JP2002539862A - 痛みの軽減及び/又は筋肉の再訓練を行うための装置及び方法 - Google Patents

痛みの軽減及び/又は筋肉の再訓練を行うための装置及び方法

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Abstract

(57)【要約】 子宮の収縮又は他の筋肉の収縮に関連する痛みを軽減するため、及び/又は筋肉を再訓練するための装置(10,100)及び方法が開示される。装置は、筋肉によって経験される収縮を示す信号を生成するためのセンサ(14,252)を備えている。また、患者に対して刺激を加えるための刺激装置(24)を備えている。また、センサによって生成される信号に少なくとも部分的に応じて、刺激装置によって供給される痛みを自動的に調整するための制御ユニット(16,116)を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、概して痛みの制御及び筋肉の刺激に関し、特に痛みの軽減及び/又
は筋肉の再訓練を行うための装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
医者、その他の医療提供者、及び患者にとって、痛みを管理することは複雑な
課題である。多くの者は痛みを制御するために薬を用いることを嫌がり、特に妊
婦の場合は母親及び赤ん坊の両方に影響を及ぼす可能性があるためなおさらであ
る。
【0003】 陣痛は36時間続く場合があり得る。硬膜外の薬の注射のような従来の鎮痛剤
は、普通、子宮腔が4cm以上拡張するまで控えられる。現在では、子宮腔が0
乃至4cmに拡張されたとき、女性は、投薬をしないか又はNisental若しくはDe
merol等の薬を静脈からの与えるかの何れかを受け入れることになる。その上、
典型的な母親が、彼女の家族と共になって奇跡的な出産を経験することを欲する
とき、これらの薬は患者を落ち着かせることになる。これらの及びその他の理由
により、多くの女性は陣痛の最終局面においてでさえも投薬を受けることなく彼
女らの赤ん坊を産むことを望んでいる。
【0004】 呼吸促迫、TENS(Transcutaneous electrical nerve stimulation :経皮
的電気刺激)及びその他を含む陣痛を管理するための多くの非薬理法が試みられ
ている。これらの方法はいくらか役に立つものの、世界中の何億人もの女性にと
って陣痛は依然として苦痛な経験のままである。
【0005】 痛みの専門家は、初期の段階の痛みを管理する戦略を立てることはより良いも
のだと認識している。なぜなら、後に介入することはしばしばより困難となるか
らである。したがって、子宮収縮による痛みが生じる前にTENS療法を開始す
ることは、患者にとってTENSの効果が増大するように感じられる。
【0006】 TENS技術は、陣痛の無痛法として20年以上に亘って広く利用されてきて
いる。また、怪我及び病気によって生じる類の絶えず続く慢性的な痛みを扱うた
めに、20年以上に亘って首尾よく安全に用いられている。例えば、背中の痛み
及びスポーツの怪我のために広く利用されている。
【0007】 陣痛を治療する状況において、TENS技術は、腹部に取り付けられる使い捨
て可能な電極パッドを用いることにより陣痛が起きている母親の皮膚に加えられ
る高周波の電気エネルギーの小さな電池式のソースを採用している。TENSユ
ニットは、オペレータ(即ち、母親、父親のような陣痛のコーチ、又は付き添っ
ている医療提供者の何れか)により、電源が入れられ、必要に応じて切られる。
観察眼のあるコーチ又は医療提供者は、予測して、子宮収縮の増加又は減少に応
じてTENSの出力を調整するために、標準的なトコメータ(子宮収縮モニタ)
の出力に注意することができる。これにより、母親は、TENSユニットの操作
に関与することを要求されることなく、収縮の強さに合わせて上昇し又は下降す
る電気的な刺激の恩恵を受ける。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の一の側面にしたがって、患者によって経験される痛みを軽減すること
に用いられる装置が開示される。この装置は、患者によって経験される収縮を示
す信号を生成するように構成されるセンサを含んでおり、更に患者に対して刺激
を加えるように構成される刺激装置を含んでいる。その上、この装置は、収縮に
関連する痛みを軽減するために、センサによって生成された信号に少なくとも部
分的に応じて、刺激装置によって加えられる刺激を自動的に調整するためのセン
サ及び刺激装置と通信する制御ユニットを含んでいる。
【0009】 本発明の他の側面にしたがって、患者の筋肉を再訓練することに用いられる装
置が開示される。この装置は、筋肉の収縮状態を調整するために、患者の筋肉に
刺激を加えるように構成される刺激装置を含んでいる。また、患者の筋肉の収縮
状態を示す信号を生成するように構成されるセンサをも含んでいる。それに加え
て、筋肉を収縮及び弛緩させる所定のアクティビティを表示するデータを記憶す
るメモリをこの装置は備えている。その上、メモリに記憶されたデータとセンサ
によって生成された信号とに応じて、刺激装置によって加えられる刺激を自動的
に調整するために、メモリ、センサ及び刺激装置と通信する制御ユニットをこの
装置は備えている。
【0010】 本発明の他の側面にしたがって、患者によって経験される陣痛を軽減するため
の方法が提供される。この方法は、子宮収縮を示す信号を生成するための位置で
患者に対してセンサを配置するステップと、陣痛を軽減する電気的な刺激を与え
るための位置で患者に対して刺激装置を連結するステップとを含んでいる。また
、この方法は、子宮収縮を示す信号を生成するためのセンサを用いるステップと
、陣痛を軽減するために刺激装置によって与えられる電気的な刺激を調整するこ
とによって、子宮収縮を示す信号に応答するステップとを含んでいる。
【0011】 本発明の他の側面にしたがって、患者の筋肉を再訓練するための方法が開示さ
れる。この方法は、(a)筋肉を収縮及び弛緩させる所定のアクティビティの少
なくとも一部を表示するデータをメモリから読み出すステップと、(b)患者の
筋肉の収縮状態を測定するステップとを含んでいる。また、この方法は、(c)
患者の筋肉の収縮状態を示す信号をメモリから読み出したデータの少なくとも一
部と比較するステップと、(d)筋肉の収縮状態を調整するために、比較に基づ
いて刺激装置によって筋肉に加えられる刺激信号を自動的に調整するステップと
を更に含んでいる。
【0012】 その他の特徴及び利点は開示された装置に本来備わっているものであり、後述
する詳細な説明及び添付図面から当業者にとって明らかになるだろう。
【0013】
【発明の実施の形態】 装置10は、例えば出産時の子宮収縮,背中の痙攣のような筋肉の痙攣,及び
/又は生理痛によって引き起こされる痛みを軽減するために、本発明の教示にし
たがって構成されている。装置10は、陣痛を制御したり、麻酔中の筋肉を再訓
練する状況について主に説明されるものであるが、当業者であれば本発明の教示
がいかなる特定の環境での使用にも限定されないことを容易に理解するであろう
。これに対して、本発明の教示は、本発明の範疇又は目的から離れない範囲で、
提供される痛みの制御及び/又は筋肉の再訓練の可能性が有益である場合のいか
なる応用においても用いられることが可能である。
【0014】 概観すると、開示される装置10は、皮膚電極12又は適切な人体の位置に注
意深く配置された針を通じて電気的な刺激を制御する痛みを供給する。(当業者
であれば、電極の最適な位置は全ての患者にとって同じではないことは容易に理
解されるであろう。電極の配置は、医者又は看護婦によって適切な位置に決定及
び/又は調整される)。装置10によって供給される電気的な刺激(強度、時間
等)は、陣痛が起きている間に通常測定される子宮収縮に応答することによって
制御される。電気的な刺激のタイミング及びタイプ(周波数,振幅,波長,持続
時間等)は、トコダイナモメータ又は同様の装置14によって測定された子宮収
縮と関連していることが望ましい。望ましくは、正しい時間及び強度で電気的な
刺激を生成し供給する電気的刺激装置又は制御ユニット16に対してフィードバ
ックループを通じて信号を送るトコダイナモメータ又は同様の装置14によって
人体の子宮収縮が取り出される。刺激の強度及びタイミングは、変化する子宮収
縮の状態に応答する閉じたループフィードバックループによって制御される(即
ち、より強い収縮があるときはより強い強度で、収縮の状態がより弱いときには
より弱い強度で)。好都合なことに、トコダイナモメータ14は母親によって知
覚される前の収縮を検知する。したがって、装置10は実際に起こる前に、陣痛
の治療を開始することができる。
【0015】 装置10を使用するためには、まず母親にシステムについて説明し、この痛み
を制御する方法を用いることの承諾を得るべきである。もちろん、患者の医療提
供者は同意見であるべきである。一旦同意が得られた場合、子宮又は他の筋肉か
ら筋肉の収縮を読み取るセンサ(又は複数のセンサ)14は、心地よい電気的な
刺激を供給する電極12と同様に、患者の適切な位置に配される。電極12及び
センサ14の近位端は、制御ユニット16に接続されるべきである。
【0016】 次に、制御ユニット16にエネルギーを与える。制御ユニット16は、電気的
な刺激の放出と子宮収縮の開始との同期を自動的にとり、測定された収縮強度に
したがってその出力を自動的に調整する。その結果、患者又は医療提供者が絶え
間なく介入することなく、痛みの制御が提供されることになる。痛みが起きる前
又は痛みが深刻になる前に痛みを制御することは比較的容易であるので、子宮収
縮のごく初期、若しくは患者が痛みを知覚する前又は痛みが深刻になる前の何れ
かに治療用の電気的な刺激を供給する。治療用の電気的な刺激は、収縮が終わる
まで継続して供給される。特に、女性が収縮を受けている場合は、子宮が収縮す
るときにその出力を増大し(望ましくはステップラダー方式のように)、子宮が
弛緩するときにその出力を次第に弱める(再度、望ましくはステップラダー方式
のように)。
【0017】 装置を停止するため、装置の出力を弱くするため、システムが役に立っていな
い場合に助けるための信号を送るため、又は電気的な刺激を強くするために、手
動のスイッチ18を随意的に患者(母親)に提供することが可能である。その結
果、患者が制御する無痛法(Patient Controlled Analgesia)又は「P.C.A」
が提供されることになる。人によって痛みの知覚又は痛みの治療に対する応答は
異なるので、これは有益である。したがって、何人かの人に役に立つ取り扱いは
、他人にとって過度の取り扱いであったり、又は不十分であったりするかもしれ
ない。強度、周波数、持続時間、振幅等のいくつか又は全ての制御を患者が行う
ことができることによって、最大で、個別の効果を得ることができる。それに加
えて、母親に痛み制御装置の入力を提供することは、患者に心理的に力を与える
ことが可能である。制御しているという自覚は、陣痛が起きている間の痛みを多
いに助長する不安及び懸念を和らげることが可能である。
【0018】 随意的に、装置10は、患者の好みのレベルを習得し、次のサイクルに向けて
自動的に調整するように構成又はプログラムされることができる。さらに、陣痛
の収縮は一般的にリズミカルであるため、いくらか予測可能であり、また患者毎
の個別のパターンを習得して収縮が起きる前にその収縮を予測するように構成又
はプログラムされることができる。収縮を予測することができる能力は、先取り
的な治療を供給するためのもう一つの手段である。
【0019】 上記ステップは、種々のタイプの電気エネルギー(AC又はDC電流、商用電
源又は電池)が入手可能である限り、病院、自宅、又は遠隔地で実施することが
可能である。さらに、システム10は、適切な使用において訓練された介護者に
よって利用することが可能であるが、地域法又は慣習法が許すのであれば、特別
な医療の訓練を受けていない人によって利用することも可能である。
【0020】 制御ユニット16は、可能な限り小さく、可能な限り少ない制御で足りるよう
にするべきである。本発明の範疇又は目的を離れない範囲で、好ましくは電池で
動作し、また容易に得られるAC電流(DCに変換される)で動作することもで
きる。さらに、利用可能な無線技術を用いた無線システムは、患者が最大限に移
動することを可能にする。移動、シャワー及び入浴等の自由は、痛みを軽減する
ことができ、患者をより快適な状態にすることを可能にする。
【0021】 望ましくは、制御ユニット16は、収縮の強さ及び治療用の電気的なインパル
スの強さの両方を図式的に表示する。
【0022】 インパルス12及びセンサ14は、望ましくは使い捨てとし、最適な恩恵を与
えるために可能な限り少ない数とする。さらに、インパルス12及びセンサ14
のリード線は、望ましくは、起こり得る誤用を回避するために制御ユニット16
上の正しい接続箇所のみに接続される。形状及び色分けは、この目的を達成する
ために用いることが可能である。インパルス12及びセンサ14のリード線は、
再利用可能であることが好ましい。
【0023】 より簡単に使用でき且つより簡単にリード線のもつれを最小化するための製品
を生産するために、電極12,14を無線とすることが可能である。その上、無
線の電極は、患者が移動し、女性が立って歩き回ることを可能にする。その結果
、重力の治療効果による恩恵を受け、胎児の動きを楽にすることになる。
【0024】 電極12及びセンサ14は、IとSのリード線間で生じるフィードバック又は
干渉を最小化し又は取り除くために配置され、設計されることが好ましい。
【0025】 制御ユニット16は、随意的に、インパルスの持続時間、強度、周波数及び振
幅に関する重要な手動の制御をオペレータに提供する。さらに、従来の胎児の状
態のモニタ及び/又はトコダイナモメータの特色を示す、患者(母親及び赤ん坊
)が監視している大量の情報をオペレータに提供することが可能である。これは
、オペレータが個々の患者(母親)の必要性に応じてユニットの動作をカスタマ
イズするのに役立てることが可能である。それに加えて、より複雑な装置16は
、より簡易なユニット16に組み込まれている最適で標準的な設定を調査するの
に役立てることが可能である。各患者によって、痛みの知覚は異なり、治療に対
する応答は異なるので、カスタマイズされた治療が好ましい。ある患者は他の患
者とは異なる服用量が必要となるというように、このことは薬による治療におい
ても当てはまることである。また、電気的な刺激についても当てはまる。しかし
ながら、電気的なエネルギーを精密に制御する能力はほとんど無限である。複雑
な調査装置16は、より簡易なユニットにとっての初期設定の決定を容易にする
のみではなく、一般的な調査も同様に容易にする。
【0026】 制御ユニット16は、トコダイナモメータのような、生存する胎児又は陣痛の
監視装置のインタフェースとして設計されることが可能である。
【0027】 それに加えて、図1に示すように制御ユニット16は大きいものであるが、テ
ーブル上のユニットであり、当業者であれば、本発明の範疇又は目的から離れな
い範囲内で、歩行中の母親が携帯できる程度に小型化することが可能であること
を理解するであろう。このように小型化されたユニットは、単一の住居内にある
携帯型のトコダイナモメータ及びTENs装置と組み合わせることが望ましい。
送信器及び受信器は、随意的に、携帯型の制御ユニットからのデータを記録して
表示する表示装置に対して無線で伝送されるデータを用いることも可能である。
小型化されたユニット16は、もはや移動することが不可能又は望まれていない
ときに、ユニット16と表示装置とを物理的に接続することが可能なポートを備
えている。
【0028】 本発明の教示にしたがって構成される装置10のより詳細な説明は、図2に示
されている。図に示すとおり、装置10は患者によって経験される収縮を示す信
号を生成するための一又は複数のセンサ14を含んでいる。上述したとおり、当
業者であれば、センサ14を実施するために多くの異なるタイプの装置を用いる
ことが可能であることを容易に理解できるであろう。より好適な実施例では、セ
ンサ14は従来のトコダイナモメータによって実施される。
【0029】 患者に刺激を与える目的のために、装置10はさらに刺激装置24を備えてい
る。当業者であれば、刺激装置24を実施するために、多くの異なる装置(例え
ば磁気装置)を用いることが可能であることを容易に理解することができるであ
ろう。より好適な実施例では、刺激装置24は従来の経皮的電気刺激装置(TE
NS)によって実施される。その代わりに、刺激装置24は、薬による治療に先
立って、又はそれと共に、脊髄に直接電気的な刺激を供給すべくなされた電気接
点によって実施してもよい。脊髄の神経への刺激は通常の痛み管理方法であるが
、陣痛に用いることは一般的ではない。硬膜外のカテーテルを配置することによ
って、患者は薬の供給の準備をする。しかしながら、薬の供給に先立って、治療
用の電気的な刺激を供給するために、(導電率を高めるための電界物溶液と共に
又は用いずに)電気接点24を硬膜外の空間に配することができる。効果的な場
合、電気的な刺激は薬の必要性を軽減し又は取り除くことになる。この直接的な
脊髄への刺激は、陣痛において4〜10cmの段階にある間に最もよく用いられ
る。
【0030】 図2に戻って、知覚された収縮に関連する痛みを軽減するためにセンサ14に
よって生成された信号に少なくとも部分的に応答して、刺激装置24によって加
えられる刺激を自動的に調整する目的で、装置10は、制御ユニット16を備え
ている。制御ユニット16は、患者を通じて閉ループフィードバックループを形
成するためにセンサ14及び刺激装置16と通信する。制御ユニット16、セン
サ14及び刺激装置16は、図1に示すように随意的に単一の住居内に収容され
、単一の電源26から動力の供給を受けることが可能である。(図示を簡略化す
るために、図2には、すべての電源との接続は表されていない。)電源26は、
電池又は適切な従来の補整されたAC/DC変換器及びAC商用電源に対して接
続されるサージ保安器を、本発明の範疇又は目的から離れない範囲内で含むこと
が可能である。
【0031】 図2に示す装置において、制御ユニット16はセンサ14によって生成された
信号と刺激装置24によって加えられた刺激を示す信号とを比較するための比較
回路30を含んでいる。図2に示すアナログ回路において、比較回路30は従来
のコンパレータによって実施されている。
【0032】 比較回路30に対して、適切な電圧レベル及び強度で信号を供給することを保
証するために、制御ユニット16は従来の信号調整回路32を更に備えている。
信号調整回路32は、すべての信号を適切な尺度で比較することを保証するため
に、ノイズを軽減するためのフィルタ、強度を調整するためのアンプ、及び/又
は電圧レベルの調整器を含んでいる。このような信号調整回路は、極めて従来的
なものであり、以降では特に議論しない。
【0033】 作動している間、比較回路30は、フィルタリングされ、増幅され、及び/又
はセンサ14から測定された収縮を表す尺度化された信号と、同じく差信号を生
成するために刺激装置24によって生成される出力信号を表す調整信号とを受信
して比較する。次に、差信号は、(信号調整回路32によって適切に、レベルが
シフトされ、フィルタリングされ、及び/又は増幅された後に)刺激装置24に
渡される。刺激装置24は、出力である刺激を大きくし又は小さくすることによ
って非ゼロの差信号に応答する(差信号の符号に依存する)。新たな刺激を表す
信号は、最近測定された収縮状態を表す信号と比較するために比較回路30に戻
される。このように、刺激装置24の出力は、測定された収縮の強度を自動的に
追跡している。その結果、母親によって経験される痛みを軽減することになる。
【0034】 上述したように、痛みの経験は非常に個人的なものである。したがって、手動
で刺激装置24の出力レベルを強めたり弱めたりすることを患者ができるように
するために、装置10は手動入力18を更に備えている。入力18を操作するこ
とによって、患者は、正の、ゼロの、又は負の信号を制御ユニット16に対して
入力することができる。この入力信号は、信号調整回路32を通過して従来型の
加算器40に入力される。
【0035】 加算器40は、センサ14によって生成された信号に、手動入力18からの入
力信号を加える。上述したように、手動入力18からの入力信号は正の、ゼロの
、又は負の信号とすることができる。手動入力18からの正の入力信号は、セン
サ14からの信号のレベルを高める。その結果、まるで実際に感じられるよりも
センサ14が比例して強い収縮を感知したかのように、比較回路30に対して出
力される結合信号を生成する。手動入力18からの入力信号が負の場合は、まる
で実際に感じられるよりもセンサ14が比例して弱い収縮を感知したかのように
、比較回路30に対して出力される結合信号を生成するために、センサ14から
の信号のレベルを低くする。もちろん、比較回路30に入力される信号のレベル
を調整することは、直接的に、比較回路が生成した差信号のレベルを調整するこ
ととなり、したがって、刺激装置24によって生成された刺激のレベルを直接的
に変化させることになる。刺激レベルの自動制御は、刺激装置の出力、並びにセ
ンサ14及び手動入力18からの入力信号に基づいて上述したように続けられる
【0036】 望ましくは、母親が5から10パーセントの間隔で刺激装置24の出力を増減
させることができるように手動入力18を構成する。
【0037】 上述したように、患者が刺激装置24の電源を切ることができることが望まし
い。この目的のため、制御ユニット16はMOSFETによって随意的に実施す
ることが可能なスイッチ42を備える。スイッチ42は、刺激装置24を電源2
6と連結するという第一の状態を持っている。また、電源26から刺激装置24
を絶縁させ又は切断するという第二の状態を持っている。スイッチ42の状態は
、手動入力18によって生成された入力信号によって制御することが可能である
【0038】 また、上述したように、センサ14によって測定される収縮を視覚的に示すこ
とができることが望ましい。この目的のため、制御ユニット16は、表示装置4
8上で表示を行うためにセンサ14から受信した信号に相当する信号を出力すべ
くなしてある従来のグラフィックスドライブを備えている。随意的に、刺激装置
24の出力を表す信号は、表示装置48上で表示を行うためにグラフィックスド
ライブ44にも供給される(図2における波線を参照)。
【0039】 本発明の教示にしたがって構成される他の装置100を図3に示す。装置10
0は、実質的には装置10と類似している。しかしながら、装置10の制御ユニ
ット16がアナログ回路であったのに対して、装置100の制御回路116はマ
イクロプロセッサに基づいたデジタル回路である。図2及び図3において同一の
参照番号を持つ機構は同一のものである。同様にして、同一の機構ではないが、
図2及び図3において100だけ離れた参照番号を採用している(例えば図2に
おける30は図3における130である)。
【0040】 図3の装置100において、比較回路はマイクロプロセッサ130によって実
施される。その結果、信号調整回路132は、フィルタリング、増幅及び/又は
レベルシフト回路に加えて、従来のアナログからデジタルへの変換器及び/又は
デジタルからアナログへの変換器を含んでいる。
【0041】 マイクロプロセッサ130は、図4に示すフローチャートによって例示された
模範的なプログラムのようなプログラムを実行するようにプログラムされている
。このプログラムにおいて、刺激装置24は、まず初期化の手続を通じて、出力
にゼロをセットする。次に、マイクロプロセッサ130は、センサ14から受信
した入力(図3における入力X)と手動入力18から受信した入力(図4におけ
る入力Y)とを加えて、これらの和が非ゼロであるかどうかを判別する(ブロッ
ク160)。ここで非ゼロである場合、刺激装置24は知覚された収縮と関連す
る痛みの影響を弱めるために非ゼロ出力を生成しなければならない。またゼロで
ある場合は、センサ14によって収縮が知覚されておらず(即ちX=0)且つ手
動入力がゼロにセットされている(即ちY=0)ので、又は、平均的な患者にと
って十分な痛みの介入と同程度のものを必要としない患者の場合のように、セン
サによって生成された信号を丁度オフセットするように手動入力が操作されてい
る(即ちX=−Y)ので、刺激装置24から要求される出力はない。
【0042】 センサ14及び手動入力18の入力が非ゼロサムを生成すると仮定すると、マ
イクロプロセッサ130は、デジタルグラフィックスドライバ144を介して、
センサ14及び手動入力の現在の入力(X及びY)と、刺激装置24の現在の2
番目の出力(図3におけるT)を用いて表示装置を更新する(ブロック162)
。次に、マイクロプロセッサ130は、刺激装置24の現在の第2の出力(T)
がセンサ14及び手動入力18からの入力(X及びY)の合計と等しいか否かを
判別する(ブロック164)。刺激装置24の出力とセンサ14及び手動入力1
8からの入力(X及びY)の合計とが一致した場合、制御はブロック160に戻
る。そうでない場合は、制御はブロック166に進む。
【0043】 ブロック166において、マイクロプロセッサ130は、センサ14及び手動
入力18からの入力(X及びY)の合計と等しくなるように、刺激装置24の出
力を増やしたり減らしたりして調整する。次に、マイクロプロセッサ130は、
グラフィックスドライバ144経由で表示装置を更新し(ブロック168)、測
定された出力(T)が所望のレベル(即ちX+Y)に達したか否かを調べる(ブ
ロック170)。マイクロプロセッサは、刺激装置24の出力(T)がセンサ1
4及び手動入力18の入力(X及びY)の合計と等しくなるまで、ブロック16
6から170を実行し続ける。そして制御はブロック160に戻る。
【0044】 当業者であれば、刺激装置24が調整を行っている間に検知した入力(X及び
Y)がしばしば変化することを理解するであろう。したがって、収縮が持続して
いる間、制御はしばしばブロック166から170を含むループに残ったままと
なるであろう。そして、通常では、制御は、検知した強度の変化がゆっくりにな
ったときに、収縮の終わりにより近づいてブロック160に戻るのみであろう。
【0045】 図3の装置100の更なる観点は図7に示されている。図7に示すように、制
御ユニット116は、従来の胎児モニタ117,パーソナルコンピュータ119
,コンピュータ119を許可するためのインタフェース回路121及び通信する
ためのTENSユニット24によって実施することが可能である。インタフェー
ス回路121は、随意的に、コンピュータ119又は刺激装置24に内蔵される
。TENSユニット24は、コンピュータ119との通信及びコンピュータ11
9による制御を容易にするために従来のユニットの構成から変更したものである
【0046】 また図7に示すように、胎児モニタ117は、従来のように、RS−232ポ
ート123又はアナログ出力125及びPCMCIAカード127を介してパー
ソナルコンピュータ119と通信する。望ましくは、PCMCIAカード127
はインタフェース回路121と通信するために用いられる。
【0047】 上述した内容から、当業者であれば、薬を使うことなく痛みを制御するために
痛み制御装置が開示されていることを容易に理解できるであろう。
【0048】 特に、開示された装置は、直接的な患者のフィードバックによって調節すると
いう選択を用いて、患者の必要性に時機良く応ずるという単純な制御方法で、痛
みの管理に対する十分な理解及び痛みの管理の一般的な実践方法を最適に供給し
ている。先取り的に治療を行うことができる能力は好都合である。なぜなら、痛
みが始まる前に又は痛みが深刻になる前に痛みを制御することはより易しいから
である。これは、治療を容易且つ効果的にする。開示された痛み制御装置は薬よ
りも安全である。
【0049】 開示された痛み制御装置は、通常では薬を使用することができないときであっ
て、子宮頸部の膨張が4cmになるのに先んじてしばしば起きる長い陣痛の間に
用いることができる。その結果、母親はより長い期間に亘って苦痛を取り除くこ
とができ、出産の全体の過程がより心地よい経験となる。換言すれば、開示され
た痛み制御装置は、その他には苦痛を取り除く選択肢がきわめて少ない0から4
cmの間の無痛法を提供する。さらに、供給する前、間及び後の薬を最小化する
ことによって、母乳に含まれる薬の量がより少なくなり、その結果母親と同様に
赤ん坊にとっても安全性が増すことになる。
【0050】 その上、開示された痛み制御装置は、子宮頸管が4cm以上膨張したときは、
硬膜外の痛み制御と組み合わせて、又はそれに代わって利用することもできる。
【0051】 電気的な刺激は、背中及び首の筋肉の痙攣のようなその他の身体の収縮に対応
又は合わせることが可能である。同様に、測定及び出力は、他の筋肉又は神経に
おいて実施することができる。また、装置は、泌尿器の括約筋の機能障害及び緊
張性尿失禁に苦しんでいる人にとっても多いに役立つものとなり得る。
【0052】 開示された痛み制御装置は、通常では薬が控えられている期間において、女性
、医者、助産婦、及びその他の人達が長期の陣痛の時間をより快適に過ごすため
に役立つものである。この装置は母親が休息をとることを可能にし、薬又はより
低いレベルの薬を用いることなく陣痛の最後に対応するより高度な肉体的能力及
び精神的能力を与えることを可能にする。その結果、母親及び赤ん坊を薬の副作
用から守ることになる。
【0053】 開示された痛み制御装置は、硬膜外注射の潜在的に有毒で人体に有害な副作用
ばかりでなく、忘れることができず侵略的な硬膜外注射の必要性を排除すること
ができる。さらにまた、硬膜外注射の費用はとても高い。
【0054】 また、開示された痛み制御装置は、先進国と、財源及び高度な技能を有する麻
酔医を利用することが一般的に非常に限られている後進国との双方において、病
院及び/又は自宅に引き渡して利用可能であり、薬を用いず、低コストで、シン
プルな痛み管理システムを提供する。
【0055】 さらに、開示された痛み制御装置は、実際の痛みの兆候に先んじて、又は深刻
なレベルの痛みに先んじて、先取り的に苦痛を取り除くことを提供する。陣痛が
起きている間、女性の子宮収縮は、トコダイナモメータを用いて監視されるのが
一般的である。この装置及び他の同様の装置は、子宮収縮の始まりを患者が知覚
する前に感知することができる。TENSユニットにトコダイナモメータ(又は
同様の装置)を繋げることによって、TENSは子宮収縮に合わせて適用され又
は強められ、効果が高まる。その上、患者、看護婦、助産婦又は親族は、絶えず
TENS装置を操作する苦痛から完全に又は少なくとも部分的に解放されること
になる。
【0056】 図1乃至図4の装置10,100は、陣痛が起きている間に経験する子宮収縮
及び痙攣(即ち、背中又は首の筋肉の痙攣)のような収縮に関する痛みを制御す
る場合において用いるものとして説明されているが、本発明の教示は、例えば下
半身不随、四肢麻酔、脳卒中の患者、又はその他の患者(例えば麻痺した腸及び
機能性子宮括約筋を持っている患者)の筋肉の再訓練において用いることも可能
である。
【0057】 筋肉の再訓練を実施するために本発明の教示にしたがって構成された装置20
0を図5に示す。上述した装置10,100のように、装置200はTENS装
置によって好適に実施される刺激装置24を備えている。装置200の刺激装置
24は、筋肉の収縮状態を調節するために、再訓練するための筋肉に刺激を与え
るように制御される。筋肉の収縮条件は、完全な弛緩と完全な収縮との間のいか
なる状態にも言及し、好適にはこれらの両極端を含んでいる。
【0058】 再訓練するための筋肉の収縮状態を示す信号を生成する目的で、装置200は
さらにセンサ14を備えている。装置200のセンサ14は、装置10,100
のセンサ14のように、望ましくはトコダイナモメータによって実施される。
【0059】 再訓練すべき筋肉によって実施される所定の収縮及び弛緩アクティビティを表
示するデータを記憶する目的で、装置200は望ましくはメモリ250を備えて
いる。メモリ250は、従来のリードオンリーメモリ(例えば、EEPROM,
CD ROM等)によって実施され得るが、SRAM、ハードドライブ、又はそ
の他の従来の記憶装置のような読み書き可能なメモリによって実施されることが
望ましい。所定の収縮及び弛緩アクティビティは、所望のいかなるアクティビテ
ィとすることもできるが、通常では、弛緩された状態から完全に収縮又は縮めら
れた状態へ筋肉の収縮状態を強めるカーブを表示するデータ、及びその後に完全
に収縮又は縮められた状態から弛緩された状態へ筋肉の収縮状態を弱めるカーブ
を表示するデータを含んでいる。望ましくは、所定の収縮及び弛緩アクティビテ
ィは、緩やかに筋肉を弛緩することを可能としており、したがって、屈曲そして
伸長を獲得するために、相互関係にある一連の筋肉を活動させる自然なアクティ
ビティ、通常では散歩のようなアクティビティを容易にすることができる。
【0060】 メモリ250に記憶されているデータ及びセンサ14の出力に応じて筋肉を再
訓練するための刺激装置24によって与えられる刺激を自動的に調整するために
、装置200はさらに制御ユニット230を備えている。図5に示すように、制
御ユニット230は、メモリ250、刺激装置24、及びセンサ14と通信する
。装置10,100と同様に、フィルタリング、レベルシフト、増幅並びに/又
は、2若しくはそれ以上の制御ユニット230、刺激装置24及び/又はセンサ
14間を通る信号の変換を行うために、信号調整回路232が設けられている。
【0061】 制御ユニット230は、センサ14により生成された信号とメモリ250から
のデータとを比較するための比較回路を備えている。当業者であれば、本発明の
範疇又は目的を離れない範囲において、比較回路が様々な手段で実施され得るこ
とを容易に理解するであろう。例えば、比較回路は、図2に示すようなコンパレ
ータによって実施され得る。しかしながら、より好適な実施例においては、図5
に示すように、比較回路がマイクロプロセッサ230によって実施される。
【0062】 刺激すべき筋肉又は一連の筋肉にセンサ14及び刺激装置24を取り付けた後
に、部分的に麻痺された固体が、再訓練処理の初期化を行うことができるように
するために、装置200はセンサ252を備えていることが望ましい。当業者で
あれば、本発明の範疇又は目的から離れない範囲で、センサ252が様々な手段
で実施することができることを容易に理解するであろう。例えば、吹矢筒(ブロ
ーチューブ)又は、舌の動き、眼球の動き若しくは他の付属器の動きを感知する
他の従来のセンサによってセンサ252は実施され得る。
【0063】 マイクロプロセッサ230によって実行され得る模範的なプログラムを図6に
示す。刺激装置24の出力がゼロになるように種々の従来の初期化プロセスを実
行した後、マイクロプロセッサ230はセンサ252から出力されるスタート命
令の受信待ちのループに入る(ブロック274)。スタート命令を受信(ブロッ
ク274)するとすぐ、マイクロプロセッサ230は、所定の収縮及び弛緩アク
ティビティに対応して、一又は複数のデータ値をメモリ250から検索する(ブ
ロック276)。次に、マイクロプロセッサ250は、センサ14から受信した
入力(即ち、測定した筋肉の収縮状態を表示する信号)と所定の収縮及び弛緩ア
クティビティにおける最初のデータポイントとを比較する(ブロック278)。
ここで、センサ14から受信した入力信号と最初のデータポイントとが等しい場
合(ブロック278)、制御はブロック288に進む。そうでない場合、制御は
ブロック280に進む。
【0064】 ブロック280において、マイクロプロセッサ280は測定された筋肉の収縮
状態がメモリ250からのデータポイントにより特定される収縮状態よりも小さ
いかどうかを判別する。ここで小さい場合、マイクロプロセッサ250は所定量
を単位として刺激装置24の出力を強める(ブロック284)。そうでない場合
、マイクロプロセッサは所定量を単位として刺激装置24の出力を弱める(ブロ
ック282)。刺激装置24がその出力を強めるように指示されたか又は弱める
ように指示されたかに関わらず、マイクロプロセッサ230はタイムアウト条件
が満足されたかどうかを判別する(ブロック286)。例えば、所望の筋肉収縮
状態が所定の時間内に達成していない場合(例えば、刺激装置24が適切に接続
されていない等)に、タイムアウトが発生し得る。感知された収縮状態がメモリ
からのデータポイントにより特定される収縮状態と実質的に等しくなるまで、又
はタイムアウト条件(ブロック286)が満足されるまで、制御はブロック27
8〜286間をループし続ける。タイムアウト条件が発生した場合(ブロック2
86)、新たなスタート命令を受信するまで実行は終了する(ブロック274)
【0065】 一方、ブロック278〜286によって定義されるループはブロック278に
て抜け出て、マイクロプロセッサ230は、実行を完了させるかどうか(即ち、
再訓練すべき筋肉が所定の収縮及び弛緩アクティビティにおけるすべてのデータ
ポイントにより特定される収縮/弛緩状態に入ったかどうか)を判別する(ブロ
ック288)。そうであれば、制御は、マイクロプロセッサ230が次の実行を
開始するための信号を待機する状態であるブロック274に戻る。そうでない場
合、制御はブロック290に進む。
【0066】 ブロック290において、マイクロプロセッサ230は収縮及び弛緩アクティ
ビティにおける次のポイントへ進むときであるかどうかを判別する。アクティビ
ティの次のステージに移行するときに達した場合(ブロック290)、制御はア
クティビティにおける次のデータポイントを検索するブロック276に進む。上
述したように、測定された筋肉の収縮状態と新しいデータポイントにより特定さ
れる所望の収縮状態とを比較し(ブロック278)、必要であれば刺激装置24
の出力を調整することによって処理を続ける。筋肉が再訓練されることによって
、所定の収縮及び弛緩アクティビティにより特定される実行が実施されるまで(
ブロック288)、又はタイムアウトエラーが発生するまで(ブロック286)
、制御はブロック276〜290を通してループし続ける。
【0067】 ここでは本発明の教示にしたがって構成された特定の装置を説明してきたが、
この特許の保護範囲はそれに限定されるわけではない。反対に、この特許は、文
字通り又は均等論の下の何れかにより添付された請求項の範囲内で正しく行われ
る本発明の教示のすべての実施例を保護する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の教示及び患者に用いられる場合にしたがって構成される装置を示す図
である。
【図2】 図1の装置の一つの可能な実施例を示すブロック図である。
【図3】 図1の装置の他の可能な実施例を示すブロック図である。
【図4】 図3の装置により実行可能なプログラムを示すフローチャートである。
【図5】 本発明の教示にしたがって構成される他の装置を示すブロック図である。
【図6】 図5の装置により実行可能なプログラムを示すフローチャートである。
【図7】 本発明の教示にしたがって構成される好適な装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 装置 12 電極 14 トコダイナモメータ 16 制御ユニット 18 手動入力 24 刺激装置 26 電源 30 比較回路 32 信号調整回路 40 加算器 42 スイッチ 44 グラフィックスドライブ 48 表示装置 100 装置 116 制御ユニット 117 胎児モニタ 119 コンピュータ 121 インタフェース回路 123 RS−232ポート 125 アナログ出力 127 PCMCIAカード 130 マイクロプロセッサ 132 信号調整回路 144 グラフィックスドライバ 200 装置 230 マイクロプロセッサ 232 信号調整回路 250 メモリ 252 センサ

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者によって経験される痛みを軽減するために用いられる痛
    み制御装置であって、 患者によって経験される収縮を示す信号を生成するように構成されるセンサと
    、 患者に対して刺激を加えるように構成される刺激装置と、 収縮に関連する痛みを軽減するために、センサによって生成される信号に少な
    くとも部分的に応じて、刺激装置によって加えられる刺激を自動的に調整するた
    めのセンサ及び刺激装置と通信する制御ユニットと を含むことを特徴とする痛み制御装置。
  2. 【請求項2】 センサは、トコダイナモメータを含んでいる請求項1に記載
    の痛み制御装置。
  3. 【請求項3】 センサによって生成される信号は子宮収縮を示すものである
    請求項1に記載の痛み制御装置。
  4. 【請求項4】 刺激装置は、経皮的電気刺激装置である請求項1に記載の痛
    み制御装置。
  5. 【請求項5】 制御ユニットは更に、センサによって生成される信号と刺激
    装置によって加えられる刺激を示す信号とを比較するための比較回路を含んでい
    る請求項1に記載の痛み制御装置。
  6. 【請求項6】 比較回路は、マイクロプロセッサを含んでいる請求項5に記
    載の痛み制御装置。
  7. 【請求項7】 比較回路は、コンパレータを含んでいる請求項5に記載の痛
    み制御装置。
  8. 【請求項8】 入力信号の入力を可能とするために制御ユニットと通信する
    手動で操作可能な入力装置を更に含んでいる請求項1に記載の痛み制御装置。
  9. 【請求項9】 制御ユニットは更に、合計信号を生成するために、入力装置
    からの入力信号とセンサによって生成される信号とを合計するための加算器を更
    に含み、制御ユニットは、合計信号に応じて刺激装置によって加えられる刺激を
    自動的に調整する請求項8に記載の痛み制御装置。
  10. 【請求項10】 制御ユニットは、入力装置からの入力信号及びセンサによ
    って生成される信号に応じて刺激装置によって加えられる刺激を自動的に調整す
    る請求項8に記載の痛み制御装置。
  11. 【請求項11】 制御ユニットは、刺激装置によって刺激が加えられるのを
    終了するために入力信号に応答する請求項8に記載の痛み制御装置。
  12. 【請求項12】 制御ユニットは、刺激装置と電源とを結合する第1状態と
    、刺激装置を電源から切り離す第2状態とを有するスイッチを含み、スイッチの
    状態は入力信号により制御される請求項11に記載の痛み制御装置。
  13. 【請求項13】 センサによって生成される信号を示す信号を表示装置に出
    力するためのグラフィックスドライバを更に含んでいる請求項1に記載の痛み制
    御装置。
  14. 【請求項14】 刺激装置は、患者の硬膜外腔に挿入すべくなしてある請求
    項1に記載の痛み制御装置。
  15. 【請求項15】 患者の筋肉を再訓練するために用いられる筋肉再訓練装置
    であって、 筋肉の収縮状態を調整するために患者の筋肉に対して刺激を加えるように構成
    される刺激装置と、 患者の筋肉の収縮状態を示す信号を生成するように構成されるセンサと、 筋肉のための所定の収縮及び弛緩アクティビティを示すデータを記憶するメモ
    リと、 メモリに記憶されているデータ及びセンサによって生成される信号に応じて、
    刺激装置によって加えられる刺激を自動的に調整するためにメモリ、センサ及び
    刺激装置と通信する制御ユニットと を備えることを特徴とする筋肉再訓練装置。
  16. 【請求項16】 センサは、トコダイナモメータを含んでいる請求項15に
    記載の筋肉再訓練装置。
  17. 【請求項17】 刺激装置は、経皮的電気刺激装置である請求項15に記載
    の筋肉再訓練装置。
  18. 【請求項18】 制御ユニットは更に、センサによって生成される信号とメ
    モリからのデータとを比較するための比較回路を含んでいる請求項15に記載の
    筋肉再訓練装置。
  19. 【請求項19】 比較回路は、マイクロプロセッサを含んでいる請求項18
    に記載の筋肉再訓練装置。
  20. 【請求項20】 比較回路は、コンパレータを含んでいる請求項18に記載
    の筋肉再訓練装置。
  21. 【請求項21】 患者によって経験される陣痛を軽減するための痛み制御方
    法であって、 子宮収縮を示す信号を生成するための位置で患者に対してセンサを配置するス
    テップと、 陣痛を軽減する電気的な刺激を加えるための位置で患者に対して刺激装置を連
    結するステップと、 子宮収縮を示す信号を生成するためにセンサを用いるステップと、 陣痛を軽減するために刺激装置によって加えられる電気的な刺激を調整するこ
    とにより子宮収縮を示す信号に応答するステップと を含むことを特徴とする痛み制御方法。
  22. 【請求項22】 子宮収縮を示す信号に応答するステップは更に、 子宮収縮を示す信号と刺激装置によって加えられる電気的な刺激を示す信号と
    を比較するステップと、 比較に基づいて刺激装置によって生成される電気的な刺激を調整するステップ
    とを含む請求項21に記載の痛み制御方法。
  23. 【請求項23】 患者の筋肉を再訓練するための筋肉再訓練方法であって、 (a)筋肉のための所定の収縮及び弛緩アクティビティの少なくとも一部を示
    すデータをメモリから読み出すステップと、 (b)患者の筋肉の収縮状態を測定するステップと、 (c)メモリから読み出した少なくとも一部のデータと患者の筋肉の収縮状態
    を示す信号とを比較するステップと、 (d)筋肉の収縮状態を調整するために比較に基づいて刺激装置によって筋肉
    に対して与えられる刺激信号を自動的に調整するステップと を含むことを特徴とする筋肉再訓練方法。
  24. 【請求項24】 少なくとも(b)乃至(d)のステップは、少なくとも一
    度は所定の収縮及び弛緩アクティビティを筋肉が実施するまで繰り返される請求
    項23に記載の筋肉再訓練方法。
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