JP2002535072A - デンタルフロスにより歯間腔隙を機械的に洗浄するモータ駆動形装置 - Google Patents
デンタルフロスにより歯間腔隙を機械的に洗浄するモータ駆動形装置Info
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Classifications
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C15/00—Devices for cleaning between the teeth
- A61C15/04—Dental floss; Floss holders
- A61C15/046—Flossing tools
- A61C15/047—Flossing tools power-driven
Abstract
Description
の巻取りリールを収容する外側ホルダと、口内の歯間腔隙内に配置されるデンタ
ルフロスの作動長さ部分を往復運動させる駆動手段と、摩擦装置が設けられてお
りかつ前記供給リールおよび巻取りリール並びに駆動手段の運動を供給リールお
よび巻取りリールに伝達する駆動ホイールを回転させるためのべべルギア対を備
えている手段と、前記往復運動させる駆動手段および電源電池を備えた外側ケー
スと、ホルダの載置位置およびホルダの電池充電位置を提供する支持ベースと、
スペアホルダ用の1つ以上のソケットを有する駆動ケースとを有する構成のデン
タルフロスにより歯間腔隙を機械的に洗浄する装置に関する。
状態に維持することは非常に説得力のあることである。現在市販されているデン
タルフロスは、これらの洗浄作用を遂行するため、各歯間腔隙内に挿入され、次
に、使用者の手の間で引っ張られたフロスの長さ部分だけ引っ張りかつ緩めるこ
とにより手で往復される。また、弓のこに似たフォークの2つの突出部の間でデ
ンタルフロスが引っ張られており、このフォークフレームを手で移動させる構成
のものも市販されている。
ことに加え、デンタルフロスの合理的な使用が保証されないため、デンタルフロ
スの或る長さ部分は便利に使用できないだけでなく、その使用は容易でなく、面
倒でもある。
用が容易でなく面倒でもあるのと同じ理由から満足できないこと)は、市販され
ているモータ駆動形歯ブラシによりかなり解決されている。
ができ、従ってその手での使用による問題を回避できるモータ駆動形装置を提供
することを探求してきた。
ッド(該ヘッドの突出部間に一定長さのデンタルフロスが支持される)と、装置
の使用中に、この一定長さのデンタルフロスを歯間腔隙内で往復運動させかつ該
デンタルフロスを少しずつ移動させて、デンタルフロスの摩耗した長さ部分(巻
取りリールの回りに巻回される部分)を、供給リールからの新しいデンタルフロ
スの長さ部分と少しずつ置換させることができる機械的手段とを備えた装置を案
出した。
動のために迅速に連結される駆動ユニットを使用したこと、および手動フォーク
の厚さに匹敵する小さい厚さを有する突出部を備えたフォークの使用を可能にす
るデンタルフロスの非回転ガイド部材を使用したことにある。
る。また、新しいデンタルフロスの供給を行うリールおよび摩耗したデンタルフ
ロスの巻取りを行う新規に設計された摩擦装置を備えたリールが互いに並べて配
置されており、このため、ホルダの厚さを小さくでき、かつ衛生上の目的から推
薦できるように、デンタルフロスの新しい長さ部分を、摩耗した長さ部分から分
離できる。
易に明らかになるであろう。
うに、参照番号20で示す駆動ユニットが設けられた装置以外に、駆動ユニット
20および2つのホルダ60を収容する支持体10も提供する。これらのホルダ
60の各々は、デンタルフロスの使用すべき長さ部分を引っ張りかつ該デンタル
フロスを口腔内の歯間腔隙間に入れるためのフォークを有し、かつデンタルフロ
スのこの洗浄を行う長さ部分を往復運動させかつデンタルフロスの摩耗した長さ
部分を新しい長さ部分に置換すべく緩やかに連続運動させる全ての機械的手段を
有している。
図2および図5)のようにして全組立体を駆動する電気モータ23を付勢する電
池22を充電するためのコイル21が配置されている。
と一緒に消耗した場合に、使い捨て形の第2ホルダを使用できるようにするため
には、2つのホルダ60を一まとめにした構成が非常に合理的であることは理解
されよう。
池22の充電システムの構成にある(図1、図2および図5)。実際に、領域2
8は角部または凹部のない完全な平面であり、容易かつ迅速に掃除することがで
きる。
ユニット20は2つのハーフシェル25を有している。しかしながら、駆動ユニ
ットは、電子モータ23と、電池22と、誘導板21と一緒に作動する充電コイ
ルを備えた電子カード29とを収容する単一のシェル25として形成できる。
びシリンダ28からなるシーリング手段を貫通して駆動ユニット20から突出し
ており、シェル30のケース65のシール部材30内で回転するピニオン66と
係合する。
20と協働してデンタルフロスを使用するためのモータ駆動形ホルダ60内に含
まれる部品、および相対運動部材および支持体について説明する。
す2つの対称ハーフシェル61A、61Bを有し、一方のハーフシェルは全ての
ギアのピンを備え、第2のハーフシェルは、ホルダが使用されるときにギアがピ
ンから抜け落ちないように防止する対応部材を備えている。
かってテーパしかつ2つの突出部63A、63B;64A、64Bを備えたフォ
ーク110に終端している中央本体62A、62Bを有し、反対側の端部には、
二重歯ホイール67と協働するべべルギア対を形成するピニオン66を収容する
突出ハウジング65A、65Bが形成されている。
ギア列、すなわち、駆動ユニットからの運動を伝達するための上記べべルギア対
66、67と、第1二重歯ギアホイール68と、第2二重歯ギアホイール69と
、第3二重歯ギアホイール70と、ギアホイール71とを有している(図4C、
図4D、図5)。
Cおよび図4Dに示すように、これらが協働して、回転速度を低減させるギア列
を形成するように互いに噛み合っている。
いに駆動する。装置の作動時に、回転速度は、ギア列の最後の2つのギアホイー
ル間で減速されることを理解されたい。このようなギア列の二重歯ギアホイール
70は、その上側の小径ギア72がギアホイール71と噛み合って、ギアホイー
ル71をギアホイール70より低速で回転させる。
、該円筒状本体73は新しいデンタルフロス85Nが巻回される供給リールを形
成している。二重歯ギアホイール70は、三角形(または多角形)断面をもつ端
部75を備えた軸74と一体である。軸74は摩耗したデンタルフロス85Uの
巻取りリール76を支持する。該巻取りリール76は、下方フランジ77および
上方フランジ78を有しかつ軸74上で自由回転できるように取り付けられる。
れた本体を備えた適当なプラスチック材料からなる円形「キャップ」80が取り
付けられる。キャップ80の本体からは、日輪(sunburst)状の幾つかのアーム
82が突出しており、各アーム82には下向きのフラップ83が設けられている
(図8A、図8B)。
方向に沿うこれらの全てのスロット84は不連続環状スロットを形成する。キャ
ップ80のべべル状端部85はリール76の上方フランジ78に嵌合され(図4
C、図8A、図8B)、上方フランジ78は不連続環状スロット84内に受け入
れられる。このような構造により、二重歯ギアホイール70の回転は、軸74の
端部75から、これにキー留めされたキャップ80に伝達される。なぜならば、
端部75および中央開口81は互いに補完する形状を有するからである。キャッ
プ80は、この回転を摩擦によりリール76の上方フランジ78に伝達する。こ
の構造、プラスチック材料のアーム82の固有弾性、およびアーム82と上方フ
ランジ78との間の摩擦接触は、軸74と一体のキャップ80から、スリップを
伴う運動を、二重歯ギアホイール70およびリール76の円筒状本体74に伝達
できる。
体成形されたピン91が挿入される偏心孔90を備えたギアホイール67から出
発する装置の機構学的構造により決定される。互いに並んで整合している2つの
小さいアイドルホイール94、96が、コネクティングロッド93の反対側端部
92に支持されている(図5)。
ドルホイールが、アーム63、64の端部の四辺形の4つのコーナで、ホルダ6
0のフォーク110の内部に配置されている。この四辺形の外側で、ホイール9
7が自由回転できるように支持されており、ホイール101、102は、それぞ
れ、フォーク110のアーム63、64の端部で互いの前方に配置されている。
より詳細に後述するように、上記小さいホイールは、フォーク110のアーム6
3、64の端部間に延びるデンタルフロスの作動長さ部分TRAを往復運動させ
る。
すなわち、リール73から四辺形QTLの作動長さ部分TRAまで延びる新しい
デンタルフロス85Nの長さと、この作動長さTRAから摩耗したデンタルフロ
スのリール76まで延びる摩耗したデンタルフロス85Uの長さとを有すること
に留意すべきである。
案内され、ホイール97の回りで180°回転され、次にコネクティングロッド
93により支持されたアイドルホイール96の回りを回り、小さいホイール10
0、101により90°偏向される。一方、摩耗したデンタルフロス95Uは、
作動長さ部分TRAを通過後、小さいホイール102、103によりそれぞれ9
0°偏向され、次に、コネクティングロッド93上で自由回転できるように支持
されかつホイール96に並べて配置されたホイール94の回りで180°回転さ
れ、更にピン112により案内されて、摩耗したデンタルフロス85Uのリール
76の回りに巻回される(図7A、図7B、図7C)。
組み立てたならば、フォーク110を口腔内に入れて、デンタルフロスの長さ部
分TRAを、選択した歯間腔隙内に配置し、ボタンスイッチ50を押してモータ
23を付勢すれば、べべルギア対66、67によりギア列全体が回転される。前
述のように、コネクティングロッド93は、そのピン91を介してギアホイール
67に連結されているため往復運動される。1対の小さいホイール94、96も
往復運動されるため、これらのホイール94、96は、小さいホイール100、
103の両者および小さいホイール97に対し、近づきかつ遠ざかるように移動
される。この移動により、四辺形QRTの辺、より詳しくは長さ部分TRAが交
互に駆動されて、歯間腔隙の洗浄作動が遂行される。ホイール対97−96、9
6−100、103−94および94−76間のデンタルフロスの2つの長さに
対するホイール対94−96の任意の直線往復運動により、長さ部分TRAの2
倍の長さのシフトが引き起こされる。
洗浄運動である。
連続運動に付加されるべきであり、これにより、摩耗したデンタルフロス85U
が摩耗したデンタルフロス85Uのリール76の回りに巻回されるので、長さ部
分TRAが、リール73からの新しいデンタルフロス85Nに連続的に置換され
る。
したデンタルフロス85Uのリール76の角速度の方が、新しいデンタルフロス
85Nのリール73の角速度より大きいからである。
を「要求」し、このため、全デンタルフロス(新しいデンタルフロス85Nおよ
び摩耗したデンタルフロス85U)に作用する牽引力が、リール76に加えられ
るトルクを発生し、これが、今度は、リール76の上方フランジ78に対する摩
擦装置のキャップ80のスリップを引き起こす。
デンタルフロスの長さ部分とを分離したことに加え、殺菌性物質または静菌性物
質が含浸されたデンタルフロスを使用できることにも留意されたい。
これらのフェルトパッド51、52はホルダ60のアーム63A、63B;64
A、63Bの内面に取り付けられ、ホルダ内への液体の侵入を防止する手段を形
成する。ホルダ60の後部に関しては、穿孔ディスク27および前述のОリング
を備えたシリンダ28によりシーリングが確保される。
あることを保証し、他方ではデンタルフロスがほぼ使い尽くされる寸前であるこ
との警告を与えるため、「ヘッド」と「テール」に異なる色を着色することがで
き、相対的な色として、それぞれ緑色および赤色にすることができる。
の解決法では、フォークのアーム64には、装置を後退して入る摩耗したデンタ
ルフロスが交差するチャンバAが設けられ、該チャンバA内には殺菌性物質、好
ましくはクロルヘキシジン、硝酸カリウム、グリシレチン酸(glyciretinic aci
d)のカリウム塩のゲルが収容されている。これにより、摩耗したデンタルフロ
スが、新しいデンタルフロスを汚染する可能性があるバクテリアを装置内に運び
込まないことが確保される。参照符号B、B1は濾過フェルトパッドを示し、参
照符号P、P2はフェルトパッドのシーリングバッフルを示し、PTは分離バッ
フルを示す。
に置かれた休止状態にある本発明の装置を示す斜視図である。
よびデンタルフロスの2つの供給リールおよび巻取りリールを示す部分分解図で
ある。
である。
斜視図である。
図であり、連結ロッド/クランクの連結部が2つの制限位置にあるところをそれ
ぞれ実線および破線で示すものである。
図6と同様な部分斜視図である。
図6と同様な部分斜視図である。
。
である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】 新しいデンタルフロスの供給リールおよび摩耗したデンタル
フロスの巻取りリールを収容する外側ホルダと、口内の歯間腔隙内に配置される
、フォークのアーム間のデンタルフロスの作動長さ部分を、往復運動させる駆動
手段と、摩擦装置が設けられておりかつ前記供給リールおよび巻取りリール並び
に駆動手段の運動を供給リールおよび巻取りリールに伝達する駆動ホイールを回
転させるためのべべルギア対を備えている手段と、前記往復運動させる駆動手段
および電源電池を備えた外側ケースと、ホルダの載置位置およびホルダの電池充
電位置を与える支持ベースと、スペアホルダ用の一つ以上のソケットを有する駆
動ケースとを有し、前記駆動手段が前記べべルギア対により往復運動されるコネ
クティングロッドを備えている構成の、デンタルフロスにより歯間腔隙を機械的
に洗浄する装置において、前記コネクティングロッドには、前記ケース内に配置
された小さいホイールと協働してデンタルフロスの作動長さ部分を往復運動させ
る2つの小さいホイールが並んで配置されており、分離された状態に維持された
新しいデンタルフロスの長さ部分および摩耗したデンタルフロスの長さ部分との
間のバクテリア汚染物質のあらゆる可能性のある接触を防止することを特徴とす
るデンタルフロスにより歯間腔隙を機械的に洗浄する装置。 - 【請求項2】 前記新しいデンタルフロスの供給リールと摩耗したデンタル
フロスの巻取りリールとの間の角速度差により、デンタルフロスの使用中に、デ
ンタルフロスの作動長さ部分の必要な緩やかな連続的置換を行う牽引力を発生さ
せることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 二重歯ギアホイールにより支持されかつ新しいデンタルフロ
スの供給リールを駆動するギアホイールの角速度より大きい角速度で回転する摩
耗したデンタルフロスの前記巻取りリールが、摩擦によりスリップする摩擦装置
を介して回転されることを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項4】 前記摩擦装置は、前記二重歯ギアホイールと一体で、該二重
歯ギアホイールと同速度で回転する多角形端部を備えた軸と、前記リールの本発
明を形成しかつ下フランジおよび上フランジを備えたスリーブと、円形キャップ
とを備え、該円形キャップには、前記軸の端部にキー留めすべく該軸を補完する
形状をもつ中央開口と、幾つかのアームとが設けられ、該アームは日輪状の配置
を有し、かつ前記フランジを包囲しかつ摩擦によって該フランジに対する相対回
転を許容しかつ摩擦による遅延運動を発生させるのに充分な力によりフランジを
きつく保持する形状を有することを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記フォークの各アーム内にはフェルトパッドが配置され、
デンタルフロスが、デンタルフロスの作動長さの上流側および下流側の装置の入
口および出口で「サンドイッチ」のようにきつく摺動し、前記フェルトパッドを
通って液体が装置に侵入することを防止することを特徴とする請求項1記載の装
置。 - 【請求項6】 前記ケース内の前記電池は、休止状態で前記ケースを支持す
る、角部または凹部のないベース表面の部分の下の板を介しての誘導により充電
され、前記ケースの外側シェルの対応壁はベース表面の前記部分の上に当接して
おり、電池は、前記誘導板を介して電子カードにより充電されることを特徴とす
る請求項1記載の装置。 - 【請求項7】 前記供給リールの新しいデンタルフロスのヘッド長さ部分お
よびテール長さ部分は異なる着色を有し、それぞれ、デンタルフロスが未だ使用
されていないことを保証しかつデンタルフロスがほぼ使い尽くされる寸前である
ことの警告を与えることを特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項8】 前記デンタルフロスは、装置に入るときに、殺菌性のある発
酵防止ゲルを収容するチャンバを交差することを特徴とする請求項7記載の装置
。
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