JP2002543723A - セルラ・システム用の端末におけるセル再選択を管理すべく改善された方法および装置 - Google Patents
セルラ・システム用の端末におけるセル再選択を管理すべく改善された方法および装置Info
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
セルラ無線システムの端末により為されるセル再選択を制御する方法および装置に関し、特に上記端末が現在セルにより提供されるGPRS(汎用パケット無線サービス)などの特定サービスに接続された状況において、必要な場合にセル再選択を端末が試行し得るか否かに関する情報を基地局が端末へと事前に送信する。この情報は最も好適には、GPRSサービスの信号送受信メッセージなどの、一定サービスの信号送受信メッセージ内で送信される。一定サービスに接続された端末は、更に低いレベルのシステムのシグナリング機能に一時的にアクセスせずに、サービス中の基地局から対応サービスを提供する別の基地局へと直接変更し得るか否かに関する情報を獲得する。これにより、端末と無線信号送受信とに対する負荷であって一切の新たなセルの測定およびメッセージ送信により引き起こされる負荷が低減される。
Description
【0001】 本発明の目的は、セルラ無線システムの端末により為されるセル再選択を許容
かつ実施すべく改善された方法および装置である。本発明は特に、上記端末がGP
RS(General Packet Radio Service)などの特定サービスを要求する場合にセル再
選択を許容して実施する方法に関する。
かつ実施すべく改善された方法および装置である。本発明は特に、上記端末がGP
RS(General Packet Radio Service)などの特定サービスを要求する場合にセル再
選択を許容して実施する方法に関する。
【0002】 本発明の背景を理解するために先ず、GSMシステム(Global System for Mobile
telecommunication)および関連するGPRSデータ・パケット伝送サービス(GPRS d
ata packet transmission service)においてアクティブ・セルを変更するための
先行技術の解決策の例を記述する。図1は、GSMネットワークの基本構造を示し
ている。移動通信網においては、少なくとも一個のコア・ネットワーク(CN:core
network)と、一個以上の無線アクセス・ネットワーク(RAN:radio access netwo
rk)とが在る。上記コア・ネットワークは、多用途データ伝送機器に加えて種々
の付加価値サービスを提供し得る種々の交換システムにより形成される。コア・
ネットワークは、交換局MSC(Mobile services Switching Centre)と、GSMシステ
ムにおいては例えばパケット無線通信に関連するノードである他のネットワーク
要素と、SGSN(Serving GPRS Support Node)およびGGSN(Gateway GPRS Support N
ode)ならびに関連する伝送システムとを備える。上記無線アクセス・ネットワー
クは、コア・ネットワークと各端末との間に配置される。無線アクセス・ネット
ワークは、各基地局(BS)と無線ネットワーク制御器(RNC)とを備える。各基地局
は、夫々の無線アクセス・ネットワーク制御器に対して永続的な接続を有する。
一方、個々の無線アクセス・ネットワークの制御器は上記コア・ネットワークの
少なくとも一個のノードに対する永続的な接続を有する。各端末と各コア・ネッ
トワークとの間においてはひとつ以上の無線アクセス・ネットワークが作動可能
であり、或る端末は特定の一個の無線アクセス・ネットワークを介して数個のコ
ア・ネットワークと通信できる。
telecommunication)および関連するGPRSデータ・パケット伝送サービス(GPRS d
ata packet transmission service)においてアクティブ・セルを変更するための
先行技術の解決策の例を記述する。図1は、GSMネットワークの基本構造を示し
ている。移動通信網においては、少なくとも一個のコア・ネットワーク(CN:core
network)と、一個以上の無線アクセス・ネットワーク(RAN:radio access netwo
rk)とが在る。上記コア・ネットワークは、多用途データ伝送機器に加えて種々
の付加価値サービスを提供し得る種々の交換システムにより形成される。コア・
ネットワークは、交換局MSC(Mobile services Switching Centre)と、GSMシステ
ムにおいては例えばパケット無線通信に関連するノードである他のネットワーク
要素と、SGSN(Serving GPRS Support Node)およびGGSN(Gateway GPRS Support N
ode)ならびに関連する伝送システムとを備える。上記無線アクセス・ネットワー
クは、コア・ネットワークと各端末との間に配置される。無線アクセス・ネット
ワークは、各基地局(BS)と無線ネットワーク制御器(RNC)とを備える。各基地局
は、夫々の無線アクセス・ネットワーク制御器に対して永続的な接続を有する。
一方、個々の無線アクセス・ネットワークの制御器は上記コア・ネットワークの
少なくとも一個のノードに対する永続的な接続を有する。各端末と各コア・ネッ
トワークとの間においてはひとつ以上の無線アクセス・ネットワークが作動可能
であり、或る端末は特定の一個の無線アクセス・ネットワークを介して数個のコ
ア・ネットワークと通信できる。
【0003】 セルラ無線システムの端末は常に、特定の一個の基地局を選択すると共に該基
地局の通信到達範囲(coverage area)内すなわちセル内にて作動(圏在[camp])す
ることを試行する。従来、セル再選択は基地局または端末における受信無線信号
の強度の測定に基づいていた。例えばGSMシステムにおいて各基地局は、隣接基
地局とは異なる所謂るビーコン周波数(beacon frequency)で信号を送信する。GS
Mシステムにおいて基地局は所謂るBCCHチャネル(Broadcast Control Channel)上
でパラメータp1およびp2を端末に送信することから、これらのパラメータは所謂
るC値を計算すべく使用される。例えばセルラGSMネットワークにおいて一般的に
使用されるC1値は次の式から計算される: C1:=(A-Max.(B,0))、 式中、 A:=受信信号の平均レベル−p1(dB)、 B:=p2−端末の最大送信パワー(dB)、 p1:=受信信号に対して許容された最小値、 p2:=端末に対して許容された最大送信パワー、である。
地局の通信到達範囲(coverage area)内すなわちセル内にて作動(圏在[camp])す
ることを試行する。従来、セル再選択は基地局または端末における受信無線信号
の強度の測定に基づいていた。例えばGSMシステムにおいて各基地局は、隣接基
地局とは異なる所謂るビーコン周波数(beacon frequency)で信号を送信する。GS
Mシステムにおいて基地局は所謂るBCCHチャネル(Broadcast Control Channel)上
でパラメータp1およびp2を端末に送信することから、これらのパラメータは所謂
るC値を計算すべく使用される。例えばセルラGSMネットワークにおいて一般的に
使用されるC1値は次の式から計算される: C1:=(A-Max.(B,0))、 式中、 A:=受信信号の平均レベル−p1(dB)、 B:=p2−端末の最大送信パワー(dB)、 p1:=受信信号に対して許容された最小値、 p2:=端末に対して許容された最大送信パワー、である。
【0004】 更に、各端末は各受信セルのC1値を計算できるように、各端末は自身が受信し
た一斉送信信号の受信レベルを測定しなければならない。無線接続に関しては、
最大の計算C1値を有するセルが最も有利とある。セル再選択を最適化すべく上記
ネットワークはまた、所謂るC2値の使用を可能とする付加的パラメータも送信し
得る。更に詳細な記述は文献[11]に示される。上記基地局は、各端末に対し、各
隣接セルにより使用されるBCCH周波数に関する情報を送信することから、各端末
は各隣接セルのBCCH送信を見出すために探聴すべき周波数を判断する。各セルに
おいて、BCCHチャネル送信は、接続を確立すべく夫々のセルにおいて各端末がラ
ンダム・アクセスを如何にして要求し得るかに関する情報も含む。
た一斉送信信号の受信レベルを測定しなければならない。無線接続に関しては、
最大の計算C1値を有するセルが最も有利とある。セル再選択を最適化すべく上記
ネットワークはまた、所謂るC2値の使用を可能とする付加的パラメータも送信し
得る。更に詳細な記述は文献[11]に示される。上記基地局は、各端末に対し、各
隣接セルにより使用されるBCCH周波数に関する情報を送信することから、各端末
は各隣接セルのBCCH送信を見出すために探聴すべき周波数を判断する。各セルに
おいて、BCCHチャネル送信は、接続を確立すべく夫々のセルにおいて各端末がラ
ンダム・アクセスを如何にして要求し得るかに関する情報も含む。
【0005】 GSMシステムの各セルはそのユーザに対して基本サービスを提示する:音声送
信、低速データ送信および種々の短メッセージ・サービスである。GSMシステム
の動作は、ETSI(European Telecommunications Standards Institute)により標
準化されている。GSMシステムにおける各セルはそれらの通信到達範囲に関して
インターリーブされていることから、セル境界にては当該端末がどのセルを使用
すべきかを判断する必要がある。非アクティブ・モードにおいて端末はいずれの
セルに圏在すべきか判断するが、アクティブ・モードにおいてその判断は、接続
品質に加え、例えばネットワークの各セルの負荷度合(loading degree)などの他
の要因により影響される。また、個別モード(dedicated mode)においてコア・ネ
ットワークは、2個のセルの内で当該端末が使用すべきセルとセル変更のタイミ
ングとを判断し、それを端末に通知する。ETSI基準に依れば、上記個別モードに
おいて端末は別のセルのサービスに独自にはアクセスし得ない。またアイドル・
モードにおいて端末は、多数の隣接セルに対して計算したC1/C2値に基づき、自
身が属すべきセルを判断する。端末に関しては、上記個別モードもしくは上記ア
イドル・モードのいずれにおいてもセル変更の実際のタイミングはそれほど重要
でない。なぜならば、上記システムの全てのセルは通常は同一の基本サービスを
提供すると共に、端末のユーザはひとつのセルから別のセルへの変更を認識しな
いからである。
信、低速データ送信および種々の短メッセージ・サービスである。GSMシステム
の動作は、ETSI(European Telecommunications Standards Institute)により標
準化されている。GSMシステムにおける各セルはそれらの通信到達範囲に関して
インターリーブされていることから、セル境界にては当該端末がどのセルを使用
すべきかを判断する必要がある。非アクティブ・モードにおいて端末はいずれの
セルに圏在すべきか判断するが、アクティブ・モードにおいてその判断は、接続
品質に加え、例えばネットワークの各セルの負荷度合(loading degree)などの他
の要因により影響される。また、個別モード(dedicated mode)においてコア・ネ
ットワークは、2個のセルの内で当該端末が使用すべきセルとセル変更のタイミ
ングとを判断し、それを端末に通知する。ETSI基準に依れば、上記個別モードに
おいて端末は別のセルのサービスに独自にはアクセスし得ない。またアイドル・
モードにおいて端末は、多数の隣接セルに対して計算したC1/C2値に基づき、自
身が属すべきセルを判断する。端末に関しては、上記個別モードもしくは上記ア
イドル・モードのいずれにおいてもセル変更の実際のタイミングはそれほど重要
でない。なぜならば、上記システムの全てのセルは通常は同一の基本サービスを
提供すると共に、端末のユーザはひとつのセルから別のセルへの変更を認識しな
いからである。
【0006】 しかし、GSMシステムにより提供されるプラットフォーム上に新たなサービス
が構築されつつあることから、これらの新サービスは端末のユーザに対して種々
の付加価値サービスを提供し得る。これらのサービスはGSMネットワークの通信
到達範囲の全体に亙り提供されるのではなく、一定の制限領域内でのみ提供され
得る。斯かるサービスのひとつは、GPRSである。GPRSサービス領域において端末
のユーザは、基本GSMサービスを使用するかまたはGPRSにより提供される付加価
値サービスを利用するかを選択し得る。図2は、制限領域を通じたGPRSサービス
の配備を示している。図2の各セルの内、セル1、3、6および8は領域内における
GPRSサービスを提供するが、他の全てのセルにおいては基本GSMサービスのみが
利用可能である。この図はまた、ポイントP1からポイントP7までの移動端末の経
路も示している。アクティブ・モードでのセル境界領域にて、セル変更は上記ネ
ットワークにより制御され得るか、または、端末により制御される。故に、端末
に対する次の状況が生じ得る:端末は、行程P1->P2、P3->P4およびP6->P7上では
GPRSサービスを獲得する。行程P2->P3およびP4->P5->P6上では、基本GSMサービ
スのみが利用可能である。もしユーザがP1においてアクティブGPRS接続で開始し
たなら、ユーザはポイントP7まで移動する際のアクティブ・セッションの間にお
いて最悪の場合は何らかの期間に対してGPRSサービスが中断されることを認識す
る。ユーザはサービス中断に対して驚くことになる、と言うのも、ユーザはサー
ビス交換手により知らされたGPRS通信到達範囲内をユーザ自身が移動していると
判断するからである。別の不都合な状況の例は、端末が例えば図2の行程P2->P3
に位置する場合にはGPRSサービスをサポートするセルへの所望GPRS接続を確立し
得ない状況である。この状況は、もし端末がC1/C2値の故にGPRSサービスをサポ
ートしないセルを再選択することを強いられたとすれば、上記ネットワーク・サ
ービスにより定義されたGPRS通信到達範囲内に端末が明らかに位置する場合であ
っても生じるものである。第3の不都合な場合は、セル6および7の境界に配置さ
れたポイントP7である。最悪の場合、端末はGPRSサービス・サポート・セルとGP
RSサービス非サポート・セルとの間でセル変更を反復せねばならない。これが意
味する処は、ユーザが常に同じ箇所にいたとしても、或るときはGPRSサービスが
利用可能であり、又別のときはGPRSサービスが利用できない状況に陥るというこ
とである。
が構築されつつあることから、これらの新サービスは端末のユーザに対して種々
の付加価値サービスを提供し得る。これらのサービスはGSMネットワークの通信
到達範囲の全体に亙り提供されるのではなく、一定の制限領域内でのみ提供され
得る。斯かるサービスのひとつは、GPRSである。GPRSサービス領域において端末
のユーザは、基本GSMサービスを使用するかまたはGPRSにより提供される付加価
値サービスを利用するかを選択し得る。図2は、制限領域を通じたGPRSサービス
の配備を示している。図2の各セルの内、セル1、3、6および8は領域内における
GPRSサービスを提供するが、他の全てのセルにおいては基本GSMサービスのみが
利用可能である。この図はまた、ポイントP1からポイントP7までの移動端末の経
路も示している。アクティブ・モードでのセル境界領域にて、セル変更は上記ネ
ットワークにより制御され得るか、または、端末により制御される。故に、端末
に対する次の状況が生じ得る:端末は、行程P1->P2、P3->P4およびP6->P7上では
GPRSサービスを獲得する。行程P2->P3およびP4->P5->P6上では、基本GSMサービ
スのみが利用可能である。もしユーザがP1においてアクティブGPRS接続で開始し
たなら、ユーザはポイントP7まで移動する際のアクティブ・セッションの間にお
いて最悪の場合は何らかの期間に対してGPRSサービスが中断されることを認識す
る。ユーザはサービス中断に対して驚くことになる、と言うのも、ユーザはサー
ビス交換手により知らされたGPRS通信到達範囲内をユーザ自身が移動していると
判断するからである。別の不都合な状況の例は、端末が例えば図2の行程P2->P3
に位置する場合にはGPRSサービスをサポートするセルへの所望GPRS接続を確立し
得ない状況である。この状況は、もし端末がC1/C2値の故にGPRSサービスをサポ
ートしないセルを再選択することを強いられたとすれば、上記ネットワーク・サ
ービスにより定義されたGPRS通信到達範囲内に端末が明らかに位置する場合であ
っても生じるものである。第3の不都合な場合は、セル6および7の境界に配置さ
れたポイントP7である。最悪の場合、端末はGPRSサービス・サポート・セルとGP
RSサービス非サポート・セルとの間でセル変更を反復せねばならない。これが意
味する処は、ユーザが常に同じ箇所にいたとしても、或るときはGPRSサービスが
利用可能であり、又別のときはGPRSサービスが利用できない状況に陥るというこ
とである。
【0007】 GPRS規格およびそれに対して提案された改訂は、上記の問題を以下の様に解決
せんとするものである。即ちそのネットワークによれば、GPRSをサポートする端
末であってGPRSセル内に圏在する全ての端末は他のセルを犠牲にして一定のセル
を優先し得る。この目的のために上記ネットワークは、文献[11]に更に詳細に記
述されるC31/C32値を使用し得る。故に、現在のセルの各C値が一定の基準を満足
すると共にサービス中のセルが十分な送信容量を保有するものとすれば、端末の
測定に依れば隣接セルのビーコン周波数からの受信パワーが現在のサービス中の
セルのそれよりも高いときでさえも、端末は特定の一個のセルのサービスのユー
ザとして留まる。
せんとするものである。即ちそのネットワークによれば、GPRSをサポートする端
末であってGPRSセル内に圏在する全ての端末は他のセルを犠牲にして一定のセル
を優先し得る。この目的のために上記ネットワークは、文献[11]に更に詳細に記
述されるC31/C32値を使用し得る。故に、現在のセルの各C値が一定の基準を満足
すると共にサービス中のセルが十分な送信容量を保有するものとすれば、端末の
測定に依れば隣接セルのビーコン周波数からの受信パワーが現在のサービス中の
セルのそれよりも高いときでさえも、端末は特定の一個のセルのサービスのユー
ザとして留まる。
【0008】 図2の例においては、セル1、3、6および8が斯かる好適なセルとされ得る。こ
の種の作動を可能とするパラメータは、オフセット・パラメータと称される。基
本的GSMにおいては、個々のセルがそれらのビーコン周波数で自身のオフセット
・パラメータを送信する。各隣接セルに対するオフセット・パラメータは、異な
る値を有するものである。端末は各隣接セルの一定の選択のためにこれらのパラ
メータを読取り、端末はこれらのセルの各々に対する各C値を計算する。GPRSサ
ポート・セルにおいて端末は現在サービス中のセルの一斉送信情報から、各隣接
セルに対しても必要なオフセット・パラメータの全てを受信するので、この場合
に端末は各隣接セルのビーコン周波数に関する各隣接セルの一斉送信情報を読取
ること無く、選択された各隣接セルに対する必要な各C値を計算し得る。いずれ
の場合にも端末は計算された各C値を使用し、パワー・レベル測定に従えば隣接
セルの信号レベルが現在セルの信号より高くても、その現在セルのユーザとして
該端末が留まり得るか否かを決定し得る。このことは、他のセルのC値が当該セ
ルのC値を超えない限り当てはまる。
の種の作動を可能とするパラメータは、オフセット・パラメータと称される。基
本的GSMにおいては、個々のセルがそれらのビーコン周波数で自身のオフセット
・パラメータを送信する。各隣接セルに対するオフセット・パラメータは、異な
る値を有するものである。端末は各隣接セルの一定の選択のためにこれらのパラ
メータを読取り、端末はこれらのセルの各々に対する各C値を計算する。GPRSサ
ポート・セルにおいて端末は現在サービス中のセルの一斉送信情報から、各隣接
セルに対しても必要なオフセット・パラメータの全てを受信するので、この場合
に端末は各隣接セルのビーコン周波数に関する各隣接セルの一斉送信情報を読取
ること無く、選択された各隣接セルに対する必要な各C値を計算し得る。いずれ
の場合にも端末は計算された各C値を使用し、パワー・レベル測定に従えば隣接
セルの信号レベルが現在セルの信号より高くても、その現在セルのユーザとして
該端末が留まり得るか否かを決定し得る。このことは、他のセルのC値が当該セ
ルのC値を超えない限り当てはまる。
【0009】 先行技術のネットワークは上記各オフセット・パラメータを、各セルの各基地
局により送信されたBCCHチャネル上の各システム情報メッセージ中で送信するが
;基本的なGSMシステムにおいてこれらのメッセージはSIメッセージと称され且
つGPRSサービスにおいてはPSIメッセージ(Packet System Information message)
と称される。しかし、受信信号のレベルは伝送経路の特性に依り予測不能に変化
する。故に、各C値の計算結果もまたひとつの箇所から次の箇所へ亙りまたは直
ちに予測不能に変化し得ることから、各セルの完全なもしくは正確な通信到達範
囲に関する100%の確実性を達成することは困難である。これは経時的に、企図
された所定数のセルに依る連続的なGPRS通信到達範囲で不都合な領域、一種のホ
ール(hole)、を引き起こし得ることから、上記サービスは意外にも欠陥がある。
故に図2の場合には各セルを優先選択しただけでは、ポイントP1からポイントP7
までにおいて、または、おそらくはセル1、3、6および8によりカバーされる領域
内においてさえも、100%の確実性を保証することは不可能である。
局により送信されたBCCHチャネル上の各システム情報メッセージ中で送信するが
;基本的なGSMシステムにおいてこれらのメッセージはSIメッセージと称され且
つGPRSサービスにおいてはPSIメッセージ(Packet System Information message)
と称される。しかし、受信信号のレベルは伝送経路の特性に依り予測不能に変化
する。故に、各C値の計算結果もまたひとつの箇所から次の箇所へ亙りまたは直
ちに予測不能に変化し得ることから、各セルの完全なもしくは正確な通信到達範
囲に関する100%の確実性を達成することは困難である。これは経時的に、企図
された所定数のセルに依る連続的なGPRS通信到達範囲で不都合な領域、一種のホ
ール(hole)、を引き起こし得ることから、上記サービスは意外にも欠陥がある。
故に図2の場合には各セルを優先選択しただけでは、ポイントP1からポイントP7
までにおいて、または、おそらくはセル1、3、6および8によりカバーされる領域
内においてさえも、100%の確実性を保証することは不可能である。
【0010】 従来のGSMネットワークにおいて動作する場合には各隣接セルのサービス・レ
ベルが事前にチェックされないことから、端末は、セル再選択に依っては該端末
が要求するGPRSサービスを提供しないセルに入る可能性もある。図3における例
では、端末がセル変更を実施するときの上記仕様に従う動作を示している。初期
状況、ステップ30、において、端末はアイドル状態もしくはアクティブ状態のい
ずれかである。ステップ31において端末は、サービス中のセルの変更の必要性を
検証する。もしセルの変更が検出されたなら、ステップ32では当該端末の隣接セ
ル・リストにおける6個の隣接セルの内の最適のセルが選択される。但し選択を
行う前には、選択されたセルがサポートするサービスに関してチェックされない
。ステップ33において端末は新セルに対する設定を行い、これにより端末は新セ
ルの周波数で作動すべくシフトすると共にそのセルにより与えられるタイミング
情報に従う。ステップ34にて上記端末は、上記新セルのシステム情報SIもしくは
PSIを受信する。ステップ35にては、上記新セルから情報が十分に獲得されたか
否かが検証される。もしそうでければ、ステップ34に戻る。もし必要な情報が全
て受信されていれば、ステップ36に移動し、選択されたセルがGPRSサービスをサ
ポートするか否かが検証される。もしそのセルがGPRSをサポートするならステッ
プ30および上記動作に戻り、上記端末は通常通りにGPRSサービスを継続する。も
し選択されたセルがGPRSサービスをサポートしなければ、ステップ37に移動する
が、この場合に上記端末は所望のサービスを利用不能であることから該端末はそ
のGPRSサービスを継続し得ない。故に従来技術の動作は、ユーザが領域的(regio
nal)なGPRSサービスを必要とする場合でさえも、セル式(cell based)のGPRSサー
ビスの提供のみをサポートする。
ベルが事前にチェックされないことから、端末は、セル再選択に依っては該端末
が要求するGPRSサービスを提供しないセルに入る可能性もある。図3における例
では、端末がセル変更を実施するときの上記仕様に従う動作を示している。初期
状況、ステップ30、において、端末はアイドル状態もしくはアクティブ状態のい
ずれかである。ステップ31において端末は、サービス中のセルの変更の必要性を
検証する。もしセルの変更が検出されたなら、ステップ32では当該端末の隣接セ
ル・リストにおける6個の隣接セルの内の最適のセルが選択される。但し選択を
行う前には、選択されたセルがサポートするサービスに関してチェックされない
。ステップ33において端末は新セルに対する設定を行い、これにより端末は新セ
ルの周波数で作動すべくシフトすると共にそのセルにより与えられるタイミング
情報に従う。ステップ34にて上記端末は、上記新セルのシステム情報SIもしくは
PSIを受信する。ステップ35にては、上記新セルから情報が十分に獲得されたか
否かが検証される。もしそうでければ、ステップ34に戻る。もし必要な情報が全
て受信されていれば、ステップ36に移動し、選択されたセルがGPRSサービスをサ
ポートするか否かが検証される。もしそのセルがGPRSをサポートするならステッ
プ30および上記動作に戻り、上記端末は通常通りにGPRSサービスを継続する。も
し選択されたセルがGPRSサービスをサポートしなければ、ステップ37に移動する
が、この場合に上記端末は所望のサービスを利用不能であることから該端末はそ
のGPRSサービスを継続し得ない。故に従来技術の動作は、ユーザが領域的(regio
nal)なGPRSサービスを必要とする場合でさえも、セル式(cell based)のGPRSサー
ビスの提供のみをサポートする。
【0011】 本発明の目的は、従来技術の上記不都合を回避する方法および装置を提供する
にある。本発明の本質的な着想は、特定端末により必要とされるサービス・レベ
ル、ならびに、その端末の現在セルおよび各隣接セルのサービス・レベルおよび
負荷状況を、ネットワークが認識することである。この情報に基づき上記ネット
ワークは、その端末に対してサービス中の基地局を介し、所謂るシステム情報メ
ッセージ中で、該端末が所望する時に特定セル・アクセス要求(special cell ac
cess request)を実施し得るか否かに関する情報をその端末に送信する。上記端
末からの該要求は上記サービス中の基地局に対し、該端末が該端末の現在セルも
しくは隣接セルの特定サービスの利用を望むことを通知する。この様にして、上
記ネットワークは現在セルにおける上記サービスを提供するか、または、サービ
ス中のセルを変更することを上記端末に許容もしくは命令することから、該当端
末は自身が要求するサービスを獲得する。この情報は最も好適には、上記端末が
接続されるあるサービスの信号メッセージ内において上記端末に送信される。同
一の接続もしくはメッセージにおいて上記端末はまた、基本的なGSMセルを犠牲
にして、GPRSサービスを提供するセルを優先選択し得るか否かに関する情報も与
えられる。優先選択(favoring)とは、上記端末が現在セルのユーザであり続ける
か、または、GPRSをサポートする新セルのユーザへと変更される(セル再選択)か
を意味する。
にある。本発明の本質的な着想は、特定端末により必要とされるサービス・レベ
ル、ならびに、その端末の現在セルおよび各隣接セルのサービス・レベルおよび
負荷状況を、ネットワークが認識することである。この情報に基づき上記ネット
ワークは、その端末に対してサービス中の基地局を介し、所謂るシステム情報メ
ッセージ中で、該端末が所望する時に特定セル・アクセス要求(special cell ac
cess request)を実施し得るか否かに関する情報をその端末に送信する。上記端
末からの該要求は上記サービス中の基地局に対し、該端末が該端末の現在セルも
しくは隣接セルの特定サービスの利用を望むことを通知する。この様にして、上
記ネットワークは現在セルにおける上記サービスを提供するか、または、サービ
ス中のセルを変更することを上記端末に許容もしくは命令することから、該当端
末は自身が要求するサービスを獲得する。この情報は最も好適には、上記端末が
接続されるあるサービスの信号メッセージ内において上記端末に送信される。同
一の接続もしくはメッセージにおいて上記端末はまた、基本的なGSMセルを犠牲
にして、GPRSサービスを提供するセルを優先選択し得るか否かに関する情報も与
えられる。優先選択(favoring)とは、上記端末が現在セルのユーザであり続ける
か、または、GPRSをサポートする新セルのユーザへと変更される(セル再選択)か
を意味する。
【0012】 たとえば、端末がGPRSサービスをサポートするセル内で動作しているとき、要
求時にその端末がネットワークに対して特定セル・アクセス要求を送信し得るか
否かに関する情報が、上記GPRSシステムのパケット・チャネルのPSIメッセージ
内で送信される。最も簡単な場合、本発明は、パケット・チャネルのPSI信号送
受信メッセージに対して情報要素を付加することにより上記GPRSシステム内で実
現され、要求時には上記端末がその現在セルに対して特定セル・アクセス要求を
送信し得るか否かをこれらの付加要素が通知する。また、隣接セルがサービス中
のセルとなったときに上記特定アクセス要求の使用が当該隣接セルにおいて許容
され得るか否かに関する情報も上記サービス中のシステム情報において示される
。もし上記端末がGPRSサービスなどの特定サービスで動作しないのであれば、上
記情報はSIメッセージなどの基本システムのシステム情報メッセージ内で送信さ
れ得る。
求時にその端末がネットワークに対して特定セル・アクセス要求を送信し得るか
否かに関する情報が、上記GPRSシステムのパケット・チャネルのPSIメッセージ
内で送信される。最も簡単な場合、本発明は、パケット・チャネルのPSI信号送
受信メッセージに対して情報要素を付加することにより上記GPRSシステム内で実
現され、要求時には上記端末がその現在セルに対して特定セル・アクセス要求を
送信し得るか否かをこれらの付加要素が通知する。また、隣接セルがサービス中
のセルとなったときに上記特定アクセス要求の使用が当該隣接セルにおいて許容
され得るか否かに関する情報も上記サービス中のシステム情報において示される
。もし上記端末がGPRSサービスなどの特定サービスで動作しないのであれば、上
記情報はSIメッセージなどの基本システムのシステム情報メッセージ内で送信さ
れ得る。
【0013】 本発明に依れば、あるサービスで動作している端末は、要求サービスをサポー
トしない可能性のあるセルへの中間的セル再選択を行うことなく、現在セルのユ
ーザに留まるか、または、現在サービス中のセルから対応サービスを提供する別
のセルへと直接的に変更し得る。故に、たとえば、GPRSサービスで動作している
端末は、セル再選択に関して隣接基地局により送信された基本的なGSMチャネル
上のシステム情報メッセージを受信するための切換えは必要無く、該端末はGPRS
サービスを提供する新セルにGPRSレベルで直接アクセスし得る。
トしない可能性のあるセルへの中間的セル再選択を行うことなく、現在セルのユ
ーザに留まるか、または、現在サービス中のセルから対応サービスを提供する別
のセルへと直接的に変更し得る。故に、たとえば、GPRSサービスで動作している
端末は、セル再選択に関して隣接基地局により送信された基本的なGSMチャネル
上のシステム情報メッセージを受信するための切換えは必要無く、該端末はGPRS
サービスを提供する新セルにGPRSレベルで直接アクセスし得る。
【0014】 もし上記端末が、要求時に、該端末のセルに対して特定セル・アクセス要求を
送信する本発明に依る許可を獲得し、その許可を獲得して、セル変更に関して該
端末が利用可能な各隣接セルに関する情報をネットワークから取得するなら、新
セルを見出すための該端末の動作は従来技術よりも更に効率的に行われ得る。本
発明に係る装置において、端末はその現在基地局に対し、該端末の識別子と、各
隣接セルに関して該端末が測定したレベル情報とを、特定セル・アクセス要求と
ともに送信する。上記要件に従い、上記端末は近い将来にアクセスする可能性が
ある各隣接セルの別のリストを維持する。
送信する本発明に依る許可を獲得し、その許可を獲得して、セル変更に関して該
端末が利用可能な各隣接セルに関する情報をネットワークから取得するなら、新
セルを見出すための該端末の動作は従来技術よりも更に効率的に行われ得る。本
発明に係る装置において、端末はその現在基地局に対し、該端末の識別子と、各
隣接セルに関して該端末が測定したレベル情報とを、特定セル・アクセス要求と
ともに送信する。上記要件に従い、上記端末は近い将来にアクセスする可能性が
ある各隣接セルの別のリストを維持する。
【0015】 端末のセル再選択を制御する本発明の方法は、上記端末は特定セル・アクセス
を実施するための認証が行なわれ、且つ、上記特定セル・アクセスに必要なセル
再選択のために、上記端末は上記基地局に対し、該端末により為された上記隣接
セル測定の結果から成る付加メッセージを送信する、ことを特徴とする。
を実施するための認証が行なわれ、且つ、上記特定セル・アクセスに必要なセル
再選択のために、上記端末は上記基地局に対し、該端末により為された上記隣接
セル測定の結果から成る付加メッセージを送信する、ことを特徴とする。
【0016】 セルラ無線システムにおける本発明の基地局は、 該基地局は、特定セル・アクセス要求を処理する手段を備え、 該基地局は、端末が移動してユーザとなり得る基地局、または、端末がユーザ
として留まり得る基地局として上記端末が利用可能な基地局の情報を備え、 該基地局は、上記端末が特定セル・アクセスの要求とセル再選択の実施との両
方が許容されるとの前記情報を、上記端末に宛てられたシグナリングメッセージ
に含めるべく構成される、ことを特徴とする。
として留まり得る基地局として上記端末が利用可能な基地局の情報を備え、 該基地局は、上記端末が特定セル・アクセスの要求とセル再選択の実施との両
方が許容されるとの前記情報を、上記端末に宛てられたシグナリングメッセージ
に含めるべく構成される、ことを特徴とする。
【0017】 セルラ無線システムにおける本発明の端末は、 該端末が、 現在セルの基地局に対して特定セル・アクセス要求を行う手段と、 上記基地局により送信されたシグナリングメッセージからセル再選択情報を受
信して解読する手段と、 上記情報に基づき上記セル再選択を実施する手段と、 を備えることを特徴とする。
信して解読する手段と、 上記情報に基づき上記セル再選択を実施する手段と、 を備えることを特徴とする。
【0018】 本発明は更に、セルラ無線システムにおいて、該セルラ無線システムは、基地
局のセルの近傍における隣接セルの個数に関する情報であって、上記隣接セルに
より端末に提供されるサービス・レベルに関する情報を含むと共に上記基地局が
利用可能な情報、を備えることにより、該システムは、特定セル・アクセス要求
が受信されたときに、上記基地局からの信号送受信メッセージ内において上記情
報を上記端末に送信して新たなサービスを行なうセルを選択すべく構成されるセ
ルラ無線システムに関する。
局のセルの近傍における隣接セルの個数に関する情報であって、上記隣接セルに
より端末に提供されるサービス・レベルに関する情報を含むと共に上記基地局が
利用可能な情報、を備えることにより、該システムは、特定セル・アクセス要求
が受信されたときに、上記基地局からの信号送受信メッセージ内において上記情
報を上記端末に送信して新たなサービスを行なうセルを選択すべく構成されるセ
ルラ無線システムに関する。
【0019】 本発明の幾つかの好適実施例は、従属請求項に示される。 本発明の利点は、必要な場合においてネットワークが単一端末に対し、該端末
の現在セルのユーザとして滞在するか、または、GPRSサービスを提供するセルの
ユーザとなるべく移動するかの許可を事前に与え得ることである。この様にする
ことで、個々のセルに基づきサービスを提供する代わりに、付加価値サービスを
領域に基づいて提供し得る。ユーザに対してこのことは、本発明が使用されれば
不都合なサービス中断が相当に減少することを意味する。
の現在セルのユーザとして滞在するか、または、GPRSサービスを提供するセルの
ユーザとなるべく移動するかの許可を事前に与え得ることである。この様にする
ことで、個々のセルに基づきサービスを提供する代わりに、付加価値サービスを
領域に基づいて提供し得る。ユーザに対してこのことは、本発明が使用されれば
不都合なサービス中断が相当に減少することを意味する。
【0020】 本発明に依れば、特定端末はその現在セルに対して特定セル・アクセス要求を
送信し得ると共に、必要な場合に、上記端末と上記基地局との間でアクティブな
データ伝送が無いという所謂るアイドル状態に在るときには規格に従いセル再選
択を行い得るが、これは本発明に依ればアクティブなデータ伝送の間にも行われ
得る。これにより、先行技術の方法と比較すると、セル再選択は更に高速となり
且つセル再選択は更に柔軟(flexible)になる。
送信し得ると共に、必要な場合に、上記端末と上記基地局との間でアクティブな
データ伝送が無いという所謂るアイドル状態に在るときには規格に従いセル再選
択を行い得るが、これは本発明に依ればアクティブなデータ伝送の間にも行われ
得る。これにより、先行技術の方法と比較すると、セル再選択は更に高速となり
且つセル再選択は更に柔軟(flexible)になる。
【0021】 本発明はまたセル再選択にも焦点を合わせることから、一切の新セルに関する
測定およびメッセージ受信により引き起こされる端末と無線でのシグナリングと
に対する負荷は可及的に低くなる。
測定およびメッセージ受信により引き起こされる端末と無線でのシグナリングと
に対する負荷は可及的に低くなる。
【0022】 本発明の更なる利点は、一定セルのリソースが枯渇したときに、端末に対して
別のセルが割当てられ得ることから該端末に対しては広範なサービスが提供され
得ることである。 以下においては、添付図面を参照して本発明を詳述する。
別のセルが割当てられ得ることから該端末に対しては広範なサービスが提供され
得ることである。 以下においては、添付図面を参照して本発明を詳述する。
【0023】 図1乃至図3の内容は、従来技術の記述に関して示された。 以下においては、現在セルにおいて端末にGPRSサービスが割当てられておらず
、その故に、ネットワークはその端末に対して情報、特に、問題となる端末が特
定セル・アクセス要求を実施することが許容されているか否かに関する情報、お
よび、現在セルに対して上記特定セル・アクセス要求が送信されるのを許容する
ために当該接続は他の如何なる条件を満足すべきかに関する情報、を送信し得る
ことが必要とされる場合に、GSMシステムにおいて本発明第1実施例に従い特定
セル・アクセス要求が如何にして使用されるかが記述される。以下においては、
この情報が、下記の情報要素により表現される可能なSIメッセージまたは可能な
らばGPRSサービス特有のシステム情報メッセージ、その情報要素で表現される、
PSIメッセージ中でGSMシステムにおける端末へと如何にして送信されるかが示さ
れる:
、その故に、ネットワークはその端末に対して情報、特に、問題となる端末が特
定セル・アクセス要求を実施することが許容されているか否かに関する情報、お
よび、現在セルに対して上記特定セル・アクセス要求が送信されるのを許容する
ために当該接続は他の如何なる条件を満足すべきかに関する情報、を送信し得る
ことが必要とされる場合に、GSMシステムにおいて本発明第1実施例に従い特定
セル・アクセス要求が如何にして使用されるかが記述される。以下においては、
この情報が、下記の情報要素により表現される可能なSIメッセージまたは可能な
らばGPRSサービス特有のシステム情報メッセージ、その情報要素で表現される、
PSIメッセージ中でGSMシステムにおける端末へと如何にして送信されるかが示さ
れる:
【0024】 {0|1<ADDITIONAL CELL SERVICE INFORMATION:bit()> <Special cell access request allowed:bit(1) {0|1<Rxlevel limit:bit()>} <Tx or Idle mode:bit(2)> <Area indication:bit(2)> {0 <Rxlevel offset:bit()> |1 <Rxlevel offset idle:bit() <Rxlevel offset transfer:bit()> }
【0025】 上記の“Special cell access request allowed”というメッセージにおいて
上記ビットは、問題となる端末がその現在セルの基地局に対して特定セル・アク
セス要求を送信するのをネットワークが許容するか否かを表している。次のレコ
ード“Rxlevel limit”とは、セルの受信ビーコン周波数の測定信号レベルの限
界を表すものであり、特定セル・アクセス要求の送信が許容されるために信号レ
ベルはこの限界以上とされねばならない。上記フィールドは選択的であると共に
、サービス中のセルに対する限界値、または、要求されたサービスをサポートす
るセルであって、上記端末がサービス要求を発したセルに対する限界値、を表す
べく使用され得る。また、レコード“Tx or Idle mode”は、問題となる端末が
アイドル・モードもしくはアクティブ・モードにおいてサービスに基づくセル選
択もしくは変更を使用し得るか否か、または、上記動作が両モードにおいて可能
か否かを表す。“Area indication”というレコードは、特定セル・アクセス要
求もしくは一般的には付加的セル・サービス情報を送信する可能性がセルに基づ
くのか領域的なのかに関する情報を含む。次のレコードは端末に対し、アイドル
・モードおよびアクティブ・モードの両者に関する受信レベルのオフセット・パ
ラメータを通知する。これらのパラメータはたとえば、サービスに基づくセル変
更、または、提供されるサービスに依る特定セル上に留まることに対する許可に
関して使用され得る。端末が獲得した上記情報に基づき、該端末は特定セル・ア
クセス要求を送信し得るが、これにより行うことは、該端末が自身の測定に基づ
き上記各オフセット・パラメータにより評価された所望セルにおける信号レベル
に関して容認可能レベルで動作するならば該端末が現在セルにユーザとして留ま
ることを示すこと、または、現在セルから別のGPRSサービス・サポート・セルへ
と変更するための対策を取ることである。
上記ビットは、問題となる端末がその現在セルの基地局に対して特定セル・アク
セス要求を送信するのをネットワークが許容するか否かを表している。次のレコ
ード“Rxlevel limit”とは、セルの受信ビーコン周波数の測定信号レベルの限
界を表すものであり、特定セル・アクセス要求の送信が許容されるために信号レ
ベルはこの限界以上とされねばならない。上記フィールドは選択的であると共に
、サービス中のセルに対する限界値、または、要求されたサービスをサポートす
るセルであって、上記端末がサービス要求を発したセルに対する限界値、を表す
べく使用され得る。また、レコード“Tx or Idle mode”は、問題となる端末が
アイドル・モードもしくはアクティブ・モードにおいてサービスに基づくセル選
択もしくは変更を使用し得るか否か、または、上記動作が両モードにおいて可能
か否かを表す。“Area indication”というレコードは、特定セル・アクセス要
求もしくは一般的には付加的セル・サービス情報を送信する可能性がセルに基づ
くのか領域的なのかに関する情報を含む。次のレコードは端末に対し、アイドル
・モードおよびアクティブ・モードの両者に関する受信レベルのオフセット・パ
ラメータを通知する。これらのパラメータはたとえば、サービスに基づくセル変
更、または、提供されるサービスに依る特定セル上に留まることに対する許可に
関して使用され得る。端末が獲得した上記情報に基づき、該端末は特定セル・ア
クセス要求を送信し得るが、これにより行うことは、該端末が自身の測定に基づ
き上記各オフセット・パラメータにより評価された所望セルにおける信号レベル
に関して容認可能レベルで動作するならば該端末が現在セルにユーザとして留ま
ることを示すこと、または、現在セルから別のGPRSサービス・サポート・セルへ
と変更するための対策を取ることである。
【0026】 図4は、本発明により基本的なGSMシステムを利用する場合において端末によ
り必要とされる特定セル・アクセス要求が如何にして為されるかをフローチャー
トで示している。GPRSサービスの要望は、ステップ40で生成される。次にステッ
プ41にては、端末の現在のサービス中のセルがGPRSサービスをサポートするか否
かが検証される。もし上記セルがGPRSサービスをサポートするならばステップ42
にては通常のアクセス要求が為され、接続が生成されたなら、ステップ47では所
望のGPRSサービスが上記端末に対して利用可能となる。もしステップ41にて現在
セルがGPRSサービスをサポートしないと決定されれば、ステップ43にては、所定
数の近傍セルがGPRSサービスを提供する可能性が検証される。検証されるセルの
個数は、変動し得る。もしステップ43にて、可能な隣接セルのいずれもがGPRSサ
ービスを提供しないと決定されたなら、端末は基本的なGSMシステムのみが利用
可能なステップ45にて動作することになる。もしステップ43にてGPRSをサポート
する隣接セルが見出されれば、次のステップ44においては、ネットワークにより
設定されたネットワーク接続に関する他の要件が満足されるか否かが検証される
。もし斯かる要件が各隣接セルのいずれに対しても満足されなければ、通常の基
本的なGSMシステムが利用可能な状態45に帰着する。ステップ44において、各隣
接セル中から適切なGPRSサービス・サポート隣接セルが見出されれば、ステップ
46において上記端末は該端末のセルに対して上記特定セル・アクセス要求を送信
することが許可される。上記特定セル・アクセス要求に対する応答を上記ネット
ワークから受信した後、上記規格に従うセル再選択は上記ネットワーク応答の内
容に依存して実施される。もしセル再選択を実施するための許可が与えられれば
、上記端末は選択された隣接セルのユーザへと移動し、ステップ47にて該端末は
上記セル内で利用可能なGPRSサービスを受ける。状態46において上記端末は、上
記付加的セル・サービス情報の情報要素内に設定された上記付加的受信レベル限
界に従い上記ネットワークにより許容されるならば、上記ネットワークに対して
特定セル・サービス要求を送信する代わりに、状態44にて容認可能であると見出
された各セルのひとつへの通常的セル変更を実施してもよい。
り必要とされる特定セル・アクセス要求が如何にして為されるかをフローチャー
トで示している。GPRSサービスの要望は、ステップ40で生成される。次にステッ
プ41にては、端末の現在のサービス中のセルがGPRSサービスをサポートするか否
かが検証される。もし上記セルがGPRSサービスをサポートするならばステップ42
にては通常のアクセス要求が為され、接続が生成されたなら、ステップ47では所
望のGPRSサービスが上記端末に対して利用可能となる。もしステップ41にて現在
セルがGPRSサービスをサポートしないと決定されれば、ステップ43にては、所定
数の近傍セルがGPRSサービスを提供する可能性が検証される。検証されるセルの
個数は、変動し得る。もしステップ43にて、可能な隣接セルのいずれもがGPRSサ
ービスを提供しないと決定されたなら、端末は基本的なGSMシステムのみが利用
可能なステップ45にて動作することになる。もしステップ43にてGPRSをサポート
する隣接セルが見出されれば、次のステップ44においては、ネットワークにより
設定されたネットワーク接続に関する他の要件が満足されるか否かが検証される
。もし斯かる要件が各隣接セルのいずれに対しても満足されなければ、通常の基
本的なGSMシステムが利用可能な状態45に帰着する。ステップ44において、各隣
接セル中から適切なGPRSサービス・サポート隣接セルが見出されれば、ステップ
46において上記端末は該端末のセルに対して上記特定セル・アクセス要求を送信
することが許可される。上記特定セル・アクセス要求に対する応答を上記ネット
ワークから受信した後、上記規格に従うセル再選択は上記ネットワーク応答の内
容に依存して実施される。もしセル再選択を実施するための許可が与えられれば
、上記端末は選択された隣接セルのユーザへと移動し、ステップ47にて該端末は
上記セル内で利用可能なGPRSサービスを受ける。状態46において上記端末は、上
記付加的セル・サービス情報の情報要素内に設定された上記付加的受信レベル限
界に従い上記ネットワークにより許容されるならば、上記ネットワークに対して
特定セル・サービス要求を送信する代わりに、状態44にて容認可能であると見出
された各セルのひとつへの通常的セル変更を実施してもよい。
【0027】 上述の特定セル・アクセス要求は、利用可能なシグナリング(signalling)に対
して特別のメッセージを付加することにより、または、既に存在するシグナリン
グ処理に部分的処理を付加することにより実現され得る。上記付加された情報は
上記規格中に定義された上記アクセス要求に関して送信され得ると共に、この情
報は、所望のGPRSサービスとIDと上記端末により測定された該端末の各隣接セル
のレベル・データとに関する情報を含み得る。
して特別のメッセージを付加することにより、または、既に存在するシグナリン
グ処理に部分的処理を付加することにより実現され得る。上記付加された情報は
上記規格中に定義された上記アクセス要求に関して送信され得ると共に、この情
報は、所望のGPRSサービスとIDと上記端末により測定された該端末の各隣接セル
のレベル・データとに関する情報を含み得る。
【0028】 図5aは、接続を確立する要望が端末において発生したときにGSMシステムに
おいて接続が如何にして基本的に形成されるかを示している。図5bはサービス
要求に関して文献[1]のETSI規格において定義されたシグナリングにおいて、特
定セル・アクセス要求を実施する可能性に関する情報が如何にして含まれるかを
示している。図5a(基本的なGSMの場合)の例において、接続を生成する発端は
、端末から到来する。端末は、チャネル要求をネットワークに対して送信する。
ネットワークは即時割当てにより応答し、端末とネットワークとの間の無線接続
は生成されている。次のステップにおいて端末はネットワークに対してCMサービ
ス要求を送信する。本発明に係る特定セル・アクセス要求は、下記に示される様
式でこのCMサービス要求メッセージ内に含まれ得る。ネットワークが上記サービ
ス要求を受信したとき、可能な競合解決(contention resolution)においてネッ
トワークは先ず、各ネットワーク・サービスが各競合端末の各々に対してどの順
序で割当てられるかを解決する。次に、ネットワークの最初に認証が実施され、
上記接続に参加する端末が認定される。端末は、自身のIDによりネットワークの
要求に応答する。その後、接続の一切の暗号化に関する判断が為され、次のフュ
ーズはトランザクションフューズであり、最終的にネットワークは通信に対する
要望が終了したときにチャネル解放を行う。
おいて接続が如何にして基本的に形成されるかを示している。図5bはサービス
要求に関して文献[1]のETSI規格において定義されたシグナリングにおいて、特
定セル・アクセス要求を実施する可能性に関する情報が如何にして含まれるかを
示している。図5a(基本的なGSMの場合)の例において、接続を生成する発端は
、端末から到来する。端末は、チャネル要求をネットワークに対して送信する。
ネットワークは即時割当てにより応答し、端末とネットワークとの間の無線接続
は生成されている。次のステップにおいて端末はネットワークに対してCMサービ
ス要求を送信する。本発明に係る特定セル・アクセス要求は、下記に示される様
式でこのCMサービス要求メッセージ内に含まれ得る。ネットワークが上記サービ
ス要求を受信したとき、可能な競合解決(contention resolution)においてネッ
トワークは先ず、各ネットワーク・サービスが各競合端末の各々に対してどの順
序で割当てられるかを解決する。次に、ネットワークの最初に認証が実施され、
上記接続に参加する端末が認定される。端末は、自身のIDによりネットワークの
要求に応答する。その後、接続の一切の暗号化に関する判断が為され、次のフュ
ーズはトランザクションフューズであり、最終的にネットワークは通信に対する
要望が終了したときにチャネル解放を行う。
【0029】 上述の如く、可能な特定セル・アクセス要求のサポートは、既に存在するシグ
ナリング内に一定の付加的情報を含ませることで容易に実現され得る。図5bの
例において、特定セル・アクセス処理は図5aの開示内容に関して記述された如
くに開始されるが、上記要求に対する応答に関してネットワークが判断した後、
この応答はチャネル解放フューズにおける切断メッセージ(disconnect message)
内で端末へと送信され得る。使用される切断処理は、以下において更に厳密に記
述される。
ナリング内に一定の付加的情報を含ませることで容易に実現され得る。図5bの
例において、特定セル・アクセス処理は図5aの開示内容に関して記述された如
くに開始されるが、上記要求に対する応答に関してネットワークが判断した後、
この応答はチャネル解放フューズにおける切断メッセージ(disconnect message)
内で端末へと送信され得る。使用される切断処理は、以下において更に厳密に記
述される。
【0030】 上記プロセス(図5a)において、特定セル・アクセス要求は、ETSI規格により
定義されたメッセージ内に含まれ得る。表1は、本発明に依ればサービス要求メ
ッセージ内にどの情報要素が含まれ得るかを示している。表1は、文献[2]のETS
I刊行物に示された表に基づいている。
定義されたメッセージ内に含まれ得る。表1は、本発明に依ればサービス要求メ
ッセージ内にどの情報要素が含まれ得るかを示している。表1は、文献[2]のETS
I刊行物に示された表に基づいている。
【0031】
【表1】
【0032】 情報要素“CMサービス・タイプ”は、以下に示される表2に従う要素へと変換
される。更に、情報要素“特定セル・アクセス”は、上記メッセージに付加され
ることにより、以降で該メッセージは表3により示される10個のオクテットまで
の長さの内容を有する。
される。更に、情報要素“特定セル・アクセス”は、上記メッセージに付加され
ることにより、以降で該メッセージは表3により示される10個のオクテットまで
の長さの内容を有する。
【0033】 既存の規格に依る情報要素“CMサービス要求”の内容は、文献[3]のETSI規格
に示される。本発明に依れば上記表の内容は、4ビットから成る1個の情報要素
をそれに付加することで表2に合致すべく変更される。表2は一例として、端末
により所望されて当該特定セル・アクセス要求を表現し得る、ビット1乃至4に関
する当該オクテットのひとつの可能なビット組合せ“1-1-0-0”を示している。
に示される。本発明に依れば上記表の内容は、4ビットから成る1個の情報要素
をそれに付加することで表2に合致すべく変更される。表2は一例として、端末
により所望されて当該特定セル・アクセス要求を表現し得る、ビット1乃至4に関
する当該オクテットのひとつの可能なビット組合せ“1-1-0-0”を示している。
【0034】
【表2】
【0035】 上記の表における特定セル・アクセス要求に加え、本発明に依れば、上記サー
ビス要求に対して新情報要素が付加されることで該要素の長さが好適には10個の
オクテットになることを必要とする。本発明に係る上記新情報要素は、“特定セ
ル・アクセス(Special cell access)”と称される。この新要素は好適には、端
末によりどのタイプのサービスが所望されるかということ、アイドル状態におい
て端末によりビーコン周波数に関して測定された隣接セルに関するレベル情報RX
LEV、および、隣接セルの基地局IDコード(BSIC)、の夫々に関する情報を含み得
る。本発明に係るシステムにおいて、端末は最も重要な隣接セルに関する情報を
ネットワークへと送信する。この例において最も重要な隣接セルは、端末による
要求サービスを提供するセルであってネットワークにより設定された制限を満足
するセルであり得る。これらは好適には最も適切である4個の基地局に制限され
得ることから、それらに関する情報は10個のオクテットの長さを有するメッセー
ジ内で送信され得る。
ビス要求に対して新情報要素が付加されることで該要素の長さが好適には10個の
オクテットになることを必要とする。本発明に係る上記新情報要素は、“特定セ
ル・アクセス(Special cell access)”と称される。この新要素は好適には、端
末によりどのタイプのサービスが所望されるかということ、アイドル状態におい
て端末によりビーコン周波数に関して測定された隣接セルに関するレベル情報RX
LEV、および、隣接セルの基地局IDコード(BSIC)、の夫々に関する情報を含み得
る。本発明に係るシステムにおいて、端末は最も重要な隣接セルに関する情報を
ネットワークへと送信する。この例において最も重要な隣接セルは、端末による
要求サービスを提供するセルであってネットワークにより設定された制限を満足
するセルであり得る。これらは好適には最も適切である4個の基地局に制限され
得ることから、それらに関する情報は10個のオクテットの長さを有するメッセー
ジ内で送信され得る。
【0036】 表3は文献[4]のETSI規格に示された表を改変したものであるが、一例として
、本発明に係る上記新情報要素“特定セル・アクセス”の内容を示している。
、本発明に係る上記新情報要素“特定セル・アクセス”の内容を示している。
【0037】
【表3】
【0038】 表3に示された特定セル・アクセス要求は、10個のオクテットを含む。第1オ
クテットの最初の3ビットは、これがGPRSサービス要求に関することを示し得る
。上記ビット組合せは、表4に示される。第2オクテットの最初の2個のビット
は、端末が何個の隣接セルの情報をネットワークに送信しようとするかを表す。
示された例の場合、オクテットの個数は上記各隣接セルを4個に制限する。更な
るオクテットを上記メッセージに付加すれば、更に多くの個数の隣接セルの情報
を送信し得る。上記オクテットの他の各ビットは、隣接セル1のレベル測定情報
RXLEV-NCELL-1を送信する。第3のオクテットの後の5ビットは隣接セル1のBCCH
送信の周波数情報BCCH-FREQ-NCELL-1を送信する。第3のオクテットの最初の3ビ
ットは、隣接セル1のIDの3ビットBSIC-NCELL-1を送信する。第4のオクテットの
最後の3ビットは、隣接セル1のIDの最後の3ビットを送信する。第4のオクテッ
トの最初の各ビットは隣接セル2のレベル測定情報RXLEV-NCELL-2の最初の部分
を送信すべく使用され、上記隣接セル2のレベル測定情報の他のビットはオクテ
ット5の終わりにて送信される。隣接セルの情報送信は上記の順序で継続される
ことから、第4隣接セルのID BSIC-NCELL-4は第10のオクテットの最後の6ビット
により送信される。第10のオクテットの最初の2個の未使用のビットは残される
。送信されるべき情報は、文献[5]のETSI規格に定義された如くコード化される
。上記の例は、ネットワークが隣接基地局を識別できるように基地局に対して必
要情報を示すひとつの可能な手法にすぎない。
クテットの最初の3ビットは、これがGPRSサービス要求に関することを示し得る
。上記ビット組合せは、表4に示される。第2オクテットの最初の2個のビット
は、端末が何個の隣接セルの情報をネットワークに送信しようとするかを表す。
示された例の場合、オクテットの個数は上記各隣接セルを4個に制限する。更な
るオクテットを上記メッセージに付加すれば、更に多くの個数の隣接セルの情報
を送信し得る。上記オクテットの他の各ビットは、隣接セル1のレベル測定情報
RXLEV-NCELL-1を送信する。第3のオクテットの後の5ビットは隣接セル1のBCCH
送信の周波数情報BCCH-FREQ-NCELL-1を送信する。第3のオクテットの最初の3ビ
ットは、隣接セル1のIDの3ビットBSIC-NCELL-1を送信する。第4のオクテットの
最後の3ビットは、隣接セル1のIDの最後の3ビットを送信する。第4のオクテッ
トの最初の各ビットは隣接セル2のレベル測定情報RXLEV-NCELL-2の最初の部分
を送信すべく使用され、上記隣接セル2のレベル測定情報の他のビットはオクテ
ット5の終わりにて送信される。隣接セルの情報送信は上記の順序で継続される
ことから、第4隣接セルのID BSIC-NCELL-4は第10のオクテットの最後の6ビット
により送信される。第10のオクテットの最初の2個の未使用のビットは残される
。送信されるべき情報は、文献[5]のETSI規格に定義された如くコード化される
。上記の例は、ネットワークが隣接基地局を識別できるように基地局に対して必
要情報を示すひとつの可能な手法にすぎない。
【0039】 第1のオクテットの最初の3ビットは所望アクセス要求の性質を定義する。表4
は、ひとつの可能な有効ビットの組合せを示している。同様に、他のビット組合
せも可能である。記述されたオクテットにおいてビット組合せ“0-0-1”を送信
することにより、端末は該端末がGPRSサービスに対するアクセスを所望すること
を表す。同様に、将来において使用され得る他のサービスは、上記ビットの異な
る組合せにより識別され得る。
は、ひとつの可能な有効ビットの組合せを示している。同様に、他のビット組合
せも可能である。記述されたオクテットにおいてビット組合せ“0-0-1”を送信
することにより、端末は該端末がGPRSサービスに対するアクセスを所望すること
を表す。同様に、将来において使用され得る他のサービスは、上記ビットの異な
る組合せにより識別され得る。
【0040】
【表4】
【0041】 上記ネットワークは、端末により送信された特定セル・アクセス要求に対して
多くの異なる手法で応答し得る。ネットワークは、一定時間の間において、全体
的に、部分的に、特定サービス・アクセス要求サービスから端末を除外し得るか
、または、ネットワークは上記サービスの自由使用を許容し得る。ネットワーク
は上記各メッセージを、上記端末に宛てられた通常のシグナリングメッセージ(s
ignalling message)に組み込める。ひとつの好適な手法は、文献[6]のETSI規格
に記述された通常の切断処理(図5b)を使用することである。上記規格に依るシ
グナリングは、上記の状況のいずれにおいても使用され得る。このシグナリング
には切断の原因を示すメッセージが関連し;原因メッセージの各情報要素は、こ
れもまた以下において表5として示される文献[7]のETSI規格中に記述されてい
る。
多くの異なる手法で応答し得る。ネットワークは、一定時間の間において、全体
的に、部分的に、特定サービス・アクセス要求サービスから端末を除外し得るか
、または、ネットワークは上記サービスの自由使用を許容し得る。ネットワーク
は上記各メッセージを、上記端末に宛てられた通常のシグナリングメッセージ(s
ignalling message)に組み込める。ひとつの好適な手法は、文献[6]のETSI規格
に記述された通常の切断処理(図5b)を使用することである。上記規格に依るシ
グナリングは、上記の状況のいずれにおいても使用され得る。このシグナリング
には切断の原因を示すメッセージが関連し;原因メッセージの各情報要素は、こ
れもまた以下において表5として示される文献[7]のETSI規格中に記述されてい
る。
【0042】
【表5】
【0043】 本発明に係る方法により必要とされる改変は、上記切断メッセージのオクテッ
ト4において送信される原因値リスト内で行われる。上記ETSI規格は、10個の
異なる原因値を含む。本発明に係る方法が使用される場合には原因値に対して2
個の新コードが追加されるが;これらの新コードに依れば、セルラGSMネットワ
ークにおける上記特定セル・アクセス要求の動作が可能となる。表6は、文献[8
]のETSI規格に示された表の内容に対して為されるべき、本発明に係る追加を示
している。尚、示された表6は、上記規格にて定義された全ての原因値を含むも
のでは無い。本発明に係る動作は、上記表に依るリストに対して原因値番号7お
よび45を追加することで達成される。
ト4において送信される原因値リスト内で行われる。上記ETSI規格は、10個の
異なる原因値を含む。本発明に係る方法が使用される場合には原因値に対して2
個の新コードが追加されるが;これらの新コードに依れば、セルラGSMネットワ
ークにおける上記特定セル・アクセス要求の動作が可能となる。表6は、文献[8
]のETSI規格に示された表の内容に対して為されるべき、本発明に係る追加を示
している。尚、示された表6は、上記規格にて定義された全ての原因値を含むも
のでは無い。本発明に係る動作は、上記表に依るリストに対して原因値番号7お
よび45を追加することで達成される。
【0044】 原因値番号45は端末に対し、該端末により所望された要求サービスすなわちこ
こではGPRSサービスが利用不能であることを表す。ネットワークがこのメッセー
ジを送信するとき、ネットワークは種々の手法で動作し得る。たとえばネットワ
ークは問題となる端末に対して、該端末が現在セルの領域内に在園する限りは特
定セル・アクセス要求を繰り返し得ないことを連絡し得る。他の代替策は、端末
がネットワークに対して上記特定セル・アクセス要求を繰り返す前に一定時間だ
け待機すべきことである。
こではGPRSサービスが利用不能であることを表す。ネットワークがこのメッセー
ジを送信するとき、ネットワークは種々の手法で動作し得る。たとえばネットワ
ークは問題となる端末に対して、該端末が現在セルの領域内に在園する限りは特
定セル・アクセス要求を繰り返し得ないことを連絡し得る。他の代替策は、端末
がネットワークに対して上記特定セル・アクセス要求を繰り返す前に一定時間だ
け待機すべきことである。
【0045】 切断メッセージの新原因値番号7は、ネットワークが端末に対し、ここではGPR
Sサービスである要求サービスをサポートするセルに対してアクセスすること、
または、その作動がオフセット・パラメータにより許容されたレベルに在るなら
ば該端末のそれまでのGPRSサポート・セルのユーザとして継続すること、を許可
する状況において使用され得る。同一メッセージにおいて、ネットワークは上記
端末に対し、必要な場合にどのセルへ該端末がアクセスするかに関する情報も送
信する。新セルに関する該情報はたとえば表5のオクテット5および6にて送信さ
れることから、上記新セルのBSICコードはオクテット5のビット1〜5において送
信される。オクテット5のビット7および8、並びに、オクテット6のビット1〜8は
、新セルにより使用されるビーコン周波数を送信する。次に、所謂るセル再選択
が在るが、これは本発明に係るシステムにおいては既存の規格に従い行われ得る
。
Sサービスである要求サービスをサポートするセルに対してアクセスすること、
または、その作動がオフセット・パラメータにより許容されたレベルに在るなら
ば該端末のそれまでのGPRSサポート・セルのユーザとして継続すること、を許可
する状況において使用され得る。同一メッセージにおいて、ネットワークは上記
端末に対し、必要な場合にどのセルへ該端末がアクセスするかに関する情報も送
信する。新セルに関する該情報はたとえば表5のオクテット5および6にて送信さ
れることから、上記新セルのBSICコードはオクテット5のビット1〜5において送
信される。オクテット5のビット7および8、並びに、オクテット6のビット1〜8は
、新セルにより使用されるビーコン周波数を送信する。次に、所謂るセル再選択
が在るが、これは本発明に係るシステムにおいては既存の規格に従い行われ得る
。
【0046】
【表6】
【0047】 図5cは、端末がGPRSパケット・データ送信サービスをサポートするセルに接
続される場合において従来技術に従い如何にして接続が確立されるかを示してい
る。規格に従い接続が確立されたときに端末は、PRACHチャネル(Packet Random
Access CHannel)上でネットワークに対し、文献[9]および[10]のETSI規格で定義
された実際のパケット・モード接続を確立することを要求する。負荷状況に基づ
きネットワークは、パケット・モード接続アクセス要求を受け入れるかまたは拒
絶し得る。もし上記アクセス要求が受け入れられたなら、動作は規格により定義
された様式で継続し、ネットワークはPAGCHチャネル(Paging and Access Grant
CHannel)上にて端末に対し、該ネットワークに対してデータ・パケットを送信す
るためのリソースの割当てに対する許可を送信する。規格に従い当該動作は1ス
テップもしくは2ステップのいずれかで実施され得るが、いずれであっても本発
明に係るプロセスには影響しない。もし接続を確立する上で当該セルのリソース
がその時点で不十分であれば、上記端末により使用されるべくリソースは割当て
られ得ない。その場合に端末は、当該セルにおける接続を確立するための新たな
要求を行い得る前に、ネットワークにより指定された期間だけ待機せねばならな
い。
続される場合において従来技術に従い如何にして接続が確立されるかを示してい
る。規格に従い接続が確立されたときに端末は、PRACHチャネル(Packet Random
Access CHannel)上でネットワークに対し、文献[9]および[10]のETSI規格で定義
された実際のパケット・モード接続を確立することを要求する。負荷状況に基づ
きネットワークは、パケット・モード接続アクセス要求を受け入れるかまたは拒
絶し得る。もし上記アクセス要求が受け入れられたなら、動作は規格により定義
された様式で継続し、ネットワークはPAGCHチャネル(Paging and Access Grant
CHannel)上にて端末に対し、該ネットワークに対してデータ・パケットを送信す
るためのリソースの割当てに対する許可を送信する。規格に従い当該動作は1ス
テップもしくは2ステップのいずれかで実施され得るが、いずれであっても本発
明に係るプロセスには影響しない。もし接続を確立する上で当該セルのリソース
がその時点で不十分であれば、上記端末により使用されるべくリソースは割当て
られ得ない。その場合に端末は、当該セルにおける接続を確立するための新たな
要求を行い得る前に、ネットワークにより指定された期間だけ待機せねばならな
い。
【0048】 図5dは、リソースが欠如したセルにおける状況が本発明の第2実施例に従う
ことにより如何にして改善され得るかを示している。従来技術の様式では端末と
ネットワークとの間に無線経路接続が確立される。そのときに端末は上記規格に
従いパケット・チャネル要求を送信する。もし端末がGPRSパケット・データ・サ
ービスを使用するためのリソースをセルが有していなければ、上記規格によると
ネットワークはPCCCHチャネル(Packet Common Control CHannel)上で端末に対し
てパケット・アクセス拒絶メッセージを送信する。本発明の第2実施例に依る動
作において、別のセルにアクセスする可能性を端末に提供するという着想は、基
地局へ隣接セル測定情報を送信するための要求を上記パケット・アクセス拒絶メ
ッセージ内に含めることにより、該パケット・アクセス拒絶メッセージ内に含ま
れている。本発明に係る上記付加は、特定の単一端末に宛てられたメッセージ内
で行われる。以下においては、本発明により必要とされる上記付加情報がパケッ
ト・アクセス拒絶メッセージ内で特定端末に対して如何にして送信されるかを、
パケット・アクセス拒絶メッセージの各情報要素により表現された例が示される
:
ことにより如何にして改善され得るかを示している。従来技術の様式では端末と
ネットワークとの間に無線経路接続が確立される。そのときに端末は上記規格に
従いパケット・チャネル要求を送信する。もし端末がGPRSパケット・データ・サ
ービスを使用するためのリソースをセルが有していなければ、上記規格によると
ネットワークはPCCCHチャネル(Packet Common Control CHannel)上で端末に対し
てパケット・アクセス拒絶メッセージを送信する。本発明の第2実施例に依る動
作において、別のセルにアクセスする可能性を端末に提供するという着想は、基
地局へ隣接セル測定情報を送信するための要求を上記パケット・アクセス拒絶メ
ッセージ内に含めることにより、該パケット・アクセス拒絶メッセージ内に含ま
れている。本発明に係る上記付加は、特定の単一端末に宛てられたメッセージ内
で行われる。以下においては、本発明により必要とされる上記付加情報がパケッ
ト・アクセス拒絶メッセージ内で特定端末に対して如何にして送信されるかを、
パケット・アクセス拒絶メッセージの各情報要素により表現された例が示される
:
【0049】 <Packet Access Reject message content>::= <MESSAGE TYPE:bit(6)> <PAGE MODE:bit(2) <Reject:Reject struct> <spare padding> <Reject struct>::= {L<TLLI:bit(32)> |H{L<Packet Request Reference: Packet Request Reference IE |H<Global TFI:Global TFI IE>}} {0|1<WAIT INDICATION:bit(8) <WAIT INDICATION SIZE:bit(1) {0|1<Measurement Report Request:bit(2)>} {0|1<Reject:Reject struct>};
【0050】 情報要素“MESSAGE TYPE”は、6ビットによりメッセージの性質を表す。情報
要素“PAGE MODE”は送信された要求を2ビットで表し:すなわち、要求が通常ペ
ージング、拡張ページング、ページング再編成、または、先に送信された要求に
関するか否かを表す。本発明により必要とされる改変は、最初において32ビット
の長さを有する情報要素“TLLI”(Temporary Logical Link Identity)により上
記メッセージの次の部分“Reject struct”内に含まれることから、該要素は端
末の一時的ID番号を含む。パケット・モード・データ接続にどの参照番号が割当
てられるかに関する情報は、情報要素“Packet Request Reference”内で送信さ
れる。情報要素“Global TFI”(Temporary Flow Identitier)は、特定の送信デ
ータ・パケットを定義する。次の情報要素“Wait indication”は8ビットにより
、端末が新たなパケット・チャネル・アクセス要求を送信し得る前に待機すべき
時間を表す。この時間は、0〜255秒の間で変化する。次の情報要素“Wait Indic
ation Size”は、前の情報要素で使用された時間単位を表す:“0”は秒を意味
し、“1”は20ミリ秒の長さの時間単位を意味する。本発明に従う2ビットの長さ
を有する次の情報要素“Measurement Report Request”は、システムが本発明に
従って動作するように上記メッセージに付加されねばならない。ビット組合せ“
0-0”は、隣接セルに対するレベル測定情報を含む1回の測定レポートをネット
ワークへと送信することを端末に対して指示する。またビット組合せ“0-1”は
、2回の測定レポートを送信することを端末に対して指示する。
要素“PAGE MODE”は送信された要求を2ビットで表し:すなわち、要求が通常ペ
ージング、拡張ページング、ページング再編成、または、先に送信された要求に
関するか否かを表す。本発明により必要とされる改変は、最初において32ビット
の長さを有する情報要素“TLLI”(Temporary Logical Link Identity)により上
記メッセージの次の部分“Reject struct”内に含まれることから、該要素は端
末の一時的ID番号を含む。パケット・モード・データ接続にどの参照番号が割当
てられるかに関する情報は、情報要素“Packet Request Reference”内で送信さ
れる。情報要素“Global TFI”(Temporary Flow Identitier)は、特定の送信デ
ータ・パケットを定義する。次の情報要素“Wait indication”は8ビットにより
、端末が新たなパケット・チャネル・アクセス要求を送信し得る前に待機すべき
時間を表す。この時間は、0〜255秒の間で変化する。次の情報要素“Wait Indic
ation Size”は、前の情報要素で使用された時間単位を表す:“0”は秒を意味
し、“1”は20ミリ秒の長さの時間単位を意味する。本発明に従う2ビットの長さ
を有する次の情報要素“Measurement Report Request”は、システムが本発明に
従って動作するように上記メッセージに付加されねばならない。ビット組合せ“
0-0”は、隣接セルに対するレベル測定情報を含む1回の測定レポートをネット
ワークへと送信することを端末に対して指示する。またビット組合せ“0-1”は
、2回の測定レポートを送信することを端末に対して指示する。
【0051】 端末が、要求された各隣接セルのレベル測定情報を該端末の現在セルの基地局
に対して送信した場合、ネットワークは受信した測定結果に基づき上記セルから
別のセルへと変更する指示(セル変更指示)を上記端末に対して送信し得るが、こ
の別のセルは、GPRSパケット・データ送信サービスをサポートすると共に該セル
の負荷は新たな端末に対する該セルのサービスを許容し、且つ、上記レベル測定
情報に従い少なくとも所定各オフセット・パラメータに基づいて推定された容認
可能レベルで作動するものである。次に、図5dに示された特定セル・アクセス
機能が完了される。これ以降においては、接続、データ伝送および切断を確立す
るための動作は図5cに関して示された如き既存の仕様に従う。本発明の第2実
施例に従う様式での動作によれば、ネットワークは種々の基地局により提供され
たリソースを制御し得ることから、一定の地理的範囲内において可能な限り多く
の端末がGPRSパケット・データ送信サービスを利用し得る。故にネットワーク全
体は、セルベースのサービスのみを提供する従来技術動作と比較して各リソース
を更に効率的に使用できる。
に対して送信した場合、ネットワークは受信した測定結果に基づき上記セルから
別のセルへと変更する指示(セル変更指示)を上記端末に対して送信し得るが、こ
の別のセルは、GPRSパケット・データ送信サービスをサポートすると共に該セル
の負荷は新たな端末に対する該セルのサービスを許容し、且つ、上記レベル測定
情報に従い少なくとも所定各オフセット・パラメータに基づいて推定された容認
可能レベルで作動するものである。次に、図5dに示された特定セル・アクセス
機能が完了される。これ以降においては、接続、データ伝送および切断を確立す
るための動作は図5cに関して示された如き既存の仕様に従う。本発明の第2実
施例に従う様式での動作によれば、ネットワークは種々の基地局により提供され
たリソースを制御し得ることから、一定の地理的範囲内において可能な限り多く
の端末がGPRSパケット・データ送信サービスを利用し得る。故にネットワーク全
体は、セルベースのサービスのみを提供する従来技術動作と比較して各リソース
を更に効率的に使用できる。
【0052】 図6は、図2に示された状況と比較して、本発明に係る方法が如何にGPRSサー
ビスの利用可能性を高めるかを示している。本発明に係るシステムにおいてネッ
トワークは特定端末に対し、その回りの各隣接セルに関する情報を送信する。同
様にして、上記特定端末が特定セル・アクセス要求を必要時に上記様式で送信す
ることが許可されることに関する情報が端末に対して送信されるが、この送信が
行われるのは、上記端末がGPRSサービスをサポートしないセルの領域内に入った
場合、または、端末が所望するサービス・レベルに関して現在セルの各リソース
がその端末にサービスする上で不十分な場合である。故に、経路P1->P7上で端末
は、点P21まではセル1のGPRSサービスを使用し得る。行程P21->P31上で端末はGP
RSサービスを提供され得ないことから、基本的なGSMシステムを受け入れねばな
らない。但し、点P31にて既に端末は現在セルに対して特定セル・アクセス要求
を送信し得ることから、セル3の負荷がそれを可能とするならば上記端末はセル3
のGPRSサービスを受ける。次の時点にて、行程P41->P61上ではGPRSサービスがで
きない。最終点P7までの経路の残部上で、端末はGPRSサービスを利用可能である
。従来技術のシステムにおいては、ポイント7において端末がセル6もしくは7の
いずれを使用するかを確実に通知することができない。本発明に係る方法が使用
された場合、端末MSはGPRSサービスをサポートするセル6のユーザとして確実に
留まれる。望ましくない条件においてネットワークは、不要なセル再選択を防止
すべく、既存手段(上記の各C値およびそれらのパラメータ)もしくは他の任意の
新たな手段を使用し得る。
ビスの利用可能性を高めるかを示している。本発明に係るシステムにおいてネッ
トワークは特定端末に対し、その回りの各隣接セルに関する情報を送信する。同
様にして、上記特定端末が特定セル・アクセス要求を必要時に上記様式で送信す
ることが許可されることに関する情報が端末に対して送信されるが、この送信が
行われるのは、上記端末がGPRSサービスをサポートしないセルの領域内に入った
場合、または、端末が所望するサービス・レベルに関して現在セルの各リソース
がその端末にサービスする上で不十分な場合である。故に、経路P1->P7上で端末
は、点P21まではセル1のGPRSサービスを使用し得る。行程P21->P31上で端末はGP
RSサービスを提供され得ないことから、基本的なGSMシステムを受け入れねばな
らない。但し、点P31にて既に端末は現在セルに対して特定セル・アクセス要求
を送信し得ることから、セル3の負荷がそれを可能とするならば上記端末はセル3
のGPRSサービスを受ける。次の時点にて、行程P41->P61上ではGPRSサービスがで
きない。最終点P7までの経路の残部上で、端末はGPRSサービスを利用可能である
。従来技術のシステムにおいては、ポイント7において端末がセル6もしくは7の
いずれを使用するかを確実に通知することができない。本発明に係る方法が使用
された場合、端末MSはGPRSサービスをサポートするセル6のユーザとして確実に
留まれる。望ましくない条件においてネットワークは、不要なセル再選択を防止
すべく、既存手段(上記の各C値およびそれらのパラメータ)もしくは他の任意の
新たな手段を使用し得る。
【0053】 図7は簡単なブロック図により、本発明に係る端末、好適には移動局700が如
何にしてセルラ電話網に接続されるかを示している。上記移動局は、各基地局か
ら送信された無線周波数信号もしくはRF信号を受信するアンテナ701を備える。
受信されたRF信号はスィッチ702によりRF受信器711へと導向され、其処で信号は
増幅され、デジタル形態へと変換される。信号は次に、ブロック712にて検出お
よび復調される。ブロック713は、解読およびインターリーブ解除を実施する。
次にブロック730は信号処理を実施する。受信データは移動局のメモリ704内など
に記憶され得るか、それとは別に処理されたパケット・データが信号処理後にコ
ンピュータなどの任意の外部デバイスへ送信される。制御ユニットは、該ユニッ
ト内に記憶されたプログラムに従い上述の各受信ブロックを制御する。
何にしてセルラ電話網に接続されるかを示している。上記移動局は、各基地局か
ら送信された無線周波数信号もしくはRF信号を受信するアンテナ701を備える。
受信されたRF信号はスィッチ702によりRF受信器711へと導向され、其処で信号は
増幅され、デジタル形態へと変換される。信号は次に、ブロック712にて検出お
よび復調される。ブロック713は、解読およびインターリーブ解除を実施する。
次にブロック730は信号処理を実施する。受信データは移動局のメモリ704内など
に記憶され得るか、それとは別に処理されたパケット・データが信号処理後にコ
ンピュータなどの任意の外部デバイスへ送信される。制御ユニットは、該ユニッ
ト内に記憶されたプログラムに従い上述の各受信ブロックを制御する。
【0054】 移動局からの送信動作は、たとえば次の様に実施される。制御ユニット703に
より制御されて、ブロック733はデータの一切の信号処理を実施し、ブロック721
は送信されるべく処理された信号のインターリーブおよび暗号化を実施する。コ
ード化されたデータはブロック722にてバーストへと形成され、ブロック733にて
これらのバーストは送信されるべきRF信号へと変調かつ増幅される。送信される
べきRF信号は、スィッチ702によりアンテナ701へと導向される。制御ユニット70
3はまた、上記の処理および送信機能も制御する。
より制御されて、ブロック733はデータの一切の信号処理を実施し、ブロック721
は送信されるべく処理された信号のインターリーブおよび暗号化を実施する。コ
ード化されたデータはブロック722にてバーストへと形成され、ブロック733にて
これらのバーストは送信されるべきRF信号へと変調かつ増幅される。送信される
べきRF信号は、スィッチ702によりアンテナ701へと導向される。制御ユニット70
3はまた、上記の処理および送信機能も制御する。
【0055】 図7に示された端末において、本発明に関する本質的部分は特に:従来技術自
体である受信ブロック711〜713で、基地局から送信されたメッセージを該ブロッ
クを介して端末が受信、復調および復号化すると共に受信信号の信号パワー・レ
ベルを測定するための受信ブロック711〜713と;メッセージ内に含まれた情報を
処理すると共に端末の各機能を制御する制御ブロック703とである。端末のメモ
リ704の一部には隣接セル再選択に関する情報が割当てられねばならないが、こ
の情報は、各隣接セルのBCCH周波数とそれらの隣接セルにより提供されるサービ
ス・レベルとに関する情報である。同一の目的で、それ自体が公知であるSIMカ
ードなどの着脱可能なメモリ手段を使用することも当然可能である。送信ブロッ
ク721〜723の助けを受けて端末は、各基地局に対するセル再選択に関連する特定
セル・アクセス要求および関連するメッセージを送信する。
体である受信ブロック711〜713で、基地局から送信されたメッセージを該ブロッ
クを介して端末が受信、復調および復号化すると共に受信信号の信号パワー・レ
ベルを測定するための受信ブロック711〜713と;メッセージ内に含まれた情報を
処理すると共に端末の各機能を制御する制御ブロック703とである。端末のメモ
リ704の一部には隣接セル再選択に関する情報が割当てられねばならないが、こ
の情報は、各隣接セルのBCCH周波数とそれらの隣接セルにより提供されるサービ
ス・レベルとに関する情報である。同一の目的で、それ自体が公知であるSIMカ
ードなどの着脱可能なメモリ手段を使用することも当然可能である。送信ブロッ
ク721〜723の助けを受けて端末は、各基地局に対するセル再選択に関連する特定
セル・アクセス要求および関連するメッセージを送信する。
【0056】 従来技術と比較し、本発明が各基地局および各端末の機器に関して課する要件
はかなり少ない。基地局751および/または基地局コントローラ752は、それらの
配置中に(図7では不図示の)データベースを有するが、該データベースは、隣接
セルおよびそれらにより使用されるBCCH周波数に関する情報、および、GPRSサー
ビスを提供する能力などの隣接セルにより提供されるサービス・レベルに関する
情報を含む。オペレータは一般的に、(たとえば、新たな基地局が以前の各基地
局の近傍に配置されたときに)所謂る静的もしくは永続的に、または、(たとえば
近傍の一定の各基地局が保守のために作動停止されたときに)動的に、これらの
データベースの内容を変更する所謂るOM(Operation & Maintenance)機器を有す
る。従来技術の基地局は多数の異なる種類のメッセージを生成して送信すること
から、従来技術の手段751、752により、上記データベース内に含まれる情報に関
するメッセージを生成して送信することが可能である。
はかなり少ない。基地局751および/または基地局コントローラ752は、それらの
配置中に(図7では不図示の)データベースを有するが、該データベースは、隣接
セルおよびそれらにより使用されるBCCH周波数に関する情報、および、GPRSサー
ビスを提供する能力などの隣接セルにより提供されるサービス・レベルに関する
情報を含む。オペレータは一般的に、(たとえば、新たな基地局が以前の各基地
局の近傍に配置されたときに)所謂る静的もしくは永続的に、または、(たとえば
近傍の一定の各基地局が保守のために作動停止されたときに)動的に、これらの
データベースの内容を変更する所謂るOM(Operation & Maintenance)機器を有す
る。従来技術の基地局は多数の異なる種類のメッセージを生成して送信すること
から、従来技術の手段751、752により、上記データベース内に含まれる情報に関
するメッセージを生成して送信することが可能である。
【0057】 上記に示された各実施例はもちろん例示的であり本発明の応用を制限するもの
でない。特に、上記の各実施例はGSMおよびGPRSシステムに組合されたが、本発
明のシステムを他の任意のデジタル・セルラ・システムに適用し得ることを銘記
すべきである。特に、DCS1800(Digital Communications System at 1800 MHz)、
IS-54(Interim Standard 54)およびPDC(Personal Digital Cellular)が挙げられ
る。好適には、将来における所謂る第3世代デジタル・セルラ・システムにおい
て、セルにより端末に対して提供されるサービス・レベルはセル毎に相当に変化
し得る。第3世代システムに対する提案は、UMTS(Universal Mobile Telecommuni
cations System)、およびFPLMTS/IMT-2000(Future Public Land Mobile Telecom
munications System/International Mobile Telecommunications at 2000 MHz)
である。これらの計画において各セルはサイズおよび特性に従い、種々のサイズ
のセルへと区分されるが、サービス・レベルの例としてはデータ伝送速度が挙げ
られる。最高のデータ伝送速度はピコ・セル(picocell)により提供され、最低の
データ伝送速度はマクロ・セル(macrocell)により提供される。これらのセルは
部分的にもしくは全体的に重複して配置され得ると共に、異なる種類の各端末が
存在し得ることから、全てのセルにより提供されるサービス・レベルを必ずしも
全ての端末が利用し得る必要は無い。故に本発明は、隣接する各基地局によりサ
ポートされる種々のサービスに関する種々の情報をサービス信号送受信メッセー
ジとして送信すべく適用され得る。 文献リスト: [1] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート7.1および7.3.2 [2] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート9.2.9表9.2.11 [3] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.3.3表10.5.91 [4] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.2.20図10.5.47 [5] ETSI 04.08バージョン6.2.0セクション10.5.2.20 [6] ETSI 04.08バージョン6.2.0セクション9.3.7 [7] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.4.11図10.5.95 [8] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.4.11表10.5.123 [9] ETSI 03.64バージョン6.1.0 [10] ETSI 04.60バージョン6.2.0 [11] ETSI 05.08バージョン6.4.0
でない。特に、上記の各実施例はGSMおよびGPRSシステムに組合されたが、本発
明のシステムを他の任意のデジタル・セルラ・システムに適用し得ることを銘記
すべきである。特に、DCS1800(Digital Communications System at 1800 MHz)、
IS-54(Interim Standard 54)およびPDC(Personal Digital Cellular)が挙げられ
る。好適には、将来における所謂る第3世代デジタル・セルラ・システムにおい
て、セルにより端末に対して提供されるサービス・レベルはセル毎に相当に変化
し得る。第3世代システムに対する提案は、UMTS(Universal Mobile Telecommuni
cations System)、およびFPLMTS/IMT-2000(Future Public Land Mobile Telecom
munications System/International Mobile Telecommunications at 2000 MHz)
である。これらの計画において各セルはサイズおよび特性に従い、種々のサイズ
のセルへと区分されるが、サービス・レベルの例としてはデータ伝送速度が挙げ
られる。最高のデータ伝送速度はピコ・セル(picocell)により提供され、最低の
データ伝送速度はマクロ・セル(macrocell)により提供される。これらのセルは
部分的にもしくは全体的に重複して配置され得ると共に、異なる種類の各端末が
存在し得ることから、全てのセルにより提供されるサービス・レベルを必ずしも
全ての端末が利用し得る必要は無い。故に本発明は、隣接する各基地局によりサ
ポートされる種々のサービスに関する種々の情報をサービス信号送受信メッセー
ジとして送信すべく適用され得る。 文献リスト: [1] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート7.1および7.3.2 [2] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート9.2.9表9.2.11 [3] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.3.3表10.5.91 [4] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.2.20図10.5.47 [5] ETSI 04.08バージョン6.2.0セクション10.5.2.20 [6] ETSI 04.08バージョン6.2.0セクション9.3.7 [7] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.4.11図10.5.95 [8] ETSI 04.08バージョン6.2.0パート10.5.4.11表10.5.123 [9] ETSI 03.64バージョン6.1.0 [10] ETSI 04.60バージョン6.2.0 [11] ETSI 05.08バージョン6.4.0
【図1】 図1は、GSMネットワークの基本部分を示す図である。
【図2】 図2は、GSM、GPRSシステムにおける従来技術のセル再選択を示す図である。
【図3】 図3は、従来技術のセル再選択のフローチャートである。
【図4】 図4は、本発明に係る特定セル・アクセス要求を示すフローチャートである。
【図5a】 図5aは、GSMサービス・サポート・セル内で動作しているときに端末とネッ
トワークとの間の接続が如何にして確立、維持および切断されるかを示す信号図
である。
トワークとの間の接続が如何にして確立、維持および切断されるかを示す信号図
である。
【図5b】 図5bは、GPRSサービスはサポートしないが特定アクセス要求はサポートする
セルにおいて本発明に従い作動しているときに端末とネットワークとの間の接続
が如何にして確立および切断されるかを示す信号図である。
セルにおいて本発明に従い作動しているときに端末とネットワークとの間の接続
が如何にして確立および切断されるかを示す信号図である。
【図5c】 図5cは、GPRSサービス・サポート・セルにおいて従来技術に従う様式で動作
しているときに端末とネットワークとの間の接続が如何にして確立、維持および
切断されるかを示す信号図である。
しているときに端末とネットワークとの間の接続が如何にして確立、維持および
切断されるかを示す信号図である。
【図5d】 図5dは、輻輳セル・サポートGPRSサービスにおいて本発明に従い作動してい
るときに端末とネットワークとの間の接続が如何にして確立、維持および切断さ
れるかを示す信号図である。
るときに端末とネットワークとの間の接続が如何にして確立、維持および切断さ
れるかを示す信号図である。
【図6】 図6は、GSM、GPRSシステムにおける本発明に係るセル再選択を示す図である
。
。
【図7】 図7は、本発明に係る端末の基本構造を示す図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年5月31日(2001.5.31)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW
Claims (34)
- 【請求項1】 基地局(BS, 751)は、現在セルに関する情報および少なくと
も一個の隣接セルに関する情報を端末(MS,700)に対して送信し、 上記端末は、セル再選択のために隣接セル測定を実施し、且つ、 上記測定結果と、サービス・ネットワークの負荷状況と、上記端末のサービス
要件とに基づき、セル再選択に関する判断が為される、 サービス・ネットワークにおけるセル再選択を制御する方法において、 上記端末は特定セル・アクセスを実施することが許可され、 上記特定セル・アクセスにより必要とされるセル再選択のために、上記端末は
上記基地局へ、該端末により為された上記隣接セル測定の結果から成る付加的メ
ッセージを送信する、 ことを特徴とする方法。 - 【請求項2】 前記隣接セル測定情報は、前記ネットワークから前記端末に
宛てられた送信要求に基づき送信されることを特徴とする、請求項1記載の方法
。 - 【請求項3】 前記隣接セル測定結果の送信のための前記要求は、少なくと
も部分的に下記の情報要素として、前記端末に対するシグナリングメッセージに
おいてGPRSサービス・ネットワーク内で送信されることを特徴とする、請求項2
記載の方法: <Packet Access Reject message content>::= <MESSAGE TYPE:bit(6)> <PAGE MODE:bit(2) <Reject:Reject struct> <spare padding> <Reject struct>::= {L<TLLI:bit(32)> |H{L<Packet Request Reference: Packet Request Reference IE |H<Global TFI:Global TFI IE>}} {0|1<WAIT INDICATION:bit(8) <WAIT INDICATION SIZE:bit(1) {0|1<Measurement Report Request:bit(2)>} {0|1<Reject:Reject struct>}; - 【請求項4】 前記信号送受信メッセージ内において、情報要素“Measurem
ent Report Request”がビット組合せ“0-0”を有するとき、隣接セル測定に関
する1回のレポートを前記基地局に送信することを意味し、ビット組合せが“0-
1”であるときは、上記隣接セル測定に関する2回のレポートを上記基地局に送
信することを意味することを特徴とする、請求項3記載の方法。 - 【請求項5】 特定セル・アクセスの許容に関する情報は、特定端末に関す
るメッセージとして端末に送信されることを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 特定セル・アクセスの許容に関する前記情報はGSMサービス
・ネットワークにおいて、少なくとも部分的に下記の情報要素として、SI/PSIメ
ッセージとして前記端末に送信されることを特徴とする、請求項5記載の方法: {0|1<ADDITIONAL CELL SERVICE INFORMATION:bit()> <Special cell access request allowed:bit(1) {0|1<Rxlevel limit:bit()>} <Tx or Idle mode:bit(2)> <Area indication:bit(2)> {0 <Rxlevel offset:bit()> |1 <Rxlevel offset idle:bit() <Rxlevel offset transfer:bit()> } - 【請求項7】 特定セル・アクセスに対する許可は、前記端末から前記基地
局へと送信される特定セル・アクセス要求に基づき割当てられることを特徴とす
る、請求項1又は5に記載の方法。 - 【請求項8】 前記隣接セル測定情報は、前記特定セル・アクセス要求に関
する前記端末の主導により送信されることを特徴とする、請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 前記端末は、該端末が特定サービスに接続されたときに特定
セル・アクセス要求の実施を許容されることを特徴とする、請求項8記載の方法
。 - 【請求項10】 前記端末により要求される前記特定サービスは、GPRSサー
ビスであることを特徴とする、請求項9記載の方法。 - 【請求項11】 特定セル・アクセス要求を行う許可は、前記端末に領域に
基づいて与えられることを特徴とする、請求項7記載の方法。 - 【請求項12】 前記端末がユーザとして留まることを要求するセル、また
は、上記端末がユーザとしてアクセスすることを要求するセル、のオフセット・
パラメータにより特定セル・アクセス要求が許容されるなら、該特定セル・アク
セス要求によって前記ネットワークはセル再選択を実現することを特徴とする、
請求項7記載の方法。 - 【請求項13】 前記端末により該端末の現在セルの基地局に対して為され
る前記特定セル・アクセス要求は、セル再選択要求から成ることを特徴とする、
請求項7記載の方法。 - 【請求項14】 前記端末により該端末の現在セルの基地局に対して為され
る前記特定セル・アクセス要求は、現在セルのユーザとして留まる要求から成る
ことを特徴とする、請求項7記載の方法。 - 【請求項15】 前記特定セル・アクセス要求は、前記端末により送信され
るサービス要求メッセージの情報要素“CMサービス・タイプ”に含まれることを
特徴とする、請求項13又は14に記載の方法。 - 【請求項16】 前記情報要素の4ビット組合せ“1-0-1-0”は、特定セル・
アクセス要求を表すことを特徴とする、請求項15記載の方法。 - 【請求項17】 前記特定セル・アクセス要求を実現すべく前記端末により
送信される前記サービス要求メッセージには情報要素“特定セル・アクセス”が
付加されることを特徴とする、請求項13又は14に記載の方法。 - 【請求項18】 前記情報要素は、前記メッセージには何個の隣接セルの情
報が含まれるかに関する情報と、前記各隣接セルのIDコード(BSIC)と、上記各セ
ルの各ビーコン周波数に関する情報と、上記各セルの各基地局により送信される
信号のレベル測定情報(RXLEV)と、を備えることを特徴とする、請求項17記載
の方法。 - 【請求項19】 前記各隣接セルの個数は4であることを特徴とする、請求
項18記載の方法。 - 【請求項20】 前記セルラ・ネットワークの基地局が端末から特定セル・
アクセス要求を受信したとき、該基地局は、上記特定セル・アクセス要求により
必要とされる動作が実行されるのを許容するか否かを判断し、且つ、該基地局が
行った上記判断に関する情報をシグナリングメッセージにおいて上記端末へと送
信することを特徴とする、請求項1記載の方法。 - 【請求項21】 前記判断は、前記GSMシグナリングの切断メッセージで前
記端末に送信されることを特徴とする、請求項20記載の方法。 - 【請求項22】 前記切断メッセージは、原因値として、要求された動作が
許可されるという情報、または、要求された動作が規制されるという情報を含む
ことを特徴とする、請求項21記載の方法。 - 【請求項23】 前記情報は、切断原因の情報要素“原因値”内において前
記切断メッセージに含まれることを特徴とする、請求項22記載の方法。 - 【請求項24】 前記情報要素“原因値”において、メッセージ番号7およ
びその値“0-0-0-1-1-1”は前記要求された動作を許可し、 上記情報要素“原因値”において、メッセージ番号45およびその値“0-1-0-1-
1-0-1”は上記要求された動作を規制する、 ことを特徴とする請求項23記載の方法。 - 【請求項25】 前記切断メッセージは、前記端末がユーザとしてアクセス
することを許容された基地局、または、上記端末がユーザとして滞在することを
許可された基地局、のIDコード(BSIC)に関する情報および該基地局により使用さ
れるビーコン周波数に関する情報を含むことを特徴とする、請求項21記載の方
法。 - 【請求項26】 基地局の前記IDコード(BSIC)およびビーコン周波数に関す
る前記情報は、情報要素“診断(もし在れば)”に含まれることを特徴とする、請
求項25記載の方法。 - 【請求項27】 セルラ無線システムの基地局(BS, 751)であって、一定サ
ービス(GSM, GPRS)を提供する手段と、シグナリングメッセージを生成して端末(
MS,700)に送信する手段とを備え、 該基地局は、特定セル・アクセス要求を処理する手段を備え、 該基地局は、端末が移動してユーザとなり得る基地局、または、端末がユーザ
として留まり得る基地局として上記端末が利用可能な基地局の情報を備え、 該基地局は、許容された特定セル・アクセス要求とセル再選択とに関する前記
情報を、上記端末に宛てられたシグナリングメッセージに含めるように構成され
る、 ことを特徴とする基地局(BS, 751)。 - 【請求項28】 前記シグナリングメッセージは、一定サービスに従うシグ
ナリングメッセージとして送信されることを特徴とする、請求項27記載の基地
局。 - 【請求項29】 前記サービスは、GPRSパケット・データ送信サービスであ
ることを特徴とする、請求項27記載の基地局。 - 【請求項30】 セルラ無線システムの端末(MS,700)であって、一定サービ
ス(GSM, GPRS)にアクセスする手段を有し、且つ、基地局(BS, 751)からシグナリ
ングメッセージを受信する手段と、特定セル・アクセス要求を行うために適切な
セルを見出すべく各特定のセルに関する測定を行う手段とを備え、 該端末は、 現在セルの基地局に対して特定セル・アクセス要求を行う手段と、 上記基地局により送信されたシグナリングメッセージからセル再選択情報を受
信して解読する手段と、 上記情報に基づき上記セル再選択を行う手段と、 を備えることを特徴とする、端末(MS,700)。 - 【請求項31】 当該端末は、一定サービス(GPRS)によるシグナリングメッ
セージを受信する手段を備え、 上記シグナリングメッセージは上記一定サービスに従う信号送受信メッセージ
であることを特徴とする、請求項30記載の端末。 - 【請求項32】 前記サービスは、GPRSパケット・データ送信サービスであ
ることを特徴とする、請求項30又は31に記載の端末。 - 【請求項33】 基地局(BS, 751)と、基地局に関連するセル(1〜8)と、端
末(MS,700)とを備えたセルラ無線システムであって、 上記基地局は、シグナリングメッセージとしてメッセージを生成して上記端末
に送信する手段を備え、 上記端末は、一定サービス・レベル(GSM, GPRS)上で作動し、上記基地局から
シグナリングメッセージを受信すべく構成される、 セルラ無線システムにおいて、 該セルラ無線システムは、基地局のセルの近傍における各隣接セルの個数に関
する情報であって、上記各隣接セルにおいて該各隣接セルにより各端末に提供さ
れるサービス・レベルに関する情報を含む上記基地局が利用可能な情報を備える
ことにより、該システムは、特定セル・アクセス要求が受信された後に、上記基
地局からの上記情報をシグナリングメッセージにおいて上記端末に送信して新た
なサービスを行なうセルを選択すべく構成されることを特徴とする、セルラ無線
システム。 - 【請求項34】 前記各基地局は、メッセージを一定サービス・レベルのシ
グナリングメッセージとして生成して前記各端末に送信する手段を備え、 上記各端末は、一定サービス・レベル(GPRS)で動作し、上記各基地局からの一
定サービス・レベルのシグナリングメッセージを受信すべく構成され、 上記シグナリングメッセージは、一定サービス(GPRS)によるシグナリングメッ
セージである、 ことを特徴とする、請求項33記載のセルラ無線システム。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FI990987A FI107690B (fi) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | Parannettu menetelmä ja järjestely solun valinnan hallitsemiseksi ja solukkojärjestelmän päätelaite |
FI990987 | 1999-04-30 | ||
PCT/FI2000/000331 WO2000067511A1 (en) | 1999-04-30 | 2000-04-18 | An improved method and arrangement for managing cell reselection in a terminal for a cellular system |
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