JP2003004724A - 水質計測器用除濁装置の洗浄装置 - Google Patents

水質計測器用除濁装置の洗浄装置

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JP2003004724A
JP2003004724A JP2001187494A JP2001187494A JP2003004724A JP 2003004724 A JP2003004724 A JP 2003004724A JP 2001187494 A JP2001187494 A JP 2001187494A JP 2001187494 A JP2001187494 A JP 2001187494A JP 2003004724 A JP2003004724 A JP 2003004724A
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Takeshi Hanawa
剛 花輪
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水質計測器による水質測定において、試料水
に砂分や藻類、微生物が含まれると計測誤差や目詰まり
等の原因となるため除濁装置が設置されるが、この除濁
装置のフィルタの目詰まりが発生する。 【解決手段】 除濁装置のろ過膜近傍に気泡を発生させ
てその乱流によって膜の汚れを除去する。また、除濁装
置の室内をスプレーノズルによって洗浄水を噴霧させる
か、或いは薬液を供給して汚れを除去する。更には、室
内に配設される撹拌ロータと一体的にワイパーを取付
け、このワイパーにより汚れを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、上・下水道および
環境水の測定に用いられる水質計測器の前処理装置にお
ける洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上水および下水における水処理工程で
は、プロセスの監視や制御に多くの水質計測器が用いら
れる。この水質計測器による水質計測において、測定の
対象となる試料水に砂分やアオコなどの藻類、微生物が
フロック状に集まったものなどが含まれると、計測の誤
差や配管の目詰まりなどの故障原因となる。このため、
水質計測のシステムとして水質計測器の直前に除濁装置
を設置して濁質の除去を行っている。
【0003】除濁装置の分類として、砂ろ過式、ろ紙方
式及びメッシュフィルター方式が多く用いられている。
これらの方式は、試料水のほぼ全量をろ過する方式であ
るが、水質計測器の測定に用いる試料水の使用水量が数
ミリリットルから数十ミリリットル程度の場合では全量
ろ過形よりクロスフロー形の除濁装置が適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】全量ろ過形は、ろ過後
の流量を多く取れるという利点がある一方、採水した試
料水を全てろ過するので、フィルタの目詰まりが速い問
題を有している。このため、メッシュフィルター方式や
砂ろ過方式の除濁装置はフィルタの洗浄機構を備え、逆
洗するなどしてフィルタの洗浄を行っている。また、フ
ィルタの洗浄中は水質計測器への試料水の供給が途絶え
るため、これを補うためにろ過経路を2重にするなどの
手段を講じている。これらの理由により全量ろ過形の除
濁装置は機構が大掛かりになり、装置自体も大型化する
などの問題点を有している。
【0005】本発明の目的は、上記した問題点を除去し
た除濁装置の洗浄装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、封止さ
れたケースの室内に、供給ポンプを介して導入された試
料水を撹拌する撹拌ロータと試料水をろ過するろ過膜と
を配設し、ろ過膜を透過したろ液を吸引ポンプを介して
水質計測器に送液する除濁装置において、前記ろ過膜近
傍に気泡を発生させるためのエアー供給部を除濁装置に
設け、設定された洗浄周期で、且つ、設定された洗浄時
間に渡ってエアー供給部にエアーを供給するエアーポン
プを設けたことを特徴としたものである。
【0007】本発明の第2は、封止されたケースの室内
に、供給ポンプを介して導入された試料水を撹拌する撹
拌ロータと試料水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜
を透過したろ液を吸引ポンプを介して水質計測器に送液
する除濁装置において、前記撹拌ロータと一体的にワイ
パーを取付け、このワイパーを前記ろ過膜に接触して配
置したことを特徴としたものである。
【0008】本発明の第3は、前記ろ過膜の洗浄は、こ
のろ過膜近傍に発生した気泡と前記ワイパーにて行うよ
う構成したものである。
【0009】本発明の第4は、封止されたケースの室内
に、供給ポンプを介して導入された試料水を撹拌する撹
拌ロータと試料水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜
を透過したろ液を吸引ポンプを介して水質計測器に送液
する除濁装置において、前記除濁装置にスプレーノズル
を有する洗浄水供給部を設け、設定された洗浄周期で、
且つ、設定された洗浄時間に渡って洗浄水供給部に洗浄
水を供給する電磁弁を設けたものである。
【0010】本発明の第5は、前記洗浄水供給部は複数
設けたことを特徴としたものである。 本発明の第6
は、前記ろ過膜の洗浄は、前記スプレーノズルから噴霧
された洗浄水と前記ワイパーにて行うよう構成したこと
を特徴としたものである。
【0011】本発明の第7は、前記スプレーノズルより
噴霧する洗浄水に薬液を混入させたことを特徴としたも
のである。
【0012】本発明の第8は、封止されたケースの室内
に、供給ポンプを介して導入された試料水を撹拌する撹
拌ロータと試料水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜
を透過したろ液を吸引ポンプを介して水質計測器に送液
する除濁装置において、前記除濁装置の室内に薬液を供
給するための注入口を設け、設定された洗浄周期で、且
つ、設定された洗浄時間に渡って注入口に薬液を供給す
る送液ポンプと、薬液を貯留する薬液タンクとを設けた
ことを特徴としたものである。
【0013】本発明の第9は、前記ろ過膜の洗浄は、前
記注入口より供給される薬液と前記ワイパーにて行うよ
う構成したものである。
【0014】本発明の第10は、前記ろ過膜の洗浄は、
前記注入口より供給される薬液とスプレーノズルより供
給される洗浄水および前記ワイパーにて行うよう構成し
たことを特徴としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
システム構成図を示したもので、1は除濁装置、2は供
給ポンプで、汲み上げた試料水を除濁装置1に供給す
る。3は吸引ポンプで、ろ過された液を吸引して水質計
測器4に供給する。5はエアーポンプで、このエアーポ
ンプ5は除濁装置1に洗浄エアーを送出する。6は制御
部で、この制御部6には洗浄周期を設定するタイマー
と、洗浄時間を設定するためのタイマーとが設けられて
おり、この各タイマーによって所定周期毎に、所定時間
の制御信号がエアーポンプ5に印加されてこのポンプを
起動する。
【0016】図2はクロスフロー式の除濁装置の構成図
を示したものである。10はケースで、このケース10
はプラスチック等よになって(a)図の10a,10b
で示すように左右2分割に形成されており、ゴムパッキ
ンなどを介して水密に接合されボルト11により固着さ
れている。12はろ過膜で、フッ素系樹脂よりなって孔
径は0.2μm程度となっている。13は吸引ポンプに
連接されるろ過水取出口で、ろ過膜12を透過したろ液
が流路13aによって集水されてろ過水取出口13を通
して取り出される。14は軸受で、この軸受14とケー
ス10bに設けられた軸受部15間に回転軸16が配設
され、この回転軸16には撹拌ロータ17が固着され
る。Sは図示省略されたモータ軸で、その一端には磁石
よりなる主ロータMRが固着されている。DRは磁石よ
りなる従ロータで回転軸16に固着され、主ロータMR
とはケースを介して対向して配設され主ロータの回動に
従属してこのロータDRも回動する。18は供給ポンプ
に連接される試料水入口、19は試料水出口、20はエ
アー供給部で、この供給部はエアーポンプ5に連接され
ている。
【0017】以上のように構成された装置における水質
計測時には、供給ポンプ2によって汲み上げられた試料
水は、試料水入口18より除濁装置1のケース10a,
10bによって構成された室内Rに導入される。モータ
を駆動することによって主ロータMR、従ロータDR、
回転軸16を介して回転する撹拌ロータ17によって室
内Rに導入された試料水は撹拌され均一な濃度とされ
る。室内Rの試料水は、ろ過膜12の表面近くを流れる
ときに吸引ポンプ3の吸引力によって吸引され、一部は
膜12を透過しろ過する。ろ液は流路13aを介して集
水され、ろ過水取出口13を通って水質計測器4に送ら
れて水質計測される。
【0018】制御部6では、エアーポンプ5の洗浄周期
と洗浄時間とが前もって設定されており、その洗浄周期
となったときにエアーポンプ5に対する起動指令を出力
する。したがって、エアーポンプ5はこの指令に基づい
て起動し、エアー供給部20を介して除濁装置1の室内
Rにエアーを供給する。供給されたエアーは、室内の試
料水中において微細気泡となって乱流を起こしながなろ
過膜12に沿って上昇する。この時の乱流によって、ろ
過膜に付着した汚れが洗浄される。この洗浄は、制御部
6に設定された洗浄時間だけ継続される。
【0019】図3は、他の実施形態を示したシステム構
成図である。なお、以下の説明において図1,図2と同
一部分、若しくは相当する部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。図3において、7は電磁弁で一方側
は図示省略された貯水タンク等の水元に接続され、他方
側は除濁装置1aの洗浄水供給部に接続される。除濁装
置1aは、図4で示すように洗浄水供給部30の先端に
は、室内Rに臨ませてスプレーノズル31が取り付けら
れている。また、制御部6aには、洗浄周期の設定され
たタイマーと、洗浄時間の設定されたタイマーとを備
え、洗浄周期設定タイマーの出力信号は供給ポンプ2に
出力されて、このポンプ2を停止する。洗浄時間設定タ
イマーの出力信号は電磁弁7に出力されて弁を開く。
【0020】供給ポンプ2が停止したことを条件に電磁
弁7が開路されると、洗浄水はスプレーノズル31の先
端より細かい水滴となって噴霧されるが、この噴霧水は
除濁装置の室内Rには試料水がないので、そのままろ過
膜12の表面を含む室内に放出されて洗浄する。この洗
浄によるろ過膜表面の汚れは除去される。他は図1,図
2と同様である。なお、電磁弁7の一方側にタンクを設
け、このタンク内に洗浄水と薬液との混合水を貯留し、
この混合水をスプレーノズル31より噴霧し洗浄するこ
とによりより洗浄効果を向上させることが出来る。混合
水としては、2%程度に希釈した希硫酸が用いられる。
【0021】図5は他の実施形態を示したもので、図4
で示すスプレーノズル方式において、そのスプレーノズ
ル31を31a,31bの2個用い、しかもそのスプレ
ーノズルの向きをろ過膜12の面側に向けて配設するよ
う除濁装置1bが構成されている。このように構成する
ことにより洗浄効果をより高めたものである。他は図4
と同様である。
【0022】図6は他の実施形態を示したもので、シス
テム構成としては図1で示すエアーポンプと制御部が省
かれている。この例の除濁装置1cは、回転軸16aの
一端が軸受14を貫通してろ過膜12の近辺にまで位置
しており、その突出した部分にワイパー40が固着され
ている。ワイパー40はろ過膜12との接触部41を有
し、その素材はフッ素樹脂やネオプレンゴムを加工した
もの等が用いられる。ワイパー40は、モータ駆動によ
って撹拌ロータ17と一体的に回転し、試料水の撹拌と
同時にろ過膜表面の汚れが接触部41によって除去され
る。したがって、除濁装置1cを運転しながら洗浄が行
えるため、水質計測器4での計測を実施しながら洗浄が
可能となるので水質測定値の欠落を生じさせることなく
連続測定ができる。なお、撹拌ロータ12とワイパー4
0とが一体になって回転しているため、ワイパー40も
撹拌機能を生じているので、水質によっては撹拌ロータ
を除去することも可能である。
【0023】図6で示すワイパー洗浄方式では、システ
ム構成としては固有の特別なものを必要としないため、
図1で示す気泡洗浄若しくは図3で示すスプレー洗浄方
式との組み合わせによる使用が可能となる。すなわち、
図1の気泡洗浄方式に図6で示すワイパー方式を組み合
わせて使用する場合には、エアー供給による気泡洗浄を
行いながらワイパーを回転させろ過膜に付着した汚れを
取り除くことができる。また、図3で示すスプレー方式
と図6のワイパー方式との組み合わせの場合には、スプ
レーノズルにより水滴を噴霧させながらワイパーを駆動
させて汚れの除去と洗浄とを同時に実施することが出来
る。これらの組み合わせによる方式を採用することによ
り、より高い洗浄効果を得ることが出来る。
【0024】図7は他の実施形態を示したシステム構成
図である。8は送液ポンプ、9は薬液タンクで洗浄のた
めの薬液が貯留されている。薬液としては除濁装置1d
の室内において2%程度となる希塩酸が用いられる。制
御部6は、洗浄周期と洗浄時間とが設定されており、洗
浄周期毎および洗浄時間中に渡って制御信号を出力し、
ポンプ8を起動することによって薬液を除濁装置1dに
供給する。図8は除濁装置1dの構成を示したもので、
50は薬液注入部、51はこの注入部50と連接された
注入口で複数穿設されている。送液ポンプ8が運転され
ると、薬液タンク9,送液ポンプ8を通して注入口51
より放出されてろ過膜12の面と接触し、膜表面の有機
物による汚れを分解し洗浄する。
【0025】図8で示す除濁装置1dに図6で示すワイ
パー40を追加することができる。すなわち、回転軸1
6を延設して撹拌ロータ17と一体的にワイパー40を
固着し、薬液を供給しながらモータを駆動することによ
りワイパー40を回動させて汚れを洗浄する。これによ
って、より洗浄効果を高めることが出来る。
【0026】図9は、上記した薬液洗浄方式に図4,図
5で示すスプレー洗浄方式を組み合わせたシステム構成
図である。この場合における除濁装置1eには、図8で
示すような薬液注入部と図4,5のようなスプレーノズ
ルを有している。このスプレーノズルには供給ポンプ2
aより洗浄水が供給される。制御部6bは、洗浄周期を
決定するタイマーと薬液洗浄時間タイマーおよびスプレ
ー洗浄時間タイマーとを備え、予め設定された洗浄周期
となったときに制御信号を供給ポンプ2に印加してこれ
を停止する。その後、送液ポンプ8を駆動して除濁装置
1eに薬液を供給し洗浄する。薬液洗浄時間が終了する
と、次いて供給ポンプ2aに起動信号を出力してこれを
駆動し、スプレー洗浄を開始する。すなわち、薬液洗浄
時間タイマーがタイムアップした後にスプレー洗浄を開
始し、この洗浄はスプレー洗浄時間タイマーがタイムア
ップするまで継続されて除濁装置1eの室内に残留して
いる薬液と汚れとを洗い流す。
【0027】また、図9で示すシステム構成において
は、更にワイパー洗浄方式を追加してより高い洗浄効果
を得ることができる。この場合の除濁装置は、薬液注入
部とスプレーノズルの他に、延設された回転軸に固着さ
れたワイパーを備え、図9で示したシステムと同様なタ
イミングで洗浄されるが、ワイパーは薬液洗浄、スプレ
ー洗浄の実行中に連続して回転し洗浄を続ける。
【0028】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、除濁装
置のろ過膜を所定の間隔で気泡やスプレー、薬液、ワイ
パーの各方式及び各方式の組み合わせ方式によって洗浄
するようにしたものである。したがって、ろ過膜の目詰
まり等が発生しないためにろ過膜の長寿命化が図れるも
のであり、水質測定器の測定値についての信頼性が向上
する。また、決められた所定周期において自動的に洗浄
が行われるので、除濁装置の内部及びろ過膜の洗浄メン
テナンス頻度が軽減でき、しかも、洗浄方式によっては
水質測定を実施しながな洗浄ができる等の利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すシステム構成図。
【図2】本発明の除濁装置の構成図で(a)は縦断面
図、(b)はA−A´断面図、(b)は側面図。
【図3】本発明の他の実施形態を示すシステム構成図。
【図4】本発明の他の除濁装置の断面図。
【図5】本発明の他の除濁装置の断面図。
【図6】本発明の他の除濁装置の構成図で(a)は断面
図、(b)はA−A´断面図。
【図7】本発明の他の実施形態を示すシステム構成図。
【図8】本発明の他の除濁装置の構成図で(a)は断面
図、(b)はA−A´断面図。
【図9】本発明の他の実施形態を示すシステム構成図。
【符号の説明】
1…除濁装置 2…供給ポンプ 3…吸引ポンプ 4…水質計測器 5…エアーポンプ 6…制御部 7…電磁弁 8…送液ポンプ 9…薬液ポンプ 10…ケース 12…ろ過膜 16…回転軸 17…撹拌ロータ 20…エアー供給部 30…洗浄水供給部 31…スプレーノズル 40…ワイパー 50…薬液注入部 51…注入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/44 C02F 1/44 H

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封止されたケースの室内に、供給ポンプ
    を介して導入された試料水を撹拌する撹拌ロータと試料
    水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜を透過したろ液
    を吸引ポンプを介して水質計測器に送液する除濁装置に
    おいて、前記ろ過膜近傍に気泡を発生させるためのエア
    ー供給部を除濁装置に設け、設定された洗浄周期で、且
    つ、設定された洗浄時間に渡ってエアー供給部にエアー
    を供給するエアーポンプを設けたことを特徴とした水質
    計測器用除濁装置の洗浄装置。
  2. 【請求項2】 封止されたケースの室内に、供給ポンプ
    を介して導入された試料水を撹拌する撹拌ロータと試料
    水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜を透過したろ液
    を吸引ポンプを介して水質計測器に送液する除濁装置に
    おいて、前記撹拌ロータと一体的にワイパーを取付け、
    このワイパーを前記ろ過膜に接触して配置したことを特
    徴とした水質計測器用除濁装置の洗浄装置。
  3. 【請求項3】 前記ろ過膜の洗浄は、このろ過膜近傍に
    発生した気泡と前記ワイパーにて行うよう構成したこと
    を特徴とした請求項1又は2記載の水質計測器用除濁装
    置の洗浄装置。
  4. 【請求項4】 封止されたケースの室内に、供給ポンプ
    を介して導入された試料水を撹拌する撹拌ロータと試料
    水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜を透過したろ液
    を吸引ポンプを介して水質計測器に送液する除濁装置に
    おいて、前記除濁装置にスプレーノズルを有する洗浄水
    供給部を設け、設定された洗浄周期で、且つ、設定され
    た洗浄時間に渡って洗浄水供給部に洗浄水を供給する電
    磁弁を設けたことを特徴とした水質計測器用除濁装置の
    洗浄装置。
  5. 【請求項5】 前記洗浄水供給部は複数設けたことを特
    徴とした請求項4記載の水質計測器用除濁装置の洗浄装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ろ過膜の洗浄は、前記スプレーノズ
    ルから噴霧された洗浄水と前記ワイパーにて行うよう構
    成したことを特徴とした請求項2又は4乃至5記載の水
    質計測器用除濁装置の洗浄装置。
  7. 【請求項7】 前記スプレーノズルより噴霧する洗浄水
    に薬液を混入させたことを特徴とした請求項4乃至6記
    載の水質計測器用除濁装置の洗浄装置。
  8. 【請求項8】 封止されたケースの室内に、供給ポンプ
    を介して導入された試料水を撹拌する撹拌ロータと試料
    水をろ過するろ過膜とを配設し、ろ過膜を透過したろ液
    を吸引ポンプを介して水質計測器に送液する除濁装置に
    おいて、前記除濁装置の室内に薬液を供給するための注
    入口を設け、設定された洗浄周期で、且つ、設定された
    洗浄時間に渡って注入口に薬液を供給する送液ポンプ
    と、薬液を貯留する薬液タンクとを設けたことを特徴と
    した水質計測器用除濁装置の洗浄装置。
  9. 【請求項9】 前記ろ過膜の洗浄は、前記注入口より供
    給される薬液と前記ワイパーにて行うよう構成したこと
    を特徴とした請求項2又は8記載の水質計測器用除濁装
    置の洗浄装置。
  10. 【請求項10】 前記ろ過膜の洗浄は、前記注入口より
    供給される薬液とスプレーノズルより供給される洗浄水
    および前記ワイパーにて行うよう構成したことを特徴と
    した請求項2又は4乃至9記載の水質計測器用除濁装置
    の洗浄装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015112508A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 東京都下水道サービス株式会社 フィルタ洗浄方法及び装置
CN108970192A (zh) * 2018-06-20 2018-12-11 苏州耀水源环境科技有限公司 一种化工机械用杂质过滤清洗装置

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JP2015112508A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 東京都下水道サービス株式会社 フィルタ洗浄方法及び装置
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