JP2002532317A - 自動車部品の走行レールを案内するレールとこのレールの製作方法 - Google Patents
自動車部品の走行レールを案内するレールとこのレールの製作方法Info
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Abstract
(57)【要約】
案内レールは簡単に製作可能であり、かつ走行レールの簡単な組み立てを可能にする。この場合全体として、コンパクトなレールガイドが達成される。案内レール(22)は少なくとも案内面(14a,14b,14c,24a,24b)の範囲に、少なくとも1つの層(3,4)からなる減摩コーティングを備えている。このような案内レールを製作するための方法では、金属帯状体上に減摩コーティングを連続的に被覆形成し、コーティングされた帯状体を所望の長さと幅に切断し、切断された帯状体部分を変形する。
Description
【0001】 本発明は、自動車部品、特に座席、ドアおよびサンルーフの走行レールを案内
するための、案内面を有するレールに関する。本発明は更に、このようなレール
を製作する方法に関する。
するための、案内面を有するレールに関する。本発明は更に、このようなレール
を製作する方法に関する。
【0002】 案内レールは自動車分野において主として座席調節のために使用される。この
座席調節はできるだけスムースである必要がある。そのために一般的に、薄板部
品が使用される。この薄板部品は、対応する走行レールが水平方向と垂直方向で
案内されるように変形される。このレールガイドの共通点は、スムースな調節を
保証するために、インサート部品、ころがり軸受等の形をした別個のスライド要
素を取付けなければならないことにある。
座席調節はできるだけスムースである必要がある。そのために一般的に、薄板部
品が使用される。この薄板部品は、対応する走行レールが水平方向と垂直方向で
案内されるように変形される。このレールガイドの共通点は、スムースな調節を
保証するために、インサート部品、ころがり軸受等の形をした別個のスライド要
素を取付けなければならないことにある。
【0003】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第4305508号公報により、外側と内側の
レールを備えたレールガイドが知られている。この両レールはU字状の横断面を
有する。両レールの間には、可動のレールの摺動を容易にする玉軸受が配置され
ている。両レールの形状は、玉軸受がレールによって所定の位置に保持されるよ
うに選定されている。
レールを備えたレールガイドが知られている。この両レールはU字状の横断面を
有する。両レールの間には、可動のレールの摺動を容易にする玉軸受が配置され
ている。両レールの形状は、玉軸受がレールによって所定の位置に保持されるよ
うに選定されている。
【0004】 両レールの間のローラを備えた実施形がドイツ連邦共和国特許出願公開第37
24758号公報に記載されている。ローラは必要な減摩特性を有する合成樹脂
からなる保持器によって案内されている。保持器は座席レールの摺動中案内レー
ルと相対的に移動し、更に水平方向において座席レールを案内する働きをする。
保持器が設けられているため、案内レールと座席レールの形状適合は行われない
。
24758号公報に記載されている。ローラは必要な減摩特性を有する合成樹脂
からなる保持器によって案内されている。保持器は座席レールの摺動中案内レー
ルと相対的に移動し、更に水平方向において座席レールを案内する働きをする。
保持器が設けられているため、案内レールと座席レールの形状適合は行われない
。
【0005】 ドイツ連邦共和国特許出願公開第3226585号公報はレール構造体を開示
している。このレール構造体の場合には、両レールがそれぞれ溶接された単一部
品からなっている。案内および垂直方向の受け止めのための転動体が、両レール
の間に配置されている。側方の案内のために、対応するフランジが設けられてい
る。このフランジは、走行レールの調節時に、金属部品が互いに滑動するので、
摩擦を低下させるために潤滑剤を使用しなければならないという欠点がある。更
に、転動体を省略し、レールをレール上でスライドさせることが記載されている
。この場合しかし、どのようにして滑り摩擦と摩耗を低下させるかについては記
載されていない。
している。このレール構造体の場合には、両レールがそれぞれ溶接された単一部
品からなっている。案内および垂直方向の受け止めのための転動体が、両レール
の間に配置されている。側方の案内のために、対応するフランジが設けられてい
る。このフランジは、走行レールの調節時に、金属部品が互いに滑動するので、
摩擦を低下させるために潤滑剤を使用しなければならないという欠点がある。更
に、転動体を省略し、レールをレール上でスライドさせることが記載されている
。この場合しかし、どのようにして滑り摩擦と摩耗を低下させるかについては記
載されていない。
【0006】 このようなレールガイドの欠点は、両レールのほかに、玉軸受、ころまたは保
持器のような他の部品を取付ける必要があることにある。三次元方向における案
内を保証するために、両レールを複雑な形状に形成する必要がある。この場合、
両レールは特に、側方のガイドの範囲において互いに滑るので、そこに潤滑剤、
一般的には潤滑グリースを使用しなければならない。使用時、すなわちレールの
調節によって、潤滑剤粒子が剥がれ、周囲、すなわち車両室内を汚染することに
なる。スライダがインサート部品として設けられているときには、このインサー
ト部品を同様に案内しなければならない。この場合、インサート部品は長い使用
時間の後で負荷に応じて変形し、レールの摺動性を損なうことがある。
持器のような他の部品を取付ける必要があることにある。三次元方向における案
内を保証するために、両レールを複雑な形状に形成する必要がある。この場合、
両レールは特に、側方のガイドの範囲において互いに滑るので、そこに潤滑剤、
一般的には潤滑グリースを使用しなければならない。使用時、すなわちレールの
調節によって、潤滑剤粒子が剥がれ、周囲、すなわち車両室内を汚染することに
なる。スライダがインサート部品として設けられているときには、このインサー
ト部品を同様に案内しなければならない。この場合、インサート部品は長い使用
時間の後で負荷に応じて変形し、レールの摺動性を損なうことがある。
【0007】 本発明の課題は、簡単に製作可能であり、走行レールの簡単な組み立てを可能
にし、全体としてコンパクトなレールガイドが得られる案内レールを提供するこ
とである。本発明の他の課題は案内レールを製作するための低コストの方法を提
供することである。
にし、全体としてコンパクトなレールガイドが得られる案内レールを提供するこ
とである。本発明の他の課題は案内レールを製作するための低コストの方法を提
供することである。
【0008】 この課題は、少なくともレールの案内面の範囲に、少なくとも1つの層からな
る減摩コーティングを備えているレールによって解決される。
る減摩コーティングを備えているレールによって解決される。
【0009】 減摩コーティングが案内レールに取付けられていることにより、玉軸受等のよ
うな付加的に取付けられる他のスライド要素が不要である。それによって、案内
レールと走行レールの組み立てが非常に容易になる。
うな付加的に取付けられる他のスライド要素が不要である。それによって、案内
レールと走行レールの組み立てが非常に容易になる。
【0010】 他の利点は、減摩コーティングが玉軸受等と異なり、レールの間に狭いスペー
スだけしか必要とせず、それによって全体としてコンパクトなレールガイドが得
られ、場合によっては軽量化されることにある。
スだけしか必要とせず、それによって全体としてコンパクトなレールガイドが得
られ、場合によっては軽量化されることにある。
【0011】 減摩コーティングは自滑性であり、付加的な潤滑剤を必要としないので、レー
ルガイドの周囲に汚染物が集まらない。更に、本発明による案内レールを備えた
レールガイドは保守整備が不要である。
ルガイドの周囲に汚染物が集まらない。更に、本発明による案内レールを備えた
レールガイドは保守整備が不要である。
【0012】 減摩コーティング層の面積は好ましくは、押え装置による後の変形プロセスの
際に単位面積あたりの負荷が約200MPaを超えず、使用時に低い動作摩耗率
が達成されるような大きさに選定すべきである。他方では、摩擦は所望な面積比
を決定する。10MPaよりも大きな単位面積あたりの負荷は、0.1よりも小
さな摩擦係数を保証する。
際に単位面積あたりの負荷が約200MPaを超えず、使用時に低い動作摩耗率
が達成されるような大きさに選定すべきである。他方では、摩擦は所望な面積比
を決定する。10MPaよりも大きな単位面積あたりの負荷は、0.1よりも小
さな摩擦係数を保証する。
【0013】 減摩コーティングとして、滑り軸受製作において知られているすべてのコーテ
ィングを使用することができる。
ィングを使用することができる。
【0014】 減摩コーティングは特に合成樹脂層からなっている。合成樹脂層としては例え
ば充填材入りPTFE、充填材入りPPS、充填材入りPVDF、PDMまたは
PEEKを使用することができる。
ば充填材入りPTFE、充填材入りPPS、充填材入りPVDF、PDMまたは
PEEKを使用することができる。
【0015】 他の実施形では、減摩コーティングが複数の層、特に2つの層を備えている。
この場合、一方の層は焼結ブロンズからなり、他の層は合成樹脂からなっている
。
この場合、一方の層は焼結ブロンズからなり、他の層は合成樹脂からなっている
。
【0016】 このような案内レールを製作するための方法では、金属帯状体上に減摩コーテ
ィングを連続的に被覆形成し、コーティングされた帯状体を所望の長さおよび幅
に切断し、切断された帯状体部分を変形する。
ィングを連続的に被覆形成し、コーティングされた帯状体を所望の長さおよび幅
に切断し、切断された帯状体部分を変形する。
【0017】 この方法の利点は、前の状態で既に、すなわち変形前に既に、減摩コーティン
グが次のような範囲に被覆形成されることにある。すなわち、変形後および組み
立て後、対応するスライド相手、つまり所属する走行レールが接触する範囲に被
覆形成されることにある。それによって、コーティング方法は、既に変形された
金属片のコーティングと比べてきわめて簡単になる。なぜなら、内面はほとんど
アクセスしにくいからである。
グが次のような範囲に被覆形成されることにある。すなわち、変形後および組み
立て後、対応するスライド相手、つまり所属する走行レールが接触する範囲に被
覆形成されることにある。それによって、コーティング方法は、既に変形された
金属片のコーティングと比べてきわめて簡単になる。なぜなら、内面はほとんど
アクセスしにくいからである。
【0018】 変形の際、減摩コーティングは一般的に材料次第では損傷しない。壁厚/曲げ
半径の比が極端である場合には、金属帯状体をこの曲げ個所で露出させるかまた
は変形の前に被覆しないと有利である。
半径の比が極端である場合には、金属帯状体をこの曲げ個所で露出させるかまた
は変形の前に被覆しないと有利である。
【0019】 帯状体全体がコーティングされず、後で案内面を形成する面だけがコーティン
グされるので、金属帯状体の選択的なコーティングで充分である。帯状体の選択
的なコーティングは、案内面のために後で供されるようなコーティング材料量だ
けしか必要としないという利点がある。
グされるので、金属帯状体の選択的なコーティングで充分である。帯状体の選択
的なコーティングは、案内面のために後で供されるようなコーティング材料量だ
けしか必要としないという利点がある。
【0020】 他の実施形では、金属帯状体が平面状にコーティングされる。この場合、コー
ティング中またはコーティングの後で、所望の個所のコーティング材料が除去さ
れる。
ティング中またはコーティングの後で、所望の個所のコーティング材料が除去さ
れる。
【0021】 金属帯状体には好ましくは合成樹脂フィルムが接着される。 他の実施形では、金属帯状体に先ず最初にブロンズ層が被覆形成され、このブ
ロンズ層が焼結される。続いて合成樹脂層が被覆形成される。
ロンズ層が焼結される。続いて合成樹脂層が被覆形成される。
【0022】 コーティングを被覆形成する前に、金属帯状体は公知の方法に従って脱脂され
、ざらざらにされる。
、ざらざらにされる。
【0023】 幅の広い帯状体から、横方向に見て複数のレール製作用半製品要素を形成する
ときには、付加的な加工、すなわち減摩層材料の除去が不要であるように、切断
線が帯状体の縦方向に設けられると有利である。レール幅を決定するための切断
は好ましくは、コーティングされた範囲の中央でおよびまたはコーティングされ
ていない範囲の中央で行われる。
ときには、付加的な加工、すなわち減摩層材料の除去が不要であるように、切断
線が帯状体の縦方向に設けられると有利である。レール幅を決定するための切断
は好ましくは、コーティングされた範囲の中央でおよびまたはコーティングされ
ていない範囲の中央で行われる。
【0024】 次に、図に基づいて有利な実施の形態を詳しく説明する。 図1には、金属帯状体1が示してある。この金属帯状体は縦方向7に連続的に
移動し、適切なコーティング装置において減摩コーティング(滑りコーティング
)2が形成される。この減摩コーティングは図示した実施の形態では、1つの層
、例えば合成樹脂層からなっている。この層は金属帯状体1に直接被覆形成され
ている。減摩コーティング2は帯状体1の中央範囲にのみ被覆形成されているの
で、金属帯状体1のエッジ5a,5bは露出したままである。金属帯状体1上に
おける減摩コーティング2の配置は、減摩コーティングが図2に関連して説明す
るように、レールに変形した後で案内面が生じる範囲にのみ存在するように選定
される。コーティングされた帯状体10は、横方向に見てそれぞれ2本のレール
が形成されるような幅を有する。これに応じて、切断線8が減摩コーティング2
の範囲の中央で延びている。
移動し、適切なコーティング装置において減摩コーティング(滑りコーティング
)2が形成される。この減摩コーティングは図示した実施の形態では、1つの層
、例えば合成樹脂層からなっている。この層は金属帯状体1に直接被覆形成され
ている。減摩コーティング2は帯状体1の中央範囲にのみ被覆形成されているの
で、金属帯状体1のエッジ5a,5bは露出したままである。金属帯状体1上に
おける減摩コーティング2の配置は、減摩コーティングが図2に関連して説明す
るように、レールに変形した後で案内面が生じる範囲にのみ存在するように選定
される。コーティングされた帯状体10は、横方向に見てそれぞれ2本のレール
が形成されるような幅を有する。これに応じて、切断線8が減摩コーティング2
の範囲の中央で延びている。
【0025】 図1bには、コーティングされた帯状体10が縦方向に切断されて示してある
。それによって、2つの帯状体部分11a,11bが得られる。この帯状体部分
はそれに続く変形工程でレール12に加工される。このレールは図2に斜視図で
示してある。レール12はほぼU字形の形状を有する。この場合、左側の範囲に
は減摩コーティング2がある。この左側の範囲は走行レール13を支持する範囲
である。この走行レールの形状は案内レール12の形状に適合している。変形プ
ロセスによって、減摩コーティング2の範囲から、全部で3つの案内面14a,
14b,14cが形成される。それによって、減摩コーティング2は専ら、この
案内面に制限される。
。それによって、2つの帯状体部分11a,11bが得られる。この帯状体部分
はそれに続く変形工程でレール12に加工される。このレールは図2に斜視図で
示してある。レール12はほぼU字形の形状を有する。この場合、左側の範囲に
は減摩コーティング2がある。この左側の範囲は走行レール13を支持する範囲
である。この走行レールの形状は案内レール12の形状に適合している。変形プ
ロセスによって、減摩コーティング2の範囲から、全部で3つの案内面14a,
14b,14cが形成される。それによって、減摩コーティング2は専ら、この
案内面に制限される。
【0026】 図3aには半製品の他の実施の形態が示してある。この半製品は幅の広い帯状
体である。この帯状体から、図4に示すように複数の案内レールが製作される。
金属帯状体1には、減摩コーティング2を備えた全部で6個の帯状範囲が設けら
れている。減摩コーティング2の帯状部はコーティング工程中に選択的にコーテ
ィングすることによって製作可能である。しかし、ほぼ全面をコーティングした
後で、適当に形成されたドクターブレードによって、範囲6a〜6eを後で露出
させることもできる。この実施の形態の場合にも、エッジ範囲5a,5bはコー
ティングされていない。
体である。この帯状体から、図4に示すように複数の案内レールが製作される。
金属帯状体1には、減摩コーティング2を備えた全部で6個の帯状範囲が設けら
れている。減摩コーティング2の帯状部はコーティング工程中に選択的にコーテ
ィングすることによって製作可能である。しかし、ほぼ全面をコーティングした
後で、適当に形成されたドクターブレードによって、範囲6a〜6eを後で露出
させることもできる。この実施の形態の場合にも、エッジ範囲5a,5bはコー
ティングされていない。
【0027】 減摩コーティング2は本実施の形態では、全部で2つの層、すなわち焼結ブロ
ンズ層3と、合成樹脂製減摩層4とからなっている。
ンズ層3と、合成樹脂製減摩層4とからなっている。
【0028】 減摩コーティング2の帯状部の配置は、横方向に見て全部で4個のスライドレ
ールを製作できるように選定されている。これに応じて、切断線8a〜8cはそ
れぞれ、減摩コーティング2の範囲の中央にあるかまたは露出範囲、本実施の形
態では露出範囲6cの中央にある。
ールを製作できるように選定されている。これに応じて、切断線8a〜8cはそ
れぞれ、減摩コーティング2の範囲の中央にあるかまたは露出範囲、本実施の形
態では露出範囲6cの中央にある。
【0029】 コーティングされた帯状体20を線8a〜8cに沿って縦方向に切断した後で
、個々の帯状体部分21a〜21dが得られる。この帯状体部分は図3bに示し
てある。各々の帯状体部分21a〜21dは減摩コーティング2を有する2つの
帯状の範囲を備えている。この個々の帯状体部分21a〜21dは、図4に示す
ように、それぞれ1つの案内レール22に変形される。減摩コーティング2の両
範囲は両案内面24a,24bを形成する。この場合、案内面24aは縦溝25
の形に形成されている。この縦溝25は、垂直方向の案内だけでなく、水平方向
の案内も保証するという利点がある。従って、図2に示すような第3の案内面が
不要である。この案内レール22もほぼU字形の横断面を有する。
、個々の帯状体部分21a〜21dが得られる。この帯状体部分は図3bに示し
てある。各々の帯状体部分21a〜21dは減摩コーティング2を有する2つの
帯状の範囲を備えている。この個々の帯状体部分21a〜21dは、図4に示す
ように、それぞれ1つの案内レール22に変形される。減摩コーティング2の両
範囲は両案内面24a,24bを形成する。この場合、案内面24aは縦溝25
の形に形成されている。この縦溝25は、垂直方向の案内だけでなく、水平方向
の案内も保証するという利点がある。従って、図2に示すような第3の案内面が
不要である。この案内レール22もほぼU字形の横断面を有する。
【図1】 1aと1bはコーティングを被覆形成した半製品の斜視図である。
【図2】 走行レールと共に、図1bに示した半製品によって製作されたレールを示す斜
視図である。
視図である。
【図3】 3aと3bは他の実施の形態による半製品の斜視図である。
【図4】 走行レールと共に、図3bに示した半製品によって製作されたレールを示す斜
視図である。
視図である。
1 金属帯状体 2 減摩コーティング 3 焼結ブロンズ 4 合成樹脂層 5a,5b エッジ範囲 6a〜6e 露出範囲 7 帯状体の縦方向 8a,8b,8c 切断線 10 コーティングされた帯状体 11a,11b コーティングされた帯状体部分 12 レール 13 走行レール 14a,14b,14c 案内面 20 コーティングされた帯状体 21a,21b,21c,21d コーティングされた帯状体部分 22 レール 23 走行レール 24a,24b 案内面 25 溝
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年1月18日(2001.1.18)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 28/00 C23C 28/00 E // B60N 2/06 B60N 2/06 Fターム(参考) 3B087 BA01 BB01 DE10 4F100 AB01A AK01B AK17B AK18B AK19B AK56B AK57B AT00A BA02 EC182 EJ48A EJ64B GB32 JK09B JK16B 4K044 AA02 AB10 BA06 BA10 BA21 BB03 BB10 BC01 CA31 CA53
Claims (10)
- 【請求項1】 自動車部品、特に座席、ドアおよびサンルーフの走行レール
を案内するための、案内面を有するレールにおいて、レールが少なくとも案内面
(14a,14b,14c,24a,24b)の範囲に、少なくとも1つの層(
3,4)からなる減摩コーティング(2)を備えていることを特徴とする案内レ
ール。 - 【請求項2】 減摩コーティング(2)が合成樹脂層からなっていることを
特徴とする請求項1記載の案内レール。 - 【請求項3】 合成樹脂層が充填材入りPTFE、充填材入りPPS、充填
材入りPVDF、PDMまたはPEEKからなっていることを特徴とする請求項
2記載の案内レール。 - 【請求項4】 減摩コーティング(2)が焼結ブロンズ層(3)とその上に
被覆形成された合成樹脂層(4)とからなっていることを特徴とする請求項1記
載の案内レール。 - 【請求項5】 自動車部品、特に座席、ドアおよびサンルーフを案内するレ
ールを製作するための方法において、金属帯状体上に減摩コーティングを連続的
に被覆形成し、コーティングされた帯状体を所望の長さと幅に切断し、切断され
た帯状体部分を変形することを特徴とする方法。 - 【請求項6】 金属帯状体に合成樹脂フィルムが接着されることを特徴とす
る請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 金属帯状体に先ず最初にブロンズ層が被覆形成され、このブ
ロンズ層が焼結され、続いて合成樹脂層が被覆形成されることを特徴とする請求
項5記載の方法。 - 【請求項8】 金属帯状体が選択的にコーティングされることを特徴とする
請求項5〜7のいずれか一つに記載の方法。 - 【請求項9】 コーティング中またはコーティング後に、減摩コーティング
が選択的に除去されることを特徴とする請求項5〜7のいずれか一つに記載の方
法。 - 【請求項10】 レール幅を決定するための縦方向切断が、コーティングさ
れた範囲の中央でおよびまたはコーティングされていない範囲の中央で行われる
ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか一つに記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19857814A DE19857814C2 (de) | 1998-12-15 | 1998-12-15 | Verfahren zur Herstellung einer Schiene zur Führung von Laufschienen von KFZ-Komponenten |
DE19857814.8 | 1998-12-15 | ||
PCT/DE1999/003980 WO2000035705A1 (de) | 1998-12-15 | 1999-12-14 | Schiene zur führung von laufschienen von kfz-komponenten und verfahren zu ihrer herstellung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002532317A true JP2002532317A (ja) | 2002-10-02 |
Family
ID=7891140
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000587989A Withdrawn JP2002532317A (ja) | 1998-12-15 | 1999-12-14 | 自動車部品の走行レールを案内するレールとこのレールの製作方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1140555B1 (ja) |
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