JP2002535675A - マイクロセンサハウジング - Google Patents

マイクロセンサハウジング

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Abstract

(57)【要約】 一端に少なくとも1つの入口と、他端に熱的性質センサとを有する構造体を備えるマイクロセンサハウジングである。対流遮蔽体が入口とセンサとの間に配置されている。標本採取した流体は、採取すべき流体を運ぶ通路からの入口内で受け取られる。流体の対流流れ線は対流遮蔽体により妨害されている。流体は遮蔽体とセンサとの間のキャビティ内に拡散される。該センサは拡散された流体の熱的性質を検出する。1つの好ましい遮蔽体がその周縁の周りに穴を有し、遮蔽体の連続的な中央部分がある距離にてセンサを覆う。流体を運ぶ通路は乱流の騒音を少なくし且つセンサハウジングへ且つセンサハウジングからの流体の搬送を助長することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【背景】 本発明は、流体センサ、特に、マイクロセンサに関する。より具体的には、本
発明は、かかるセンサハウジングに関する。マイクロセンサは、煩わしい包装上
の問題点がある。そのスペース及びコスト削減可能な小型であること(表面積及
び薄膜の厚さの点で)は、粒子による偶発的な衝撃の影響を受け易いマイクロセ
ンサとしている。固体の粒子は、センサのガス感知薄膜を破壊し、又は粘性の粒
子が薄く被覆されてもその熱伝導特性を変化させることになる。液体粒子は、再
蒸発後に、残留物が留まるならば、小さい固体と同一の作用を果たすであろう。
今日まで考えられ且つ具体化された解決策は、部分的にのみ保護するためのもの
であり、比較的短い有効寿命の後、詰まりを生ずるもの(図1aのスクリーン)
か、又は十分な保護効果を提供するものの、コスト高の機械加工及び組み立てを
必要とし、応答時間を許容し得ない程に増大させるもの(反らせ板)かの何れか
である。図1a及び図1b参照。 【0002】 これらの問題点は、かかる蒸気の制御又は回収工程に必要とされる流体蒸気の
マイクロセンサの開発に関して依然として懸念事項である。この問題点の原因は
、短い応答時間(例えば、1乃至3秒以下)及び約10年の有効寿命を実現する
という2つの相反する目標を満足させる必要性である。塵、蒸気ミスト/ガムの
残留物に対してセンサを十分に保護することは、二重又は三重のスクリーンにて
実現できるが、このことは、応答時間が所定の時間を十分に超える程度にまで長
くなることになる。挿入可能な2段の反らせ板(2つのDSをずらした形状のも
の、図1b参照)は、1.6mgの液滴に対して(このことは、スクリーンの場
合には当て嵌まらない)、更に、細かい液滴ジェットに対してさえ保護効果を提
供する(スクリーンでは不可能である)が、応答時間は15秒以上となる。 【0003】 流体の性質を感知する基本的アプローチを決定することは、重要で且つ必須の
ステップである。しかし、苛酷な環境においてでさえ、センサがその機能を迅速
に、敏感に且つ確実に果たすことを可能にする、センサハウジング又は包装体の
設計が少なくとも同程度に重要である。問題は、同様に、センサの長く且つ確実
な有効寿命が得られるように保護することを保証すべく設けられるであろうフィ
ルタ及び反らせ板が、応答時間を許容し得ない程に長くすることである。本発明
は、応答速度とセンサの保護との間の1つの解決策を提供し且つその両者の兼ね
合いを図るものである。 【0004】 【発明の概要】 当該包装体は、熱マイクロセンサの小さい1μm厚さの感知構造体を保護する
こと、及び強制的対流、乱流、塵、液滴及び/又は凝縮にさらされるにも拘らず
、迅速で且つ確実な作動を促進することの双方を可能にするものである。 【0005】 熱伝導率、比熱、又はその酸素要求量の誘導値、熱量値、圧縮係数又はオクタ
ン価のような流体(すなわち、ガス又は液体)の熱物理学的性質を感知するため
には、センサは、流体と接触し且つ上記の性質の僅かな変化を確実に感知する必
要がある。この感度は、低質量で、表面積対容積比が大きい加熱及び感知要素を
特徴とするセンサチップ自体の設計により提供される。長く且つ確実な作用を果
たすためには、塵又は液滴の付着に起因する干渉及び流れ(層状流、又は乱流)
に起因する干渉からセンサを保護することが必要となる。凝縮に対して保護する
ことは、センサが凝縮液体と接触した後、所定の短時間内でその感知性能を回復
し得るように設計されていることを意味する。迅速な応答は、センサチップ自体
が流体の性質の変化に迅速に応答する必要があること、及びセンサ包装体が強制
的対流又は乱流に起因する認識可能な熱的乱れを伴うことなく、「古い」流体試
料を迅速に搬送し且つ「新しい」試料と交換することを許容することが必要である
ことを意味する。 【0006】 流体の性質センサが応答時間、流れに対する非感受性、及び有効寿命に関する
特定のマイクロセンサの性能に合致するためには、設計者が所望のセンサ性能に
適合するように調節することのできる4つのパラメータ群の特徴は、センサチッ
プの設計及び性能、センサ包装体の対流型搬送部分の幾何学的形態、対流型障壁
の幾何学的形態及び拡散搬送部分の幾何学的形態を含む。 【0007】 この工具キットのパラメータの場合、苛酷な環境内での「迅速な応答性」「高
流れにおける作動可能性」及び「長い有効寿命という相反する性能の要求に適合
するため、マイクロセンサをマイクロ環境内で保護するため(熱物理的保護)の
設計に対する一般的且つ量的なガイドラインが存在する。これらは、塵負荷、偶
発的な凝縮、最大の流速及び乱流が平均的なものであることを特徴とし、その結
果、過剰な保護に起因して応答時間が遅いという従来からの問題点が生じている
。本発明の結果、性能の特定化(応答時間及び有効寿命)、及び環境条件の特徴
化が可能となり、包装したセンサが所望の性能及び有効寿命の仕様に適合するこ
とを可能にする、性質センサ及び流れセンサ双方のマイクロセンサ包装体が開発
された。 【0008】 提案されたアプローチは、図4c及び図4eに図示されている。単一段の反ら
せ板は、液体がセンサチップ付近に達するならば、側部を介して液体の流出を容
易にし得る形状とされている。この反らせ板は、チップの周りの領域を突出させ
ると共に、取り付け方向からの直接的な跳ね返りがチップに当たるのを防止する
一組みの同心状の穴を有するように機械加工する。このことは全ての側部からチ
ップへ流体が拡散状態でアクセスすることを許容しつつ、チップを保護する。 【0009】 要するに、マイクロセンサ用の開示したハウジングは、保護されたセンサの周
りに開口部が配置された単一段の同心状の反らせ板に基づく新たな環境的保護可
能な設計を特徴としている。このハウジングは、流体が拡散するのに必須ではな
いこれら空間を充填することにより(応答時間を短縮するため)、センサの周り
に不作用空間が残るのを最小にする。 【0010】 従来技術のスクリーン及び非同心状の反らせ板に比して本発明には有利な点が
ある。これは単一体として機械加工することができる。その反らせ板は機械加工
後に組み立てる必要はない。同心状の反らせ板の穴は詰まりを生ずる可能性を無
視し得る程度にするのに十分に大きい。応答時間は、従来の2段の非同心状反ら
せ板(図1bの2つのD字形ルーバをずらし且つ対向状態に配置したもの)の場
合よりも5乃至9倍、速くなる。外部の流れ方向に対するハウジングの方向が反
らせ板の効果に影響を与えることはない。このハウジングは機械加工が容易であ
り、何らの組み立てを必要とせず、反らせ板を全く備えない場合と比べてマイク
ロセンサの応答時間を殆ど長くすることはない。 【0011】 【実施の形態の説明】 センサハウジングすなわち包装体10は、強制的対流13が流体試料(塵及び
液滴を含む)14を遮蔽体12に搬送することができるように、センサ11に対
し「マイクロ環境的」遮蔽体すなわち反らせ板12を提供することにより苛酷な
環境に伴う問題点を解決する。次に、拡散が試料14を遮蔽体12とセンサ11
との間にて搬送する。図1aには、センサチップ11(その拡大断面図が図1c
に図示)、対流流れから保護するための全体的な障壁(スクリーンのような)遮
蔽体12の保護された位置と、センサ11に対する流体試料要素14を拡散領域
22内に搬送する状態とを示すハウジングの原理が示してある。図1bには、主
要な流れ16からのエアロゾルとセンサチップとの間の直接的な飛散線を防止す
る角度付きの経路に基づくセンサ11の障壁15と、センサ18を監視すべき流
体流に取り付ける付随的な6.35mm(1/4インチ)NPT接続具17とが
図示されている。 【0012】 設計18の理論的根拠は、2つの測定方法に基づくマイクロセンサの流れデー
タを示す、図2及び図3に図示した測定値から得たものである。同一のセンサを
使用して相違し且つ絶対的流れを感知し、これにより、ヒータは、別段の表示が
ない限り、約100℃の周囲温度以上の一定の温度にて作動するように制御され
る。図2aにおいて、流れ信号は、中央加熱要素の側面に接する2つの非励起型
(Pt薄膜レジスタ)感知要素の間の温度差から得られる。これら感知要素の全
ては、強制的対流により多かれ少なかれ影響を受ける。しかし、図3には、流れ
が約160L/時に増加する迄、約5mW±0.5%の低電力を消費するヒータ
の場合、この影響は遅れることが示してある。上記の流れの値は、内径(ID)
14mmのベンチェリノズルを使用した場合、28cm/秒に相当する。図3に
は、このヒータの電力は、図2及び図3にて、参照番号M、E、Nで表示したC
4、C26、N2に対するデータと比較したときの熱伝導率に比例することが示
してある。プロットしたヒータの電力Pは、ヒータの電力とkとの間の直線状の
関係にて、熱伝導率kを求めるために使用することができる。 【0013】 図1a乃至図1cに示したものと同一のチップ11の保護が得られるように、
28cm/秒(cm/s)の上記値以上の典型的な工業用ガス流の範囲となるよ
うにすることが必要とされる。その例は、次の通りである。1)ガス計への内径
19.05mm(3/4インチ)のパイプ内にて7.079m3(250ft3
/時のガスの場合、690cm/秒、レイノルズ数(Re)=9,117、2)
内径12.7mm(1/2インチ)のパイプ内にて37854.1m3(10g
al)/分の空気の場合、500cm/秒、Re=4,387、3)内径50.
8mm(2インチ)のパイプ内にて4kg/分の場合、2740cm/秒、Re
=96,585、4)内径12.7mm(1/2インチ)のパイプ内にて200
L/分の場合、2716cm/秒、Re=23,551である。これらの例は、
個別的で且つ関連しない用途に対するものであるが、乱流に関する何らかの全体
的な決定及びガイドラインを得ることができる。レイノルズ数(R=d・v・ρ
/η)の表示した値は、Re>2200の乱流範囲に属し、このため、その効果
が弱められない限り、流体の性質の測定中に生じる関連した干渉を予想すること
ができる。 【0014】 1つのガスから別のガス(典型的に、N2からAr又はCH4)に切り換えるる
間に、26.2cm/秒の線速度に相応する、内径18mm(0.71インチ)
のパイプ内で240L/時(約3785.41m3(約1ガロン)/分)の流れ
を保ちつつ且つセンサチップを図4dに示すように、パイプの中心から24mm
(0.94インチ)の距離に配置して、センサ信号の変化を記録することより応
答時間τ(63%)を測定することができ且つ実際に測定した。図5aに示すよ
うに、この条件下にて、流速に対して多少、逆比例して減少することが分かった
ため、従来の応答時間の測定値を得るためには、240L/時又は4L/分の値
とすることが必要であった。図5b及び図5cには、流量600L/時及び10
00L/時の影響がそれぞれ図示されている。異なるガスに対する拡散率の差か
ら予想されるように、図6a、図6b及び図6cには、ガスの組成はまた、応答
時間に影響を与えることが示してある。それぞれ0.53秒、0.94秒、3.
5秒にてN2からアルゴン、プロパン及びヘプタンのガスへ切り換えたとき、応
答時間は遅くなることが観察された。これらの増加は、その質量拡散率0.09
6、0.039及び0.016の逆数に略等しい率である。 【0015】 図4cに示した包装体の設計に対する応答時間の異なる部分を推定する迅速な
方法を開発するため、拡散、x2=2・D・tによる有効な搬送距離に対する古
典的な一次元的拡散等式から開始した。しかし、三次元的な場合の三次元的積分
アプローチに従うことなく、適用が容易な拡散視覚アプローチ法を開発した。こ
の方法は、障壁の断面19の開放部分の面積(合計穴面積)とセンサ11に向け
たキャビティの他端におけるキャビティ断面20との比を因数分解することから
成るものとした。流速に比例する応答時間の反復的部分と共に、図4a、図4b
、図4cにそれぞれ示したセンサの試験形態23、24及び10に対する応答時
間τを確認し且つ予想することができる。 【0016】 この提案されたアプローチは図4c、図4eに示してある。単一段の反らせ板
25は、液体がセンサチップ11に接近したならば、側部26を介して液体を流
出させるのを容易にし得るような形状とされている。第二に、この反らせ板には
、センサチップ11の周りの領域を突出させ且つ取り付け方向からの直接的な撥
ね返りがチップ11に当たるのを防止する、一組みの同心状の穴21を有するよ
うに機械加工する。また、反らせ板25は、また、流体が全ての側部からチップ
11に拡散状態にてアクセスするのを許容しつつ、チップを保護する。リング形
状の挿入体27は、チップ11の周りの不作動スペースを少なくし、この不作動
スペースは、エポキシ充填物により更に少なくすることができる。図4c及び図
4eに示すように、挿入体27は、約4.218mm(約0.170インチ)の
外径及び約3.302mm(約0.130インチ)の内径を有している。この挿
入体は、外径にて約1.143mm(約0.045インチ)の厚さ及び内径にて
約0.381mm(約0.015インチ)の厚さを有する。厚さの変化は、内径
から外径へ直線状の傾斜となり、反らせ板25に向けた傾斜面を有することにな
る。接続具17の入口64は、入口の長さに亙って半径19まで下方にテーパー
が付けられた半径65を有している。反らせ板25は、直径65の入口から距離
19の位置にある。幾つかの好ましい性能のためには、直径65と距離19との
比は、1に近く又は1以上である。 【0017】 反らせ板25は、僅かに湾曲し又は凸状である。この反らせ板は、流れの対流
線13の障壁である。障壁12、25は、対流流れ線13を妨害する。障壁すな
わち反らせ板12、25の後にて、反らせ板とセンサの間で流体22の拡散が搬
送作用を受け持つ。反らせ板25、12は、センサ11からの流体の対流を保つ
。反らせ板25、12とセンサ11との間にてブラウン運動が生ずる。図8bに
示した液滴39の試験は、ガスにも当て嵌まる。液体38は、容積37内の飽和
蒸気の源であり、この飽和蒸気は、凝縮して液滴39となり、この液滴39は、
反らせ板25の連続領域によりセンサ11への衝突が防止される。超音速の流れ
の場合、反らせ板25の1つ又は2つ以上の穴21は、極めて小さいであろう。
中実な材料の反らせ板25の中心は、センサ11の形態又は領域の鏡像であるよ
うにする。穴21の長さが対流を減衰させる。各穴21の長さ対直径の比は、1
以上であってはならない、すなわち、L/D≦1又はD/L≧1であるようにす
る。穴21の壁は、対流を妨げる摩擦を発生させる。反らせ板とセンサとの間の
穴21の領域の突出容積は、反らせ板とセンサとの間の反らせ板25の連続的な
領域の下方における突出面積と略等しくなければならない。穴21は、対流する
流体の通過を防止するのに十分小さくなければならず、また、穴21からセンサ
11の側部まで突出容積の合計値は、反らせ板25の連続的部分の突出容積より
も大きくなければならない。 【0018】 熱的性質は、熱伝導率、比熱及び熱拡散率を含む。反らせ板25とセンサ11
の表面との間の距離は、測定すべき熱プロセスの急冷を防止し得るように100
μm以上に保たれる。各穴21の直径対長さのアスペクト比は、十分な応答時間
(D/L≧1)となるためには、1に近くなければならない。構造体17は、入
口にて円錐形とされている。センサ11のリセス容積22は、拡散時間を最小に
し得るように可能な限り小さく保たれる。しかし、反らせ板が開くのを許容し得
るようにセンサ11の直径57対リセス部の直径19との比は、1に近いことが
必要である。センサ自体の上方又は下方の領域は、反らせ板25に何ら穴21又
は開口部が存在しないようにしなければならない。 【0019】 図4a及び図4bに従って保護されたセンサの応答時間は、図5a、図5b及
び図5cに示してある。追加的な受容判断基準は、6.350mm(1/4イン
チ)のNPT接続具17の外部の流速に対する出力信号の感度と、汚れに起因す
る長時間の信号のドリフトとである。 【0020】 図7には、図4a、図4b及び図4cの設計に対する流れの感度の結果が示し
てある。この時点にて、図4cには、同様に、センサ及び反らせ板が単一体から
機械加工される点にて、組み立ての容易性の観点からして我々の好ましい実施の
形態が示してある。電子機器28は、図4eのカバー29を有する囲い物内に締
結することができる。電子機器28を湿気から保護するため、チップホルダには
oリングシール30が使用される。 【0021】 図4eにおいて、障壁25は、直径約1.27mm(約0.050インチ)の
6つの穴21を有している。穴21の外端縁に接触する周縁部分の外周直径は、
約4.318mm(約0.170インチ)であり、穴21の内端縁に接触する周
縁の外周直径57は、約1.778mm(約0.070インチ)である。隣接す
る穴21の間の間隔は、約0.254mm(約0.010インチ)である。障壁
25の中心の厚さ75は、約0.762mm(約0.030インチ)である。反
らせ板25の曲率は、センサチップ11に向けて外方に拡がっている。入口64
の開口部分は約10.922mm(約0.430インチ)の直径65を有する。
障壁25の入口から中心までの入口64の長さ66は、約12.954mm(約
0.510インチ)である。入口64の上端の障壁25の直径19は、約4.8
26mm(約0.190インチ)である。チップ11と障壁25の中心との間の
距離76は、約0.762mm(約0.030インチ)である。チップ11の直
径は、障壁25の中心における連続的部分の直径57と略等しい。 【0022】 流れが2L/時から10,000L/時(0.0333L/分から167L/
分、すなわち、0.22cm/秒から1092cm/秒)、Re=2.7から1
3,600に増大した点を除いて、上述したのと同一の設定状態(パイプの内径
18mm、センサチップの位置がパイプ31の中心から24mm)にて、流れ及
び乱流に対する感度を測定した。加圧タンク及び調節装置からのガスの供給に代
えて、市販の真空ポンプを使用した1つの改変設定状態において、乱流の効果は
極めて顕著であった。測定可能な圧力変動を生ずることなく(Δp≦0.3cm
WC)、乱流の不規則な動作は、チップセンサの要素の箇所における熱伝導を実
際の熱伝導率よりも大きい熱伝導率を有する流体の振舞いを模擬する点まで向上
させた。これら状態において生ずる誤差の大きさは、ArとN2との間の熱伝導
率の変化と同様に大きく、提供されるセンサの保護程度が不十分であることを示
す。穏当な流れ条件(Re<10,000)の場合でさえ、図7には、ワイヤー
スクリーン33、ルーバ32及び反らせ板25の形態の対流障壁をそれぞれ備え
る図4a乃至図4c及び図4eに示したセンサ包装体はその保護効果の点にて著
しく相違することが示してある。 【0023】 スクリーン33は、そのメッシュが流れ及び乱流に対して保護するに十分に緊
密であるならば、応答時間が遅く(図4dに示した設定状態34の場合、τ63%
=20(又は4))で且つ曲線Aで示すように、数ヶ月の運転で詰まりを生じた
。ルーバ32(図4bに示し且つ図7の曲線B、Bで示す)は、より優れた保護
効果を提供し且つ詰まりを生じなかったが、応答時間は更に遅くなった。反らせ
板32(図4c、図4e及び図7の曲線C)は優れた保護効果を提供したが、詰
まりを生ぜず、応答時間が0.34秒及び3.5秒であった。曲線B、Bは、試
験中の反対の流れ方向を示す。図7の曲線C*は、図4eよりも約2倍大きい一
組みの穴21を有し、このため、チップキャビティ22より約2倍大きいセンサ
10は、依然として迅速に応答するが流れ16に対して極めて高感度である点を
除いて、図4cに示した反らせ板25を有するセンサ10と相応する。図7に示
した全てのデータは、図4dの括弧外に示した直径を有する設定状態34の下で
測定したものである。 【0024】 凝縮及びその回収の効果は、ガス密の囲い物37を使用して定量化し、センサ
チップ11及びその支持構造体35は、ヘプタンの液体プール38の上方に保持
し且つ液体と平衡状態にある飽和蒸気の温度よりも10乃至12℃低い温度にて
安定化させた。設定状態36は、図8bに図示されている。しかし、かかる凝縮
試験は、完了する迄、数時間、場合によっては、数日かかった。より迅速で且つ
より反復可能な試験は、1.6mgのヘプタン液滴39を落とし且つその液滴が
対流障壁25を通ってセンサチップ11まで落ちるようにして行った。この型式
の試験は、最悪の凝縮状態、すなわち、液滴39の形態の凝縮液がマイクロセン
サ11の感知面に衝突する場合を表現することができる。 【0025】 「開放した」マイクロブリッジセンサ構造体40の試験結果に対する図8aの
曲線44の「ブリッジ部分」で示すように(図10a参照)、30分の間隔にて
付着させた1.6mgの液滴の各々は、センサの出力信号を更なる程度だけ変化
させ、この状体は、数時間、初期値に戻らない。顕微鏡の下、少量の液体は、そ
れ自体マイクロブリッジの下方に付着し、この位置にて、ヘプタンの揮発性にも
拘らず毛管作用により液体はその位置に保たれる(最終的に、液体はアセトンの
ようなより揮発性溶剤により除去した)。 【0026】 この見識に鑑みて、液滴試験は閉じたマイクロ薄膜構造体41(図10b)に
て繰り返し、その結果は、図8aの曲線45の「薄膜」にプロットした。図示す
るように、液滴の最初の効果は、曲線44の「ブリッジ部分」の効果と同様であ
り、信号が増大し、より高熱伝導率の流体が存在することを示す。しかし、3分
以内に(図9に拡大縮尺で示した曲線45の「薄膜」又はその書き直した型式の
曲線を参照)、信号は大部分、初期値に戻った。 【0027】 図10a、図10b、図10c及び図10dに示すように、4つの型式のセン
サチップの設計のものを使用した。これら型式は、全て共通して、Pt薄膜抵抗
型ヒータ46、感知要素47及びこれら要素に対する窒化ケイ素不動態化部分4
8を使用するが、寸法、形状の点で且つ表面対容積の大きいこの感知構造体を支
持する点で相違する。 【0028】 図10aには、図1cに図示し且つ1987年以降製造されている標準的な非
在庫マイクロブリッジセンサ11の構造体40が示してある。図10bには、側
部にて約750μm(0.030インチ)のセンサ11の構造体41の密封した
四角のマイクロ薄膜51が示してある。薄膜51は、構造体40に示した開放領
域49を覆い且つ密封して、液体又はその他の物質が開放容積50の上方でエッ
チング処理したヒータ47及びセンサ要素46を支持するブリッジの下方に溜ま
らないようにする。図10cには、薄膜51が円形であり且つ直径500μm(
0.020インチ)である点を除いて、同様の型式の構造体41が示してある。
図10dには、構造体40と同様である構造体43のポリマー充填容積51が示
してあり、この場合、ヒータ47のマイクロブリッジ、感知要素46及び容積5
0は、中実で且つ堅固な構造体の一部と成っている。 【0029】 エポキシ充填物を介して強化したマイクロセンサ43を使用することは、塵及
び液滴39の効果を減少させることになる。マイクロ薄膜48対マイクロブリッ
ジ構造体40を使用することは、凝縮上の問題点(マイクロブリッジにて回収不
能なこと)を解消する。強化した構造体43(図10d)を使用することは、高
流量に対するセンサの測定範囲を拡大することになる。 【0030】 図13aには、ガス及び液体に対するバイパス流れマイクロセンサ内で使用さ
れるハニカムスクリーン59、60、63が示してある。端面図71は、スクリ
ーンのハニカム設計の一例を示す。図13bにおいて、センサ11の反らせ板2
5に対し特殊なバイパス58を使用することは、図13bのチップ11の表面に
粒子が溜まるのを減少させることになる。ハニカムスクリーン59は流れ16に
面して乱流を静かにさせる。次に、ハニカムスクリーン60は、センサ入口まで
の流れを制限し且つ蛇行した経路により、穴21を有する反らせ板25までオフ
セットバイパス61を通じて対流流れ16の一部を上方に付勢する傾向となる。
減少した流れは乱流の影響を少なくする。蛇行路は、より重質な粒子が反らせ板
25の周りの容積に入るのを困難にする。反らせ板25は、対流障壁であり、容
積22内で流体の拡散が生ずる。流体は、バイパス通路62からパイプ31内に
付勢され、別のハニカムスクリーン63を通じて流れ16に接続する。バイパス
通路61、62に入り且つこれら通路から出る流体の駆動力は、それぞれスクリ
ーン60を亙る圧力降下によってのみ提供される。 【0031】 図14aには、パイプ31からパイプの周りのそれぞれの通路まで、6又はよ
り多くのポート74を有する主要流体搬送機構すなわちパイプ31の周りの通路
である多数ポートサンプリング装置72、73(すなわち、圧電率測定装置)を
備える点を除いて、図13bの形態と同様の形態が示してある。装置72から流
体は、バイパス通路61、障壁25へ進み且つバイパス通路62を介してパイプ
31に戻り且つ装置73及びポート74に入る。装置72、73は、対流流体が
対流障壁25の周りの容積に入るとき、流れ16の騒音及び乱流作用を軽減し且
つ均一にする。図14bには、多数ポート圧電測定用のサンプリング装置72、
73の流れ通路の断面が示してある。スクリーン59、60、63に対するハニ
カムの2つの寸法の例が示してある。特に、通路への流速及び圧力がスクリーン
寸法の選択及び順序を決定することになる。図13a及び図13b、図14aに
おいて、熱的性質センサを流体搬送体すなわちパイプ31に接続する部分を密封
するため、Oリングシール30が使用される。 【0032】 表1には、構造体40、41、42、43の特徴が示してある。これらの内、
凝縮による干渉を解消するための兼ね合い及び薄膜51の構造体41、42又は
43への切り換えが特に顕著である。表1の第二のコラムは30.8%のTCの
降下に相応する、N2からArへの切り換えに起因する非増幅の熱伝導率(TC
)センサ信号が表示してある。図示すように、基板に密封する前及び密封した後
、1つの薄膜チップにて確認されたように、正確に2倍の量となる、新たな試料
ガスに対しその薄膜51の一側部しかさらされないから、TCmV信号は、マイ
クロ薄膜51の構造体に対して小さい。薄膜51の直径、厚さ及Pt薄膜感知要
素46の熱抵抗係数がこれら信号に影響を与えることは、測定した表記値の根拠
となる。 【0033】 構造体43に対する表1の下列は、そのエッチング処理したキャビティ50を
エポキシで充填した点を除いて、標準的なマイクロブリッジセンサの結果を表わ
す。これを行う理論的根拠は、例えば、液体のような高質量流れ又は速度流れを
感知することが望ましかったからである。製造したマイクロブリッジ流れセンサ
11の構造体40は、30m/秒付近の空気速度にて飽和する。従来、この範囲
の上限値は、図3に示した古典的な熱線風力測定法におけるように、ヒータの電
力を感知するか(その低流れ範囲が短くなり且つ安定性が低下するという結果を
伴う)又はセンサ要素46の熱伝導を増すことにより、拡大可能であることが従
来から明らかにされていた。強化した構造体43(表1)の場合、かかるアプロ
ーチを確認した。図11aに曲線52としてプロットした実験的な流れセンサの
データは、構造体43にてマイクロブリッジチップの充填リセス部50をエポキ
シで充填することにより(三重点)、測定可能なガス流の上限値を100m/秒
(この時点における我々の較正範囲の上限値)まで拡大しようとする所望の効果
が実現される。曲線54は、構造体40の同様のデータである。信号の低下(ブ
リッジ対薄膜の効果+センサ自体の熱伝導損失値の2倍)が予想される一方、所
定の流れに対し、S/N比は減少せず、約10乃至20%だけ増大することから
測定した4倍の低下となった。このことは、図11aに誤差バー53で示すよう
に、時間定数が増し且つこれに伴って乱流に対する感度が低下することが原因で
ある。 【0034】 エポキシ充填による厳しい解決策は、巧みに構成した、1μm厚さの感知構造
体43の感度の利点を無くすことはなかった。実際上、図11bに曲線55とし
てプロットした構造体43の性能データは、8.7msの測定応答時間は依然と
して多くの適用例が要求する速度よりもまだ速いことを示す。 【0035】 要するに、最高度の感度の適用例に対し、センサ11の構造体40を推奨する
ことが可能である。センサ11の構造体42は、塵負荷が大きく且つ凝縮が生ず
るであろう状態下にて高感度の測定を行うものであり、センサ11の構造体43
は、塵負荷又は凝縮に拘らず、高質量流れを感知する必要がある状況に対するも
のである。センサ11の構造体40、43は、過圧力に対して性質上、影響を受
けないという更なる特徴をもたらす。 【0036】 塵及び微粒子は、チップの感知要素46の上に沈着することが許容されるなら
ば、熱伝導特徴、要素46の感度、従って、センサ11の出力信号を変化させる
可能性がある。感知要素46の表面に粒子が沈着する可能性を軽減する少なくと
も2つの方法が存在する。第一に、チップレベルにおける平均的な粒子質量流量
を小さくし得るようにチップ11の流れ通路の断面積を増大させることができる
(バイパスを設け又は設けずに)。第二に、その経路内にマイクロブリッジ面5
1を有する可能性が少なくなるように、バイパスの幾何学的形態又は流れ経路を
最適に設計し、粒子の大きい慣性力を活用することができるようにすることがで
きる。 【0037】 例えば、流量(cm3/秒)の僅か10%及び質量流量又は流速のF=50%
にて、チップ11が現在の流れ通路の形態にて配置されたとき、チップ11を通
る特定の「20年」エアロゾル質量流量(g/cm2)の場合、エアロゾルの流
量をバイパスの幾何学的形態の最適な設計により、F以上、減少させる程度を知
ることができよう。このため、薄膜構造体41、42又は43は、好ましく且つ
塵を保持する程度が少ない。 【0038】 応答時間、流れに対する非感受性及び有効寿命の点で特定の熱伝導率センサ1
1の性能に適合するためには、パラメータ群の工具キットを選び又はセンサ10
の設計に合うように調節する。これらは、センサチップの設計及び性能、対流搬
送部分の幾何学的形態及び対流障壁、センサ包装体すなわちハウジングの拡散搬
送部分を含む。 【0039】 この工具キットのパラメータに対し、「迅速な応答」、高流量での作動可能性
及び現場環境での「長期の確実な機能」という相反する性能の要求に合致するた
め、マイクロセンサ11の(熱物理的性質の)マイクロ環境的保護を可能にする
設計に対する一般的及び量的なガイドラインが存在する。これらは、過剰な保護
により従来、応答時間が遅くなる原因であった、測定可能な塵負荷、偶発的な凝
縮及び乱流を特徴とするものであった。 【0040】 マイクロブリッジ構造体40とマイクロ薄膜チップ構造体41、42、43の
性能を比較することにより、凝縮後、密封したマイクロ薄膜構造体41、42又
は43により迅速なセンサの回復を実証することができるが、約2倍だけ熱伝導
率の感度を低下させること(薄膜51の密封側部は試料流体に曝されない)、及
び表1にまとめたように、絶対圧力の変化に対するその感度が増すという犠牲を
伴う。 【0041】 センサ11の構造体43は、層状流又は乱流による干渉、絶対圧力の変化、微
粒子、凝縮又は溢れに対する保護及びバルク物理的又は機械的に有害な作用に対
する保護を備えている。流れ範囲は、4倍以上拡張される一方、乱流に対する感
度を低下させ且つセンサの流れ応答時間を10ms以下に保つ。 【0042】 迅速で且つ確実な性質センサの作用を実現する推奨されたアプローチは、セン
サのマイクロ遮蔽体12又は25まで試料流体14の対流型の肉眼的搬送体13
をマイクロセンサ11に対する遮蔽体12又は25内の拡散型搬送体と組み合わ
せることである。図4cの包装体は、我々の試験にて良好な結果が得られたこの
アプローチを現わす。この包装体の一部として、センサ11は、下向きに取り付
け且つセンサチップ11まで流動する流体14からの直接的な飛散線から保護さ
れている。 【0043】 敏感で且つ肉眼的な弱体である熱感知要素47の強化は、熱隔離リセス部50
(空気又は負圧空所)内を適当なエポキシのような低熱伝導率(支持体56のシ
リコンの熱伝導率に比して)の中実な材料で充填することにより、実現すること
ができる試験結果に基づいて、比較的清浄な環境にて最高度の感度の適用例には
センサ構造体40が推奨される(図10又は表1)。塵負荷が大きく且つ凝縮の
可能性のある状態下にて測定するためにはセンサ構造体42であり、また、塵負
荷、凝縮又は過圧力にも拘らず、高質量流れを感知する必要のある状況に対して
はセンサ構造体43である。 【0044】 本明細書に開示されていない本発明のその他の実施の形態は、特許請求の範囲
に記載した本発明の精神を歪小化するものではない。 【0045】 【表1】【図面の簡単な説明】 【図1】 1aは、マイクロセンサハウジングの1つの形態の図である。 1bは、図1aと別のマイクロセンサハウジングの形態の図である。 1cは、図1aと別のマイクロセンサハウジングの形態の図である。 【図2】 3つのガスに対するマイクロブリッジセンサ出力対標準的な流れのグラフであ
る。 【図3】 3つのガスに対するマイクロブリッジヒータの電力対標準的な流れのグラフで
ある。 【図4】 4aは、マイクロセンサの包装体の設計及び配置の図である。 4bは、図4aと別のマイクロセンサ包装体の設計及び配置の図である。 4cは、図4aと別のマイクロセンサ包装体の設計及び配置の図である。 4eは、図4aと別のマイクロセンサ包装体の設計及び配置の図である。 【図5】 5aは、色々な流れ状態に対する最適な反らせ板の保護状態におけるセンサの
応答時間のグラフである。 5bは、図5aと別のセンサの応答時間のグラフである。 5cは、図5aと別のセンサの応答時間のグラフである。 【図6】 3つの異なるガスに対するセンサの色々な応答時間を示す図である。 【図7】 幾つかの保護障壁に対する出力対流れ速度にてセンサの感度を示すグラフであ
る。 【図8】 8aは、本発明のハウジング障壁及びマイクロブリッジセンサチップに対する
液滴試験結果のグラフである。 8bは、凝縮試験の設定状態のグラフである。 【図9】 図8aと同様の更なる液滴試験の結果を示す図である。 【図10】 10aは、センサのマイクロ構造体の図である。 10bは、図10aと別のセンサのマイクロ構造体の図である。 10cは、図10aと別のセンサのマイクロ構造体の図である。 10dは、図10aと別のセンサのマイクロ構造体の図である。 【図11】 11aは、標準型の流れマイクロセンサと強化した流れマイクロセンサとの性
能を比較するグラフである。 11bは強化したマイクロブリッジ流れセンサの応答時間定数のグラフである
。 【図12】 強化したマイクロブリッジ流れセンサの応答時間に与える薄膜の厚さの影響を
示すグラフである。 【図13】 13aは、主要な流れ領域におけるハニカム流れ直線化装置、すなわち「スク
リーン」を有するバイパス流れの熱性質マイクロセンサを示す図である。 13bは、図13aと別のハニカム流れ直線化装置、すなわち「スクリーン」
を有するバイパス流れの熱的性質マイクロセンサを示す図である。 【図14】 14aは、圧電測定型サンプリング機能を有するバイパス流れの熱的性質マイ
クロセンサの図である。 14bは、図14aと別の圧電測定型サンプリング機能を有するバイパス流れ
の熱的性質マイクロセンサの図である。
【手続補正書】 【提出日】平成13年8月14日(2001.8.14) 【手続補正1】 【補正対象書類名】図面 【補正対象項目名】全図 【補正方法】変更 【補正の内容】 【図1】 【図2】 【図3】 【図4】 【図5】 【図6】 【図7】 【図8】 【図9】 【図10】 【図11】 【図12】 【図13】 【図14】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 センサハウジングにおいて、 入力部と、 前記ハウジング内に配置されたセンサと、 前記入力部と前記センサとの間に配置された反らせ板とを備える、センサハウ
    ジング。 【請求項2】 請求項1のセンサハウジングにおいて、 前記入力部が流体入力部であり、 前記反らせ板が少なくとも1つの開口部を有する、センサハウジング。 【請求項3】 請求項2のセンサハウジングにおいて、前記入力部が流体搬
    送装置に近接する、センサハウジング。 【請求項4】 請求項3のセンサハウジングにおいて、前記反らせ板が前記
    センサに近接する、センサハウジング。 【請求項5】 請求項4のセンサハウジングにおいて、前記反らせ板が対流
    反らせ板である、センサハウジング。 【請求項6】 請求項5のセンサハウジングにおいて、前記反らせ板の全体
    の面積が前記センサの全体の面積よりも大きい、センサハウジング。 【請求項7】 請求項6のセンサハウジングにおいて、 前記反らせ板の全体の面積が第一及び第二の面積を有し、 前記反らせ板の第一の面積が前記反らせ板の第二の面積よりも前記センサによ
    り近く、 前記反らせ板の少なくとも1つの開口部が前記反らせ板の第二の面積内に配置
    される、センサハウジング。 【請求項8】 請求項7のセンサハウジングにおいて、前記センサが熱的セ
    ンサである、センサハウジング。 【請求項9】 請求項8のセンサハウジングにおいて、前記センサが熱感知
    要素を有する、センサハウジング。 【請求項10】 請求項9のセンサハウジングにおいて、前記入力部、反ら
    せ板及びセンサが重力の方向に対し略平行な方向に向けて流体搬送装置に対して
    配置され、前記流体搬送装置が地面に最も近く、前記入力部が前記反らせ板より
    も流体搬送装置により近い、センサハウジング。 【請求項11】 請求項10のセンサハウジングにおいて、前記センサが薄
    膜感知要素を有する、センサハウジング。 【請求項12】 請求項11のセンサハウジングにおいて、前記センサがマ
    イクロブリッジ感知要素を有する、センサハウジング。 【請求項13】 請求項10のセンサハウジングにおいて、前記センサが感
    知要素に近接する熱絶縁リセス部を有する、センサハウジング。 【請求項14】 請求項13のセンサハウジングにおいて、前記リセス部が
    低熱伝導率を有する物質にて充填される、センサハウジング。 【請求項15】 請求項14のセンサハウジングにおいて、前記センサに接
    続された電子機器を更に備える、センサハウジング。 【請求項16】 センサハウジングにおいて、 第一の端部に入力ポートを有する構造体と、 該構造体に取り付けられ且つ入力ポートに近接する遮蔽体と、 前記構造体に取り付けられ且つ該遮蔽体に近接するセンサとを備え、 前記遮蔽体が境界に近接する少なくとも1つの開口部を有し、 前記遮蔽体及び前記センサが該センサと該遮蔽体との間にリセス部を形成する
    、センサハウジング。 【請求項17】 請求項16のセンサハウジングにおいて、 前記入力部がある直径を有し且つ前記遮蔽体からある距離に配置され、 直径と該距離との比が1に等しく又は1以上である、センサハウジング。 【請求項18】 センサハウジングにおいて、 流体の少なくとも1つの熱的性質を感知するセンサ手段と、 該感知手段に近接しており、流体の少なくとも1つの熱的性質を感知する精度
    に有害な影響を与える流体の対流から前記感知手段を遮蔽する遮蔽手段と、 速度を遅くし且つ流体の一部分を該遮蔽手段に搬送する入力手段とを備える、
    センサハウジング。 【請求項30】 センサハウジング構造体において、 第一及び第二の通路を有する第一の端部と、 センサを有する第二の端部と、 前記センサと第一及び第二の通路との間に配置された対流障壁と、 前記対流障壁と第一及び第二の通路との間に配置された第一のキャビティと、 前記対流障壁と前記センサとの間に配置された第二のキャビティとを備える、
    センサハウジング構造体。
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