JP2002530964A - 指向性の高いマイクロホンアレイ - Google Patents

指向性の高いマイクロホンアレイ

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JP2002530964A
JP2002530964A JP2000583295A JP2000583295A JP2002530964A JP 2002530964 A JP2002530964 A JP 2002530964A JP 2000583295 A JP2000583295 A JP 2000583295A JP 2000583295 A JP2000583295 A JP 2000583295A JP 2002530964 A JP2002530964 A JP 2002530964A
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Abstract

(57)【要約】 指向性の高いマイクロホンアレイは、細長いハウジング(10)に配置された複数のマイクロホンを含む。個々のマイクロホンは対にして配置され、各対の個々のマイクロホンはマイクロホンアレイの中央線の両側に設けられる。マイクロホンからの信号を合計してマイクロホンアレイからの出力信号を形成する。中央線の各側のマイクロホンは距離が異なるように配置され、各マイクロホン(M4-−M4+)および合計リンク(S)の間には、低域フィルタ(F1+,F2+,F3+,F4+,F1-,F2-,F3-,F4-)が結合される。1つの対に関連するマイクロホンは同じ遮断周波数の低域フィルタに接続され、低域フィルタの遮断周波数はマイクロホンの対ごとに異なり、遮断周波数は、中央線から最も遠いマイクロホンの対(M4-,M4+)に対しては最低であり、マイクロホン対が中央線に近くなるにつれて遮断周波数は高くなる。このマイクロホンアレイは、マイクロホン間の距離および低域フィルタの遮断周波数が互いに調整されるように、配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、細長い素子またはハウジングに配置された複数のマイクロホンを含
むマイクロホンアレイに関する。このマイクロホンアレイ内の個々のマイクロホ
ンは対にして配置され、各対の個々のマイクロホンはマイクロホンアレイの中央
線の両側に設けられ、これらマイクロホンからの信号を合計することでマイクロ
ホンアレイの出力信号が形成される。
【0002】 この種のマイクロホンアレイは、有限個のマイクロホンからの信号の直和を用
い、周波数に依存する指向性を示す。一般に、この指向性は、アレイの実効長お
よび関連の周波数の音波の波長に依存する。したがって、周波数が低ければ(す
なわち波長Lがアレイの長さよりもはるかに長いような周波数の場合)小さな指
向性しか得られない。この指向性は、アレイの長さよりもはるかに波長が短い場
合の非常に高い指向性に達するまで、周波数とともに増大する。
【0003】 マイクロホンアレイがある程度の指向性をもたらすことができる最短波長は、
アレイ全体の長さに依存する。指向特性に多大な副ローブが伴わない最高周波数
は、アレイ内のマイクロホン間の距離に依存する。
【0004】 このように、アレイの長さおよびマイクロホン間の距離(またマイクロホンの
数)は、ある限度内で所与の指向性が所望される周波数レンジに依存する。
【0005】 良好な指向性を得ることを目的として構成されたこのようなマイクロホンアレ
イは、例として会議や集会との関連で用いられる。この場合、マイクロホンは、
一人または場合によっては複数の話し手からの音声は検知するが部屋の別の場所
にいておそらくは他のマイクロホンを使用する話し手からの音声は検知しないよ
うに、位置付けられる。さらに、このようなマイクロホンアレイは、電子会議や
テレビ会議などでも用いられ、ここでも同様に、話している人物からの音声は検
出するが他の人々からの騒音または一般のバックグラウンドノイズはピックアッ
プしないことが望ましい。
【0006】 特別な用途としては、パーソナルコンピュータなどとの関連で使用されるであ
ろう。この場合、マイクロホンアレイを画面の近傍たとえば上に設ければ画面の
ユーザからの音声をマイクロホンで検知できると考えられる。
【0007】 マイクロホンアレイのサイズが小さい場合には、マイクロホンアレイを適切な
位置に簡単に配置できかつアレイが低価格であることが重要である。これは特に
、アレイには数が多すぎかつ複雑すぎる構成要素がなくその構造が比較的単純で
あることの必要性を意味する。
【0008】 導入部で定義付けられたような種類のマイクロホンアレイは、たとえば、米国
特許第4,311,874号から既知であり、ここでは各マイクロホンアレイに
おいて比較的多くのマイクロホンを用いて所望の程度の指向性を得ている。この
アレイのマイクロホンは、マイクロホン間の距離が等しくならないようにすなわ
ち等距離にならないように配置されている。
【0009】 加えて、マイクロホン間の距離を変えて配置し、マイクロホンを種類の異なる
フィルタに接続したマイクロホンアレイが既知である。これはたとえば、デンマ
ーク特許第36 33 991号から既知であり、ここでは隣接する周波数帯域
の帯域フィルタを用いている。
【0010】 本発明の目的は、比較的短く、マイクロホンが比較的少数であり、かつ比較的
単純な手段を備え、高度の指向性を示すことができる、マイクロホンアレイを提
供することである。
【0011】 この目的は、請求項1に開示のようにマイクロホンアレイを構成することによ
り達成される。マイクロホン信号のフィルタ処理によって、マイクロホンが、中
央面までの距離に応じ、より高い周波数に対しアクティブにならないようにする
。こうすれば、ある周波数レンジではアレイの実効長が波長に比例し、関連する
周波数レンジにわたって指向性を一定に保つことができる。さらに、マイクロホ
ンの正確な位置を適切に選択しこれに対応してフィルタ特性を適切に選択するこ
とにより、指向性を広範囲にわたる周波数に応じて定めることができると同時に
、マイクロホンの数を適切な低レベルに保つ。
【0012】 請求項2に開示のような適切な実施例を用いて、マイクロホンアレイの指向性
を一定にすることができる。すなわち、最低数のマイクロホンおよび所与の長さ
のアレイを用いて上側周波数f0まで周波数に関わらず指向性を一定に保つこと
ができる。この指向性は、周波数f0から周波数f0/3まで一定にできる。加え
て、f0/3からf0/10までの周波数レンジで最大限の高い指向性を得ること
ができる。単一指向性マイクロホンたとえば単一指向性1次傾斜マイクロホンを
用いて、マイクロホンアレイの主ローブがアレイの片側のみと関連するようにで
きる。
【0013】 請求項3に開示のような特に適切な実施例を用いて、5000Hzからおよそ
1670Hzの範囲で一定の高い指向性を有し、さらにここからおよそ500H
zすなわち人間の音声の周波数レンジの大部分の範囲で最大限の高い指向性を有
するマイクロホンアレイを得ることができる。
【0014】 請求項6および7に開示のような別の実施例を用いて、ユーザはさらなる利点
を得ることができる。すなわち、対象の人物が主ローブの領域にいるのかどうか
を即時確認できる。このことは、指向性が高いマイクロホンアレイを用いる場合
には非常に重要なことである。
【0015】 以下では本発明について図面を参照しつつより詳細に説明する。 本発明に従う方向決定マイクロホンアレイは、多数のマイクロホン変換器を線
形にすなわち一列に構成した細長い素子またはハウジングからなる。このマイク
ロホン変換器を以下ではマイクロホンと呼ぶ。これらのマイクロホンをハウジン
グ内に組み込んでこれらがすべての側から音声を受けるようにできるが、以下で
より詳細に説明する実施例では、たとえば単一指向性1次傾斜マイクロホンを使
用する場合のように、マイクロホンはマイクロホンアレイの前面からの音声のみ
を受ける。図1aのブロック図は、指向性マイクロホンアレイの構成を示す。図
示の多数のマイクロホンM4-−M4+は一列に配置され、中央部の1対のマイクロ
ホンM1-,M1+はマイクロホンアレイの中央面または中央線の両側に配置され、
これに対応して残りの対M2-,M2+、M3-,M3+、M4-,M4+は、中央面の両側
に1つずつ、上記面からの距離が次第に大きくなるように配置される。各マイク
ロホンからの電気信号は別々のフィルタF4-−F4+のうち対応するものに結合さ
れ、フィルタの伝達関数はそれぞれH4-(f)−H4+(f)である。各フィルタ
は、3次のアナログ低域フィルタとして構成され、2次全域フィルタで位相修正
されており、フィルタからの出力信号は、マイクロホンアレイの最終出力信号を
形成する合計リンクSに与えられる。
【0016】 低域フィルタF4-−F4+は、対として同一で、関連するマイクロホン対に対応
するように構成される。したがって、遮断周波数fc4-−fc4+は対に関しては同
じであり、この周波数は、マイクロホン対の中央面からの位置Yに関連して減少
するように調整される。
【0017】 図1bは、マイクロホン回路組立ての代替方法を示している。ここでは、マイ
クロホンアレイの対称性すなわちフィルタF1+がフィルタF1-に対応し、フィル
タF2+がフィルタF2-に対応するといったことを利用している。図1bの回路の
機能は図1aの回路の機能と同じであるが、前者の回路は、4つの合計リンクS 1 −S4を挿入することにより4つのフィルタを省いて、より少ない構成部品で実
現できる。
【0018】 図2は、マイクロホンアレイのマイクロホンM4-−M4+個々の位置決めを、直
角3次元座標系において示しており、8つのマイクロホンがY軸に配置されてい
れる。したがって、個々の対については、X−Z面の両側にそれぞれのマイクロ
ホンが置かれ、この面がマイクロホンアレイの対称面を形成する。
【0019】 テストシミュレーションおよび実験により、アレイの中央面からのマイクロホ
ンの距離Yおよび遮断周波数fc双方を変化させて、これらのパラメータ間の関
係が見出された。この関係を用いれば、広い周波数レンジにわたって多大な副ロ
ーブを伴うことなく一定の高い指向性が得られる。加えて、このテストでは、周
波数レンジがさらに広い場合でも、最大限の高い指向性が得られることが確認さ
れている。
【0020】 以下の表1は、マイクロホンの位置Yについて見出された概算値およびこれに
関連するフィルタの遮断周波数fcの概算値を示す。この周波数の値は、参照周
波数f0に関して正規化されている。この参照周波数は、所望の主ローブが存在
する周波数帯域の上側の値である。同様に、位置についての値は、自由大気内の
参照周波数f0の音波の波長L0に関して正規化されている。この実施例では、周
波数および音波の波長間の変換において用いられた値は、大気内での音速につい
て、c=342m/sである。ここに示した値を用いれば、マイクロホンアレイ
の指向性を一定にできる、すなわち、最低の数のマイクロホンについて、所与の
長さのアレイで、上側周波数f0まで周波数に関わらず一定の指向性が得られる
。この指向性は、f0からf0/3までの周波数で一定にできる。加えて、指向性
を、f0/3からf0/10までの周波数レンジで最大限に高くすることができる
【0021】
【表1】
【0022】 表1に示したフィルタの遮断周波数の値は、たとえば、表2に示すような周波
数特性のフィルタを用いて得ることができる。この周波数特性は、大きさおよび
位相を周波数の関数として示したものである。この表は、フィルタの周波数応答
を、f0/10から2f0までの大きさ(dB)および位相(度)として示す。
【0023】
【表2】
【0024】 上限周波数f0を5000Hzとし、表3のように構成した実施例では、50
00Hzからおよそ1670Hzまでの範囲で一定の高い指向性を有し、さらに
、ここからおよそ500Hzまで、すなわち人間の音声の周波数レンジの大部分
の領域で、最大限の高い指向性を有するマイクロホンアレイが得られる。
【0025】 これらのフィルタを、3次低域フィルタおよび2次全域フィルタを用いて直接
的に実現できる。回路技術の点からすれば、これは多数の異なる方法で実現でき
、当業者が与えられた情報に基づいて成すことができるものである。
【0026】
【表3】
【0027】 表4は、表3に示した遮断周波数に対応するフィルタの周波数特性を示す。こ
の周波数特性は、大きさおよび位相を周波数の関数として示したものである。
【0028】
【表4】
【0029】 このようにして構成したマイクロホンアレイでは、水平面すなわち図2に示し
たX−Y面における指向特性が得られ、この特性は図3に示すようにf0からf0 /3の周波数についてのものである。ここで、この面での主ローブは−15度か
ら+15度の角度をカバーしていることがわかる。
【0030】 図4は、周波数f0/10について水平面で記録された、アレイの波長を考慮
した(アレイの全長はf0/10の波長のわずか0.58倍に等しいにすぎない
)ときの、対応する指向特性を示す。ここから、このように周波数が低くてもこ
のアレイで高い指向性が得られることがわかる。
【0031】 図5には、垂直面すなわち図2のX−Z面で記録された、全周波数に対するマ
イクロホンアレイの指向特性を示す。ここから、この面において主ローブは−6
5度から+65度の角度をカバーすることがわかる。ここに示したすべての特性
は、X軸方向の感度に関する−3dB感度についての角度で示されている。
【0032】 図6は、視覚表示機能を説明するために、本発明に従うマイクロホンアレイの
ハウジング10の断面を示す。この断面は例として中央面の垂直面すなわちX−
Z面に沿うものである。ハウジング10の前に、好ましくは点状でありたとえば
発光ダイオードから構成できる光源11が設けられる。ハウジング10の前面に
は開口部12が設けられ、ここを通して光源からの光を出すことができる。開口
部12の端部は、光源をある角度にわたる領域内で見ることができるように構成
され、この角度の領域は、マイクロホンアレイの主ローブの角度の領域に対応す
る。
【0033】 図6は角度領域14を垂直面で示したもので、表示エリア内にある第1の目1
5および表示エリアの外にある第2の目16が示されている。通常、ユーザの目
と、マイクロホンアレイが検出すべき音声が発せられる口との間の距離は、マイ
クロホンアレイとユーザとの間の距離と比べれば重要でない。したがって、ユー
ザが開口部12を通して光源11を見ることができれば、アレイはユーザの音声
を検出すると仮定できる。明らかに、開口部12を、主ローブの空間角度領域全
体が同じように表示されるよう、長さ全体に沿い構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 図1aは、本発明に従うマイクロホンアレイの構成を示すブロ
ック図を示す。
【図1b】 図1bは、本発明に従うマイクロホンアレイの代替構成を備え
る、対応のブロック図を示す。
【図2】 図2は、空間座標系におけるマイクロホンアレイの個々のマイク
ロホンの位置決めを示す。
【図3】 図3は、本発明に従うマイクロホンアレイの指向特性を示し、こ
の指向特性はf0/3からf0の周波数について水平面で示される。
【図4】 図4は、図3に示したものに対応する指向特性を示し、周波数は
0/10である。
【図5】 図5は、本発明に従うマイクロホンアレイの指向特性を示し、こ
の指向特性はマイクロホンアレイの垂直中央面において示される。
【図6】 図6は、本発明に従うマイクロホンアレイのハウジングの断面を
示し、アレイの主ローブを表示するための内蔵視覚インジケータが設けられてい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 細長い素子またはハウジング(10)に配置された複数のマ
    イクロホンを含むマイクロホンアレイであって、前記マイクロホンアレイにおい
    て、個々のマイクロホンは対にして配置され、各対の個々のマイクロホンは前記
    マイクロホンアレイの中央線の両側に配置され、前記マイクロホンからの信号を
    合計して前記マイクロホンアレイからの出力信号を形成し、 前記中央線の各側のマイクロホンは、互いに異なる距離で位置決めされるすな
    わち等距離にならないように位置決めされ、各マイクロホン(M4-−M4+)およ
    び合計リンク(S)の間に低域フィルタ(F1+,F2+,F3+,F4+,F1-,F2- ,F3-,F4-)が結合され、1つの対に関連するマイクロホンは同じ遮断周波数
    の低域フィルタに接続され、低域フィルタの遮断周波数はマイクロホン対によっ
    て異なり、前記中央線から最も遠いマイクロホンの対(M4-,M4+)に対する遮
    断周波数は最も低く、遮断周波数は、マイクロホン対が前記中央線に近いほど高
    く、前記マイクロホンアレイは、前記マイクロホン間の距離および前記低域フィ
    ルタの遮断周波数が互いに関連付けて調整されるように、配置されることを特徴
    とする、マイクロホンアレイ。
  2. 【請求項2】 前記マイクロホンアレイには8つのマイクロホン(M1-−M 4+ ,M1+−M4+)が設けられ、前記マイクロホンアレイの指向性は上側周波数f 0 まで一定であり、前記マイクロホンアレイの中央線から1対のマイクロホンの
    うち一方のマイクロホンへの距離Yは、 Y1+=0.33L0, Y1-=0.33L0, Y2+=1.03L0, Y2-=1.03L0, Y3+=1.85L0, Y3-=1.85L0, Y4+=2.89L0, Y4-=2.89L0 であり、 各マイクロホン対に関連する低域フィルタの遮断周波数fcは、 fc1+=1.1fc,c1-=1.1fc, fc2+=0.8fc, fc2-=0.8fc, fc3+=0.45fc, fc3-=0.45fc, fc4+=0.04fc, fc4-=0.04fc であり、 L0は上側周波数f0についての波長であり、前記上側周波数まで指向性は一定で
    あることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロホンアレイ。
  3. 【請求項3】 前記上側周波数f0は5000Hzであり、68.4mmの
    波長L0に対応し、前記マイクロホンアレイの中央線から1対のマイクロホンの
    うち一方のマイクロホンへの距離Yは、 Y1+=22.3mm, Y1-=−22.3mm, Y2+=70.3mm, Y2-=−70.3mm, Y3+=126mm, Y3-=−126mm, Y4+=198mm, Y4-=−198mm であり、 各マイクロホン対に関連する低域フィルタの遮断周波数fcは、 fc1+=5500Hz, fc1-=5500Hz, fc2+=4000Hz, fc2-=4000Hz, fc3+=2300Hz, fc3-=2300Hz, fc4+=200Hz, fc4-=200Hz であることを特徴とする、請求項2に記載のマイクロホンアレイ。
  4. 【請求項4】 前記低域フィルタは3次低域フィルタであり、アナログエレ
    クトロニクスを用いて2次全域フィルタで位相修正されたものであることを特徴
    とする、請求項2に記載のマイクロホンアレイ。
  5. 【請求項5】 前記マイクロホンアレイのマイクロホンはすべて同じ種類の
    ものであることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロホンアレイ。
  6. 【請求項6】 前記マイクロホンアレイは、細長いハウジング(10)内に
    おいて、前記マイクロホンが前記ハウジング(10)の1つの側面に向いて外に
    面するように、形成され、前記ハウジングの側面に、ユーザが前記マイクロホン
    アレイの主ローブの領域にいるときに前記ユーザに表示できるインジケータが形
    成されることを特徴とする、請求項1に記載のマイクロホンアレイ。
  7. 【請求項7】 前記インジケータは前記ハウジング(10)のリセスまたは
    開口部(12)に形成された光源(11)であり、前記ハウジングのリセスまた
    は開口部(12)の境界が、前記マイクロホンアレイの主ローブに対応する、前
    記マイクロホンアレイに関連する角度をなすことを特徴とする、請求項6に記載
    のマイクロホンアレイ。
JP2000583295A 1998-11-12 1999-11-12 指向性の高いマイクロホンアレイ Pending JP2002530964A (ja)

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