JP2002538857A - 温度制御システムを備える中心静脈線カテーテル - Google Patents
温度制御システムを備える中心静脈線カテーテルInfo
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Abstract
Description
テルに関する。
者、特には卒中または他の脳の外傷性イベントを被った患者に対して使用される
。それらの中心静脈線カテーテルは、典型的には、サイズが約8.5〜12Fr
enchであり、8〜12インチにわたって延在する軟質で可撓性の多内腔構造
体からなっている。それらのカテーテルは、通常、医療担当者が中心静脈系を介
して患者の中心血液供給部へ容易且つ便利にアクセスできるように、患者の鎖骨
下静脈または頸静脈を通じて導入され、また、好適性が幾分劣るものの、大腿静
脈も利用される。一般的に、このようにして中心血液供給部へのアクセスが達成
され、これにより、血液ガス分析等のために患者の血液を収集することが可能に
なると共に、例えば、薬剤や、注入液、または栄養剤の送給が可能になる。
U患者で発熱が生じやすく、その発現は、脳における有害な影響を悪化させるこ
とがある。発熱を管理するための通常の治療法は、アセトアミノフェン(Tyl
enol)や、冷却毛布、氷水膀胱灌注及び氷浴を用いる治療法を含む。患者の
体温を下げるためのこれらの手法はすべて、患者を冷やすのに過剰な時間を必要
とする。しかも、それらの従来の方法は、患者の冷却状態を正確に制御すること
ができない。ここで認識されるように、患者を冷却することによる有益性を最適
化するためには、制御された仕方で比較的迅速に患者を冷やすことが重要である
。
装置の不十分性を認識し、本譲受人は、同時係属特許出願第09/133,81
3号及び第09/063,984号において、患者の血液供給部から熱を取り除
くために患者の体内に移植することができる留置カテーテルを開示した。それら
の上記引用出願公報の留置カテーテルは、血液供給部と熱交換関係をもたらすよ
うに配置され、そして、そのカテーテルを通じて、冷却剤が閉鎖ループ内で循環
される。これらのカテーテルは、生体組織の温度を下げ、これにより、上述の如
く、患者の医療上の成果を改善することができる。
中心静脈カテーテルの形態に組込まれる。上述の如く、中心静脈カテーテルは、
通常、神経系ICU患者を含む多くのICU患者で使用されることから、本発明
者らは、これらの認識を組み合わせて、患者を冷却するという付加的な能力を備
えた中心静脈カテーテルを提供できれば有利であろうと考えた。これを成し遂げ
るため、本発明は、単一の装置で、従来の中心静脈カテーテルと、患者の体温を
効果的且つ正確に管理するための手段を提供することという2つの目標を達成す
る。
昇もしくは低下させることができるようになされた中心静脈線カテーテルを供給
することにより、従来技術の不十分さを克服する。中心静脈線には、患者の血液
と熱交換関係を持って配置される熱交換エレメントが供給される。この熱交換エ
レメントは、循環する流体をその内部に収容しており、そして、この流体は、患
者体温フィードバック機構に従って、患者の身体の外部で自動的に冷却または加
温される。
追加することにより、本発明は、その静脈系への現存するアクセス及び単一の切
開部を利用でき、これにより、付加的な合併症の危険性が低減されるという長所
を有している。典型的には鎖骨下静脈や、頸静脈あるいは大腿静脈を通じて行わ
れるこのアクセスは、その中心静脈系を介して中心血液供給部へなされ、従って
、患者の体温を効果的に冷却または加温できるため、特に好都合である。中心静
脈系という用語は、一般的に、下大静脈及び上大静脈を含む、血液を右心へ戻す
静脈系部分を表す言葉である。本発明の特別な一つの利点は、発熱を伴いがちで
あることが知られている処置と連合してこの冷却機能を効果的に実施し、このよ
うにして、そのような発熱を見越しての処置や、発熱の管理の容易化ができるこ
とである。本システムと患者の中心静脈系との間のこの熱交換関係は、長期間、
例えば約1時間から約29日間にわたって維持することができる。
なっている。これらの内腔のうちの少なくとも2つは、熱交換用流体を中心静脈
線カテーテルの移植可能な遠位側端部に配置された熱交換エレメントに運ぶ一方
、残りの内腔は、患者の中心血液供給部へのアクセスをもたらすべく機能する。
上述の熱交換エレメントは、それらのコンポーネント間に熱交換用流体を運ぶ配
管系を介して、温度制御モジュールと流体的に連通している。冷却及び/又は加
熱装置を備えるこの温度制御ユニットは、温度コントローラーと協働し、検知さ
れた患者の体温に応じて、その熱交換用流体を加熱または冷却する。
できていてよく、そして、アコーディオン様の形態等の適当なある形態をなして
いてよい。
レベルからの逸脱は、発熱の発現と対抗するため、中心静脈線カテーテルを通じ
て冷却された熱交換用流体を循環させる等の矯正作用を自動的に起動する。更に
、本システムは、患者に有害な生理学的変化が生じていることを警告するため、
例えば本システムの作業負荷の高まりを検知することにより検出された逸脱を患
者の医療担当者に信号で知らせるインジケーターを備えている。
患者の体温を制御するためのシステムを提供する。この中心静脈線カテーテルは
、患者の中心血液供給部へアクセスするための1つもしくはそれ以上の内腔の他
に、熱交換用流体を熱交換エレメントと連絡させるための付加的な内腔も備えて
いる。熱交換用流体の温度は、熱交換用流体と熱交換関係にある加熱装置及び/
又は冷却装置からなる温度制御ユニットを制御するために使用されるフィードバ
ックループを通じて調節され、このフィードバックループで患者の体温が検知さ
れる。配管系は、本システムの閉じた流体回路内で上述の流体を循環させるべく
機能するポンプと協働して、中心静脈線と温度制御ユニットとの間で熱交換用流
体を輸送する。
らかになるであろう。それらの図面では、同様なエレメントに対しては同様な参
照番号が付与されている。
給部へのアクセスを提供する中心静脈線カテーテル20は、患者と熱交換関係を
持って配置される。循環する熱交換用流体(図示せず)が中心静脈線カテーテル
20に供給され、この熱交換用流体の温度は、所望の患者標的体温または体温範
囲を達成するため、フィードバック機構により自動的に制御される。フィードバ
ック機構は、プローブ54を用いて患者の体温を検知する手段を含んでおり、そ
して、このプローブの出力が、温度制御モジュール50に収容された温度コント
ローラー55へ供給される。温度コントローラー55は、検知された温度が上述
の望ましい温度あるいは温度範囲から逸脱しているかどうかを決定し、その逸脱
の方向に応じて熱交換用流体を加熱もしくは冷却するため、熱制御ユニット57
を選択的に起動する。以降でもっと詳細に説明されているように、中心静脈線カ
テーテル20は多内腔式の装置であり、それらの内腔のうちの少なくとも2つは
、カテーテルの熱交換エレメントへの熱交換用流体のフロー用に、及び、その熱
交換エレメントからの熱交換用流体のフロー用に設けられている。その他の1つ
もしくはそれ以上の内腔は、特定の適用形態に応じて、液体の注入や、薬物の送
給、あるいはガイドワイヤーの支持等、異なる用途で使用することができる。そ
れらの内腔の好適な個数は3ないし5個であるが、その他の個数も可能である。
静脈線カテーテルは、患者の体内、好適には鎖骨下静脈または頸静脈内への挿入
に適した全体的に円筒形の実質上細長の構造体である。中心静脈線カテーテル2
0は、それの様々な内腔32,34,42,44及び46を画定するあらゆる既
知のポリマー材料23から形成することができる。ナイロン,ポリエチレン及び
PEBAX等の他の材料も使用することができるが、好適な材料はポリウレタン
である。適当な材料23を選択する際に考慮すべき事項は、生体適合性、可撓性
、温度変化適合性及び座屈抵抗性を含む。
に放射状に配置された、流体を担持する膨張可能なバルーン24等の熱交換エレ
メントが設けられている。バルーン24は可撓性の先端部21に近接配置されて
おり、そして、このバルーンは、一枚のシート材料38から形成することもでき
るし、あるいは、管材料を押し出し加工して所望の形及びサイズの成形バルーン
を形成し、次いで、それをシャフト25に結合するか、もしくは他の方法で固定
して空洞36を形成することにより作成することもできる。図示されているよう
に、バルーン24は、カテーテルのシャフト部分25よりも有意に大きな直径を
有するものとして示されている。例えば、幾つかの適用形態では、膨張したバル
ーンの直径がシャフト25の直径の3倍以上になるように設計される。一つの好
適な実施態様では、バルーンの直径は、4ミリメートルないし10ミリメートル
(4mm〜10mm)である。好適には、バルーンの直径は、代表的な大静脈の
直径の40%〜60%を越えないように選択される。あるケースでは、熱交換用
流体のフローを容易化するため、シャフト25の寸法を最大化するのが望ましい
場合があることを理解すべきである。これは、バルーン24内の流体の体積を最
小化することにもなり、これにより、より迅速な熱交換が促進されよう。更に、
本発明と共に、前述の2件の同時係属特許出願公報に開示されているような、こ
れらに限定するものではないが、螺旋形または溝付き形を含む無数のバルーン形
状を利用し得ることも理解されよう。選択される特定の形状は、適用形態や、所
望の熱交換特性及び他の特性に依存するであろう。一つの好適な実施態様では、
バルーン24は、ウレタン、ナイロンまたはPETから作成され、そして、薄肉
であり、即ち、このバルーン24の肉厚は、3ミル未満、より好適には1.5ミ
ル未満である。また、そのバルーン24は、好適には、ヘパリン等の抗凝固物質
や抗菌物質でコーティングされる。
わたって拡張できることを理解すべきである。典型的には、この長さは約15c
mである。そのような状況下において、このバルーンの直径は、通常の中心静脈
カテーテルの直径よりも大きい必要はなく、例えば、バルーンの直径は12Fr
enchや10Frenchであってよく、もしくは、7.5French等、
更に小さくてもよい。もっと広く、バルーンの直径は、バルーンがカテーテルの
挿管部分の全長にわたって拡張するとき、5〜13Frenchであってよい。
以下で詳述されている如くに複数のバルーンが使用されるように配列されている
ケースでは、これらのバルーンが全体として、カテーテルの挿管部分の全長を覆
うようにすることができる。即ち、それぞれが約7.5cmの2個のバルーン、
または、3個の5cmのバルーン等、を使用することができる。
対の内腔32と34が形成されており、そのうちの内腔32は、バルーン24に
カテーテル20中を循環させられる熱交換用流体を供給する流入チャンネルとし
て機能し、もう一方の内腔34は、バルーン24からの熱交換用流体をカテーテ
ルへ戻す流出チャンネルとして機能する。選定される特定の熱交換用流体は、万
一誤って破裂した際に患者に害が及ぶのを避けるため、生体適合性であることが
好ましい。そのような候補となる材料は、無菌生理食塩水及び二酸化炭素ガスを
含み、その他にも、適当な粘度、熱交換特性及び材料適合特性を有する他の流体
も使用することができる。生体適合性ではないため、望ましさは劣るものの、フ
レオンも代りに使用することができる。
のポートを介して、内腔32及び34と流体的に連通している。カテーテル20
内を循環させられる熱交換用流体は、内腔32からインレットポート26を通じ
て空洞36内へ入った後、アウトレットポート28を通じて空洞36から内腔3
4へ出る。空洞36内にある間、中心静脈線カテーテル20の外部で遠隔的に冷
却された熱交換用流体は、バルーン24の壁部を形成するシート材料38の内面
に低温の流体を供給すべく機能する。このシート材料38を通じて、バルーン2
4の外側を流れる血液等の体液との熱輸送が起こり、これにより、患者の身体の
効果的な冷却と、発熱の影響の抑制が行われる。このため、インレットポート2
6は、アウトレットポート28の遠位側に配置されている。
効果的な熱輸送が促進される。特に、図3から分かるように、内腔32と34は
、そこを通って流れる流体の体積を最大化するように設計されている。これは、
カテーテル20内で円周的に最大の弧長を占めるように、それらの内腔を三日月
形の横断面形状にすることにより達成される。しかし、上述の三日月形横断面形
状は、シャフト部分25におけるカテーテル20の外部との望ましくない熱交換
をもたらす表面積の増大をも伴うため、この体積の最大化は、熱効率を犠牲にす
る心配がある。この心配を取り除くため、図4に示されている好適な横断面形状
では、カテーテルの構造用材料37で、内腔32と34が、カテーテル20の外
部からもっと効果的に絶縁されている。
化するため、アウトレットポート28をインレットポート26よりも大きくし、
これにより、熱交換用流体がバルーン24を出るときに遭遇する抵抗を低減する
ことができる。この相対的なサイズの相違は、本発明の別の実施態様で考えられ
ているような、カテーテル20に複数のバルーンが供給されているときに特に重
要になる。特に、単一のバルーン24に関して説明されているが、図6に示され
ているように、シャフト25の長さ方向に沿って軸状に配置された幾つかのその
ようなバルーンを供給できることが理解されよう。複数のバルーンを用いる形態
の一つの利点は、熱交換用流体の流れ及び温度を、カテーテル20の熱交換領域
の全長に沿って一層簡単に制御できることである。熱交換用流体は、血液との熱
交換に入る前が最も冷たく、そして、血液との熱交換後に最も暖かくなるという
ことを認識した上で、流速及び流量だけでなく、それぞれのバルーン24内での
流れの方向も有利に制御することができる。複数のバルーンを用いる設計の別な
利点は、カーブした血管系内に置かれたときのカテーテルの湾曲及び屈曲能力で
ある。
4及び46を備えている。それらの内腔42,44及び46は、化学療法等の薬
剤や、液体、及び栄養剤の注入、サンプリング用シリンジへのアクセス、及び、
患者をモニタリングするためのサーミスター等の様々なセンサーの収容等を含む
多数の機能を果たすことができ、従って、一般的には、特定の適用形態により指
定された通りの中心血液供給部へのアクセスを提供する。更に、例えばガイドワ
イヤーを一層良好な状態で支持するため、中央の内腔44を、両側の内腔42及
び46とは異なる直径になしてもよい。それらの内腔は、実質的に、近位側端部
27から遠位側端部22まで、カテーテル20の全長にわたって延在している。
設ける内腔の個数は、個々の適用形態に合わせて変えることができる。
てもよいことが理解されよう。むしろ、そこを通じて熱交換用流体が循環させら
れる可撓性中空ファイバーアレイ等の配列を用いることもでき、この場合、熱交
換相互作用に寄与する表面積を大きくすることができる。本発明で使用できる他
の熱交換エレメントの配列と共に、そのような配列が、参照としてそっくりその
まま本明細書に組込まれている前述の同時係属特許出願第09/133,813
号に開示されている。中空ファイバー型熱交換エレメントの形態が図7に示され
ている。中空ファイバー58は、熱交換流体用の内側の内腔62から流体を受け
入れ、そして、この流体を、カテーテル20の熱交換流体用の外側の内腔64へ
戻す。様々な流体の送給を容易化するため、及び、他の用途で、内腔66等の付
加的な内腔も設けられている。中空ファイバー型熱交換エレメント配列の重要な
利点は、この熱交換エレメントの長さ方向に沿ったあらゆる箇所で、例えばポー
ト68を介して、内腔66等の内側の内腔と血液との連絡が可能になることであ
る。図2を相互に参照しながら再度図1を参照すると、カテーテル20は、温度
制御モジュール50と協働して機能する。冷却剤のインレット及びアウトレット
用フィッティング52a,52b(図2)を含む配管系52(図1)は、例えば
隔膜ポンプ、ブラダーポンプ、ピストンポンプ、ぜん動ポンプ等の既知のポンピ
ング手段(図示せず)を用いて、閉じた流体回路内の温度制御モジュール50と
カテーテル20との間で流体を搬送し、流体はこの閉じた流体回路を通じて循環
させられる。それらのインレット及びアウトレット用フィッティング52a,5
2bは、それぞれ、温度制御ユニット57からカテーテル20の内腔32,34
への流体的な連通経路を確立することを理解すべきである。温度制御モジュール
50には、適切な情報を記憶するメモリー(図示せず)を有するマイクロプロセ
ッサーであってよい温度コントローラー55が設けられており、プローブ54か
ら患者の体温信号を受信する。冷却用流体と熱交換関係にある冷却装置及び/又
は加熱装置であってよい温度制御ユニット57への入力を制御することにより、
温度コントローラー55は、所望の標的温度もしくは温度範囲に応じて、その熱
交換用流体の温度を自動的に調節する。その標的温度または温度範囲は、キーボ
ード56等の入力装置を用いて登録することができる。LCD58等の表示装置
は、システムの操作及び/又は患者の状態に関する指示を呈示するための様々な
パラメーターを表示する。
熱の発現により誘発されたこの温度からの逸脱は、プローブ54で検知され、本
発明のシステムにより自動的に矯正される。温度の矯正は、例えば、温度制御モ
ジュール50の温度制御ユニット57を起動することにより果たされる。冷却す
る適用形態の場合、温度制御ユニット57は、循環する流体の冷却をもたらし、
ついには、プローブ54でモニタリングされている患者のコア体温の冷却をもた
らす。正常な温度が達成されると、温度制御ユニット57は、スイッチが自動的
に切られるか、あるいは、温度コントローラー55によりその冷却効果を低減す
ることができる。正確な温度調節を果たすため、システムのコンポーネント及び
システムの時定数からなる性能パラメーターを考慮に入れた好ましい温度制御ア
ルゴリズムが、温度コントローラー55により実行される。より有利な温度制御
形態では、モジュール50は、温度制御ユニット57の一部として更に加熱装置
を備えていてもよく、そして、例えば所望の標的温度または温度範囲からのオー
バーシューティングを防ぐため、更には、ある状況下において高体温を誘発する
ため、プローブ54からのフィードバックを利用してこの加熱装置を自動的に起
動することもできる。プローブ54は、例えば直腸等の患者の身体のいずれかの
部分からの温度フィードバック信号を得るために使用することもできるし、ある
いは、プローブ54がこの流体回路のいずれかの箇所における温度情報をもたら
し、次いで、その情報を、本システムの異なる部分の熱伝導率や、体重、身長、
年齢等の患者情報などの既知のパラメーターを用いて、患者のコア体温と関係付
けることもできることが理解されよう。更に、ある環境下においては、正確度を
改善するため、患者及び/又は本システムからの読み取り値の組み合わせを得る
ために1つより多くのプローブを用いることもできる。
ることができる。特に、本システムは、正常体温範囲であってよい許容可能な温
度範囲からのあらゆる温度上の逸脱を制御するために使用することができ、そこ
では、上述の予め定められた範囲からのこの検知された逸脱状態に応じて、プロ
ーブ54が患者の身体の冷却または加熱を誘発するであろう。更に、この逸脱は
、一般的に、その患者の医療担当者が承知しておくべき特定の生理学的活動の指
標であるため、本システムの運転を、この生理学的活動が起こっていることの指
示手段として利用することができる。例えば、患者のコア体温が上昇したために
温度制御ユニット57の冷却運転が起動された場合、本システムを構成する冷却
コンポーネントの作業負荷の増大として反映される本システムの冷却活動は、こ
の時、その患者の身体が発熱状態に入ろうとしているのを、例えばアラームまた
は他の状況インジケーター装置(図示せず)を用いて音響信号または視覚的な信
号により医療担当者に指示するために使用される。その後、適切な処置を講じる
ことができる。この指示を発するため、温度フィードバックの傾きの符号とその
傾き等の作業負荷以外のパラメーターを使用することもできる。代替的に、プロ
ーブ54で検知されたもの等の患者の体温の直接的な指標を用いることもできる
。このようにして、例えば約1時間から約29日間、もしくはそれ以上の日数等
、長期間にわたる本システムの使用を容易化することができる。
ット57に接続されているのに加え、中心静脈コンポーネント70,72と、カ
テーテル20の選定された内腔42,44及び46との間の連絡を確立するため
、図2から明らかなように、それぞれのフィッティング74,76及び78を介
して、1つもしくはそれ以上の中心静脈コンポーネント70,72(図を見やす
くする都合上、図1では2つの静脈コンポーネントのみが示されている)にも接
続されている。本発明により想定されるものとして、中心静脈コンポーネント7
0,72は、薬物注入源、カテーテル20から流出する血液を受けるための血液
容器、ガイドワイヤー等のうちの1つ以上で構成することができる。
ーテル20を患者に取り付けられるような形状になされたアンカーを含んでいる
。より詳細には、一つの意図的実施態様では、このアンカーは、縫合用フィッテ
ィング80により構成される。縫合用フィッティング80は、カテーテル20と
一体的に作成することもできるし、あるいは、カテーテルとは別のプラスチック
製フィッティングとして作成し、取り巻くようにしてカテーテル20と係合させ
ることもできる。図示されているように、この縫合用フィッティング80は2つ
の小穴82,84を含んでおり、これらの小穴に縫合糸を通して、患者の皮膚や
、包帯、テープ、または患者に固定された他の構造物と係合することができる。
代替的に、上述のアンカーを図8に示されているような一片のテープ86で構成
し、このテープで本発明のカテーテルを患者に固定してもよい。更に、このアン
カーは、患者と係合できる接着面を備え、且つ、本発明のカテーテルを受け入れ
られるような形状になされた構造物を含むプレート等の別の固定装置も含むこと
ができる。ここで理解されるように、中心静脈カテーテルは典型的には長期間留
置することが意図されているため、中心静脈カテーテルでは、アンカーは、カテ
ーテルを患者に保持するものであることが望ましい。
たものではない。当業者が、請求項に記載されている通りの本発明の精神及び範
囲から逸脱することなく、そこへ変更をなし得ることは明白であろう。
図である。
。
図である。
図である。
Claims (24)
- 【請求項1】 中心静脈へのアクセスを確立できるような形態になされた少
なくとも1つの実質的に細長の構造体であって、前記構造体が近位側部分と遠位
側部分とを有し、そして、前記近位側部分と遠位側部分とで該構造体の外部と連
絡する少なくとも第一の内腔を画定している細長の構造体と、 前記中心静脈系と熱交換を果たすべく少なくとも前記遠位側部分に沿って延在
する少なくとも1つの熱交換エレメントと、 前記細長の構造体と係合し、且つ、該細長の構造体を患者に取り付けられるよ
うな形態になされた構造を含む少なくとも1つの中心静脈線カテーテル用アンカ
ーと、 を備えることを特徴とする中心静脈線カテーテル。 - 【請求項2】 前記熱交換エレメントは、熱交換用流体を輸送できるように
なされた中空ファイバーアレイを備えることを特徴とする、請求項1記載の中心
静脈線カテーテル。 - 【請求項3】 前記熱交換エレメントは、熱交換用流体を包含できるように
なされた少なくとも1つのバルーンを備えることを特徴とする、請求項1記載の
中心静脈線カテーテル。 - 【請求項4】 前記構造体は、それぞれ、前記バルーンに及び前記バルーン
から、前記熱交換用流体を送給するための、第二の内腔及び第三の内腔をさらに
画定することを特徴とする、請求項3記載の中心静脈線カテーテル。 - 【請求項5】 前記第二及び第三の内腔は、それらの横断面が三日月形をな
していることを特徴とする、請求項4記載の中心静脈線カテーテル。 - 【請求項6】 近位側部分と遠位側部分とを有する中心静脈線カテーテルで
あって、該近位側部分と該遠位側部分でカテーテルの外部と連通する少なくとも
第一の内腔を画定する中心静脈線カテーテルと、 少なくとも遠位側部分に沿って配置された少なくとも1つの熱交換エレメント
と、 該熱交換エレメントを通じて熱交換用流体を循環させるための少なくとも1つ
のポンプと、 を備えることを特徴とする患者の体温制御システム。 - 【請求項7】 前記熱交換用流体の温度を変化させるための温度制御ユニッ
トをさらに備えることを特徴とする、請求項6記載の患者の体温制御システム。 - 【請求項8】 患者の体温を検知するための少なくとも1つのプローブをさ
らに備え、そして、前記温度制御ユニットが、検知された患者の体温に応じて熱
交換用流体の温度を自動的に変化させることを特徴とする、請求項7記載の患者
の体温制御システム。 - 【請求項9】 患者の体温が予め定められた範囲から逸脱したときに前記温
度制御ユニットを起動させるための温度コントローラーをさらに備えることを特
徴とする、請求項8記載の患者の体温制御システム。 - 【請求項10】 前記温度制御ユニットは、前記熱交換用流体を冷却するた
めの少なくとも1つの冷却装置を備えることを特徴とする、請求項8記載の患者
の体温制御システム。 - 【請求項11】 前記温度制御ユニットは、前記熱交換用流体を加熱するた
めの少なくとも1つの加熱装置を備えることを特徴とする、請求項8記載の患者
の体温制御システム。 - 【請求項12】 前記熱交換エレメントは、熱交換用流体を輸送できるよう
になされた少なくとも1つの中空ファイバーアレイを備えることを特徴とする、
請求項6記載の患者の体温制御システム。 - 【請求項13】 前記熱交換エレメントは、熱交換用流体を包含できるよう
になされた少なくとも1つのバルーンを備えることを特徴とする、請求項6記載
の患者の体温制御システム。 - 【請求項14】 前記中心静脈線カテーテルは、それぞれ、前記バルーンに
及び前記バルーンから、熱交換用流体を送給するための、少なくとも第二及び第
三の内腔を備えることを特徴とする、請求項13記載の患者の体温制御システム
。 - 【請求項15】 少なくとも前記第二及び第三の内腔は、それらの横断面が
三日月形もしくは多面形をなしていることを特徴とする、請求項14記載の患者
の体温制御システム。 - 【請求項16】 前記第二及び第三の内腔並びに該温度制御ユニットと流体
的に連通する少なくとも1つの配管系をさらに備え、前記配管系は、中心静脈線
カテーテルと温度制御ユニットとの間で流体を送給することを特徴とする、請求
項14記載の患者の体温制御システム。 - 【請求項17】 患者の体温変化の指示を提供するための手段をさらに備え
ることを特徴とする、請求項8記載の患者の体温制御システム。 - 【請求項18】 前記カテーテルと係合し、且つ、該カテーテルを患者に取
り付けられるような形態になされた構造物を含む少なくとも1つの中心静脈線カ
テーテル用アンカーをさらに備えることを特徴とする、請求項6記載の患者の体
温制御システム。 - 【請求項19】 少なくともそれの遠位側部分に沿って配置された少なくと
も1つの熱交換エレメントを有する中心静脈線カテーテルと、 該患者の体温を検知するための手段と、 該患者の体温を検知するための該手段に従って該熱交換エレメントの温度を制
御するための手段と、 を備えることを特徴とする患者の体温制御システム。 - 【請求項20】 前記中心静脈系と熱交換関係にある少なくとも1つの熱交
換エレメントを有する中心静脈線カテーテルを用いて患者の中心静脈系へのアク
セスを得るステップと、 前記熱交換エレメントを通じて少なくとも1つの熱交換用流体を循環させるス
テップと、 を備えることを特徴とする患者の体温制御方法。 - 【請求項21】 温度の測定値に従って、該熱交換エレメントを通じる熱交
換を制御するステップをさらに備えることを特徴とする、請求項20記載の方法
。 - 【請求項22】 前記温度測定値が患者の体温であることを特徴とする、請
求項21記載の方法。 - 【請求項23】 前記熱交換エレメントと中心静脈系との熱交換関係が、約
1時間から約29日間の期間にわたって維持されることを特徴とする、請求項2
0記載の方法。 - 【請求項24】 前記カテーテルを患者に縫合もしくは他の仕方で取り付け
るステップをさらに備えることを特徴とする、請求項20記載の方法。
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