JP2002527696A - 2つの金属管の一体型ねじ込み接続 - Google Patents

2つの金属管の一体型ねじ込み接続

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    • F16L15/001Screw-threaded joints; Forms of screw-threads for such joints with conical threads
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、雄部材(11)と雌部材(31)とから成る2つの金属管の一体型ねじ込み組立体(10)に関する。雄部材と雌部材は、それぞれ、支持面(14、38)、テーパ状ねじ(15、35)、台座(17、37)、及び端面(18、34)から成る。端面及び支持面は組立体の軸XXに垂直な平面である。雄台座(17)は、リップ(20)によって、雄ねじ(15)と分離されている。当該リップ(20)は、雄ねじ(15)の円錐と同一の円錐状のテーパ状リップ面(16)を有し、実質的に、雄ねじ根の接線(19)の延長線D1上にある。雄部材(11)の端面(18)と支持面(14)の間の距離PLは、雌部材(31)の端面(34)と支持面(38)との間の距離BLに適合させるため、組み立て作業の最終において、最初に支持面の内ペア(18、38)の接合が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、2つの金属管の一体型ねじ込み接続に関する。
【0002】 一体型のねじ込み接続には、第一の管の端部に位置する雄ねじ部材が含まれる
。この雄ねじ部材は、中間のスリーブ型部材なくして、第二の管の端部にある雌
ねじ部材と接続する。
【0003】 公知の一体型ねじ込み接続は、特に、炭化水素井筒や例えば地熱井といった同
様の井筒用の生産用管材、ケーシングパイプ、ドリルパイプを一列に並べたもの
を製作するために用いられてきた。
【0004】 米国特許4521042号には、次の構成から成る一体型のねじ込み接続につ
いて記載がある。 −2つの放射状に遠方のステップにある雄ねじ及び雌ねじ −3組の環状の横面、中間の組はねじの2つのステップの間にあり、外の組は雌
ねじの自由端の近くにあり、内の組は雄ねじの自由端の近くにある −3組のテーパ状のシーリング面、1組は雄ねじの自由端の近くにあり、1組は
雌ねじの自由端の近くにあり、1組は横面の中間の組によって構成されている。
【0005】 横面又はシーリング面の各組は、2つの相補的な面によって、1つは雄部材上
に、もう1つは雌部材上に構成されている。
【0006】 横面の中間の組の横面は接続に接合し、それらの役割は、組み立てトルクを吸
収し、ねじを押圧し、中央のシーリングを保護し、シーリング面の組み立て接続
の位置を定めることにある。
【0007】 横面の内及び外の組は、操業中にねじを締め付けすぎたとき、又は、負荷をか
けすぎたときに、中間の組を強化する役割を果たす。
【0008】 本明細書において、以下「座面」とは、このような横面を指す。この横面は、
接合しているか、又は、ほとんど接合している。
【0009】 これらの座面は、接続軸に対して概ね横向きであり、管の端部にあるか、若し
くは、雌部材の内面又は雄部材の外面のショルダに始まっている。
【0010】 本明細書において、以下、「横の」及び「縦の」という言葉は、接続軸に対す
る方向を指す。
【0011】 座面の中間の組は、非常にオープンテーパ状の表面から成り、一方の部材に対
しては凸状であり、他方の部材に対しては凹状である。このことにより、これら
の部材が接合したとき、放射線状の応力を生む。
【0012】 シーリング面は、金属−金属の接触応力により互いに放射状に干渉し合う、雄
面及び雌面の組から構成される。これらの組は、液体圧力が高いときに、内部の
液体及び/又は外部の環境に対してストリングのシーリングを確実にすることを
目的にしている。
【0013】 接続の2つの回転面の基準点間の直径の干渉は、概ね、部材が組みあがってい
ないときに、測定される基準点間の直径における相違点と定義される。この直径
の干渉は、結合したときに面が放射状に互いに干渉し、接触圧力を起こしたとき
に、有用である。この接触圧力は、概ね、直径の干渉に比例している。
【0014】 米国特許第4521042号に記載されているような接続は、様々な理由によ
り、コストが高い。
【0015】 雄部材及び雌部材の製作は、概ね機械加工によるのであるが、生産すべき形状
が複雑であること、及び、接続がうまく機能するためには精巧さが必要であるた
め、非常に長い工程が必要である。
【0016】 例えば、凹面の座面を備え、ふもとでは鋭角を成すオーバハングショルダを製
作することは、精密であり、特別な加工工程及び/又は特別な工具の使用を必要
とするかもしれない。
【0017】 さらに、多数の面及びストップ装置を適切に作動させるために、これらの動き
を同期化させること、接続の再生可能な機能は、自明ではない。
【0018】 接続の機能が不完全であることは、組み立て中の雄部材及び雌部材の弾性のひ
ずみを特に考慮すると、寸法の選択が適切ではないことに起因しているかもしれ
ない。
【0019】 接続の機能が再生不可能であることは、加工の誤差を特に考慮すると、寸法の
選択が適切ではないことに起因しているかもしれない。
【0020】 最後に、2つのねじのステージ及び様々な座面を収容するために、雄部材及び
雌部材の生産には、概ね、比較的コストが安く操作できる管の本体部と比較して
、管の端部がアップセットしている管を要する。
【0021】 「VAM(登録商標)ACE XS」と呼ばれる、他の一体型ねじ込み接続は
、ヴァロレック オイルアンド ガス社によって1994年7月に発光されたVA
Mカタログ940巻の28乃至31頁に記載されている。
【0022】 第一の管の端部に向かって雄部材の上には、本明細書に記載のある2つの管の
接続は、接続軸に垂直で、平らな環状の外ショルダ、直径の1/16(6.25
%)テーパ状になった台形ねじを備えたテーパ状の雄ねじ、ねじ及び直径の10
%テーパ状になった雄シーリング面の先に、円柱状のコネクションリップを備え
る。管の端面でもある、雄部材の端面は、若干凹面状にテーパ状の面であり、シ
ーリング面の領域におけるこの面の先端は、管の内面の領域に位置する面の先端
と比較すると、若干突出している。
【0023】 第二の管の端部に向かって、雌部材には、接続は、若干テーパ状の凸面状の座
面(テーパの程度は、雄部材の端面のテーパの程度と一致している)を備える内
ショルダ、テーパ状の雌シーリング面(テーパの程度は、雄部材のテーパの程度
と一致している)、及び、雄部材のねじと相補的な形状の台形ねじを備えるテー
パ状の雌ねじを備える。このねじの先には、雌部材は、接続軸と垂直の端面で終
わる。
【0024】 これら2つの管が組立てられると、雄部材の外ねじが雌部材の内ねじにねじ込
まれ、雄部材の端面が雌部材の座面とともに接合する座面の内ペアを形成する。
雌部材の端面は、雄部材の座面とともに接合する、又は、概ね接合する座面の外
ペアを形成する。雄のシーリング面は、放射状に雌のシーリング面と干渉する。
【0025】 ベアリング表面の2つのペアにより、このタイプの接続は、非常に高い組み立
てトルクを与え、圧縮及び曲げ強さを得ることができる。それにもかかわらず、
このタイプの結合は、適切に機能して、再生可能なように製作しようとすると、
いまだにコストが高い。
【0026】 仏特許第2364322号は、別の一体型のねじ込み接続を記載している。こ
の接続の配列は、「VAM(登録商標)ACE XS」接続と非常に良く似てお
り、環状の座面を備えたショルダ、テーパ状のねじ、シーリング面、環状の端面
を備える接続である。また、雄のシーリング面は、雄ねじ及び環状端面の間に位
置し、雌のシーリング面は、雌の環状座面及びねじの間に位置する。
【0027】 仏特許第2364322号に記載のある接続が「VAM(登録商標)ACE
XS」と異なるのは、各部材の他端に第二のシーリング面が存在すること、及び
、テーパ状の座面のペアは、操業状態によって内ペアでも外ペアでもよいことで
ある。
【0028】 仏特許第2364322号によると、端部の側面にあるシーリング面は丸く、
ショルダの側面にあるシーリング面はテーパ状である。1つの部材の丸いシーリ
ング面は、他の部材のテーパ状のシーリング面と協働して、1組のシーリング面
を形成する。
【0029】 1組のテーパ状の座面の表面は、最初ねじ止めの間、接合している。これによ
り、このタイプのストップ装置が比較的柔軟なことを利用できる。さらに、テー
パ状の座面の組に最も近いシーリング面の組の接触圧力を増強させることができ
る。
【0030】 平面の座面の組は、補強物として働き、大変強固な危険防止装置を構成する。
なぜなら、これらの面の領域は、テーパ状の座面の表面領域よりも大きいからで
ある。
【0031】 テーパ状の座面の組が、最初、組み立ての間、接合しているため、特許による
と、端面がテーパ状の部材の座面と端面との間の距離は、他の部材の同様の距離
と比較して、0.05%から0.25%大きい。
【0032】 このタイプの接続もまたコストが高い。
【0033】 本発明により、テーパ状のねじ、2組の座面、及び最低1組のシーリング面を
備えた一体型のねじ込み接続を生産することを考えた。シーリング面の形状は、
最適化されているが、生産コストは安い。
【0034】 特に、シーリング面において最大の接触圧力を引き起こすことを考えた。
【0035】 また、組み立て中に1組の座面を接合させることによって、2組の座面を同期
化して動かすことを考えた。
【0036】 また、焼き付きにくいシーリング面の使用を考えた。
【0037】 これらの特性は、主として、本発明の特許請求の範囲1の構成要件を組み合わ
せることによって得られる。
【0038】 本発明によると、2つの金属管の一体型のねじ込み接続は、第一の管の端部に
ある雄部材と、第二の管の端部にある雌部材とから成る。
【0039】 第一の管の自由端に向けて、雄部材は次の部材によって構成される。 −「雄のアウタ」と呼ばれる、環状の座面を備える外ショルダ −「雄ねじ」と呼ばれる、外のテーパ状のねじ −「雄シーリング面」と呼ばれる、外のシーリング面 − 第一の管の端面でもある環状の雄の端面 雌部材は、第二の管の自由端に向けて、次の部材によって構成される。 −「雌のインナ」と呼ばれる、環状の座面を備える内ショルダ −「雌シーリング面」と呼ばれる、内シーリング面であり、雄シーリング面と結
合する −「雌ねじ」と呼ばれる内のテーパ状のねじであり、雄ねじと相補的である。 − 第二の管の端面でもある環状の雌の端面 雄ねじは、雌ねじにねじ込まれる。
【0040】 雄シーリング面は、雌シーリング面に放射状に干渉する。
【0041】 雄端面は、雌内座面とともに一組の内座面を形成する。雌端面は、雄外座面と
ともに一組の外座面を形成する。
【0042】 雄部材及び雌部材それぞれの端面及び座面は接続軸に垂直に位置する平面であ
る。
【0043】 雄シーリング面は、リップによって雄ねじから分離している。リップは、外の
テーパ状面を有し、そのテーパの程度は雄ねじのテーパの程度と等しい。さらに
、その直線母線は、概ね、雄ねじのねじ根の接線の直線上にある一方、当該雄ね
じのねじ根の接線については接続軸側に傾いている。
【0044】 雄シーリング面の面は、テーパ状のリップ面から延びている面の内側又は接線
にある。
【0045】 雄端面と雄外座面との間の距離は、雌端面と雌内座面との間の距離に応じる。
それにより、ねじ込みの間、座面の内ペアは最初は接合する。
【0046】 このタイプの配列により、雄シーリング面が、接続をリークする可能性のある
ブローから守られ、接続の機能的特徴を増加させ、この操作を再生可能にし、部
材の生産を全て同時期に合理化することができる。
【0047】 好ましくは、テーパ状のリップ面の直線母線と雄ねじのねじ根の接線との間の
距離は、0.20mm以下である。
【0048】 また、好ましくは、雄ねじと雌ねじのテーパの程度は、直径と比較して6.2
5%乃至20%の間である。
【0049】 さらに好ましくは、雄シーリング面は、テーパ状のリップ面と同軸のテーパ状
面であり、そのテーパの程度はリップ面のテーパの程度よりも大きい。そして、
雌シーリング面は、同様に、テーパ状面であり、そのテーパの程度は、雄面のテ
ーパの程度と概ね同一である。
【0050】 大変好ましくは、直径と比較した雄シーリング面のテーパの程度は25%乃至
75%の間である。
【0051】 好ましくは、雄ねじと雌ねじはそれぞれ単一のねじ部によって形成されている
【0052】 よりコストの高いバリエーションでは、雄ねじと雌ねじはそれぞれ2つの段付
きねじ部によって形成されている。テーパ状のリップ面は、概ね、隣接する雄ね
じのねじ部と直線上にある。
【0053】 好ましくは、座面の外ペアの面は、座面の内ペアの面と同じく、接続上で互い
に接合している。座面の第一のペアは、接合している。つまり、座面の内ペアは
有効組み立てトルクの大部分を吸収し、接合する座面の外ペアは組み立てトルク
の残部を吸収する。
【0054】 若しくは、座面の外ペアの面は、接続上でほとんど接触している。
【0055】 これは、座面の外ペアの面が10分の1mm以下離れていることを意味する。
【0056】 座面の2組の面が接続上で接合しているか、又は、座面の内ペア又は外ペアの
面のみが接合しているか、又は、ほとんど接触しているかは、部材の金属をプラ
スチックにすることなく、ねじ込みによる応力又は操業中の付加応力を吸収する
即座の強化材を提供する。
【0057】 好ましいことに、座面の内ペアが、ねじ締めの間、最初は接合することを確実
にするために、組み立てに先立って、雄端面と雄外座面との間の距離は、雌端面
と雌内座面との間の距離よりも、一定の偏差ΔLだけ若干長い。
【0058】 好ましくは、偏差ΔLは、接続の管の外径によって直線的に減少し、厚さによ
って直線的に増加する。
【0059】 本発明は、また、本発明が対象としている一体型のねじ込み接続の加工方法に
も関連する。本発明においては、与えられた部材の端面及び座面の両方を同一の
工程で加工することができる。
【0060】 このタイプの方法により、これらの2つの面の間の距離に関して高い精度を得
ることができる。
【0061】 好ましいことに、雄部材を加工する際に、テーパ状のリップ面及び雄ねじのね
じ山を収容するテーパ状面は、同じ工程で加工することが可能である。
【0062】 図は、本発明の実施例を示す。
【0063】 図1は、円筒形の金属回転管(10)の端部であって、その上に雄部材(11
)が外側に形成されているのを示す。
【0064】 この端部の厚みは、管(10)の本体部の厚みと同一でよいが、必要であれば
、例えば、端部の外周面(12)の直径を、管の本体部の外周面の直径より大き
くする、及び/又は、端部の内周面(13)の直径を、管の本体部の直径より小
さくすることにより、アップセットしてもよい。
【0065】 管(10)は、第二の管(30)と接続して、一体型ねじ込み接続(100)
を形成する。つまり、第一の管(10)の雄部材(11)は、第二の管(30)
の端部に設けられた雌部材(31)に接続する。
【0066】 外部から見ると、雄部材(11)は、管(10)の端部に向かって次の部材か
ら成る。 a)平らで、環状で、XX線の軸に垂直である、雄外座面(14)とともに外シ
ョルダを形成する外周面(12)のスラスト b)前記ショルダの先には、後述する雄ねじに連結するテーパ状のコネクティン
グ面 c)前記コネクティング面の先には、テーパ状の雄ねじ(15) アメリカ石油機構(API)発行の明細書API5B(パイプねじの点検用明
細書)には、テーパ状の三角、丸、台形のねじの例が記載されている。
【0067】 台形のねじを用いるのが好ましい。さらには、前記VAMカタログ940号の
28乃至29頁に記載のあるような、半分あり角のねじ又は負ロードフランク角
のねじを用いるのがより好ましい。
【0068】 例えば直径の15%テーパのように、標準API5Bのテーパ(6.25%)
よりも高いねじテーパを選択することも可能である。次に、接続機能のこのよう
なテーパの程度の利点を説明する。
【0069】 外座面(14)と雄ねじ(15)の間のテーパ状のコネクティング面は、概ね
、ねじ山のコーンの延長にあり、このコーンの内部にある。 d)ねじの先には、雄シーリング面(17)から雄ねじ(15)を分けるリップ
(20) 表面的には、このリップはテーパ状のリップ面(16)を有し、このリップ面
(16)のテーパは、雄ねじ(15)のテーパと同程度であり、その直線母線は
、概ね、雄ねじ(15)のねじ根の接線(19)の延長線D1内にある。
【0070】 このことは、テーパ状のリップ面(16)の直線母線がXX線軸方に若干傾い
ており、この直線母線とねじ根の接線(19)の延長線D1との間の距離xは、
0.20mm以下、好ましくは、0.05mmに近いことであることを意味する
【0071】 テーパ状のリップ面(16)の位置のため、この面(16)と雄ねじ(15)
のねじ山を包むテーパ状の面を、同じ工程で加工することができ、それゆえ、経
済的に雄部材を製作することができる。
【0072】 テーパ状のリップ面(16)と雄ねじ(15)のねじ根の接線(19)の延長
線D1との間の小さな間隙xが存在することにより、雄ねじ(15)の加工の最
終工程で切削工具を表面に引っかけることなく放すことができる。 e)テーパ状の面(16)の先には、雄シーリング面(17)がある。雄シーリ
ング面(17)は、テーパ状で、テーパ状のリップ面(16)と共軸であるが、
このテーパ状のリップ面よりもテーパの程度が大きい。
【0073】 テーパ状の面(16)のテーパが15%であるのと比較して、直径に関して雄
シーリング面(17)のテーパは、例えば50%である。
【0074】 したがって、雄シーリング面(17)は、テーパ状のリップ面(16)の延長
にある面の内側にある。
【0075】 雄シーリング面(17)は、管(10)の端部まで延長しており、端部には、
軸に垂直である環状の平らな雄端面(18)が形成されている。
【0076】 図示されていない別形で、雄シーリング面(17)を、公知の方法により、角
とり又はトーリック面によって、雄端面(18)に接続することができる。
【0077】 雄端面(18)は、管(10)の内周面(13)につながっている。
【0078】 外座面(14)と端面(18)が平らで軸に垂直であるという事実により、雄
部材(11)を経済的に加工することが可能となる。
【0079】 雄部材(11)の形状は、雄端面(18)、テーパ状リップ面(16)、雄ね
じ(15)のねじ山を包むテーパ状面、及び、雄外座面(14)を一つの工程で
製作することができるという点において特に優れている。その結果、雄部材(1
1)を製作する経済性に優れ、かつ、雄端面(18)と雄外座面(14)との間
の距離PLを正確に得られる。以下、PLの寸法の正確性を維持することによる
利点を挙げる。
【0080】 図4は、第二金属管(30)の端部を示す。第二金属管(30)の上に、内雌
部材(31)が製作される。
【0081】 この端部の厚みは、管(30)の本体部の厚みと同一でよい。しかし、必要で
あれば、例えば、端部の外周面(32)の直径を管の本体部の直径よりも大きく
することにより、及び/又は、端部の内周面(33)の直径を管の本体部の直径
よりも小さくすることにより、アップセットしてもよい。
【0082】 管(30)の端部に向かって、雌部材(31)は内部的に次の構成から成る。
a)XXを結ぶ軸に垂直な環状の平らな雌内座面(38)とともに内ショルダを
形成する内周面の水平スラスト b)このショルダの先には、テーパ状の雌シーリング面(37)があり、この雌
シーリング面(37)は、雄シーリング面(17)と相補的形状にある。 c)雌ねじ(35)に連結するねじが付いていないコネクティングゾーン(36
) d)雄ねじ(15)と相補的な形状のテーパ状の雌ねじ(35) e)雌ねじ(35)の先にあるねじが付いていない部分、この部分は、テーパ状
であり、概ね、雌ねじ(35)のねじ根との円錐状の接線と一直線上にある、例
えば、若干、この円錐の外側にある。
【0083】 このねじが付いていない部分は、管(30)の端部まで延びており、この端部
には、環状で、平らで、軸と垂直にある雌端面(34)が形成されている。
【0084】 雌端面(34)は、管(30)の外周面(32)とつながっている。
【0085】 内座面(38)と端面(34)が平らで、かつ、軸と垂直であることにより、
雌部材(31)を経済的に加工することができる。
【0086】 雄部材(11)の配列に関して述べた加工経済及び精度については、雌部材(
31)にも当てはまる。雌端面(34)と雌内座面(38)との間の寸法BLは
、正確に維持されている。それゆえ、雌端面(34)と雌内座面(38)を同じ
工程で製作することが可能となる。
【0087】 図6は、金属管(10)と金属管(30)の接続を示す。
【0088】 有利なことに、管(10)の外周面(12)の直径は、管(30)の外周面(
32)の直径と等しい。さらに、管(10)の内周面(13)の直径は、管(3
0)の内周面(33)の直径と等しい。それゆえ、2つの管の周面は、連結点に
おいてスラストがない。
【0089】 雄ねじ(15)は、雌ねじ(35)にねじ込まれる。
【0090】 有利なことに、接続がなされたとき、雌ねじの山は、雄ねじのねじ根と、放射
状に干渉する。例えば、直径の干渉は約0.1mmである。
【0091】 雄シーリング面(17)は、雌シーリング面(37)に放射状に干渉し、これ
らのシーリング面間の直径の干渉は数10mmになる。
【0092】 管(10)の端部にあるリップ(20)は、ねじ(15)に固定された可撓性
のあるビームを形成する。
【0093】 雄シーリング面(17)に加わる直径の干渉は、リップ(20)の端部のたわ
みを引き起こす。さらに、ビームの形状により、雄シーリング面(17)及び雌
シーリング面(37)に高い接触圧力を与え、シーリング面に曲げ応力を与える
【0094】 リップ面がテーパ状の配列をなしていることにより、3つの利点がある。
【0095】 第一に、テーパ状のリップ面(16)は、雄ねじ(15)のねじ根の接線(1
9)の延長線D1上にほぼ位置するが、若干、軸の方向にxだけ傾いていること
、及び、雄シーリング面(17)の表面は、テーパ状のリップ面(16)から延
びている表面の内部にあることにより、管(10、30)のねじ込みから組み立
てまでの間中、雄シーリング面(17)と雌シーリング面(37)は、これらの
表面に損傷を与えるであろうブローから守られるのである。
【0096】 さらに、雄ねじ(15)及びリップ面(16)のテーパが15%である、{こ
れは、明細書API 5Bによる標準のねじテーパ(6.25%)よりも高い}
ことにより、リップ(20)は、各部材が同じ曲げ応力をもつために理想的に原
料が分配されており、曲げに等抵抗を有するビームの形状に近づくことができる
【0097】 リップ(20)の形状は、曲げに等抵抗を有し、自由端でテーパ状の理想的な
ビームの形状と異なる。そのような形状によっては、リップ(20)の先のテー
パ状のシーリング面を位置づけ、雌内座面(38)と隣接する雄端面(18)の
軸圧縮に対する十分な抵抗を確保することができない。
【0098】 テーパ以外のリップ面の形状により、雄シーリング面をブローから守ることが
できる。効果的に、雄シーリング面(17)の最大円が直線D1の回転によって
作られたテーパ状面の内部又は接線にあることで十分である。リップ面は、例え
ば、雄シーリング面(17)の大きな円の直径に等しい直径の円柱状であっても
よい。しかし、ねじ(15)の端部のリップ金属の厚みにより、より柔軟性のあ
るリップになり、それゆえ、本発明のテーパ状のリップ面(16)よりも接触圧
力が少なくなる。本発明に基づいたテーパ状のリップ面(16)を備えるリップ
(20)は、雄シーリング面(17)及び雌シーリング面(37)の有効接触長
さと接触力を増す。これらの点を裏付けるいくつかの評価は、後に実施例で挙げ
る。
【0099】 最後に、テーパ状のリップ面(16)の直線母線が直線D1と一列であること
により、形状の不規則性によって生れる応力の集中を制限する。この応力の集中
は、接触圧力を制限する。これにより、リップ(20)と雄ねじ(15)の端部
との間の接続での臨界応力が発生しない。
【0100】 テーパ状のリップ面(16)の母線直線と直線D1との間の小さな隙間x(0
.20mm以下であり、好ましくは、0.05mmである)により、前述した利
点がある一方、応力が集中する要素が増加しない。
【0101】 雌部材(31)上に、シーリング面(37)と雌ねじ(35)との間の接続領
域(36)は、組み立ての間、雄部材(11)のテーパ状のリップ面(16)と
接触しないような形状を成している。その形状は、また、雌ねじ(35)の加工
中に工具が容易に離れることを防止する。
【0102】 雄端面(18)は、雌内座面(38)とともに座面の内部ペアを形成する。そ
して、雌端面(34)は、雄外座面(14)とともに座面の外部ペアを形成する
【0103】 雄端面(18)と雄外座面(14)との間の距離PL、雌端面(34)と雌内
座面(38)との間の距離BLは、組み立ての最後に、接合が、最初に座面の内
部ペア(18、38)の間で起こり、座面の外部ペア(14、38)の間で起こ
らないように設計される。
【0104】 一度、接続がなされると、座面の外部ペアの雌端面(34)は、雄外座面(1
4)と隣接するか、若しくは、ほとんど接触する。
【0105】 発明者によると、シーリング面(17、37)にもっとも近い、座面の内部ペ
アの面(18、38)が接合していることにより、組み立ての最後におけるシー
リング面(17、37)の相対的な位置、ひいては、直径の干渉をより正確に定
義づけることができる。
【0106】 比較的傾斜したシーリング面17、37(直径のテーパは50%)が用いられ
るとき、このような精度は、より必要となる。
【0107】 このタイプの傾斜した面は、焼付きに鈍感であり、それゆえ、高い接触圧力に
耐えることが出来る。しかし、ねじ込みにおける低い回転が、直径の干渉に大き
な変動を導く。
【0108】 座面のいずれのペアも、ねじ込みの最後には接合することができる。なぜなら
、ねじ込み中の事故によるオーバートルク又は、部材(11、31)の生産許容
の結果、接続中に大変高い組み立てトルクに適用しようと試みたからである。内
部ペアは、組み立てトルクの大部分を吸収し、外部ペアは、残りを吸収する。
【0109】 座面のいずれのペアもねじ込み後接合しているか、又は、座面の内部ペア(1
8、38)又は外部ペア(14、34)のみが接合又はほとんど接触しているか
は、部材の金属をプラスチックにすることなく、ねじ込みによる応力又は操業中
の付加応力を吸収する即座の補強材を提供する。
【0110】 操業中に、接続が軸圧縮や平面曲げ応力を付与されたとき、例えば、容易に変
形できてはならない、隣接するベアリング表面のペアや、リップや、シーリング
表面に付加応力が付与される。これにより、ねじを外し、再度ねじ込んだ後、シ
ーリングロスや焼き付きが生じる危険がある。
【0111】 座面の2つのペアのこのタイプの機能的な同期化を図るために、雄端面(18
)と雄外座面(14)の間の距離PLは、組み立て前に、若干、雌端面(34)
と雌内座面(38)との間の距離38よりも、ΔLだけ長くなる。
【0112】 PLとBLの差ΔLは、多くの物理的要因(ユングのモジュール、ポイソンの
係数、素材の弾性限界)や形状の要因(ねじに対する直径の干渉、シーリング面
に対する直径の干渉、リップの厚さ、雄のシーリング面の直径、雄及び雌の臨界
部分)に依る。
【0113】 これらの様々な形状の特性間の関係により、発明者は、同一の素材で、ΔLは
、管の厚みによって直線的に増え、外径によって減ることを示すことに成功した
【0114】
【式2】 Tは管の厚み、ODは管の外径、abcは正の定数である。
【0115】 好ましいことに、雄部材(11)と雌部材(31)は、先行技術のダメージを
受けた雄部材と雌部材を含んだ管を再度切った端部、例えば、2段階の円柱状の
ねじ部材に加工することが可能である。
【0116】 次に、従来例と比較した、本発明に従った接続の作動が優れているとの特許請
求の範囲を裏付けるために、いくつかの実施例を挙げる。
【0117】 実施例1 外径が101.6mm(4’’)であり、厚みが4.83mmである本発明に
従った管の接続(接続A1)を、慣性の観点(又は曲げ固さ)から、従来技術に
従った同一の寸法の管の接続Bと比較する。
【0118】
【表1】
【0119】 リップの慣性の分析的な計算は、接続Bより接続A1の方が、リップ曲げ慣性
が11%高いことを示す。この結果は、接続A1の曲げ固さがより大きい。それ
ゆえ、シーリング面により大きい応力を付与し、接続性能を高めることが可能に
なる。
【0120】 実施例2 シーリング面の性能の観点から、本発明に従った外径が60.3mm(2 3/
8’’)で厚さが4.83mm(4.7lb/ft)の管の接続(アセンブリA
2)と、同一の寸法で唯一リップの形状が異なる管の接続Cとを比較する。
【0121】
【表2】
【0122】 有効接触幅と接触力は、有限要素法を用いることにより、様々な計算を用いて
行なった。
【0123】 本発明に従った接合A2のテーパ状のリップ面を備えるリップの増強された固
さにより、接続Cと比較して、シーリング面により良く接触し(有効接触幅より
15%多い)、表面接触力が5%増強される。接触力が増加することは、接触性
能の改善を構成する。
【0124】 実施例3 本発明に従った鉄から成る接続の距離偏差をΔLとする。距離偏差ΔLに従う
ことにより、組み立ての間、最初、座面の内部ペアが接合することが可能になり
、それゆえ、シーリング面の機能への信頼性が高まる。
【0125】
【表3】 距離偏差ΔLは、次の式による。
【0126】
【式3】
【0127】 本発明は、また、発明の詳細な説明に記載されていないが、本発明の一般的な
提示に含まれる実施例を含むものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明に従って、2つの金属管の一体型ねじ込み接続を製作するのに
用いられる雄部材の断面図である。
【図2】 図2は、図1の詳細図である。
【図3】 図3は、図1の別の詳細図である。
【図4】 図4は、本発明に従って、図1に示す雄部材と接続して、2つの金属管の一体
型ねじ込み接続を形成するのに用いられる雌部材の断面図である。
【図5】 図5は、図4の詳細図である。
【図6】 図6は、図1及び図4の各部材から成る接続の断面図である。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の管(10)の端部にある雄部材(11)と第二の管(
    30)の端部にある雌部材31から成り、 雄部材(11)は、第一の管(10)の端部に向けて、環状で横の雄外座面(
    14)を備えたショルダと、テーパ状の雄ねじ(15)と、雄シーリング面(1
    7)と、第一の管(10)の端面でもある環状の雄端面(18)から成り、 雌部材(31)は、第二の管(30)の端部に向けて、環状で横の雌内座面(
    38)と、雌シーリング面(37)と、雌テーパ状ねじ(35)と、第二の管(
    30)の端面でもある環状の雌端面(34)から成り、 雄ねじ(15)は雌ねじ(35)にねじ込まれ、雄シーリング面(17)は雌
    シーリング面(37)に放射状に干渉し、雄端面(18)は雌内座面(38)と
    ともに座面の内ペアを形成し、雌端面(34)は雄外座面(14)とともに座面
    の外ペアを形成する2つの金属管の一体型のねじ込み接続において、 雄部材及び雌部材のそれぞれの端面(18、34)及び座面(14、38)が
    接続軸XXに垂直な平面であり、雄シーリング面(17)はリップ(20)によ
    り雄ねじ(15)と分離しており、当該リップは外テーパ状のリップ面(16)
    を有し、そのテーパの程度は、雄ねじ(15)のテーパの程度と同程度であり、
    その直線母線は概ね雄ねじ(15)のねじ根の接線(19)の延長線(D1)上
    にあるが、前記延長線(D1)について接続軸(XX)方に傾いており、雄シー
    リング面(17)の面はテーパ状のリップ面(16)の延長面の内側か又は接線
    にあり、雄端面(18)と雄外座面(14)との間の距離PLを雌端面(34)
    及び雌内座面(38)との間の距離BLに適合させることにより、ねじ込みの間
    、最初に、座面の内ペア(18、38)の接合が生じることを特徴とする2つの
    金属管の一体型のねじ込み接続。
  2. 【請求項2】 テーパ状のリップ面(16)の直線母線と雄ねじ(15)の
    ねじ根の接線(19)の延長線(D1)の間の距離xが0.20mm以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の一体型ねじ込み接続。
  3. 【請求項3】 雄ねじ(15)及び雌ねじ(35)のテーパの程度が6.2
    5%乃至20%であることを特徴とする請求項1又は2に記載の一体型ねじ込み
    接続
  4. 【請求項4】 雄シーリング面(17)はテーパ状面であり、そのテーパの
    程度がテーパ状のリップ面(16)のテーパの程度よりも大きく、かつ、雌シー
    リング面(37)はテーパ状面であり、そのテーパの程度が雄シーリング面(1
    7)のテーパと同程度であることを特徴とする請求項1乃至3に記載の一体型ね
    じ込み接続
  5. 【請求項5】 雄シーリング面(17)のテーパの程度が25%乃至75%
    であることを特徴とする請求項4に記載の一体型ねじ込み接続
  6. 【請求項6】 座面の外ペアの面(14、34)が接合していることを特徴
    とする請求項1乃至5に記載の一体型ねじ込み接続
  7. 【請求項7】 座面の外ペアの面(14、34)がほぼ接触していることを
    特徴とする請求項1乃至5に記載の一体型ねじ込み接続
  8. 【請求項8】 組み込まれていない雄部材(11)及び雌部材(31)にお
    いて、雄端面(18)と雄外座面(14)の間の距離PLが、雌端面(34)と
    雌内座面(38)の間の距離BLよりも、一定の距離偏差ΔLだけ長いことを特
    徴とする請求項1乃至7に記載の一体型ねじ込み接続
  9. 【請求項9】 前記距離偏差ΔLは、管(10、30)の外径ODによって
    直線的に減り、管(10、30)の厚みTによって直線的に増加することを特徴
    とする請求項8に記載の一体型ねじ込み接続
  10. 【請求項10】 前記距離偏差ΔLは次の式によって与えられることを特徴
    とする請求項9に記載の一体型ねじ込み接続 【式1】
  11. 【請求項11】 雄部材(11)及び雌部材(31)のそれぞれについて、
    座面(14、38)と端面(18、34)が同一の工程によって得られることを
    特徴とする請求項1乃至10に記載の一体型ねじ込み接続の加工製作方法
  12. 【請求項12】 同一の工程で、雄端面(18)、雄外座面(14)、テー
    パ状リップ面(16)、雄テーパ状ねじ(15)のねじ山を包むテーパ状面を加
    工製作することができることを特徴とする請求項10に記載の一体型ねじ込み接
    続の加工製作方法
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