JP2002544703A - 受信機回路 - Google Patents
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Abstract
Description
る。特に、一実施例では、本発明は、DVB‐Tヨーロッパ標準を使用するディ
ジタル地上テレビジョンのための無線受信機に関するものである。
周波数に逓減され、次に、第2のミキサ段階で第2の中間周波数に逓減される。
第2の中間周波数のアナログ信号は、次いで、アナログ/ディジタル変換器でサ
ンプリングされる。
ィジタル変換器は信号の逓減を行うために使用される。これはエイリアシングの
現象による。Fのサンプリング速度(または周波数)を有するアナログ/ディジ
タル変換器は、F/2以下の周波数を有する信号を完全且つ確実に再生のみ可能
である。しかしながら、より高い周波数信号は今もなお検出されるが、これらは
0〜F/2の範囲にある周波数の出力ディジタル信号に生じる。したがって、周
波数f、(F−f)、(F+f)、(2F−f)、(2F+f)等を有する入力
アナログ信号は、全て周波数fの出力信号に生じる。
ために使用できることは、例えば米国特許第5,630,227号から公知であ
る。例えば、アナログ信号が、範囲3F〜3.5F内に指定された1つまたはそ
れ以上の周波数の周波数成分(3F+f)のみを有し、サンプリング周波数Fの
アナログ/ディジタル変換器によってサンプリングされる場合、出力ディジタル
信号は、範囲0〜0.5Fの周波数の対応する成分を有する。換言すると、周波
数範囲3F〜3.5Fは0〜0.5Fにエイリアシングされる。
ることができない。より詳細には、入力の必要信号の中の1つの周波数に近い周
波数に生じる信号の場合、公知の技術によって、この信号は、予測できない方法
で必要出力信号と干渉する出力を生じる。換言すると、干渉器は、必要出力が生
じる周波数に近い周波数にエイリアシングでき、さらに必要信号よりも強度の大
きい信号であり得るので、この信号はフィルタリングすることによって容易に取
り除くことができる。
タル変換器入力信号の中心周波数、必要としない周波数の信号およびアナログ/
ディジタル変換器のサンプリング速度間の関係を決定することによって公知の技
術に関連した問題を回避するものである。
受信機回路が提供され、この入力信号は、下部の必要周波数と上部の必要周波数
との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、この必要信号は必要中心周波数に
おいて中心を有し、この入力信号は、受信信号帯域内の干渉周波数の干渉信号も
含み、この無線受信機回路は、この入力信号を逓減し、この必要信号中心周波数
の2倍よりも小さいサンプリング周波数を有するアナログ/ディジタル変換器を
備え、このサンプリング周波数は、逓減後の第1の必要周波数帯域への干渉信号
のエイリアシング度が所定の閾値未満に保持されるように選択される。
が提供され、この入力信号は、下部の必要周波数と上部の必要周波数との間の必
要周波数帯域中の必要信号を含み、この必要信号は必要中心周波数において中心
を有し、この入力信号は、受信信号帯域内の干渉周波数の干渉信号も含み、この
方法は、この必要信号中心周波数の2倍よりも小さいサンプリング周波数のこの
入力信号をサンプリングすることによってこの入力信号を逓減し、もって、逓減
された干渉信号および逓減された必要信号を含む逓減された入力信号を得ること
を含み、このサンプリング周波数は、逓減後の第1の必要周波数帯域への干渉信
号のエイリアシング度が所定の閾値未満に保持されるように選択される。
この信号を中間周波数において中心を有する必要周波数帯域に逓減し、この必要
周波数帯域を通過させ、かつ干渉信号を通過させることができるフィルタを使用
してこの逓減された信号をフィルタリングし、サンプリング周波数のこのフィル
タリングされた逓減信号をサブサンプリングすることによって、フィルタリング
された逓減信号をさらに逓減することとを含み、このサンプリング周波数は、逓
減後の第1の必要周波数帯域への前記干渉信号のエイリアシング度が所定の閾値
未満に保持されるように選択される。
信周波数IF1+CW/2との間の受信信号帯域の入力信号を受信する無線受信
機回路が提供され、この入力信号は、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部
の必要周波数IF1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、こ
の必要信号が必要信号の中心周波数IF1において中心を有し、この入力信号は
、前記受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信号も含み、この無
線受信機回路は、サンプリング周波数SR<2IF1を有するアナログ/ディジ
タル変換器を備え、式(I):(N−k・SR+IF1)<(k・SR−IF1
−SB/2)であり、このサンプリング周波数SRは、この受信信号帯域の一部
がサンプリング後、(k−1/2)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあ
るように選択される場合、(k−1/2)・SR<IF1−CW/2およびIF
1+SB/2<k・SR<IF1+CW/2(kは整数である)であり、かつ式
(II):(k・SR−IF1+SB/2)<1/2・SRであり、このサンプ
リング周波数SRは、前記受信信号帯域の一部が、サンプリング後(k−1/2
)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場合、IF1
−CW/2<(k−1/2)・SR<IF1−SB/2およびk・SR>IF1
+SB/2である。
信周波数IF1+CW/2との間の受信信号帯域の入力信号を受信する無線受信
機回路が提供され、この入力信号は、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部
の必要周波数IF1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、こ
の必要信号が必要信号の中心周波数IF1において中心を有し、この入力信号は
、この受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nに干渉信号も含み、この無線受信
機回路は、サンプリング周波数SR<2IF1を有するアナログ/ディジタル変
換器を備え、式(I):(N−(k+1/2)・SR+IF1)<((k+1/
2)・SR−IF1−SB/2)であり、このサンプリング周波数SRは、前記
受信信号帯域の一部がサンプリング後、k・SRから(k+1/2)・SRまで
の周波数帯域内にあるように選択される場合、k・SR<IF1−CW/2およ
びIF1+SB/2<(k+1/2)・SR<IF1+CW/2(kは整数であ
る)であり、かつ式(II):((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)<
1/2・SRであり、前記サンプリング周波数SRは、前記受信信号帯域の一部
がサンプリング後k・SRから(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にある
ように選択される場合、IF1−CW/2<k・SR<IF1−SB/2および
(k+1/2)・SR>IF1+SB/2である。
信周波数IF1+CW/2との間の受信信号帯域の入力無線信号を受信する方法
が提供され、この入力信号は、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部の必要
周波数IF1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、前記必要
信号が必要信号の中心周波数IF1において中心を有し、この入力信号は、前記
受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信号も含み、この方法は、
サンプリング周波数SR<2IF1のこの入力信号をサンプリングすることによ
ってこの入力信号を逓減することを含み、式(I):(N−k・SR+IF1)
<(k・SR−IF1−SB/2)であり、このサンプリング周波数SRは、こ
の受信信号帯域の一部がサンプリング後(k−1/2)・SRからk・SRまで
の周波数帯域内にあるように選択される場合、(k−1/2)・SR<IF1−
CW/2およびIF1+SB/2<k・SR<IF1+CW/2(kは整数であ
る)であり、かつ式(II):(k・SR−IF1+SB/2)<1/2・SR
であり、このサンプリング周波数SRは、この受信信号帯域の一部がサンプリン
グ後(k−1/2)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあるように選択さ
れる場合、IF1−CW/2<(k−1/2)・SR<IF1−SB/2および
k・SR>IF1+SB/2である。
信周波数IF1+CW/2との間の受信信号帯域の入力無線信号を受信する方法
が提供され、この入力信号は、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部の必要
周波数IF1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、この必要
信号は必要信号の中心周波数IF1において中心を有し、この入力信号は、前記
受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信号も含み、この方法は、
サンプリング周波数SR<2IF1のこの入力信号をサンプリングすることによ
ってこの入力信号を逓減することを含み、式(I):(N−(k+1/2)・S
R+IF1)<((k+1/2)・SR−IF1−SB/2)であり、このサン
プリング周波数SRは、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後k・SRから
(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場合、k・S
R<IF1−CW/2およびIF1+SB/2<(k+1/2)・SR<IF1
+CW/2(kは整数である)であり、かつ式(II):((k+1/2)・S
R−IF1+SB/2)<1/2・SRであり、このサンプリング周波数SRは
、この受信信号帯域の一部がサンプリング後k・SRから(k+1/2)・SR
までの周波数帯域内にあるように選択される場合、IF1−CW/2<k・SR
<IF1−SB/2および(k+1/2)・SR>IF1+SB/2である。
、干渉信号がサブサンプリング後に保持され、干渉信号がベースバンドで除去で
きるように最初の逓減後の第1の中間周波数であることが有利である第1の必要
周波数帯域中心周波数に対して選択される。
関係であることが分かるけれども、本発明は、ここでは符号化直交周波数分割多
重化(COFDM)に基づいたヨーロッパDVB‐T標準を使用するディジタル
地上テレビジョン(DTT)信号の受信の本発明の用途に関して記載されている
。
デオデータを含み、アナログチューナ4に供給された放送UHF/VHF信号を
受信するアンテナ2を示している。このチューナ4は、第1の中間周波数への受
信信号の逓減のための第1の局部発振器信号LO1を受信するミキサ6と、例え
ば一対のSAWフィルタから形成されてもよいバンドパスフィルタ8とを含む。
このフィルタ8は、幅CWのチャネル以外の全ての信号を少なくともこの信号が
必要受信信号と干渉できないレベルに減衰すると仮定される。
反転することに注目すべきである。
って第1の中間周波数IF1にあり、この信号は自動利得制御回路11に印加さ
れ、次に第1の中間周波数IF1の2倍よりも小さいサンプリング速度SRを有
するアナログ/ディジタル変換器12に印加されるので、この信号をサブサンプ
リングし、ベースバンドに近い第2の中間周波数IF2にエイリアシングするこ
とによってこの信号を効率的に逓減する。したがって、アナログ/ディジタル変
換器12は、第1の中間周波数IF1の信号に適当な応答があるように設計され
るべきである。自動利得制御回路11は、必要信号および干渉信号がアナログ/
ディジタル変換器によって正確にサンプリングできるようにアナログ/ディジタ
ル変換器に供給された入力信号の信号レベルを保持する。
装置13に、次に復調器14に信号のディジタル化サンプルの形で供給される。
フィルタリング装置13は、第2の局部発振器信号LO2を受信するミキサ16
を含む。第2の局部発振器信号LO2は第2の中間周波数IF2にある。ミキサ
16からの出力は、必要としない成分を除去するためにローパスフィルタ18に
送られる。次に、復調器14は、COFDM変調を取り除き、表示するのに適す
る形式に変換できる出力信号を供給する。
ましい限り例えば単一チップ上に統合されてもよいしまたは他の機能の装置が使
用されてもよいことが分かる。
/ディジタル変換器12、復調器14およびその後の処理回路が組み合わされる
。
している。バンドパスフィルタ8は、IF1に中心を有するチャネル幅CWを有
するので、範囲(IF1−CW/2)〜(IF1+CW/2)の信号は出力10
に生じる。斜線を付けられた領域20は、必要COFDM信号を含む信号バンド
幅SBを示している。
F1+N)に生じ得るいかなる隣接する可能性として干渉する必要信号もまた通
過させるのに十分大きいということである。例えば、英国では、NICAM(近
瞬時圧伸オーディオ多重化)音声信号はこの特徴で生じ得る。さらに、NICA
M信号は、必要COFDM信号に対して強くてもよい(例えば+10dB)。
にバンドパスフィルタ8を設計することは可能である。しかしながら、必要信号
のバンド幅のエッジと隣接する必要としない信号との間のギャップは、少なくと
も中間周波数IF1に比較すれば比較的狭いので、このフィルタリングを中間周
波数で行うことは比較的困難である。
しいが、これを行うことができるために、必要としない信号がエイリアシングの
結果として逓減された信号の必要信号内に生じる状態を避ける必要がある。
に過剰な要求をしないで単一の逓減工程を有するチューナの使用を可能にする。
らない状態に保つことを含む。したがって、アナログ/ディジタル変換器12は
、干渉信号および必要信号の両方を正確に示すことができるのに十分なヘッドル
ーム、すなわち十分な有効なビットを有するべきである。さらに、自動利得回路
11は、チューナ出力を増減するので、このチューナ出力はアナログ/ディジタ
ル変換器の使用可能な範囲に最適にぴったりと収まる。
な状態を示している。
W/2)までのチューナパスバンドの全部が(k−1/2)・SRからk・SR
(ここで、kは整数である)までの周波数範囲内に生じるように選択される。サ
ブサンプリング後、全チューナパスバンドは、0〜1/2・SRの範囲の周波数
で反転されて生じる。特に、パスバンドの中心周波数、すなわち中間周波数IF
1は、サンプリング周波数の関連倍数k・SRから周波数分離FS1だけ分離さ
れる、すなわちk・SR−IF1=FS1である場合、逓減された信号の中心周
波数は、実際はベースバンドの近くにある第2の中間周波数であるFS1に生じ
る。
転が望ましいことに注目すべきである。しかしながら、このコンバージョンは、
必要ならばIおよびQ個のディジタルサンプルの全Q個の値の符号を反転するこ
とによって後で取り除くことができる。
1−CW/2)から(FS1+CW/2)までの範囲にエイリアシングするのに
対して、可能性として干渉する必要としない信号は(IF1+N)から(FS1
−N)までエイリアシングする。
で、この信号は、さらに処理される前に復調器14で比較的容易にフィルタリン
グ出力できる。特に、この信号は、好ましくはミキサ16でFS1の複素キャリ
アと混合される。必要信号よりFS1から遠い必要としない信号は、より高い周
波数まで混合され、他の処理に影響を及ぼすことを避けるのに十分な程度までロ
ーパスフィルタ18によって除去できる。必要ならば、第2の自動利得制御回路
(図示せず)は、この信号を適切なレベルまで引き上げるために使用できる。
の可能な状態を示す。
IF1−CW/2)から(IF1+CW/2)までのチューナパスバンド内に含
まれる。
バンドのこの一部は、0から1/2・SRまでの周波数範囲で反転されて生じる
。しかしながら、さらに、k・SRから(IF1+CW/2)までのチューナパ
スバンドのこの一部も、0から1/2・SRまでの周波数範囲で反転されないで
生じる。
ゼロ周波数点の周りに折り返すように見えることを意味する。
ング周波数の関連倍数k・SRから周波数分離FS2だけ分離される、すなわち
k・SR−IF1=FS2である場合、逓減された信号の中心周波数は、FS2
に生じる。
部は、0から(FS2+CW/2)までの範囲にエイリアシングするのに対して
、k・SRから(IF1+CW/2)までのパスバンドの一部は0から(IF1
+CW/2−k・SR)まで、換言すると0から(CW/2−FS2)までエイ
リアシングする。
いことが重要である。すなわち、図4では、(IF1+SB/2)の必要信号の
上部端は、(FS2−SB/2)にエイリアシングするので、(FS2−SB/
2)>0であることが重要である。
FS2>Nならば、(FS2−N)に、またはN>FS2ならば、(N−FS2
)にエイリアシングする。
ない信号は、その時点でFS2に中心を有する信号帯域SB外のままであるべき
であることが重要である。さらに、必要としない信号は、それからフィルタリン
グされる信号帯域外からはるかに離れているべきで、さらに存在し得るいかなる
周波数オフセットも可能にする。
要信号帯域外で生じる必要としない信号は公知であるために)、必要としない信
号は必要信号帯域外でエイリアシングされる。しかしながら、N>FS2ならば
、必要としない信号は必要信号帯域の中へエイリアシングされることが可能であ
る。
好ましくは(N−FS2)+△<(FS2−SB/2)であることが望ましい。
ここで、△は、許容周波数オフセットであり、多分(IF1+N)の必要としな
い信号は有限バンド幅を有し、この周波数に中心があってもよい。
まれるように選択される場合、(IF1−CW/2)から(k−1/2)・SR
までのパスバンドの一部は、周波数反転がない場合、0から1/2SRまでの範
囲にエイリアシングするのに対して、(k−1/2)・SRから(IF1+CW
/2)までのパスバンドの一部も、周波数反転の場合、0から1/2・SRまで
の範囲にエイリアシングする。
1/2・SR周波数点の周りに折り返すように見えることを意味する。
波数IF1が、サンプリング周波数の関連倍数k・SRから周波数分離FS3だ
け分離される、すなわちk・SR−IF1=FS3である場合、逓減された信号
の中心周波数は、FS3に生じる。
スバンドの一部は、0から1/2・SRまでの範囲にエイリアシングするのに対
して、(k−1/2)・SRから(IF1+CW/2)までのパスバンドの一部
は(FS3−CW/2)から1/2・SRまでエイリアシングする。
いことが重要である。すなわち、図5では、(IF1−SB/2)の必要信号の
下部端は、(FS3+SB/2)にエイリアシングするので、(FS3+SB/
2)<1/2・SR、または、好ましくは(FS3+SB/2)+△<1/2・
SRであることが重要である。ここで、△はさらに可能なオフセットである。
い信号は、(FS3−N)にエイリアシングし、必要信号にエイリアシングでき
ない。
速度SRは、チューナパスバンドの全部がk・SRから(k+1/2)・SR)
(ここで、kは整数である)までの周波数範囲内に生じるように選択された。サ
ブサンプリング後、全チューナパスバンドは、中心周波数FS4の場合、0から
1/2・SRまでの周波数範囲で非反転されて生じる。ここでFS4=IF1−
k・SRである。
4に中心を有する信号帯域外のままであり、復調器14でフィルタリング出力で
きる。
までの周波数範囲内に生じるように選択されたサンプリング速度SRを示し、図
6が、チューナパスバンドの全部がk・SRから(k+1/2)・SRまでの周
波数範囲内に生じるように選択されたサンプリング速度SRを示すように、他方
、図4および図5は、チューナパスバンドが(k−1/2)・SRからk・SR
までの周波数範囲内に一般に生じる(が完全でない)ように選択されるサンプリ
ング速度SRを示し、チューナパスバンドが同じ制約でk・SRから(k+1/
2)・SRまでの周波数範囲内に一般に生じるが完全に生じないようにサンプリ
ング速度を選択することもできる。
−SB/2)であり、 サンプリング周波数SRが、受信信号帯域の一部がサンプリング後、k・SRか
ら(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場合、k・
SR<IF1−CW/2およびIF1+SB/2<(k+1/2)・SR<IF
1+CW/2(kは整数である)であり、 かつ((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)<1/2・SRであり、 サンプリング周波数SRが、受信信号帯域の一部がサンプリング後、k・SRか
ら(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場合、IF
1−CW/2<k・SR<IF1−SB/2および(k+1/2)・SR>IF
1+SB/2である。
(N−(k+1/2)・SR+IF1)+△<((k+1/2)・SR−IF1
−SB/2)および ((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)+△<1/2・SR によってそれぞれ置き換えることができる。
MHzの第1の中間周波数に第1の工程で逓減された受信COFDM信号の場合
のために示される。実際の必要信号バンド幅は、36.167MHzの中間周波
数において中心を有する7.61MHzである。最も近くに隣接する干渉信号は
(36.167+4.1981)=40.3651MHzのNICAM信号であ
る。
z〜40.687MHzからのパスバンドの全部が1.5・SR〜2・SRから
の範囲内に含まれることを意味し、パスバンドの如何なる部分も他のものへのエ
イリアシングは全く生じない。これは、必要としない信号がフィルタリング出力
できることを意味する。
下部端が図5に示されるように1.5・SR以下に含まれることを意味する。こ
の場合、31.467MHzのパスバンドの下部エッジは、0.5・SR以下の
(1.5・SR−31.467)=0.033MHzにエイリアシングするのに
対して、(36.167−7.61/2)MHzの必要信号帯域の下部エッジは
0.5・SR以下の(36.167−7.61/2−1.5・SR)=0.86
2MHzにエイリアシングする。したがって、干渉は全く生じず、必要としない
信号がフィルタリング出力できる。
スバンドの上部端は出力へエイリアシングし、必要としない信号は可能性として
必要信号と干渉し得ることを意味する。
の上部エッジは0.028MHzにエイリアシングするのに対して、(36.1
67+4.1981)=40.3651MHzの必要としない信号は必要帯域内
にある0.3651MHzにエイリアシングする。これは、要件(N−FS2)
+△<(FS2−SB/2)が△のいかなる値に対しても満たすことができない
ことを意味する。
ブサンプリング後それからフィルタリングできるように第1の中間周波数信号を
サブサンプリングすることによって、チューナのフィルタリングに余分の要求を
課すことなしに単一逓減工程を有する比較的簡単なチューナの使用を可能にする
受信機が開示される。
Claims (16)
- 【請求項1】 受信信号周波数帯域の入力信号を受信する無線受信機回路で
あって、 前記入力信号が、下部の必要周波数と上部の必要周波数との間の必要周波数帯
域中の必要信号を含み、前記必要信号は必要中心周波数において中心を有してお
り、 前記入力信号が、前記受信信号帯域内の干渉周波数における干渉信号をも含ん
でおり、 前記無線受信機回路は、 前記入力信号を逓減し、前記必要信号中心周波数の2倍よりも小さいサンプリ
ング周波数を有するアナログ/ディジタル変換器を備え、逓減後の第1の必要周
波数帯域への前記干渉信号のエイリアシング度が所定の閾値未満に保持されるよ
うに、前記サンプリング周波数が選択されることを特徴とする無線受信機回路。 - 【請求項2】 前記アナログ/ディジタル変換器に供給された前記入力信号
の信号レベルを保持する自動利得制御回路をさらに含むことを特徴とする請求項
1記載の無線受信機回路。 - 【請求項3】 逓減後前記必要帯域中心周波数に等しい周波数を有する局部
発振器信号を逓減された入力信号と混合するミキサと、そして、 ミキサ出力に接続されて、混合された逓減入力信号から前記干渉信号をフィル
タリングするローパスフィルタとをさらに含むことを特徴とする請求項1または
2記載の無線受信機。 - 【請求項4】 受信信号帯域の入力無線信号を受信する方法であって、前記
入力信号が、下部の必要周波数と上部の必要周波数との間の必要周波数帯域中の
必要信号を含み、前記必要信号は必要中心周波数において中心を有しており、前
記入力信号が、前記受信信号帯域内の干渉周波数における干渉信号をも含んでお
り、 前記必要信号中心周波数の2倍よりも小さいサンプリング周波数の入力信号を
サンプリングすることによって前記入力信号を逓減し、もって、逓減された干渉
信号および逓減された必要信号を含む逓減された入力信号を得ることとを含み、
必要周波数帯域への前記干渉信号のエイリアシング度が所定の閾値未満に保持さ
れるように、前記サンプリング周波数が選択されることを特徴とする方法。 - 【請求項5】 アナログ/ディジタル変換器に供給された前記入力信号の信
号レベルを保持することを含む請求項4記載の方法。 - 【請求項6】 前記逓減された入力信号と、逓減後前記必要信号中心周波数
に等しい周波数を有する局部発振器信号とを混合し、もって、混合された逓減信
号を得、そして、 前記混合された逓減信号をローパスフィルタリングして、前記逓減された必要
信号から前記逓減された干渉信号を除去することを更に含む請求項4記載の方法
。 - 【請求項7】 テレビジョン信号を処理する方法であって、 前記信号を中間周波数に中心が位置する必要周波数帯域に逓減し、 前記必要周波数帯域を通過させ、かつ干渉信号を通過させることができるフィ
ルタを使用して、前記逓減された信号をフィルタリングし、 サンプリング周波数の前記フィルタリングされた逓減信号をサブサンプリング
することによって、前記フィルタリングされた逓減信号をさらに逓減することと
を含み、更なる逓減後の第1の必要周波数帯域への前記干渉信号のエイリアシン
グ度が所定の閾値未満に保持されるように、前記サンプリング周波数が選択され
ることを特徴とするテレビジョン信号を処理する方法。 - 【請求項8】 更に逓減するステップが、サンプリング周波数におけるフィ
ルタリングされた逓減信号をサブサンプリングすることを含み、前記干渉信号が
更なる逓減後前記必要周波数帯域からフィルタリングされるように、前記サンプ
リング周波数が選択されることを特徴とする請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 下部の受信周波数IF1−CW/2と上部の受信周波数IF
1+CW/2との間の受信信号帯域の入力信号を受信する無線受信機回路であっ
て、 前記入力信号が、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部の必要周波数IF
1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、前記必要信号は、必
要信号中心周波数IF1において中心を有しており、 前記入力信号が、前記受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信
号も含み、 前記無線受信機回路は、 サンプリング周波数SR<2IF1を有するアナログ/ディジタル変換器を備
え、 式(I):(N−k・SR+IF1)<(k・SR−IF1−SB/2)であ
り、前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後
、(k−1/2)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあるように選択され
る場合には、 (k−1/2)・SR<IF1−CW/2および IF1+SB/2<k・SR<IF1+CW/2であり、ここにおいて、kは整
数であり、そして、 式(II):(k・SR−IF1+SB/2)<1/2・SRであり、 前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後、(
k−1/2)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場
合には、 IF1−CW/2<(k−1/2)・SR<IF1−SB/2および k・SR>IF1+SB/2である ことを特徴とする無線受信機回路。 - 【請求項10】 前記干渉信号が、干渉信号帯域幅△を有し、かつ式(I)
および(II)が、それぞれ 式(III):(N−k・SR+IF1)+△<(k・SR−IF1−SB/
2)および 式(IV):(k・SR−IF1+SB/2)+△<1/2・SR で置き換えられることを特徴とする請求項9の無線受信機回路。 - 【請求項11】 下部の受信周波数IF1−CW/2と上部の受信周波数I
F1+CW/2との間の受信信号帯域の入力信号を受信する無線受信機回路であ
って、 前記入力信号が、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部の必要周波数IF
1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、前記必要信号が必要
信号中心周波数IF1において中心を有しており、 前記入力信号が、前記受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信
号も含んでおり、 前記無線受信機回路は、 サンプリング周波数SR<2IF1を有するアナログ/ディジタル変換器を備
え、 式(I):(N−(k+1/2)・SR+IF1)<((k+1/2)・SR
−IF1−SB/2)であり、 前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後、k
・SRから(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場
合、 k・SR<IF1−CW/2および IF1+SB/2<(k+1/2)・SR<IF1+CW/2であり、ここにお
いて、kは整数であり、そして、 式(II):((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)<1/2・SRで
あり、 前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後、k
・SRから(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場
合、 IF1−CW/2<k・SR<IF1−SB/2および (k+1/2)・SR>IF1+SB/2である ことを特徴とする無線受信機回路。 - 【請求項12】前記干渉信号が、干渉信号帯域幅△を有し、かつ式(I)お
よび(II)が、それぞれ 式(III):(N−(k+1/2)・SR+IF1)+△<((k+1/2
)・SR−IF1−SB/2)および 式(IV):((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)+△<1/2・S
Rで置き換えられることを特徴とする請求項11の無線受信機回路。 - 【請求項13】 下部の受信周波数IF1−CW/2と上部の受信周波数I
F1+CW/2との間の受信信号帯域の入力無線信号を受信する方法であって、 前記入力信号が、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部の必要周波数IF
1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、前記必要信号は、必
要信号中心周波数IF1において中心を有しており、 前記入力信号が、前記受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信
号も含み、 前記方法は、 サンプリング周波数SR<2IF1において前記入力信号をサンプリングする
ことによって前記入力信号を逓減することを含み、 式(I):(N−k・SR+IF1)<(k・SR−IF1−SB/2)であ
り、前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後
、(k−1/2)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあるように選択され
る場合には、 (k−1/2)・SR<IF1−CW/2および IF1+SB/2<k・SR<IF1+CW/2であり、ここにおいて、kは整
数であり、そして、 式(II):(k・SR−IF1+SB/2)<1/2・SRであり、 前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後、(
k−1/2)・SRからk・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場
合には、 IF1−CW/2<(k−1/2)・SR<IF1−SB/2および k・SR>IF1+SB/2である ことを特徴とする方法。 - 【請求項14】 前記干渉信号が、干渉信号帯域幅△を有し、かつ式(I)
および(II)が、それぞれ 式(III):(N−k・SR+IF1)+△<(k・SR−IF1−SB/
2)および 式(IV):(k・SR−IF1+SB/2)+△<1/2・SR で置き換えられることを特徴とする請求項13の方法。 - 【請求項15】 下部の受信周波数IF1−CW/2と上部の受信周波数I
F1+CW/2との間の受信信号帯域の入力無線信号を受信する方法であって、 前記入力信号が、下部の必要周波数IF1−SB/2と上部の必要周波数IF
1+SB/2との間の必要周波数帯域中の必要信号を含み、前記必要信号が必要
信号中心周波数IF1において中心を有しており、 前記入力信号が、前記受信信号帯域内の干渉周波数IF1+Nにおける干渉信
号も含んでおり、 前記方法は、 サンプリング周波数SR<2IF1の前記入力信号をサンプリングすることに
よって前記入力信号を逓減することを含み、 式(I):(N−(k+1/2)・SR+IF1)<((k+1/2)・SR
−IF1−SB/2)であり、 前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後、k
・SRから(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場
合、 k・SR<IF1−CW/2および IF1+SB/2<(k+1/2)・SR<IF1+CW/2であり、ここにお
いて、kは整数であり、そして、 式(II):((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)<1/2・SRで
あり、 前記サンプリング周波数SRが、前記受信信号帯域の一部がサンプリング後、k
・SRから(k+1/2)・SRまでの周波数帯域内にあるように選択される場
合、 IF1−CW/2<k・SR<IF1−SB/2および (k+1/2)・SR>IF1+SB/2である ことを特徴とする方法。 - 【請求項16】前記干渉信号が、干渉信号帯域幅△を有し、かつ式(I)お
よび(II)が、それぞれ 式(III):(N−(k+1/2)・SR+IF1)+△<((k+1/2
)・SR−IF1−SB/2)および 式(IV):((k+1/2)・SR−IF1+SB/2)+△<1/2・S
Rで置き換えられることを特徴とする請求項15の方法。
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