JP2002544152A - 多相制汗スティック - Google Patents

多相制汗スティック

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JP2002544152A JP2000616740A JP2000616740A JP2002544152A JP 2002544152 A JP2002544152 A JP 2002544152A JP 2000616740 A JP2000616740 A JP 2000616740A JP 2000616740 A JP2000616740 A JP 2000616740A JP 2002544152 A JP2002544152 A JP 2002544152A
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ベルンハルト・バノヴスキー
アンドレア・ケンメジース
マリオン・ペップル
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、液体非極性油成分およびゲル化剤または凝固剤を含有するコアおよびシェルとして同心的に配置した、組成の異なる少なくとも二つの凝固相から成る、40℃で寸法安定性で、皮膚上で展延可能で、40℃を越える温度で溶融する材料のスティック状製剤であって、防臭剤および/または制汗剤を含有するコア相は、シェル相とは活性成分の種類および/または量が異なるスティック状製剤に関する。ゲル相は好ましくは、液体シリコーン油20〜70重量%、および飽和脂肪アルコール、飽和トリグリセリド、ワックスエステルまたはそれらの混合物から成る群から選択するゲル化または凝固剤10〜30重量%を含有する。好ましくは、コアは制汗剤の収斂性塩(例えばアルミニムヒドロキシクロリド)15〜40重量%を含有する高性能のコアで、シェル相は該塩を18重量%未満の量で含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、腋下の湿りおよび不快体臭を抑制するための化粧品製剤に関する。
該製剤は、周囲温度で寸法安定性である一方で、体温の皮膚上では展延可能であ
り、揮発性シリコーン油およびゲル化剤をベースとする異なる組成の二つまたは
それ以上の凝固相から成るゲルを適用するためのスティックの形態である。
【0002】 (背景技術) アルコール性石鹸ゲルをベースとする二相スティック状製剤は既知である(D
E−AS1122221参照)。このような製剤では、他の成分と適合しない成
分をスティックの一つの相に配合し、第二の相の成分との望ましくない相互作用
を回避することができる。また、比較的揮発性または酸化感受性の大きい成分を
スティックのコアに配合することによって、スティック状製剤の貯蔵寿命を延長
することができる。更に、コア相およびシェル相に異なる活性成分を導入するか
、または活性成分を異なる濃度で導入することによって、スティックの性能を向
上することができる。例えば、スティック状製剤のコアは、粘着性または軟質の
コンシステンシーの故にシェルには適さないゲルであり得る。
【0003】 (発明の開示) 本発明では、制汗剤濃度のより高い「高性能コア」としてコアを形成すること
もでき、それにより使用時の塗擦性が改善されることがわかった。 すなわち、本発明は、液体油成分およびゲル化剤を含有するコアおよびシェル
として同心(同軸)的に配置した、組成の異なる二つまたはそれ以上の凝固相か
ら成る、40℃で寸法安定性で、皮膚上で展延可能で、40℃を越える温度で溶
融するゲルのスティック状製剤であって、防臭剤および/または制汗剤を含有す
るコア相は、シェル相とは活性成分の種類および/または量が異なるスティック
状製剤に関する。 更に、本発明のスティック状製剤は、相によって透明度、色または着色を変え
ることにより、非常に美しく見せることができる。
【0004】 本発明において凝固相とは、液体油成分およびゲル化または凝固剤を含有する
組成物である。該油成分の例は、炭化水素、シリコーン油、液体エステル、ジ−
n−アルキルエーテル、分枝状脂肪アルコールまたはこれら油成分の混合物であ
る。本発明によると、好ましい油成分はとりわけ、鎖状および揮発性または不揮
発性あるいは環状および低沸点であり得るシリコーン油である。低沸点および揮
発性の環状シリコーンは、皮膚上にグリース状残留物を残さないので、防臭ステ
ィックにおける使用に特に有利である。しかし、Si(CH)O単位を3〜1
0個有する低沸点の鎖状ポリジメチルシロキサンも適当である。好ましい環状シ
リコーンの例は、シクロペンタジメチルシロキサンである。
【0005】 特に好ましい態様においては、本発明のスティック状製剤は、液体シリコーン
油20〜70重量%、および飽和脂肪アルコール、飽和トリグリセリド、ワック
スエステルまたはそれらの混合物から成る群から選択するゲル化または凝固剤1
0〜30重量%を、凝固相中に含有する。
【0006】 例えばジベンジリデンソルビトール、N−アシル化脂肪酸アミドおよびN−ア
シル化アミノ酸アミドを包含する他の物質も、ゲル化剤として使用し得る。ある
種の油溶性ポリマー、例えばポリアクリルアミド、脂肪酸石鹸(例えばステアリ
ン酸マグネシウムまたはステアリン酸アルミニウム)または12−ヒドロキシス
テアリン酸およびそのエステルもしくは塩も、ゲル形成剤として適当である。特
に適当な脂肪アルコールは、炭素原子数14〜40の直鎖飽和脂肪アルコール、
特にセチルおよびステアリルアルコールである。適当な脂肪酸グリセリドの例は
、水素化パーム油、水素化牛脂、水素化ヒマシ油、トリラウリンおよびトリステ
アリンである。適当なワックスエステルの例は、セチルパルミテート、ステアリ
ルステアレートまたはラウリルベヘネートである。
【0007】 ゲル相は、上記ゲル化または凝固剤のほかに、比較的少量の液体油成分、例え
ば液体脂肪酸エステル、C4-18脂肪アルコールのプロピレンオキシド1〜30モ
ル付加物、パラフィン油または分枝状脂肪アルコール、ジアルキルエーテル(例
えばジ−n−オクチルエーテルまたはラウリルメチルエーテル)をも含有し得る
【0008】 また、ゲル相は上記成分に加えて、生成物を皮膚から洗い落とし易くするノニ
オン性界面活性剤を1〜15重量%含有し得る。この目的のために、20℃で固
体のエチレンオキシド付加物の形態の、例えば脂肪アルコール、脂肪酸部分グリ
セリド、ソルビタン脂肪酸エステル、またはエチレンオキシドと反応し得る遊離
ヒドロキシルまたはカルボキシル基を有する他の脂質分子が特に適当である。好
ましいノニオン性界面活性剤の例は、セチル/ステアリルアルコール混合物のエ
チレンオキシド10〜30モル付加物、例えば市販生成物Eumulgin(登録商標
)B1、B2およびB3(Henkel KGaA)である。本発明の目的に適当な他
の界面活性剤の例は、メチルグルコシド脂肪酸エステルのエチレンオキシド1〜
30モル付加物、並びにアルキル(オリゴ)グルコシドおよびそのような(オリ
ゴ)グルコシドのエチレンオキシド1〜30モル付加物である。
【0009】 更に、ゲル相は、香料および場合により化粧品用もしくは皮膚科学的活性成分
を含有する。 適当な香料または香油は、個々の香料化合物、例えばエステル、エーテル、ア
ルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の合成物である。エステル型香
料化合物の例は、ベンジルアセテート、フェノキシエチルイソブチレート、p−
t−ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、ジメチルベンジル
カルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナリルベンゾエート、ベ
ンジルホルメート、エチルメチルフェニルグリシネート、アリルシクロヘキシル
プロピオネート、スチラリルプロピオネート、およびベンジルサリチレートであ
る。エーテルは例えば、ベンジルエチルエーテルを包含し、アルデヒドは例えば
、炭素原子数8〜18の直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラル、シトロ
ネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラ
ル、リリアールおよびブルゲオナールを包含する。適当なケトンは例えば、イオ
ノン類、α−イソメチルイオネンおよびメチルセドリルケトンである。適当なア
ルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、ゲラニオール、リナ
ロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素は主
として、テルペン類およびバルサム類を包含する。しかし、共同で快い香を発す
る種々の香料化合物の混合物を使用することが好ましい。
【0010】 香油は、植物または動物原料、例えばマツ、シトラス、ジャスミン、ユリ、バ
ラまたはイランイラン油から得られる天然香料混合物をも含有し得る。他の適当
な香油は、芳香成分として用いられることの多い比較的揮発性の低い精油である
。その例は、セージ油、カモミール油、丁子油、メリッサ油、ミント油、シナモ
ン葉油、ライム花油、ジュニパーベリー油、ベチベル油、乳香油、ガルバヌム油
およびラブダヌム油である。
【0011】 防臭/制汗製剤には、防臭および/または制汗活性成分の存在が特に重要であ
る。適当な防臭成分はとりわけ、汗を分解する細菌を抑制する抗菌剤、並びに汗
を分解するエステラーゼおよびリパーゼ酵素を阻害する酵素阻害剤である。適当
な抗菌剤の例は、2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル[Tricl
osan(登録商標)]、クロルヘキシジングルコネート、フェノキシエタノール、
ペンタン-1,5-ジオール、ヘキサン-1,6-ジオール、抗菌性精油またはファルネソ
ールである。適当なエステラーゼ阻害剤の例は、クエン酸トリエチル、またはト
リアセチンである。
【0012】 適当な制汗剤はとりわけ、収斂性またはタンパク質凝固性の塩、例えば水性系
において強い加水分解作用を示すアルミニウム、亜鉛およびジルコニウムの塩で
ある。この種の適当な制汗塩は、例えば、アルミニウムクロリド、アルミニウム
クロロヒドレート、アルミニウムジクロロヒドレート、アルミニウムセスキクロ
ロヒドレート、およびそれらと例えば1,2−プロピレングリコールとの錯化合
物、アルミニウムヒドロキシアラントイネート、アルミニウムクロリドタートレ
ート、ナトリウムアルミニウムクロロヒドロキシラクテート、アルミニウムジル
コニウムトリクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレ
ート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート、およびそれらとアミ
ノ酸(例えばグリシン)との錯化合物である。
【0013】 本発明の重要な特徴は、防臭または制汗成分を、シェル相とは種類も量も異な
るように、スティックコアとして配置する相中に配合するということである。好
ましくは、コア相は15〜40重量%、シェル相は18重量%未満の制汗収斂性
塩を含有し、コア相の該濃度は外相またはシェル相の濃度に対して少なくとも3
0%高い。シェル相は、例えば制汗塩を全く含有しなくてもよく、場合により抗
菌防臭成分を含有し得る。シェル相は場合により、コア相よりも香料含量が高く
てよい。
【0014】 本発明のスティック状製剤は、コンシステンシー、安定性、性能および適合性
を改善するために、更なる助剤および添加剤をも含有し得る。そのような助剤の
例は、抗酸化剤、錯化剤、不活性賦活剤、例えば層状シリケート、タルク、シリ
カ、微粒子状ポリマー粉末、並びに化粧品用活性成分、例えばビタミン、アラン
トイン、抗炎症剤および皮膚柔軟化剤である。粉末状の無機および有機賦形剤が
0.1〜10重量%の量で存在することが好ましい。
【0015】 好ましい一態様においては、本発明のスティック状製剤は、二つ(またはそれ
以上)のゲル相が同心的に配置した形態で存在し、その内相またはコア相は、防
臭剤または制汗剤を含有し、シェル相とは活性成分の種類および量が異なる。基
本的に、コアは円柱形である必要はないが柱状であるべきであり、任意の断面を
有し得る。製造上の理由から、スティックの縦軸と平行に相を配置することが有
利であり得る。
【0016】 他の好ましい一態様においては、シェル相がコア相とは種類および量の異なる
色素または顔料を含有する。外相(シェル相)は好ましくは、着色し、コアより
も多くの香料を含有する。このようにして、審美的に特に好ましいスティック状
製剤が得られる。この目的のために、液体油成分に不溶で、相の境界を越えて浸
出しない色素が特に適当である。すなわち、有機および無機顔料が最も適当で、
その例は下記のものを包含する:FD & C Red No. 40 Al-Lake (C.I. 16035:1)、
D & C Red No. 30 (C.I. 73360)、D & C Red No. 7 (C.I. 15850:1)、C.I. Pigm
ent Red 49:1 (C.I. 15630:2)、C.I. Pigment Red 5 (C.I. 12490)、D & C Yell
ow No. 10 Al-Lake (C.I. 47005:1)、C.I. Pigment Green 17 (C.I. 77288)、C.
I. Pigment Blue 29 (C.I. 77007)、FD & C Blue No. 1 Al-Lake (C.I. 42090:2
)、C.I. Pigment Blue (C.I. 74160)、C.I. Pigment Blue 27 (C.I. 77510)、黄
色酸化鉄 (C.I. 77492)、赤色酸化鉄 (C.I. 77491)、黒色酸化鉄 (C.I. 77499)
およびチタンホワイト (C.I. 77891)。
【0017】 基本的に、コアとシェルとはどのような量比で存在してもよく、この比は例え
ば1:5ないし5:1である。好ましくは、コア相がスティック全体の20〜4
0重量%を占める。
【0018】 本発明のスティック状製剤は、例えば次のようにして製造し得る:まず、コア
を形成するために、ゲル(加熱後は液体)を型に注入し、放置して冷却および凝
固させ、型から取り出す。次いで、シェルを形成するために、より幅広の型にコ
アを入れ、コアと型壁との間隙にシェル用ゲル相(加熱後は液体)を注入し、放
置して冷却および凝固させ、全体を型から取り出す。
【0019】 同様の一方法においては、まずシェルを形成するために、取外し可能な円筒形
芯を有する環状の型に、液化したゲルを注入し、放置して冷却および凝固させ、
型芯を外す。次いで、形成したシェルの円筒形内腔に、コア用ゲルを液化して注
入し、放置して凝固させる。
【0020】 この場合、異なる色の石鹸から成る多色石鹸ストランドを製造するための既知
の連続的方法を基本的に用いて、二つまたはそれ以上の異なるゲルから成るスト
ランドを形成し、切断して任意の長さのスティックとすることができる。同心的
に配置した複数の相を有するストランドを製造するそのような方法は、例えばA
T−PS198501またはDE−AS2526917により知られる同軸押出
法である。複数の相が縦軸に平行に(ただし非同心的に)配置された多相ストラ
ンドの製法は、US3268970に記載されている。
【0021】 上記のように製造した多相スティック状製剤は、防臭スティックまたは他のス
ティック状化粧品に通常使用されるタイプの、押、回転または圧のメカニズムに
よって管軸に沿って移動可能なピストンを有する管状ケースに入れることが好ま
しい。 以下の実施例は本発明を説明することを意図したものである。
【0022】 実施例 次表に示す組成の制汗スティックを製造する。
【表1】
【0023】 1.ゲル相の調製 シクロメチコン d5、Witconol(登録商標)APM、Eumulgin(登録商標)B1、Cu
tina(登録商標)HR、脂肪アルコールおよびAerosil(登録商標)R 972 を、7
0℃で撹拌することによって混合した。65℃に冷却後、アルミニウムヒドロキ
シクロリド粉末、タルクおよびビタミンEアセテート並びに色素を加えた。60
℃に冷却後、香油を混ぜ込んだ。
【0024】 2.スティック状製剤の製造 型から出したスティックゲルK1を、標準的なスティックチューブの中心にコ
アとして入れた。次いで、スティックゲルH1を調製し、60℃で、コアとチュ
ーブ壁との間隙に注入した。 ねじ蓋を締めてから、スティックチューブを反転して(すなわち上下に返して
)、まだ固まっていないスティックゲルがねじ蓋内で滑らかな表面を形成するよ
うにした。20℃に冷却後、外相が青、コアが白の美しい二相スティックが得ら
れた。
【0025】 下記スティックゲルから二相スティックを同様に製造した: K1 (コア) + H2 (シェル) K1 (コア) + H1 (シェル) K2 (コア) + H2 (シェル) K3 (コア) + H2 (シェル) いずれの場合も、シェル相が青、コア相が白または薄色の二相スティックが得
られ、それは40℃で1週間貯蔵後にも変化しなかった。
【0026】 下記市販生成物を使用した: Dow Corning 345 Fluid: シクロメチコン d5 (デカメチルシクロペンタシロキ
サン) Witconol(登録商標)APM: PPG ミリスチルエーテル Cutina(登録商標)HR: 水素化ヒマシ油 Eumulgin B1: セテアレト-12 (セチルステアリルアルコール + 12 EO) Aerosil(登録商標)R 972: 疎水性熱分解法シリカ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドレア・ケンメジース ドイツ連邦共和国デー−65185ヴィースバ ーデン、アドルフスアレー28番 (72)発明者 マリオン・ペップル ドイツ連邦共和国デー−41564カールスト、 アム・シュピールマンスファルター34番 Fターム(参考) 4C083 AB432 AC021 AC022 AC071 AC072 AC182 AC421 AD151 AD152 AD662 BB04 CC17 DD11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体油成分およびゲル化剤または凝固剤を含有するコアおよ
    びシェルとして同心的に配置した、組成の異なる少なくとも二つの凝固相から成
    る、40℃で寸法安定性で、皮膚上で展延可能で、40℃を越える温度で溶融す
    るゲルのスティック状製剤であって、防臭剤および/または制汗剤を含有するコ
    ア相は、シェル相とは活性成分の種類および/または量が異なるスティック状製
    剤。
  2. 【請求項2】 凝固相が、液体シリコーン油20〜70重量%、および飽和
    脂肪アルコール、飽和トリグリセリド、ワックスエステルまたはそれらの混合物
    から成る群から選択するゲル化または凝固剤10〜30重量%を含有する請求項
    1に記載のスティック状製剤。
  3. 【請求項3】 コア相は15〜40重量%、シェル相は18重量%未満の制
    汗収斂性塩を含有し、コア相の該濃度はシェル相の該濃度に対して少なくとも3
    0%高い請求項1または2に記載のスティック状製剤。
  4. 【請求項4】 凝固相が、ノニオン性界面活性剤、好ましくは20℃で固体
    のエチレンオキシド付加物を1〜15重量%の量で更に含有する請求項1〜3の
    いずれかに記載のスティック状製剤。
  5. 【請求項5】 シェル相がコア相とは種類および量の異なる色素または顔料
    を含有する請求項1〜4のいずれかに記載のスティック状製剤。
  6. 【請求項6】 凝固相が、粉末状の無機賦形剤を0.1〜10重量%の量で
    含有する請求項1〜5のいずれかに記載のスティック状製剤。
  7. 【請求項7】 コア相がスティック全体の20〜40重量%を占め、シェル
    相が液体油成分に不溶の顔料を含有する請求項1〜6のいずれかに記載のスティ
    ック状製剤。
JP2000616740A 1999-05-07 2000-04-28 多相制汗スティック Pending JP2002544152A (ja)

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