JP2002530166A - フォームコア式のインラインスケート用フレーム - Google Patents

フォームコア式のインラインスケート用フレーム

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JP2002530166A JP2000583601A JP2000583601A JP2002530166A JP 2002530166 A JP2002530166 A JP 2002530166A JP 2000583601 A JP2000583601 A JP 2000583601A JP 2000583601 A JP2000583601 A JP 2000583601A JP 2002530166 A JP2002530166 A JP 2002530166A
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Abstract

(57)【要約】 インラインスケート(18)のためのスケート・フレーム(20)は、靴部分(22)と、地面を縦走可能な複数の車輪(24)とを有している。このスケート・フレームは、第1の平均密度を有する構造材で構成された細長い構造部材を含んでいる。この構造部材は、上端部、下端部および外面をそれぞれ有した第1および第2の側壁(62および68)を有している。この構造部材は、側壁における上端部の少なくとも一部分同士の間に延びる靴取付部(50)をも有している。第1および第2の側壁は、車輪に関連した荷重が構造部材に伝達される箇所である車輪荷重導入部分(58)を有している。靴取付部は、靴部分に関連した荷重が構造部材に伝達される箇所である靴荷重導入部分を有している。このスケート・フレームはまた、第1および第2の側壁の少なくとも一方または靴取付部の内部に配置されたコア材(64)を含んでいる。そのコア材は、構造材ないし充填材によって側壁および/または靴取付部の内部に密封される。このコア材は、少なくとも車輪荷重導入部分および靴荷重導入部分には存在していない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、概してスケートに関し、特に、フレームの構造的な比強度および比
剛性を向上させるために軽量材のコアを有するスケート・フレームに関する。
【0002】 発明の背景 インライン・ローラースケートは一般に、フレームに締結されるベースを有し
た上方靴部分(ブーツ)を備え、そのフレームは縦方向に整列された複数の車輪
を保持している。上方靴部分がスケーターの足を保持する一方、フレームは上方
靴部分に対して車輪を取り付ける。インラインスケートは、高度な競技を含む種
々のスケーティング・スタイルに適合するように設計されているので、そのよう
なフレームは、軽量で剛性と強度があることが望まれる。
【0003】 スケート・フレームは、アルミニウム、射出成形プラスティックおよび複合材
を含む種々の材料から構築されうる。アルミニウム製のスケート・フレームは、
構造的な強度と剛性があるが、高価である。射出成形プラスティックから構築さ
れたスケート・フレームは、しばしば短くて不連続なファイバーで強化される。
そのようなスケート・フレームは、アルミニウム製のフレームより安価ではある
が、連続的なファイバーで強化された複合材において考えられるような比強度お
よび比剛性の特性を欠いている。
【0004】 現在は、ガラスまたはカーボンのファイバーが複合材フレームの強化に好適で
ある。ガラス強化複合材スケート・フレームは、構造的な剛性と強度を兼ね備え
ているが、カーボンファイバーで強化された複合材フレームよりも重い。カーボ
ンファイバー強化スケート・フレームは、軽量で強度と剛性があるが、高価であ
る。
【0005】 ガラス、カーボンのファイバーや他の高性能ファイバーで強化された複合材で
構築されたフレームは、強化複合材料の表面シートないしスキン同士の間にコア
材をサンドイッチすることで改良され得る。コアは、強度および剛性の点で適度
な構造的特性を有すると共に、より軽量かつ安価である。
【0006】 従来のコア構造を有するインラインスケート・フレームは、スケート・フレー
ムの凹部内に接着された高分子コアを有する逆U字形のスケート・フレームがあ
る。そのようなスケート・フレームにおいては、フレームのアーチ形部分と車輪
との間にコアが配置されている。そのようなスケート・フレームは、増大された
構造的剛性を与えるが、コアは、ホイールおよび路面の屑に直接さらされるため
に、加速度的な摩耗・損傷を受けることになる。従って、そのようなスケート・
フレームの使用可能期間は短いものとなる。
【0007】 コアを有するインラインスケート・フレームを提供する他の試みには、2つの
複合材表面シート同士の間にサンドイッチされたコア材を有する逆U字形のスケ
ート・フレームがある。この形式のフレームにおいては、コアが、車輪取付位置
の下から上方へ、フレームの上面を横切って延びている。スケートの車輪および
靴部分は、それぞれの取付位置をサンドイッチ構造を貫通して穿孔ないし成形す
ることによってフレームに取り付けられ、これにより、車軸および靴部分取付ボ
ルトの両者の荷重を、コア材が直接受けるようになっている。このような構造は
、コア材が車輪および靴の取付金具類と直接接触するために破損しやすくなるか
ら、望ましいものではない。
【0008】 コアを有するインラインスケート・フレームを提供する更に他の試みには、靴
部分の靴底とスケート・フレームとの間の連結部分の中に挿入されるコアがあっ
た。そのようなスケート・フレームは、上面の横側および中央側が外側に広がっ
て内部に靴部分の靴底を受け入れるように当該スケート・フレームの上端部両側
から横方向に延びるフランジを有している。フランジ部分の内部は、表面を横切
るような荷重の一部を吸収するためにコア材料で充填されている。
【0009】 フレームに対するフランジの位置は、特定のスケーターの足と靴幅を適合させ
るようために、あつらえられる。フランジ部分が特定の靴幅を受けるように寸法
が決められるので、フレームに対する靴部分の位置の調節が限定されてしまう。
従って、そのようなスケート・フレームは、異なるスケーティング・スタイルを
受け入れるという点においては、その人のためにスケート靴をあつらえたスケー
ターにとってさえも、あまりしっかりしたものとは言えない。また、スケート靴
があつらえ品であって特定のスケーターのために設計されるものであるから、製
造費用が高くなる。
【0010】 それゆえ、フレームの強度・剛性を維持するだけでなく安価に製造できてスケ
ーターの期待する性能に合致するような軽量コアを有した複合材インラインスケ
ート・フレームへのニーズが存在することになる。
【0011】 発明の概要 本発明は、増大された比強度を有するインラインスケート用のスケート・フレ
ームと、そのようなフレームを構築する方法の両者を提供するものである。
【0012】 インラインスケートは、靴部分と、縦方向に整列されて地面を縦走可能な複数
の車輪とを有している。スケート・フレームは、第1および第2の側壁と靴取付
部とを含んでいる。好ましくは、それらの側壁および靴取付部は、第1の平均密
度を有した構造材で構成されるスキンを含んでいる。各側壁は、それぞれ上端部
と下端部とを有している。各側壁の下端部は、車輪に関連した荷重が当該側壁に
伝達される箇所である車輪荷重導入部分を有している。各側壁の上端部は、それ
らの間に渡る靴取付部によって、互いに平行に離間した配置に保持されている。
ている。靴取付部は、靴部分に関連した荷重が当該靴取付部に伝達される箇所で
ある靴荷重導入部分を含んでいる。スケート・フレームはまた、第1および第2
の側壁の少なくとも一方の内部または靴取付部の内部に配置されるコア材を含ん
でいる。そのコア材は、少なくとも車輪荷重導入部分および靴荷重導入部分から
は取り除かれている。
【0013】 本発明により構築されたスケート・フレームの1つの局面において、コア材は
、側壁および靴取付部の両者の密度よりも所定量だけ低い第2の平均密度を有す
ると共に、所定の構造的特性を有している。このコア材は、スケート・フレーム
の構造的な比強度を増大させるように当該スケート・フレーム内の一定容積を占
めている。
【0014】 本発明における第1の好適実施形態の1局面において、コア材は側壁内に配置
されている。このコア材は、強化ないし非強化ポリマーおよび天然材料からなる
群より選択される。
【0015】 本発明における第1の好適実施形態のもう1つの局面において、スケート・フ
レームは、車輪および靴部分に関連した荷重の少なくとも一部を吸収するために
コア材と各荷重導入部分との間に配置された充填材の詰め物をも含んでいる。
【0016】 本発明のさらにもう1つの局面において、コア材は、スケート・フレームの両
端部の間に延びる縦軸に沿って変化する高さをなしている。
【0017】 本発明の1つの変形例において、コア材は、靴取付部内に配置されている。
【0018】 本発明のさらにもう1つの変形例において、コア材は、第1および第2の側壁
内と靴取付部内の両方に配置されている。
【0019】 また、インラインスケート用のスケート・フレームを構築するための方法も提
供される。この方法は、U字形の第1のスキンを型上に形成する工程と、この第
1のスキン上の所定位置にコア材を配置する工程とを含む。この方法は更に、第
1のスキンと第2のスキンとの間にコア材が配置され密封されるように、U字形
の第2のスキンを第1のスキンの上に形成する工程を含む。スケートの車輪ない
し靴取付部に関連した荷重の少なくとも一部を吸収するために、第1のスキンと
第2のスキンとの間に充填材の詰め物が配置される。最後に、この方法は、フレ
ームを硬化させる工程を含んでいる。
【0020】 本発明のスケート・フレームは、当該技術分野において現在利用可能なスケー
ト・フレームを超える、いくつかの利点を有している。本発明のスケート・フレ
ームは、フレーム内の相当の容積を軽量のコア材が占めているために、中実の複
合材ないしアルミニウム製のフレームよりも軽くなる。また、コア材が軽量で且
つ強度および剛性の点で適度な構造的特性を有しているため、フレームの比強度
が向上する。
【0021】 さらに、本発明のスケート・フレームは、置き換えられる強化複合材よりも安
価なコア材を利用しているため、全体的な複合材構造を有するスケート・フレー
ムよりも費用効果の点で優れている。そして、車輪および靴部分に関連した荷重
の導入部分からコア材が除かれているので、その荷重導入部分と直接接触するコ
ア材を有するスケート・フレームよりも長い有効使用期間を有している。このよ
うに、本発明により構築されたスケート・フレームは、高められた比強度を有す
ると共に、当該技術分野において現在利用可能なものよりも安価となる。
【0022】 好適実施形態の詳細な説明 図1は、本発明により構築されたスケート・フレーム20を有するインライン
スケート18の好適な実施形態を描いている。このスケート・フレーム20は、
靴部分22および複数の車輪24の形態をなすベアリング部材が取り付けられた
状態で示されている。
【0023】 靴部分22は、アッパー部分30およびベース32を有している。アッパー靴
部分30は、好ましくは、皮革、ナイロン布、キャンバスのような柔軟で耐久性
のある自然ないし人工素材で構成されている。アッパー靴部分30は又、一般的
なバンプ(つま革)40およびバンプ締め具を備えている。そのバンプ締め具は
、靴紐42を有し、スケーターの足のつま先部分からすねの基部まで、足の頂部
にそって延びている。好ましくは、アッパー靴部分30は、接着、リベット止め
ないし縫い付けのような周知の技術によって靴型板(図示せず)の下で締結され
ることで、ベース32に固着される。これに代えて、本発明のフレームと共に、
任意の履物が使用され得る。
【0024】 ベース32は、当該技術分野において周知のやり方で、弾力のある複合的な高
分子材料や天然材料から構成される。ベース32は、つま先端部34,かかと端
部36および飾り先部44を有している。ベース32に適した材料には、カーボ
ン強化エポキシのような、構造用ファイバーで強化され得る半硬質の熱可塑性な
いし熱硬化性樹脂の他、皮革、木材ないし金属のような他の材料がある。飾り先
部44は、アッパー靴部分30のつま先端部を覆うと共に、ベース32に対して
適切に接着されている。
【0025】 これに代えて、飾り先部44を使用しないか、またはゴムのようなベース32
の他の部分とは異なる材料で形成することもできる。アッパー靴部分30が好ま
しくは、ナイロンまたは他の柔軟な自然ないし人工素材で構成されているため、
飾り先部44の機能は、アッパー靴部分30のつま先端部を衝撃、摩耗および水
分から保護することである。飾り先部44は、スケーターの足の保持を補助する
ために、アッパー靴部分30のつま先端部の横側および中央側の周囲にも延長さ
れる。
【0026】 ここで、図1および図2を参照して、スケート・フレーム20について説明す
る。フレーム20は、好ましくは、略逆U字形の細長い部材として輪郭付けられ
る。フレーム20の背部分は、靴取付部分50をなし、その下方に垂下する側面
が第1および第2の側壁52および53をなしている。第1および第2の側壁5
2および53は、それらの側壁52および53の下端部同士の間に縦方向に整列
する複数の車輪24が受け入れられるよう、靴取付部分50によって、平行に離
間した配列に保持されている。フレーム20は、靴取付部分50と一体形成され
た側壁を有する単体構造のフレームとして描かれているが、2ピースや3ピース
構造のフレームといった他の設計も本発明の範囲内にあり、それらの詳細につい
て以下に説明する。
【0027】 車輪24は、当該技術分野において周知の一般的なローラースケート車輪であ
る。各車輪24は、ハブ56上に取り付けられた弾性タイヤ54を有している。
各車輪24は、ベアリング上に軸支され、第1の側壁52と第2の側壁53との
間に、軸ボルト58上で回転自在となるように締結されている。第1および第2
の側壁52および53の下端部に位置し、横方向に整列した第1および第2の軸
取付穴60および61(図2)同士の間に軸ボルト58が延びている。軸ボルト
58はまた、各車輪24のハブ56内に配置された2つの回転ベアリング(図示
せず)を貫通して延びている。好ましくは、車輪24は、縦方向に整列した配置
でフレーム20に軸支されると共に、靴部分22の横側および中央側の間の略中
間に配置されている。
【0028】 靴部分22のベース32は、ボルトやリベットのような周知の締結具(図示せ
ず)によってフレーム20の取付部分50に堅く締結する事ができる。締結具は
、ベース32のつま先およびかかと端部34および36を貫通して、靴取付部分
50を垂直に貫通するような対応する穴の中へ、垂直に延びる。靴部分22はフ
レーム20に対して堅く締結されることが好ましいが、靴部分を着脱式やヒンジ
式にスケート・フレームに取り付けるような他の設計も本発明の範囲内にある。
【0029】 フレーム20は、内側スキン62、コア材64、構造的充填材66および外側
スキン68を備えている。本明細書における意義の範囲内において、スキンの語
は、材料の1層ないし複数の層を称呼するために用いられる。内側および外側の
スキン62および68は、好ましくは、カーボンファイバー強化熱硬化性ポリマ
ーまたはファイバー強化熱可塑性樹脂のような軽量で高強度の材料から、当該技
術分野において周知の方法によって構成される。好ましくは、充填材66も、コ
ア剤64よりも優れた、強度および剛性のような構造的特性を有した軽量で高強
度の材料である。
【0030】 特に、充填材66は、内側および外側のスキン62および68を構成するため
に用いられるのと同じ複合材であってもよく、またコア材64よりも構造的(st
ructural)で密度の高い任意の他の材料であってもよい。このように、充填材6
6として用いられる材料のタイプは重要ではないのに対して、充填材66がコア
材64よりも、剛性、密度および強度の点で構造的であるということが重要なの
である。さらに、好適な実施形態は分離した充填材66の詰め物(plug)を有す
るものとして描かれているが、充填材66の無いフレームのような他の設計も本
発明の範囲内にあり、それらの詳細について以下に説明する。
【0031】 引き続き図1および図2において、コア材64は、第1および第2の側壁52
および53の内側および外側のスキン62および68同士の間にサンドイッチさ
れるようにして、両側壁52および53の中に配置されている。コア材64は、
スキン62および68並びに充填材66よりも低い平均密度を有している。好ま
しくは、コア材64は、構造用フォームないし人工フォームのような非強化ない
し強化ポリマー、若しくは木材のような天然材である。コア材64はまた、粘弾
性材であってもよい。コア材64は、実質的に矩形の形状であって、当該コア材
64の長さ方向がフレーム20の端部間に延びる縦軸と平行になるように各側壁
52および53の中に配置されている。
【0032】 コア材64は、第1および第2の側壁52および53における第1および第2
の軸取付穴60および61から所定距離だけ上方に配置されている。充填材66
の詰め物は、軸取付穴60および61を取り囲むと共に、コア材64の下端部と
接している。そのような設計により、充填材66は、その中に受け入れた軸ボル
ト58(図1)に関連する荷重の少なくとも一部を吸収する。充填材66は、軸
取付穴60および61を取り囲んでいるので、軸ボルト58とコア材64との直
接の接触を回避させ、それにより軸ボルト58からコア材64への損傷の危険性
を最小限にする。
【0033】 軸取付穴60および61を取り囲む充填材66の詰め物を有することが好まし
いが、他の設計も本発明の範囲に入る。図3の非限定的な例に示すように、フレ
ーム20aは充填材なしで構成することもできる。このフレーム20aは、内側
および外側のスキン62aおよび68aによって第1および第2の側壁52aお
よび53a内にコア材64aが密封されている点を除いて、上述した好適な実施
形態と同様のやり方で構築されている。内側および外側のスキン62aおよび6
8aは、それらのスキン62aおよび68aがコア材64aの全ての縁部に接す
るようにして、当該コア材64aをフレーム20a内に密封している。そのよう
な設計により、スキン62aおよび68a同士が結合して、軸取付穴60aおよ
び61aを取り囲んでいる。このように、充填材は好ましいものではあるが、本
発明にとって必須のものではない。
【0034】 図1の好適な実施形態を再度参照することでよく分かるように、コア材64は
、フレーム20の全長近くまで延びている。コア材64の縦方向端部は、内側お
よび外側のスキン62および68によって密封されており、これにより、集中荷
重、擦過および/または衝撃のせいでコア材64が構造的に不全となったり劣化
したりすることが回避される。さらに、図2に示すように、フレーム20に対す
る靴部分22の取付に関連した集中荷重に起因するコア材64の損傷を抑えるた
めに、靴取付部分50内にはコア材64が存在していない。このように、上記の
ようにして靴取付部分50に靴部分22が取り付けられる場合、フレーム20に
対して靴部分22を取り付ける締結具(図示せず)とコア材64との間には、直
接的に接触荷重が作用しない。
【0035】 そのような設計により、靴部分22や車輪24からの、また環境への直接の暴
露による、コア材64の損傷の危険性が、コア材64をフレーム20内に密封す
る包囲トーションボックス構造によって最小限になる。少なくとも、車輪24お
よび靴部分22に関連した荷重がフレーム20へ伝達される箇所であるフレーム
20の荷重導入部分からコア材64を取り除くことによっても、コア材64への
損傷を最小限にすることができる。さらに、コア材64が、充填材66または内
側および外側のスキン62および68を構成するのに用いられる材料のいずれか
よりも低い密度を有し、また第1および第2の側壁52および53内の相当の体
積を占めているために、フレーム20がコア材のないフレームと比べて軽量にな
る。
【0036】 U字形フレームの第1および第2の側壁52および53内にコア材64が配置
されていることが好ましいが、コア材64の他の配置も本発明の範囲内にある。
図4および図5の第1の変形例に示すように、コア材164は、フレーム120
の靴取付部分150内に配置することもできる。この変形例においては、フレー
ム120は、コア材164が側壁152および153内に配置される代わりに靴
取付部分150の内側および外側のスキン162および168同士の間に配置さ
れている点を除いて、上述した好適な実施形態のように構築されている。
【0037】 図5により良く示すように、コア材164は、側壁152および153同士の
間に延びると共に、車輪の上に配置されている。図4に戻って示すように、コア
材164は、その下端部に沿ってスキン162で境界付けられ、各車輪124(
仮想線で示す)の上面を囲むC字形の車輪室を形成するようにして、それらの車
輪124の上部に対応する輪郭となっている。
【0038】 スケート・フレーム120の靴取付部分150内に入れる設計により、コア材
164は、スケート・フレーム120の縦方向に沿って変化できる深さ(高さ)
を有している。図5により良く示すように、コア材164は、靴取付部分150
のスキン162および168同士の間に配置されるだけでなく、フレーム120
の第1の側壁152と第2の側壁153との間にも延びている。
【0039】 好ましくは、上方の靴取付部分150は、垂直に延びる1組の靴取付穴151
aおよび151bを備えている。これらの靴取付穴151aおよび151bは、
それぞれ、垂直に貫通する靴締結具(図示せず)を受け入れるように寸法が決め
られている。締結具は、靴部分22(図1)のつま先およびかかと端部をフレー
ム120に対して取り付けるように適合されている。好ましくは、コア材164
と靴締結具との間の直接の接触を回避するために、靴取付穴151aおよび15
1bと隣接したコア材164の縁部は、スキン162および168によって靴取
付部分150内に密封されている。このようにして、コア材164は、スキン1
62および168によって靴取付部分150内に密封されている。
【0040】 図6の第2の変形例に示すように、コア材264がフレーム220の多くの部
分内に配置されていてもよい。この変形例においては、フレーム220は、靴取
付部分250と第1および第2の側壁252および253の両者におけるスキン
262および268同士の間にコア材264が配置されている点を除いて、上述
した好適な実施形態と同様に構築されている。この例における軸取付穴260お
よび261は、コア材264と車軸(図示せず)との間の直接の接触を回避する
ために、充填材266の詰め物によって囲まれている。このようにして、この第
2の変形例においては、コア材264は、靴取付部分250と側壁252および
253との両者の内部に配置され、スキン262および268および/または充
填材266によって、それらの内部に密封されている。
【0041】 靴取付部分と一体形成された側壁を有する単体構造のフレームが本発明の好適
な実施形態ではあるが、他の設計も本発明の範囲内にある。図7の第1の非限定
的な例に示すように、フレーム320が、3ピース構造のフレームであってもよ
い。このフレーム320は、靴取付部分350と、第1および第2の側壁352
および353とが、フレーム320の完全に別個の構成要素となっている点を除
いて、上述した好適な実施形態と同様に構築されている。スキン362および3
68によって内部に密封されたコア材364を有する側壁352および353が
、靴取付部分350に対して、ねじ、接着剤ないし当該技術分野で周知の他の方
法によって締結されている。好ましくは、靴取付部分350はアルミニウムまた
はプラスティック材料から構成されている。
【0042】 第2の非限定的な例として、フレーム420が2ピース構造のフレームであっ
てもよい。図8に示すように、フレーム420の各ピース490および492は
、逆L字形に設計されると共に、好ましくは、他の例について上述したのと同様
の材料から構成される。各ピース490および492の下方に垂下する背部分が
、好適な実施形態について上述したのと同様に、側壁452および453を形成
している。コア材464は、好適な実施形態について上述したのと同様に、各側
壁452および453内に密封されている。好ましくは、スケート・フレームの
外面がコア材の輪郭を反映した輪郭を有するように、厚さ方向の輪郭形状を有し
ている。
【0043】 あるいは、図8に示すように、各側壁452および453は、内側および外側
半部465および466を有している。各半部は、アルミニウムのような剛性材
料から型押しにより輪郭部分を形成され得る。その輪郭部分は、内部にコア材4
64を受け入れるように寸法が決められる。その場合、当該技術分野で周知の方
法で2つの半部465および466同士が互いに結合され、各側壁452および
453における内側および外側半部465および466の輪郭部分内にコア材4
64が配置される。各ピース490および492の基部は、側壁452および4
53から直角に突き出し、当該技術分野で周知の方法によって互いに締結されて
いる。締結されることで、それらの基部は互いに組み合わさって靴取付部450
を形成する。
【0044】 フレーム20を構築する好適な方法において、当該フレーム20の側壁52お
よび53内にコア材64が密封され得る。まず、ファイバーで強化された未硬化
の内側のスキン複合材が、所望の厚さになるまで雄型上に積層される。その型は
、略U字形状をなしている。そして、型内の所望の位置にコア材64が配置され
る。好適な実施形態においては、内側スキンの側壁の側に沿ってコア材が配置さ
れる。内側のスキンのアーム部に沿ってコア材が配置されることが好ましいが、
内側のスキンのアーチ部に沿ったり、アーチ部とアーム部の両者に沿ったりする
ように、内側のスキンにおける他の部分に沿ってコア材が配置されてもよい。
【0045】 次に、型内の所望の位置に充填材66が配置される。未硬化の外側のスキン複
合材が、内側および外側のスキン同士の間にコア材および充填材がサンドイッチ
されるようにして、型に張り付けられる。積層体の上に雌型が配置され、全積層
体の硬化が許容される。充填材の詰め物が好ましいが、充填材の詰め物を省略し
、内側および外側のスキンを重ねてコア材を密封するような他の設計も本発明の
範囲内である。
【0046】 本発明によるフレーム20の他の構築方法は、以下の点を除いて、上述した好
適な方法と同一である。すなわち、外側のスキン複合材に代えて、装飾シート5
00が、内側のスキンと当該装飾シート500との間にコア材および充填材がサ
ンドイッチされるようにして、型に張り付けられる。本発明によるさらにもう1
つ他のフレームの構築方法においては、次の点を除いて、好適な方法について上
記に概説したような工程を含んでいる。すなわち、図9に示すように、外側のス
キン複合材が型に張り付けられた後、内側および外側のスキン同士の間にコア材
および充填材がサンドイッチされると共に外側のスキン上に装飾シート500が
配置されるよう、外側のスキンに対して装飾シート500が張り付けられる。
【0047】 上述した本発明の複数の形式は、当該技術分野において現在利用可能なスケー
ト・フレームを超える、いくつかの利点を有している。本発明のスケート・フレ
ームは、フレーム内の相当の容積を軽量のコア材が占めているために、中実の複
合材ないしアルミニウム製のフレームよりも軽くなる。また、コア材が軽量で且
つ強度および剛性の点で適度な構造的特性を有しているため、フレームの比強度
が向上する。
【0048】 さらに、本発明のスケート・フレームは、置き換えられる強化複合材よりも安
価なコア材を利用しているため、全体的な複合材構造を有するスケート・フレー
ムよりも費用効果の点で優れている。そして、車輪および靴部分に関連した荷重
の導入部分からコア材が除かれているので、その荷重導入部分と直接接触するコ
ア材を有するスケート・フレームよりも長い有効使用期間を有している。このよ
うに、本発明により構築されたスケート・フレームは、高められた比強度を有す
ると共に、当該技術分野において現在利用可能なものよりも安価となる。
【0049】 以上の説明から、本発明のスケート・フレームが多くの新規な特徴を具体化す
ると共に、従来技術を超える大きな利点を提供するということが分かる。この明
細書において説明され記述された本発明の実施形態が単なる例示であり、従って
上記実施形態に対する改変を行い得るということは、当業者にとって明らかであ
る。非限定的な例として、スケート・フレームの側壁ないし上面の中に配置され
るコア材は、側壁がコア材を受け入れるバブル形状を有するように、外側へ膨ら
んでいてもよい。このように、本発明の理念および範囲から離脱することなく、
その好適な実施形態に対して種々の改変を行いうるということが理解されるであ
ろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの周辺を示す図であっ
て、内側スキン、コア材、充填材および外側スキンを示すために破断されたスケ
ート・フレームの部分を含む図。
【図2】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの横断面図であって、
側壁の内側と外側のスキン同士の間に配置されたコア材と、車輪取付穴の周囲に
配置された充填材の詰め物を示す図。
【図3】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの変形例を示す横断面
図であって、側壁の内側と外側のスキン同士の間に配置されたコア材を示す図。
【図4】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの第2の変形例を示す
横断面図であって、スケート・フレームの靴取付部分の中に配置されたコア材を
示す図。
【図5】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの第2の変形例を示す
、図4の5−5線横断面図であって、スケート・フレームの靴取付部分の中に配
置されたコア材を示す図。
【図6】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの第3の変形例を示す
横断面図であって、スケート・フレームにおける側壁の内側と外側のスキン同士
の間と靴取付部分の中に配置されたコア材を示す図。
【図7】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームの第4の変形例を示す
横断面図であって、3ピース型フレームと当該フレームの側壁内に配置されたコ
ア材を示す図。
【図8】 本発明により構築された2ピース型インラインスケート・フレームの第5の変
形例を示す横断面図であって、スケート・フレームの側壁内に配置されたコア材
を示す図。
【図9】 本発明により構築されたインラインスケート・フレームを示す横断面図であっ
て、側壁の内側と外側のスキン同士の間に配置されたコア材、車輪取付穴の周囲
に配置された充填材の詰め物、および外側スキンの上に配置された装飾シートを
示す図。

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴部分と、地面を縦走可能な複数の車輪とを有するインラインスケートのため
    のスケート・フレームにおいて、 (a)第1の平均密度を有した構造材で構成されると共に、それぞれ上端部、
    下端部および外面を有する第1および第2の側壁と、それらの側壁における上端
    部の少なくとも一部分同士の間に延びる靴取付部とを有する細長い構造部材であ
    って、 前記第1および第2の側壁は、前記車輪に関連した荷重が当該構造部材に伝達
    される箇所である車輪荷重導入部分を有すると共に、 前記靴取付部は、前記靴部分に関連した荷重が当該構造部材に伝達される箇所
    である靴荷重導入部分を有する、構造部材と、 (b)前記第1および第2の側壁の少なくとも一方の内部または前記靴取付部
    の内部に配置され、前記構造材または充填材によって前記側壁および/または前
    記靴取付部の内部に密封されると共に、少なくとも前記車輪荷重導入部分および
    前記靴荷重導入部分には存在しないようになされたコア材と を備えたことを特徴とするインラインスケート用フレーム。
  2. 【請求項2】 前記コア材は、前記構造材の密度よりも低い第2の平均密度を有すると共に、
    当該スケート・フレームの構造的な比強度を増大させるように前記構造部材内の
    一定容積を占めている、ことを特徴とする請求項1記載のスケート・フレーム。
  3. 【請求項3】 前記コア材は、粘弾性材、非強化ポリマー、強化ポリマーおよび天然に産出さ
    れる繊維状ないし気泡状の材料からなる群より選択された硬質構造材を含む、こ
    とを特徴とする請求項2記載のスケート・フレーム。
  4. 【請求項4】 前記コア材は、構造発泡材、合成発泡材または木材である、ことを特徴とする
    請求項3記載のスケート・フレーム。
  5. 【請求項5】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内に配置されている、ことを特徴と
    する請求項3記載のスケート・フレーム。
  6. 【請求項6】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内と前記靴取付部内の両方に配置さ
    れている、ことを特徴とする請求項3記載のスケート・フレーム。
  7. 【請求項7】 前記側壁は、当該側壁の下端部を横方向に貫通して延びる軸取付穴を形成し、 前記軸取付穴に関連した集中加重から前記コア材を隔絶するために、当該コア
    材が、各側壁内において、前記軸取付穴の上方の所定位置から前記靴取付部の下
    方の所定位置まで延びている、ことを特徴とする請求項3記載のスケート・フレ
    ーム。
  8. 【請求項8】 前記充填材は、前記コア材よりも大きな密度、強度および剛性を有すると共に
    、前記車輪に関連した荷重の少なくとも一部を吸収するために前記コア材と前記
    車輪荷重導入部分との間に配置されている、ことを特徴とする請求項7記載のス
    ケート・フレーム。
  9. 【請求項9】 前記充填材は強化複合材である、ことを特徴とする請求項8記載のスケート・
    フレーム。
  10. 【請求項10】 前記コア材は、前記靴取付部内に配置されている、ことを特徴とする請求項3
    記載のスケート・フレーム。
  11. 【請求項11】 前記コア材は、当該フレームの両端部の間に延びる縦軸に沿って変化する高さ
    をなしている、ことを特徴とする請求項10記載のスケート・フレーム。
  12. 【請求項12】 前記構造材の前記靴取付部と前記第1および第2の側壁とが、3ピース構造の
    スケート・フレームを形成するような別部材である、ことを特徴とする請求項3
    記載のスケート・フレーム。
  13. 【請求項13】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内に配置されている、ことを特徴とす
    る請求項12記載のスケート・フレーム。
  14. 【請求項14】 前記靴取付部は、2ピース構造のスケート・フレームを形成するように、前記
    第1および第2の側壁の上端部と一体的に形成されている、ことを特徴とする請
    求項3記載のスケート・フレーム。
  15. 【請求項15】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内に配置されている、ことを特徴と
    する請求項14記載のスケート・フレーム。
  16. 【請求項16】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内に配置されると共に、その輪郭を
    当該スケート・フレームの外面が反映するように輪郭付けられている、ことを特
    徴とする請求項1記載のスケート・フレーム。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2の側壁は複合材であり、当該スケート・フレームの製造過
    程において前記コア材が輪郭部分を形成するようになっている、ことを特徴とす
    る請求項16記載のスケート・フレーム。
  18. 【請求項18】 各側壁は、内側および外側半部を有し、 各側壁の前記内側および外側半部は、材料から型押しないし成形されて輪郭部
    分を形成し、 前記輪郭部分は、前記2つの半部同士が互いに結合される際に、各側壁におけ
    る前記内側および外側半部の当該輪郭部分内に前記コア材が配置されるようにし
    て、前記コア材を内部に受け入れる寸法になされている、ことを特徴とする請求
    項1記載のスケート・フレーム。
  19. 【請求項19】 靴部分と、地面を縦走可能な複数の車輪とを有するインラインスケートのため
    のスケート・フレームにおいて、 (a)所定の平均密度を有した構造材で構成されると共に、それぞれ上端部お
    よび下端部を有する第1および第2の側壁であって、それらの下端部がそれぞれ
    、前記車輪に関連した荷重が当該側壁に伝達される箇所である車輪荷重導入部分
    を有する第1および第2の側壁と、 (b)所定の平均密度を有した構造材で構成されると共に、前記第1および第
    2の側壁の上端部同士の間に配置された靴取付部であって、前記靴部分に関連し
    た荷重が当該靴取付部に伝達される箇所である靴荷重導入部分を有する靴取付部
    と、 (c)前記第1および第2の側壁の少なくとも一方の内部または前記靴取付部
    の内部に配置されると共に、少なくとも前記車輪荷重導入部分および前記靴荷重
    導入部分には存在しないようになされたコア材と を備えたことを特徴とするインラインスケート用フレーム。
  20. 【請求項20】 前記コア材は、前記2つの側壁および前記靴取付部のための材料の密度よりも
    低い平均密度を有する非強化材または強化材である、ことを特徴とする請求項1
    9記載のスケート・フレーム。
  21. 【請求項21】 前記コア材よりも大きな密度、強度および剛性を有する充填材の詰め物を更に
    備え、 この充填材は、前記車輪に関連した荷重の少なくとも一部を吸収するために前
    記コア材と前記車輪荷重導入部分との間に配置されている、ことを特徴とする請
    求項20記載のスケート・フレーム。
  22. 【請求項22】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内に配置されている、ことを特徴と
    する請求項19記載のスケート・フレーム。
  23. 【請求項23】 前記コア材は、前記靴取付部内に配置されている、ことを特徴とする請求項1
    9記載のスケート・フレーム。
  24. 【請求項24】 前記コア材は、当該フレームの両端部の間に延びる縦軸に沿って変化する深さ
    を有している、ことを特徴とする請求項23記載のスケート・フレーム。
  25. 【請求項25】 前記コア材は、前記第1および第2の側壁内と前記靴取付部内に配置されてい
    る、ことを特徴とする請求項21記載のスケート・フレーム。
  26. 【請求項26】 靴部分と、地面を縦走可能な複数の車輪とを有するインラインスケートのため
    のスケート・フレームにおいて、 (a)第1の平均密度を有した構造材で構成されると共に、前端部と、後端部
    と、内面と、外面と、上端部および下端部をそれぞれ有した第1および第2の側
    壁と、それらの側壁の上端部同士の間に延びる靴取付部とを有する細長い構造部
    材であって、 当該構造部材の前端部と後端部との間に定められた縦軸に沿って延びる隙間が
    前記靴取付部の内面と外面との間に形成されるように、前記第1および第2の側
    壁の下端部同士の間が前記車輪を受け入れるために離間されている、構造部材と
    、 (b)前記隙間の内部に配置され、前記第1の側壁と第2の側壁との間に延び
    るコア材と を備えたことを特徴とするインラインスケート用フレーム。
  27. 【請求項27】 前記コア材は、前記構造材の密度よりも低い第2の平均密度を有する非強化材
    である、ことを特徴とする請求項26記載のスケート・フレーム。
  28. 【請求項28】 前記コア材は、強化ポリマー、非強化ポリマー、粘弾性材、および天然に産出
    される繊維状ないし気泡状の材料からなる群より選択された硬質構造材を含む、
    ことを特徴とする請求項27記載のスケート・フレーム。
  29. 【請求項29】 前記コア材は、当該フレームの前端部と後端部との間に延びる縦軸に沿って変
    化する高さを有する、ことを特徴とする請求項28記載のスケート・フレーム。
  30. 【請求項30】 靴部分と、縦方向に整列されて地面を縦走可能な複数の車輪とを有するインラ
    インスケートのためのスケート・フレームの構築方法において、 (a)第1のスキンを型上に形成する工程と、 (b)前記第1のスキン上の所定位置にコア材を配置する工程と、 (c)前記第1のスキンと第2のスキンとの間に前記コア材が配置され密封さ
    れるように、当該第2のスキンを前記第1のスキンの上に形成する工程と、 (d)当該フレームを硬化させる工程と を備えたことを特徴とするスケート・フレームの構築方法。
  31. 【請求項31】 前記コア材は、前記第1および第2のスキンの密度よりも所定量だけ低い平均
    密度を有する非強化材である、ことを特徴とする請求項30記載のスケート・フ
    レームの構築方法。
  32. 【請求項32】 前記硬化させる工程の前に、前記車輪に関連した荷重の少なくとも一部を吸収
    するために、前記第1のスキンと第2のスキンとの間に充填材の詰め物を配置す
    る工程を更に備えた、ことを特徴とする請求項31記載のスケート・フレームの
    構築方法。
  33. 【請求項33】 靴部分と、縦方向に整列されて地面を縦走可能な複数の車輪とを有するインラ
    インスケートのためのスケート・フレームの構築方法において、 (a)第1のスキンを型上に形成する工程と、 (b)前記第1のスキン上の所定位置にコア材を配置する工程と、 (c)前記コア材の上に装飾シートを成層して、前記第1のスキンと当該装飾
    シートとの間に前記コア材を密封する工程と、 (d)当該フレームを硬化させる工程と を備えたことを特徴とするスケート・フレームの構築方法。
  34. 【請求項34】 前記コア材の上に装飾シートを成層する工程の前に、前記コア材と前記装飾シ
    ートとの間に第2のスキンが配置されるように、当該第2のスキンを前記コア材
    の上に形成する工程を更に備えた、ことを特徴とする請求項33記載のスケート
    ・フレームの構築方法。
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