JP2002538591A - 少なくとも1つのナノ複合成分被覆層を備えた電力ケーブル - Google Patents

少なくとも1つのナノ複合成分被覆層を備えた電力ケーブル

Info

Publication number
JP2002538591A
JP2002538591A JP2000603052A JP2000603052A JP2002538591A JP 2002538591 A JP2002538591 A JP 2002538591A JP 2000603052 A JP2000603052 A JP 2000603052A JP 2000603052 A JP2000603052 A JP 2000603052A JP 2002538591 A JP2002538591 A JP 2002538591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power cable
inorganic compound
organic compound
coating layer
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP2000603052A
Other languages
English (en)
Inventor
プリジヤン,マドウレーヌ
アミグ,パスカル
Original Assignee
ネクサン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ネクサン filed Critical ネクサン
Publication of JP2002538591A publication Critical patent/JP2002538591A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/28Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
    • H01B7/282Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable
    • H01B7/2825Preventing penetration of fluid, e.g. water or humidity, into conductor or cable using a water impermeable sheath
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K9/00Use of pretreated ingredients
    • C08K9/04Ingredients treated with organic substances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B7/00Insulated conductors or cables characterised by their form
    • H01B7/17Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
    • H01B7/29Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame
    • H01B7/295Protection against damage caused by extremes of temperature or by flame using material resistant to flame
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Insulating Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 本発明は、導電性材料の心線2と、少なくとも1つの被覆層4を備えた電力ケーブル1であって、前記被覆層4が、積層構造の無機化合物と、前記無機化合物の異なる層の間に挿入された有機化合物とを含む材料で本質的に構成されることを特徴とする電力ケーブル1に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、現在当技術分野で知られているケーブルと比較して機械特性、熱特
性、電気特性または耐火特性が著しく改善された電力ケーブルに関する。「電力
ケーブル」という表現は、電気エネルギーを伝送することを意図し、かつ少なく
とも1つの被覆層または外装を備えた電気導体をさす。
【0002】 本発明は、より詳細には、前記電気導体の周囲に配置された被覆層うちの少な
くとも1つに含まれる材料に関する。
【0003】 ケーブル製造者は、オンボードケーブルの上記の諸特性を改善すること、また
その重量を軽減することに常に関心をもっている。
【0004】 使用材料の特性改善の追求に加え、ケーブル製造者は、導電性心線の周囲に溶
融した重合体を押し出すことによってケーブルを製造する生産ライン、または液
状の、あるいは溶解した重合体を架橋することによって絶縁されたワイヤを製造
する生産ラインなど、既存の生産ラインに容易に組み込むことができる解決法を
捜している。
【0005】 被覆の機能は、必要に応じて外部の機械的アタックおよび湿気の侵入から導電
性心線を保護し、電気的絶縁をもたらすことである。また、被覆は、十分な耐火
性をもたらすものでなければならない。現在の被覆のほとんどは、連続マトリッ
クス(通常、重合体)を含んでおり、あるいは、特許出願GB−A−2 113
453に記載されている、電気ケーブル用重合体/モンモリロナイト混合物な
ど、無機の添加物とすることができる添加物の粒子を含んでいる。
【0006】 本発明の目的は、既存の工業生産プロセスで使用することができるナノ複合成
分がその場で導入されるか、あるいは重合される、少なくとも1つの被覆層が存
在することによって上記の各特性が著しく改善された電力ケーブルを提供するこ
とである。この種のナノ複合成分については、例えば、特許出願WO−A−93
/94 117に記載されている。
【0007】 本発明は、少なくとも1つの被覆層で囲まれた導電性材料の心線を備えた電力
ケーブルであって、該ケーブルは、前記被覆層が、シート構造の無機化合物と、
前記無機化合物層の間に挿入された有機化合物とを含む材料で本質的に構成され
ることを特徴とする電力ケーブルを提供する。
【0008】 現在、無機の添加物は、単層のケーブル被覆その他にしばしば使用されている
が、これらの添加物の粒子の大きさは1マイクロメータ(ミクロン)の桁であり
、その添加物は重合体中に分散し、重合体と混合された後においても元の大きさ
を維持している。
【0009】 本発明は、シート構造の無機化合物を使用し、特殊処理を施した後、その無機
化合物層の間に有機化合物を挿入できるようになっている。無機化合物の粒子の
元の大きさは1ミクロンの桁である。有機化合物が無機化合物層間に挿入される
と、無機化合物が剥離し、複合材料が形成される。有機化合物が挿入され、無機
化合物が剥離すると、無機化合物は複合材料中に均一に分散し、粒子の大きさが
1ナノメータの桁になる。これにより既存の材料特性が著しく改善され、また、
特定の新しい特性をもたらしている。通常、前記材料は、ナノ複合材料またはナ
ノ複合成分と呼ばれている。
【0010】 「本質的に構成される」という表現は、被覆層がさらに比較的少量の添加剤を
含むことができるという意味で使用されている。具体的には、形成を容易にする
ことを意図した添加剤(可塑剤、潤滑剤など)、エージングを遅らせることを意
図した添加剤(安定剤、紫外吸収体、難燃剤、酸化防止剤、抗衝撃剤など)、あ
るいはその外観を改変することを意図した添加剤(着色顔料など)などである。
【0011】 無機化合物は、黒鉛または無機酸化物から選択することができる。導電層を必
要とする場合は黒鉛が選択され、電気絶縁層を必要とする場合は無機酸化物が選
択される。この例の場合、酸化物を選択することが好ましい。無機酸化物は、例
えば、シート構造を有していれば、石綿(水和されたケイ酸塩)などのケイ酸塩
、長石(アルミニウムおよびアルカリまたはアルカリ土類金属の複ケイ酸塩)、
滑石または凍石などのマグネシウムケイ酸塩、蛇紋石(マグネシウムケイ酸塩)
、マイカ(黒雲母、白雲母、金雲母)などのケイ素のアルミン酸塩、または粘土
、アルミナ、チタン酸塩、酸化ジルコニウムなどから選択することができる。
【0012】 無機酸化物はケイ酸塩であることが好ましく、さらには、天然または人工粘土
などのアルミノケイ酸塩で、できれば架橋されていることがより好ましい。粘土
は、積重ね層からなる結晶構造を有することが好ましく、また、表面上にOHイ
オンを有していることが好ましい。粘土は、カオリン(二水化アルミニウムケイ
酸塩)、スメクタイト、モンモリロナイト、ベントナイト、バイデル石、ノント
ロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ヒル石、ケイ灰石、または数種類の粘土
の混合物などから選択することができる。
【0013】 本発明の好ましい実施形態では、選択される粘土はモンモリロナイトである。
モンモリロナイトは、カルシウムを含有している場合は「フーラー土」と呼ばれ
、ナトリウムを含有している場合はベントナイトとも呼ばれる。
【0014】 無機化合物層間に挿入される有機化合物は、重合体、オリゴマーあるいはその
場で重合される単量体であることが好ましい。
【0015】 押出しによってケーブルを製造するプロセスでは、押出し可能な重合体が使用
され、それらは、ポリエチレン(PE)あるいはポリプロピレン(PP)などの
ポリオレフィン、ポリブチレンテレフタレート(PBTP)、ポリ塩化ビニル(
PVC)などのビニル重合体、エラストマー(ハロゲン化または非ハロゲン化の
いずれか)、熱可塑性材料、シリコーン、エチレン共重合体などの共重合体、お
よびそれらの混合物などから選択することができる。エチレン共重合体は、エチ
レンと酢酸ビニルの共重合体(EVA)、エチレンとプロピレンの共重合体(E
PR)、エチレンとアクリル酸エチルの共重合体(EEA)またはエチレンとア
クリル酸メチルの共重合体(EMA)などのエチレンとアルキルアクリラートの
共重合体、エチレンとアクリル酸の共重合体、エチレンターポリマー、または特
定の官能基(酸、エポキシなど)を含有する同一重合体などから選択することが
できる。
【0016】 液状の重合体を用いるケーブル製造プロセスで使用される重合体は、エポキシ
樹脂、ポリエステル、ポリエーテルイミドまたはポリアミドイミドなどのポリイ
ミド、ポリアミド(PA)、ポリウレタン、シリコーン、または上記重合体の共
重合体あるいは混合物から選択することができる。
【0017】 被覆層は、もっぱら絶縁材料で構成することができる。
【0018】 被覆層は、外部保護被覆層で囲まれた絶縁材料層で構成することができる。
【0019】 絶縁材料は、少なくともその一部を、シート構造の無機化合物と、該無機化合
物の層の間に挿入された有機化合物とからなる前記ナノ複合材料で構成すること
ができる。
【0020】 外部被覆層は、少なくともその一部を、シート構造の無機化合物と、該無機化
合物の層の間に挿入された有機化合物とからなる前記ナノ複合材料で構成するこ
とができる。
【0021】 ケーブルは、中間電圧から高電圧までの直流電力ケーブルであることができ、
被覆層は、少なくとも1つの半導体スクリーンを備えている。該半導体スクリー
ンは、シート構造の無機化合物と該無機化合物の層の間に挿入された有機化合物
とからなる前記ナノ複合材料で本質的に構成することができる。
【0022】 本発明はまた、上述のケーブルを製造する方法であって、 − 有機化合物との相容性を付与するために、無機化合物を薬剤で処理するス
テップと、 − 処理された無機化合物を、有機化合物が軟化または溶融する温度より高い
温度で、有機化合物と混合するステップと、 − 無機化合物層の間に挿入された有機化合物を有する材料を得るステップと
を含んでいる方法を提供する。
【0023】 無機化合物は、有機化合物と相容する界面活性剤で処理され、有機化合物の無
機化合物層間への挿入を促進している。
【0024】 本発明の一実施形態では、無機化合物が粘土であり、相容化剤は、第四アンモ
ニウム塩、ポリエチレン酸化物およびリンを含有する誘導体から選択される。
【0025】 本発明のその他の利点および特徴は、添付の図面を参照して行なう以下の説明
により、明らかとなるであろう。
【0026】 本発明は、被覆層4から構成される外装3に囲まれた導電性材料の心線2を備
えた電力ケーブル1に関している。
【0027】 本発明によれば、被覆層4は、シート構造の無機化合物と、該無機化合物の層
の間に挿入された有機化合物からなるナノ複合材料から本質的に構成されている
【0028】 例えば半導体特性を有するナノ複合材料を必要とする場合、前記無機化合物は
黒鉛であることができる。
【0029】 図1に示す実施形態では、絶縁された電気ワイヤであり、結果としての電力ケ
ーブル1は、耐火性、耐水性および耐溶剤性が著しく改善されている。
【0030】 図2に示す実施形態では、外装3は、絶縁材料層4に加えて外部保護被覆5か
ら構成されている。該絶縁材料層4または外部被覆5は、少なくとも前記ナノ複
合材料で本質的に構成することができる。
【0031】 図2の実施形態は、典型的な低電圧交流ケーブルである。ナノ複合材料を絶縁
材料層4および/または外部被覆5に組み込み、その機械特性、耐火特性および
難燃性特性、さらに、水および溶剤に対する不浸透性が著しく改善されている。
【0032】 図3に示す実施形態では、電力ケーブルは、中間電圧から高電圧までの直流ケ
ーブルで、外装3は、絶縁材料層4に加えて少なくとも1つの半導体スクリーン
6a、6bと外部保護被覆5とから構成されている。半導体スクリーンは、前記
ナノ複合材料で本質的に構成することができる。
【0033】 ナノ複合材料を形成する機構と、それを押出していることが、有機化合物、例
えば重合体の配向を促進し、それによって空間電荷の移動を制限している。
【0034】 このように、ナノ複合材料を中間電圧直流ケーブルあるいは高電圧直流ケーブ
ルの絶縁材料層4へ導入することにより、極性が変化した場合におけるケーブル
の絶縁破壊に対する抵抗が改善されている。
【0035】 ナノ複合材料を形成する機構が、混合物のパーコレーション閾値を減少させ、
それが無機化合物中での有機化合物の集中を著しく低減している。ナノ複合材料
、例えば黒鉛ベースの材料で本質的に構成された内部半導体スクリーン6aを使
用することにより、導電性心線と絶縁層との間の界面が著しく改善されている。
【0036】 最後に、ナノ複合材料、例えばケイ酸塩またはケイ酸粘土ベースの材料を、外
部半導体スクリーン6bおよび/または外部外装4に導入することにより、その
耐火性および火炎伝播特性、さらに、水および溶剤に対する不浸透性が著しく改
善されている。
【0037】 当然、本発明は、上記で説明し、示した実施形態に限定されるものではなく、
また、当分野の技術者には自明の様々な変形形態が可能であり、それらは全て本
発明の範囲内に入る。特に、ケーブルの構造は、従来知られている電力ケーブル
の構造であり、さらに、ナノ複合材料は、絶縁、半導体スクリーンあるいは保護
外装を備えたあらゆるケーブルに使用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電力ケーブルの一実施形態の断面図である。
【図2】 本発明による電力ケーブルの他の実施形態の断面図である。
【図3】 本発明による電力ケーブルのさらに他の実施形態の断面図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性材料の心線と、少なくとも1つの被覆層とを備えた電
    力ケーブルであって、前記被覆層が、シート構造の無機化合物と、前記無機化合
    物の層の間に挿入された有機化合物とを含む材料で本質的に構成されることを特
    徴とする電力ケーブル。
  2. 【請求項2】 前記無機化合物が無機酸化物である、請求項1に記載の電力
    ケーブル。
  3. 【請求項3】 前記無機酸化物が、カオリン、スメクタイト、モンモリロナ
    イト、ベントナイト、バイデル石、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト
    、ヒル石、ケイ灰石、またはそれらの混合物から選択される粘土である、請求項
    2に記載の電力ケーブル。
  4. 【請求項4】 前記粘土が、モンモリロナイトおよびベントナイトから選択
    される、請求項3に記載の電力ケーブル。
  5. 【請求項5】 前記有機化合物が、重合体、単量体またはオリゴマーである
    、請求項1から4のいずれか一項に記載の電力ケーブル。
  6. 【請求項6】 前記重合体が、ポリオレフィン、ポリブチレンテレフタレー
    ト、ビニル重合体、エラストマー、シリコーン、それらの共重合体、およびそれ
    らの混合物から選択される、請求項5に記載の電力ケーブル。
  7. 【請求項7】 前記重合体が、エポキシ樹脂、ポリエステル、ポリアミド、
    ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、ポリウレタン、シリコー
    ンまたはそれらの混合物から選択される、請求項5に記載の電力ケーブル。
  8. 【請求項8】 前記被覆層が、シート構造の無機化合物と、前記無機化合物
    の層の間に挿入された有機化合物とを含む材料で本質的に構成された絶縁材料層
    を備えた、請求項1から7のいずれか一項に記載の電力ケーブル。
  9. 【請求項9】 前記被覆層が、シート構造の無機化合物と、前記無機化合物
    の層の間に挿入された有機化合物とを含む材料で本質的に構成された外部被覆層
    を備えた、請求項1から8のいずれか一項に記載の電力ケーブル。
  10. 【請求項10】 前記被覆層が、少なくとも1つの半導体スクリーンを備え
    、半導体スクリーンが、シート構造の無機化合物と、前記無機化合物の層の間に
    挿入された有機化合物とを含む材料で本質的に構成されることを特徴とする請求
    項1から7のいずれか一項に記載の中間電圧から高電圧までの直流電力ケーブル
  11. 【請求項11】 請求項1から10のいずれか一項に記載の電力ケーブルを
    製造する方法であって、 前記有機化合物との相容性を付与するように、前記無機化合物を薬剤で処理す
    るステップと、 前記処理された無機化合物を、前記有機化合物が軟化または溶融する温度より
    高い温度で、前記有機化合物と混合するステップと、 前記無機化合物の層の間に挿入された前記有機化合物を有する前記材料を得る
    ステップと によって前記材料を製造することを含む、電力ケーブルを製造する方法。
  12. 【請求項12】 前記無機化合物が粘土であり、前記相容化剤が、第四アン
    モニウム塩、ポリエチレン酸化物およびリン含有誘導体から選択される、請求項
    11に記載の方法。
JP2000603052A 1999-03-04 2000-02-28 少なくとも1つのナノ複合成分被覆層を備えた電力ケーブル Ceased JP2002538591A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9902686A FR2793592B1 (fr) 1999-03-04 1999-03-04 Cable d'energie ayant des caracteristiques mecaniques, thermiques, electriques, et de tenue au feu sensiblement ameliorees
FR99/02686 1999-03-04
PCT/FR2000/000489 WO2000052712A1 (fr) 1999-03-04 2000-02-28 Cable d'energie comprenant au moins une couche de revetement en composant nanocomposite

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002538591A true JP2002538591A (ja) 2002-11-12

Family

ID=9542814

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000603052A Ceased JP2002538591A (ja) 1999-03-04 2000-02-28 少なくとも1つのナノ複合成分被覆層を備えた電力ケーブル

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP1033724A1 (ja)
JP (1) JP2002538591A (ja)
CA (1) CA2331360C (ja)
FR (1) FR2793592B1 (ja)
NO (1) NO327796B1 (ja)
WO (1) WO2000052712A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239765A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Totoku Electric Co Ltd 無機フィラー分散絶縁塗料および絶縁電線
JP2009176718A (ja) * 2007-11-06 2009-08-06 Honeywell Internatl Inc 高温で使用される可撓性絶縁電線及び製造方法
CN101918486A (zh) * 2007-11-02 2010-12-15 联合碳化化学及塑料技术有限责任公司 通过在半导体或绝缘组合物中使用有机粘土降低介电损耗
CN108878045A (zh) * 2018-06-27 2018-11-23 浙江龙鹰光电科技有限公司 高工作时长电机用200级漆包铜圆线

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60141944D1 (de) * 2001-02-26 2010-06-10 Prysmian Spa Kabel mit einem Überzug aus Verbundwerkstoff
US6740396B2 (en) 2001-02-26 2004-05-25 Pirelli Cavi E Sistemi S.P.A. Cable with coating of a composite material
US20050226581A1 (en) * 2001-12-18 2005-10-13 Antonio Carrus Optical fibre with mechanically reinforced coating
GB0226508D0 (en) * 2002-11-13 2002-12-18 Draka Uk Ltd Fire-resistant cable
EP1597308B1 (en) 2003-02-18 2008-08-13 Union Carbide Chemicals & Plastics Technology Corporation Flame retardant composition
US20060142458A1 (en) 2003-06-09 2006-06-29 Pang Kawai P Strippable semi-conductive insulation shield
CN1902716B (zh) * 2003-08-21 2010-11-03 伦塞勒高聚技术研究所 具有受控电特性的纳米组合物
DE102005017112A1 (de) * 2005-04-13 2006-10-26 Siemens Ag Feuchtigkeitsabweisende Schutzschicht für einen Wickelkopf einer elektrischen Maschine
DE202005019390U1 (de) 2005-12-08 2006-04-20 Siemens Ag Elektrische Wicklung
JP6255337B2 (ja) * 2011-05-04 2017-12-27 ボレアリス エージー 電気デバイスのためのポリマー組成物
EP2705080B1 (en) * 2011-05-04 2017-12-20 Borealis AG Polymer composition for electrical devices
WO2016000735A1 (en) 2014-06-30 2016-01-07 Abb Technology Ltd Power transmission cable

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711414A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Fujikura Ltd Refractory insulated wire
JPH05166413A (ja) * 1991-12-13 1993-07-02 Hitachi Chem Co Ltd 電気絶縁用樹脂組成物およびエナメル線
JPH087656A (ja) * 1994-06-27 1996-01-12 Mitsubishi Cable Ind Ltd 低圧電線用絶縁材料および低圧電線
JPH10149723A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Mitsubishi Cable Ind Ltd 電力ケーブルおよびその接続構造

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE159270T1 (de) * 1991-08-12 1997-11-15 Allied Signal Inc Bildung polymerer nanokomposite aus blättrigem schichtmaterial durch ein schmelzverfahren

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711414A (en) * 1980-06-25 1982-01-21 Fujikura Ltd Refractory insulated wire
JPH05166413A (ja) * 1991-12-13 1993-07-02 Hitachi Chem Co Ltd 電気絶縁用樹脂組成物およびエナメル線
JPH087656A (ja) * 1994-06-27 1996-01-12 Mitsubishi Cable Ind Ltd 低圧電線用絶縁材料および低圧電線
JPH10149723A (ja) * 1996-11-20 1998-06-02 Mitsubishi Cable Ind Ltd 電力ケーブルおよびその接続構造

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239765A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Totoku Electric Co Ltd 無機フィラー分散絶縁塗料および絶縁電線
CN101918486A (zh) * 2007-11-02 2010-12-15 联合碳化化学及塑料技术有限责任公司 通过在半导体或绝缘组合物中使用有机粘土降低介电损耗
JP2011503784A (ja) * 2007-11-02 2011-01-27 ユニオン カーバイド ケミカルズ アンド プラスティックス テクノロジー エルエルシー 半導体または絶縁体組成物における有機粘土の使用による誘電損失の低減
JP2009176718A (ja) * 2007-11-06 2009-08-06 Honeywell Internatl Inc 高温で使用される可撓性絶縁電線及び製造方法
CN108878045A (zh) * 2018-06-27 2018-11-23 浙江龙鹰光电科技有限公司 高工作时长电机用200级漆包铜圆线

Also Published As

Publication number Publication date
FR2793592A1 (fr) 2000-11-17
CA2331360C (fr) 2011-04-12
WO2000052712A1 (fr) 2000-09-08
NO327796B1 (no) 2009-09-28
FR2793592B1 (fr) 2001-06-08
NO20005568L (no) 2000-11-03
CA2331360A1 (fr) 2000-09-08
EP1033724A1 (fr) 2000-09-06
NO20005568D0 (no) 2000-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002538591A (ja) 少なくとも1つのナノ複合成分被覆層を備えた電力ケーブル
AU2014253577B2 (en) Fire Resistant Compositions
JP2000329977A (ja) 改良された特性を有する光ファイバケーブル
AU2017421247B2 (en) Flame retardant, low smoke, cold resistant electric cable
US6740396B2 (en) Cable with coating of a composite material
WO2011013934A2 (ko) 내화 케이블
JP2002053316A (ja) 架橋したクレイに基づくナノ複合物および前記複合物を含むケーブル
CN106519510A (zh) 一种绝缘导热pvc电缆料配方
US4623755A (en) Electrical insulation
CN204303399U (zh) 低烟无卤阻燃耐火中压软电缆
EP1235232B1 (en) Cable with coating of a composite material
CN104464911A (zh) 低烟无卤阻燃耐火中压软电缆
EP3486924A1 (en) A fire resistant cable
CN207251116U (zh) 一种阻燃硅橡胶绝缘电线护套
CN111052266B (zh) 护套组合物及具有由此形成的护套层的电缆
CN207082354U (zh) 一种轨道交通用防水电缆
DE69709128D1 (de) Flammgeschützte organische formulierungen
JP3778478B2 (ja) ノンハロゲン難燃樹脂被覆電線
JPH02504199A (ja) 電線およびケーブル
CN211742732U (zh) 一种环保节能防火电缆
CN215185737U (zh) 一种实用高质量绝缘材料制成的母线槽
CN111292875A (zh) 绝缘组合物及具有由该绝缘组合物形成的绝缘层的直流电力电缆
KR20110053439A (ko) 전력 및/또는 통신 케이블용 세라믹화성 조성물
KR100952160B1 (ko) 실리콘 난연 내화 케이블의 제조방법
JP2017222527A (ja) 複合粒子、ワニス、有機−無機複合材料、半導体装置及び回転機用固定子コイル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110308

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110613

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120502

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20121225