JP2002530027A - ベアラ特性を制御するための方法 - Google Patents

ベアラ特性を制御するための方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、セルラー通信システム内の接続の制御に関する。本発明によれば、利用可能な無線リソースは、1人のユーザーに利用される転送フォーマットに一定の組み合わせだけを許容することにより制御される。本発明の方法は、幾つかのベアラが最高ビット転送速度を用いることを厳しく制限することなく、使用できるベアラのビット転送速度の組み合わせを制限する。本発明の方法は、異なるビット転送速度間でベアラを選択する可能性を保持しながら、無線リソースの柔軟な全体制御を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、セルラー通信システムにおける接続の制御に関する。
【0002】 (発明の背景) セルラー通信システムでは、セルラー通信ネットワークを経由する単一の音声
接続又はデータ接続はベアラと呼ばれる。一般的に、ベアラは、セルラーネット
ワークを別の通信ネットワークに接続するベース局又は網間接続装置(IWU)
のような、或る端末装置とネットワークエレメントとの間のデータ通信に付随す
るパラメータのセットと関連している。ベアラに関連するパラメータのセットに
は、通常は、例えばデータ送信速度、許容遅延、許容ビット誤り率(BER)及
びこれらのパラメータの最小値及び最大値が含まれる。ベアラはパケット送信ベ
アラか、又は回路切り替えベアラであり、例えば透過又は不透過接続をサポート
する。ベアラは、ペイロード情報を伝送するための、ある移動端末とあるネット
ワークエレメントを接続する特定のパラメータを有する、データ伝送経路と考え
ることもできる。1つのベアラは、常に、1つの移動端末だけを1つのネットワ
ークエレメントに接続する。しかし、ベアラは複数のネットワークエレメントを
通過することができる。セルラー通信システムには、1つの移動通信手段(ME
即ち移動装置)が1つのベアラだけをサポートするものもあるし、同時に2つ以
上のベアラをサポートするものもある。
【0003】 開発中のUMTSシステム(ユニバーサル移動通信システム)のような新しい
セルラー通信システムでは、可変ビット転送速度ベアラが現在のシステムよりも
遙かに広範囲に利用されることになる。多数のビット転送速度オプションの付い
たベアラを、多数同時に利用すると、サポートされる組み合わせが非常に多くな
る。通信システムのエアインターフェース部分は、この種のベアラ組み合わせを
効率的に、即ち無線リソースを過度に利用しないで、サポートすることが望まし
い。ベアラのビット転送速度はフレーム毎に変わるかもしれないので、ビット転
送速度はフレームに表示する必要がある。異なるベアラの瞬間的なビット転送速
度に関して可能性のある全組み合わせをサポートすれば、無線フレームの転送速
度を識別するために必要なビット量は、膨大なものになる。一方で、可能性のあ
る最大総ビット転送速度に従って無線リソースを固定的に割当てるのは実行不可
能である。ベアラの最大ビット転送速度は滅多に用いられないので、ユーザーに
割当てられるリソースのサイズが、最悪の場合の組み合わせ、即ち全ベアラが可
能性のある最高のビット転送速度を使っている場合に基づいて決められると、無
線リソースがほとんど無駄になる。
【0004】 (発明の概要) 本発明の目的は、ベアラによる最高のデータ転送速度の利用に関して可能な限
り制限を排除しながら、ユーザーの全ベアラの最大総ビット転送速度を制御でき
るような、ベアラを制御するための方法を実現することである。本発明の更なる
目的は、ベアラのビット転送速度を送信エンティティから受信エンティティへ通
信するのに必要なデータ転送量を低減する方法を実現することである。
【0005】 これらの目的は、許容ビット転送速度の組み合わせを制限し、許容された各組
み合わせに1つの識別子を関連付け、特定の組み合わせに関連する識別子を使っ
て瞬間的な転送速度を識別することにより達成される。
【0006】 本発明による方法は、独立方法請求項の、特徴を記述する部分に特定されてい
ることにより特徴付けられる。本発明による、セルラー通信システムにおいてベ
アラを制御するためのシステムは、セルラー通信システムにおいてベアラを制御
するためのシステムに関する独立請求項の特徴を記述する部分に特定されている
ことによって、特徴付けられる。従属請求項は、本発明の更なる有用な実施例に
ついて述べている。
【0007】 本発明によれば、利用可能な無線リソースは、単一のユーザーにある転送フォ
ーマットの組み合わせだけを利用させることにより、制御される。本発明の方法
は、幾つかのベアラが最高のビット転送速度を用いることを厳しく制限すること
なく、利用可能なベアラのビット転送速度の組み合わせを制限する。従って、ユ
ーザーの全ベアラの合計したリソース利用は制限されるとしても、利用可能なリ
ソース次第では、1つのベアラがその最高データ転送速度を上手く用いることも
あるし、それが1つではなく複数のベアラであることもある。本発明の方法は、
異なるビット転送速度の間で、ベアラを選択できる可能性を保持しながら、無線
リソースの柔軟な全体制御を可能にする。
【0008】 (好適な実施例の詳細な説明) 添付図面を参照しながら、本発明を以下更に詳細に説明する。
【0009】 図面では、同じエンティティには同じ参照番号を用いている。
【0010】 以下の議論で、ビット転送速度という用語はチャネルコーディング後のビット
転送速度、即ち、エアインターフェースを越えて実際に転送されるビット転送速
度のことであり、特に注記がなければ、ペイロードデータビット転送速度ではな
い。
【0011】 本発明によれば、単一の移動通信手段の転送は、その移動通信手段のベアラの
許容ビット転送速度の組み合わせを制御することにより、制御される。ベアラの
ビット転送速度の許容組み合わせは、幾つかのベアラに対して最高ビット転送速
度を用いる可能性を拒否しないような方法で制限される。
【0012】 本発明の説明の一助となるように、用語は、次のように定められている。
【0013】 1つの転送フォーマット(TF)はパラメータのセットであり、エアインター
フェースを越える転送に、ペイロードデータストリームを準備するという1つの
方法に対応している。そのパラメータのセットは、例えばペイロードデータ転送
速度、特定のセルラー通信ネットワークに用いられるエラー制御コーディング方
法、インタリービンク方法及び他の処理方法を示し、即ち、転送されるデータに
適用される物理層処理について記述する。従って、各TFは特定の瞬間的なベア
ラのビット転送速度に対応している。更に、各ベアラは少なくとも1つの転送フ
ォーマットを有する。例えば多数のビット転送速度をサポートしているベアラの
場合は、ベアラは、2つ以上の対応TFを有することができる。
【0014】 各転送フォーマットは、対応する転送フォーマット識別子(TFID)を有す
る。TFDIは、例えば最低ビット転送速度から始まる昇順か、又は他の所定の
規則による様々な方法で、TFに割当てることができる。
【0015】 稼働中のベアラの転送フォーマットの組み合わせが、転送フォーマット組み合
わせ(TFC)である。可能性のある全ての転送フォーマット組み合わせのセッ
トが、転送フォーマット組み合わせセット(TFCS)を形成する。各TFCは
対応する転送フォーマット組み合わせ識別子(TFCI)を有しており、即ち、
各TFCIは、転送フォーマットの有限なグループに対応する。TFCIは、転
送フォーマットの現在の組み合わせを受信器に知らせるのに用いられる。TFC
Iは整数であるのが望ましい。
【0016】 A.許容組み合わせの決定 どの組み合わせが利用可能で、どの組み合わせが利用不可能かについての決定
は、本発明の特定の実施例の必要性に従って、多くの異なる要件に基づいて行わ
れる。そのような要件の複数の例を次に示す。
【0017】 A.1 限界の例:TFCIワードのサイズ 転送フォーマット情報をエアインターフェースを越えて受信器に転送するため
に必要なデータ送信量を更に低減するために、TFCIワードのサイズを変更す
ることができる。TFCIワードがmビットを有する場合、表示することのでき
る組み合わせの最大数Nは、N=2である。従って、単純に、TFCIワード
の長さが許容組み合わせの数を制限する。TFCIワードを送信するための送信
リソースの利用と利用可能な様々な転送フォーマットの組み合わせとの間で適切
に整合取りがなされるように、TFCIワードの長さを調整することができる。
本発明の有用な実施例では、接続の間にTFCIワードの長さを変更することが
できる。
【0018】 A.2.限界の例:ユーザーの最大ビット転送速度 本発明の別の有用な実施例では、ユーザーの最大許容ビット転送速度は、許容
転送フォーマット組み合わせの決定に用いられる。そのような実施例では、許容
組み合わせに内に、総ビット転送速度がユーザーの最大ビット転送速度よりも少
ないか又は等しい全ての転送組み合わせが含まれる。
【0019】 本発明の様々な実施例では、最大ビット転送速度はユーザー次第であり、他者
とは異なる最大限界を有するユーザーもいる。このことは、例えば、高額支払い
ユーザーか、さもなければ救難作業者のような優先順位の高いユーザーに、他の
ユーザーよりも良いサービスを提供するというような、ユーザーに優先順位付け
する1つの方法を提供する。
【0020】 A.3.組み合わせ決定のための別の根拠 許容転送フォーマット組み合わせに関する決定を行う際に、先に述べた限界に
加えて、別の情報を用いることもできる。この種の情報は、例えば、ベアラの優
先順位、当該ユーザーの集約スループット並びに各ベアラの計測されたスループ
ット、セル内の現在の負荷及び干渉レベルを含んでいる。
【0021】 B.TFCSの構造化 転送フォーマット組み合わせセットの構造化と、転送フォーマット組み合わせ
識別子の様々な組み合わせへの割当てとは、多くの異なる方法で実行することが
できる。これらの方法の内、幾つかの方法を次に示す。
【0022】 B.1.第1例 許容転送フォーマット組み合わせのテーブルが構造化され、テーブルのインデ
クスがTFCIとして用いられるようになることが望ましい。その後では、送信
器と受信器との間で通信される必要があるのは、テーブルのインデクス、即ちT
FCIだけである。しかし、本発明は、転送フォーマット組み合わせとTFCI
を関連付けるために、リンクされているリスト又は他のデータ構造のような別の
手段を用いることもできるので、テーブルを利用することに限定されはしない。
【0023】 B.2.第2例 更に、TFCに対応するTFCIを作成するのに所定のアルゴリズム又はルー
ルを用いることができ、そうすると、異なる許容組み合わせを記憶するために、
この方法で検索されたTFCIをテーブルへのインデクスとして用いることがで
きる。例えば、TFCのTFCIは、次のアルゴリズムに従って決めることがで
きる。
【0024】 1. factor=L(K) 2. TFCI=TFID(K) 3. 3a及び3bを繰り返しながら、K−1から1までの全値に亘る段階 3a.TFCI=TFCI+TFID(j)* factor 3b.factor=factor *L(j) ここに、 factorは、アルゴリズムに用いられる一時的数値変数であり、 L(j)は、ベアラjに対するTFの数であり、 TFID(j)は、ベアラjのTFのTFIDであり、 Kは、稼働中のベアラの数である。
【0025】 このアルゴリズムは、TFIDが、最低ビット転送速度から始まる昇順でTF
に割当てられ、最初のTFIDはゼロであるということを前提にしている。
【0026】 B.3.第3例 本発明の別の有用な実施例では、ベアラの全転送フォーマットの全組み合わせ
を通して、その組み合わせが許容されるかどうかについて、各組み合わせを単純
に繰り返しチェックすることにより、TFCI値が割当てられる。組み合わせが
許容される場合、その組み合わせには次の自由TFCI値が割当てられる。例え
ば、許容される組み合わせは、TFCSを含むテーブル内の次の自由位置へ入れ
ることができ、その位置のインデクスが割当てられたTFCIとなる。
【0027】 B.4.第4例 本発明の別の有用な実施例では、TFCI値は、稼働値及び非稼働値という2
つのカテゴリに分類される。稼働値は使用中の値であり、非稼働値は使用中でな
い値である。この実施例では、対応するTFCI値を稼働と指定することによっ
て、新しいサービスを利用することができる。幾つかの転送フォーマットの組み
合わせを利用から除くと、対応するTFCI値は、単に非稼働と指定される。こ
の実施例では、他の稼働中のTFCI値は変わらないままなので、TFCS及び
TFCI値を変更するタイミングは、それほど重要ではなくなるという利点を有
している。受信器が、十分な時間をかけて新しい値を指定しているメッセージを
受信し、TFCS及びTFCIのコンフィギュレーションを変更するまで、何れ
の新しいTFCI値も使用されないことは、タイミングとしては申し分ない。こ
の実施例では、TFCI値が現在稼働中であることを指定するメッセージは、例
えばTFCIに対応するTFCの指定も含むことになる。本発明の別の実施例で
は、稼働中と指定されているTFCIに対応するTFCが、前もって受信器に知
らされるか、又は所定の規則に従って受信器がTFCIから推定する。例えば、
ベアラの転送フォーマットに関して可能性のある全組み合わせをテーブルに記憶
し、そのテーブルのインデクス値がTFCI値に対応するようにし、稼働中と指
定されたTFCI値だけが用いられるようにすることができる。
【0028】 B.5.第5例 別の有用な実施例では、転送フォーマット組み合わせと、それに対応するTF
CI値とが、TFC又は他の望ましいクライテリアの総ビット転送速度に従って
順序付けられる。この実施例では、許容転送フォーマット組み合わせは、単に、
許容最高TFCIを表示することにより示される。この実施例では、新しいTF
Cが許容されると、新しいTFCは、転送フォーマット組み合わせの順序付けら
れたシーケンスの相応する位置に挿入され、シーケンス内のその位置に対応する
TFCI値が与えられる。それに従って、TFCI値は更新され、即ち、それよ
り高いTFCI値は1だけ増やされる。同様に、或るTFCが利用されなくなる
と、順序付けられたシーケンスから取り除かれ、それに従ってTFCI値が更新
される。
【0029】 最小ビット転送速度を有するTFCのTFCIは0であり、次に小さいビット
転送速度を有するTFCのTFCIは1であり、その後も同様である。しかし、
この数字を当てはめる方式が、本明細書のセクションB.5による様々な実施例
に利用可能な唯一の方法ということではない。TFCI値は、連続する整数を形
成することが望ましい。
【0030】 転送フォーマット組み合わせの順序付け及び対応するTFCI値は、TFCの
ビット転送速度以外のパラメータも考慮することができる。例えば、2つ以上の
転送フォーマット組み合わせの総ビット転送速度が同じ場合は、これらの組み合
わせは、それらの相対的な優先順位に従って順序付けされる。
【0031】 この実施例では、移動局は、リソース要求において、単に新たに所望する最高
許容TFCIを表示することにより、より多くのリソースを要求することが可能
であり、ネットワークは、それに対して可能ならより多くのリソースを割当て、
可能な新最高許容TFCIの限界を返すことにより、返答することができる。
【0032】 C.許容転送フォーマットセットの変更 転送フォーマット組み合わせセット(TFCS)は、送信器と受信器の両方に
知らされる必要がある。新しい可変転送速度ベアラが接続の確立を要求するか、
又は古い接続が解除される度毎に、TFCSが変更される。更に、幾つかの他の
理由のために、ある組み合わせの利用を制限するのが望ましい。送信器と受信器
の転送フォーマット組み合わせセットが、互いに確実に一致するように、そのセ
ット又はそのセットへの変更について、送信器から受信器へ信号が送信される必
要がある。本発明の様々な有用な実施例に従ってTFCSを送信する方法を、次
に述べる。
【0033】 C.1 明示的列挙によるTFCSの信号送信 本発明の有用な実施例では、TFCSは、許容された全組み合わせを明示的に
列挙することにより、或る接続の第1エンドから第2エンドへ信号送信される。
許容された組み合わせの数が組み合わせの総数に比べてかなり少ない場合、この
実施例は有用である。この実施例では、第1エンドは1つ以上のメッセージを第
2エンドへと送り、そのメッセージは少なくとも許容された全組み合わせを指定
し、各組み合わせに対しては、少なくとも、2つ以上の転送フォーマットを有す
る各ベアラに対して、1つのTFIDを指定する。
【0034】 本発明の別の有用な実施例では、TFCSは、許容されていない全組み合わせ
を明示的に列挙することにより、接続の第1エンドから第2エンドへと信号送信
される。許容されていない組み合わせの数が、許容された組み合わせの数より少
ない場合、この実施例は有用である。この実施例では、第1エンドは1つ以上の
メッセージを第2エンドへ送り、そのメッセージは少なくとも許容されない全組
み合わせを指定し、各組み合わせに対しては、少なくとも、2つ以上の転送フォ
ーマットを有する各ベアラに対して、1つのTFIDを指定する。
【0035】 本発明の別の有用な実施例では、許容された組み合わせ又は許容されていない
組み合わせを指定する1つ又は複数のメッセージが、列挙された組み合わせが許
容されているかどうかについて指定する。これは、許容された組み合わせ及び許
容されていない組み合わせを指定するのに、同じ型のメッセージを利用できる。
【0036】 C.2 構造化の限界を表示することによるTFCSの信号送信 本発明の別の有用な実施例では、許容された組み合わせについて決定を下す接
続のエンドは、接続の他方のエンドに、どの限界及び他の情報がTFCSの構造
化に用いられるべきかについてだけ知らせる。そのような限界とは、例えば、1
人のユーザーの最大総ビット転送速度であるかもしれないし、そのような他の情
報とは、例えば、ベアラの優先順位であるかもしれない。その後、この他方のエ
ンドは、指定された限界に従って独自にTFCSを構造化する。両方のエンドで
同じ限界が用いられるので、その結果のTFCSは同じになる。TFCSの構造
化は、例えば、全ての可能な転送フォーマット組み合わせを通過させ、その組み
合わせが許容されるかどうか、1つずつ確認することにより進められる。
【0037】 C.3 特定の転送フォーマットを指示することによるTFCSの信号送信 幾つかのベアラの幾つかの転送フォーマットが何れの許容組み合わせにも用い
られないような方法で組み合わせの制限がなされる場合、TFCSは、特定のベ
アラの1つ又はそれ以上の転送フォーマットの利用を制限するベアラ特定メッセ
ージによって指定することができる。
【0038】 本発明の別の有用な実施例では、TFCSは、どの転送フォーマットを用いる
ことができるかを表示するベアラ特定メッセージによって指定される。
【0039】 C.4 別の方法 先の方法では、許容されているか又は許容されていない、転送フォーマットか
又は転送フォーマットの組み合わせ、を指示することにより、スクラッチからT
FCSが構造化されるような方法の例を紹介してきた。しかし、新しいTFCS
は、許容転送フォーマット組み合わせと、先のTFCSに関連する転送フォーマ
ットにおける変更とを指定することにより定義してもよい。メッセージは、指定
されている項目が許容されるか又は制限されるかのどちらであるかについて指定
する。メッセージで指定されている項目は、例えば、TFCか、ベアラか、ベア
ラの1つの転送フォーマットである。例えば、新しいTFCSは、特定ベアラの
1つ又はそれ以上の転送フォーマットの利用を制限するメッセージにより指定さ
れる。
【0040】 許容される組み合わせ、転送フォーマット、及び/又はベアラにおける変更を
指定した後、TFCSは、TFCSが許容される組み合わせだけを含むように再
構造化され、TFCI値が新しいTFCSに対応するように更新されるのが望ま
しい。
【0041】 受信器にTFCSを指定する先に述べた方法はただ1つの例であり、本発明を
限定するものではない。組み合わせのセットを指定する他の多くの方法、又は、
例えば、先に述べた方法の異なる組み合わせも、本発明の様々な実施例に用いる
ことができる。
【0042】 D.有効性の時間 TFCSを指定する先に述べた例では、TFCSに関する指定情報を伝える1
つ又は複数のメッセージは、その後で新しいTFCSが有効となる、開始時間に
関する表示を備えていてもよい。しかし、有効性の開始時間は、例えば、新しい
TFCSの場合は、指定メッセージが到着する時間から、又はTFCSを指定す
るのに2つ以上のメッセージが用いられる場合には、これらのメッセージの遅い
方の受信時間から有効となるように、暗示的に定義してもよい。
【0043】 E.本発明による承認制御方法の例 セルラー通信ネットワークは、例えば、先に述べたTFCS構造化の限界を、
承認制御方法において、少なくとも部分的には承認の条件として用いることがで
きる。例えば、システムは、TFCSのサイズと、全ベアラの転送フォーマット
とに基づいてTFCSの全組み合わせを示すために、どれほどのTFCIビット
が必要かを判断することができる。TFCIビットの量が最大TFCIワード長
より短い場合には、ネットワークはベアラの要求を拒否できるし、あるいは、例
えば優先順位の高い要求である場合には、既に確立されている別のベアラからの
サービスを拒否することができる。もう1つの例として、最大ビット転送速度の
限界が考えられる。そのような例では、少なくともその幾つかの転送フォーマッ
トが許容される組み合わせである場合、ベアラは有用に承認される。従って、マ
ルチビット転送速度ベアラは、部分的にだけ、即ち、制限されたビット転送速度
の選択に関してだけ承認される。
【0044】 要求されるベアラが、他のベアラよりも高い優先順位を有する場合、セルラー
ネットワークは、リソースを優先順位の高い方のベアラに割当てて、別のベアラ
のビット転送速度を、最終的なTF組み合わせが許容組み合わせとなるような値
に制限することが望ましい。その結果、優先順位の低いベアラの転送フォーマッ
トが調整されるか、又は、優先順位の低いベアラに対するサービスが拒否される
ことになる。
【0045】 接続の確立を要求する各ベアラは、例えば所定の信号送信手続きを用いて、所
定の方法で、ユーザーのビット転送速度の可変性を示すのが望ましい。ネットワ
ークがベアラ又は少なくともその転送フォーマットの幾つかに対してサービスを
提供できる場合、ネットワークは、次に、要求されているベアラの転送フォーマ
ットを決定し、それに従ってTFCSを更新する。
【0046】 図1は、本発明の有用な実施例のフロー線図を示している。図1は、承認制御
における本発明の方法の利用例である。ステップ135で、ベアラの要求が受信
される。その要求への返答として、ステップ100でTFCSが構造化される。
TFCSを構造化するステップ100では、先に述べたように要求されたベアラ
の優先順位も考慮される。TFCSが構造化された後、そのベアラが何れかの許
容組み合わせに属しているかについて、次のステップ140でチェックされる。
そのベアラが何れの許容組み合わせの一部でもない場合、そのベアラはステップ
150で拒否され、その後、本方法は新たに構造化されるTFCSを利用するこ
となく終了される。そのベアラが少なくとも1つのTFCの一部であると認めら
れた場合、そのベアラはステップ145で承認される。次のステップ120で、
新しいTFCSが受信器に連絡され、その後、連絡されたTFCSがステップ1
55で利用され、その後、方法が終了される。
【0047】 本発明の別の有用な実施例では、承認要件は、図1のステップ140の例とは
異なっている。例えば、ベアラは、ベアラの少なくとも1つの転送フォーマット
が全組み合わせにおいて許容される場合にのみ許容される。更に、ベアラは、ベ
アラの少なくとも1つの転送フォーマットが全組み合わせの少なくとも所定の部
分において許容される場合にも許容される。本発明の別の有用な実施例では、リ
アルタイムのベアラは、ベアラの最高の転送フォーマットが少なくとも1つのT
FCで許容される場合にだけ許容される。
【0048】 F.方法の例 以下に、本発明の有用な実施例による方法の例を示す。本方法を、図2を参照
しながら説明するが、図2は、転送フォーマット組み合わせセットの構造化10
0と、受信器において同じセットを構造化するための受信器への情報の連絡12
0とをフロー線図で示している。
【0049】 この例では、TFCSの構造化100のステップにステップ102、104、
106、107、108が含まれている。ステップ102から始まり、全組み合
わせが1つずつ確認されるが、次、即ちこの方法の開始後最初に、第1組み合わ
せが考慮される。ステップ104では、その組み合わせが、所定の最大総ビット
転送速度限界のような所定の限界内にあるかどうかがチェックされる。その組み
合わせが限界内にあれば、その組み合わせはステップ106でTFCSに加えら
れ、その組み合わせに対してTFCIがステップ107で割当てられる。その組
み合わせが限界内にない場合、本方法は、直にステップ108に繋がれる。何れ
にしても、ステップ108で、その組み合わせは考慮されるべき最後の組み合わ
せかどうかがチェックされる。その組み合わせが最後の組み合わせでなければ、
ステップ102へ戻される。その組み合わせが最後の組み合わせであれば、本方
法はステップ120で継続される。
【0050】 本例では、受信器でセットを構造化するための受信器への情報連絡120のス
テップには、ステップ121、122、124、126、128、130、13
6が含まれている。ステップ121では、TFCSを受信器に連絡する方法が選
択される。本例では、ステップ122、124、126、128、130、13
6は、TFCSの異なる連絡方法を示している。許容される各転送フォーマット
組み合わせは、ステップ122で受信器に連絡される。許容されない各転送フォ
ーマット組み合わせは、ステップ124で受信器に連絡される。TFCSの構造
化に関する所定の範囲は、ステップ126で受信器に連絡される。ステップ12
8では、何れの許容転送フォーマット組み合わせにもないような、少なくとも1
つのベアラの少なくとも1つの転送フォーマットを指定している情報が受信器に
連絡される。ステップ130では、連絡されているTFCSと先のTFCSとの
相違点が受信器に連絡される。
【0051】 ステップ122、124、126、128、130は、1つの方法ステップに
おける必要な全情報、又は必要な全情報の内の一部分だけの連絡を含んでいる。
そのため、ステップ136で、全TFCSが指定されたかどうかがチェックされ
る。全てのTFCSが指定されていなければ、ステップ121に戻って、受信器
へのTFCSの連絡が継続される。全てのTFCSが指定されると、方法は終了
する。
【0052】 TFCIを組み合わせに割当てるステップ107では、割当ては、単に組み合
わせに対して次の自由なTFCI値を割当てることにより実行される。他にも、
TFCI値の割当てに関して、例えば、本明細書の上記セクションBで述べたよ
うな、何れかの方法又は所定のルールを用いてもよい。
【0053】 G.システムの例 図3は、本発明の有用な実施例によるシステムの例である。図3は移動通信手
段505、ベース局510、ネットワークエレメント520、残りのセルラー通
信ネットワーク550を示す。ネットワークエレメント520は、例えばUMT
Sセルラー通信ネットワークの無線ネットワーク制御器(RNC)である。ネッ
トワークエレメントは、マイクロプロセッサのような演算処理装置521と、演
算処理装置のためのプログラム及び1つ又はそれ以上の転送フォーマット組み合
わせセットとを記憶するためのメモリ要素522を備えている。
【0054】 更に、本例によれば、システムは、セルラー通信システムのネットワークエレ
メント内に、許容転送フォーマット組み合わせのセットを構造化するための手段
521と、構造化された許容転送フォーマット組み合わせのセットを移動通信手
段505へ連絡するための手段510、510とを備えている。
【0055】 TFCSの構造化の間に、演算処理装置521は、先に述べた、1つの転送フ
ォーマット組み合わせが所定の限界内にあるかどうかについてのチェックを実行
する。演算処理装置521は、メモリ手段522内に記憶されている、タスクを
実行するように演算処理装置に指令するプログラム523を実行することにより
タスクを実行できる。転送フォーマット組み合わせが限界内にあると確認されれ
ば、演算処理装置521は、その組み合わせを、メモリ手段522内に記憶され
ている許容転送フォーマット組み合わせのセット529に加える。更に演算処理
装置が、転送フォーマット組み合わせ識別子(TFCI)を各転送フォーマット
組み合わせに割当てるのが望ましい。転送フォーマット組み合わせ識別子も、メ
モリ手段522内に記憶することができる。
【0056】 演算処理装置521は、構造化されたTFCSの受信器への連絡を管理するこ
ともできるが、この場合、移動通信手段505には、ベース局510のようなセ
ルラー通信ネットワークの別の構成要素の助けが必要となる。例えば、非許容転
送フォーマット組み合わせを決定するステップ、或いは転送フォーマット組み合
わせセットと、先に記憶されている上記の許容転送フォーマット組み合わせの第
2セットとの相違点を探索するステップのような先に述べた方法のステップは、
メモリ手段522内に記憶されている、演算処理装置521に指示して方法のス
テップを実行させるプログラム524を用いて実現することができる。更に、本
システムでは、先に構造化されているTFCS529bのような1つ以上のTF
CSをメモリ手段内に記憶して、それを例えば、新しく作成されたTFCSと先
に作成され連絡されているTFCSとの間の相違点を求めるのに用いることがで
き、その後、古いTFCSと新しいTFCSとの相違点を連絡するだけで、新し
いTFCSを受信器に連絡することができる。受信器505は、連絡されたTF
CS506を受信器内のメモリ手段内に記憶し、その後、受信器は、受信したT
FCIに基づいて現在の転送フォーマット組み合わせを判断できるようになる。
【0057】 本システムは又、転送フォーマット組み合わせ識別子を、上記メモリエレメン
ト内に記憶されている各転送フォーマット組み合わせに割当てるための手段を含
んでいるのが望ましい。これらの手段は、例えば、TFCI値を、例えば本発明
の前記実施例の何れかに従って転送フォーマット組み合わせに割当てることがで
きる演算処理装置521を備えている。
【0058】 本システムは又、送信に用いられる転送フォーマットを識別するための転送フ
ォーマット組み合わせ識別子を送信するための手段を備えているのが望ましい。
これらの手段は、例えば、受信器に送信されるデータに、現在用いられているT
FCのTFCIを加えることができる演算処理装置521を備えている。
【0059】 本発明の有用な実施例では、移動通信手段505は、手段521、522、5
23、524、525、529、529b又は同様の機能を提供する他の手段を
備えることもできる。無線リソースの利用について決定するのは普通はネットワ
ークであるが、移動通信手段は、例えば本明細書のセクションC.2に説明され
ている本発明の実施例に従って、或いはネットワークにより設定されている他の
ルール及び制限に従って、TFCSの構造化に必要な能力及び機能を有している
ことが望ましい。
【0060】 H.方法の更なる例 送信に用いられる転送フォーマットを表示するのに、TFCI値を用いること
ができる。例えば、フレームに用いられる1つ又は複数の転送フォーマットを記
述するために、TFCI値を、各送信フレームで送信することもできる。別の代
表的実施例では、転送フォーマットの組み合わせが変更される度に、TFCI値
を送信することができる。図4は、本発明の有用な実施例による信号送信の1例
である。図4は、それぞれ、セルラー通信ネットワークの移動通信手段とベース
局のような、送信パーティと受信パーティとの間の通信中のイベントを示してい
る。まず、次の送信ユニットで何れの転送フォーマットが用いられるかを示すた
めに、TFCIが、ステップ610で送信器から受信器へ送られる。データは、
次のステップ615で、前のステップで送信されたTFCI値によって指定され
た転送フォーマットを使って、送信器から受信器へ送られる。本発明の様々な実
施例では、TFCI値及びTFCI値が参照するデータの送信順序は、必ずしも
図4に示されている通りでなくてもよい。例えば、GSMシステムのような、デ
ータがフレームで送られるシステムでは、TFCI値は、TFCI値が参照する
データとして同じ送信フレームで送ることができ、その場合は、データ及びTF
CI値の正確な順序は大して重要ではなく、特定のアプリケーションの要件に従
って設定することができる。
【0061】 I.更なる考察 本発明の幾つかの有用な実施例では、送信のために1つのパーティに用いられ
るTFCSと、受信のために同じパーティに用いられるTFCSとが、同じであ
る必要はない。このことは、例えば、アップリンク通信のために確保されている
無線リソースの量が、ダウンリンク通信のために確保されている無線リソースの
量と異なる場合に有用である。そのような状況は、例えばGSMネットワークで
のHSCSD(高速回線交換データ)モードで起こり得る。そのような装置は、
例えば、情報データベース又はインターネットをブラウジングする際のデータ端
末利用に有用であり、その場合、移動通信手段から送信されるのは短い要求だけ
であり、大部分の情報はデータネットワークから戻される。本発明のそのような
実施例では、通信パーティは、1つが受信に用いられ他の1つが送信に用いられ
る、少なくとも2つの転送フォーマット制御セットを有するのが望ましい。
【0062】 本発明の更なる有利な実施例では、多数の転送フォーマット組み合わせセット
が用いられ、送信器と受信器との間での転送フォーマット信号送信を更に低減し
ている。そのような実施例では、複数の転送フォーマット組み合わせセットが構
造化され、受信器に連絡され、その後では、TFCS識別子を受信器に送るだけ
で、利用されるべき現在のTFCSが選択されるようになる。そのような実施例
では、幾つかの転送フォーマット組み合わせセットが比較的頻繁に用いられるよ
うな場合に、エアインターフェースを通しての信号送信が減少する。複数の転送
フォーマット組み合わせセットは、ユーザーに対する最大総ビット転送速度のよ
うな、最も一般的なベアラのセット及び限界の結果として構造化されているよう
なセットであるのが望ましい。
【0063】 許容転送フォーマットの組み合わせが、TFCに対する許容度を確実に決定す
ることができる一定の限界で制限されており、TFCI値が一定のルールに従っ
て構造化されるような場合、TFCSの明示的構造化は、接続の両方のパーティ
に必要なわけではない。例えば、送信パーティは、新しいTFCが限界に従って
許容されるかどうかについてチェックし、そのTFCが許容される場合、そのT
FCを送信に用い、TFCIをオンザフライで作成するだけでよい。すると、受
信パーティは、TFCIをTFCSを含んでいるテーブルへのインデクスとして
用いることができ、或いは、TFCIを作成するのに用いたルールとは逆のルー
ルを用いて指定されたTFCIから転送フォーマットを演繹することができる場
合には、TFCIから直に、利用されている転送フォーマットを判断できる。従
って、明示的TFCSの存在は、本発明の全実施例に必ずしも必要ではない。
【0064】 ある環境では、幾つかの種類のエラー状況の結果として、受信器と送信器が、
同じTFCIを、異なる転送フォーマット組み合わせに割当てていた可能性もあ
る。そのようなエラー状況が起こると、受信器は、受信されたデータストリーム
を、そのデータストリームが構造化された方法とは異なる方法で解釈しようとす
るので、データ送信は成功しない。そのようなエラー状況からの回復は、本発明
の様々な実施例における様々な方法でとり行われる。例えば、本発明の有用なあ
る実施例によれば、エラーを検知したパーティは、他方のエンドにエラーについ
て知らせ、その後両方のエンドが、例えば上記セクションB.2又はセクション
B.3に述べたような前記例の幾つかに従って両方のエンドのTFCI値を再構
造化し、その後は、TFCI値の意味は両方のエンドで同じとなることになる。
別の実施例によれば、エラーを検知したパーティが、そのTFCSとTFCI値
とを他のパーティに連絡し、そこでも連絡された値が利用されるようになる。第
3実施例によれば、移動通信手段がエラーを検知した場合、ネットワークで用い
られているTFCSとTFCI値とを送るようにネットワークに要求し、ネット
ワークがエラーを検知した場合、移動通信手段が情報を要求してくるのを待たず
に、ネットワークで用いられているTFCSとTFCI値とを送る。
【0065】 本明細書で述べられている様々な実施例では、転送フォーマットは、許容フォ
ーマット又は非許容フォーマットとして分類されてきた。しかし、本発明の幾つ
かの実施例では、TFC内に許容されている転送フォーマットがないベアラには
転送フォーマットが割当てられないので、転送フォーマットのビット転送速度は
ゼロである。ゼロの転送フォーマットは非許容転送フォーマットに対応する。従
って、本明細書及び添付の請求項では、許容転送フォーマットという用語は、非
ゼロ転送フォーマット、即ち、実質的にビット転送速度がゼロではなく、TFC
Sに利用できる転送フォーマットのことである。
【0066】 本発明は、異なる転送フォーマットの利用に関して柔軟性を保持しながら、無
線リソースの使用を低減している。本発明では、幾つかのベアラが高速データ転
送を利用するのを不可能にすることなく、無線リソースの利用を制限できるよう
にしている。本発明の方法の柔軟性は、ある特定のサービスを特に制限するため
の方法を提供すると同時に、無線リソースの全体制御を可能にしている。
【0067】 以上説明してきたように、本発明の範囲内で様々な修正が行われ得ることは、
当業者には明らかであろう。本発明の好適な実施例を詳細に説明してきたが、本
発明の真の精神及び範囲内で、多くの修正及び変更が可能なことは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の有用な実施例による方法を示している。
【図2】 本発明の有用な実施例による別の方法を示している。
【図3】 本発明の有用な実施例によるシステムを示している。
【図4】 本発明の有利な実施例による更に別の方法を示している。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年11月13日(2000.11.13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD ,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL, PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,S L,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ホンカサロ ハーリ フィンランド エフイーエン−01660 ヴ ァンター ハラヴァクヤ 12 (72)発明者 ラヤニエミ ヤーッコ フィンランド エフイーエン−00180 ヘ ルシンキ ラピンリンネ 2 アー 11 (72)発明者 アーマヴァーラ カルレ フィンランド エフイーエン−01610 ヴ ァンター ルオステクヤ 3 デー 24 Fターム(参考) 5K030 HC09 JT09 LC05 LC09 5K067 AA11 BB21 GG01 HH22

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルラー通信システムでベアラを制御するための方法におい
    て、 許容転送フォーマット組み合わせのセットが構造化される段階と、 受信器における前記セットの構造化のための情報が受信器に連絡される段階と
    から成ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記許容転送フォーマット組み合わせのセットが、各転送フ
    ォーマット組み合わせ毎に、前記組み合わせが所定の限界内あるかどうかをチェ
    ックすることにより構造化されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 転送フォーマット組み合わせ識別子が、前記許容転送フォー
    マット組み合わせのセットそれぞれに割当てられることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記転送フォーマット組み合わせ識別子の割当てが、所定の
    ルールに従って実行されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記許容転送フォーマット組み合わせのセットが、少なくと
    も前記転送フォーマット組み合わせの総ビット転送速度に従って順序付けされ、
    前記転送フォーマット組み合わせ識別子は、前記識別子が連続する整数のシーケ
    ンスを形成するように割当てられることを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記セットの構造化のための情報を連絡する前記段階は、各
    許容転送フォーマット組み合わせを、前記受信器へ連絡する段階を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記セットの構造化のための情報を連絡する前記段階は、各
    非許容転送フォーマット組み合わせを、前記受信器へ連絡する段階を含むことを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記セットの構造化のための情報を連絡する前記段階は、前
    記セットの構造化に関する少なくとも1つの限界を前記受信器へ連絡する段階を
    含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記セットの構造化のための情報を連絡する前記段階は、少
    なくとも1つのベアラの少なくとも1つの転送フォーマットを指定する情報を連
    絡する段階を含んでおり、前記少なくとも1つのベアラの少なくとも1つの転送
    フォーマットは、何れの許容転送フォーマット組み合わせの一部でもないことを
    特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記セットの構造化のための情報を連絡する前記段階は、
    前記セットの、先の転送フォーマット組み合わせセットに対する相違点を指定す
    る段階を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 ベアラの要求は、要求されているベアラの少なくとも1つ
    の転送フォーマットが許容転送フォーマット組み合わせの一部である場合、承認
    されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 受信器と送信器との間の送信に用いられる転送フォーマッ
    トは、転送フォーマット組み合わせ識別子を送信器から受信器へ送ることにより
    識別されることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  13. 【請求項13】 接続の何れか一方のパーティが、受信器の転送フォーマッ
    ト組み合わせ識別子と、送信器の転送フォーマット組み合わせ識別子とが一致し
    ないことを検知した場合、前記転送フォーマット組み合わせ識別子が、接続の少
    なくとも一方のパーティで再構造化されることを特徴とする請求項3に記載の方
    法。
  14. 【請求項14】 前記再構造化の段階は、接続の両方のパーティでの、所定
    のルールに従った、転送フォーマット組み合わせ識別子の再構造化を含んでいる
    ことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記再構造化の段階では、接続のパーティの一方が、自身
    の転送フォーマット組み合わせ識別子を他方のパーティに連絡し、前記他方のパ
    ーティが、前記連絡された識別子を使用することを特徴とする請求項13に記載
    の方法。
  16. 【請求項16】 セルラー通信システムでベアラを制御するためのシステム
    において、 前記セルラー通信システムのネットワークエレメント内に、許容転送フォーマ
    ット組み合わせのセットを構造化するための手段と、 構造化された許容転送フォーマット組み合わせのセットを、移動通信手段へ連
    絡するための手段とを備えていることを特徴とするシステム。
  17. 【請求項17】 許容転送フォーマット組み合わせのセットを構造化するた
    めの前記手段は、 許容転送フォーマット組み合わせのセットを記憶するためのメモリエレメント
    と、 1つの転送フォーマット組み合わせが所定の限界内にあるかどうかをチェック
    するための手段と、 1つの転送フォーマット組み合わせを、前記メモリエレメント内に記憶されて
    いる前記許容転送フォーマット組み合わせのセットに加えるための手段とを備え
    ていることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  18. 【請求項18】 構造化された許容転送フォーマット組み合わせのセットを
    移動通信手段へ連絡するための前記手段は、非許容転送フォーマット組み合わせ
    を判定するための手段を備えていることを特徴とする請求項16に記載のシステ
    ム。
  19. 【請求項19】 前記システムは、更に、先に構造化された第2の許容転送
    フォーマット組み合わせのセットを記憶するための手段を備えており、 構造化された許容転送フォーマット組み合わせのセットを移動通信手段へ連絡
    するための前記手段は、転送フォーマット組み合わせセットと、前記先に記憶さ
    れている第2の許容転送フォーマット組み合わせのセットとの間の相違点を探索
    するための手段を備えていることを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  20. 【請求項20】 前記システムは、転送フォーマット組み合わせ識別子を、
    前記メモリエレメント内に記憶されている各転送フォーマット組み合わせに割当
    てるための手段を更に含むことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
  21. 【請求項21】 前記システムは、送信に用いられる前記転送フォーマット
    を識別するための転送フォーマット組み合わせ識別子を送るための手段を更に含
    むことを特徴とする請求項16に記載のシステム。
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