JP2002533141A - 使用時に潰れ難い立体的布地保護バッグ - Google Patents

使用時に潰れ難い立体的布地保護バッグ

Info

Publication number
JP2002533141A
JP2002533141A JP2000589778A JP2000589778A JP2002533141A JP 2002533141 A JP2002533141 A JP 2002533141A JP 2000589778 A JP2000589778 A JP 2000589778A JP 2000589778 A JP2000589778 A JP 2000589778A JP 2002533141 A JP2002533141 A JP 2002533141A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
fabric
cleaning
composition
vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000589778A
Other languages
English (en)
Inventor
トーマス、チャールズ、ホーテル
ジョージ、カール、キンステッド
ロドニー、マーロン、ワイズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JP2002533141A publication Critical patent/JP2002533141A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/203Laundry conditioning arrangements
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F43/00Dry-cleaning apparatus or methods using volatile solvents
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F95/00Laundry systems or arrangements of apparatus or machines; Mobile laundries 
    • D06F95/002Baskets or bags specially adapted for holding or transporting laundry; Supports therefor
    • D06F95/004Bags; Supports therefor
    • D06F95/006Bags for holding the laundry during washing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Treatment Of Fiber Materials (AREA)
  • Detergent Compositions (AREA)
  • Accessory Of Washing/Drying Machine, Commercial Washing/Drying Machine, Other Washing/Drying Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 少なくとも3個のたわみ性の側壁および蒸気排出評価試験で測定して少なくとも約40で、約90未満のVVE速度を有する蒸気排出収容バッグ。バッグがその閉鎖された形状にある時、立体的な内側空間が形成され、それによってバッグは潰れ難くなる。蒸気排出収容バッグを使用して熱風衣類乾燥機中で行なわれる布地洗浄および回復方法も開示する。バッグは、耐熱性重合体、例えばナイロン、を使用して構築する。バッグは、その一体性を保持し、その後のドライクリーニング操作でも再使用できる。使用中に蒸気はバッグから排出され、それによって洗浄している布地のしわが最少に抑えられ、悪臭が布地から除去される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、ドライクリーニング専用布地のための非浸漬布地保護方法で使用す
る改良されたバッグ型容器に関する。バッグは、3個以上の側面を有し、それに
よって立体的な内側空間が形成されるので潰れ難い。本発明のバッグは、熱風環
境で、洗浄/回復組成物の存在下で行なわれる布地保護または「回復」処理に使
用される。
【0002】
【発明の背景】
ある種の繊細な布地は、従来の家庭における浸漬洗浄方法には不適当である。
今日の社会で使用される布地の大部分に優れた洗浄結果をもたらす家庭用洗濯機
は、特定の条件下で、絹、リネン、ウール、その他の繊細な布地を縮ませるか、
または他の損傷を与えることがある。消費者は、繊細な布地製品を典型的には「
ドライクリーニング」している。残念ながら、ドライクリーニングは通常、特殊
な取扱いを必要とする様々な炭化水素およびハロゲン化炭素溶剤に布地を浸漬し
、溶剤を回収する必要があるので、家庭で行なうには適していない。そのため、
ドライクリーニングは伝統的に商業的な施設に限られ、家庭の洗濯方法よりも不
便で、経費がかかる。しかし、コストおよび便利さを別にすれば、繊細な布地の
保護に関しては、ドライクリーニング法は一般的に家庭における浸漬洗濯方法よ
りも依然として優れている。
【0003】 家庭における浸漬洗濯法の布地洗浄および回復特性を、ドライクリーニング法
の布地保護特性と組み合わせる、家庭内ドライクリーニング方式を提供する試み
がなされている。衣類を洗浄し、回復させるためのその様な家庭内方式の一つは
、各種の液体またはゲル化した洗浄剤を含む基材シートおよびプラスチックバッ
グを含んでなる。衣類をシートと共にバッグの中に入れ、通常の衣類乾燥機中で
回転させる。現在の商業的実施態様では、洗浄/回復剤を含んでなる、多数の使
い捨ての平らなシートおよび単一の繰返し使用するプラスチックバッグが包装物
の中に入っている。その様な家庭における処理で使用するバッグは、典型的には
2個の側面を有し、「封筒」の様に閉鎖する。残念ながら、2個の側面を有する
、封筒型のバッグは、繊細な布地の洗浄および回復に関しては最適ではない。
【0004】 実のところ、これらの家庭における非浸漬処理は、繊細な布地の洗浄および回
復に関しては、家庭における浸漬処理よりも実質的に優れている。しかし、これ
らの家庭における非浸漬処理に使用される封筒型のバッグは、洗浄および回復処
理している布地製品の周りで潰れる傾向がある。洗浄回復組成物が蒸発してバッ
グの内側で蒸気が発生すると、封筒型バッグは僅かに膨脹する。しかし、現在の
バッグは、布地製品が内側で回転できる様な空間を最少限度にしか与えない。そ
のため、家庭における非浸漬洗浄回復処理に使用するための改良された収容バッ
グがなお必要とされている。これらの改良された収容バッグは、潰れ難く、布地
製品が内側で自由に回転できる様な、より大きな内側空間を与えるのが好ましい
。布地製品が自由に回転できることにより、現在の収容バッグと比較して、しわ
がより効果的に除去され、しわ耐性/阻止特性が強化される。
【0005】 本発明はその様な収容バッグを提供し、本発明の方法で、本発明のキットで使
用した時に、繊細な布地の洗浄および回復特性が改良される。
【0006】
【発明の概要】
一態様では、 i)開放配置および閉鎖配置、 ii)蒸気排出評価試験で測定して少なくとも約40、好ましくは少なくとも約6
0で、約90未満、好ましくは約80未満のVVE速度 を備えてなる蒸気排出収容バッグを提供する。
【0007】 バッグがその閉鎖された配置にある時、バッグは少なくとも3個のたわみ性を
有する側壁を含んでなる。さらに、バッグがその閉鎖された配置にある時、立体
的な内側空間が形成され、それによってバッグは潰れ難くなる。好ましくは、バ
ッグは四面体の形態に配置された少なくとも4個の側壁を含んでなる。別の態様
では、バッグは、立方体の形態に配置された少なくとも6個の側壁を含んでなる
【0008】 本発明のさらに別の態様では、上記の蒸気排出収容バッグ中で、水を含んでな
る布地洗浄/回復組成物と布地を接触させることにより、布地を洗浄する、また
は回復させる方法を提供する。好ましい実施態様では、本方法は熱風衣類乾燥機
中、温度約40℃〜約150℃で行ない、布地上に存在する悪臭を蒸気排出閉鎖
部から排出する。
【0009】 水および所望により使用する非水性布地洗浄/回復成分を放出可能に含有する
キャリヤーを含んでなる一個以上の吸収材製品、および上記の蒸気排出収容バッ
グを含む包装物を含んでなる、布地洗浄または回復用のキットも提供する。好ま
しい実施態様では、キットはさらに、一回使用した後に廃棄できる吸収材製品を
1〜約10個含んでなる。
【0010】 他に指示がない限り、ここに記載する百分率、比および割合はすべて重量で表
示する。ここに引用する文献はすべて、関連する部分で、ここに参考として含め
る。
【0011】 ここで予期せぬことに、ある種のバッグ、特に三個以上の側壁を有するバッグ
は、閉鎖した時に立体的な内側空間を形成することが分かった。この立体的な空
間により、バッグが、バッグ中で処理している布地製品上に潰れ難くなる。すな
わち、バッグは、従来の封筒型バッグよりも効果的にその「膨脹」した形状を維
持する。さらに驚くべきことに、本発明のバッグは、その強化された立体的な形
状により、従来の布地乾燥機中で、より効率的に回転する。特に、バッグは衣類
乾燥機の回転ドラムの中央位置に止まる傾向があり、一般的な封筒型バッグをド
ラムの側壁に引き寄せ、そこでバッグを潰す傾向がある遠心力に抵抗する。本発
明のバッグは、そのデザインにより、立体的な形状を維持する傾向があるので、
バッグ中の布地製品は自由に回転しながら、同時に、蒸気排出バッグの調整され
た環境中に存在する。
【0012】 本発明の請求項で本発明を明瞭に規定しているが、これらの請求項は、本発明
の詳細な説明および図面を参照することにより、より深く理解できると考えられ
る。
【0013】
【発明の具体的説明】
この開示から分かる様に、本発明は、簡単で容易に入手できる装置、例えば従
来の熱風衣類乾燥機、で布地、特に衣類、を洗浄する、および回復させるのに使
用できる立体的なバッグを使用者に提供する。本発明のバッグおよび方法は、「
ドライクリーニング専用(DCO)」衣類を包含するすべての種類の布地/衣類
で使用できる。好ましい実施態様では、洗浄/回復組成物を放出できる様に含む
吸収材コアを含んでなる製品を使用者に提供する。一実施態様では、液体組成物
を染み込ませたこのコアは外側カバーシート中に実質的に包み込んであり、カバ
ーシートは、蒸気状態の組成物が透過できる開口部を有するが、バリヤーを構成
し、そのバリヤーを通して液体が流れ込むことはできるが、外には流れ出ない様
にコア中にある程度保持される。液体を染み込ませたコアは、繊維、例えばナイ
ロン、ポリエステル、プロピレン、等、を含んでなる、低密度で非吸水性の、織
り上げた、または不織のシート中に包むこともできる。さらに、使用者には、所
望により、染抜き(「予備染抜き処理」)組成物も別に提供する。
【0014】 本様式で布地(例えば汚れた、しわの寄った、または悪臭を有する衣類)を処
理する場合、それらの衣類は、ひどい染の付いた区域を先ず検査する。ひどい染
が見付からない場合、処理する衣類を本発明の洗浄/回復製品と共に本発明の蒸
気排出収容バッグの中に入れ、開示する様式で、すなわち「乾燥機中」工程で、
熱風衣類乾燥機中で回転させる。
【0015】 ひどい染が見付かった場合、乾燥機中工程の前に、それらの区域を個別に処理
するのが好ましい。本発明の予備染抜き工程は以下に詳細に説明する。
【0016】 収容バッグ ここで、高含水量組成物をキャリヤー基材、例えば布地または織った、または
織っていないタオル地(towellette)、の上に染み込ませ、バッグ環境中に入れ、
加熱した衣類乾燥機、等の中に入れ、ドライクリーニングに代わる処理または「
布地回復」処理として、布地から悪臭を除去できることが分かった。このバッグ
の内側に造り出される高温多湿環境が悪臭成分を、「蒸気蒸留」法の様式で蒸発
させ、布地および布地上の汚れを湿らせる。この布地の湿潤は、予め固定された
しわを弛緩させることができるが、過剰に濡れた布地は、乾燥機サイクルの最後
に向かう乾燥段階で新しいしわを固定することがある。本方法で使用する水の量
を適切に選択し、本様式でバッグを適切に通気する(これが重要である)ことに
より、しわを最少に抑えることができる。その上、バッグを通気しないと、布地
から除去された、蒸発した悪臭成分が布地上に再付着することがあり、好ましく
ない。
【0017】 バッグの通気を可能にする設計により、上記効果の適切なバランスが達成され
る。気密にした、蒸気が透過できない「閉鎖」バッグは、悪臭を排除せず、布地
を過剰に湿らせ、しわを生じることになる。過剰に開放されたバッグは布地また
は汚れを十分に湿らせず、ひどい悪臭を除去する、または予め存在する布地のし
わを除去することができない。さらに、バッグは、水蒸気圧の下で膨脹して空の
容積を造り出し、布地がバッグ中で自由に回転し、蒸気に露出される様に、十分
に「閉鎖」されなければならない。布地製品を自由に回転させることにより、し
わの除去効果が改善され、しわ耐性/阻止が強化される。
【0018】 バッグは、水蒸気の一部を捕獲する(特に乾燥機サイクルの初期で)が、サイ
クル終了までには水の大部分を逃がす様に、十分な通気性を持たせて設計しなけ
ればならない。言い換えれば、蒸気の排出と蒸気の捕獲の間のバランスを確保す
る様に、蒸気放出速度を最適化するのが好ましい。好ましいバッグ設計は、水蒸
気不透過性のフィルム、例えばナイロン、を、大形封筒の閉鎖部と同様の閉鎖フ
ラップと共に(好ましくはフックとループのVELCRO(商品名)型ファスナーと共
に)使用する。閉鎖フラップの重なり部分のたるみ程度は、蒸気排出用の隙間ま
たは部分的な開口部を与える様に変えることができ、これによって、蒸気排出バ
ッグから蒸気が排出される速度が制御される。
【0019】 布地は、バッグから取り出した時、通常はある量の水分を含んでいる。例えば
、グラフに示す最適範囲で処理した絹は、約0.5〜約2.5重量%の水分を含
むことができる。ウールは約4重量%までの水分を含むことができる。レーヨン
も約4重量%までの水分を含むことができる。これは必ずしも、布地が明らかに
「湿った」感触を有すると言うのではない。むしろ、蒸発による水分損失のため
に、布地は冷たい、あるいは冷たく湿った感触を有することがある。この様にし
て得られた布地は、吊り下げてさらに空気乾燥させ、それによってしわが再び生
じるのを阻止することができる。布地は、使用者の所望により、アイロン掛けす
るか、他の仕上げ処理を行なうことができる。
【0020】 この様に本発明は、布地の洗浄/回復操作に使用するための立体的な蒸気排出
収容バッグを提供する。バッグは、好ましくは複数回使用および再使用する様に
設計され、特に消費者が従来の熱風衣類乾燥機、例えば家庭または商業的な洗濯
/クリーニング店にある様な乾燥機、で使用できる様に製造される。本発明のバ
ッグは、ここに記載する様式で使用した時にバッグの内側から生じる水、その他
の蒸気を排出する様に特に設計される。バッグから放出される蒸気は、乾燥機の
通気孔から排出される。
【0021】 以下により詳細に説明する様に、好ましいバッグは、1個以上の隙間を与える
蒸気排出閉鎖部を備え、使用中にそれらの隙間を通して蒸気がバッグから放出さ
れる。好ましい実施態様では、隙間の大きさを選択し、記載する操作条件下でバ
ッグから放出される蒸気を制御する。他の隙間サイズおよび操作条件も使用でき
るが、洗浄/回復機能を果たすためにバッグの内側に収容する蒸気と、バッグか
ら放出する蒸気の間の好ましいバランスは、以下に開示する原理を使用して決定
される。
【0022】 あるいは、蒸気を排出する一連の穴または他の開口部をバッグに設けることが
できる。しかし、その様な通気手段は、蒸気排出閉鎖部程効果的ではない。
【0023】 一実施態様では、本発明は開いた末端、閉じた末端、および少なくとも3個の
たわみ性の、内側および外側表面を有する側壁を含んでなる蒸気排出収容バッグ
を包含し、バッグの開いた末端は、1個の側壁が開いた末端を超えて伸び、たわ
み性のフラップを形成する部分を有し、フラップはそこに固定した第一の固定装
置を有し、フラップは、対向する側壁の外側表面の一部の上に伸びる様に折り曲
げることができ、フラップは、フラップの内側表面上にある第一固定装置を、対
向する側壁の外側表面上にある第二の固定装置と係合することにより、バッグの
対向する壁の外側表面に固定することができ、第一および第二固定装置は、この
様に係合した時、ファスナーを形成し、バッグの開いた末端に閉鎖部を与える。
第一および第二固定装置は、係合した時に、閉鎖部に沿って、特に閉鎖部の横縁
部で蒸気排出手段を与える。第一および第二固定装置は、機械的ファスナーまた
は接着性ファスナーを形成することができる。本発明のバッグは、少なくとも2
04℃〜260℃までの耐熱性を有するフィルムから形成するのが好ましい。ナ
イロンがバッグ形成に好ましいフィルム材料であり、ポリエステルも好ましい。
別の実施態様では、バッグの1個の壁の縁部は、その幅の大部分に沿って切込み
を有し、蒸気排出を容易にし、最適化する。
【0024】 別の様式では、フラップを折り曲げて閉鎖部を形成し、対向する側壁の内側に
押し込み、そこでファスナーにより固定することができる。この様式では、閉鎖
部に沿って、特に閉鎖部の横縁部で蒸気が排出される。さらに別の様式では、側
壁が同じ大きさを有し、フラップが無い。側壁の縁同士を一つに押し付けると、
側壁の内側表面の一部に沿って断続的に配置された固定装置が係合し、閉鎖部を
形成する。閉鎖部の、固定装置が存在しない区域に1個以上の蒸気排出隙間が形
成される。
【0025】 ここで固定装置は化学的接着剤を含んでなることができるが、バッグは、何度
も使用するのが好ましい。従って、再使用可能な機械的ファスナーがここで使用
するのに好ましい。バッグを閉じ、ファスナーを係合させた時に蒸気排出閉鎖部
が形成される様にファスナーの部品を配置できる限り、どの様な再使用可能な機
械的ファスナーまたは固定手段でも使用できる。例としては、蒸気排出が達成さ
れる様にファスナーが配置されている限り、第一および第二固定装置が共にフッ
クおよびループ型(VELCRO(商品名)型)ファスナーを含んでなるバッグ、Thom
as & Blaneyへの米国特許第5,058,247号、1991年10月22日公
布、に記載されている様なフックファスナー、第一および第二固定装置が共にフ
ックおよびストリング型ファスナーを含んでなるバッグ、第一および第二固定装
置が共に粘着性ファスナーを含んでなるバッグ、第一および第二固定装置が共に
トッグル型ファスナーを含んでなるバッグ、第一および第二固定装置が一緒にス
ナップ型ファスナーを形成するバッグ、並びにフックおよび鳩目型ファスナー、
ZIP LOK(商品名)型ファスナー、ジッパー型ファスナー、等があるが、これら
に限定するものではない。バッグを閉じた時に蒸気排出手段が維持され、バッグ
とその中身が衣類乾燥機中で回転している時にフラップが開かない様に、ファス
ナーが十分に頑丈である限り、他のファスナーも使用できる。閉鎖部に沿って、
または横縁部で複数の蒸気排出隙間が形成される様に、あるいは隙間が閉鎖部の
一端に対してずれる様に、固定装置を配置することができる。
【0026】 ここで図面に関して、図1は、従来の、2個の側面を有する封筒型バッグ10
を、その上に引いた折り線と共に図式的に示す。文字A〜Pは、バッグ10の側
壁12上の折り線および交差点を示す。封筒型バッグ10の対向する側壁14上
の、内側点M、N、OおよびPに対応する点は、それぞれM’、N’、O’およ
びP’で示す。封筒型バッグ10は、縁部ALKJ、ABCDおよびDEFGに
沿って密封されている。縁部JIHGおよびJI’H’Gはそれぞれ側壁12お
よび14の一部であり、これらの縁部がバッグの開口部13を限定する。
【0027】 バッグ10を図に示す線(例えば、線LMNE、AM、およびCNOH)に沿
って折り曲げると、図2にバッグ11として示す様な6個の側面を有する立方体
が形成される。縁部の線MM’、NN’、OO’、およびPP’は、バッグがそ
の立方体状の形状を維持する様に、例えば機械的に、または接着剤で密封するの
が非常に好ましい。三角形のチップ(例えばAMM’およびJPP’)は、除去
するか、または側壁の一つに対して折り曲げることができる。あるいは、三角形
のチップは外に突き出したままにし、図3に示す様に、従来の乾燥機の回転ドラ
ム内でバッグ11を整列させることもできる。
【0028】 特に、図3は、従来の衣類乾燥機(図には示していない)の回転ドラム20の
内側に入れた、本発明の6個の側面を有するバッグ11を示す。理論に捕らわれ
たくはないが、バッグ11と回転ドラム20は両方共、矢印24で示す様に、軸
22を中心にして回転すると考えられる。これは、回転ドラムがその軸を中心に
して回転する時に造り出される遠心力により回転ドラムの側壁に引き付けられる
従来の封筒型バッグと明らかに異なっている。ドラムの側壁に押し付けられると
、封筒型バッグは潰れ易い。このために、バッグの内側空間(その中で布地製品
が回転する必要がある)が制限される。上記の様に、潰れたバッグは布地製品の
洗浄および回復効率が良くない。
【0029】 図4は、従来の2個の側面を有する封筒型バッグ30を、その上に引いた折り
線と共に図式的に示す。文字A〜Jは、バッグ30の側壁32上の折り線および
交差点を示す。封筒型バッグ30の対向する側壁34上の、内側点IおよびJに
対応する点は、それぞれI’およびJ’で示す。封筒型バッグ30は、縁部AB
C、CDEFおよびFGHに沿って密封されている。2個の縁部AHはそれぞれ
側壁32および34の一部であり、これらの縁部がバッグの開口部33を限定す
る。
【0030】 バッグ30を図に示す線(例えば、線AIDおよびCI)に沿って折り曲げる
と、図5に示す様な5個の側面を有するバッグ31が形成される。縁部の線II
’およびJJ’は、バッグがその立体的な形状を維持する様に、例えば機械的に
、または接着剤により密封するのが非常に好ましい。三角形のチップ(例えばC
II’およびFJJ’)は、図に示す様に除去するか、または側壁の一つに対し
て折り曲げることができる。あるいは、三角形のチップは、外に突き出したまま
にし、従来の乾燥機の回転ドラム内でバッグを整列させることもできる。
【0031】 図6は、バッグ材料のシート40を、その上に引いた折り線と共に図式的に示
す。文字A〜Fは、シート40上の折り線および交差点を示す。シート40を線
DB、BEおよびECに沿って折り曲げ、次いで縁部EDおよびEFを一つに密
封し、縁部ADおよびCFを一つに密封し、図7に示す様な四面体形バッグ42
を形成する。縁部BCおよびBAは、図7に示す様にバッグの開口部43を限定
する。
【0032】 図8は、従来の2個の側面を有する封筒型バッグ50を、その上に引いた折り
線と共に図式的に示す。文字A〜Fは、バッグ50の側壁52および54上の折
り線および交差点を示す。側壁52の上に存在する折り線はECおよびEDであ
る。同様の折り線、すなわちF−CおよびF−Dが側壁54上に存在する。封筒
型バッグ50は、縁部AD、DCおよびBCに沿って密封されている。2個の縁
部AEBおよびAFBはそれぞれ側壁52および54の一部であり、これらの縁
部がバッグの開口部53を限定する。バッグ50を図に示す線(例えば、線ED
およびEF)に沿って折り曲げると、図9に示す様な四面体形バッグ51が形成
される。
【0033】 図10は、バッグ材料のシート60を、その上に引いた折り線と共に図式的に
示す。文字A〜G、C’、E’、F’、およびG’は、シート60上の折り線お
よび交差点を示す。文字D’は、縁部F’G’上の中間点を示す。
【0034】 図11に示す様に、シート60は、点CEとC’E’の間に折り線が形成され
る様に、折り線EE’を折り線CC’に接触させ、好ましくは密封することによ
り、円筒形状61に形成できる。
【0035】 図12に示す様な四面体形バッグ62を形成する方法の一例は、図11に示す
様な円筒61の形成である。円筒61は、第一開口部63および第二開口部64
を含んでなる。第二開口部64は、密封線DC−Eに沿って密封することにより
、閉鎖する。DC−Eを密封した後、円筒61を引伸し線BAに沿って引き伸し
、点D’とC’E’が互いにほぼ接触し、四面体形バッグ62のバッグ開口部6
3’が縁部BC’−E’AおよびBD’Aにより形成される様にする。この方法
により、図12に示す四面体形バッグ62が実質的に形成される。
【0036】 図12に示す様な四面体形バッグ62を形成する方法の別の例では、シート6
0を、折り線CA、AD、DB、BEに沿って折り曲げ、次いで折り線CC’お
よびEE’を一つに密封し、折り線CDおよびDEを一つに密封し、四面体形バ
ッグ62を形成する。縁部BC’−E’AおよびBD’Aは、図12に示す様に
バッグ開口部63’を限定する。
【0037】 ここで熱風衣類乾燥機または類似の装置で布地を収容するのに使用する、好ま
しい耐熱性蒸気排出バッグの構造は、耐熱性フィルムを使用し、過熱した衣類乾
燥機により引き起こされることがある内部自己密封および外部表面変形に対して
必要な耐熱性を与えるのが好ましい。さらに、バッグは、本発明の洗浄/回復組
成物に使用する薬品に対しても耐性を有する。バッグ材料の適切な選択により、
容認できない結果、例えばバッグの融解、バッグ中の融解した穴、バッグの壁同
士の密封、が避けられる。好ましい様式では、ファスナーも耐熱性材料で構築す
る。図6に示す様に、一実施態様では、1〜3ミル(0.025〜0.076mm
)の耐熱性ナイロン−6フィルムを折り曲げ、密封して収容バッグを形成する。
密封は、標準的なインパルス加熱装置を使用して行なうことができる。別の様式
では、ナイロンのシートを単純に半分に折り、その縁部の2つに沿って密封する
。さらに他の様式では、空気吹込み操作によりバッグを製造することができる。
バッグの組立方法は、製造業者が使用できる装置に応じて変えることができ、本
発明の実施には重要ではない。
【0038】 収容バッグの寸法は、意図する最終的な用途に応じて変えることができる。例
えば、1または2着の絹ブラウスを収容するのに十分な、比較的小さなバッグを
形成することができる。あるいは、紳士用スーツを処理するのに好適な大型のバ
ッグを形成することもできる。典型的には、本発明のバッグは、内容積が約10
,000 cm〜約25,000 cmである。このサイズ範囲のバッグは、妥当
な量の布地(例えば0.2〜5kg)を収容するのに十分であり、ほとんどの米国
型家庭用乾燥機で乾燥機の通気性を閉塞させる程大きくない。比較的小さなヨー
ロッパおよび日本の乾燥機には幾分小さなバッグを使用できる。
【0039】 本発明のバッグは、好ましくはたわみ性を有するが、複数回の使用に耐えられ
るだけの十分な耐久性を有するのが好ましい。バッグは、使用中に膨脹し、その
中身がバッグ内で自由に回転できる様にするための十分な剛性も有するのが好ま
しい。典型的には、その様なバッグは、厚さ0.025mm〜0.076mm(1〜
3ミル)の重合体シートから製造する。より大きな剛性がバッグに望まれる場合
、それより幾分厚いシートを使用することもできる。
【0040】 熱的に安定した「ナイロンのみ」のバッグに加えて、本発明の収容バッグは、
共押出し加工したナイロンおよび/またはポリエステルのシートを使用するか、
またはポリプロピレンの様な熱的にやや適していない内側コアを包むナイロンお
よび/またはポリエステルの外側および/または内側層を使用して製造すること
もできる。別の態様では、耐熱性材料、例えばナイロンまたはポリエチレンテレ
フタレート、を含んでなる不織外側「シェル」、および蒸気バリヤーを与える重
合体の内側シートを使用してバッグを構築する。不織外側シェルはバッグを融解
しない様に保護し、使用者により好ましい感触を与える。構造が何であれ、目的
は、少なくとも約400〜500°F(204℃〜260℃)の温度における熱
応力の条件下でバッグの一体性を保護することである。過度の加熱が問題になら
ない状況下では、ポリエステル、ポリプロピレンまたはいずれかの都合の良い重
合体材料でバッグを製造することができる。
【0041】 蒸気排出性の評価 その最も広い意味で、ここで使用する好ましい蒸気排出収容バッグは、本方法
に使用する衣類乾燥機または他の熱風装置の運転サイクル内で、バッグ中に導入
される総水分の少なくとも約40重量%、好ましくは少なくとも約60重量%で
、約90重量%まで、好ましくは約80重量%以下の水分を排出できる様に設計
する。(無論、有機洗浄溶剤(存在するとして)の、すべてではなくても、大部
分も、この間に水と共に排出される。しかし、水は本発明の洗浄/回復組成物の
はるかに大きな部分を占めるので、水蒸気排出として測定し、報告するのが、よ
り好都合である。) 熱風衣類乾燥機および類似の装置に詳しい当業者には明らかな様に、排気の速
度は、通常、運転サイクル全体を通して一定していない。乾燥機はすべて運転サ
イクルの開始時に予熱時間を有し、これは、製造業者の規格により異なる。ほと
んどの乾燥機は運転サイクルの最後に冷却時間を有する。収容バッグからの排出
は、これらの予熱および冷却時間にもある程度起こり得るが、その速度は、乾燥
サイクルの主要時間全体にわたる排出速度よりも一般的に低い。その上、サイク
ルの主要時間中でも、現在の多くの乾燥機には、サーモスタット設定が施されて
おり、これが乾燥機中の風の温度を定期的に増減し、過熱を防止している。例え
ば、典型的には、目標範囲約50℃〜約85℃の、一定ではなく、平均の乾燥機
運転温度が達成される。
【0042】 その上、本収容バッグの使用者は、サイクルが完了する前に、乾燥機の運転を
停止することができる。容易にアイロン掛けする、吊り下げて乾燥する、または
他の仕上げ操作にかけることができる様に、布地を僅かに湿った状態に保持した
い使用者もあろう。
【0043】 使用する時間とは別に、特定の型の蒸気排出閉鎖部に対する蒸気排出平衡 (
「VVE」)は、乾燥機中で達成される温度に主として依存し、その温度は、上
記の様に、典型的には平均「乾燥機空気温度」として報告される。事実、収容バ
ッグ中で到達する温度がこれに関してより重要であるが、正確に測定するのは困
難である。バッグの壁を通る熱伝達は、壁が薄いことおよび通常の衣類乾燥機に
より与えられる回転作用のためにかなり効率的であるので、平均乾燥機空気温度
を基準にしてVVEを測定するのが妥当な近似である。
【0044】 その上、収容バッグからの蒸気排出は、水性洗浄/回復組成物が、処理してい
る布地を湿らせ、汚れ/悪臭を布地から移動させ、除去する機会を失う程速くな
るべきでないことは明らかである。しかし、装置の回転作用により、組成物はキ
ャリヤー基材から布地上へ余裕のある速度で供給され、蒸発および排出が早過ぎ
るために組成物が早期に失われることが重要なファクターにはならないので、こ
のことは実際的な問題にはならない。実際、ここで好ましいバッグは、その様な
早過ぎる排出を阻止し、洗浄/回復組成物の液体および蒸気がバッグ中に、処理
している布地に対してその意図する機能を遂行するのに十分に長い時間、止まる
ことができる様に設計される。
【0045】 下記の蒸気排出評価試験(VVET)は、上記の点をより詳細に説明する。乾
燥機ドラムの容積、装填する布地のサイズ、等に応じて大型または小型の収容バ
ッグを使用できる。しかし、上記の様に、それぞれの場合に、収容バッグは、少
なくとも約40%(40VVE)、好ましくは少なくとも約60%(60VVE
)から約90%(90VVE)までの排出度、またはVVE「スコア」、を達成
する様に設計する。
【0046】 蒸気排出評価試験 材料 VVEを評価する立体的な収容バッグ キャリヤー基材(15”x11”、38.1cmx27.9cm)Dexterから供給さ
れるHYDRASPUN (商品名)キャリヤー基材、結合剤を含む(10444) または含まな
い(10244) ウールブラウス:RN77390 、スタイル12288 、重量約224グラム 絹ブラウス:RN40787 、スタイル0161、重量約81グラム レーヨン布切れ:45”x17”(114.3cmx43.2cm)、重量約60グ
ラム 小袋:5”x6.375”(12.7cmx16.2cm)、キャリヤー基材および
水を含むため 脱イオン水、重量はVVEを確立するために可変 布地の前処理 1.ウール、絹およびレーヨン材料をWhirlpool 乾燥機(モデルLEC7646DQO)中
に高温設定で10分間入れ、加熱サイクル約140°F〜165°Fで通常条件
下で吸収する水分を除去する。
【0047】 2.次いで、布地を乾燥機から取り出し、密封ナイロンまたはプラスチックバッ
グ(厚さ最小3ミル)の中に入れ、大気中から吸収する水分を最少に抑える。
【0048】 試験手順 1.0〜約40gの様々な重量の水を測定し、排気バッグ試験開始の最少30分
間前にキャリヤー基材に塗布する。基材を折り、小袋の中に入れ、密封する。 2.各布地を個別に計量し、乾燥重量を記録する。乾燥キャリヤー基材、基材を
含む乾燥小袋、および評価すべき乾燥収容バッグに関しても重量を記録する。 3.各衣類を含水基材(小袋から取り出し、広げる)と共に、蒸気排出に関して
評価すべきバッグの中に入れる。 4.空気を絞り出さずにバッグを閉じ、Whirlpool 乾燥機中に入れ、高温設定で
、乾燥機の標準運転モードで30分間回転させる。 5.30分後、バッグを乾燥機から取り出し、各布地、キャリヤー基材、バッグ
および小袋を、乾燥状態に対する水分重量増加に関して計量する。(乾燥機の熱
により起こり得る収容バッグの僅かな重量損失は、計算では無視する) 6.各衣類の重量増加を、キャリヤー基材に付けた総水分の百分率として記録す
る。 7.残りの測定していない水分を、総水分で割り、乾燥機バッグから排出された
百分率として記録する。 8.一連の塗布した総水分を評価した時、約15〜20グラムを超える水分では
、排出された%が実質的に一定になることが分かるが、これが、特定バッグの排
出設計に対する蒸気排出平衡値またはVVEである。
【0049】 様々な初期水分レベルにおける一連のVVET結果を調査することにより、低
い初期レベルにおける水は、装填した衣類、ヘッドスペース、およびナイロンバ
ッグにより不均衡に捕獲されるので、水および揮発性悪臭の排出は、VVE値に
達した後にのみ、本格的に始まることが分かる。これは、約15〜20グラム以
上の水を最初に装填した時にのみ起こるので、ここに記載する様な、好ましくな
いしわの湿潤形成を引き起こす衣類の過剰湿潤を避けるには、約40を超えるV
VEが必要であることが分かる。
【0050】 洗浄および回復方法 上に簡単に説明した様に、本発明の洗浄および回復方法は下記の工程を包含す
る。好ましくはカバーシートのケースに入れた基材に洗浄/回復組成物を染み込
ませ、基材を本発明のバッグ中に、処理すべき布地と共に入れる。バッグを閉鎖
し、加熱した衣類乾燥機、等に入れ、布地から悪臭を除去する。
【0051】 より詳しくは、本発明の洗浄および回復方法は下記の様式で行なうことができ
る。本方法は、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、変形することが
できる。
【0052】 (i) 所望により、布地の局所的な染の付いた区域に、下記の説明に従って予備
染抜き処理を行ない、 (ii)布地全体を、洗浄/回復組成物を放出し得る様に含む基材と共に立体的な
収容バッグの中に入れ、 (iii) バッグを、攪拌する装置、例えば熱風衣類乾燥機、の中に入れ、乾燥機
を加熱し、回転させて布地を湿らせ、 (iv)布地をバッグから取り出し、 (v)直ちに布地を吊り下げ、完全に乾燥させる、および/または再しわ形成を
防止する。
【0053】 より詳しくは、洗浄および回復方法は、回転装置中で、好ましくは熱の存在下
で都合良く行なうことができる。収縮防止組成物および洗浄/回復組成物を放出
し得る様に含む基材を処理すべき布地と共にナイロンまたは他の耐熱性の、好ま
しくは蒸気排出バッグの中に入れる。バッグを閉鎖し、自動熱風衣類乾燥機のド
ラムの中に温度40℃〜150℃で入れる。ドラムを回転させ、バッグに回転作
用を与え、同時にその内容物を攪拌する。回転および加熱を少なくとも約10分
間、典型的には約20分間〜約60分間行なう。この工程は、布地の汚れの程度
および種類、汚れの性質、布地の性質、布地の装填量、加える熱の量、等のファ
クターに応じて、使用者の要求に応じて、より長い、またはより短い時間行なう
ことができる。
【0054】 より詳しくは、予備染抜き法は下記の様に行なうことができる。この方法は、
本発明の精神および範囲から逸脱することなく、変形することができる。 1.適当な表面、例えばテーブルの上またはトレーの中、等で、布地の染の付
いた区域を、ここに記載するポリ−HIPEまたはTBAL染受け、またはそれ
程好ましくはないが折り畳んだ紙タオル(例えば、タオルからの染料移動を防止
するために白色または印刷していない、BOUNTY(商品名)ブランド)の上に、こ
れと接触させて置く。 2.組成物を(布地の周囲区域を不必要に飽和することなく)染の上に直接向
ける細い吐出口を備えた供給ビンから十分な染抜き洗浄組成物を塗布し、局所的
な染区域を飽和させる(約10滴、より大きな染にはより多く使用する)。 3.所望により、組成物を染に3〜5分間浸透させる。 4.所望により、さらに組成物を塗布する(約10滴、より大きな染にはより
多く使用する)。 5.処理部材、例えば供給ビン上の先端、を使用して染を十分に処理する。接
触時間は、軽度の染には1〜60秒間、重度の、またはより頑固な染には1〜5
分間、またはそれ以上、でよい。 6.所望により、布地を、例えば紙タオルの間で拭い、過剰組成物を除去する
。あるいは、処理した区域を湿ったスポンジまたは他の吸収性媒体で拭い、繊維
を洗い、過剰の組成物を除去する。
【0055】 洗浄/回復組成物 洗浄/回復組成物は、好ましくは水、および界面活性剤、香料、保存剤、漂白
剤、補助洗浄剤、有機溶剤およびそれらの混合物からなる群から選択された成分
を含んでなる。好ましい有機溶剤は、グリコールエーテル、特にメトキシプロポ
キシプロパノール、エトキシプロポキシプロパノール、プロポキシプロポキシプ
ロパノール、ブトキシプロポキシプロパノール、ブトキシプロパノール、および
それらの混合物である。
【0056】 界面活性剤は、好ましくは非イオン系界面活性剤、例えばエトキシル化アルコー
ル、またはエトキシル化アルキルフェノール、であり、洗浄/回復組成物の約2
重量%まで存在する。本発明の典型的な布地洗浄/回復組成物は、少なくとも約
80重量%の水、好ましくは少なくとも約90重量%、より好ましくは少なくと
も約95重量%の水を含んでなることができる。
【0057】 下記の例は、ここで使用するのに好ましい洗浄/回復組成物の個々の成分の具
体的な範囲を示す。洗浄/回復組成物の個々の成分、すなわち有機溶剤、界面活
性剤、香料、保存剤、漂白剤および補助洗浄剤、のより詳細な説明は、米国特許
第5,789,368号、1998年8月4日にYou et al.に公布、に記載され
ている。You et al.の特許の開示全体をここに参考として含める。さらに、洗浄
/回復組成物は、審査中の米国特許出願第08/789,171号、1997年
1月24日にTrinh et al.の名前で提出、に記載されている。Trinh et al.の出
願の開示全体をここに参考として含める。
【0058】 本発明の洗浄/回復組成物は、好ましくはエチレングリコール、プロパンジオ
ール、ブタンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオールのすべての異性体
、およびそれらの混合物からなる群から選択された、より好ましくは、ネオペン
チルグリコール、ポリエチレングリコール、1,2−プロパンジオール、1,3
−ブタンジオール、1−オクタノールおよびそれらの混合物からなる群から選択
された収縮防止組成物を包含するのが特に好ましい。収縮防止組成物は、好まし
くはネオペンチルグリコールまたは1,2−プロパンジオールであり、より好ま
しくは1,2−プロパンジオールである。収縮防止組成物と洗浄/回復組成物の
比は、好ましくは約1:2〜約1:5、好ましくは約1:2〜約1:4、より好
ましくは約1:3〜約1:4、最も好ましくは約1:3.6である。
【0059】 基材 本方法の乾燥機中工程で使用する場合、洗浄/回復組成物は、吸収性基材(以
下、「基材」と呼ぶ)に、放出し得る様に吸収させる。基材は、組成物を放出で
きる様に含む。「放出できる様に含む」とは、本発明の非浸漬洗浄および布地回
復方法の一部として、基材から汚れた布地上に効果的に組成物が放出されること
を意味する。この放出は主として、組成物が基材から蒸気透過性カバーシートを
通して蒸発することにより、あるいは蒸気と液体移動の組合せにより起こるが、
大量の液体移動はカバーシートにより最少に抑えるのが好ましい。
【0060】 基材は、所望のどの様な形態、例えば粉末、フレーク、細片、等、でもよい。
しかし、基材は、方法全体にわたってその構造的な一体性を実質的に維持する一
体的なパッドまたは「シート」の形態にあるのが非常に好ましい。本発明の基材
およびシートは、文献中で「キャリヤー」または「吸収性キャリヤーシート」と
呼ばれることがあるが、無論、これらの用語はすべて液体を都合良く搬送するの
に使用できる液体吸収材料を意味する。その様な基材は、上に参考として含めた
You et al.への米国特許第5,789,368号に記載されている。これらのシ
ートの製造は、本発明のどの部分も構成せず、文献中にすでに開示されている。
例えば、ここに参考として含める米国特許第5,009,747号、Viazmensky
, et al.、1991年4月23日、および第5,292,581号、Viazmensky
, et al.、1994年3月8日、参照。
【0061】 基材は、意図する目的に有効であるために十分な量の洗浄/回復組成物を含む
ことを意図している。その様な組成物に使用する基材の容量は、意図する用途に
より異なる。基材のサイズは、使用者が取り扱い難い程大きくすべきではない。
典型的には、基材の寸法は、少なくとも約360cm、好ましくは約360cm 〜約3000cmの巨視的表面積を与えるのに十分な寸法である。例えば、全体
的に長方形の基材は、寸法がX方向で約10cm〜約35cm、Y方向で約18cm〜
約45cmでよい。
【0062】 カバーシート ここで使用するカバーシートは、基材と比較して洗浄/回復組成物に対して比
較的非吸収性であるので、基材とは区別される。カバーシートは、吸収する、「
吸い上げる」または流体移動を促進する傾向がない疎水性繊維から構築される。
流体は、カバーシートの繊維間の空隙を通過できるが、これは、製品に過剰の圧
力が加えられた時に主として起こる。そのため、典型的な使用条件下では、カバ
ーシートは、洗浄/回復組成物を含むために濡れている吸収性基材と、処理して
いる布地との直接接触を阻止する物理的なバリヤーを与える。しかし、カバーシ
ートは、洗浄/回復組成物の蒸気を基材からカバーシートを通して布地処理バッ
グの中に、次いで処理している布地の上に移動させることができる。所望により
、カバーシートは、巨視的な開口部を備え、その開口部を糸屑、繊維または粒子
状汚れが通過し、それによってその様な異物を製品自体の中にさらに捕獲し易く
することができる。
【0063】 その様な繊維状の、好ましくは耐熱性で、最も好ましくは疎水性のカバーシー
トは、ここに参考として含めるYou et al.への米国特許第5,789,368号
に記載されている。さらに、Wise et al.の名前で1998年3月11日提出し
た審査中の米国特許暫定出願第60/077,556号は、本発明のカバーシー
トに対するある種の改良を開示している。Wise et al.の出願の開示全体をここ
に参考として含める。製造業者の所望により、本発明の精神および範囲から逸脱
することなく、You et al.により開示されているカバーシートと、Wise et al.
により開示されている改良の好適な組合せを使用することができる。
【0064】 染抜き洗浄組成物 本方法の使用者は、本発明の所望により行なう予備染抜きで、各種の染抜き洗
浄組成物を使用することができる。これらの組成物は、ここに規定する洗浄およ
び回復方法の前または後に、処理している布地から局所的な染を除去するのに使
用される。染抜き洗浄組成物は、処理している布地と必ず相容性でなければなら
ない。すなわち、染抜き洗浄組成物は、染抜き処理の際に大量の染料を布地から
除去してはならないし、目に見える染を布地上に残してもいけない。従って、本
発明の好ましい態様では、処理する布地上に目に見える残留物を残す材料を実質
的に含まない染抜き洗浄組成物を提供する。これは必然的に、好ましい組成物が
可能な限り高いレベルの、典型的には約95%、好ましくは97.7%の揮発性
材料、好ましくは水、および約0.1%〜約0.7%の界面活性剤を含む様に処
方されることを意味する。好ましい染抜き洗浄組成物は、洗浄溶剤、例えばブト
キシプロポキシプロパノール(BPP)、も、低いが、有効な量で、典型的には
約1%〜約4%、好ましくは約2%含む。
【0065】 好ましい染抜き洗浄組成物を以下に例示するが、これらは、ここに参考として
含める上記の、You et al.への米国特許第5,789,368号に記載されてい
る。さらに、染抜き洗浄組成物は、Roetkerへの米国特許第5,630,847
号、1997年5月20日公布、に記載されている。Roetker特許の開示全体を
ここに参考として含める。
【0066】 処理部材 一実施態様では、布地から局所的な染を除去し易くするための処理部材を提供
する。本発明の好ましい実施態様では、染抜き洗浄組成物は、供給装置、例えば
ビン、の中に入れ、その供給装置は、処理部材として機能する先端を有する。さ
らに、処理部材は吸収性の基礎材料を含んでなることができるが、これは例えば
天然または合成のスポンジ、吸収性のセルロース系シートまたはパッド、等でよ
い。複数の突起がこの基礎材料と接触し、そこから外方向に伸びていてよい。処
理部材の具体例は、ここに参考として含める上記の、You et al.への米国特許第
5,789,368号に記載されている。
【0067】 吸収性染受け部品 吸収性染受け部品(ここでは染受けと呼ぶことがある)は、所望により行なう
本発明の予備染抜き操作に使用することができる。その様な染受けは、予備染抜
き操作で使用する液体組成物を吸収するすべての吸収性材料でよい。使い捨ての
紙タオル、布タオル、例えばBOUNTY(商品名)ブランドのタオル、清掃用ぼろ、
等を使用することができる。しかし、好ましい様式では、染受けは、液体組成物
を染の付いた区域から特に「吸い上げる」または「吸引する」様に設計する。染
受けの好ましい一型式は不織パッド、例えば熱的に接合したエアレイド布地 (「TBAL」)からなる。ここで使用するのに非常に好ましい別の型の染受け
は、重合体状発泡材料を含んでなり、重合体状発泡材料は、重合した油中水形エ
マルション(「ポリHIPE」と呼ぶことがある)を含んでなる。重合体状発泡
材料の製造は、特許文献中に非常に広範囲に開示されており、例えばすべてここ
に参考として含める米国特許第5,260,345号、1993年11月9日に
DesMarais, Stone, Thompson, Young, LaVonおよびDyerに公布、米国特許第5,
550,167号、1996年8月27日にDesMarais に公布、および米国特許
第5,650,222号、1997年7月22日にDesMarais et al.に公布、参
照。本発明の重合体状発泡材料を形成するための典型的な条件は、ここにその開
示を参考として含める、「水性液体を配分するための吸収性材料」と題する、審
査中の米国特許出願第09/042,418号、T.A. DesMarais et al.により
1998年3月13日提出、に記載されている。本発明で使用する重合体状発泡
材料を形成するための条件は、ここにその開示を参考として含める、「耐摩耗性
重合体状発泡材料およびそこから製造した染受け」と題する、審査中の米国特許
暫定出願第60/077,955号、T.A. DesMarais et al.により1998年
3月13日提出、に記載されている。
【0068】 ここに記載されている、およびここに参考として含める文献中に記載されてい
る各種の染受けは、好ましくは液体不透過性のバックシートを含んでなる。バッ
クシートは、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、等の薄い層で製造すること
ができる。バックシートは、染受けが接触している表面を染抜き洗浄組成物から
保護する。例えば、染抜き洗浄方法は典型的には硬質表面、例えばテーブルの上
面、で行なわれる。染受けをテーブル上に置き、処理すべき布地を染受けの上に
置く。染抜き洗浄組成物を布地の染の付いた区域に塗布し、次いで染受けの中に
吸収させる。しかし、バックシートがない場合、染抜き洗浄組成物はテーブルの
上に漏れ、テーブルに損傷を与えることがある。
【0069】
【実施例】
下記の例は、本発明をさらに例証するが、本発明を制限するものではない。 例I 洗浄/回復組成物 本発明の、収容バッグ中で使用する洗浄/回復組成物を下記の様に製造する。
【表1】 ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノラウレート、ICI Surfactantsか
ら市販。
【0070】 さらに、本方法の布地処理バッグ中で使用する好ましい組成物は下記の通りで
ある。
【表2】
【0071】 上記の組成物は、他の成分に加えて、ここに参考として含める上記のTrinh et
al.の特許に記載されている様に、酵素を含み、洗浄性能をさらに強化すること
ができる。
【0072】 例II 洗浄/回復組成物を含んでなる基材の製造 シート形状の10 1/4 in.x14 1/4 in.(26cmx36cm)基材を、Dexter
Corp.製のHYDRASPUN(商品名)材料から製造する。この基材シートの両側を、
8ミル(0.2mm)のReemay布地カバーシート材料のトップシートおよびボトム
シートで覆う。カバーシート(すなわちトップシートおよびボトムシート)を基
材に、Vertrod(商品名)または他の標準的な熱密封装置、例えば通常の音響密
封装置により結合させ、シートの全周でラミネート構造を一つに結合する。シー
トの縁部は、その周辺部でトップシートとボトムシートの間に挿入されている。
上記の様に、結合部の幅は最小に抑え、約0.25 in.(6.4mm)にする。
【0073】 この様にして製造した、結合されたラミネートシートを折り畳み、小袋の中に
入れる。漏れが無ければ、どの様な小袋でも好適である。例えば、食品業界で使
用されている型のホイルを張り合わせた小袋を使用することができる。その様な
小袋は、この業界では良く知られており、食品の香りを吸収しない材料から製造
される。同様に、処方者は、洗浄/回復組成物に使用する香料が小袋により吸収
されるのを避けたいと思うこともあろう。様々な小袋がここで有用であり、日常
的に市販されている。
【0074】 折り畳んだ基材/カバーシートのシートを小袋の中に入れる。折り畳み方は随
意であり、例えばアコーディオン型の折り畳みでも、ロールに巻いてからそのロ
ールを半分に追ってもよい。折り畳みサイズは重要ではないが、小袋に入れ易く
すべきである。
【0075】 基材シート/カバーシート上に収縮防止組成物5グラムおよび洗浄/回復組成
物18グラムを、どちらかを先にして注ぐか、あるいは、より好ましくは収縮防
止組成物と洗浄/回復組成物を混合してから、基材上に注ぐ。基材中に組成物を
吸収させる。液体製品を入れた後、直ちに小袋を密封し、使用時まで保存する。
【0076】 例III 染抜き洗浄組成物 本発明で、好ましくは上記の供給装置、およびTBALまたはポリ−HIPE
発泡材料の染受けと共に使用する染抜き洗浄組成物を下記の様に製造する。
【表3】 目標pH=7、範囲=6〜8 過酸化水素用の安定剤** 保存剤機能を発揮するのに十分な量
【0077】 本発明の予備染抜き工程で使用する別の好ましい高含水量、低残留物染抜き洗
浄組成物の例は下記の通りである。
【表4】 過酸化水素用の安定剤
【0078】 好ましくは、上記の様な染料損傷の危険性を最小に抑えるために、H
有予備染抜き組成物は、Hの量よりも少ない量(組成物の重量で)の陰イ
オン系または非イオン系界面活性剤を含んでなる。好ましくは、界面活性剤:H の重量比は約1:10〜約1:1.5、最も好ましくは約1:4〜約1:
3である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、従来の2個の側面を有する封筒型バッグを折り線と共に図式的に示す
図である。
【図2】 図2は、図1のバッグを折り線に沿って折り曲げ、6個の側面を有する立方体
を形成した状態を図式的に示す図である。
【図3】 図3は、従来の衣類乾燥機の回転ドラムの内側にある図2のバッグを図式的に
示す図である。
【図4】 図4は、従来の2個の側面を有する封筒型バッグを折り線と共に図式的に示す
図である。
【図5】 図5は、図4のバッグを折り線に沿って折り曲げ、5個の側面を有する立体的
なバッグを形成した状態を図式的に示す図である。
【図6】 図6は、バッグ材料のシートを折り線と共に図式的に示す図である。
【図7】 図7は、図6のシートを折り線に沿って折り曲げ、4個の側面を有する立体的
なバッグを形成した状態を図式的に示す図である。
【図8】 図8は、従来の2個の側面を有する封筒型バッグを折り線と共に図式的に示す
図である。
【図9】 図9は、図8のバッグを折り線に沿って折り曲げ、4個の側面を有する立体的
なバッグを形成した状態を図式的に示す図である。
【図10】 図10は、バッグ材料のシートを折り線と共に図式的に示す図である。
【図11】 図11は、図10のシートを円筒形にした状態を図式的に示す図である。
【図12】 図12は、図10のシートを折り線に沿って折り曲げ、図11の円筒を、最終
的に4個の側面を有する立体的なバッグに形成した状態を図式的に示す図である
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 ジョージ、カール、キンステッド アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、ウッドグレン、ドライブ、7928 (72)発明者 ロドニー、マーロン、ワイズ アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 バーンズ、アベニュ、142

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)開放配置および閉鎖配置、 ii)蒸気排出評価試験で測定して少なくとも40であり、かつ90未満のVV
    E速度 を備えている蒸気排出収容バックであって、バッグがその閉鎖配置にある時、バ
    ッグが少なくとも3個の、たわみ性を有する側壁を含んでなり、立体的な内側空
    間が形成され、それによってバッグが潰れ難くされてなる、蒸気排出収容バッグ
  2. 【請求項2】 VVE速度が少なくとも60で、かつ90未満であり、好ましくは少なくとも
    60で、かつ80以下である、請求項1に記載のバッグ。
  3. 【請求項3】 少なくとも260℃までの耐熱性を有するフィルムから形成されたものである
    、請求項1または2に記載のバッグ。
  4. 【請求項4】 ナイロンまたはポリエステルから形成されたものである、請求項1〜3のいず
    れか一項に記載のバッグ。
  5. 【請求項5】 第一固定装置および第二固定装置をさらに含んでなり、前記第一固定装置およ
    び第二固定装置が一緒に機械的ファスナーまたは粘着性ファスナーを形成してな
    る、請求項1〜4のいずれか一項に記載のバッグ。
  6. 【請求項6】 四面体の形態に配置された少なくとも4個の側壁、または立方体の形態に配置
    された少なくとも6個の側壁を含んでなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載
    のバッグ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項に記載の蒸気排出収容バッグに、水を含んでなる
    布地洗浄/回復組成物と、洗浄もしくは回復すべき布地製品とを加えることによ
    り、布地製品を洗浄もしくは回復する方法。
  8. 【請求項8】 熱風衣類乾燥機中において、温度40℃〜150℃で行われ、それによって布
    地製品上に存在する悪臭をバッグから、蒸気排出閉鎖部を使用して排出する、請
    求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 布地製品を洗浄もしくは回復するためのキットであって、 (a)水および所望により使用する非水性布地洗浄/回復成分を放出可能に含有
    するキャリヤーを含んでなる一個以上の吸収材製品、および (b)請求項1〜6のいずれか一項に記載の蒸気排出収容バッグ を含む包装物を備えてなる、キット。
  10. 【請求項10】 一回使用した後に廃棄できる吸収材製品を1〜10個さらに含んでなる、請求
    項9に記載のキット。
JP2000589778A 1998-12-22 1999-12-15 使用時に潰れ難い立体的布地保護バッグ Withdrawn JP2002533141A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11330798P 1998-12-22 1998-12-22
US60/113,307 1998-12-22
PCT/US1999/029772 WO2000037733A1 (en) 1998-12-22 1999-12-15 Three dimensional fabric care bag that resists collapsing during use

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002533141A true JP2002533141A (ja) 2002-10-08

Family

ID=22348714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000589778A Withdrawn JP2002533141A (ja) 1998-12-22 1999-12-15 使用時に潰れ難い立体的布地保護バッグ

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP1141467B1 (ja)
JP (1) JP2002533141A (ja)
AT (1) ATE251685T1 (ja)
AU (1) AU2362400A (ja)
BR (1) BR9916413A (ja)
DE (1) DE69911996T2 (ja)
WO (1) WO2000037733A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6684440B1 (en) 1998-12-22 2004-02-03 Procter & Gamble Company Three dimensional fabric care bag that resists collapsing during use
US6381870B1 (en) * 2000-01-07 2002-05-07 Milliken & Company Bag for home dry cleaning process
AU2001247484A1 (en) 2000-03-20 2001-10-03 The Procter And Gamble Company Fabric bag for use in fabric care processes

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4974967A (en) * 1990-01-03 1990-12-04 Hiruma Tsuyoshi Laundry net
US5789368A (en) * 1996-01-26 1998-08-04 The Procter & Gamble Company Fabric care bag
JP3377368B2 (ja) * 1996-04-30 2003-02-17 花王株式会社 洗濯用補助具
US5762648A (en) * 1997-01-17 1998-06-09 The Procter & Gamble Company Fabric treatment in venting bag

Also Published As

Publication number Publication date
AU2362400A (en) 2000-07-12
EP1141467B1 (en) 2003-10-08
ATE251685T1 (de) 2003-10-15
BR9916413A (pt) 2001-11-06
DE69911996T2 (de) 2004-09-02
EP1141467A1 (en) 2001-10-10
DE69911996D1 (de) 2003-11-13
WO2000037733A1 (en) 2000-06-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0973970B1 (en) Fabric treatment in venting bag
US5681355A (en) Heat resistant dry cleaning bag
US6576323B2 (en) Fabric cleaning article with texturing and/or a tackiness agent
US6857296B2 (en) Fabric bag for use in fabric care processes
JP4467800B2 (ja) 漂白剤を含有する染み抜き用の組成物、及び該漂白剤を熱により活性化させる方法
JPH11502888A (ja) 乳化された水/溶剤クリーニング組成物
EP0429172A1 (en) Method for treating fabrics
JPH11502740A (ja) ドライクリーニング用物品
JPH11508162A (ja) 球形または多面体のクリーニング物品
US6684440B1 (en) Three dimensional fabric care bag that resists collapsing during use
US6024767A (en) Home dryer dry cleaning and freshening system employing dispensing devices
JP2002525187A (ja) 補助熱源を使用して布地を洗浄し、回復させるための方法および装置
JP2002533141A (ja) 使用時に潰れ難い立体的布地保護バッグ
US5876462A (en) Home dryer dry cleaning and freshening
WO1998058114A1 (en) Rolled dry cleaning article
JP2001516817A (ja) 組織化した、および/または粘着剤を含む布地洗浄製品
US7390778B1 (en) Cleaning compositions that reduce shrinkage of fabrics
WO2001053594A1 (en) High performance dryer-safe bags
JPH11502739A (ja) ドライクリーニングのための容器
WO2001032824A1 (en) Gusseted dryer safe bag
WO2001032825A1 (en) Tapered or straight-walled flat-bottomed dryer-safe bags
JP2002523560A (ja) 布帛の縮みを減少させるクリーニング組成物
MXPA01002000A (es) Composiciones de limpieza que reducen en encogimiento de telas

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20070306