JP2002531619A - 低粉じんで均衡の取れた硬度の抗酸化剤凝集物およびそれの製造方法 - Google Patents

低粉じんで均衡の取れた硬度の抗酸化剤凝集物およびそれの製造方法

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JP2002531619A JP2000585323A JP2000585323A JP2002531619A JP 2002531619 A JP2002531619 A JP 2002531619A JP 2000585323 A JP2000585323 A JP 2000585323A JP 2000585323 A JP2000585323 A JP 2000585323A JP 2002531619 A JP2002531619 A JP 2002531619A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤のブレンド物の凝集物をこの凝集物が移送中には耐摩滅性を示すがホストプラスチックに容易に分散し得るような均衡の取れた硬度を持つように製造する方法に向けたものである。式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表されるアルコール単独で構成させたか或はそれと80体積%以下の量の塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンでから成る群から選択される共溶媒で構成させた加工助剤を用いて、そのような凝集物を達成する。この共溶媒加工助剤に抗酸化剤を溶媒100mL当たり少なくとも1グラムの量で溶解させておく。この加工助剤を用いて抗酸化剤と酸中和剤の混合物のペーストを生じさせる。次に、その結果として生じたペーストに凝集を受けさせた後、その結果として生じた凝集物を乾燥させる。この加工助剤に入れるアルコールを制御した量で用いることを通して結果として生じる凝集物の硬度の制御を達成し、この硬度は前記系で用いたアルコールの量と逆の関係にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の分野) 本発明は立体障害フェノール系抗酸化剤(sterically hinde
red phenol antioxidant)と酸中和剤(acid ne
utralizer)の低粉じん(low dust)で均衡の取れた硬度(b
alanced hardness)を有する凝集物(agglomerate
s)およびそのような均衡の取れた硬度を有する凝集物を製造する方法に関する
【0002】 (発明の背景) 有機重合体(プラスチック)、特にポリオレフィン、例えばポリエチレンおよ
びポリプロピレンなどは、これを加工しかつこれが所望の使用特性(servi
ce properties)を維持するように長期の安定性を保持させる目的
でいろいろな添加剤系の添加を必要とする。また、光および熱が有害な影響を与
えることに加えてそのようなプラスチックの製造で使用された触媒系の残渣も有
害である。そのような困難さを克服する目的で幅広く多様な物質が添加剤および
安定剤として用いられることは本技術分野で公知である。多くの場合、そのよう
な添加剤の混合物が用いられる。
【0003】 通常用いられる1つの添加剤系は、酸中和剤と組み合わせて用いられる立体障
害フェノール系抗酸化剤を含んで成る系である。そのような抗酸化剤と酸中和剤
は粉末形態であることから、それを添加剤系に入れて用いる時に粉じんが発生す
ると言った問題ばかりでなく分離を起こす傾向があることで計量が困難になると
言った問題を有することから不利益が生じる。従って、そのような欠点を持たな
い商業的形態の抗酸化剤添加剤が求められているままである。
【0004】 低粉じん添加剤系の製造を達成する目的でいろいろなアプローチが成されてき
たが、そのような方法では一般に添加剤パッケージにさらなる成分、例えばステ
アリン酸カルシウム、水または他の結合剤(binders)などを導入する方
式が用いられてきた。
【0005】 混合方法または圧縮固化を利用した他の従来技術の方式も公知であるが、その
結果として生じる商業形態が有する機械的特性はたいてい充分でない。
【0006】 添加剤パッケージ(additive package)が粉じんを発生しな
いに充分なほどの耐摩滅性(abrasion resistance)を有す
るように前記添加剤パッケージに充分な機械的強度または硬度を持たせる必要が
あることに加えてまた当該添加剤パッケージをホスト(host)プラスチック
の中に分散させた系を容易に加工することができるように均衡の取れた硬度をそ
れに持たせる必要もある。
【0007】 従って、望まれない成分を導入しなくても機械的摩滅を起こさずかつ粉じんを
発生しないに充分な機械的強度を有すると同時にホストプラスチックに容易に分
散し得ると言った均衡の取れた硬度を有する強度の均衡が取れた抗酸化剤−酸中
和剤添加剤系が求められているままである。
【0008】 本発明の凝集させた添加剤系は球形構造を有することで前記凝集物は良好な流
動特性を示すことから良好な計量を達成しようとする時により柔らかな粒子を用
いることができることで前記添加剤系をホストプラスチックに分散させる時の分
散性がより良好になり得る。
【0009】 加うるに、本発明に従って添加剤パッケージの凝集を硬度を制御して起こさせ
ることを通して注文に合わせた凝集添加剤系を製造する方法も提供する。
【0010】 従って、本発明の1つの目的は、望まれない成分を添加剤系に導入することな
く立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤のブレンド物の新規な凝集物を製造
する方法を提供することにある。
【0011】 本発明の別の目的は、充分な耐摩滅性を示すにも拘らずホストプラスチックに
容易に分散し得るような均衡の取れた硬度を有する凝集形態の新規な立体障害フ
ェノール−酸中和剤添加剤系を提供することにある。
【0012】 以下に示す明細および請求の範囲から本発明の他の面、目的およびいくつかの
利点が明らかになるであろう。
【0013】 (発明の要約) 私は、本発明の1つの態様に従い、立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤
のブレンド物の凝集物にこれが充分な耐摩滅性を示すと同時にホストプラスチッ
クに容易に分散し得ると言った均衡の取れた硬度を持たせることができることを
見出し、ここでは、このような凝集物を、 (a)式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表さ
れるアルコールと約80重量パーセント以下の量の塩化メチレン、クロロホルム
、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチ
レン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから成る群から選択される共溶媒か
ら本質的に成る共溶媒系に前記立体障害フェノール系抗酸化剤の1番目の部分を
溶解させることで前記立体障害フェノール系抗酸化剤が前記溶媒系に入っている
加工助剤(processing aid)を生じさせ、 (b)前記立体障害フェノール系抗酸化剤の2番目の部分と酸中和剤の混合物を
前記段階(a)の加工助剤系に前記混合物のペーストが生じる量で接触させ、 (c)段階(b)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系
抗酸化剤と前記酸中和剤のペーストを凝集させ、そして (d)段階(c)で生じるようにして結果として得た立体障害フェノール系抗酸
化剤と酸中和剤の凝集物を乾燥させることで均衡の取れた硬度を有するそれの乾
燥した凝集物を生じさせる、 ことを含んで成る方法を用いて生じさせることができる。
【0014】 私は、更に本発明に従い、前記加工助剤液から前記共溶媒と抗酸化剤を除いて
式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表される少
なくとも1種のアルコールに前記立体障害フェノールと前記酸中和剤のブレンド
物をこのブレンド物のペーストが生じるに充分な量で直接接触させることで最大
限の柔らかさを有するがそれでも摩滅に耐えるに充分な硬度を有する前記立体障
害フェノール系抗酸化剤−酸中和剤ブレンド物の凝集物を生じさせることができ
ることも見いだした。
【0015】 従って、私は、本発明のさらなる態様に従い、立体障害フェノール系抗酸化剤
と酸中和剤の凝集物にこれが妥当な耐摩滅性を示すに充分な硬度を有するがホス
トプラスチックに容易に分散し得ると言った最大限の柔らかさを持たせることが
できることを見出し、ここでは、このような凝集物を、 (a)立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物を式ROH[式中、R
は炭素原子数が1−8のアルキル基である]で表されるアルコールに前記立体障
害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤のブレンド混合物のペーストが生じるに充分
な量で接触させ、 (b)段階(a)で生じるようにして結果として得た立体障害フェノール系抗酸
化剤と酸中和剤のペーストを凝集させ、そして (c)段階(b)で生じるようにして結果として得た立体障害フェノール系抗酸
化剤と酸中和剤の凝集物を乾燥させることでそれの乾燥した凝集物を生じさせる
、 ことを含んで成る方法を用いて生じさせることことができる。
【0016】 このような凝集物を生じさせる時にアルコールを単独で用いて凝集物を生じさ
せると最低限の硬度を有する凝集物が生じる。
【0017】 従って、本発明では、低級アルキルアルコール単独で本質的に構成させるか或
はそれに共溶媒を約80重量パーセント以下の量で含有させた溶媒系で構成させ
た加工助剤を用いて立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物から生じ
させた新規な凝集物を提供する。共溶媒を用いる場合、これに立体障害フェノー
ル系抗酸化剤を溶媒系100mL当たり少なくとも1グラム溶解させる。この溶
解系で用いるアルコールの量は、このアルコールの量を多くするにつれてこれを
用いて生じさせる立体障害フェノール系抗酸化剤−酸中和剤ブレンド物凝集物が
達成する均衡の取れた硬度が低くなるような量である。前記アルコールの量を少
なくするとそれを用いて生じさせる凝集物が達成する均衡の取れた硬度が高くな
る。
【0018】 立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物から本質的に成る添加剤パ
ッケージの凝集物を生じさせる時に用いるに適した共溶媒系を見いだしたことに
加えて、更に、式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である
]で表されるアルコールのみを加工助剤として用いることでもそのような添加剤
パッケージの凝集物を生じさせることができることも見いだした。この加工助剤
を前記アルコール単独で構成させる場合には、凝集させるべき添加剤粉末ブレン
ド物を前記アルコールに前記添加剤ブレンド物のペーストが生じる量で直接接触
させてもよく、その後、それに凝集を受けさせる。
【0019】 (発明の詳細な記述) 本発明は、立体障害フェノール系抗酸化剤−酸中和剤ブレンド物用の初期結合
剤(initial binder)として式ROH[式中、Rは炭素原子数が
1から8の低級アルキル基である]で表されるアルコール単独で構成させた加工
助剤を用いるか或は前記式ROHで表されるアルコールとそれに約80重量パー
セント以下の量で含有させた塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン
、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘ
キサンおよびヘキサンから成る群から選択される共溶媒で本質的に構成させた共
溶媒系にその凝集させるべき抗酸化剤の1番目の部分を溶解(抗酸化剤を共溶媒
100mL当たり少なくとも1グラム溶解)させることで生じさせた加工助剤を
用いると前記立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物から本質的に成
る凝集物が粉じんの問題も摩滅の問題も起こさないと同時にホストプラスチック
に容易に分散し得るような均衡の取れた硬度を示す添加剤パッケージ凝集物が生
じ得ることを見いだしたことを基にしている。
【0020】 次に、その選択した立体障害フェノールと酸中和剤の混合物を前記加工助剤に
前記混合物のペーストが生じるに充分な量で接触させる。次に、結果として生じ
たペーストに凝集を受けさせた後、その結果として生じた凝集物を乾燥させるこ
とで、均衡の取れた硬度を有する添加剤混合物凝集物を生じさせる。
【0021】 凝集を受けさせることが望まれる個々の立体障害フェノール系抗酸化剤を溶か
し得る如何なる溶媒も本発明の共溶媒加工助剤(cosolvent proc
essing aid)に入れて使用可能であるが、現在のところ好適な共溶媒
は塩化メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キ
シレン、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから
成る群から選択される共溶媒である。現在のところ好適な溶媒はアセトンおよび
メチルエチルケトンである。
【0022】 立体障害フェノールの種類の抗酸化剤は有機材料で良く知られており、しばし
ば重合体の安定化で用いられる。そのような化合物は、好適には、式:
【0023】
【化3】
【0024】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
で表される基を少なくとも1つ含む化合物である。
【0025】 本発明の実施で用いるに有用で適切な立体障害フェノールの種類の抗酸化剤は
、アルキル置換モノフェノール類、アルキルチオメチルフェノール類、ヒドロキ
ノン類、アルキル置換ヒドロキノン類、トコフェノール類、ヒドロキシル置換チ
オジフェニルエーテル類、アルキリデンビスフェノール類、o、sおよびs−ベ
ンジル化合物、ヒドロキシベンジル置換マロネート類、ヒドロキシベンジル芳香
族、トリアジン類、ベンジルホスホネート類、アシルアミノフェノール類、β−
(5t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プロピオン酸のエステ
ル、β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
のエステル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸のエステル
およびβ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸
のアミドから成る群から選択される抗酸化剤である。
【0026】 本発明の実施で用いるに現在のところ好適な立体障害フェノール系抗酸化剤は
、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ桂皮酸オクタデシル、 テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロシンナ
メート)]メタン、 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4
−ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 1,3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イ
ソシアヌレート、 1,3,5−トリス−(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベ
ンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオ
ン、および チオジエチレンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロシン
ナメート、 から成る群から選択される抗酸化剤である。
【0027】 本発明の実施で用いるに現在のところ最も好適な抗酸化剤は1,3,5−トリ
メチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)ベンゼンである。前記抗酸化剤はアルベマール社(Albemarle
Corporation)の製品であり、商標ETHANOXR330の下で入
手可能である。
【0028】 本発明の方法の実施で前記加工助剤に入れる共溶媒の量は式ROH[式中、R
は炭素原子数が1から8のアルキル基である]の0から80重量パーセントであ
ってもよい。前記立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤のペーストを生じさ
せる時に用いる溶媒系にアルコールを添加して前記加工助剤系中のROHの濃度
を変えて前記系中の前記アルコールの含有パーセントを高くして行くと凝集物の
硬度値が低下して来るが、このようにして、結果として生じる凝集物の硬度の継
続的修飾(continuing modification)を達成すること
を通して、摩滅の回避、従って粉じんの回避に必要な硬度と凝集させた抗酸化剤
がそれのホストプラスチックに容易に分散することを可能にする硬度とが均衡す
るように前以て決めておいた硬度を持たせた抗酸化剤凝集物を注文に合わせて生
じさせることができる。従って、前記系に入れる前記アルコールの効果と前記溶
媒/アルコール系に存在させるアルコールの量は逆の関係にある(invers
e to)。
【0029】 本発明の実施で用いるに現在のところ好適なアルコールは、メタノール、エタ
ノールおよびイソプロパノールから成る群から選択したアルコールである。現時
点で特に好適なアルコールはメタノールである。
【0030】 用語「プラスチック」を本明細書で用いる場合、これに有機重合体、例えばエ
チレンおよびプロピレンまたはそれらと他のオレフィン単量体の混合物から作ら
れたオレフィン重合体などを意味させることを意図する。
【0031】 用語「凝集物」を本明細書で用いる場合、これに立体障害フェノール系抗酸化
剤と酸中和剤の混合物の凝集を凝集装置、例えばピン凝集装置(pin agg
lomerator)など中で起こさせることを通して生じさせた前記抗酸化剤
と酸中和剤から本質的に成る小型の球形体を意味させることを意図する。
【0032】 用語「加工助剤」を本明細書で用いる時、これに、立体障害フェノール−酸中
和剤ブレンド物の望まれる凝集を起こさせる時にアルコールを単独で用いて所望
の凝集物を生じさせる場合には式ROH[式中、Rは炭素原子数が1−8のアル
キル基である]で表されるアルコールを意味させ、そして前記アルコールと塩化
メチレン、クロロホルム、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン
、シクロヘキサン、スチレン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから成る群
から選択される抗酸化剤用共溶媒を含有させた共溶媒系に立体障害フェノール系
抗酸化剤を共溶媒100mL当たり少なくとも1グラム溶解させることで構成さ
せた加工助剤を用いて所望の凝集物を生じさせる場合にはこのような加工助剤を
意味させることを意図する。
【0033】 本発明の共溶媒加工助剤に前記アルコールを制御した量で用いることを通して
最終的に生じる凝集物製品の砕け易さまたは硬度の制御を達成する。
【0034】 本発明の現在のところ好適な1つの態様では、ETHANOXR330抗酸化
剤と酸中和剤をホスト有機重合体またはプラスチックに配合する時にそれらが容
易に分散すると同時にそれらを移送することができるように均衡の取れた硬度を
有するそれらの凝集製品を提供するが、本発明の実施で他の抗酸化剤を単独また
は他の選択した材料または共添加剤と組み合わせて用いることも同様に可能であ
ることは理解されるであろう。従って、本発明の方法を通して、選択した立体障
害フェノール系抗酸化剤を酸中和剤および場合によりホスト有機重合体に導入す
ることが望まれる他の添加剤と組み合わせて用いた特注の添加剤系をそれに均衡
の取れた硬度を持たせて製造することができる。
【0035】 本発明の凝集物に入れる立体障害フェノール系抗酸化剤の量は、その凝集させ
る添加剤の意図した使用に依存するであろう。従って、本発明の凝集物を15か
ら85重量パーセントの抗酸化剤と85から15重量パーセントの酸中和剤で構
成させてもよい。
【0036】 そのような添加剤系を所望添加剤系の構成で他の成分、例えばホスファイト系
抗酸化剤などと混合した状態で生じさせる時には、そのような凝集物の前記立体
障害フェノール系抗酸化剤含有量を少なくとも約20重量%にすべきである。
【0037】 本発明の凝集物に含める酸中和剤成分は金属酸化物、金属炭酸塩およびヒドロ
タルサイト(hydrotalcites)から成る組の少なくとも1種の化合
物である。そのような化合物は添加剤系で酸の中和を達成することが良く知られ
ている。
【0038】 ヒドロタルサイトは良く知られていて、協和化学工業株式会社から商業的に入
手可能である。特に商標DHT−4Vの下で入手可能なヒドロタルサイトが適切
である。
【0039】 現在のところ好適な金属酸化物は二価金属の酸化物である。そのような化合物
には亜鉛の酸化物およびマグネシウムの酸化物が含まれる。
【0040】 現在のところ好適な金属炭酸塩は二価金属の炭酸塩である。そのような化合物
にはカルシウムの炭酸塩およびマグネシウムの炭酸塩、例えば一般式 Mg4.5Al2(OH)13CO3・XH2O [式中、Xは1から5である]で表されるヒドロキシ炭酸マグネシウムアルミニ
ウム水化物化合物などが含まれる。
【0041】 本発明の添加剤凝集系に含有させることができる他の化合物には、金属石鹸、
帯電防止剤、抗ブロッキング剤、難燃剤、チオエステル、内部滑剤、外部滑剤、
顔料、UV吸収剤および光安定剤から成る群から選択されるプラスチック用添加
剤が含まれる。
【0042】 そのような立体障害フェノール系抗酸化剤および酸中和剤に加えて、本発明の
凝集物に場合によりまたホスファイト系二次抗酸化剤、例えばホスファイト、ホ
スホネートおよびフルオロホスホネートなどを含有させることも可能である。適
切なホスファイト系二次抗酸化剤の例は下記である: 2,2’−エチリデンビス−(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)−フルオロホ
スホナイト、 2,2’,2”−ニトロ[トリエチル−トリス(3,3’,5,5’−テトラ−
t−ブチル−1,1’−ビフェニル−2,2’−ジイル)]ホスファイト、 トリス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ホスファイト、 ビス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファ
イト、および テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)−4,4’−ビフェニレンジホ
スホナイト。
【0043】 そのようなホスファイト系二次抗酸化剤の使用量はプラスチック添加剤パッケ
ージの意図した使用に依存するであろう。従って、そのような凝集物にホスファ
イト系二次抗酸化剤を0から70重量パーセントの量で含有させてもよい。立体
障害フェノール系抗酸化剤に加えてホスファイト系二次抗酸化剤を用いる時には
、この立体障害フェノール系抗酸化剤とホスファイト系二次抗酸化剤の重量比を
20:1から1:5の範囲内にする。
【0044】 本発明の方法の実施する時、前記抗酸化剤および酸中和剤で最初に選択したア
ルコールを単独で用いてもよいか或はそれに共溶媒を80重量パーセント以下の
量で添加してもよい。最初に抗酸化剤と酸中和剤を選択した共溶媒系に溶解させ
る時、これは、本発明に従って凝集させるべき抗酸化剤質量全体を用いて個別に
実施可能であるか、或は抗酸化剤が溶媒100mL当たり少なくとも1グラムの
量で溶媒に溶解するような量で溶媒系を抗酸化剤−酸中和剤ブレンド物に加えそ
してその結果として生じた溶液を残りの抗酸化剤−酸中和剤ブレンド物にインサ
イチューで接触させることで、凝集を起こさせるに適した抗酸化剤−酸中和剤ブ
レンド物のペーストを生じさせてもよい。凝集を起こさせるに適したペーストを
生じさせるに必要な溶媒加工助剤[即ちアルコールと選択した共溶媒(用いる場
合)]の濃度は、典型的に、添加剤粉末(即ちフェノール系抗酸化剤と酸中和剤
)97重量部当たり約3重量部の溶媒加工助剤から添加剤粉末80重量部当たり
約20重量部の溶媒加工助剤に及ぶ範囲である。
【0045】 実施例 以下に示す実施例は本発明を説明しかつ本発明をどのようにして成して用いる
かを通常の技術者に教示することを意図したものである。本実施例は決して本発
明を限定することを意図したものでない。
【0046】 以下に示す実施例では材料の比率を全部重量部で示す。特に明記しない限り、
凝集過程を、1)加工助剤液と添加剤粉末を指示比率でガラス製三角フラスコに
入れ、2)段階(1)の材料をスパチュラでペースト様スラリーが生じるまで混
合し、3)凝集が起こって球形粒子が生じるようにロトエバポレーターヘッド(
rotoevaporator head)を用いて前記フラスコを約60rp
mで回転させると同時に指で前記フラスコを穏やかに叩き(ドラムもしくはピン
凝集装置の揺れ動作を模擬する目的で)、4)凝集した粒子をペトリ皿に移して
乾燥を指示温度の強制空気オーブン内で起こさせる、ことを通して実施した。段
階(1)の「添加剤粉末」を2種以上の粉末成分から成る混合物で構成させる場
合には、この粉末混合物を加工助剤液に添加する前に乾式ブレンドを行った。
【0047】 本実施例では、そのような凝集物の加工能力特性、即ち硬度と耐摩滅性を測定
する目的で、前記凝集物に手動操作(manual manipulation
)を受けさせて前記凝集物の砕け易さを観察することを通して、加工能力試験測
定値または凝集物硬度測定値を決定した。
【0048】 実施例I ETHANOXR330/ヒドロタルサイト添加剤系の凝集 ヒドロタルサイト粉末[協和化学工業株式会社から商標DHT−4Vの下で商
業的に入手可能]を1部と1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3
,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼン[アルベマール社か
ら商標ETHANOXR330の下で商業的に入手可能]を2部用いてこれらを
乾式ブレンドして所望の添加剤系粉末組成物を生じさせた。この添加剤系粉末に
凝集を加工助剤であるメタノールを粉末5部当たり0.79部用いて受けさせた
。その結果として生じた凝集物を85℃で乾燥させた。この乾燥させた凝集物を
米国標準番号8、19スクリーンを用いた乾式ふるいにかけて微細粒子(−18
メッシュ)を除去することで、所望の添加剤系凝集粒子を80%の収率で得た。
その結果として得た製品は直径が1mmから4mmの範囲の大きさを有する本質
的に球形の粒子で構成されていた。この結果として得た凝集粒子製品に手動特徴
づけ(manual characterization)を受けさせた時、非
常に良好な硬度を有する、従って移送操作中に粒子が良好な耐摩滅性を示すと判
断した。
【0049】 実施例II ETHANOXR330/ヒドロタルサイト/二次ホスファイト添加剤系の凝集
物 ETHANOXR330抗酸化剤を42部と商業的に入手可能なホスファイト
系二次抗酸化剤[Chiba Specialty Chemicalsから商
標IRGAFOS 168の下で入手可能]を52部とDHT−4Vヒドロタル
サイトを16部用いてこれらを乾式ブレンドして所望の添加剤系粉末組成物を生
じさせた。この添加剤系に凝集を加工助剤である変性エタノールを添加剤系粉末
組成物6部当たり0.79部用いて受けさせた。その結果として凝集した粒子を
83℃で乾燥させた。その結果として得た乾燥凝集製品粒子を米国標準番号18
スクリーンを用いた乾式ふるいにかけることで直径が1から5mmの範囲の本質
的に球形の粒子を77%の収量で得た。この粒子の手動特徴づけにより、硬度が
非常に良好、従って移送操作中に粒子が良好な耐摩滅性を示すことが示された。
【0050】 実施例III ETHANOXR330抗酸化剤/酸化亜鉛/二次ホスファイト添加剤系の凝集
物 44部のETHANOXR330抗酸化剤と38部のIRGAFOS 168
と18部のZnO(Midwest Zinc Companyから入手可能な
Grad AzO66L)を所望の添加剤系粉末組成物として用いる以外は本質
的に実施例IIを繰り返した。凝集させて乾燥させた粒子の手動特徴づけにより
、粒子の硬度が非常に良好、従って移送操作中に粒子が良好な耐摩滅性を示すこ
とが示された。
【0051】 実施例IV IRGANOX 1010/ヒドロタルサイト/二次ホスファイト添加剤系の凝
集物 β−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のペン
タエリスリトールエステル[Chiba Specialty Chemica
lsから商標IRGANOX 1010の下で商業的に入手可能なヒンダードフ
ェノール系抗酸化剤]を5.3部とDHT−4V酸中和剤を1.59部とIRG
AFOS 168を2.61部用いてこれらを乾式ブレンドして所望の添加剤系
粉末組成物を得た。この添加剤系粉末ブレンド物に凝集を加工助剤としてイソプ
ロパノールを粉末ブレンド物9.5部当たり1.1部用いて受けさせた。その結
果として得た凝集粒子を85℃で乾燥させた。その結果として得た乾燥凝集物は
名目上の直径が1−5mmで非常に良好な硬度を有する本質的に球形の凝集物で
あった。
【0052】 実施例V 共溶媒−抗酸化剤である加工助剤を用いた凝集 DHT−4Vヒドロタルサイトを1部とETHANOXR330抗酸化剤を2
部用いてこれらを乾式ブレンドして添加剤系粉末混合物を生じさせた。この添加
剤粉末ブレンド物に凝集をアセトンとメタノールが50:50の混合物にETH
ANOXR330抗酸化剤を共溶媒加工助剤100mL当たり5グラムの量で溶
解させておいた液を加工助剤液として0.79部用いて受けさせた。その結果と
して生じた凝集物を85℃で乾燥させた。次に、その結果として得た凝集粒子を
米国標準番号18スクリーンふるいを用いた乾式ふるいにかけて微細粒子を除去
することで、所望の添加剤系凝集粒子を80%の収率で得た。結果として得た凝
集粒子は本質的に球形であり、直径が1mmから5mmの範囲の大きさであった
。手動操作により、前記粒子は非常に良好な硬度を有すると判断した。その上、
共溶媒であるアセトンを含有させた加工助剤を用いて凝集させることで得た粒子
の硬度は実施例Iの凝集物のそれよりもかなり高かった。
【0053】 実施例VI 共溶媒−抗酸化剤である加工助剤を用いた凝集 DHT−4Vヒドロタルサイトを1部とETHANOXR330抗酸化剤を2
部用いてこれらを乾式ブレンドして添加剤系粉末混合物を生じさせた。この添加
剤粉末ブレンド物に凝集をアセトンと変性エタノールが50:50の混合物にE
THANOXR330抗酸化剤を共溶媒加工助剤100mL当たり5グラムの量
で溶解させておいた液を加工助剤液として0.79部用いて受けさせた。その結
果として生じた凝集物を85℃で乾燥させた。次に、その結果として得た凝集粒
子を米国標準番号18スクリーンふるいを用いた乾式ふるいにかけて微細粒子を
除去することで、所望の添加剤系凝集粒子を80%の収率で得た。結果として得
た凝集粒子は本質的に球形であり、直径が1mmから5mmの範囲の大きさであ
った。手動操作を用いて、前記粒子は非常に良好な硬度を有すると判断した。そ
の上、共溶媒であるアセトンを含有させた加工助剤を用いて凝集させることで得
た粒子の硬度は実施例Iの凝集物のそれよりもかなり高かった。
【0054】 実施例VII 共溶媒−抗酸化剤である加工助剤を用いた凝集 DHT−4Vヒドロタルサイトを1部とETHANOXR330抗酸化剤を2
部用いてこれらを乾式ブレンドして添加剤系粉末混合物を生じさせた。この添加
剤粉末ブレンド物に凝集をアセトンとメタノールが30:70の混合物にETH
ANOXR330抗酸化剤を共溶媒加工助剤100mL当たり5グラムの量で溶
解させておいた液を加工助剤液として0.79部用いて受けさせた。その結果と
して生じた凝集物を85℃で乾燥させた。次に、その結果として得た凝集粒子を
米国標準番号18スクリーンふるいを用いた乾式ふるいにかけて微細粒子を除去
することで、所望の添加剤系凝集粒子を80%の収率で得た。結果として得た凝
集粒子は本質的に球形であり、直径が1mmから5mmの範囲の大きさであった
。手動操作を用いて、前記粒子は実施例Iの相当する粒子の硬度と実施例Vの相
当する粒子の硬度の中間の硬度を有すると判断した。
【0055】 実施例VIII 共溶媒−抗酸化剤である加工助剤を用いた凝集 DHT−4Vヒドロタルサイトを1部とETHANOXR330抗酸化剤を2
部用いてこれらを乾式ブレンドして添加剤系粉末混合物を生じさせた。この添加
剤粉末ブレンド物に凝集をアセトンと変性エタノールが30:70の混合物にE
THANOXR330抗酸化剤を共溶媒加工助剤100mL当たり5グラムの量
で溶解させておいた液を加工助剤液として0.79部用いて受けさせた。その結
果として生じた凝集物を85℃で乾燥させた。次に、その結果として得た凝集粒
子を米国標準番号18スクリーンふるいを用いた乾式ふるいにかけて微細粒子を
除去することで、所望の添加剤系凝集粒子を80%の収率で得た。結果として得
た凝集粒子は本質的に球形であり、直径が1mmから5mmの範囲の大きさであ
った。手動操作を用いて、前記粒子は実施例Iの相当する粒子の硬度と実施例V
の相当する粒子の硬度の中間の硬度を有すると判断した。
【0056】 実施例V−VIIIに、共溶媒とこれに溶解しているフェノール系抗酸化剤(
それによって加工助剤が生じる)を導入すると生じさせる凝集粒子の硬度が高く
なることを説明している。加うるに、実施例VIIおよびVIIIは、共溶媒助
剤(cosolvent aid)の相対比率によって凝集粒子の硬度が制御さ
れかつこの硬度はアルコールの相対比と逆の関係で変わることも示している。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年4月24日(2000.4.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
で表される基を少なくとも1つ含むフェノールである請求項1記載の方法。
【化2】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
で表される基を少なくとも1つ含むフェノールである請求項13記載の方法。
請求項27ペーストであって、 酸中和剤と少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤を含んで成る添加剤 系を含んで成る粉末、および 式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表されるア ルコールと0から80重量パーセントの量の塩化メチレン、クロロホルム、トル エン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、 メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから成る群から選択される共溶媒から本質 的に成る溶媒系、 を含んで成るペースト。
請求項28前記立体障害フェノール抗酸化剤と前記酸中和剤の比率が 約1:20から約20:1の範囲である請求項27記載のペースト。
請求項29前記酸中和剤がヒドロキシ炭酸マグネシウムアルミニウム 水化物である請求項27または28のいずれか記載のペースト。
請求項30前記酸中和剤がヒドロタルサイトである請求項27−29 のいずれか記載のペースト。
請求項31前記少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤が約 95℃以上の融点を有する請求項27−30のいずれか記載のペースト。
請求項32前記立体障害フェノールが式:
【化3】 [式中、 R’は、水素、メチル基またはt−ブチル基であり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキル基または置換アルキルチオアルキル基であ る] で表される基を少なくとも1つ含む請求項27−31のいずれか記載のペースト
請求項33前記立体障害フェノールがアルキル置換モノフェノール、 アルキルチオメチルフェノール、ヒドロキノン、アルキル置換ヒドロキノン、ト コフェノール、ヒドロキシル置換チオジフェニルエーテル、アルキリデンビスフ ェノール、o、sおよびs−ベンジル化合物、ヒドロキシベンジル置換マロネー ト、ヒドロキシベンジル芳香族、トリアジン、ベンジルホスホネート、アシルア ミノフェノール、β−(5t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル) プロピオン酸のエステル、β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフ ェニル)プロピオン酸のエステル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ ェニル酢酸のエステルおよびβ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ ェニル)プロピオン酸のアミドから成る群から選択される少なくとも1種の化合 物である請求項27−32のいずれか記載のペースト。
請求項34前記少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤を少 なくとも20重量%含んで成る請求項27−33のいずれか記載のペースト。
請求項35前記アルコールがメタノールを含んで成る請求項27−3 4のいずれか記載のペースト。
請求項36前記共溶媒がメチルエチルケトンである請求項27−35 のいずれか記載のペースト。
請求項371種以上の凝集物であって、主に結晶性の立体障害フェノ ールから本質的に成る少なくとも1種の抗酸化剤と酸中和剤を含んで成る添加剤 系で本質的に構成されている1種以上の凝集物。
請求項38前記立体障害フェノールが50℃以上の融点を有する請求 項37記載の1種以上の凝集物。
請求項39均衡の取れた硬度を構成する請求項37または38のいず れか記載の1種以上の凝集物。
請求項40前記立体障害フェノールが式:
【化4】 [式中、 R’は、水素、メチル基またはt−ブチル基であり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキル基または置換アルキルチオアルキル基であ る] で表される基を少なくとも1つ含む請求項37−39のいずれか記載の1種以上 の凝集物。
請求項41前記立体障害フェノールがアルキル置換モノフェノール、 アルキルチオメチルフェノール、ヒドロキノン、アルキル置換ヒドロキノン、ト コフェノール、ヒドロキシル置換チオジフェニルエーテル、アルキリデンビスフ ェノール、o、sおよびs−ベンジル化合物、ヒドロキシベンジル置換マロネー ト、ヒドロキシベンジル芳香族、トリアジン、ベンジルホスホネート、アシルア ミノフェノール、β−(5t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル) プロピオン酸のエステル、β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフ ェニル)プロピオン酸のエステル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ ェニル酢酸のエステルおよびβ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ ェニル)プロピオン酸のアミドから成る群から選択される少なくとも1種の化合 物である請求項37−40のいずれか記載の1種以上の凝集物。
請求項42前記少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤が約 95℃以上の融点を有する請求項37−41のいずれか記載の1種以上の凝集物
請求項43前記立体障害フェノール系抗酸化剤が1,3,5−トリメ チル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ ル)ベンゼンである請求項37−42のいずれか記載の1種以上の凝集物。
請求項44前記少なくとも1種の抗酸化剤がホスファイト系二次抗酸 化剤を約0から約80重量%含んで成る請求項37−43のいずれか記載の1種 以上の凝集物。
請求項45前記添加剤系が前記少なくとも1種の立体障害フェノール 系抗酸化剤を少なくとも約20重量%含んで成る請求項37−44のいずれか記 載の1種以上の凝集物。
請求項46更に帯電防止剤、抗ブロッキング剤、難燃剤、チオエステ ル、顔料、UV吸収剤および光安定剤から成る群から選択される材料も含んで成 る請求項37−45のいずれか記載の1種以上の凝集物。
請求項47更に内部滑剤および外部滑剤から成る群から選択される材 料も含んで成る請求項37−46のいずれか記載の1種以上の凝集物。
請求項48前記アルコールがメタノールである請求項37−47のい ずれか記載の1種以上の凝集物。
請求項49前記溶媒がメチルエチルケトンである請求項37−48の いずれか記載の1種以上の凝集物。
請求項50本明細書の実施例のいずれかに実質的に記述した如き請求 項27記載のペースト。
請求項51本明細書の実施例のいずれかに実質的に記述した如き請求 項37記載の1種以上の凝集物。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年8月9日(2000.8.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項27
【補正方法】変更
【補正内容】
【請求項27】 ペーストであって、 酸中和剤と少なくとも1種の立体障害フェノール系抗酸化剤を含んで成る添加剤
系を含んで成る粉末、および 式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表されるア
ルコールと0から80重量パーセントの量の塩化メチレン、クロロホルム、トル
エン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチレン、
メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから成る群から選択される共溶媒から本質
的に成る溶媒系、 を含んで成るペースト。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月7日(2000.12.7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
で表される基を少なくとも1つ含むフェノールである請求項1記載の方法。
【化2】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
で表される基を少なくとも1つ含むフェノールである請求項13記載の方法。
【化3】 [式中、 R’は、水素、メチル基またはt−ブチル基であり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキル基または置換アルキルチオアルキル基であ
る] で表される基を少なくとも1つ含む請求項27−30のいずれか記載のペースト
【化4】 [式中、 R’は、水素、メチル基またはt−ブチル基であり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキル基または置換アルキルチオアルキル基であ
る] で表される基を少なくとも1つ含む請求項37記載の凝集物。

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物の凝集物
    を製造する方法であって、 (a)式ROH[式中、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表さ
    れるアルコールと0から80重量パーセントの量の塩化メチレン、クロロホルム
    、トルエン、アセトン、メチルエチルケトン、キシレン、シクロヘキサン、スチ
    レン、メチルシクロヘキサンおよびヘキサンから成る群から選択される共溶媒か
    ら本質的に成る溶媒系に前記立体障害フェノール系抗酸化剤の1番目の部分を溶
    解させることで前記立体障害フェノール系抗酸化剤が前記溶媒に入っている溶液
    を生じさせ、 (b)前記立体障害フェノール系抗酸化剤の2番目の部分と酸中和剤の混合物を
    前記段階(a)の溶液に前記混合物のペーストが生じるに充分な量で接触させ、
    (c)段階(b)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系
    抗酸化剤と前記酸中和剤のペーストを凝集させ、そして (d)段階(c)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系
    抗酸化剤と前記酸中和剤の凝集物を乾燥させることで均衡の取れた硬度を有する
    それの乾燥した凝集物を生じさせる、 ことを含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 前記立体障害フェノールが式: 【化1】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
    で表される基を少なくとも1つ含むフェノールである請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記立体障害フェノールがアルキル置換モノフェノール、ア
    ルキルチオメチルフェノール、ヒドロキノン、アルキル置換ヒドロキノン、トコ
    フェノール、ヒドロキシル置換チオジフェニルエーテル、アルキリデンビスフェ
    ノール、o、sおよびs−ベンジル化合物、ヒドロキシベンジル置換マロネート
    、ヒドロキシベンジル芳香族、トリアジン、ベンジルホスホネート、アシルアミ
    ノフェノール、β−(5t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)プ
    ロピオン酸のエステル、β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェ
    ニル)プロピオン酸のエステル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
    ニル酢酸のエステルおよびβ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェ
    ニル)プロピオン酸のアミドから成る群から選択される少なくとも1種の化合物
    である請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記立体障害フェノール系抗酸化剤が 3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ桂皮酸オクタデシル、 テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシルヒドロシン
    ナメート)]メタン、 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 1,3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イ
    ソシアヌレート、 1,3,5−トリス−(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベ
    ンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオ
    ン、および チオジエチレンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロシン
    ナメート、 から成る群の一員である請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記立体障害フェノール系抗酸化剤が1,3,5−トリメチ
    ル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル
    )ベンゼンである請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記アルコールをメタノール、エタノールおよびイソプロパ
    ノールから成る群から選択する請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記溶媒がアセトンでありそして前記アルコールがメタノー
    ルである請求項5記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記溶媒がメチルエチルケトンでありそして前記アルコール
    がメタノールである請求項5記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記酸中和剤が金属酸化物、金属炭酸塩およびヒドロタルサ
    イトから成る群の一員である請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記立体障害フェノール抗酸化剤と前記酸中和剤の比率を
    1:20から20:1の範囲にする請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記酸中和剤がヒドロキシ炭酸マグネシウムアルミニウム
    水化物である請求項1記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記立体障害フェノールおよび酸中和剤と一緒に追加的に
    ホスファイト系二次抗酸化剤も存在させる請求項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物の凝集
    物を製造する方法であって、 (a)前記立体障害フェノール系抗酸化剤と酸中和剤の混合物を式ROH[式中
    、Rは炭素原子数が1から8のアルキル基である]で表されるアルコールに前記
    混合物のペーストが生じる量で接触させ、 (b)段階(a)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系
    抗酸化剤と前記酸中和剤のペーストを凝集させ、そして (c)段階(b)で生じるようにして結果として得た前記立体障害フェノール系
    抗酸化剤と前記酸中和剤の凝集物を乾燥させることでそれの乾燥した凝集物を生
    じさせる、 ことを含んで成る方法。
  14. 【請求項14】 前記立体障害フェノールが式: 【化2】 [式中、 R’は、水素、メチルまたはt−ブチルであり、そして R”は、未置換もしくは置換アルキルまたは置換アルキルチオアルキルである]
    で表される基を少なくとも1つ含むフェノールである請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記立体障害フェノールがアルキル置換モノフェノール、
    アルキルチオメチルフェノール、ヒドロキノン、アルキル置換ヒドロキノン、ト
    コフェノール、ヒドロキシル置換チオジフェニルエーテル、アルキリデンビスフ
    ェノール、o、sおよびs−ベンジル化合物、ヒドロキシベンジル置換マロネー
    ト、ヒドロキシベンジル芳香族、トリアジン、ベンジルホスホネート、アシルア
    ミノフェノール、β−(5t−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)
    プロピオン酸のエステル、β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフ
    ェニル)プロピオン酸のエステル、3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
    ェニル酢酸のエステルおよびβ−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフ
    ェニル)プロピオン酸のアミドから成る群から選択される少なくとも1種の化合
    物である請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記立体障害フェノール系抗酸化剤が 3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシヒドロ桂皮酸オクタデシル、 テトラキス[メチレン(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシルヒドロシン
    ナメート)]メタン、 1,3,5−トリメチル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4
    −ヒドロキシベンジル)ベンゼン、 1,3,5−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イ
    ソシアヌレート、 1,3,5−トリス−(4−t−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベ
    ンジル)−1,3,5−トリアジン−2,4,6−(1H,3H,5H)トリオ
    ン、および チオジエチレンビス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシ)ヒドロシン
    ナメート、 から成る群の一員である請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記立体障害フェノール系抗酸化剤が1,3,5−トリメ
    チル−2,4,6−トリス−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシベンジ
    ル)ベンゼンである請求項1記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記アルコールをメタノール、エタノールおよびイソプロ
    パノールから成る群から選択する請求項1記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記アルコールがメタノールである請求項1記載の方法。
  20. 【請求項20】 前記酸中和剤が金属酸化物、金属炭酸塩およびヒドロタル
    サイトから成る群の一員である請求項13記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記立体障害フェノール抗酸化剤と前記酸中和剤の比率を
    1:20から20:1の範囲にする請求項13記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記酸中和剤がヒドロキシ炭酸マグネシウムアルミニウム
    水化物である請求項20記載の方法。
  23. 【請求項23】 前記酸中和剤がヒドロタルサイトである請求項20記載の
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項1記載の方法で凝集させた立体障害フェノール系抗
    酸化剤製品。
  25. 【請求項25】 請求項13記載の方法で凝集させた立体障害フェノール系
    抗酸化剤製品。
  26. 【請求項26】 前記立体障害フェノール系抗酸化剤がβ−(3,5−ジ−
    t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオン酸のペンタエリスリチルエス
    テルである請求項1記載の方法。
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