JP2002527952A - リモート音声認識を有するキーレスポータブルセルラー電話システム - Google Patents

リモート音声認識を有するキーレスポータブルセルラー電話システム

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JP2002527952A
JP2002527952A JP2000575287A JP2000575287A JP2002527952A JP 2002527952 A JP2002527952 A JP 2002527952A JP 2000575287 A JP2000575287 A JP 2000575287A JP 2000575287 A JP2000575287 A JP 2000575287A JP 2002527952 A JP2002527952 A JP 2002527952A
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エドナ セガール
アーロン セガール
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テレスプリー コミュニケイションズ
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M17/00Prepayment of wireline communication systems, wireless communication systems or telephone systems

Abstract

(57)【要約】 キーレス・ポータブル・セルラー電話システムが提供される。アルゴリズム的に生成された通信単位の適合するセットが生成され、それぞれの通信単位のペアは、認証された通信の離散的な時間増分を規定する。1つのセットは、システム・サーバ(すなわち、サービス・プロバイダ)に記憶され、プリペイド・セットは、キーレス・ポータブル・セルラー電話内での使用のために設定される。電話は、通常では起動されておらず、ユーザによる選択的な起動によりシステムサーバへと自動的に接触して、通話(着信または発信)を開始させる。音声認識システムは、ユーザに対して通話および/または着信通話行うことを可能とする。通話の間には、キーレス・ポータブル・セルラー電話は、周期的に固有の識別子(すなわち、暗号化)を含むシーケンシャル・ディスクリート・エアタイム通信単位を送信し、システム・サーバは、適合した固有の同定されたシーケンシャルな離散エアタイム通信単位の受信に応じて、通信といったシステム・サービスの時間増分に対してプリペイド認証アクセスを可能とする。電話は、典型的には、内部エネルギー・サプライおよびプリペイド通信ユニットのためのストレージを有しているか、または典型的にはエネルギー供給源と、記憶またはプリペイド・シングル・ユースの通信単位のセットを生成するいずれかの能力を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ポータブル電話システムの分野に関する。より詳しくは、本発明は
、リモート音声認識を有するキーレスポータブルセルラー電話システムに関する
【0002】 (発明の背景) ポータブルセルラー電話は、種々のパーソナル及びビジネスの用途について、
世界中で人気をますます高めつつ使用されてきた。これらのシステムは、典型的
には、電話サービス又は会社との加入契約(subscription contract)を必要とし
、それによってそのセルラー電話は、通信線の割当を求めてセルラー電話交換局
へアクセスすることができるようになる。加入契約の締結は、典型的には、セル
ラー電話事業者(carrier)との長期委託契約(long term commitment)だけでなく
(例えば、1年のサービス契約は普通である。)、割り当てられるユーザを表わ
す良好な信用(credit)を必要とする。
【0003】 従来のセルラーネットワークについての加入契約は、典型的には、2つのタイ
プの顧客への料金請求に基づいている。第1の料金請求の構成は、顧客について
のサービスプランに基づく従量制(per call)システムである。第2の一般的な料
金請求の構成は、顧客についてのユニークなクレジットID(credit identifier
)(すなわちドロップナンバー(drop number))に基づく前払い(pay in advance)
システムである。
【0004】 セルラー電話の位置及び他の接続された相手の基づいて、異なるタイプの通信
について、契約される異なるサービスがあるのが普通である。例えば、1つのサ
ービス料金を、ローカルエリアコード内、又はセルラー電話領域(cellular call
ing region)のような、発信(outgoing)又は着信する(incoming)ローカルの通話
に適用することができる。異なるサービス料金を、長距離遠隔通信接続について
の発信又は着信する通話に適用することができる。サービス契約のこの複雑な取
り決めは、電話呼び出し人(caller)を識別するため、又は異なるサービスにアク
セスするために、個人識別番号(personal identification number, PIN)の使
用を必要とし、また、(モバイルユーザが異なるセルラー領域を通じて動くとき
)ローミング料金(roaming charge)によってしばしばユーザに負担をかける。
【0005】 前払いした分(minute)の平均の最大使用に基づいた月極の料金の支払いは、特
定のユーザによって必要とされる金額よりしばしばより高くなることがある。プ
ランは平均的なユーザに基づいているため、どのような特定のユーザについても
最適となることができる単一の請求プランは存在しない。例えば、緊急用(例え
ば、ロードサイドアシスタンス、又は緊急電話番号のサービス)としてポータブ
ル電話を持ち運ぶのみかもしれない「最低限の使用」のユーザは、普通、実際に
使用された通信サービスをはるかに超えるサービス料金が発生し、それを支払う
【0006】 普通のセルラー電話は、典型的には、ユーザによって購入され、又は、しばし
ばディスカウントされて、長期間のサービス契約の確立時にサービス提供者によ
って提供される。従来のセルラー電話は、モバイルの電源及び/又は充電のため
の、AC/DC充電モジュール、着脱可能で充電可能なバッテリ、電話スタンド
、及びフレキシブルDC電源コードのような、セルラー電話を再使用できるよう
にするいくつかの必要なアクセサリと共に、通常、購入される。アクセサリだけ
でも普通大きい費用がかかる。また、アクセサリは、使用を通じて損傷したり、
(特に、頻繁に旅行するビジネスマンについては)紛失したり置き忘れられたり
、又は、使用を通じてあるいは通常の損耗及び損壊及び時間を通じて、旧式にな
る。そのような電話及びアクセサリは、多くの種類の充電器や電源コンバータを
しばしば必要とするため、通常、海外旅行の間は実用的でない。
【0007】 いくつかの最近の、マルチモード電話(例えば、モトローラ・インコーポレイ
テッド(Motorola Inc.)によって製造されるイリジウム(IRIDIUM)(商標))のよう
な、特別用途のポータブル電話及び通信ネットワークは、旅行の間の使用のため
に設計されているが、法外に高価である。また、既存のポータブル電話は、典型
的には、複雑なダイヤルパッド、メモリ、バッテリ、機能、及びディスプレイを
含み、それらはすべて通常効果であり、スペースを消費し、故障しやすい。
【0008】 従来のセルラー電話サービスの他の欠点は、どのような宛先を呼び出すために
も、ユーザがダイヤルする必要があることである。ユーザがメモリに記憶させる
ことができる宛先の番号についてさえ、キーストローク信号から音声信号に変換
するためのように、ユーザは一連のキーストロークを手で入力する必要がある。
ダイヤルする物理的動作は、しばしば不便であり難しく、また、運転している間
、また更に道路を歩いている間のような、種々の状況で危険となり得る。その動
作は、正確さを必要とし、時間を消費し、また幾分複雑でもある。電話が小さい
ほど、ユーザはダイヤルをすることが難しくなり、正確なボタンを押すためにペ
ン又はポインタが必要となることさえある。夜、自動車内、又はレストランある
いはバーのように薄暗い状況では、ユーザがダイヤルパッドを確認して、正確に
操作することはしばしば難しい。
【0009】 サービス提供者によって(例えば、電話小売業者の権限を有する人によって)
最初に動作可能にされたときに確立される、組込まれた電子的シリアルナンバー
(electronic serial number, ESN)(すなわち、ドロップナンバー)だけでな
く(普通ハウジングに刻印されている)、シリアルナンバーの両方を有する従来
のセル電話は、それぞれが世界で唯一のものである。セル電話の継続した使用は
、電子的ドロップナンバーと関連づけられており、それによって従来のセルラー
電話の登録されたユーザが、継続する使用に対して料金請求される。組込まれた
電子的ドロップナンバーは、電話に電源が入っている間はいつでも送信される。
そのため、着信及び発信する通話は、セル電話の位置に送られ、また、そのセル
電話に対する料金請求は、送信される電子的なドロップナンバーに基づいて、従
来のセルラー電話のユーザに対して正確に記録される。
【0010】 しかし、組込まれた電子的ドロップナンバーは、従来の電話に電源が入ってい
る間はいつでも送信されるため、認可されていないユーザ(すなわち、海賊行為
者)が、電話信号を傍受、受信し、電子的ドロップナンバーを補足し、そして補
足した電子的ドロップナンバーを使用して、クローニングと称される工程を使用
して、無認可者からの無認可の通信を可能にすることができる。電子的ドロップ
ナンバーの無認可の使用によって、無認可者が電話システムにアクセスすること
が可能になり、無認可の通話に対する料金は、本来の認可されたユーザに対して
料金請求される。
【0011】 いくつかのセルラー電話システム信号は暗号化されているが、同じ電子的ドロ
ップナンバーの連続的な暗号がある。暗号化された信号の無認可の解読は、それ
はいくらかの処理パワーを必要とするが、電子的ドロップナンバーへの金銭的価
値のあるアクセスをもたらす(また、本来の認可されたユーザが無認可のアクセ
スに対して料金請求される一方、電話システムへの無認可のアクセスを可能にす
る)。
【0012】 従来のセル電話の電源が入っていないとき、セル電話は通話を受信することが
できない。そのため、モバイルユーザが1日中セル電話を使用するとき、ユーザ
は1つ以上のセルサイトの間を移動し、着信する通話を受信することができるよ
うに、典型的にはスタンバイモードとして電話に電源を入れる。セル電話が、セ
ルからセルに移動するとき、セル電話は最も近いセルサイトと話をし、通話を送
信又は受信するために使用することができる。電源が入った状態では、従来のセ
ル電話は、基地局と絶え間なく通信しており、充電されたバッテリパワーのかな
りの量を必要としている。
【0013】 いくつかの最近の従来のセル電話は、完全に電源を入れていなくても、すなわ
ち「スタンバイ」モードで電源を入れていても、通話を受信することができる。
そのような従来のセルラー電話は、内部ページング回路を含み、セル電話のアン
テナを通じてページング信号を受信することができる。ページング送信機からペ
ージング信号を受信すると、ページング回路は、セル電話の高周波(RF)回路
に自動的にオンにする内部トリップスイッチを作動させる。一旦、ページャ/セ
ル電話が完全に作動すると、着信する通話は、モバイル電話中継局(mobile Tele
phone Switching Office, MTSO)を通じてセル電話に送られ、その電話のベ
ルが鳴る。モバイルユーザは、次に、その呼び出しを受けるかどうかを選択する
。そのような動作によって、統合されたページングによる補助を有するいくつか
の従来のセル電話は、約3時間の通話時間のエネルギー蓄積容量を持ちながら、
8日までの間、限られたページャの消費電力で動作することができる。
【0014】 D.Gaulke、T.Hanson、及びR.Moleresの米国第5,737,707号(199
8年4月7日)、ページャ−コントロールド・ワイヤレス・テレフォン(Pager-
Controlled Wireless Telephone)は、セルラー電話をバッテリパワーソースに
接続することによって、着信通話を示すページング信号のページャによる受信に
応答する回路を含む、統合されたページャ及びセルラー電話を開示する。これは
セルラー電話を作動させ、これによってセルラー電話は基地局を登録し、このよ
うにして着信通話を受信することができるようになる。この回路は、第2のペー
ジング信号のページャによる受信に、セルラー電話をバッテリパワーソースから
切断することによって、更に応答する。これによって、セルラー電話が使用され
ていないときに、着信通話を取り逃すことなく、セルラー電話を不作動状態に維
持することができてバッテリパワーを失わないようになり、また、セルラー電話
のユーザの介在なしに、自動的にそれを行う。Gaulke他は、セルラー電話とペー
ジャ回路の組合わせを開示するが、サーバのレベルでの接続とは対照的に、登録
及びモバイル電話スイッチオペレータ(MTSO)からのハンドオフ(hand off)
の後に、ハンドセットのレベルでの通話の完了(call completion)は起きる。通
話の完了は、セルラー電話回路の自動作動も含む。更に、開示された電話は、ペ
ージを送信する前のネットワークコントロールポイント(Network Control Point
)への質問が非効率であるような、包括的な識別子(generic identifies)を持つ
ことができる。
【0015】 Breeden、P.Mupiddi、及びR.Bessomの米国第5,202,912号(1993
年4月13日)、メソッド・アンド・アパレイタス・フォー・プロバイディング
・テレポイント・コーリング・ビトゥウィーン・ページャ・イクイップト・ハン
ドセッツ(Method and Apparatus for Providing Telepoint Calling Between P
ager Equipped Handsets)は、「第1及び第2のポータブル無線電話送受信機」
の間の通信を開示する。第1のテレポイントの基地局を登録する第1の送受信機
ページングメッセージを生成することによる無線電話通信システムにおいて、ペ
ージングメッセージは、通信が要求される第2の送受信機に送られ、第1のテレ
ポイントの基地局と第1の送受信機を識別する。 ページングメッセージを受信すると、第2の送受信機は、第2のテレポイントの
基地局を登録し、第1のテレポイントの基地局及び第1の送受信機を識別する情
報をダウンロードする。第2のテレポイントの基地局は、第1のテレポイントの
基地局との通信を確立し、その後、第1のテレポイントの基地局は、第1と第2
の送受信機の間の通信を完了させるために、第1の送受信機の登録を要求する。
Breeden他は、ページャを装備したハンドセットの間のテレポイントの通信を開
示する一方、通話の完了は、ハンドセットで起きる。2つの別個の信号、第1の
ページャ作動信号(pager activation signal)、及び第2の電話信号(phone sign
al)がハンドセットに送られる。第1のページャ信号は、ユーザが通話の受信を
希望したかどうかにかかわらず、電話回路を作動させ、そして第2の電話信号は
、自動作動する(self-powered)電話回路によって受信され、ユーザに着信通話を
知らせる(例えば、電話のベルを鳴らす)。
【0016】 J.Wohl、E.Naugler Jr.、J.Hendershot、G.Lloyd、及びE.Adamsの米国第5,
247,400号(1993年9月21日)、セルラー・テレフォン・ウィズ・
ページャ(Cellular Telephone with Pager)は、小型で一体のセルラー/ページ
ャを開示する。セルラー/ページャは、UHFのセルラー及びページング信号を
受信するためのセルラーアンテナを含む。セルラー/ページャは、VHFページ
ングアンテナも含む。それぞれのページング信号は、ページング受信器に送られ
る。ページング受信器は、UHFあるいはVHFのページングのいずれかを処理
するために、同じ回路を使用する。セルラー位置情報(cellular location infor
mation)は、セルラー/ページャによって、内部で更新されるローミングページ
ャを形成するために利用される。すなわち、セルラー位置情報は、マイクロプロ
セッサの制御のもと、ページングサービスに、セルラーブロックによって自動的
に伝達される。そしてページングサービスは、ページング受信器の位置を知り、
その結果、ページングサービスは、ページャに単一の周波数でページングを待つ
ように指示することができ、それによってページャによる周波数スキャン又はユ
ーザによる手動の更新の必要性をなくすことができる。
【0017】 D.Gaulke、T.Hanson、及びR.Moleresの米国第5,802,470号(199
8年9月1日)、オートメイテッド・ワイヤレス−コール・コンプリーション・
ユージング・ア・ページング・ネットワーク(Automated Wireless-Call Complet
ion Using a Paging Network)は、ページャが、普通は電源をオフにされており
、このためそれのバッテリから電力を失わないセルラー電話と関連するセルラー
電話システムを開示する。セルラー電話のための着信通話がセルラーの交換機に
到達し、交換機が、そのセルラー電話は基地局に登録されていないと判断したと
き、ページングシステムは、着信通話を示すページング信号をページャに送信す
ることになる。このページング信号のページャでの受信によって、ページャ及び
セルラー電話のユーザは、セルラー電話の電源を入れることができるか、又はそ
れによって、ページャは、関連回路によって自動的にセルラー電話の電源を入れ
ることができる。作動によって、セルラー電話は基地局を登録することができ、
それによって、セルラー交換機は、着信通話をその基地局を通じてそのセルラー
電話に拡張することができる。もし、着信通話に返答されなかったら、又は、着
信通話が完了したとき、ページングシステムは、ページングシステムは、第2の
ページング信号をページャに送信する。ページャでの第2のページング信号の受
信によって、セルラー電話は再び電源を切られる。そのため通常、セルラー電話
は、着信通話を逃す恐れなく、電源を切られることができる。セルラー電話のバ
ッテリパワーは、このようにして、保存される。
【0018】 更に、統合されたページングによる保護を有するいくつかのセル電話は、英数
字ディスプレイも含み、それによって、遠隔のユーザは、それらのセル電話から
英数字のメッセージを受信することができる。より長いメッセージは、従来の「
次に(next)」及び「戻る(back)」のキーパッドのコントロールを使用して、典型
的にはスクロール可能である。
【0019】 システムのセキュリティの確立だけでなく、電話の使用の計量も、従来のセル
ラー電話システムの継続した努力目標である。
【0020】 G.Hansen、D.Riley、D.Lee、F.Ryan Jr.、Nathan Rosenberg、A.Violante及び
R.Sansoneの米国第5,812,945号(1998年9月22日)、メーター
ド・ペイメント・セルラー・テレフォン・コミュニケーション・システム(Meter
ed Payment Cellular Telephone Communication System)は、十分な資金すなわ
ち通話単位(call unit)が電話中にある間は、電話の通話を可能にするセルラー
電話計量(metering)システムを開示する。この発明の装置は、セルラー電話への
資金すなわち通話単位の追加のための暗号化及び種番号(seed number)も利用す
る。
【0021】 R.Osmani、及びM.Metrokaの米国第5,815,807号(1998年9月2
9日)、ディスポーザブル・ワイヤレス・コミュニケーション・デバイス・アダ
プテッド・トゥ・プリベント・フロード(Disposable Wireless Communication D
evice Adapted to Prevent Fraud)は、使い捨てのポータブル無線電話加入者ユ
ニットがパワーサプライ、送受信機及びコントローラを含むことを開示する。パ
ワーサプライは、所定の量のパワー容量をその中に蓄積している。送受信機は、
所定の量のパワー容量に応じた所定の期間の間、動作することが可能になる。コ
ントローラは、パワー容量の所定の量の消耗速度をモニタする。コントローラは
、パワー容量が望ましい速度で消耗しているとき、送受信機の動作を可能にし、
それによって、その送受信機が動作可能な所定の期間が減少する。コントr−ら
は、パワー容量が望ましくない速度で消耗しているとき、送受信機の動作を妨げ
、それによって、その送受信機が動作可能な所定の期間が延長される。他には、
パワーサプライは、メモリユニットであってもよく、また、パワー容量は、通話
時間(calling time)又は将来の電子的な日時(future electronic date)であって
もよい。Osmani他は、ポータブル無線電話を開示するが、電話の使用は、バッテ
リの消耗によってモニタされ、動作不能にすることは電話の内部でモニタされる
【0022】 A.Wise、及びT.Richの米国第5,826,185号(1998年10月20日
)、セルラー・フォン・システム・ウェアイン・ジ・エア・タイム・ユース・イ
ズ・プリデターミンド(Cellular Phone System Wherein the Air time Use is P
redetermined)は、セルラー電話のユーザ(cellular Phone System, CPU)が、
所定の量の利用可能なエアタイム(通話時間,airtime)を有するセルラー電話を
有するようなセルラー電話システムを開示する。CPUは、特定の数の通話時間
単位(airtime unit)のために前払いする。セルサイトが、CPUからの通話を受
信したとき、そのセルサイトは、セルラー電話からのユニークなシリアルナンバ
ーを認識するモバイルテレコミュニケーション中継局(mobile telecommunicatio
ns switching office, MTSO)と通信する。MTSOは、プリペイドエアタイ
ムトランザクショントラッキングインターフェース(prepaid airtime transacti
on tracking interface, PATTI)に通話を送る。PATTIは、次に、CP
Uのアカウントが利用可能なエアタイム単位を有しているかどうかを確認し、ま
た、単位の数をCPUに示すこともできる。もし単位が無ければ、PATTIは
、通話に応答せず、そうでなければ、PATTIは通話を接続し、通話が切断さ
れるまでエアタイム単位を減じる。
【0023】 V.Hillの米国第5,719,926号(1998年2月17日)、プリペイド
・ロング−ディスタンス・テレフォン・サービス・システム・ウィズ・フレキシ
ブル・オペレーティング・パラメータ(Prepaid Long-Distance Telephone Servi
ce System with Flexible Operating Parameters)は、長距離電話サービスシス
テムが、顧客、特に前払いの長距離サービスの顧客による長距離電話の使用の、
会計及び柔軟でカスタマイズ可能な制御を提供する。このシステムは、それぞれ
のアクセスナンバーに関連する一組のグローバルオペレーティングパラメータを
維持する。それは、更に、ユーザのアカウント又はカード番号、及びそれぞれの
カード番号に関連する一組のカード処理パラメータのデータベースを更に維持す
る。グローバルパラメータ及び個々のカード処理パラメータの両方が、アカウン
トのグループだけでなく個々のアカウントにわたって高度に柔軟なコントロール
を提供するために、宛先番号への長距離通話を完了する際に利用される。新しい
アカウントの確立、及び既存のアカウントの前払いの差額を「再充電」すること
が、遠隔の位置から自動的に実施される。
【0024】 いくつかの電話システムは、音声作動ダイヤルを使用しようとしてきた。しか
し、ほとんどのシステムは、簡単な音声コマンドを識別するために、高いレベル
の内部インテリジェンス及び処理パワーを必要とする。
【0025】 G.Engelbeck、及びM.Maricsの米国特許第5,452,340号(1995年
9月19日)、メソッド・オブ・ボイス・アクティベイティッド・テレフォン・
ダイヤリング(Method of Voice Activated Telephone Dialing)は、電話通話を
開始する処理の間に、名前及び対応する電話番号をディレクトリに追加すること
ができるユーザインターフェースを開示する。更に、本発明は、ディレクトリモ
ードにある間にアクセス可能な、単一の統合された見直し、消去及び変更の機能
を使用して、ディレクトリのリストのどの要素を変更すべきかを選択する機会を
ユーザに提供する。
【0026】 K.Kaneuchi、T.Kawamoto、及びT.Nakataniの米国第4,945,557号(1
990年7月31日)、ボイス・アクティベイティッド・ダイヤリング・アパレ
イタス(Voice Activated Dialing Apparatus)は、自動的にダイヤル信号を外部
ネットワークに送出する、電話又はファクシミリで使用するための自動ダイヤリ
ング装置を開示する。電話番号とエリアコードを記憶する着脱可能な電話番号メ
モリが、電話ユニットが位置する地域のエリアコードを記憶するメモリを含む電
話ユニット上に着脱可能に設置される。電話番号メモリから供給される電話番号
データのエリアコードは、そのエリアコードが、電話ユニットのメモリ中に記憶
されたエリアコードと一致するなら、削除される。自動ダイヤリング装置は、音
声に自動的の応答するダイヤリングを実行するように、好適には構成される。そ
のような音声作動ダイヤリング装置の好適な実施形態では、電話番号は、キーボ
ードを通じて入力され、対応するID、典型的には加入者の名前が発声され、そ
の音声信号は、電話番号と共に記憶される。
【0027】 M.Sakanishi、H.Yoshida、T.Ishii、H.Sato、及びM.Hoshinoの米国第5,04
2,063号(1991年8月20日)、テレフォン・アパレイタス・ウィズ・
ボイス・アクティベイティッド・ダイヤリング・ファンクション(Telephone App
aratus with Voice Activated Dialing Function)は、手で電話番号をダイヤル
することなく、音声認識によって、ユーザの発語に応答して通話を行うことがで
きる電話を開示する。電話装置は、ユーザの後に続く発語を認識するため、及び
/又は、発語と記憶された信号の間の差異を示すために使用される、予想音声信
号(expected speech signal)に対応する一組のパラメータを記憶するための記憶
デバイスを含む。電話装置は、記憶された音声信号を再生することができるよう
に、音声信号を記憶するための記憶デバイスを更に含む。再生された音声信号は
、記憶された音声信号を確認するために使用される。電話装置が確認モードにあ
るときはユーザのキー操作に応答して、及び電話装置が登録又は音声通話モード
にあるときはユーザの発語に応答して、記憶された音声信号を再生することがで
きる。
【0028】 T.Hormann及びG.Rozinajの米国第5,794,195号(1998年8月11
日)、スタート/エンド・ポイント・ディテクション・フォー・ワード・リコグ
ニション(Start/End Point Detection for Word Recognition)は、単語の開始/
終了ポイントの検出を開示する。特徴ベクトルについては、信号エネルギーの関
数(function)が第1の特徴として、LPC(線形予測符号化、Linear-Predictive
-Coding)の二次の差(quadratic difference)の関数が第2の特徴として形成され
るような、ノイズ抵抗性の特性を有する特徴(feature)の使用が示される。閾値
と比較することによって開始/終了ポイントを検出する、分布関数のチェック量
(check quantity)又は最大関数(maximum function)が計算される。
【0029】 B.Bareis、P.Foster、及びT.Schalkの米国第5,659,597号(1997
年8月19日)、スピーチ・リコグニション・システム・フォー・エレクトロニ
ック・スイッチーズ・イン・ア・ノン−ワイヤーライン・コミュニケーションズ
・ネットワーク(Speech Recognition System for Electronic Switches in a No
n-Wireline Communications Network)は、セルラー電話、衛星電話、又はパーソ
ナル通信ネットワークにわたって、話されたコマンドを認識するテレコミュニケ
ーションシステムを開示する。セルラーのアプリケーションでは、例えば、スピ
ーチ・リコグニション・システム(音声認識システム)は、セルラーテレコミュ
ニケーションスイッチに、内部的に、あるいは外部周辺機器として相互接続する
。スピーチ・リコグニション・システムは、管理サブシステム、通話処理サブシ
ステム、話し手依存認識サブシステム、話し手非依存認識サブシステム、及びデ
ータ記憶サブシステムを含む。
【0030】 L.Eting、及びY.Gelferの米国第5,651,056号(1997年7月22
日)、アパレイタス・アンド・メソッズ・フォー・コンベイング・テレフォン・
ナンバーズ・アンド・アザー・インフォメーション・バイア・コミュニケーショ
ン・デバイス(Apparatus and Methods for Conveying Telephone Numbers and O
ther Information via Communication Devices)は、ローカルの通話者(local co
mmunicant)のために働く話された電話番号のレコーダを含む、電話システムのた
めのアクセサリデバイスであって、当該レコーダは、遠隔の通話者とローカルの
通話者の間の電話会話で話される電話番号を認識するように動作できる話された
電話番号認識器、及び当該電話番号認識器から受信した少なくとも1つの電話番
号を記憶するように動作できる電話番号メモリを含む、そのようなアクセサリデ
バイスを開示する。
【0031】 他の音声認識システムが、コントロールシステムのために開示されている。
【0032】 B.Bareisの米国特許第5,706,399号(1998年1月6日)、スピー
チ・コントロールド・ビークル・アラーム・システム(Speech Controlled Vehic
le Alarm System)は、特定の話されたコマンドを使用して、アラーム機能のコン
トロールを実行することができる電子的自動車アラームシステムを開示する。マ
イクロフォンが、音声を、時間変化する電圧レベルに変換し、それは、増幅され
、A−Dコンバータに送られてデジタル化される。デジタル化されたデータは、
次に、音声認識サブシステムによって処理される。音声認識サブシステムは、外
部からの音声を単語から分離し、コントロールの単語が認識されたとき、対応す
る出力信号を提供する。応答指示器は、話されたコマンドを確認するために、音
声の応答を提供する。自動車アラームシステムの安全な動作を可能にするための
話し手を確認する能力も、その音声認識サブシステム中に含まれている。
【0033】 T.Schalkの米国特許第5,517,558号(1996年5月14日)、ボイ
ス−コントロールド・アカウント・アクセス・オーバー・ア・テレフォン・ネッ
トワーク(Voice-Controlled Account Access Over a Telephone Network)は、複
数の数字を有する、話された最初のキャラクタストリングを入力することによっ
て、通話者が電話ネットワークを通じてサービスへのアクセスを得ることができ
るようにするシステム及び方法を開示する。好適には、その方法は、第1の数字
から始まり、それの最後の数字で終了する最初のキャラクタストリングを話すよ
うに通話者に促すステップと、話し手非依存の音声認識アルゴリズムを使用して
最初のキャラクタストリングのそれぞれの話された数字を認識するステップと、
そして、最初のストリングの最後の数字の入力に続いて、音声確認アルゴリズム
を使用して通話者の身元を最初に認識するステップと、を含む。最初の確認の後
、通話者は、アクセスが可能にされる前に同じく認識されなくてはならない第2
のキャラクタストリングを入力するように再び促される。Schalkは、そのため、
通話者が電話ネットワークへの認可されたアクセスを得るために音声コマンドを
入力するように要求されるシステムを開示する。その結果として複雑なシステム
へのアクセスは、そのため、音声及びキャラクタストリングに依存し、ユーザの
学習/経験カーブ(user learning/experience curve)を必要とする。
【0034】 A.Hunt及びT.Schalkの米国特許第5,499,288号(1996年3月12
日)、サイマルテイナス・ボイス・リコグニション・アンド・ベリフィケーショ
ン・トゥ・アラウ・アクセス・トゥ・テレフォン・ネットワーク・サービシズ(S
imultaneous Voice Recognition and Verification to Allow Access to Teleph
one Network Services)は、複数の数字を有する話されたパスワードを入力する
ことによって、電話ネットワークを通じたサービスへ通話者がアクセスすること
ができるようにするシステム及び方法を開示する。好適には、その方法は、(1
)最初の数字で始まり、それの最後の数字で終了するパスワードを通話者に話す
ように促すステップと、(2)話し手非依存音声認識アルゴリズムを使用してパ
スワードのそれぞれの話された数字を認識するステップと、(3)パスワードの
最後の数字の入力に続いて、パスワードが有効であるかどうかを確認するステッ
プと、(4)もしパスワードが有効ならば、音声認識アルゴリズムを使用して通
話者の身元を確認するステップと、を含む。
【0035】 T.Schalk及びF.Kaakeの米国第5,475,791号(1995年12月12
日)、メソッド・フォー・リコグナイジング・ア・スポークン・ワード・イン・
ザ・プレゼンス・オブ・インターフェアリング・スピーチは、システムが生成し
た音声プロンプトのような干渉する音声が存在する話された単語を認識するため
の方法が、残留信号を作り出すために、音声プロンプト及び検出された音声信号
をエコーキャンセルすることによって始まることを開示する。最も最近にエコー
キャンセルされた残留信号の部分は、次にバッファ中に連続的に記憶される。残
留信号のエネルギーは、話された単語の開始(onset)を決定するために連続的に
処理もされる。単語の開始が検出されると、次に、現在バッファ中にある残留信
号の部分は維持され、音声プロンプトは終了し、そして認識器は残留信号の後続
の部分のリアルタイムの認識を開始する。単語の完了が検出されると、この方法
は、単語の開始の検出時にバッファ中に維持された残留信号の部分を検索し、そ
の部分の認識を実行する。単語の認識された部分は、次に、話された単語を決定
するために再構成される。
【0036】 P.Foster及びB.Bareisの米国第5,881,134号(1999年3月9日)
、インテリジェント・コール・プロセシング・プラットフォーム・フォー・ホー
ム・テレフォン・システム(Intelligent Call Processing Platform for Home T
elephone System)は、家庭電話システムで使用するためのインテリジェント通話
処理プラットフォームを開示する。そのシステムは、種々のメモリ記憶領域とイ
ンターフェースしている処理ユニット、ローカルの電話サービスを提供するスイ
ッチングセントラルオフィス、及び複数の電話ハンドセットから構成される。種
々の音声及び/又はプッシュボタンのコマンドを使用して、ユーザは、プラット
フォームとインターフェースしているどのような電話からも種々の電話サービス
にアクセスすることができる。提供されるサービスには、着信する通話者の身元
の認識、ユーザが記憶させた電話番号の自動的な迅速なダイヤリング、及びイン
テリジェントな通話処理プラットフォームと相互接続された周辺システムのコン
トロールを含む。Foster他は、通話処理プラットフォームを開示しているが、シ
ステムのインテリジェンスは、特定の局に関連し、局から局へのあるいはユーザ
からユーザへのいずれの移し替えもできない。
【0037】 T.Schalkの米国第5,845,246号(1998年12月1日)、メソッド
・フォー・リデューシング・データベース・リクワイヤメント・フォー・スピー
チ・リコグニション・システムズ(Method for Reducing Database Requirements
for Speech Recognition Systems)は、デジタルで記録された話された発語の第
1のデータベースからの複数の記録された発語をデジタルで処理することを含む
話し手非依存認識システムで使用するために必要なデータベースの条件を減少さ
せるための方法を開示する。前に記録された発語は、変更された発語の第2のデ
ータベースを作り出すためにデジタルで処理され、そして第1及び第2のデータ
ベースは、認識語彙テーブルをそこから作り出すことができるような拡張された
データベースを形成するために、結合される。
【0038】 接続可能なパワーサプライ、及び作動可能な、従来のセルラー電話の発達でも
業績があった。
【0039】 N.Mischnekoの米国第5,185,790号(1993年2月9日)、マルチ
ポジション・ディテンティング・ヒンジ・アパレイタス(Multiposition Detenti
ng Hinge Apparatus)は、本体部分及び折り返し要素(flip element)を含む、折
り畳み可能な電話のためのヒンジ装置を開示する。折り返し要素は、折り返し要
素のヒンジ部分の一部をなす2つのヒンジシャフト中の凹部に追従する囲まれた
フォロワによって、本体部分に関してクローズ(closed)及びこの装置は、単一の
方向から共通の軸に沿って組み立てられる。折り返し要素は、それのクローズ位
置では、本体部分のキーパッドに対してぴったりと保持される。折り返し要素は
、それのオープン位置では、余分な遊びなしにしっかりと固定される。
【0040】 Beutler、H.Estates、及びJ.Barberの米国第4,897,873号(1990
年1月30日)、マルチパーパス・ヒンジ・アパレイタス・フォー・フォルダブ
ル・テレフォン(Multipurpose Hinge Apparatus for Foldable Telephone)は、
折り畳み可能な電話のための多目的ヒンジ装置が折り返し要素(flip element)と
フックスイッチ(hookswitch)を含むことを開示する。折り返し要素は、ヒンジ要
素を固定する1つのシャフトの中の凹部に追従する囲まれたカム要素によって、
クローズ(closed)及びオープン(open)位置に保持される。フックスイッチは、第
2のシャフト中の凹部に追従する他の囲まれたカムによって作動させられる。
【0041】 M.Metroka、S.Davis、及びP.Gargulakの米国第4,845,772号(198
9年7月4日)、ポータブル・レディオ・テレフォン・ウィズ・コントロール・
スイッチング・ディスエイブリング(Portable Radio Telephone with Control S
witching Disabling)は、コントロールスイッチによる作動停止(disabling)を有
するポータブル無線電話を開示する。マイクロフォンを含み、キーパッド及び他
のコントロールボタンをカバーする折り返し要素は、クローズ位置にあるときに
、フックスイッチも作動させる。フックスイッチ及びマイクロプロセッサが、折
り返し要素がクロース位置にあることを指示しているとき、オン/オフスイッチ
を、ポータブル無線電話の電源をオン又はオフにするために作動させることがで
きず、また、ボリュームレベルを制御するスイッチは不作動にされる。
【0042】 G.Kayeの米国第4,186,983号(1980年2月5日)、バッテリ・コ
ネクタ(Battery Connector)は、バッテリを電気的デバイスに電気的に接続する
ように使用するための、ほぼ平面的な端子を有するコネクタを開示する。そのコ
ネクタは、バッテリ端子及び電気的デバイスに接触するための、ハウジングから
延びる伝導手段を部分的に含むハウジングを有する。そのコネクタは、スナップ
オン(snap on)接続によって、バッテリ上の保持手段に協力的に嵌合する、ハウ
ジング上の弾力性のあるグリップ手段を更に含む。
【0043】 上述のように、従来のセルラー電話の獲得は、電話通信が登録されたユーザに
料金請求されることを特徴とする、料金請求(billing)システムの確立を必要と
する。
【0044】 R.Bishop、D.McClure、及びJ.Storchの米国第4,951,308号(199
0年8月21日)、オートメイティッド・ベンディング・オブ・セルラー・ハン
ドヘルド・テレフォンズ・アンド・セルラー・テレフォン・サービシズ(Automat
ed Vending of Cellular Handheld Telephones and Cellular Telephone Servic
es)は、複数のモバイルセルラー電話を置いており、顧客からクレジットカード
番号を読み取ってクレジットカードの承認を得た後に、それらの電話の内の1つ
を選択的に引き渡す、マイクロプロセッサ制御の販売機従来のセルラー電話の自
動販売(automated vending)を開示する。モバイルセルラー電話は、提供され、
後で顧客によって返却される。顧客によって返却されるとき、モバイルセルラー
電話は、モバイルセルラー電話をそれの電話番号を通じて確認し、モバイル電話
の顧客によってなされた使用を読み取り、及びモバイル電話内のバッテリの充電
状況を感知する受取ユニット内に戻される。顧客のクレジットカードは、再び読
み出され、電話使用料金を含む、モバイルセルラー電話のレンタルのための料金
請求が計算されてそのクレジットカード番号に直接料金請求される。次に販売ユ
ニットは、クレジットカードの料金請求の印字記録を作成し、モバイル電話単位
を完全に再チャージして再販売のために再び初期化するために在庫品目に戻す。
Bishop他は、セルラー電話のための販売機を開示する一方、自動販売機は、封ら
いのセルラー電話の料金請求の複雑さに対処する必要があり、そのため、販売機
はシステムの使用のための料金請求を計算し、販売機は、ユーザのクレジットカ
ード番号を2度読み取る必要がある。開示されたシステムの使用及び料金請求は
、従来のセルラー電話に関連する(すなわち、従来の電子的サービス番号を有し
ている)。
【0045】 開示された先行技術のシステム及び手順は、このように、基本的なポータブル
セルラー電話システム、機械的な構成部品の設計、及び基本的な音声認識及び制
御技術を提供するが、長期間のサービス契約をユーザと確立する必要がないキー
レスポータブルセルラー電話システム(keyless portable cellular phone syste
m)を提供していない。同様に、従来のシステムは、無認可の使用からの高いレベ
ルのシステムのセキュリティだけでなく遠隔音声認識も提供する前払いの通信シ
ステムを提供していない。そのようなポータブル電話システムの発達は、大きい
科学技術の進歩を構成するであろう。
【0046】 (発明の概要) アルゴリズムで生成される通信単位のマッチングするセットが生成され、それ
ぞれの通信単位の対は、認可された通信の別個の時間増分(discrete time incre
ment)を画定するような、キーレスポータブルセルラー電話システムが提供され
る。1つのセットは、システムサーバ(すなわち、サービス提供者)上に記憶さ
れ、前払いされたセットは、キーレスポータブルセルラー電話内での使用のため
に利用可能である。通常不作動の電話は、ユーザによる選択的な起動があると、
(発信又は着信の)通話を開始させるために、自動的にシステムサーバに接触す
る。音声認識システムによって、ユーザは、通話を発信及び/又は通話を受信す
ることができる。通話の間、キーレスポータブルセルラー電話は、ユニークな識
別子を(すなわち暗号)を有する、順次的な別個のエアタイム通信単位(sequent
ial discrete airtime communication units)を周期的に送り、それによって、
システムサーバは、マッチング、ユニークに識別された、順次的な別個のエアタ
イム通信単位の受信に基づいて、通信のような、システムサービスの時間増分へ
の前払いした認可されたアクセスを可能にする。電話は、典型的には、内部エネ
ルギーサプライ及び前払いの通信単位のための記憶、あるいは、エネルギーサプ
ライ及び一組の前払いされたシングル・ユース・エアタイム通信単位を記憶ある
いは生成する能力を典型的には含む、取り外し可能なエアタイムカートリッジの
いずれかを有する。
【0047】 (好適な実施形態の詳細な説明) 図1は、音声認識オペレーティングシステムを有するキーレスポータブルセル
ラー電話システム10aの機能ブロック図である。従来の電話12a〜12nが
、公衆通信電話交換網(public switched telephone network, PSTN)14を
通じて、経路決定(routing decision)を提供するネットワークコントロールポイ
ント(network control point, NCP)20に接続されたシステムネットワーク
13に接続されている。モバイル電話インフラ23は、ネットワーク13及び1
つ以上の基地局24に接続されるモバイル電話中継局(mobile telephone switch
ing office, MTSO)22を含む。ページング交換機26は、好適にはネット
ワーク13にも接続され、また、1つ以上のページング送信機28に接続される
【0048】 キーレスポータブルセルラー電話システムサーバ30は、システムネットワー
ク13にも接続される。キーレスポータブルセルラー電話34は、起動したとき
、基地局24、モバイル電話中継局22、及びシステムネットワーク13を通じ
て、システムサーバ30と通信する(すなわち、モバイル電話中継局22及び1
つ以上の基地局24は、システムサーバ30と器レースポータブルセルラー電話
34の間に位置する)。そのため、システムサーバ30とキーレスポータブルセ
ルラー電話34の間の通信は、モバイル電話中継局22、及び遠隔のキーレスポ
ータブルセルラー電話34に最も近い基地局24を通過する。
【0049】 システムサーバ30は、モバイル電話中継局22と通信する別個のコンポーネ
ントとして示されるが、他には、システムサーバ30は、モバイル電話中継局2
2内のモジュールであってもよい。
【0050】 好適な実施形態では、1つ以上の外部情報ソース38は、情報をシステムサー
バ30に、公衆通信電話交換網14又はインターネット接続などを通じて、直接
(符号40)あるいは間接(符号41)に送ることができる。
【0051】 キーレスセルラー電話システム10aは、従来の電話12〜12n、キーレス
ポータブルセルラー電話34と、従来のセル電話、従来のページャ、又は他のキ
ーレスポータブルセルラー電話34などとの、システム10a中の他のデバイス
の間の通信を提供する。
【0052】 キーレスポータブルセルラー電話34がページング回路107(図11)を含
むことを特徴とする好適な実施形態では、キーレスポータブルセルラー電話34
は、システムサーバ30、ページング交換機26及びページング送信機28から
のページング信号36を受信することによって、着信通話を受信する。電話34
の選択的な起動によって、ユーザは、システムサーバ30を通じて、着信する電
話の通話に送られる。
【0053】 図2は、オーセンティケーションサーバ42、音声認識サーバ44、及び料金
請求サーバ(billing server)46を含む、キーレスポータブルセルラー電話シス
テムサーバ30の機能ブロック図である。オーセンティケーションサーバ42は
、認可されたプリペイドトークン(pre-paid token)(エアタイム通信単位57)
の受信に基づいて、キーレスポータブルセルラー電話34のためのシステム接続
を認可し、キーレスポータブルセルラー電話34のための通信を制御する。音声
認識システム44によって、ユーザは、キーレスポータブルセルラー電話34を
操作することができるようになり、それによって、ユーザは、(例えば、電話1
2にダイヤルアップしたり、又は遠隔の情報にアクセスしたりして)音声認識シ
ステム44によって遠隔で解釈される音声コマンドをキーレスポータブルセルラ
ー電話34中に入力する。音声認識システム44は、例えば、記憶されたシステ
ムメッセージの呼び出し及び伝達、あるいは合成音声信号の伝達を通じて、典型
的には、ユーザに音声プロンプト(voice prompt)も提供する。料金請求サーバ4
6は、受信した認可されたプリペイドエアタイム通信単位57(図3)をキーレ
スポータブルセルラー電話34から減分する。
【0054】 システムサーバ30は、オーセンティケーションサーバ42、音声認識サーバ
44、及び料金請求サーバ46の機能を含むため、システム10aについてのほ
とんどのインテリジェンスは、キーレスポータブルセルラー電話34から外部に
位置している。システムサーバ30によって提供される分散したインテリジェン
スによって、ポータブルセルラー電話34は、最少の量の処理能力、又は記憶さ
れたインテリジェンスで、キーパッドなしに動作することができる。
【0055】 音声認識サーバ44は、遠隔のユーザとインタラクティブに通信する。例えば
、遠隔のユーザは、音声認識サーバ44によって促されると、ローカルの電話番
号「415−555−1234」を入力することができる。音声認識サーバ44
は、発信する通話についてのユーザの選択した電話番号を確認すると、ユーザに
、接続がこれから確立されることを、典型的には、メッセージ(例えば、「41
5−555−1234を確認しました。接続確立中です。」)などで通知し、シ
ステムサーバ30が、キーレスポータブルセルラー電話34からの通話を宛先の
電話12に導くことができるようにする。
【0056】 音声認識サーバ44が、システムサーバ30内に示されているが、音声認識サ
ーバ44は、ネットワーク18の全体にわたって、1つ以上の位置に置くことが
できる。
【0057】 図3は、音声認識オペレーティングシステムを有するキーレスポータブルセル
ラー電話34についてのブロック図である。キーレスポータブルセルラー電話3
4は、RF回路48を収容し、また、好適な実施形態では、キーレスポータブル
セルラー電話34と関連するユニークな通信可能な電話ID(unique communicat
able phone ID)50がある。
【0058】 キーレスポータブルセルラー電話34は、エアタイムカートリッジ52も含む
。エアタイムカートリッジ52は、エネルギー蓄積手段54、エアタイムカート
リッジID(airtime cartridge ID, ATC ID)58、及びそれぞれの通信単
位は、別個のユニークな関連ID 59a〜59nを有するような、シングル・
ユースの通信単位57a〜57nのセット55を有するオーセンティケーション
モジュール56を含む。例えば、図3では、通信単位57aは、ユニークな識別
子59aを含む。ユニークな識別子59の使用は、キーレスポータブルセルラー
電話34からシステムサーバ30へ転送されるそれぞれの通信単位57のための
安全な転送だけでなく、ユニークな暗号化も提供する。
【0059】 キーレスポータブルセルラー電話34は、内部のエアタイムカートリッジ52
か、交換可能なエアタイムカートリッジ52のいずれかを、典型的には使用する
。エアタイムカートリッジ52は、シングル・ユースのエアタイム通信単位57
a〜57nを、典型的にはあらかじめ搭載している。他の実施形態では、エアタ
イムカートリッジ52は、記憶されたアルゴリズム123及びユニークな単位キ
ー(unit key)132(図21)を含み、それによって、プリペイドされたシング
ル・ユースのエアタイム通信単位57a〜57nはエアタイムカートリッジ52
(図21)の内部で作られる。
【0060】 従来のセル電話と対照的に、キーレスポータブルセルラー電話34を特定する
ための、又は料金請求の目的のために、サービスを登録されたユーザに起因する
とみなすためのユニークなドロップナンバーの必要性はない。例えば、発信する
ローカルの通話のような、システム内の基本的な通話サービスについては、シス
テム10は、前払い(プリペイド)されており、システムサーバ30での、有効
なユニークな識別子59を有する有効な通信単位57の継続した受信に基づいて
、料金請求サーバ46は通信を許可する。
【0061】 図4は、前払いされたシングル・ユースの通信単位57a〜57nのセット5
5の画定された時間値65を示すブロック図である。前払いされたシングル・ユ
ースの通信単位57a〜57nのそれぞれは、時間値の増分63を有し、また、
それは、時間値の増分63に等しい時間に対してシステムサーバ30からサービ
スを得るために使用することができる。そのため、前払いされたシングル・ユー
スの通信単位57a〜57nのセット55についての全体の画定された時間値6
5は、前払いされたシングル・ユースの通信単位57a〜57nの数に等しく、
それぞれの前払いされたシングル・ユースの通信単位57の時間値の増分63の
時間の長さを決める。キーレスポータブル電話34の時間の決められた使用は、
クレジット値65が完全に使い果たされるまで、エアタイムカートリッジ52内
の残っているクレジット値に対して課金される。
【0062】 システムの使用は、エアタイムカートリッジ52のオーセンティケーションモ
ジュール56内の前払いされた通信単位57a〜57nの合計値65に制限され
る(すなわち、サービスの最大の継続時間は、すべての前払いされた通信単位5
7a〜57nの合計である、前払いされたエアタイムに等しい。)。
【0063】 従来のセルラー電話と対照的に、サービスが別個に販売される場合、前払いの
エアタイムカートリッジ52は、ユーザにシステムアクセスの増分を提供し、ま
た、電話通信会社との別個の個人の加入契約を必要としない。そのため、ユーザ
は、他のエアタイムカートリッジ52を購入するだけで(他のキーレスポータブ
ル電話34を購入したり、個人の加入契約を結ぶことによらず)、更にシステム
にアクセスすることができる。
【0064】 基本的なキーレスポータブルセルラー電話34は、通信を遠隔のキーレスポー
タブルセルラー電話34に送るため、あるいは、料金請求の目的のためのいずれ
もで、ユニークな電話ID50を必要としない一方、好適な実施形態は、典型的
には好適なサービスにアクセスするための、ユニークな電話ID50を含む。し
かし、そのような好適なサービスのための支払いは、キーレスポータブルセルラ
ー電話34からシステムサーバ30への、前払いされたシングル・ユースのエア
タイム通信単位57の転送にまだ関連する。
【0065】 図5は、キーレスポータブルセルラー電話34についてのハードウェアコンポ
ーネント及び回路48のブロック図60である。コンポーネントは、入ってくる
RF信号32aを受信(64)し、出力RF信号32bを送信(82)すること
ができるマイクロプロセッサ66を含む。アンテナ62に到来する受信された信
号32aは、マイクロプロセッサ66によって復調及び処理される。受信され、
処理された信号68は、次に、D−Aコンバータ70によって音声信号72に変
換され、次にスピーカイヤフォン74を通じて放出される。
【0066】 送信では、ユーザの音声はマイクロフォン76の中に入力されて入力音声信号
78を作り出し、それは次に変換(80)され、処理(66)され、出力される
RF信号32bとしてアンテナ62から送信(82)される。キーレスポータブ
ルセルラー電話34は、サービス提供者の情報のような追加の必要な情報だけで
なく、あらかじめプログラムされたユニークな電話ID50も好適には有する、
内部ロジック52を含む。メモリ86は、好適には、「使用できません(No Serv
ice)」88(図22)、「残りのクレジットがありません(No Credit Remaining
)」98(図22)、又は「バッテリ残量がありません(Low Battery)」(図22
)のような、あらかじめ記録されたメッセージ87a〜87nを記憶するために
使用される。システムは、エアタイムカートリッジ52内のエネルギーソース5
4から電力を供給される。
【0067】 キーレスポータブルセルラー電話34は、システムサーバ30に位置する音声
認識システム44によって、及び、キーレスポータブルセルラー電話34の電源
がオンになっているときなら自動的に作動する、内部動作ロジック84及びメモ
リ86によって操作される。キーレスポータブルセルラー電話34は、ユーザの
音声によって制御及び操作され、電話34は、従来の有線又はセルラー電話のよ
うなキーパッドを持たない。
【0068】 キーレスポータブルセルラー電話34の基本的な実施形態では、電話ロジック
84は、簡単なタイムカウンタ(time counter)を含み、それによって、電話が作
動し、システムサーバ30と対話している間、電話は逐次的にシングル・ユース
の前払いされたエアタイム通信単位57を送り、送信するシングル・ユースの前
払いされたエアタイム通信単位57に「使用済み(used)」149(図23)とし
て印を付けることによって、残りの通信単位57を減分する。電話のロジック8
4は、それが送り、使用済み149として印を付けた最後の通信単位57、及び
、セット55内のどの通信単位57を次に送信して減分するかも知る。ユーザが
、例えば通話を終了するために、キーレスポータブルセルラー電話34を不作動
にしているとき、キーレスポータブルセルラー電話34は、通信単位57を送信
することを止める(及び、残っている内部のエアタイム通信単位57の減分を止
める)。
【0069】 キーレスポータブルセルラー電話34は、簡単な音響メッセージ(例えば、ビ
ープ音、ベル、又は記録された音声メッセージ)のような、好適には、少ない量
の記憶された情報を含む。簡単なビープは、多くのシステムの機能を示すために
使用することができる。例えば、キーレスポータブルセルラー電話34は、(残
っているエアタイム通信単位57の数に対応して)前払いされた時間がどのくら
い残っているかを数えるので、キーレスポータブルセルラー電話34は、残って
いる前払いされた時間の関数(例えば、5分の残っている前払いされたサービス
に対しては5回のビープ音)である一連の聴取可能なビープ音を提供することが
できる。簡単な音声信号は、基本的な情報のみを提供することができるが、より
少ない記憶されたインテリジェンス及び処理能力を有するキーレスポータブルセ
ルラー電話34は、多くのユーザに対して適切で手ごろなシステムへのアクセス
を提供する。
【0070】 キーレスポータブルセルラー電話34は、他には、「5分残っています(Five
minutes remain)」のような、簡単な記憶された音声メッセージの読み出しを提
供することができる。好適なシステムの実施形態では、より広範なメッセージが
電話に記憶され、より詳細なメッセージがシステムサーバ30によって提供され
、又はより広範な仮想アシスタンス(virtual assistance)が音声認識サーバ44
によって提供される。詳細な記憶されたメッセージは、ユーザに動作状況(例え
ば、「このエリアでは使用できません(No service in the area)」)を通知する
ことができる。広範囲のサービス及び簡単な使用を提供するキーレスポータブル
セルラー電話34は、ビジネスマンの旅行者のような洗練されたユーザによって
しばしば好まれる。キーレスポータブルセルラー電話34のそのような好適な実
施形態は、より多くのメモリ及び/又は処理能力を必要とすることがあるが、機
能の増加及び使用の簡単さは、多くのユーザにとって好都合である。また、これ
らの音声メッセージをユーザに伝達するためにはエアタイムを使用(すなわち、
消費)しない。
【0071】 図6は、キーレスポータブルセルラー電話34aの前面図である。図7は、図
6で示されるキーレスポータブルセルラー電話34の側面図である。電話本体9
0は、ヒンジ機構94によって接続される、第1の下部ハウジング92a及び第
2の上部ハウジング92bから構成される。第1の下部ハウジング92aは、マ
イクロフォン76を含み、一方、第2のハウジングは、イヤフォン74、及びア
ンテナ62を含む。
【0072】 図6及び図7に示されるキーレスポータブルセルラー電話34は、折り畳み可
能であり、それによって、第1の下部ハウジング92a及び第2の上部ハウジン
グ92bは、第1の閉じた不作動の保管位置96aと第2の開いた作動位置96
bの間で、ヒンジ94に関して制御可能に動かされる。従来のセル電話と対照的
に、キーレス音声認識電話34は、それの自然の状態では不作動(すなわち、電
源がオフにされている)である。キーレスポータブルセルラー電話34の他の実
施形態では、オン/オフの作動スイッチは、選択的な作動のために使用される。
キーレスポータブルセルラー電話34の更に他の実施形態では、スライド可能又
は回転可能なマイクロフォンブームが、選択的な作動のために使用される。モバ
イルユーザが一日中ずっと旅行しているとき、不作動の電話34は、どのような
情報も基地局24に中継しない。
【0073】 図6及び図7では、回転可能アンテナ62は、第1の閉じたアンテナ位置98
aから第2の開いたアンテナ位置98bに移動可能である。回転可能なアンテナ
62が示されているが、短い柔軟な固定アンテナ、テレスコピック形状のアンテ
ナ、又は埋め込み内部アンテナ62のような、種々の種類のアンテナ62を使用
することができる。
【0074】 図6及び図7に示される実施形態では、キーレスポータブルセルラー電話34
aは、1.29インチ(3.28cm)の幅97、及び3.2インチ(8.13
cm)の開いたときの高さ95を有する、簡単な、小さい、折り畳み可能なユニ
ットを含む。図6及び図7に示されるキーレスポータブルセルラー電話34aは
、密閉された点検が制限されたユニットであり、点検のための内部コンポーネン
トへのアクセスはできない。エアタイムカートリッジ52及びエネルギー蓄積手
段54が、電話本体90内に位置する。
【0075】 ポータブルセルラー電話34は、キーパッドを持たないため、ポータブル電話
34のいくつかの実施形態は、極めて小さくすることができる(例えば、ラペル
電話(lapel phone))。異なる現在のポータブルセルラー電話34の大きさは、
エネルギー蓄積手段56の大きさによって現在制限されている。例えば、短い継
続時間のために設計されたポータブルセルラー電話34は、非常に小さくするこ
とができ、一方、より大きいエネルギー容量56を有するポータブルセルラー電
話34は、典型的には、より大きい筐体90を必要とする。
【0076】 キーレスポータブルセルラー電話34は、電話をオープン位置96b(図6,
7)に最初に開くことによって、マイクロフォン76(図11〜19)を引き出
し又は回転させることによって、又はスイッチ116(図19)を作動させるオ
ン/オフボタンを手で動かすことによって、典型的には電源をオンにされる。キ
ーレスポータブルセルラー電話34の電源がオンにされたとき、内部ロジック8
6が作動してシステムサーバ30との認可された接続を確立しようとする。キー
レスポータブル電話34は、次に、残っているサービスエアタイムが何分かの数
を好適には示し(例えば、音声メッセージ172(図25)によって)、そして
、発信する通話をおこなうために、音声操作のダイヤリングを要求する。そのた
め、キーレスポータブルセルラー電話34は、ユーザが通話位置18bにデバイ
スを開いたときに、自動的に作動する。
【0077】 キーレスポータブルセルラー電話34は、一方向性(発信のみ)であっても、
複数方向性(発信のみならず着信も)であっても構わない。基本的な一方向性の
キーレス発信ポータブル電話34は、バッテリ28の動作寿命を保存するために
、能動的に使用していないときは、自動的に電源をオフにされる。
【0078】 図6及び図7に示されるキーレスポータブルセルラー電話34aは、電話を開
くこと(すなわち、ひっくり返したり、引っ張って開くこと)によって起動させ
られ、通信期間の終了時に電話を閉じることによって不作動にされる。キーレス
ポータブルセルラー電話34を開くことは、典型的には、IDコードの同時送信
、及びPSTNラインへの認可された前払いのアクセスを可能にする、サービス
提供者すなわち電話会社のシステムサーバ30への接続を含む。
【0079】 上述したように、従来の携帯電話は、ユーザに対するサービス提供および登録
ユーザに対する受領サービスの料金請求のために使用される送信ID(例:加入者
番号)を持つ単一のエンティティとして動作する。対照的に、キーレス電話34
は、電話ID 50(選択されたサービスへのアクセスに使用される)およびATC
ID58(サービス拡張用の個別プリペイドエアタイム通信単位57aから57
nを送信することによるシステム・サーバ30への支払いに使用される)の2つ
の識別子を持つ。
【0080】 例えば、好適な実施例においては、ユーザはシステム・サーバ30に個人電子
アドレス帳データベース(ワシントン州レドモンドのマイクロソフト株式会社提
供のOUTLOOKTMを使用してして作成されたものなど)などの外部情報38(図1
および29)をダウンロードすることができ、またシステム・サーバ内のスピー
ド・ダイヤル番号に選択したデータベース・レコード(すなわち、日常的に呼び
出す電話番号)をリンクすることができる。この実施の形態においては、新たな
プリペイド・エアタイム・カートリッジ52がインストールされている場合でも
、キーレス・ポータブル・セルラー電話34を使用中にユーザがアドレス帳情報
を検索またはプログラミングされたスピード・ダイヤル番号を使用できるように
、作成されたアドレス帳およびスピード・ダイヤル・コードのキーレス・ポータ
ブル・セルラー電話34へのリンクが選択されている。
【0081】 選択された電話の実施の形態。図28に、外観90の一部を形成する取り外し
可能なエアタイム・カートリッジ52を含む選択されたマイク起動可能キーレス
・ポータブル・セルラー電話34bの前面図を示す。マイク起動可能キーレス・
ポータブル・セルラー電話34bは、電話本体90、取り外し可能エアタイム・
カートリッジ52、およびマイクブーム101(図13)の3つの主要部品から
成る。電話の主要部分には、電話本体90と可動マイクブーム101間に定義さ
れた電子回路48(内部アンテナ62を含む)と、電源接点114(図19)と
、イヤホン74と、起動オン/オフスイッチ116(図19)とが含まれる。イ
ヤホン74は、電話本体90の上部の前面に位置する。
【0082】 エアタイム・カートリッジ52には、ページャ回路107およびページャID
109が含まれる。1つの実施例において、内部エネルギー54には、単5乾電
池4つが含まれる。部分としてのタブまたはスナップなどの電話本体90に対す
るエアタイム・カートリッジの簡単な取り付けおよび取り外しを可能にするエア
タイム・カートリッジ52の電話本体90への取り付け法108(図10)も含
まれる。取り外し可能なエアタイム・カートリッジ52は、エネルギー・ストレ
ージ54を持ち、電話本体90がユーザの手に確実にかつ心地よくフィットする
ように電話本体90自体のデザインフォーム内に収まるように作られている。
【0083】 図9のマイク起動可能キーレス・ポータブル・セルラー電話34bの図上側に、
マイク移動スイッチ100が示されている。図10のマイク起動可能キーレス・
ポータブル・セルラー電話34bの図下側にマイク76とカートリッジ解放ラッチ
108を示す。図11および図12は、それぞれマイク起動可能キーレス・ポー
タブル・セルラー電話34bの右および左側面図であり、エアタイム・カートリッ
ジ52の相対的厚さをしめす(標準単5乾電池使用に基づく)。別のエネルギー
・ストレージ34を使用したエアタイム・カートリッジ52の別の実施の形態に
おいては、エアタイム・カートリッジ52の相対的厚さが相違することがある。
電話本体には、ユーザがストラップまたはキーチェーン(図には示されていない
)を電話に取り付けるための取り付けループ110も適宜含まれる。マイクブー
ム101上のマイク移動スイッチタブ100は、スイッチ・チャンネル102内
において、最初のクローズ・ポジション104a(マイク76がクローズ・ポジ
ション106aに位置する)から第2のオープン・ポジション104b(マイク
76がオープン・ポジション106bに位置する)へと移動可能である。マイク
がクローズ・ポジション106aにある時には、キーレス・ポータブル・セルラ
ー電話34bは起動されており、システム・サーバ30との接続を確立または維
持している。
【0084】 マイク76は、電話を使用中にユーザの口を保護するために、ソフトな感触の
柔軟な、しかし電話本体90から伸張するに十分な強度を持った(例:望遠鏡の
ような)熱可塑性のフレキシブルブーム101内に適宜組み込まれている。
【0085】 キーレス・ポータブル・セルラー電話34bがオフ(非使用)の場合、マイク
ブーム101は電話本体90内で展開されている。キーレス・ポータブル・セル
ラー電話34bを使用する(通話を発信または受信するため)には、スピン・リ
ッジ103の最上部にあるマイク移動スイッチタブの押下またはマイクブーム1
01の端を引くことによりマイクブーム101を伸張する。マイクブーム101
がオープン・ポジション106bまで伸張されると、内部起動スイッチ116が
閉じられ、キーレス・ポータブル・セルラー電話34bが起動される。通話を終
了するには、マイクブーム101をスライドさせ、電話本体90内に戻す。マイ
ク76は、ブームが展開されている場合106bまたはしまわれている場合10
6aの双方で、マイク76と電子回路48間の電気的接続を保証する柔軟サービ
ス・ループ113(図19)により電子回路48と電気的に接続される。
【0086】 図14に、マイク起動可能キーレス・ポータブル・セルラー電話34bの正面
断面図の一部を示す。図15に、マイク起動可能キーレス・ポータブル・セルラ
ー電話34bの左切断図の一部を示す。図16に、マイク起動可能キーレス・ポ
ータブル・セルラー電話34bの上部断面図を示す。図17に、マイク起動可能
キーレス・ポータブル・セルラー電話34bの中央断面図を示す。図18に、マ
イク起動可能キーレス・ポータブル・セルラー電話34bの下部断面図を示す。
【0087】 図19に、マイク起動可能キーレス・ポータブル・セルラー電話34cの別の
実施の形態の拡大組立図の一部を示す。マイク起動可能キーレス・ポータブル・
セルラー電話34cには、スワイプ接点116aおよびスワイプ接点116bよ
り成るスライド式起動スイッチ116が含まれる。マイク76が最初のクローズ
・ポジション106aから第2のオープン・ポジション106bへと移動すると
、スイッチ接点116aおよびスワイプ接点116bは相互に電気的に接続され
、携帯セルラー電話34cが起動される。マイク起動可能キーレス・ポータブル
・セルラー電話34cには、電話本体90に接触する上部クロージャ・パネル1
12も含まれる。RF回路には、接続されたエアタイム・カートリッジ52内に収
容された蓄積エネルギー54との接続のために上部クロージャ・パネル112を
通るコンタクト・ホール119へと伸びるバッテリ接点114が含まれる。イヤ
ホン74は、スピーカ導線115により電気的にRF回路48に取り付けられ、マ
イク76は、フレキシブルマイク導線113によりRF回路に取り付けられ、マイ
クは117aおよび117bを相互接続する。
【0088】 整合アルゴリズム生成および情報保存。図20は、サーバ通信単位情報124
およびエアタイム・カートリッジ通信単位情報126の整合アルゴリズム的生成
を示す基本ブロック図である。図20において、アルゴリズム的生成されたサー
バ通信単位情報には、シングル・ユース単位キー132を伴うサーバ通信単位1
30aから130nのセット128が含まれる。図20において、アルゴリズム
的に生成されたエアタイム・カートリッジ通信単位情報126には、一意のID
59aから59nを伴う各シングル・ユース通信単位を持つシングル・ユース
・エアタイム通信単位57aから57nのセット55も含まれる。さらに、シン
グル・ユース・エアタイム通信単位57aから57nのセット55用にアルゴリ
ズム的に生成された一意の識別子59aから59nは、送信された各暗号化され
た一意のID59がシステム・サーバ30内の単位キー132により正確に復号
化されるようにシステム・サーバ内の単位キー132と整合し、対応するエアタ
イム通信単位57およびサーバ通信単位130を整合させる。
【0089】 整合アルゴリズム的な生成122を通じて、シングル・ユース・サーバ通信単
位130aから130nのアルゴリズム的に生成されたセット128がシングル
・ユース・エアタイム通信単位57aから57nのアルゴリズム的に生成された
セット55と整合する。従って、各アルゴリズム的に生成されたシングル・ユー
ス通信単位130は、整合するアルゴリズム的に生成されたシングル・ユース・
エアタイム通信単位57に対応する。例えば、シングル・ユース通信単位130
aは、シングル・ユース・エアタイム通信単位57aと整合し(すなわち、CU-1
とCU-1は同等)、シングル・ユース通信単位130bはシングル・ユース・エア
タイム通信単位57bと整合する(すなわち、CU-2とCU-2は同等)。
【0090】 同様に、サーバ・セット128内のシングル・ユース・サーバ通信単位130
aから130nの総数は、ATCセット22内のシングル・ユース・エアタイム
通信単位57aから57nの総数と整合する。また、サービス63(図4)の定
められた時間間隔(例:市内通話の1分間)はシングル・ユース・サーバ通信単
位130およびシングル・ユース・エアタイム通信単位57の各々に対しても同
様である。
【0091】 異なるエアタイム・カートリッジ52は、シングル・ユース・エアタイム通信
単位57aから57nのセット55用の定められたプリペイド時間配分65(図
4)内で変化することが可能である。例えば、1つのセット55は市内通話の30
分の総合サービスを提供することができ、他のセット55は長距離通話の60分
の総合サービスを提供できる。
【0092】 サーバ通信単位情報124およびエアタイム・カートリッジ通信単位情報12
6の整合アルゴリズム的生成122は、エアタイム・カートリッジ52の製造地
点などの幾つかの場所で実行できる。また、エアタイム・カートリッジ52は、
エアタイム・カートリッジ52の購買地点などの遠隔地において通信単位57a
から57nのセット55と共にロードされることがある。選択された実施例にお
いては、通信単位57aから57nの新セット55がエアタイム・カートリッジ
52内に搭載されることがある。
【0093】 図21に、サーバ通信単位情報124およびエアタイム・カートリッジ通信単
位情報126の整合アルゴリズム的生成用の別の実施の形態代替120bの機能
ブロック図を示す。図21においては、単位キー132mなどの共用アルゴリズム1
23がシステム・サーバ30およびエアタイム・カートリッジ52に供給される
。供給アルゴリズム123の使用により、システム・サーバ30内においてサー
バ通信単位情報124のアルゴリズム的生成が実行され、エアタイム・カートリ
ッジ52内においてエアタイム・カートリッジ通信単位情報126が実行される
。シングル・ユース・サーバ通信単位130aから130nのセット128は一
度に確立され、システム・サーバ30内に収容されるか、またはシステム・サー
バ30の要求により製作される。同様に、シングル・ユース・エアタイム通信単
位57aから57nのセット55は、プロセッサによりエアタイム・カートリッ
ジ内で一度に確立され、メモリに収容されるか、またはエアタイム・カートリッ
ジ52の要求により製作される。
【0094】 簡単な共用認証アルゴリズム123の場合、サーバ通信単位情報124または
エアタイム・カートリッジ通信単位情報126のアルゴリズム的生成に必要な処
理は、内部生成情報120bがいずれかまたは両方のユニットにとって適切であ
る可能性を示唆するシステム・サーバ30またはエアタイム・カートリッジ52
内のメモリのコストと比較すると重要ではないかも知れない。別の実施の形態に
おいては、チャレンジ応答システムが整合サーバ通信単位情報124およびエア
タイム・カートリッジ通信単位情報126確立のために使用されることがある。
【0095】 エアタイム・カートリッジの起動およびシェルフ寿命。上記のように、エアタ
イム・カートリッジにはバッテリ・サプライ54などのエネルギー・ストレージ
54が含まれる。シングル・ユース・エネルギー・ストレージ54を含むエアタ
イム・カートリッジ52の場合、バッテリ54からの固有のエネルギー・ロスが
あるため、各エアタイム・カートリッジ52は固有のエネルギーシェルフ寿命を
持っている。従って、販売者が販売および使用されるエアタイム・カートリッジ
52を十分な蓄積エネルギー54がある内に交換できるように、また適切なエネ
ルギーを失っている可能性のあるエアタイム・カートリッジをポータブル電話・
ユーザに配布(すなわち、販売)することがないようにシングル・ユース・エネ
ルギー・ストレージ54を持つエアタイム・カートリッジ52のためにエネルギ
ー・シェルフ満了日付232(図28)が用意されている。
【0096】 なお、図20および図21に示すように、生成されたサーバ通信単位情報12
4には、サーバ通信単位130aから130nのセット238用の満了日付指定
子の確立が含まれ、生成されたエアタイム・カートリッジ通信単位情報126に
は、シングル・ユース・エアタイム通信単位57のセット55用の満了日付指定
子134bの確立が含まれる。
【0097】 エアタイム・カートリッジ52が最初に起動されると、電話34は、シングル
・ユース・エアタイム通信単位57aから57nのセット55用の一意のID5
9aを持つ最初のシングル・ユース・エアタイム通信単位57aを送信する。認
証サーバ42が、一意のID59aを持つ最初のシングル・ユース・エアタイム
通信単位57aを受信し、最初のシングル・ユース・エアタイム通信単位57a
を単位キー132を持つ最初のシングル・ユース・サーバ通信単位130aと整
合させると、認証サーバ42がシングル・ユース・サーバ通信単位130aの整
合セット128を起動する。なお、電話34はシングル・ユース・エアタイム通
信単位57のセット55を起動する。
【0098】 同様に、好適な実施例においては、満了日付は、エアタイム・カートリッジ5
2の使用が予想されるタイムスパン(すなわち、シェルフ寿命134a、134
b)(例:初回使用の日から30から60日)およびエアタイム・カートリッジ
の初回の使用(すなわち、セット55、128が起動された時)には開始時に特
徴的に対応する通信単位のセット55および128の各々に提供される。例えば
、30日のATC満了日付134を持つエアタイム・カートリッジ52が199
8年6月1日に最初に起動された場合、認証サーバ42は、上記エアタイム・カ
ートリッジ52用のプリペイドエアタイム通信単位57のシステム・サーバ30
および電話34における30日以内(例:1998年6月1日に対応する満了日
付)の使用を許可する。
【0099】 エアタイム・カートリッジ52の確立された満了日付134a、134bは、
エネルギーシェフル寿命満了日付232から独立している。例えば、2年のエネ
ルギーシェルフ寿命満了日付232を持つ1998年1月1日に製造されたエア
タイム・カートリッジ52には、1998年1月1日まで十分な蓄積エネルギー
34を提供することが求められる。しかしながら、エアタイム・カートリッジ5
2に初回の使用から60日の確立された満了日付134aおよび134bが含ま
れ、エアタイム・カートリッジ52が1999年6月1日に最初に使用された場
合は、エアタイム・カートリッジ52は1999年8月(または、プリペイドシ
ングル・ユース・エアタイム通信単位57aから57nのすべてを使用した場合
にはこの日付の前)に満了する。
【0100】 システム・セキュリティ。図22に、認証サーバ42により認証を受けるため
にキーレス・ポータブル電話34から送信され、システム・サーバ30に受信さ
れる認証情報パケット140を示す。認証情報パケット140には、特徴的にキ
ーレス・ポータブル電話34内に搭載されたエアタイム・カートリッジ52用の
エアタイム・カートリッジID 58が含まれる。キーレス・ポータブル電話34に
電話ID 50が含まれる選択された実施の形態においては、電話IDは認証情報パケ
ット140にも含まれる。認証情報パケット140には、送信されたプリペイド
・エアタイム通信単位57およびATC-ID Hush 142も含まれる。ATC ID
58 および電話ID50が特徴的にパケット140内で平文(すなわち、非暗
号化文)として送信される一方、送信されたプリペイド・エアタイム通信単位5
7およびATC-ID Hush 142は適宜暗号化144して送信される。1つの実施の
形態では、暗号化144は3DES(データ暗号化標準)または類似の暗号化で
ある。送信されたプリペイド・エアタイム通信単位57の暗号化は、未承認ユー
ザまたは団体からのシステム10に対する悪意の攻撃からの保護を提供する。
【0101】 幾つかの実施例においては、認証情報パケット140はキーレス・ポータブル
電話34からいずれかの通話の開始時に送信され、一意の暗号化識別子59aか
ら59nの後続の通信は発信通話の最中に使用される(図23)。別の実施の形
態においては、認証情報パケット140は通話の最中にキーレス・ポータブル電
話34から繰り返し送信される。認証情報パケット140の反復送信は、未承認
ユーザによる「ベイト・アンド・スイッチ」攻撃からシステム10を保護する。
【0102】 送信された認証情報パケット140に対して使用される暗号化146が強力な
ほど、承認サーバ42がユーザの承認に必要とする時間は特に長くなる。非常に
強力な暗号化146の場合は、キーレス・ポータブル・セルラー電話34のユー
ザによる初期起動とシステム・サーバ30内の音声認識サーバ44からの音声に
よる起動の開始の間に若干の遅延が生じる。
【0103】 別の実施の形態においては、承認情報パケット140は、通話の最中にキーレ
ス・ポータブル電話34から繰り返し送信され、それにより連続エアタイム通信
単位57が連続情報パケット140内で送信される。このような実施例において
は、付随する単位キー132により作成される各通信単位57には、送信時に実
行可能な一意の暗号化が含まれ、暗号化された一意の識別子59を保存するコス
トを回避することができる。
【0104】 なお、システム・サーバ30などの中においては、プリコンピュ―トサーバ通
信単位130に対する要求はない。すべてのATC ID 58に対して、承認サ
ーバ42は整合添付単位キー132(すなわち、168ビット3DESキー)を
リザーブする。承認サーバ42が各承認パケット140を受信すると、承認サー
バ42が承認情報サーバ140内のATC ID 58を読み取り、ATC I
D58に付随する単位キー132を使用してシングル・ユース・エアタイム通信
単位57を復号化する。その後、復号化されたシングル・ユース・エアタイム通
信単位57は、エアタイム・カートリッジ52に対して残存時間値65から減少
させる(図23)。
【0105】 暗号化144は各承認情報パケット140に対して相違しており、単独単位キ
ー132と整合する単独ATC ID 58はエアタイム・カートリッジ52に
添付される。従って、送信されるのは、時間的に独立の単独通信単位57に対す
る個別承認である。未承認ユーザが送信された通信単位57を受信できた場合で
も、送信された通信単位57はシステム・サーバ30において「使用済み」14
9(図23)の印が付けられたおり、再使用できないため、その未承認ユーザは通
信単位57を使用して通信サービスを受けることができない。
【0106】 未承認ユーザが単独エアタイム・カートリッジ52に対する暗号化メカニズム
(すなわち、単位キー132)を見破った場合でも、その未承認ユーザは単独エ
アタイム・カートリッジ52(特に通信の小さな部分)用の残存通信単位57に
対する限定されたアクセスが可能になるだけである。各エアタイム・カートリッ
ジ52は一意な単位キー132を持っているために、未承認ユーザは各単独エア
タイム・カートリッジ52用の暗号化メカニズム(すなわち、単位キー132)
を見破らなければならない。
【0107】 この場合、未承認ユーザによるシステム10の不正使用は非実用的である。サ
ービスは、プリペイド・エアタイム・カートリッジ52の使用を通じてプリペイ
ドされているために、未承認ユーザはユーザ用の料金請求あカウントにアクセス
することができない。それ故、個別未承認ユーザに対しては、潜在的財政的損失
は単独エアタイム・カートリッジ52内の残存通信単位57のコストに限定され
る。
【0108】 システム10に対しては、未承認ユーザがシステムネットワーク10に対する
オープンアクセスができないため、広範な不正が防止できる。未承認ユーザが送
信された通信単位57を聴取した場合(すなわち、送信された通信単位57を傍
受・コピーした場合)、通信単位57が送信されるとポータブル電話34が終了
してしまうため、未承認ユーザはポータブル電話34のエミュレーションができ
ない。仮に未承認ユーザがエアタイム・カートリッジ52用の単位キー132を
見破ったとしても、その未承認ユーザは特定のエアタイム・カートリッジ用の残
存通信単位57に対するアクセスが可能になるだけである。
【0109】 同様に、空エアタイム・カートリッジ52はサーバ通信単位130のセット1
28と整合しないために、未承認通信提供の目的で使用することはできない。従
って、仮に未承認ユーザが空エアタイム・カートリッジ52を盗んだとしても、
エアタイム・カートリッジ52を使用してシステム・サーバ30にアクセスする
ことはできない。仮に未承認ユーザがエアタイム通信単位のセット55によりエ
アタイム・カートリッジのプログラミングができたとしても、ユーザが通信を受
け取るのに必要なシステム・サーバ30にあるサーバ通信単位130の対応セッ
ト128は存在しない。
【0110】 シングル・ユース通信単位の送信および認証。図23の略図145に、システ
ム・サーバ30において各々承認され、料金請求サーバ46内などの対応する保
存通信単位130に対してデビットされた暗号化エアタイム通信単位57の連続
送信を示す。
【0111】 通話の進行に従い、電話34からシステム・サーバ30にエアライン通信単位
57が送信されると料金請求サーバ46はサーバ通信単位130を消耗する。料
金請求サーバ46は、料金請求サーバ46上の対応するサーバ通信単位130に
「使用済み」149の印を付けてサービスの個別ユニットにデビットする。同様
に、キーレス電話34は送信されたエアタイム通信単位57に「使用済み」14
7の印を付け、サービスの個別ユニットにデビットする。
【0112】 仮に送信、受信、および整合された通信単位130が通話の最中にすべて枯渇
147、149した場合(すなわち、ATC52が終了した場合)は、料金請求
サーバ46は特徴的に電話通信を切断する。別の実施の形態においては、システ
ム・サーバ30は、ユーザが終了した使用中のエアタイム・カートリッジ52を
新しいまたは有効なエアタイム・カートリッジ52と入れ換えている間会議サー
バ210(図26)などの中で特定の時間(例:30秒)通話をホールドする。
サーバ通信単位130が使用可能な間に通話が送信された場合は、モバイル・ユ
ーザが後続通話のために電話を使用できるよう、料金請求サーバ46サーバ・デ
ータベース内の残存保存通信単位130を保持する。
【0113】 発信電話会話のプロセス中に、電話34は、エアタイム通信単位57のセット
55内の連続通信単位57に対応する一意の識別子59をシステム・サーバ30
に対して繰り返し送信する。例えば、各通信単位57、130が接続された電話
サービスを1分間許可するシステムでは、ポータブル電話34は、サービスの各
1分毎に各エアタイム通信単位57用の一意の識別子59を連続送信する。一意
の識別子59は、通信セッション中(すなわち、通話中)に特に出力信号332
b(図5)内に埋め込まれた形で送信される。例として、特定の通話中に、キー
レス電話34は、20の連続通信単位57aから57nのシリーズ55の9番目
用の一意の識別子を送信する。認証サーバ42は、送信されたシリーズ55内の
9番目の一意の識別子59をサーバ通信単位130の保存されたシリーズ128と
整合させることによって認証用の9番目の一意の識別子57iをチェックする。
認証サーバ42が受信した通信単位識別子59を有効と判断した場合、システム
は整合サーバ通信単位(例:130i)に「使用済み」149の印を付け、キー
レス電話34のユーザに対してサービスの更なる時間延長63(図4)を許可す
る。
【0114】 他の1分間の終わりに、電話34は、認証サーバ42がサーバ通信単位130
aから130nの保存されたセット128内に保存された10番目のサーバ通信
単位130jに対する認証をチェックする次の一意の識別子59j(20の連続
通信単位57aから57nのシリーズ55の十番目に相当)を送信する。
【0115】 キーレス呼び出し者が残存通信単位57が送信される前に通信セッションを終
えた場合、残存通信単位57を後続の通信に使用することができる。しかしなが
ら、通信セッションが終わる前に全通信単位57が使用された場合は、システム
(すなわち、システム・サーバ30およびポータブル電話34双方)は、時間が
満了する前に音声メッセージまたはメッセージ192(図25)によりユーザに
警告を与えて特徴的にセッションを終了する。
【0116】 それ故、一意の識別子59を持つ各エアタイム通信単位57は一回だけ送信さ
れ、認証サーバ42において整合保存識別子に対してデビットされる。電話サー
ビスの時間延長63に対する支払いのために通信単位57が送信・整合されると
、一意の識別子59は更なる通信のためには不要になる。通信単位57aから5
7n内においては、各一位の識別子59はサービスの後続時間延長63に対応す
るので、ポータブル電話34は、後続時間間隔63に対して繰り返し一意の識別
子59を送信する。
【0117】 認証識別子59は一回しか送信されないため、それらが捕捉されたとしても、
通信サービスを受けるために再使用することはできない。それ故、システム10
はサービスの受領時に代価が支払われる効果的な通信サービスを提供し、システ
ム10は未承認使用から保護される。
【0118】 システムのほとんどの実施例において、各通信単位57、130はサービスの
割り当てられた時間延長63に相当する。別の実施の形態においては、1つ以上
の通信単位(CU)57、130が通信セッションの開始または会話の最初に決定
された時間間隔の開始に必要な場合がある(例:最初の3分間用の5つのCUおよ
びその後の1分間用の1つのCU)。他の別の実施の形態においては、料金請求サ
ーバ46およびキーレス電話34は、市内通話、長距離通話、ローミング料金、
または他のサービス提供者料金などの異なるサービスに基づいて通信単位57、
130をデビットすることができる。
【0119】 電話およびサーバ双方における通信単位のデビット。通話の進行に従い、一連
の通信単位は順に「浪費」され、電話34と料金請求サーバ46双方から使用さ
れると見なされる。通話の進行に従ってキーレスポータブル電話34が枯渇した
エアタイム通信単位57および次に送信すべきエアタイム通信単位57を知る必
要があるため、エアタイム通信単位57はキーレス・ポータブル電話34によっ
てデビットされる。なお、通話の進行に従ってシステム・サーバ30が承認され
た通信を制御し、ユーザに適切な情報(例:ATC52が枯渇しそうだというメ
ッセージなど)を提供しながら整合サーバ通信単位130を連続デビットするた
め、整合サーバ通信単位130はシステム・サーバ30によりデビットされる。
【0120】 送信されたエアタイム通信単位識別子59が適切にキーレス・ポータブル電話
34から送信されたものの、システム・サーバ30により受け付けられなかった
場合(例えば、未承認ユーザにより最初に送信および受け付けられた単一通信単
位識別子59からの)、キーレス・ポータブル電話34は、適宜次の連続未使用
エアタイム通信単位識別子59の送信を試みる。例えば、第2のエアタイム通信
単位識別子59bが受け付けられなかった場合、それは、例えば未承認ソースか
らシステム・サーバ30に第2のエアタイム通信単位識別子59bがすでに到着
していることを意味している可能性がある。それ故、キーレス・ポータブル電話
34は、適宜次のエアライン通信単位識別子59cを送信する。
【0121】 通話の確立。キーレス・ポータブル・セルラー電話34が認証サーバ42によ
り認証(すなわち、承認)された場合、認証サーバ42はキーレス・ポータブル
・セルラー電話34と音声認識サーバ44間の音声通信リンクの確立を可能にす
る。図24に、キーレス・ポータブル・セルラー電話34とシステム・サーバ3
0間の通話確立および接続装置のブロック図を示す(例:PSTN14に接続された
従来型電話)。キーレス・ポータブル・セルラー電話34は、ひとたびユーザに
よって起動されると、モバイル交換基地24およびモバイル電話中継局22を通
じるなどしてモバイル通信機器23を利用するシステム・サーバ30との接続を
確立する。特徴的に構内交換機(PBX)またはPSTNオペレータの構内に位
置する認証サーバ42において送信された一意の識別子59を受信する際に、認
証サーバ42はキーレス・ポータブル・セルラー電話34の有効性を確認する。
信号32が一旦有効化されると、料金請求サーバ46は、キーレス・ポータブル
・セルラー電話34のエアタイム・カートリッジ52に対する残存保存クレジッ
ト割り当て128,130をチェックする。
【0122】 キーレス・ポータブル・セルラー電話34で開始された通話は、次に特徴的に
公衆電話網(PSTN14)を通じるなどしてEarth Eの任意の場所(例:宛先
電話12)へと通話を完了するシステム・サーバ30経由で宛先サーバに接続さ
れる。
【0123】 発信通話。発信通話の場合、ユーザは先ず(電話34aを開くか電話34b内
のマイク76をスライドさせることにより)キーレス・ポータブル電話34を起
動する。キーレス・ポータブル電話34はシステム・サーバ30への接続を行い
、承認を待つ。承認が得られると、自動化された音声認識サーバが適宜ユーザに
電話番号をダイヤルすることを促す(または呼び出し人を411検索サービスに
接続する)。通話が長距離の場合(例:カバー・エリア外)、通話はエアタイム
・カートリッジ52に対してデビットされる(エアタイム・カートリッジ52が
長距離サービスを許可している場合)か、ユーザが音声認識サーバと通信した場
合には料金が請求される。料金請求は、受領者へのコレクトコールかクレジット
カードまたはプリペイドテレフォンカードへのデビットにて完了する。
【0124】 発信通話の場合、音声認識サーバ44がユーザに対して電話12の電話番号な
どの望みの宛先識別の入力を促す。例えば、ユーザが望みの宛先電話番号を「21
2―555―1212と話がしたい」と入力する。音声認識サーバ44は次に、ユーザが
ダイヤルしたい番号を適宜確認する。確認が為されると、システム・サーバ30
は、地上基地のネットワークPSTN 14を通じるなどして通話を指定の地上回線へ
と送り出す。
【0125】 図25に、音声認識および仮想オペレータを持つセルラ・サービスを使用した
発信通話のフローチャート150を示す。起動152(例:キーレス・ポータブ
ル電話34bのマイク76を起動位置106bへとスライドさせる)により、キ
ーレス・ポータブル・セルラー電話34が有効になり、自動的に宛先サービス・
プロバイダ30への接続が試みられる。ユーザが現在範囲外にいるかシステム・
サーバ30が現在機能していない(すなわち、「ダウン」状態)などいずれのサ
ービス・プロバイダ30も現在有効でない場合は、予めプログラミングされた「
使用できません(No Service)」メッセージの表示158によりユーザにその事
実が伝えられる。サービスが有効160な場合は、接続が為される162。有効
性およびクレジット57の効力に関してATC ID58のチェック164が行
われる。いずれのクレジット57も残っていない166場合は、メッセージコー
ド168がユーザに返送される。クレジット(デビット・ユニット)カウンタが
プラス残高を示している場合、残存クレジット・メッセージ172が有効ユニッ
トの数をユーザに伝える。
【0126】 次に、接続は音声認識サーバ44(すなわち、仮想オペレータ)へと渡される
174。音声認識の試み176は、ユーザ確認により通話処理の前に為される。
ユーザ確認拒否178が行われた場合、ユーザは適宜実際のオペレータ180へ
と案内される。ユーザ接続が音声認識182または実際のオペレータ180を通
じて確認されると、接続184が公衆交換電話網(PSTN)14経由で試みら
れる(図14)。話中信号、間違い番号、または無効ダイヤルなどの通常のPS
TNエラーメッセジが適用される。使用エアタイムまたはオペレータ支援などの
適用可能サービスに対する接続の試みに対しても特定のデビット料金請求が行わ
れる(186)。
【0127】 通話が成功した場合、通話の持続のためにクレジットの配分額がモニターされ
る(188)。通話の終了前にクレジットが配分額190を消費した場合、通話
は中断され(194)、対応するメッセージ192がユーザに送信される。次に
、ATC ID 58を無効化し(196)、空のエアタイム・カートリッジ52
を使用しているキーレス・ポータブル・セルラー電話34からの通話を無効にす
る。料金請求記録は削除され、空のエアタイム・カートリッジ52のそれ以上の
使用を無効化する。上記のように、選択されたシステム実施例においては、エア
タイム・カートリッジ52が枯渇した場合、システム・サーバ30は直ちに通話
を切断せず、ユーザは、着信通話が保留になっている間に使用中のエアタイム・
カートリッジ52の交換が可能になる。ユーザにより終了された通話198の場
合、システムは終了時202にクレジット配分200をデビットする。
【0128】 着信通話。図25は発信通話送信用のキーレス・ポータブル電話34の使用を
示しているが、基本的なキーレス・ポータブル電話34も通話の受信に使用可能
である。着信通話の受信に使用されるキーレス・ポータブル電話34の場合、ユ
ーザは発呼者に対し、システム10を通じて発呼者がユーザに到達できるように
、キーレス形態電話34に付加されているページャID107を与える。
【0129】 基本的なポータブル電話34のユーザの呼び出しを希望する発呼者は、先ず発
呼者をシステム・サーバ30に接続するアクセス番号208(図26)をダイヤ
ルする。あて先キーレス・ポータブル電話34に対する番号識別子(代表標的識
別子は4桁から6桁の数字)の入力時に、システム・サーバ30は、希望のポー
タブル電話34に発呼者をルーティングする。基本的なキーレス・ポータブル電
話34は、音声信号(例:ブザー音またはベル音)または電話本体を通して見え
る点滅発光素子などのよる視覚信号により着信通話を示す。キーレス・ポータブ
ル電話34をオンにすると、通信接続が行われる。
【0130】 RF回路48のみを持つ基本的なキーレス・セルラー電話34は着信通話に使用
可能であるが、基本的なキーレス・セルラー電話34には通常電源が通っていな
い。起動状態においては、RF回路に電気が通じ、キーレス・セルラー電話34は
、特にオンゴーイング送信およびプリペイドのシングル・ユース・エアタイム通
信単位を必要とするシステム・サーバ30への接続を確立・維持する。
【0131】 ページャ回路を持つキーレス・ポータブル電話への着信通話。図26に、エア
タイム・カートリッジ52などの内部にページャ回路107(図8および図11
)を含むキーレス・ポータブル・セルラー電話34を持つ選択されたキーレス・
ポータブル・セルラー電話・システム10bを示す。ページャ回路107を持つポ
ータブル電話34の特徴として、ポータブル電話34の初期起動時には内部ペー
ジャ回路107は常にオンになっている。ページング回路107の特徴として、
消費電力が少なく、より長時間の使用が可能である。ページング信号36を受信
すると、通話32を有効化しながらより多くの電力を引き出すためにページャ回
路109から電話RF回路48への電力引き出し転送が選択できる。
【0132】 ページャ回路107はページャ識別109に付加されている(図11)。キーレ
ス・ポータブル・セルラー電話34は、システム・サーバ30へのアクセスの認
可と同様に、その特徴として、キーレス・ポータブル・セルラー電話34の寿命
を通じて電話34の識別および位置付けに使用される交換可能なエアタイム・カ
ートリッジ52を持っているため、キーレス・ポータブル・セルラー電話34に
は、その特徴として多くのエアタイム・カートリッジ52が添付されている。
【0133】 それ故、ページャ回路107には、システム・サーバ30が遠隔地のキーレス
・ポータブル・セルラー電話34を位置付けでき、通話を正確にキーレス・ポー
タブル・セルラー電話34にルーティングできるように一意のページャ識別10
9が含まれる。それ故、ページャ回路109を持つエアタイム・カートリッジ5
2には、ページャ識別109をリストアップする識別ラベル111(図10)か
ユーザまたは遠隔地のユーザの催促(例:「このATC番号は6472です」)
に従い接続発呼者に識別109を通信するアクセス可能な保存合成音声メッセー
ジなどユーザにページャ識別107を通知する他の方法が含まれる。
【0134】 ページャ識別109は一時的であり、エネルギー・ストレージ54またはエア
タイム・カートリッジのインストールされたクレジット55の寿命内(例:60
日または60分の使用のいずれか早い方)でのみ有効である。従って、ページャ
識別109(または基本エアタイム・カートリッジに対するATC接続番号)は
、時間内でエアタイム・カートリッジ52に対して複数回再使用ができる。エア
タイム・カートリッジ52用のページャ識別109は、システム・サーバ30に
対して割り当てられたページャ識別109のプールから選択されるのが望ましい
。ページャ識別109の再使用は、電話ネットワーク13の混雑を最小化する。
【0135】 1つの実施例においては、ページャ番号109はシステム・サーバ30に対す
る着呼番号208(内線番号に類似)に特徴的に添付される。ページャ番号10
9は、サーバ着呼番号208と共にダイヤルされるか、音声認識サーバ44など
に対して着呼番号208のダイヤル後に音声により入力される(例:「ページャ
『5555』に接続願います」)。
【0136】 他の実施例においては、ユーザは、保護パスワードにより保護されたウェブア
クセスなどを通じてページャID番号109と電話ID番号50とを統合するこ
とができる。次に、ユーザは、事前に確立された接続データベースおよび/また
は以前使用したページャID番号109を再使用することができる。この特徴は
、特にユーザが電子アドレス帳データベース38aなどの事前に確立および保存
された情報を再使用する電話本体34の遺失または起き忘れのケースで有効であ
る。
【0137】 ATCページャ識別109は電話番号である必要はなく、単にシステム・サー
バ30(例:「6472」)を通じたエアタイム・カートリッジ52の遠隔地の
ユーザに対するルーティング番号であれば良い。ページャ番号107に付加され
たシステム着呼番号208は、特に市内または国際接続である。同様に、着呼番
号208は電話番号である必要はない。例えば、システムは、発呼者が簡単にエ
リアコードやプレフィックスを呼び出すのに使用するページャ識別109が後に
続くエリアコード(例:415)内に電話プレフィックス(例:XXX)を適宜リ
ザーブする(例:ページャ識別109「6472」に対してダイヤルされる番号
は「1-415-XXX-6472」)。
【0138】 ページャ番号107に付加されているシステム着呼番号208はインターネッ
ト接続にも使用できる。インターネット接続では、発呼者は、システム・サーバ
30内に保存され、音声合成モジュールを通してユーザに読まれるテキスト・ベ
ースのメッセージの送信を選択する。
【0139】 キーレス・ポータブル・セルラー電話34のユーザは、その特徴として、他の
者を選択し、同ユーザを呼び出せるようにページャ識別109を提供する。例え
ば、ユーザはページャ識別109を発呼し、留守番電話に音声メールの一部とし
てページャ識別109を残す(例:「ページング6472によりコールバックし
て下さい」)。
【0140】 従来の電話12などからの着信呼者は、ページャ番号109とシステム・サー
バ30に中継し、サーバは会議記憶210に発呼セッションを送信する。会議記
憶210が接続サーバの可能性がある間は、同記憶はシステム・サーバ30内に
位置する。次にシステム・サーバ30は、発呼者が会議記憶210内において「
保留」になっている場合、ページング交換機26およびページング送信機28を通
じてページング信号36をセルラー電話34bに送信する。
【0141】 ページング回路190は、ページ信号36の受信時にページング信号212を
提供する(例:ベル音、ブザー音、チャイム、インジケータ・ライト、または振
動)。ポータブル電話34のユーザがページャ識別107を限定された数の人々
に配信した可能性がある場合、ポータブル電話のユーザは着信通話が望みの発呼
者からのものか、および同発呼者が着信通話を期待しているかを知ることができ
る。
【0142】 着信通話を接続するには、モバイル・ユーザは、マイク76を起動位置106
bまで下げるなどにより、キーレス・ポータブル・セルラー電話34の起動を選
択する。ページング回路109がユーザに対してブザー音またはベル音212に
よる通知を行っている間、電話回路48は、ユーザにより起動が選択されない限
り未起動状態になっている。着信通話は、ユーザがキーレス・ポータブル・セル
ラー電話34を起動しない限りシステム・サーバ30において保留されている。
【0143】 電話回路48が未起動状態であるため、ユーザは電話34bを起動するか否か
を選択することができる。接続時間は、エアタイム・カートリッジ52内のプリ
ペイドエアタイム通信単位57aから57nが「料金請求されている」ため、特
に通話がないことが予想される時または発呼者が通話中には、ユーザは電話34b
を起動しないことを選択できる。キーレス・ポータブル・セルラー電話34が起
動されないと、発呼者はサーバ30に言葉による音声メール・メッセージを残す
ことを選択できる。その後、ユーザはシステム・サーバ30に保存された音声メ
ールを検索できる。
【0144】 セルラー電話のユーザが電話34を起動した場合、電話34は、上記のように
自動的にシステム・サーバ30に接続し、キーレス・セルラー電話34からの発
信通話の場合と同様に、認証サーバ42がユーザを認証する。ユーザが認証され
ると、システム・サーバ30はATCID58を識別し、会議サーバ210内に
おいて同ATCID58に伴う未決通話が「保留」となっていることを知る。シ
ステム・サーバ30は、このようにしてユーザを未決通話にルーティングし、発
呼者が接続される。
【0145】 会議サーバ210が特徴的に保留キュー内の活性通話を保留にしている間、会
議サーバ210は、音声メールまたはテキスト・ベースのメールなどの情報を保
存することができる。好適な実施例においては、モバイル・ユーザからの着信が
あった場合に、システム・サーバは、ユーザが聴取または検索を選択できる1つ
以上のメッセージをサーバに通知する。音声メールの場合、システム・サーバは
保存音声メッセージを検索し、移動ユーザに対してメッセージを再生する。ユー
ザはメッセージの繰り返し再生、後の検索のための保存、および削除ができる。
コールバック番号を含む音声メールの場合は、音声認識サーバ44が同番号の検
索および保存を選択できるため、遠隔地の発呼者が音声コマンド「Call Back」
などにより保存番号を呼び出すことができる。
【0146】 代替実施例においては、発呼者は、着信通話受信のためにキーレスセルラー電
話34を起動しないユーザなどのために、音声メール・メッセージをシステム・
サーバ30または会議記憶210内に残すことができる。または、発呼者は、シ
ステム・サーバ30への着呼時に、セルラー電話のユーザへの電話接続や音声メ
ッセージを残す(発呼者がセルラー電話ユーザが会議に出席中であることを知っ
ている場合などに)ことを選択できる。
【0147】 リチャージブル・エアタイム・カートリッジ。図27に、蓄積エネルギー54
およびプリペイドエアタイム通信単位57aから57nの獲得セット55双方用
に再充電された再充電可能エアタイム・カートリッジ52aを持つキーレス・ポ
ータブル・セルラー電話34bの側面図128を示す。エアタイム・カートリッ
ジ52は、シングル・ユース・カートリッジ(再充電不可)である場合が多いが
、幾つかの好適な実施例においては、蓄積エネルギー54は再充電可能である。
他の好適な実施例では、通信単位57aから57nの新しいセット55が、職場
、家庭または販売機の設置場所などの遠隔地における獲得接続226(例:承認
インタネット接続)などを通してインストールされることがある。
【0148】 図27に、エアタイム・カートリッジ・ポート221を含むエアタイム・カー
トリッジのリチャージブル・ユニット220を示す。エアタイム・カートリッジ
221は、バッテリ接点224および認証モジュール接点228を持つリチャー
ジブル・エアタイム・カートリッジ52aを受け取る。ユーザが、エアタイム・
カートリッジ・ポート221内の枯渇したリチャージブル・エアカートリッジ5
2aを装着すると、バッテリ接点224がエネルギー入力接続222と接続され
、認証モジュール接点228がプリペイド獲得接続222と接続される。
【0149】 家庭ベースの獲得インターネット接続226の場合、ユーザが、エアタイム通
信単位57aから57nの新たに獲得されたセット55に対する支払準備(例:
クレジット・カードへの料金請求)を行っている間に、システム・サーバ30な
どへの保護および承認された接続(例:保護ソケット層SSL)の確立を求められ
ることがある。
【0150】 販売機ベースの獲得接続226の場合、ユーザはエアタイム通信単位57aか
ら57nの新たに獲得されたセット55に対する支払い準備のためにはクレジッ
トカードをスライドまたはスワイプするだけで良い。ユーザがカードに付加され
た(ATMカードなど用の)PIN番号の提供を求められることもある。
【0151】 上記のように、再充電器220へのATC情報の生成を提供するエアタイム通
信単位57aから57nのアルゴリズム的に生成されたセット55がユーザに販
売された場合、販売者は、システム・サーバ30にサーバ情報124の整合生成
も提供しなければならない。
【0152】 エアタイム・カートリッジの別の実施の形態においては、エネルギー・ストレ
ージは、取り外し可能(交換可能バッテリ)であり、プリペイドのシングル・ユ
ース通信単位57のセット55は、再充電可能である。
【0153】 交換可能エアタイム・カートリッジ。図28に、複数の取り外しおよび交換可
能なエアタイム・カートリッジ52a、52bを示す。エアタイム・カートリッ
ジ52a、52bは、適宜シングル・ユース・エネルギー源(例:再充電不可バ
ッテリ)を持つエアタイム・カートリッジ52a、52bなど用のエネルギー満
了記憶ラベル232を含む。この実施の形態では、電話本体90は再使用可能で
あり、取り外しおよび交換可能なエアタイム・カートリッジ52a、52b受信
用のコンセント231を含む。プリペイド・エアタイム・クレジット55が第1
のエアタイム・カートリッジ52aで枯渇している場合、ユーザは第1のエアタ
イム・カートリッジ52aを取り外し、第2のエアタイム・カートリッジ52a
をインストールして電話を再起動することができる。
【0154】 交換可能エアタイム・カートリッジ52は、提供されたサービスが各エアタイ
ム・カートリッジ52により内部的に提供される(すなわち、専門店からの起動
要求はない)ため、様々な方法で配布または販売することができる。例えば、キ
ーレス・ポータブル電話34または交換可能エアタイム・カートリッジ52は様
々な販売機または販売拠点からの購買が可能である。
【0155】 好適な実施例では、エアタイム・カートリッジ52は、エアタイム・カートリ
ッジ52を配布または販売するプロモーション宣伝に使用でき、宣伝文またはロ
ゴなどの補足情報を含む。
【0156】 別のサービスプロバイダ30は、オペレータ、共同ポリシー、および目標マー
ケットにより国内範囲、市内範囲、または海外サービスなどの異なるレベルのサ
ービスを選択・提供しながら、別の適切な交換可能エアタイム・カートリッジ5
2を販売する。キーレス・ポータブル・セルラー電話34用のRF回路48が別の
地域システム・サーバ30と整合している限りは、コンシューマはオプションと
して異なるサービスにより異なるキャリア30を使用して現在の通信要求を満た
すことができる。例えば、移動中のビジネス・ユーザは、カリフォルニアに居る
間に、西海岸での地域的使用を提供するエアタイム・カートリッジ52を使用で
きる。ニューヨークへの移動中には、ビジネス・ユーザは第1のエアタイム・カ
ートリッジ52を、素早く東海岸用の地域サービスを提供する第2のエアタイム
・カートリッジ52に交換できる。
【0157】 外部ソースからの情報入力。図29に、複数の外部情報ソース38aから38nから
システム・サーバ30に選択された情報が直接40または間接41に転送される
音声認識33オペレーティング・システムを持つキーレス・ポータブル・セルラ
ー電話・システム10cの機能ブロック図である。次に、転送された情報は特徴的
にシステム・サーバ30内に保存され、1つ以上のキーレス・ポータブル・セル
ラー電話34にアクセス可能となる。
【0158】 転送された情報は、外部コンピュータ、パーソナルデジタルアシスタント(例
:カリフォルニア州サニーベイルの3Com株式会社製造のPalmPilotTM)、または
通常の電話(例:音声を通じた音声認識システム44またはインターネット接続
により通常のダイヤル番号をキーインし、スピードデジタル番号に添付する)な
どの種々の外部情報ソース38aから38nより、または株式情報ソース38bや音楽チ
ャンネル38nなどのプレミアム外部サービスを通じて入手可能である。
【0159】 保存されたテキスト・ベースのメッセージの場合、音声認識システム46には
、保存テキストを読み出す音声合成モジュールが適宜含まれ、移動ユーザのため
に合成再生を提供する。この場合、コンピュータなどの周辺装置を使用して、遠
隔地のユーザに対してテキスト・ベースのメッセージへのアクセスを容易にする
システム・サーバ30に対するe−メールなどにより遠隔地のユーザにメッセー
ジを送信することができる。
【0160】 例えば、上記のように、ユーザはシステム・サーバ30に対してパーソナル電
子アドレス帳データベース38aをダウンロードすることができ、データベース
記録(通常呼び出す人々および電話番号)をシステム・サーバ30内のスピード
・ダイヤル番号に適宜リンクすることができる。この実施の形態では、ユーザが
プリペイド・エアタイム・カートリッジ52がインストールされている場合でも
アドレス帳情報を検索またはプログラミングされたスピード・ダイヤル番号を使
用できるように確立されたアドレス帳およびスピード・ダイヤル・コードのキー
レス・ポータブル・セルラー電話34へのリンクが選択されている。より正確に
音声認識ソフトにより検出され、仮想オペレータに確認されるように通話を位置
付けるために音声認識サーバ44に対してユーザが急速に簡単なスピードダイヤ
ルコードを提供できるように、スピードダイヤル番号のキーレス・ポータブル・
セルラー電話34からの使用が選択されている。ユーザ・データベースはパスワ
ードにより保護されており、承認されたユーザのみがデータにアクセスできる。
【0161】 図29においては、これとは別の外部情報ソース38bがユーザに対して株式
ポートフォリオに関連する情報のダウンロードを提供する。例えば、ユーザは外
部コンピュータからポートフォリオを追跡および更新された情報を更新されるシ
ステム・サーバ30に送信させることができる。または、ユーザはシステム・サ
ーバ30においてまたは他の外部ソースを通じて株式ポートフォリオを定義し、
ユーザがキーレス・ポータブル・セルラー電話34から更新された情報にアクセ
スできるようにシステム30は外部ソースから更新された情報を検索することが
できる。
【0162】 それ故、キーレス・ポータブル・セルラー電話34のユーザは、適宜数々のソ
ースからの有用な情報を持つ。上記の例において、ユーザは、電話番号に対して
1から10までのスピード・ダイヤル番号(音声認識サーバ44が通話に使用で
きる)を、株式ポートフォリオ情報に対しては、11から20までのスピード・
ダイヤル番号(システム・サーバが、音声合成ソフトを通じるなどしてユーザに
対してダウンロードおよび引用することができる)をリザーブすることができる
【0163】 外部ダウンロード可能音楽ソース38nも図29に示す。ダウンロード可能音
楽は、選択された交換可能エアタイム・カートリッジ52を通じてのアクセスな
どにより、キーレス・ポータブル・セルラー電話34で入手可能である。MPS
フォーマットで転送されるなどしたダウンロード可能音楽は、システム・サーバ
30を通じて再生、音楽信号を受信するとそれを再生する内部MP3プレーヤー
を持つ選択されたエアタイム・カートリッジにダウンロード、または後の再生な
どの用途のために内部エアタイム・カートリッジメモリに保存する。
【0164】 例えば、ユーザは、音楽38nをダウンロードするために限定された時間だけ
キーレス・ポータブル・セルラー電話34を起動でき、選択されたエアタイム・
カートリッジに内部的に音楽を保存してキーレス・ポータブル・セルラー電話3
4が未起動時(およびシステム・サーバ30に未接続時)などにユーザが1回以
上音楽を再生できるようにすることにより、保存された音楽を聞いている間のデ
ビットされたエアタイム通信単位57のコストを回避することができる。
【0165】 外部情報ソース38a、は音楽として記載されているが、転送されたデータ3
8には、ユーザが通信上で、店舗において、または再生ベースでアクセス可能な
ニュースリポート、会議、または音声書籍などの他の様々な聴覚情報が含まれる
【0166】 市内、地域、または外国通話サービスなどの異なるサービスまたは外部情報3
8aから38nの受信は、異なる交換可能エアタイム・カートリッジ52の使用
を通じるなどして、特にユーザに対して入手可能になっている。上記のように、
ユーザのアドレス帳38aまたは株式ポートフォリオ情報38bは、電話ID
50とリンクされる。このような保存されたインテリジェンスは特に一意の電話
ID 50に関連しており、エアタイム・カートリッジ52が変更されても、ユ
ーザは保存情報への継続したアクセスが可能である。このようなサーバ30内の
保存情報は、取り外し可能シングル・ユース・エアタイム・カートリッジ52が
その固有の性質として限られた時間内しか使用されないために同エアタイム・カ
ートリッジ52用のエアタイム・カートリッジIDには付加されない。
【0167】 しかしながら、異なるサービスへのプリペイド・アクセスは、異なる選択され
たカートリッジ52に対して特に使用可能である。それ故、電話IDが幾つかの選
択されたサービスにリンクされている間は、ATC ID 58は選択されたサー
ビスへのプリペイド・アクセスを可能にするために使用される。特定のキーレス
・ポータブル・セルラー電話34のユーザは、エアタイム・カートリッジ52の
対価が支払われた性能(例:株式引用38bへのアクセス用プレミアム)によって
選択されたサービスに対してプリペイド・アクセスが可能になる。それ故、プレ
ミアム・サービスを提供するエアタイム・カートリッジ52は、基本エアタイム
・カートリッジ52とは別に価格が決定される可能性がある。ユーザは、異なる
通話サービスまたは選択されたサービスに対するプリペイド・アクセスを提供す
るために複数のエアタイム・カートリッジを持つことができる。
【0168】 通信単位の確立。図30に、エアタイム・カートリッジ販売機236の略ブロ
ック図を示す。エアタイム・カートリッジ販売機236には、特に公衆交換電話
網14を通じた接続240などのシステム・サーバ30へのネットワーク接続2
48が含まれる。エアタイム・カートリッジ販売機236には、プロセッサ23
7および1つ以上のエアタイム・カートリッジ52の保持および配分のための1
つ以上のエアタイム・カートリッジ販売スタック242aから242nが含まれ
る。複数のスタック242aから242nは、異なるハードウェア(例:ページング回路
107)または異なるサービス(例:市内通話、長距離通話、アドレス帳、音楽
ダウンロード)を持つエアタイム・カートリッジ52の販売および配分、または
プリペイド・サービス・アクセス(例:通話時間の30分間、30日のATCシェル
フ寿命)の販売および配分のために使用される。
【0169】 エアタイム・カートリッジ販売機236の別の実施の形態に対する3つの主要
なオペレーションの形態には下記が含まれる: i)事前に焼いた(事前にプログラミングされた)(および有効化された)エアタ
イム・カートリッジ52は販売機236内にストックされる; ii)事前にプリ・バーンされた(事前にプログラミングされた)エアタイム・カ
ートリッジ52は、販売機236がエアタイム52の販売を通信している間販売
機236内にストックされ、販売時点においてネットワーク・アクセスが可能に
なる;または iii)空のエアタイム・カートリッジ52は販売機236にストックされ、サービ
ス・アクセスを可能にするために販売機236とシステム・サーバ30間のデー
タ送信への結合中に回線上でバーン・インされる(プログラミングされる)。
【0170】 図示されている選択された販売機実施例234においては、保存されたエアタ
イム・カートリッジ52は、通信単位57aから57nのセット55を受信するために
、記憶容量と共に内部的に生成される(例:空認証モジュール56[図3])が
、シングル・ユース・プリペイド・エアタイム通信単位57aから57nのセッ
ト55の制御可能な確立または販売機236内のバーン・イン・デバイス44に
よる「バーン・イン」のため、空のまま配信される。
【0171】 販売機には、支払いおよび制御インタフェース246、特に現金入力248、
クレジット/ATMカード入力250、インタフェーススクリーン252、キーパッ
ド254、スピーカ256、およびマイク258が含まれる。
【0172】 バーン・イン244前にまたはシングル・ユース・プリペイド・エアタイム通
信単位57aから57nのセット55の確立時に、ATC販売機236内のプロセッサ
237がシステム・サーバ30と接続238、240を通じて通信し、サーバ通
信単位130の整合セット128がキーレス・ポータブル・セルラー電話134
とシステム・サーバ30間に確立される(これにより、ユーザは新エアタイムを
キーレス・ポータブル・セルラー電話134内で使用でき、本確立中に相当する
通信単位ペア57,130が整合され使用中としてマークされる147、149
[図23])。空エアタイム・カートリッジがプログラミングされる本来の場所で
あるこのATC販売機236の実施例においては、ATC販売機236が承認さ
れた使用の承認のためにパスワード/ドングルにより保護される。同様に、AT
C販売機236は、エアタイム・カートリッジのすべてのユニット販売のロギン
グおよび通信のために必要である。販売時には、ATC販売機236は、ユーザ
が(ウェブ構成を通じるなどして)購買後にエアタイム・カートリッジを構成す
るユーザパスワードを適宜含む販売領収書を適宜印刷する。
【0173】 ユーザは、エアタイム・カートリッジ52の購買直後から共通にキーレス・ポ
ータブル・セルラー電話34に新しいエアタイム・カートリッジ52をインスト
ールできるために、サーバ通信単位130の対応セット128が直ちに確立され
ることは重要である(さもなくば、キーレス・ポータブル・セルラー電話34は
、通信サービスのためのシステム・サーバ30に対する承認された接続を行うこ
とができない)。好適な実施例においては、確立された満了日付134a、13
4b(例:60日)は購買時点で設定される。
【0174】 エアタイム・カートリッジ販売機236は、サーバ通信単位情報124および
エアタイム・カートリッジ通信単位情報126の整合アルゴリズム的生成122
(図20および図21)または複数の共用アルゴリズム123(図21)を使用
してシステム・サーバ30と販売機236間に複数の整合セット55、128(
すなわち、プリペイドエアタイムの目録)を確立するためのエアタイム・カート
リッジ52の販売時点の前に適宜システム・サーバ30に接続する。
【0175】 エアタイム・カートリッジを購入するには、ユーザは現金入力248に金銭2
62を、またはクレジット・カードまたはATMバンクカード264をクレジット/
ATMカード入力250に挿入する。支払いおよび制御インタフェース246は、
インタフェース・スクリーン252を通じた視覚プロンプトまたはスピーカ25
6を通じた音声プロンプトなどによりエアタイム・カートリッジ選択および支払
いプロセスを通じてユーザを適宜ガイドする。ユーザは、キーパッド254を通
じてまたはマイク258への音声コマンドなどによりエアタイム・カートリッジ
選択、支払いタイプ、またはクレジット・カード、PINコードなどの情報を入
力する。
【0176】 好適な実施例では、ATC販売機236は、エアタイム・カートリッジ処理プ
ロセス234中に音声認識サーバ44へのアクセスを提供する。音声認識サーバ
44は、音声プロンプトの再生やユーザの音声コマンドの音声認識などのプロセ
スを通じてユーザをガイドする。
【0177】 ユーザが希望のプリペイド・エアタイム・カートリッジの支払いを提供した場
合(すなわち、販売時点)、バーン・イン・デバイス244は、購入エアタイム
・カートリッジ52の認証モジュール56内で、シングル・ユース・エアタイム
通信単位57のセット55または共用アルゴリズム123(エアタイム・カート
リッジ57内のプロセッサがプリペイドシングル・ユース・エアタイム通信単位
57の同等のセット55を生成することを可能にする)をインストールする。そ
の後、ユーザが選択したエアタイム・カートリッジ販売スタック242は、購買
およびロードされたエアタイム・カートリッジを配分アクセス260を通じて配
分する。
【0178】 システム・ハードウェアの再使用可能性およびリサイクル。キーレス・ポータ
ブル・セルラー電話34およびエアタイム・カートリッジ52の顕著な優位性は
、それらが位置する場所において携帯プリペイド通信を確立できる簡便さにある
【0179】 上記のように、従来のセルラー電話のハードウェアは複雑なサービスプロバイ
ダ合意の確立および料金請求の目的で電子連番(すなわち、ドロップ番号)の確
立を必要とする。従来のセルラー電話の場合、それらサービスは、特に電話登録
の機能を実行できる訓練された人員を抱える専門店への訪問を必要とする。
【0180】 従来のセルラー電話への接続では、キーレス・ポータブル・セルラー電話34
の購買時には、ユーザの登録も、専門店への訪問も、社会保障番号および/また
はクレジット履歴情報などの個人情報の提出も求められない。代わりに、キーレ
ス・ポータブル・セルラー電話システム10は、プリペイドシングル・ユース・
エアタイム通信単位57のセット55の代価が支払われた獲得および保護された
送信を通じて通信の個別の時間ユニット63を提供する。
【0181】 上記のように、キーレス・ポータブル・セルラー電話34は固定の内部的にロ
ードされたプリペイド・エアタイム・カートリッジ(「破棄可能」キーレス・ポ
ータブル・セルラー電話34など)を持つか、または再充電可能または交換可能
プリペイド・エアタイム・カートリッジ52を持つことができる。再充電可能エ
アタイム・カートリッジ52の場合でも、プリペイドシングル・ユース・エアタ
イム通信単位57の新しいセット55の確立には専門店への訪問を必要としない
【0182】 エアタイム・カートリッジ52はATCID58を持ち、選択されたキーレス
・ポータブル・セルラー電話34は電話ID50を持っているが、ATCID5
8も電話も料金請求の目的でユーザにリンクされることはない。それ故、ユーザ
は多大な経済的リスク(未承認ユーザによる従来のセルラー電話に対する無制限
のアクセスに関する経済的リスク)を恐れることなく簡単にキーレス・ポータブ
ル・セルラー電話34またはエアタイム・カートリッジ52を破棄することがで
きる。キーレス・ポータブル・セルラー電話34の遺失や盗難に遭遇した場合で
も、経済的損失は、最大でもハードウェアおよび残りのプリペイドシングル・ユ
ース・エアタイム通信単位57のコストに限定される。
【0183】 また、上記のように、キーレス・ポータブル・セルラー電話34が持つキーパ
ッドなどの内部構造物や複雑な内部インテリジェンスは本来的に非常に少数であ
る。ほとんどのシステム処理インテリジェンス(例:認証および音声認識)はリ
モート・システム・サーバ30内に位置する。さらに、ほとんどのシステムメモ
リ(例:選択されたスピードダイアルおよびアドレス帳情報)はリモート・シス
テム・サーバ30内に位置する。
【0184】 キーレス・ポータブル・セルラー電話34はユーザに対して限定された経済的
リスクを提供しているため、それらは本来的に製造が簡単で、販売時点でユーザ
の料金請求登録を必要とせず、簡単に廃棄でき、複数のユーザ間でリサイクルお
よび再使用される。図31に、遠隔地RLでのキーレス・ポータブル・セルラー電
話34およびエアタイム・カートリッジ52の廃棄262、278および再使用
264、280を示す。
【0185】 飛行機AVなどにより遠隔地RLに到着したユーザは、内部エアタイム・カー
トリッジ52または1つ以上の交換可能エアタイム・カートリッジ52を持つキ
ーレス・ポータブル・セルラー電話34を簡単に購入することができる。ユーザ
は、サービス・プロバイダとの間に料金請求契約を結ぶ必要はなく、地方のビジ
ネス旅行MVに出かける時に、直ちにキーレス・ポータブル・セルラー電話34
を携帯通信のために使用することができる。
【0186】 遠隔地RLに到着したユーザが、地方の電話システムがどのように動作してい
るか分からない場合でも、同ユーザは、キーレス・ポータブル電話34またはエ
アタイム・カートリッジ52用のシングル・ユース通信単位57を遠隔地RLに
おける地方通信のために使用でき、簡単に通話ができる。
【0187】 図31において、キーレス・ポータブル・セルラー電話再使用センタ256に
は、電話投入容器268および電話配分容器270が含まれる。好適な実施例に
おいては、電話再使用センタ266には、ユーザ・キーレス・ポータブル・セル
ラー電話34の購入または「借入」またはプリペイドシングル・ユース・エアタ
イム通信単位57により事前ロードまたは再ロードされたキーレス・ポータブル
電話34の購入時に利用する販売インタフェース272が含まれる。
【0188】 延長された滞在の最後に、ユーザはいずれかの電話再使用センター266にお
いてキーレス・ポータブル・セルラー電話34を簡単に廃棄268することがで
きる。好適な実施例においては、再使用センター266には、キーレス・ポータ
ブル・セルラー電話34返却の補償としての廃棄料金返還274が含まれる。
【0189】 同様に、ユーザは簡単に1つ以上の交換可能エアタイム・カートリッジ52を
購入できる。キーレス・ポータブル・セルラー電話34の場合と同様に、ユーザ
はサーバ・プロバイダとの間で料金請求契約を結ぶ必要はなく、適切に組み込ま
れたキーレス・ポータブル・セルラー電話34を持つプリペイド・エアタイム・
カートリッジ52を直ちに通信に使用することができる。
【0190】 図31において、キーレス・ポータブル・セルラー電話再使用センタ266に
は、エアタイム・カートリッジ投入容器282およびエアタイム・カートリッジ
配分容器284を持つATC再使用モジュール276も含まれる。好適な実施例
では、ATC再使用モジュール276には、ユーザが充電を必要とする空エアタ
イム・カートリッジ54(ロードされたまたは前ユーザからの残りのエアタイム
通信単位57を持たない)の購買または「借入」またはプリペイドシングル・ユ
ース・エアタイム通信単位57のセット55により事前ロードされたエアタイム
・カートリッジ52の購入時に利用するATC再使用販売インタフェース286
が含まれる。好適な実施例においては、ATC再使用モジュール276は、エア
タイム・カートリッジ52の返却に対する補償としてのATC廃棄返却288を
含むことができる。
【0191】 それ故、延長された滞在の最後においてユーザは、簡単にエアタイム・カート
リッジ52の廃棄およびリサイクルができる。再充電可能なエネルギー供給源5
4およびプリペイドシングル・ユース・エアタイム通信単位57用などの再充電
可能なエアタイム・カートリッジ52の場合、再使用センタ266は適宜再充電
器220を含む。
【0192】 それ故、図31に示すように、キーレス・ポータブル・セルラー電話34は使
用の終了時に捨てることができ、多くのユーザに即時プリペイド通信を提供する
ためにリサイクルすることができる。
【0193】 好適な実施例においては、上記のように、外部ソース38からの情報は適宜シ
ステム・サーバ30に保存され、遠隔地RLにおいても適宜ユーザに対してアク
セス可能になる。例えば、遠隔地(例:フランス)において延長された時間(例
:2ヶ月)を過ごすビジネス・ユーザの場合、同ユーザは個人電子アドレス帳3
8aの確立または検索が選択でき、滞在の持続のためにキーレス・ポータブル・
セルラー電話34(例:電話ID50)にリンクすることができる。
【0194】 個人電子アドレス帳38a(図29)などのキーレス・ポータブル・セルラー
電話34にリンクされた(すなわち、電話ID50にリンクされた)外部情報3
8の場合、ビジネス旅行の最後などにキーレス・ポータブル・セルラー電話34
のリサイクルを望むユーザは、キーレス・ポータブル・セルラー電話34の将来
のユーザによるリンクされた情報へのアクセスの回避を望む場合がある。
【0195】 それ故、1つの好適な実施例においては、ユーザはシステム・サーバ30に簡
単に接続でき、システム・サーバ30に対してリモート情報38のリンク解除ま
たは電話ID50にリンクされた保存情報38の消去を指示することができる。
【0196】 別の実施の形態においては、ユーザは同ユーザのビジネス日程に合わせてリン
クされた情報38の満了日付を確立することができる(例:ユーザが特定の日付
に遠隔地から帰還する場合)。
【0197】 異なる別の実施の形態では、エアタイム・カートリッジ52には、電話ロジッ
ク84(図5)がアクセスする情報(例:アドレス帳、スピードダイアル番号)
のダウンロードおよび短期間の保存を可能にする内部メモリ(認証モジュール5
6内などの)が含まれる。メモリ満了日付の最後に、またはエアタイム・カート
リッジ満了日付134の近くでメモリが満了する。
【0198】 モデム付きキーレス・ポータブル電話。キーレス・ポータブル・セルラー電話
34およびシステム・サーバ30の代表的な実施例は音声ベースの信号32(す
なわち、聴覚データ)を通信し、システム10の好適な実施例は、他のデータを
通信するために改造することができる。例として、図32に、キーレス・ポータ
ブル・セルラー電話34内のエアタイム・カートリッジ52が、ユーザがそれを
通じてインターネット接続を確立するモデム292を含む選択されたシステムデ
ータアプリケーション290をしめす。選択されたエアタイム・カートリッジ5
2には、インターネット・ブラウザ・アプリケーション298を持つ携帯ラップ
トップ・コンピュータ296などのコンピュータ296に接続されるモデムアタ
ッチメント294(例:シリアルポートコネクタ)が含まれる。選択されたエア
タイム・カートリッジ52には、ユーザがダイアルイン・ログインの初期化およ
びインターネット・サービス・プロバイダ(ISP)からのインターネットへの
接続の時間増分(例:ワールド・ワイド・ウェブ「サーフィン」のプリペイド時
間)の受信時に利用するプリペイドシングル・ユース通信単位57のセットが含
まれる。
【0199】 キーレス音声起動ポータブル電話34およびシステム10は、広範なユーザに
有用かつ便利な通信を提供する。仕事や休暇時の短期間の使用であっても、ユー
ザは、従来のセルラー電話に対する長期のキャピタル・コミットメントや複雑な
起動またはサービス契約なしで直ちにキーレス音声起動ポータブル電話34を入
手・使用できる。通信に対する支払いは、ユーザの発信または着信通話の進行に
従って行われ、いかなる時でも、世界中のいかなる場所Eにおいても、購入と同
時にキーレス音声起動ポータブル電話34の使用を可能にする。
【0200】 キーレス・ポータブル電話34は、プリペイド・エアタイム通信単位57の与
えられた量、すなわち限定された使用時間(例:シェルフ寿命134)に基づい
た通信に対する固定の明解な料金を保証する。このようなセルラー電話34は、
使用が終わると、余分な料金の支払いを必要とせずに躊躇なく廃棄(またはリサ
イクル)できる。キーレス音声起動携帯セルラー電話34は、機能がキーレス・
ポータブル電話34の機械的能力ではなくサーバ30に依拠しているため、ダイ
ヤルパッドもファンクション・キーも必要としない。
【0201】 同様に、キーレス・ポータブル電話34の代替実施例は非常に小さくできる。
ハンズフリー・アプリケーション300を示す図33中の被覆の項に携行可能な
キーレス・ポータブル・セルラー電話34が添付されている。携行可能なキーレ
ス・ポータブル・セルラー電話34には、ユーザが単にマイク76を引くだけ電
話34を起動でき、音声認識サーバ44を使用して電話34を制御できる接続マ
イクにより起動可能なハンドセット302を含む。
【0202】 図34に、ミニチュア・キーレス・ポータブル・セルラー電話34dが自動車MV
のダッシュボードDBに取り外しができるように搭載されたモバイル・ハンズフ
リー・アプリケーション304を示す。ミニチュアキーレス・ポータブル・セル
ラー電話34bには、スピーカをユーザの方向に向けられるように方向付け可能
スピーカ74が含まれる。セルラー電話34dには、ユーザが単にマイクを引く
だけで電話34が使用でき、音声認識サーバ44を使用して自動車MVの運転中
などにハンズフリーで電話34の操作を制御できるように起動可能かつ方向付け
可能マイク76が含まれる。
【0203】 キーレス・ポータブル・セルラー電話34は、他の小さなアプリケーション用
に簡単に改造または、時計や携帯ラジオ内などの他の装置内に組み込むことがで
きる。同様に、キーレス・ポータブル電話は、例えば異なるサービスへのアクセ
ス提供または最初にインストールしたエアタイム・カートリッジ52から2番目
にインストールしたエアタイム・カートリッジ52への通話の深夜の転送用とし
て複数のプリペイド・エアタイム・カートリッジ52を持つことができる。
【0204】 キーレス・ポータブル電話システムおよびその使用法をここにセルラ電話シス
テムとの関連で記したが、機器およびテクニックは、希望により他の通信装置や
それらの組み合わせで利用できる。
【0205】 従って、特定の好適な実施例を参照することにより本発明を詳細に記述したが
、本発明が関連する当業者は、下記請求項の精神および適用範囲を逸脱しない範
囲内で、種々の変更および改善が行われることを認めることができよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 音声認識オペレーティングシステムを有するキーレスポータブルセルラー電話
システムの機能ブロック図である。
【図2】 音声認識オペレーティングシステムを有するキーレスポータブルセルラー電話
システムのためのシステムサーバの機能ブロック図である。
【図3】 エアタイムカートリッジを有するキーレスポータブルセルラー電話のブロック
図である。
【図4】 一組の前払いのシングル・ユースの通信単位の定義された時間価値を示すブロ
ック図である。
【図5】 キーレスポータブルセルラー電話のためのハードウェアコンポーネントのブロ
ック図である。
【図6】 起動可能キーレスポータブルセルラー電話の前面図である。
【図7】 起動可能キーレスポータブルセルラー電話の側面図である。
【図8】 エアタイムカートリッジ内のページャー回路を有するマイクロフォン起動可能
キーレスポータブルセルラー電話の前面図である。
【図9】 マイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の上面図である。
【図10】 マイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の下面図である。
【図11】 マイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の右側面図である。
【図12】 マイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の左側面図である。
【図13】 マイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の背面図である。
【図14】 図8に示されたマイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の部
部的前面断面図である。
【図15】 図8に示されたマイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の部
部的左側カッタウェイ図である。
【図16】 図8に示されたマイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の上
面断面図である。
【図17】 図8に示されたマイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の中
央断面図である。
【図18】 図8に示されたマイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の下
部断面図である。
【図19】 マイクロフォン起動可能キーレスポータブルセルラー電話の他の実施形態の部
分的拡大組立図である。
【図20】 サーバ情報及びエアタイムカートリッジ情報のアルゴリズムによる生成の機能
ブロック図である。
【図21】 サーバ情報及びエアタイムカートリッジ情報のアルゴリズムによる生成の他の
実施形態の機能ブロック図である。
【図22】 オーセンティケーション情報パケットのブロック図である。
【図23】 順次的な送信及び暗号化されたエアタイム通信単位を示す概略図である。
【図24】 通話の確立の間の、キーレスポータブルセル電話とシステムサーバの間の通信
を示す機能ブロック図である。
【図25】 音声認識及び仮想オペレータを有するセルラーサービスを使用した、発信通話
の通話開始のフローチャートである。
【図26】 キーレスポータブルセルラー電話がページャ回路を含むような、好適なキーレ
スポータブルセルラー電話システムにおける着信通話のためのブロック図である
【図27】 蓄積エネルギー及び取得された前払いのエアタイム通信単位の両方に着いて再
チャージされている、リチャージャブルエアタイムカートリッジを有するキーレ
スポータブルセルラー電話を示す図である。
【図28】 複数の交換可能エアタイムカートリッジを有するキーレスポータブルセルラー
電話を示す図である。
【図29】 情報が複数の外部ソースから利用可能な、音声認識オペレーティングシステム
を有するキーレスポータブルセルラー電話システムのための機能ブロック図であ
る。
【図30】 販売時に1つ以上のエアタイムカートリッジ中に、前払いのシングル・ユース
のエアタイム通信単位のセットを遠隔から確立するシステムサーバと通信するエ
アタイムカートリッジ販売機を示す図である。
【図31】 遠隔地での、キーレスポータブルセルラー電話及びエアタイムカートリッジの
リサイクル及び再使用を示す図である。
【図32】 ユーザがそれを通じてインターネット接続を確立することができる、モデムを
含むエアタイムカートリッジを有するキーレスポータブルセルラー電話を示す図
である。
【図33】 ヘッドセットを有する小型キーレスポータブルセルラー電話を示す図である。
【図34】 自動車のダッシュボード設置の小型キーレスポータブルセルラー電話を示す図
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/50 H04B 7/26 109R 5K067 H04Q 7/38 G10L 3/00 551A (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA, BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,C Z,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH ,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP, KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,L S,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW ,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD, SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,T T,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5D015 AA05 KK02 5K015 AA06 AA07 AA10 AB00 AD01 AD02 AF07 CA04 5K023 AA07 BB02 BB04 BB11 GG00 5K024 AA15 BB01 BB02 BB05 CC11 DD01 EE09 GG01 GG03 5K027 AA11 BB02 HH20 HH21 HH23 5K067 AA29 AA34 BB04 BB22 EE00 EE04 EE10 EE16 HH13 HH21 HH24 KK17 【要約の続き】 プライおよびプリペイド通信ユニットのためのストレー ジを有しているか、または典型的にはエネルギー供給源 と、記憶またはプリペイド・シングル・ユースの通信単 位のセットを生成するいずれかの能力を含んでいる。

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 認証された通信の離散的な時間増分を規定するアルゴリズム
    的に生成されるシーケンシャル・シングル・ユースの複数のサーバ通信単位を含
    むシステム・サーバと、 無線電話回路と、エネルギー・ストレージと、エアタイム・カートリッジ識別
    子とを含むエアタイム・カートリッジと、アルゴリズム的に生成されたシーケン
    シャル・プリペイド・シングル・ユースのエアタイム通信単位とを含むキーレス
    ・ポータブル無線電話とを含み、それぞれの前記アルゴリズム的に生成されたプ
    リペイド・シングル・ユース通信単位は、前記システム・サーバのアルゴリズム
    的に生成された前記複数のシーケンシャル・サーバ通信単位に対応して適合され
    、前記アルゴリズム的に生成されたプリペイド・シングル・ユース・エアタイム
    通信単位は、それぞれ認証された通信の離散的な時間増分を規定すると共にそれ
    ぞれ固有の識別子を含んでおり、 前記固有の識別子を有する前記アルゴリズム的に生成されたプリペイド・シン
    グル・ユースのエアタイム通信単位のそれぞれの前記キーレス・ポータブル無線
    電話から前記システム・サーバへのシーケンシャルな通信は、前記システム・サ
    ーバのそれぞれの前記対応する複数のアルゴリズム的に生成されたシーケンシャ
    ル・シングル・ユースのサーバ通信単位に適合し、前記システム・サーバは、前
    記アルゴリズム的に生成されたシングル・ユースの通信単位の対応するそれぞれ
    と、前記アルゴリズム的に生成されたプリペイド・シングル・ユースのエアタイ
    ム通信単位との間のマッチングに基づいて前記キーレス・ポータブル無線電話に
    ついて前記規定され認証された通信の時間的増分を割り当てることを特徴とする
    通信システム。
  2. 【請求項2】 前記エアタイム・カートリッジは、メモリを含み、前記エア
    タイム・カートリッジ内の単位キーと前記複数のアルゴリズム的に生成されたプ
    リペイド・シングル・ユースのエアタイム通信単位とは、前記メモリに記憶され
    ることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記エアタイム・カートリッジは、エアタイム・プロセッサ
    とアルゴリズムとを含み、前記エアタイム・カートリッジ内の前記複数のアルゴ
    リズム的に生成されたプリペイド・シーケンシャル・シングル・ユースのエアタ
    イム通信単位は、前記アルゴリズムを使用して前記エアタイム・プロセッサによ
    り生成されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 【請求項4】 前記システム・サーバは、サーバ・メモリを含んでおり、前
    記サーバ内の前記アルゴリズム的に生成されたシーケンシャル・シングル・ユー
    スのサーバ通信単位は、前記サーバ・メモリ内に記憶されることを特徴とする請
    求項1に記載の通信システム。
  5. 【請求項5】 前記システム・サーバは、サーバ・プロセッサとアルゴリズ
    ムとを含み、前記システム・サーバ内の前記アルゴリズム的に生成されるシーケ
    ンシャル・シングル・ユースのサーバ通信単位は、前記アルゴリズムを使用して
    前記サーバ・プロセッサにより生成されることを特徴とする請求項1の通信シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記システム・サーバは、公衆切り替え電話ネットワークと
    通信し、前記システム・サーバは、前記キーレス・ポータブル無線電話と、前記
    公衆切り替え電話ネットワークとの間の前記規定され離散的な認証された通信の
    時間増分を割り当てることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記システム・サーバは、音声認識サーバを含み、前記キー
    レス・ポータブル無線電話に入力された前記音声コマンドは、前記音声認識サー
    バにより翻訳されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記音声コマンドは、電話番号であることを特徴とする請求
    項7に記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記音声コマンドは、スピード・ダイヤル番号であることを
    特徴とする請求項7に記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記音声コマンドは、名前であることを特徴とする請求項
    7に記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記音声コマンドは、音声メール識別子であることを特徴
    とする請求項7に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記音声コマンドは、あて先であることを特徴とする請求
    項7に記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記システム・サーバは、料金請求サーバを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記通信されるアルゴリズム的に生成されるプリペイド・
    シングル・ユースのエアタイム通信単位はそれぞれ、暗号化アルゴリズムにより
    生成されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記固有の識別子を含む前記暗号化され通信されるアルゴ
    リズム的に生成されるプリペイド・シングル・ユースのエアタイム通信単位は、
    3DESを使用して暗号化されることを特徴とする請求項1に記載の通信システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、電話識別子を含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、ノーマリ・インア
    クティベートとされることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  18. 【請求項18】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、ページング回路を
    含み、着信通話は、前記システム・サーバに記憶され、前記ページング回路が起
    動されて前記着信し、記憶された通話をアナウンスし、前記ノーマリ・インアク
    ティベートのキーレス・ポータブル無線電話は、選択的にユーザにより起動され
    て前記着信し、前記システム・サーバに記憶された通話を接続することを特徴と
    する請求項17に記載の通信システム。
  19. 【請求項19】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、第1のオープン・
    ポジションと第2のクローズ・ポジションとを含むマイクロフォン起動スイッチ
    を含んでおり、前記第1のオープン・ポジションから前記第2のクローズ・ポジ
    ションへのマイクロフォンの運動は、前記電話を起動し、前記第2のクローズ・
    ポジションから前記第1のオープン・ポジションへのマイクロフォンの運動は、
    前記電話を不活性化させることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、起動された場合に
    は自動的に前記システム・サーバに通信して通信を確立することを特徴とする請
    求項1に記載の通信システム。
  21. 【請求項21】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、ページャ識別子を
    含むページャ回路を含んでおり、前記ページャ回路は、前記システム・サーバに
    より起動されて前記ユーザに警告することを特徴とする請求項1に記載の通信シ
    ステム。
  22. 【請求項22】 前記サーバは、前記キーレス・ポータブル無線電話との間
    で通信接続を記憶された情報へと回送するための手段を含むことを特徴とする請
    求項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 前記サーバは、前記キーレス・ポータブル無線電話との間
    で通信接続を着信通話へと回送するための手段を含むことを特徴とする請求項2
    2に記載のシステム。
  24. 【請求項24】 前記ページャ回路は、前記セルラ回路と独立して機能する
    ことを特徴とする請求項22に記載の通信システム。
  25. 【請求項25】 前記エネルギー・ストレージは、リチャージブルであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  26. 【請求項26】 前記エネルギー・ストレージは、シングル・ユースのエネ
    ルギー供給源であることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  27. 【請求項27】 前記エアタイム・カートリッジは、交換可能であり、前記
    エネルギー・ストレージは、前記交換可能のエアタイム・カートリッジ内に配置
    されることを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  28. 【請求項28】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、電話識別子を含み
    、前記システム・サーバは、情報と共に前記キーレス・ポータブル無線電話のユ
    ーザに伴うための手段と、前記電話識別子と共に前記ユーザに対して前記情報に
    伴うための手段とを含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  29. 【請求項29】 前記情報は、前記システム・サーバに記憶されることを特
    徴とする請求項1に記載の通信システム。
  30. 【請求項30】 前記情報は、アドレス・ブック・データベースであること
    を特徴とする請求項29に記載の通信システム。
  31. 【請求項31】 さらに、前記エアタイム・カートリッジを最初に起動する
    ことを判断するための手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の通信システ
    ム。
  32. 【請求項32】 アルゴリズムを与えるステップと、 前記アルゴリズムを使用して複数のシーケンシャル・シングル・ユースのサー
    バ通信単位を生成するステップであって、前記複数のアルゴリズム的に生成され
    たシング・ユースのシーケンシャル・サーバ通信単位が、認証された通信の離散
    的な時間増分を規定するステップと、 システム・サーバに対して前記複数のシーケンシャル・シングル・ユースのサ
    ーバ通信単位を供給するステップと、 前記アルゴリズムを使用して固有の識別子を有するシーケンシャル・シングル
    ・ユースのエアタイム通信単位を生成するステップであって、前記複数のアルゴ
    リズム的に生成されたシーケンシャル・シングル・ユースのエアタイム通信単位
    のそれぞれは、認証された通信の規定され離散的な時間増分を規定し、かつ前記
    複数のアルゴリズム的に生成されたシングル・ユース・シーケンシャル・サーバ
    通信単位のそれぞれに対応して適合するステップと、 無線電話回路と、エネルギー・ストレージと、エアタイム・カートリッジ識別
    子を含むエアタイム・カートリッジとを含むキーレス無線電話を与えるステップ
    と、 前記固有の識別子を含む前記複数のシーケンシャル・シングル・ユースのエア
    タイム通信単位に対してプリペイド・ベースで前記キーレス・ポータブル無線電
    話内の前記エアタイム・カートリッジを確立するステップと、 前記キーレス・ポータブル無線電話からのエアタイム・カートリッジ識別子の
    通信の受信に応じて前記システム・サーバに対してアクセスを認証し、固有の識
    別子を含むシーケンシャル・シングル・ユースのエアタイム通信単位のシーケン
    シャルな1つまたはそれ以上の通信に応じて、前記アルゴリズムを使用して前記
    固有の識別子のそれぞれから前記シーケンシャル・シングル・ユースのエアタイ
    ム通信単位のそれぞれをリトリーブし、前記通信されたシーケンシャル・シング
    ル・ユースのエアタイム通信単位の、前記システムサーバ内におけるそれぞれを
    対応する前記シーケンシャル・シングル・ユースのサーバ通信単位それぞれと適
    合させることで前記キーレス・ポータブル無線電話について認証された通信の前
    記離散的な時間増分を認証するステップとを含むことを特徴とするプロセス。
  33. 【請求項33】 前記エアタイム・カートリッジは、認証モジュール・メモ
    リを含み、前記固有の識別子を含む前記複数のシーケンシャル・シングル・ユー
    ス・エアタイム通信単位の前記エアタイム・カートリッジの確立は、前記認証モ
    ジュール・メモリへと前記複数のシーケンシャル・シングル・ユースのエアタイ
    ム通信単位を記憶するステップからなることを特徴とする請求項32に記載のプ
    ロセス。
  34. 【請求項34】 前記エアタイム・カートリッジは、エアタイム・プロセッ
    サとアルゴリズムとを含み、前記エアタイム・カートリッジ内の前記複数のアル
    ゴリズム的に生成されたプリペイド・シーケンシャル・シングル・ユースのエア
    タイム通信単位を確立するステップは、前記アルゴリズムを使用して前記エアタ
    イム・プロセッサにより実行されることを特徴とする請求項32に記載のプロセ
    ス。
  35. 【請求項35】 前記システム・サーバは、サーバ・メモリを含んでおり、
    前記サーバ内の前記アルゴリズム的に生成されたシーケンシャル・シングル・ユ
    ースのサーバ通信単位は、前記サーバ・メモリ内に記憶されることを特徴とする
    請求項32に記載のプロセス。
  36. 【請求項36】 前記システム・サーバは、サーバ・プロセッサとアルゴリ
    ズムとを含み、前記システム・サーバ内の前記アルゴリズム的に生成されるシー
    ケンシャル・シングル・ユースのサーバ通信単位は、前記アルゴリズムを使用し
    て前記サーバ・プロセッサにより生成されることを特徴とする請求項32のプロ
    セス。
  37. 【請求項37】 前記システム・サーバは、公衆切り替え電話ネットワーク
    と通信し、前記規定され離散的な認証された通信の時間増分を割り当てるステッ
    プは、前記キーレス・ポータブル無線電話と、前記公衆切り替え電話ネットワー
    クとの間の通信を可能とすることを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  38. 【請求項38】 さらに、前記システム・サーバにおいて前記キーレス・ポ
    ータブル無線電話へと入力される音声コマンドを翻訳するステップを含むことを
    特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  39. 【請求項39】 前記音声コマンドは、電話番号であることを特徴とする請
    求項38に記載のプロセス。
  40. 【請求項40】 前記音声コマンドは、スピード・ダイヤル番号であること
    を特徴とする請求項38に記載のプロセス。
  41. 【請求項41】 前記音声コマンドは、名前であることを特徴とする請求項
    38に記載のプロセス。
  42. 【請求項42】 前記音声コマンドは、音声・メール識別子であることを特
    徴とする請求項38に記載のプロセス。
  43. 【請求項43】 前記音声コマンドは、あて先であることを特徴とする請求
    項38に記載のプロセス。
  44. 【請求項44】 前記システム・サーバは、料金請求サーバを含むことを特
    徴とする請求項32に記載のプロセス。
  45. 【請求項45】 前記通信されるアルゴリズム的に生成されるプリペイド・
    シングル・ユースのエアタイム通信単位はそれぞれ、暗号化アルゴリズムにより
    生成されることを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  46. 【請求項46】 前記固有の識別子を含む前記暗号化され通信されるアルゴ
    リズム的に生成されるプリペイド・シングル・ユースのエアタイム通信単位は、
    3DESを使用して暗号化されることを特徴とする請求項45に記載のプロセス
  47. 【請求項47】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、電話識別子を含む
    ことを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  48. 【請求項48】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、ノーマリ・インア
    クティベートとされることを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  49. 【請求項49】 前記キーレス・ポータブル無線電話は、ページング回路を
    含み、着信通話は、前記システム・サーバに記憶され、前記ページング回路が起
    動されて前記着信し、記憶された通話をアナウンスし、前記ノーマリ・インアク
    ティベートのキーレス・ポータブル無線電話は、選択的にユーザにより起動され
    て前記着信し、前記システム・サーバに記憶された通話を接続することを特徴と
    する請求項32に記載のプロセス。
  50. 【請求項50】 さらに、 前記キーレス・ポータブル無線電話が起動された場合には、前記キーレス・ポ
    ータブル無線電話から自動的に前記システム・サーバに通信して通信を確立する
    ステップを含むことを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  51. 【請求項51】 前記キーレス無線電話は、ページャ識別子を含むページャ
    回路を含むことを特徴とする請求項43に記載のプロセス。
  52. 【請求項52】 さらに、 前記システム・サーバにおける公衆切り替え電話ネットワークからの着信通話
    を記憶するステップと、 前記キーレス・ポータブル無線電話における前記ページャ回路に対して着信通
    話・ページング信号を送信するステップとを含むことを特徴とする請求項51に
    記載のプロセス。
  53. 【請求項53】 さらに、 前記システムサーバにおいて前記キーレス・ポータブル無線電話への着信通話
    を受信するステップと、 前記受信した着信通話を、音声メール・レシーバ、コールバック・ナンバ・レ
    シーバ、および通話ホールド・レシーバからなる群の適切なレシーバのうちの1
    つへと制御しつつ回送するステップと、 前記システム・サーバへの前記キーレス・ポータブル電話の接続に応じて、前
    記キーレス・ポータブル無線電話に対して前記受信した着信通話を制御して回送
    するステップと、 前記適切なレシーバに対して前記キーレス・ポータブル無線電話を選択して回
    送するステップとを含むことを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  54. 【請求項54】 前記ページャ回路は、着信通話信号を含むことを特徴とす
    る請求項52に記載のプロセス。
  55. 【請求項55】 前記エネルギー・ストレージは、リチャージブルであるこ
    とを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  56. 【請求項56】 前記エネルギー・ストレージは、シングル・ユースのエネ
    ルギー供給源であることを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  57. 【請求項57】 前記エネルギー・ストレージは、前記エアタイム・カート
    リッジ内に含まれることを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  58. 【請求項58】 前記エアタイム・カートリッジは、交換可能であることを
    特徴とする請求項32に記載のプロセス。
  59. 【請求項59】 さらに、 外部ソースから前記システムサーバの情報を受信するステップを含むことを特
    徴とする請求項32に記載のプロセス。
  60. 【請求項60】 前記受信した情報は、前記システムサーバに記憶されるこ
    とを特徴とする請求項59に記載のプロセス。
  61. 【請求項61】 前記情報は、アドレス・ブック・データベースであること
    を特徴とする請求項60に記載のプロセス。
  62. 【請求項62】 さらに、 前記キーレス・ポータブル電話において使用されるように、前記通信されアル
    ゴリズム的に生成されたプリペイド・シングル・ユースのエアタイム通信単位の
    それぞれをマーキングするステップを含むことを特徴とする請求項32に記載の
    プロセス。
  63. 【請求項63】 さらに、 前記エアタイム・カートリッジを最初に起動することを判断するステップを含
    むことを特徴とする請求項32に記載のプロセス。
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