JP2002538816A - 細胞活性アッセイ装置およびその製造方法、ならびにその使用方法 - Google Patents
細胞活性アッセイ装置およびその製造方法、ならびにその使用方法Info
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Abstract
Description
、増殖、分化または細胞の相互作用などの細胞活性のアッセイ(CAA)調査のた
めの方法および装置に関するものである。
移動)である。浸潤は、バリアの中へまたはそれを通じて細胞が運動(移動)す
ることである。癌浸潤は、インビボにて、生物学的組織等の中へまたはそれを通
じて、癌細胞によって引き起こされた運動のことである。例えば、コラーゲンや
マトリゲルのような特別な細胞を基質とするプロテインや、その他の物質によっ
て形成されたバリアの中へまたはそれを通じて、癌細胞によって引き起こされた
運動も該当する。血管形成は、内皮細胞による移動および毛細血管の形成である
。成長は、細胞のサイズ、形状、複雑性が増大することである。増殖は、細胞分
解による細胞の成長である。分化は、多様な機能的役割および新規かつ多様な形
質の発現と通常関連して、細胞が未分化な状態 からより分化した状態に変化す
るプロセスである。細胞の相互作用は、付近の同種または異種細胞間による存在
および運動に応じた移動、浸潤、血管形成、成長、増殖または分化のような細胞
行動の交互変化である。ここでは、このような活性およびこれと同じような活性
をまとめて「細胞活性」と記し、アッセイを行うための装置は、「細胞活性アッ
セイ装置」と記す。
、「ブラインドウェル(blind well)チャンバー」、「マイクロ走化性チャンバー
」のような様々な記述で言及される一種の一般的なシングルサイト(site)細胞
活性アッセイ装置は、膜で隔離された2つの仕切部屋(コンパートメント)を備
え、その一方または両方が大気に通じている。マルチサイト装置は、よく「マル
チウェル走化性チャンバー」または「マルチウェル Boydenチャンバー」のよう
に言及され、多数のサイトの外に、同種の基盤サイト構造を備えている(米国特
許NO.5,210,021、5,302,515参照)。この種のアッセイ用装置は、培養液にて懸
濁されている細胞を上部仕切部屋にピペットで移し、走化性因子およびコントロ
ールを底部仕切部屋にピペットで移す。走化性因子は、用量作用曲線を得るため
に様々な希釈溶液において使用され得る。このコントロールは、一般的に、(a)
ネガティブ:細胞の懸濁に用いた培養液を膜の下でも用いる場合、(b)化学運動
性(chemokinetic):走化性因子を、同一の濃度で、細胞を含む培養液および膜の
反対側のウェルに入れる場合、および(c)ポジティブ:既知の化学誘引物質を底
部ウェルに入れる場合の3種類に分けられる。化学運動性コントロールによって
、走化性因子と接触することが要因で高められた細胞のランダム運動と、その走
化性因子の濃度匂配における直接的な反応とを区別することができる。
来の細胞の反応を測定するために使用することもできる。種々の由来の細胞とは
、例えば、病気で苦しんでいる患者から取得した免疫性細胞である。この場合に
おいて、この種々の反応(differential response)が、抑制されているのか若し
くは通常なのかを観察して、問題となっている細胞の反応を、ネガティブコント
ロールといわゆる走化性因子により特定することができる。
によって測定される。すなわち、あらかじめ定めた時間それを培養し、それから
膜を通じて移動した細胞(または膜の中へ移動した細胞)をカウントする。そし
て、テストした走化性因子の濃度勾配があるところにおける細胞活性と、濃度勾
配がないところにおける細胞活性間において比較が行われる。
含有するチャンバーに最も接近している膜の表面の細胞の数を、物理的にカウン
トすることによって測定される。この種の細胞活性アッセイ装置の一例は、参考
までにここに記載しておくが、米国特許NO.5,210,021(Goodwin,Jr.)に記載され
ている。定量データを取得するある従来の方法は、細胞活性アッセイ装置から膜
を取り除き、もとの細胞の懸濁液を含有するチャンバーに最も接近している膜の
表面から細胞を取り除く。そして、細胞を固定して染色し、それから顕微鏡によ
って染色された細胞を観察およびカウントする。膜をすべてを調べるための時間
と費用から、膜をすべて調べ、カウントした場合よりも結果は正確ではないが、
代表的な膜の領域だけをカウントする。
は、結果物を定量化する特別な方法に従う。細胞活性アッセイとして、例えば、
ChemoTxTM(Neuro Probe, Inc.,Gaitherburg,MDから入手可能)がある。手作業
で染色およびカウントする上記の方法は、利用され得るが、時間がかかるため薦
められない。好ましい方法は、フィルタを備えたマイクロプレートに遠心力を作
用させて、フィルタを通じて移動した細胞を下部ウェルの底部に入れる。それか
ら、MTT、MTS(Promega,Madison,Wisから入手可能)などの染料で、細胞を染色
して、標準自動式実験用濃度リーダ(たまに、エリザプレートリーダと呼ばれる
)において読み取る。
て細胞を染色する方法がある。例えば、Calcein AM(Molecular Probes, Eugene
, Oreから入手可能)である。マイクロプレートに移動させた細胞に遠心力を作
用させ、自動式蛍光プレートリーダ(例えば、Cytofluor はPE Biosystems, Fos
ter City, Ca.、Victor2はEG & G Wallac, Gaithersburg, Md.から入手可能、fm
ax Molecular Devices, Sunnyvale, Ca.から入手可能)を用いて細胞をカウント
する。この自動式プレートリーダは、1番目の光の波長で、移動させた細胞の蛍
光性の染料を励起し、2番目の波長で、放射された光を読み取る。代わりに、移
動しなかった細胞は各サイトの上面から取り除かれ、フレームされた膜が取り付
けられたプレートは、自動式蛍光プレートリーダにおいて、プレート上で細胞を
スピンさせないで、膜の底部上や膜の孔のような下部ウェルに、フィルタから落
ちた細胞をカウントすることによって、読み取られる。
走化性反応は、上述のように蛍光性の染料を細胞にラベルすることによっても測
定される。しかしながら、Tchaoの装置では、膜の一方にある細胞が、反対側か
ら細胞を取り除かなくてもカウントされるように、蛍光性染料の励起および放射
波長に対して不透明なフィルムで、膜が生成される。Tchaoの方法は、カイネテ
ィックアッセイの一例である。このようなアッセイにおいて、膜の細胞が移動す
る方向の面は、励起波長の染料によって照射される。その面の細胞は、放射波長
にて放射された光強度を測定することによって、周期的にカウントされる。これ
により、研究員は、膜を通じて移動する細胞の割合をデータとして取得すること
ができる。研究員は、アッセイを終了しなければ、細胞がもともとあった膜の面
からそれらの細胞を除去することができず、それによってカイネティックスタデ
ィを行うことが不可能になってしまうから、膜は不透明でなければならない。
。
S.」と略書する。
。 13. 「U1」は、ここでは、アッセイ開始時におけるCAAAのサイトの上部ボリュ ームから放射された光量を略書したものである。これは、tcc.に比例している。
ッセイ開始時におけるCAAAのサイトの下部ボリュームから放射された光量を略書
したものである。
ームから放射された光量を略書したものである。
ームから放射された光量を略書したものである。
L2から、もとのL1(background L1)を控除したものを略書したものである。
たものである。
ーセント、すなわちcmc/tccを略書したものである。
数」を略書したものである。
胞のパーセント、すなわちpmc/tccを略書したものである。
である。
る。
使用されるとき、液体サンプルを含有するCAAAの3次元のエリアを意味する。
合に、0°を越え90°未満の傾斜角度を有して、膜に対して傾いている孔を意味
する。
き、すべてのERビームが、その表面に垂直であることを意味している。
とき、その表面に対していくつかは(some of)正確に垂直であるERビームを意味
し、βが最大角度であり、90°程度未満の角度範囲内の入射角の差である。言い
換えれば、表面におけるβ-ノーマル ERビームは、図2に示すように、最大入射
角度としてβをもつ光のコーンである。 5. 「ほぼ垂直」は、ここでERおよび平らな表面において使用されるとき、その
ERが前記表面に対してβ-ノーマルであり、かつβが15°未満であることを意味
している。(一般的な細胞活性アッセイ用検出・定量化システムは、βが15°未
満である検出ビームを備えていることを認識(recognition)している。) 6. 「検出ビーム」は、ここでERにおいて使用されるとき、特定の距離および特
定の穴から特定のコーン(cone)内の装置のサイトに導かれた自動式リーダーまた
は検出・定量化システムのERを意味している。
使用する検出ビームを意味している。
ERをストップまたはブロックするフィルムを意味している。
範囲内において、ERをストップするフィルムまたは膜を意味している。このRは
、nm.表示のER波長の範囲を定めるブラケットの数値(a pair of numbers in bra
ckets)によって、条件として指定されたものである(is specified)。
R範囲内において、P%を越えるERをストップするフィルムまたは膜を意味してい
る。このPは、0〜100の十進法の数値であり、ブロックされるERのパーセントを
表している。例えば、この発明の実施形態で使用される1のフィルムは、480〜5
80nm.の波長範囲内において、99.0%以上のERをブロックする。これと同じフィ
ルムは、480〜490および510〜540nm.のER範囲内において、99.9%をブロックす
る。ここでは、このフィルムは、「480-580-不透明@99.0%」、「480-490-不透
明@99.9%」および「510-540-不透明@99.9%」と表す。
るフィルムが理想的に不透明であり、(b)膜の複数の孔が、垂直かつ平行になら
んでおり、さらに(c)その複数の孔が、膜が平らである場合に、正確に垂直なER
が、孔をまっすぐ通過できないように配置され、角度をなしている膜を意味して
いる。
ル ERは、どの孔もまっすぐ通過することができないような膜を意味している。
が、孔をまっすく通過することができないような膜を意味している。
)原料のフィルムがR-不透明@P%であり、さらに(b)正確に垂直なERが、膜のど
の孔もまっすぐ通過しない膜を意味している。図1に示すように、膜のオフアク
シス孔の最小入射角度αは、次式を満たさなければならない。
)膜のフィルムがR-不透明@P%であり、さらに(b)β-ノーマル ERが、どの孔も
まっすぐ通過しないことを意味している。図2に示すように、膜のオフアクシス
孔の最小入射角度αは、次式を満たさなければならない。
透明@P%で形成されており、(b)ほぼ垂直な ERが、どの孔もまっすぐ通過させ
ない膜を意味している。このような膜のオフアクシス孔の最小入射角度αは、β
が15°未満において、上記(2)式を満たさなければならない。
場合に、15°以下の入射角度をもつ膜に対して傾いている孔を意味している。
透明@P%、幾何学的に R-不透明@P%ではないことを書き留めておく。なぜな
ら、ほぼ垂直な光をまっすぐ通過させる垂直な孔を有している場合があるからで
ある。
って形成された膜の開口領域が、膜の2%以上の大きさになるように、孔の直径
が3ミクロンを越えることが好ましいことを書き留めておく。特に、仮に、孔が
ほぼ垂直ならば、表面に対してほぼ垂直なERが、膜をまっすぐ通過するから、こ
れらの用途の膜はR-不透明@P%になり得ない。一方、仮に、孔が実質的にオフ
アクシスであり、その他の特徴が同じであるならば、膜は、実質的に R-不透明
@P%、β-ノーマル R-不透明@P%、幾何学的に R-不透明@P%になり得る。
ベースのスクリーニング用であるとともに、細胞活性の基礎研究用のCAA装置
を用いた方法を提供する。特に、本発明は、ほぼR−不透明@P%の膜の集合を
用いたCAA装置に関する。また、本発明は、前記CAA装置に用いられる膜、
およびその製造方法を含んでいる。
の波長に対してほぼR−不透明@P%であるので、膜の片側から細胞を検出し、
その数を数える作業は、当該膜の反対側の細胞、または、それと同時又はその次
に行われる当該膜の他方側の細胞の検出および集計による影響を受けない。これ
により、従来の方法よりも正確な結果が得られる。特に、このことは、ピペット
量のばらつき、および、その中に細胞が保持(suspended)されたメデイア内への
細胞の不均等な分配によるエラーの両方を除去する検出および数値化法を用いる
ことで可能となる。これにより、薬物の発見および開発においてHTS用および
CBHTS用に適切となるようアッセイのCVを低下させることができる。
なフィルムにより構成されている。すなわち、Tchao膜は、R−不透明@P
%膜である、ここで、Rは、前記検出および数量化システムにより用いられる波
長範囲であり、Pは、ブロックされる割合である。しかし、Tchao膜は、特
に、ほぼ垂直に貫通する孔が求められている。したがって、”形状的に(geometr
ically)R−不透明@P%”な膜、”および”βーノーマルR−透明@P%”な
膜のいずれでもない、ここで、”β”は、検出ビームにおける光の最大入射角度
であり、”R”は、光の波長範囲である。したがって、”ほぼR−不透明@P%
”な膜ではない。孔は、ほぼ垂直に形成されているので、標準的な検出器からの
検出ビームは、孔をそのまま通過する。したがって、細胞活性アッセイ用に通常
用いられている、5%から15%のオープン領域(孔の総面積)を有する膜を用
いると、膜の孔を通過する光は、かなりの量となる。励起ビームにより膜の表面
に対して垂直に伝送された波長は、ほぼ垂直な孔を通過し、当該膜の反対側にあ
る細胞は、検出ビームによりカウントされる。すなわち、光、つまり、βーノー
マル、ここでβは、15度未満であり、は膜を貫通し、活性細胞(excite cell)
は、孔を越え、光を発し、(この光は、ほぼ垂直な孔をサイド通過するので)カ
ウントされる(over pores which will emit light and be counted)。これによ
り、膜を通じて移動しなかった細胞は、ERを発するためにシミュレートされ、
カウントされ、結果の精度を低下させる。このことは、以下の二つから力学アッ
セイ用には、問題とならない。まず第一に、膜のオープン領域は、5%から15
%の間にすぎず、アッセイに用いられる細胞の数を、それが膜の10%だけを覆
うように設定することができる。これにより、孔を越える細胞の数が減少する。
二番目に、力学的な研究(kinetic study)において、重要なパラメーターは、変
化レートであり、細胞が孔を越えて移動した場合に、膜の開始側(origination s
ide)にある細胞がカウントされるという事は、検出器は、励起ビ−ムがそのまま
通過しないように形成したオフアクシスの孔を有する同じフィルムで作った不透
明膜を用いた場合よりも早く細胞をカウントするということだけを意味する。他
方、力学だけでなく他の、または、力学的な数値を測定しないアッセイに関し、
この方法は、かかるアッセイにおいて膜の両側の異なる点において全ての細胞を
カウントし、上述の方法のように、ほぼ垂直な孔を形成してアッセイの精度を低
下させ、CVを著しく上昇させる。
の一部分の拡大切断面を示す。図1の膜100は、第1表面110、第2表面1
20、複数の孔130を備えている。膜100の孔は、あらゆる孔の最小入射角
がαであるようなオフアクシス(off−axis)となっている。孔130は
、検出ビームが孔を通って膜の第2表面から第1表面(または逆)へ直接進行す
ることができないような入射角を有している。図1に示すように、最小入射角α
はφよりも大きくなければならない。ここで、φは次式で定義される。
出ビームから放射されるERは、膜の孔を通って直線的に進行することができな
い。
不透明膜200は、上面210、底面220及び複数の孔230を有している。
検出ビームの最大入射角を持つ、β‐ノーマル検出ビームから放射される光線2
60は、図2に示している。孔直径pd及び膜厚さmtは図示したとおりである
。最小入射角での膜の孔の角度はαである。膜200は、以下の場合に限りβ−
ノーマル不透明である。
である。
切断面の略図である。図には、上面310、底面320、及び孔330が示され
ている。β−ノーマル検出ビームから放射される光線360は、検出ビームの最
大入射角βを有しており、これは図3に示されている。孔直径pd及び膜厚さm
tは示したとおりである。膜の孔の最小入射角αは、図3に示されているように
決定される。膜300は、式(2)を満たす場合に限り、β−ノーマル不透明で
ある。
である。
図である。膜を作製するもととなるフィルムは、巻き出しロール(unwind
roll)410と呼ばれるロールの上でウェブを形成しており、フィルムは
、巻き出され、巻き出しロール410と、第2ロールである、作製された膜を有
する巻き取りロール(rewind roll)430との間の平面部分420
で保持される。巻き出しロール410と巻き取りロール430との間のフィルム
の平面部分420は、エキシマレーザーライト440の複数のビームの下を通過
し、それぞれのビームは、作製される孔よりもわずかに小さい直径を有している
。どれくらい小さいかについては、フィルムの厚さ、フィルムの材料、レーザー
からのERの波長によって決定される。ERの波長が、一般的には200nmか
ら400nmの間と非常に短いことを理由として、エキシマレーザーを利用する
こととしている。これにより、孔をミクロン以下にすることができる。しかしな
がら、本発明の好ましい実施態様での孔のサイズは、1.0、2.0、5.0、
8.0、10.0、12.0、14.0ミクロンであり、これらは、サブミクロ
ンの孔と比べると比較的作成が容易である。レーザーライト440のビームは、
図4aに示すように角度αにてフィルムにあたる。好ましい実施態様においては
、αは、特定のβ−ノーマル不透明膜が要求する膜厚さ、孔直径、実行する細胞
活性アッセイの性質に依存して、15°から70°の間である。いくつかのアッ
セイでは、最短の孔が最適であり、他のアッセイでは、より長い孔が最適である
。例えば、最小の培養期間のためにデザインしたアッセイでは、短い孔が好まし
い。一方、最大の感度が優先されるならば、より少ない数のネガティブコントロ
ール細胞が膜を通過するであろうから、より長い孔が好適であると考えられる。
例えば幾千ものビームを形成するマスクに衝突させることによって得られるもの
であり、それらは、その後フィルムに集中する。レーザーERは、フィルムをア
ブレーション(ablate)し、材料を通過する直線状の孔を生成する。アブ
レーションの時間は、レーザーのパワー、フィルム材料の組成、厚さによって決
定される。詳細については、当該分野の当業者にとって周知である。レーザーに
よる膜作製の一つの利点は、正確な位置と孔の数をコントロールすることができ
ることにある。異なる数及び位置の孔を有する細胞活性アッセイ装置の、異なる
サイトに関連するばらつきを除くことで、アッセイのCV(変動係数)を低くす
ることができるのであるから、レーザーによる膜作製は有効である。また、各サ
イトのための小さい体積と面積が要求される細胞ベースのアッセイには、レーザ
ーによる膜作製が必須である。本発明の一つの好ましい実施態様は、1mm直径
に1536サイトを有するマイクロプレートサイズの装置(5.030”×3.
365”フットプリント)を用いて行った。この装置によって行われたβ−ノー
マル不透明膜の好ましい実施態様は、1、2、3、5、8、10、12、14ミ
クロンの孔直径を有しており、厚さは、5から50ミクロンの間である。孔密度
は、1×103から2×107孔/cm2の範囲である。アッセイサイトに対す
る膜の面積が小さくなればなるほど、孔の不規則分布に関連する誤差が大きくな
る。このことは、アッセイ全体のCVに消極的に影響する。したがって、孔のサ
イズ、数、角度、位置において実質的に変動のないエキシマレーザーによる膜作
製には、重要な利点がある。
の側面図である。この方法では、膜は、図4aに示すレーザー装置による孔のア
ブレーションによって得られるフィルムから構成される。この方法において、一
面に結合するフィルム461を備えるCAAA460のフレームは、図4cに示
すように、スライド部材471を持つ角度をもったジグ470に正確に位置する
。作製される孔の直径に比例した直径を有する多数のレーザービーム440は、
図示するように入射角αでフィルムにあたる。上述したように、β−ノーマル不
透明膜を構成するためには、式(2)が満たされていなければならない。その式
は、 α>(β+q) ここで、q=sin−1([pd×cosβ]/mt) (2)
であり、図2に示すように、mtは膜厚さであり、pdは孔直径である。もし、
β<15度であれば、作製される膜は実質的に不透明であろう。フレームされた
フィルム461は、レーザービーム440の下で、矢印475で示される方向に
増分ステップ(incremental step)で移動し、レーザービーム
がフィルムにあたる位置において角度αを保っている。レーザーライト源(図示
せず)と、フィルム上のレーザービームのクラスターを集中させるフォーカスレ
ンズシステム450との間の光学距離において分散するビームのクラスターを形
成するマスク(図示せず)によって定められるパターンで、ビーム440は、孔
の配列を連続的にアブレーションする。レーザーによる膜作製装置の本実施態様
において、レーザービーム440は、図4bに示す1536サイトからなる32
×48配列を有するCAAAのサイトに一致する、パターン480に集中される
。この作製技術は、(a)各サイトの孔の数が固定され、(b)前記孔は、フレ
ームされたフィルム461全体にまたがった、様々な固定された均一パターンで
位置されうる、という利点がある。このことは、フレームされた膜を用いたCA
AAにおけるサイト毎の変動は、膜について実質的にゼロであるということを意
味する。このことは、さらに、いくつかの実施態様(以下に詳述する)における
疎水性のマスクの適用は、位置的にも、寸法的にも、サイトの均一性に起因する
アッセイのCVに関して、もはや不可欠ではないということを意味している。
ブレーションされているフィルムから、本発明の膜を作製する方法を示している
。膜を作製するもととなるフィルムは、巻き出しロール410の上でウェブを形
成しており、フィルムは、巻き出され、第2ローラー490の付近を通り、そこ
で90度方向を変えて、非常に小さい直径の作製ロール495の付近を通ってい
る。作製ロール495の直径は、この方法で作製される孔の曲率半径(rc)に
比例しており:作製ロール495の直径が小さくなればなるほど、孔のrcも小
さくなっている。レーザーERは、作製ローラー495の付近で曲がっているフ
ィルム領域の非常に狭い部分での角度範囲で、フィルムにあたる。レーザーER
は、曲がったフィルム中で直線状の孔をアブレーションし、そのため、膜が平面
状になったときに孔が曲がる(図3参照)。膜のウェブは、それから、ロール4
91に付近で直角になり、作製された膜として巻き出され、巻き取りロール43
0に向かう。フィルムは、矢印475で示される方向に、非常に小さい増分ステ
ップで移動し、ステップの増分は、レーザーがフィルムの孔をアブレーションす
る面積の幅によって決定される。レーザービーム440は、連続して孔の配列を
アブレーションし、直径とパターンはマスクによって決定される(図示せず)。
孔の角度範囲は、作製ロール495の直径、及び、レーザービーム440がフィ
ルムにあたる領域の面積に比例する。
た切断面の略図を示す。膜を作製するもととなるフィルムは、巻き出しロール5
10上でウェブ形状をしており、フィルムは、巻き出され、中間ロール530と
540との間の平面520に保持され、それから、照射を受けた膜を巻き取る巻
き取りロール550に向かって移動する。フィルムの部分は、平面及び中間ロー
ル(intermediate roll)530と540との間のトート(t
aught)520に保持され、サイクロトロン(図示せず)によって放射され
た高エネルギー荷電粒子のビーム560の下を通過する。一つの好ましい実施態
様における高エネルギー粒子ビームの直径は約6cmであり、その高エネルギー
粒子ビームは、図5bに示すスィーピングマグネット570からの電磁場によっ
て偏向されたウェブに沿って、前後に偏向される。ビームは、ウェブの動作のラ
インに垂直な軌道で、フィルムの幅にそって前後に偏向する。ビーム(またはイ
オンの霧)は、フィルムを通過するときには、スィーピングマグネット570か
ら約5mの距離にある。フィルム520の幅を超えてビームが前後に偏向するの
に従って、フィルムは、膜に要求される孔の密度によって決定される一定の割合
(steady rate)でビームの下を移動する。フィルムがビームの下を
通過するのに従い、荷電粒子が通過し、フィルムを構成するポリマー鎖の分子結
合を切る。ビーム中の粒子のエネルギーは、1から2百万エレクトロンボルトの
範囲にあり、ビームの入射角αでフィルムを完全に通過するのに十分であるに違
いない。この角度αは、15°から70°に設定されている。特定のβ−ノーマ
ル不透明膜のための最適な角度は、膜厚さ、孔直径、実行する細胞活性アッセイ
の性質によって決定される。
グバス中で水浸する照射されたフィルムによって構成されている。この工程では
、サイクロトロンからの高エネルギー粒子によって生成されたフィルムを介して
、孔を、切断されたポリマーの直線軌道に沿ってエッチングする。孔の直径は、
エッチングプロセスの時間、エッチングバスの温度及び濃度によって決定される
。このプロセスの詳細については、照射−エッチング(track−etch)
膜作製分野の当業者にとって周知である。
00は、βーノーマルR−透明@P%膜を有し、これは、特に、上述のR−不透
明@P%膜と同等なものである。図6aは、装置全体の平面および断面図であり、
図6bおよび図6cは、当該装置の部分拡大図である。
明フィルム621からなる上部、第二剛性部650に接着された膜651からな
る中間部、および、透明な射出成形マイクロプレート680からなる底部、から
構成されている。
組み合わせを含む様々な素材から製造可能なフィルムから構成することができる
。膜孔695(図6cのみに表されている)は、いろいろな方法で形成することが
でき、そのうち二つは、上で説明した。フレーム650は、プラスチック、鋼、
ステンレス鋼、アルミニウム、又は他の適切な材料でもよい。かかるフレームは
、それ自身に取り付けられている、膜、および格子(grids)、被覆物(coatings)
又はサイトデリミネーテイング装置(site-deliminating devices) のいずれをも
ほぼ平らに保持するのに十分な剛性を有していなければならない。前記の膜は、
適切な方法であれば、接着剤、ヒートシール超音波シールまたは機械的方法を含
むどのような固定方法によってフレームに接着してもよい。
ト630を示している。各アッセイサイト630は、膜651の上に位置する上
方ボリューム693および膜65の下に位置するマイクロプレート680内の下
方ボリューム又はウエル692である二次元コンパートメント(ウェル)ととも
に膜651の分離・分割領域656を備えている。
るERおよびテストサイト630の上方ウエルから放射されたERの反射および
屈折を最小化し、光学的に都合がよい平面を形成する。フィルム621の底面に
固定された不透明マスク625が、アッセイサイト630の頂面において透明の
スポット627を取り囲み、分離する。かかるマスクも、疎水性であり、上方ボ
リューム693の頂面を取り囲む(circumscribes)。
1の側面を非常に大きく拡大した図である。図6cは、ほぼR−不透明@P%膜6
51である膜のオフアクシル孔695を示している。また、この図は、アッセイ
サイト630の端部における膜部(membrane section)を示し、膜651に固定さ
れている、頂面653上の一つ(655)および底面652上の一つ(654)
の二つの疎水性マスクを図示している。疎水性マスク655は、サイト630の
上方ボリュームの底面周辺(bottm perimeter)を区切るとともに、膜を越えてて
細胞が活性可能な膜エリアを囲む。疎水性マスク654は、以下で述べるように
、下方ボリュームの頂面を取り囲み易くする。
方ボリューム(下のウエル)692は、化学物質および/又は、図6bおよび図6a
の断面図の斜線により示された懸濁状態の生物学的細胞を含んだ溶液で満たされ
る。各上方ボリューム693内の溶液の表面張力は、疎水性マスクのペア625
および655と一緒になって、上方ボリュームに溶液を閉じこめるとともに、上
方ボリュームを取り囲み分離する空間697を創り出す。下方ボリューム692
のリム685に固定されている疎水性コーテイング686は、膜651の下側6
52上の疎水性マスク654で封をするようなシールドを形成する。膜651は
、下方ボリューム溶液を閉じこめる下方ウエル692のリム685上、又は、そ
れと対向するよう位置し、保持される。マイクロプレート690のウエルの平ら
な透明底面682は、光がそこを通じて692に出入りすることができる光学的
に優れた平面である。
0の平面図および側面図をそれぞれ示す。本実施形態において、アッセイサイト
730は、標準のマイクロプレート(5.030インチx3.365インチ)の
使用面積(footprnt)内に32x48のアレイが配列されている。この装置700
は、上方剛性フレーム720、中間剛性フレーム750および下方剛性フレーム
780の三つの剛性部品から構成されている。上方剛性フレーム720は、透明
フィルム721に接着されている。また、中間剛性フレーム750は、実質的に
R−不透明@P%膜751に接着されている。さらに、下方剛性フレーム780
は、透明フィルム781に接着されている。アッセイサイト730のそれぞれは
、図7bに示すように、上方ボリューム793および下方ボリューム792を有し
ている。
1は、その底面723に接着された疎水性マスク725を有している。膜751
は、その頂面753に接着された頂面疎水性マスク755、および、その底面7
52に接着された疎水性マスク754を有している。下方フィルム781は、そ
れに疎水性マスク784が接着された頂面782を有している。
透明領域727を取り囲む底面723上の疎水性マスク725、膜751のオー
プン領域756および756を取り囲む膜751の頂面753上の疎水性マスク
755、膜751の底面752上の疎水性マスク754、下方フィルム781の
透明領域786、下方フィルム781の頂面782上の疎水性マスク784、上
方ボリューム793ならびに下方ボリューム792から構成されている。上方の
気室(air space)797および下方の気室798が各サイトを取り囲むとともに
分離する。この実施形態においては、ボリィーム793および792は、0.5
マイクロリットルから2.5マイクロリットルであり、サイト730の中央まで
の距離は2.25ミリメートルである。
び下方フイルム786のそれぞれの透明領域を取り囲み、以下の各アッセイサイ
トの真上に位置する。検出ビーム760および761からのERおよび上方およ
び下方ボリュームにおける蛍光性染料によって発せられたER762および76
3は、下方透明領域727および上方透明領域786を通じてそれぞれ出入りす
る。上方フイルム721上の検出/定量化装置は、ハウジング740、サイト7
30の頂面753および上方ボリューム793から発せられたER762を集光
するための光ファイバー束742、ならびにサイト730の膜の上方ボリューム
793および頂面753に対して励起ER760を伝送するための他の光学経路
(conduit)744から構成されている。下方フイルム781下の検出/定量化装
置は、カウジング741、サイト730の下方ボリューム792から発せられた
ER763を集光するための光ファイバー束743、ならびにサイト730の膜
の下方ボリューム792および底面752に対して励起ER761を伝送するた
めの他の光学経路745から構成されている。
体交換(gas exchange)のために密閉してもよいし、アッセイが必要としない場合
は密閉しなくてもよい。ほとんどの細胞ベースアッセイにおいては、酸素および
二酸化炭素の拡散を抑制しすぎることなく過度の蒸発を防ぐため、空気流を最小
にする必要がある。これを達成するには、オープンセル形式(open cell form)の
薄い膜をフレーム間に位置させること、フレーム間に複数の小さなチャネルを設
けること、膜721および/または781用に適切なガス交換率を有するフィル
ム素材を用いること、テストサイト間の膜721および/または781に顕微鏡
でしか見えない程度の穴(microscopic holes)を設けること、または適切なガス
交換率を得るため、テストサイトの721および/または781に顕微鏡でしか
見えない程度の孔を十分に設けること、を含めて多くの方法がある。
スチック、有機物質、金属、ガラスセラミックおよびこれらの組み合わせを含ん
でいる。本発明の半透明膜の好ましい実施形態においては、様々な波長範囲で当
該膜を半透明にし、セル活性アッセイに用いられるセル識別用の染料の蛍光励起
と放出帯域とを一致させる様々な染料を含むポリエステルフィルムが用いられる
。上述の実施形態のサイクロトロン照射(cyclotron bomberdment)およびエッチ
ング技術で製造されるものには、エッチング可能な素材を用いることが必要であ
る。ポリエステルおよびポリカーボネートは、非常に優れたエッチング特性を有
しており、広く用いられている。ポリエステルは、一旦製造した後、染料をフィ
ルム内に混入させるのが容易なのでポリカーボネートよりも好ましい。こうして
、ベースフィルムに染料を混入させてポリカーボネートフィルムが構成されるが
、このフィルムの他の特性、特に厚みが均一でないので、フィルム材料としては
余り好ましくない。
は膜上にコーテイングまたは堆積させることがある。かかる製造方法には、利益
と不利益がある。例えば、染色済みのほぼ不透明な膜を用いると、孔内の反射を
によっていくらかの光が孔を通過する。しかし、細胞活性アッセイに用いられる
標準的な検出/数値化システムは、それを測定できるほど感度がよくないので、
通過する光の量は、非常に小さいく実用上問題とはならない。しかし、膜が金属
原子でコートされている場合、孔の内表面は、非常に反射しやすくなっている。
このことは、Pが99.9%の実質的にR−不透明@P%膜を製造しようとする
目的とは反するものである。さらに、堆積されたコーテイングは、アッセイにお
いて用いられる細胞の活性を阻害又はそれに影響を与えてはならない。
対象の細胞は、膜の一方側に配置され、細胞活性におよぼす溶液の影響アッセイ
しようとするその溶液は、前記膜の正反対の側に配置される。本実施形態の好ま
しい膜は、ほぼR−不透明@P%膜である、ここで、Rは400ナノメーターか
ら580ナノメーターで、P%は、99.9%で、膜厚は、31ミクロンであり
、孔の直径が8ミクロンであり、オフアクシス孔の入り口(incodent)の角度範囲
は、44度から46度の間である。励起に485ナノメーターのERを有するC
AA装置およびサイト内細胞によって発せられたER用の530ナノメーター検
出/数値化システムを用いると、膜の反対側の細胞の励起/検出/数値化システ
ムからの貢献度は、任意のサイトのカウント数の0.0005%未満である。か
かる膜は、平方センチ当たり1x103から2x109の範囲の孔密度、1から
1000ミクロンの膜厚、約15度から70度の入口角度を持った孔を有するも
のであってもよい。
。
の試験溶液で満たす、すなわち、ポジテイブコントロール、ネガテイブコントロ
ール又は、未知コントロールである。
低感度又はその少し下まで低下させる段階的希釈(serial dilusion)を行うよう
25マイクロリットルの細胞懸濁液(cell suspension)で満たす。これにより、
テストサイトの下方ボリュームの読み取りが読み取り行われた場合のエラーの補
償基準が設定される。
トに位置し、そこに取り付けられる。
頂面に約25マイクロリットルの細胞懸濁液が、滴下される。ステップ2のよう
に、段階的希釈が行われている約25マイクロリットルの同じ細胞懸濁液が、残
りの上方サイトに滴下される。
たCAA装置600ならびに各サイトにおけるU1およびL1の読み取りのため
に用いられる。かかるデータは、後に行われる比較、補償、および演算のため、
メモリに記憶される。
場合、37℃で98%の相対湿度が、通常適切である)ならびに、特定細胞活性
のアッセイのため適切な時間間隔で、インキュベートされる。この間隔は、通常
、15分から48時間の間である。光学的インキュベーションの長さは、力学計
算を行うこと(doing kinetics)または異なるインキュベーション時間による連続
的実験を行い、次に、最善の実験結果を得られるインキュベーション時間を選択
することにより決定される。細胞活性アッセイにおいて、このことは、通常、ネ
ガテイブコントロールサイトにおける計測値間の差とポジテイブコントロールサ
イトにおける計測値間の差が最大化されることを意味する。しかし、HTSにお
いては、インキュベーション時間が長ければ長いほど、アッセイが高価になるの
で、最良のインキュベーションを短くせざる得ない。これは、ネガテイブコント
ロールサイト、ポジテイブコントロールサイト、および検査される化学物質を有
するサイト間に著しい差が存在するかどうかを決定するための最短時間である。
)で説明したように、第二の時間ならびに各サイトにおけるU2およびL2を読
み出し、係るデータをコンピュータのメモリに記憶する。
cmc、cmcのパーセント、pmc、PMCのパーセント、mc、およびmc
のパーセントを算出する。コンピュータは、細胞懸濁液を段階的に希釈させた列
サイトから集めたデータを用いて検出/数値化システムのエラーを補償すること
もできる。次に、コンピュータは、両端サイト(replicatesite)の各セット用に
上述の数値の平均値を算出し、ポジテイブサイトのセット、ネガテイブサイトの
セットおよび未知サイトのセットを比較した全アッセイの結果を集計する。また
、コンピュータは、アッセイ用にCVを算出する。こうして算出された結果は、
後の分析に利用可能である。
われるステップ7aをさらに備えている; 7a. 例えば、254ナノメーターの短波長のERを照射することにより上方
ウエル内の細胞を全て死滅させるか、装置内の全ての細胞を死滅させ、(2)蓋
620/621を取り除き、フィルム621の底表面623上の各サイトに約1
0マイクロリットルの溶液を有し、細胞を素早く死滅させる他の蓋に置き換え、
又は(3)これと等価の方法を行うことによりこれを達成する。
行われるステップ7bをさらに備えている; 7b. 以下の事を行うことにより、上方ウエル内又は装置内の全ての細胞を不
活性化させる(immobilize):(1)細胞を凍結させる(通常、装置全体を凍結さ
せる事により達成される)、(2)細胞(又は装置)の温度を0℃から4℃の間
に急激に低下させ、(3)蓋620/621を、例えば、4ミリモル(millimola
r)のEDTA等の細胞を不活性にするフィルム621の下方表面上の全てのサイ
トに固定されている液を有する他の蓋と置き換え、又は(4)これと等価の方法
を行うことによりこれを達成する。
結果の精度が低下する(compromised)ような場合、方法IIおよび方法IIIは
、方法Iよりも好ましい。このことは、インキュベーション時間が短い、例えば
、30分未満であり、検出/数値化時間が長い、例えば、10分である場合に特
に顕著である。HTS用および超HTS用に沢山のサイト(例えば、1536サ
イトおよび3456サイトと)を有する場合、正確な結果を得るため、細胞を死
滅あるいは不活性化させなければならない。
6)を除き、方法Iの全てのステップが実行される。これにより、かかる方法に
おいて、上方および下方ウエルからの放射読み取り値(readings of the emissio
ns)は、一度だけしか得られない。
したものである。すなわち、上述したように、ステップ(6)の読み取りは行わ
れない。
タを出力せず、かかるデータから抽出された情報は十分でもないし、重要性も低
いが、いくつかのスクリーニング状況では十分である。かかる簡略化法は、方法
Iから方法IIIに比べ、高速で、しかも安価であるという利点がある。
Iのすべてを備えており、R−不透明@P%膜を有する装置を用いているが、実
質的にはR−不透明@P%ではない。すなわち、この方法の集合に用いられてい
る膜は、最新鋭の検出/数値化システムにより用いられるような、ほぼ垂直のE
Rを許容する孔を有し、膜をそのまま貫通させるものである。これにより、感度
は低下するが、いくつかのCBHTS状況下においては、方法Iから方法III
と比較すると適切な結果が得られる。
, 7a2、7bおよび7cに示されているようなCAA装置を用いている。これらの方法
において、方法Iから方法VIIまでの最初の五つのステップは、以下のように
変更される: 1a. 様々な制御溶液(control solutions)、ポジテイブおよびネガテイブ、なら
びにテスト溶液、例えば、走化性要因(chemotatic factors)、が冷たい状態で準
備される。これらの溶液は、約20℃から40℃の間の温度でゲル化させるため
、アッセイの細胞と互換性のある、十分な割合のコラーゲン(collagen)、ゼラチ
ン(gelatin)、ファイバーネクチン(fibernectin)、ラマニン(lamanin)または他
の適切なゲル形成材料を含んでいる。これらの溶液は、約4℃から10℃に置か
れている場合にはゲル化しないので、予め4℃で貯蔵することで準備することが
できる。20℃から37℃に達すると、これらの液はゲル化してしまう。ゲル化
剤の温度、ペーハー値、および濃度は、ゲル化するのに要する時間量によって決
定される。これらのパラメーターは、一定の制限内で、都合にあわせて操作する
ことができる。例えば、1ミリリットルのDMEMバッファ中の、約100μグ
ラムタイプIのコラーゲンであってペーハー値が7.2のものは、多くの細胞活
性アッセイ用に適切な溶剤である(臨床癌研究、Vol. 5, 1999年3月、M.E.スタ
ーンス等を参照のこと)。
.5μリットル間の低温溶液と同量(例えば、ポジテイブコントロール(既知の
走化性要因)、追加化合物の無いネガテイブコントロール、および未知のもの)
は、テストサイト730の下のボリュームの底面を定める疎水性マスク784に
よって取り囲まれる下方フィルム781の頂面782上にピペッテイングロボッ
ト(例えば、コネチカット州、ブルックフィールドのサイバーラボ社のモデルC
−300またはモデルC−400)を用いてピボットされる。使用可能な153
6個のうち約1500個のサイトにピボットがなされる。液の水滴が、フィルム
781に付着し、頂面782から1.0mmから1.7mm上昇する。疎水性マ
スクは、細胞活性テストサイトを視覚的に定め、テスト溶液の横方向への移動を
阻止する。
るが、この場合、ステップ(1a)と同量が用いられる。システムの様々な部品の
エラーの検出を促進するとともに、かかるエラーを補償するため、他の種類のコ
ントロールおよび調整溶液、例えば、蛍光性染料、を装置の様々な場所に置くこ
ともできる。
取り付けられた膜780/781上に位置するとともに、それに取り付けられる
。位置決めまたは取り付け金具または接着剤は、装置の下方と中間部品とを一緒
にし、固定する。膜と底のフィルム間の最終的な距離は、下方フィルム上の溶液
が膜751の下表面752に接し、それを濡らすように、フレームの一部である
、下方フィルム782の頂面と膜752の底面間の厚みによって決定される。そ
の範囲内で低い方のボリュームを所望する場合、かかる距離は短くなるが、反対
の場合もありうる。
るために、取っておかれ、または、10分から90分の間インキュベーター内に
置いておかれる。
の膜751の頂面753上の約1500個のサイト上に滴下される。しかし、こ
の場合、段階的希釈が行われているサイトおよびコントロールおよび調整溶液を
有する他のサイトに、細胞懸濁液が滴下されることはない。これは、CAA装置
600と異なり、CAA装置700においては下方ウエルにおけるこれらのサイ
トの溶液が、膜の底面側754と接触するからである。
上に位置するとともに、取り付け金具または接着剤によって固定された前記二つ
の下方部品上に置かれる。上法フィルム721の下面723は、約1500個の
ボリューム内の細胞懸濁液と接触し、装置の三つの剛性部品720、750およ
び780がユニット700を構成する。
の)ステップ(6)から始まる工程についてハードウエアの必要に応じて変更を
加えるようにしてもよい。例えば、動蛍光読み取り機の検出ビーム発生器(detec
tor beams)は、サイトの上方および下方ボリュームから発せられた光を集め、そ
の量を測定する集光システム(optical collection system)よりも小型でなけれ
ばならない。
膜を通じて移動した細胞の数、(c)移動していない数、(d)膜内に移動しているが
、それを通過していない数、および(e)移動総数、の検出および数値化を可能に
するため装置600、700、又はそれに近似した装置を用いている。このデー
タから、いずれのサイトから移動した細胞の割合とともに、そのサイトの膜を通
過した細胞の割合をも算出することができる。この結果は各サイトごとに算出す
ることが可能なので、ピペットにより生じるエラー(量のばらつき)および各ボ
リューム内への細胞の不均等な分配によるエラーの両方を除去することができる
。
図4bおよび図4cで開示された方法により製造されている場合、サイトからサ
イト間の孔の数を完全に均一にすることができるので、CVを更に減少させるこ
とが可能となる。
P%ではない膜を採用したCAA装置を用いた場合でも、いくつかのCBHTS
状況下で、適切な結果が得られる。これらの結果は、(a)孔密度が非常に低く、(
b)孔の直径の大きい、(c)膜厚が薄い、および(d)細胞密度の低い、ものを用いる
ことが好ましいアッセイを含んでいる。また、このシステムは、非常に低いバッ
クグランド蛍光性(background fluorescence)を有していなければならならず、
検出/数値化システムは、非常に高い感度を有しなければならない。かかる状況
において、検出システムは、細胞が孔を通って移動する場合に、かかる細胞を検
出する。例えば、セロミックス社(ペンシルバニア州、ピッツバーグ)により、
このことを達成するような新たな検出機器であって、解像度の高い光学システム
が開発されている。この状況において、いくつの細胞が膜を通過して移動したか
を測定することはできないが、孔を介していくつ移動したかは測定することが出
来る。かかるアッセイは、珍しく、高価である。このようなCBHTS状況が、
存在する場合、これに用いられる方法は、多分、細胞活性の運動(kinetics)に関
するデータを取得し、かかる方法は、上述したものとは異なる。
することができる。例えば、方法VIIIにおいて、上述のように、細胞を、ゲ
ル化していないゲル溶液(ungelled gel solution)として保留(suspended)してお
き、膜の底面が反転した場合、膜の底面上のサイトに滴下することができる。反
転したフレーム取り付け下方フィルム(inverted lower framed film)は、次に、
反転したフレーム取り付け膜(inverted framed membrane)上に位置すると共にそ
れに取り付けられる。溶液がゲル化すると、装置は、反転し、テスト溶液および
コントロールが膜の上方サイトに滴下され、次に、フレーム取り付け上方フィル
ムが位置し、取り付けられる。こうして、細胞は、フィルターを通じて上に移動
する。装置の相違に適合する変更を行うことにより、600に近似するCAA装
置を用いて同様の結果を得ることができる。
を加え、改良を行うことは、当業者にとって自明のことである。例えば、既存の
ものに代わる新しいCAA装置において、各サイトが、ウエルを上方チャンバー
および下方チャンバーに分割する挿入物(an insert)を有するウエルである。こ
のようなCAA装置において、挿入物は、プレートの形になるよう一緒に接着さ
れる。かかる挿入物は、本発明の膜を組み込む。
質間、または膜を介しての細胞の移動後に溶液内に混合された化学物質の化学的
な相互作用が、ERビームを導入すること無く検出可能な光を生成する。かかる
場合に、化学物質が膜の反対側のチャンバー内に拡散していると、移動しない細
胞により発せられるERの通過を阻止するため、角度を付けて孔を設けなければ
ならなくなる。さらに、本発明は、サンプルが液体培地(liquid medium)でなく
てもよいアッセイをも含み、導入され検出されたERの波長に対し、膜がほぼ不
透明である限り、例えば、気体培地(gas medium)によって運ぶようにしてもよい
。
たものであり、本発明を、開示されたものと同じ形式のものに完全に限定するこ
とを意図するものではない。本発明の範囲は、添付した特許請求の範囲およびそ
の均等物のみによって決められる。
ある。
る本発明の膜の一部分の切断面の略図である。
膜の作製プロセスの略図である。
作製プロセスの平面図の略図である。
作製プロセスを示す図4bの側面図である。
セスの略図である。
明の膜の第2作製プロセスの側面図の略図である。
面図の略図である。
略図である。
す。
の一部分の略図である。
面図及び側面図である。
、拡大した切断面の略図である。
Claims (40)
- 【請求項1】 膜により分離された少なくとも二つのチャンバーを有しており、細胞活性(cel
l activity)を測定するために電磁放射検出ビームを用いる細胞活性アッセイ(ce
ll activity assay)装置において、 前記膜は、第一表面、第二表面、厚みmt、および、直径pdの複数のオフアクシ
ス孔(off-axis pores)を有し、前記オフアクシス孔は、前記膜の前記第一表面に
垂直な線に対して角度αで前記第一表面から前記第二表面へと前記膜を貫通して
いること、 を特徴とするもの。 - 【請求項2】 請求項1の細胞活性アッセイ装置において、前記角度αは、約15度から70
度であること、 を特徴とするもの。 - 【請求項3】 請求項1の細胞活性アッセイ装置において、前記角度αは、電磁放射の検出ビ
ームが前記第一表面に対し正確に垂直となり、前記第一表面と前記第二表面間を
通過しないようにするものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項4】 請求項1の細胞活性アッセイ装置において、前記角度αは、角度φより大きく
、 その角度φは、式φ=sin−1(pd/mt)で定義されるものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項5】 請求項1の細胞活性アッセイ装置において、前記角度αは、ある入射角範囲を
有する電磁放射の検出ビームが前記膜の前記第一表面とほぼ垂直に入射しても、
前記第一表面と前記第二表面間を通過しないようにするものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項6】 請求項1の細胞活性アッセイ装置において、前記角度αは、角度βと角度θと
の和よりも大きく、角度βは、前記第一表面に垂直な線に対する前記検出ビーム
の最大入射角度であり、角度θは、式θ=sin−1 ([pd x cosβ]/mt)で定義
されるものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項7】 請求項1の細胞活性アッセイ装置において、さらに、前記膜に取り付けられた
剛性フレームであって、前記膜が剛性フレームにより平らに保持されるようなも
のを備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項8】 細胞活性を測定するために電磁放射検出ビームを用いる細胞活性アッセイ装置
に用いられる膜であって、 第一および第二表面、厚みmt、および、直径pdの複数のオフアクシス孔(off-a
xis pores)を有するフィルムを備え、前記オフアクシス孔は、前記フィルムの前
記第一表面に垂直な線に対して角度αで前記第一表面から前記第二表面へと前記
膜を貫通していること、 を特徴とするもの。 - 【請求項9】 請求項1にかかる膜において、前記角度αは、約3度から70度の間であるこ
と、 を特徴とするもの。 - 【請求項10】 請求項8にかかる膜において、前記角度αは、電磁放射の検出ビームが前記第
一表面に対し正確に垂直となり、前記第一表面と前記第二表面間を通過しないよ
うにするものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項11】 請求項8にかかる膜において、前記角度αは、角度φより大きく、 その角度
φは、式φ=sin−1(pd/mt)で定義されるものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項12】 請求項8にかかる膜において、前記角度αは、ある入射角範囲を有する電磁放
射の検出ビームが前記膜の前記第一表面とほぼ垂直に入射しても、前記第一表面
と前記第二表面間を通過しないようにするものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項13】 請求項8にかかる膜において、前記角度αは、角度βと角度θとの和よりも大
きく、角度βは、前記第一表面に垂直な線に対する前記検出ビームの最大入射角
度であり、角度θは、式θ=sin−1 ([pd x cosβ]/mt)で定義されるもので
あること、 を特徴とするもの。 - 【請求項14】 細胞活性を測定する方法であって、 (a) 第一表面および第二表面を有し、前記第一表面と接触する複数の細胞
を含む第一液体試料と、前記第二表面と接触する第二液体試料を分離する多孔性
の不透明膜を有する細胞活性アッセイ装置を設けるステップと; (b) 細胞活性アッセイ装置をインキュベートするステップと; (c) 第一の波長を有する電磁放射の第一ビームを、前記第一液体試料を介
し前記膜の前記第一表面方向に向けるステップと; (d) 第二の波長を有する放射された電磁放射の第一の量を測定するステッ
プと; (e) 第一の波長を有する電磁放射の第二ビームを、前記第二液体試料を介
し前記膜の前記第二表面方向に向けるステップと;および (f) 第二の波長を有する放射された電磁放射の第二の量を測定するステッ
プ;を備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項15】 請求項14の方法において、さらに、初期測定(initilal reading)を行うステ
ップを備え、前記初期測定は、請求項14のインキュベートステップの前に完了
し、前記初期測定は、 (i) 電磁放射の第一ビームを、前記第一液体試料を介し前記膜の前記
第一表面方向に向けるステップと; (ii) 第二の波長を有する放射された電磁放射の初期第一量を測定する
ステップと; (iii) 電磁放射の第二ビームを、前記第二液体試料を介し前記膜の前
記第二表面方向に向けるステップと;および (iv) 第二の波長を有する放射された電磁放射の初期第二量を測定する
ステップ;を備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項16】 請求項14の方法において、さらに、前記複数の細胞を死滅させるステップを
備え、前記複数の細胞を死滅させるステップは、請求項14のインキュベートス
テップの後に開始されること、 を特徴とするもの。 - 【請求項17】 請求項16の方法において、波長の短い電磁放射を一定量前記複数の細胞に照
射することにより前記複数の細胞を死滅させること、 を特徴とするもの。 - 【請求項18】 請求項17の方法において、前記一定量の電磁放射は、約200ナノメーター
と約300ナノメーターの波長を有すること、 を特徴とするもの。 - 【請求項19】 請求項14の方法において、さらに、前記複数の細胞を不活性化(immobilizin
g)するステップを備えており、前記複数の細胞の不活性化は、請求項14の前記
インキュベートステップの後に開始されること、 を特徴とするもの。 - 【請求項20】 請求項19の方法において、前記複数の細胞は、前記複数の細胞の温度を低下
させることによって不活性化すること、 を特徴とするもの。 - 【請求項21】 請求項19の方法において、前記複数の細胞は、前記第一液体試料に化学物質
を混入させることにより不活性化すること、 を特徴とするもの。 - 【請求項22】 請求項21の方法において、前記化学物質は、エチレンジアミン4酢酸(ED
TA)(ethylenediamine tetraacetic acid)であること、 を特徴とするもの。 - 【請求項23】 請求項14の方法において、細胞の前記試料は、染料によりラベル付け(label
ed)されること、 を特徴とするもの。 - 【請求項24】 請求項23の方法において、前記第一の波長を有する前記電磁放射が当たると
、前記第二の波長を有する前記電磁放射を発するように前記染料を選択すること
、 を特徴とするもの。 - 【請求項25】 請求項14の方法において、前記膜は、厚みmtを有し、前記複数のオフアク
シス孔は直径pdを有しており、であり、前記メッセージを前記送信機に送信する
こと、前記複数のオフアクシス孔は、前記膜の前記第一表面に垂直な線に対して
角度αで前記第一表面から前記第二表面へと前記膜を貫通しており、前記角度α
は、角度βと角度θとの和よりも大きく、角度βは、前記第一表面に垂直な線に
対する前記検出ビームの最大入射角度であり、角度θは、式θ=sin−1 ([p
d x cosβ]/mt)で定義されるものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項26】 請求項14の方法において、前記第一の波長は、第一の波長範囲を備えており
;前記第二の波長は、第二の波長範囲を備えていること、 を特徴とするもの。 - 【請求項27】 細胞活性を測定する方法であって、 (a) 第一液を収納するための、上方リムを有する第一チャンバーを設ける
ステップと; (b) 前記第一液体試料を前記第一チャンバーに注入するステップと; (c) 前記上方リムを第一の疎水性化合物(hydrophobic compound)で覆うス
テップと; (d) 下表面、上表面、および前記上表面から前記下表面に前記膜を貫通す
る複数のオフアクシス孔を有する膜を設けるステップと; (e) 第一領域が前記第一チャンバーの前記上方リムと同じサイズかつ同じ
形を有するように前記膜の前記下表面の第一領域を第二の疎水性化合物で覆うス
テップと; (f) 前記第一の疎水性化合物と前記第二の疎水性化合物が近接するよう前
記膜で前記第一チャンバーに蓋をするステップと; (g) 前記膜の上表面を、前記膜の第二領域を取り囲む第三の疎水性化合物
で覆い、これにより、複数の細胞を有する第二液体試料を収納するための第二チ
ャンバーステップが前記第一チャンバーとは正反対に形成されるステップと; (h) 前記第二液体試料を前記第二チャンバーに注入するステップと; (i) 前記第一液体試料および前記第二液体試料を収納する前記第一チャン
バーおよび第二チャンバーをインキュベートするステップと; (j) 前記膜の前記第一表面に対し第一ビームがほぼ垂直になるような入射
角範囲を有する第一波長の電磁放射の前記第一ビームを前記第一チャンバー方向
に向けるステップと;および (k) 第二の波長を有する放射された電磁放射の第一量を測定するステップ
;を備えたこと、 を特徴とするもの - 【請求項28】 請求項26の方法において、さらに、さらに、前記第二液体試料を前記第二チ
ャンバーに注入するステップの後に前記第二チャンバーを透明フィルムで覆うス
テップを備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項29】 請求項27の方法において、前記第二チャンバーを覆う前記透明膜は、前記第
二液体試料と接触する下表面を有すること、 を特徴とするもの。 - 【請求項30】 請求項26の方法において、前記複数の細胞は、染料によりラベル付け(label
ed)されること、 を特徴とするもの。 - 【請求項31】 請求項29の方法において、前記第一の波長を有する前記電磁放射が当たると
、前記第二の波長を有する前記電磁放射を発するように前記染料を選択すること
、 を特徴とするもの。 - 【請求項32】 請求項26の方法において、前記膜は、前記検出ビームが前記第一表面と前記
第二表面の間を通過することを防止すること、 を特徴とするもの。 - 【請求項33】 請求項26の方法において、前記膜は、厚みmtを有し、前記複数のオフアク
シス孔は直径pdを有しており、であり、前記メッセージを前記送信機に送信する
こと、前記複数のオフアクシス孔は、前記膜の前記第一表面に垂直な線に対して
角度αで前記第一表面から前記第二表面へと前記膜を貫通しており、前記角度α
は、角度βと角度θとの和よりも大きく、角度βは、前記第一表面に垂直な線に
対する前記検出ビームの最大入射角度であり、角度θは、式θ=sin−1 ([p
d x cosβ]/mt)で定義されるものであること、 を特徴とするもの。 - 【請求項34】 請求項26の方法において、さらに、初期測定を行うステップを備え、前記初
期測定は、請求項26のインキュベートステップの前に完了し、前記初期測定は
、 (a) 前記膜の前記第上表面に対し第二ビームがほぼ垂直になるような
入射角範囲を有する第一波長の電磁放射の前記第二ビームを前記第二チャンバー
方向に向けるステップ;および (b) 第二の波長を有する放射された電磁放射の初期第一量を測定する
ステップ;を備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項35】 細胞活性アッセイ装置に用いられる膜を構成する方法であって、 (a) エキシマレーザー装置により放射された200ナノメーターから
400ナノメーターの波長を有するレーザービームであって、マスクに当たると
複数の分散したビームになるレーザービームをフィルム方向に向けるステップと
; (b) フイルムに垂直な線に対して、15度から70度の間の角度αで
前記フィルム材上に前記複数の分散ビームの焦点を合わせるステップと;および (c) 除去法(ablation)によって前記フイルムを貫通する孔を形成する
ステップ;を備えたこと、 を特徴とするもの。 - 【請求項36】 請求項34の方法において、前記孔の直径は、1から14ミクロンであること
、 を特徴とするもの。 - 【請求項37】 請求項34の方法において、前記膜における前記孔の密度は、平方センチ当た
り1x103から2x107の範囲であること、 を特徴とするもの。 - 【請求項38】 請求項34の方法において、前記膜は、所定の波長範囲において半透明である
こと、 を特徴とするもの。 - 【請求項39】 細胞活性アッセイ装置に用いられるまっすぐなオフアクシス孔を有する膜を構
成する方法であって、 高いエネルギーが蓄積された粒子の流れをフィルムに照射するステップと; 前記高エネルギー蓄積粒子の流れを、前記フィルムに垂直な線に対して角度α
で前記フィルムに衝突させ、これにより、破壊されたポリマーの軌跡を作るステ
ップと;および 前記破壊されたポリマーの軌跡をエッチングし、これにより、膜内にまっすぐ
なオフアクシス孔を形成するステップ;を備えており、 前記角度αは、約15度から70度であること、 を特徴とするもの。 - 【請求項40】 請求項38の方法において、前記膜は、所定の波長範囲において半透明である
こと、 を特徴とするもの。
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