JP2002542455A - マイクロピペットの機能を制御するセンサ−測定領域 - Google Patents

マイクロピペットの機能を制御するセンサ−測定領域

Info

Publication number
JP2002542455A
JP2002542455A JP2000599510A JP2000599510A JP2002542455A JP 2002542455 A JP2002542455 A JP 2002542455A JP 2000599510 A JP2000599510 A JP 2000599510A JP 2000599510 A JP2000599510 A JP 2000599510A JP 2002542455 A JP2002542455 A JP 2002542455A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
electrodes
sensor according
electrode
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000599510A
Other languages
English (en)
Inventor
ホーヴィッツ・シュテフェン
ブリュガー・マーリオ
Original Assignee
ゲーシム・ゲゼルシャフト・フューア・ジリーツィウム−ミクロジステーメ・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ゲーシム・ゲゼルシャフト・フューア・ジリーツィウム−ミクロジステーメ・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング filed Critical ゲーシム・ゲゼルシャフト・フューア・ジリーツィウム−ミクロジステーメ・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング
Publication of JP2002542455A publication Critical patent/JP2002542455A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N35/1009Characterised by arrangements for controlling the aspiration or dispense of liquids
    • G01N35/1011Control of the position or alignment of the transfer device
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/10Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
    • G01N2035/1027General features of the devices
    • G01N2035/1034Transferring microquantities of liquid

Landscapes

  • Immunology (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 この発明はナノプロッタ−などのマイクロピペットの機能を制御する、即ち小滴放出を制御する及び/又は正確な局部的小滴放出及び/又は予定放出箇所からの小滴放出位置偏差を求める及び/又は小滴の大きさを測定するセンサ−に関する。この発明によって小滴の放出を検出することを可能とするセンサ−が創作される。この発明によると、少なくとも一個の測定領域(3、3’)に点状、線状、或いは面状に構成された電極(1)を使用し、その測定領域が判断電子部(7)と接続されていて、この測定領域にて少なくとも一個の試験小滴(4)がマイクロピペットにより放出される或いは投下される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、ナノプロッタ−などのマイクロピペットの機能を制御する、即ち
小滴放出を制御する及び/又は正確な局部的小滴放出及び/又は予定放出箇所か
らの小滴放出位置偏差を求める及び/又は小滴の大きさを測定するセンサ−に関
する。
【0002】 ナノプロッタ−の主用途範囲はDNA−分析、分子生物学或いは蛋白質合成の
範囲に見られる。
【0003】 ナノプロッタ−により放出板に或いはこの放出板に位置決めされた紙帯などに
多数の小滴が規則的に分配されている、即ち以前に定義された配列の形態に放出
されている。この為にナノプロッタ−はマイクロピペットを備えており、そのマ
イクロピペットは横断装置によってx−方向とy−方向において任意に放出板の
上で放出位置に位置決めされ得る。マイクロピペットはナノプロッタ−のx−y
−ロボットによっていつも放出板の各点の上にコンピユ−タ制御されて位置決め
され得る。マイクロピペットは貯蔵容器からの任意の流体の僅かな量を受けるの
に役立ち、設けられた放出箇所における一個或いは複数個の超小滴の連続する放
出を受けるのに役立つ。この為にマイクロピペットは圧電的に駆動されるマイク
ロポンプを構成している。放出された超小滴の値はnl−範囲或いはpl−範囲
に位置する。
【0004】 ナノプロッタ−が例えば遺伝子工学的検査、例えばDNA−分析、或いは他の
生物学的検査に使用されるならば、各小滴が意図された放出箇所に放出されてい
る、従って、100%正確な小滴配列が発生されていることが保証されるにちが
いない。
【0005】 ときどき意図された小滴エネルギ−が整理されないことが避けられないから、
従来公知になったナノプロッタ−によると、この要求は完全には満たされない。
それはマイクロピペットの偶然の汚染をまねく、マイクロピペット内にガス気泡
をまねく、液体によるマイクロピペットの積載が行われない或いは完全には行わ
れないことをまねき得る。
【0006】 これら問題を避けるために、良く解決する流れ測定が計画され得るけれども、
かなりの測定技術的費用は別として液体運動の成果では実際に小滴が意図された
目標範囲に到達するか否か確信できない。
【0007】 この発明の基礎になっている課題提起は、小滴の放出を検出すること、即ちマ
イクロピペットの機能制御を実現することが可能であるセンサ−を創作すること
にある。
【0008】 この発明の基礎になっている課題は、前記種類のセンサ−の場合には、少なく
とも一個の測定領域に電極の点状、線状、或いは面状に構成された配列を使用す
ることによって解決され、その測定領域は判断電子部と接続されていて、その測
定流域にてマイクロピペットにより少なくとも一個の試験小滴が放出されるか或
いは投下される。
【0009】 この発明の第一構成では、測定領域が支持構造体上に互いに絶縁された金属伝
導帯からなって平らに配置されて二重にされ互いにずれたくし構造体を有し、そ
の支持構造体がそれぞれに判断電子部と接続されている。
【0010】 この発明の第二構成では、測定領域として同心円的に互いに配置された環状電
極がそれぞれに絶縁されて配置されていて判断電子部と接続されている支持構造
体上に設けられている。
【0011】 この発明の第三構成では、測定領域として規則的に形成された個々の電極の点
マトリックスが支持構造体上に設けられていて、この場合に電極が一個の或いは
グル−プにて判断電子部と接続されている。
【0012】 この発明の特別構成では、測定領域として一個の判断電子部と接続されている
緊張された膜が設けられている。この膜は振動発生回路による共振周波数の範囲
では磁気的或いは容量的共振回路によって振動されるので、試験小滴の発生の際
に生じる振動減衰或いは振動変更が判断電子部に転送される。
【0013】 測定流域は温度調節される測定面として形成され得て、この場合にセンサ−面
が一個の判断電子部と接続されている温度探子に付属されている。それ故に、試
験小滴の発生の際に測定面に生じる高いエネルギ−必要性がセンサ−信号として
判断される。
【0014】 この発明の特別態様では、測定領域は判断回路と接続されている少なくとも一
個の光学センサ−を有する。
【0015】 測定領域に発生される小滴のx−y−オフセットを求めるために、測定領域は
多数の列と隙間の線状電極のマトリックスを有し、この場合にマトリックスの電
極がその交点に電気的に互いに絶縁されていて、それぞれに判断回路と電気的に
接続されている。特に、交点における電極は互いに僅かな距離を有する。
【0016】 測定領域の中心には特別に良い場所の解答を得るために、電極のマトリックス
は場所目盛りを有し、即ち交点の距離が内部から外部へ大きくなる、この場合に
交点の距離は測定領域の中心範囲において所定範囲にわたり一定に小さい。
【0017】 この発明の他の構成では、測定領域は電気伝導性材料製の同心円的に配置され
て中断された或いは連続した電極リングから成る。座標に表示すべき流体の組み
立てに応じて、測定領域における電極は貴金属或いは少なくとも表面上の伝導性
合成樹脂から成る。
【0018】 電極は支持構造体の平らな或いは湾曲された又はア−チ形表面に塗布され得る
【0019】 好ましい実施態様では、非導体、例えばガラス板、珪素板或いは合成樹脂の平
らな表面が電極配列用の支持構造体の基礎を形成する。
【0020】 この発明のセンサ−の製造は、公知のマイクロリトグラフと切断技術によって
価格適切に行われる。
【0021】 特に、電極の絶縁は存在する絶縁体によって互いに絶縁されており、この場合
に交点は乾燥エッチング方法のような通常のエッチング方法によって或いはレ−
ザ−によった開口される。
【0022】 この発明の更なる継続態様では、電極は加熱可能に形成されている。
【0023】 この発明の更なる好ましい態様では、定義された距離に互いに配置された二つ
の測定領域が設けられていて、測定領域はそれぞれに平行に互いに整列された縦
に延びる電極を有し、この場合に測定領域の電極がそれぞれ他の測定領域の電極
として他の整列を有する。特に、電極は一方の測定領域でX−位置或いは偏差を
測定するために垂直に整列され、他方の測定領域でY−位置或いは偏差を測定す
るために水平に整列されている。それで、投下された小滴のx−オフセットとy
−オフセットが特に正確に求められる。
【0024】 この発明の更なる構成では、測定領域には、測定面の上に配置されている画像
撮影装置の構成部材であるCCD−画像センサ−或いはCMOS−画像センサ−
が付属されている。
【0025】 画像撮影装置がマイクロピペットと一緒に位置決め可能に構成されているので
、小滴放出の直接制御の可能性が生じる。
【0026】 この発明は次に実施例について詳細に説明される。添付された図面では、図1
はくし状電極配列を備える測定領域をもつセンサ−を示し、図2は同心円電極配
列を備える測定領域をもつセンサ−を示し、図3は点電極を備える測定領域をも
つセンサ−を示し、図4は支持構造体の上に緊張された膜を備えるセンサ−の側
面図を示し、図5は交差する線状電極から成る電極マトリックスを備える測定領
域をもつセンサ−を示し、図6は二つの互いに距離を置いて配置された測定領域
をもつセンサ−を示し、図7は同心円に延びる中断された電極を備える分割され
た測定領域をもつセンサ−を示す。
【0027】 この発明のナノプロッタ−のマイクロピペットの機能制御は、異なった方法で
実現され得る。それで、支持構造体2上に点状、線状或いは他の形状に構成され
た電極1の使用は、平面的に電気的に絶縁されて互いに配置されている機能試験
センサ−として可能である。
【0028】 支持構造体2上に測定領域3を形成するこの種の電極1は配置されていて、例
えば二重にされたくし構造体(図1)或いは同心円環状電極の形状(図2)を有
する。他の可能性は電極を点マトリックス(図3)として構成することにある。
電極自体は任意の電気伝導性材料から製造され得る。電極の個々の場合にどんな
材料が使用され得るかは、まず第一に座標に表示すべき液体の組み立てに依存す
る。
【0029】 試験小滴4が電極配列に出されるか或いはこの電極配列を通過されるならば、
電気的パラメ−タの変更に基づいて出来事の電子的判断が行われる。判断は容量
的、アンペア測定的、伝導率的或いは電圧差的測定原理によって行われ、その原
理で判断電子部によって判断可能な信号が発生され得る。荷電された試験小滴4
を用いることが可能であるので、小滴4により惹起された電気的インパルスが判
断され得る。この場合には、一個のみの電極で、例えば唯一の点電極で十分であ
る。
【0030】 機能試験センサ−として支持構造体2上に緊張された膜5の使用も可能とする
【0031】 この種の膜5(図4)によって小滴4の発生は種々の方法で確実に検出され得
る。
【0032】 小滴4が任意の命中速度で膜5に命中されるならば、小滴4が強制的に膜の或
るたわみ或いは振動惹起を得る。両場合において命中する小滴4による膜5の影
響は公知の光学的或いは電気的測定方法により(容量的に、誘導的に)判断され
得る。
【0033】 膜5への小滴4の命中を検出する他の可能性は、例えば共振周波数の場合に所
定周波数で膜5を振動させることにある。これは磁気的或いは容量的周波数共振
回路によって行われ得る。小滴4が振動する膜5に命中されるならば、小滴4が
強制的に減衰、不調整などを得る。その時に、振動行動におけるこの一時的変更
が難なく判断電子部7により電子的に判断され得る。
【0034】 機能制御の他の可能性は、温度調整された測定領域3の使用にある。ここに使
用できる測定原理は、温度調整された測定領域3に命中する小滴4が温度目盛り
を発生することに基づく。この温度目盛りは温度感知要素によって測定され得る
【0035】 可能性は、各命中する小滴4が温度を一定に保持するために或いは小滴を減衰
するために自動温度調節用のエネルギ−必要性の上昇をまねくから、自動温度調
節の場合にエネルギ−必要性を求めることにある。変更するエネルギ−必要性は
電子的に判断され得るので、命中する小滴の確実な検出が行われ得る。
【0036】 最終的に機能制御は光学センサ−の使用によっても行われ得る。
【0037】 同様に光学センサ−により小滴4の確実な検出が行われ得る。このために光感
知要素が、例えばフォトダイ−ド或いはフォトトランジスタが中間接続された光
導体をもって或いは光導体なしに測定領域3内の下に所定測定位置に配置されて
いる。小滴4が光感知要素に命中するならば、要素に作用する輝度或いは光量が
減衰されるか或いは強化される。この両場合において輝度の変更の電子的判断が
行われる。感受性の上昇を達成するために、複数の光学センサ−が例えば配列の
形態に配置され得る。
【0038】 センサ−の特に更なる開発は、測定領域3が拡大された面状形成を得るから、
このセンサ−を機能試験の外に位置センサ−としても使用することにある。電極
1はこの場合に面状に互いに一定或いは可変距離をもって配置されて、それで命
中された小滴の局部的測定を可能とする(図2、3、7)。これを実現できるた
めに、無論ピペットの正確な位置が測定領域の上に認識されなけばならない。こ
の情報はマイクロプロッタ−のx−y−ロボットを提供する。
【0039】 このために多数の列と隙間から成る電極マトリックスが構成され得て(図5)
、この場合に電極はその交点6に互いに電気的に絶縁されて、例えば互いに或る
距離を有する。
【0040】 小滴4が電極マトリックスを通過するならば、少なくとも一個の交点6(列/
隙間)が拡大される場合に、電気的パラメ−タの変更に基づいて判断電子部7に
より電子的判断が行われる。液体的に濡らされた交点6は電子的放出の場合に他
の濡らされていない交点6の質量として別の状態にされる。この方法ではマイク
ロピペットの機能制御が実現される。同時にこの種のセンサ−によりマイクロピ
ペットのx−y−オフセットがどの程度の大きさであるかを求められる。
【0041】 変形態様は、二つの定義された距離を互いに置いた測定領域3、3’を支持構
造体2に設けることにあり、その支持構造体はそれぞれに異なって整列されるそ
れぞれに互いに平行に整列されている電極を有している。一方の領域では電極が
x−位置を測定するために垂直に整列され、他方の領域では電極がy−位置を測
定するために水平に整列されている(図6)。ここでは位置確認はそれぞれにx
−測定領域とy−測定領域への別々の試験放出と別々の電子的判断によって行わ
れる。無論、この仮定は、小滴4を放出するピペットの正確な位置が知られてい
ることである。
【0042】 測定領域を実現する他の変形態様は、同心円的に延びる中断された或いは連続
した電極リングを設けることである。オフセットの測定はここで偏差の方向とセ
ンサ−中心に関するその偏差値との確認によって行われる(図7)。
【0043】 例えば図3から概略的に明らかになるように、電極側面に互いに絶縁された導
体を備えて表面に点状に位置する電極を基礎材料に及び/又はセンサ−の裏側に
設ける可能性が生じる。
【0044】 使用可能な測定原理(容量的、アンペア測定的、伝導率的或いは電圧差的など
)と適した判断電子部7はマトリックス(図5)の全交点6或いは電極リング(
図7)のセグメント或いは点状電極マトリックス(図3)の十分に速い放出を許
容する。
【0045】 記載されたセンサ−により二つの測定成果が得られる、即ち主として小滴が沈
澱されているか否かと、その沈澱の場合にどこの場所で、即ち所定放出箇所から
の偏差が求められるので、ナノプロッタ−のx−y−ロボットの測定成果が、得
られるか、である。
【0046】 その為にセンサ−の面が所定放出箇所より大きくなければならない。
【0047】 電極マトリックス或いは同心円的に配置されたリングは支持構造体2の平らな
表面に塗布され、例えばガラス板或いは珪素基礎板に塗布される。導体ひもは公
知のマイクロリトグラフと切断技術によって製造され得る。電極マトリックスの
列と隙間が存在する無機質絶縁体によって絶縁される。交点は通常の乾燥エツチ
ング方法により開口される。
【0048】 動力学的に改良するために、センサ−は求められた作動温度を規制できる。そ
の場合に結晶する(例えば塩分を含んだ結晶する緩衝材)液体が配列に表示され
る。この液体がセンサ−を速く汚染する。この理由からセンサ−は加熱できるば
かりでなく、洗浄もできなければならない。腐食を回避するために、少なくとも
自由に位置する導体ひも或いは電極1は貴金属から製造される。
【0049】 清掃目的のために、センサ−表面は穿孔を備えている。清掃は純粋に機械的に
水散布と引き続く拭いとによって行われ得る。
【0050】 十分な場所解答を達成するために、導体ひも幅と交点の距離は小滴幾何学によ
り相関関係にもたらされる。
【0051】 列と隙間の減少が可能である。このためにマトリックスは目盛りを有し、即ち
交点6の距離は内部から──そこで一部にわたり一定に小さく───外部へ大き
くなる。更にマトリックスは内部から外部へ不正確に定義されている。相応しい
方法でこの場所目盛りが同心円的に配置された電極1の場合にも或いは点マトリ
ックスの場合にも実現され得る。
【0052】 特別なセンサ−は光電子的センサ−により達成され得る。このために、CCD
−センサ−,CMOS−センサ−或いは他の画像センサ−が適している。試験小
滴のセンサ−への放出の場合に小滴の下にある光感知する電池への入射が変更さ
れるので、センサ−が位置依存情報を供給し得る。
【0053】 追加的に或いはCCD−画像センサ−の代わりに、画像撮影装置は例えばビデ
オカメラが測定領域3、3’にわたり配置され得る。この画像撮影装置は各放出
された小滴の現実の画像を与えて、コンピュ−タ制御された画像判断を許容する
。この画像撮影装置がマイクロピペットと一緒に位置決めされるならば、各投下
された光学小滴が分析され得る。
【0054】 前記したセンサ−は、ナノプロッタ−による各小滴放出前にセンサ−への試験
放出が行われる形式に使用される。この場合に一方ではマイクロピペットの機能
制御が行われ、他方では同時にマイクロピペットのx−オフセットとy−オフセ
ットとの確認が行われ、マイクロピペットがナノプロッタ−のx−y−ロボット
に引き渡される。この方法では、マイクロピペットのときどきの中断が排除され
ないにもかかわらず、100%の収益を備える正確な配列が発生される。更に、
小滴の大きさを求める可能性が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 くし状電極配列を備える測定領域をもつセンサ−を示す。
【図2】 同心円電極配列を備える測定領域をもつセンサ−を示す。
【図3】 点電極を備える測定領域をもつセンサ−を示す。
【図4】 支持構造体の上に緊張された膜を備えるセンサ−の側面図を示す。
【図5】 交差する線状電極から成る電極マトリックスを備える測定領域をもつセンサ−
を示す。
【図6】 二つの互いに距離を置いて配置された測定領域をもつセンサ−を示す。
【図7】 同心円に延びる中断された電極を備える分割された測定領域をもつセンサ−を
示す。
【符号の説明】
1....電極 2....支持構造体 3、3’...測定領域 4....試験小滴 5....膜 6....交点 7....判断電子部
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年4月27日(2001.4.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の名称】 マイクロピペットの機能を制御するセンサ−測定領域
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、ナノプロッタ−などのマイクロピペットの機能を制御する、即ち
マイクロピペットの小滴放出を制御する及び/又は正確な局部的小滴放出及び/
又は予定放出箇所からの小滴放出位置偏差を求める及び/又は小滴の大きさを測
定するセンサ−に関する。
【0002】 ナノプロッタ−の主用途範囲はDNA−分析、分子生物学或いは蛋白質合成の
範囲に見られる。
【0003】 放出板に或いはこの放出板に位置決めされた紙帯などに多数の小滴が規則的に
分配されている、即ち以前に定義された配列の形態に放出されている。この為に
ナノプロッタ−はマイクロピペットを備えており、そのマイクロピペットは横断
装置によってx−方向とy−方向において任意に放出板の上で放出位置に位置決
めされ得る。マイクロピペットはナノプロッタ−のx−y−ロボットによってい
つも放出板の各点の上にコンピユ−タ制御されて位置決めされ得る。マイクロピ
ペットは貯蔵容器からの任意の液体の僅かな量を受けるのに役立ち、設けられた
放出箇所における一個或いは複数個の超小滴の連続する放出を受けるのに役立つ
。この為にマイクロピペットは圧電的に駆動されるマイクロポンプを構成してい
る。放出された超小滴の値はnl−範囲或いはpl−範囲に位置する。
【0004】 ナノプロッタ−が例えば遺伝子工学的検査、例えばDNA−分析、或いは他の
生物学的検査に使用されるならば、各小滴が意図された放出箇所に放出されてい
る、従って、100%正確な小滴配列が発生されていることが保証されるにちが
いない。
【0005】 ときどき意図された小滴エネルギ−が整理されないことが避けられないから、
従来公知になったナノプロッタ−によると、この要求は完全には満たされない。
それはマイクロピペットの偶然の汚染をまねく、マイクロピペット内にガス気泡
をまねく、液体によるマイクロピペットの積載が行われない或いは完全には行わ
れないことをまねき得る。
【0006】 これら問題を避けるために、良く解決する流れ測定が計画され得るけれども、
かなりの測定技術的費用は別として液体運動の成果では実際に小滴が意図された
目標範囲に到達するか否か確信できない。
【0007】 欧州特許出願公開第170593号明細書から、極性液体の湿度を確認され得
る湿度センサ−は知られていた。このために支持体の液体と反対を向いた面に、
或いは支持体の内部にはコンデンサ−を形成する導体軌条に容量測定する測定装
置用の接続部を備えている。ここでは例えば風防ガラス上における湿度の純粋な
容量的測定が行われる。ナノリッタ−領域或いはピコリッタ−領域における液体
量により個々の小滴の確認はこの種の湿度センサ−により不可能である。
【0008】 ベルギ−特許第10008802号明細書は、電気的制御ユニットと接続され
ている螺旋状導体軌条から成るセンサ−を持つ雨検出器を説明する。検出器上の
雨小滴の衝突の場合に制御ユニットは音響的警報を惹起する。この種の検出器は
同様にナノリッタ−領域或いはピコリッタ−領域における液体量により小滴の検
出に適していない。
【0009】 最後に米国特許第5486337号明細書には、極めて小さい小滴を静電的操
縦する装置が説明されている。このために、湿し可能な電極上に配置されている
湿し不可能な基層が設けられている。この電極は電極と小滴の間に静電力を発生
する電気的制御装置と接続されている。静電力の作用によって小滴は一方の選択
された電極まで或いは一方の電極から他方の電極まで移動され得る。無論、この
装置により個々の小滴を検出することが不可能である。
【0010】 この発明の基礎になっている課題提起は、小滴の放出を検出すること、即ちマ
イクロピペットの機能制御を実現することが可能であるセンサ−を創作すること
にある。
【0011】 この発明の基礎になっている課題は、前記種類のセンサ−の場合には、電極が
設けられ、マイクロピペットを放出される或いは投下される試験小滴を収容する
ために少なくとも一個の測定領域を形成して支持構造体上に配置されており、電
極は規則的格子にて点状、線状、或いは面状に構成され且つ面状に電気的に互い
に絶縁されて配置されており、少なくとも一個の測定領域における電極が試験小
滴から惹起された電気的信号を判断するために判断電子部と接続されていること
により解決される。
【0012】 この発明の第一構成では、測定領域が支持構造体上に互いに絶縁された金属伝
導帯からなって平らに配置されて二重にされ互いにずれたくし構造体を有し、そ
の支持構造体がそれぞれに判断電子部と接続されている。
【0013】 この発明の第二構成では、測定領域として同心円的に互いに配置された環状電
極がそれぞれに絶縁されて配置されていて判断電子部と接続されている支持構造
体上に設けられている。
【0014】 この発明の第三構成では、測定領域として規則的に形成された個々の電極の点
マトリックスが支持構造体上に設けられていて、この場合に電極が一個の或いは
グル−プにて判断電子部と接続されている。
【0015】 測定領域に発生される小滴のx−y−オフセットを求めるために、測定領域は
多数の列と隙間の線状電極のマトリックスを有し、この場合にマトリックスの電
極がその交点に電気的に互いに絶縁されていて、それぞれに判断回路と電気的に
接続されている。特に、交点における電極は互いに僅かな距離を有する。
【0016】 測定領域の中心には特別に良い場所の解答を得るために、電極のマトリックス
は場所目盛りを有し、即ち交点の距離が内部から外部へ大きくなる、この場合に
交点の距離は測定領域の中心範囲において所定範囲にわたり一定に小さい。
【0017】 この発明の他の構成では、測定領域は電気伝導性材料製の同心円的に配置され
て中断された或いは連続した電極リングから成る。座標に表示すべき流体の組み
立てに応じて、測定領域における電極は貴金属或いは少なくとも表面上の伝導性
合成樹脂から成る。
【0018】 電極は支持構造体の平らな或いは湾曲された又はア−チ形表面に塗布され得る
【0019】 好ましい実施態様では、非導体、例えばガラス板、珪素板或いは合成樹脂の平
らな表面が電極配列用の支持構造体の基礎を形成する。
【0020】 この発明のセンサ−の製造は、公知のマイクロリトグラフと切断技術によって
価格適切に行われる。
【0021】 特に、電極の絶縁は存在する絶縁体によって互いに絶縁されており、この場合
に交点は乾燥エッチング方法のような通常のエッチング方法によって或いはレ−
ザ−によった開口される。
【0022】 この発明の更なる継続態様では、電極は加熱可能に形成されている。
【0023】 この発明の更なる好ましい態様では、定義された距離に互いに配置された二つ
の測定領域が設けられていて、測定領域はそれぞれに平行に互いに整列された縦
に延びる電極を有し、この場合に測定領域の電極がそれぞれ他の測定領域の電極
として他の整列を有する。特に、電極は一方の測定領域でX−位置或いは偏差を
測定するために垂直に整列され、他方の測定領域でY−位置或いは偏差を測定す
るために水平に整列されている。それで、投下された小滴のx−オフセットとy
−オフセットが特に正確に求められる。
【0024】 この発明は次に実施例について詳細に説明される。添付された図面では、図1
はくし状電極配列を備える測定領域をもつセンサ−を示し、図2は同心円電極配
列を備える測定領域をもつセンサ−を示し、図3は点電極を備える測定領域をも
つセンサ−を示し、図4は交差する線状電極から成る電極マトリックスを備える
測定領域をもつセンサ−を示し、図5は二つの互いに距離を置いて配置された測
定領域をもつセンサ−を示し、図6は同心円に延びる中断された電極を備える分
割された測定領域をもつセンサ−を示す。
【0025】 この発明のナノプロッタ−のマイクロピペットの機能制御は、異なった方法で
実現され得る。それで、支持構造体2上に点状、線状或いは他の形状に構成され
た電極1の使用は、平面的に電気的に絶縁されて互いに配置されている機能試験
センサ−として可能である。
【0026】 支持構造体2上に測定領域3を形成するこの種の電極1は配置されていて、例
えば二重にされたくし構造体(図1)或いは同心円環状電極の形状(図2)を有
する。他の可能性は電極を点マトリックス(図3)として構成することにある。
電極自体は任意の電気伝導性材料から製造され得る。電極の個々の場合にどんな
材料が使用され得るかは、まず第一に座標に表示すべき液体の組み立てに依存す
る。
【0027】 試験小滴4が電極配列に出されるか或いはこの電極配列を通過されるならば、
電気的パラメ−タの変更に基づいて出来事の電子的判断が行われる。判断は容量
的、アンペア測定的、伝導率的或いは電圧差的測定原理によって行われ、その原
理で判断電子部によって判断可能な信号が発生され得る。荷電された試験小滴4
を用いることが可能であるので、小滴4により惹起された電気的インパルスが判
断され得る。この場合には、一個のみの電極で、例えば唯一の点電極で十分であ
る。
【0028】 センサ−の特に更なる開発は、測定領域3が拡大された面状形成を得るから、
このセンサ−を機能試験の外に位置センサ−としても使用することにある。電極
1はこの場合に面状に互いに一定或いは可変距離をもって配置されて、それで命
中された小滴の局部的測定を可能とする(図2、3、6)。これを実現できるた
めに、無論ピペットの正確な位置が測定領域の上に認識されなけばならない。こ
の情報はマイクロプロッタ−のx−y−ロボットを提供する。
【0029】 このために多数の列と隙間から成る電極マトリックスが構成され得て(図5)
、この場合に電極はその交点6に互いに電気的に絶縁されて、例えば互いに或る
距離を有する。
【0030】 小滴4が電極マトリックスを通過するならば、少なくとも一個の交点6(列/
隙間)が拡大される場合に、電気的パラメ−タの変更に基づいて判断電子部7に
より電子的判断が行われる。液体的に濡らされた交点6は電子的放出の場合に他
の濡らされていない交点6の質量として別の状態にされる。この方法ではマイク
ロピペットの機能制御が実現される。同時にこの種のセンサ−によりマイクロピ
ペットのx−y−オフセットがどの程度の大きさであるかを求められる。
【0031】 変形態様は、二つの定義された距離を互いに置いた測定探子3、3’を支持構
造体2に設けることにあり、その支持構造体はそれぞれに異なって整列されるそ
れぞれに互いに平行に整列されている。一方の領域では電極がx−位置を測定す
るために垂直に整列され、他方の領域では電極がy−位置を測定するために水平
に整列されている(図5)。ここでは位置確認はそれぞれにx−測定領域とy−
測定領域への別々の試験放出と別々の判断によって行われる。無論、この仮定は
、小滴4を放出するピペットの正確な位置が知られていることである。
【0032】 測定領域を実現する他の変形態様は、同心円的に延びる中断された或いは連続
した電極リングを設けることである。オフセットの測定はここで偏差の方向とセ
ンサ−中心に関するその偏差値との確認によって行われる(図6)。
【0033】 例えば図3から概略的に明らかになるように、電極側面に互いに絶縁された導
体を備えて表面に点状に位置する電極を基礎材料に及び/又はセンサ−の裏側に
設ける可能性が生じる。
【0034】 使用可能な測定原理(容量的、アンペア測定的、伝導率的或いは電圧差的など
)と適した判断電子部7はマトリックス(図4)の全交点6或いは電極リング(
図6)のセグメント或いは点状電極マトリックス(図3)の十分に速い放出を許
容する。
【0035】 記載されたセンサ−により二つの測定成果が得られる、即ち主として小滴が沈
澱されているか否かと、その沈澱の場合にどこの場所か、即ち所定放出箇所から
の偏差が求められるので、ナノプロッタ−のx−y−ロボットの測定成果が、得
られるか、である。
【0036】 その為にセンサ−の面が所定放出箇所より大きいなければならない。
【0037】 電極マトリックス或いは同心円的に配置されたリングは支持構造体2の平らな
表面に塗布され、例えばガラス板或いは珪素基礎板に塗布される。導体ひもは公
知のマイクロリトグラフと切断技術によって製造され得る。電極マトリックスの
列と隙間が存在する無機質絶縁体によって絶縁される。交点は通常の乾燥エツチ
ング方法により開口される。
【0038】 動力学的に改良するために、センサ−は求められた作動温度を規制できる。そ
の場合に結晶する(例えば塩分を含んだ結晶する緩衝材)液体が配列に表示され
る。この液体がセンサ−を速く汚染する。この理由からセンサ−は加熱できるば
かりでなく、洗浄もできなければならない。腐食を回避するために、少なくとも
自由に位置する導体ひも或いは電極1は貴金属から製造される。
【0039】 清掃目的のために、センサ−表面は穿孔を備えている。清掃は純粋に機械的に
水散布と引き続く拭いとによって行われ得る。
【0040】 十分な場所解答を達成するために、導体ひも幅と交点の距離は小滴幾何学によ
り相関関係にもたらされる。
【0041】 列と隙間の減少が可能である。このためにマトリックスは目盛りを有し、即ち
交点6の距離は内部から──そこで一部にわたり一定に小さく───外部へ大き
くなる。更にマトリックスは内部から外部へ不正確に定義されている。相応しい
方法でこの場所目盛りが同心円的に配置された電極1の場合にも或いは点マトリ
ックスの場合にも実現され得る。
【0042】 前記したセンサ−は、ナノプロッタ−による各小滴放出前にセンサ−への試験
放出が行われる形式に使用される。この場合に一方ではマイクロピペットの機能
制御が行われ、他方では同時にマイクロピペットのx−オフセットとy−オフセ
ットとの確認が行われ、マイクロピペットがナノプロッタ−のx−y−ロボット
に引き渡される。この方法では、マイクロピペットのときどきの中断は排除され
ないにもかかわらず、100%の収益を備える正確な配列が発生される。更に、
小滴の大きさを求める可能性が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 くし状電極配列を備える測定領域をもつセンサ−を示す。
【図2】 同心円電極配列を備える測定領域をもつセンサ−を示す。
【図3】 点電極を備える測定領域をもつセンサ−を示す。
【図4】 交差する線状電極から成る電極マトリックスを備える測定領域をもつセンサ−
を示す。
【図5】 二つの互いに距離を置いて配置された測定領域をもつセンサ−を示す。
【図6】 同心円に延びる中断された電極を備える分割された測定領域をもつセンサ−を
示す。
【符号の説明】 1....電極 2....支持構造体 3、3’...測定領域 4....試験小滴 6....交点 7....判断電子部
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ブリュガー・マーリオ ドイツ連邦共和国、ピルナ、リーベターラ ー・ストラーセ、5 Fターム(参考) 2F063 AA03 AA41 BB10 DA02 DD07 DD08 FA00 GA00 HA00 JA01 JA04 JA09 KA01 2F065 AA03 AA26 FF04 QQ41 TT02 2G058 EB00 ED02

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロピペットを備えたナノプロッタ−などの機能を制御
    する及び/又は正確な局部的小滴放出及び/又は予定放出箇所からの小滴放出位
    置偏差を求める及び/又は小滴の大きさを求めるセンサ−において、少なくとも
    一個の測定領域(3、3’)に点状、線状、或いは面状に構成された電極(1)
    を使用し、その測定領域が判断電子部(7)と接続されていて、この測定領域に
    て少なくとも一個の試験小滴(4)がマイクロピペットにより放出される或いは
    投下されることを特徴とするセンサ−。
  2. 【請求項2】 測定領域(3)が支持構造体(2)上に電極(1)として互
    いに絶縁された金属導体軌条から成る平らに配置されて二重に互いにずれたくし
    構造体を有し、そのくし構造体が判断電子部(7)と接続されていることを特徴
    とする請求項1に記載のセンサ−。
  3. 【請求項3】 測定領域(3)として同心円状に互いに配置された電極(1
    )が支持構造体(2)上に設けられていて、その電極はそれぞれに互いに電気的
    に絶縁されて配置されて、判断電子部(7)と接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載のセンサ−。
  4. 【請求項4】 測定領域(3)として個々の電極(1)の規則的に形成され
    た点マトリックスが支持構造体(2)上に設けられていて、ここで、電極(1)
    は判断電子部(7)と個々に或いはグル−プで接続されていることを特徴とする
    請求項1に記載のセンサ−。
  5. 【請求項5】 測定領域(3)として緊張された膜が設けられていて、その
    膜が判断電子部(7)と接続されていることを特徴とする請求項1に記載のセン
    サ−。
  6. 【請求項6】 膜が磁気的或いは容量的共振回路によって振動発生回路によ
    る共振周波数の範囲内で振動されていて、一個の試験小滴(4)の発生に際に生
    じる振動減衰が判断電子部(7)に転送されることを特徴とする請求項5に記載
    のセンサ−。
  7. 【請求項7】 測定領域(3)が温度調整されるセンサ−面として形成され
    ていて、センサ−面が判断電子部(7)と接続されている温度探子に付属されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のセンサ−。
  8. 【請求項8】 測定領域(3)が判断電子部(7)と接続されている少なく
    とも一個の光学センサ−を有することを特徴とする請求項1に記載のセンサ−。
  9. 【請求項9】 測定領域(3)が多数の列と隙間に線状電極(1)のマトリ
    ックスを有し、この場合にマトリックスの電極(1)はその交点(6)に電気的
    に互いに絶縁されて、それぞれに判断電子部(7)と電気的に接続されているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のセンサ−。
  10. 【請求項10】 交点(6)の電極(1)は互いに僅かな距離を有すること
    を特徴とする請求項1に記載のセンサ−。
  11. 【請求項11】 電極(1)のマトリックスが場所目盛りを有し、即ち交点
    (6)の距離が内部から外部へ大きくなることを特徴とする請求項9と請求項1
    0に記載のセンサ−。
  12. 【請求項12】 交点(6)の距離が測定領域(3)の中心範囲内で所定範
    囲にわたり一定に小さいことを特徴とする請求項10に記載のセンサ−。
  13. 【請求項13】 測定領域(3)が電気伝導材料製の同心円状に配置されて
    中断された或いは連続した電極から成ることを特徴とする請求項1に記載のセン
    サ−。
  14. 【請求項14】 測定領域(3)内の電極(1)は貴金属或いは少なくとも
    表面上の伝導性合成樹脂から成ることを特徴とする請求項1から請求項4まで或
    いは請求項9から請求項13までのいずれか一項にに記載のセンサ−。
  15. 【請求項15】 電極(1)は支持構造体(2)の平らな或いは湾曲された
    又はア−チ形表面に塗布されていることを特徴とする請求項1から請求項4まで
    或いは請求項9から請求項14までのいずれか一項にに記載のセンサ−。
  16. 【請求項16】 非導体、例えばガラス板、珪素板或いは合成樹脂の平らな
    表面が支持構造体(2)の基礎を形成することを特徴とする請求項1から請求項
    15までのいずれか一項に記載のセンサ−。
  17. 【請求項17】 電極(1)は公知のマイクロリトグラフと切断技術によっ
    て製造されることを特徴とする請求項1から請求項16までのいずれか一項に記
    載のセンサ−。
  18. 【請求項18】 電極(1)は存在する絶縁体によって互いに絶縁されてい
    ることを特徴とする請求項1から請求項17までのいずれか一項にに記載のセン
    サ−。
  19. 【請求項19】 交点(6)は乾燥エッチング方法のような通常のエッチン
    グ方法によって或いはレ−ザ−によって開口されていることを特徴とする請求項
    9或いは請求項10に記載のセンサ−。
  20. 【請求項20】 電極(1)は加熱できることを特徴とする請求項1から請
    求項19までのいずれか一項に記載のセンサ−。
  21. 【請求項21】 定義された距離に互いに配置された二つの測定領域(3、
    3’)が設けられていて、測定領域(3、3’)はそれぞれに平行に互いに整列
    された縦に延びる電極(1)を有し、測定領域(3;3’)の電極(1)がそれ
    ぞれ他の測定領域(3;3’)の電極(1)として他の整列を有することを特徴
    とする請求項1に記載のセンサ−。
  22. 【請求項22】 電極(1)は一方の測定領域(3;3’)でX−位置を測
    定するために垂直に整列され、他方の測定領域(3;3’)でY−位置を測定す
    るために水平に整列されていることを特徴とする請求項21に記載のセンサ−。
  23. 【請求項23】 測定領域(3、3’)にはCCD−或いはCMOS−画像
    センサ−が付属されていることを特徴とする請求項1から請求項22までのいず
    れか一項に記載のセンサ−。
  24. 【請求項24】 CCD−或いはCMOS−画像センサ−が測定領域(3、
    3’)にわたり配置されている画像撮影装置の構成部材であることを特徴とする
    請求項23に記載のセンサ−。
  25. 【請求項25】 画像撮影装置はマイクロピペットと一緒に位置決めできる
    ことを特徴とする請求項24に記載のセンサ−。
JP2000599510A 1999-02-19 2000-02-18 マイクロピペットの機能を制御するセンサ−測定領域 Withdrawn JP2002542455A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19906966.2 1999-02-19
DE19906966 1999-02-19
PCT/DE2000/000455 WO2000048736A1 (de) 1999-02-19 2000-02-18 Sensor-messfeld zur funktionskontrolle einer mikropipette

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002542455A true JP2002542455A (ja) 2002-12-10

Family

ID=7898015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000599510A Withdrawn JP2002542455A (ja) 1999-02-19 2000-02-18 マイクロピペットの機能を制御するセンサ−測定領域

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20020021222A1 (ja)
EP (1) EP1152832B1 (ja)
JP (1) JP2002542455A (ja)
AT (1) ATE238839T1 (ja)
AU (1) AU3271600A (ja)
DE (2) DE50001959D1 (ja)
WO (1) WO2000048736A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102216785A (zh) * 2008-11-18 2011-10-12 德赛技术有限公司 具有自动吸液装置和用于确定吸液针末梢位置的测量装置的自动分析装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6890760B1 (en) * 2000-07-31 2005-05-10 Agilent Technologies, Inc. Array fabrication
US6740530B1 (en) 2000-11-22 2004-05-25 Xerox Corporation Testing method and configurations for multi-ejector system
JP4545974B2 (ja) * 2001-03-26 2010-09-15 キヤノン株式会社 プローブ担体の製造方法及びその装置
DE10162188A1 (de) * 2001-12-17 2003-06-18 Sunyx Surface Nanotechnologies Hydrophobe Oberfläche mit einer Vielzahl von Elektroden
DE10232409A1 (de) * 2002-07-17 2004-02-05 Picorapid Technologie Gmbh Vorrichtung und Verfahren zum Ermitteln der Position einer Substanz
EP1637228A1 (en) * 2004-09-16 2006-03-22 Roche Diagnostics GmbH Method an apparatus for performing rapid thermo cycling as well as a micro fabricated system
US7273570B2 (en) 2005-07-08 2007-09-25 Eastman Kodak Company Method of forming polymer particles
EP1933974A1 (en) * 2005-10-07 2008-06-25 Koninklijke Philips Electronics N.V. Ink jet device for the controlled positioning of droplets of a substance onto a substrate, method for the controlled positioning of droplets of a substance, and use of an ink jet device
US8602644B2 (en) * 2009-05-08 2013-12-10 University Of North Texas Multifunctional micropipette biological sensor
WO2012158308A2 (en) * 2011-05-13 2012-11-22 Actrace, Llc Methods and systems for automated pipette tracking
US10625254B2 (en) 2017-11-22 2020-04-21 Brand Gmbh + Co Kg Method for controlling a pipetting device
DE102018130493A1 (de) * 2018-11-30 2020-06-04 Hamilton Bonaduz Ag Verfahren zum Bestimmen des Volumens einer Flüssigkeit

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5000817A (en) * 1984-10-24 1991-03-19 Aine Harry E Batch method of making miniature structures assembled in wafer form
US5846708A (en) * 1991-11-19 1998-12-08 Massachusetts Institiute Of Technology Optical and electrical methods and apparatus for molecule detection
US5486337A (en) * 1994-02-18 1996-01-23 General Atomics Device for electrostatic manipulation of droplets
AU1358697A (en) * 1996-01-05 1997-08-01 Berkeley Microinstruments, Inc. Micropump with sonic energy generator
DE19754459A1 (de) * 1997-12-08 1999-06-17 Max Planck Gesellschaft Vorrichtung und Verfahren zur Bildaufnahme an tropfenerzeugenden Dispensierköpfen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102216785A (zh) * 2008-11-18 2011-10-12 德赛技术有限公司 具有自动吸液装置和用于确定吸液针末梢位置的测量装置的自动分析装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE10080333D2 (de) 2002-01-31
WO2000048736A1 (de) 2000-08-24
ATE238839T1 (de) 2003-05-15
EP1152832B1 (de) 2003-05-02
DE50001959D1 (de) 2003-06-05
AU3271600A (en) 2000-09-04
US20020021222A1 (en) 2002-02-21
EP1152832A1 (de) 2001-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002542455A (ja) マイクロピペットの機能を制御するセンサ−測定領域
JP7064007B2 (ja) 薄膜トランジスタと容量感知とを伴う二重基板を含むデジタルマイクロ流体デバイス
JP4474287B2 (ja) 表面プラズモン共鳴センサー
Morozov et al. Electrospray deposition as a method for mass fabrication of mono-and multicomponent microarrays of biological and biologically active substances
US7600840B2 (en) Device for printing droplet or ink on substrate or paper
CN103180713B (zh) 移动微实体流中的运动相关误差的表征
US6448794B1 (en) Apparatus and method for high throughput electrorotation analysis
US7270952B2 (en) Detecting molecular binding by monitoring feedback controlled cantilever deflections
US6630835B2 (en) Apparatus and method for high throughput electrorotation analysis
US20030134267A1 (en) Sensor for detecting biomolecule using carbon nanotubes
KR100668343B1 (ko) 전기전하집중 현상을 이용하여 기판 상에 생체분자 액적을프린팅하는 장치 및 전기전하집중 현상을 이용하여인쇄용지 또는 인쇄기판 상에 잉크를 프린팅하는 장치
US20050103097A1 (en) Sensor
WO1998009168A1 (en) An apparatus and method of detection employing an ac frequency sensor array
JPS5833587B2 (ja) リユウシノトクセイジヨウホウオウルホウホウ オヨビ ソウチ
US20110095651A1 (en) Device for detecting interaction with an object
TWI752461B (zh) 具有複合奈米孔之奈米感測晶片
US4344078A (en) Integrated waveguide drop sensor array and method for ink jet printing system
US7097810B2 (en) Delivery of metered amounts of liquid materials
JP2007285771A (ja) 核酸検出用デバイス
CN203922011U (zh) 进料自动调节装置及散料异物检测机构
EP2199783A1 (en) Microelectronic device for measuring cell adhesion
US10843191B2 (en) Molecule detecting system
KR20070100530A (ko) 기판 상에 용액을 프린팅하는 장치 및 인쇄용지 또는인쇄기판 상에 잉크를 프린팅하는 장치
JP2011043450A (ja) バイオアッセイ
JP2005114412A (ja) 流体の流れに関する情報の取得方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070501