JP2002537675A - 移動通信システムにおける近似mmseベースのチャネル推定器 - Google Patents

移動通信システムにおける近似mmseベースのチャネル推定器

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JP2002537675A
JP2002537675A JP2000599150A JP2000599150A JP2002537675A JP 2002537675 A JP2002537675 A JP 2002537675A JP 2000599150 A JP2000599150 A JP 2000599150A JP 2000599150 A JP2000599150 A JP 2000599150A JP 2002537675 A JP2002537675 A JP 2002537675A
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ベニート リンドフ,
クリステル エステベルイ,
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テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
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Abstract

(57)【要約】 移動通信システム中でチャネル推定が行われる。計算負荷を軽減するため、したがって電力消費を削減するために、多項式を用いて、最小二乗誤差(MMSE)ベースのチャネル推定量の近似値をドップラー変動およびSIR変動に関して得る。ルックアップ・テーブルを用いて、この多項式のための係数を供給する。本発明の別の態様では、この多項式のための係数自体の近似値を、第2の多項式によって得ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (背景) 本発明は、移動通信システムにおけるチャネル推定に関し、より詳細には、よ
り低い計算強度でチャネル推定を行うための方法および装置に関する。
【0002】 移動無線テレフォニーは、とりわけ、基地局(BS)と移動局(MS)の間で
送信される無線信号のマルチパス伝搬を特徴とする。異なる送信信号の波が受信
側のアンテナに到達するまでに異なるパスをたどる場合があるため、波の中には
、他の波よりも後で受信側に受信されるものもある。この場合、得られる受信信
号は、1つまたは複数の送信信号エコーを含む。信号中の送信情報がディジタル
・シンボルを含むときは、これらのエコーは符号間干渉(ISI)と呼ばれる。
ISIは、受信信号の情報コンテンツを決定する受信側の能力に悪影響を及ぼす
【0003】 受信信号のISIを低減または除去するために、受信側で等化器を使用するこ
とが知られている。これについて、異なるユーザに関連する信号の間を識別する
符号分割多元接続(CDMA)技術を利用するシステムに関してさらに述べるこ
とにする。ただし、CDMAは、RAKE受信機または等化器を採用してマルチ
パス伝搬の問題に対処する無線システムの、多くの可能な例のうちの1つでしか
ない(例えば時分割多元接続すなわち「TDMA」がそうした別の例である)こ
とを理解されたい。
【0004】 CDMAシステムにおける基本概念は、異なるユーザ、基地局、およびサービ
スを、固有の拡散系列/拡散符号によって分離するものである。あるタイプのC
DMAシステムでは、送信される情報データ・ストリームを、シグネチャ系列ま
たは拡散系列と呼ばれる、よりずっと高レートのデータ・ストリームに加える。
通常、シグネチャ系列データは2進であり、したがってビット・ストリームを形
成する。このシグネチャ系列を生成する方式の1つは、擬似雑音(PN)プロセ
スによるものであり、擬似雑音は、ランダムにみえるが、認可された受信側によ
って再現することができる。情報データ・ストリームと高ビット・レートのシグ
ネチャ系列ストリームの2進数値が+1または−1で表されると仮定した場合、
この2つのビット・ストリームは、掛け合わせることによって結合される。この
ようにより高いビット・レートの信号をより低いビット・レートのデータ・スト
リームと結合することは、情報データ・ストリーム信号の拡散と呼ばれる。各情
報データ・ストリームまたはチャネルには、固有のシグネチャ系列が割り振られ
る。
【0005】 例えば2相位相シフト・キーイング(BPSK)を用いて、複数の拡散情報信
号が1つの無線周波搬送波を変調すれば、これらは受信側で合成信号となって共
に受信される。各拡散信号は、周波数と時間の両方で、他のすべての拡散信号や
雑音信号と部分的に重なることになる。受信側が認可されている場合は、合成信
号は固有のシグネチャ系列のうちの1つと相関され、対応する情報信号が分離お
よび逆拡散できる。4相位相シフト・キーイング(QPSK)変調を用いる場合
は、シグネチャ系列は、複素数(実部と虚部を有する)からなる場合があり、こ
れらの実部と虚部を用いて、2つの搬送波のそれぞれを同じ周波数で、ただし位
相を相対的に90度ずらして変調する。
【0006】 従来、1ビットの情報を表すのに1つのシグネチャ系列が用いられる。送信さ
れた系列またはその補数を受信することは、その情報ビットが+1かそれとも−
1かを示し、「0」または「1」で表されることもある。シグネチャ系列は通常
、N個のビットを含み、シグネチャ系列の各ビットは「チップ」と呼ばれる。N
個のチップの系列全体、またはその補数は、送信シンボルと呼ばれる。RAKE
受信機などの従来の受信機は、受信信号を既知のシグネチャ系列の複素共役と相
関させて相関値を出す。大きな正の相関が得られたときは「0」が検出され、大
きな負の相関が得られたときは「1」が検出される。
【0007】 この場合、拡散符号のレート(普通、チップ・レートと呼ばれる)は、情報シ
ンボル・レートよりも大きいことを理解されたい。符号レートを情報シンボル・
レートで割ったものは、拡散率(Sf)と呼ばれる。異なる拡散符号で分離された
複数のユーザの伝送を伴うシステムでは、これらのユーザを分離する符号はロン
グ・コードと呼ばれる。受信側で、用いられる符号のうちの1つの共役に合成信
号を相関させることにより、対応するユーザ情報が再現され、他のユーザに関係
する信号は雑音となる。
【0008】 移動無線チャネルにおけるマルチパス特性を克服するためには、RAKE受信
機およびレイ・サーチャが、IMT2000の名のもとに標準化されている広帯
域符号分割多元接続(W−CDMA)技術のための主要な2つのユニットである
。(例えばIMT−2000 Study Committee Air−in
terface WG、SWG2、「Volume3 Specificati
ons of Air−interface for 3GMobile Sy
stem」、Ver.0−3.1、1997年12月参照。)図1に例示的なR
AKE受信機を示す。簡潔に言えば、RAKEに伴う基本的な概念は、入力され
た無線信号の適切なマルチパス成分のそれぞれを、いくぶん単純な受信機に同期
させることである(例えばJ.G.Proakis、Digital Comm
unications、McGraw−Hill、1983年参照)。この単純
な受信機は、しばしばRAKEフィンガを配列したものと言われる。図1の例示
的な受信機中には、6つのRAKEフィンガ101が示されている。異なるマル
チパス成分は、合理的に相関が解除されると仮定される。この仮定が有効であり
、十分な数のフィンガが使用されるとき、最高のフィンガ結合率により、性能の
よい極めて単純な受信機技術がもたらされる。
【0009】 チャネル推定の概観 図2に、例示的なW−CDMA方式の物理チャネル用のフレーム構造全体を示
す。送信ベース・バンド信号si,j,kは、以下の式によって得られる。
【0010】
【数1】 上式で、ci,j,kは、複素拡散系列であり、uj,kは、スロットk中のj番目の複素
シンボルを表す。上の表記法により、シンボルjおよびスロットk中のチップi
に対する当該の信号が得られ、この場合、i=0,1,...Si−1およびj
=0,1,...Ns−1である。拡散率はSfによって得られ、Nsはスロット
ごとのシンボル数である。W−CDMAシステムでは、チップ・レートは毎秒4
.096e6チップ(cbps)であり、以下のとおりである。
【0011】
【数2】
【0012】 ロング・コードは、フレームごとに周期的に繰り返される。コヒーレント受信
機を得るには、スロットk-nB中の各シンボルjについてチャネル・コラプション
^ j,k-nB(振幅および位相の)を推定する必要がある。マルチパス成分の到着
時間が異なるので、チャネル・コラプションは、それに応じてマルチパス成分ご
とに異なる。最大比合成法(MRC)を行うために、RAKEフィンガ101に
同期させるマルチパス成分ごとにチャネル・コラプションを推定する必要がある
。チャネル推定手順の第1ステップは、スロットごとの一次チャネル推定値h~ k を得ることである。次いで、m個の連続した一次チャネル推定値に基づいて、ス
ロットk-nB中の各シンボルjについてのチャネル推定値h^ j,k-nBが得られ、こ
の場合、m≧nBである。パラメータnBは、バッファに入れられるスロットの数で
ある。マルチパス成分におけるチャネル特性の分布は、環境に依存し、例えばレ
イリー分布される可能性がある。連続した一次チャネル推定値の振幅および位相
の変動は、一方ではレイリー分布に依存し、他方ではドップラー周波数に依存す
る。
【0013】 RAKE受信機の、ある例示的なフィンガ101に関する原理ブロックを図3
に示す。この動作の概観として、RAKEフィンガ101は、拡散符号の相関、
シンボルにわたる積分、およびアプリオリに(予め)知られたパイロット・シン
ボルを用いたチャネル推定を行う。次いで、このチャネル推定を用いてチャネル
ひずみを補償する。このRAKEフィンガ101の動作について、次により詳細
に述べる。
【0014】 W−CDMAシステムにおける受信信号は、以下のとおりである。
【0015】
【数3】 上式で、ni,j,kは、複素数値の加法性白色ガウス雑音(AWGN)として分散N0 で変調された干渉である。逆拡散済み受信信号は、以下のとおりである。
【0016】
【数4】
【0017】 各RAKEフィンガ101中で、受信信号は、対応するパス遅延と整合される
が、共役符号c* i,j,kを掛けることによって逆拡散される。図3の例示的な実施
形態では、これは、第1の乗算器401によって行われる。次いで、第1の積分
デバイス403が、シンボルにわたる後続の積分を行って受信シンボルrj,kを出
すが、この場合n~ j,kもまた、分散N0/Sfの白色ガウス雑音と考えられる。それに
応じて、雑音は、ni,j,kと比較して率Sfで抑制される。W−CDMAシステムで
は、各スロット中の最初のNp個のシンボルは、アプリオリに知られたパイロット
・シンボルである。これらNp個のシンボルは、例えばスイッチ405によって、
第2の乗算器407にルーティングされる。第2の乗算器407は、受け取った
パイロット・シンボルに、アプリオリに知られた共役のパイロット・シンボルuj ,k * を掛ける。この乗算によって得られた積は、次いで第2の積分デバイス40
9に供給され、第2の積分デバイス409は、スロットkに対する一次チャネル
推定値h~ kを生成する。数学的には、以下の式として理解される。
【0018】
【数5】
【0019】 式(4)における雑音に関して上に述べたのと同様の理由で、n^ kは、N0/(Np ・Sf)で得られる分散の白色ガウス雑音と考えられる。
【0020】 複数の一次チャネル推定値を用いて、一次結合によってスロットk-nB中のシン
ボルjに対するチャネル推定値h^ j,k-nBを得る、精密なチャネル推定器411を考
えてみる。
【0021】
【数6】 上式で、nBはバッファに入れるスロットの数である。ベクトルGjは、シンボルj
に対する精密なチャネル推定値に関連するm個のフィルタ係数のベクトルであり
、以下のとおりである。
【0022】
【数7】 H~は、m個のスロットからの一次チャネル推定値のベクトルである。
【0023】
【数8】
【0024】 フィルタ係数Gjは、以下の平均二乗誤差を最小限に抑える。
【0025】
【数9】 上式で、E{}は、周知の期待値関数である。
【0026】 これにより、hj,k-nBの最小平均二乗誤差(MMSE)推定量が以下の条件を
満たすことになる。
【0027】
【数10】 上式で、H~Hは、行列H~のHermetian転置を示す(Louis L.S
charf、Statistical Signal Processing,
Detection,Estimation,and Time Series
Analysis、Addison Wesley 19038、1991年
参照)。この条件は、以下のように書き換えることもできる。
【0028】
【数11】 上式で、Rhh~は、スロットk-nB中のシンボルjに対するチャネルとm個の一次チ
ャネル推定値との間の相互共分散であり、Rh~h~は、m個の一次チャネル推定値
すべての間の相互共分散である。フィルタ係数Gjは、以下の式によって得られる
【0029】
【数12】
【0030】 さらに説明する助けとするために、位置決め関数p(j,k)を以下のように定義す
る。
【0031】
【数13】 上式で、Tsは、スロットk中のシンボルjの継続時間である。また、チャネルに
おける時間相関ρ(Δt)が、チャネルがどれだけ速く変動するかを決定する。
チャネルhj,kの電力スペクトル密度がジェイクス・モデルによって得られると仮
定すると(W.C.Jakes、Microwave Mobile Comm
unications、IEEE Press、1974年参照)、以下のよう
になる。
【0032】
【数14】 上式で、j0(2πfdΔt)は、第1種0次のベッセル関数であり、fdはドップラー
周波数である。相関関数中で位置決め関数を用いると、以下のようになる。
【0033】
【数15】
【0034】 さらに、Rh~h~は、以下の式によって得られる。
【0035】
【数16】 上式で、|h ̄|2は、チャネルの平均電力であり、N0は、干渉の平均分散である
。この場合、信号ごとの平均信号対干渉比(SIR)が、以下のように定義され
る。
【0036】
【数17】
【0037】 この場合、RAKEフィンガ101が機能するには、精密なチャネル推定器4
11がフィルタ係数Gjを決定する必要があることがわかる。しかし、フィルタ係
数を式(12)に従って直接に計算するこの直接的な手法では、受信機に大きな
計算負荷が課される。これは、式(6)で用いたフィルタ係数Gjをスロットごと
に更新する必要があることとあいまって、式(12)に示すような行列反転を行
う必要があるからである。したがって、計算の集中がより少ない方式でチャネル
推定値を決定することのできる技術および装置が必要とされている。
【0038】 (概要) したがって、本発明の目的は、従来技術によって課される煩わしい計算負荷な
しにチャネル推定値を決定することのできる技術および装置を提供することであ
る。
【0039】 本発明の一態様によれば、前述の目的および他の目的は、受信機中で通信チャ
ネル推定値を決定するための方法および装置において達成され、多項式を用いて
近似フィルタ係数のセットを決定する。次いで、近似フィルタ係数を用いて通信
チャネル推定値を決定する。
【0040】 本発明の別の態様では、多項式係数のセットを少なくとも1つ記憶した多項式
係数テーブルへのアドレスを供給することにより、多項式に対する多項式係数を
決定する。次いで、多項式係数テーブルの出力に供給された多項式係数を、多項
式のための多項式係数として用いる。
【0041】 アドレスは、その少なくとも一部を、受信信号のドップラー周波数の値から導
き出すことができる。いくつかの実施形態では、これは、ドップラー周波数の値
を量子化し、量子化したドップラー周波数の値をアドレスとして用いることを含
むことがある。
【0042】 本発明の他の態様では、第2の多項式を用いて近似多項式係数のセットを決定
することにより、多項式のための多項式係数を決定することができる。次いで、
近似多項式係数を、近似フィルタ係数のセットを決定するのに用いられる多項式
の一部として用いる。
【0043】 本発明の別の態様では、近似フィルタ係数のセットを決定するのに用いる多項
式は、受信信号の信号対干渉比の関数であり、受信信号のドップラー周波数の関
数である。
【0044】 本発明の目的および利点は、図面を参照しながら以下の詳細な説明を読めば理
解されるであろう。
【0045】 (詳細な説明) 次に、図面を参照しながら本発明の様々な特徴を述べるが、図面では、同じ部
分は同じ参照文字で識別する。
【0046】 以下の記述では、様々なデバイスやユニットなどに言及する。このようなデバ
イスやユニットなどのすべてまたはいずれかは、汎用プロセッサを制御するため
のコンピュータ可読記憶媒体(例えば様々なタイプの磁気記憶媒体および光学記
憶媒体)に記憶されたプログラム命令の適したセットによる実装、ならびに特別
に設計された専用ハードウェア・コンポーネントによる実装を含め、いくつかの
周知の技術のいずれにも実装できることを理解されたい。以下の図および考察の
範囲には、このような実施形態のいずれかおよびすべて、ならびにそれらの組合
せが含まれるものとする。
【0047】 式(6)からわかるように、フィルタGjは(m,nB)を特徴とし、mは、用いら
れる一次チャネル推定値の数であり、nBは、バッファに入れられるスロットの数
である。式(12)における直接的な計算に必要とされる計算負荷(主として行
列反転)を回避することが望ましい。計算上の厳しい負荷を決定する問題の1つ
は、式(6)で用いるフィルタ係数Gjをスロットごとに更新する必要があること
である。このことは、最高SIRを有するパスをスロットごとにRAKE受信機
中で用いる必要があることに基づく。レイリー・フェージング・チャネルにおい
て、スロットk-nB中のシンボルjに対し、Gj中の対応するフィルタ係数[gk-m,.
..,gk-1,gk]を様々なSIRおよび速度(v)の値(キロメートル/時で測定さ
れる)にわたって決定したが、この結果を図4のグラフに示す。この分析は、個
々のフィルタ係数の値が、SIRの変動に対するよりもずっと大きくfdの変動に
対して変動することを示している。
【0048】 したがって、本発明の一態様によれば、式(6)で用いるフィルタ係数の近似
値を、以下の式によって得られるg^ xで得る。
【0049】
【数18】 上式で、k−m≦x≦kである。多項式g^ xは、最小二乗の意味で、次数Nであ
り、データg^ x=gxに適合する。このような多項式近似をどのように決定するかは
、当業者なら容易に理解するであろう。多項式の次数Nは、性能および実装の面
から選択すべきである。しかし、一次チャネル推定値の数mと多項式の次数Nは
両方とも、ドップラー周波数fdおよびSIR推定値の関数とすることもできる。
ドップラー周波数fdにはどんな値を割り当てることもできると考えると、N≦η
≦0とした場合の多項式係数α(x,fd(λ))ηは、以下の式によって得られる、限
られた数のfd(λ)に対してしか有効でない。
【0050】
【数19】 上式で、0≦λ≦qであり、0≦φ≦2q+1とした場合のfd(vφ)が、対応
する速度vφに対するドップラー周波数である。量子化レベルの数qと、一様分
布および非一様分布の量子化の間隔は、性能および実装の面から選択すべきであ
る。
【0051】 図5に、本発明のこの態様による例示的なチャネル推定器を含むRAKEフィ
ンガのブロック図を示す。第1の乗算器401、第1の積分デバイス403、ス
イッチ405、第2の乗算器407、および第2の積分デバイス409が、図3
に関して先に述べたように動作する。したがって、これらの要素についてはここ
で繰り返し論じる必要はない。チャネル推定値を生成するためにドップラー推定
器601が備わっており、これは、周知の技術を用いて、受信信号rj,kおよび/
または一次チャネル推定値hkに基づいてドップラー周波数を決定する。次いで、
ドップラー周波数fdは、量子化デバイス603に供給されるが、この量子化デバ
イス603の動作は、式(19)によって記述される。次いで、量子化されたド
ップラー周波数f^ d(λ)は、アドレスの少なくとも一部として用いられるように
多項式係数テーブル605に供給される。多項式係数テーブル605は、その出
力において、N+1個の係数、α(x,f^ dN,...α(x,f^ d0を生成し、これらは
多項式近似ユニット607に供給される。アドレスは、量子化されたドップラー
周波数f^ d(λ)からその一部が導き出されるのに加えて、さらに、近似フィルタ
係数のどれが生成されるかについてのインジケータから、またさらに、精密なチ
ャネル推定値がどのシンボルに対するものかを識別するインデックスjから導き
出されるのが好ましい。
【0052】 受信信号rj,kおよび/または一次チャネル推定値h^ kに基づいてSIRの推定
値を生成するために、SIR推定器609もまた設けられている。SIR推定器
609は、周知の技術に従って動作し、ここで詳細に述べる必要はない。推定さ
れたSIRの値は、多項式近似ユニット607に供給される。
【0053】 多項式近似ユニット607は、式(18)に従って動作して近似フィルタ係数
g^ k-m,...g^ kを生成し、これらの近似フィルタ係数は、精密なチャネル推定器フ
ィルタ611に供給される。精密なチャネル推定器フィルタ611もまた、第2
の積分デバイス409から一次チャネル推定値h^ kを受け取り、式(6)に従っ
て動作してチャネル推定値h^ j,k-nBを生成する。このチャネル推定値は、その
複素共役612に変えられた後で、チャネル・コラプションを補償するために受
信信号情報(バッファ613に記憶されていたもの)を乗算(例えば乗算器61
5で)するのに用いられ、その後、この受信信号情報は、他のRAKEフィンガ
からの補償済み信号情報と結合される。
【0054】 ドップラー周波数fdの量子化および後続のテーブル・ルックアップ動作に代え
て、多項式係数α(x,fd)η自体の近似値を、以下の第2の多項式で得ることもで
きる。
【0055】
【数20】 上式で、α^(x,fd)ηは、最小二乗の意味で、データα^(x,fd)η≒α(x,fd)η に適合する次数zの多項式である。このような多項式近似をどのように決定する
かは、当業者なら容易に理解するであろう。この場合、多項式の次数zは、性能
および実装の面から選択すべきである。
【0056】 図6に、この代替実施形態のブロック図を示す。第1の乗算器401、第1の
積分デバイス403、スイッチ405、第2の乗算器407、第2の積分デバイ
ス409、ドップラー推定器601、SIR推定器609、多項式近似ユニット
707、精密なチャネル推定器フィルタ611、および乗算器615が、図5に
関して先に述べたように動作し、したがって、ここで考察を繰り返す必要はない
。図5に示した量子化デバイス603および多項式係数テーブル605の代わり
に、この代替実施形態では、多項式係数テーブル701および係数ジェネレータ
703を利用する。多項式係数テーブル701は、係数ジェネレータ703に供
給される係数β(x,j)z,...β(x,j)0をその中に記憶している。多項式係数テ
ーブル701へのアドレスは、近似フィルタ係数のどれが生成されるかについて
のインジケータから、さらに、精密なチャネル推定値がどのシンボルに対するも
のかを識別するインデックスjから導き出されることが望ましい。
【0057】 係数ジェネレータ703はまた、ドップラー推定器601から推定ドップラー
周波数fdも受け取り、式(20)に従って動作して推定係数α^(x,fd)N,...α^(
x,fd)0を生成する。これらの推定係数は、多項式近似ユニット707に供給され
る。残りの量子化プロセスは、図5に関して先に述べたとおりである。
【0058】 本発明の他の代替実施形態では、MMSEに基づくチャネル推定の前述の近似
値の1つまたは複数を、等化器を使用する非スペクトル拡散多元接続(MA)シ
ステムに用いることもできる。式(3)と同様、非スペクトル拡散MAシステム
における受信信号は、以下のように記述することができる。
【0059】
【数21】 (例えばJ.G.Proakis、Digital Communicatio
ns、McGraw−Hill、1983年参照。)上式で、hi,j,kは、異なる
時間遅延τjの場合のスロットk中のシンボルjに対するチャネルであり、0≦
i≦L−1である。シンボルuj,kは、スロットk中の送信シンボルj−τiであ
る。式(5)と同様、スロットごとにL個の一次チャネル推定値が出される。そ
れに対応して、式(6)のh^ j,k-nBは、この場合、長さLのベクトルH^ j,k-nB
なる。同様に、Gjはサイズk×Lの行列になり、H~はサイズL×kの行列になり
、h^ kは長さLのベクトルH^ kになる。このように一般化することで、式(3)〜
(20)に関して先に述べた計算はまた、式(21)で述べた非スペクトル拡散
システム・モデルにも有効になる。
【0060】 図7に、非拡散MAシステム用の、等化器を使用する近似MMSEチャネル推
定器を示す。この実施形態は、非拡散MAシステムであることから生じる、一次
チャネル推定器801中および等化器803中の必然的な相違を除いては、図6
に示したものと同様であり、これは、精密なチャネル推定器フィルタ611によ
って用いられるフィルタ係数の近似値[gk-m,...,gk-1,gk]を得るのに多項式を
用いる点だけでなく、この多項式近似のための係数自体を係数ジェネレータ70
3中の多項式近似によって決定する点で同様である。当然、他の代替実施形態で
は、係数ジェネレータ703および多項式係数テーブル701を、図5に示すよ
うにして量子化デバイス603および多項式係数テーブル605で置き換えるこ
ともできる。
【0061】 本発明を特定の実施形態に関して述べた。しかし、本発明を、前述の好ましい
実施形態の形態以外の具体的な形態で実施することも可能であることは、当業者
には容易に明らかであろう。これは、本発明の趣旨を逸脱することなく行うこと
ができる。この好ましい実施形態は例示的なものにすぎず、どんな形でも限定的
なものと考えるべきではない。本発明の範囲は、上記の記述ではなく添付の特許
請求の範囲によって示し、この特許請求の範囲に収まるすべての変形および均等
物はそれに含まれるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 例示的なRAKE受信機のブロック図である。
【図2】 例示的なW−CDMA方式の物理チャネル用のフレーム構造全体を示す図であ
る。
【図3】 RAKE受信機の例示的なRAKEフィンガのブロック図である。
【図4】 様々な信号対干渉比および速度の値にわたる、スロットk-nB中のシンボルjに
対するGj中のフィルタ係数[gk−m,...,gk−1,gk]を示すグラフ
である。
【図5】 本発明の一態様による、例示的なチャネル推定器を含むRAKEフィンガのブ
ロック図である。
【図6】 本発明の一態様による、例示的なチャネル推定器を含むRAKEフィンガの代
替実施形態のブロック図である。
【図7】 本発明による、等化器を使用する非拡散MAシステム用の近似MMSEチャネ
ル推定器の別の代替実施形態のブロック図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年3月27日(2001.3.27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0037】 この場合、RAKEフィンガ101が機能するには、精密なチャネル推定器4
11がフィルタ係数Gを決定する必要があることがわかる。しかし、フィルタ
係数を式(12)に従って直接に計算するこの直接的な手法では、受信機に大き
な計算負荷が課される。これは、式(6)で用いたフィルタ係数Gjをスロット
ごとに更新する必要があることとあいまって、式(12)に示すような行列反転
を行う必要があるからである。したがって、計算の集中がより少ない方式でチャ
ネル推定値を決定することのできる技術および装置が必要とされている。 EP−A−0605955には、いくつかの一次チャネル推定値からチャネル
推定値を決定するための2つの代替技術が開示されている。一方の技術では、最
適インターポレータが提示されている。次いで、最適インターポレータを決定す
るために、計算が集中した6つのステップの技術が記述されている。 EP−A−0605955文書では、最適インターポレータの使用に含まれる
複雑さを認識し、代替形態として、多項式インターポレータが記述されている。
特に、この実施形態では、多項式曲線をIQ平面において一次チャネル推定値に
合わせる。得られる多項式は時間の関数であり、次いで、一次チャネル推定値の
間にある補間チャネル推定値を決定するのに用いられる。 Ohno K.他の「Wideband Coherent DS−CDMA
」、Proceedings of the Vehicular Techn
ology Conference、シカゴ、1995年7月25〜28日、v
ol.2、no.Conf.45,25July1995(1995−07−2
5)、779〜783ページ、IEEE(米国電気電子技術者協会)、ISBN
:0−7803−2743−8にも同様に、多項式インターポレータを用いてチ
ャネル推定値を決定することが記述されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0061】 本発明を特定の実施形態に関して述べた。しかし、本発明を、前述の好ましい
実施形態の形態以外の具体的な形態で実施することも可能であることは、当業者
には容易に明らかであろう。この好ましい実施形態は例示的なものにすぎず、ど
んな形でも限定的なものと考えるべきではない。本発明の範囲は、上記の記述で
はなく添付の特許請求の範囲によって示し、この特許請求の範囲に収まるすべて
の変形および均等物はそれに含まれるものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5K022 EE01 5K046 AA09 EE06 EE19 EE43 EE47 EE56 EF13 EF23 5K067 AA02 AA03 CC10 DD45 GG11 HH21

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信機中で通信チャネル推定値を決定する方法であって、 多項式を用いて近似フィルタ係数のセットを決定するステップと、 近似フィルタ係数を用いて通信チャネル推定値を決定するステップとを含む方
    法。
  2. 【請求項2】 多項式係数のセットを少なくとも1つ記憶した多項式係数テ
    ーブルへのアドレスを供給することにより、多項式のための多項式係数を決定す
    るステップと、 多項式係数テーブルの出力に供給された多項式係数を、多項式のための多項式
    係数として用いるステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 アドレスの少なくとも一部を受信信号のドップラー周波数の
    値から導き出すステップをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 受信信号のドップラー周波数の値からアドレスを導き出すス
    テップが、 ドップラー周波数の値を量子化するステップと、 量子化したドップラー周波数の値をアドレスとして用いるステップとを含む、
    請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 第2の多項式を用いて近似多項式係数のセットを決定するこ
    とにより、多項式のための多項式係数を決定するステップと、 近似多項式係数を、近似フィルタ係数のセットを決定するのに用いられる多項
    式の一部として用いるステップとをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 近似フィルタ係数のセットを決定するのに用いられる多項式
    が、受信信号の信号対干渉比と、受信信号のドップラー周波数との関数である、
    請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 多項式の次数が、受信信号のドップラー周波数の関数である
    、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 多項式の次数が、受信信号の信号対干渉比推定の関数である
    、請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 近似フィルタ係数のセットがm個の近似フィルタ係数を含み
    、mは受信信号のドップラー周波数の関数である、請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 近似フィルタ係数のセットがm個の近似フィルタ係数を含
    み、mは受信信号の信号対干渉比推定の関数である、請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 受信機中で通信チャネル推定値を決定するための装置であ
    って、 多項式を用いて近似フィルタ係数を決定する手段と、 近似フィルタ係数を用いて通信チャネル推定値を決定する手段とを備える装置
  12. 【請求項12】 多項式のための多項式係数を決定する手段をさらに含み、
    前記手段が、 多項式係数のセットを少なくとも1つ記憶した多項式係数テーブルと、 多項式係数テーブルへのアドレスを供給する手段と、 多項式係数テーブルの出力に供給された多項式係数を、多項式のための多項式
    係数として用いる手段とを備える、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 アドレスの少なくとも一部を受信信号のドップラー周波数
    の値から導き出す手段をさらに含む、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 受信信号のドップラー周波数の値からアドレスを導き出す
    手段が、 ドップラー周波数の値を量子化する手段と、 量子化したドップラー周波数の値をアドレスとして用いる手段とを備える、請
    求項13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 第2の多項式を用いて近似多項式係数のセットを決定する
    ことにより、多項式のための多項式係数を決定する手段と、 近似多項式係数を、近似フィルタ係数のセットを決定するのに用いられる多項
    式の一部として用いる手段とをさらに備える、請求項11に記載の装置。
  16. 【請求項16】 近似フィルタ係数のセットを決定するのに用いられる多項
    式が、受信信号の信号対干渉比と、受信信号のドップラー周波数との関数である
    、請求項11に記載の装置。
  17. 【請求項17】 多項式の次数が、受信信号のドップラー周波数の関数であ
    る、請求項11に記載の装置。
  18. 【請求項18】 多項式の次数が、受信信号の信号対干渉比推定の関数であ
    る、請求項11に記載の装置。
  19. 【請求項19】 近似フィルタ係数のセットがm個の近似フィルタ係数を含
    み、mは受信信号のドップラー周波数の関数である、請求項11に記載の装置。
  20. 【請求項20】 近似フィルタ係数のセットがm個の近似フィルタ係数を含
    み、mは受信信号の信号対干渉比推定の関数である、請求項11に記載の装置。
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