JP2002529165A - バンド・パター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 発端から平坦で垂直な姿勢をとるかまたは大きく垂直な姿勢をとる打面（１９）のあるクラブ・ヘッド（１１）を有するパター形式のゴルフ・クラブを提供する。打面（１９）は、縦方向の長手方向に延びる互換性／交換可能テンション・バー（１５）として配置され、これは、縦方向に延びる互換性／交換可能テンション・バーの２つの対向端部分（１８ａ、１８ｂ）によってクラブ・ヘッド（１１）の対向端部で２つの締付けクランプにクランプされている。縦方向に延びる互換性／交換可能部分は、２つの対向端部（１８ａ、１８ｂ）の間の区域で、クラブ・ヘッド（１１）の中空部（１１ｅ）の上を自由に延びる主部分（１５ａ）を有する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】 本発明は、平らなまたは大きく平らになった打面を有するクラブ・ヘッドが付
いた「パター」形式のゴルフ・クラブに関する。パッティング・グリーン上でゴ
ルフ・ボールをパットするためにパターを使用するときには、ゴルフ・ボールを
望みの経路に沿って移動させるために、ゴルファーはボールを打って非スピン・
ストロークをボールに加えるのが普通であり、望みの経路はスピン面を有する平
面上の芝生に沿った転がり移動をボールに与える。

【０００２】 ゴルフ・ボールを目標のホールにパットするときには、ボールが好ましくは移
動方向に制御されたスピンを伴う制御された移動経路を与えられることが重要で
ある。この点について、目的は、通常、ボールに表面上の一様な転がり移動、す
なわちグリーン上の芝生との転がり接触を伴い、好ましくは芝生上におけるボー
ルの不意の跳上りを起こさない一様な転がり移動を与えることである。本発明を
使用して、目的は、ストロークが行なわれるとすぐにゴルフ・ボールに意図的ス
ピンを与えることである。換言すれば、少なくとも確実なパット・ストロークと
共に、ゴルフ・クラブからの運動エネルギーの大部分をゴルフ・ボールに移転さ
せ、これによってボールがスピン移動を受けるようにし、すなわちボールに非ス
ピン・ストロークを加える代わりに、ボールにスラストとスピンの組合せ移動を
与えるストロークを行なうことが望ましい。これまで、ゴルフ・ボールに、例え
ばパターの打面を適当な斜めの角度に保つことによってこの種の意図的スピンを
与えてきた。

【０００３】 この他にパターは、ゴルフ・ボールをその水平中央平面より上のレベルで打つ
ことによって、ゴルフ・ボールを「トップ」することができる。パターの打面は
通常、パターがパット・ストロークに関して正規の垂直姿勢にあるときには垂直
姿勢を有する。しかし、垂直平面に関して斜めの角度にある打面を有することに
よって、ゴルフ・ボールに対して行なわれる斜めの角度の打撃の結果としてボー
ルの転がり移動のまさに第１段階において、故意にゴルフ・ボールとグリーンの
芝生との間に大きな摩擦を作ろうとする。したがって目的は、ゴルフ・ボールの
移動における早い段階においてゴルフ・ボールにできるだけ制御されたスピンを
加えることである。しかしながら実際面では、多くの場合に、ストロークが行な
われた後にスピンが始まる点及びスピンの程度も偶然の事柄である。なぜならば
、ゴルフ・クラブによって打たれた後にゴルフ・ボールはある場合には地面から
の急速な上昇移動を与えられて、この結果、地面に対して飛翔移動を起こすから
である。したがって、ゴルフ・ボールには限られたか、または、多少とも制御さ
れていないスピンが与えられる。

【０００４】 これまで、ゴルフ・ボールに対するパターの打面の姿勢は、地面に対するゴル
フ・ボールの移動のために決定的なものであった。しかしながら、グリーンにお
ける局所的条件（湿度／湿気、平坦でないことなど）が程度の差はあるが、ゴル
フ・ボールの摩擦およびこれによるボールの移動速度と移動パターンに、スピン
移動とスピン速度も含めて影響を及ぼす。プレーヤのパター・ストロークがゴル
フ・ボールにその水平中央平面の上の区域で当たると、ゴルフ・ボールはグリー
ン上の芝生の方向に下向き力の成分を得る。この結果、ストロークの早い段階に
おいてゴルフ・ボールに意図的に、より大きな摩擦と意図的なスピンが達成され
、これによってボールが意図的スピン平面内で転動できるようにし、ジャイロ効
果を得る。さらにまた、プレーヤがパターの打面を上方および前方に向けて斜め
の角度に置くと、この意図的な初期摩擦を芝生に対して加えることによって、ゴ
ルフ・ボールの制御された移動パターンを転がり移動中に芝生と多少とも連続的
に接触しながら確実に達成することが可能である。

【０００５】 また例えばプレーヤがパターの打面を上方および後方に向けて斜めの角度に置
くと、望む場合にはゴルフ・ボールに意図的な飛翔または飛び上がり移動を与え
ることが可能である。本発明を使用して、目的は、パターがゴルフ・ボールに比
較的軟らかくて敏感なストロークを与えることができ、これによってストローク
後の早い段階にジャイロ効果が得られるという解決策に到達することである。

【０００６】 移転される力のレベルは調節可能であり、この関係でパターは、意図するスピ
ンと望みのジャイロ効果をゴルフ・ボールに与えることによって、容易に正確に
望む移動をゴルフ・ボールに容易に与えることができる。目的は、ゴルフ・ボー
ルの意図するスピン移動を直接パターの打面から、すなわち実際のゴルフ・ボー
ルに対するパターのストロークにおける早い段階に、ストロークの容易で敏感な
制御によって確実に行うことができること、およびボールの慣性力を克服するこ
とである。

【０００７】 これは、交換可能／取替え可能な長手方向に延びたテンション・バーを、テン
ション・バーの２つの対向端部を通じてパター・ヘッドの各端部で２つの締付け
点に取り付け、テンション・バーの２つの対向端部を通って取り付けられた長手
方向のテンション・バーはパター・ヘッド中の凹所を自由に延びるように、パタ
ーの打面を配置することによって達成することができる。

【０００８】 パター・ヘッド中の凹所を自由に延びる長手方向に延びたテンション・バーに
よって、ゴルフ・ボールに対するパター・ストロークのいくらかの軟化を達成す
ることができ、同時にゴルフ・ボールを打つことによって直接ボールに初期スピ
ンを与える可能性を有することができる。

【０００９】 本発明によれば、前記のテンション・バーを局部的に確実に曲げやすくするこ
とによって、パター・ヘッドとゴルフ・ボールとの間の比較的広がりのある、す
なわち比較的幅広の打面を達成することが可能である。

【００１０】 前記のテンション・バーに比較的円滑な低摩擦のストライク表面を与えること
によって、ゴルフ・ボールに意図するスピン移動を故意に持たせるためにパター
・ヘッドとゴルフ・ボールとの間に低い摩擦が存在することを保証することが可
能である。これはまた、例えばボールの重心に対してパター・ヘッドを上昇また
は下降させることによってさらに制御することができる。

【００１１】 パター・ヘッドからボールへの力（運動エネルギー）の移転が遅れると、より
円滑でより軟らかいストロークが与えられることになる。これはボールに大きく
影響して、ストローク直後にボールをスピンさせる。スピンは、方向と長さの両
方で安定性を良くするジャイロ効果を得るためにストローク直後に望ましいもの
である。本発明のその他の特徴を添付の図面を参照して下記の説明に示す。

【００１２】 図１は、様々な方向に角度を付けることができる移行部分１３によってシャフ
ト部分１２に連結されたクラブ・ヘッド１１からなる、パター形式のゴルフ・ク
ラブ１０を示す。シャフト部分１２は従来のハンド・グリップ１４とともに示さ
れている。この特定の場合は、様々な方法で比較的簡単に調節できるパター・ヘ
ッドを付けたパターに関するものである。「Ｒｏｙａｌ ａｎｄ Ａｎｃｉｅｎ
ｔ Ｇｏｌｆ Ｃｌｕｂ ｏｆ Ｓｔ．Ａｎｄｒｅｗｓ」および「Ｕｎｉｔｅｄ
Ｓｔａｔｅｓ Ｇｏｌｆ Ａｓｓｏｃｉａｔｉｏｎ」によって策定された調節
要件に従って、パター以外のゴルフ・クラブの重量を調節することができる。し
かし、パターについては下記に従って別の調節を行なうことができる。すなわち
、 （I）容易な調節を行なうことが可能であってはならない。 （II）すべての調節可能な部分は、使用中／プレイ中に弛むかまたは実際に再
調節される可能性がないように、使用中は適所にしっかり固定されていなければ
ならない。 （III）行なわれる調節の結果はすべて約定された規則に従わなければならな
い。

【００１３】 結論は、ゴルフ・クラブ（ついでにパターも含む）の機能的特性をプレイ中に
変えることはできないこと、およびプレイ中のどの変化もプレーヤをプレイ中の
ゲームから失格させることである。

【００１４】 本発明によって、上述のように許可された調節を考慮してゴルフ・クラブ（パ
ター）を説明し図示する。換言すれば、本発明によれば、さまざまなバージョン
とさまざまな代替部分が、さまざまな部分の相互交換／取替え（参照：特許にお
ける図１１、図１２、図１３と項目４の説明による代替実施）および部分相互の
調節を含めて、多数の部分の調節実施を可能にする。この種の調節は作業場で、
または専用の道具を使用して行なわれ、これによって（意図するように）使用中
／プレイ中にパターを調節することを困難にすることが考えられる。

【００１５】 図示したバージョンによる実際のクラブ・ヘッド１１はアルミニウム合金など
の軽い金属でできているが、実際の打面であるクラブ・ヘッドにおける互換性／
取替え可能な部分は別の材料で作られている。図示したバージョンにおけるクラ
ブ・ヘッド１１は軽い金属でできた硬い安定した部分を有し、底部分１１ａは比
較的平坦で、底部分から２つの端壁１１ｂ、１１ｃが延び、これらの壁の間に背
部分１１ｄがあり、これら３つの部分１１ｂ、１１ｃ、１１ｄは共に中空空間１
１ｅを限定する。端壁１１ｂ、１１ｃは、背部分１１ｄから約７５°の角度で外
方へ斜めに収束し、底部分１１ａの前側部１１ａ’の前方に例えばａ／２の高さ
に突き出ている。図示した底部分１１ａ、端壁１１ｂ、１１ｃ、および背部分１
１ｄは、図４に示すように内部壁厚ａを有する。

【００１６】 内部には、中空部１１ｅの底部分１１ａの上に３つのマーク付き視準線１１ｆ
が見える。ここではテンション・バーと呼ばれるバンド状の長形部分１５に形成
された互換性／取替え可能な部分が、その対向端においてそれぞれ締付け板１６
ａ、１６ｂと、適切な締付けねじ１７を使用して、クラブ・ヘッドの端壁１１ｂ
、１１ｃの斜め後方に折れ曲った側部１１ａ’、１１ｂ’に取り付けられている
。締付けねじ１７はテンション・バー１５を通過しないことが好ましく、これに
ついてはテンション・バーの各端部に沿った２列のねじとして示されている。締
付け板１６ａ、１６ｂの内向き表面上には比較的粗い表面が施され、関連する端
壁１１ｂ、１１ｃの隣接する後方に折れ曲った側部１１ａ’、１１ｂ’の上もそ
うであることが好ましく、これによってテンション・バー１５は確実にしっかり
取り付けられる。

【００１７】 本発明によれば、図示したバージョンでは、目的は、特に簡単でほとんど隠さ
れておらず比較的単純なクラブ・ヘッド構造と、クラブ・ヘッド構造にしっかり
取り付けられる比較的簡単な互換性／取替え可能部分とを考案することである。
テンション・バー１５は、正確に測定された永久引張り強度を有することが好ま
しいクラブ・ヘッド１１に取り付けられる。引張り強度は、詳細は示されていな
い引張り装置を使用して決定される。テンション・バーはそれぞれの締付け板間
１６ａ、１６ｂと関連する端壁１１ｂ、１１ｃの取付点から延び、丸くなった各
端部１８ａ、１８ｂの周りに曲っている。丸くなった端部１８ａ、１８ｂの間に
は、テンション・バーがゴルフ・ボール用の中央打面１９を有して前記中空部１
１ｅを横切って自由に延びている。

【００１８】 使用中／プレイ中は締付け板１６ａ、１６ｂは、これらの締付け板１６ａ、１
６ｂがそのままにされているとき変更されないようにすることが目的であるから
、テンション・バー１５用の永久取付点となる。

【００１９】 テンション・バー１５が図示されているが、その主要部分１５ａは丸くなった
端部１８ａ、１８ｂの間に自由に延びて非常に緊張した打面１９を作り出し、こ
の打面はゴルフ・ボールに当たるかまたはボールを打ったときに多少の局部的変
形を可能にする。テンション・バーに張力を誘導する過程は個別の引張り装置、
好ましくはテンション・バー１５が締付け板１６ａ、１６ｂによって固く保持さ
れる前にテンション・バー１５の引張り強度を示すために特別の指針を有する引
張り装置を使用して、実施することができる。テンション・バー１５の取付け中
に、テンション・バーの対向端は引張り装置の内側に取り付けられ、引張り装置
はここには示されていない方法で、クラブ・ヘッド１１の背部分１１ｄに対する
支持物を作ることができる。テンション・バー１５における引張り強度をクラブ
・ヘッド１１に関して設定した後に、締付け板を使用してテンション・バーをク
ラブ・ヘッド１１に取り付け、テンション・バーと引張り装置との間の連結を、
テンション・バーのあらゆる余分な部分も含めて切る。したがって、後でテンシ
ョン・バー１５の引張り強度を調整できるように、個別の調整装置を有すること
が必要である。それゆえに、プレイ中に引張り強度を再調整することを不可能に
するような試みが施されている。実際には引張り強度を変えることは、テンショ
ン・バー全体を変えること、それから新しいテンション・バーの引張り強度を望
みのレベルに設定すること、そして最後にテンション・バーと引張り装置との間
の連絡を切ることを意味する。

【００２０】 使用中に続いて起る引張り強度調整の安易さを要求して要件から外れる必要が
ある場合には、テンション・バーを取り付ける手段を変更するいくつかの方法、
およびここには例を示していないが引張り強度を調整する方法があることは明ら
かである。代替案として（これはさらなる詳細は示さず）、調整装置または関連
調整装置をクラブ・ヘッド自体の中に組み込むことが可能であるが、これに加え
て着脱可能なねじカバーまたは類似物を使用して１つまたは複数の調整装置を適
切に覆うことが好ましい。この種のある代替調整方法は必然的にいずれにしても
ある程度はクラブ・ヘッドの構造と総体的設計を複雑にし、またクラブ・ヘッド
の重量にも影響する。

【００２１】 図示のバージョンでは、テンション・バー１５は、縦方向に高い引張り強度と
好ましくは低いまたは非常に限られた縦方向の弾性を有する棒材料からなる。棒
材料は、それ自体例えば織物の棒形を呈する引張り強度の高い繊維材料からなる
こともできる。後者の場合には、一定の弾性が織物中、例えば織物中の一部に、
さらに特定すればテンション・バー１５の実際の打面１９において部分的に達成
することができる。さらに、打面１９において部分的に的に、織構造の結果とし
て望みの低い摩擦度を、またこれによって打面１９の表面とゴルフ・ボールとの
間の望みの有効摩擦効果を達成することが可能である。

【００２２】 代替案として、テンション・バー１５を金属、プラスチック、またはある程度
の引張り吸収成分およびその他のより高い弾性の成分を有する複合材料などの、
引張り強度の高いその他の適当な材料で作ることもできる。例えばテンション・
バー１５は、例えば中間バー・エリア特にバーの中央区域におけるよりも長さの
端またはその周りにおける区域により大きなバー厚さを有することによって、よ
り大きな引張り強度を有することができる。

【００２３】 図５は代替案のクラブ・ヘッド１１１の斜視図であり、この端部分１１６ａ、
１１６ｂはほぼ底部分１１１ｄの前側部１１１ｄ’と面一になって終わっている
。この代替バージョンでは、目的は必要に応じてある別の交換可能部分を取替え
できることである。特に、端部分１６ａ、１６ｂの端縁部は、これらの互換性部
分２６ａ、２６ｂの各々を固定するためのそれぞれの位置２５ａ、２５ｂを伴っ
て設計され、これらの互換性部分はその周辺域によって底部分１１１ｄの前側部
１１１ｄ’の先にａ／２の距離だけ延びている。図５では、互換性部分２６ａ、
２６ｂが直径ａを有する円筒状外側表面とともに示されている。このような場合
には、図１〜図４に示したバージョンにおける丸くなった端縁部１８ａ、１８ｂ
によるものと大体同じ効果が達成される。

【００２４】 図６、図７、図８には互換性部分２６ａ’、２６ａ”、２６ａ”’のさまざま
な代替設計の展望が示され、これらはいくつかの点で互いに異なっている。その
他の相違点も可能であるが、ここでは示されていない。実際には、例えば互換性
部分の外側表面における寸法上の小さな相違、またはさらに部分的に限られた相
異もあり得る。

【００２５】 図６に示すような第１の変更された互換性部分２６ａ’は、直径ａの円筒状端
部分２７、２８と円錐状中央部分２９’とを有する。したがって、これは、テン
ション・バー１５の端部において異なる引張り強度を誘導する可能性を与え、こ
れによって、プレー中に、これらの端部にさまざまな特性を与えることができる
。したがって、地面に対してクラブ・ヘッドを上げるか下げるかのいずれかによ
ってクラブ・ヘッドからさまざまな効果を得ることが可能である。

【００２６】 図７に示すようなもう１つの互換性部分２６ａ”は、直径ａの円筒状端部分２
７、２８と丸くした凹状の中央部分２９”とを有する。これは、テンション・バ
ー１５において比較的高い引張り強度を達成し、テンション・バー１５の中央部
分において比較的低い引張り強度を達成することを可能にする。目的は、地面に
対してクラブ・ヘッドを上げるかまたは下げるかによって、テンション・バー１
５上の異なる高さにおいて異なるストロークの可能性を達成することである。

【００２７】 図８に示すような第３の変更された互換性部分２６ａ”’は、直径ａの円筒状
端部分２７、２８と丸くした凸状の中央部分２９”’とを有する。この場合には
、テンション・バー１５の中央部分において比較的高い引張り強度を達成し、端
部分においてより低い引張り強度を達成することを可能にする。

【図面の簡単な説明】

【図１】 クラブ・ヘッドの打面に面して見る、パター形式のゴルフ・クラブの図面であ
る。

【図２】 クラブ・ヘッドの端部分を示す図である。

【図３】 クラブ・ヘッドの平面図である。

【図４】 クラブ・ヘッドの垂直断面図である。

【図５】 パター・ヘッドの変更バージョンの斜視図である。

【図６】 図５に示すようなパター・ヘッドにおいて実施することができる代替形状を示
す図である。

【図７】 図５に示すようなパター・ヘッドにおいて実施することができる代替形状を示
す図である。

【図８】 図５に示すようなパター・ヘッドにおいて実施することができる代替形状を示
す図である。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 発端から平坦で垂直な姿勢をとるかまたは大きく垂直な姿勢
   をとる打面のあるクラブ・ヘッド（１１）を有するパター形式のゴルフ・クラブ
   に属する装置において、前記クラブ・ヘッド（１１）における締付け部分に関連
   して高い引張り強度を有する互換性／交換可能テンション・バー（１５）を含み
   、クラブ・ヘッドの２つの対向する部分（１８ａ、１８ｂ）の間の区域では、長
   手方向に互換性のある部分がクラブ・ヘッド（１１）の中空部（１１ｅ）の上を
   自由に延びる主部分（１５ａ）を構成する前記装置であって、 互換性／交換可能部分が、クラブ・ヘッド（１１）の対向端壁（１１ｂ、１１
   ｃ）に長手方向に延びる形で適所に締付け可能なバンド形状の材料の形で、縦方
   向の長手方向に延びる互換性／交換可能テンション・バー（１５）からなること
   を特徴とする装置。
2. 【請求項２】 長手方向に延びる互換性／交換可能テンション・バーが鋼鉄
   またはその他の金属合金で作られ、代替バージョンとして繊維材料からなるかま
   たはこれを含むこともあることを特徴とする、請求項１に記載の装置。
3. 【請求項３】 バンド形状の材料を、締付け板（１６ａ、１６ｂ）から構成
   されるクランプ（１６ａ、１６ｂ）を使用して固く締付けることができることを
   特徴とする、請求項１または請求項２に記載の装置。
4. 【請求項４】 縦方向の互換性／交換可能テンション・バー（１５）がクラ
   ブ・ヘッド（１１）の対向端壁の互換性／交換可能個別部分（２６ａ、２６ａ’
   、２６ａ”、２６ａ”’）の周りに巻かれ、これらの互換性／交換可能個別部分
   （２６ａ、２６ａ’、２６ａ”、２６ａ”’）は縦方向の互換性／交換可能テン
   ション・バー（１５）に、その長手方向に前記の局部的に分岐する張力を与える
   ことを特徴とする請求項１〜請求項３のいずれか１項に記載の装置。
5. 【請求項５】 互換性／交換可能部分が、長手方向の高張力互換性／交換可
   能テンション・バー（１５）に、その長手方向に前記の局部的に分岐する張力を
   かけるために、円筒形、円錐形（２９’）、凹状の丸くなった（２９”）、また
   は凸状の丸くなった（２９”’）形の中央部分を含むことを特徴とする請求項４
   に記載の装置。