにてイ
ンキを塗布し着色状態を観察することを特徴とする熱間
圧延ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食の簡易判別方
法。
ける粒界腐食欠陥の有無を、短時間かつ容易に判別する
方法の提供。 【解決手段】表面仕上げ記号No.1(JIS-G-4304によ
る)で仕上げられた表面において、油性マーカーにてイ
ンキを塗布し着色状態を観察することを特徴とする熱間
圧延ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食の簡易判別方
法。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は熱間圧延ステンレス
鋼板および鋼帯の表面品質検査に関するものである。 【0002】 【従来の技術】JIS-G-4304に規定される熱間圧延ス
テンレス鋼板および鋼帯の多くは、同JIS規格の表33
〜37に示される条件に従って熱間圧延後熱処理され、脱
スケールを目的として酸洗がおこなわれる。この「熱間
圧延後、熱処理、酸洗又はこれに準じる処理をおこなっ
て仕上げた表面」は上記JIS規格では表18にて表面仕
上げの記号No.1と規定されている。そして、その表面す
なわち外観は「使用上有害な欠陥があってはならない」
とされており、通常目視により検査される。 【0003】表面に現れる有害な欠陥の代表的なものが
粒界腐食による欠陥である。この欠陥は、十分管理され
た条件にて処理がおこなわれているにもかかわらず、鋼
板表面の局所的な部分に生じることがあり、目視検査の
過程では、表面で見られるわずかな色調の差でこの粒界
腐食の存在が検出される。部分的な色調の差は他の要因
によっても同様な違いとして現れることがあるが、粒界
腐食による欠陥は次工程の表面欠陥、耐食性低下、機械
的性質の劣化等の原因となり、あってはならないもので
あるために、疑わしい場合はすべて有害な欠陥と判定せ
ざるを得ない。有害と判断される欠陥が検出されれば、
表面研削による疵取り処理を施してこの欠陥を除去する
が、甚だしい場合は廃却処分されてしまう。 【0004】この表面に現れた色調の違いが、粒界腐食
によるものであるかどうかを正確に判定するには、浸透
探傷試験(JIS-Z-2343)をおこなえばよい。しかし
ながらこの試験は、前処理(油脂、汚れなど表面付着
物の除去)、浸透処理(浸透液を塗布し所定時間放
置)、洗浄処理(余剰の浸透液の除去)、現像処理
(現像液の吹きつけ放置)、欠陥観察、等の段階を経
て実施しなければならないので、専用の場所、要員およ
び検査用の資材・機器等を必要とし、その上多くの時間
を必要とする。 【0005】目視検査は、通常、焼なまし・酸洗処理ラ
インにて連続的におこなわれるものであり、このような
確認のための浸透探傷試験は、処理ライン上では実施で
きない。このため、本来、疵取りあるいはまた粒界腐食
欠陥の正確な検出処理が必要でなかった鋼板や鋼帯に対
しても、過剰な対処処置が施され無駄な工数が費やされ
ていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は熱間圧延ステ
ンレス鋼板および鋼帯の表面における粒界腐食欠陥の有
無を、短時間かつ容易に判別する方法を提供するもので
ある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明者は、焼なまし後
酸洗された表面仕上げ記号No.1の熱間圧延ステンレス鋼
板および鋼帯において、表面の目視検査により検出され
る粒界腐食によるとされる欠陥が、必ずしも粒界腐食で
はなく、表面の色調変化に過ぎないことが多い点から、
この欠陥の検出精度を上げるべく種々調査をおこなっ
た。 【0008】この欠陥は外観上、部分的に周囲の色調と
異なり灰色に見えるものである。しかし、粒界腐食が生
じていなくても同様に見える部分の存在することがあ
り、それらの区分は目視だけではきわめて困難である。
製品が切り板となる場合は、該当個所から切り出された
板に対して浸透探傷試験を実施すると、粒界腐食であれ
ば微少欠陥の集合体として確認できるが、冷間圧延鋼板
や溶接鋼管などに供されるコイル状の場合、該当部分を
切断するなどの方法を採る必要があり、確認は容易では
ない。 【0009】ところが色調の異なる部分に対し、フエル
トぺンの油性マーカーを用いてマーキングをおこなって
いたときに、粒界腐食を生じていると推定された部分に
油性インキが塗布されると、その部分だけ色が薄くな
り、しかもインキで引かれた線の縁が滲んでぼやけてき
たのである。この粒界腐食を生じている鋼板表面にマー
カーを用いて油性インキを塗布したところを図1に示
す。 【0010】鋼板の断面を顕微鏡にて観察し粒界腐食が
生じている部分について調べてみると、鋼板表面部分に
深さ10〜50μmにわたって、幅が0.5〜3μm程度の隙間が
結晶粒界に沿って多数生じていることが見出された。こ
の微小な隙間が表面に開口しているため、塗布された着
色油性インキが隙間に浸透し、その結果マーカーにより
無欠陥部とほぼ同じ量塗布されたインキの色が、相対的
に薄くなり縁の部分が滲む結果になったと考えられる。
目視検査は多くの場合、酸洗直後の表面で実施される
が、この鋼板表面は十分に脱脂洗浄された状態であるの
で、塗布された着色油性インキは欠陥があれば容易に浸
透していく。 【0011】さらに多数の鋼板に対し、目視検査により
粒界腐食を生じている恐れがある色調の変化している部
分に、フエルトペンの油性マーカーにて油性インキを塗
布してみると、色が薄くなったり縁が滲んだりするもの
と、このような変化のないものとに区分できた。断面調
査の結果、前者にはいずれも粒界腐食を生じており、後
者には欠陥は認められなかった。すなわち目視検査で疑
わしいとして検出された欠陥は、油性マーカーにてイン
キを塗布することにより、粒界腐食かそうでないかを容
易にかつ迅速に判別できる。本発明の要旨は、次のとお
りである。 【0012】表面仕上げ記号No.1(JIS-G-4304によ
る)で仕上げられた表面において、油性マーカーにてイ
ンキを塗布し着色状態を観察することを特徴とする熱間
圧延ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食の簡易判別方
法。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明は、熱処理および酸洗され
た熱間圧延ステンレス鋼板および鋼帯の表面、すなわち
JIS-G-4304の仕上げ記号No.1の表面に発生した粒界
腐食欠陥の簡易判別方法である。 【0014】最も代表的な実施の形態は次のとおりであ
る。該鋼板表面の目視検査にて部分的に表面色調の異な
る部位が観察され、それが粒界腐食によるものかどうか
判別したいとき、フエルトペンの油性マーカーを用い、
表面色調の異なる部位とそれに隣接する健全な部位とに
わたって線を引いて、両部位に引かれた線の濃淡および
形を比較する。色調の異なる部位に引かれた線が、そう
でない部位に引かれた線に比し、色が薄くなって線の縁
に滲みが生じていたらそれは粒界腐食であり、これら2
つの部位で線の状態に相違がなければ、粒界腐食ではな
いと判定する。 【0015】油性マーカーは、速乾性の有機溶剤による
着色インキを用い、フエルト製またはそれと同等の材料
によるペンを有するものであれば、とくには限定しな
い。着色インキの色は何でもよいが、赤、青、緑等の明
瞭なものが望ましい。油性マーカーに通常用いられてい
る速乾性の有機溶剤によるインキは、狭い間隙に容易に
浸透して乾燥固着されるので、速やかに結果が得られ、
その状態が維持される点で好ましい。塗布する線の幅
は、細すぎると不明瞭になり、太すぎるとインキの消耗
が大きくなるので、5〜10mm程度がよい。 【0016】図1に示した例は、油性マーカとして線幅
8mmの赤色インキによるマジックインキ大型(寺西化学
製)を用いたものである。これから明らかなように、正
常な部分ははっきりした線が描かれているのに対し、粒
界腐食を生じている部分は、色が薄くなり線の縁に滲み
が生じている。 【0017】 【発明の効果】熱間圧延ステンレス鋼板および鋼帯に発
生する粒界腐食による表面欠陥は、目視検査で検出する
がその判定基準は曖昧であった。しかし、この欠陥は鋼
板製品としてあってはならないものであり、疑わしいも
のはすべて研削など手入れを施すか、浸透探傷試験のよ
うに工数をかけて判別がおこなわれる。これに対し本発
明の方法は、簡便かつ短時間で正確に判定できるので、
該鋼板の製造コスト削減にきわめて有効である。
鋼板および鋼帯の表面品質検査に関するものである。 【0002】 【従来の技術】JIS-G-4304に規定される熱間圧延ス
テンレス鋼板および鋼帯の多くは、同JIS規格の表33
〜37に示される条件に従って熱間圧延後熱処理され、脱
スケールを目的として酸洗がおこなわれる。この「熱間
圧延後、熱処理、酸洗又はこれに準じる処理をおこなっ
て仕上げた表面」は上記JIS規格では表18にて表面仕
上げの記号No.1と規定されている。そして、その表面す
なわち外観は「使用上有害な欠陥があってはならない」
とされており、通常目視により検査される。 【0003】表面に現れる有害な欠陥の代表的なものが
粒界腐食による欠陥である。この欠陥は、十分管理され
た条件にて処理がおこなわれているにもかかわらず、鋼
板表面の局所的な部分に生じることがあり、目視検査の
過程では、表面で見られるわずかな色調の差でこの粒界
腐食の存在が検出される。部分的な色調の差は他の要因
によっても同様な違いとして現れることがあるが、粒界
腐食による欠陥は次工程の表面欠陥、耐食性低下、機械
的性質の劣化等の原因となり、あってはならないもので
あるために、疑わしい場合はすべて有害な欠陥と判定せ
ざるを得ない。有害と判断される欠陥が検出されれば、
表面研削による疵取り処理を施してこの欠陥を除去する
が、甚だしい場合は廃却処分されてしまう。 【0004】この表面に現れた色調の違いが、粒界腐食
によるものであるかどうかを正確に判定するには、浸透
探傷試験(JIS-Z-2343)をおこなえばよい。しかし
ながらこの試験は、前処理(油脂、汚れなど表面付着
物の除去)、浸透処理(浸透液を塗布し所定時間放
置)、洗浄処理(余剰の浸透液の除去)、現像処理
(現像液の吹きつけ放置)、欠陥観察、等の段階を経
て実施しなければならないので、専用の場所、要員およ
び検査用の資材・機器等を必要とし、その上多くの時間
を必要とする。 【0005】目視検査は、通常、焼なまし・酸洗処理ラ
インにて連続的におこなわれるものであり、このような
確認のための浸透探傷試験は、処理ライン上では実施で
きない。このため、本来、疵取りあるいはまた粒界腐食
欠陥の正確な検出処理が必要でなかった鋼板や鋼帯に対
しても、過剰な対処処置が施され無駄な工数が費やされ
ていた。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は熱間圧延ステ
ンレス鋼板および鋼帯の表面における粒界腐食欠陥の有
無を、短時間かつ容易に判別する方法を提供するもので
ある。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明者は、焼なまし後
酸洗された表面仕上げ記号No.1の熱間圧延ステンレス鋼
板および鋼帯において、表面の目視検査により検出され
る粒界腐食によるとされる欠陥が、必ずしも粒界腐食で
はなく、表面の色調変化に過ぎないことが多い点から、
この欠陥の検出精度を上げるべく種々調査をおこなっ
た。 【0008】この欠陥は外観上、部分的に周囲の色調と
異なり灰色に見えるものである。しかし、粒界腐食が生
じていなくても同様に見える部分の存在することがあ
り、それらの区分は目視だけではきわめて困難である。
製品が切り板となる場合は、該当個所から切り出された
板に対して浸透探傷試験を実施すると、粒界腐食であれ
ば微少欠陥の集合体として確認できるが、冷間圧延鋼板
や溶接鋼管などに供されるコイル状の場合、該当部分を
切断するなどの方法を採る必要があり、確認は容易では
ない。 【0009】ところが色調の異なる部分に対し、フエル
トぺンの油性マーカーを用いてマーキングをおこなって
いたときに、粒界腐食を生じていると推定された部分に
油性インキが塗布されると、その部分だけ色が薄くな
り、しかもインキで引かれた線の縁が滲んでぼやけてき
たのである。この粒界腐食を生じている鋼板表面にマー
カーを用いて油性インキを塗布したところを図1に示
す。 【0010】鋼板の断面を顕微鏡にて観察し粒界腐食が
生じている部分について調べてみると、鋼板表面部分に
深さ10〜50μmにわたって、幅が0.5〜3μm程度の隙間が
結晶粒界に沿って多数生じていることが見出された。こ
の微小な隙間が表面に開口しているため、塗布された着
色油性インキが隙間に浸透し、その結果マーカーにより
無欠陥部とほぼ同じ量塗布されたインキの色が、相対的
に薄くなり縁の部分が滲む結果になったと考えられる。
目視検査は多くの場合、酸洗直後の表面で実施される
が、この鋼板表面は十分に脱脂洗浄された状態であるの
で、塗布された着色油性インキは欠陥があれば容易に浸
透していく。 【0011】さらに多数の鋼板に対し、目視検査により
粒界腐食を生じている恐れがある色調の変化している部
分に、フエルトペンの油性マーカーにて油性インキを塗
布してみると、色が薄くなったり縁が滲んだりするもの
と、このような変化のないものとに区分できた。断面調
査の結果、前者にはいずれも粒界腐食を生じており、後
者には欠陥は認められなかった。すなわち目視検査で疑
わしいとして検出された欠陥は、油性マーカーにてイン
キを塗布することにより、粒界腐食かそうでないかを容
易にかつ迅速に判別できる。本発明の要旨は、次のとお
りである。 【0012】表面仕上げ記号No.1(JIS-G-4304によ
る)で仕上げられた表面において、油性マーカーにてイ
ンキを塗布し着色状態を観察することを特徴とする熱間
圧延ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食の簡易判別方
法。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明は、熱処理および酸洗され
た熱間圧延ステンレス鋼板および鋼帯の表面、すなわち
JIS-G-4304の仕上げ記号No.1の表面に発生した粒界
腐食欠陥の簡易判別方法である。 【0014】最も代表的な実施の形態は次のとおりであ
る。該鋼板表面の目視検査にて部分的に表面色調の異な
る部位が観察され、それが粒界腐食によるものかどうか
判別したいとき、フエルトペンの油性マーカーを用い、
表面色調の異なる部位とそれに隣接する健全な部位とに
わたって線を引いて、両部位に引かれた線の濃淡および
形を比較する。色調の異なる部位に引かれた線が、そう
でない部位に引かれた線に比し、色が薄くなって線の縁
に滲みが生じていたらそれは粒界腐食であり、これら2
つの部位で線の状態に相違がなければ、粒界腐食ではな
いと判定する。 【0015】油性マーカーは、速乾性の有機溶剤による
着色インキを用い、フエルト製またはそれと同等の材料
によるペンを有するものであれば、とくには限定しな
い。着色インキの色は何でもよいが、赤、青、緑等の明
瞭なものが望ましい。油性マーカーに通常用いられてい
る速乾性の有機溶剤によるインキは、狭い間隙に容易に
浸透して乾燥固着されるので、速やかに結果が得られ、
その状態が維持される点で好ましい。塗布する線の幅
は、細すぎると不明瞭になり、太すぎるとインキの消耗
が大きくなるので、5〜10mm程度がよい。 【0016】図1に示した例は、油性マーカとして線幅
8mmの赤色インキによるマジックインキ大型(寺西化学
製)を用いたものである。これから明らかなように、正
常な部分ははっきりした線が描かれているのに対し、粒
界腐食を生じている部分は、色が薄くなり線の縁に滲み
が生じている。 【0017】 【発明の効果】熱間圧延ステンレス鋼板および鋼帯に発
生する粒界腐食による表面欠陥は、目視検査で検出する
がその判定基準は曖昧であった。しかし、この欠陥は鋼
板製品としてあってはならないものであり、疑わしいも
のはすべて研削など手入れを施すか、浸透探傷試験のよ
うに工数をかけて判別がおこなわれる。これに対し本発
明の方法は、簡便かつ短時間で正確に判定できるので、
該鋼板の製造コスト削減にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】油性マーカーにより粒界腐食欠陥のある鋼板の
表面にインキを塗布した状態を示した図である。
表面にインキを塗布した状態を示した図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】表面仕上げ記号No.1(JIS-G-4304によ
る)で仕上げられた表面において、油性マーカーにてイ
ンキを塗布し着色状態を観察することを特徴とする熱間
圧延ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食欠陥の簡易判
別方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001191250A JP2003004725A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食欠陥の簡易判別方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001191250A JP2003004725A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食欠陥の簡易判別方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003004725A true JP2003004725A (ja) | 2003-01-08 |
Family
ID=19029903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001191250A Pending JP2003004725A (ja) | 2001-06-25 | 2001-06-25 | ステンレス鋼板および鋼帯の粒界腐食欠陥の簡易判別方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003004725A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102721696A (zh) * | 2012-05-22 | 2012-10-10 | 珠海承鸥卫浴用品有限公司 | 无铅铜合金压铸件表面缺陷的快速检测方法 |
JP2018205072A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | 日立化成株式会社 | 電解銅箔の表面検査方法及び電解銅箔の製造方法 |
-
2001
- 2001-06-25 JP JP2001191250A patent/JP2003004725A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102721696A (zh) * | 2012-05-22 | 2012-10-10 | 珠海承鸥卫浴用品有限公司 | 无铅铜合金压铸件表面缺陷的快速检测方法 |
JP2018205072A (ja) * | 2017-06-01 | 2018-12-27 | 日立化成株式会社 | 電解銅箔の表面検査方法及び電解銅箔の製造方法 |
JP7087282B2 (ja) | 2017-06-01 | 2022-06-21 | 昭和電工マテリアルズ株式会社 | 電解銅箔の表面検査方法及び電解銅箔の製造方法 |
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