JP2002541756A - クロックスプリング誤操作防止型外部ロック装置 - Google Patents
クロックスプリング誤操作防止型外部ロック装置Info
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Abstract
Description
のクロックスプリングのハウジングにハブを外部からロックする装置に関するも
のである。
知である。自動車のクロックスプリングは、ステアリングコラムに装着された回
転可能なエアバッグアッセンブリを車両の他の部位に固定された衝撃センサーに
電気的に接続するための電気コネクタである。自動車のクロックスプリングは、
一般的に、ハウジングと、該ハウジングに取付けられたカバーとを有し、それら
の間に空洞部が形成されている。空洞部内にはハブが回転可能に取付けられてい
る。クロックスプリングハウジングは、ステアリングコラムに非回転式に取付け
られ、一方、ハブは、回転可能なエアバッグアッセンブリに取付けられている。
ハブの周りには電気ケーブルが巻付けられている。電気ケーブルの一端は固定ハ
ウジングまたはカバーにおいて終端し、他端は、ハブにおいて終端している。ハ
ブにおいて終端している電気ケーブルの端部は、エアバッグアッセンブリへとつ
ながっている電気ケーブルに接続されている。使用過程でステアリングホイール
が一方向あるいはその逆方向に回転すると、電気ケーブルは、ハブに巻付けられ
たり、ほどかれたりする。
自動車の車輪は中立状態に置かれ、すなわち、車輪がまっすぐ前を向いている状
態に置かれ、右または左に転舵されてはいない。従って、クロックスプリングの
ハブをハウジングに対して回転方向に位置合わせし、ハブがどちらの方向にも等
しい量だけ回転できるようにすることは重要である。すなわち、ハブは、回転行
程の中心、または中間点になければならない。そうではなく、クロックスプリン
グを車両に取付ける際にハブが予め少しの回転量または数度、中央から回転して
いると、車両の運転者がステアリングホイールを一方向に限界まで回転させた際
に、ハブに巻付けられた電気ケーブルがハブまたはハウジングの外へ引張られ、
電気ケーブルが破断したり、あるいは、張力によって電気ケーブルの断面が収縮
し電気信号を適切に伝達できなくなったりする。こうして、エアバッグアッセン
ブリと固定衝撃センサーとの間の重要な電気接続が損なわれる。
回転させる作業を組付け作業者に行わせるものである。次いで組付け作業者は、
回転行程の両端のうちの一端から回転全行程の半分の回転数だけハブを回転させ
て戻す。こうして、クロックスプリングは、回転行程の中心または中間点に置か
れる。このとき、組付け作業者はクロックスプリングをステアリングコラムに取
付ける。以上説明した組付け作業は許容できないほどの時間を要するので、時間
に基づく作業コストは非常に高いものとなる。
イヤに対して、クロックスプリングを、ハウジングに対して回転行程の中心また
は中間点にロックされたハブを有する状態で納入するように要求した。このよう
にすると、クロックスプリングを在庫棚から取出してすぐにステアリングコラム
に取付けることができる。
策は、米国特許第4,886,460号明細書、同5,460,535号明細書、同5,171,157号明
細書、英国特許出願第2250146号公開公報、及び欧州特許出願第0195833号公開公
報に開示されている。これら全ての参考文献に共通の特徴は、クロックスプリン
グに永久に残るか、あるいはクロックスプリングと一体化された部材または機構
によってクロックスプリングのハウジングにハブをロックするということである
。内部ロック式クロックスプリングアッセンブリは、組付け前にロック状態に保
持され、組付けの際にロックが解除され、一般的に、修理作業時のようにステア
リングコラムから取外される際には再びロック状態とされる。内部ロック式クロ
ックスプリングアッセンブリは良好に機能するが、このようなクロックスプリン
グにおいては、その機構が正常に作用するために必要な部材数が多いので、コス
トが高く、サイズが大きく、重量が重くなる傾向にある。従って、廉価で、小型
で、軽量なクロックスプリングが求められている。
る解決策は、米国特許第4,722,690号明細書、及び欧州特許出願第0195831号公開
公報に開示されている。これら両参考文献に共通の特徴は、クロックスプリング
から取外される部材または機構によってクロックスプリングのハウジングにハブ
をロックするということである。外部ロック式クロックスプリングアッセンブリ
は、組付け前にはロック状態に保持される。そして、ステアリングコラムへの取
付け直前または直後に、取外し可能なロック用部材、装置、または機構がクロッ
クスプリングから取外され、こうして、クロックスプリングのハブがクロックス
プリングのハウジングに対して回転可能となる。一般的に、取外し可能なロック
装置は廃棄される。
がステアリングコラムに組付けられる際に、外部ロック装置が貴重な空間を占有
してしまわないことである。さらに、外部ロック装置はクロックスプリングから
取外されるので、外部ロック装置がクロックスプリングの重量を増加させること
はない。外部ロック式クロックスプリングの他の利点は、内部ロック式クロック
スプリングアッセンブリほど多くの部材を有していないので、比較的廉価である
ことである。
外されハブが回転して中央からずれた状態で外部ロック装置をクロックスプリン
グに再度取付けることができ、こうして、クロックスプリングが誤操作されるこ
とである。誤操作されたクロックスプリングが車両に組付けられると、前述のよ
うに、クロックスプリングが電気信号を適切に伝達できない可能性がある。この
ような問題は、ハブの一部とハウジングの一部とに取付けされるラベルまたはシ
ールで構成された外部ロック装置を有するタイプのクロックスプリングの場合に
存在する。シールが剥がされるとハブは回転することができる。しかし、クロッ
クスプリングを誤操作した後に、シールを再びハブとハウジングとに貼付けるこ
とができる。加えて、欧州特許出願第0195831号公開公報は、ノッチ型突起を有
するカップ状ロック部材と、ハブとクロックスプリングとに係合してそれらの間
の回転を止めるクリップピンとを備えた外部ロック装置を開示している。この参
考文献に記載の装置もまた適切に機能しない。なぜなら、ステアリングコラム上
にクロックスプリングを組付ける作業者が視認できない誤操作がクロックスプリ
ングに行われた後に、外部ロック装置をクロックスプリングに再組付けすること
が可能だからである。従って、外部ロック装置が誤操作の痕跡を残さずには再組
付けできないか、あるいは、被指名者だけが外部ロック装置を再組付けすること
のできる外部ロック式クロックスプリングアッセンブリが求められている。
転を防止する外部ロック装置を開示している。タブは多数の孔を間に介してハウ
ジングに接続されている。ハブに回転を可能とするためには、タブをハウジング
から取外す。タブは、その構造によりハウジングに再び取付けることができない
。従って、一度タブが取外されたら、クロックスプリングはステアリングコラム
に取付けられるか、さもなければ、廃棄されなければならない。こうして、米国
特許第4,722,690号明細書に記載の外部ロック式クロックスプリングアッセンブ
リは、誤操作の痕跡を残すが、在庫棚から1つのクロックスプリングが取出され
、回転行程の中間点に位置決めするために必要な要件を満足しているかを検査し
た場合、あるいは、不注意によってタブを外してしまった場合、米国特許第4,72
2,690号明細書に記載のクロックスプリングを使用可能な状態で保持したり、再
使用したりすることはできない。従って、能力と知識と資格とを有する者が外部
ロック装置の再組付けを行う場合にはクロックスプリング内に再組付けすること
が可能である外部ロック装置を有する外部ロック式クロックスプリングが求めら
れている。このような再組付けは、在庫棚から取出されたクロックスプリングか
ら外部ロック装置が取外されクロックスプリングが要求値を満足するか検査され
る場合、または、不注意によって外部ロック装置がクロックスプリングから取外
されて再組付けが必要になった場合、あるいは、ステアリングコラムの修理を行
う際にステアリングコラムからクロックスプリングを取外した場合に必要である
。
し、かつ廉価で、信頼性があり、小型である外部ロック式クロックスプリングア
ッセンブリが求められている。
外部ロック式クロックスプリングアッセンブリを提供することである。本発明の
さらなる目的は、一度クロックスプリングから取外された外部ロック装置が、再
組付けを行う資格を有する者以外によってクロックスプリングに再組付けされる
ことを防止することである。
ハウジングと、該ハウジング内に回転可能に取付けられたハブとを備えている。
ハウジングは第1鍵穴を有している。ハブは第2鍵穴を有している。第1鍵穴、
第2鍵穴の双方に挿入可能なキーが用意されている。キーは、ハブに係合可能な
フレキシブルタブを有している。このキーは外部ロック装置である。ロック位置
では、第1鍵穴が第2鍵穴と実質的に同軸配置され、キーが第1鍵穴、第2鍵穴
の双方に挿入され、フレキシブルタブがハブに係合する。
フレキシブルタブを撓ませてキーを第1鍵穴、第2鍵穴の双方に挿入可能とし、
外部ロック式クロックスプリングをロック状態とするための挿入ツールを備えて
いる。
外部ロック式クロックスプリングアッセンブリを組付ける方法を提供する。この
方法は、ハウジング内にハブを取付ける段階と、ハウジングに対してハブを回転
させて第2鍵穴を第1鍵穴に整列させて第1鍵穴と第2鍵穴とを実質的に同軸配
置させる段階と、それらに続き、ハウジングにハブをロックするために、挿入ツ
ールを用いてキーのフレキシブルタブを撓ませる段階とを含む。挿入ツールはフ
レキシブルタブの交点に接触する。この時点で、キーを第1鍵穴、第2鍵穴の双
方に挿入してフレキシブルタブをハブに係合させることが可能になる。
は、構成部材数及びコストが削減され、かつ小型化され、その一方で、外部ロッ
ク装置であるキーが被指名者によって再組付け可能である外部ロック式クロック
スプリングアッセンブリを提供する。このような被指名者は、キーに設けられた
フレキシブルタブを撓ませるツールを所持している。従って、クロックスプリン
グのコストの低減と小型化が実現され、クロックスプリングの製造における複雑
さが低減され、信頼性が向上する。本発明に関するこれらの特徴、及びその他の
特徴は、好ましい実施形態についての以下の詳細説明に記載されている。
の詳細説明から、より明瞭になる。
は、同一部材、または対応部材には同様の符号を付している。本発明の題1実施
形態である外部ロック式クロックスプリングアッセンブリ1は、図4〜8に示す
ように、キー10と、ハブ20と、ハウジング30と、カバー40とを備えてい
る。
ブ14と、突出部16と、ショルダー部17と、側部18と、把持部19とを有
している。キー10の幅はwkであり、キー10の突出部16の幅はwtである
。さらに、突出部16の長さはlkである。
19、リブ14、突出部16を再度示し、フレキシブルタブ12に形成された突
起部13を示している。図示のように、突起部13は、傾斜面15と交点11と
を有している。キー10は、ポリマーのような弾性材料から形成され、従って、
フレキシブルタブ12は弾性的に撓むことができ、弾性スプリングとして作用す
る。しかし、キー10に付加部材またはスプリングを取付けて、ここで説明する
フレキシブルタブ12と同様の機能を有するように構成してもよい。その一方で
、キー10のその他の部分は剛性を有し、従って、キー10のその他の部分は実
質的に剛体である。キー10のその他の部分を実質的に剛体とするためにリブ1
4が設けられ、このようにして、曲げモーメントに抗する比較的大きな断面二次
モーメントが与えられている。従って、フレキシブルタブ12が撓んだ際に、キ
ー10の残りの部分は実質的に撓まない。
高さはhk2である。高さhk1と高さhk2は略同一である。この図には、キ
ー10の突出部16の厚さがtkであることも示されている。
ジング30、及びカバー40の組立て状態を示す側方断面図である。図3にはさ
らに、ハウジング30に形成された第1鍵穴32、及びハブ20に形成された第
2鍵穴22も示している。ハブ20の周りには電気ケーブルが巻付けられている
が、これは図示していない。電気ケーブルの一端はハブターミナル28において
終端し、他端はハウジングターミナル34において終端している。図3にはさら
に、カバー40をハウジング30に取付けるためにハウジング30に設けられた
取付け爪36を示している。取付け爪36は、カバー40の取付け面42を取囲
み、捕捉している。ハブ20は、カバー40とハウジング30との間に形成され
た空洞部3内に収容されている。ハブ20は空洞部3内で回転自在とされている
。
クロックスプリングアッセンブリ1を構成する(図8参照)。キー10は、ハウ
ジング30に対するハブ20の回転を阻止する。さらに、キー10は、ここで説
明するように、クロックスプリング2から落下しないように形成されている。加
えて、キー10は、ここで説明するように、特別な挿入ツールを用いた場合にの
み挿入可能である。
を備えたクロックスプリングアッセンブリ2に、キー10が挿入されようとして
いる状態を示す側方断面図である。キー10は、ハブ20の第2鍵穴22、及び
ハウジング30の第1鍵穴32の双方に挿入可能であるように形成されている。
ー10が、ハブ20の第2鍵穴22に挿入された状態を示している。キー10の
フレキシブルタブ12に設けられた突起部13がハブ20の壁部23に接触する
ので、キー10を第2鍵穴22内にさらに挿入することはできない。
フレキシブルタブ12を図6に示すように撓ませなければならない。図6は、キ
ー10及びクロックスプリング2の側方断面図である。第2鍵穴22の高さはh
hである。フレキシブルタブ12の高さhk1(図2参照)は、図6に示す第2
鍵穴22の高さhhよりも小さい。しかし、フレキシブルタブ12の高さhk1
は、実質的にハブ20の第2鍵穴22の高さhhと同じであり、キー10を第2
鍵穴22に挿入することは難しい。キー10のリブ14の高さhk2(図2参照
)は、第2鍵穴22の高さhhより、わずかに小さい。
に挿入することができる。キー10を、ハブ20の第2鍵穴22の全長にわたっ
て挿入するためには、ハブ20をハウジング30に対して回転させ、こうして、
第2鍵穴22がハウジング30の第1鍵穴32と実質的に同軸配置となるように
しなければならない。ハウジング30に対するハブ20のこのような配置によっ
て、図8に示すように、キー10をクロックスプリング2に対して完全に挿入す
ることができる。フレキシブルタブ12の突起部13がハブ20の段差部26を
通過すると、キー10のフレキシブルタブ12は、図8に示すように、非撓み状
態に弾性的に復元する。フレキシブルタブの突起部13が有する傾斜面15がハ
ブ20の段差部26に接触するので、キーが第1鍵穴32、第2鍵穴22から抜
け落ちることはない。しかし、クロックスプリング2を車両のステアリングコラ
ムに取付ける際には、傾斜面15は、クロックスプリング2からのキー10の抜
き取りを補助する。なぜなら、傾斜面15は、キー10の抜き取りの際に段差部
26に対してスライドするからである。クロックスプリング2からのキー10の
抜き取りの際に、傾斜面15は段差部26に接触し、キー10が引抜かれるのに
従って傾斜面15は段差部26に対してスライドし、こうしてフレキシブルタブ
12が撓み、その結果、キー10はクロックスプリング2との係合状態から外れ
得る。作業者がキー10の把持部19を手で握り、キー10をクロックスプリン
グ2から引張ることによって、キー10はクロックスプリング2との係合から外
れる。
図7に示すように、フレキシブルタブ12の交点11を挿入ツール50で押すこ
とである。挿入ツール50によってフレキシブルタブ12が撓んだら、キー10
及び挿入ツール50をクロックスプリング2に向けて前進させる。こうして、キ
ー10は、クロックスプリング2内へとさらに挿入可能であり、この時点で挿入
ツール50は取外すことができる。挿入ツール50を所持している人物は、キー
10の挿入に関して、能力と知識と資格とを有している者である。このようにし
て、クロックスプリング2へのキー10の挿入、または再挿入を行う作業者をコ
ントロールすることができる。
ている。第2鍵穴22は縁部24を有している。縁部24は、キー10が第2鍵
穴22に挿入される際に、キー10の側部18(図1参照)の支持とガイドを行
う。図9には、第2鍵穴22の入口の高さhhを示している。
図10は、ハブ20の第2鍵穴22の幅whを示している。ハブ20の第2鍵穴
22の幅whは、キー10の幅wk(図1参照)よりわずかに大きい。
図11は、ハブターミナル28、ハブ20の回転軸線27、及び第2鍵穴22の
段差部26を示している。
び取付け爪36を示している。図8に示すように、キー10の突出部16は第1
鍵穴32にフィットする。また、図3には、カバー40の取付け面42とハウジ
ングの取付け爪36との接続関係を示している。
穴32、及び取付けボス38を示している。取付けボス38は、クロックスプリ
ング2をステアリングコラムの取付ける際に用いられる。図14はまた、第1鍵
穴32の幅whk1も示している。第1鍵穴32の幅whk1は、キー10の突
出部16の幅wt(図1参照)よりわずかに大きい。
る。図15は、取付け爪36、第1鍵穴32、及びハウジングターミナル34を
示している。図15はまた、第1鍵穴32の高さthを示している。第1鍵穴3
2の高さthは、キー10の突出部16の厚さtk(図2参照)よりわずかに大
きい。図15はまた、ハウジング30の壁部厚さlhを示している。
の突出部16の長さlk(図1参照)は、ハウジング30のハウジング壁部厚さ
lhと略同一とされている。突出部16の長さlkは、突出部16の自由端部か
らキー10のショルダー部17までの長さである。実際の場面では、キー10が
クロックスプリング2に装着されると、ショルダー部17がハウジング30に接
触し、こうして、キー10がクロックスプリング2に対してさらに挿入されるこ
とが防止される。
け爪36の部分断面を示している。
、第1鍵穴32と第2鍵穴22とが実質的に同軸配置されるまで、キー10はク
ロックスプリング2に挿入されない。キー10を装着する資格を有している人物
は挿入ツール50を所持している。前述したように、挿入ツール50はキー10
をクロックスプリング2の挿入するために使用される。キー10がクロックスプ
リング2にうまく挿入されると、組立てアッセンブリは、図8に示すように外部
ロック式クロックスプリングアッセンブリ1を構成する。こうして、外部ロック
式クロックスプリングアッセンブリ1は在庫棚に収納可能となる。
ける準備ができた時点で、キー10を外部ロック式クロックスプリングアッセン
ブリ1から抜き取り、キー10をクロックスプリング2から分離する。次いで、
ハウジング30の取付けボス38(図12参照)に締結部材を通して、クロック
スプリング2をステアリングコラムに取付ける。外部ロック式クロックスプリン
グアッセンブリ1から抜き取ったキー10は、廃棄してもよいし、将来さらに使
用するために保管してもよい。キー10の将来の使用方法には、新たに製造され
たクロックスプリング2にキー10を挿入するというキー10の再利用方法と、
ステアリングコラムから取外されたクロックスプリング2にキー10を再挿入し
てステアリングコラムの修理を容易にする方法とが含まれる。
ける20B−20B線で切ったキー60の断面図である。図20Cは、キー60
の底面図である。図20Dは、図20Cにおける20D−20D線で切ったキー
60の断面図である。図20Eは、キー60の端面図である。第2実施形態であ
るキー60は、フレキシブルタブ62と、フレキシブルタブ62に設けられた突
起部63と、第1リブ64と、第2リブ65と、突出部66と、第3リブ67と
、把持部69とを備えている。キー10とキー60との相違点は、キー60が第
2、第3リブ65,67を有していることである。第2、第3リブ65,67を
付加することによって、キー60はキー10より剛性が高くなっている。第2実
施形態であるキー60の用途及び目的は、上記に説明した第1実施形態のキー1
0の用途及び目的と同じである。
おける21B−21B線で切ったキー70の断面図である。図21Cは、キー7
0の底面図である。図21Dは、図21Cにおける21D−21D線で切ったキ
ー70の断面図である。図21Eは、キー70の端面図である。第3実施形態で
あるキー70は、フレキシブルタブ72と、フレキシブルタブ72に設けられた
突起部73と、第1リブ74と、第2リブ75と、突出部76と、側部78と、
把持部79とを備えている。キー10とキー70との相違点は、キー70が第2
75を有していることと、フレキシブルタブ72の方向である。フレキシブルタ
ブ72のキー70に対する取付け方向は、フレキシブルタブ12のキー10に対
する取付け方向と比較して180°異なっている。第3実施形態であるキー70の
用途及び目的は、上記に説明した第1実施形態のキー10の用途及び目的と同じ
である。
らかである。従って、ここに説明した形態以外にも、特許請求の範囲内において
本発明を実施することができる。
ーの平面図である。
ロックスプリングを構成するハブ、カバー、及びハウジングを、組立てられた状
態で示す側方断面図である。
がクロックスプリングに挿入されようとしている状態で示す側方断面図である。
ある。
んだ状態で示している。
ませる挿入ツールの使用状態を示している。
す側方断面図である。
である。
面図である。
Bは、図20Aにおける20B−20B線で切ったキーの断面図、図20Cは、
図20Aのキーの底面図、図20Dは、図20Cにおける20D−20D線で切
ったキーの断面図、図20Eは、図20Aのキーの端面図である。
21Bは、図21Aにおける21B−21B線で切ったキーの断面図、図21C
は、図21Aのキーの底面図、図21Dは、図21Cにおける21D−21D線
で切ったキーの断面図、図21Eは、図21Aのキーの端面図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 第1鍵穴を有するハウジングと、 該ハウジング内に回転可能に取付けられかつ第2鍵穴を有するハブと、 フレキシブルタブを有するキーと、を備え、 前記フレキシブルタブが撓み状態にあるとき前記キーは前記第1鍵穴及び前記
第2鍵穴に挿入可能とされ、前記フレキシブルタブは、該フレキシブルタブが非
撓み状態にあるとき前記ハブと係合可能とされている外部ロック式クロックスプ
リングアッセンブリであって、 該外部ロック式クロックスプリングアッセンブリのロック状態では、前記第1
鍵穴は前記第2鍵穴と実質的に同軸配置され、かつ前記キーが前記第1鍵穴及び
前記第2鍵穴の双方に挿入され、前記フレキシブルタブが前記ハブに係合するこ
とを特徴とする外部ロック式クロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項2】 前記キーの前記フレキシブルタブは突起部を有し、前記ハブ
の前記第2鍵穴は、前記キーの前記フレキシブルタブが非撓み状態にある際に前
記キーの前記フレキシブルタブの突起部と補完形態をなす段差部を有しているこ
とを特徴とする請求項1に記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項3】 前記キーの前記フレキシブルタブを撓ませて、前記キーを前
記第1鍵穴及び前記第2鍵穴の双方に挿入可能とし、こうして該外部ロック式ク
ロックスプリングアッセンブリをロック状態とするために、挿入ツールをさらに
備えていることを特徴とする請求項2に記載のクロックスプリングアッセンブリ
。 - 【請求項4】 前記ハブは、回転軸線を有していることを特徴とする請求項
1に記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項5】 前記ハウジングの前記第1鍵穴の長さ方向は、前記ハブの前
記回転軸線に対し略平行であることを特徴とする請求項4に記載のクロックスプ
リングアッセンブリ。 - 【請求項6】 前記ハブの前記第2鍵穴の長さ方向は、前記ハブの前記回転
軸線に対し略平行であることを特徴とする請求項5に記載のクロックスプリング
アッセンブリ。 - 【請求項7】 前記キーは側部を有していることを特徴とする請求項1に記
載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項8】 前記ハブの前記第2鍵穴は、前記キーの前記側部と補完形態
をなす縁部を有していることを特徴とする請求項7に記載のクロックスプリング
アッセンブリ。 - 【請求項9】 前記キーは、該キーの剛性を高めるリブを有していることを
特徴とする請求項8に記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項10】 前記キーは、該外部ロック式クロックスプリングアッセン
ブリがロック状態にある際に前記第1鍵穴にフィットする突出部を有しているこ
とを特徴とする請求項9に記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項11】 前記ハウジングの前記第1鍵穴は、前記キーの前記突出部
と補完形態をなしていることを特徴とする請求項10に記載のクロックスプリン
グアッセンブリ。 - 【請求項12】 前記キーは把持部を有していることを特徴とする請求項1
1に記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項13】 前記ハブの前記第2鍵穴は、前記キーの前記フレキシブル
タブが非撓み状態にある際に前記キーの前記フレキシブルタブの突起部と補完形
態をなす段差部を有していることを特徴とする請求項12に記載のクロックスプ
リングアッセンブリ。 - 【請求項14】 前記キーの前記フレキシブルタブを撓ませて、前記キーを
前記第1鍵穴及び前記第2鍵穴の双方に挿入可能とし、こうして該外部ロック式
クロックスプリングアッセンブリをロック状態とするために、挿入ツールをさら
に備えていることを特徴とする請求項13に記載のクロックスプリングアッセン
ブリ。 - 【請求項15】 前記キーは側部を有していることを特徴とする請求項6に
記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項16】 前記ハブの前記第2鍵穴は、前記キーの前記側部と補完形
態をなす縁部を有していることを特徴とする請求項15に記載のクロックスプリ
ングアッセンブリ。 - 【請求項17】 前記キーは、該キーの剛性を高めるリブを有していること
を特徴とする請求項16に記載のクロックスプリングアッセンブリ。 - 【請求項18】 前記キーは該キーの自由端部に、該外部ロック式クロック
スプリングアッセンブリがロック状態にある際に前記第1鍵穴にフィットする突
出部を有していることを特徴とする請求項17に記載のクロックスプリングアッ
センブリ。 - 【請求項19】 前記ハウジングの前記第1鍵穴は、前記キーの前記突出部
と補完形態をなしていることを特徴とする請求項18に記載のクロックスプリン
グアッセンブリ。 - 【請求項20】 第2鍵穴を有するハブを、第1鍵穴を有するハウジング内
に取付ける段階と、 前記ハブを前記ハウジングに対して回転させ、前記ハブの前記第2鍵穴と前記
ハウジングの前記第1鍵穴とを実質的に同軸配置する段階と、 キーのフレキシブルタブを挿入ツールによって撓ませる段階と、 前記キーを前記1鍵穴及び第2鍵穴の双方に挿入して前記フレキシブルタブを
前記ハブに係合させる段階と、を含むことを特徴とする、外部ロック式クロック
スプリングアッセンブリの製造方法。
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