JP2003002131A - モータ及び車両用ワイパ装置 - Google Patents

モータ及び車両用ワイパ装置

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JP2003002131A
JP2003002131A JP2001194554A JP2001194554A JP2003002131A JP 2003002131 A JP2003002131 A JP 2003002131A JP 2001194554 A JP2001194554 A JP 2001194554A JP 2001194554 A JP2001194554 A JP 2001194554A JP 2003002131 A JP2003002131 A JP 2003002131A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コネクタの連結方向や位置を容易に設定可能と
しながら、該コネクタの移動を抑制することができるモ
ータを提供する。 【解決手段】ケースカバー25に固定される固定部36
と、該固定部36から延出形成されコネクタ31を所定
の連結方向及び位置で保持するための保持部37とを備
えるコネクタホルダ35により、コネクタ31がケース
カバー25に対して保持される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から電源供給
を受けるべく外部コネクタと連結するためのコネクタを
一体に備えたモータ及びそのモータを用いた車両用ワイ
パ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種のモータは、第1従来例として、
例えば、特開平11−146600号公報や特開平11
−163553号公報で開示されているように、モータ
ハウジングの外側面に給電用コネクタのコネクタハウジ
ングを直接装着、若しくは一体に形成して、モータハウ
ジングとコネクタハウジングとの間のリード線を省略し
て構成されているものがある。
【0003】一方、第2従来例のモータでは、リード線
を用いている。即ち、モータは、モータハウジングから
リード線を導出し、その先端部にコネクタハウジングが
備えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記各公報
に示される第1従来例のように、コネクタハウジングが
モータハウジングに直接装着、若しくは一体に形成され
て給電用コネクタが構成されていると、該給電用コネク
タの連結方向や位置が固定されるので、該コネクタと外
部コネクタとの連結作業が容易である。
【0005】しかしながら、上記モータを例えば車両用
ワイパ装置の駆動源として用いる場合、搭載する車両に
よってワイパ装置の仕様が異なるため、場合によって
は、装置の仕様に合わせて給電用コネクタの連結方向
(開口方向)や位置を変更する必要がある。そのため、
上記構成のモータでは、給電用コネクタの連結方向や位
置が固定されてしまうので、該コネクタの連結方向を仕
様によって変更する場合、モータそのものの設計(モー
タハウジングやコネクタハウジング、コネクタ内のター
ミナルの形状等)を変更して対応しなければならず、容
易に対応することができなかった。
【0006】一方、リード線を用いる第2従来例では、
そのリード線が可撓性を有しているので、給電用コネク
タの連結方向や位置が固定されない。従って、該従来例
のモータを上記のような車両用ワイパ装置に用いる場合
等、給電用コネクタの連結方向を変更する必要がある場
合、容易に対応することができる。
【0007】その反面、外部コネクタを連結する際に給
電用コネクタが自由に移動してしまうので、車両用ワイ
パ装置等、作業者の作業が規制されるような車両の比較
的狭い場所に取り付けられる装置においては、コネクタ
の連結作業が煩雑である。又、連結後においても給電用
コネクタが移動し得るので、装置(車両)の振動により
コネクタが周辺の部材に当たって異音を発生したり、周
辺にリンク機構等、可動機構等が存在する場合、その機
構にコネクタやリード線が干渉して可動を妨げたりする
場合がある。そのため、リード線を周辺の部材にテープ
やクランプ部材で固定する必要があるが、該リード線を
テープやクランプ部材で固定する作業が煩雑となるばか
りか、モータを取り外したりする場合にテープやクラン
プ部材も外す必要があるため、モータの取外し作業も容
易でなくなる。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は、コネクタの連結方向
や位置を容易に設定可能としながら、該コネクタの移動
を抑制することができるモータ及びそのモータを用いた
車両用ワイパ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、モータハウジングからリ
ード線を導出しそのリード線の先端部に外部から電源供
給を受けるべく外部コネクタと連結するためのコネクタ
を有するモータであって、前記モータハウジングに対し
て固定される固定部と、該固定部から延出形成され、前
記コネクタを所定の連結方向、及び前記モータハウジン
グから離れた所定位置で保持する保持部とを備えたコネ
クタホルダを有している。
【0010】請求項2に記載の発明は、ヨークハウジン
グを有するモータ本体と、該ヨークハウジングと一体に
設けられ、モータ本体の回転を減速する減速機構をギヤ
ハウジングの収容部内に収容し、その収容部の開口をケ
ースカバーにより塞いでなる減速部と、前記ケースカバ
ー又は前記ギヤハウジングからリード線を導出しそのリ
ード線の先端部に外部から電源供給を受けるべく外部コ
ネクタと連結するためのコネクタを有するモータであっ
て、前記ケースカバー又は前記ギヤハウジングに対して
固定される固定部と、該固定部から延出形成され、前記
コネクタを所定の連結方向、及び前記ケースカバー又は
前記モータハウジングから離れた所定位置で保持する保
持部とを備えたコネクタホルダを有している。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のモータにおいて、前記コネクタは、前記ケースカバー
又は前記ギヤハウジングから径方向外側に突出した位置
となるように前記コネクタホルダの保持部により保持さ
れる。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項2又は3
に記載のモータにおいて、前記コネクタホルダの保持部
は、前記コネクタの前記外部コネクタとの連結方向に沿
って延出形成されている。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の
いずれか1項に記載のモータにおいて、前記コネクタ
は、前記コネクタホルダの保持部に対して着脱自在に保
持される。
【0014】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のモータにおいて、前記コネクタには、前記コネクタホ
ルダの保持部の両側を案内する案内溝と、該保持部と係
止するコネクタ側係止部とを有するとともに、前記コネ
クタホルダの保持部には、前記案内溝に案内された状態
で前記コネクタ側係止部と係止するホルダ側係止部を有
している。
【0015】請求項7に記載の発明は、請求項2〜6の
いずれか1項に記載のモータにおいて、前記ケースカバ
ーは、前記ギヤハウジングに対して締付部材により固定
されるものであって、前記コネクタホルダの固定部は、
前記ケースカバーと前記ギヤハウジングとを固定する前
記締付部材を用いて前記ケースカバー又は前記ギヤハウ
ジングに対して固定される。
【0016】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のモータにおいて、前記ケースカバー又は前記ギヤハウ
ジングには、前記締付部材の締付による前記コネクタホ
ルダの連れ回りを防止すべく該ホルダの固定部と係合す
る係合部を有している。
【0017】請求項9に記載の発明は、請求項7に記載
のモータにおいて、前記ケースカバー又は前記ギヤハウ
ジングには、前記コネクタホルダの保持部にかかる外部
コネクタの差込時の荷重を受けるべく該ホルダの固定部
と係合する係合部を有している。
【0018】請求項10に記載の発明は、請求項7に記
載のモータにおいて、前記ケースカバー又は前記ギヤハ
ウジングには、前記締付部材の締付による前記コネクタ
ホルダの連れ回りを防止するとともに前記コネクタホル
ダの保持部にかかる外部コネクタの差込時の荷重を受け
るべく該ホルダの固定部と係合する係合部を有してい
る。
【0019】請求項11に記載の発明は、請求項10に
記載のモータにおいて、前記係合部は、前記コネクタホ
ルダの固定部が係合する部位が円弧状に形成されている
ものであり、前記コネクタホルダの固定部は、前記円弧
状の係合部に対応して円弧状に形成されている。
【0020】請求項12に記載の発明は、請求項2〜1
1のいずれか1項に記載のモータにおいて、前記コネク
タホルダは、金属製の板材から形成されている。請求項
13に記載の発明は、請求項2〜12のいずれか1項に
記載のモータにおいて、前記コネクタは、給電用ターミ
ナル及び制御信号入出力用ターミナルを備えている。
【0021】請求項14に記載の発明は、請求項1〜1
3のいずれか1項に記載のモータと、該モータと駆動連
結され該モータの駆動によりワイパアームを連結するた
めのピボット軸を往復回動させる駆動機構とを備えた車
両用ワイパ装置である。
【0022】(作用)請求項1に記載の発明によれば、
モータハウジングに固定される固定部と、該固定部から
延出形成され、コネクタを所定の連結方向、及びモータ
ハウジングから離れた所定位置で保持するための保持部
とを備えるコネクタホルダにより、可撓性を有するリー
ド線で接続されたコネクタであっても所定の連結方向及
び位置で保持される。従って、従来のように、モータを
構成するハウジングやコネクタハウジング、コネクタ内
のターミナルの形状等、コネクタに関する多数の部品を
変更することなく、コネクタを作業性の良い所定の連結
方向や位置に容易に設定できる。又、このコネクタホル
ダにて保持されたコネクタはその自由な移動が抑制され
るので、コネクタが自由に移動して周囲の構造物に当た
って異音を発生させる等の種々の弊害を防止できるとと
もに、リード線を周囲の構造物に結束する必要がなくな
るため、リード線及びコネクタをモータとして取り扱う
ことができ、モータの取付け・取外し作業が容易とな
る。
【0023】請求項2に記載の発明によれば、ギヤハウ
ジング又はケースカバーに固定される固定部と、該固定
部から延出形成され、コネクタを所定の連結方向、及び
ケースカバー又はモータハウジングから離れた所定位置
で保持するための保持部とを備えるコネクタホルダによ
り、可撓性を有するリード線で接続されたコネクタであ
っても所定の連結方向及び位置で保持される。従って、
従来のように、モータを構成するハウジング(ギヤハウ
ジングやケースカバー)、コネクタハウジング、コネク
タ内のターミナルの形状等、コネクタに関する多数の部
品を変更することなく、コネクタを作業性の良い所定の
連結方向や位置に容易に設定できる。又、このコネクタ
ホルダにて保持されたコネクタはその自由な移動が抑制
されるので、コネクタが自由に移動して周囲の構造物に
当たって異音を発生させる等の種々の弊害を防止できる
とともに、リード線を周囲の構造物に結束する必要がな
くなるため、リード線及びコネクタをモータとして取り
扱うことができ、モータの取付け・取外し作業が容易と
なる。
【0024】請求項3に記載の発明によれば、コネクタ
は、ケースカバー又はギヤハウジングから径方向外側に
突出した位置となるようにコネクタホルダの保持部によ
り保持される。従って、このコネクタホルダにより、径
方向外側に位置する周囲の構造物にリード線を周囲の構
造物にテープやクランプ部材で固定する必要がなくなる
ので、リード線及びコネクタをモータとして取り扱うこ
とができ、モータの取付け・取外し作業が容易となる。
【0025】請求項4に記載の発明によれば、コネクタ
ホルダの保持部はコネクタの外部コネクタとの連結方向
に沿って延出形成されるので、同方向の剛性は高い。そ
のため、保持部の剛性を極度に高めることなく、外部コ
ネクタを差し込む際の荷重に耐えることができる。
【0026】請求項5に記載の発明によれば、コネクタ
は、コネクタホルダの保持部に対して着脱自在に保持さ
れる。従って、コネクタホルダに対するコネクタの取付
け・取外し作業が容易となる。
【0027】請求項6に記載の発明によれば、コネクタ
ホルダの保持部はコネクタの案内溝に案内され、その案
内された状態でコネクタ側係止部とホルダ側係止部とが
係止することで、コネクタホルダに対してコネクタが取
り付けられる。従って、コネクタホルダに対するコネク
タの取付け・取外し作業が容易となる。
【0028】請求項7に記載の発明によれば、コネクタ
ホルダの固定部は、ケースカバーとギヤハウジングとを
固定する締付部材を用いてケースカバー又はギヤハウジ
ングに対して固定される。従って、コネクタホルダを固
定するための別な部品が必要ない。又、ケースカバーと
ギヤハウジングとを固定する際にコネクタホルダも同時
に固定できるので、コネクタを固定するための作業を省
略できる。
【0029】請求項8に記載の発明によれば、ケースカ
バー又はギヤハウジングには、コネクタホルダの固定部
と係合し、締付部材の締付によるコネクタホルダの連れ
回りを防止する係合部が備えられる。従って、この係合
部により、コネクタの位置決めを容易かつ確実に行うこ
とができる。
【0030】請求項9に記載の発明によれば、ケースカ
バー又はギヤハウジングには、コネクタホルダの固定部
と係合し、コネクタホルダの保持部にかかる外部コネク
タの差込時の荷重を受ける係合部が備えられる。従っ
て、この係合部により、コネクタホルダにかかる荷重が
締付部材に集中することを防止することができる。
【0031】請求項10に記載の発明によれば、ケース
カバー又はギヤハウジングには、コネクタホルダの固定
部と係合し、締付部材の締付によるコネクタホルダの連
れ回りを防止するとともにコネクタホルダの保持部にか
かる外部コネクタの差込時の荷重を受ける係合部が備え
られる。従って、この係合部により、コネクタの位置決
めを容易かつ確実に行うことができるとともに、コネク
タホルダにかかる荷重が締付部材に集中することを防止
することができる。
【0032】請求項11に記載の発明によれば、係合部
はコネクタホルダの固定部が係合する部位が円弧状に形
成され、コネクタホルダの固定部は円弧状の係合部に対
応して円弧状に形成される。従って、コネクタホルダを
係合部に沿って周方向に移動することで、該ホルダの保
持部の方向や位置、即ちコネクタの連結方向や位置を容
易に変更することができる。
【0033】請求項12に記載の発明によれば、コネク
タホルダは金属製の板材から形成されるので、剛性が高
くかつ容易に形成することができる。請求項11に記載
の発明によれば、コネクタは給電用ターミナル及び制御
信号入出力用ターミナルをともに備えている、即ちコネ
クタは給電用と制御信号入出力用を共用しているので、
外部コネクタとの接続作業が1箇所ですみ、作業性をよ
り向上できる。
【0034】請求項13に記載の発明によれば、車両用
ワイパ装置に用いられるモータのコネクタの連結方向や
位置を容易に設定でき、該コネクタの移動を抑制するこ
とができる。従って、車両用ワイパ装置は、車種によっ
てコネクタの連結方向や位置等の仕様の変更があるた
め、特に有効である。又、ワイパ装置は、車両の比較的
狭い場所に取り付けられるので、コネクタの連結作業を
容易にすることは特に有効である。又、ワイパ装置は、
モータの近傍に例えばリンク機構等の駆動機構が配置さ
れるので、その駆動機構とコネクタやリード線が干渉す
ることを防止できる。
【0035】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
【0036】図3は、本実施形態の車両用ワイパ装置を
示す。ワイパ装置1は、図示しないウインドシールドガ
ラス(フロントガラス)の下方に位置する車体の所定部
位に対して固定されているものである。ワイパ装置1
は、駆動源としてのワイパモータ2と、該モータ2の駆
動力をワイパアームの揺動運動に変換する駆動機構3と
から構成されている。
【0037】駆動機構3は、一対のピボット軸4,5を
それぞれ回動可能に支持するピボットホルダ6,7を備
えている。一方のピボットホルダ6にはパイプフレーム
8が固定されるとともに、他方のピボットホルダ7には
ワイパモータ2を取り付けるための取付ブラケット9が
一体に形成されている。この取付ブラケット9とパイプ
フレーム8とは、互いに連結され、ピボットホルダ6,
7が一体化されている。
【0038】各ピボット軸4,5の基端部には、それぞ
れピボットレバー10,11の基端部が一体回動するよ
うに設けられている。各ピボットレバー10,11の先
端部は、リンクロッド12により互いに連結されてい
る。つまり、ピボットレバー10,11及びリンクロッ
ド12により、リンク機構が構成されている。又、一方
のピボットレバー10の先端部には、駆動用リンクロッ
ド13の先端部が連結されている。この駆動用リンクロ
ッド13の基端部は、前記ワイパモータ2の出力軸に一
体回転可能に固定された駆動レバー(図示略)に連結さ
れている。
【0039】つまり、ワイパモータ2が回転すると図示
しない駆動レバーが回転し、該レバーの回転運動はリン
クロッド13を介してピボットレバー10の揺動運動と
なる。ピボットレバー10が揺動すると、リンクロッド
12を介して他方のピボットレバー11も揺動する。そ
して、このような各ピボットレバー10,11の揺動に
よりピボット軸4,5が所定角度範囲で往復回動し、各
ピボット軸4,5の先端部にそれぞれ固定されるワイパ
アーム(図示略)が揺動されて所定の払拭動作が行われ
る。
【0040】前記ワイパモータ2は、図1に示すよう
に、モータ本体21と、該モータ本体21の回転を減速
する減速部22とを備えている。モータ本体21は、該
モータ本体21を構成する各種部品(アーマチャ、マグ
ネット等)を収容する略有底円筒状のヨークハウジング
23を有している。減速部22は、減速機構を構成する
各種部品(ウォーム、ウォームホイール等)を収容する
ギヤハウジング24を有している。このギヤハウジング
24とヨークハウジング23とは互いに連結されてい
る。又、ギヤハウジング24には、減速機構を構成する
各種部品(ウォーム、ウォームホイール等)を収容した
後に、その収容部の開口を塞ぐケースカバー25が装着
される。ケースカバー25は、3つのネジ26によりギ
ヤハウジング24に対して固定される。
【0041】又、ケースカバー25には、素子収容部2
7が一体に形成されている。この素子収容部27では、
ギヤハウジング24の収容部に収容され所定の払拭動作
を行わせるべくワイパモータ2の回転を制御するための
カムスイッチ(図示略)を構成する端子及びモータ本体
21から延びる後述のリード線29等が雑音防止用素子
等を介して結線されている。素子収容部27の開口は、
蓋体28により塞がれている。蓋体28のモータ本体2
1寄りの部位からは、3本のリード線29が延びてい
る。各リード線29は、ヨークハウジング23の開口近
傍に位置するギヤハウジング24内に引き込まれ、該ハ
ウジング24内に配設される図示しない3つのブラシ
(コモンブラシ、低速用ブラシ、高速用ブラシ)にそれ
ぞれ直接又は間接的に接続されている。
【0042】蓋体28のモータ本体21とは反対の部位
からは、5本のリード線30が延びている。リード線3
0は、給電用コネクタ31を構成するコネクタハウジン
グ32にインサートされたターミナル33(図1におい
て3本のみ図示)にそれぞれ接続されている。この給電
用コネクタ31は、外部から電源供給を受けるべく図3
に示す外部コネクタ34と連結する。尚、ターミナル3
3は、給電用ターミナルと制御信号入出力用ターミナル
とからなる。つまり、本実施形態の給電用コネクタ31
は、給電用と制御信号入出力用のコネクタを兼用してい
る。そして、給電用コネクタ31は、前記ケースカバー
25に固定されるコネクタホルダ35により保持され
る。
【0043】図2に示すように、コネクタホルダ35
は、金属製の板材から形成され、略中央部で板平面方向
に屈曲したL字状をなしている。コネクタホルダ35
は、一端側にケースカバー25に固定するための固定部
36が構成され、他端側に給電用コネクタ31を保持す
るための保持部37が構成されている。
【0044】ここで、前記ケースカバー25は、前記素
子収容部27以外の部位において、円環状の外周部25
aと、該外周部25aより円形状に突出する突出部25
bとを有している。外周部25aには、ケースカバー2
5をギヤハウジング24に固定するためのネジ26を挿
通するネジ挿通孔25cが形成されている。
【0045】これに対し、コネクタホルダ35の固定部
36は、ケースカバー25の外周部25aに沿うように
円弧状に形成されている。固定部36は、ケースカバー
25の外周部25a上面に載置されるとともに、該固定
部36の内縁部36aの略全体が突出部25bの外周面
25dに当接(係合)するようになっている。又、固定
部36の略中央部には、前記ネジ26を挿通するネジ挿
通孔36bが形成されている。そして、コネクタホルダ
35は、このネジ挿通孔36bとケースカバー25のネ
ジ挿通孔25cとが一致するように配置した状態でネジ
26が挿通され、ギヤハウジング24とケースカバー2
5との固定とともに該ケースカバー25に対して固定さ
れる。この場合、ネジ挿通孔36bを固定部36の略中
央に設けたので、ネジ26を締め付ける際に固定部36
の端部36cが突出部25bの外周面25dに当接し
て、コネクタホルダ35の連れ回りが防止されている。
【0046】又、コネクタホルダ35の保持部37は、
固定部36から径方向外側に直線状に延びている。この
保持部37の先端部37aは、先端に向かうほど板厚が
薄くなるとともに幅が狭くなるように形成されている。
又、保持部37の略中央部には、係止孔37bが形成さ
れている。
【0047】これに対し、給電用コネクタ31のコネク
タハウジング32には、保持部37と連結する連結部3
2aが形成されている。連結部32aには、保持部37
の幅方向の両側を案内する案内溝32bが形成されてい
る。案内溝32bは、図1及び図2に示すように、給電
用コネクタ31と外部コネクタ34との連結方向Aに沿
って延びている。又、連結部32aには、前記コネクタ
ホルダ35の係止孔37bに係止する係止爪32cが形
成されている。そして、このような案内溝32bにコネ
クタホルダ35の保持部37が嵌挿され、係止爪32c
が係止孔37bに係止するまで嵌挿されて、給電用コネ
クタ31がコネクタホルダ35の保持部37に対して着
脱自在に保持される。このとき、保持部37の先端部3
7aは先端に向かうほど板厚が薄くなるとともに幅が狭
くなるように形成されているので、案内溝32b内に挿
入し易くなっている。又、係止爪32cと係止孔37b
とが係止状態となることで、給電用コネクタ31がコネ
クタホルダ35に対して保持のための特別な部品を必要
とすることなく確実に保持される。そして、給電用コネ
クタ31は、このようなコネクタホルダ35によりケー
スカバー25(減速部22)の外周縁から径方向外側に
突出した所定位置に配置される(ケースカバー25の外
周縁にて画定されるケースカバー領域から径方向外側に
突出して所定の連結方向Aや位置で配置され保持されて
いる)。
【0048】そして、給電用コネクタ31と外部コネク
タ34とを連結する際において、該給電用コネクタ31
がコネクタホルダ35により保持され、該コネクタ31
の連結方向A(開口方向)や位置が固定されるので、給
電用コネクタ31と外部コネクタ34との連結作業が容
易である。特に、ワイパ装置1は作業者の作業が規制さ
れるような車両の比較的狭い場所に取り付けられるので
より有効である。又、給電用コネクタ31の連結方向A
や位置が固定されているので、従来のようにリード線3
0を周辺の部材にテープやクランプ部材で固定すること
なく、車両の振動によりコネクタ31が周辺の部材に当
たって異音が発生したりすることを防止できるととも
に、ワイパ装置1の駆動機構3(リンク機構)にコネク
タ31やリード線30が干渉して該機構3の作動を妨げ
たりすることを防止できる。又、リード線30を周辺の
部材にテープやクランプ部材で固定する煩雑な作業が必
要なくなってモータ2の取外け作業が容易となるととも
に、モータ2を取り外したりする場合においてテープや
クランプ部材も外す必要がなくリード線30及びコネク
タ31をモータ2として取り扱うことができ、モータ2
の取外し作業も容易となる。
【0049】又、この場合、給電用コネクタ31を保持
するコネクタホルダ35の保持部37が該コネクタ31
の連結方向Aに延びているので、保持部37の剛性を極
度に高めることなく、外部コネクタ34を差し込む際の
荷重に耐えることができる。又、外部コネクタ34を差
し込む際にコネクタホルダ35にかかる荷重は、固定部
36の内縁部36a全体から該固定部36と当接(係
合)する突出部25bの外周面25dに分散する。その
ため、その荷重がネジ26部分に集中することが防止さ
れるので、ケースカバー25のネジ挿通孔25cやギヤ
ハウジング24のネジ孔(図示略)部分の破損を防止す
ることができる。
【0050】又、搭載する車両によってワイパ装置1の
仕様が異なり、装置1の仕様に合わせて給電用コネクタ
31の連結方向Aを変更する必要がある場合、コネクタ
ホルダ35の取付位置若しくは保持部37の延出方向を
変更するだけで済む。従って、モータ2そのものの設計
(ケースカバー25やコネクタハウジング32、コネク
タ31内のターミナル33の形状等)を変更し多数の部
品を変更する必要がなく、容易に対応することが可能で
ある。
【0051】上記したように、本実施形態では、以下の
ような特徴がある。 (1)ケースカバー25に固定される固定部36と、該
固定部36から延出形成され、コネクタ31を所定の連
結方向、及びケースカバー25から離れた所定位置で保
持するための保持部37とを備えるコネクタホルダ35
により、可撓性を有するリード線30で接続されたコネ
クタ31であっても所定の連結方向及び位置で保持され
る。従って、従来のように、モータを構成するハウジン
グ、コネクタハウジング、コネクタ内のターミナルの形
状等、コネクタに関する多数の部品を変更することな
く、コネクタ31を保持するコネクタホルダ35の形状
又は取付位置を変更するだけで、コネクタ31の連結方
向Aや位置を容易に設定することができる。特に、本実
施形態のように車両用ワイパ装置1は、車種によってコ
ネクタ31の連結方向Aや位置等の仕様の変更があるた
め、特に有効である。又、このコネクタホルダ35にて
保持されたコネクタ31はその自由な移動が抑制される
ので、コネクタ31が自由に移動することによる種々の
弊害を防止することができる。特に、車両用ワイパ装置
1は、車両の比較的狭い場所に取り付けられるので、コ
ネクタ31の連結作業を容易にすることは特に有効であ
る。又、ワイパ装置1は、モータ2の近傍に駆動機構3
が配置されるので、その駆動機構3とコネクタ31やリ
ード線30が干渉することを防止することができる。
【0052】(2)コネクタホルダ35の保持部37は
コネクタ31の連結方向Aに沿って延出形成されるの
で、同方向の剛性は高い。そのため、保持部37の剛性
を極度に高めることなく、外部コネクタ34を差し込む
際の荷重に耐えることができる。
【0053】(3)コネクタホルダ35の保持部37は
コネクタ31の案内溝32bに案内され、その案内され
た状態で係止爪32cと係止孔37bとが係止すること
で、コネクタホルダ35に対してコネクタ31が着脱自
在に取り付けられる。従って、コネクタホルダ35に対
するコネクタ31の取付け・取外し作業が容易である。
【0054】(4)コネクタホルダ35の固定部36
は、ケースカバー25とギヤハウジング24とを固定す
るネジ26を用いてケースカバー25に対して固定され
る。従って、コネクタホルダ35を固定するための別な
部品が必要ない。又、ケースカバー25とギヤハウジン
グ24とを固定する際にコネクタホルダ35も同時に固
定できるので、コネクタ31を固定するための作業を省
略することができる。
【0055】(5)ケースカバー25には、ネジ26の
締め付けによるコネクタホルダ35の連れ回りを防止す
るとともにコネクタホルダ35の保持部37にかかる外
部コネクタ34の差込時の荷重を受けるべくコネクタホ
ルダ35の固定部36が当接(係合)する突出部25b
が備えられる。従って、この突出部25bにより、コネ
クタ31の位置決めを容易かつ確実に行うことができる
とともに、コネクタホルダ35にかかる荷重がネジ26
に集中することを防止することができる。
【0056】(6)コネクタホルダ35の固定部36
(内縁部36a)と、該固定部36(内縁部36a)が
当接(係合)する突出部25bの外周面25dは円弧状
に形成されている。従って、コネクタホルダ35を突出
部25bの外周面25dに沿って周方向に移動すること
で、該ホルダ35の保持部37の方向や位置、即ちコネ
クタ31の連結方向Aや位置を容易に変更することがで
きる。
【0057】(7)コネクタホルダ35は金属製の板材
から形成されるので、剛性が高くかつ容易に形成するこ
とができる。 (8)コネクタ31は給電用と制御信号入出力用を共用
しているので、外部コネクタ34との接続作業が1箇所
ですみ、作業性をより向上することができる。
【0058】(第2実施形態)以下、本発明を具体化し
た第2実施形態を図面に従って説明する。尚、本実施形
態では、説明の便宜上、前記第1記実施形態と同様の構
成については同一の符号を付して説明を省略する。
【0059】図4〜図6に示すように、本実施形態で
は、前記第1実施形態と比べて、駆動機構53、減速部
71の構成、具体的にはギヤハウジング72とケースカ
バー73の形状及びコネクタホルダ76の形状が若干異
なっている。
【0060】図6に示すように、車両用ワイパ装置51
は、ワイパモータ52と、駆動機構53とから構成され
ている。駆動機構53は、一対のピボット軸54,55
をそれぞれ回動可能に支持するピボットホルダ56,5
7を備えている。ピボットホルダ56,57は、連結部
材58により互いに連結され、一体化されている、連結
部材58の略中央部には、ワイパモータ52を取り付け
るための取付ブラケット59が固定される。
【0061】各ピボット軸54,55の基端部には、そ
れぞれピボットレバー60,61の基端部が一体回動す
るように設けられている。各ピボットレバー60,61
の先端部は、リンクロッド62により互いに連結されて
いる。つまり、ピボットレバー60,61及びリンクロ
ッド62により、リンク機構が構成されている。このリ
ンクロッド62の略中央部は、前記ワイパモータ52の
出力軸に一体回転可能に固定された駆動レバー63に連
結されている。そして、ワイパモータ2が回転すると駆
動レバー63が回動し、該レバー63の回動運動はリン
クロッド62を介してピボットレバー60,61の揺動
運動となり、このような各ピボットレバー60,61の
揺動によりピボット軸54,55が所定角度範囲で往復
回動し、各ピボット軸54,55の先端部にそれぞれ固
定されるワイパアーム(図示略)が揺動されて所定の払
拭動作が行われる。
【0062】このように本実施形態では、ピボットレバ
ー60,61を連結するリンクロッド62をワイパモー
タ52により直接的に駆動し、前記第1実施形態で用い
た駆動用リンクロッド13を省略したワイパ装置51で
ある。
【0063】前記ワイパモータ52は、モータ本体21
と、減速部71とを備えている。減速部71は、所定形
状のギヤハウジング72及びケースカバー73を有し、
該ケースカバー73はギヤハウジング72に対して3つ
のネジ26にて固定される。ケースカバー73には雑音
防止用素子等を収容する素子収容部74が形成され、蓋
体75により塞がれている。蓋体75からは、リード線
29がモータ本体21側に延び、リード線30が給電用
コネクタ31に延びている。
【0064】コネクタホルダ76は、金属製の板材から
形成され、略中央部で板平面方向にクランク状に屈曲し
た形状をなしている。コネクタホルダ76は、一端側に
ケースカバー73にするための固定部77が構成され、
他端側に給電用コネクタ31を保持するための保持部7
8が構成されている。固定部77(コネクタホルダ76
の略中央部)には、ケースカバー73をギヤハウジング
72に固定するためのネジ26を挿通するネジ挿通孔7
7aが形成されている。ここで、前記ケースカバー73
は、コネクタホルダ76の固定部77先端を案内して保
持する一対の保持片73aが形成され、外周縁にネジ2
6を挿通するネジ挿通孔73bが形成されている。
【0065】そして、コネクタホルダ76は、固定部7
7先端を一対の保持片73a間に挿入し、ネジ挿通孔7
7aとケースカバー73のネジ挿通孔73bとが一致す
るように配置した状態でネジ26が挿通され、ギヤハウ
ジング72とケースカバー73との固定とともに該ケー
スカバー73に対して固定される。この場合、固定部7
7先端が一対の保持片73aにて保持されるので、ネジ
26を締め付ける際に固定部77先端が保持片73aに
当接して、コネクタホルダ76の連れ回りが防止されて
いる。
【0066】又、コネクタホルダ76の保持部78は、
前記第1実施形態の保持部37と同様に構成されてい
る。即ち、保持部78は、給電用コネクタ31の連結方
向Aに沿って直線状に延びている。保持部78の先端部
78aは、先端に向かうほど板厚が薄くなるとともに幅
が狭くなるように形成されている。保持部78の略中央
部には、コネクタ31の連結部32aの係止爪32cと
係止する係止孔78bが形成されている。そして、コネ
クタ31の案内溝32bにコネクタホルダ76の保持部
78が嵌挿され、係止爪32cが係止孔78bに係止す
るまで嵌挿されて、給電用コネクタ31がコネクタホル
ダ76の保持部78に対して着脱自在に保持される。給
電用コネクタ31は、このようなコネクタホルダ76に
よりケースカバー73(減速部71)の外周縁から径方
向外側に離間した所定位置に配置される。
【0067】従って、本実施形態においても前記第1実
施形態と同様に、モータを構成するハウジング、コネク
タハウジング、コネクタ内のターミナルの形状等、コネ
クタに関する多数の部品を変更することなく、コネクタ
31を保持するコネクタホルダ76の形状を変更するこ
とで、コネクタ31の連結方向Aや位置を容易に設定す
ることができる。又、このコネクタホルダ76にて保持
されたコネクタ31はその自由な移動が抑制されるの
で、前記第1実施形態で述べたようなコネクタ31が自
由に移動することによる種々の弊害を防止することがで
きる。
【0068】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ○上記各実施形態では、コネクタホルダ35,76を金
属製の板材から形成したが、その他の材料、例えば樹脂
材料にて形成してもよい。
【0069】○上記各実施形態では、ケースカバー2
5,73を固定するためのネジ26を用いてコネクタホ
ルダ35,76を固定したが、コネクタホルダ35,7
6を専用のネジにて固定するようにしてもよい。又、ネ
ジ以外の締付部材や、締付部材以外の固定手段を用いて
コネクタホルダ35,76を固定するようにしてもよ
い。
【0070】○上記各実施形態では、コネクタホルダ3
5,76をケースカバー25,73に固定するようにし
たが、ギヤハウジング24,72やヨークハウジング2
3に固定するようにしてもよい。
【0071】○上記各実施形態では、コネクタホルダ3
5,76によりコネクタ31をケースカバー73(減速
部22,71)の外周縁から径方向外側に離間した所定
位置に配置したが、これ以外の位置に配置してもよい。
減速部22,71の軸方向(図1,図4において紙面と
交差する方向)に離間した位置に配置するようにしても
よい。
【0072】○上記各実施形態では、給電用と制御信号
入出力用を共用したコネクタ31に実施したが、給電用
のみのコネクタや、制御信号入出力用のみのコネクタに
実施してもよい。
【0073】○上記各実施形態では、ワイパモータ2,
52を図1,図4のように構成したが、この構成に限定
されるものではない。 ○上記各実施形態では、駆動機構3,53をリンク機構
で構成したが、その他の機構を用いてもよい。
【0074】○上記各実施形態では、車両用ワイパ装置
1,51の駆動源であるワイパモータ2,52に実施し
たが、その他のモータに実施してもよい。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
コネクタの連結方向や位置を容易に設定可能としなが
ら、該コネクタの移動を抑制することができるモータ及
びそのモータを用いた車両用ワイパ装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態のワイパモータの平面図であ
る。
【図2】 第1実施形態のコネクタ部分の分解斜視図で
ある。
【図3】 第1実施形態の車両用ワイパ装置の概略構成
図である。
【図4】 第2実施形態のワイパモータの平面図であ
る。
【図5】 第2実施形態のコネクタ部分の分解斜視図で
ある。
【図6】 第2実施形態の車両用ワイパ装置の概略構成
図である。
【符号の説明】
2,52…モータとしてのワイパモータ、3,53…駆
動機構、4,5,54,55…ピボット軸、21…モー
タ本体、22,71…減速部、24,72…モータハウ
ジングを構成するギヤハウジング、25,73…モータ
ハウジングを構成するケースカバー、25b,73a…
係合部としての突出部,保持片、26…締付部材として
のネジ、29,30…リード線、31…コネクタとして
の給電用コネクタ、32b…案内溝、32c…コネクタ
側係止部としての係止爪、37b,78b…ホルダ側係
止部としての係止孔、34…外部コネクタ、35,76
…コネクタホルダ、36,77…固定部、37,78…
保持部、A…連結方向。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D025 AA01 AC01 AD01 AE02 AE57 AE66 5H605 AA04 AA08 BB05 BB09 CC06 CC10 DD09 EC04 EC05 EC20

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータハウジングからリード線を導出し
    そのリード線の先端部に外部から電源供給を受けるべく
    外部コネクタと連結するためのコネクタを有するモータ
    であって、 前記モータハウジングに対して固定される固定部と、該
    固定部から延出形成され、前記コネクタを所定の連結方
    向、及び前記モータハウジングから離れた所定位置で保
    持する保持部とを備えたコネクタホルダを有しているこ
    とを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 ヨークハウジングを有するモータ本体
    と、該ヨークハウジングと一体に設けられ、モータ本体
    の回転を減速する減速機構をギヤハウジングの収容部内
    に収容し、その収容部の開口をケースカバーにより塞い
    でなる減速部と、前記ケースカバー又は前記ギヤハウジ
    ングからリード線を導出しそのリード線の先端部に外部
    から電源供給を受けるべく外部コネクタと連結するため
    のコネクタを有するモータであって、 前記ケースカバー又は前記ギヤハウジングに対して固定
    される固定部と、該固定部から延出形成され、前記コネ
    クタを所定の連結方向、及び前記ケースカバー又は前記
    モータハウジングから離れた所定位置で保持する保持部
    とを備えたコネクタホルダを有していることを特徴とす
    るモータ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のモータにおいて、 前記コネクタは、前記ケースカバー又は前記ギヤハウジ
    ングから径方向外側に突出した位置となるように前記コ
    ネクタホルダの保持部により保持されることを特徴とす
    るモータ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載のモータにおい
    て、 前記コネクタホルダの保持部は、前記コネクタの前記外
    部コネクタとの連結方向に沿って延出形成されているこ
    とを特徴とするモータ。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記コネクタは、前記コネクタホルダの保持部に対して
    着脱自在に保持されることを特徴とするモータ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のモータにおいて、 前記コネクタには、前記コネクタホルダの保持部の両側
    を案内する案内溝と、該保持部と係止するコネクタ側係
    止部とを有するとともに、 前記コネクタホルダの保持部には、前記案内溝に案内さ
    れた状態で前記コネクタ側係止部と係止するホルダ側係
    止部を有していることを特徴とするモータ。
  7. 【請求項7】 請求項2〜6のいずれか1項に記載のモ
    ータにおいて、 前記ケースカバーは、前記ギヤハウジングに対して締付
    部材により固定されるものであって、 前記コネクタホルダの固定部は、前記ケースカバーと前
    記ギヤハウジングとを固定する前記締付部材を用いて前
    記ケースカバー又は前記ギヤハウジングに対して固定さ
    れることを特徴とするモータ。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のモータにおいて、 前記ケースカバー又は前記ギヤハウジングには、前記締
    付部材の締付による前記コネクタホルダの連れ回りを防
    止すべく該ホルダの固定部と係合する係合部を有してい
    ることを特徴とするモータ。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のモータにおいて、 前記ケースカバー又は前記ギヤハウジングには、前記コ
    ネクタホルダの保持部にかかる外部コネクタの差込時の
    荷重を受けるべく該ホルダの固定部と係合する係合部を
    有していることを特徴とするモータ。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載のモータにおいて、 前記ケースカバー又は前記ギヤハウジングには、前記締
    付部材の締付による前記コネクタホルダの連れ回りを防
    止するとともに前記コネクタホルダの保持部にかかる外
    部コネクタの差込時の荷重を受けるべく該ホルダの固定
    部と係合する係合部を有していることを特徴とするモー
    タ。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のモータにおいて、 前記係合部は、前記コネクタホルダの固定部が係合する
    部位が円弧状に形成されているものであり、 前記コネクタホルダの固定部は、前記円弧状の係合部に
    対応して円弧状に形成されていることを特徴とするモー
    タ。
  12. 【請求項12】 請求項2〜11のいずれか1項に記載
    のモータにおいて、前記コネクタホルダは、金属製の板
    材から形成されていることを特徴とするモータ。
  13. 【請求項13】 請求項2〜12のいずれか1項に記載
    のモータにおいて、前記コネクタは、給電用ターミナル
    及び制御信号入出力用ターミナルを備えていることを特
    徴とするモータ。
  14. 【請求項14】 請求項1〜13のいずれか1項に記載
    のモータと、該モータと駆動連結され該モータの駆動に
    よりワイパアームを連結するためのピボット軸を往復回
    動させる駆動機構とを備えたことを特徴とする車両用ワ
    イパ装置。
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