JP2003002423A - 懸吊式ワーク搬送装置 - Google Patents

懸吊式ワーク搬送装置

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JP2003002423A
JP2003002423A JP2001182662A JP2001182662A JP2003002423A JP 2003002423 A JP2003002423 A JP 2003002423A JP 2001182662 A JP2001182662 A JP 2001182662A JP 2001182662 A JP2001182662 A JP 2001182662A JP 2003002423 A JP2003002423 A JP 2003002423A
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hanger
work
catching
closing
fluid
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Shuichi Ura
修一 浦
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Original Assignee
NINOMIYA SATONO
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スペースの有効利用が図れるばかりでなく、エ
アシリンダや制御モーター、電子機器等のコストの嵩む
機器の使用を削減し、シーケンス作業工程の自動化を経
済的に行なうことができる懸吊式ワーク搬送装置を提供
する。 【解決手段】 ハンガー2にキャッチングアーム53を
設け、該アーム53を閉鎖方向に付勢するバネ55と、
キャッチングアーム53を開放するキャッチングアーム
開閉装置56を備える。ハンガー2には、これを横方向
に回動する横方向回転ギア52と横方向転換装置51を
設け、アーム53には、キャッチングハンド59を縦方
向に回動する縦方向回転ギア61と縦方向転換装置60
を設ける。ライン側には、アーム開閉装置56を作動す
る開閉ガイド58と、横方向回転ギア52を駆動するチ
ェーン13と、横方向転換装置51を作動するガイド3
6、36と、縦方向回転ギア61を駆動するチェーン6
3と、縦方向転換装置60を作動する転換ガイド62を
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送ラインの上方
空間を走行するハンガーを備え、このハンガーにワーク
を吊下げて搬送するワーク搬送装置に関し、特にハンガ
ーのワーク用キャッチングアームを開閉可能に設けた懸
吊式ワーク搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機械部品又は電気部品等のワーク
を複数の作業工程を経て加工する場合は、作業者と機械
装置を組み合わせたマン・マシンシステムによる流れ作
業方式が多く採用されている。この流れ作業方式では、
床上設置型のベルトコンベアやロールコンベア等でもっ
てワークを各作業位置まで搬送させ、各作業位置で作業
者がワークを人手で取り出して所定の加工を行ってい
る。そして、ワークを加工した後は、再度作業者がワー
クをコンベアの上に載せ、後続の作業位置まで搬送させ
て次の加工を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな流れ作業方式では、床面上にベルトコンベア等の搬
送手段を設けているので、搬送装置及び加工機械等のた
めの設置スペースを平面的に広くする必要がある。そこ
で、工場内の空間を有効に利用するために、天井部を走
行するハンガーにワークホルダーを取り付け、ワークを
吊り下げて搬送するようにしたものがある。しかし、従
来の懸吊式ワーク搬送装置では、加工の度に作業者がワ
ークホルダーからワークを取り付けたり取り外したりし
なければならず、多くのロスタイムが生じていた。また
搬送ラインの各作業ステーション間の生産能力の差によ
りワークの滞留が生じやすく、その分だけ生産効率を低
下させるという問題があった。
【0004】近年、生産ラインの完全無人化を実現する
ため、ワークの着脱を自動化したものが一部試みられて
いるが、この場合、多数のエアシリンダや制御モータ
ー、電子機器等を必要とし、構造及びシーケンス制御の
ためのプログラム等が複雑化してコスト高になる。特
に、ワークホルダーに保持されたワークの姿勢変更の制
御が困難であり、加工作業の自動化を促進させる上で大
きな障害になっている。本発明は、上記のような従来技
術の課題に鑑みてなされたもので、スペースの有効利用
が図れるばかりでなく、エアシリンダや制御モーター、
電子機器等のコストの嵩む機器の使用を削減し、シーケ
ンス作業工程の自動化を経済的に行なうことができる懸
吊式ワーク搬送装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1の発明は、ハンガー(搬送装置本体)に一対のワ
ーク用キャッチングアーム(ワークホルダー)を開閉可
能に設けた懸吊式ワーク搬送装置であって、前記ハンガ
ーに、前記一対のキャッチングアームを閉鎖方向に付勢
する付勢手段と、当該付勢手段の付勢力と逆方向に付勢
して前記一対のキャッチングアームを開放動作させるキ
ャッチングアーム開閉装置とを設け、搬送ラインの途中
に、前記キャッチングアーム開閉装置を作動させるアー
ム開閉作動部材(アーム開閉ガイド)を配設したことを
特徴とする。この場合、一対のキャッチングアームを閉
鎖方向に付勢する付勢手段としては、請求項2の発明の
バネや請求項3の発明のテーパ状若しくは段階状に幅狭
状にされたガイドラインを設けるのが良い。
【0006】請求項4の発明は、ハンガーを鉛直軸回り
に回転させる横方向回転ギアを設け、搬送ラインの途中
に、前記横方向回転ギアを駆動させる横方向回転駆動部
材(横方向回転用駆動チェーン)を配設したことを特徴
とする。また請求項5の発明は、ハンガーを鉛直軸回り
に転換させる横方向転換装置を設け、搬送ラインの途中
に、前記横方向転換装置を作動させる横方向転換作動部
材(横方向転換ガイド)を配設したことを特徴とする。
【0007】さらに請求項6の発明は、一対のキャッチ
ングアームのワーク保持部(キャッチングハンド)を水
平軸回りに回転させる縦方向回転ギアを設け、搬送ライ
ンの途中に、前記縦方向回転ギアを駆動させる縦方向回
転駆動部材(縦方向回転用駆動チェーン)を配設したこ
とを特徴とする。さらにまた請求項7の発明は、一対の
キャッチングアームのワーク保持部を水平軸回りに転換
させる縦方向転換装置を設け、搬送ラインの途中に、前
記縦方向転換装置を作動させる縦方向転換作動部材(縦
方向転換ガイド)を配設したことを特徴とする。
【0008】請求項8の発明は、請求項1乃至請求項7
の発明のいずれかの懸吊式ワーク搬送装置に使用する流
体の自動吹き付け装置であり、流体の供給口及び排出口
と流体供給溝を有する固定ディスクと、ワーク搬送ライ
ンの移動と同期して回動すると共に、前記固定ディスク
の流体貯留溝及び排出口と連通可能にされた流体噴出ノ
ズルを有するロータリーディスクとから成り、該流体噴
出ノズルが当該ワークの搬送移動に追随して移動するよ
うにしたことを特徴とする。
【0009】本発明に係る搬送ラインはループ経路を描
き、搬送ライン途中の適所に複数の加工ステーション
(加工ゾーン)、例えば組付けステーション、加工ステ
ーション、洗浄ステーション、検査ステション、梱包ス
テーション等を配設する。この搬送ラインを移動する搬
送装置本体はハンガーであり、ハンガーは工場内の上方
空間を走行する。このため、搬送ラインの下方空間には
各種機器類、例えば洗浄、消毒、塗装、加熱、検査等の
ため機器類を設置できる。
【0010】ハンガーの下面側に、ワークを開閉自在に
保持するワークホルダーを設けるが、このワークホルダ
ーは、開閉可能な一対のキャッチングアームより構成す
る。一対のキャッチングアームは、バネにより互いに閉
鎖する方向、すなわち、ワークを保持する方向に付勢
し、このバネには、前記付勢力と反対の力を加えるキャ
ッチングアーム開閉装置を連携させる。キャッチングア
ーム開閉装置は、バネの付勢力に抗して一対のキャッチ
ングアームを開放動作させる。
【0011】一方、搬送ライン途中の所定位置にはアー
ム開閉作動部材を設け、アーム開閉作動部材によりキャ
ッチングアーム開閉装置を作動させる。アーム開閉作動
部材は、ハンガーの移動に伴いキャッチングアーム開閉
装置の操作部に当たって作動させるもので、その具体的
手段はガイドプレート、板カム、押圧板などで形成でき
る。したがって、ワークの搬送中に、キャッチングアー
ム開閉装置がライン側アーム開閉作動部材により作動す
ることで、一対のキャッチングアームが開動作するよう
になる。
【0012】ここで、キャッチングアームは、ハンガー
に対して水平軸回りに揺動自在に取り付けるものとす
る。これは、複数の加工ステーションが互いに高さの異
なる場所、例えば、一階と二階にあって、搬送ラインの
途中に上り坂又は下り坂のアップダウンがあるときで
も、これに容易に対応できるようにするためである。す
なわち、ハンガーが搬送ラインの傾斜した部分を移動す
るときでも、キャッチングアームは常に水平状態を保っ
て移動でき、ワークを傾けることなく搬送できるように
なる。
【0013】ワークホルダーで保持されたワークは、少
なくとも空間的二軸方向での姿勢変更が制御可能とな
る。本発明では、ワークを鉛直軸又は水平軸の回りに回
動させるための機構を、ハンガー又はキャッチングアー
ム部分に付設する。ハンガーについては、搬送レール側
のハンガー吊持部材に対し、鉛直軸回りに回転可能に構
成し、ハンガーを横方向に回転させる横方向回転ギアを
設ける。一方、搬送ラインの途中には、横方向回転ギア
を駆動させる横方向回転駆動部材を配設し、横方向回転
駆動部材は駆動チェーンより構成できる。従って、ハン
ガーの搬送移動中にハンガー側横方向回転ギアが、ライ
ン側横方向回転駆動部材により作動することで、ハンガ
ーは横方向に回転動作されることになる。
【0014】請求項5では、ハンガーを鉛直軸回りに転
換させる横方向転換装置を設ける。一方、搬送ラインの
途中には、横方向転換装置を作動させる横方向転換作動
部材を配設し、横方向転換作動部材は横方向転換ガイド
より構成できる。したがって、ハンガーの搬送移動中に
ハンガー側横方向転換装置が、ライン側横方向転換作動
部材により作動することで、ハンガーは横方向に転換動
作されることになる。
【0015】一対のキャッチングアームについては、該
アームのワーク保持部を水平軸回りに回転可能に構成
し、ワーク保持部を縦方向に回転させる縦方向回転ギア
を設ける。一方、搬送ラインの途中には、縦方向回転ギ
アを駆動させる縦方向回転駆動部材を配設し、縦方向回
転駆動部材は駆動チェーンより構成できる。従って、ハ
ンガーの搬送移動中にアーム側縦方向回転ギアが、ライ
ン側縦方向回転駆動部材により作動することで、ワーク
保持部は縦方向に回転動作されることになる。
【0016】また請求項5では、ワーク保持部を水平軸
回りに転換させる縦方向転換装置を設ける。一方、搬送
ラインの途中には、縦方向転換装置を作動させる縦方向
転換作動部材を配設し、縦方向転換作動部材は縦方向転
換ガイドより構成できる。したがって、ハンガーの搬送
移動中にアーム側縦方向転換装置が、ライン側縦方向転
換ガイドにより作動することで、ワーク保持部は縦方向
に転換動作されることになる。
【0017】このように、ハンガーが搬送ラインを一周
する間に、ワークはキャッチングアームに保持された状
態のまま、各加工ステーションに搬送供給される。各作
業ステーションを経てワークに対して全ての加工が完了
すると、ワークはキャッチングアームから開放される。
したがって、搬送中にワークを着脱することなく、ワー
クに対し順次全ての加工が完了するので、生産工程の無
人化ないし自動化が促進される。ハンガー又はキャッチ
ングアームのワーク保持部を1軸又は二軸方向に回動さ
せることで、保持状態のままワークの姿勢を任意に制御
できるので、ワークの全周方向からを加工、組付け、洗
浄、検査等を自由に実施できる。
【0018】この場合、カム部材やチェーンを用いて機
械的にワークを姿勢変更するので、エアーシリンダ、検
出センサー、スッテップモーター等が不要になる。した
がって、多数の付属部品を削減できると共に、マイクロ
コンピュータ等の電子機器や複雑な動作プログラムが不
要になる。さらに、搬送ラインの上方空間を利用してワ
ークの搬送・加工を行うので、その分だけ下方空間を有
効利用できる。つまり、本発明を適用することで生じた
空きスペースに各種の装置機器類を設置でき、実質的に
搬送ラインの設置面積を縮小化し得る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例に基いて説明する。本実施例は、ハンガー
の下側に開閉可能なキャッチングハンド(ワークホルダ
ー)を設け、このキャッチングハンド(ワークホルダ
ー)にワークを吊り下げた状態で、トロリー(搬送)ラ
インに沿って移動するようにしたものである。本実施例
の要旨は、第1には、トロリーラインの所定位置に、ア
ーム開閉作動部材としてアーム開閉ガイドを設け、ハン
ガーの移動時に、このアーム開閉ガイドにハンガー側キ
ャッチングアーム開閉装置が当接することで、一対のキ
ャッチングアームを開放させるようにした点にある。
【0020】第2は、ハンガーを鉛直軸回りに回転可能
に構成し、トロリーラインの所定位置に、横方向回転駆
動部材として横方向回転用駆動チェーンを設け、ハンガ
ーの移動時に、この駆動チェーンにハンガー側横方向回
転ギアが嵌合することで、ハンガーを横方向に回転させ
るようにした点である。第3は、トロリーラインの所定
位置に、横方向転換作動部材として横方向転換ガイドを
設け、ハンガーの移動時に、この横方向転換ガイドにハ
ンガー側横方向転換装置が当たることで、ハンガーを横
方向に転換させるようにした点である。
【0021】第4は、一対のキャッチングアームのワー
ク保持部であるキャッチングハンドを水平軸回りに回転
可能に構成し、トロリーラインの所定位置に、縦方向回
転駆動部材として縦方向回転用駆動チェーンを設け、ハ
ンガーの移動時に、この縦方向回転用駆動チェーンにア
ーム側縦方向回転ギアが嵌まることで、キャッチングハ
ンドを縦方向に回転させるようにした点である。第5
は、トロリーラインの所定位置に、縦方向転換作動部材
として縦方向転換ガイドを設け、ハンガーの移動時に、
この縦方向転換ガイドにアーム側縦方向転換装置が当た
ることで、キャッチングハンドを縦方向に転換させるよ
うにした点である。
【0022】図1は本発明に係る懸吊式ワーク搬送装置
の全体構成の一実施例を示す平面図、図2は搬送ライン
の一部を示す正面図、図3はワーク洗浄時のワーク搬送
装置を示す正面断面図、図4はハンガーを示す平面図、
図5は付け吹き付けゾーンの自動吹付け装置を示す分解
斜視図、図6は自動吹付け装置を示す(a)は平面図、
(b)は側面断、図7はキャッチングアームの他の実施
例を示す正面断面図、図8はキャッチングハンド付勢手
段の他の実施例を示す平面図である。
【0023】
【実施例1】図1及び図2において、1はトロリーライ
ンで、このライン形状は、L字状のコーナー部(図1の
右上方部分)をもつループ形状に形成されている。2
は、トロリーライン1に走行可能に設置されたハンガー
で、ハンガー2は、トロリーライン1を一周して形状の
異なる2種類のワークW1及びワーク2を搬送するもの
である。すなわち、複数種のワークを同一の搬送ライン
で搬送することが可能であり、後述するキャッチングハ
ンド59を交換することで、別形状のワークへの変更を
簡便に行なうことができるようにされている。3はハン
ガー2に走行駆動力を付与する走行駆動用チェーンで、
チェーン3はハンガードライブユニット4により索引さ
れ、ラインパイプ5に沿って移動するようになってい
る。ラインパイプ5は、吊りパイプ6によりライン上方
部のグリット7に支持されている。
【0024】トロリーライン1の所定位置には複数の作
業ステーション、すなわち、第一のワーク(W1)キャ
ッチングゾーン(図1の右下方部分)8、第一のワーク
(W1)リリースゾーン(左上方部分)9、第二のワー
ク(W2)キャッチングゾーン10及び第二のワーク
(W2)リリースゾーン11が搬送方向に沿って順次配
設されている。ハンガードライブユニット4の搬出側に
は、ハンガー回転ユニット12が設けられ、ハンガー回
転ユニット12は、ハンガー2を鉛直軸回りに回転させ
る横方向回転用駆動チェーン13と、駆動チェーン13
を索引移動させるスプロケット14とを備えている。
【0025】トロリーライン1の所定箇所及び各ゾーン
8〜11には、ハンガー2の外端部を固定するための一
対のハンガー固定ガイド16〜21が設けられている。
一対のハンガー固定ガイド16、17、18、19の内
側上方には、キャッチングアーム開閉装置を押圧して開
動作を行なうための押圧ガイド22、23、24、25
が配設されている。そのうちハンガー固定ガイド16及
び19の内側には検出センサー27、28が取り付けら
れている。検出センサー27、28はハンガー2及びワ
ークW1及びワークW2を検出して、図示しないコント
ローラに対して検出信号を発するものである。また、ト
ロリーライン1の各コーナー部にはコーナープーリー3
0〜34が設置され、ハンガー2の円滑な走行を補助案
内している。
【0026】コーナープーリー32(図1の右上方部
分)とコーナープーリー33の間には、ハンガー2を横
方向に90度転換させるための長尺の横方向転換ガイド
35及び短尺の横方向転換ガイド36が順次設けられて
いる。横方向転換ガイド35、横方向転換ガイド36は
それぞれ、搬送方向に向かって左側、右側に設置され、
両ガイド35、36の搬入方向側の端面は、トロリーラ
イン1(搬送中心線)側に各45度で傾斜している。こ
れら横方向転換ガイド35、横方向転換ガイド36によ
り、後述のハンガー側横方向転換装置51が当たること
で、ハンガー2が搬送方向に対して右側方向、左側方向
(図1における反時計回り方向、時計回り方向)に転換
動作するようになっている。ここで、各方向転換ガイド
35及び36の設置角度を変更することで、ハンガー2
の転換角度を無段階に設定できると共に、その長さを変
えることで、角度変換状態時間を任意に変更することが
できる。
【0027】トロリーライン1を挟んで横方向転換ガイ
ド35と反対側には、流体自動吹き付け装置(流体吹き
付けゾーン)37が設置されている。流体自動吹き付装
置37には、洗浄液等の流体を吹き付ける横向き形の流
体噴出ノズル38が設けられ、流体噴出ノズル38に
は、図示しない流体供給バルブが接続されている。流体
自動吹き付け装置37は、図5及び図6に示すように、
流体の供給口40a及び排出口40bと流体供給溝40
cを有する固定ディスク40と、ワーク搬送ライン1の
移動と同期して回動するロータリーディスク39とを同
軸41上に積層して構成されており、流体噴出ノズル3
8が当該ワークW2の搬送移動に追随して回転移動する
ようにされている。
【0028】流体噴出ノズル38は、ノズル部38aと
シリンダ部38bを有し、ロータリーディスク39とは
コイル状の流体供給管38c及び流体排出管38dを介
して連結されている。そして、シリンダ部38bには固
定ディスク40の流体供給溝40cからロータリーディ
スク39の流体供給孔39aを介して流体が供給される
と共に、流体排出管38dからロータリーディスク39
の流体供給孔39aを介して固定ディスク40の排出ス
リット40dに流体が排出される。ここで、流体供給管
38c及び流体排出管38dは流体噴出ノズル38を保
持するアームとしても機能している。すなわち、流体噴
出ノズル38は流体供給管38c及び流体排出管38d
を介して、流体自動吹き付装置(流体吹き付けゾーン)
37の回転軸41に連結されることとなり、ロータリー
ディスク39と共に回転する。そして、ロータリーディ
スク39と固定ディスク40が擦り合せ回転し、流体供
給管39cが固定ディスク40の流体供給溝40cと連
通されている間中(図中、噴出ゾーンSTの間)、流体
噴出ノズル38に洗浄液等の流体が供給され続けてワー
クW2に対して噴出される。その後、若干の待機時間
(待機ゾーンWTの間)を経て、流体噴出ノズル38の
流体排出管38dと、固定ディスク40の排出口40b
と連通した排出スリット40dとが連通している間(リ
ターンゾーンRT間)、流体噴出ノズル38に供給され
た余剰の流体が流体供給バルブに返却される。
【0029】つまり、流体自動吹き付装置(流体吹き付
けゾーン)37の回転軸41はチェーン42、47B及
びギア46、47A、47C等を介して、コーナープー
リー33に駆動連結されており、コーナープーリー33
の回転周期と同期して連動回転するようにされている。
このため、長尺の横方向転換ガイド35に沿ってワーク
W2が搬送移動するとき、自動吹き付ノズル38はワー
クWの移動に併せて、これと並行して同速度で動くよう
になっている。したがって、ワークW2が移動している
自動運転中の状態であっても、これと位置関係を保った
ままで、自動吹き付ノズル38によって、ワークW2一
側面の特定部分に所望する液量及び時間だけピンポイン
トで流体を吹き付けて洗浄作業等を行なうことができる
ようになっている。ここで、ロタリーディスク39と固
定ディスク40とは、図7(b)に示すように、回転軸
41を介してそれぞれの上面及び下面を上下に擦り合せ
て積層嵌合されるが、スプリング41bを介して常に押
圧状態が保持された状態で接合されている。しかしなが
ら、経年による嵌合の緩みや接合面の劣化に伴なうディ
スク相互の密着度の低下等が発生した場合は、調節ネジ
41aを締め込むことで、これを防止できるようにされ
ている。尚、流体自動吹き付装置(流体吹き付けゾー
ン)37で吹き付けられる流体は、洗浄液のような液体
だけでなく、空気やガス等の気体も含まれることは無論
のことであり、例えば、塵埃除去のためのエアブロー作
業等も行なうことができる。
【0030】尚、第一のキャッチングゾーン8及びハン
ガードライブユニット4の搬出側ラインには、一部アッ
プダウン43、44が設けられているが、図2に示すよ
うに、ハンガー2に対して、キャッチングアーム53は
水平軸回りに揺動自在に取り付けられている。このた
め、アップダウン43、44の部分をハンガー2が移動
する場合でも、キャッチングアーム53は水平状態を保
って移動できるようになっている。その他、45はワー
クW1を載置台(図略)側に搬出入するための同期コン
ベアー、61は後述の縦方向回転ギアである。尚、本実
施例ではワークW1のキャッチングゾーンに同期コンベ
アー45を使用しているが、ワークW1のキャッチング
手段は通常のコンベア装置でも良く、また、リリースす
るのであれば固定台でも良い。
【0031】次に、本実施例に係る搬送装置の本体構造
を、図3を参照しつつ説明する。48は、トロリー49
に上端が連結されたハンガー吊持シャフトで、ハンガー
吊持シャフト48の下端にはハンガー2が、軸受け50
を介して回転自在に保持されている。51は、ハンガー
2の上部に固定した横方向転換装置で、ハンガー吊持シ
ャフト48の下端部に枢着されている。ハンガー2の走
行時に、横方向転換装置51にライン側横方向転換ガイ
ド35、36が当たることで、ハンガー2がハンガー吊
持シャフト48の回りに横方向転換するようになってい
る。
【0032】52は、横方向転換装置51の上部に固定
した横方向回転ギアで、ハンガー吊持シャフト48の中
間部に枢着されている。ハンガー2の走行時に、横方向
回転ギア52に横方向回転用駆動チェーン13が嵌まっ
てハンガー2に回転駆動力が伝わることで、ハンガー2
はハンガー吊持シャフト48の回りに横方向回転するよ
うになっている。
【0033】53は、ワーク保持部の支持部材である左
右一対のキャッチングアームで、ハンガー2の左右幅方
向(搬送方向に対し直角な方向)LRの両側下部に吊設
されている。左右一対のキャッチングアーム53は互い
に、左右幅方向LRに接近離反可能に設けられていると
共に、引っ張りコイルバネ55により、互いに接近する
方向に常時付勢されている。56はキャッチングアーム
開閉装置で、ハンガー2の上部の左右両側に昇降可能に
設けられている。ハンガー2の走行時に、キャッチング
アーム開閉装置56にライン側キャッチングアーム開閉
ガイド22が当たって押し下げられることで、引っ張り
コイルバネ55に抗して左右一対のキャッチングアーム
53が互いに離反動作するようになっている。
【0034】59は、ワークWを着脱自在に保持する左
右一対のキャッチングハンドで、左右一対のキャッチン
グアーム53の下部に取り付けられている。キャッチン
グハンド59は水平軸の回りに回転自在とされている。
キャッチングハンド59の左右両端部には、縦方向転換
装置60及び縦方向回転ギア61が連結されている。ハ
ンガー走行時、ライン側縦方向転換ガイド62が縦方向
転換装置60に当たることで、キャッチングハンド59
が所定角度だけ縦方向に転換するようになっている。
【0035】また、ハンガー走行時、縦方向回転ギア6
1に縦方向回転用駆動チェーン63が嵌まってキャッチ
ングハンド59に回転駆動力が伝わることで、キャッチ
ングハンド59が水平軸の回りに縦方向回転するように
なっている。尚、図3における65は、ワークWに下方
から洗浄液64を噴出する自動洗浄ノズルである。
【0036】次に、本実施例の作用を説明する。先ず、
ハンガー2は第一のワークキャッチングゾーン8をスタ
ート地点とし、ここではキャッチングアーム開閉装置5
6にライン側キャッチングアーム開閉ガイド58が当た
って押し下げられている。この状態では、キャッチング
アーム開閉装置56によって引っ張りコイルバネ55に
抗する力が作用しているため、左右一対のキャッチング
アーム53が互いに離反した状態になっている。このと
き、ハンガー2の両端部分は、ハンガー固定ガイド16
で位置固定された状態になっている。
【0037】そして、同期コンベアー45で移送された
ワークWが、ワーク供給装置66によりハンガー2側に
供給され、このワークWを検出センサー27で検出す
る。ワーク検出後、ハンガードライブユニット4により
ハンガー2が移動し、キャッチングアーム開閉装置56
がキャッチングアーム開閉ガイド22の前端側に移動す
ると、キャッチングアーム開閉ガイド58によるキャッ
チングアーム開閉装置56に対する押下げ力が解除され
る。これにより、一対のキャッチングアーム53に引っ
張りコイルバネ71の力が作用し、一対のキャッチング
アーム53が互いに接近して、キャッチングハンド59
でワークWを保持する。
【0038】この後、ハンガー2は走行駆動用チェーン
3で索引駆動されてアップダウン43を通過する。この
とき、キャッチングアーム53はハンガー2に揺動自在
に取り付けられているため、キャッチングアーム53は
水平状態を保持する。そして、ハンガー2がハンガー固
定ガイド17を通過する際、ガイド68等によりハンガ
ー2が正規位置に一時的に調整固定される。この後ハン
ガー2はさらに移動して、ハンガードライブユニット4
のコーナー部分を右折する。
【0039】ハンガー2がハンガー回転ユニット12の
地点に到達すると、ハンガー2は鉛直軸回りに回転す
る。すなわち、ハンガー2は横方向回転用駆動チェーン
13によって、図1において時計回りあるいは反時計回
り方向に回転し、所要の加工又は検査等が行われる。こ
の後ハンガー2はアップダウン44を通過して第一のワ
ークリリースゾーン9に到達する。ここで、キャッチン
グアーム開閉ガイド23により前記同様にキャッチング
アーム53を離反開放させて、ワークWを載置台の上に
リリースする。そして、ハンガー2はコーナープーリー
31を右折し、第二のワークキャッチングゾーン10に
到達する。
【0040】ここで、キャッチングアーム開閉装置56
にキャッチングアーム開閉ガイド24が当たって押し下
げられ、引っ張りコイルバネ55に抗する力が生じ、一
対のキャッチングアーム53が離反状態になる。そし
て、ワーク供給装置67によりライン側に供給されたワ
ークWを検出センサー28で検出し、この後、ハンガー
2がキャッチングアーム開閉ガイド24の前端側に移動
する。すると、キャッチングアーム開閉ガイド24によ
る押下げ力が解除し、一対のキャッチングアーム53が
互いに接近して、キャッチングハンド59でワークWを
保持する。
【0041】この後、ハンガー2はコーナープーリー3
2を右折し、長尺の横方向転換ガイド35を通過する。
横方向転換ガイド35に沿ってハンガー2が移動するに
伴い、横方向転換装置51に横方向転換ガイド35が当
たることで、ハンガー2はハンガー吊持シャフト48の
回りに反時計回り方向へ90度横方向に転換する。
【0042】このとき、流体吹き付けゾーン37の自動
吹き付けノズル38は、コーナープーリー32と同期し
て動作する。つまり、自動吹き付けノズル38の回転軸
41が、コーナープーリー32の回転周期と同期して連
動回転する。このため、横方向転換ガイド35に沿って
ワークW2が移動するとき、自動吹き付ノズル38はワ
ークW2の移動に併せて、これと並行して同速度で動
く。したがって、自動吹き付ノズル38はワークW2と
位置関係を保持し、ワークW一側面の所要部分に流体を
吹き付ける。
【0043】この後、ハンガー2は短尺の横方向転換ガ
イド36を通過し、コーナープーリー33を左折する。
そして、ハンガー2は、ハンガー固定ガイド20の地点
に到達し、ここで一旦正規位置に固定修正される。その
後、コーナープーリー34を右折し、ハンガー2は第二
のワークリリースゾーン11に到達する。ここで、キャ
ッチングアーム開閉ガイド25により前記同様にキャッ
チングアーム53を離反開放させて、ワークW2を載置
台の上にリリースし、ハンガー2はコーナープーリー3
0を右折する。この場合、ハンガー2は湾曲ガイド70
に沿って右側にカーブし、第一のワークキャッチングゾ
ーン8に到達する。
【0044】ここで、再びハンガー2は両端部分がハン
ガー固定ガイド16で固定され、最初のスタート状態に
戻る。すなわち、キャッチングアーム開閉装置56をキ
ャッチングアーム開閉ガイド22で押し下げることで、
一対のキャッチングアーム53を離反させ、この後ワー
ク保持可能な状態のままで、ハンガー2がハンガー固定
ガイド16で位置固定される。以下、この搬送装置は、
上記した動作手順を順次繰り返すことで、洗浄等の所定
の作業が再び全自動にて実施される。
【0045】このように、ハンガー2がトロリーライン
1を一周する途中で、所定領域にてワークWの保持又は
開放を行い、その間に各作業ゾーン8〜11等で所定の
加工を行うため、生産システムの省人化ないし自動化が
促進される。また、横方向転換装置51、横方向回転ギ
ア52、縦方向転換装置60及び縦方向回転ギア61な
どを介して、搬送中のワークW1、W2の姿勢変更を所
望する傾斜角度等に任意に制御できるので、従来必要で
あったエアシリンダ、エンコーダー、モーター等が不要
になり、部品点数が大幅に減少する。さらに、工場内の
上方空間を利用してワークW1、W2を間欠的又は連続
的に搬送できるため、搬送エリアにおいて下方空間の有
効利用が図れ、しかもワークW1、W2の着脱の時間が
不要になり、生産効率が飛躍的に高められる。
【0046】
【実施例2】尚、図7及び図8はキャッチングアーム5
3の他の実施例を示すものである。図中、実施例1と同
様の構成要素には同一の符号を付して説明する。上記実
施例1では キャッチングアーム53の閉鎖方向に付勢
する付勢手段として引っ張りコイルバネ55を用いてい
るが、本実施例では、この閉方向付勢手段としてキャッ
チングアーム53の縦方向転換ガイド62が倣って摺動
するテーパ状のガイドライン70を設けたものである。
すなわち、ガイドライン70の幅狭部分を通過すること
でキャッチングアーム53が左右から内側方向付勢され
てアームが閉動作し、幅広部分を通過する際には、逆の
作用によりアームが開動作するようにしたものである。
この場合、ハンガー2自体を随時停止させるものであれ
ば、ガイドライン70はテーパ状に幅寄せされたもので
なくても良く、階段状に異なる幅員にしたものでも良
い。
【0047】以上、各実施例について説明したが、本発
明は種々の応用変形例が可能である。例えば、搬送の対
象物であるワークは特に限定されず、肉、水産物、果実
等の食品や精密部品、樹脂部品、輸送機器、木工製品な
どであっても勿論差し支えない。さらに、搬送ラインは
必要な走行地点で、複数のレールに分岐又は合流させる
ことができる。この場合は、例えば分岐点で欠品とされ
たワークを合格品と別の場所に搬送するバイパスライン
を設けたり、一部仕様の異なる部品の取付け作業等のバ
イパスラインを設けたり、合流点で別のルートから供給
されるワークを混流させることもできる。この場合、キ
ャッチングアームをパンタグラフ方式として自走させる
構成にすると良い。
【0048】
【発明の効果】請求項1乃至請求項3の発明によれば、
上方空間を走行するハンガーにキャッチングアーム開閉
装置を設け、搬送中にキャッチングアームの開閉動作を
機械的に行うようにしたことにより、設置面積が縮小し
て下方空間の有効利用が図れるばかりか、ワークの着脱
を自動で行うので作業の自動化を促進させて、生産効率
を大幅に高めることができるという優れた効果がある。
【0049】請求項4乃至請求項6の発明によれば、ハ
ンガー及びキャッチングアームのワーク保持部を1軸又
は2軸方向に回動させることで、ワークの姿勢変更を自
由に制御でき、搬送状態のままでワークの全周面を自由
に加工することができる。このワーク姿勢制御は、ガイ
ド部材やチェーンを用いて機械的に行っているので、エ
アーシリンダや検出センサー等を多数設ける必要がな
く、搬送装置の構造及び動作プログラムの簡素化を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る懸吊式ワーク搬送装置の全体構成
の一実施例を示す平面図である。
【図2】搬送ラインの一部を示す正面図である。
【図3】ワーク洗浄時のワーク搬送装置を示す正面断面
図である。
【図4】ハンガーを示す平面図である。
【図5】自動吹付け装置を示す分解斜視図である。
【図6】自動吹付け装置を示す(a)は平面図、(b)
は側面断である。
【図7】キャッチングアームの他の実施例を示す正面断
面図である。
【図8】キャッチングハンド付勢手段の他の実施例を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 トロリーライン(搬送ライン) 2 ハンガー(搬送装置本体) 3 走行駆動用チェーン 4 ハンガードライブユニット 5 ラインパイプ 6 吊りパイプ 7 グリット 8 第一のワークキャッチングゾーン(作業加工ゾー
ン) 9 第一のワークリリースゾーン(作業加工ゾーン) 10 第二のワークキャッチングゾーン(作業加工ゾー
ン) 11 第二のワークリリースゾーン(作業加工ゾーン) 12 ハンガー回転ユニット(作業加工ゾーン) 13 横方向回転用駆動チェーン(横方向回転駆動部
材) 14 スプロケット 16 ハンガー固定ガイド 17 ハンガー固定ガイド 18 ハンガー固定ガイド 19 ハンガー固定ガイド 20 ハンガー固定ガイド 21 ハンガー固定ガイド 22 キャッチングアーム開閉ガイド 23 キャッチングアーム開閉ガイド 24 キャッチングアーム開閉ガイド 25 キャッチングアーム開閉ガイド 27 検出センサー 28 検出センサー 30 コーナープーリー 31 コーナープーリー 32 コーナープーリー 33 コーナープーリー 34 コーナープーリー 35 横方向転換ガイド(横方向転換作動部材) 36 横方向転換ガイド(横方向転換作動部材) 37 流体自動吹き付け装置(流体吹き付けゾーン) 38 流体噴出ズル 38aノズル部 38bシリンダ部 38c流体供給管 38d流体排出管 39 ロータリーディスク 39a流体供給孔 39b流体排出孔 40 固定ディスク 40a流体供給管 40b流体供給管 40c流体供給溝 40d流体排出スリット 41 回転軸 41a調整ネジ 41bスプリング 42 チェーン 43 アップダウン 44 アップダウン 45 同期コンベアー 46 ギア 47Aギア 47Bチェーン 47Cギア 48 ハンガー吊持シャフト 49 トロリー 50 軸受け 51 横方向転換装置 52 横方向回転ギア 53 キャッチングアーム(ワークホルダー) 55 引っ張りコイルバネ 56 キャッチングアーム開閉装置 58 キャッチングアーム開閉ガイド(アーム開閉作動
部材) 59 キャッチングハンド(ワーク保持部) 60 縦方向転換装置 61 縦方向回転ギア 62 縦方向転換ガイド(縦方向転換作動部材) 63 縦方向回転用駆動チェーン(縦方向転回転駆動部
材) 65 自動洗浄ノズル 66 ワーク供給装置 67 ワーク供給装置 68 ガイド 70 キャッチングアームガイドライン W1 ワーク W2 ワーク ST 噴出ゾーン WT 待機ゾーン RT リターンゾーン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65G 47/22 L Fターム(参考) 3F015 AA06 AA16 3F034 HA02 HB04 HB10 HB11 HB16 HD04 HE01 HE13 3F081 AA01 BC01 BE03 BE04 BF11 BF15 BF20 CA04 CA05 CC11 EA01 4F033 AA04 BA01 BA03 CA01 DA04 EA04 GA10 LA13 NA01 4F035 AA01 AA02 CA02 CA05 CB02 CB04 CB16 CB26 CB29 CD13 CD18

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハンガーに一対のワーク用キャッチング
    アームを開閉可能に設けた懸吊式ワーク搬送装置であっ
    て、前記ハンガーに、前記一対のキャッチングアームを
    閉鎖方向に付勢する付勢手段と、該付勢手段の付勢力と
    逆方向に付勢して前記一対のキャッチングアームを開放
    動作させるキャッチングアーム開閉装置とを設け、搬送
    ラインの途中に、前記キャッチングアーム開閉装置を作
    動させるアーム開閉作動部材を配設したことを特徴とす
    る懸吊式ワーク搬送装置。
  2. 【請求項2】 一対のキャッチングアームを閉鎖方向に
    付勢する付勢手段がバネであることを特徴とする請求項
    1記載の懸吊式ワーク搬送装置。
  3. 【請求項3】 一対のキャッチングアームを閉鎖方向に
    付勢する付勢手段がテーパ状若しくは段階状に幅狭状に
    されたガイドラインであることを特徴とする請求項1記
    載の懸吊式ワーク搬送装置。
  4. 【請求項4】 ハンガーを鉛直軸回りに回転させる横方
    向回転ギアを設け、搬送ラインの途中に、前記横方向回
    転ギアを駆動させる横方向回転駆動部材を配設したこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の
    懸吊式ワーク搬送装置。
  5. 【請求項5】 ハンガーを鉛直軸回りに転換させる横方
    向転換装置を設け、搬送ラインの途中に、前記横方向転
    換装置を作動させる横方向転換作動部材を配設したこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の
    懸吊式ワーク搬送装置。
  6. 【請求項6】 一対のキャッチングアームのワーク保持
    部を水平軸回りに回転させる縦方向回転ギアを設け、搬
    送ラインの途中に、前記縦方向回転ギアを駆動させる縦
    方向回転駆動部材を配設したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の懸吊式ワーク搬送装
    置。
  7. 【請求項7】 一対のキャッチングアームのワーク保持
    部を水平軸回りに転換させる縦方向転換装置を設け、搬
    送ラインの途中に、前記縦方向転換装置を作動させる縦
    方向転換作動部材を配設したことを特徴とする請求項1
    乃至請求項6のいずれかに記載の懸吊式ワーク搬送装
    置。
  8. 【請求項8】 流体の供給口及び排出口と流体供給溝を
    有する固定ディスクと、ワーク搬送ラインの移動と同期
    して回動すると共に、前記固定ディスクの流体貯留溝及
    び排出口と連通可能にされた流体噴出ノズルを有するロ
    ータリーディスクとから成り、該流体噴出ノズルが当該
    ワークの搬送移動に追随して移動するようにしたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の懸
    吊式ワーク搬送装置で使用する流体の自動吹き付装置。
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