JP2002542714A - 移動無線受信器を無線信号のフレーム構造と同期化する方法および装置 - Google Patents

移動無線受信器を無線信号のフレーム構造と同期化する方法および装置

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JP2002542714A JP2000613096A JP2000613096A JP2002542714A JP 2002542714 A JP2002542714 A JP 2002542714A JP 2000613096 A JP2000613096 A JP 2000613096A JP 2000613096 A JP2000613096 A JP 2000613096A JP 2002542714 A JP2002542714 A JP 2002542714A
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デッチュ マルクス
ユング ペーター
プレヒンガー イェルク
シュミット ペーター
シュナイダー ミヒャエル
ケラ ティデヤ
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インフィネオン テクノロジース アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 移動無線受信器を所定の基地局から得られる無線信号のフレーム構造と同期化する方法は、各基地局がフレームごとに、フレーム同期化コードからなる所定の独自シーケンスを送信することを前提とする。移動無線受信器においては同期化コードが検知され、復号され、これらに特徴的コード識別値が配属される。コード識別値に基づいて、所定の基地局から送信されたシーケンスが特定され、その開始時点と終了時点とが検出される。この時間と移動無線受信器はフレーム同期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、移動無線受信器を複数の所定の基地局から得られた無線信号のフレ
ーム構造と同期化する方法、および移動無線受信器に対するフレーム同期装置に
関する。
【0002】 移動無線システムをドライブするためには、基地局と移動局との間で時間同期
することが必要である。ここでは2つの同期形態が区別される。周波数同期とフ
レーム同期である。本発明はもっぱらフレーム同期に関するものである。フレー
ム同期は下り区間で行われる。すなわち、基地局(送信器)から移動局(受信器
)への方向で行われる。フレーム同期とは、移動局が送信されたデータ流の(基
地局においてデータ構造規則により設定された)フレーム構造を受信された無線
信号中に識別し(すなわち時間的に正しく検出し)、これにより受信されたデー
タシンボルのフレーム基準処理も、送信すべき無線信号を移動局において時間的
に正しく(すなわち基地局と同期して)フレーム形成することも可能であること
を意味する。
【0003】 刊行物「Analyse und Entwurf digitaker Mobilfunksystem」, P. Jung, Stut
tgart, B.G. Teubner, 1997, pp. 236-237 からすでに、移動局のフレーム同期
をいわゆる「同期化バースト」を用いて実行することが公知である。この同期化
バーストは基地局から規則的に繰り返して送信される。
【0004】 CDMA(Code Division Multiple Access)システムでは、フレーム同期を
達成するために全ての基地局により共通に使用される同期チャネルを使用するこ
とが提案されている。各基地局は絶えず繰り返し、有効信号の各フレーム中に当
該基地局に対して特徴的なシーケンスを同期チャネルに送信する。このシーケン
スは所定数Nのフレーム同期コードからなる。全ての基地局に対して同一のフレ
ーム持続時間と、異なる基地局から送信される異なるシーメンスとが移動局には
既知である。移動局は、所定の基地局から送信された有効信号のフレームの時間
的位置を検出する。この検出は、任意の開始時点からフレーム持続時間にわたっ
て検知されたフレーム同期化コードを全体として既知のシーケンスおよび全体で
N個のその周期的ずれと相関させ、引き続き最大の相関を有する(場合により周
期的にずれた)シーケンスを検出することにより行われる。見出された最大の相
関を有するシーケンスが一方では所定の基地局を特定し、他方では移動局でのフ
レーム同期を可能にする。
【0005】 この方法の欠点は高い計算コストである。R個の基地局がある場合(すなわち
R個の異なるシーケンス)、所定の基地局を特定するためにはRNの相関計算と
最大値検索を実行しなければならない。
【0006】 本発明の課題は、移動局と基地局とのフレーム同期化のための、コスト的に有
利な方法を提供することである。さらに本発明は、移動局と基地局とのフレーム
同期化のためにコスト的に有利に動作する装置を提供しようとするものである。
【0007】 この課題は、請求項1と6記載の構成によって解決される。
【0008】 コード識別値を各検知されたフレーム同期化コードに配属することによって、
所定の基地局から送信されたシーケンスを、検出されたN個のコード識別値に基
づいて簡単に同定することができる。
【0009】 計算負荷のかかる相関分析をフレームの持続時間にわたって行うことはここで
は不要である。従って比較的に僅かな計算コストが必要なだけである。
【0010】 概念「対で異なるシーケンス」とは、(異なる基地局から発する)それぞれ2
つのシーケンスが少なくとも1つのフレーム同期化コードにおいて(その順序を
考慮すると)異なっていることを意味する。
【0011】 本発明の方法の有利な実施例では、シーメンスに含まれるフレーム同期化コー
ドの量が対で異なっており、所定の基地局から送信されたシーメンスを識別する
ために、検知されたフレーム同期化コードの周期的ずれに対して不変の関数を使
用し、この関数を得られたN個のコード識別値に適用し、得られた関数値が所定
の基地局から送信されたシーケンスを同定するように構成する。
【0012】 有利には所定の基地局は次の関数に従って検出される。
【0013】
【数2】
【0014】 ここでpはp>0、とりわけp>1の自然数であり、K(c1),...,K(cN
)は検出されたコード識別値である。検知されたフレーム同期化コードの周期的
ずれに対する、この関数の不変量に基づき、1つのシーケンスのどのフレーム同
期化コードがN個のコードのうち(時間的に)最初の検知されるかは重要でない
【0015】 本発明のさらなる構成は従属請求項に記載されている。
【0016】 本発明を以下、実施例に基づき図面を参照して説明する。
【0017】 図1は、移動局と基地局を有する移動無線システムのエアインタフェースの概略
図である。
【0018】 図2aは、移動無線システムで使用されるフレームのデータ構造の概略図である
【0019】 図2bは、同期チャネルの概略図であり、ここでは所定の基地局の無線信号の第
1の同期化コードの到来と、(第2の)フレーム同期化コードの到来とが、同期
化すべき移動局の個所で時間についてプロットされている。
【0020】 図1は、セルラー移動無線システムのエアインタフェースの概略図である。個
々の加入者に配属された移動局MSは複数の基地局BS1,BS2,...,BSX
の無線領域内にある。これら複数の基地局は共通の遠隔通信網により接続されて
いる。基地局BS1,BS2,...,BSXと移動局MS間の通信接続K1,K2,
...,KXはマルチパス伝播を受ける。
【0021】 各基地局BS1,BS2,...,BSXは多数の別の移動局(図示せず)と無線
接続している。通信接続K1,K2,...,KXを介して送信された全基地局の無
線信号Fはシステム的に統一された、すなわち構造的に同じフレーム構造を有し
ている。
【0022】 図2aは、無線信号Fのこのようなフレーム構造に対する例を示す。
【0023】 無線信号Fは個々のデータシンボル(ビット)dのシーケンスからなる。デー
タブロックB1;B2;..;BNは、システム規格に固有の数のデータシンボ
ルdから形成される(ここでは例えば320データシンボル)。フレームRはシ
ステム規格に固有の数、N個のデータブロックB1,B2,..,BNから形成
される。例えばフレームRはN=16のデータブロックB1,B2,..,B1
6から形成することができ、この実施例では5120のデータシンボルbを含む
【0024】 図2に示された実施例ではCDMA無線信号Fが基礎となっている。これの意
味するものは、各データシンボルdが加入者固有の拡散コード(CDMAコード
)により拡散されていることである。拡散コードは1つのデータシンボルd当た
りに例えば8つのChips、e1,e2,..,e8を含む。
【0025】 図2aに全体で示された無線信号Fのフレーム/ブロック/データ/チップ構
造、並びに相応のフレーム/ブロック/データ/チップ持続時間はシステム固有
に設定されており、全ての基地局BSi,i=1,2,..の送信された無線信
号に対して同じである。
【0026】 通話形成または通話引き渡し(ハンドオーバ)と関連して、双方向通信接続K
Xを移動局MSと所定の基地局BSX(通常は移動局MSにおいて最大の受信信
号強度を有する基地局)との間で形成すべき場合、移動局MSは前もって、所定
の基地局BSXから得られた無線信号Fのフレーム構造と同期されていなければ
ならない。すなわち移動局MSは、得られたフレームRの開始と終了を識別でき
なければならない。
【0027】 このようなフレーム同期を達成するために、全ての基地局BSiに対して共通
の同期チャネルSKが使用される(図2b参照)。同期チャネルSKは2つのチ
ャネルSK1とSK2に分割される。
【0028】 第1のチャネルSK1で各基地局BSiは規則的な時間間隔、例えば各データ
ブロックB1,B2,..,BNの開始時に第1の同期化コードcpを送信する
。第1の同期化コードcpは全てのブロックB1,B2,..,BNと全ての基
地局BSXに対して同じである。所定の基地局BSXから送信された第1の同期
化コードcpは、「同期を希望する」全ての移動局MSにクロック基準を提供す
るために用いられる。このクロック基準により移動局は、この(所定の)基地局
から別に送信された、以下にさらに詳しく説明する(第2の)フレーム同期化コ
ードを適時に検出することができるようになる。
【0029】 各基地局MSにはシステム固有のブロック持続時間が既知であるから、移動局
は次の場合であっても所定の基地局BSCのクロックを検出することができる。
すなわち、第1のチャネルSK1において他の基地局BSiの別の第1の同期化
コードcpが発生した場合であっても検出することができる。
【0030】 第1の同期化コードcpはすでに説明したように全ての基地局BSiに対して
同じであるから、この同期化コードにより移動局に送信した基地局を特定するこ
とはできない。
【0031】 基地局BSiの特定並びにこれによるフレーム同期は第2のチャネルSK2を
介して達成される。この場合各基地局BSiは、各フレームRで同じように反復
されるシーケンスFBSi=(c1(BSi)、cs(BSi),..,cN(
BSi))を送信する。このシーケンスは、N個のフレーム同期化コードC1(
BSi);cs(BSi);..;cN(BSi)からなる。
【0032】 各シーケンスFBSiの個々のフレーム同期化コードC1(BSi);c2(
BSi);..;cN(BSi)は、対で異なるフレーム同期化コードc1,c
2,..,cKのK個のエレメント基本量M={c1,c2,..,cK}から
生じる。この対で異なるフレーム同期化コードは、システム規格に固有に設定さ
れており、それらのエレメント(個々のフレーム同期化コード)は基地局BSi
においても移動局MSにおいても既知である。
【0033】 基本量Mに含まれるフレーム同期化コードc1,c2,..,cKは例えば2
56Chipsの長さの直交非変調ゴールドコードとすることができる。
【0034】 各基地局BSiから送信されたシーケンスFBSiは送信側基地局BSiに対
して特異的なものである。すなわち、残りの基地局BSj、j=1,2,..;
j≠iの他の全てのシーケンスFBSjとは、それぞれ少なくとも1つのエレメ
ント(フレーム同期化コード)において異なっている。
【0035】 2つのシーケンスFBSi、FBSjの相違性は2つのシーケンスが異なるエ
レメントであることに基づくものである。すなわち一方のシーケンスは他方のシ
ーケンスが含んでいない少なくとも1つのフレーム同期化コードを含んでいる。
それ以外の場合は、2つのシーケンスFBSi、FBSjは同じエレメントであ
る。しかし同じフレーム同期化コードc1,c2,..,cKは何回も1つのシ
ーケンスに発生することがあるから、エレメントの同じシーケンスFBSi、F
BSjも(同じフレーム同期化コードの数が異なることによって)区別すること
ができる。第3の手段では、2つのシーケンスFBSi、FBSjがフレーム同
期化コードの順序が異なることだけによって区別される。
【0036】 最初の2つの場合(エレメントの異なるシーケンス;エレメントは同じである
が同じフレーム同期化コードの発生頻度が異なるシーケンス)では、シーケンス
FBSi、FBSjに含まれるそれぞれのフレーム同期化コードのNエレメント
量{c1(BSi),..,cN(BSi)}と{c1(BSj),..,cN
(BSj)}が異なる。
【0037】 KはNより小さいか、等しいか、または大きいことができる。
【0038】 移動局MSと所定の基地局BSXとのフレーム同期を次の図2bに基づいて説
明する。第1の同期チャネルSK1に時間tについて示された(BSXの)第1
の同期化コードcpは移動局MSにおいて時点t1,t2,..,tNで受信さ
れる。フレーム開始部を見出すためには次に移動局MSでまず、個の第1の同期
化コードを送信している所定の基地局(すなわちBSX)を特定しなければなら
ない。このことは次のようにして行われる。すなわち、任意の開始クロック時点
(t1またはt2または...tN)から始まって、N個の順次連続する、それ
ぞれ時間的に第1の同期化コードcpと同じに到来するフレーム同期化コードc
1,c2,...,cNを検知し、復号することによって行われる。
【0039】 検知/復号は、送信された元のChipsを復元するための適応型イコライザ並び
に個々のフレーム同期化コードc1,c2,..,cNを復号するためのデコー
ダを用いて行われる。
【0040】 検知された各フレーム同期化コードc1,c2,..,cNには次にコード固
有の識別値(コード識別値)K(cn)、n=1,2,..,Nが配属される。
所属のコード識別値K(cn)は例えば基本量Mもフレーム同期化コードcnの
(任意に設定可能な)インデクスnと同じにすることができる。すなわちK(c
n)=nである。
【0041】 続いて、所定の基地局BSXの同定が検出されたN個のコード識別値K(c1
),K(c2),..,K(cN)に基づいて行われる。
【0042】 このために、検出されたコード識別値K(c1),K(c2),..,K(c
N)の周期的ずれに対して不変の関数、例えば
【0043】
【数3】
【0044】 が例えばp=2により利用される。検出されたコード値の周期的ずれに対する不
変量に基づいて、 F(c1,..,cN)=F(FBSX) が当てはまる。
【0045】 基地局BSiのシーケンスFBSiと配属規則K(cn)は、関数値F(FB
Si)が全てのシーケンスFBSiに対して異なるように選択される。この場合
、関数値F(FBSi)は一義的に所属の基地局BSiを表す。すなわちこれを
特定する。
【0046】 従って図2bに示した場合で関数値F(FBSX)が得られると、第1および
第2の同期化コードcpないしcn(BSX)が基地BSXから発したものであ
ることが一義的に指示される。
【0047】 そうして移動局MSと所定の基地局BSXとの同期は次のようにして生じる。
すなわち、移動局MS(有効信号を送信および/または受信する)の内部で使用
されるフレーム構造の時間的位置を、既知のシーケンスFBSXの開始時点(t
1)と終了時点(tN)と調整することにより生じる。そのためには既知のシー
ケンスFBSXのフレーム開始部t1にある第1のフレーム同期化コードc1(
BSX)が移動局MSで既知であり、シーケンスFBSXにおいて唯一のもので
はければならない。シーケンスFBSCにおいて唯一であり、フレーム開始部に
対して既知の時間間隔tn−t1を有している1つまたは複数の他の基準フレー
ム同期化コードcn(BSX)を使用することももちろん可能である。
【0048】 本発明の方法を図2aと図2bにより、1つのフレームにあるブロックの数N
が、1つのシーケンスFBSiのフレーム同期化コードcn(BSi)の数Nと
一致する例で説明した。しかしこのことは本発明にとって決して必要なことでは
ない。
【0049】 さらに本発明の方法をDS−(Direct Sequencing)CDMA無線信号ないし
有効信号(図2a参照)について説明したが、他の公知のCDMA方法、例えば
FH−(Frequency Hopping:周波数跳躍)CDMAまたはMC−(Multicarrier
Code:多重搬送波)CDMAでも、また一般的に他の多重アクセス法(TDMA
、FDMA)でも使用できることは明かである。
【0050】 本発明の方法を移動無線受信器で実現するために、この受信器には(通常はソ
フトウエアによって実現される)配属論理回路が装備される。この配属論理回路
は、検知され、復号された個々のフレーム同期化コードc1,..,cNに符号
識別値K(c1),..,K(cN)を配属するという役目を引き受ける。計算
ユニットは関数Fの関数値の計算を実行する。この関数値は受信されたシーケン
スFBSXおよびひいては基地局BSXを特定する。このようにして移動無線受
信器のフレーム同期はフレーム時間位置調整装置により、特定されたフレームの
1つまたは複数の特徴的時点(例えば開始時点および/または終了時点)に基づ
いて実行される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、移動局と基地局を有する移動無線システムのエアインタフェースの概
略図である。
【図2】 図2aは、移動無線システムで使用されるフレームのデータ構造の概略図であ
り、図2bは、同期チャネルの概略図であり、ここでは所定の基地局の無線信号
の第1の同期化コードの到来と、(第2の)フレーム同期化コードの到来とが、
同期化すべき移動局の個所で時間についてプロットされている。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年2月27日(2001.2.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0005】 刊行物WO9912273AとWO9900912Aには、移動無線受信器を
複数の所定の基地局から得られた無線信号のフレーム構造と同期化する方法が記
載されている。この方法は、実質的に上記記載の原理に従って動作する。この2
つの刊行物の前者はそのために、イコライザとデコーダを有する同期化装置を開
示し、このイコライザとデコーダによって、所定の基地局から送信されたフレー
ム同期化コードを移動無線受信器で検知し、復号する。この同期化装置はさらに
、フレーム同期化コードにおける検査を実行する計算ユニットと、フレーム時間
位置調整装置とを有する。このフレーム時間位置調整装置は、移動無線受信器を
フレーム同期化コードのシーケンスに基づいて、所定の基地局から得られた無線
信号のフレーム構造と同期化する。 この方法の欠点は高い計算コストである。R個の基地局がある場合(すなわち
R個の異なるシーケンス)、所定の基地局を特定するためにはRNの相関計算と
最大値検索を実行しなければならない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イェルク プレヒンガー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ヴェスタ ーミュールシュトラーセ 16 (72)発明者 ペーター シュミット ドイツ連邦共和国 エアポルツハイム バ ーンホフシュトラーセ 32 (72)発明者 ミヒャエル シュナイダー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ザンクト −マルティン−シュトラーセ 44 アー (72)発明者 ティデヤ ケラ ドイツ連邦共和国 ミュンヘン トゥンブ リンガーシュトラーセ 54/42 Fターム(参考) 5K047 BB01 CC01 HH01 HH12 HH17 HH18 5K067 AA23 BB02 CC10 DD25 EE02 EE10 EE72

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動無線受信器を複数の所定(BSX)の基地局(BS1,
    BS2,..)から得られる無線信号(F)のフレーム構造と同期化する方法で
    あって、 各基地局(BSi)はフレーム(R)ごとに、N個のフレーム同期化コード(
    (c1(BSi),..,cN(BSi))からなる所定のシーケンス(FBS
    i)を送信し、 異なる基地局(BSi;BSj)から送信されたシーケンス(FBSi,FB
    Sj)は対で異なっている形式の方法において、 ・所定の基地局(BSX)から送信されたフレーム同期化コード(c1,..,
    cN)を移動無線受信器(MS)で検知し、復号し、 検知され、復号された前記フレーム同期化コード(c1;..;cN)の各々
    に、該コードを特徴付けるコード識別値(K(c1);..;K(cN))を配
    属し、 所定の基地局(BSX)から送信されたシーメンス(FBSX)を、順次連続
    して得られたN個のコード識別値(K(c1),..,K(cN))に基づいて
    同定し、 移動無線受信器(MS)を、フレーム同期化コードの同定されたシーケンス(
    FBSX)に基づいて、所定の基地局(BSX)から得られた無線信号(F)の
    フレーム構造と同期化する、 ことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記シーケンス(FBSi)に含まれるフレーム同期化コー
    ドの量は次いで異なっており、 所定の基地局(BSX)から送信されたシーケンス(FBSX)を同定するた
    めに、検知されたフレーム同期化コード(c1,..,cN)の周期的ずれに対
    して不変の関数を使用し、 該関数を、得られたN個のコード識別値に適用し、 得られた関数値は、所定の基地局(BSX)から送信されたシーケンス(FB
    SX)を同定する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記関数は 【数1】 であり、ここでpはP>0,とりわけP>1の自然数であり、K(c1),..
    ,K(cN)は検出されたコード識別値である、請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 同期化ステップは、 フレーム開始部に対して既知の時間間隔を有する、同定されたシーケンス(F
    BSX)の少なくとも1つの基準フレーム同期化コードを検出するステップと、 移動無線受信器を当該基準フレーム同期化コードに同期化するステップとを含
    む、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 フレーム同期化コード(c1,c2,..,cK)は直交ゴ
    ールドコードである、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 移動無線受信器を複数の所定(BSX)の基地局(BS1,
    BS2,..)から得られる無線信号(F)のフレーム構造と同期化する装置で
    あって、 各基地局(BSi)はフレームごとに、N個のフレーム同期化コード((c1
    (BSi),..,cN(BSi))からなる所定のシーメンス(FBSi)を
    送信し、 異なる基地局(BSi;BSj)から送信されるシーケンス(FBSi,FB
    Sj)は対で異なっている形式の装置において、 イコライザとデコーダとを有し、 当該イコライザとデコーダによって、所定の基地局(BSX)から送信された
    フレーム同期化コード(c1,..,cN)を移動無線受信器(MS)で検知し
    、復号し、 配属論理回路を有し、 該配属論理回路は、検知され復号された前記フレーム同期化コード(c1;,
    ,;cN)の各々に、当該コードに対して特徴的なコード識別値(K(c1);
    ..;K(cN))を配属し、 計算ユニットを有し、 該計算ユニットは、所定の基地局(BSX)から送信されたシーメンス(FB
    SX)を、順次連続して得られたN個のコード識別値(K(c1);..;K(
    cN))に対して実行された計算に基づき同定し、 フレーム時間位置調整装置を有し、 該フレーム時間位置調整装置は移動無線受信器(MS)を、フレーム同期化コ
    ードの同定されたシーケンス(FBSX)に基づき所定の基地局(BSX)から
    得られた無線信号(F)のフレーム構造と同期化する、 ことを特徴とする同期化装置。
JP2000613096A 1999-04-16 2000-04-14 移動無線受信器を無線信号のフレーム構造と同期化する方法および装置 Abandoned JP2002542714A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

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