JP2002537879A - コード固定装置 - Google Patents

コード固定装置

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JP2002537879A
JP2002537879A JP2000601937A JP2000601937A JP2002537879A JP 2002537879 A JP2002537879 A JP 2002537879A JP 2000601937 A JP2000601937 A JP 2000601937A JP 2000601937 A JP2000601937 A JP 2000601937A JP 2002537879 A JP2002537879 A JP 2002537879A
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JP2000601937A
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ロブレー,ミカエル
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ロブレー,ミカエル
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    • F16G11/101Quick-acting fastenings; Clamps holding in one direction only deforming the cable by moving a part of the fastener
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、少なくとも1つのハウジング(1)及び少なくとも1つの滑動装置(2)を含み、前記滑動装置(2)が前記ハウジング(1)内で滑るように配置され、前記ハウジング(1)の少なくとも1つの壁部分(1A)が第1の貫通孔(6B)を有し、前記滑動装置(2)は第2の貫通孔(6C)を有し、前記第1及び第2の貫通孔(6B、6C)はコード(4)のための通路(6)を形成し、前記第1及び第2の貫通孔(6B、6C)は、コード固定装置の中で前記コード(4)を固定するため相互に作用する第1及び第2の固定エッジ(9、14)を提供するコード固定装置に関する。装置は、前記コード(4)の第1の外側部分(4A)へ加えられる力(S1)に関連した順応性相互作用を生じさせて前記コード(4)を固定するため、自由に協力し合う十分な長さ(L1)のレバーアーム(L0)を提供するように前記貫通孔の1つが配置されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、少なくとも1つのハウジング及び少なくとも1つの滑動装置を含む
コード固定装置に関する。前記滑動装置は、前記ハウジングの中で滑動するよう
に配置され、前記ハウジングの少なくとも1つの壁部分は第1の貫通孔を有し、
前記滑動装置は第2の貫通孔を有する。前記第1及び第2の貫通孔はコードの通
路を形成し、また前記第1及び第2の貫通孔は、前記コード固定装置の中で前記
コードを固定するために相互に作用する第1及び第2の固定エッジを提供する。
【0002】 (背景技術) コードを固定することが必要になる多くの異なった場合が存在する。コードを
固定する最も良く知られた原理は、ある種の結節を使用することである。しかし
、結節は時間を消費し、特定のスキルを必要とする。
【0003】 前述した問題を解決しようと試みる多くの異なったコード固定装置が知られて
いる。例えば、前記の技術分野で定義されたコード固定装置に対応するコード固
定装置は、イギリス特許第2066891号から周知である。しかし、この周知
の装置は、弾性部材を使用してエッジ間の固定相互作用を実現する。これは、例
えば米国特許第4,839,946号、米国特許第4,811,466号、米国
特許第4,817,250号、米国特許第4,724,584号、米国特許第4
,453,292号、及びドイツ特許第1947966号から明らかであるよう
に、コードを容易かつ迅速に固定する普通に知られた原理である。これら従来技
術の装置の全ては、少なくとも1つのハウジング、前記ハウジング内で移動可能
な少なくとも1つの滑動装置、及び移動可能部材を1つの方向へ強制する弾性装
置を含むコード固定装置を提供する点で共通している。当技術分野で周知のよう
に、滑動装置の突起部分によって、弾力と反対に作用する方向へ滑動装置を押し
、それによってエッジ間の相互作用を除いてコードを解放することができる。し
かし、この原理を使用する場合、幾つかの欠点が存在する。第1に、弾性部材の
使用は、故障の可能な原因となる。なぜなら、それは破損するかも知れず、また
不十分な力を伝えるかも知れないからである。第2に、それは余分なコストを付
け加える。従って、弾性装置を使用しないで作動するコード固定装置を開発しよ
うと試みる理由が存在する。
【0004】 この種のコード固定装置の更なる欠点は、エッジの間のコード固定相互作用が
、単に弾力に依存していることである。従って、固定装置内の固定力は、必要性
/状況から独立して実質的に同じである。言い換えれば、そのようなコード固定
装置は、高レベルの固定力がコードを固定するために必要であっても、高レベル
へ固定力を順応させることができない。従って、もしコードに沿って加えられる
力が或る限界を超えると、前記のコード固定装置は作動しなくなる。
【0005】 欧州特許第007084号から、更に、ハウジングを示していないことを除い
て、前記の技術分野で定義されたコード固定装置に対応し、同じく弾性部材を使
用するコード固定装置が知られる。この固定装置は、実際に、必要性に依存した
固定力を提供し、即ち、ロープに加えられる力が大きくなると、それだけコード
固定装置の固定力も大きくなる。弾性装置は、単に2つの滑動装置の各々の正確
な位置決め、即ち、ロープと相互に作用する正しい位置に滑動装置を配置するた
めに使用される。しかし、このコード固定装置は、複雑なゆえに高価であるだけ
でなく、コード固定装置を介して両方の方向へコードを引っ張り/調節する容易
な方法を提供しない。コードを固定方向へ動かすためには、前記固定装置の中で
先ずコードを固定位置から動かす必要がある。従って、それは複雑であるだけで
なく、取り扱いにも面倒である。
【0006】 スウェーデン特許第7406824号から、前記の技術分野に定義されたコー
ド固定装置に対応し、弾性部材を必要としないで機能するコード固定装置が知ら
れる。更に、この装置は、必要性に依存した固定力を提供し、即ち、ロープへ加
えられる力が大きくなると、コード固定装置内の固定力は、それだけ大きくなる
。コードの固定力は、コードへ加えられた力によって生み出され、この力は、滑
動装置がハウジング内で移動するように強制し、固定力を生じさせる。このコー
ド固定装置は、幾つかの欠点を呈示するため成功しなかった。その好ましい実施
形態において、コードが滑動装置を介して抜け出す場合、滑動装置が提供するレ
バーアームは、所望の固定機能を容易に引き起こすためには不十分である。その
変更された実施形態に従えば(公開文書の図4に示される)、それは十分な長さ
のレバーアームを提供するが、コードはハウジングに対する摩擦のためにレバー
アームとの自由な相互作用を実現しないかも知れず、これは、信頼できない機能
を生じ、またコードの望ましくない摩損を生じる。
【0007】 従って、次のような欠点の少なくとも1つを呈示する多くの異種の知られたコ
ード固定装置が存在する。即ち、それらの欠点とは、不十分な固定力を提供する
こと、及び/又は故障し易い部品(例えば弾性装置)を含むこと、及び/又は製
造が複雑であること、及び/又は取り扱いが面倒であること、及び/又はコスト
を付加する多数の部品から作られていることである。
【0008】 (発明の開示) 本発明の目的は、上記に定義した問題を除去又は少なくとも最小にすることで
ある。この目的は、本発明に従えば、上記に定義したようなコード固定装置であ
って、前記コード(4)の第1の外側部分(4A)に加えられる力(S1)に関
連した順応性相互作用を生じさせて前記コード(4)を固定するため、自由に協
力し合う十分な長さ(L1)のレバーアーム(L0)を提供するように前記貫通
孔の1つが配置されたコード固定装置によって達成される。
【0009】 本発明に従った配置のおかげで、コード固定装置は、最小数の詳細部品によっ
て形成されることができる。その基本形式において、それは単に1つのハウジン
グ及び1つの滑動装置から構成され、いかなる弾性部材も必要としない。しかし
、弾性部材の使用は排除されない。レバーアームはコードとの間で自由な相互作
用を提供するようにコード固定装置内に配置されるので、固定力を確実に加える
ことができる。この事は、十分な長さのレバーアームと組み合わせて使用するこ
とにより、容易かつ確実に作動して必要な固定力/相互作用を順応様式で提供す
るコード固定装置を実現する。その簡単な構造のおかげで、製造コストは低い。
【0010】 本発明の更なる様相に従えば、前記第1の貫通孔(6B)のレバーアームL0
は前記ハウジングの中に配置され、好ましくは、前記貫通孔(6B)の深さL1
は前記第2の貫通孔(6C)の深さL2よりも大きく、更に好ましくは、L1は
L2よりも1.2〜50倍大きく、更に好ましくは、L1はL2よりも少なくと
も2倍大きい。レバーアームをハウジングの中に配置することによって、コード
とレバーアームとの間に自由な相互作用が提供される。なぜなら、固定装置の可
能な妨害部分は、ハウジングの外側に配置されないからである。
【0011】 本発明の他の様相に従えば、前記レバーアームL0を提供する貫通孔(6B)
の中心線C1は、ハウジング(1)の滑動面(1C)を含む平面P1に関して横
断方向に伸びており、前記滑動面(1C)は前記固定部分(2A)の滑動面(2
C)と相互に作用し、前記平面P1の法線N1と前記中心線C1とは0°〜80
°、好ましくは10°から60°、更に好ましくは20°〜50°の角度αを形
成する。好ましい実施形態に従えば、レバーアームを提供する貫通孔は、或る角
度αで配置され、これは固定エッジの1つで鋭い角を形成する結果となり、更に
、これは可撓性ロープとの固定相互作用を容易にする。
【0012】 本発明の他の様相に従えば、 − 前記固定部分(2A)は、前記ハウジング(1)内で滑動可能に配置され
、実質的に、単に2つの反対方向、即ち1つは解放方向R、1つは固定方向Sへ
移動されるようになっており、これらの方向は、前記法線N1及び前記中心線C
1を含む平面と実質的に平行であり、 − 前記ハウジングは、コード(4)のために前記通路(6)の一部分を形成
する第3の貫通孔(6D)を含み、前記第2の貫通孔(6D)は、第4の固定エ
ッジ(10)と相互に作用する第3の固定エッジ(13)を提供し、 − 前記第4の固定エッジ(10)は、前記第2の固定エッジ(9)を提供す
る貫通孔(6C)と同じ貫通孔によって提供され、ここで、好ましくは、前記第
2及び第4の固定エッジ(9、10)は、前記第2の貫通孔(6C)の中心線C
2の同じ側に設けられ、 − 前記滑動装置(2)は力適用部分(2B)を含み、前記力適用部分(2B
)は、前記ハウジング(1)の外側に伸びて、グリップ可能部分(20)と直接
又は間接的に(2D)相互接続され、 − 前記力適用部分(2B)は、実質的に、前記法線N1及び前記中心線C1
と同じ平面に配置され、また第1の貫通孔(6B)に関して、固定方向Sに向い
た側に配置される。
【0013】 本発明の更なる様相に従えば、 − 前記2つの滑動装置(2、2II)は統合されて単一部品(7)を形成
し、2つのハウジング(1、1II)は、前記単一部品(7)の上に滑動可能
に配置される。 − 前記単一部品(7)は、各々の端に隣接して、それぞれ1つのコード端を
保持する開口(70、71)を設けられ、 − 前記自由に協力し合うレバーアームL0は、前記滑動装置(2)の中に配
置され、前記コード(4)の前記第1の外側部分(4A)に対する前記第1の貫
通孔(6B)の開口は、ハウジング(1)の周囲の外面と同じレベル又はそれよ
り上のレベルに配置され、また少なくとも、前記外側コード部分(4A)が前記
加えられた力S1によって引っ張られることを意図される方向に配置され、 − 2つのハウジング(1、1II)は、1つの単一部品として統合され、
2つの滑動装置(2、2II)は、前記単一部品の中で滑動するように配置さ
れ、 − 前記単一部品は、その中央に隣接して、1つ又は複数のコード端を保持す
る少なくとも1つの開口を設けられる。
【0014】 前記の最後の節に記述された異なった実施形態によって、靴紐の固定へ特に適
合化されたコード固定装置が達成される。そのようなコード固定装置は、製造す
るのに安価で、取り扱いが非常に易しく、特に子供用としての利点を有する。
【0015】 本発明の更なる利点は、この後でより詳細に説明されるであろう。
【0016】 (発明を実施するための最良の形態) 図1には、弾性コード(好ましくは管状ゴムコード)が使用されるトレーニン
グ装置と一緒に使用される本発明の好ましい実施形態が示される。コード固定装
置は、ハウジング(1)と、その中で滑るように配置された滑動装置(2)とを
含む。ハウジングは、長手方向に伸びる長方形通路(3)を形成している。滑動
装置(2)は、前記ハウジング(1)の中で前記滑動装置(2)が滑るのを容易
にするため、前記通路(3)に順応した形の内側部分(2A)を配置される。ハ
ウジングは、上方壁部分(1A)及び下方壁部分(1B)を有する。更に、それ
は2つの側壁(1F、1G)を有する。側壁(1F、1G)の内面、及び上方並
びに下方の壁(1A、1B)は、一緒になって前記通路(3)を形成する。上方
壁(1A)の厚さT1(図2を参照)は、実質的に下方壁(1B)の厚さT2よ
りも大きく、好ましくは、T1はT2よりも約5倍大きい。第1の貫通孔(6B
)は、上方壁(1A)を通るように配置される。第2の貫通孔(6C)は滑動装
置(2)の内側部分(2A)の中に配置され、第3の貫通孔(6D)はハウジン
グ(1)の下方壁(1B)の中に配置される。3つの貫通孔(6B、6C、6D
)は一緒になって通路(6)を形成し、コード(4)は通路(6)へ挿入されて
よい。滑動装置(2)の外側部分(2B)は、ハウジング(1)の外側へ突き出
ており、グリップ可能部分(20)を配置するようにスリット(2D)を配置さ
れている。更に、滑動装置(2)は、内側に向いた表面を有する側壁(2F、2
G)を配置され、これらの内側に向いた表面は、グリップ可能部分(20)のリ
ボンが横方向へ滑らないように、即ち、それを適正な位置に保持するように、ハ
ウジングの対応する表面(1H)と相互に作用する。
【0017】 図2及び図3は、図1のA−Aで示された断面の略図である。滑動装置(2)
の内側部分(2A)はハウジング(1)の中へぴったりと嵌合し、ハウジング(
1)は安定した滑動運動を提供することが分る。異なった部品(1、2)は、好
ましくは、それらの相互作用滑動面、例えば1C、2C(図3を参照)の間に低
摩擦を提供する材料で作られる。プラスチック材料、例えば、ポリプロピレン、
PTFE、ポリエチレンなどが適切であろう。なぜなら、それらは安価な製造の
可能性を与えるからである。(更に、他の材料、例えば、スチール、真鍮、アル
ミニウムのような金属も適しているであろう)。図3は、第1の貫通孔(6B)
が、平面P1への法線N1に関して、角度αに配置されていることを示す。平面
P1は、ハウジングの上方滑動面(1C)、及びそれと相互に作用する滑動装置
(2)の上方滑動面(2C)を含む。この角度αは、好ましくは、約20°〜4
0°である。これは、第1の貫通孔(6B)の下端に鋭いコーナー(14)を作
り出す結果となる。更に、それは、前記貫通孔によって達成される十分な深さL
1を提供する。これら双方の特徴は、後で説明されるような利点を提供する。更
に、図示されるように、第2の貫通孔(6C)の深さL2は、第1の貫通孔の深
さL1よりも実質的に小さい。(L1は、L2よりも約2倍大きい)。第3の貫
通孔(6D)は、非常に小さな深さを有する。第2の貫通孔(6C)と同じよう
に、第3の貫通孔(6D)の深さL3は、その周囲部分の厚さT2と同じである
。即ちL3=T2であり、T2は底壁(1B)の厚さである。しかし、第1の貫
通孔(6B)の深さL1は、その周囲部分の厚さT1よりも実質的に大きい。な
ぜなら、それは角度αで配置されているからである(L1=T1×sinα)。
この特徴は実質的な長さのレバーアームL0を作り出し、それはコード固定装置
の容易な作動を助ける。
【0018】 第2の貫通孔(6C)の上端の左側に、第1の固定エッジ(9)が設けられる
。第2の固定エッジ(14)は、第1の貫通孔(6B)の下方の鋭いコーナーの
右側に配置される。第3の固定エッジ(10)は第2の貫通孔(6C)の下方左
側に配置される。第4の固定エッジ(13)は、第3の貫通孔(6D)の右側に
設けられる。エッジはペアで相互に作用し、即ち、(9)及び(14)は第1の
位置(11)でコード(4)を固定し、(10)及び(13)は、第2の位置(
12)でコード(4)を固定する。
【0019】 固定装置の機能は、次のとおりである。非作動モード(図2を参照)では、ハ
ウジング及び滑動装置(2)を通る通路(6)は妨害されず、従って、コード(
4)は通路(6)へ容易に通されるであろう。図1で例示されるように、コード
固定装置はトレーニング装置と一緒に使用され、ここで、コード(4A)はトレ
ーニング装置用として知られている一種のゴム管から構成される。練習の種類、
及び練習を実行したい人のサイズに依存して、ハンドル(20)の1つの位置を
調節して、ハンドル(20)の間の距離を変える必要がある。本発明に従った固
定装置によって、ユーザは、例えば単に力S1をコード(4)へ加えないことに
よって、図2に示されるように、非常に容易に固定装置を非活動にすることがで
きる。このモードでは、コード(4)に沿ったハンドルの正確な位置を容易に調
節することができる。なぜなら、コードに沿って、ハウジング及び滑動装置を容
易に滑らせることができるからである。一度、ハンドル(20)の所望の位置が
選択/決定されると、ユーザは、単に双方のハンドル(他のハンドルは図示され
ていない)をグリップして、力Fを加え、力Fはコード固定装置を作動して
、選択された位置を固定して維持する。
【0020】 図3において、どのようにして固定相互作用が達成されるかを見ることができ
る。人がハンドルをグリップするとき、その人は力F(図示されていない)を
左手方向へ働かせ、他の力Fを右手方向へ働かせる。力の1つFは、コード
(4)の力作用部分(4A)を介して、コード(4)によって加えられ、力作用
部分(4A)では、内部力S1が生じる(S1=F)。その結果、滑動装置(
2)は、固定方向(S)へ動き、それによって相互に作用するエッジ(9、14
及び10、13)が装置(1、2)内のコード(4)の上に締め付け作用を生じ
るであろう。長いレバーアームL0のおかげで、相互作用エッジ(9、14及び
10、13)の間の締め付け作用によって反作用を受ける十分な運動量が生じる
。更に、第1の貫通孔(6B)の下端における鋭いコーナー(14)は、本発明
に従って確かな固定作用を付け加える更に鋭い締め付け作用を提供するであろう
。人がハンドル(20)(他のハンドルは、対応する力で引っ張られるか、壁又
は床に固定されている)を強く引っ張れば、それだけ大きな締め付け力が相互作
用エッジ(9、14及び10、13)の間に生じるであろう。
【0021】 従って、本発明に従ったコード固定装置は、非常に少ない部品(わずかに2つ
が必要である)から構成される利点を有し、迅速で確かな相互作用を生じ、必要
性に適合した固定力、例えば、引けば引くほど良好に固定する固定力を生じる。
余分な操作を必要としないで、固定力は、ハンドルへの力の適用を単に終了する
ことによって、働かないようにされ、その後で、固定装置(1、2)の位置は、
コード(4)に沿った他の所望の位置へ迅速かつ容易に調節されることができる
。装置は、トレーニング装置以外の多くの他のアプリケーション、例えば、縄跳
び用の縄、荷重固定コード/リボンなどで使用されるのに適していることは明ら
かである。もちろん、これら固定装置の2つを、そのようなトレーニング装置の
各々の側で使用できることが理解されるが、通常は、これは不必要であろう。な
ぜなら、大部分の場合、1つの側にあるハンドルが容易かつ迅速に調節可能であ
ることで十分だからである。
【0022】 図4及び図5には、本発明の更なる実施形態が示される。基本的には、それは
図1、図2、及び図3と関連して示された原理と同じである。装置の構成は、ハ
ウジングが円形の外側断面を有する点で異なる。ハウジング(1)の下方部分に
は、滑動装置(2)のための通路(3)が形成される。この通路(3)は、滑動
装置(2)と同じように、半円形の断面形状を有する。滑動面P1は、ハウジン
グ(1)の延長の中心線Cを実質的に含むように配置される。従って、ハウジン
グの上壁(1A)の厚さは、ハウジング(1)の半径Rと実質的に対応する。滑
動装置(2)の最大の厚さT2は、半径Rから、ハウジング(1)の下壁部分(
1B)の壁の厚さT2を差し引いたものに対応する。図5から分るように、第1
及び第2の貫通孔(6B、6C)は、装置の延長に関して実質的に垂直に配置さ
れる。装置の構成のおかげで、ハウジングのレバーアームL0は、滑動装置(2
)の深さD2よりも実質的に大きいであろう。滑動装置(2)は、第2の貫通孔
(6C)の右側に2つの窪み(27、28)を有するように配置される。これら
の窪み(27、28)は、コード固定装置(1)の中でコード(4)の、より軽
い締め付け作用を提供し、これは、弾性コードが使用されるとき特に適切であろ
う。代替的に、この軽い相互作用を達成するためにエッジ(14)が丸くされて
よい。更に、上端(8)が、弾性コードとの関連で好ましくは丸くされる。更に
、第3の貫通孔(6D)が角度βで配置されるように示され、それによって、滑
動装置(2)の第2の相互作用エッジ(10)との、より強い相互作用を得るた
めの鋭いエッジが形成される。貫通孔(2D)は、グリップ部分の取り付けに適
した滑動装置(2)の突き出し部分(2B)に形成される。この実施形態の機能
は、前述した機能と同じである。
【0023】 図6及び図7には、本発明に従った更なる実施形態が示される。ハウジング(
1)、及び滑動装置の内側部分(2A)の設計は、図2及び図3に示される原理
と全く同じ原理で設計される。しかし、滑動装置(2)の外側部分(2B)は、
好ましくは、ネジ(40)によって何か、例えばボートへ固定されるように配置
される。このコード固定装置は、コード(4A)の端部にフェンダー(図示され
ていない)を有する場合に使用されることを特に意図されている。周知のように
、隣のボートから引っ掻かれないようにボートを保護するため、ボートの側面に
沿って垂れ下がるフェンダーの高さ/位置を調節することが常に必要である。滑
動装置(2)の外側部分(2B)は、一対のピボットピン(25)を配置される
。ピボットピン(25)は、固定装置(30)のスロット(34)の中に配置さ
れることを意図されている。固定装置は、中にスロット(34)が配置され、突
き出した半円形の2つのフランジ(31)を配置される細長いプレート(32)
を含む。プレート(32)の各々の端部に、ネジ(40)のための孔(33)が
配置される。ピボットアーム(25)によって滑動装置(2)を固定装置(30
)へ取り付ける代替手段として、貫通孔(26)が存在し、ロープ(図示されて
いない)によって滑動装置(2)を固定するために使用することができる。図6
及び図7に示されたコード固定装置の機能は、主として、前述したものと同じで
ある。人がロープ端(4A)の1つで力を加える代わりに、重力が使用される。
従って、一度、重力がロープ(4A)に沿って作用し、ハウジング(1)を下方
へ引っ張ると、このコード固定装置は、固定エッジ(9、14及び10、13)
が相互に作用してロープ(4)を固定するように、前述した原理でコード(4)
を固定する。コード固定装置の係合を解いて高さを調節するためには、(力Fを
加えるため)他のコード端(4B)を引っ張るだけでよく、それによって、コー
ド固定装置は上方へ枢動し、ハウジング(1)は滑動装置(2)まで上方へ滑り
、自由な通路(6)が作り出され、その後で、所望の高さが容易に調節される。
もし下方への調節が望まれるならば、調節中に、ハウジング(1)を非係合位置
へ押し込み/維持する必要がある。そのような調節は、ハウジングを上方へ押す
だけで、即ち、枢動することなく達成されてもよい。力Fが除去されると、重力
は再び下方への枢動をコード固定装置(1、2)へ強制し、インターロック位置
への移動をハウジング(1)へ強制するであろう。この種の装置は、もちろん他
の状況/機能、例えば、庭園における花/植え込みの調節可能配置、例えば、ガ
レージにおける物体の壁への固定にも使用できることは明らかである。更に、そ
れは他の様式で使用されることができる。即ち、屋根又は壁の高所にある受索輪
を介して、重力で上方へ引っ張ることができる。
【0024】 図8及び図9には、図6及び図7に示される実施形態と非常に類似した更なる
実施形態が示される。相違は、ハウジング(1)が第2の貫通孔を配置されず、
細長いスリット(19)をハウジングの底壁(1B)に配置されることである。
滑動装置(2)は、図6及び図7と全く同じように形成される。図8及び図9に
示される装置の機能は、主として、図6及び図7に示されるものと同じである。
相違は、単に一対の相互作用エッジ(9、14)が存在することだけである。
【0025】 図10、図11、及び図12には、グリップ可能装置(20)を滑動部分(2
)へ配置する3つの異なった実施形態が示される。図10には、これが中に適切
なグリップ可能装置が、例えばロープによって取り付けられる貫通孔(2D)に
よって容易に達成できることが示される。図11では、グリップ可能部分(20
)、即ちハンドルが、滑動装置(2)の外側部分(2B)へ一体化されることが
示される。図12には、2つの隣接するスロット(2D、2D’)が滑動装置(
2)の外側部分(2B)内に配置されることが示される。スロットは、それ自体
が周知のように、リボンによって所望の装置を取り付けるように使用されてよく
、リボンは、スロット内の摩擦によって相互をインターロックする。
【0026】 図13には、本発明に従った更なる実施形態が示される。ここでは、間隔を空
けて平行に配置された2つの内側部分(2A)が、滑動装置(2)の1つの外側
部分(2B)へ配置され、ハウジング(1)は、2つのチャネル(3、3’)を
対応様式で配置される。2つのチャネル(3、3’)は、前記内側部分(2A、
2A’)と同じ断面形状を有する。基本的に、前述した原理と同じ原理が使用さ
れる。ここでも、第1の貫通孔(6B)は、レバーアームの長さを増大するため
或る角度で配置される。滑動する2つの平行内側部分(2A、2A’)のために
、相互に作用するエッジの更なるペアが存在する(図示されない)。従って、そ
のようなコード固定装置はコードを更に確実に固定し、従って、好ましくは、低
摩擦表面を有するコードと組み合わせて使用されてよい。
【0027】 図14には、図4及び図5に示される装置とは異なった装置の内部設計が示さ
れる。外側は同じである。しかし、貫通孔(6B、6C、6D)は、全て垂直に
配置され、即ち、角度αは、全ての貫通孔について実質的にゼロである。本体の
相互の関連における構成のおかげで、またハウジング(1)の中心C又はその下
に滑動面P1が配置されるため、第1の貫通孔(6B)のレバーL0は、依然と
して、滑動装置(2)の深さL2よりも実質的に長いであろう。
【0028】 図15には、本発明に従った更なるコード固定装置が示され、この装置は、靴
紐の固定又は類似のアプリケーション、例えば、リュックサック、袋の閉鎖に特
に適している。1つの同じ滑動装置(2)の上に配置される第1(1)及び第
2(1II)のハウジングが示される。対称線SLの各々の側で、設計は全く同
じである。従って、図1に従ったコード固定装置が別々に2つあるものと見るこ
とができる。ここで、各々の滑動装置(2、2II)の外側部分(2B)は、
相互に結合されて単一の直線部分(7)へ統合されている。この統合された単一
部分(7)は、対照線SLにおいて或る角度で(直線状ではなく)結合されてよ
いことを理解すべきであり、或る種のアプリケーションで利点があるかも知れな
い。従って、各々の側の滑動装置(2)の力適用部分(2B)は、アセンブリの
中心に配置される。ハウジングの、より厚い壁部分(1A)は、最も低い側に置
かれ、ハウジングの、より薄い壁部分(1B)は、上方側に置かれる。貫通孔(
6B、6D)についても同様である。コードの力適用部分(4A、4AII
は、底部から出てくる。コードの他端(4B、4BII)は、上方を向いてい
る第2の貫通孔(6D、6DII)を通して突き出ている。滑動装置(7)の
端には、貫通孔(2G、2GII)が配置され、ロープの非力適用部分(4B
)の端部(4C、4CII)は前記貫通孔(2G、2GII)を通る。従っ
て、コード(4)が正しく配置されたとき、装置は一種のロゼットを形成する。
この実施形態は、靴紐を固定するとき全く良好に働く。コード(4)の上方突出
部分(4B、4BII)を引っ張ることによって、最も低いコード部分(4A 、4AII)の各々に張力が生じるまで、コードは通路(6)の中を通過する
。この張力は、各々のハウジング(1、1II)のレバーアームに力を作り出
すであろう。端部(4C、4CII)をコード固定装置(7、1)の中に固定
する代わりに、それらを適切な方法で靴へ直接固定してよい。
【0029】 結果として、前述したような固定機能が働くであろう。即ち、コード固定装置
内の固定エッジは、強固な閉鎖が達成されるように、コード(4)(例えば靴紐
)を固定するであろう。もし装置を緩めることが望まれるならば、単にハウジン
グ(1、1II)を相互に対して押すだけでよく、それによって、双方の通路
(6、6)は解放されるであろう。
【0030】 単一の滑動装置(7)の端に孔(2G、2GII)を有する設計のおかげで
、コードは、邪魔になる緩い端を生じることなく、上方側に事実上のループとし
て配置されるであろう。好ましいモードでは、コード端(4C、4CII)が
存在しても自由な滑動運動を提供するため、拡大された通路開口(3A、3A )が、各々のハウジング(1、1II)の外端に作り出される。
【0031】 図16には、図15に示された装置の断面図が示される。図示されるように、
ハウジング(1)は、図2に関連して示したハウジングとほとんど同じである。
従って、詳細は説明しない。しかし、1つの違いは、滑動面P1の法線N1に関
して、第3の貫通孔(6D)が角度γで配置されていることである。これは、コ
ード端(4B、4BII)を引っ張るとき、第3の貫通孔(6D)の外壁部分
(61、62)に対して、より少ない摩擦を提供する。従って、インターロック
機能の主な部分は、最も低いエッジ(9、14)の間で提供されるであろう。各
々の滑動装置(2)の各々のインターロック・エッジ(14)は、図5に関連し
て既に説明した方法と同じ方法、即ち、窪み(27、28)を有するように配置
され、窪みが使用されない場合よりも強度/尖鋭度が小さい締め付け相互作用を
生じるようにされる。
【0032】 図17及び図18には、本発明に従った変更実施形態が示される。ここでは、
他の図示及び説明された実施形態と対照的に、レバーアームL0はハウジング(
1)の中に配置されず、滑動装置(2)の中に配置される。しかし、ここでも、
十分な長さのレバーアームL0を作り出すという本発明の基本原理が使用される
。レバーアームL0は、周囲のハウジング(1)から妨害相互作用を受けること
なく、通路(6)を通るコード(4)によって適用されることができる。これは
、先ず、滑動面P1の法線に関して角度αを有する第1の貫通孔(6B)を配置
し、次に、第1の貫通孔の開口を、ハウジング(1)の上面1Uと実質的に同じ
平面P2の中に配置することによって達成される。滑動運動を制御するため、滑
動装置(2)は突出エッジ(71、72)を配置される。突出エッジはハウジン
グ(1)内の対応する窪みの中へ嵌合する。グリップ可能部分(20)が統合様
式でハウジング(1)へ取り付けられる。その機能は、前述した機能と同じであ
るが、ここでは、運動を生じるのは滑動部分(2)であり、その相互作用エッジ
(14)はコード(4)に力を加えて、それがハウジングの相互作用エッジ(9
)に対して固定されるようにする。
【0033】 図19及び図20には、本発明に従った更なるコード固定装置が示され、この
コード固定装置は、靴紐の固定又は類似のアプリケーションに特に適している。
図15及び図16とは対照的に、この装置は、滑動装置(2)の中に配置された
能動レバーアームL0を有する。管状のハウジング(1)が存在し、このハウジ
ングは円形通路(3)を配置され、円形通路(3)はハウジング(1)を通って
長手方向に伸びる。通路(3)は偏心的に配置され、ハウジングCHの中心線は
通路(3)の中心CPに関して平行であるが中心をそれており、開口/スリット
(1E)はハウジング(1)の側面の1つに沿って形成される。通路(3)の中
心線CPは、上端(1F)と通路(3)の底部との間の高さHが円形通路(3)
の半径Rよりも実質的に大きくなるように配置される。この設計のおかげで、通
路(3)と同じ半径Rを有する滑動装置(2)は、通路(3)の中に保持される
が、その中を滑ることができる。ハウジング(1)の底部には、スロット状開口
(1E)に対向して、ハウジング(1)の対照線SLの各々の側に第2の貫通孔
(6C、6CII)が設けられる。ハウジングの中心には、貫通孔(6C
6CII)の間に、長方形通路(1G)が配置される。2つの滑動装置(2
II)が存在する。左手の滑動装置(2)は、その左手部分に第1の貫通孔
(6B)を配置される。この滑動装置のこの半分では、滑動装置(2)の断
面形状は円形である。右側では、断面形状は半円形であり、長方形貫通孔(2G )を含む。右側の滑動装置(2II)も、円形断面の半分、及び半円形断面の
他の半分を有する。外側部分は、円形断面形状を有し、その中に第1の貫通孔(
6BII)が配置される。半円形部分の中には、長方形通路(2GII)が配置
される。2つの滑動装置(2、2II)は、ハウジングのそれぞれの側から通
路(3)の中へ押し込まれることができる。それらは、半円形部分が最初に通路
の中へ入るように導入され、2つの半円形部分が重なって、ハウジングの通路(
1G)と連続通路(2G、2GII)を形成するように配置される。更に、こ
の配置で、2つの異なった通路(6、6II)が、それらを通してコードを導
入するように開放される。コード端(4C、4CII)は、最初に各々の第1
の貫通孔(6B、6BII)へ通され、その後で各々の第2の貫通孔(6C 、6CII)へ通され、その後でループへ形成されて、ハウジングの長方形通路
(1G)へ再び導入され、その後で第1の滑動装置(2)の長方形通路(2G )へ通され、最後に第2の滑動装置の長方形通路(2GII)へ通される。そ
の後で、図19に示されるコード固定装置が実現される。このコード固定装置は
、図15及び図16に関連して説明した様式と同じ様式で機能する。即ち、ルー
プ端(4B、4BII)の部分を引っ張ることによって、滑動装置(2、2 II )を通って突き出るコード端に張力S1、S2が生じる。これは第1及び第
2の貫通孔のエッジの間に固定相互作用を生じる結果となる。固定作用を解放す
るためには、滑動装置(2、2II)を一緒に押すだけでよく、それによって
、通路(6、6II)が開放される。
【0034】 本発明は、前述した実施形態によって限定されず、請求の範囲内で変更されて
よい。例えば、本発明に従ったコード固定装置は、任意の種類の可撓性コード状
物体、例えば、革紐、スチールワイヤ、リボン、布などと一緒に使用されてよい
こと、及び多くの異なった種類の材料を使用して、コード固定装置を製造してよ
いことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従ったコード固定装置の第1の実施形態を示す。
【図2】 図2は、非作動位置における図1の実施形態の原理を示す断面図である。
【図3】 図3は、作動位置における図2と同様の実施形態の原理を示す断面図である。
【図4】 図4は、本発明に従った第2の実施形態を示す。
【図5】 図5は、図4に従った非組立実施形態の断面図を示す。
【図6】 図6は、作動モードにおける本発明の第3の実施形態を示す。
【図7】 図7は、非作動モードにおける図6の実施形態を示す。
【図8】 図8は、本発明に従った第4の実施形態を示す。
【図9】 図9は、図8とは反対の側から見た第4の実施形態を示す。
【図10】 図10は、図4の組み立てられた装置を上方から見た図である
【図11】 図11は、本発明に従ってグリップ可能部分を配置する代替の可能な図を示す
【図12】 図12は、本発明へグリップ可能部分を配置する他の代替の実施形態を示す。
【図13】 図13は、本発明に従った固定装置の第5の実施形態を示す。
【図14】 図14は、図4に示される実施形態の変更された設計の断面図を示す。
【図15】 図15は、本発明に従った装置の第6の実施形態を示す。
【図16】 図16は、図15に示される装置の断面図を示す。
【図17】 図17は、本発明に従った第7の実施形態を示す。
【図18】 図18は、図17に示される実施形態の断面図を示す。
【図19】 図19は、本発明に従った装置の第8の実施形態を示す。
【図20】 図20は、非組立モードにおける図19に従った装置を示す。
【図21】 図21は、図19に従った装置の断面図を示す。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月1日(2001.6.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項14
【補正方法】変更
【補正の内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのハウジング(1)及び少なくとも1つの滑
    動装置(2)を含み、前記滑動装置(2)は、前記ハウジングの中で滑るように
    配置され、前記ハウジング(1)の少なくとも1つの壁部分(1A)は、第1の
    貫通孔(6B)を有し、前記滑動装置(2)は第2の貫通孔(6C)を有し、前
    記第1及び第2の貫通孔(6B、6C)はコード(4)の通路(6)を形成し、
    前記第1及び第2の貫通孔(6B、6C)は、コード固定装置の中で前記コード
    (4)を固定するため相互に作用する第1及び第2の固定エッジ(9、14)を
    提供するコード固定装置であって、 前記コード(4)の第1の外側部分(4A)へ加えられる力(S1)に関連し
    た順応性相互作用を生じさせて前記コード(4)を固定するため、自由に協力し
    合う十分な長さ(L1)のレバーアーム(L0)を提供するように前記貫通孔の
    1つが配置されていることを特徴とするコード固定装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の貫通孔(6B)の前記レバーアーム(L0)が前
    記ハウジングの中に配置され、好ましくは、前記貫通孔(6B)の深さ(L1)
    が前記第2の貫通孔(6C)の深さ(L2)よりも大きく、更に好ましくは、L
    1がL2よりも1.2〜50倍大きく、更に好ましくは、L1がL2よりも少な
    くとも2倍大きいことを特徴とする、請求項1に記載のコード固定装置。
  3. 【請求項3】 前記レバーアーム(L0)を与える貫通孔(6B)の中心線
    (C1)が、ハウジング(1)の滑動面(1C)を含む平面(P1)に関して横
    断方向へ伸び、前記滑動面(1C)は前記固定部分(2A)の滑動面(2C)と
    相互に作用し、前記平面(P1)の法線(N1)及び前記中心線(C1)は、0
    ゜〜80゜、好ましくは10゜〜60゜、更に好ましくは20゜〜50゜の角度
    (α)を形成することを特徴とする、請求項1又は2に記載のコード固定装置。
  4. 【請求項4】 前記固定部分(2A)が、実質的に、単に2つの反対方向、
    即ち、1つは解放方向(R)、1つは固定方向(S)へ動かされるように、前記
    ハウジング(1)の中で滑動可能に配置され、前記方向は前記法線(N1)及び
    前記中心線(C1)を含む平面と実質的に平行であることを特徴とする、請求項
    3に記載のコード固定装置。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングが第3の貫通孔(6D)を含み、前記第3の
    貫通孔もコード(4)のために前記通路(6)の一部分を形成し、前記第2の貫
    通孔(6D)は、第4の固定エッジ(10)と相互に作用する第3の固定エッジ
    (13)を提供することを特徴とする、請求項2に記載のコード固定装置。
  6. 【請求項6】 前記第4の固定エッジ(10)が、前記第2の固定エッジ(
    9)を提供する貫通孔(6C)と同じ貫通孔によって提供され、好ましくは、前
    記第2及び第4の固定エッジ(9、10)が、前記第2の貫通孔(6C)の中心
    線(C2)の同じ側で提供されることを特徴とする、請求項5に記載のコード固
    定装置。
  7. 【請求項7】 前記滑動装置(2)が力適用部分(2B)を含み、前記力適
    用部分(2B)は、前記ハウジング(1)の外側に伸びてグリップ可能部分(2
    0)と直接又は間接的に(2D)相互接続されることを特徴とする、請求項1に
    記載のコード固定装置。
  8. 【請求項8】 前記力適用部分(2B)が、実質的に、前記法線(N1)及
    び前記中心線(C1)と同じ平面に配置され、また第1の貫通孔(6B)に関し
    て、固定方向(S)に向けられた側へ配置されることを特徴とする、請求項3又
    は7に記載のコード固定装置。
  9. 【請求項9】 2つの滑動装置(2、2II)が統合されて1つの単一部
    品(7)を形成し、2つのハウジング(1、1II)が前記単一部品(7)の
    上で滑動するように配置されることを特徴とする、請求項1に記載のコード固定
    装置。
  10. 【請求項10】 前記単一部品(7)が、各々の端に隣接して、それぞれ1
    つのコード端を保持する開口(70、71)を設けられていることを特徴とする
    、請求項8に記載のコード固定装置。
  11. 【請求項11】 前記自由に協力し合うレバーアーム(L0)が前記滑動装
    置(2)の中に配置され、前記コード(4)の前記第1の外側部分(4A)に対
    する前記第1の貫通孔(6B)の開口が、ハウジング(1)の周囲の外面と同じ
    レベル又はそれより高いレベルに配置され、また少なくとも、前記外側コード部
    分(4A)が前記適用された力(S1)によって引っ張られることを意図された
    方向に配置されることを特徴とする、請求項1に記載のコード固定装置。
  12. 【請求項12】 2つのハウジング(1、1II)が1つの単一部品へ統
    合され、2つの滑動装置(2、2II)が前記単一部品の中で滑動するように
    配置されることを特徴とする、請求項1又は11に記載のコード固定装置。
  13. 【請求項13】 前記単一部品が、その中央に隣接して、1つ又は複数のコ
    ード端を保持する少なくとも1つの開口を設けられることを特徴とする、請求項
    11に記載のコード固定装置。
  14. 【請求項14】 滑動装置(2)を強制するため前記非弾性部材が使用され
    ることを特徴とする、請求項1に記載のコード固定装置。
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