JP2003003943A - 波力発電装置 - Google Patents

波力発電装置

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JP2003003943A
JP2003003943A JP2001191429A JP2001191429A JP2003003943A JP 2003003943 A JP2003003943 A JP 2003003943A JP 2001191429 A JP2001191429 A JP 2001191429A JP 2001191429 A JP2001191429 A JP 2001191429A JP 2003003943 A JP2003003943 A JP 2003003943A
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air
chamber
air chamber
valve
generator
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Masamitsu Kobayashi
正光 小林
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RIYOKUSEISHIYA KK
Ryokuseisha KK
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RIYOKUSEISHIYA KK
Ryokuseisha KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/30Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient

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  • Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成で電力を安定して供給することが
できる波力発電装置を提供する。 【解決手段】 波力発電装置1は、水中に開口する空気
室10と、空気室10内の保有空気容積の相対的な変化
に伴う空気の流動によって駆動される発電機11と、空
気室10と発電機11との間に設けられた貯気室12
と、空気室10内の保有空気容積の増大によって空気が
空気室10内に流入することを許容する吸気弁13と、
空気室10内の保有空気容積の減少によって空気が空気
室10から貯気室12に流動することを許容する排気弁
14と、空気室10内からの空気を貯気室12内で所定
の圧力に達するまで貯留させて貯気室12内が所定の圧
力以上となったときに発電機11へと流動させて発電機
11を駆動させる圧力調整弁15と、を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波力発電装置に関
し、さらに詳しくは、水中に開口する空気室と、空気室
内での相対的な容積の変化に伴う空気の流動によって駆
動される発電機と、を有する波力発電装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】波エネルギを利用して発電する波力発電
装置として、例えば、特開平8‐134882号公報や
特開平10‐246171号公報などに開示されている
ように、空気室内部の水位の昇降変化に伴う容積の変動
を利用して、発電機のタービンを回転駆動することが従
来から知られている。
【0003】このような波力発電装置では、空気室内の
水位が上昇するときには、その内部の空気の容積が縮小
されて空気室から空気が噴出し、また、空気室内の水位
が下降するときには、その内部の空気の容積が拡大され
て空気室に空気が吸引される。このような逆方向の空気
の流れを効率的に利用するため、特開平11−2010
14号公報に開示されているように、一定方向に回転す
るウェルズタービンを使用した波力発電装置も、従来か
ら知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の波力発電装置では、空気室内の水位の昇
降変動に伴って空気が噴出または吸入するように流れる
ときにはタービンが回転駆動されるが、空気室内の水位
が上昇から下降に切り替わるときまたは下降から上昇に
切り替わるときには空気の流れがなくなり、また、これ
ら切り替わる瞬間の前後においては空気の流れが弱ま
る。そのため、タービンの駆動が断続的となることか
ら、波エネルギを効率よく利用することができず、さら
には、安定して電力を供給することができないなどの問
題があった。
【0005】さらには、上述したような従来の波力発電
装置では、空気室外の水位の変動の大きさに伴って空気
室内の水位が大きく変動しない、すなわち、空気室外の
波のエネルギを空気室内に獲り入れてその容積変化に効
率よく変換することが困難であった。
【0006】本発明は、上述した問題を優位に解決する
ためになされたもので、簡単な構成で電力を安定して供
給することができる波力発電装置を提供することを目的
とする。また本発明は、上述した問題を優位に解決する
ためになされたもので、簡単な構成で空気室外の波のエ
ネルギを効率よく空気室内に獲り入れてその容積変化に
変換させることができる波力発電装置を提供することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の波力発
電装置は、上記目的を達成するため、水中に開口する空
気室と、空気室内での相対的な容積の変化に伴う空気の
流動によって駆動される発電機と、を有する波力発電装
置であって、空気室と発電機との間に設けられた貯気室
と、空気室内の容積の増大によって空気が空気室内に流
入することを許容する吸気弁と、空気室内の容積の減少
によって空気が空気室から貯気室に流動することを許容
する排気弁と、空気室内から排気弁を介して流動した空
気を貯気室内で所定の圧力に達するまで貯留させて貯気
室内が所定の圧力以上となったときに空気を貯気室から
発電機へと流動させて発電機を駆動することを許容する
圧力調整弁と、を備えたことを特徴とするものである。
【0008】請求項1に記載の波力発電装置では、周囲
の水位が相対的に変化するのに従って水中に開口してい
る空気室内の水位も同様に変化し、その内部で保有する
空気の容積(保有空気容積)も変化する。そして、空気
室内の水位が下降して保有空気容積か増大するときに
は、吸気弁を介して空気室内に空気が流入する。また、
空気室内の水位が上昇して容積が減少するときには、空
気室内に保有している空気が排気弁を介して貯気室へと
流動する。これら空気室内における水位の変化に伴う保
有空気容積の増大・減少は、交互に繰り返される。した
がって、これら空気室内への空気の流入および空気室内
から貯気室への空気の流動は、それぞれ断続的に行われ
る。しかしながら、圧力調整弁が、空気室から排気弁を
介して流動する空気を所定の圧力に達するまで貯気室内
に貯留し、貯気室内に貯留された空気が所定の圧力に達
すると、この貯気室に貯留されていた所定の圧力の空気
を貯気室から連続して噴出させて発電機を効率よく安定
して駆動させる。
【0009】また、請求項2に記載の波力発電装置は、
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明におい
て、空気室の外部に設けられた浮体と、空気室の内部に
設けられ浮体の上下動によって空気室内の容積を変化さ
せるライナと、をさらに備えたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項2に記載の波力発電装置では、請求
項1に記載の発明において、周囲の水位が相対的に変化
するのに伴って空気室の外部に設けられた浮体が上下動
することにより、ライナが空気室内で上下動され、空気
室内の保有空気容積が確実に変動される。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の波力発電装置の実施の一
形態を、図1および図2に基づいて説明する。なお、図
において、同一符号は同一部分または相当部分とする。
【0012】図1に示すように、この実施の形態におけ
る波力発電装置1は、概略、水中に開口する空気室10
と、空気室10内で保有し得る空気の容積(保有空気容
積)の相対的な変化に伴う空気の流動によって駆動され
る発電機11と、空気室10と発電機11との間に設け
られた貯気室12と、空気室10内の保有空気容積の増
大によって空気が空気室10内に流入することを許容す
る吸気弁13と、空気室10内の保有空気容積の減少に
よって空気が空気室10から貯気室12に流動すること
を許容する排気弁14と、空気室10内から排気弁14
を介して流動した空気を貯気室12内で所定の圧力に達
するまで貯留させて貯気室12内が所定の圧力以上とな
ったときに空気を貯気室12から発電機11へと流動さ
せて発電機11を駆動することを許容する圧力調整弁1
5と、空気室10の外部に空気室10と相対的に昇降移
動可能に設けられた浮体16と、空気室10の内部に設
けられ浮体16の昇降移動によって空気室10内の保有
空気容積を変化させるライナ17と、を備えている。
【0013】空気室10は、横断平面視が略矩形または
円形の形状を有する箱体からなるもので、下方が開放す
るように開口部10aが成形されている。この実施の形
態における空気室は、防波堤や岸壁2などに、開口部1
0aが水中に位置するように固定設置され、空気室10
の内部の水位によって保有空気容積が決定される。な
お、空気室10は、後述するようにブイや船舶などの浮
揚移動物3に設けることもできる。
【0014】空気室10の外にはガイド部材20が垂設
されており、このガイド部材20に沿って浮体16が昇
降移動するように摺動可能に保持されている。一方、空
気室10内には、ライナ17が配置されており、浮体1
6とライナ17との下部は、連結部材21によって互い
に連結されている。ライナ17の平面視の大きさは、空
気室10の内周面との間に適当な隙間が形成されるよう
に、空気室10の断面積よりも小さく設定されている。
波によって空気室10の周囲の水位が上昇したにもかか
わらず、そのエネルギを空気室10内に獲り込むことが
できず空気室10内の水位が僅かしか上昇しないときで
あっても、図1に鎖線で示したように、浮体16の上昇
に伴ってライナ17が空気室10内で上昇して、空気室
10内の保有空気容積を確実に且つ効率よく減少させ
る。
【0015】貯気室12は、空気室10の上方に設けら
れてなるもので、空気室10と貯気室12の間の隔壁2
2に排気弁14が設けられている。この実施の形態にお
ける排気弁14は、隔壁22に設けられた弁座23に対
して貯気室12側にのみ移動することができるように設
けられた弁体24と、この弁体24を弁座23に着座さ
せるように付勢するばね25を備えている。排気弁14
は、空気室10内の水位の変化などによって保有空気容
積が減少するときに、ばね25の付勢に抗して弁体24
が弁座23から離れて開放され、空気室10から貯気室
12に空気が移動するのを許容し、また、空気室10内
の保有空気容積が増大するときに、弁体24が弁座23
に着座して貯気室12に貯留された空気が空気室10に
逆流するのを阻止する。
【0016】貯気室12には圧力調整弁15の弁室26
が接続され、この弁室26には発電機11のタービンに
空気を導入する導管27が接続されている。圧力調整弁
15は、貯気室12と弁室26との間に設けられた弁座
28に対して弁室26の内側にのみ移動することができ
るように設けられた弁体29と、この弁体29を弁座2
8に着座させるように付勢するばね30を備えている。
ばね30は、貯気室12内に貯留された空気が所定の圧
力に達したときに弁体29が弁座28から離れて開放す
るようなばね定数に設定されている。また、排気弁14
のばね25のばね定数は、空気室10内の保有空気容積
の変動によって空気を空気室10から貯気室12に流入
させて貯留することができるように、圧力調整弁15の
ばね30よりも弱く設定されている。一方、弁体29
は、図2に矢印で示すように、貯気室12内に貯留され
た空気の圧力によって弁座28から離されてから、空気
の圧力が低下した場合であっても、貯気室12から弁室
26内に流入する空気の流れを弁座28の周囲に方向付
けることによって弁座28に容易に復帰して着座しない
ような形状に成形されている。このような構成により、
圧力調整弁15は、所定の圧力に達するまで空気を貯気
室12に貯留させ、貯気室12内の空気が所定の圧力に
達すると、その圧力で空気を貯気室12から発電機11
に供給すると共に、発電機11に供給される空気の圧力
が低下した場合でも弁体29が弁座28に着座して発電
機11への空気の供給を停止する、すなわち発電が停止
することを回避することができる。なお、弁体29の先
端の角度αは45度から90度、好ましくは略60度に
設定される。また、貯気室12から供給する空気の圧力
を必要に応じて調整・変化させることができるように、
ばね30による弁座28に対する弁体29の付勢力を調
整することができるような公知の機構(図示は省略す
る)を取入れることもできる。
【0017】発電気11のタービンの周囲には、圧力調
整弁15を介して圧縮空気を供給する導管27の噴出ノ
ズル27aと、空気室10内に空気を吸入する吸入管3
1の吸気ノズル31aとが臨むように配設されている。
【0018】吸入管31には吸気弁13の弁室32が接
続され、この弁室32に空気室10が接続されている。
吸気弁13は、吸入管31と弁室32との間に設けられ
た弁座33に対して弁室32の内側にのみ移動すること
ができるように設けられた弁体34と、この弁体34を
弁座33に着座させるように付勢するばね35を備えて
いる。吸気弁13は、空気室10内の水位の変化などに
よって保有空気容積が増大するときに、ばね35の付勢
に抗して弁体34が弁座33から離れて開放され、吸入
管31から空気室10に空気を吸入するのを許容し、ま
た、空気室10内の保有空気容積が減少するときに、弁
体34が弁座33に着座して空気室10内の空気が吸入
管31に逆流するのを阻止する。
【0019】このように構成された波力発電装置では、
空気室10の開口部10aが水中に位置するよう設置さ
れているため、波などによって空気室10の周囲の水位
が変動すると、空気室10内の水位も変動してその保有
空気容積が変動する。すなわち、空室10内の水位が上
昇することにより、その保有空気容積が減少し、空気室
10内の水位が下降することにより、その保有空気容積
が増大する。また、波などによって空気室10の周囲の
水位が上昇したにもかかわらず、そのエネルギを空気室
10内に獲り込むことができないなど、空気室10内の
水位が上昇しない場合であっても、空気室10外に設け
られた浮体16がガイド部材20に沿って昇降移動し、
これに伴ってライナ17が空気室10内の水面から上昇
または水没するよう昇降移動することにより、空気室1
0内の保有空気容積が確実に変動する。
【0020】空気室10内の保有空気容積が増大する場
合には、排気弁14の弁体24が弁座23に着座して閉
塞した状態に維持されると共に、吸気弁13のばね35
の付勢に抗して弁体34が開放され、吸入管31から空
気室10に空気が吸入される。このときの吸入管31の
吸気ノズル31aからの吸気は、発電機11のタービン
を駆動する駆動源として作用する。
【0021】一方、空気室10内の保有空気容積が減少
する場合には、吸気弁13の弁体34が弁座33に着座
して閉塞した状態に維持されると共に、排気弁14の弁
体24がばね25の付勢に抗して開放されて、空気室1
0に保有されていた空気が貯気室12に移動する。
【0022】貯気室12では、排気弁14を介して空気
室10から送られた空気が所定の圧力に達するまで圧力
調整弁15が閉塞された状態に維持されることにより、
空気が貯留される。そして、空気室10内での保有空気
容積が繰り返し変動されることによって貯気室12に貯
留された空気が所定の圧力に達すると、圧力調整弁15
の弁体29がばね30の付勢に抗して開放され、貯気室
12から所定の圧力を有する空気が導管27の噴出ノズ
ル27aから連続して噴出し、発電機11のタービンを
安定して回転駆動する。また、貯気室12から供給され
る空気が所定の圧力以下となった場合であっても、圧力
調整弁15の弁体29の形状が貯気室12から弁室26
内に流入する空気の流れを弁座28の周囲に方向付ける
ように成形されているため、即座に圧力調整弁15が閉
塞して発電機11への空気の供給を停止させることがな
い。
【0023】次に、本発明の波力発電装置の別の実施の
形態を図3に基づいて詳細に説明する。なお、上述した
実施の形態と同様または相当する部分については同じ符
号を付してその説明を省略する。
【0024】この実施の形態における波力発電装置1
は、ブイ3に設けられている。空気室10はシリンダま
たはパイプ状に形成され、その長さ方向中間部がブイ3
のフロート3aに設けられており、下端部に重錘3bが
設けられている。そして、図示は省略するが、ブイ3
は、沈錘などの固定物に鉄鎖などによって所定の水域に
係留されている。なお、この実施の形態においては、上
述した実施の形態における浮体16やライナ17を備え
ていない。
【0025】このように構成されたブイ3では、波によ
って絶対的に昇降移動するときに、その質量が大きいた
めに慣性も大きくなる。そのため、図3に実線で示した
ように、波の頂部が空気室10を通過するときは、空気
室10に設けられたフロート3aが水面に対して相対的
に上昇するため、空気室10内の水位が相対的に下降し
て保有空気容積が増大し、吸入管31から空気室10に
空気が充分に吸入され、この吸入される空気によって発
電気11のタービンが回転駆動される。
【0026】一方、波の底部が空気室10を通過すると
きは、図3に鎖線で示すように、空気室10に設けられ
たフロート3aが水面に対して相対的に下降するため、
空気室10内の水位が相対的に上昇して保有空気容積が
減少し、空気室10から貯気室12に空気を充分に送り
出して、空気を貯気室12内に貯留させる。
【0027】なお、本発明の波力発電装置1は、上述し
た実施の形態のように、ブイ3に設けることに限定され
ず、船舶など、他の浮揚移動物にも設けることもでき
る。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、空気室
と発電機との間に設けられた貯気室と、空気室内の容積
の増大によって空気が空気室内に流入することを許容す
る吸気弁と、空気室内の容積の減少によって空気が空気
室から貯気室に流動することを許容する排気弁と、空気
室内から排気弁を介して流動した空気を貯気室内で所定
の圧力に達するまで貯留させて貯気室内が所定の圧力以
上となったときに空気を貯気室から発電機へと流動させ
て発電機を駆動することを許容する圧力調整弁と、を備
えたという簡単な構成で、電力を安定して供給すること
ができる波力発電装置を提供することをができる。
【0029】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、空気室の外部に設けられた浮体
と、空気室の内部に設けられ浮体の上下動によって空気
室内の容積を変化させるライナと、をさらに備えたこと
により、空気室外の波のエネルギを効率よく空気室内に
獲り入れてその容積変化に変換させることができる波力
発電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の波力発電装置の実施の一形態を示す断
面図である。
【図2】本発明の波力発電装置の圧力調整弁が開放した
状態を拡大して示す説明図である。
【図3】本発明の波力発電装置の別の実施の形態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 波力発電装置 10 空気室 11 発電機 12 貯気室 13 吸気弁 14 排気弁 15 圧力調整弁 16 浮体 17 ライナ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に開口する空気室と、 空気室内での相対的な容積の変化に伴う空気の流動によ
    って駆動される発電機と、を有する波力発電装置であっ
    て、 空気室と発電機との間に設けられた貯気室と、 空気室内の容積の増大によって空気が空気室内に流入す
    ることを許容する吸気弁と、 空気室内の容積の減少によって空気が空気室から貯気室
    に流動することを許容する排気弁と、 空気室内から排気弁を介して流動した空気を貯気室内で
    所定の圧力に達するまで貯留させて貯気室内が所定の圧
    力以上となったときに空気を貯気室から発電機へと流動
    させて発電機を駆動することを許容する圧力調整弁と、
    を備えたことを特徴とする波力発電装置。
  2. 【請求項2】 空気室の外部に設けられた浮体と、 空気室の内部に設けられ浮体の上下動によって空気室内
    の容積を変化させるライナと、をさらに備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の波力発電装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015524537A (ja) * 2012-08-07 2015-08-24 リュック スタネク、ジャン うねり又は波のエネルギーの変換システム

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