JP2002531413A - 抗真菌性ポリペプチドを含む抗−ふけ組成物 - Google Patents

抗真菌性ポリペプチドを含む抗−ふけ組成物

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、抗真菌性ポリペプチドを含む抗−ふけ組成物、ふけの治療または予防用の抗真菌性ポリペプチドの使用、ふけの治療または予防のための方法、およびふけの治療または予防のための、組成物製造用の抗真菌性ポリペプチドの使用に関する。図1に示されるアミノ酸配列を持つ抗真菌性ポリペプチドは、低濃度においてさえ、酵母菌P.オバル(ovale)の増殖を、効率的に阻害することが分かった。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の属する分野 本発明は、抗真菌性ポリペプチドを含む抗−ふけ組成物、ふけの治療または予
防用の抗真菌性ポリペプチドの使用、ふけの治療または予防のための方法、およ
びふけの治療または予防用組成物の製造のための抗真菌性ポリペプチドの使用に
関する。
【0002】 発明の背景 ふけは頭皮の機能障害から起こるが、しかし皮膚病であるとは考えられていな
くて、従って、ふけは初期段階においてそれと見られることがあり得る病気から
区別されるべきである。その結果、ふけは単に化粧用の興味だけになるにもかか
わらず、多大の研究努力がこの状態を治療する分野に投ぜられてきている。
【0003】 ふけが主として酵母菌ピチロスポルム属オバル(ovale)により引き起こされ
、従って、P.オバルの増殖を阻害する物質が、ふけの治療または予防に有用で
あることを証明するであろうことは、広く受け入れられている。
【0004】 ふけを治療するために伝統的に用いられてきた活性物質には、例えば、種々の
コールタール製剤、サリチル酸、硫化セレンおよび亜鉛ピリチオンが挙げられる
【0005】 さらに最近、ケトコナゾールまたはエルビオールを含む新規の抗−ふけシャン
プーが、WO第95/27471号に記載されている。
【0006】 しかし、従来技術の物質のいくつかは非常に不快な匂いを有し、一方で、他の
ものは、医療指導および管理下でのみ、頭皮に適用することが可能である非常に
強力な物質である。従って、容易に生成でき(例えば、微生物により)、不快な
匂いを引き起こすことなく、且つ有害な特性を全く持たない物質の開発に対する
必要性がある。
【0007】 発明の概要 驚くべきことに、図1に示されるアミノ酸配列を持つ抗真菌性ポリペプチドは
、低濃度においてさえ、酵母菌P.オバルの生長を効率よく妨げることが、今や
、見出された。
【0008】 従って、第1態様において、本発明は、図1に示されるアミノ酸配列、または
、 I)図1に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの少なくとも一つのエピ
トープと反応性のある抗体と反応するか、または、 II)図1に示されるポリペプチドのアミノ酸配列と実質的に相同であるアミノ
酸配列を有する、 ポリペプチドであるその変異体を含む抗真菌性ポリペプチドの有効量を含み、ヒ
トの髪または頭皮への適用に適する抗−ふけ組成物に関する。
【0009】 第2態様において、本発明は、上記定義した通りのふけの治療または予防用の
抗真菌性ポリペプチドの使用に関する。
【0010】 第3の態様において、本発明は、上記定義した通りの抗真菌性ポリペプチドの
有効量に髪を接触させることを含む、ふけの治療または予防のための方法に関す
る。
【0011】 最後に、本発明は、ふけの治療および予防用組成物作成のための、上記定義し
た通りの抗真菌性ポリペプチドの使用に関する。
【0012】 (発明の詳細な説明) 抗真菌性ポリペプチドおよびその変異体 本明細書に関連して、アミノ酸の3文字符号は、その従来の意味において用い
られている。明確に指示しない限り、本明細書において述べられたアミノ酸はL
−アミノ酸である。
【0013】 本明細書において用いられる「抗真菌性ポリペプチド」という用語は、直鎖の
、および活性折りたたみ構造のポリペプチドを含むことを意味すると共に、適切
な場合には、「抗真菌性蛋白質」という用語と互換性があるように用いることが
可能である。
【0014】 抗真菌性ポリペプチドと関連して用いられる「変異体」という用語は、図1に
おいて示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドから誘導されるポリペプチド
か、または天然の変異体を指すことを意味している。一般に、変異体は、ポリペ
プチドのN−末端、またはC−末端のいずれか、または両方に付加されるかまた
は削除され、ポリペプチドのアミノ酸配列内の、1個以上の部位に挿入されるか
または削除され、あるいはポリペプチドのアミノ酸配列内か、またはいずれかの
末端か、または両方の末端で1個以上のアミノ酸残基と置換された、1個以上の
アミノ酸残基により、天然の抗真菌性ポリペプチドとは異なる。
【0015】 さらに、本発明の変異体は、上述の特徴的な特性I)およびII)の一つか、
または両方を有する。
【0016】 特性I)、すなわち、下記の図1に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチ
ドの少なくとも一つのエピトープに対して引き起こされた、またはそれと反応性
のある抗体を持つ、本発明の変異体の反応性は、以下の節、材料および方法にお
ける標題「AFPPに対する抗体の生成」の下に説明されている通りに生成され
た抗体調製物を用いて測定することが可能である。抗体反応性は、当該技術分野
において知られる分析法を用いて測定することが可能であり、それらの例は、例
えば、ハドソンら、1989年により記載されているようなウエスタン法、また
は放射状免疫拡散法である。
【0017】 上述のAFPPに関する相同性は、第2配列からの第1配列への誘導を示す二
つの蛋白質配列間の、同一性の程度として決定される。相同性は、GCGプログ
ラムパッケージ(Program Manual for the Wisco
nsin Package,Version 8,August 1994,G
enetics Computer Group,575 Science D
rive,Madison,Wisconsin,USA53711)(Nee
dleman,S.B.and Wunsch,C.D.,(1970),Jo
urnal of Molecular Biology,48,p.443〜
453)において提供されるGAPなどの、当該技術分野において既知のコンピ
ュータプログラムによって適切に決定することが可能である。ポリペプチド配列
比較に対する以下の設定:Gap クリエーションペナルティ3.0およびGa
p エクステンションペナルティ0.1、を有するGapを用いて、本発明の類
似のDNA配列によりコードされたポリペプチドの成熟部分は、図1に示される
アミノ酸配列の成熟部分との同一性の程度として、好ましくは少なくとも約60
%、例えば、少なくとも約70%、少なくとも約80%、少なくとも約90%、
少なくとも約95%、さらに好ましくは少なくとも約97%、および最も好まし
くは少なくとも約99%を示す。
【0018】 好ましくは、AFPPは図1のアミノ酸配列、またはそれらの対立遺伝子の変
異体、またはAFPP活性を有するそれらの断片を含む。
【0019】 AFPPの断片は、このアミノ酸配列のアミノおよび/またはカルボキシル末
端から選択された1個以上のアミノ酸を有するポリペプチドである。対立遺伝子
の変異体は、同一染色体上の遺伝子座の位置を占める遺伝子のあらゆる2個以上
の代替形態を示す。対立遺伝子の変異は自然に突然変異を通して起こり、生物集
団の中での多形現象をもたらすことが可能である。遺伝子突然変異はサイレント
であり得る(コードされたポリペプチドの中で変化なし)か、または変更された
アミノ酸配列を有するポリペプチドをコードすることが可能である。ポリペプチ
ドの対立遺伝子の変異体は、遺伝子の対立遺伝子変異体によりコードされたポリ
ペプチドである。
【0020】 相同のAFPPのアミノ酸配列は、1個以上のアミノ酸残基の挿入または削除
および/または異なるアミノ酸残基による1個以上のアミノ酸残基の置換により
図1のアミノ酸配列とは異なってもよい。好ましくは、アミノ酸変化は、小さな
性質のものであって、一般に1〜約30個のアミノ酸の小さな欠失、アミノ末端
メチオニン残基などの小さいアミノ−またはカルボキシル−末端の延長、約20
〜25残基以下の小さいリンカーペプチド、またはポリ−ヒスチジン領域、抗原
エピトープまたは結合用領域などの正味電荷または別の機能を変更することによ
り精製を促進する小さな延長である、蛋白質の折りたたみおよび/または活性に
は有意に影響を及ぼさない保存性アミノ酸置換である。
【0021】 本明細書において用いられる時に「有効量」という用語は、ふけによる堆積物
と闘う(それによって除去するか、または少なくとも抑える)ために十分である
、図1に示されるアミノ酸配列、またはその変異体を含む抗真菌性ポリペプチド
の量を意味することを意図している。
【0022】 一般に、本発明により用いるポリペプチドは、微生物に由来する。抗真菌性ポ
リペプチドまたはその変異体は、バクテリア、原生動物および藻などの他の微生
物により生産することが可能であると考えられる一方で、ポリペプチドは、通常
、真菌、特にアスペルギルス属の真菌に由来する。
【0023】 WO第94/01459号に詳細に説明されているように、図1に示されるア
ミノ酸配列を有する抗真菌性ポリペプチドは、その一つの例が寄託番号CBS5
26.65でセントラオールビューロフォールシンメルカルチャーズ(Cent
raallbureau voor schimmelcultures)(C
BS)に預けられたA.ギガンテウス(giganteus)株である真菌種A
.ギガンテウスのいくつかの株において見出された。
【0024】 しかし、本発明による使用のために適する、抗真菌性ポリペプチドまたはその
変異体は、他の真菌種、特に、A.パリダス(pallidus)、A.クラバ
タス(clavatus)、A.ロンギベシカ(longivesica)、A
.リゾポダス(rhizopodus)およびA.クラバトナニカス(clav
atonanicus)などの他のアスペルギルス種に由来し得ることが、これ
らの種およびA.ギガンテウスの間に存在する密接な関係性のゆえに、期待され
ている。
【0025】 上に説明したように、抗真菌性ポリペプチドの変異体は、天然に誘導された変
異体、すなわち、上に挙げた真菌種のいずれからでも単離されるポリペプチドで
あり得るか、または抗真菌性ポリペプチドのアミノ酸配列の知識をベースとして
構築され、合成的に生成された変異体であり得る。
【0026】 前述のように、抗真菌性ポリペプチドの他の変異体も、本発明の目的に対して
有用であり得る。従って、ふけの治療または予防においても有用である図1に示
されるポリペプチドの興味ある変異体は、それらの例がNMR(例えば、Pro
tein Engineering,Editors Oxender,D.L
.and Fox,C.F.,Alan R.Liss,Inc.New Yo
rk(1987)に記載されているように)、X線回折、コンピュータモデリン
グなどである当該技術分野において既知の技術を用いて、図1に示される抗真菌
性ポリペプチドの配置構造および活性部位の分析に基づき同定することが可能で
ある。抗真菌性ポリペプチドのアミノ酸配列の1個以上の興味ある修飾が同定さ
れた時に、対応する変異体は、抗真菌性ポリペプチドをコードするヌクレオチド
配列を適切に修飾することにより製造することが可能である。
【0027】 以前に、ナカヤら(1990)は、A.ギガンテウス抗真菌性ポリペプチドの
アミノ酸配列を開示した。Wnendtら(1990)は、対応するcDNA配
列を記載し、WO第91/19738号において、ポリペプチドを製造すること
が可能な遺伝子導入植物の構築における、このcDNA配列の使用を記載した。
本明細書において示される実施例において用いられる抗真菌性ポリペプチド(す
なわち、図1に示されるアミノ酸配列を有する抗真菌性ポリペプチド)は、以下
のように、WO第91/19738号において開示された抗真菌性ポリペプチド
とは異なる。
【0028】 すなわち、Asn−4はProに置換され、Ala−24はGlyに置換され
、Lys−32はArgに置換され、Phe−42はLeuに置換され、Tyr
−50はHisに置換されている。
【0029】 従って、ふけの治療または予防における使用のための図1に示されるポリペプ
チドの興味ある変異体の特定の例は、位置4のProがAsnに置換され、位置
24のGlyがAlaに置換され、位置32のArgがLysに置換され、位置
42のLeuがPheに置換され、および/または位置50のHisがTyrに
置換された、図1に示されるアミノ酸配列を含む、好ましくはそれからなる抗真
菌性ポリペプチドである。
【0030】 別の興味ある変異体は、WO第94/01459号において開示されている。
WO第94/01459号において開示されたアミノ酸配列は、以下のようにお
いて図1に示されるアミノ酸配列とは異なる。
【0031】 すなわち、Pro−4はAspに置換され、Gly−24はAlaに置換され
、Arg−32はValに置換され、Leu−42はPheに置換され、および
His−50はTyrに置換されている。
【0032】 従って、ふけの治療または予防における使用のための図1に示されるポリペプ
チドの興味ある変異体の、別の特定の例は、位置4のProがAspに置換され
、位置24のGlyがAlaに置換され、位置32のArgがValに置換され
、位置42のLeuがPheに置換され、および/または位置50のHisがT
yrに置換された、図1に示されるアミノ酸配列を含む、好ましくはそれからな
る抗真菌性ポリペプチドである。
【0033】 しかし、上述のもの以外の変異体は、ふけの治療または予防において有用であ
ると証明し得ることが考えられる。従って、図1に示される抗真菌性ポリペプチ
ドの位置4、24、32、42および50における1個以上のアミノ酸残基が別
の天然のアミノ酸残基に置換された、こうした変異体の本発明による使用も、ま
た、本発明の範囲内である。
【0034】 図1に示される抗真菌性ポリペプチドおよびその変異体は、当該技術分野にお
いて既知の方法により製造することが可能である。図1に示されるポリペプチド
生成の詳細な説明はWO第94/01459号において示される。
【0035】 抗−ふけ組成物 本明細書に記載される組成物は、簡単のために、一般に、「シャンプー組成物
」と呼ばれるが、抗真菌性ポリペプチドは、頭皮または髪への応用に適するあら
ゆる他の組成物中に組み込むことも可能であるということは、当業者により理解
されるであろう。従って、こうした抗真菌性ポリペプチドを含む非−シャンプー
組成物も、また、本発明の範囲内である。こうした他の組成物の例は、溶液、懸
濁液、乳化液、ゲル、フォーム、クリームなどである。従って、シャンプーは、
現在、本発明の抗真菌性ポリペプチドを適用するための好ましい組成物である一
方で、抗真菌性ポリペプチドは他の方法、例えば、整髪用ゲルまたはムース、ヘ
アートニック、ヘアースプレー、ヘアーコンディショナー、整髪用化粧品などの
中に配合することにより適用することが可能であることも考えられる。
【0036】 シャンプー組成物は、脂性、乾燥性、または普通の髪に適応することが可能で
あり、例えば、「Woodruff’s ingredients & for
mulary handbook」,1997,Miller Freeman
.に記載されているように、当業者には周知の方法で製造することが可能である
。同様に、整髪用ゲルまたはムース、ヘアートニック、ヘアースプレー、ヘアー
コンディショナーなども、髪または頭皮に適用するために適応されたこうした組
成物製造のための、当該技術分野において既知の成分および方法を用いて、製造
することが可能である。しかし、本発明による抗−ふけ組成物は、抗真菌性ポリ
ペプチドを不活性化する傾向がある成分または方法(例えば、過度に高い温度)
を用いて製造するべきでないことは、当業者には明白である。
【0037】 活性成分、すなわち、図1に示されるアミノ酸配列、またはその変異体を含む
抗真菌性ポリペプチドは、ふけの治療または予防に有効である量で、シャンプー
組成物中に用いられる。
【0038】 本発明のシャンプー組成物は、一般に、シャンプー組成物の全質量に対して計
算された、約10-7〜約10質量%の量で、抗真菌性ポリペプチドを含有する。
好ましくは抗真菌性ポリペプチドの量は、約5×10-6〜約5%の範囲、例えば
以下のあらゆるサブレンジ:約5×10-6〜約0.5%、約5×10-6〜約0.
1%、約5×10-6〜約10-5%、約10-5〜約10-4%、約10-4〜約10-3 %、約10-3〜約0.01%、約0.01〜約0.1%、約0.1%〜約1.0
%、および約1.0%〜約5%にある。
【0039】 本発明によるシャンプー組成物は、主としてクレンジング剤として用いられる
1個以上の界面活性剤を含有することが可能である。適する界面活性剤の選択は
、当業者には普通の一般知識事項である。通常、アニオン界面活性剤がシャンプ
ー組成物中に用いられる。こうしたアニオン界面活性剤の例は、硫酸アルキルの
アルカリ金属、アンモニウムまたはヒドロキシアルキルアミン塩、スルホン酸ア
ルキルベンゼン、アルキルスルホン、スルホン酸α−アルケニル、スルホン酸ポ
リオキシエチレンアルキルフェニルおよび硫酸ポリオキシエチレンアルキルフェ
ニルである。界面活性剤の混合物も用いることができる。
【0040】 本発明によるシャンプー組成物において含み得る適切な界面活性剤の特定の例
は、式CH3(CH210CH2(OCH2CH2nOSO3Na(式中、nは1〜
4の平均値を有する数を示す)を有する硫酸ラウレスナトリウムである。
【0041】 本発明のシャンプー組成物中に組み込むことができる適切な界面活性剤の、別
の特定の例は、ナトリウムココイルサルコシネートである。ココイルサルコシン
はサルコシン(N−メチルグリシン)のヤシ油脂肪酸アミドであり、ヤシ脂肪酸
はミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸およびステアリン酸の混合物である
【0042】 本発明のシャンプー組成物中に組み込むことができる適切な界面活性剤の、他
の特定の例には、スルホン酸C14、C15およびC16オレフィンナトリウム、硫酸
ラウリルナトリウム、コクアミドプロピルアミンオキサイド、ラウルアミドジエ
タノールアミン(ラウルアミドDEA)、コカミドプロピルベタイン、ジナトリ
ウムオレアミドMIPAスルホスクシネート、ジナトリウムコカミドMIPAス
ルホスクシネート、ジナトリウムラウレススルホスクシネート、ココアアンホカ
ルボキシ−グリシネートおよびジナトリウムMEAスルホスクシネートが挙げら
れる。
【0043】 本発明の組成物中に組み込むことができる界面活性剤の別の興味あるクラスは
、糖界面活性剤である。糖界面活性剤の形態を取る界面活性剤の例には、(a)
アルキル−および/またはアルケニルオリゴグリコシドおよび/または(b)脂
肪酸−N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミドが挙げられる。
【0044】 アルキル−および/またはアルケニルオリゴグリコシド(a)は、式(I)を
有し得る: R1−O−[G]p (I) (式中、R1=C422アルキルおよび/またはアルケニル基、G=5または6個
の炭素原子数を持つ糖残基、およびp=1〜10)。
【0045】 脂肪酸−N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミド(b)は、式(II)を
有し得る: R2CO−N(R3)−[Z] (II) (式中、R2CO=C622脂肪族アシル残基、R3=H、1〜4個の炭素原子数
を持つアルキルまたはヒドロキシアルキル、および[Z]=3〜12個の炭素原
子数および3〜10個のOH基を持つ直鎖または分岐鎖のポリヒドロキシアルキ
ル残基)。
【0046】 それは、a)式R1−O−[G]pのアルキルおよびアルケニルオリゴグリコシ
ドおよびb)硫酸C1222第二2,3−アルキルのアルカリおよび/またはアル
カリ金属塩をも含む。式中、R1=C422アルキルおよび/またはアルケニル、
G=5または6個の炭素原子数を持つ糖残基、およびp=1〜10である。質量
比(I):(II)は、好ましくは1:99〜99:1である。
【0047】 脂肪酸−N−アルキルポリヒドロキシアルキルアミド、およびショ糖エステル
、ソルビタンエステルおよび/またはポリソルベートの糖界面活性剤も含まれる
【0048】 糖界面活性剤は、また10〜40質量%の式R1−O−[G]pのアルキルおよ
び/またはアルケニル−オリゴグルコシド、10〜40質量%の式R2−O−[
G]pのアルキルおよび/またはアルケニル−オリゴグルコシド、および80〜
20質量%の式R3−(OCH2CH2nO−SO3Mの硫酸アルキルエーテルを
含むことが可能である。式中、R1=C811アルキルまたはアルケニル、(G)
=グルコース基、p=1〜10、好ましくは1〜3、R2=C1222アルキルま
たはアルケニル、R3=C622アルキルまたはアルケニル、M=アルカリまたは
アルカリ土類金属、またはアンモニウムまたはアルカノールアンモニウムイオン
、好ましくはNaまたはMg、およびn=1〜20、好ましくは2〜7である。
好ましくは、R2およびR3は独立にC1214アルキルである。
【0049】 糖界面活性剤の別の例は、ポリグリセリン脂肪酸エステルポリオキシアルキレ
ンエーテルR123+−CH(Y)−CH2−O−CH2−C(CH32−C(
OH)(H)−C(=O)−NH−CH2−CH2−OHX- (I)である。式中
、R1、R2=C124アルキルまたはC824アルケニル、R3=C118アルキレ
ン、X-=一価の有機または無機アニオン、およびY=OHまたはHである。 糖界面活性剤は、また、(A)脂肪アルコールポリグリコールエーテル1〜5
質量%、ゲルベアルコール1〜5質量%およびポリオール部分エステル1〜5質
量%、(B)アニオンポリマー1〜5質量%、(C)脂肪アルコールポリグリコ
ールエーテル硫酸塩15〜30質量%、(D)アルキルオリゴグリコシド15〜
30質量%;および式R1CO−N(R2)−Z(式中、R1CO=C622脂肪族
アシル、R2=H、C14アルキルまたはC14ヒドロキシアルキル、Z=3〜
10個のヒドロキシ基含有C312ポリヒドロキシアルキル)の脂肪酸−N−ア
ルキルポリヒドロキシアルキルアミドの硫酸塩生成物を含むことができる。
【0050】 糖界面活性剤は、式(I)のアルキルオリゴグリコシドおよび式(II)のカ
ルボン酸N−ポリヒドロキシアルキルアミドから選択することも可能である: R1−O(G) (I) R2CO−NR3−Z (II) (式中、R1=任意に水酸化C18アルキル、G=5〜6個の炭素原子数を持つ
糖残基、p=1〜10、R2CO=C18脂肪族アシル、R3=H、C18アルキ
ルまたはC18ヒドロキシアルキル、Z=3〜10個のOH基含有のC312
リヒドロキシアルキル)。
【0051】 本発明のシャンプー組成物は、例えば、コカミド(cocamide)MEA(ココナ
ッツ酸モノエタノールアミドの混合物)、コカミドDEA(ココナッツ酸ジエタ
ノールアミドの混合物)、オレアミドDEAおよびオレアミドDEAなどの発泡
剤をも含有することができる。
【0052】 本発明のシャンプー組成物は、シャンプーに適切な「厚さ」を与えるために1
種以上の粘性増進剤を含有することも可能である。こうした粘性増進剤の例には
、カルボポル(Carbopol)1342およびセルロース誘導体、例えば、
ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、およびカ
ルボキシメチルセルロースなどが挙げられる。少量(通常0.2〜5.0質量%
)のNaClの添加も、最終シャンプー組成物の粘度を制御するために用いるこ
とができる。
【0053】 さらに、本発明の組成物は、1種以上の保存剤、例えば、EDTA四ナトリウ
ム(エチレンジアミン四酢酸の四ナトリウム塩)、クオータニウム(quaternium
)−15(1−(3−クロロアリル)−3,5,7−トリアザ−1−アゾニア−
アダマンタンクロリド)、カソン(Kathon)CG殺生物剤(5−クロロ−
2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オンおよび2−メチル−4―イソチアゾ
リン−3−オンの混合物)、パラベン、メチルパラベン、およびベンジルアルコ
ールなども含むことができる。
【0054】 当業者には理解されているように、本発明の組成物は、補助的薬剤、例えば、
香料、着色剤、乳白剤、コンディショニング剤、例えば、ポリクオータニウム−
7(高分子アクリルアミド第四アンモニウム塩およびジメチルジアリルアンモニ
ウム塩化物)、真珠光沢化剤、例えば、ジステアリン酸エチレングリコールおよ
びモノステアリン酸エチレングリコール、抗酸化剤、例えば、ブチル化ヒドロキ
シトルエン(BHT)およびブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、および
/またはpH調整剤、例えば、クエン酸、燐酸、および水酸化ナトリウム、など
も含有することができる。
【0055】 さらに、本発明の組成物は、抗真菌性ポリペプチドに加えて、1種以上の治療
に役立つ活性成分を含有することが可能である。こうした治療に役立つ活性成分
の例には、ピロクトン(化学名称が1−ヒドロキシ−4−メチル−6−(2,4
,4−トリメチルペンチル)−2(1H)−ピリジノンである抗脂漏性薬剤)、
ケトコナゾールおよびエルビオールが挙げられる。
【0056】 一般に、シャンプー組成物の成分は、従来の量において用いられる。例えば: i)10〜65%界面活性剤、 ii)1〜10%発泡剤、 iii)0.1〜2%粘性増進剤、 iv)シャンプー組成物の分解速度を減じるために十分であり、それによって適
切な商品寿命を提供する保存剤および/または抗酸化剤、 v)望ましい範囲(一般に、4〜10)にpHを持ってくるための酸、塩基また
は緩衝剤、 vi)水、100%にする量。
【0057】 以下に、上述の抗真菌性ポリペプチドを含む種々のシャンプー組成物について
多くの特定の実施例を挙げる(実施例において、上述の抗真菌性ポリペプチドは
AFPPと略記される): シャンプー組成物I(「通常の髪に対する汎用シャンプー」) A.水(常水) 50.00% 硫酸ラウレスナトリウム 40.00% コカミドプロピルベタイン 5.00% ラウルアミドDEA 1.50% AFPP 5×10-6〜1.0% B.クエン酸 0.07% C.塩化ナトリウム 2.50%D.芳香剤(香料)、色剤 qs 100.00%
【0058】 シャンプー組成物II(「アミノ酸シャンプー」) A.水(常水) 30.00% B.ヒドロキシプロピルグア−ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.30% C.クエン酸 0.05% D.EDTA四ナトリウム 0.10% メチルパラベン 0.15% PCAナトリウム 1.00% 硫酸ラウレスナトリウム 30.00% グルタミン酸TEAココイル 15.00% コカミドプロピルベタイン 9.50% ジステアリン酸PEG−150 1.00% E.ラウルアミドDEA 2.00% F.メチルクロロイソチアゾリノンおよびメチルイソチアゾリノン 0.05% 塩酸リジン 0.05% プロリン 0.05% AFPP 5×10-6〜1.0% 芳香剤(香料) 0.20% 塩化ナトリウム 0.80%G.水 qs 100.00%
【0059】 シャンプー組成物III(「全家族用超マイルドシャンプー」) A.水(常水) 50.00% 染料(複数を含む) qs PEG−80ソルビタンラウレート(および) コカミドプロピルベタイン(および) 硫酸トリデセスナトリウム(および) ラウロアンホ酢酸ナトリウム(および) ジステアリン酸PEG−150(および) カルボン酸ラウレス−13ナトリウム(および) クエン酸(および)クオータニウム−15(および) EDTA四ナトリウム(MiracareBC−10、Rhone−Pou
lenc) 38.50% B.ブチレングリコール(および)水(常水)(および) カモミレ抽出物(および)アロエバルバデンシス抽出物 (および)ギレアデのバルム(コミホラ・ギレアデンシス(Commiphora gileaden
sis))抽出物 (および)アルテア・オフィシナリス(Althea Officinalis)抽出物(アクチプレ
ックス、活性有機化合物) 1.00% AFPP 5×10-6〜1.0% クオータニウム−15 0.20% 芳香剤(香料) qs C.クエン酸 0.10% D.塩化ナトリウム 1.50% 水(常水) qs 100.00%
【0060】 シャンプー組成物IV(「海洋湿布剤シャンプー」) A.水(常水) 30.00% B.メチルパラベン 0.05% プロピルパラベン 0.15% C.微粉化ラミナリア 15.00% リトタムンリトタムンT−450 9.00% 海洋シルト(国際的なソーシング)5.00% D.硫酸ラウレスアンモニウム 32.50% PEG−7グリセリルココエート 1.50% E.芳香剤(香料) qs AFPP 5×10-6〜1.0%F.水(常水) qs 100.00%
【0061】 シャンプー組成物V(「マイルドシャンプー」) A.水(常水) 50.00% B.ポリクオータニウム−10 0.20% C.硫酸ラウレスナトリウム、28%活性 25.0% カプリリル/カプリルグルコシド 8.00% コカミドプロピルベタイン、30%活性 9.00% AFPP 5×10-6〜1.0% D.PEG−120メチルグルコースジオレエート 1.50% E.塩化ナトリウム 0.30% F.クエン酸 qs 保存剤 qs 芳香剤(香料) qs 水(常水) qs 100.00%
【0062】 シャンプー組成物VI(「栄養シャンプー」) A.硫酸ラウレスナトリウム 25.00% 保存剤 qs PEG−120メチルグルコースジオレエート 1.00% 水(常水) qs B.ポリクオータニウム−11 2.00% 加水分解されたコラーゲン 2.00% コカミドプロピルベタイン 8.00% オレアミドDEA 1.30% 可溶性コラーゲン 3.00% 加水分解されたミルク蛋白質 2.00% AFPP 5×10-6〜1.0% 100.00%
【0063】 シャンプー組成物VII(「セラミドを含むオートミールシャンプー」) A.水(常水) 15.00% キサンタンゴム、0.25%溶液 30.00% B.水(常水)(および)グリセリン(および) ヒドロキシプロピルメチルセルロース(および) グルクロン酸(および)グルコース(および) ポリアクリル酸グリセリル 25.00% AFPP 5×10-6〜1.0% C.コロイド状オートミール 2.00% D.コカミドDEA 3.00% 硫酸ラウレスナトリウム 20.00% イソセチルアルコール(および)ブチレングリコール(および)セラミド3 0.50% E.メチルクロロイソチアゾリノン(および)メチルイソチアゾリノン 0.05%F.水(常水) qs 100.00%
【0064】 シャンプー組成物VIII(「蛋白質コンディショニングシャンプー」) A.水(常水) 35.00% 硫酸ラウレスナトリウム 50.00% DL−パンテノール 2.00% コカミドDEA 4.00% ナトリウムイソステアロイルラクチレート 3.00% B.ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン 2.00% AFPP 5×10-6〜1.0% 芳香剤(香料) 0.20% DMDMヒダントイン 0.20%C.水(常水) qs 100.00%
【0065】 シャンプー組成物IX(「真珠光沢トリートメントシャンプー」) デシルグルコシド 5.00% ラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コムギ蛋白質 4.00% 硫酸ミレスナトリウム 27.00% ジステアリン酸グリコール(および)ラウレス−4(および)コカミドプロ
ピルベタイン(ユーペリアンPK3000−AM) 3.00% プロピレングリコール(および)水(常水) (および)白色イラクサ(Lamium album) 抽出物(および)アイビー(Hedera helix) 抽出物(および)松かさ(Pinus)抽出物 (および)カモミル(Anthemis nobilis) 抽出物(および)ミズガラシ(Nasturtium officinale) 抽出物(および)アミカモンタナ抽出物(および) ゴボウ(Arctium lappa)抽出物(および) ローズマリー(Rosemarinus officinalis)抽出物 (Prodhyactif Hair Treatment、 Prod’Hyg Labs) 5.00% AFPP 5×10-6〜1.0% 塩化ナトリウム 2.10% 水(常水)および保存剤 qs 100.00%
【0066】 シャンプー組成物X(「乾燥頭皮およびふけに対するシャンプー」) A.水(常水) qs B.珪酸アルミニウムマグネシウム 1.00% C.オートムギ(Avena sativa)蛋白質(Microat E、Tri−K) 1.00% D.EDTA四ナトリウム(Kelate 220、Tri−K) 0.20% メチルパラベン(Trisept M、Tri−K) 0.30% E.ヒドロキシプロピルメチルセルロース(Methocel J1 2MS、
Dow Chem) 1.0% F.コカミドプロピルベタイン 5.00% グリセリン 2.00% ナトリウムラウロイルサルコシネート 20.00% ラウルアミドDEA 2.00% 硫酸ラウレスナトリウム 20.00% G.pH6.0〜6.5までの燐酸 qs J.パンテノール(DL−パンテノール、Tri−K) 0.50% イミダゾリジニル尿素(Tristat IU、Tri−K) 0.50% AFPP 5×10-6〜1.0% 100.00%
【0067】 シャンプー組成物XI 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルトリ 10.00 発泡/クレンジング剤 エタノールアミン 硫酸ラウロイルナトリウム 2.80 同 AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 ヒドロキシプロピルメチル 1.00 増粘剤 セルロース 水/保存剤/芳香剤/など 100まで 組成物のpHは、NaOH/クエン酸により調整される。
【0068】 シャンプー組成物XII(コンディショニング抗ふけシャンプー) 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルトリエタノール 8.00 発泡剤/クレンジング剤 アミン ココナッツ 4.00 起泡増進剤/泡安定剤 モノエタノールアミド モノステアリン酸エチレン 4.00 乳白剤/真珠光沢剤 グリコール NaCl 0.50 増粘剤 ポリエチレングリコール 0.50 粘度調整 AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 水/芳香剤/など 100まで 組成物のpHは、クエン酸により調整される。
【0069】 シャンプー組成物XIII(コンディショニング抗ふけシャンプー) 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルエーテル 9.25 発泡剤/クレンジング剤 ナトリウム ソジウムラウロイルサルコシ 2.45 同 ネート ココ−アミドプロピル 0.60 柔軟化添加剤/泡安定剤 アミンオキシド PEG−7 グリセロール 2.00 エモリエント剤/柔軟化添加剤 ココエート クロテインQ 0.25 コンディショニング成分 (第四級化コラーゲン) AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 水/芳香剤/など 100まで
【0070】 シャンプー組成物XIV 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルエーテル 10.50 発泡/クレンジング剤 ナトリウム ココナッツジエタノール 2.50 泡安定剤/シャンプー アミド 増粘剤 AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 水/芳香剤/など 100まで 組成物のpHは、クエン酸/NaOHにより6.0〜6.5に調整される。
【0071】 シャンプー組成物XV 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルトリエタ 14.00 発泡/クレンジング剤 ノールアミン ブリホス 03D* 1.50 コンディショニング成分 AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 エムピコル WP40** 10.00 乳白剤/真珠光沢剤 水/芳香剤/など 100まで* オレイル−3EOホスフェート** アルブライト(Albright)およびウイルソン(Wilson)により
供給されている商標付きの硫酸ラウリルエーテルナトリウム、モノおよびジステ
アリン酸エチレングリコールの混合物。
【0072】 シャンプー組成物XVI 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルエーテル 7.00 発泡/クレンジング剤 ナトリウム 硫酸ラウリルトリエタ 5.64 同 ノールアミン テゴベタン L7* 4.80 泡安定剤 PEG−2ステアリン酸塩 3.00 粘度変性剤 AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 水/芳香剤/など 100まで* ココアミドプロピルベタイン
【0073】 シャンプー組成物XVII 成分 レベル% 成分の機能 硫酸ラウリルエーテル 9.80 発泡/クレンジング剤 ナトリウム ココアミドプロピルベタイン 4.80 泡安定剤/柔軟化添加剤 アンチル141液 0.50 粘度変性剤 AFPP 5×10-6 抗真菌性ポリペプチド 〜1.0 水/芳香剤/など 100まで* Yh.ゴールドシュミット(Goldschmidt)AG.により供給され
ている商標付きのプロピレングリコール/PEG−55プロピレングリコールオ
レエートの混合物。
【0074】 本発明の抗真菌性ポリペプチドが組み込まれ、任意に組成物中に存在する抗ふ
け物質と置換し得る他の抗ふけシャンプー組成物の例は、以下に開示されている
【0075】 WO第99/13830号は、a)トリアゾールの有効量、b)洗浄性界面活
性剤、およびc)担体を含むシャンプー組成物を開示している。
【0076】 WO第99/39683号は、a)アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、お
よびそれらの混合物からなる群から選択された、約7質量%〜約30質量%の洗
浄性界面活性剤、b)約0.1質量%〜約10質量%の抗微生物剤、c)約0.
5質量%〜約10質量%の懸濁剤、d)約0.1〜約3m当量/mgの電荷密度
を有する、約0.01質量%〜約1.0質量%のカチオングアーポリマー、e)
ボルネオール、樟脳、シネオール、メタン、酢酸グリコシルモノメンチル、メン
トール、3−1−メントキシプロパン、ペパーミント、スペアミント、およびそ
れらの混合物からなる群から選択された冷感剤、およびf)少なくともカチオン
グアーポリマーの約50質量%が、洗浄性界面活性剤およびカチオングアルポリ
マーを含むコアセルベート形態にある、約40質量%〜約92質量%の水を含む
シャンプー組成物を開示している。
【0077】 WO第97/39096号は、ある1−ヒドロキシ−6−置換ピリジン−2−
オンおよび2−チオン化合物、および髪処理組成物のpHが少なくとも7に調整
されるシャンプー界面活性剤から選択された抗微生物化合物を含むシャンプー組
成物を開示している。
【0078】 WO第97/26854号は、a)アニオン界面活性剤、両性界面活性剤、双
性イオン性界面活性剤、およびそれらの組成物からなる群から選択された、約7
質量%〜約30質量%の洗浄性界面活性剤、b)約0.1質量%〜約10質量%の
抗微生物剤、c)約0.5質量%〜約10質量%の懸濁剤、d)約0.01m当量
/mg〜約3m当量/mgの電荷密度を有する、約0.01質量%〜約1.0質
量%のカチオングアーポリマー、およびe)少なくとも50質量%のカチオング
アルポリマーが、洗浄性界面活性剤およびカチオングアーポリマーを含むコアセ
ルベートの形態にある、約40質量%〜約92質量%の水を含むシャンプー組成
物を開示している。
【0079】 WO第97/47275号は、活性剤としてクロトリマゾールを含有する抗ふ
け剤、特にシャンプー、薬用シャンプーまたはリンスのようなすすぎが簡単な製
品を開示している。
【0080】 WO第95/02389号は、a)硫酸アルキルおよびアルキルエトキシ化硫
酸塩、それらの酸、およびそれらの混合物からなる群から選択された、約5質量
%〜約29.5質量%のアニオン界面活性剤、b)N−アシルアミノ酸アニオン
界面活性剤およびその塩の約0.5質量%〜約5質量%、c)約0.1質量%〜
約10質量%の粒子状抗−ふけ剤、d)前記抗−ふけ活性剤のための、約0.5質
量%〜約10質量%の結晶懸濁剤、e)約40質量%〜約89質量%の水を含み
、当該組成物中の全洗浄性界面活性剤濃度は約10%〜約30%であり、成分b
):成分a)の質量比は少なくとも約1:20であり、当該組成物は実質的にベ
タイン界面活性剤およびアルカノールアミド起泡増進剤がない、抗−ふけシャン
プー組成物を開示している。
【0081】 WO第95/17880号は、a)(i)界面活性剤系の約80質量%〜約9
9質量%の、アルキルエトキシ化硫酸塩および硫酸アルキルの比率が約1:1〜
1:0の間にあるアニオン界面活性剤、および(ii)界面活性剤系の約1質量
%〜20質量%の、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤、を含む約5質量%
〜約40質量%の界面活性剤系、b)約0.05質量%〜約25質量%の機能材
料、およびc)約35質量%〜約95質量%の水を含むシャンプー組成物を開示
している。
【0082】 WO第92/14440号は、界面活性剤、特定の粒子サイズに活性な血小板
亜鉛ピリジンチオン、懸濁剤、水、および該活性剤への相乗化剤を含む抗−ふけ
シャンプーを開示している。
【0083】 本発明の抗真菌性ポリペプチドが組み込むことができる他のシャンプー組成物
の例は以下に開示されている。
【0084】 WO第98/00498号は、少なくとも3原子離れて配置された2個のアニ
オン置換基が結合し、その内の一つのアニオン置換基が硫酸塩基か、またはアル
コキシ−結合硫酸塩基であり、他の一つのアニオン置換基が硫酸塩および任意に
アルコキシ−結合したスルホン酸塩から選択される、少なくとも5個の炭素原子
の構造骨格を有するジアニオンまたはアルコキシル化ジアニオン界面活性剤を、
1個以上の他の共−界面活性剤と組み合わせて含有する界面活性剤系を含む組成
物を開示している。
【0085】 WO第97/14405号は、約5質量%〜約50質量%の洗浄性界面活性剤
、約0.05質量%〜約10質量%のシリコン髪コンディショニング剤、約0.
1質量%〜約10質量%の懸濁剤、約0.025質量%〜約1.5質量%の選択
されたポリアルキレングリコール、好ましくはエトキシ化度、約1,500〜約
25,000を有するポリエチレングリコール、および水、および任意にシャン
プーまたはコンディショニング組成物における使用するために既知の1種以上の
追加の材料を含むシャンプー組成物を開示している。
【0086】 WO第97/25965号は、a)約10〜約60質量%の少なくとも1種の
強アニオン界面活性剤の混合物、b)約10〜約40質量%の少なくとも1種の
両性界面活性剤およびc)約10〜約60質量%の少なくとも一つのアルキル糖
類非イオン界面活性剤を含む高感度の界面活性剤混合物を、質量で100部当た
り約5〜約50部を含むシャンプー組成物を開示している。
【0087】 WO第97/14406号は、アニオンアミノ酸誘導体界面活性剤以外の洗浄
性アニオン界面活性剤;アニオンアミノ酸誘導体界面活性剤、両性界面活性剤、
カチオン界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択された安定性界
面活性剤;脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪アルコール誘導体、脂肪酸誘導体、お
よびそれらの混合物からなる群から選択された脂肪化合物;非揮発性分散シリコ
ーンコンディショニング剤、およびそれらの混合物からなる群から選択された髪
コンディショニング剤;および水を含むシャンプー組成物を開示している。
【0088】 WO第98/04233号は、アルコキシル化ポリアルキレンアミンおよび1
種以上の洗浄性界面活性剤を含むシャンプー組成物、さらなる実施形態において
、約0.01質量%〜約10質量%のアルコキシル化ポリアルキレンアミン、約
0.01質量%〜約20質量%のカチオン界面活性剤コンディショニング剤、約
5質量%〜約50質量%の洗浄性界面活性剤および約20質量%〜約90質量%
の水を含む空気調和シャンプー組成物を開示している。
【0089】 WO第98/04238号は、第四級ポリアルコキシル化ポリアルキレンアミ
ンおよび洗浄性界面活性剤を含むシャンプー組成物、さらなる実施形態において
、約0.01質量%〜約10質量%の第四級ポリアルコキシル化ポリアルキレン
アミン、約0.01質量%〜約20質量%のカチオン界面活性剤コンディション
グ剤、約5質量%からの洗浄性界面活性剤、および約20質量%〜約90質量%
の水を含むコンディショニングシャンプー組成物を開示している。
【0090】 WO第98/04239号は、a)約0.1質量%〜約10質量%の炭素原子
10個以下の炭素鎖長を有する短鎖の硫酸アルキル、b)約0.1質量%〜約1
0質量%のエトキシ化アルコール、およびc)a)の短鎖硫酸アルキル以外のア
ニオン界面活性剤、b)のエトキシ化アルコール以外の非イオン界面活性剤、両
性およびカチオン界面活性剤およびそれらの混合物から選択された、約1質量%
〜約60質量%の補助界面活性剤、d)水、を含むシャンプー組成物を開示して
いる。
【0091】 WO第98/18433号は、アニオン界面活性剤、組成物のpHでアニオン
性である結合基を有する双性イオン性または両性の界面活性剤、およびそれらの
組み合わせからなる群から選択された、約5質量%〜約50質量%の界面活性剤
、約0.2m当量/mg〜約7m当量/mgのカチオン電荷密度および約5,0
00〜約1000万の分子量を有する約0.025質量%〜約3質量%の有機カ
チオンポリマー、約0.1質量%〜約10質量%の水不溶性整髪用ポリマー、約
0.1質量%〜約10質量%の水不溶性揮発性溶媒、および整髪用ポリマー用展
着剤としての使用のために選択された約0.05質量%〜約5質量%のカチオン
材料、および約22質量%〜約94.3質量%の水を含むシャンプー組成物を開
示している。
【0092】 WO第98/04241号は、a)アニオン界面活性剤、非イオン、両性およ
びカチオン界面活性剤およびそれらの混合物から選択された、約1質量%〜約6
0質量%の界面活性剤、b)ポリオール部分が約4〜約12ヒドロキシル基を含
有する糖および糖アルコールから選択され、各カルボン酸部分が約8〜約22の
炭素基を有し、液体ポリオールカルボン酸エステルは約30℃より低い完全な融
点を有する、少なくとも4個の酸エステル基を含有する、約0.001質量%〜
約10質量%の液体ポリオールカルボン酸エステル、c)一般式:−H(OCH 2 CH2nOH(式中、nは約1,000〜約25,000の範囲内にあるエト
キシ化の平均値である)を有する、約0.001質量%〜約4質量%の非イオン
ポリエチレングリコールポリマー、およびd)水、を含むシャンプー組成物を開
示している。
【0093】 WO第98/18435号は、粒子で不溶性の、分散された、約0.15ミク
ロンより小さい範囲の粒子サイズを有する非イオンコンディショニング剤、結晶
剤および堆積ポリマーを持つシャンプー中の界面活性剤成分を含有するシャンプ
ー組成物を開示している。
【0094】 WO第98/50007号は、a)アニオン界面活性剤および両性界面活性剤
の組み合わせ、およびアニオン界面活性剤および双性イオン性界面活性剤の組み
合わせからなる群から選択された、約5質量%〜約50質量%の界面活性剤成分
、b)約0.2m当量/g〜約2m当量/gのカチオン電荷密度を有し、カチオ
ンセルロースポリマー、カチオングアーガム誘導体、およびそれらの混合物から
なる群から選択された、約0.025質量%〜約3質量%のカチオン堆積ポリマ
ー、c)約2m当量/gより大きく、約4.75m当量/gより小さいカチオン
電荷密度を有する、約0.5質量%〜約10質量%の有機カチオン整髪用ポリマ
ー、およびd)約27質量%〜約94.5質量%の水を含むシャンプー組成物を
開示している。カチオン整髪用ポリマーとしてのポリクオータニウム−16、カ
チオン堆積ポリマーとしてのポリクオータニウム−10、および硫酸ラウレスア
ンモニウムおよびココアミドプロピルベタインの組み合わせを含む界面活性剤マ
トリックスの組み合わせを含有する整髪用シャンプー組成物は、特に有効である
【0095】 WO第99/38475号は、アニオン界面活性剤、組成物のpHでアニオン
である結合基を有する双性イオン性または両性の界面活性剤、およびそれらの組
み合わせからなる群から選択された、約5質量%〜約50質量%の界面活性剤、
約0.2m当量/mg〜約7m当量/mgのカチオン電荷密度および約5,00
0〜約1000万の分子量を有する、約0.025質量%〜約3質量%の有機カ
チオンポリマー、約0.1質量%〜約10質量%の水不溶性揮発性溶媒、および
約0.005質量%〜約2質量%の結晶性ヒドロキシル−含有安定化剤、および
約26.5質量%〜約94.9質量%の水を含むシャンプー組成物を開示してい
る。
【0096】 WO第99/38476号は、アニオン界面活性剤、双性イオン性または両性
の界面活性剤、およびそれらの組み合わせからなる群から選択された、約5質量
%〜約50質量%の界面活性剤、約0.1質量%〜約1.0質量%の有機または
シリコン−グラフト整髪用ポリマー、および約40質量%〜約94.9質量%の
水を含み、髪触感指数(HFI)が少なくとも約0.65であり、カール保持値
(CRV)が少なくとも約70であるシャンプー組成物を開示している。
【0097】 WO第97/35546号は、アニオン洗浄性界面活性剤成分、アニオン、カ
チオン髪コンディショニングポリマー、および約1〜約399センチポアズの粘
度を有し、下記式(I)および(II)のいずれかに合致する水に不溶の、約0
.01質量%〜約1.0質量%の合成エステル、および炭化水素油、前述の合成
エステル以外の脂肪エステル、およびそれらの組み合わせからなる群から選択さ
れた、約1〜約399センチポアズの粘度を有する、有機の、水に不溶のコンデ
ィショニング油を含むシャンプー組成物を開示している。有機コンディショニン
グ油は、好ましくはポリオレフィンである。 [R1−CO−O]n−Y(I) [R2−O−CO]n−Y(II) 式中、R1は7〜9個の炭素原子数を有するアルキル、アルケニル、ヒドロキシ
アルキルまたはヒドロキシアルケニル基であり、nは2〜4の値を有する正の整
数であり、R2は8〜10個の炭素原子数を有するアルキル、アルケニル、ヒド
ロキシアルキルまたはヒドロキシアルケニル基であり、yは2〜20個の炭素原
子数を有するアルキル、アルケニル、ヒドロキシまたはカルボキシ置換アルキル
またはアルケニル基である。
【0098】 WO第99/24004号は、a)約0.05質量%〜約50質量%のポリ親
水性アニオン界面活性剤、b)カチオン界面活性剤、カチオンポリマーおよびそ
れらの混合物からなる群から選択された、約0.05質量%〜約20質量%のカ
チオンコンディショニング剤、c)約0.01質量%〜約20質量%のシリコー
ン化合物、およびd)水性担体、を含むシャンプー組成物を開示している。
【0099】 WO第98/50011号は、a)組成物のpHでアニオン部を有する、約5
質量%〜約50質量%の界面活性剤成分、b)約0.025質量%〜約3質量%
のカチオン堆積ポリマー、c)約0.1質量%〜約10質量%の悪臭生成整髪用
ポリマー、d)約0.0075質量%〜約2.5質量%の匂い遮蔽ベース、およ
びe)約25質量%〜約94.5質量%の水を含むシャンプー組成物を開示して
いる。匂い遮蔽塩基(ベースの質量基準で)は、約250℃より高い沸点を有し
、約15質量%〜約75質量%のイオノン香料、約250℃より高い沸点を有し
、約5質量%〜約65質量%のジャコウ、および約250℃より低い沸点を有し
、約20質量%〜約80質量%の高度に揮発性の香料を含む。また、組成物中の
悪臭生成ポリマーを可溶化するか、または分散するために悪臭生成液体担体をさ
らに含むシャンプー組成物も開示されている。
【0100】 WO第99/13828号は、a)有効量の蛍光増白剤、b)アニオン洗浄性
界面活性剤、c)両性洗浄性界面活性剤、d)非イオン洗浄性界面活性剤、およ
びe)担体を含み、組成物が約7より高くないpHを有するシャンプー組成物を
開示している。
【0101】 WO第99/13829号は、a)有効量の蛍光増白剤、b)洗浄性界面活性
剤、c)有効量の多価カチオン、およびd)担体を含むシャンプー組成物を開示
している。
【0102】 WO第93/18737号は、アルキルエトキシ化硫酸塩界面活性剤、特殊型
のイミダゾリニウム−型両性界面活性剤、好ましくは予混合組成物中で可溶化し
、再結晶される結晶懸濁剤、および比較的に低い量の水を含むシャンプー組成物
を開示している。好ましい組成物は、アルキルエトキシ化硫酸塩界面活性剤、イ
ミダゾリン−型両性界面活性剤、ベタイン界面活性剤、再結晶化懸濁剤および水
を含む。
【0103】 WO第97/35549号は、シャンプー中に、不溶性分散化コンディショニ
ング剤、低粘度有機コンディショニング油および高級可溶性セルロースカチオン
有機ポリマー髪コンディショニング剤と共に、約1〜約8モルのエトキシ化を有
するエトキシ化アルキル硫酸塩界面活性剤を含む、特定の界面活性剤成分および
両性界面活性剤を含むシャンプー組成物を開示している。
【0104】 〔実施例〕 材料および方法 図1に示される抗真菌性ポリペプチド(AFPP)の生産およびそれに続く精
製を、WO94/01459号に記載されているように行った。要するに、抗真
菌性ポリペプチドを以下のように製造した。
【0105】 A.ギガンテウス変種 受託番号CBS526.65でセントラオールビューロフォールシンメルカル
チャーズ(Centraalbureau voor schimmelcul
turen)(CBS)に寄託されたA.ギガンテウス(giganteus)
株を実験のために用いた。
【0106】 AFPPを生産するA.ギガンテウス株の培養 ポテトデキストロース寒天培地(ディフコ(Difco)からの)39gおよ
び1000ml以下の蒸留水から作成した寒天培地を用いて、寒天培地斜面上の
培養を行った。寒天培地斜面にA.ギガンテウス株を接種し、26℃で1週間に
わたり増殖させた。
【0107】 液中培養法 AMC基質(肉抽出物15g、ペプトン20g、コーンスターチ20g、Na
Cl5g、プルロニック1ml、水1リットル)100mlを入れた500ml
エルレンマイヤーフラスコに、1ml当たり106胞子を含む、上述の通りに得
られたA.ギガンテウスの寒天斜面培養から作成された106胞子/mlを含む
胞子懸濁液5mlを接種した。フラスコを220rpm、30℃で3日間にわた
り振とうし、その後、AFPPを得ることができた。
【0108】 AFPPの単離、精製およびアミノ酸配列の決定 上述の通りに得られた発酵液体培地を遠心し、菌糸体をトリス緩衝食塩水中に
おいてpH7で懸濁させ、その後、第2遠心した。二つの遠心からの上澄みを混
ぜ合わせ、滅菌濾過にかけた。得られた上澄み試料のpHを6.5〜9の間に調
整し、上澄み試料を、適用前に燐酸緩衝液によりpH6.5で平衡化したカチオ
ン交換樹脂(S Sepharose Fast Flow)に適用した。この
樹脂からの活性留分の溶離を、20mM燐酸塩、1.5mMNaClをpH6.
5で含む緩衝液などの高イオン強度を持つ緩衝液の適用により達成した。必要な
場合に、pH6.0での10mM燐酸塩のそれより低いまたは近いイオン強度を
持つ緩衝液による希釈か、またはそれに対する透析の後に、手順を繰り返した。
この第2段階からの溶出は、必要な場合に、傾斜溶離として行った。活性留分の
純度をHPLCにより評価した。
【0109】 組み合わせた活性留分を、P.オバルに対する抗真菌性特性の試験の前に、0
.22μmフィルター(ミリポア)で滅菌濾過にかけた。
【0110】 精製AFPPを、ナカヤら1990、により記載された方法を用いてS−カル
ボキシメチル化し、逆相HPLCを用いて脱塩した。S−カルボキシメチル化A
FPPを、製造業者の指示書に従って操作されるアプライドバイオシステム(A
pplied Biosystems)473Aシーケンサーを用いてN−末端
アミノ酸配列決定を行った。
【0111】 吸光係数 AFPPの吸光係数を以下の式を用いて図1に示されるアミノ酸配列から計算
した。 ε0.1%(280nm)=5690・(No.Trp)+1280・(No.Ty
r)+120・(No.Cys)/分子量 (Gill & von Hippel)、式中、(No.Trp)、(No.
Tyr)および(No.Cys)はアミノ酸配列中のTrp、TyrおよびCy
s残基の数である。
【0112】 この式に基づき、280nmでの吸光係数は1.3と計算された。すべてのポ
リペプチドの測定はこの計算された吸光係数を用いるOD280測定に基づく。
【0113】 AFPPに対する抗体の生産 上述の通りに生産し、精製したAFPPを、pH6.5〜8で燐酸塩緩衝食塩
水中に濃度25〜250μg/mlに希釈した。本質的にハドソン(Hudso
n)ら1989、により記載された標準手順による免疫法機構の使用によるフロ
インドの完全アジュバント中の精製ポリペプチドにより、ウサギを免疫にした。
血清を集め、上述の通りに得られた精製AFPPを抗原として用いるシングル放
射状免疫拡散法またはウエスターンブロット法により、AFPPに対する多種の
抗体について試験をすることができる。分析は、例えば、ハドソン(Hudso
n)ら1989、により記載されているように、標準手順に従って行うことがで
きる。抗体は、例えば、ハドソン(Hudson)ら1989、により記載され
ているように、担体に固定された精製AFPPを用いる標準免疫吸着剤技術など
の標準方法により精製することができる。
【0114】 本発明のAFPP変異体の、抗体反応性の測定 AFPPの変異体と上述通りに得られた抗体または抗体含有血清との反応性は
、本質的にハドソン(Hudson)ら1989、により記載されているように
実施される、シングル放射状免疫拡散法またはウエスターンブロット法において
測定することができる。
【0115】 実施例1 酵母菌P.オバルの抑制 アメリカンタイプカルチャーコレクション(American Type C
ulture Collection)により推奨された培地の中において、3
7℃で、マイクロタイタープレート中で、P.オバルを増殖させた。培地は30
gのサブローズ(Sabouraud’s)ブドウ糖ブイヨン、5gの酵母菌抽
出物および1リットル当たり2mlのオリーブ油を含有する。
【0116】 AFPPを含む標準溶液を、pH7.5、10mM燐酸緩衝液中にAFPPを
溶解することにより製造した。
【0117】 図2に示されるように、各マイクロタイタープレートは4本の同一レーンを包
含し、各レーンは以下を有した。 −培地のみ(200ml)および50mlの10mM燐酸塩緩衝液、pH7.5
を包含する一つのウェル(培地の滅菌性を試験するための対照標準として含んだ
。燐酸緩衝液は、P.オバルを接種したウェルに比較して同一の実験条件を確保
するために含んだ)。 −P.オバルを接種したことを除けば上述のウェルと同じの一つのウェル。 −P.オバルを接種し、0.005OD280(約5mgAFPP/リットル)の
濃度のAFPPを含む一つのウェル。 −P.オバルを接種し、0.027OD280の濃度のAFPPを含む一つのウェ
ル。 −P.オバルを接種し、0.068OD280の濃度のAFPPを含む一つのウェ
ル。 −P.オバルを接種し、0.136OD280の濃度のAFPPを含む一つのウェ
ル。
【0118】 P.オバルの増殖を時間の関数としてフォローした。酵母菌は均一に増殖せず
、むしろ大きな凝塊を形成した。この事実およびオリーブ油の存在は、増殖をス
ペクトル手段により測定することを不可能にした。従って、細胞を再懸濁し、1
0μlを同一の寒天含有培地の上で平板培養した。マイクロタイタープレートの
中および固形培地プレートの上での概略の増殖の測定は同じ結果を与えた(表1
を参照すること)。表1に示される結果は四つのレーンにおける平均の増殖であ
る。
【0119】 増殖は接種のために用いたコロニーのサイズに依存した。コロニーが大きくな
ればなるほど、プレート上での増殖は早くなる。本実施例において、培地にほん
の小さなコロニーで接種した。下の表1から分かるように、これは長期間にわた
る増殖を引き起こした。しかし、表1に示される結果は、増殖期間が短くなった
ことを除けば、あたかも培地により大きなコロニーを接種したような場合と同じ
である。 表1 ──────────────────────────────── AFPP濃度 3日 6日 7日 8日 10日 13日 (OD280) ──────────────────────────────── 培地のみ 0 0 0 0 0 0 0 0 x xx xx xxx xxx 0.005 0 0 x x xx xxx 0.027 0 0 0 x x xx 0.068 0 0 0 x x x 0.136 0 0 0 0 0 x ──────────────────────────────── 0:ウェルの中での増殖は観察されない x:ウェルの中心部にわずかな増殖が観察される xx:ウェルの中心部にいくらかの増殖および縁に沿って小さな増殖が観察され
る xxx:すべての培地表面上で著しい増殖
【0120】 結論 本実施例は、明らかに、AFPPが酵母菌ピチロスポルム属オバルの増殖を妨
げていることを示す。極低濃度のAFPP(例えば、約5mg/リットル)でさ
えもP.オバルの増殖を阻害するという事実は、AFPPがふけの治療または予
防の使用のために適することを示す。
【0121】 本明細書において引用した文献 Gill & von Hippel,Anal.Biochem.182,
319〜26,1989; Hudson,L.,and Hay,F.in Practical Im
munology,Third edition(1989),Blackwe
ll Scientific Publications; Lipman and Peason,Science 227,1435(
1985); Nakaya,K.et al.,Eur.J.Biochem.193,3
1〜38,1990,「Amino acid sequence and d
isulfide bridges of an antifungal pr
otein isolated from Aspergillus giga
nteus」; Wnendt,S.et al.,Nucleic Acids Resea
rch,Vol.18,No.13:3987,1990,「Cloning
and nucleotide sequence of a cDNA en
coding the antifungal−protein of Asp
ergillus giganteus and preliminary c
haracterization of the native gene」.
【図面の簡単な説明】
【図1】 抗真菌性ポリペプチドの全アミノ酸配列を示す。
【図2】 酵母菌P.オバルを増殖させるマイクロタイタープレートの概略説明図。実施
例1参照。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月2日(2000.11.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 38/00 A61P 17/00 4H045 A61P 17/00 C12P 21/02 C C12P 21/02 A61K 35/66 // A61K 35/66 C07K 14/37 ZNA C07K 14/37 ZNA A61K 37/02 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4B064 AG01 CA05 CA19 CC01 CC24 CE11 DA01 4C076 AA09 AA11 AA17 AA22 AA24 BB31 CC18 DD23 DD41 DD43 DD51 DD52 FF11 FF16 FF68 4C083 AA031 AA032 AA122 AA162 AB102 AB432 AC072 AC122 AC232 AC302 AC352 AC392 AC422 AC442 AC482 AC532 AC542 AC562 AC582 AC642 AC692 AC712 AC782 AC852 AC862 AC902 AD112 AD202 AD282 AD352 AD411 AD412 AD432 AD442 BB51 CC05 CC38 DD08 DD23 DD31 DD39 DD41 EE12 EE23 4C084 AA02 AA03 BA01 BA08 BA23 CA05 MA63 NA11 NA14 ZA922 4C087 AA01 AA02 BC06 CA10 MA16 MA17 MA28 MA63 NA14 ZA92 4H045 AA10 AA30 BA10 CA15 EA29 FA71

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図1に示されるアミノ酸配列、または、 I)図1に示されるアミノ酸配列を有するポリペプチドの少なくとも一つのエ
    ピトープと反応性のある抗体と反応するか、または、 II)図1に示されるポリペプチドのアミノ酸配列と実質的に相同であるアミ
    ノ酸配列を有する、 ポリペプチドであるその変異体を含む抗真菌性ポリペプチドの有効量を含み、ヒ
    トの髪または頭皮への適用に適する抗−ふけ組成物。
  2. 【請求項2】 抗真菌性ポリペプチドが微生物に由来する、請求項1に記載
    の組成物。
  3. 【請求項3】 抗真菌性ポリペプチドが真菌、特にアスペルギルス属の真菌
    に由来する、請求項2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 抗真菌性ポリペプチドが、A.ギガンテウス(gigant
    eus)、A.パリダス(pallidus)、A.クラバタス(clavat
    us)、A.ロンギベシカ(longivesica)、A.リゾポダス(rh
    izopodus)またはA.クラバトナニカス(clavatonanicu
    s)種に属する真菌に由来する、請求項3に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 抗真菌性ポリペプチドがA.ギガンテウス種に属する真菌に
    由来する、請求項4に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 抗真菌性ポリペプチドがA.ギガンテウス株CBS526.
    65に由来する、請求項5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 抗真菌性ポリペプチドが図1に示されるアミノ酸配列を含む
    、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
  8. 【請求項8】 抗真菌性ポリペプチドが図1に示されるアミノ酸配列からな
    る、請求項7に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 図1に示される抗真菌性ポリペプチドの位置4、24、32
    、42および50における1個以上のアミノ酸残基が別の天然のアミノ酸残基に
    置換されている、請求項1〜6のいずれかに記載の組成物。
  10. 【請求項10】 抗真菌性ポリペプチドが、位置4のProがAsnまたは
    Aspに置換され、位置24のGlyがAlaに置換され、位置32のArgが
    LysまたはValに置換され、位置42のLeuがPheに置換され、および
    /または位置50のHisがTyrに置換されている、図1に示されるアミノ酸
    配列を含む、請求項9に記載の組成物。
  11. 【請求項11】 抗真菌性ポリペプチドが、位置4のProがAsnまたは
    Aspに置換され、位置24のGlyがAlaに置換され、位置32のArgが
    LysまたはValに置換され、位置42のLeuがPheに置換され、および
    /または位置50のHisがTyrに置換されている、図1に示されるアミノ酸
    配列からなる、請求項10に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 シャンプー、溶液、懸濁液、乳化液、ゲル、フォームまた
    はクリームの形態を取る、請求項1〜11のいずれかに記載の組成物。
  13. 【請求項13】 シャンプーの形態を取る、請求項12に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 活性成分が、組成物の質量に基づく計算で、約5×10-6 質量%〜約10質量%の量において存在する、請求項1〜13のいずれかに記載
    の組成物。
  15. 【請求項15】 ふけの治療または予防のための、請求項1〜11のいずれ
    かにおいて定義された抗真菌性ポリペプチドの使用。
  16. 【請求項16】 髪を、請求項1〜11のいずれかにおいて定義された抗真
    菌性ポリペプチドの有効量、または請求項12〜14のいずれかにおいて定義さ
    れた組成物と接触させることを含む、ふけの治療または予防のための方法。
  17. 【請求項17】 ふけの治療または予防用組成物の製造のための、請求項1
    〜11のいずれかにおいて定義された通りの抗真菌性ポリペプチドの使用。
  18. 【請求項18】 組成物が請求項12〜14のいずれかにおいて定義された
    ものである、請求項17に記載の使用。
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