JP2003001232A - 飛灰中の重金属の固定化処理 - Google Patents
飛灰中の重金属の固定化処理Info
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- JP2003001232A JP2003001232A JP2001184648A JP2001184648A JP2003001232A JP 2003001232 A JP2003001232 A JP 2003001232A JP 2001184648 A JP2001184648 A JP 2001184648A JP 2001184648 A JP2001184648 A JP 2001184648A JP 2003001232 A JP2003001232 A JP 2003001232A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高価なキレート薬剤を使用せず、飛灰を含む
液のpH範囲に関係なく処理可能であり、安全な作業
で、焼却飛灰および溶融飛灰中の重金属を固定すること
ができる、飛灰中の重金属固定化処理方法を提供する。 【解決手段】 炉から排出される飛灰に珪素質物質と水
を加えて全体を混練し、得られた混練物を常圧下で10
0〜300℃の加熱雰囲気下で養生する。好ましい珪素
質物質は、二酸化珪素、または二酸化珪素を50〜10
0重量%を含む鉱物、または二酸化珪素を50〜100
重量%を含む廃棄物である。飛灰中に含まれるカルシウ
ムと珪素のモル比を、Ca/Si=0.2〜2とする。
養生を二段階に分け、一次養生を常温〜100℃未満の
温度で0〜8時間、二次養生を100〜300℃の温度
で30分から10時間行う。珪素質物質がは好ましくは
粒度50〜500メッシュの粒状物である
液のpH範囲に関係なく処理可能であり、安全な作業
で、焼却飛灰および溶融飛灰中の重金属を固定すること
ができる、飛灰中の重金属固定化処理方法を提供する。 【解決手段】 炉から排出される飛灰に珪素質物質と水
を加えて全体を混練し、得られた混練物を常圧下で10
0〜300℃の加熱雰囲気下で養生する。好ましい珪素
質物質は、二酸化珪素、または二酸化珪素を50〜10
0重量%を含む鉱物、または二酸化珪素を50〜100
重量%を含む廃棄物である。飛灰中に含まれるカルシウ
ムと珪素のモル比を、Ca/Si=0.2〜2とする。
養生を二段階に分け、一次養生を常温〜100℃未満の
温度で0〜8時間、二次養生を100〜300℃の温度
で30分から10時間行う。珪素質物質がは好ましくは
粒度50〜500メッシュの粒状物である
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却炉または灰溶
融炉から排出される飛灰中の重金属を固定化処理する方
法である。
融炉から排出される飛灰中の重金属を固定化処理する方
法である。
【0002】
【従来の技術】従来、飛灰中の重金属の固定化には、専
用の固定薬剤またはキレート薬剤が広く用いられてい
た。しかし、薬剤およびキレート剤は、飛灰と同薬剤を
含む液が適当なpH範囲にないと性能を発揮しないた
め、飛灰中の重金属を確実に固定化処理するためには、
上記液のpHを調節する作業が必要であった。また、飛
灰中の重金属が多い場合、多量に薬剤が必要でありコス
ト高を招く問題があった。
用の固定薬剤またはキレート薬剤が広く用いられてい
た。しかし、薬剤およびキレート剤は、飛灰と同薬剤を
含む液が適当なpH範囲にないと性能を発揮しないた
め、飛灰中の重金属を確実に固定化処理するためには、
上記液のpHを調節する作業が必要であった。また、飛
灰中の重金属が多い場合、多量に薬剤が必要でありコス
ト高を招く問題があった。
【0003】特開平9−108646号公報には、廃棄
物に水ガラスと粉体状二酸化珪素と水を混練し、その後
この混練物を養生する廃棄物の処理方法が記載されてい
る。しかし、その養生温度は40〜100℃であり、そ
のため処理灰の鉛溶出量をその埋立基準値である0.3
mg/l以下に抑えることができなかった。
物に水ガラスと粉体状二酸化珪素と水を混練し、その後
この混練物を養生する廃棄物の処理方法が記載されてい
る。しかし、その養生温度は40〜100℃であり、そ
のため処理灰の鉛溶出量をその埋立基準値である0.3
mg/l以下に抑えることができなかった。
【0004】また、特開2001−9413号公報に
は、廃棄物や飛灰と石灰源材の混練物を20〜60℃で
前養生し、オートクレーブを使用して60〜250℃で
これを水熱処理する処理方法が記載されている。しか
し、この方法では、危険な圧力容器であるオートクレー
ブを使用するので、作業の安全性に問題があった。
は、廃棄物や飛灰と石灰源材の混練物を20〜60℃で
前養生し、オートクレーブを使用して60〜250℃で
これを水熱処理する処理方法が記載されている。しか
し、この方法では、危険な圧力容器であるオートクレー
ブを使用するので、作業の安全性に問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の点に
鑑み、高価なキレート薬剤を使用せず、飛灰を含む液の
pH範囲に関係なく処理可能であり、安全な作業で、焼
却飛灰および溶融飛灰中の重金属を固定することができ
る、飛灰中の重金属固定化処理方法を提供することを目
的とする。
鑑み、高価なキレート薬剤を使用せず、飛灰を含む液の
pH範囲に関係なく処理可能であり、安全な作業で、焼
却飛灰および溶融飛灰中の重金属を固定することができ
る、飛灰中の重金属固定化処理方法を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による飛灰中の
重金属固定化処理方法は、上記の目的を達成すべく工夫
されたものであって、炉から排出される飛灰に珪素質物
質と水を加えて全体を混練し、得られた混練物を常圧下
で100〜300℃、好ましくは100℃〜200℃の
加熱雰囲気下で養生することを特徴とする方法である。
重金属固定化処理方法は、上記の目的を達成すべく工夫
されたものであって、炉から排出される飛灰に珪素質物
質と水を加えて全体を混練し、得られた混練物を常圧下
で100〜300℃、好ましくは100℃〜200℃の
加熱雰囲気下で養生することを特徴とする方法である。
【0007】本発明方法で用いる珪素質物質は、例え
ば、二酸化珪素、または二酸化珪素を50〜100重量
%を含む鉱物、または二酸化珪素を50〜100重量%
を含む廃棄物である。二酸化珪素を50〜100重量%
を含む鉱物としては、珪砂、ケイソウ土、活性白土、酸
性白土、カオリン、ベントナイト、パーラメントが例示
される。これらはいずれも安価に入手できる珪酸質鉱物
である。二酸化珪素を50〜100重量%を含む廃棄物
としては、石炭灰、廃ガラス砂のような廃棄物が例示さ
れる。
ば、二酸化珪素、または二酸化珪素を50〜100重量
%を含む鉱物、または二酸化珪素を50〜100重量%
を含む廃棄物である。二酸化珪素を50〜100重量%
を含む鉱物としては、珪砂、ケイソウ土、活性白土、酸
性白土、カオリン、ベントナイト、パーラメントが例示
される。これらはいずれも安価に入手できる珪酸質鉱物
である。二酸化珪素を50〜100重量%を含む廃棄物
としては、石炭灰、廃ガラス砂のような廃棄物が例示さ
れる。
【0008】通常、焼却炉または灰溶融炉から排出され
る飛灰中にはカルシウムが含まれている。飛灰中のカル
シウムと珪素のモル比は、Ca/Si=0.2〜2とす
るのが好ましい。飛灰中のカルシウムと珪素および水と
が良く反応するように、飛灰と珪素質物質と水の混練物
を加熱処理の前に100℃以下で1〜2時間程度放置す
るのが好ましい。次いで飛灰と珪素質物質と水の混練物
を加熱処理することにより、カルシウム、珪素、水から
なる結晶構造が生成され、重金属が結晶中に取り込ま
れ、重金属の溶出量が減少する。
る飛灰中にはカルシウムが含まれている。飛灰中のカル
シウムと珪素のモル比は、Ca/Si=0.2〜2とす
るのが好ましい。飛灰中のカルシウムと珪素および水と
が良く反応するように、飛灰と珪素質物質と水の混練物
を加熱処理の前に100℃以下で1〜2時間程度放置す
るのが好ましい。次いで飛灰と珪素質物質と水の混練物
を加熱処理することにより、カルシウム、珪素、水から
なる結晶構造が生成され、重金属が結晶中に取り込ま
れ、重金属の溶出量が減少する。
【0009】養生を二段階に分け、一次養生を常温〜1
00℃未満の温度で0〜8時間、二次養生を100℃〜
300℃の温度で30分から10時間行うのが好まし
い。養生を二段階に分けることにより、100℃以上の
高温雰囲気下でカルシウムおよび珪素分が水に溶け水和
反応が起こる前に水分が蒸発してしまうのを防ぐことが
できる。
00℃未満の温度で0〜8時間、二次養生を100℃〜
300℃の温度で30分から10時間行うのが好まし
い。養生を二段階に分けることにより、100℃以上の
高温雰囲気下でカルシウムおよび珪素分が水に溶け水和
反応が起こる前に水分が蒸発してしまうのを防ぐことが
できる。
【0010】珪素質物質としては、粒度50〜500メ
ッシュの粒状物が好ましい。
ッシュの粒状物が好ましい。
【0011】「廃棄物の処理および清掃に関する法律」
では、金属等の溶出試験を行い、得られた溶出濃度結果
で処理効果を評価することになっている。産業廃棄物中
の金属等の検定方法(昭和48年2月17日、環境庁告
示13)による溶出試験を行ったところ、本発明方法で
処理した飛灰の鉛溶出量は、埋立基準値である0.3m
g/l以下であった。
では、金属等の溶出試験を行い、得られた溶出濃度結果
で処理効果を評価することになっている。産業廃棄物中
の金属等の検定方法(昭和48年2月17日、環境庁告
示13)による溶出試験を行ったところ、本発明方法で
処理した飛灰の鉛溶出量は、埋立基準値である0.3m
g/l以下であった。
【0012】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を実施例により具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0013】実施例1
同一の溶融炉から排出された飛灰で採取日の異なる試料
1〜8に、それぞれ、市販の二酸化珪素(特級試薬、粒
度400メッシュ)を飛灰100重量部に対し50〜6
0重量部加え、飛灰中に含まれるカルシウムと珪素のモ
ル比が、Ca/Si=1となるように調整した。次に、
これに水を飛灰100重量部に対し50重量部加え、全
体をよく混練した。この混練物を45℃で2時間一次養
生し、次いで130℃で8時間二次養生した。
1〜8に、それぞれ、市販の二酸化珪素(特級試薬、粒
度400メッシュ)を飛灰100重量部に対し50〜6
0重量部加え、飛灰中に含まれるカルシウムと珪素のモ
ル比が、Ca/Si=1となるように調整した。次に、
これに水を飛灰100重量部に対し50重量部加え、全
体をよく混練した。この混練物を45℃で2時間一次養
生し、次いで130℃で8時間二次養生した。
【0014】こうして、固定化処理した混練物に対し、
産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年2
月17日、環境庁告示13)に従って溶出試験を行っ
た。この試験結果を表1に示す。
産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年2
月17日、環境庁告示13)に従って溶出試験を行っ
た。この試験結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1から分かるように、いずれの試料から
得られた混練物においても、鉛の溶出量は埋立基準値で
ある0.3mg/l以下であった。表1には上記試験に
おける溶出液のpH値も示した。これから分かるよう
に、溶出液のpH範囲に関係なく飛灰処理が可能であ
る。
得られた混練物においても、鉛の溶出量は埋立基準値で
ある0.3mg/l以下であった。表1には上記試験に
おける溶出液のpH値も示した。これから分かるよう
に、溶出液のpH範囲に関係なく飛灰処理が可能であ
る。
【0017】比較例1
試料1〜8をそのまま上記溶出試験に付した。この試験
結果を表1に示す。
結果を表1に示す。
【0018】実施例2
表2に示すように、二酸化珪素(特級試薬、粒度400
メッシュ)の添加量を飛灰100重量部に対し2〜11
0重量部とし、飛灰中に含まれるカルシウムと珪素のモ
ル比を、Ca/Si=0.3〜4.0とした以外は、実
施例1と同様の操作を行った。溶出試験結果を図1に示
す。
メッシュ)の添加量を飛灰100重量部に対し2〜11
0重量部とし、飛灰中に含まれるカルシウムと珪素のモ
ル比を、Ca/Si=0.3〜4.0とした以外は、実
施例1と同様の操作を行った。溶出試験結果を図1に示
す。
【0019】
【表2】
【0020】図1から分かるように、Ca/Siモル比
が小さいほど鉛の溶出量は少なくなり、特にCa/Si
モル比1.3以下では鉛の溶出量はいずれも埋立基準値
である0.3mg/l以下であった。
が小さいほど鉛の溶出量は少なくなり、特にCa/Si
モル比1.3以下では鉛の溶出量はいずれも埋立基準値
である0.3mg/l以下であった。
【0021】実施例3
灰溶融炉から排出された飛灰に活性白土を飛灰100重
量部に対し45重量部加え、飛灰中に含まれるカルシウ
ムと珪素のモル比が、Ca/Si=1となるように調整
した。次に、これに水を飛灰100重量部に対し50重
量部加え、全体をよく混練した。この混練物を130℃
で8時間養生した。
量部に対し45重量部加え、飛灰中に含まれるカルシウ
ムと珪素のモル比が、Ca/Si=1となるように調整
した。次に、これに水を飛灰100重量部に対し50重
量部加え、全体をよく混練した。この混練物を130℃
で8時間養生した。
【0022】こうして、固定化処理した混練物に対し、
産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年2
月17日、環境庁告示13)に従って溶出試験を行っ
た。この結果、鉛の溶出量は0.05mg/l以下であ
って、埋立基準値である0.3mg/lを大きく下回っ
た。また、上記試験における溶出液のpHは9.8であ
った。
産業廃棄物に含まれる金属等の検定方法(昭和48年2
月17日、環境庁告示13)に従って溶出試験を行っ
た。この結果、鉛の溶出量は0.05mg/l以下であ
って、埋立基準値である0.3mg/lを大きく下回っ
た。また、上記試験における溶出液のpHは9.8であ
った。
【0023】
【発明の効果】本発明方法によれば、飛灰含有液のpH
範囲に関係なく、飛灰中の重金属を固定化処理すること
ができ、鉛の溶出量をその埋立基準値である0.3mg
/l以下に抑えることができる。
範囲に関係なく、飛灰中の重金属を固定化処理すること
ができ、鉛の溶出量をその埋立基準値である0.3mg
/l以下に抑えることができる。
【0024】また、本発明方法によれば、高価なキレー
ト薬剤を使用せず、安価な珪素質物質を用いて飛灰中の
重金属を固定化処理することができる。さらに、本発明
では、危険な圧力容器であるオートクレーブを使用せず
に、安全な作業で重金属の固定化処理が可能である。
ト薬剤を使用せず、安価な珪素質物質を用いて飛灰中の
重金属を固定化処理することができる。さらに、本発明
では、危険な圧力容器であるオートクレーブを使用せず
に、安全な作業で重金属の固定化処理が可能である。
【図1】Ca/Siモル比とpH溶出量の関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
B09B 3/00 304G
(72)発明者 岸田 央範
大阪市住之江区南港北1丁目7番89号 日
立造船株式会社内
Fターム(参考) 2E191 BA02 BC02 BD01
4D004 AA37 AB03 BB03 CA14 CA15
CA22 CA34 CA45 CB21 CB31
CC03 CC11 CC13 DA03 DA06
DA10
Claims (5)
- 【請求項1】 炉から排出される飛灰に珪素質物質と水
を加えて全体を混練し、得られた混練物を常圧下で10
0〜300℃の加熱雰囲気下で養生することを特徴とす
る、飛灰中の重金属の固定化処理方法。 - 【請求項2】 珪素質物質が、二酸化珪素、または二酸
化珪素を50〜100重量%を含む鉱物、または二酸化
珪素を50〜100重量%を含む廃棄物である請求項1
に記載の方法。 - 【請求項3】 飛灰中に含まれるカルシウムと珪素のモ
ル比を、Ca/Si=0.2〜2とする請求項1または
2に記載の方法。 - 【請求項4】 養生を二段階に分け、一次養生を常温〜
100℃未満の温度で0〜8時間、二次養生を100〜
300℃の温度で30分から10時間行う請求項1〜3
のいずれかに記載の方法。 - 【請求項5】 珪素質物質が粒度50〜500メッシュ
の粒状物である請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184648A JP2003001232A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 飛灰中の重金属の固定化処理 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184648A JP2003001232A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 飛灰中の重金属の固定化処理 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003001232A true JP2003001232A (ja) | 2003-01-07 |
Family
ID=19024375
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184648A Pending JP2003001232A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 飛灰中の重金属の固定化処理 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003001232A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102962240A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-13 | 东华大学 | 一种利用硅粉水热养护稳定化处理垃圾焚烧飞灰的方法 |
CN105903746A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-08-31 | 上海市环境工程设计科学研究院有限公司 | 利用稻壳灰稳定化处理垃圾焚烧飞灰的方法 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184648A patent/JP2003001232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102962240A (zh) * | 2012-11-23 | 2013-03-13 | 东华大学 | 一种利用硅粉水热养护稳定化处理垃圾焚烧飞灰的方法 |
CN105903746A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-08-31 | 上海市环境工程设计科学研究院有限公司 | 利用稻壳灰稳定化处理垃圾焚烧飞灰的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040402 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051019 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |