JP2003000571A - 覚醒度推定装置および覚醒度推定方法 - Google Patents

覚醒度推定装置および覚醒度推定方法

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JP2003000571A JP2001183028A JP2001183028A JP2003000571A JP 2003000571 A JP2003000571 A JP 2003000571A JP 2001183028 A JP2001183028 A JP 2001183028A JP 2001183028 A JP2001183028 A JP 2001183028A JP 2003000571 A JP2003000571 A JP 2003000571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定時間における瞬きデータを利用しかつ固
定閾値を用いず覚醒度を推定する方法を提供する。 【解決手段】 ドライバの瞬き及び瞬き時間を検出し、
検出した瞬き及び瞬き時間に基づいて瞬き時間別度数分
布作成110により所定時間における瞬き時間別度数分
布を作成し、基準値設定手段111により高覚醒時の所
定時間における瞬き時間別度数分布の分布重心を評価値
基準値とすると共に正規化基準値を設定し、覚醒度推定
手段112により所定時間における瞬き時間別度数分布
の分布重心を評価値として、この評価値の評価値基準値
に対する変化を正規化基準値で正規化したものを覚醒度
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定時間におけ
る瞬き時間別度分布を用いて、覚醒度推定を行う装置お
よび方法を提供するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の覚醒度を推定する手法としては、
例えば特開昭60−592号公報、特開平9−2778
49号公報、または特開平10−272960号公報等
に記載された技術がある。ここでは、(従来例1)特開
昭60−592号公報、及び(従来例2)特開平9−2
77849号公報の技術について、下記に説明する。
【0003】従来例1.図15は特開昭60−592号
公報に示された居眠り防止装置のブロック構成図であ
る。図15の居眠り防止装置は、まばたき信号波形計測
器222、パラメータ測定部223、覚醒パターン決定
部224、距離決定部225、比較器226、警告音発
生器227から構成される。この発明は、眠気が生じる
頃のまばたき信号波形は、波高が小さく、立ち上がり角
度、立ち下がり角度が緩やかでしかも持続時間が短いと
いう特色に着目している。
【0004】具体的な手法としては、運転者221の瞼
又はまばたきに伴って生じる眼球の上下運動をまばたき
波形計測器222によって計測し、パラメータ測定部2
23がその出力信号より運転者のまばたきの波高、立ち
上がり角度、立ち下がり角度、持続時間の4つのパラメ
ータを測定する。計測開始後は、運転者が覚醒状態にあ
るとみなし、例えば計測開始直後から20回目までのま
ばたき信号波形から、上記4つのパラメータについてそ
れぞれの平均値と分散を求める。覚醒パターン決定部2
24は、パラメータ測定部223で求めた4つのパラメ
ータのそれぞれに対しての平均値と分散から信頼限界9
5%の範囲を求め、それぞれの平均値から信頼区間の端
までの距離を覚醒パターンの距離限界とし、平均値と距
離限界を記録する。次に、21回目以降のまばたき信号
波形は、パラメータ測定部223で4つのパラメータを
測定した後、その出力信号を距離決定部225へ送る。
距離決定部225では4つのパラメータの各測定値と、
既に定めた覚醒時における4つのパラメータの平均値と
の差を求め、距離と定義する。比較器226では各パラ
メータの距離限界と距離とを比較し、いずれか一つの距
離が距離限界よりも大きい場合に眠気が発生したと判断
し、警告音発生器227へ出力信号を送出する。
【0005】従来例2.図16は特開平9−27784
9号公報に示された覚醒度推定装置の全体構成を示す図
である。図16の覚醒度推定装置は、TVカメラ30
2、ディスプレイ303、スピーカ304、画像処理部
310、瞬き閾値算出部320、長い瞬き比率算出部3
30、長い瞬き比率表示部340、警報出力部327、
瞬き閾値タイマ360、瞬き比率算出用タイマ370、
全体制御部380から構成される。この発明は、人間の
瞬きの時間には個人差があるが、一般的には覚醒度が低
下するに従って瞬き時間が長くなることに着目してい
る。
【0006】具体的な手法としては、TVカメラ302
にて撮像入力される顔画像を画像処理部310にて認識
処理を行い、例えば瞼の経時的変化(開閉)からその瞬
きを検出する。瞬きが検出される都度、その閉眼開始か
らその終了までの閉眼時間で示される瞬きの時間を検出
する。瞬き閾値算出部320では、上記画像処理によっ
て検出される瞬きの情報に従って、運転者の標準的な瞬
き時間よりも時間の長い瞬きを検出するための判定閾値
を設定する。その設定方法は、運転開始初期における所
定期間において検出される瞬き時間を順次記憶し、さら
に記憶された瞬き時間に従ってその頻度分布を求め、頻
度分布に基づいて判定閾値を設定する。長い瞬き比率演
算部340は、設定された判定閾値に基づき、画像処理
部310で検出される全ての瞬き回数に対する、標準的
な瞬き時間よりも時間の長い瞬きの回数の比率LBRを
求める。覚醒度推定はLBRに基づいて推定し、覚醒度
低下時には警報を行う。前記瞬き閾値算出部320で設
定される判定閾値は、以下のように算出する。瞬き閾値
算出部320では、高覚醒時における瞬き時間の頻度分
布から、その最頻値に対してX%となる位置で頻度分布
をスライスしたときの時間範囲を、その個人に固有な標
準的な瞬き時間の範囲(=標準的な瞬き時間の分布領域
の時間幅A)とし、時間幅Aの中心値を標準的な瞬き時
間Tcとする。そしてTcよりも一定時間以上の長い瞬
き(例えば、時間幅AのY%)を、その個人固有の時間
の長い瞬きとして判定する。長い瞬き生起比率計算部で
は、例えば長い瞬き検出部にて評価された瞬きの全回数
と長い瞬きの数をそれぞれ計数し、所定期間における瞬
きの総数とその瞬き中の長い瞬きの回数とから、長い瞬
きの生起比率を求める。覚醒度評価値は所定時間におけ
る長い瞬きの生起比率で表される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例1のように距離限界を用いて瞬き個々に対して覚醒
度推定を行う方法では、各瞬き検出精度に大きく依存す
る。また、上記従来例2のように所定時間における長時
間瞬き回数割合などある指標に対する固定閾値を用いて
覚醒度推定を行う方法の場合、閾値設定を誤ると精度が
非常に悪くなる。また、所定時間に検出した瞬きをその
まま用いて覚醒度の判定を行うと、伏せ目等の誤検出瞬
き等の影響で覚醒度が正しく推定されない場合がある。
更に、システムの検出不良時に、検出良好時と同じ判定
を行う場合も同様に覚醒度が正しく推定されない可能性
がある。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたものであり、所定時間における瞬きデ
ータを利用し、かつ固定閾値を用いず覚醒度を推定する
方法、あるいは検出した瞬きの信頼性を判定し、その信
頼性に応じて度数重みを変化させ覚醒度を推定する方
法、および検出した瞬き数が覚醒度推定に十分でないと
判断された場合は過去の瞬き情報を再利用し覚醒度を推
定する方法を用いることで、精度良く覚醒度推定を行
う。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1による覚醒度推
定装置の発明は、被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する
瞬き検出手段と、検出した瞬き時間をもとに所定時間に
おける瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分
布作成手段と、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別
度数分布の分布重心を評価値基準値とすると共に正規化
基準値を設定する基準値設定手段と、所定時間における
瞬き時間別度数分布の分布重心を評価値として、この評
価値の上記評価値基準値に対する変化を上記正規化基準
値で正規化したものを覚醒度とする覚醒度推定手段を備
えたことを特徴とする。
【0010】請求項2による覚醒度推定装置の発明は、
被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬き検出手段と、
検出した瞬き時間をもとに所定時間における瞬き時間別
度数分布を作成する瞬き時間別度数分布作成手段と、高
覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数分布の分布重
心と分散値を定数倍した値の和を評価値基準値とすると
共に、正規化基準値を設定する基準値設定手段と、所定
時間における瞬き時間別度数分布の分布重心と分散値の
定数倍した値の和を評価値として、この評価値の評価値
基準値に対する変化を正規化基準値で正規化したものを
覚醒度とする覚醒度推定手段を備えたことを特徴とす
る。
【0011】請求項3による覚醒度推定装置の発明は、
被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬き検出手段と、
検出した瞬き時間をもとに所定時間における瞬き時間別
度数分布を作成する瞬き時間別度数分布作成手段と、高
覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数分布の分布重
心と、分布重心より長い瞬きに対する分散値の定数倍し
た値の和を評価値基準値とすると共に、正規化基準値を
設定する基準値設定手段と、所定時間における瞬き時間
別度数分布の分布重心と、分布重心より長い瞬きに対す
る分散値の定数倍した値の和を評価値として、この評価
値の評価値基準値に対する変化を正規化基準値で正規化
したものを覚醒度とする覚醒度推定手段を備えたことを
特徴とする。
【0012】請求項4による覚醒度推定装置の発明は、
請求項1から請求項3の発明において、基準値設定手段
が設定する正規化基準値は、高覚醒時の所定時間におけ
る瞬き時間別度数分布の分散値とすることを特徴とす
る。
【0013】請求項5による覚醒度推定装置の発明は、
請求項1から請求項3の発明において、基準値設定手段
が設定する正規化基準値は、高覚醒時の所定時間におけ
る瞬き時間別度数分布の分布重心より長い瞬きに対する
分散値とすることを特徴とする。
【0014】請求項6による覚醒度推定装置の発明は、
請求項1から請求項5の発明において、評価値基準値ま
たは正規化基準値の信頼性を判断する手段を備え、信頼
性が低い場合には評価値基準値または正規化基準値を更
新することを特徴とする。
【0015】請求項7による覚醒度推定装置の発明は、
請求項1から請求項6の発明において、瞬き時間別度数
分布作成手段は、瞬きの信頼度を判定する手段を備え、
信頼度に応じて度数重みを変化させ、所定時間における
瞬き時間別度数分布を作成することを特徴とする。
【0016】請求項8による覚醒度推定装置の発明は、
請求項1から請求項7の発明において、瞬き時間別度数
分布作成手段は、所定時間中の瞬き回数が覚醒度推定に
十分あるか否かを判定する手段を備え、十分でない場合
には過去の瞬きデータを再利用し、瞬き時間別度数分布
を再作成することを特徴とする。
【0017】請求項9による覚醒度推定方法の発明は、
被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬き検出ステップ
と、検出した瞬き時間をもとに所定時間における瞬き時
間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分布作成ステッ
プと、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数分布
の分布重心を評価値基準値とすると共に、正規化基準値
を設定する基準値設定ステップと、所定時間における瞬
き時間別度数分布の分布重心を評価値として、この評価
値の評価値基準値に対する変化を正規化基準値で正規化
したものを覚醒度とする覚醒度推定ステップを備えたこ
とを特徴とする。
【0018】請求項10による覚醒度推定方法の発明
は、被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬き検出ステ
ップと、検出した瞬き時間をもとに所定時間における瞬
き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分布作成ス
テップと、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数
分布の分布重心と、分散値を定数倍した値の和を評価値
基準値とすると共に、正規化基準値を設定する基準値設
定ステップと、所定時間における瞬き時間別度数分布の
分布重心と、分散値の定数倍した値の和を評価値とし
て、この評価値の評価値基準値に対する変化を正規化基
準値で正規化したものを覚醒度とする覚醒度推定ステッ
プを備えたことを特徴とする。
【0019】請求項11による覚醒度推定方法の発明
は、被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬き検出ステ
ップと、検出した瞬き時間をもとに所定時間における瞬
き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分布作成ス
テップと、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数
分布の分布重心と、分布重心より長い瞬きに対する分散
値の定数倍した値の和を評価値基準値とすると共に、正
規化基準値を設定する基準値設定ステップと、所定時間
における瞬き時間別度数分布の分布重心と、分布重心よ
り長い瞬きに対する分散値の定数倍した値の和を評価値
として、この評価値の評価値基準値に対する変化を正規
化基準値で正規化したものを覚醒度とする覚醒度推定ス
テップを備えたことを特徴とする。
【0020】請求項12による覚醒度推定方法の発明
は、請求項9から請求項11の発明において、基準値設
定ステップにおける正規化基準値は、高覚醒時の所定時
間における瞬き時間別度数分布の分散値とすることを特
徴とする。
【0021】請求項13による覚醒度推定方法の発明
は、請求項9から請求項11の発明において、基準値設
定ステップにおける正規化基準値は、高覚醒時の所定時
間における瞬き時間別度数分布の分布重心より長い瞬き
に対する分散値とすることを特徴とする。
【0022】請求項14による覚醒度推定方法の発明
は、請求項9から請求項13の発明において、基準値設
定ステップは、評価値基準値または正規化基準値の信頼
性を判断するステップを備え、信頼性が低い場合には評
価値基準値または正規化基準値を更新することを特徴と
する。
【0023】請求項15による覚醒度推定方法の発明
は、請求項9から請求項14の発明において、瞬き時間
別度数分布作成ステップは、瞬きの信頼度を判定するス
テップを備え、信頼度に応じて度数重みを変化させ、所
定時間における瞬き時間別度数分布を作成することを特
徴とする。
【0024】請求項16による覚醒度推定方法の発明
は、請求項9から請求項15の発明において、瞬き時間
別度数分布作成ステップは、所定時間中の瞬き回数が覚
醒度推定に十分あるか否かを判定するステップを備え、
十分でない場合には過去の瞬きデータを再利用し、瞬き
時間別度数分布を再作成することを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1を図に基づいて説明する。図1はこの発明
の実施の形態1による覚醒度推定装置の概要を示すブロ
ック構成図である。
【0026】図1において、覚醒度推定装置は、ドライ
バ等の顔画像を撮像するCCDカメラ等の撮像手段1
と、撮像手段1により取り込まれた画像データを記憶す
る画像メモリ2と、画像メモリ2の記憶データに基づい
て画像処理を行う処理部10と、処理部10の画像処理
結果に基づいてドライバ等に注意を促す警報部20とで
概略構成される。
【0027】図2は撮像手段1(CCDカメラ等)から
出力された画像データの一例101を示す図である。
【0028】図3は図1の処理部10内の処理を行うブ
ロック図であり、顔画像入力手段11と、目画像抽出手
段12と、瞬き検出手段13と、覚醒度判定手段14と
から構成される。
【0029】図3において、まず、顔画像入力手段11
により画像メモリ2から顔画像データを処理部10に入
力する。次に、入力された画像内で目画像抽出手段12
により目候補を抽出し、瞬き検出手段13により瞬きお
よび瞬き時間を推定する。更に、瞬き検出手段13によ
り推定した瞬き時間から覚醒度判定手段14によりドラ
イバの覚醒度を判定する。覚醒度判定手段14により覚
醒度低下と判断された場合は警報部20より警報を発し
てドライバに注意を促す。以下、各手段について詳細を
説明する。
【0030】図4及び図5は処理部10の説明図であ
る。瞬き検出は、図2に示すような入力画像101より
目画像抽出手段12を用いて図4に示すような目画像領
域102を抽出し、目画像領域を2値化画像変換した後
に行う。ここでは、2値化された目画像の黒色画素群の
中心を通る回帰直線103に対する相関値を評価関数と
し、開または閉を判定する。図5のaは開、図5のbは
閉を示す図である。図5のbに示すように、閉の場合に
は目を示す黒色画素が直線に近づくので、回帰直線10
3と目画像を示す黒色画素の相関値が高くなる。また、
図5のcは評価関数値を表す。図5のcにおける閾値t
hより評価関数が大きければ開、小さければ閉と判定す
る。
【0031】図6は覚醒度判定手段14の詳細を示すブ
ロック図である。また、図7及び図8は覚醒度判定手段
の説明図である。図6に示すように覚醒度判定手段14
は、瞬き時間別度数分布作成手段110、基準値設定手
段111、覚醒度推定手段112から構成される。瞬き
時間別度数分布作成手段110は、図7に示すように基
準値設定または覚醒度推定に十分な所定時間T0または
T[分]の全瞬きに対し、瞬き時間別に度数分布113
を作成する。
【0032】次に、基準値設定が行われていない場合は
基準値設定手段111による基準値設定を行い、既に基
準値設定が行われている場合は覚醒度推定手段112に
より覚醒度推定を行う。システム動作後即時はドライバ
が覚醒状態であると仮定し、基準値設定手段111は、
下記の式S01(所定時間Tにおける瞬き時間別度数分
布における分布重心である時間Jを求める式)により、
例えばシステム起動から所定時間T0(例えば3分間)
における時間J0(NTSC信号の1Frame=33
msecを単位時間とする)を求め、時間J0を評価値
基準値H0とする。また、下記の式S02(所定時間T
における瞬き時間度数別分布における分散値Bを求める
式)により、システム起動から所定時間T0における分
散値である時間B0を求め、正規化基準値K0として算
出する。
【0033】一方、覚醒度推定手段112でも基準値設
定手段111と同様に、下記の式S01で表すような所
定時間Tの瞬き時間別度数分布における分布重心である
時間Jを評価値Hとして一定時間間隔で(例えば10秒
おきに過去T分のデータをもとに)算出し、下記の式S
06のように覚醒度Drを推定する。一般的には覚醒度
が低下すると長い瞬きが増え、瞬き時間のばらつきが大
きくなる傾向にあることから、図8に示すようにDrは
覚醒度が低下するに従って大きくなる。また、高覚醒時
と低覚醒時における分布重心の変化は各個人によって異
なるが、実際の実験結果より分散値が大きい者は覚醒低
下による分布重心のずれが大きいことがわかった。そこ
で正規化基準値K0を用いて正規化することで、分布重
心における個人差を吸収することが可能である。
【0034】警報部20では上記で推定した覚醒度Dr
が所定値以上であれば警報レベルであると判定し、ドラ
イバに注意を促す。但し、上記基準値設定時の瞬き時間
別度数分布を作成する所定時間T0と、覚醒度推定時の
瞬き時間別度数分布を作成する所定時間Tは、同じまた
は異なっても良いものとする。
【0035】
【数1】
【0036】以上のように実施の形態1によれば、所定
時間における瞬き検出値を用いることにより個々の瞬き
検出精度に大きく依存することない。また、固定閾値を
用いず高覚醒時および低覚醒時の瞬き時間別度数分布に
おける分布重心の変化を用いることで閾値設定ミスによ
る誤判定がなくなる。さらに、各被験者における瞬きデ
ータを用いて正規化することで個人差を吸収し精度よく
覚醒度を推定することができる。
【0037】実施の形態2.本実施の形態は、実施の形
態1における覚醒度判定手段14の基準値設定及び覚醒
度推定を下記のように変更したものである。覚醒度判定
手段14のブロック図は図6と同様である。
【0038】実施の形態2において、基準値設定手段1
11は、下記の式に示すように、例えばシステム起動か
ら所定時間T0(例えば3分間)において、瞬き時間別
度数分布の重心である時間J0、および分散値である時
間B0を算出し、(J0+C×B0)を評価値基準値H
0とし、さらに分散値である時間B0を正規化基準値K
0とする。また、覚醒度推定手段112でも基準値設定
手段111と同様に、所定時間Tの瞬き時間別度数分布
の分散値である時間Bを算出し、(J0+C×B)を評
価値Hとして、上記の式S06により覚醒度Drを推定
する。なお、上記においてCは定数とする。
【0039】一般的に覚醒度が低下すると長い瞬きが増
え、瞬き時間のばらつきが大きくなる傾向にあることか
ら、図9に示すようにDrは覚醒度が低下するに従って
大きくなる。また、高覚醒時と低覚醒時における分布重
心の変化は各個人によって異なるが、実際の実験結果よ
り分散値が大きい者は覚醒低下による分布重心のずれが
大きいことがわかった。そこで正規化基準値K0を用い
て正規化することで、分布重心における個人差を吸収す
ることが可能である。
【0040】警報部20では、推定した覚醒度Drが所
定値以上であれば警報レベルであると判定し、ドライバ
に注意を促す。なお、所定時間T0の瞬き時間別度数分
布の重心である時間J0のかわりに、所定時間Tの瞬き
時間別度数分布の重心である時間Jを用いて、(J+C
×B)を評価値Hとしても良い。
【0041】
【数2】
【0042】以上のように実施の形態2によれば、所定
時間における瞬き検出値を用いることで個々の瞬き検出
精度に大きく依存することない。また、固定閾値を用い
ず高覚醒時および低覚醒時の瞬き時間別度数分布におけ
る分布重心の変化を用いることで閾値設定ミスによる誤
判がなくなる。さらに、各被験者における瞬きデータを
用いて正規化することで個人差を吸収し精度よく覚醒度
を推定することができる。
【0043】実施の形態3.本実施の形態は、実施の形
態1における覚醒度判定手段14の基準値設定及び覚醒
度推定を下記のように変更したものである。覚醒度判定
手段14のブロック図は図6と同様である。
【0044】実施の形態3において、基準値設定手段1
11は、例えばシステム起動から所定時間T0(例えば
3分間)において、瞬き時間別度数分布の重心である時
間J0、下記の式S10で示すような瞬き時間度数別分
布における分布重心である時間J0よりも長い瞬きに対
する分散値である時間BLを算出し、その和(J0+C
×BL0)を評価値基準値H0とし、瞬き時間度数別分
布における分散値である時間B0を正規化基準値K0と
して算出する。
【0045】また、覚醒度推定手段112でも基準値設
定手段111と同様に、下記の式S10で示すような所
定時間TのJ0よりも長い瞬きに対する分散値である時
間BLを算出し、(J0+C×BL)を評価値Hとし
て、上記の式S06のように覚醒度Drを推定する。な
おCは定数とする。
【0046】一般的に覚醒度が低下すると長い瞬きが増
え、瞬き時間のばらつきが大きくなる傾向にあることか
ら、図10に示すようにDrは覚醒度が低下するに従っ
て大きくなる。また、高覚醒時と低覚醒時における分布
重心の変化は各個人によって異なるが、実際の実験結果
より分散値が大きい者は覚醒低下による分布重心のずれ
が大きいことがわかった。そこで正規化基準値K0を用
いて正規化することで、分布重心における個人差を吸収
することが可能である。
【0047】警報部20では、推定した覚醒度Drが所
定値以上であれば警報レベルであると判定し、ドライバ
に注意を促す。なお、所定時間T0の瞬き時間別度数分
布の重心である時間J0のかわりに、所定時間Tの瞬き
時間別度数分布の重心である時間Jを用いて、所定時間
TのJよりも長い瞬きに対する分散値である時間BLを
算出し、(J+C×BL)を評価値Hとしても良い。
【0048】
【数3】
【0049】以上のように実施の形態3によれば、所定
時間における瞬き検出値を用いることで個々の瞬き検出
精度に大きく依存することない。また、固定閾値を用い
ず高覚醒時および低覚醒時の瞬き時間別度数分布におけ
る分布重心の変化を用いることで閾値設定ミスによる誤
判がなくなる。さらに、各被験者における瞬きデータを
用いて正規化することで個人差を吸収し精度よく覚醒度
を推定することができる。
【0050】実施の形態4.本実施の形態は、実施の形
態1における覚醒度判定手段14の基準値設定及び覚醒
度推定を下記のように変更したものである。覚醒度判定
手段14のブロック図は図6と同様である。
【0051】実施の形態4において、基準値設定手段1
11は、例えばシステム起動から所定時間T0(例えば
3分間)において、下記の式に示すように、瞬き時間別
度数分布における分布重心である時間Jを評価値基準値
H0、および瞬き時間度数別分布における分布重心であ
る時間Jよりも長い瞬きに対する分散値である時間BL
0を正規化基準値K0として算出する。
【0052】また、覚醒度推定手段112でも基準値設
定手段111と同様に、所定時間Tの瞬き時間別度数分
布における分布重心である時間Jを評価値Hとして算出
し、上記の式S06のように覚醒度Drを推定する。な
お、Cは定数である。
【0053】一般的には覚醒度が低下すると長い瞬きが
増え、瞬き時間のばらつきが大きくなる傾向にあること
から、図8に示すようにDrは覚醒度が低下するに従っ
て大きくなる。また、高覚醒時と低覚醒時における分布
重心の変化は各個人によって異なるが、実際の実験結果
より分散値が大きい者は覚醒低下による分布重心のずれ
が大きいことがわかった。さらに、分布重心より長い瞬
きに対する分散値の方が、分散値よりも分布重心の変化
と相関がるとがわかった。そこで正規化基準値K0を用
いて正規化することで、分布重心における個人差をさら
に精度良く吸収することが可能である。従って、推定し
た覚醒度Drが所定値以上であれば警報レベルであると
判定し、警報部20にてドライバに注意を促す。
【0054】
【数4】
【0055】実施の形態5.本実施の形態は、実施の形
態2における覚醒度判定手段14の基準値設定及び覚醒
度推定を下記のように変更したものである。覚醒度判定
手段14のブロック図は図6と同様である。
【0056】実施の形態5において、基準値設定手段1
11は、下記の式に示すように、例えばシステム起動か
ら所定時間T0(例えば3分間)において、瞬き時間別
度数分布の重心である時間J0、および分散値である時
間B0を算出し、その和(J0+C×B0)を評価値基
準値H0とし、さらに瞬き度数分布における重心J0よ
りも長い瞬きに対する分散値である時間BL0を正規化
基準値K0として算出する。
【0057】また、覚醒度推定手段112でも基準値設
定手段111と同様に、所定時間Tの瞬き時間別度数分
布の分散値である時間Bを算出し、(J0+C×B)を
評価値Hとして、上記の式S06のように覚醒度Drを
推定する。なお、Cは定数である。
【0058】一般的に覚醒度が低下すると長い瞬きが増
え、瞬き時間のばらつきが大きくなる傾向にあることか
ら、図9に示すようにDrは覚醒度が低下するに従って
大きくなる。従って、推定した覚醒度Drが所定値以上
であれば警報レベルであると判定し、警報部20にてド
ライバに注意を促す。但し、所定時間T0の瞬き時間別
度数分布の重心である時間J0のかわりに、所定時間T
の瞬き時間別度数分布の重心である時間Jを用いて、
(J+C×B)を評価値Hとしても良い。
【0059】
【数5】
【0060】実施の形態6.本実施の形態は、実施の形
態2における覚醒度判定手段14の基準値設定及び覚醒
度推定を下記のように変更したものである。覚醒度判定
手段14のブロック図は図6と同様である。
【0061】実施の形態6において、基準値設定手段1
11は、下記の式に示すように、例えば、システム起動
から所定時間T0(例えば3分間)において、瞬き時間
別度数分布の重心である時間J0、瞬き時間度数別分布
における分布重心である時間J0よりも長い瞬きに対す
る分散値である時間BL0を算出し、その和(J0+C
×BL0)を評価値基準値H0とし、さらにBL0を正
規化基準値K0として算出する。
【0062】また、覚醒度推定手段112でも基準値設
定手段111と同様に、所定時間Tの瞬き時間別度数分
布における分布重心である時間Jよりも長い瞬きに対す
る分散値である時間BLを算出し、その和(J0+C×
BL)を評価値Hとして、上記の式S06のように覚醒
度Drを推定する。なお、Cは定数である。
【0063】一般的に覚醒度が低下すると長い瞬きが増
え、瞬き時間のばらつきが大きくなる傾向にあることか
ら、図10に示すように、Drは覚醒度が低下するに従
って大きくなる。従って、推定した覚醒度Drが所定値
以上であれば警報レベルであると判定し、警報部20に
てドライバに注意を促す。但し、所定時間T0の瞬き時
間別度数分布の重心である時間J0のかわりに、所定時
間Tの瞬き時間別度数分布の重心である時間Jを用い
て、所定時間TのJよりも長い瞬きに対する分散値であ
る時間BLを算出し、(J+C×BL)を評価値Hとし
ても良い。
【0064】
【数6】
【0065】実施の形態7.本実施の形態は、実施の形
態1の覚醒度推定手段14を下記のように変更したもの
である。図11は実施の形態7による覚醒度推定手段1
4のブロック図である。
【0066】実施の形態7では、図11に示すように、
基準値設定手段111において設定された基準値が不適
か否かの基準値正誤判定手段114を設ける。基準値正
誤判定手段114では、例えば、覚醒度推定手段112
により推定された覚醒度Drが負の値をとる場合、基準
値が実際の値より長めに設定されたと判断し、基準値再
設定手段115により再設定を行う。そして再設定され
た正規化基準値および評価値基準値が共に、最初に設定
された正規化基準値および評価値基準値より小(すなわ
ち高覚醒時のもの)である場合に、これらを基準値更新
手段116により更新する。これにより覚醒度判定の誤
判定を軽減する。
【0067】以上のように実施の形態7によれば、評価
基準値および正規化基準値の信頼性を判断するようにし
たので、誤った評価基準値および正規化基準値を用いる
ことによる覚醒度誤判定を減少させることができる。
【0068】実施の形態8.本実施の形態は、実施の形
態1から実施の形態7の覚醒度判定手段14を下記のよ
うに変更したものである。
【0069】画像を用いて瞬きを検出する瞬き検出手段
では、ドライバがメータ視認等のために下を向く動作
(以下、伏せ目と呼ぶ)と通常の瞬きを区別することが
困難な場合がある。伏せ目時間は通常の瞬き時間に比べ
て長い場合が多く、これらを瞬きと判断すると、覚醒度
の誤判定の原因となる。
【0070】また、太陽光やその他の外乱等により、目
画像がうまく抽出できなかった場合等、通常では考えら
れないような短い瞬きや長い瞬きとして検出される場合
がある。これらも覚醒度の誤判定の原因となる。本実施
の形態ではその解決法の一例をあげる。
【0071】実施の形態8による覚醒度推定手段14の
ブロック図を図12に示す。ここでは瞬き時間別度数分
布作成手段110に瞬き重み設定手段117を設け、瞬
き時間別度数分布を作成する前に、瞬き重み設定手段1
17により検出された瞬きの信頼性を判定して重みを付
加する。瞬き重み設定手段117では、例えば、通常で
は瞬きと考えにくい瞬き時間(a:短い瞬き時間、b:
長い瞬き時間、c:伏せ目と考えられる瞬き時間)にお
いて、通常の瞬き度数の重みを1とした場合に、それ以
下の重み(0〜1.0)、例えば下記の表1のような重
みを付加する。これにより覚醒度判定の誤判定を軽減す
る。
【0072】
【表1】
【0073】ここでは、重みを各瞬き時間別に固定値と
したが、例えば瞬き時間別度数分布重心等各個人のデー
タを基に可変としても良い。
【0074】上記のような重みを付加することで、高覚
醒時は、長い瞬きまたは伏せ目区間の瞬き誤検出や伏せ
目による覚醒度推定への悪影響を下げる効果がある。ま
た、標準的な瞬き区間の瞬き誤検出または伏せ目は、重
みは下げなくとも覚醒度推定に影響は ない。低覚醒時
は、長い瞬きまたは伏せ目区間の瞬きの発生率は多くな
り、標準的な区間の瞬きは減少 するため、重みは下げ
ても十分覚醒度推定が可能である。
【0075】実施の形態9.本実施の形態は、実施の形
態1から実施の形態6の覚醒度判定手段14を下記のよ
うに変更したものである。本実施の形態による覚醒度推
定手段14のブロック図を図13に示す。
【0076】実施の形態9では、瞬き時間別度数分布作
成手段110により瞬き時間別度数分布を作成する前
に、検出された瞬きの瞬き時間を時系列的に記憶する瞬
き時間記憶手段118を設ける。瞬き時間記憶手段11
8では、例えば、瞬き時間別度数分布を作成する所定時
間×5(所定倍)の期間分の瞬きを記憶するメモリを持
ち、現在の瞬き時間別度数分布作成期間と前回〜4回前
の瞬き時間別度数分布作成期間の全瞬きを記憶する。そ
して、現在の瞬き時間別度数分布作成期間の瞬き数が何
らかの理由(瞬き不検出または目画像未検出など)によ
り基準値設定または覚醒度を判定するに十分でないと判
断された場合、前回〜4回前の瞬き時間別度数分布作成
期間の瞬きを現在に近いものより順にメモリより必要数
呼だし、瞬き時間別度数分布補正手段119により瞬き
時間別度数分布を補正する。
【0077】図14は基準値設定または覚醒度を判定す
るに十分な瞬き数を1所定時間あたり20回とした場合
の説明図である。Time4〜Time2では各所定時
間における瞬きが20回以上あり、基準値設定または覚
醒度推定は各所定時間のデータのみを用いた瞬き時間別
度数分布を用いて行われる。Time1〜Time0で
は、各所定時間における瞬きが20回未満であり、瞬き
時間別度数分布の補正を行い、基準値設定または覚醒度
推定を行う。補正はTime1では20回に足りない7
回分の瞬きデータをDATA2のTime1に時間的に
近いもの7回分DATA2p7で補う。Time0では
20回に足りない15回分の瞬きデータをDATA1の
13回分とDATA2のTime1に時間的に近いもの
2回分DATA2p2で補う。
【0078】以上のように実施の形態9によれば、現在
検出された瞬きを覚醒度判定に反映させるとともに、現
在と大きく違わないであろうと推定される現在に近い時
間に発生した瞬き時間を用いることにより、瞬き検出が
十分でないことによる誤判定を軽減する。
【0079】
【発明の効果】請求項1及び請求項9の発明によれば、
所定時間における瞬きを用いることで個々の瞬き検出精
度に大きく依存することがなくなる。また、固定閾値を
用いず高覚醒時および低覚醒時の瞬き時間別度数分布に
おける重心の変化を用いることにより閾値設定ミスによ
る誤判定がなくなる。さらに、各被験者における瞬きデ
ータを用いて正規化することで個人差を吸収し精度よく
覚醒度を推定することができる。
【0080】請求項2及び請求項10の発明によれば、
所定時間における瞬きを用いることで個々の瞬き検出精
度に大きく依存することがなくなる。また、固定閾値を
用いず高覚醒時および低覚醒時の瞬き時間別度数分布に
おける重心の変化を用いることにより閾値設定ミスによ
る誤判定がなくなる。さらに、各被験者における瞬きデ
ータを用いて正規化することで個人差を吸収し精度よく
覚醒度を推定することができる。
【0081】請求項3及び請求項11の発明によれば、
所定時間における瞬きを用いることで個々の瞬き検出精
度に大きく依存することがなくなる。また、固定閾値を
用いず高覚醒時および低覚醒時の瞬き時間別度数分布に
おける重心の変化を用いることにより閾値設定ミスによ
る誤判定がなくなる。さらに、各被験者における瞬きデ
ータを用いて正規化することで個人差を吸収し精度よく
覚醒度を推定することができる。
【0082】請求項4及び請求項12の発明によれば、
基準値設定における正規化基準値を高覚醒時の所定時間
における瞬き時間別度数分布における分散値とすること
により、各被験者における瞬き時間の標準的なばらつき
を反映することができ、高覚醒時と低覚醒時の重心の変
化度合いにおける個人差を吸収し、精度よく覚醒度を推
定することができる。
【0083】請求項5及び請求項13の発明によれば、
基準値設定における正規化基準値を高覚醒時の所定時間
における瞬き時間別度数分布における分布重心より長い
瞬きに対する分散値とすることにより、各被験者におけ
る高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数分布にお
ける分布重心より長い瞬きに対する瞬き時間の標準的な
ばらつきを反映することができ、瞬き時間別度数分布が
正規分布でない可能性もあることから分散値で正規化す
るよりもさらに、高覚醒時と低覚醒時の重心の変化度合
いにおける個人差を吸収し、精度よく覚醒度を推定する
ことができる。
【0084】請求項6及び請求項14の発明によれば、
基準値設定において評価基準値および正規化基準値の信
頼性を判断することにより、誤った評価基準値および正
規化基準値を用いることによる覚醒度誤判定を減少させ
ることができる。
【0085】請求項7及び請求項15の発明によれば、
瞬き時間別度数分布作成において、瞬きの信頼度を判定
するようにし、信頼度に応じて度数重みを変化させ、所
定時間の瞬き時間別度数分布を作成することで、誤った
瞬き検出による覚醒度誤判定を減少させることができ
る。
【0086】請求項8及び請求項16の発明によれば、
瞬き時間別度数分布作成において、所定時間中の瞬き回
数が覚醒度推定に十分あるか否かを判定し、十分でない
場合には過去の瞬きデータを再利用し、所定時間の瞬き
時間別度数分布を作成することにより、瞬き未検出によ
る覚醒度誤判定を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による覚醒度推定装置の概要を示す
ブロック構成図である。
【図2】 撮像手段の画像データの一例を示す図であ
る。
【図3】 図1の覚醒度推定装置の処理部のブロック図
である。
【図4】 実施の形態1による目画像抽出手段の説明図
である。
【図5】 実施の形態1による瞬き検出手段の説明図で
ある。
【図6】 実施の形態1による覚醒度判定手段を示すブ
ロックである。
【図7】 実施の形態1による瞬き時間別度数分布作成
手段の説明図である。
【図8】 実施の形態1又は4による基準値設定手段、
覚醒度推定手段の説明図である。
【図9】 実施の形態2又は5による基準値設定手段、
覚醒度推定手段の説明図である。
【図10】 実施の形態3又は6による基準値設定手
段、覚醒度推定手段の説明図である。
【図11】 実施の形態7による覚醒度判定手段を示す
ブロック図である。
【図12】 実施の形態8による覚醒度判定手段を示す
ブロック図である。
【図13】 実施の形態9による覚醒度判定手段を示す
ブロック図である。
【図14】 実施の形態9による瞬き時間別度数分布補
正手段の説明図である。
【図15】 従来例1の装置全体の構成を示す図であ
る。
【図16】 従来例2の装置全体の構成を示す図であ
る。
【符号の説明】
1 撮像手段、2 画像メモリ、10 処理部、11
顔画像入力手段、12目画像抽出手段、13 瞬き検出
手段、14 覚醒度判定手段、20 警報部、110
瞬き時間別度数分布作成手段、111 基準値設定手
段、112 覚醒度推定手段、114 基準値正誤判定
手段、115 基準値再設定手段、116 基準値更新
手段、117 瞬き重み設定手段、118 瞬き時間記
憶手段、119 瞬き時間別度数分布補正手段。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬
    き検出手段と、検出した瞬き時間をもとに所定時間にお
    ける瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分布
    作成手段と、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度
    数分布の分布重心を評価値基準値とすると共に、正規化
    基準値を設定する基準値設定手段と、所定時間における
    瞬き時間別度数分布の分布重心を評価値として、この評
    価値の評価値基準値に対する変化を正規化基準値で正規
    化したものを覚醒度とする覚醒度推定手段を備えたこと
    を特徴とする覚醒度推定装置。
  2. 【請求項2】 被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬
    き検出手段と、検出した瞬き時間をもとに所定時間にお
    ける瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分布
    作成手段と、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度
    数分布の分布重心と、分散値を定数倍した値の和を評価
    値基準値とすると共に、正規化基準値を設定する基準値
    設定手段と、所定時間における瞬き時間別度数分布の分
    布重心と、分散値の定数倍した値の和を評価値として、
    この評価値の評価値基準値に対する変化を正規化基準値
    で正規化したものを覚醒度とする覚醒度推定手段を備え
    たことを特徴とする覚醒度推定装置。
  3. 【請求項3】 被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬
    き検出手段と、検出した瞬き時間をもとに所定時間にお
    ける瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数分布
    作成手段と、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度
    数分布の分布重心と、分布重心より長い瞬きに対する分
    散値の定数倍した値の和を評価値基準値とすると共に、
    正規化基準値を設定する基準値設定手段と、所定時間に
    おける瞬き時間別度数分布の分布重心と、分布重心より
    長い瞬きに対する分散値の定数倍した値の和を評価値と
    して、この評価値の評価値基準値に対する変化を正規化
    基準値で正規化したものを覚醒度とする覚醒度推定手段
    を備えたことを特徴とする覚醒度推定装置。
  4. 【請求項4】 上記基準値設定手段における正規化基準
    値は、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数分布
    の分散値とすることを特徴とする請求項1から請求項3
    のいずれか1項に記載の覚醒度推定装置。
  5. 【請求項5】 上記基準値設定手段における正規化基準
    値は、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度数分布
    の分布重心より長い瞬きに対する分散値とすることを特
    徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の
    覚醒度推定装置。
  6. 【請求項6】 上記基準値設定手段は、評価値基準値ま
    たは正規化基準値の信頼性を判断する手段を備え、信頼
    性が低い場合には評価値基準値または正規化基準値を更
    新することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれ
    か1項に記載の覚醒度推定装置。
  7. 【請求項7】 上記瞬き時間別度数分布作成手段は、瞬
    きの信頼度を判定する手段を備え、信頼度に応じて度数
    重みを変化させ、所定時間における瞬き時間別度数分布
    を作成することを特徴とする請求項1から請求項6のい
    ずれか1項に記載の覚醒度推定装置。
  8. 【請求項8】 上記瞬き時間別度数分布作成手段は、所
    定時間中の瞬き回数が覚醒度推定に十分あるか否かを判
    定する手段を備え、十分でない場合には過去の瞬きデー
    タを再利用し、瞬き時間別度数分布を再作成することを
    特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載
    の覚醒度推定装置。
  9. 【請求項9】 被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する瞬
    き検出ステップと、検出した瞬き時間をもとに所定時間
    における瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度数
    分布作成ステップと、高覚醒時の所定時間における瞬き
    時間別度数分布の分布重心を評価値基準値とすると共
    に、正規化基準値を設定する基準値設定ステップと、所
    定時間における瞬き時間別度数分布の分布重心を評価値
    として、この評価値の評価値基準値に対する変化を正規
    化基準値で正規化したものを覚醒度とする覚醒度推定ス
    テップを備えたことを特徴とする覚醒度推定方法。
  10. 【請求項10】 被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する
    瞬き検出ステップと、検出した瞬き時間をもとに所定時
    間における瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度
    数分布作成ステップと、高覚醒時の所定時間における瞬
    き時間別度数分布の分布重心と、分散値を定数倍した値
    の和を評価値基準値とすると共に、正規化基準値を設定
    する基準値設定ステップと、所定時間における瞬き時間
    別度数分布の分布重心と、分散値の定数倍した値の和を
    評価値として、この評価値の評価値基準値に対する変化
    を正規化基準値で正規化したものを覚醒度とする覚醒度
    推定ステップを備えたことを特徴とする覚醒度推定方
    法。
  11. 【請求項11】 被験者の瞬き及び瞬き時間を検出する
    瞬き検出ステップと、検出した瞬き時間をもとに所定時
    間における瞬き時間別度数分布を作成する瞬き時間別度
    数分布作成ステップと、高覚醒時の所定時間における瞬
    き時間別度数分布の分布重心と、分布重心より長い瞬き
    に対する分散値の定数倍した値の和を評価値基準値とす
    ると共に、正規化基準値を設定する基準値設定ステップ
    と、所定時間における瞬き時間別度数分布の分布重心
    と、分布重心より長い瞬きに対する分散値の定数倍した
    値の和を評価値として、この評価値の評価値基準値に対
    する変化を正規化基準値で正規化したものを覚醒度とす
    る覚醒度推定ステップを備えたことを特徴とする覚醒度
    推定方法。
  12. 【請求項12】 上記基準値設定ステップにおける正規
    化基準値は、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度
    数分布の分散値とすることを特徴とする請求項9から請
    求項11のいずれか1項に記載の覚醒度推定方法。
  13. 【請求項13】 上記基準値設定ステップにおける正規
    化基準値は、高覚醒時の所定時間における瞬き時間別度
    数分布の分布重心より長い瞬きに対する分散値とするこ
    とを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか1項
    に記載の覚醒度推定方法。
  14. 【請求項14】 上記基準値設定ステップは、評価値基
    準値または正規化基準値の信頼性を判断するステップを
    備え、信頼性が低い場合には評価値基準値または正規化
    基準値を更新することを特徴とする請求項9から請求項
    13のいずれか1項に記載の覚醒度推定方法。
  15. 【請求項15】 上記瞬き時間別度数分布作成ステップ
    は、瞬きの信頼度を判定するステップを備え、信頼度に
    応じて度数重みを変化させ、所定時間における瞬き時間
    別度数分布を作成することを特徴とする請求項9から請
    求項14のいずれか1項に記載の覚醒度推定方法。
  16. 【請求項16】 上記瞬き時間別度数分布作成ステップ
    は、所定時間中の瞬き回数が覚醒度推定に十分あるか否
    かを判定するステップを備え、十分でない場合には過去
    の瞬きデータを再利用し、瞬き時間別度数分布を再作成
    することを特徴とする請求項9から請求項15のいずれ
    か1項に記載の覚醒度推定方法。
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