JP2002538374A - 軌道ギヤ伝達装置用のギヤ輪郭および軌道ギヤを用いた軌道ギヤ伝達装置とウィンチ - Google Patents
軌道ギヤ伝達装置用のギヤ輪郭および軌道ギヤを用いた軌道ギヤ伝達装置とウィンチInfo
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Abstract
Description
上げ用の巻き上げ装置のような軌道ギヤ伝達装置を含むウィンチのためのギヤ輪
郭(profile)に関する。
ステムによってなされる。大きな比率の変形とそれに伴うトルク転換が必要な場
合、平ギヤ(spur gear)または遊星ギヤ列を使用するのが一般的であ
る。これらは沢山の部品を有しかさばる傾向がある。ウォーム(worm)およ
び車輪駆動はそれに替わる簡単な方法であるが、しかし、ギヤの係合が摺動接触
に依存しているので、これらの装置は大きな荷重下では効率的ではない。平ギヤ
および遊星ギヤは、表面にインボリュート(involute)の形状を持った
ギヤ歯を使用することによって回転接触で動くギヤ歯を使用している。これは高
い伝達効率を生み出す。
りに係合して軌道に乗せることによって動く軌道ギヤシステムが、しばしば知ら
れていた。そのようなギヤシステムは、比較的簡単な機械から非常に大きな変形
を提供する可能性があることがさらに知られていた。
リンダがそれらの外面で一緒に回転する際、歯の係合が予見される所では、軌道
ギヤは一方のシリンダを他方の内面を回転するようにする。平ギヤの歯すなわち
ラックは、シリンダの表面で小さな複円すなわち遊星運動を実行し、それ故、係
合プロセスは表面に対して多少接線方向になる。この運動は、歯表面のインボリ
ュート面を生成する。
行し、それ故、係合プロセスは、本質的に放射状で、インボリュートギヤを持っ
た歯は、荷重下で大きな摩擦を持った摺動接触のみの製造を形成する。これは、
現在まで技術的に好奇心に過ぎない軌道ギヤを作ってきた。
クロイド歯形状の使用に挑戦した。この形状は、依然として摺動接触を作り出し
、また、ベアリングの列およびベアリングと協同してこの摩擦問題を減少するけ
れども、それらの使用が厳しく限定されるような装置の寸法と複雑さを異常なま
でに増加する。
、基本的原理を維持しているけれども回転歯接触のみを採用した軌道ギヤシステ
ムが可能な新しいギヤを開発する必要性が明らかに存在する。
および 接触面は接触面の長さの少なくとも一部分に沿った正弦曲線的輪郭を有し、ギ
ヤはピッチ円を有し、正弦曲線的輪郭は実質的にギヤのピッチ円に配置された変
曲部の点を有する; 軌道ギヤシステム用ギヤに存在する。
接触面は接触面の長さの少なくとも一部分に沿った正弦曲線的輪郭を有し、内側
のギヤはピッチ円を有し、正弦曲線的輪郭は第1のギヤのピッチ円に設けられた
変曲部の点を有し; 外側のギヤは、内側のギヤの外歯と係合する複数の内歯を有し、内歯は、内側
のギヤの外歯の接触面を係合するための接触面を有していて、外側のギヤは、ピ
ッチ円を有していて;および 内側のギヤと外側のギヤとが、一方のギヤから他方のギヤへパワーの伝達のた
めに組み立てられた場合、外歯の変曲部の点が、外側のギヤのピッチ円が外側の
ギヤの接触面を横切る内側のギヤのほぼ接触面の点を交差して係合し回る軌道ギ
ヤシステムに存在する。
供することである。 本発明の第1の態様はまた、 接触部材を有する第1の本体部と; 第1の本体部の接触部材を係合するための第2の本体部とを有し、回転運動を
第1の本体部から第2の本体部に移動し; 第1の本体部と第2の本体部の一方が、第1の本体部と第2の本体部の他方に
関する軌道運動のために設けられていて;および 第1の本体部と第2の本体部の部材は互いに接触し、回転運動が移動された場
合、互いにカップ形状の(cupsoid)サイクロイド運動を実行し、一方の
部材が他方の部材の正弦曲線的な面をロックする部材間のロック運動によって径
方向に係合する回転伝達装置を提供することである。
しく改善したギヤ輪郭を提供する。本発明のこの態様のギヤシステムと伝達装置
は、ギヤを原理的に回転するが、しかし内側のギヤと外側のギヤとの間での滑り
を阻止することによって持ちこたえる。回転接触は、各ギヤのサイクルのほぼ4
%で起きるが、しかし、軌道ギヤシステムとより多いギヤが互いに係合する。本
発明は、特に、非常に類似した直径のピッチ円を有する軌道ギヤを可能にする。
その後、接触は、ギヤの非常に滑らかな操作で内側のギヤと外側のギヤとのピッ
チ円で起きる。内側のギヤの接触面の部分を形成する正弦曲線は、システムの2
つの変数に関連する。すなわち、軌道システムの偏心部性と、与えられた数の歯
用のピッチ円の直径である。ギヤは、レーザー切断機またはワイヤー切断機のよ
うな技巧的な装置によって作られるが、しかし、フェロー(Fellows)成
形機のような成形機によってもまた同様に作られ、さらに、ホブ(Hobb)工
具のような工具が、そのようなギヤの製造用の原理で構成できる。本発明のこの
態様による歯輪郭を使用した軌道ギヤシステムは、簡単な装置から非常に少ない
変形と、荷重下で停止する能力とを可能にし、また、伝達のための入力によって
作動されるまで固定的に維持する。さらに、伝達装置は、伝達装置を効果的に中
立の位置におくために、軌道システムの軌道制御手段を解放することによって容
易に係合を解くことができる。
ヤのDの2/3より大きい。
られていて、接触面の正弦曲線的な部分は、ギヤのピッチ円の径方向内方の点か
ら先端が切られた面に延びている。 好ましくは、外歯の相対した面は、相対した面の長さの少なくとも一部分に沿
った正弦曲線的輪郭を備えていて、相対した面の正弦曲線的輪郭は、ギヤのピッ
チ円に設けられた変曲部の点を有しているので、ギヤは、一方の方向で外側のギ
ヤの内歯と接触する接触面と、反対の方向へ回転するために効果的に接触面とな
る相対した面とともに前方向と後方向の両方へ操作できる。
円が接触面と交差する点に延びている傾斜した平坦面である。 好ましくは、外側のギヤの半径に関する平坦面の角度は、正弦曲線的輪郭の変
曲部の点で外歯の正弦曲線的輪郭を形成する正弦曲線の導関数によって決定され
る。 好ましくは、内歯の接触面は、接触面の交差する点と外側のギヤのピッチ円か
ら内歯の径方向の最も内側の点へ径方向内方へ延びている。 内歯は、接触面がギヤシステムの反対の動きになる相対した面と鏡面対称の相
対した面を有している。
の運動を制御するように偏心部部材に設けられ、内側のギヤまたは外側のギヤを
係合するための軌道制御手段と; を備えた軌道ギヤ伝達装置に存在する。
提供する巻き上げ装置を有するウィンチ、および、ヨット用のデッキウィンチの
ような装置用の伝達装置を提供する。 好ましくは、ブレーキ手段は、軌道制御手段を係合するために設けられていて
、偏心部に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤの軌道運動を制御するように
軌道制御手段を固定して維持し、また、ブレーキ手段は、軌道制御手段を解放す
るように解放可能であるので、軌道制御手段は最早軌道運動を制御せず、それ故
、内側のギヤまたは外側のギヤは伝達装置を中立の位置に置くために自由に回転
できる。 軌道制御手段は、偏心部に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤのピンまた
は開口部と各係合する開口部またはピンを有する軌道制御板である。 好ましくは、内側のギヤと外側のギヤとは、上述の本発明の第1の態様に基づ
いて構成される。
ヤまたは外側のギヤに備えられた制御ギヤ歯を係合するギヤ歯を有する復帰制御
ギヤである。復帰制御ギヤは、内側のギヤまたは外側のギヤの復帰運動を可能に
し、偏心部に設けられているので非常に少ない変形でできる。
れる。 1つの実施例において、ウィンチは巻き上げ装置の形状を有していて、偏心部
に接続された入力シャフトに設けられた入力プーリを有していて、出力プーリは
、偏心部には設けられていない内側のギヤまたは外側のギヤに接続されていて、
駆動力は、入力プーリから入力シャフトへ、偏心部へ、偏心部に設けられた内側
のギヤまたは外側のギヤへ、次いで偏心部に設けられていない内側のギヤまたは
外側のギヤへ、および次いで出力プーリへ伝達される。 巻き上げ装置に使用された本発明のこの態様は、特に利点があり、また、特に
、入力プーリに接続されたチェーンまたはケーブルを引くのをやめることによっ
て、入力シャフトが停止するとき、軌道伝達装置は固定的に維持できるので、伝
達装置それ故巻き上げ装置は、荷重を支持している場合であっても、入力それ故
軌道伝達装置を作動するために入力プーリのチェーンが再び引かれるまで、固定
的位置に維持される。荷重が取り除かれた後、ブレーキ手段を解放することによ
って、軌道伝達装置は中立におかれ、それによって巻き上げ装置が解放される。
れていて、偏心部はウィンチハンドルによって回転される入力シャフトに接続さ
れていて、デッキウィンチは引き込まれるかまたはウィンチによって解放される
ロープを受けるためのドラムを有していて、ドラムは第1のラチェットによって
入力シャフトに接続されているので、入力シャフトの一方の方向への回転の際、
駆動力は、ドラムを1:1のギヤ比率で回転するためにラチェットを介して伝達
され、同様に偏心部部材に設けられていない内側のギヤまたは外側のギヤは、入
力シャフトが第1の方向へ回転された場合自由回転するがしかし入力シャフトが
反対の方向へ回転された場合係合する第2のラチェットによってドラムに接続さ
れているので、駆動力は、軌道ギヤ伝達装置の駆動比率に従った駆動比率で、ま
た、入力シャフトが反対の方向へ回転された場合に第1のラチェットの自由回転
でドラムを回転するために、軌道ギヤ伝達装置と第2のラチェットを介してドラ
ムに伝達される。
もかかわらず、ウィンチドラムは、常に同じ方向に回転されている。 好ましくは、入力シャフトは、マストに設けられていて、入力シャフトは、マ
ストを受ける中空部を有する。 再び、本発明のこの態様において、ブレーキ手段は、伝達装置を中立にしそれ
によってウィンチを解放するように軌道制御手段を解放するために解放されるこ
とができる。このように、帆を解放するためにデッキウィンチを素早く解放する
必要がある場合、ブレーキ機構は簡単に解放され、次いで、伝達装置を中立にし
それによってドラムが自由回転するために、軌道制御手段を解放する。 本発明の好ましい実施例が、例示的に、添付した図面を参照して示される。
道ギヤシステムの内側のギヤのギヤ輪郭を示している。 図1を参照すると、外側のギヤ10は、ほぼリング形状のギヤ本体部12を有
している。リング12は、内側の歯14を有している(その2つのみが示されて
いる)空隙16が、隣接する歯14の間に設けられている。 歯14は、接触面18と、相対した面19とを有している。図示し易くするた
めに、1つの歯14の相対した面19が、隣接する歯14の接触面18に沿って
示されている。
20に関して互いに鏡面対称(mirror image)である。同じ歯14
の面18と19もまた、歯14を通った放射状のライン(図示せず)に関して鏡
面対称である。各歯14の面18と19は、ほぼ、各歯14のクリアランス面2
3の最内側点22で出合う。 隣接する歯14の面18と19は、放射状に外方へ延びていて、歯14間の空
隙16の径方向の外側の点を規定する平坦面24で終わっている。 関連している相対した面18と接触面19とは、ギヤ10の運動を受けるので
、面18は図2に示されたギヤの歯を係合する。しかしながら、ギヤ12が反対
方向に移動する場合、各歯14の相対した面19は明らかに接触面となり、面1
8は相対した面となる。
ング形状の本体部32を備えた内側のギヤ30が示されている。本体部30は、
歯34(1つのみが示されている)に設けられている。ギヤ30は、ピッチ円3
6と、接触面38(ギヤ10の歯14の接触する面となる)を有する歯34と、
相対した面40とを有している。接触面38と相対した面40とは放射状のライ
ン42に関して互いに鏡面対称である。接触面38と相対した面40とは、ほぼ
、点線で示した正弦曲線44によって示されているように、正弦曲線的な形状で
ある。事実、点XとYとの間の接触面38と相対した面39の部分は、正弦曲線
的である。点Xにおいて、歯14は、径方向の外方の平坦面46を設けるために
先端を切られている。歯14の点Yの内側の輪郭は、クリアランスを形成するた
めに、参照符号50で示されたように正弦曲線的なライン44からわずかに内方
へテーパが付けられている。点XとYとの間の正弦曲線的輪郭は、ギヤ30のピ
ッチ円36に設けられた変曲部52の点を有している。
19の平坦面は、放射状のライン20に関して角度θによって示されたように傾
斜すなわち角度が付けられている。角度θは、変曲部52の点における歯34の
点XとYとの間の正弦曲線的輪郭の導関数(derivative)によって決
定される。 図1から明らかなように、歯14の点AとBとの間の真っ直ぐな部分は、図1
にはっきりと示されたようなアーチ状の輪郭のクリアランス面23に入り込む。
この輪郭は、以下において好ましい実施例で詳細に示されるように、歯34用の
クリアランス行路を提供している。この輪郭は、基本的には、ギヤ10が軌道運
動を受けるように点Bが続く点線60で示されたサイクロイド状の軌跡と一致す
る。点Bは、それ故、サイクロイド状の軌跡60の先端(cusp)であり、ギ
ヤ10のピッチ円25に設けられている。しかしながら、複数の点B間の歯14
の正確な形状は、十分な歯の強度と歯34用のクリアランスを提供するのと一致
するように任意に選択される。
る程度任意に選択でき、適切なクリアランスを与えるように選択できる。繰り返
すと、面24と46との正確な輪郭は、ほぼ図示したような平坦面が好ましいが
、重要ではない。 点Aと点Bとの間の輪郭は、上述したように平坦であるのが最も好ましいが、
歯14の点Aと点Bとの間の輪郭は正弦曲線的輪郭であることも可能である。し
かしながら、歯14に適用された正弦曲線を補償するために、歯14の点Xと点
Yとの間の面の輪郭を規定する正弦曲線的機能において変更が必要である。
3に示された実施例において、ギヤ10は、偏心部63に設けられていて、次い
で入力シャフト64に結合されている。ギヤ30は、軌道制御板、軌道制御ギヤ
、あるいは類似のもののような軌道制御手段(後により詳細に述べる)によって
軌道運動を受けるように制止されている。本発明の他の実施例において、軌道運
動用にギヤ10よりもギヤ30を設けることが可能であることを理解しなければ
ならない。この配置を示す実施例は後に述べる。一般に、軌道運動を受けるため
に偏心部63に設けられたギヤは、ギヤシステムの入力ギヤであり、他方のギヤ
は、出力伝達を提供する出力ギヤである。軌道運動用に設けられた内側のギヤの
配置は、ほぼ、内側のギヤに駆動力を与える入力シャフトと同じ方向へ回転する
外側のギヤになるのに対し、外側のギヤを軌道回転を受けるように設け、また、
内側のギヤから出力を取り出すことは、内側のギヤにおいて入力シャフトと反対
方向の回転を受けるようにする。この現象は、軌道ギヤ伝達装置を使用する特定
の実施例において利点となることができ、また、戻しギヤを提供するために使用
することができる。
0で示されたサイクロイド状の軌跡の指定がない歯を示している。歯の輪郭は、
それ故、図4によりはっきりと見ることができる。 図4を参照すると、歯34と14は、入力シャフト64と偏心部63の、図3
と4とにおける矢印Aの方向への回転によって軌道運動を受ける外側のギヤ10
と係合されていない位置に示されている。ギヤ10が軌道を回り続けるので、歯
14の接触面18は、ギヤ30の歯34に向かって移動する。 図4と5の入力シャフト64にマークされた点Iは、参照のための軌道の位置
である。 軌道運動が続いているので、ギヤは図6で示された位置に移動し、歯14と3
4とはほとんど接触し、油のフィルム程度によって離間していて、歯34は、油
のフィルムで歯14に関して滑るがしかし歯14と接続しない。
転する変曲部52の点と接触する。図7に明瞭に示されているように、ギヤ10
と30との2つのピッチ円25と36とは接点Bで互いに一致し、駆動力は、軌
道運動を受けているギヤ10からギヤ30に伝達され、ギヤ30がその中心軸線
の周りに回転される。 図7の14’のラベルを付けられた隣接する歯の面19は、歯34の相対した
面40と接触しない。ある程度の量のバックラッシュが相対した面29と40と
の間の、たとえば、0.5ミリメータの間隔があることによって与えられる。し
かしながら、幾つかの実施例において、所望であれば、相対した面19と40と
の間に瞬間的な接触ができる。 2つのギヤ34と14との間の単一の係合が今迄述べた図に示されているけれ
ども、多くのギヤが、ギヤ30に関するギヤ10の軌道の性質によって互いに係
合するようになることが分かる。図8に示したように、歯34が歯14との係合
から外れようとすると、荷重は、ギヤ30をその中心軸線の周りに回転するよう
に、ギヤ10からギヤ30へ駆動力を供給し続けるために歯14と34との他の
対に効果的に伝達される。
ヤをクリヤしたギヤ34の平坦面46を示していて、図11は、ギヤ10の軌道
運動が進行して互いに係合が外れた歯14と34とを示している。 このようにして、入力シャフト64と偏心部63とは、図11の矢印Aで示さ
れた方向へ回転し、ギヤ10は、軌道をほぼ矢印Bの方向へ回るので、ギヤ30
の歯14は、ギヤ13に対して、矢印Aで示された入力シャフト64と偏心部6
3との回転方向とは逆の矢印Cの方向へ回転するようにする。
線図である。図1から11の実施例に示されたものと同様の部品は、同様の参照
符号で示されている。 本発明のこの実施例において、内側のギヤ30と外側のギヤ10との両方の輪
郭は、図1から11の実施例のように先端が切られているよりはむしろカーブし
ている。内側のギヤの歯34の輪郭は、ピッチ円36の周りに完全な正弦曲線で
ある。例えば、点Mと点Nとの間は完全な正弦曲線である。外側のギヤの歯14
の輪郭は、図1から11の実施例に同様のやり方で、カーブさせたクリアランス
面23を持った図1から11の実施例により、点Aと点Bとの間で真っ直ぐな部
分の形状をしている。外側のギヤ10の歯14の間の空隙16は、図1から11
の実施例の先端を切られた凹部16から明らかなように、歯34のカーブした正
弦曲線を収容するために、カーブした凹部16aを有している。
はロック運動によって起きる接触部を持った、歯14、34の4対の間で起きる
接触部Cを示している。上記で述べたように、歯34の正弦曲線的輪郭の変曲部
の点は、基本的にはピッチ円25と歯14の輪郭との交点を越えて回転する。図
示した実施例において、歯の4つのセットはピッチ円25と歯14の輪郭の交点
と交差して、歯34の正弦曲線的輪郭の変曲部の点の回転運動の種々の位置で接
触する。歯34と歯14との各対の接触部は、ギヤ30の回転のほぼ4°のまま
に維持する。このように、例えば、図12の右の歯34と14の対は、ピッチ円
25と交差して回転しようとしている歯14のピッチ円のわずかに下で、歯34
の変曲部の点と丁度接触しようとしている。図12の左の歯34と14の対の接
触部Cの点は、ピッチ円25と交差する回転運動が完成され、これらの2つの歯
の間の接触は、丁度ほぼ中断するのに適している。 図12によるギヤの輪郭のコンピュータ化された試験は、比較(compar
ative)PCDが93%、PCDスリップが0、径方向の運動が0.007
mm、干渉が0、および圧力角度が20°を示している。
置の第1の実施例を示している。 図1から11によるギヤの記述において使用されたような参照符号は、図13
と14の実施例においても使用される。
おいて、内側のギヤ30は偏心部63に設けられているが、しかし他の実施例を
参照して以下に述べるように、外側のギヤ10は、上述したように偏心部63に
設けることもできる。ベアリング65が、偏心部63とギヤ30との間に設けら
れている。軌道制御板67が、ギヤ30の下方に設けられていて、4つの円形の
開口部67を有している。ギヤ30は開口部67内に突出した4つのピン71を
有していて、板67は、固定ブロック82と、板67をブロック82に関して固
定して保持するように板67上にクランプするためにブロック82にねじ込むこ
とができるネジ部材84とを有するブレーキ機構80によって固定されている。
図13と14に示されたブレーキ機構80は、概略的なもののみであって、ブレ
ーキ機構の他の形状は、選択的に、板67を固定的に保持するか板を所望に応じ
て解放するかによって容易に明らかになる。
、次いで、ピン71が開口部69に係合することによってギヤ30を軌道方式で
引きずるので、ピン71は、有効に各開口部69の内面の半分を摺動し、それに
よってギヤ30の運動が、一般に、入力シャフト64と偏心部63の回転方向と
同一方向(図13において矢印Aによって示されたような)の軌道運動になるの
を抑制する。
方向(図13と14に示された配置において矢印Aの方向と同一である)へ回転
するようにギヤ10の歯14と係合する。 ギヤ10の回転は出力を提供し、また、例えば、ギヤ30と10によって与え
られた軌道伝達装置によって設定された駆動比率の回転出力を提供するように、
入力シャフト64の延長部64aに支持されたギヤ10と一体のスリーブ10a
から離れる(take off)ことができる。 伝達装置を解放するために(すなわち伝達装置をニュートラルにするために)
、ブレーキ80は簡単に解放されるので、板67は解放されそれによって板67
が簡単に偏心部63およびギヤ30と回転するので、伝達装置は、ギヤ10に伝
達されたいかなる駆動力もなく有効に惰性で回る(freewheel)。板6
7の解放は、軌道運動の抑制からギヤ30を有効に解放するので、ギヤ30は、
解放された板67を簡単に駆動するピン71を持った軌道回転と共に回転し、板
67は、ギヤ30および偏心部63と共に回転する。
て述べたものと類似した配置であって、外側のギヤ10は軌道運動を抑制されて
いて、内側のギヤ30は出力を離すのに使用される。 この実施例において、マスト75がベースプレート77に設けられている。入
力シャフト64は中空でマスト75を覆っている。入力シャフト64は一体の偏
心部63を保持していて、次いでベアリング65を介して外側のギヤ10に設け
られている。内側のギヤ10は、入力シャフト64に関して回転するために入力
シャフト64の周りに設けられている。 軌道制御板67は、4つの開口部69を設けられていて、また、ベースプレー
ト77に設けられていて、図15と16に示された配置において、板67を固定
するようにロックするために溝内に配置できる突起部83を設けられたブレーキ
80を有している。 この実施例において、外側のギヤ10は、軌道制御板67の孔69に位置した
ピン71が設けられているので、入力シャフト64と偏心部63とが回転される
と、ギヤ10は、ピン71が開口部69内の保持されることによって軌道運動を
受けるために抑制される。
11に関してより詳細に述べたように、内側のギヤ10を矢印Aで示された入力
に対して反対方向Cへ回転するようにする。 このように、入力シャフト64を矢印Aの方向へ回転することによって、駆動
力は、ギヤ30と10によって与えられた軌道伝達装置によって設定された比率
で、ギヤ30に矢印Cで示したように反対方向に与えられる。 この実施例において、ギヤ30は、所望な場合にそこから出力を取り出すこと
ができる上部部分30aを有している。
き上げ装置の形状のウィンチを示している。図17を参照すると、巻き上げ装置
90は、外側ケーシング部92と94とが設けられている。入力シャフト64は
、上述したように、偏心部が一体に設けられている。入力シャフト64は、また
、巻き上げ装置90のチェーン95が係合された入力プーリ94を保持している
。内側のギヤ30は、図13と14とに関して述べたような方法で偏心部63に
設けられていて、軌道制御板67の孔69内に位置したピン71によって軌道運
動が抑制される。ブレーキ機構80は軌道制御板67を固定して保持する。
固定的にロックするのに使用される歯止め(pawl)89が設けられたシャフ
ト86を有しているので、巻き上げ装置に荷重が掛けられた場合にブレーキは係
合を外すことができない。ブレーキ機構80を解放するために、荷重は、歯止め
が制御板67から係合を外すことができる前に、巻き上げ装置を外なければなら
ない。歯止め89を制御板の周囲の歯と適切に係合するために、制御板67は歯
止めを受けるための歯(図示せず)を有している。板67を解放するために、歯
止め89を板67の周囲から離して引っ込め、それによって上述したように板が
回転するようにするために、シャフト86は回転することができる。 外側のギヤ10は、図13と14に関して述べたのと同様な方法で内側のギヤ
30の周りに設けられていて、また、外側のギヤ10は出力プーリ95が設けら
れている。出力プーリ95は、入力プーリ94から延びたチェーン95を受ける
。 ケーシング92は、巻き上げ装置90を吊すためのフック99を有しているの
で、適切な荷重が出力プーリ98から延びたチェーン95に接続される。 図17には見えないが、入力プーリ94の前部を覆っているチェーン95を引
くことによって、入力プーリ94は、上述したように、ギヤ30が軌道に乗るよ
うに偏心部63を回転するために矢印Fの方向に回転される。軌道運動は、ギヤ
30から外側のギヤ10に伝達され、それによって外側のギヤ10がシャフト6
4の軸線の周りに回転し、次いで出力プーリ98を回転し、それによってチェー
ン95に接続された荷重を持ち上げることができる。
簡単に解放することによって、荷重95は、持ち上げ運動を継続するためにチェ
ーン95が再び引かれるまで、ギヤ30と10を単に固定的にすることによって
形成された伝達装置と共に吊されたままにされる。荷重がチェーン65に適用さ
れたとしても、ギヤが設けられている偏心部63があるので、荷重は、ギヤボッ
クスを回すことをしない。わずかに低くすることが望まれる場合、荷重、次いで
図17に示された入力プーリ94を覆ってその後方へ延びたチェーン95は引く
ことができるので、ギヤボックスは、出力プーリ98を覆って延びたチェーン9
5の荷重を持ち上げる方向へ回転する。すでに述べたように、ブレーキ80は、
板67を固定的に維持する歯止め89が板67の周囲の歯(図示せず)と係合し
ているので、巻き上げ装置に荷重が掛けられている間解放されず、また、巻き上
げ装置に荷重が掛けられている間ロックされる。もし板が解放されることが望ま
れるならば、歯止め89が板67の周囲の歯(図示せず)から係合が外れるのを
可能にするために、荷重は取り除かれなければならない。これは、巻き上げ装置
に荷重が掛けられている間、ギヤボックスが解放され、中立に配置される可能性
を阻止し、巻き上げ装置によって取られた荷重を重力下で落とすのみであるが、
これはきわめて危険である。
設けられたギヤ10または30から延びたピンを受ける開口部を有する板67に
よってなされる。しかしながら、他の実施例において、配置は反対にすることも
でき、場合によっては、ピンは板67に設けられていて、ギヤ10または30に
設けられた開口部に受けられる。
(regressive)制御ギヤ110によって置き換えられている。復帰制
御ギヤ110は、内側のギヤ30の延在部30bに設けられた制御歯113と係
合する歯111を有している。内側のギヤ30は、上述したのと同様の方法で外
側のギヤ10の歯14と係合する歯34を有している。図18に示された巻き上
げ装置90’の残りの部分は、図17を参照して述べたものと同一である。 復帰制御ギヤ110は、上述のものと同様な方法でブレーキ80によって固定
的に維持され、また、偏心部の回転につれてギヤ30が軌道運動を受けるのを制
限する。軌道運動は、ギヤ10に伝達され、上述したように、出力プーリ98を
回転するためにギヤ10を入力シャフト64の軸線の周りに回転するようにする
。
110との係合から外すように解放することができ、それ故、ギヤ110は自由
に回転し、ギヤ10は、軌道運動を受けるよりもむしろ偏心部63と回転し、外
側のギヤ10には駆動力が全く供給されない。 復帰制御ギヤの使用は、比率の極めて大きな変形を提供するが、これは、内側
のギヤ30が、復帰制御ギヤ110に関して前方方向のような一方の方向へ回転
することができるのに対し、ギヤ10が反対方向に回転するので、ギヤ30と復
帰制御ギヤ110との比率、および、内側のギヤ30と外側のギヤ10との比率
が、入力シャフト64から外側のギヤ10へのパワーの大きな減少のために効率
的に掛けられるという事実によるものである。
示している。 図15と16で使用された類似する参照符号が、再度、図19において使用さ
れる。 図19の実施例において、入力シャフト64は、マスト75の回転用に設けら
れていて、ナット115によって適切な位置に保持されている。ウィンチハンド
ル(図示しない)は、入力シャフト64に回転を与えるために入力シャフト64
と係合することができる。この実施例において駆動出力を出すギヤ30は、ラチ
ェット122によってウィンチドラム120に接続されている。ウィンチドラム
120は、また、ラチェット122に関して反対に設けられたラチェット121
によって直接入力シャフト64に接続されている。
1の方向に回転されると、駆動力は、ラチェット121を介してドラム120に
直接伝達され、ドラムは、入力シャフト64に関して1:1の比率で回転し、ラ
チェット122とオーバーランするので、ギヤ30からウィンチドラム120へ
は駆動力は全く伝達されない。入力シャフト64が反対方向に回転された場合、
ラチェット121は惰性回転し、ラチェット122は係合するので、外側のギヤ
10と内側のギヤ30とによって形成された伝達装置の比率によって変形された
設定でウィンチドラムを駆動するために、駆動力は、ギヤ30からラチェット1
22によってウィンチドラム120へ伝達される。図15と16を参照して述べ
たように、ギヤ30は、入力シャフト64と反対の方向に回転するので、入力シ
ャフト64が、ラチェット121を通して直接伝達されるべき駆動力を生ずる反
対の方向へ回転された場合、ドラムは、それにもかかわらず上述したのと同一方
向へ回転するので、ドラム120は、1:1の比率か、あるいは、ギヤ10と3
0とによって形成された軌道ギヤ伝達装置によって形成され伝達装置によって設
定された比率のいずれかで、常に同一方向へ回転する。図示していないが、これ
らの構成部品の相対的回転を支持するために、入力シャフト64とマスト75と
の間、および同様に、入力シャフト64とギヤ30との間にベアリングを設ける
こともできる。
するためのロープ案内部123を支持している。 ドラム120は、また、ドラムをシャフトシャフト64と案内部123の支持
面108とに関する回転から支持するベアリングを有していてもよい。
のためにシャフトに設けられていて、他方のギヤは軌道運動のために抑制される
。平ギヤシステムまたは類似のものとは異なり、接触が基本的にギヤ歯間で接線
的なこれらのシステムにおいて、接触と係合は径方向(radial)である。
のに対し、内側のギヤ30と外側のギヤ10との両方が軌道運動用に設けられる
ような実施例が提供できる。そのような実施例において、内側のギヤと外側のギ
ヤの各歯の係合はサイクロイドの交差点で起きる。この種類の二重軌道配置は、
我々の継続中のオーストラリア特許出願第PO3739号に開示されていて、そ
の内容をここで引用して取り込む。
が、本発明は、上述の例によって述べられた特定の実施例に限定されないことが
理解される。
に組み立てた位置で示す図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
道ギヤ伝達装置とウィンチ
上げ用の巻き上げ装置のような軌道ギヤ伝達装置を含むウィンチのためのギヤ輪
郭(profile)に関する。
ステムによって成される。大きな比率の減少とそれに伴うトルク転換が必要な場
合、平ギヤ(spur gear)または遊星ギヤ列を使用するのが一般的であ
る。これらは沢山の部品を有しかさばる傾向がある。ウォーム(worm)およ
び車輪駆動はそれに替わる簡単な方法であるが、しかし、ギヤの係合が摺動接触
に依存しているので、これらの装置は大きな荷重下では効率的ではない。平ギヤ
および遊星ギヤは、表面にインボリュート(involute)の形状を持った
ギヤ歯を使用することによって回転接触で動くギヤ歯を使用している。これは高
い伝達効率を生み出す。
りに係合して軌道に乗せることによって動く軌道ギヤシステムが、しばしば知ら
れていた。そのようなギヤシステムは、比較的簡単な機械から非常に大きな変形
を提供する可能性があることがさらに知られていた。
リンダがそれらの外面で一緒に回転する際、歯の係合が予見される所では、軌道
ギヤは一方のシリンダを他方の内面を回転するようにする。平ギヤの歯すなわち
ラックは、シリンダの表面で小さな複円すなわち遊星運動を実行し、それ故、係
合プロセスは表面に対して多少接線方向になる。この運動は、歯表面のインボリ
ュート面を生成する。
行し、それ故、係合プロセスは、本質的に放射状で、インボリュートギヤを持っ
た歯は、荷重下で大きな摩擦を持った摺動接触のみの製造を形成する。これは、
現在まで技術的に好奇心に過ぎない軌道ギヤを作ってきた。
クロイド歯形状の使用に挑戦した。この形状は、依然として摺動接触を作り出し
、また、ベアリングの列およびベアリングと協同してこの摩擦問題を減少するけ
れども、それらの使用が厳しく限定されるような装置の寸法と複雑さを異常なま
でに増加する。
、基本的原理を維持しているけれども回転歯接触のみを採用した軌道ギヤシステ
ムが可能な新しいギヤを開発する必要性が明らかに存在する。
内側のギヤはピッチ円を有し、接触面は第1のサイクロイド状の軌跡に設けられ
た変曲部の点を有し; 外側のギヤは、内側のギヤの外歯と係合する複数の内歯を有し、内歯は、内側
のギヤの外歯の接触面を係合するための接触面を有していて、外側のギヤは、ピ
ッチ円を有していて;および 内側のギヤと外側のギヤとが、一方のギヤから他方のギヤへパワーの伝達のた
めに組み立てられた場合、内側のギヤと外側のギヤは、実質的に径方向の係合を
受け、外歯の変曲部の点を持ったピッチ円は、実質的に外側のギヤのピッチ円が
外側のギヤの接触面を横切る内側のギヤの接触面の点のみと交差して係合し回転
する軌道ギヤシステムを提供することである。
提供することである。 本発明の第1の態様は、また、 接触部材を有する第1の本体部と; 第1の本体部の接触部材を係合するための第2の本体部とを有し、回転運動を
第1の本体部から第2の本体部に移動し; 第1の本体部と第2の本体部の一方が、第1の本体部と第2の本体部の他方に
関する軌道運動のために設けられていて;および 第1の本体部と第2の本体部の部材は互いに接触し、回転運動が移動された場
合、互いにカップ形状の(cupsoid)サイクロイド運動を実行し、一方の
部材が他方の部材の正弦曲線な面をロックする部材間のロック運動によって径方
向に係合する; 回転伝達装置を提供することである。
しく改善したギヤ輪郭を提供する。本発明のこの態様のギヤシステムと伝達装置
は、ギヤを原理的に回転するが、しかし内側のギヤと外側のギヤとの間での滑り
を阻止することによって持ちこたえる。回転接触は、各ギヤのサイクルの例えば
ほぼ4%で起きるが、しかし、軌道ギヤシステムと共により多いギヤが互いに係
合する。本発明は、特に、非常に類似した直径のピッチ円を有する軌道ギヤを可
能にする。その後、接触は、ギヤの非常に滑らかな操作で内側のギヤと外側のギ
ヤとのピッチ円で起きる。内側のギヤの接触面の部分を形成する正弦曲線は、シ
ステムの2つの変数に関連する。すなわち、軌道システムの偏心部性と、与えら
れた数の歯用のピッチ円の直径である。ギヤは、レーザー切断機またはワイヤー
切断機のような技巧的な装置によって作られるが、しかし、フェロー(Fell
ows)成形機のような成形機によってもまた同様に作られ、さらに、ホブ(H
obb)工具のような工具が、そのようなギヤの製造用の原理で構成できる。本
発明のこの態様による歯輪郭を使用した軌道ギヤシステムは、簡単な装置から非
常に少ない変形と、荷重下で停止する能力とを可能にし、また、伝達のための入
力によって作動されるまで固定的に維持する。さらに、伝達装置は、伝達装置を
効果的に中立の位置におくために、軌道システムの軌道制御手段を解放すること
によって容易に係合を解くことができる。
の方程式、 y=f(D)Sin{πWDθg(ε)} によって規定され、 ここで、Dは、ピッチ円の直径、 Wは、歯の幅、 εは、偏心度、 θは、角度置換、 であり、抑制(constraint)内において、内側のギヤのDが外側のギ
ヤのDの2/3より大きい。
られていて、接触面の正弦曲線的な部分は、ギヤのピッチ円の径方向内方の点か
ら先端が切られた面に延びている。
った正弦曲線的輪郭を備えていて、相対した面の正弦曲線的輪郭は、ギヤのピッ
チ円に設けられた変曲部の点を有しているので、ギヤは、一方の方向へ外側のギ
ヤの内歯と接触する接触面と、反対の方向へ回転するために効果的に接触面とな
る相対した面とともに前方と後方向の両方へ操作できる。
ッチ円が接触面と交差する点へ延びた傾斜した平坦面である。 好ましくは、外側のギヤの半径に関する平坦面の角度は、正弦曲線的輪郭の変
曲部の点で外歯の正弦曲線的輪郭を形成する正弦曲線の導関数によって決定され
る。 好ましくは、内歯の接触面は、接触面の交差する点と外側のギヤのピッチ円か
ら内歯の径方向の最も内側の点へ径方向内方へ延びている。 好ましくは、内歯は、接触面がギヤシステムの反対の動きになる相対した面と
鏡面対称の相対したと面を有している。
の運動を制御するように偏心部部材に設けられ、内側のギヤまたは外側のギヤを
係合するための軌道制御手段と; 軌道制御手段を係合し、偏心部に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤの軌
道運動を制御するように軌道制御手段を固定して維持するためのブレーキ手段と
;および ブレーキを開放し次いで軌道制御手段を解放するので軌道制御手段は最早軌道運
動を制御せず、それ故、内側のギヤまたは外側のギヤは伝達装置を中立の位置に
置くために自由に回転できるようにする手段; とを備えた軌道ギヤ伝達装置を提供する。
巻き上げ装置およびヨット用のデッキウィンチを有するウィンチのような機械装
置用の伝達装置を提供する。 軌道制御手段は、偏心部に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤのピンまた
は開口部と各係合する開口部またはピンを有する軌道制御板を備えている。 好ましくは、内側のギヤと外側のギヤとは、上述した本発明の第1の態様に従
って構成されている。 本発明の他の態様において、軌道制御手段は、偏心部に設けられた内側のギヤま
たは外側のギヤに備えられた制御ギヤ歯を係合するギヤ歯を有する復帰制御ギヤ
である。復帰制御ギヤは、偏心部内側のギヤと外側のギヤとの復帰制御を可能す
るが、偏心部に設けられているので非常に小さな変形を提供できる。 好ましくは、本発明の第2の態様による伝達装置は、ウィンチに設けられている
。
接続された入力シャフトに設けられた入力プーリを有していて、出力プーリは、
偏心部には設けられていない内側のギヤまたは外側のギヤに接続されていて、駆
動力は、入力プーリから入力シャフトへ、偏心部へ、偏心部に設けられた内側の
ギヤまたは外側のギヤへ、次いで偏心部に設けられていない内側のギヤまたは外
側のギヤへ、および次いで出力プーリへ伝達される。
特に、軌道伝達装置は、入力プーリの接続されたチェーンまたはケーブルを引く
ことをやめることによって入力シャフトが停止された場合、固定的に維持するこ
とができるので、伝達装置およびそれ故巻き上げ装置は、荷重を支持している場
合であっても、入力プーリ従って軌道伝達装置を作動するために、入力プーリの
チェーンが再び引かれるまで、固定的位置に維持する。荷重が除かれた後にブレ
ーキ機構を解放することによって、軌道伝達装置は、巻き上げ装置を解放するた
めに中立にすることができる。
れていて、偏心部はウィンチハンドルによって回転される入力シャフトに接続さ
れていて、デッキウィンチは引き込まれるかまたはウィンチによって解放される
ロープを受けるためのドラムを有していて、ドラムは第1のラチェットによって
入力シャフトに接続されているので、入力シャフトの一方の方向への回転の際、
駆動力は、ドラムを1:1のギヤ比率で回転するためにラチェットを介して伝達
され、同様に偏心部部材に設けられていない内側のギヤまたは外側のギヤは、入
力シャフトが第1の方向へ回転された場合自由回転するがしかし入力シャフトが
反対の方向へ回転された場合係合する第2のラチェットによってドラムに接続さ
れているので、駆動力は、軌道ギヤ伝達装置の駆動比率に従った駆動比率で、ま
た、入力シャフトが反対の方向へ回転された場合に第1のラチェットの自由回転
でドラムを回転するために、軌道ギヤ伝達装置と第2のラチェットを介してドラ
ムに伝達される。 このように、本発明のこの態様によれば、ウィンチドラムは、入力シャフトの
回転が反対の方向においても、常に同一方向に回転される。
ストを受ける中空部を有する。 本発明のこの実施例において、再度、ブレーキ機構は、伝達装置を中立に位置
しそれによってウィンチを解放するために軌道制御手段を解放するように、解放
することができる。このように、帆を解放するためにデッキウィンチを至急解放
することが必要な場合、ブレーキ機構は簡単に解放でき、次いで伝達装置を中立
に位置するために軌道制御手段を解放できるので、ドラムは惰性回転する。
歯は第1の外側のギヤの歯と係合し; 偏心部に複数の外歯を有する第2の内側のギヤであって、第2の内側のギヤの
歯は第2の外側のギヤの歯と係合し;および 第2の外側のギヤに接続された出力部を有し; た軌道ギヤ伝達装置を提供する。
道ギヤシステムの内側のギヤのギヤ輪郭を示している。 図1を参照すると、外側のギヤ10は、ほぼリング形状のギヤ本体部12を有
している。リング12は、内側の歯14を有している(その2つのみが示されて
いる)空隙16が、隣接する歯14の間に設けられている。 歯14は、接触面18と、相対した面19とを有している。図示し易くするた
めに、1つの歯14の相対した面19が、隣接する歯14の接触面18に沿って
示されている。
20に関して互いに鏡面対称(mirror image)である。同じ歯14
の面18と19もまた、歯14を通った放射状のライン(図示せず)に関して鏡
面対称である。各歯14の面18と19は、ほぼ、各歯14のクリアランス面2
3の最内側点22で出合う。 隣接する歯14の面18と19は、放射状に外方へ延びていて、歯14間の空
隙16の径方向の外側の点を規定する平坦面24で終わっている。 関連している相対した面18と接触面19とは、ギヤ10の運動を受けるので
、面18は図2に示されたギヤの歯を係合する。しかしながら、ギヤ12が反対
方向に移動する場合、各歯14の相対した面19は明らかに接触面となり、面1
8は相対した面となる。
ング形状の本体部32を備えた内側のギヤ30が示されている。本体部30は、
歯34(1つのみが示されている)に設けられている。ギヤ30は、ピッチ円3
6と、接触面38(ギヤ10の歯14の接触する面となる)を有する歯34と、
相対した面40とを有している。接触面38と相対した面40とは放射状のライ
ン42に関して互いに鏡面対称である。接触面38と相対した面40とは、ほぼ
、点線で示した正弦曲線44によって示されているように、正弦曲線的な形状で
ある。事実、点XとYとの間の接触面38と相対した面39の部分は、正弦曲線
的である。点Xにおいて、歯14は、径方向の外方の平坦面46を設けるために
先端を切られている。歯14の点Yの内側の輪郭は、クリアランスを形成するた
めに、参照符号50で示されたように正弦曲線的なライン44からわずかに内方
へテーパが付けられている。点XとYとの間の正弦曲線的輪郭は、ギヤ30のピ
ッチ円36に設けられた変曲部52の点を有している。
19の平坦面は、放射状のライン20に関して角度θによって示されたように傾
斜すなわち角度が付けられている。角度θは、変曲部52の点における歯34の
点XとYとの間の正弦曲線的輪郭の導関数(derivative)によって決
定される。 図1から明らかなように、歯14の点AとBとの間の真っ直ぐな部分は、図1
にはっきりと示されたようなアーチ状の輪郭のクリアランス面23に入り込む。
この輪郭は、以下において好ましい実施例で詳細に示されるように、歯34用の
クリアランス行路を提供している。この輪郭は、基本的には、ギヤ10が軌道運
動を受けるように点Bが続く点線60で示されたサイクロイド状の軌跡と一致す
る。点Bは、それ故、サイクロイド状の軌跡60の先端(cusp)であり、ギ
ヤ10のピッチ円25に設けられている。しかしながら、複数の点B間の歯14
の正確な形状は、十分な歯の強度と歯34用のクリアランスを提供するのと一致
するように任意に選択される。
る程度任意に選択でき、適切なクリアランスを与えるように選択できる。繰り返
すと、面24と46との正確な輪郭は、ほぼ図示したような平坦面が好ましいが
、重要ではない。 点Aと点Bとの間の輪郭は、上述したように平坦であるのが最も好ましいが、
歯14の点Aと点Bとの間の輪郭は正弦曲線的輪郭であることも可能である。し
かしながら、歯14に適用された正弦曲線を補償するために、歯14の点Xと点
Yとの間の面の輪郭を規定する正弦曲線的機能において変更が必要である。
3に示された実施例において、ギヤ10は、偏心部63に設けられていて、次い
で入力シャフト64に結合されている。ギヤ30は、軌道制御板、軌道制御ギヤ
、あるいは類似のもののような軌道制御手段(後により詳細に述べる)によって
軌道運動を受けるように制止されている。本発明の他の実施例において、軌道運
動用にギヤ10よりもギヤ30を設けることが可能であることを理解しなければ
ならない。この配置を示す実施例は後に述べる。一般に、軌道運動を受けるため
に偏心部63に設けられたギヤは、ギヤシステムの入力ギヤであり、他方のギヤ
は、出力伝達を提供する出力ギヤである。軌道運動用に設けられた内側のギヤの
配置は、ほぼ、内側のギヤに駆動力を与える入力シャフトと同じ方向へ回転する
外側のギヤになるのに対し、外側のギヤを軌道回転を受けるように設け、また、
内側のギヤから出力を取り出すことは、内側のギヤにおいて入力シャフトと反対
方向の回転を受けるようにする。この現象は、軌道ギヤ伝達装置を使用する特定
の実施例において利点となることができ、また、戻しギヤを提供するために使用
することができる。
0で示されたサイクロイド状の軌跡の指定がない歯を示している。歯の輪郭は、
それ故、図4によりはっきりと見ることができる。 図4を参照すると、歯34と14は、入力シャフト64と偏心部63の、図3
と4とにおける矢印Aの方向への回転によって軌道運動を受ける外側のギヤ10
と係合されていない位置に示されている。ギヤ10が軌道を回り続けるので、歯
14の接触面18は、ギヤ30の歯34に向かって移動する。 図4と5の入力シャフト64にマークされた点Iは、参照のための軌道の位置
である。 軌道運動が続いているので、ギヤは図6で示された位置に移動し、歯14と3
4とはほとんど接触し、油のフィルム程度によって離間していて、歯34は、油
のフィルムで歯14に関して滑るがしかし歯14と接続しない。
転する変曲部52の点と接触する。図7に明瞭に示されているように、ギヤ10
と30との2つのピッチ円25と36とは接点Bで互いに一致し、駆動力は、軌
道運動を受けているギヤ10からギヤ30に伝達され、ギヤ30がその中心軸線
の周りに回転される。 図7の14’のラベルを付けられた隣接する歯の面19は、歯34の相対した
面40と接触しない。ある程度の量のバックラッシュが相対した面29と40と
の間の、たとえば、0.5ミリメータの間隔があることによって与えられる。し
かしながら、幾つかの実施例において、所望であれば、相対した面19と40と
の間に瞬間的な接触ができる。 2つのギヤ34と14との間の単一の係合が今迄述べた図に示されているけれ
ども、多くのギヤが、ギヤ30に関するギヤ10の軌道の性質によって互いに係
合するようになることが分かる。図8に示したように、歯34が歯14との係合
から外れようとすると、荷重は、ギヤ30をその中心軸線の周りに回転するよう
に、ギヤ10からギヤ30へ駆動力を供給し続けるために歯14と34との他の
対に効果的に伝達される。
ヤをクリヤしたギヤ34の平坦面46を示していて、図11は、ギヤ10の軌道
運動が進行して互いに係合が外れた歯14と34とを示している。 このようにして、入力シャフト64と偏心部63とは、図11の矢印Aで示さ
れた方向へ回転し、ギヤ10は、軌道をほぼ矢印Bの方向へ回るので、ギヤ30
の歯14は、ギヤ13に対して、矢印Aで示された入力シャフト64と偏心部6
3との回転方向とは逆の矢印Cの方向へ回転するようにする。
線図である。図1から11の実施例に示されたものと同様の部品は、同様の参照
符号で示されている。 本発明のこの実施例において、内側のギヤ30と外側のギヤ10との両方の輪
郭は、図1から11の実施例のように先端が切られているよりはむしろカーブし
ている。内側のギヤの歯34の輪郭は、ピッチ円36の周りに完全な正弦曲線で
ある。例えば、点Mと点Nとの間は完全な正弦曲線である。外側のギヤの歯14
の輪郭は、図1から11の実施例に同様のやり方で、カーブさせたクリアランス
面23を持った図1から11の実施例により、点Aと点Bとの間で真っ直ぐな部
分の形状をしている。外側のギヤ10の歯14の間の空隙16は、図1から11
の実施例の先端を切られた凹部16から明らかなように、歯34のカーブした正
弦曲線を収容するために、カーブした凹部16aを有している。
はロック運動によって起きる接触部を持った、歯14、34の4対の間で起きる
接触部Cを示している。上記で述べたように、歯34の正弦曲線的輪郭の変曲部
の点は、基本的にはピッチ円25と歯14の輪郭との交点を越えて回転する。図
示した実施例において、歯の4つのセットはピッチ円25と歯14の輪郭の交点
と交差して、歯34の正弦曲線的輪郭の変曲部の点の回転運動の種々の位置で接
触する。歯34と歯14との各対の接触部は、ギヤ30の回転のほぼ4°のまま
に維持する。このように、例えば、図12の右の歯34と14の対は、ピッチ円
25と交差して回転しようとしている歯14のピッチ円のわずかに下で、歯34
の変曲部の点と丁度接触しようとしている。図12の左の歯34と14の対の接
触部Cの点は、ピッチ円25と交差する回転運動が完成され、これらの2つの歯
の間の接触は、丁度ほぼ中断するのに適している。 図12によるギヤの輪郭のコンピュータ化された試験は、比較(compar
ative)PCDが93%、PCDスリップが0、径方向の運動が0.007
mm、干渉が0、および圧力角度が20°を示している。
置の第1の実施例を示している。 図1から11によるギヤの記述において使用されたような参照符号は、図13
と14の実施例においても使用される。
おいて、内側のギヤ30は偏心部63に設けられているが、しかし他の実施例を
参照して以下に述べるように、外側のギヤ10は、上述したように偏心部63に
設けることもできる。ベアリング65が、偏心部63とギヤ30との間に設けら
れている。軌道制御板67が、ギヤ30の下方に設けられていて、4つの円形の
開口部67を有している。ギヤ30は開口部67内に突出した4つのピン71を
有していて、板67は、固定ブロック82と、板67をブロック82に関して固
定して保持するように板67上にクランプするためにブロック82にねじ込むこ
とができるネジ部材84とを有するブレーキ機構80によって固定されている。
図13と14に示されたブレーキ機構80は、概略的なもののみであって、ブレ
ーキ機構の他の形状は、選択的に、板67を固定的に保持するか板を所望に応じ
て解放するかによって容易に明らかになる。
、次いで、ピン71が開口部69に係合することによってギヤ30を軌道方式で
引きずるので、ピン71は、有効に各開口部69の内面の半分を摺動し、それに
よってギヤ30の運動が、一般に、入力シャフト64と偏心部63の回転方向と
同一方向(図13において矢印Aによって示されたような)の軌道運動になるの
を抑制する。
方向(図13と14に示された配置において矢印Aの方向と同一である)へ回転
するようにギヤ10の歯14と係合する。 ギヤ10の回転は出力を提供し、また、例えば、ギヤ30と10によって与え
られた軌道伝達装置によって設定された駆動比率の回転出力を提供するように、
入力シャフト64の延長部64aに支持されたギヤ10と一体のスリーブ10a
から離れる(take off)ことができる。 伝達装置を解放するために(すなわち伝達装置をニュートラルにするために)
、ブレーキ80は簡単に解放されるので、板67は解放されそれによって板67
が簡単に偏心部63およびギヤ30と回転するので、伝達装置は、ギヤ10に伝
達されたいかなる駆動力もなく有効に惰性で回る(freewheel)。板6
7の解放は、軌道運動の抑制からギヤ30を有効に解放するので、ギヤ30は、
解放された板67を簡単に駆動するピン71を持った軌道回転と共に回転し、板
67は、ギヤ30および偏心部63と共に回転する。
て述べたものと類似した配置であって、外側のギヤ10は軌道運動を抑制されて
いて、内側のギヤ30は出力を離すのに使用される。 この実施例において、マスト75がベースプレート77に設けられている。入
力シャフト64は中空でマスト75を覆っている。入力シャフト64は一体の偏
心部63を保持していて、次いでベアリング65を介して外側のギヤ10に設け
られている。内側のギヤ10は、入力シャフト64に関して回転するために入力
シャフト64の周りに設けられている。 軌道制御板67は、4つの開口部69を設けられていて、また、ベースプレー
ト77に設けられていて、図15と16に示された配置において、板67を固定
するようにロックするために溝内に配置できる突起部83を設けられたブレーキ
80を有している。 この実施例において、外側のギヤ10は、軌道制御板67の孔69に位置した
ピン71が設けられているので、入力シャフト64と偏心部63とが回転される
と、ギヤ10は、ピン71が開口部69内の保持されることによって軌道運動を
受けるために抑制される。
11に関してより詳細に述べたように、内側のギヤ10を矢印Aで示された入力
に対して反対方向Cへ回転するようにする。 このように、入力シャフト64を矢印Aの方向へ回転することによって、駆動
力は、ギヤ30と10によって与えられた軌道伝達装置によって設定された比率
で、ギヤ30に矢印Cで示したように反対方向に与えられる。 この実施例において、ギヤ30は、所望な場合にそこから出力を取り出すこと
ができる上部部分30aを有している。
き上げ装置の形状のウィンチを示している。図17を参照すると、巻き上げ装置
90は、外側ケーシング部92と94とが設けられている。入力シャフト64は
、上述したように、偏心部が一体に設けられている。入力シャフト64は、また
、巻き上げ装置90のチェーン95が係合された入力プーリ94を保持している
。内側のギヤ30は、図13と14とに関して述べたような方法で偏心部63に
設けられていて、軌道制御板67の孔69内に位置したピン71によって軌道運
動が抑制される。ブレーキ機構80は軌道制御板67を固定して保持する。
固定的にロックするのに使用される歯止め(pawl)89が設けられたシャフ
ト86を有しているので、巻き上げ装置に荷重が掛けられた場合にブレーキは係
合を外すことができない。ブレーキ機構80を解放するために、荷重は、歯止め
が制御板67から係合を外すことができる前に、巻き上げ装置を外なければなら
ない。歯止め89を制御板の周囲の歯と適切に係合するために、制御板67は歯
止めを受けるための歯(図示せず)を有している。板67を解放するために、歯
止め89を板67の周囲から離して引っ込め、それによって上述したように板が
回転するようにするために、シャフト86は回転することができる。 外側のギヤ10は、図13と14に関して述べたのと同様な方法で内側のギヤ
30の周りに設けられていて、また、外側のギヤ10は出力プーリ95が設けら
れている。出力プーリ95は、入力プーリ94から延びたチェーン95を受ける
。 ケーシング92は、巻き上げ装置90を吊すためのフック99を有しているの
で、適切な荷重が出力プーリ98から延びたチェーン95に接続される。 図17には見えないが、入力プーリ94の前部を覆っているチェーン95を引
くことによって、入力プーリ94は、上述したように、ギヤ30が軌道に乗るよ
うに偏心部63を回転するために矢印Fの方向に回転される。軌道運動は、ギヤ
30から外側のギヤ10に伝達され、それによって外側のギヤ10がシャフト6
4の軸線の周りに回転し、次いで出力プーリ98を回転し、それによってチェー
ン95に接続された荷重を持ち上げることができる。
簡単に解放することによって、荷重95は、持ち上げ運動を継続するためにチェ
ーン95が再び引かれるまで、ギヤ30と10を単に固定的にすることによって
形成された伝達装置と共に吊されたままにされる。荷重がチェーン65に適用さ
れたとしても、ギヤが設けられている偏心部63があるので、荷重は、ギヤボッ
クスを回すことをしない。わずかに低くすることが望まれる場合、荷重、次いで
図17に示された入力プーリ94を覆ってその後方へ延びたチェーン95は引く
ことができるので、ギヤボックスは、出力プーリ98を覆って延びたチェーン9
5の荷重を持ち上げる方向へ回転する。すでに述べたように、ブレーキ80は、
板67を固定的に維持する歯止め89が板67の周囲の歯(図示せず)と係合し
ているので、巻き上げ装置に荷重が掛けられている間解放されず、また、巻き上
げ装置に荷重が掛けられている間ロックされる。もし板が解放されることが望ま
れるならば、歯止め89が板67の周囲の歯(図示せず)から係合が外れるのを
可能にするために、荷重は取り除かれなければならない。これは、巻き上げ装置
に荷重が掛けられている間、ギヤボックスが解放され、中立に配置される可能性
を阻止し、巻き上げ装置によって取られた荷重を重力下で落とすのみであるが、
これはきわめて危険である。
設けられたギヤ10または30から延びたピンを受ける開口部を有する板67に
よってなされる。しかしながら、他の実施例において、配置は反対にすることも
でき、場合によっては、ピンは板67に設けられていて、ギヤ10または30に
設けられた開口部に受けられる。
(regressive)制御ギヤ110によって置き換えられている。復帰制
御ギヤ110は、内側のギヤ30の延在部30bに設けられた制御歯113と係
合する歯111を有している。内側のギヤ30は、上述したのと同様の方法で外
側のギヤ10の歯14と係合する歯34を有している。図18に示された巻き上
げ装置90’の残りの部分は、図17を参照して述べたものと同一である。 復帰制御ギヤ110は、上述のものと同様な方法でブレーキ80によって固定
的に維持され、また、偏心部の回転につれてギヤ30が軌道運動を受けるのを制
限する。軌道運動は、ギヤ10に伝達され、上述したように、出力プーリ98を
回転するためにギヤ10を入力シャフト64の軸線の周りに回転するようにする
。
110との係合から外すように解放することができ、それ故、ギヤ110は自由
に回転し、ギヤ10は、軌道運動を受けるよりもむしろ偏心部63と回転し、外
側のギヤ10には駆動力が全く供給されない。 復帰制御ギヤの使用は、比率の極めて大きな変形を提供するが、これは、内側
のギヤ30が、復帰制御ギヤ110に関して前方方向のような一方の方向へ回転
することができるのに対し、ギヤ10が反対方向に回転するので、ギヤ30と復
帰制御ギヤ110との比率、および、内側のギヤ30と外側のギヤ10との比率
が、入力シャフト64から外側のギヤ10へのパワーの大きな減少のために効率
的に掛けられるという事実によるものである。
示している。 図15と16で使用された類似する参照符号が、再度、図19において使用さ
れる。 図19の実施例において、入力シャフト64は、マスト75の回転用に設けら
れていて、ナット115によって適切な位置に保持されている。ウィンチハンド
ル(図示しない)は、入力シャフト64に回転を与えるために入力シャフト64
と係合することができる。この実施例において駆動出力を出すギヤ30は、ラチ
ェット122によってウィンチドラム120に接続されている。ウィンチドラム
120は、また、ラチェット122に関して反対に設けられたラチェット121
によって直接入力シャフト64に接続されている。
1の方向に回転されると、駆動力は、ラチェット121を介してドラム120に
直接伝達され、ドラムは、入力シャフト64に関して1:1の比率で回転し、ラ
チェット122とオーバーランするので、ギヤ30からウィンチドラム120へ
は駆動力は全く伝達されない。入力シャフト64が反対方向に回転された場合、
ラチェット121は惰性回転し、ラチェット122は係合するので、外側のギヤ
10と内側のギヤ30とによって形成された伝達装置の比率によって変形された
設定でウィンチドラムを駆動するために、駆動力は、ギヤ30からラチェット1
22によってウィンチドラム120へ伝達される。図15と16を参照して述べ
たように、ギヤ30は、入力シャフト64と反対の方向に回転するので、入力シ
ャフト64が、ラチェット121を通して直接伝達されるべき駆動力を生ずる反
対の方向へ回転された場合、ドラムは、それにもかかわらず上述したのと同一方
向へ回転するので、ドラム120は、1:1の比率か、あるいは、ギヤ10と3
0とによって形成された軌道ギヤ伝達装置によって形成され伝達装置によって設
定された比率のいずれかで、常に同一方向へ回転する。図示していないが、これ
らの構成部品の相対的回転を支持するために、入力シャフト64とマスト75と
の間、および同様に、入力シャフト64とギヤ30との間にベアリングを設ける
こともできる。
するためのロープ案内部123を支持している。 ドラム120は、また、ドラムをシャフトシャフト64と案内部123の支持
面108とに関する回転から支持するベアリングを有していてもよい。
のためにシャフトに設けられていて、他方のギヤは軌道運動のために抑制される
。平ギヤシステムまたは類似のものとは異なり、接触が基本的にギヤ歯間で接線
的なこれらのシステムにおいて、接触と係合は径方向(radial)である。
のに対し、内側のギヤ30と外側のギヤ10との両方が軌道運動用に設けられる
ような実施例が提供できる。そのような実施例において、内側のギヤと外側のギ
ヤの各歯の係合はサイクロイドの交差点で起きる。この種類の二重軌道配置は、
我々の継続中のオーストラリア特許出願第PO3739号に開示されていて、そ
の内容をここで引用して取り込む。
が、本発明は、上述の例によって述べられた特定の実施例に限定されないことが
理解される。
に組み立てた位置で示す図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
図3のギヤを示す線図;
Claims (27)
- 【請求項1】 ギヤ本体部と; 外側のギヤの内歯と係合するためのギヤ本体部の複数の外ギヤと; 複数の外歯は、外側のギヤの歯と接触する接触面および相対する面を有し;お
よび 接触面は接触面の長さの少なくとも一部分に沿った正弦曲線的輪郭を有し、ギ
ヤはピッチ円を有し、正弦曲線的輪郭は実質的にギヤのピッチ円に配置された変
曲部の点を有する; ことを特徴とする軌道ギヤシステム用ギヤ。 - 【請求項2】 正弦曲線的輪郭は、次の方程式、 y=f(D)Sin{πWDθg(ε)} によって規定され、 ここで、Dは、ピッチ円の直径、 Wは、歯の幅、 εは、偏心度、 θは、角度置換、 であり、抑制内において、内側のギヤのDが外側のギヤのDの2/3より大きい
ことを特徴とする請求項1記載のギヤ。 - 【請求項3】 内側のギヤの外歯は、ほぼ平坦な最外面を有するように先端
を切られていて、接触面の正弦曲線的な部分は、ギヤのピッチ円の径方向内方の
点から先端が切られた面に延びていることを特徴とする請求項1記載のギヤ。 - 【請求項4】 外歯の相対した面は、相対した面の長さの少なくとも一部分
に沿った正弦曲線的輪郭を備えていて、相対した面の正弦曲線的輪郭は、ギヤの
ピッチ円に設けられた変曲部の点を有しているので、ギヤは、一方の方向で外側
のギヤの内歯と接触する接触面と、反対の方向へ回転するために効果的に接触面
となる相対した面とともに前方向と後方向の両方へ操作できることを特徴とする
請求項1記載のギヤ。 - 【請求項5】 外歯の接触面と相対した面とは、互いに鏡面対称であること
を特徴とする請求項1記載のギヤ。 - 【請求項6】 内側のギヤの接触面は、径方向に外側の点から外側のギヤの
ピッチ円が接触面と交差する点に延びている傾斜した平坦面であることを特徴と
する請求項1記載のギヤ。 - 【請求項7】 外側のギヤの半径に関する平坦面の角度は、正弦曲線的輪郭
の変曲部の点で外歯の正弦曲線的輪郭を形成する正弦曲線の導関数によって決定
されることを特徴とする請求項1記載のギヤ。 - 【請求項8】 内歯の接触面は、接触面の交差する点と外側のギヤのピッチ
円から内歯の径方向の最も内側の点へ径方向内方へ延びていることを特徴とする
請求項1記載のギヤ。 - 【請求項9】 内歯は、接触面がギヤシステムの反対の動きになる相対した
面と鏡面対称の相対した面を有していることを特徴とする請求項1記載のギヤ。 - 【請求項10】 内側のギヤおよび外側のギヤと; 内側のギヤは複数の外歯を有し、複数の外歯は接触面と相対した面とを有し、
接触面は接触面の長さの少なくとも一部分に沿った正弦曲線的輪郭を有し、内側
のギヤはピッチ円を有し、正弦曲線的輪郭は第1のギヤのピッチ円に設けられた
変曲部の点を有し; 外側のギヤは、内側のギヤの外歯と係合する複数の内歯を有し、内歯は、内側
のギヤの外歯の接触面を係合するための接触面を有していて、外側のギヤは、ピ
ッチ円を有していて;および 内側のギヤと外側のギヤとが、一方のギヤから他方のギヤへパワーの伝達のた
めに組み立てられた場合、外歯の変曲部の点が、外側のギヤのピッチ円が外側の
ギヤの接触面を横切る内側のギヤのほぼ接触面の点を交差して係合して回ること
を特徴とする軌道ギヤシステム。 - 【請求項11】 正弦曲線的輪郭は、次の方程式、 y=f(D)Sin{πWDθg(ε)} によって規定され、 ここで、Dは、ピッチ円の直径、 Wは、歯の幅、 εは、偏心度、 θは、角度置換、 であり、抑制内において、内側のギヤのDが外側のギヤのDの2/3より大きい
ことを特徴とする請求項10記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項12】 内側のギヤの外歯は、ほぼ平坦な最外面を有するように先
端を切られていて、接触面の正弦曲線的な部分は、ギヤのピッチ円の径方向内方
の点から先端が切られた面に延びていることを特徴とする請求項10記載の軌道
ギヤシステム。 - 【請求項13】 外歯の相対した面は、相対した面の長さの少なくとも一部
分に沿った正弦曲線的輪郭を備えていて、相対した面の正弦曲線的輪郭は、ギヤ
のピッチ円に設けられた変曲部の点を有しているので、ギヤは、一方の方向で外
側のギヤの内歯と接触する接触面と、反対の方向へ回転するために効果的に接触
面となる相対した面とともに前方と後方向の両方へ操作できることを特徴とする
請求項10記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項14】 外歯の接触面と相対した面は、互いに鏡面対称であること
を特徴とする請求項10記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項15】 内側のギヤの接触面は、径方向に外の点から外側のギヤの
ピッチ円が接触面と交差する点に延びている傾斜した平坦面であることを特徴と
する請求項10記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項16】 外側のギヤの半径に関する平坦面は、正弦曲線的輪郭の変
曲部の点で外歯の正弦曲線的輪郭を形成する正弦曲線の導関数によって決定され
ることを特徴とする請求項10記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項17】 内歯の接触面は、接触面の交差する点と外側のギヤのピッ
チ円から内歯の径方向の最も内側の点へ径方向内方へ延びていることを特徴とす
る請求項10記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項18】 内歯は、接触面と鏡面対称の相対した面を有し、相対した
面はギヤシステムの反対の動きにおいて接触面になることを特徴とする請求項1
0記載の軌道ギヤシステム。 - 【請求項19】 接触部材を有する第1の本体部と; 第1の本体部の接触部材を係合するための第2の本体部とを有し、回転運動を
第1の本体部から第2の本体部に移動し; 第1の本体部と第2の本体部の一方が、第1の本体部と第2の本体部の他方に
関する軌道運動のために設けられていて;および 第1の本体部と第2の本体部の部材は互いに接触し、回転運動が移動された場
合、互いにカップ形状のサイクロイド運動を実行し、一方の部材が他方の部材の
正弦曲線的な面をロックする部材間のロック運動によって径方向に係合する; ことを特徴とする回転伝達装置。 - 【請求項20】 正弦曲線的輪郭は、次の方程式、 y=f(D)Sin{πWDθg(ε)} によって規定され、 ここで、Dは、ピッチ円の直径、 Wは、歯の幅、 εは、偏心度、 θは、角度置換、 であり、抑制内において、内側のギヤのDが外側のギヤのDの2/3より大きい
ことを特徴とする請求項19記載の回転伝達装置。 - 【請求項21】 複数の外歯を有する内側のギヤと; 内側のギヤの外歯と係合するための複数の内歯を有する外側のギヤと; 内側のギヤと外側のギヤとの一方が設けられた偏心部部材と;および 軌道運動を受けるために偏心部部材に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤ
の運動を制御するように偏心部部材に設けられ、内側のギヤまたは外側のギヤを
係合するための軌道制御手段と; を備えたことを特徴とする軌道ギヤ伝達装置。 - 【請求項22】 ブレーキ手段は、軌道制御手段を係合するために設けられ
ていて、偏心部に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤの軌道運動を制御する
ように軌道制御手段を固定して維持し、また、ブレーキ手段は、軌道制御手段を
解放するように解放可能であるので、軌道制御手段は最早軌道運動を制御せず、
それ故、内側のギヤまたは外側のギヤは伝達装置を中立の位置に置くために自由
に回転できることを特徴とする請求項23記載の伝達装置。 - 【請求項23】 軌道制御手段は、偏心部に設けられた内側のギヤまたが、
外側のギヤのピンまたは開口部と各係合する開口部またはピンを有する軌道制御
板であることを特徴とする請求項21記載の軌道ギヤ伝達装置。 - 【請求項24】 軌道制御手段は、偏心部に設けられた内側のギヤまたは、
外側のギヤに備えられた制御ギヤ歯を係合するギヤ歯を有する復帰制御ギヤであ
ることを特徴とする請求項24記載の軌道ギヤ伝達装置。 - 【請求項25】 伝達装置はウィンチを有していて、ウィンチは巻き上げ装
置の形状を有していて、偏心部に接続された入力シャフトに設けられた入力プー
リを有していて、出力プーリは、偏心部には設けられていない内側のギヤまたは
外側のギヤに接続されていて、駆動力は、入力プーリから入力シャフトへ、偏心
部へ、偏心部に設けられた内側のギヤまたは外側のギヤへ、次いで偏心部に設け
られていない内側のギヤまたは外側のギヤへ、および次いで出力プーリへ伝達さ
れることを特徴とする請求項24記載の軌道ギヤ伝達装置。 - 【請求項26】 ヨット用のデッキウィンチに含まれていて、偏心部はウィ
ンチハンドルによって回転される入力シャフトに接続されていて、デッキウィン
チは引き込まれるかまたはウィンチによって解放されるロープを受けるためのド
ラムを有していて、ドラムは第1のラチェットによって入力シャフトに接続され
ているので、入力シャフトの一方の方向への回転の際、駆動力は、ドラムを1:
1のギヤ比率で回転するためにラチェットを介して伝達され、同様に偏心部部材
に設けられていない内側のギヤまたは外側のギヤは、入力シャフトが第1の方向
へ回転された場合自由回転するがしかし入力シャフトが反対の方向へ回転された
場合係合する第2のラチェットによってドラムに接続されているので、駆動力は
、軌道ギヤ伝達装置の駆動比率に従った駆動比率で、また、入力シャフトが反対
の方向へ回転された場合に第1のラチェットの自由回転でドラムを回転するため
に、軌道ギヤ伝達装置と第2のラチェットを介してドラムに伝達されることを特
徴とする請求項22記載の軌道ギヤ伝達装置。 - 【請求項27】 入力シャフトは、マストに設けられていて、入力シャフト
は、マストを受ける中空部を有することを特徴とする請求項26記載の軌道ギヤ
伝達装置。
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