JP2002542410A - ドーム構造 - Google Patents

ドーム構造

Info

Publication number
JP2002542410A
JP2002542410A JP2000612575A JP2000612575A JP2002542410A JP 2002542410 A JP2002542410 A JP 2002542410A JP 2000612575 A JP2000612575 A JP 2000612575A JP 2000612575 A JP2000612575 A JP 2000612575A JP 2002542410 A JP2002542410 A JP 2002542410A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
structural
upper ring
support structure
members
structural members
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000612575A
Other languages
English (en)
Inventor
シー. トリプシャネス,ラザロス
Original Assignee
エルシーティー ドーム,インコーポレイティド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エルシーティー ドーム,インコーポレイティド filed Critical エルシーティー ドーム,インコーポレイティド
Publication of JP2002542410A publication Critical patent/JP2002542410A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/32Arched structures; Vaulted structures; Folded structures
    • E04B1/3211Structures with a vertical rotation axis or the like, e.g. semi-spherical structures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/32Arched structures; Vaulted structures; Folded structures
    • E04B2001/3217Auxiliary supporting devices used during erection of the arched structures
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/32Arched structures; Vaulted structures; Folded structures
    • E04B2001/3235Arched structures; Vaulted structures; Folded structures having a grid frame
    • E04B2001/3241Frame connection details

Abstract

(57)【要約】 支持構造(34)は第1および第2の上部リング部材(36,38)を有している。支持構造(34)はさらに、第1および第2の上部リング部材(36,38)の直径よりも大きい直径を有する円形の下部基礎(42)を有している。初めは真直ぐな伸張された複数の構造部材(1〜32)が上部リング部材(36,38)のそれぞれから延びている。それぞれのリング部材(36,38)からは、等しい数の構造部材(1〜32)が延びている。構造部材(1〜32)は半径方向に角度間隔を置いて、上側および下側のリング(36,38,42)に延びている。構造部材(1〜32)のそれぞれは第1および第2の側端部を有している。構造部材(1〜32)はこれらの第1の側端部で、第1または第2の上部リング部材(36,38)に固定されている。構造部材(1〜32)はさらに、第2の側端部で下部基礎(42)に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は一般的には支持構造に関し、特に、ドーム付き建造物並びに該構造を
作る方法に関する。
【0002】発明の背景 異なる種類の構造を支えるための種々の構成が、従来から開示されている。詳
しくは、米国特許第5,408,793号(’793特許)はドーム構造を目的
としたものである。’793特許はそれの図10に最も明らかに示されているよ
うに、外側ベース44、内側ベース43及び内外の薄膜16を有している。一般
的に、これらの内外の薄膜16は膨らまされて、地面に据付けられたコンクリー
ト部材によって上昇力に逆らって下方に向けて保持されている。別の例では、薄
膜は特別な形状に仕立てられ、内側及び外側ベース上に位置決めされている。’
793特許の図7は、このドームの下のワイヤー構造を示している。
【0003】 米国特許第5,117,852号(’852特許)は、自立構造を目的とした
ものである。’852特許の図2に最も明らかに示されているように、この構造
は五角形状のベースを具えている。この五角形の各頂点には、二つのアーチ状部
材16が設けられている。これらのアーチ状部材は細長く、両端即ち第1端と第
2端を有している。各アーチ状部材の第1端は、五角形の同じ頂点から出ている
。この同じ頂点から出ている第1端を有するこれらのアーチ状部材16のそれぞ
れは、他方のアーチ状部材と交差している。しかし、各アーチ状部材16の第2
端は異なる頂点において五角形に固定されている。
【0004】 米国特許第4,265,259号(’259特許)はテントを目的とし、それ
の図1と図2に最も明らかに示されている。’259特許は、半球構造等の凸面
状多面体を取り囲む緊張した一組の円弧状のロッド11を開示している。
【0005】 米国特許第3,922,827号(’827特許)は双曲線型タワー構造を目
的としている。図1に示されているように、’827特許は、回転双曲面を規定
するように配列された二組の交差する直線状構造エレメントで構成された回転双
曲面形状の外側構造に取り囲まれた中心の垂直フレームシャフトからなるタワー
構造を開示している。前記直線状エレメントは、その交差点において水平方向の
放射状締め付け部材によって中心シャフトに接続されている。
【0006】 米国特許第3,893,270号(’270特許)は、コンクリート製の壁付
き体からなる圧力容器を目的としている。このコンクリート製壁付き体はワイヤ
ーフレーム上に建造されている。このフレームを構成する各ワイヤーには予め張
力が与えられている。更に、これら各ワイヤーは、壁付き体の壁の内側において
該壁付き体の長さの全体にわたって、同じ長手方向線上に位置する第1、第2固
定位置の間に連続的に延在している。これらのワイヤーの構造は図2に最も明ら
かに示されている。’270特許は、これらのワイヤーが該構造の円筒状部材に
沿って同じ長手方向線上に位置していることを開示している。
【0007】 米国特許第3,649,401号(’401特許)は、家具の一片を支えるた
めの装飾用構造を作る方法を目的としている。基本的には、’401特許の構造
は、ストランドが取付けられた一対の端部プレートで構成されている。これらの
ストランドは、硬化して構造に剛性を与えるポリエステル樹脂で飽和されている
【0008】 米国特許第2,753,818号(’3818特許)と第2,670,818
号(’0818特許)は半球状ドームを支える構造を目的としている。’381
8特許の図2と図3及び’0818特許の図5、図6、図10、図12、図13
に最も明らかに示されているように、これらのドームは放射状に延びるリブ13
とbよってそれぞれ支えられている。’3818特許と’0818特許のリブは
他のリブとは決して交差していない。
【0009】 米国特許第1,976,188号(’188特許)は、トラスとして役立つ円
弧状金属構造を目的としている。’188特許の図1と図2は、この構造が「双
曲線、半円、その他の実質的に連続的な性質を有する凸状曲線」(強調が加えら
れている)(’188特許の1頁3〜6行参照)等の純粋な円弧の形をしたロッ
ド又はユニットエレメント1で作られている。各ユニットエレメント1の一端は
地面に接触し、各ユニットエレメント1の他端は一つ又は二つの前記アーチのフ
レームに固定されている(特に図1参照)。
【0010】発明の概要 本発明の支持構造は、少なくとも一つの上部リング部材、更に好ましくは二つ
の上部リング部材と、該上部リング部材から下方に延在するとともに、これに固
定された格子状の複数の構造部材とを具えている。この支持構造は、上部リング
部材の直径より大きい直径を有する下部基礎部材も具え、最も好ましくは下部基
礎部材の直径は、上部リング部材の直径の少なくとも3倍に等しい。
【0011】 本発明の一態様によれば、この構造部材は、上部リング部材から延在する初め
は真っ直ぐな細長い複数の構造部材で構成されている。好ましくは、各細長い構
造部材は実質的に円形の断面を有している。各細長い構造部材は第1及び第2側
端を有している。この細長い構造部材は、上部リング部材から等角度間隔で下方
に放射状に延在している。更に、各細長い構造部材は、その第1側端の隣で上部
リング部材に固定されている。第1及び第2上部リング部材を有する実施形態に
おいては、同数の細長い構造部材が各リング部材から延在し、且つこれに固定さ
れている。この細長い構造部材は、第1リング部材と第2リング部材にそれぞれ
固定され且つそこから延在し、一方、第1構造部材は第1上部リングから延在し
、第2構造部材は第2上部リングから延在し、第3構造部材は第1上部リングか
ら延在し、第4構造部材は第2上部リングから延在し、以下同様である。細長い
構造部材はその第2側端の隣で下部基礎に固定される。
【0012】 本発明のもう一つの態様によれば、初めは真っ直ぐな細長い構造部材は弾性変
形する。この構造部材は、上部部材と下部基礎との間でほぼS字型の格子形状を
なす。構造部材のこのS字型格子形状は、支持構造の強度に寄与する。
【0013】 本発明のもう一つの態様によれば、構造部材が弾性変形してS字型格子形状に
なった後、各構造部材は接続ポイントにおいて隣接する構造部材の一部に重なる
【0014】 本発明のもう一つの態様によれば、構造部材は接続ポイントにおける重なった
構造部材に結合具によって固定される。
【0015】 本発明のもう一つの態様によれば、改変を含んだ本発明の支持構造を製造し又
は設置するための少なくとも二つの方法が提供される。
【0016】 本発明の他の特長と利点は、図面を参照して後述する説明から明らかになるで
あろう。
【0017】好適実施形態の詳細な説明 本発明は多くの異なる形態が可能であるが、ここでは本発明の好適実施形態を
詳細に説明する。ただし、この開示は本発明の原理を説明するものであって、本
発明の広範な態様をこれらの実施形態に限定する意図はないことを理解すべきで
ある。
【0018】 本発明を理解するために、添付の図面を参照して例示によって説明を行う。 これらの図面を詳細に参照すると、図1には本発明によって構成されたドーム
支持構造34の好適実施形態が示されている。図2〜図4及び図9〜図10は、
この支持構造34を製造するための第1の工程或いは方法の種々の構造とステッ
プを示している。付加的に、図5〜図8は、ドーム支持構造34の「模型」を製
造するための種々の構造とステップを示している。図11は支持構造34を製造
するための第1の方法の一変形を示している。最後に、図11〜図17は、支持
構造を製造するための第2の工程或いは方法の種々の構造とステップを示してい
る。
【0019】 図1に示された支持構造34は、多数のエレメントを用いて作られている。図
1から判るように、この構造34は上部部材35を具え、図1に示された実施形
態においては、これは第1上部リング部材36と第2上部リング部材38を具え
ている。これらのリング上部リング部材36、38は、高い応力に耐えることが
でき、そして高い剛性を示す複合材料或いは軽量金属材料で作られた桁又はトラ
ス型リングである。これらのリング部材36、38は、必須ではないが特にその
内外直径を含んで実質的に同じサイズを有していることが好ましい。上部部材3
5は第1及び第2リング部材を具えているように述べられているが、上部部材3
5は単一のリング部材で構成されてもよい。更に、構成部品を含む前記部材35
の形状はリング形状でなくてもよいことを理解すべきである。それに加えて、上
部部材35と下部基礎42の形状は楕円、六角形その他の形状であってもよい。
しかし、上部部材に対する構造部材の接続ポイントと下部基礎に対する構造部材
の接続ポイントは、規模が異なっていても同じ形状に配置されていることが重要
である。接続ポイントが円形以外の形状に配置されている場合には、この形状の
ためのドーム構造の製造方法はここに述べる方法IIに従うことが好ましい。
【0020】 初めは真っ直ぐな複数の細長い構造部材が上部リング部材35から延在してい
る。図2〜図4に示されているように、構造部材1、2、3、4、5、6、7、
8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20
、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31及び3
2として識別されている32本の細長い構造部材があり、これらはリング36と
38の一方に固定されている。図2〜図4に示された実施形態の場合のように、
この支持構造34が偶数の構造部材1〜32を具えている場合には、一つの構造
部材は対応する構造部材に対して直径方向にほぼ反対側に設けられる。例えば、
構造部材1は構造部材17に対して直径方向に反対側にあり、構造部材2は構造
部材18に対して直径方向に反対側にあり、構造部材3は構造部材19に対して
直径方向に反対側にあり、構造部材4は構造部材20に対して直径方向に反対側
にあり、構造部材5は構造部材21に対して直径方向に反対側にあり、以下同様
である。選ばれた構造部材の数が奇数の場合には、構造部材同士は必ずしも直径
方向に反対側になくてもよい。
【0021】 構造部材1〜32は実質的にほぼ同じ物性を有し、即ちこれらは同じ材料で作
られ、実質的に同じ直径や長さを有している。好適実施形態においては、これら
の構造部材1〜32はほぼ円形でもある。本発明の構造部材1〜32に関して「
円形」と云う用語は、これらの部材1〜32がほぼ円形の断面を有することを意
味する。円形構造部材1〜32の場合には、これらは中実ロッド、中空チューブ
、その他のほぼ円形断面形状のいずれであってもよい。しかし、必要に応じて、
これら構造部材1〜32は円形以外の断面を有することもできる。一般的に、各
構造部材1〜32は高張力鋼で作られる。別の例では、構造部材32は複合材料
(カーボンその他の材料で補強された材料)で作られている。図9と図10に示
されているように、同数のこれらの初めは真っ直ぐな細長い構造部材が、上部リ
ング36と38から延在している。二つの上部リング36と38が上部部材35
を形成しているこの実施形態においては、同数の構造部材がリング36と38か
ら交互に延在している。例えば、偶数番目の部材2、4、6、8、10、12、
14、16、18、20、22、24、26、28、30及び32は第1上部リ
ング部材36から延在し、奇数番目の部材1、3、5、7、9、11、13、1
5、17、19、21、23、25、27、29及び31は第2上部リング部材
38から延在している。
【0022】 更に、図2から明らかなように、細長い各構造部材1〜32は上部部材35か
ら等角度間隔(θ)で放射状に延在している。部材同士の間の角度間隔は必ずし
も等しくなくてもよいが、構造部材同士の間に等しい角度間隔を有する任意の構
造においては、θに対する一般式は θ=360°/χであり、ここでχは構造
部材の数に等しい。図1〜図4の実施形態は32本の構造部材を具えているので
、この特定の実施形態の場合のθは360°/32即ち11.25°となる。3
6本の構造部材を有する実施形態の場合には、θは360/36即ち10°にな
るであろう。図9と図10からも判るように、上部部材35が第1上部リング3
6と第2上部リング38を具えている場合には、構造部材1〜32は第1上部リ
ング36と第2上部リング38の両方から延在している。この好適実施形態にお
いては、構造部材は第1及び第2上部リング部材から交互に延在している。この
ように、第1上部リング36或いは第2上部リング38上の16本の隣り合う構
造部材の間の角度間隔は、θの2倍の2×11.25°即ち22.50°になる
【0023】 図2に示されているように、細長い各構造部材1〜32は第1側端部40と第
2側端部41を有する。一般的に、第1側端部40或いはこの端に隣接する領域
は、上部部材35の第1上部リング部材36か第2上部部材38のいずれかに固
定されている。同様に、一般的に細長い各構造部材1〜32の第2側端部41或
いはこの端に隣接する領域は、下部基礎42上の接続支持部材に固定されている
【0024】 図1に示されたこの実施形態の下部基礎42は、ほぼ円形即ちリング形状をな
している。しかし、上部部材35に関して前述したように、下部基礎42は如何
なる形状であってもよい。しかし、完成した場合に構造部材1〜32の第2側端
と下部基礎42との間の一連の接続ポイントが円を形成することが好ましい。こ
の下部円又は下部直径は、構造部材1〜32と下部基礎42の間の一連の接続ポ
イントによって形成され、第1及び第2上部リング部材36、38の直径よりも
大きい直径を有する。同様に、上部円或いはリングは構造部材1〜32と上部部
材35との間の一連の接続ポイントによって形成される。基礎42の下部円の直
径は、上部部材35の上部円或いは第1、第2リング36、38の直径の少なく
とも3倍あることが最も好ましい。
【0025】 本発明の「模型」実施例の1つの例は本発明者によって製造されたものであり
、図5に示されている。この「模型」実施例においては、第1の上部リング部材
36と第2の上部リング部材38とは9インチ(=22.9cm)の外径と、6
と2分の1インチ(6インチ半=16.5cm)の内径とを有している。第1の
上部リング36から下部基礎42の基底部までの支持構造34の高さはほぼ9と
2分の1インチ(9インチ半=24.1cm)であった。この実施例の下部基礎
42は円環形状を有していた。この下部基礎42の内径はほぼ22インチ(22
”=55.9cm)であり、その外径はほぼ30インチ(30”=76.2cm
)であった。従って下部基礎42の外径は実際には、第1および第2の上部リン
グ部材36,38の外径の3倍よりも僅かに大きかった。さらに、この「模型」
例において、構造部材は、16分の1インチ(1/16”=1.59mm)の直
径を有する円形横断面を備えた中実な高張力鋼(Sy=240,000psi=
1654742kPa.およびE=30,000ksi=206843MPa.
)から成っていた。この実施例の構造部材1〜32は、イリノイ州60016D
es Plaines在、O’Hare Spring Companyから得
られた。
【0026】 好ましいのものとして上述したように、「模型」実施例において、円形断面の
細長い構造部材1〜32は初め、それぞれが第1および第2のリング部材36,
38から延びたときには真直ぐである。しかし最後には、これらの初めは真直ぐ
な、細長い断面円形の構造部材1〜32は、図5に示したような概ねS字形状に
達するように弾性変形させられる。このような概ねS字状の形状、および、その
結果として形成される格子構造は、支持構造34の顕著な強度のために貢献し、
この支持構造34が極めて高い負荷に耐えることを可能にする。本発明の支持構
造34は、ドーム支持体34の頂部または側部に加えられた著しく大きな力に有
効に耐えることができると考えられる。具体的には、このドーム構造34はその
独自の設計方法により、既存のドーム構造に勝る、重量比に対する極めて高い剛
性を示すと考えられる。
【0027】 本発明の支持構造34が種々異なる形式で製作可能であると考えられるが、本
発明により明らかにされた支持構造34を形成するための2つのこのような方法
について、以下に詳細に説明する。第1の方法を図2〜4および図9〜10に関
連して説明する。さらに、第1の実施例の2つの態様を図5〜8および図11に
それぞれ示す。第2の方法については図12〜図16に関連して説明する。
【0028】 方法I: 第1の方法で採用された、方法の基本的なコンセプトは、2つの上部リング部
材36,38を互いに回動させることである。第1および第2のリング部材36
,38を、これらに結合された構造部材1〜32と一緒に相対回動させることに
より、構造部材1〜32を弾性変形させて、図1に示した格子構造を形成するこ
とが可能になる。
【0029】 この方法においては、偶数の符号を付けられた16個の構造部材2,4,6,
8,10,12,14,16,18,20,22,24,26,28,30およ
び32が、図9に示したような第1の上部リング部材36に結合されている。構
造部材は第1の上部リング部材の上側または下側の部分のいずれかに結合されて
いてよい。同様に、奇数の符号を付せられた16個の構造部材1,3,5,7,
9,11,13,15,17,19,21,23,25,27,29および31
が、図10に示したような第2の上部リング部材38の上側部分に結合されてい
る。やはりこれらの構造部材も、第2の上部リング部材の上側または下側の部分
のいずれかに結合されていてよい。構造部材を正確に鉛直方向に配置することは
さほど重要ではない。重要なのは、第1および第2の上部リング部材に結合され
た構造部材が、鉛直方向にオフセットされて、これらのリング部材の回動中に互
いにオーバラップするためのクリアランスを可能にすることである。
【0030】 次いで、第1の上部リング部材36が、第2の上部リング部材38の上方に同
心的に配置され、第2の上部リング部材38に回動可能に結合される。あるいは
、構造部材1〜32をそれぞれの上部リング36,38に固定する前に、第1の
上部リング部材36を第2の上部リング部材38の上方に同心的に配置し、第2
の上部リング部材38に位置固定してもよい。このような形態においては、第1
および第2の上部リング部材36,38が回動可能に結合され、次いでそれぞれ
の構造部材1〜32が適切なリング部材36,38に取り付けられることになる
【0031】 図面、特に図2から明らかなように、細長い断面円形の構造部材1〜32のそ
れぞれは、第1および第2の上部リング36,38の両方で交互に、等しい角度
間隔θを置いて、ホイールのハブから延びるスポークのように半径方向に延びて
いる。上述のように、これらの構造部材1〜32のそれぞれは第1および第2の
側端部40,41を有している。各構造部材1〜32の第1の側端部40は、第
1の上部リング部材36または第2の上部リング部材38のいずれかに固定され
る。こうして、構造部材1〜32の第1の側端部40はそれぞれのリング部材3
6,38からカンチレバー状に張り出す。図6に最もよく示されているように、
第1の上部リング36に結合された構造部材は、第2の上部リング38に結合さ
れた構造部材の上方に配置されている。このことは、構造部材1〜32および上
部リング36,38を、隣接する構造部材1〜32との側方での干渉のおそれな
く、互いに回動可能にするために必要となる。この代わりに単一の上部部材35
が利用される場合に重要なのは、隣接する構造部材1〜32が鉛直方向にずらさ
れて、下記のように干渉なしに構造部材同士が交差可能であることである。
【0032】 構造部材1〜32が第1および第2の上部リング36,38に結合され、第1
および第2のリング36,38が互いに回動可能に結合されて、組み合せ上部部
材35を形成した後、組み合わせ上部部材35と、この部材から半径方向に延び
る構造部材1〜32とは、円形基礎の中心に位置決めされた仮の柱を使用して、
予め決められた高さに持ち上げられる。
【0033】 次いで、上部部材35からカンチレバー状に半径方向に延びる伸張された構造
部材1〜32の第2の側端部41が、下方に下部基礎42に向かって引張られる
。仮の柱における水平方向の負荷の存在を回避するために、直径方向に対向する
2つの構造部材のそれぞれの第2の側端部41が、同時に下方に下部基礎42に
向かって引張られる。例えば、構造部材1および17のそれぞれの各第2の側端
部41が、同時に下方に下部基礎42に向かって引張られる。直径方向に互いに
対向する第2の側端部対が基礎42に引き下げられた後、構造部材1および17
のそれぞれの各第2の側端部が基礎42に、対応結合位置で固定される。
【0034】 次に、例えば構造部材9および25の各第2の側端部41が下方に向かって引
張られ、次いで下部基礎42に適切な結合点で固定される。次いで、例えば構造
部材6および22の各第2の側端部41が下方に向かって引張られ、続いて下部
基礎42に適切な結合点で固定される。このようなプロセスは、構造部材1〜3
2の全てが下部基礎42に固定されるまで続く。
【0035】 各構造部材1〜32の長さが、構造部材1〜32の第1の側端部40と上部部
材35との結合点と、構造部材1〜32の第2の側端部41と下部基礎42との
結合点との間の距離よりも大きいことは明らかである。このことは、構造部材1
〜32を操作して最終的なS字状の格子構造を形成することについて以下にさら
に説明することにより一層明らかになる。こうして、構造部材の第2の側端部4
1を下部基礎42に固定することに続いて、各構造部材1〜32は、上部部材3
5(または適切には上部リング部材36,38)および下部基礎42における各
結合点相互間で、誇張された円弧を描いて外側へ張り出す。上部部材と下部基礎
との間の、構造部材の誇張された円弧の長さとして識別される構造部材1〜32
の付加的な長さは、構造部材が下記のような次の製造ステップ中に、弾性的に操
作されることを可能にするのに必要となる。
【0036】 全ての構造部材1〜32が下部基礎42に固定されたあと、図2に示したよう
に、構造部材1〜32を真直ぐな伸張した状態に変える。図5〜8および図11
に示したように、最終形状/格子を形成するには数多くの形式が可能である。
【0037】 具体的には図5〜8は、図1の最終形状を達成するための1つの手段を開示し
ている。この手段は、「模型」または試作品サイズの実施例のために初期設定さ
れる。このような方法の第1の例においては、第1の上部リング部材36と第2
の上部リング部材38との相対回動を可能にするのに、図5および図6に示した
ような装置44を使用することができる。この装置44は2つの主な構成部分、
つまり下側ベース部材または柱46と、上側ディスク部材48とから成っている
。下側ベース部材46は鉛直方向の円筒形状を有しており、第1の上部リング部
材36と第2の上部リング部材38とを適切な高さに持ち上げるのに利用される
。上側ディスク部材48は凸面状の上面を有している。下側ベース部材46と上
側ディスク部材48とは一緒に、第1リング部材36と第2のリング部材38と
の必要な相対回動を容易にする。このような相対回動は図1および図5に示した
ような最終形状をもたらす。
【0038】 図5および図7に示したように、上側ディスク部材48(特に図7参照)は直
径方向に対向する一対のアーチ状のスロット52,54を有している。これらの
スロットは上側ディスク部材48の凸面状の上面に形成されている。図6に最も
良く示されているように、上側ディスク部材48は第2の上部リング部材38の
上方に位置決めされている。上側ディスク部材48に形成されたスロット52,
54は、上側ディスク部材48の外周部から半径方向内側に向かって位置決めさ
れている。このような位置では、スロット52および54は、上側ディスク部材
48が第2の上部リング部材38の上方に位置決めされたときに、第2の上部リ
ング部材38のいかなる位置にも重なることはない。それどころか、スロット5
2,54は下側ベース部材46のフランジ部分50に重なり、このフランジ部分
50の上方に延びる。
【0039】 図6の側面図に最も良く示されているように、下側ベース部材46は第2の上
部リング部材38に取り外し可能に固定されている。この「模型」実施例におい
ては、第2の上部リング部材38の下面は雄のボスを有している。さらに、下側
のベース部材46のフランジ部分50の上面はほぼ8つの深座ぐり孔51を有し
ている。これらの深座ぐり孔51は、ボスを嵌め込むことを可能にするように寸
法設定されている。下側ベース部材46はボルトを含む結合具で、第2の上部リ
ング部材に固定されてもよい。代替的に、ベース部材46のフランジ部分50は
ソケットを有していてもよく、第2の上部リング部材38はこれらのソケットに
係合する補完的な歯を有するようにしてもよい。歯がソケットに係合すると、第
2の上部リング部材38とフランジ部分50とが固定し合わされるので、ベース
部材46のフランジ部分50と第2の上部リング部材38とは相対回動すること
ができない。
【0040】 図6からも判るように、上側ディスク部材48は上述の形式と同じように、第
1の上部リング部材36に固定されている。上側ディスク部材48はほぼ6つの
深座ぐり孔53を有しており、これらの深座ぐり孔は、第1の上部リング部材3
6に設けられた結合具またはボスが孔を通って位置決めされ、上側ディスク部材
48と係合するのを可能にするように寸法設定されている。これにより、第1の
上部リング部材36が上側ディスク部材48に対して安定化され不動にされる。
【0041】 次に「模型」実施例を製造する方法において、図5および図6から明らかなよ
うに、第1および第2の上部リング部材36,38の相対回動を容易にするため
に4つのロッドまたはハンドル56,58,60および62が設けられる。ロッ
ドまたはハンドルのうちの2つ58および62は上側ディスク部材48に固定さ
れる。他の2つのロッドまたはハンドル56,60はねじ山付き端部を有してい
る。ロッド56,60のこのようなねじ山付き端部はそれぞれアーチ状のスロッ
ト52および54を通して、上側ディスク部材48内に挿入され、フランジ部材
50に延びている。ロッド56および60のねじ山付き端部は次いで、下側ベー
ス部材46のフランジ部材50に設けられた1組の補完的なねじ山付き孔55内
に固定される。
【0042】 「模型」試作品のような縮尺設定において、第1の上部リング部材36と第2
の上部リング部材38とを相対回動させるために、ロッド56および58を一方
の手で把持し、ロッド60および62を他方の手で把持する。定常的な加圧力を
用いて、ロッド56および58を一方の手で、またロッド60および62を他方
の手で互いに接近する方向に向かって、好ましくは25°〜32.5°の角度だ
け動かす。第1および第2の上部リング部材36,38がこのように回動するこ
とにより、図2から図3に示した相対回動が可能になる。このような初期回動が
完了すると、リング部材がこれらの初期位置に向かって回動するのを防止するた
めにブレーキ機構70(図5および図6)が採用される。図5および図6に示し
たように、ブレーキ機構70は、上側ディスク部材48の中心点に固定された大
きなシャフト76を使用することによって、上側ディスク部材48に回転可能に
結合されている。ブレーキ機構70は、互いに対向する部材72,74を有して
おり、これらの部材72,74は回動を防止するためにロッド56,60に係合
している。次に、第2の組のねじ山付きロッドまたはねじ山付きハンドルが第2
の組のねじ山付き孔内に配置されるが、これらの孔はリング部材の回動により、
スロット52および54の端部の近くに現れている。さらに、ねじ山付きロッド
56および60をフランジ付き部材50から取り外すことができる。次いで再び
ロッド56および58を一方の手で、ロッド60および62を他方の手で把持し
、これらのロッドを互いに接近する方向に、再び好ましくは25°〜32.5°
の付加的な角度だけ再び動かす。このような第2の回動により、図3から図4へ
の移行が可能になる。このようなプロセスの完了時における第1の上部リング部
材36と第2の上部リング部材38との間の全相対回動は50°〜65°である
。これは、第1の上部リング部材36と第2の上部リング部材38との間の好ま
しい相対回動である。このような角度(好ましくは50°〜65°)は、第1の
上部リング部材36と第2の上部リング部材38との間の好ましい相対回動度、
つまりオフセット度である。
【0043】 上述の相対回動中、構造部材1〜32は、図2に示したような初期の真直ぐな
配向から、図4および図5に示したようなS字状の形状に弾性的に形状変化させ
られる。所望の回動が達成された後、第1の上部リング部材36と第2の上部リ
ング部材38とは永久に相互に固定されて、リング部材36,38および構造部
材がそれらの元の状態に撥ね戻るのを防止する。
【0044】 第1および第2の上部リング部材36,38および取り付けられた構造部材1
〜32を回動させる第2の手段が図11に示されている。このような実施例にお
いては、プーリ機構47が採用される。第1の上部リング部材36に結合された
構造部材に、1つのプーリ機構47が取り付けられ、第2の上部リング部材38
に結合された構造部材に、1つのプーリ機構47が取り付けられている。対向す
る構造部材が互いに接近する方向に向けられるかまたは引き付けられる。この操
作の効果は、第1の製造方法で必要とされたように、また、図2および図4に示
したように、第1および第2の上部リング部材36,38が互いに相対回動する
ことである。構造部材の最終的な格子をもたらすために、図11に示したように
いくつかの組のプーリ機構が同時に採用されてもよいし、または、ステップ式に
採用されてもよい。図11に示した実施例においては4組のプーリ機構が採用さ
れているが、多数の組のプーリ機構が必要に応じて利用されてよいと考えられる
。このようなプーリ機構セットは、これらの機構が等しい角度間隔を置いて互い
に離隔するように採用される必要があり、また、発生した力のネットワークが互
いに打ち消し合い中和するように掛けられている。
【0045】 必要となる回動が達成された後、第1の上部リング部材36と第2の上部リン
グ部材38とは永久に相互に固定されて、2つのリングがそれらの元の平衡状態
に撥ね戻るのを防止する。この段階で、以前は真直ぐだった多くの構造部材1〜
32が図1に示したような交点64で互いにオーバラップする。交点64では、
オーバラップした構造部材1〜32が、好ましくはオーバラップする部材を固定
する結合具66で、互いに固定される。このような交差は、鉛直方向および水平
方向の両方における、構造34の高い剛性に大きく貢献する。
【0046】 方法II: 図12〜16に示したような上記発明のものを製造する第2の方法においては
、上部リング部材35を個別に回動させる代わりに、構造部材1〜32自体が個
別に操作される。方法Iと同様に、上部部材35は2つの構成部材36,38か
ら成っていてもよいし、または、単一の部材から成っていてもよい。方法IIで
は、構造部材の第2の側端部41が操作され、第1の側端部40および上部部材
35は位置固定されたままである。上部部材35の回動は必要とならない。従っ
て2つのリング部材36,38が方法IIで利用される場合には、これらは閉じ
合わされなければならない。しかしながらいずれの実施例でも重要なのは、上部
部材35に取り付けられた構造部材1〜32が鉛直方向にずらされて配置されて
いることである。好ましくは構造部材1〜32は交互に、それぞれ隣接する構造
部材1〜32の上方または下方に、間隔を置いて位置している。好ましくは構造
部材は、構造部材の1つの直径分だけ間隔(中心間の間隔)を置いて配置されて
いる。
【0047】 上述の方法Iと同様に、16個の偶数番号を付された構造部材は、16個の奇
数番号の構造部材の上または下の位置において、上部部材35に結合されている
【0048】 図12に示したように、構造部材1〜32はその第1の側端部40で、上部部
材35に固定されている。伸張した構造部材1〜32は、上述のような等しい角
度間隔θを置いて、上部部材35から半径方向に延びている。従って構造部材1
〜32は上部部材35からカンチレバー状に張り出している。構造材料1〜32
は水平方向平面に対して0°の角度を成して半径方向に上部部材に結合されるか
、または、図13に示したような角度で上部部材35に結合されていてよい。図
13においては、構造部材1〜32は上部部材に19°の角度を成して結合され
ている。傾斜角を成して半径方向部材1〜32を結合することにより、本明細書
中に記載した種々の組み立てステップ中に最終ドーム状形状の形成が促進される
ことが判っている。
【0049】 次に、上部部材35と、取り付けられた構造部材1〜32とが、下部基礎42
の中心に位置決めされた(前述の柱と同様の)仮の柱を使用して、下部基礎42
の上方の予め決められた高さに持ち上げられて、この決められた高さに上部部材
35が維持される。クレーンを含むほかの手段が利用されてよい。
【0050】 上部部材35と、取り付けられた構造部材1〜32とが持ち上げられた後、モ
ータを備えたプーリ機構が規定の順番で、予め決められた対を成す構造部材1〜
32対の第2の側端部41に結合される。具体的には、構造部材1は構造部材3
2に結合され、構造部材1は構造部材32に結合され、構造部材2は構造部材3
に結合され、構造部材4は構造部材5に結合され、構造部材6は構造部材7に結
合され、構造部材8は構造部材9に結合され、構造部材10は構造部材11に結
合され、構造部材12は構造部材13に結合され、構造部材14は構造部材15
に結合され、構造部材16は構造部材17に結合され、構造部材18は構造部材
19に結合され、構造部材20は構造部材21に結合され、構造部材22は構造
部材23に結合され、構造部材24は構造部材25に結合され、構造部材26は
構造部材27に結合され、構造部材28は構造部材29に結合され、構造部材3
0は構造部材31に結合される。構造部材のそれぞれがその対を組まされる構造
部材1〜32に適切に結合されると、構造部材対(例としては部材1および32
)のそれぞれの第2の側端部41が、特定の距離に達するまで同時に互いに接近
する方向に向けられる。このことは、それぞれの構造部材対を結合するプーリ機
構の長さを、プーリ機構の中心に向かって短くすることにより実現される。その
具体的な距離は、円形基礎の隣接する2つの支持体の中心間距離にほぼ等しい。
それぞれの構造部材対の第2の側端部41は同期されて互いに接近する方向に向
けられ、または、引き寄せられる。構造部材対の端部のそれぞれが引き寄せられ
ている最終形状が図14に示されている。構造部材対が初期操作された後、ケー
ブル/プーリ機構が図14に示したような剛性のピボット型ストラット支持体8
0に代えられる。
【0051】 次に、構造部材の第1の側端部40と構造部材の第2の側端部41との間の選
択された位置で、上で明らかにしたのと同じ構造部材対に、同様のケーブル/プ
ーリ機構が結合される。図15に示したように、この位置は、第2の側端部41
から構造部材の全長のほぼ4分の1のところにある。構造部材対は次いで互いに
接近する方向に向けられ、または互いに引き付けられ、構造部材をさらに弾性変
形するのに貢献する。構造部材1〜32は好ましくは、各構造部材1〜32の第
2の側端部41が構造部材対の第2の側端部41同士を結合する剛性のストラッ
ト部材とほぼ直角(約±5°)を成すまで、このような第2の位置で操作される
【0052】 弾性操作のこのようなプロセス中、オーバラップする構造部材の格子構造が以
前の円錐形状(図13参照)から、構造部材の第2の側端部41を互いにより接
近する方向に向けることにより、半球面形状に変形する。こうして、構造部材の
第2の側端部41によって形成された円周は下部基礎42の円周にほぼ一致する
。構造部材対の端部のそれぞれが互いに引き付けられている最終形状は、図15
の仮想線で示されている。加えてこの時点で、隣接する構造部材対を接続するた
めに、ストラット支持体が配置されてよい。すなわち、構造部材1が構造部材2
に、構造部材3が構造部材4に、以下同様にして接続されてよい。
【0053】 次いで、構造が下部基礎42に向かって下降させられ、第2の側端部41が結
合点で下部基礎42に固着される。このプロセスは、全ての構造部材1〜32が
下部基礎42に固定されるまで続けられる。
【0054】 構造部材1〜32の操作後、以前は真直ぐだった多くの構造部材1〜32が交
点64でオーバラップする。オーバラップする構造部材1〜32は結合具66で
互いに固定されて、図16の最終形状に達する。この時点で、全てのプーリ/ケ
ーブルテンショナとストラットとを外す。このことは構造が緊張緩和してその自
然なドーム状構造に達することを可能にする。
【0055】 上記方法に変更を加えたものとして、ケーブル/プーリ機構によって構造部材
対がその初期操作を受けた後に、図13および図14に示したように、ストラッ
ト支持体を使用して構造部材を最終格子形状に弾性変形させ、次いで第2の側端
部41を結合具66内に結合する代わりに、構造部材の第2の側端部41は図1
7に示したようなピボット型アンカー機構71に結合されてよい。アンカー機構
71は揺動可能な部材83とビーム部材73とから成っている。好ましい実施例
においては、揺動可能な部材対83がビーム部材73に、対向する端部で結合さ
れる。揺動可能な部材83はシャフト75を中心として旋回可能であり、プーリ
機構を使用して、構造部材が続く段階で変形させられるのを可能にする。構造部
材が続いて変形させられるのが終わると、構造部材の第2の側端部41はビーム
部材73とほぼ直角を成す。この時点で、アンカー機構71はそれらの最終位置
に旋回させられており、ビーム部材73に固定される。次いでビーム部材73は
下部基礎または他の基礎部材77に固着されることになる。このような支持機構
の利点は、ビーム部材の対向する端部に取り付けられた構造部材対の主モーメン
トが互いに打ち消し合い、従って互いに中和し、こうして下部基礎に臨界的な負
荷を加えたおそれのあるものの伝達をストップすることである。
【0056】 特定の実施例を図示し説明してきたが、本発明の思想から逸脱することなしに
、多くの変化実施例が考えられる。権利範囲は、添付の請求の範囲によってのみ
制限されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による完成された支持構造の斜視図である。
【図2】 第1及び第2上部リング部材の平面図であり、初めは真っ直ぐな細長い複数の
構造部材が上部リング部材から延在している。
【図3】 第1及び第2上部リングが相対回転して、元の位置からずれた後の図2の構造
の平面図である。
【図4】 第1及び第2上部リングが図3の端部位置から更に一定の角度だけ相対回転し
てずれた後の図3の構造の平面図である。
【図5】 第1及び第2リング部材が図4に示された全角度γまで最終回転した後の模型
サイズで示された図4の構造の斜視図であり、支持構造の下部基礎への取付け機
構と結合具による重なった構造部材の固定機構を示している。
【図6】 図5の6−6線に沿った図5の構造の一部の側断面図である。
【図7】 図5の第1及び第2上部リングを回転させるための装置の上方部分の平面図で
ある。
【図8】 図5の第1及び第2上部リングを回転させるための装置の下方部分の平面図で
ある。
【図9】 第1上部リングの平面図であり、構造部材の別の取付け機構を示している。
【図10】 構造部材の別の取付け機構を示す第2上部リングの平面図である。
【図11】 上部リング部材から延在する初めは真っ直ぐな複数の細長い構造部材を具えて
第1及び第2上部リングの平面図であり、第1及び第2上部リング部材を相対回
転させて、これらのリングを元の位置からずらすための別の手段を具えている。
【図12】 構造部材を角度操作する前の上部リング部材から延在する初めは真っ直ぐな細
長い複数の構造部材の平面図である。
【図13】 図12の構造の部分側面図である。
【図14】 元の位置からの構造部材の第1操作の後の図12と図13の構造の平面図であ
る。
【図15】 図14に示された位置から最終位置までの構造部材の第2操作を示す図12と
図13の構造の平面図である。
【図16】 図15に示された支持構造の最終操作に引き続く本発明の支持構造の平面図で
あり、下部基礎への支持構造の取付けと、結合具による重なった構造部材同士の
固定を示している。
【図17】 構造部材を下部ベースに接続するための別の支持部材の側面図である。
【手続補正書】
【提出日】平成14年2月4日(2002.2.4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0003】 米国特許第5,117,852 号('852 特許) は、自立構造を目的としたものである。
'852特許の図2に最も明らかに示されているように、この構造は五角形状のベー
スを具えている。この五角形の各頂点には、二つのアーチ状部材16が設けられ
ている。これらのアーチ状部材は細長く、両端即ち第1端と第2端を有している
。各アーチ状部材の第1端は、五角形の同じ頂点から出ている。この同じ頂点か
ら出ている第1端を有するこれらのアーチ状部材16のそれぞれは、他方のアー
チ状部材と交差している。しかし、各アーチ状部材16の第2端は異なる頂点に
おいて五角形に固定されている。 PCT公開番号、国際公開第96/38292号パンフレット(参照文献38
292)はドーム状支持構造を開示している。このような構造は中央のハブから
成っており、このハブは、ハブから半径方向に延びる複数の管またはスポークを
有している。スポークはまた、耐力基礎に取り付けられている。管は初めは可撓
性を有しており、繊維強化樹脂マトリックス(プレプレグ)を形成するための予
備含浸織物またはフェルトから成っている。管は膨張させられ、中央のハブを持
ち上げる。このハブは、やはりプレプレグ材料から成る織物シートまたはドレー
プでカバーされていてよい。ハブおよびスポークが所望の形状に達すると、ドレ
ープおよびスポーク双方が硬化される。その結果、ハブ、スポークおよび基礎は
ドーム状構造のための支持構造を形成する。硬化されたドレープは屋根と同様に
作用する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZW

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持構造であって: 該支持構造が、 (A) 直径を有する第1の上部リング部材と、 (B) 直径を有する第2の上部リング部材と、 (C) 前記第1および第2の上部リング部材の直径よりも大きい直径を有す
    る下部基礎と、 (D) 前記上部リング部材のそれぞれから延びる、初めは真直ぐな複数の構
    造部材とを備えて成り、 前記リング部材のそれぞれが、該リング部材から延びる、等しい数の前記初め
    は真直ぐな構造部材を有し、該構造部材のそれぞれが、前記上部リングおよび下
    側リングの両方に角度間隔を置いて半径方向に延び、前記構造部材のそれぞれが
    、第1および第2の側端部を有していて、 前記構造部材のそれぞれが、第1の側端部の近傍で、前記第1または第2のい
    ずれかの上部リング部材に固定されており、前記構造部材が第2の側端部の近傍
    で、前記下部基礎に固定されている、 ことを特徴とする支持構造。
  2. 【請求項2】 前記初めは真直ぐな構造部材が弾性変形させられて、前記上
    部リング部材と前記下部基礎との間に概ねS字状の形状を形成する、請求項1記
    載の支持構造。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の上部リング部材の前記直径が、概ね同
    じ直径である、請求項1記載の支持構造。
  4. 【請求項4】 前記初めは真直ぐな構造部材の一部が、隣接する構造部材の
    一部とオーバラップしている、請求項2記載の支持構造。
  5. 【請求項5】 前記オーバラップする構造部材が、結合具で結合点に固定さ
    れている、請求項4記載の支持構造。
  6. 【請求項6】 前記第1の上部リングに結合される前記構造部材は、第1の
    上部リングの下面の近傍で結合されている、請求項1記載の支持構造。
  7. 【請求項7】 前記第2の上部リングに結合される前記構造部材が、第2の
    上部リングの上面の近傍で結合されている、請求項1記載の支持構造。
  8. 【請求項8】 支持構造であって: 該支持構造が、 直径を有する上部部材と、 前記上部部材の直径よりも大きい直径を有する下部基礎と、 格子を形成する複数の構造部材とから成っており、該構造部材のそれぞれがS
    字状の形状を有しており、前記上部部材と前記下部基礎との間に延びていて、前
    記上部部材と前記下部基礎とに固定されている ことを特徴とする、支持構造。
  9. 【請求項9】 第1の複数の構造部材が、前記上部部材に第1の鉛直方向の
    寸法で結合されており、第2の複数の構造部材が、前記上部部材に第2の鉛直方
    向の寸法で結合されており、前記第2の鉛直方向の寸法が、前記第1の鉛直方向
    の寸法よりも低い、請求項8記載の支持構造。
  10. 【請求項10】 前記上部部材が、直径を有する第1の上部リング部材と、
    直径を有する第2の上部リング部材とから成っている、請求項8記載の支持構造
  11. 【請求項11】 前記複数の構造部材が、前記第1の上部リング部材と前記
    第2の上部リング部材とに交互に固定されている、請求項10記載の支持構造。
  12. 【請求項12】 前記第1および第2の上部リング部材の前記直径が、概ね
    同様の直径である、請求項11記載の支持構造。
  13. 【請求項13】 構造部材が、隣接する構造部材の一部とオーバラップして
    いる、請求項8記載の支持構造。
  14. 【請求項14】 前記構造部材が、オーバラップする構造部材に結合点で結
    合具によって固定されている、請求項13記載の支持構造。
  15. 【請求項15】 建築物のドーム部分のための支持構造であって、該支持構
    造が、 第1の上部リング部材を第2の上部リング部材の上方に、初めの相対位置で配
    置し、前記第1および第2の上部リング部材がそれぞれ複数の、初めは真直ぐな
    伸張した構造部材を有し、該構造部材が前記リング部材から角度範囲を置いて半
    径方向外側に延び、前記構造部材が第1および第2の側端部を有し、前記構造部
    材のそれぞれの前記第1の側端部が、前記第1の上部リング部材または前記第2
    の上部リング部材のいずれかに固定されているステップと、 第1および第2の上部リング部材を、予め決められた高さに、かつ、下部基礎
    の直径の上方で同心的な位置に持ち上げるステップと、 前記構造部材の第2の側端部を下方に下部基礎へ向け、次いで前記構造部材の
    前記第2の側端部を前記下部基礎に固定するステップと、さらに、 前記第2の上部リング部材に対して相対的に前記第1の上部リング部材を回動
    させ、前記第1の上部リング部材を、その初めの相対位置からずらされた位置に
    置くステップと、 から成るプロセスによって製作されることを特徴とする、建築物のドーム部分
    のための支持構造。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2の上部リングの前記回動後に、前記構
    造部材が隣接する構造部材に交点でオーバラップし、さらに、 前記構造部材を、隣接する構造部材にこのような交点で固定するステップ を含む、請求項15記載の支持構造。
  17. 【請求項17】 前記第1の上部リングと前記第2の上部リングとが両方回
    動させられ、前記第1のリングの回動方向が、前記第2のリングの回動方向とは
    逆である、請求項15記載の支持構造。
  18. 【請求項18】 前記第1の上部リングと前記第2の上部リングとの相対回
    動後に、前記第1および第2の上部リングが、これらのリングが元の平衡状態を
    とることを防止するために、互いに固定される、請求項15記載の支持構造。
  19. 【請求項19】 建築物のドーム部分のための支持構造であって、該支持構
    造が、 複数の構造部材をその第1の側端部の近くで上部部材に取り付け、前記構造部
    材が半径方向外側に、角度間隔を置いて前記上部部材から延びるようにすること
    と、 前記上部部材を、予め決められた高さに持ち上げることと、 対を成す前記構造部材を、実質的に該構造部材の第2の側端部で結合し、前記
    構造部材の前記第2の側端部を互いに接近する方向に向けることと、 前記構造部材の前記対を、前記構造部材の前記第2の側端部近傍の位置で結合
    し、前記構造部材の部分が隣接する構造部材にオーバラップするように、しかも
    、前記構造部材がS字状の形状を形成するように、前記構造部材の部分を、互い
    に接近する方向に向けることと、 オーバラップする構造部材を結合具で結合することと、 前記構造部材の前記第2の側端部を下部基礎に結合すること、 とから成るプロセスによって製作されていることを特徴とする、建築物のドー
    ム部分のための支持構造。
  20. 【請求項20】 前記構造部材が、前記上部部材に傾斜角度を成して取り付
    けられている、請求項19記載の支持構造。
  21. 【請求項21】 前記上部部材が第1のリング部材と第2のリング部材とか
    ら成っており、構造部材が交互に第1のリング部材に結合されており、構造部材
    が交互に第2のリング部材に結合されている、請求項19記載の支持構造。
  22. 【請求項22】 さらに、前記構造部材の前記第2の側端部が互いに接近す
    る方向に向けられた後、前記構造部材対に支持体を取り付けるステップを含む、
    請求項19記載の構造支持体。
  23. 【請求項23】 前記構造部材が、実質的に円形横断面を有する初めは真直
    ぐな、伸張された部材から成っている、請求項19記載の構造支持体。
JP2000612575A 1999-04-21 2000-04-18 ドーム構造 Pending JP2002542410A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/295,655 1999-04-21
US09/295,655 US6276095B1 (en) 1999-04-21 1999-04-21 Dome structure
PCT/US2000/010431 WO2000063503A1 (en) 1999-04-21 2000-04-18 Dome structure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002542410A true JP2002542410A (ja) 2002-12-10

Family

ID=23138659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000612575A Pending JP2002542410A (ja) 1999-04-21 2000-04-18 ドーム構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6276095B1 (ja)
EP (1) EP1171672A1 (ja)
JP (1) JP2002542410A (ja)
AU (1) AU4359900A (ja)
WO (1) WO2000063503A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200464307Y1 (ko) 2010-09-30 2012-12-24 김송수 돔형 천막

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6868640B2 (en) 2002-03-26 2005-03-22 Tom Barber Design, Inc. Structures composed of compression and tensile members
US6748712B2 (en) * 2002-06-14 2004-06-15 Usg Interiors, Inc. Scalable suspension system for dome shaped ceilings
US7469513B2 (en) * 2002-06-28 2008-12-30 Eagle Development Corporation Foldable support structure with locking wall members and hinge locks
US6672792B1 (en) 2002-06-28 2004-01-06 Interlock Structures Internatioal Inc. Tube fastener apparatus
US6986230B2 (en) * 2002-06-28 2006-01-17 Eagle Development Corporation Foldable support structure with hinged wall members
US6715255B2 (en) 2002-06-28 2004-04-06 Interlock Structures International, Inc. Foldable support structure with hinged sawtooth wall members and rigid end cap
US7222466B2 (en) * 2002-06-28 2007-05-29 Eagle Development Corporation Foldable support structure with hinged sawtooth wall members
US20040172888A1 (en) * 2003-03-07 2004-09-09 Shearing John Robert Spherical enclosure suitable as a building structure, pressure vessel, vacuum vessel, or for storing liquids
US20050055947A1 (en) * 2003-08-27 2005-03-17 Interlock Structures International,Inc. Support structure with foldable end cap having pivoting mechanism
US20050044810A1 (en) * 2003-08-27 2005-03-03 Interlock Structures International, Inc. Support structure with foldable end cap
US20050055946A1 (en) * 2003-08-27 2005-03-17 Interlock Structures International, Inc. Foldable support structure having inner and outer hinges
US7900405B1 (en) * 2010-09-20 2011-03-08 John Donald Jacoby Spherical dome
WO2013003882A1 (en) * 2011-07-04 2013-01-10 Betts John Marsden A three dimensional upwardly convex frame and a method of constructing same
US9249776B2 (en) * 2014-02-19 2016-02-02 General Electric Company Wind turbine dome and method of assembly
US9783983B1 (en) 2016-06-13 2017-10-10 Richard Fairbanks Lotus dome
US20190106876A1 (en) * 2017-10-10 2019-04-11 Linus Industries, LLC Triaxial weave for the production of stiff structural manifolds for use in structures and weaving method thereof

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1976188A (en) 1932-12-26 1934-10-09 Nozawa Ichiro Arcuate truss
DE803566C (de) 1948-12-18 1951-04-05 Esslingen Maschf Verfahren zum Aufstellen von transportablen Kuppelbauten, insbesondere fuer Zirkusse
US2753818A (en) 1953-04-22 1956-07-10 Green William Concave projection screens
US3300942A (en) * 1964-02-10 1967-01-31 Dravco Corp Method of constructing natural draft cooling tower
US3649401A (en) 1968-10-28 1972-03-14 Dale B Gunnerson Method of making continuous fiber glass filament open weave frames and structures
US3893270A (en) 1972-07-12 1975-07-08 Morris Schupack Pressure vessel
US3922827A (en) * 1973-06-01 1975-12-02 Joel H Rosenblatt Hyperbolic tower structure
US4277922A (en) 1977-12-05 1981-07-14 Mcallister Jack G Frame assembly apparatus and method of making same
DE2845194A1 (de) * 1978-10-17 1980-04-30 Leonhardt Fritz Sattelflaechenfoermiger mantel fuer rohrfoermige bauwerke sowie verfahren zu seiner herstellung
US4473976A (en) * 1979-04-23 1984-10-02 Battelle Development Corporation Prestressed cooling tower
US4265259A (en) 1979-06-07 1981-05-05 Gillis Robert E Tent
US5408793A (en) 1983-12-09 1995-04-25 Dykmans; Max J. Multi-purpose dome structure and the method of construction thereof
US4589236A (en) 1984-06-05 1986-05-20 Mcallister Jack G Geometric frame assembly
US4998552A (en) * 1989-09-12 1991-03-12 T. A. Pelsue Company Geodetic tent structure
US5117852A (en) 1990-04-03 1992-06-02 Moss, Inc. Free-standing frame and dome tent using same
US5170599A (en) 1991-03-26 1992-12-15 Dome Corporation Of America Dome building structure
WO1993023630A1 (en) 1992-05-13 1993-11-25 Spidex Australia Pty Ltd Assembly construction
US5651848A (en) 1995-06-02 1997-07-29 Ilc Dover, Inc. Method of making three dimensional articles from rigidizable plastic composites

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200464307Y1 (ko) 2010-09-30 2012-12-24 김송수 돔형 천막

Also Published As

Publication number Publication date
US6276095B1 (en) 2001-08-21
WO2000063503A1 (en) 2000-10-26
EP1171672A1 (en) 2002-01-16
AU4359900A (en) 2000-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002542410A (ja) ドーム構造
US20030009974A1 (en) Tensegrity unit, structure and method for construction
JP2000517015A (ja) 二重網状組織ドーム構造
JP2974830B2 (ja) 三角形状の組合せで構成した屋根構造
JPH09273225A (ja) 大空間トラス構造物における大張間架構の構築工法
JP2003522860A (ja) アーチ構造物
US4794742A (en) Multi-conic shell and method of forming same
US3949962A (en) Collapsible umbrella concrete form
CN115853125A (zh) 一种上部开口的圆环锥形穹顶钢结构及其安装方法
EP1173644B1 (en) Structural system of torsion/toroidal elements
JP5913908B2 (ja) 大屋根の構築方法およびその構造
JP2942761B1 (ja) 大屋根の架設方法
US6330894B1 (en) Wood bending jig
JP2743094B2 (ja) 鉄骨ドームの建方方法
JP2878335B2 (ja) テンションド・ドーム及びその構築工法
JP2001146793A (ja) ドーム屋根架設工法
JPH04368546A (ja) トラスの製作方法およびトラスによるドームの構築工法
JP2018044354A (ja) アーチ状構造物形成方法
JPH06288009A (ja) 大空間トラスの構築方法
JPH0431524A (ja) ドーム架構の架設工法
JP3110876B2 (ja) ドーム屋根及びその構築方法
JP3187488B2 (ja) ドーム式屋根構造
JPH10219905A (ja) 屋根構造体の建方工法
JP2735707B2 (ja) ドームの構築工法
JPH03260237A (ja) ドーム架構の架設工法