JP2003001977A - Idカード作成装置及びidカード - Google Patents

Idカード作成装置及びidカード

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JP2003001977A
JP2003001977A JP2002176083A JP2002176083A JP2003001977A JP 2003001977 A JP2003001977 A JP 2003001977A JP 2002176083 A JP2002176083 A JP 2002176083A JP 2002176083 A JP2002176083 A JP 2002176083A JP 2003001977 A JP2003001977 A JP 2003001977A
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card
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unit
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JP2002176083A
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English (en)
Inventor
Toshihito Nozu
豪人 野津
Setsuo Ito
節雄 伊藤
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IDカードプリンタにおいて、ユニットの一
部でエラーが発生しても、プリント作業が大幅に停滞す
ることがなく、然も、容易にプリント作業を再開させる
ことができるようにする。 【解決手段】 カードカセット71から1枚ずつ取り出さ
れたカード材料は、各色(イエローY,マゼンタM,シ
アンC,ブラックB)のプリント部72a〜72dで、順次
色別のプリントがなされ、顔写真等のカラープリントを
行い、また、住所,氏名などの文字情報をブラックBで
プリントする。ここで、各種消耗品の残量不足やジャム
などのエラーが発生したときには、エラー発生ユニット
よりも下流側のユニットでは処理を順次進行させ、ま
た、エラー発生ユニットの上流側では各ユニットの処理
を終えたところでカードを待機させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIDカード作成装置
及びIDカードに関し、詳しくは、例えば会社の従業員
証や図書館の入館証,その他各種の特定資格を証明する
ための資格証明証などの顔写真入りIDカードを作成す
る装置及びIDカードに関する。
【0002】
【従来の技術】所謂IDカード(Identification Car
d)の中でも、特定資格を証明するためのIDカードに
おいては、本人の顔写真と共に、本人の住所,氏名,生
年月日,個人識別番号(以下、ID番号という。)など
のID情報(個人情報)を記録する形態とすることが多
い。
【0003】上記のようなIDカードの作成システムと
しては、本人の顔画像をビデオカメラで撮影し、このビ
デオカメラで得られる顔画像データと、氏名,住所,I
D番号等のID情報とをIDカードプリンタ(IDカー
ド作成装置)に出力し、該IDカードプリンタでIDカ
ードを作成させるものがある(特開平1−206098
号公報等参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
システムでは、申請者毎に、顔画像データの取得と氏
名,住所,ID番号等のID情報の取得とを連続的に行
わせる必要があるため、例えば、ID情報の取得が滞る
と、撮影作業も中断させる必要が生じ、多くの申請者が
いる場合に、撮影に長い時間がかかってしまうという問
題があった。
【0005】また、上記IDカードプリンタは、一般に
複数のユニットで構成されるが、そのうちの一部ユニッ
トで各種消耗品の残量不足やジャムなどのエラーが発生
したときに、全ユニットの動作を停止させてしまうと、
完了間近のカードについての処理までが停止されること
になって、カード作成処理が大幅に停滞してしまうこと
になる。
【0006】また、不用意にカード処理を継続させてし
まうと、不良カードが多く発生して、再プリントが必要
なカード数が多くなり、これによって、重複発行の可能
性が発生するという問題があった。更に、エラー発生ユ
ニットの上流・下流側でIDカードが適当に停止する
と、すべてのカードを排除した上で、処理途中であった
IDカードの全てを再作成する必要が生じるという問題
もあった。
【0007】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、顔画像データとID情報とを確実に対応づけるこ
とができると共に、たとえID情報の取得が滞っても多
くの申請者の撮影を短時間で完了させることができるシ
ステムのIDカード作成装置を提供することを目的とす
る。また、ユニットにエラーが発生しても、処理が大幅
に停滞したり、不良カードが多く発生することを回避で
き、復旧が容易に行えるIDカード作成装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
発明では、ID番号を入力するID番号入力手段から所
定のID番号が入力されると、前記所定のID番号と顔
画像データ入力手段で入力された顔画像データとを対と
するデータを作成し、ID情報のデータベースから、前
記所定のID番号に対応したID情報を読み出し、前記
所定のID番号に対応する顔画像データとID情報を形
成するIDカード作成・管理システムに用いられるID
カード作成装置であって、ID番号によって対応づけら
れた顔画像データとID情報とからIDカードを作成す
る構成とした。
【0009】上記構成によると、ID番号が入力される
と、ID番号と顔画像データとを対とするデータを作成
する一方、ID番号に基づいてデータベースからID情
報を読み出し、前記所定のID番号に対応する顔画像デ
ータとID情報が形成される。そして、IDカード作成
装置は、ID番号に基づいて対応づけられる顔画像デー
タとID情報とからIDカードを作成する。
【0010】従って、顔画像データの取得とID情報の
取得とを独立に実行させることができるから、ID情報
の取得の遅延に関係なく撮影を進行させることができ、
多くの申請者の撮影を短時間で行わせることができるシ
ステムにおいて、顔画像とID情報との対応付けに誤り
がないIDカードを作成できる。請求項2記載の発明
は、IDカードが、前記請求項1記載のIDカード作成
装置により作成されたIDカードであるものとする。
【0011】請求項3記載の発明では、IDカードが、
ID番号を入力するID番号入力手段から所定のID番
号が入力する工程と、前記所定のID番号と顔画像デー
タ入力手段で入力された顔画像データとを対とするデー
タを作成する工程と、ID情報のデータベースから、前
記所定のID番号に対応したID情報を読み出す工程
と、前記所定のID番号に対応する顔画像データとID
情報を形成する工程と、前記形成されたID番号に対応
する顔画像データとID情報を用いてIDカードを作成
する工程と、から形成されたものとする。
【0012】上記構成によると、ID番号が入力される
と、ID番号と顔画像データとを対とするデータを作成
する一方、ID番号に基づいてデータベースからID情
報を読み出し、ID番号に基づいて対応づけられる顔画
像データとID情報とからIDカードが作成される。従
って、顔画像データの取得とID情報の取得とを独立に
実行させて、ID情報の取得の遅延に関係なく撮影を進
行させた結果として、顔画像とID情報との対応付けに
誤りがないIDカードが得られる。
【0013】請求項4記載の発明では、ユニットで処理
中にエラーが発生した場合に、エラーが発生したユニッ
トよりも上流側のユニットではカードを待機させる構成
とした。上記構成によると、各種消耗品の残量不足やジ
ャムなどのエラーが発生したユニットよりも上流側のユ
ニットでは、カードの搬送を停止してカードを待機させ
る。
【0014】従って、エラー発生ユニットに対して新た
にカードが搬送されて、不良カードが増えたり、エラー
が増大することが回避される。請求項5記載の発明で
は、ユニットで処理中にエラーが発生した場合に、エラ
ーが発生したユニットよりも上流側の情報記録ユニット
における情報記録が終了後にカードを待機させる構成と
した。
【0015】上記構成によると、エラー発生時に、エラ
ーが発生したユニットよりも上流側の情報記録ユニット
で情報記録途中であったときには、その情報記録を終了
させてからカードを待機状態とする。従って、情報記録
の途中で待機状態となって、画像や文字に白すじが発生
することを回避できる。
【0016】請求項6記載の発明では、ユニットで処理
中にエラーが発生した場合に、エラーが発生したユニッ
トよりも下流側のユニットではカードに対する処理を継
続させる構成とした。上記構成によると、エラーが発生
したユニットよりも下流側の正常動作するユニットにお
いては、カードに対する処理が継続され、カード作成を
完了させる。
【0017】従って、エラーが発生したユニットを既に
通過していたカードについては、エラー要因を取り除く
作業中に作成を完了させることができ、カード作成が大
幅に停滞することを回避できる。請求項7記載の発明で
は、エラーが解除された場合に、上流で待機させておい
たカードに対する処理を再開させる構成とした。
【0018】上記構成によると、ユニットでのエラー要
因が取り除かれると、エラー発生ユニットよりも上流側
で待機させておいたカードの処理を再開させ、途中まで
進んでいた処理の残りを完了させる。従って、例えばユ
ニットに詰まったために取り除かれたカードを除いて、
処理途中のカードの作成を完了させることができる。
【0019】請求項8記載の発明では、ユニットで処理
中にエラーが発生した場合に、エラーが発生したユニッ
トよりも上流側のユニットではカードを待機させ、エラ
ーが発生したユニットよりも下流側のユニットではカー
ドに対する処理を継続させ、エラーが解除された場合
に、上流で待機させておいたカードに対する処理を再開
させる構成とした。
【0020】上記構成によると、エラーが発生したユニ
ットよりも上流側でカードを待機させて、エラー発生ユ
ニットに対する新たなカードの送り込みを停止させる一
方、下流側ではカード処理を継続させて、カード作成を
完了させる。そして、エラー要因が取り除かれると、待
機させておいたカードの処理を再開させ、IDカードを
完成させる。
【0021】従って、エラー発生ユニットに対して新た
にカードが搬送されて、不良カードが増えることが回避
され、かつ、エラーが発生したユニットを既に通過して
いたカードについてはカード作成を完了させて、カード
作成が大幅に停滞することを回避でき、更に、エラー発
生ユニットの上流側で待機させていたカードを、エラー
要因が取り除かれた後に直ぐに完成させることができ
る。
【0022】請求項9記載の発明では、エラーが発生し
たユニット内のエラー該当カードの再発行指令に基づい
て、記憶手段に記憶された、ID番号によって対応づけ
られた顔画像データとID情報とからIDカードを再度
作成する構成とした。上記構成によると、例えばユニッ
トに詰まったためにカードを取り除くと、そのカードの
再作成が、記憶手段に記憶された顔画像データとID情
報に基づいて行われる。
【0023】従って、エラーによって作成途中のカード
を抜いたような場合でも、再発行指令に基づき、記憶デ
ータを用いてカード作成を最初から行わせることができ
る。請求項10記載の発明では、複数のユニットに、I
Dカード表面に顔画像データとID情報とを形成する情
報記録ユニットが単数又は複数含まれる構成とした。
【0024】上記構成によると、複数のユニットに、I
Dカード表面に顔画像データとID情報とを形成する情
報記録ユニットが含まれ、例えばエラー発生ユニットが
前記情報記録ユニットであれば、当該情報記録ユニット
に対するカード位置に応じて待機や処理続行などの対応
を選択する。従って、情報記録ユニットが単数又は複数
含まれるIDカード作成装置において、エラー発生時
に、不良カードが増えたり、カード作成が大幅に停滞す
ることを回避できる。
【0025】請求項11記載の発明では、複数のユニッ
トに、IDカード表面に顔画像データとID情報とを形
成する情報記録ユニットが単数又は複数含まれると共
に、ID情報が形成されたIDカード表面に保護膜を形
成する保護膜形成ユニットが単数又は複数含まれる構成
とした。上記構成によると、複数のユニットに、IDカ
ード表面に顔画像データとID情報とを形成する情報記
録ユニット、及び、ID情報が形成されたIDカード表
面に保護膜を形成する保護膜形成ユニットが含まれ、こ
れらユニットのエラー発生箇所に応じて待機や処理続行
などの対応が設定される。
【0026】従って、情報記録ユニット及び保護膜形成
ユニットがそれぞれ単数又は複数含まれるIDカード作
成装置において、エラー発生時に、不良カードが増えた
り、カード作成が大幅に停滞することを回避できる。請
求項12記載の発明では、IDカードが、請求項4〜1
1のいずれか1つに記載のIDカード作成装置により形
成されたIDカードであるものとする。
【0027】上記構成によると、IDカードは、ユニッ
トのエラーによって待機や処理続行などの対応が選択さ
れて作成されたものとなる。従って、IDカードは、作
成ユニットにエラーが発生しても、不良カードを多く発
生させたり、また、大幅に停滞することなく得られるも
のとなる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を説明す
る。図1は本発明にかかるIDカード作成装置を含むI
Dカード作成・管理システムを示すシステムブロック図
である。この図1において、同じ構成を有する2つのI
Dカード作成端末(IDカード作成手段)1a,1b
が、各端末1a,1bに設けられたエンジニアリング・
ワーク・ステーション(以下、EWSという。)2を介
してネットワークで結合され、IDカード作成端末1
a,1b間での相互通信が可能になっている。
【0029】尚、前記EWS2には、それぞれモニタ3
が付設されている。各IDカード作成端末1a,1b
は、前記EWS2の他、ID番号入力装置(ID番号入
力手段)4,申請書スキャナ5,画像処理装置6,TV
モニタ7,IDカード作成プリンタ(プリント手段)
8,ビデオカメラ9,オートフレーミング装置10を備え
ている。
【0030】前記ID番号入力装置4(ID番号入力手
段)は、IDカードの作成を申請する申請者が提出する
申請書に記載されるID番号を読取る装置であり、申請
書に対してID番号が文字情報として記録される場合に
は光学式文字読取り装置(OCR)を用い、また、申請
書に対してバーコードとしてID番号が記録される場合
にはバーコードリーダーを用い、更に、ID番号が申請
書に磁気記録される場合には磁気読取り装置を用いるこ
とができる。
【0031】尚、ID番号の読取りは、旧IDカードに
印字されているID番号をOCRで読み取ったり、旧I
Dカードに磁気記録されているID番号の情報を磁気読
取装置で読み取ったりしても良く、更に、申請書或いは
旧IDカードからの読取りが、汚れ等の理由によって不
能である場合には、キーボード操作によって入力するよ
う構成しても良い。
【0032】申請書スキャナ5(申請書読取り手段)
は、前記申請書に記載されている内容をイメージデータ
として読み取るための装置であり、一般的なスキャナを
用いても良いが、申請書の表裏に記載される場合には、
表裏を同時に読み取れるような専用スキャナとすること
が好ましい。前記申請書スキャナ5としては、特願平4
−37778号,特願平4−94604号,特願平4−
94605号,特願平4−94607号,特願平4−1
20606号に示されるようなものを用いると良い。
【0033】この申請書スキャナ5で読み取られた申請
書のイメージデータは、前記EWS2のモニタ3に対し
て表示されるようにすると良く、前記モニタ3にはこの
他、周辺端末のステータス情報を表示させると良い。前
記申請書のイメージデータは、最終的には、後述するホ
ストコンピュータのデータベースに記憶され、ID番号
等に基づいてかかる申請書のイメージデータを読み出し
て、再交付処理などにおける作業情報として提供できる
ようになっている。
【0034】尚、前記ID番号入力装置4及び申請書ス
キャナ5の具体的な例を、後で詳細に説明する。また、
ビデオカメラ9は、申請者の顔を直接に撮影して申請者
の顔画像データ(カラー画像データ)を読み取るための
撮影装置(顔画像データ入力手段)である。
【0035】前記ビデオカメラ9には、オートフレーミ
ング装置10が備えられている。該オートフレーミング装
置10は、ビデオカメラ9で撮影された申請者の顔の画像
データから、輪郭抽出などの画像処理技術を用いて画面
内における顔の位置を測定し、顔が画面内の基準位置に
なるように、ビデオカメラ9の向きを上下又は/及び左
右に移動させる(又は撮影画面内から顔が基準位置とな
る画面を切り出す)ものである(特願平4−17715
6号参照)。
【0036】ここで、オペレータは、前記ビデオカメラ
9の撮影画像(又は切出し後の画像)が写し出されるT
Vモニタ7の画面によって、オートフレーミング機能が
正規に動作していて、然も、目つぶりがないことを確認
できるようになっている。前記オートフレーミング装置
10は、オペレータがカメラの向きを個々の申請者毎に変
える操作負担を軽減させるために設けてあり、該オート
フレーミング装置10の機能によって顔撮影の作業を無人
化することも可能であるが、オートフレーミング装置10
を省略してオペレータがカメラの向きを申請者毎に変え
る構成であっても良い。
【0037】一方、EWS2は、前記ID番号入力装置
4で読み取られたID番号を入力し、これを後述するホ
ストコンピュータ11に送り、該ホストコンピュータ11か
ら前記ID番号に対応するデータとして転送されて来る
ID情報(ID番号に対応する住所,氏名,国籍・本
籍,生年月日,資格内容など)を内蔵するハードディス
クに取り込む。
【0038】画像処理装置6は、前記ビデオカメラ9で
撮影された申請者の顔画像の信号(アナログビデオ信
号)をディジタル化し、フレームメモリに格納後、SC
SIバス経由でEWS2に転送する。尚、前記読み取ら
れたID番号の情報も、別途RS232C経由でEWS
2に転送される。
【0039】ここで、画像処理装置6を、VME−bus
等に対応したフレームメモリボード等としてEWS2の
内部に設けるようにしても良い。EWS2(IDカード
作成制御手段)は、前記ホストコンピュータ11から送ら
れてきた所定のID情報(ID番号を含む)と前記顔画
像データとを対としてIDカード作成プリンタ8(ID
カード作成装置)に出力する。
【0040】IDカード作成プリンタ8では、所定のカ
ードに前記顔画像及びID情報をプリントしてIDカー
ドを作成する。次に前記ホストコンピュータ11について
説明する。ホストコンピュータ11は、前記IDカード作
成端末1a,1bと共にネットワークを構成し、ファイ
リング装置12を介して管理される集合型光ディスク13a
及びホストコンピュータ11に直接に接続された磁気記憶
装置13b(磁気テープ装置若しくは磁気ディスク装置)
からなるデータベースを含んで構成される。即ち、ID
カード作成端末1a,1bは、前記データベースを共用
しつつ、並行してIDカードの作成処理を実行すること
ができるようになっている。
【0041】ここで、前記磁気記憶装置13bにはコード
情報であるID情報を、また、集合型光ディスク装置13
aには申請書イメージデータ,顔画像データを記憶させ
るようになっている。尚、ネットワークを構成するID
カード作成端末1を2つに限定するものでないことは明
らかであり、要求される処理能力等を考慮して適宜のI
Dカード作成端末を増設することが可能である。
【0042】前記ホストコンピュータ11では、ネットワ
ークを介して送られてくるIDカードに関係する各種情
報(ID情報,申請書のイメージデータ、顔画像デー
タ)を、集合型光ディスク13a或いは磁気記憶装置13b
に記憶させ、また、ネットワークを介して送られてくる
検索情報に基づいて前記集合型光ディスク13a或いは磁
気記憶装置13bから対応するデータを検索し、これをネ
ットワークを介して要求先に転送する機能を有してい
る。
【0043】また、該ホストコンピュータ11には、ID
情報管理システム14,ID情報照会システム15が設けら
れており、ホストコンピュータ11において、オペレータ
の操作によって各種ID情報の管理・照会ができるよう
になっている。更に、図1に示すIDカード作成・管理
システムにおいては、IDカードの更新窓口の作業を行
うためのシステム16と、IDカードの紛失時などに対応
する再交付窓口の作業を行うためのシステム17とが設け
られている。
【0044】前記更新窓口システム16は、新規の申請者
に関わる各種ID情報を入力し、これを前記ホストコン
ピュータ11に登録したり、また、ID番号の入力によっ
て前記ホストコンピュータ11から前記ID番号に対応す
る登録済みのID情報を読み出すための登録端末18と、
IDカードの申請書(図6参照)にホストコンピュータ
11から送られてきたID情報(ID番号を含む)をプリ
ントするためのプリンタ19とからなる端末が複数設けら
れ、これらの端末がオフィプロセッサ20を介してネット
ワークに結合されている。
【0045】一方、再発行窓口システム17は、EWS21
を介してネットワークに結合されており、ファイリング
装置12を介して集合型光ディスク13aから申請書や顔画
像等のイメージデータを読み出して再発行申請者の本人
確認を行い、また、必要なデータ(記憶されていた顔画
像データ,申請書データ,ID情報)を磁気記憶装置13
b或いは集合型光ディスク13aから読み出してプリント
できるようになっている。
【0046】かかる機能のため、前記再発行窓口システ
ム17には、前記EWS21の他、顔画像をプリントするた
めのカラープリンタ22、及び、この実施形態では、ID
情報(住所,氏名)に欠字(コード化されていない特殊
文字)を入力するための欠字入力装置23(タブレット,
イメージスキャナ等)、申請書のイメージデータを印字
するプリンタ24を含んで構成される。
【0047】尚、欠字入力装置23は、ホストコンピュー
タ11や専用のEWSに設けても良い。ここで、図2に従
って、前記IDカード作成端末1a,1bの構成をより
詳細に説明する。図2に示すように、EWS2は、各種
のインターフェイスを介して画像処理装置6,IDカー
ド作成プリンタ8及びネットワークと接続されており、
更に、オフラインでデータの受渡しを行うための増設用
MT31が接続されている。
【0048】また、EWS2には、ハードディスクドラ
イブ(HDD)32が内蔵されており、各端末で扱う申請
書のイメージデータ,顔画像データ,ID情報などは、
前記HDD32に一旦記憶されるようになっている。更
に、前記ビデオカメラ9は、ビデオカメラ本体33,照明
装置34,電動式の雲台35によって構成され、オートフレ
ーミング装置10からの指令に応じて前記雲台35を動かし
てフレーミング動作が行われる。
【0049】ここで、前記ビデオカメラ9による撮影結
果は、TVモニタ7に写し出されるようになっており、
このTVモニタ7を目視しながらオペレータが正規位置
にオートフレーミングされたことを確認して操作部36の
シャッターボタンを操作すると、そのときの画面(静止
画)が画像処理装置6にフリーズされる。そして、フリ
ーズさせた静止画をモニタ表示で確認し、目つぶりなど
の不備がないことを確認すると、オペレータは操作部36
の確認ボタンを操作する。
【0050】すると、画像処理装置6のフレームメモリ
の顔画像データが、IDカード作成用の顔画像データと
してEWS2に転送される。TVモニタ7に表示された
画面によって目つぶりなどの不備が発見されたときには
再度撮影を行って、所期の顔画像データが得られるまで
撮影を繰り返すことになる。
【0051】ここで、画像処理装置6に複数枚のフレー
ムメモリを備えるようにする一方、操作部36のシャッタ
ーボタン操作によって連続的に複数枚の撮影が行われる
ようにし、前記フレームメモリに蓄えられた複数の画像
の中から、モニタ表示(インデックス表示又は1枚毎の
切り換え表示)によって最適なものをオペレータが選択
し、該選択された1つの画像のみをEWS2に出力させ
るようにしても良い。
【0052】尚、ホストコンピュータ11のデータベース
にID情報や各種のイメージデータを記憶させる場合に
は、各種のID情報に関しては、ID情報がコード情報
であって大きな記憶容量を必要としないので、前述のよ
うに、磁気記憶装置13bに記憶させ、顔画像データや申
請書のイメージデータなどのイメージデータについては
集合型光ディスク13aに記憶させるようにすると良い。
【0053】上記のように記憶手段を使い分けるように
すると、ID情報管理システムとID情報照会システム
とを分けることができる。つまり、ホストコンピュータ
11,ID情報管理システム14,更新窓口システム16のみ
を稼働させて、ID情報の管理・登録処理を行わせた
り、更新窓口システム16に設けられたプリンタ19によっ
て申請書にIDカードの記載項目を印字させ、別途設け
られた銀塩写真式カード作成装置によって該申請書の内
容と申請者の顔とを光学的に合成して露光させることで
IDカードを作成させることができる。
【0054】また、前記ホストコンピュータ11,ID情
報管理システム14,更新窓口システム16からなるID情
報管理システムを上記のように単独で稼働させる場合
と、ホストコンピュータ11,ID情報照会システム15,
再交付窓口システム17,IDカード作成端末1,ファイ
リング装置12,集合型光ディスク13aからなるID情報
照会システムを同時に稼働させる場合とを選択できる。
【0055】更に、顔画像データ,申請書イメージデー
タを記憶させる必要がない場合も想定され、この場合に
は、ファイリング装置12,集合型光ディスク13a,申請
書スキャナ5は不要となるが、この場合でも、ID情報
はID情報管理システム14が管理するので、登録管理に
加え、IDカード作成端末1でIDカードの作成が可能
である。
【0056】また、上記のようにID情報を磁気記憶装
置13bに記憶させるようにすれば、登録端末18からID
情報をアクセスしたときのアクセス時間は、ホストコン
ピュータ11が管理する磁気記憶装置13bの方が、光ディ
スクを使ったファイリング装置12に比べて早いというメ
リットもある。また、顔画像データ,申請書イメージデ
ータを光ディスク13aに記憶させるとき、ID情報照会
システム15はID情報管理システム14から入手したID
情報を、前記2つのイメージデータとセットで記憶させ
ることができ、イメージデータの検索時にキーワードと
してID番号だけでなく、ID情報に含まれる住所,氏
名等を使うことができる。
【0057】ところで、前記図1に示すシステムでは、
各IDカード作成端末1a,1bは、申請者の顔を直接
ビデオカメラ9で撮影した結果をIDカードにプリント
する構成となっているが、このように申請者の顔を直接
撮影する代わりに、申請書に貼付される顔写真をビデオ
カメラで撮影し、該撮影結果を用いてIDカードに顔写
真をプリントする作業を行わせたい場合があり、前述の
直接撮影するタイプのIDカード作成端末(直接撮影型
のIDカード作成手段)と共に、申請書の貼付写真を撮
影するタイプのIDカード作成端末(間接撮影型のID
カード作成手段)を備えてネットワークを構築すれば、
汎用性を高めることができる。
【0058】図3は、上記の直接撮影型のIDカード作
成端末と間接撮影型のIDカード作成端末との両方をネ
ットワークで結合した実施形態を示すシステムブロック
図である。この図3で、間接撮影型のIDカード作成端
末41は、既述した直接撮影型のIDカード作成端末1の
ビデオカメラ9及びオートフレーミング装置10に代え
て、申請書に貼付された顔写真を撮影するための間接撮
影装置42を設けて構成され、その他の構成については直
接撮影型のIDカード作成端末1と同一である。
【0059】また、図4は、前記間接撮影型のIDカー
ド作成端末41の詳細な構成を示す図があるが、直接撮影
型のIDカード作成端末1の詳細な構成を示す図2にお
けるビデオカメラ9(照明装置23,ビデオカメラ本体2
4,電動式雲台25),オートフレーミング装置10,操作
部36に代えて、図4では、間接撮影装置42を設けてある
点のみが異なる。
【0060】前記間接撮影装置42は、申請書に貼付され
た顔写真を読み取る装置であるから、同じく申請書の読
取りを行うID番号入力装置4及び申請書スキャナ5と
一体的に設けることが好ましい。図5は、間接撮影装置
42にID番号入力装置4を内蔵させ、更に、該間接撮影
装置42で撮影を終えた申請書が連続的に申請書スキャナ
5に搬送されるようにした実施形態を示す。
【0061】図5に示す装置は、上から申請書の自動搬
送装置(ADF)51,ID番号入力装置4を含む間接撮
影装置42,申請書スキャナ4の3つの装置から構成され
ており、3つの装置それぞれには、各装置の動作を制御
するためにCPU52a,52b,52cが備えられている。
申請書は、自動搬送装置51に備えられた申請書トレー53
に所定の向きで載せられ、1枚ずつ間接撮影装置42に送
り出される。間接撮影装置42に送り込まれた申請書は、
CCDカメラ54及びID番号入力装置4としての光学式
文字読取り装置(OCR)55による読取り位置で停止さ
れる。
【0062】ここで、申請書上の顔写真の貼付位置及び
ID番号の記録位置(図6参照)、更に、申請書の停止
位置に応じて位置決めされているCCDカメラ54及びO
CR55(OCRリーダー55a,解読部55b)によって、
申請書の顔写真がCCDカメラ54によって撮影され、同
時にOCR55によって申請書に文字情報として記録され
ているID番号が読み取られる。
【0063】従って、顔画像データとID番号との対応
を確実に付けることができ、また、顔写真及びID番号
の読取り動作を効率的に行わせることができる。CCD
カメラ54で読み取られた申請書の顔写真のカラー画像デ
ータは、画像処理装置6のフレームメモリ57を介してデ
ィジタル信号としてEWS2に出力される。
【0064】一方、OCR55によって読み取られたID
番号は、別途EWS2に出力され、EWS2では、前記
顔画像データ及びID番号をHDD32に記憶する。尚、
図5に示す構成では、CCDカメラ54及びOCR55によ
る読取り停止位置において、申請書を裏面(写真が貼付
される方を表面とする)から押圧する装置59が設けられ
ており、これによりCCDカメラ54及びOCR55による
読取り最適位置に申請書を位置させることができるよう
にしてある。
【0065】また、58は、CCDカメラ54による顔写真
の撮影照明用の蛍光灯である。CCDカメラ54及びOC
R55による読取りが終わると、停止させていた申請書の
搬送を再開し、申請書を次の申請書スキャナ5に送り込
む。申請書スキャナ5では、図7に示すように、申請書
の表裏を同時に読み取ることができるように、申請書の
搬送路を挟んで両側に、光源61及び読取センサ62を備え
ており、申請書が図7で下向きに搬送されながら固定の
読取センサ62によって申請書の表裏のイメージデータが
読み取られるようになっている。
【0066】図7で、63は申請書を搬送するための搬送
ローラ、64は前記搬送ローラ63を回転駆動するためのモ
ータである。尚、図5に示す例では、間接撮影装置42と
申請書スキャナ5とを一体化させたが、これらを別々の
装置として構成しても良い。また、図5に示す構成から
CCDカメラ54の部分を省略して、ID番号入力装置4
(OCR55)と申請書スキャナ5とからなる装置とし、
これを直接撮影型のIDカード作成端末用の装置として
も良い。
【0067】この場合、図8のフローチャートに示すよ
うに、申請書をID番号入力装置4(OCR55)に対し
てADF51で自動搬送させると、まず、申請書からID
番号が読み取られ、該読み取られたID番号に基づくI
D情報の照会、次いで、ID情報のプリンタへの転送が
行われる一方、ID番号が読み取られた申請書は、次の
申請書スキャナ5に送られて申請書のイメージデータが
読み取られる。
【0068】上記のようにID番号の読取りが行われて
初めて、ID情報の照会が行えるようになるから、ID
番号を読取りは申請書のイメージデータの読取りなどに
優先して行わせるべきである。また、図7に示した申請
書スキャナ5にID番号入力装置4(OCR55)を内蔵
させるようにして、直接撮影型に対応する申請書読取り
装置としても良い。
【0069】図9は、かかるID番号入力装置4内蔵型
の申請書スキャナ5を示し、前述の図7に示した申請書
スキャナ5の読取り終了側にOCR55を設けた構成とし
てある。そして、図9に示す構成では、申請書スキャナ
5で読み取られた申請書を前記OCR55の読取り位置に
申請書のID番号の記録部分が合う位置で停止させ、か
かる停止状態でID番号の読取りを行わせる。
【0070】但し、図9に示す構成では、申請書のイメ
ージデータの読取りが終了してからID番号の読取りが
行われることになって、ID情報の照会が遅れることに
なるので、申請書スキャナ5にID番号入力装置4(O
CR55)を内蔵させる場合には、図9に示す読取り順と
は逆に、まず、ID番号が読み取られてからイメージデ
ータの読取りが行われるよう構成することが好ましい。
【0071】図10には、IDカード作成プリンタ8の構
成例を示してある。図10において、IDカードのカード
材料が、カードカセット71に収納されており、該カード
カセット71から1枚ずつ取り出されたカード材料は、各
色(イエローY,マゼンタM,シアンC,ブラックB)
のプリント部72a〜72d(情報記録ユニット)で、順次
色別のプリントがなされ、イエローY,マゼンタM,シ
アンCのプリントを重ねることで、IDカードの顔写真
等の部分のカラープリントを可能としており、また、最
後に住所,氏名などの文字情報がブラックBでプリント
される。
【0072】尚、前記イエローY,マゼンタM,シアン
Cによるカラープリントを可能にするため、レッドR,
グリーンG,ブルーBの3原色信号として読み取られた
顔画像データは、前記イエローY,マゼンタM,シアン
Cの濃度情報に変換されるようにしてある。また、前記
イエローY,マゼンタM,シアンCのカラープリント部
72a〜72cは、昇華インク型プリンタを用いており、ま
た、ブラックBのプリント部72dは、前記昇華インク型
プリンタに対して一般にプリント速度の早い溶融インク
型プリンタを用いている。
【0073】顔写真を含む必要事項のプリントを終えた
カード材料は、ホットスタンプ部73(特願平5−927
2号参照)に送られ、ここでホットスタンプが施された
後、UV塗布部74で紫外線硬化樹脂の塗布が施され、続
いてUV光照射部75で紫外線を照射して硬化させて、I
Dカードの作成が終了する。上記UV塗布部74及びUV
光照射部75が、保護膜形成ユニットに相当する。
【0074】ここで、前記IDカード作成・管理システ
ムによる処理の流れを、直接撮影型のIDカード作成端
末を用いる場合を中心として説明する。まず、IDカー
ドの申請者は、更新窓口でIDカード発行の登録手続き
を行う。具体的には、必要事項を記載し、また、顔写真
を貼付した申請書を、旧のIDカードと共に更新窓口に
提出する。
【0075】更新窓口では、前記申請書に記載されたI
D番号をキーボードから入力し、又は、旧のIDカード
のID番号をOCRで読み取らせて、ID番号をホスト
コンピュータ11に送る。そして、ホストコンピュータ11
から前記ID番号に対応するデータとして転送されてき
たID情報(ID番号を含むIDカード上への記録情
報)を、申請書上にプリントさせる。
【0076】前記ID情報の申請書上へのプリントは、
IDカードの記録フォーマットに合わせることが好まし
く(図6参照)、これにより、申請者は内容確認が容易
に行える。申請書上へのID番号の記録は、後で行われ
るOCR読取りが容易となるように、OCRフォントと
することが好ましい。
【0077】尚、IDカードの新規申請者の場合や住所
変更などがある更新申請者の場合には、申請書に記載さ
れた事項(住所,氏名,生年月日など)を、オペレータ
がキーボード操作によってホストコンピュータ11に新規
登録又は更新登録し、また、新規登録者に対応するID
番号の設定を行う。ここで、申請者の氏名等に欠字(コ
ード化されていない特殊文字)が含まれている場合に
は、前記欠字入力装置23によって欠字のイメージデータ
を入力する。
【0078】欠字入力装置23をイメージスキャナとする
場合には、欠字は手書きで用紙に記入させるが、申請書
が前記用紙を兼ねるようにしても良い。前記更新窓口で
の手続きを終えた申請者は、IDカード作成端末に移動
し、オペレータに申請書を手渡す。このとき、申請者が
多数の場合には、各端末1a,1bに申請者を振り分け
るようにすれば良く、これによって、IDカードの作成
作業をデータベースを共用しながら並列的に実行させる
ことができる。
【0079】オペレータは、図5に示した申請書トレー
53に申請書を載せる。これにより、申請書は順次自動搬
送され、ID番号の認識,申請書イメージデータの読取
りが行われる。申請書から認識されたID番号はEWS
2に送られ、EWS2を介してホストコンピュータ11に
ID情報の照会がなされる。
【0080】そして、ホストコンピュータ11から転送さ
れるID情報は、EWS2が管理するHDD32に記憶さ
れる。また、申請書スキャナ5で読み取られた申請書の
イメージデータは、ID番号が付されてやはりEWS2
が管理するHDD32に記憶される。尚、申請書スキャナ
5にデータ圧縮機能を持たせ、申請書のイメージデータ
を圧縮した後にHDD32に記憶させるようにしても良
い。
【0081】一方、撮影ブースに移動した申請者は、ビ
デオカメラ9による顔の撮影を受け、顔画像データは画
像処理装置6を介してEWS2が管理するHDD32に記
憶される。HDD32上で、ID情報とこれに対応する顔
画像データとが揃うと、IDカード作成プリンタ8がプ
リント可能な状態の時に、EWS2からIDカード作成
プリンタ8に対して前記ID情報と顔画像データとを対
として転送し、IDカードのプリントを行わせる。
【0082】ここで、一方のIDカード作成端末のID
カード作成プリンタ8におけるプリントが滞っている場
合や、プリンタ故障が発生していて、プリント不能な状
況にある場合には、ネットワークを介して別のIDカー
ド作成端末のプリンタにデータを転送して、別のIDカ
ード作成端末でIDカードのプリントを行わせるように
しても良い。
【0083】直接撮影型のIDカード作成端末を複数備
えるネットワークを構築した場合(図1参照)には、直
接撮影によるIDカードの作成を各端末で並列的に処理
することが可能であり、特に、上記のようなプリント不
能時のデータ転送を端末間で行わせるようにすれば、1
つの端末でプリント不能になっても、全体システムとし
てこれを吸収して、IDカードの作成作業が大きく滞っ
てしまうことがない。
【0084】また、間接撮影型のIDカード作成端末
を、直接撮影型のIDカード作成端末と共に備えてネッ
トワークを構成し、間接撮影と直接撮影との両方に柔軟
に対応できるようにする場合(図3参照)、同じ割合で
間接型と直接型とを可動させることは通常はないと想定
されるので、上記のように、プリント不能時の端末間で
のデータ転送を行わせるようにすれば、プリンタの可動
率を上げて効率の良いIDカード作成が可能となる。
【0085】一方、HDD32に記憶されている顔画像デ
ータ,申請書イメージデータ,ID情報(ID番号を含
む)は、ID番号を検索情報としてEWS2の空き時間
にホストコンピュータ11にファイリングデータとして転
送され、顔画像データ,申請書イメージデータについて
は集合型光ディスク13aに、また、ID情報については
磁気記憶装置13bに記憶される。
【0086】尚、ホストコンピュータ11に転送される顔
画像データについては、圧縮処理をEWS2で施してか
ら転送させるようにしても良い。上記の説明したシステ
ムにおいて、各端末1a,1bを1人のオペレータが操
作し、2人の申請者を8秒のサイクルで同時処理する場
合を想定すると、各種処理内容は、図11のタイムチャー
トに示すようにして実行される。
【0087】尚、下記の項目番号は、図11のタイムチャ
ート中に示す処理時間に付された番号に対応するものと
する。まず、オペレータの動作として、 (1)申請書を申請者から受け取る(1秒) (2)申請書を申請書スキャナ(OCR)に投入する(1
秒) (3)ID番号をモニタで確認する(3秒) (4)画像を確認して確認ボタンを押す(1秒) が行われ、また、申請者の動作としては、 (5)撮影ブースに移動し、着席する(4秒) が必要となり、顔画像の撮影に当たっては、オートオー
トフレーミング装置10の動作として、 (6)自動撮影後に、結果をモニタに表示する(2秒) が行われる。
【0088】更に、前記オペレータによって投入された
申請書に関連して、OCR55,スキャナ5による読取り
動作として、 (7)OCRによる申請書のID番号の自動認識(2秒) (8)申請書をスキャナに自動搬送(2秒) (9)申請書のスキャナ読取り(3秒)が行われ、EWS
2においては、 (10)ID情報のホスト照会後、ディクスに書き込み(6
秒) (11)顔画像データを受け取り、ディスクに書き込み(2
秒) (12)申請書イメージデータを受け取り、ディスクへ書き
込み(4秒) (13)顔画像データとID情報とを取り出し、プリンタに
転送(3秒) が行われる。
【0089】一方、上記のようにして顔画像データとI
D情報とが転送されるプリンタにおいては、 (14)IDカードの作成(8秒) が行われ、更に、図11のタイムチャート中には示してい
ないが、データベースに対するファイリングデータのソ
フト圧縮処理や転送処理(10秒)が行われる。
【0090】ここで、上記項目番号(10)に示すよう
に、ID情報をホストに照会し、ID情報を入手するま
でには数秒以上要し、特に、照会を行う端末を多く設け
た場合には、ホストの負担が大きくなって前記照会時間
はより長くなってしまう。ID情報と顔画像データとが
揃った段階でプリンタにこれらのデータを転送し、更
に、各種のファイリングデータを転送し、1人の申請者
に対する処理を全て終了してから、次の申請者に対する
処理を開始させる構成の場合、プリンタの処理能力が高
くても、前記ID情報の照会に要する時間が長いと、撮
影のサイクルタイムが長くなって効率が悪い。
【0091】また、プリンタ8,申請書スキャナ5にエ
ラーが発生したり、ホストコンピュータ11との通信(ア
クセス)が不能になった場合に、上記の申請者毎に処理
を完結させる構成であると、エラー,通信不能状態が復
活するまでの間、処理(特に申請者の顔画像撮影)が滞
ってしまうことになって好ましくない。そこで、前記E
WS2(IDカード作成制御手段)が、ID番号,顔画
像データ,ID情報,申請書のイメージデータの取得完
了及びプリンタ8への作成指令完了,プリンタ8からの
IDカード作成完了の通知の情報をID番号毎に記憶す
るカード作成管理ファイルをHDD32上に設定するよう
構成し、ID番号の取得をトリガーとして前記ファイル
登録を行い、各種データの取得や作成指令,完了通知の
情報を逐次前記ファイルにセットし、複数のIDカード
作成にかかる処理が1つの端末内で並列的に処理できる
ようにすると良い。
【0092】ここで、前記カード作成管理ファイルを用
いた制御の様子を、図12のデータ・フロー・ダイアグラ
ムを参照しつつ説明する。尚、図12において、□で囲ま
れた部分は装置を示し、○で囲まれた部分は機能を示
し、更に、上下に直線で挟まれる部分はデータ格納を示
すものとする。EWS2においては、まず、ID番号の
取得がなされると、前記カード作成管理ファイルにID
番号を登録し、ファイルの新規設定を行う。
【0093】そして、顔画像データのディスクへの格納
が終了すると、対応するファイルに顔画像準備完了をセ
ットし、また、前記ID番号を検索情報としてホストか
らID情報が取り込まれると、対応するファイルにID
情報準備完了をセットする。そして、前記カード作成管
理ファイルに基づいて顔画像データとID情報とが取得
済みであることが判別されると、顔画像データとID情
報とを付属のプリンタ8に転送し、次いで作成指令をプ
リンタ8に出力し、前記ファイルに対して作成指令完了
をセットする。
【0094】ここで、顔画像データの読取りをID情報
の照会に対応させて行わせる必要はなく、たとえID情
報の照会が済んでいなくても、顔画像データの読取りを
優先してどんどん進行させ、ID情報の照会が済んで顔
画像データとID情報とが揃ったことが管理ファイル上
で確認されたものから、逐次プリンタ8に対してデータ
を転送し、作成指令を出力させるようにすれば良い。
【0095】このように顔画像の撮影を優先させて進行
させれば、撮影サイクルがID情報の照会に影響されて
長引くことがなく、申請者の顔画像撮影を早期に済ませ
ることができる。プリンタ8においては、EWS2から
転送される顔画像データとID情報とを一時的に記憶で
きるバッファメモリ(入力データ記憶手段)を備え、I
Dカードの作成完了又は作成指令のキャンセルがなされ
るまでは、前記バッファメモリの記憶内容を保持するよ
う構成する。
【0096】そして、EWS2から作成指令が出力され
ると、前記バッファメモリの対応するデータを使用して
カード作成を開始する。ここで、IDカード作成中に、
各種消耗品の残量不足やジャムなどのエラーが発生した
ときには、エラー・ワーニング発生ユニットの信号に基
づいて、プリンタのエラー発生ユニット(プリント部72
a〜72d,ホットスタンプ部73,UV塗布部74,UV光
照射部75)よりも下流側のユニットでは処理を順次進行
させ、また、エラー発生ユニットの上流側では各ユニッ
トの処理を終えたところで待機させる。
【0097】尚、各ユニットの処理を終えたところで待
機させるのは、各ユニットにおけるプリント途中で停止
させると、画像や文字に白すじが残ってしまうためであ
る。次いで、EWS2側にエラー・ワーニングデータを
ステータス情報として通報すると共に、エラー情報をプ
リンタ8の操作パネルに表示してオペレータに警告す
る。
【0098】オペレータは、前記警告に従ってプリンタ
8におけるエラー要因を確認し、そのエラー要因を取り
除き、プリント再開信号をプリンタ8の操作パネルを介
して入力し、待機させておいたプリント動作を再開させ
る。ここで、カード材のつまり等によって作成途中のカ
ードを抜いたような場合には、該当するカードに対応す
る作成指令の再発行を要請する必要があり、オペレータ
がプリンタ8の操作パネルを介してEWS2に再発行を
選択的に指示できるようになっている。
【0099】該作成指令の再発行時において、プリンタ
8は、エラー発生によってプリントできなかったIDカ
ードの作成をバッファメモリに記憶されているデータに
基づいて最初からやり直し、IDカードの作成が完了す
ると、かかる情報をEWS2に出力して、対応する管理
ファイルの作成完了通知がセットされるようにする。従
って、プリンタ8による作成中にエラーが生じても、再
度顔画像データやID情報をEWS2から転送する必要
がなく、エラー要因を除くことで、カード作成を直ちに
再開でき、また、エラーによって作成途中のカードを抜
いたような場合でも、オペレータの操作によって内蔵バ
ッファメモリ(記憶手段)の記憶データを用いたプリン
トを最初から行わせることができる。
【0100】EWS2側では、プリンタ8から送られる
エラー・ワーニングデータを表示すると共に、作成指令
を出力してから規定時間以上経っても、カード作成管理
ファイルに作成完了通知がセットされないときには、先
に発行した作成指令を一旦キャンセルし、再度、顔画像
データ,ID情報を転送し、作成指令を再発行する。こ
こで、上記の顔画像データ,ID情報の再転送及び作成
指令の再発行は、同じプリンタ8に対して行っても良い
し、付属のプリンタ8によるIDカードの作成は不能で
あるものと見做し、別の端末に付属されるプリンタ8に
対して行われるようにしても良い。
【0101】これにより、プリント作成指令は出力した
ものの、実際にプリントされないまま放置されることを
回避でき、IDカードの作成を確実かつ早期に行わせる
ことが可能となる。尚、別の端末のプリンタ8に再発行
を指示する場合には、カード作成管理ファイル及びハー
ドディスク32に格納されているIDカード作成に関わる
各種のデータを、プリントを行わせるプリンタ8に対応
するEWS2に移動させ、常に、プリンタ8が特定のE
WS2と対となって動作するようにすると良い。
【0102】また、申請書スキャナ5にエラーが発生
し、申請書のイメージデータの取込みが行われていない
場合には、IDカードの作成処理には支障はないので、
IDカードの作成処理を逐次進行させておき、後で管理
ファイルをチェックして申請書のイメージデータの処理
が済んでいないことを判別した段階で、入力処理及びデ
ータベースへの転送を行わせることができる。
【0103】従って、申請書スキャナのエラーが途中で
発生しても、IDカードの作成処理は通常に行わせてお
き、例えば、予定のIDカード作成が終了した後で管理
ファイルをチェックして、申請書の読取りが行われてい
ないものについてのみまとめて読取りを行わせることが
でき、申請書スキャナ5におけるエラー発生が、IDカ
ード作成サイクルに影響を与えることを回避できる。
【0104】また、ホストコンピュータ11との通信が不
能になり、ホストコンピュータ11のデータベース(磁気
記憶装置13b)にアクセスしてID情報を照会すること
ができない場合には、IDカードの作成は行えなくなる
が、その他のID番号の読取り,顔画像の撮影,申請書
の読取りは進行させておき、ホストコンピュータ11との
通信が可能になった段階で、ID情報の照会が済んでい
ない申請者を前記管理ファイルでチェックして逐次ID
情報の照会を行い、顔画像データとID情報とが揃った
ものから順次IDカードの作成を行わせるようにすれば
良い。
【0105】従って、ホストコンピュータ11との通信が
不能になっても、通常に申請者毎の顔画像の撮影、申請
書の読取りを進行させておくことができ、前記通信不能
によっても撮影が滞ってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】IDカード作成・管理システムを示すシステム
ブロック図。
【図2】直接撮影型のIDカード作成端末を示すブロッ
ク図。
【図3】IDカード作成・管理システムの別の構成例を
示すシステムブロック図。
【図4】間接撮影型のIDカード作成端末を示すブロッ
ク図。
【図5】申請書の読取り装置を示す縦断面図。
【図6】申請書の例を示す図。
【図7】申請書スキャナの例を示す縦断面図。
【図8】直接撮影型における処理を示すフローチャー
ト。
【図9】ID番号入力装置を内蔵した申請書スキャナを
示す縦断面図。
【図10】プリンタの構成例を示す縦断面図。
【図11】実施形態における処理手順を示すタイムチャー
ト。
【図12】管理ファイルに基づいて処理制御の概略を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1a,1b…IDカード作成端末(直接撮影型) 2…エンジニアリング・ワーク・ステーション 4…ID番号入力装置 5…申請書スキャナ 6…画像処理装置 7…TVモニタ 8…IDカード作成プリンタ(IDカード作成装置) 9…ビデオカメラ 10…オートフレーミング装置 11…ホストコンピュータ 12…ファイリング装置 13a…集合型光ディスク 13b…磁気記憶装置 32…HDD 41…IDカード作成端末(間接撮影型) 42…間接撮影装置 54…CCDカメラ 55…OCR

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ID番号を入力するID番号入力手段から
    所定のID番号が入力されると、 前記所定のID番号と顔画像データ入力手段で入力され
    た顔画像データとを対とするデータを作成し、 ID情報のデータベースから、前記所定のID番号に対
    応したID情報を読み出し、 前記所定のID番号に対応する顔画像データとID情報
    を形成するIDカード作成・管理システムに用いられる
    IDカード作成装置であって、 ID番号によって対応づけられた顔画像データとID情
    報とからIDカードを作成するIDカード作成装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のIDカード作成装置により
    作成されたIDカード。
  3. 【請求項3】ID番号を入力するID番号入力手段から
    所定のID番号が入力する工程と、 前記所定のID番号と顔画像データ入力手段で入力され
    た顔画像データとを対とするデータを作成する工程と、 ID情報のデータベースから、前記所定のID番号に対
    応したID情報を読み出す工程と、 前記所定のID番号に対応する顔画像データとID情報
    を形成する工程と、 前記形成されたID番号に対応する顔画像データとID
    情報を用いてIDカードを作成する工程と、 により形成されたIDカード。
  4. 【請求項4】複数のユニットの備え、ID番号によって
    対応づけられた顔画像データとID情報とからIDカー
    ドを作成するIDカード作成装置において、 それぞれのユニットで処理中にエラーが発生した場合
    に、 エラーが発生したユニットよりも上流側のユニットでは
    カードを待機させることを特徴とするIDカード作成装
    置。
  5. 【請求項5】複数のユニットの備え、ID番号によって
    対応づけられた顔画像データとID情報とからIDカー
    ドを作成するIDカード作成装置において、 それぞれのユニットで処理中にエラーが発生した場合
    に、 エラーが発生したユニットよりも上流側の情報記録ユニ
    ットにおける情報記録が終了後にカードを待機させるこ
    とを特徴とするIDカード作成装置。
  6. 【請求項6】複数のユニットの備え、ID番号によって
    対応づけられた顔画像データとID情報とからIDカー
    ドを作成するIDカード作成装置において、 それぞれのユニットで処理中にエラーが発生した場合
    に、 エラーが発生したユニットよりも下流側のユニットでは
    カードに対する処理を継続させることを特徴とするID
    カード作成装置。
  7. 【請求項7】請求項4又は5記載のIDカード作成装置
    において、 エラーが解除された場合に、上流で待機させておいたカ
    ードに対する処理を再開させることを特徴とするIDカ
    ード作成装置。
  8. 【請求項8】複数のユニットの備え、ID番号によって
    対応づけられた顔画像データとID情報とからIDカー
    ドを作成するIDカード作成装置において、 それぞれのユニットで処理中にエラーが発生した場合
    に、 エラーが発生したユニットよりも上流側のユニットでは
    カードを待機させ、 エラーが発生したユニットよりも下流側のユニットでは
    カードに対する処理を継続させ、 エラーが解除された場合に、上流で待機させておいたカ
    ードに対する処理を再開させることを特徴とするIDカ
    ード作成装置。
  9. 【請求項9】請求項4〜8のいずれか1つに記載のID
    カード作成装置において、 エラーが発生したユニット内のエラー該当カードの再発
    行指令に基づいて、記憶手段に記憶された、ID番号に
    よって対応づけられた顔画像データとID情報とからI
    Dカードを再度作成することを特徴とするIDカード作
    成装置。
  10. 【請求項10】前記複数のユニットに、IDカード表面
    に顔画像データとID情報とを形成する情報記録ユニッ
    トが単数又は複数含まれることを特徴とする請求項4〜
    9のいずれか1つに記載のIDカード作成装置。
  11. 【請求項11】前記複数のユニットに、IDカード表面
    に顔画像データとID情報とを形成する情報記録ユニッ
    トが単数又は複数含まれると共に、ID情報が形成され
    たIDカード表面に保護膜を形成する保護膜形成ユニッ
    トが単数又は複数含まれることを特徴とする請求項4〜
    9のいずれか1つに記載のIDカード作成装置。
  12. 【請求項12】請求項4〜11のいずれか1つに記載の
    IDカード作成装置により形成されたIDカード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005161792A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Omron Corp 記録媒体、記録媒体の発行装置、および記録媒体の読み取り装置
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