JP2002527141A - 心筋を横切る冠状動脈バイパスの実施における使用のためのデバイスおよび方法 - Google Patents

心筋を横切る冠状動脈バイパスの実施における使用のためのデバイスおよび方法

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JP2002527141A
JP2002527141A JP2000575445A JP2000575445A JP2002527141A JP 2002527141 A JP2002527141 A JP 2002527141A JP 2000575445 A JP2000575445 A JP 2000575445A JP 2000575445 A JP2000575445 A JP 2000575445A JP 2002527141 A JP2002527141 A JP 2002527141A
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ダリン シー. ギッティングス,
エイ. アダム シャーカウイ,
アラン アール. ラパッキ,
ギルバート エス. ラロヤ,
Original Assignee
ベントリカ, インコーポレイテッド
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、脈管内腔中に正確に進入することを可能にするように、心筋組織を係合し、支持するために使用されるリトラクタ(R)、および冠状脈管を支持するための機構(100)を備える、心筋を横切るバイパスデバイスである。心臓壁に配置することによって冠状脈管を心臓チャンバと連絡して配置することが可能となる構成を有する導管(240)が、提供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (1.発明の分野) 本発明は、心臓疾患の処置、そしてより詳細には、心筋層への血流を回復また
は改善するためのシステム、デバイスおよび方法に関する。
【0002】 (2.背景技術の説明) 心臓学および心臓血管外科学においてかなりの進歩が認められているにも関わ
らず、心臓疾患は、世界中の多くにわたり、主な死因のままである。冠状動脈疾
患、または動脈硬化症は、今日、米国における一番の死因である。結果として、
心臓血管分野の当業者は、新規でかつ改善された処置を模索し続ける。
【0003】 冠状動脈疾患は、現在、経皮的経管的冠状動脈形成術(PTCA)、アテレク
トミー、および冠状動脈内ステント術のような介入性手順、ならびに冠状動脈バ
イパス移植術(CABG)を含む外科的手順によって、処置される。これらの手
順の目的は、閉塞した(または、部分的に閉塞した)冠状動脈を通る血流を回復
または改善することであり、これらは、例えば、その動脈の血流管腔を拡大させ
ることによってか、または血液がその閉塞部を回避するバイパスを形成すること
によって、達成される。どの手順が使用されるかは、代表的に、その妨害物の重
篤度および位置に依存する。首尾よい場合、これらの手順は、閉塞に起因して首
尾よく灌流されなかった心筋組織に血流を回復させる。
【0004】 技術的および手順的進歩は、心臓疾患(詳細には、冠状動脈疾患)の処置に現
在使用されている医療手段よって得られる結果を改善した。しかし、依然多くの
改善の余地がある。この理由から、動脈硬化症のような心臓疾患の処置のための
、新規でかつ改善されたシステム、デバイスおよび方法の必要性が、当該分野に
存在したままである。
【0005】 (発明の要旨) 1実施形態において、本発明は、心臓血管手順の間に冠状脈管または心臓壁の
組織を係合するためのデバイスおよび方法を提供する。本発明の実施形態に従っ
て構成されるデバイスは、相対運動が可能となるように一緒に連結された第1部
材および第2部材を備える。組織係合機構は、この第1部材および第2部材に連
結され、第1の位置と第2の位置との間で運動する。好ましい実施形態において
、この第1の位置および第2の位置は、崩壊された配向および拡張された配向で
ある。この組織係合機構は、少なくとも1つの組織係合部材を備え、この部材は
、その拡張された配向の場合に係合身体組織と接触する。
【0006】 本発明の実施形態に従って実施される方法は以下の工程を包含する:拡張され
た組織支持配向を想定するように構成された組織係合機構を有する組織支持デバ
イスを提供する工程、患者の心臓壁を通してこの組織支持デバイスを配置し、そ
して組織に近接してこの組織係合機構を配置する工程、ならびにこの組織と係合
している拡張した組織支持配向で、この組織係合機構を配置する工程。
【0007】 別の実施形態において、本発明は、血管構造の管腔にアクセスするために、血
管構造壁を支持するためのデバイスおよび方法を提供する。この実施形態に従っ
て構成されるデバイスは、血管構造の管腔に配置されるように適合された支持構
造を含み、この支持構造は、互いに対して運動可能であるように一緒に連結され
た、複数の支持エレメントを備える。この支持エレメントは、血管構造壁を支持
するために、互いに対して運動して、崩壊された配向から拡張された配向へと上
記支持構造を運動させ、そしてこの支持エレメントはサイズ決めされ、かつ構成
され、その結果、この支持構造が拡張された配向にある場合に、この支持エレメ
ントは血管構造壁と係合し、壁が崩壊することを防ぐ。
【0008】 本発明の実施形態に従って構成される別のデバイスは、中空内部を備えるイン
トロデューサー、および細長部材を備え、この細長部材が、偏りのない配向にあ
る場合にはほぼコイル状に、そして偏りのある配向にある場合にはほぼ直線状で
あるように構成される。上記イントロデューサーの内部は、ほぼ直線状の偏りの
ある配向で、細長支持部材を受け、支持部材を把持するようにサイズ決めされ、
かつ構成される。細長支持部材は、血管構造を支持するためにその血管構造の内
部に進入する際に、イントロデューサーの内部で直線状の偏りのある配向から、
コイル状の偏りのない配向へと運動する。
【0009】 本発明の実施形態に従って実施される方法は以下の工程を包含する:支持体が
血管構造壁に接触し、かつ支持するように血管構造の内部に支持体を配置する工
程、および血管構造壁を介して、かつ支持体を介して、医療用デバイスを通すこ
とによって、血管構造の内部にこのデバイスを導入する工程。
【0010】 別の実施形態において、本発明は、冠状脈管に近接する、患者の心臓の領域を
安定化させるためのデバイスおよび方法を提供する。この実施形態に従って構成
されるデバイスは、患者の心臓の冠状脈管に近接して、配置されるように構成さ
れた基部を備え、この基部が、冠状脈管にアクセスするための少なくとも1つの
開口部を有する。少なくとも1つの組織係合エレメントが、基部に対して運動可
能であるようにこの基部に連結され、この組織係合エレメントは、この基部に対
して組織係合エレメントを運動させる際に、心臓壁を安定化するために、患者の
心臓壁としっかりと係合するように構成された部分を有する。冠状脈管が上記基
部の開口部を通してアクセスするときに、心臓を安定化するために、上記基部お
よび上記組織係合エレメントに対して相対運動を与えるために、アクチュエータ
ーが提供される。
【0011】 別の実施形態において、本発明は、患者の心臓の冠状脈管を心臓チャンバと連
絡して配置するための導管を提供する。この導管は管状エレメントの形態であり
、この管状エレメントは、異なる断面サイズを有する第1部分および第2部分、
ならびに血流路を規定する孔を備える。管状エレメントの第1部分の断面は第2
部分の断面よりも大きく、その結果、管状エレメントが、ほぼろうと形状となり
、そしてこの管状エレメントの第1部および第2部は、ほぼ整列し、その結果、
上記の孔が、ほぼ直線的な血流路を規定する。
【0012】 さらに別の実施形態において、本発明は、患者の心臓のチャンバと管状脈管と
を連絡するための導管を提供する。導管は拡張可能なステントの形態であり、こ
のステントは、このステントが拡張される場合に、異なる断面サイズを有する、
第1部分および第2部分を備える。ステントの第1部分および第2部分の各々は
、ステントが拡張されない場合には第1の方向に沿って、そしてステントが拡張
される場合には第2の方向に沿って配置される支柱部材を備え、この第2の方向
は、第1の方向を横断する。この第1の部分の支柱部材は、第2の部分の支柱部
材よりも長く、その結果、上記ステントは、拡張したとき、ほぼろうと形状であ
る。
【0013】 別の実施形態において、本発明は、異なる断面サイズを有する第1部分および
第2部分を有する拡張可能な管状エレメントの形態である導管を提供する。この
管状エレメントは、好ましくは、拡張したときに上記ステントに最大の半径方向
の強度を提供する配向で第1部分および第2部分が配置されるように構成された
冠状ステントである。
【0014】 最後の実施形態において、本発明は、冠状脈管を心臓チャンバと連絡して配置
するための導管を提供する。この導管は、この導管が心臓壁に配置される場合に
、血管壁と接触し、かつ支持するように構成された脈管支持機構を備える。
【0015】 (特定の実施形態の説明) 本発明は、添付の図面と組み合わせて、本発明の好ましい実施形態の、以下の
詳細な説明から、より良好に理解される。ここで: 図1は、心血管外科手順を受ける準備をした患者の模式図である。患者の心臓
は、患者の胸部に形成された開胸術に配置されるリトラクタを介して露出されて
いる; 図2は、図1に示される心臓の透視図である。ここで、明瞭化のために、心臓
の壁の一部が取り払われている; 図2Aは、図2の一部の拡大図である; 図3A〜3Bは、本発明の1つの実施形態によって構築した組織係合デバイス
を示す透視図である。このデバイスは、それぞれ、格納された配向および拡張さ
れた配向において示されている; 図4A〜4Bは、図3A〜3Bの実施形態による組織係合デバイスの1つの好
ましい構築物を図示する、断面の立面図である。ここで、このデバイスは、図2
−2Aに示される心臓壁を係合するために用いられていることが示される; 図5A〜Bは、図3A〜Bの実施形態による組織係合デバイスの別の好ましい
構築物を図示する、断面の立面図である。ここで、このデバイスは、図2−2A
に示される心臓壁を係合するために用いられていることが示される; 図6A〜Cは、本発明の別の実施形態によって構築した脈管支持デバイスを連
続的に図示する、断面の立面図である。このデバイスは、脈管構造の壁を支持す
るために用いられている; 図7は、本発明の別の実施形態によって構築した脈管支持デバイスの透視図で
ある。このデバイスは、脈管構造の内部に配置されて示されている; 図8A〜8Bは、図7に示されるデバイスを連続して図示する断面の立面図で
ある。このデバイスは、図2−2Aに示す心臓の冠状脈管を支持するために用い
られている; 図9は、本発明の別の実施形態によって構築した脈管支持デバイスの透視図で
ある。このデバイスは、脈管構造の内部に配置されて示されている; 図10A〜10Bは、図9に示されるデバイスを連続して図示する断面の立面
図である。このデバイスは、図2−2Aに示される心臓の冠状脈管を支持するた
めに用いられている; 図11A〜11Bは、本発明の別の実施形態によって構築した組織係合デバイ
スの平面図である。ここで、このデバイスは、図2−2Aに示す心臓の壁を、そ
れぞれ非収縮配向および収縮配向に係合していることが示される; 図12A〜Bは、図11A〜11Bにおける線A〜Aにそった断面の立面図で
ある; 図13は、図12A〜12Bに示す実施形態によって構築した別の組織係合デ
バイスの断面の立面図である; 図14A〜14Bは、本発明の別の実施形態の部分を形成するテーパー状バル
ーンの立面図である。ここでこのバルーンは、それぞれ格納された配向、拡張さ
れた配向で示されている; 図15A〜15Bは、図14A〜Bに示すテーパー状バルーン上に装着した伸
展可能な導管の立面図である。この導管は、それぞれ格納された配向および拡張
された配向で示されている; 図16は、心臓壁および冠状脈管の一部の断面の立面図である。ここに図15
A〜Bに示す導管が配置されている; 図17A〜17Bは、本発明のなお別の実施形態によって構築した導管を示す
立面図である。ここでこの導管は、その長さにわたって変化する断面サイズを有
する; 図18は、本発明の別の実施形態の透視図である。これは、脈管の内部を内部
から支持しながら、心臓チャンバと連絡している冠状脈管を配置するために導管
を提供する; 図19A〜19Cは、図18に示される導管についての好ましい適用の略図で
ある; 図20は、脈管の内部を内部から支持しながら、心臓チャンバと連絡している
冠状脈管を配置するための導管の代替の実施形態の透視図である; 図21は、脈管の内部を内部から支持しながら、心臓チャンバと連絡している
冠状脈管を配置するための導管の別の代替的実施形態の透視図である; 図22は、脈管の内部を内部から支持しながら、心臓チャンバと連絡している
冠状脈管を配置するための導管のなお別の代替的実施形態の透視図である。 本発明は、添付の図面と組み合わせて、本発明の好ましい実施形態の、以下の
詳細な説明から、より良好に理解される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、心血管外科手順をうける準備をした患者の模式図である。患者の心臓
は、患者の胸部に形成された開胸術に配置されるリトラクタを介して露出されて
いる。
【図2】 図2は、図1に示される心臓の透視図である。ここで、明瞭化のために、心臓
の壁の一部が取り払われている; 図2Aは、図2の一部の拡大図である;
【図3】 図3は、本発明の1つの実施形態によって構築された組織係合デバイスを示す
透視図である。このデバイスは、それぞれ、格納された配向および拡張された配
向に示されている。
【図4】 図4は、図3の実施形態に従う組織係合デバイスの1つの好ましい構築物を図
示する、断面の立面図である。ここで、このデバイスは、図2−2Aに示される
心臓壁を係合するために用いられていることが示される。
【図5】 図5は、図3の実施形態に従う組織係合デバイスの別の好ましい構築物を図示
する、断面の立面図である。ここで、このデバイスは、図2−2Aに示される心
臓壁を係合するために用いられていることが示される。
【図6】 図6は、本発明の別の実施形態によって構築した脈管支持デバイスを連続的に
図示する、断面の立面図である。このデバイスは、脈管構造の壁を支持するため
に用いられている。
【図7】 図7は、本発明の別の実施形態によって構築した脈管支持デバイスの透視図で
ある。このデバイスは、脈管構造の内部に配置されて示されている。
【図8】 図8は、図7に示されるデバイスを連続して図示する断面の立面図である。こ
のデバイスは、図2−2Aに示される心臓の冠状脈管を支持するために用いられ
ている。
【図9】 図9は、本発明の別の代替の実施形態によって構築した脈管支持デバイスの透
視図である。このデバイスは、脈管構造の内部に配置されて示されている。
【図10】 図10は、図9に示されるデバイスを連続して図示する断面の立面図である。
このデバイスは、図2に示される心臓の冠状脈管を支持するために用いられてい
る。
【図11】 図11は、本発明の別の実施形態によって構築した組織係合デバイスの平面図
である。ここで、このデバイスは、図2に示される心臓の壁を、それぞれ非収縮
方向および収縮方向に係合していることが示される。
【図12】 図12は、図11における線A〜Aにそった断面の立面図である。
【図13】 図13は、図12に示される実施形態によって構築した代替の組織係合デバイ
スの断面の立面図である。
【図14】 図14は、本発明の別の実施形態の部分を形成するテーパー状バルーンの立面
図である。ここでこのバルーンは、それぞれ格納された配向、拡張された配向で
示されている。
【図15】 図15は、図14に示すテーパー状バルーン上に装着した拡張性導管の立面図
である。この導管は、それぞれ格納された配向および拡張された配向で示されて
いる。
【図16】 図16は、心臓壁および冠状脈管の一部の断面の立面図である。ここに図15
に示される導管が配置されている。
【図17】 図17は、本発明のなお別の実施形態によって構築した導管を示す立面図であ
る。ここでこの導管は、その長さにわたって変化する横断面サイズを有する。
【図18】 図18は、本発明の別の実施形態の透視図である。これは、脈管の内部を内部
から支持しながら、心臓チャンバと連絡している冠状脈管を配置するために導管
を提供する。
【図19】 図19は、図18に示される導管についての好ましい適用の略図である。
【図20】 図20は、脈管の内部を内部から支持しながら、心臓チャンバと連絡している
冠状脈管を配置するための導管の代替の実施形態の透視図である。
【図21】 図21は、脈管の内部を内部から支持しながら、心臓チャンバと連絡している
冠状脈管を配置するための導管の別の代替的実施形態の透視図である。
【図22】 図22は、脈管の内部を内部から支持しながら、心臓チャンバと連絡している
冠状脈管を配置するための導管のなお別の代替的実施形態の透視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ラパッキ, アラン アール. アメリカ合衆国 カリフォルニア 94061, レッドウッド シティ, ヘイスティン グス アベニュー 2725 (72)発明者 ラロヤ, ギルバート エス. アメリカ合衆国 カリフォルニア 95054, サンタ クララ, アーモール ドライ ブ 4635 Fターム(参考) 4C060 MM25 4C097 AA16 BB04 CC05 MM10 4C167 AA06 AA43 BB27 CC08 CC09 CC19 DD10

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心臓血管手順の間に冠状脈管または心臓壁の組織を係合する
    ためのデバイスであって、該デバイスは、以下: 第1部材 第2部材であって、該第1部材および該第2部材の相対運動を可能にするよう
    に該第1部材に連結された、第2部材;ならびに 組織係合機構であって、第1の位置と第2の作動位置の間で運動可能であるよ
    うに、該第1部材および該第2部材に連結されており、該組織係合機構は、組織
    係合機構が該第2作動動位置にある場合に、身体組織と係合するように構成され
    る少なくとも1つの組織係合部材を備える、組織係合機構、 を備え; ここで該第1部材および該第2部材の相対運動が、身体組織と係合する該組織
    係合部材を選択的に配置するように格納された配向と拡張された配向との間に該
    組織係合機構を運動させる、デバイス。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデバイスであって、前記第1部材および前
    記第2部材は、第1同軸シャフトおよび第2同軸シャフトであり、それらの間に
    伸長する該組織係合機構を備え、そして該第1シャフトおよび該第2シャフトの
    相対的な軸運動が、格納された配向と拡張された配向との間で該組織係合機構を
    運動させる、デバイス。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のデバイスであって、前記第1シャフトおよ
    び前記第2シャフトの各々が近位端および遠位端を有し、そして前記組織係合機
    構が、該シャフトの遠位端に近接して配置されている、デバイス。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のデバイスであって、前記第1シャフトおよ
    び前記第2シャフトの少なくとも1つが、組織における開口部を通過し、かつ拡
    張するように構成される部分を有し、前記組織係合機構が、組織に近接して配置
    され得、次いで該組織と係合するように拡張される、デバイス。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデバイスであって、前記格納された配向と
    前記拡張された配向との間で前記組織係合機構を運動させるため、前記第1部材
    および前記第2部材に対して相対的な運動を与えるために、該第1部材および該
    第2部材に連結されたアクチュエーターをさらに備える、デバイス。
  6. 【請求項6】 前記アクチュエーターが、前記第1部材および前記第2部材
    のうちの1つに連結されたハンドルを備えることによって、他方の部材に対して
    一方の部材を運動させる、請求項5に記載のデバイス。
  7. 【請求項7】 前記組織係合機構が、前記格納された配向と前記拡張された
    配向との間で運動する膨張不可能な構造を備える、請求項1に記載のデバイス。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載のデバイスであって、前記組織係合機構が、
    複数の組織係合部材を備え、該組織係合部材の各々が、それぞれ、前記第1部材
    および前記第2部材に連結された対向端を有し、該第1部材および該第2部材の
    相対運動が該組織係合部材の該端に対して相対運動を与えて、前記格納された配
    向と前記拡張された配向との間で該組織係合機構を運動させる、デバイス。
  9. 【請求項9】 前記組織係合機構が、前記組織を係合するために加圧された
    流体によって膨張されるバルーンを備える、請求項1に記載のデバイス。
  10. 【請求項10】 前記組織係合機構が、前記第1部材および前記第2部材の
    相対運動に応答して、前記格納された配向と前記拡張された配向との間で運動す
    る拡張性メッシュを備える、請求項1に記載のデバイス。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載のデバイスであって、第1組織係合機構お
    よび第2組織係合機構が、前記第1部材および前記第2部材に連結されており、
    その結果、各々の機構が格納された配向と拡張された配向との間で運動可能であ
    り、該第1組織係合機構および該第2組織係合機構は、身体組織がそれらの間に
    捕捉されることを可能にするように、互いに間隔を空けられており、該第1組織
    係合機構および該第2組織係合機構が、該身体組織の逆の表面と係合する、デバ
    イス。
  12. 【請求項12】 医学的手順の間に心臓組織を支持するための方法であって
    、該方法は、以下: 拡張された組織支持配向をとるように構成された組織係合機構を有する組織支
    持デバイスを提供する工程; 患者の心臓壁を通して該組織支持デバイスを配置し、そして心臓組織に近接し
    て該組織係合機構を配置する工程;および 該心臓組織と係合している拡張した組織支持配向で、該組織係合機構を配置す
    る工程、 を包含する、方法。
  13. 【請求項13】 冠状脈管を心臓チャンバと連絡して配置するために、前記
    心臓壁に導管を配置する工程をさらに包含する、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 血管構造壁を支持するためのデバイスであって、該デバイ
    スは、以下: 血管構造の管腔に取り外し可能に配置されるように適合された支持構造であっ
    て、該支持構造は、互いに対して運動可能であるように一緒に連結された、複数
    の支持エレメントを備え、互いに対する該支持エレメントの運動が、血管構造壁
    を支持するために、格納された配向から拡張された配向へと該支持構造を運動さ
    せる、支持構造、 を備え、該支持エレメントは、該血管構造の内部に配置するためにサイズ決めさ
    れかつ構成され、その結果、該支持構造が拡張された配向にある場合に、該支持
    エレメントは、該血管構造壁と係合し、該壁が格納されることを防ぐ、デバイス
  15. 【請求項15】 前記支持エレメントが、複数の可撓性支柱を備え、該可撓
    性支柱の各々が、自由末端を有し、該支柱の自由末端が、前記拡張された配向で
    前記支持構造を配置するために、離れて運動される、請求項14に記載のデバイ
    ス。
  16. 【請求項16】 前記可撓性支柱に連結されたシースをさらに備え、その結
    果、該支柱に対する該シースの運動が、前記拡張された配向で該支持構造を配置
    するために、該支柱の自由端を離れて運動させる、請求項15に記載のデバイス
  17. 【請求項17】 請求項14に記載のデバイスであって、前記支持エレメン
    トが複数の可撓性支柱を備え、該支柱の各々が、第1端および第2端ならびに該
    端の間に中央部を有し、該支柱の第1端が、互いに固定されており、そして該支
    柱の第2端が互いに固定されており、その結果、該支柱の中央部は、該支持構造
    が前記拡張された配向に運動するにつれて、互いに離れて運動する、デバイス。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のデバイスであって、前記可撓性支柱に
    対してスライド可能なシースをさらに備え、該シースが、前記格納された配向で
    前記支持構造を運動させるために、該支柱の少なくとも1部分に対して配置され
    ており、そして前記拡張された配向で該支持構造を運動されるために、該支柱の
    該部分から取り外される、デバイス。
  19. 【請求項19】 血管構造を支持するためのデバイスであって、該デバイスは
    、以下: 中空内部を有するイントロデューサー; 偏りのない配向にある場合にはほぼコイル状であり、そして偏りのある配向に
    ある場合にはほぼ直線状であるように構成される細長支持部材、 を備え、該イントロデューサーの内部が、ほぼ直線状の偏りのある配向で、細長
    支持部材を受け、そして中空支持部材を保持するようにサイズ決めされ、かつ構
    成されており、;そして ここで該細長支持部材が、該血管構造を支持するために該血管構造の内部に進
    入する際に、該イントロデューサーの内部で直線状の偏りのある配向から、コイ
    ル状の偏りのない配向へと運動する、デバイス。
  20. 【請求項20】 前記細長支持部材が、偏りのある配向にある場合にはほぼ
    直線状であり、そして偏りのない配向にある場合にはほぼらせん状である、超弾
    性ワイヤである、請求項19に記載のデバイス。
  21. 【請求項21】 前記細長支持部材の端が、前記血管構造の内部に該支持部
    材を通すために、該血管構造壁において開口部を形成するために先鋭にされる、
    請求項20に記載のデバイス。
  22. 【請求項22】 前記細長支持部材が、該支持部材が前記血管構造中に通さ
    れる開口部を通じて、該血管構造から取り外されるように適合される、請求項1
    9に記載のデバイス。
  23. 【請求項23】 血管構造壁を内部的に支持するための方法であって、該方
    法は、以下: (a)支持体が該血管構造壁に接触し、かつ支持するように、該支持体を血管
    構造の内部に配置する工程;および (b)該血管構造壁を介して、かつ該支持体を介して医療用デバイスを通すこ
    とによって、該血管構造の内部に該デバイスを導入する工程、 を包含する、方法。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の方法であって、前記支持体が前記血管
    構造の内部に配置される前にほぼ直線状の配向に構成される細長部材であり、そ
    して一旦、該血管構造の内部に配置されると、ほぼコイル状の配向をとり、前記
    医療用デバイスが該支持体のコイルの間から該血管構造中に導入される、方法。
  25. 【請求項25】 請求項23に記載の方法であって、前記支持体が、格納さ
    れた配向と拡張された配向との間で運動可能であり、そして工程(a)が、該格
    納された配向で前記血管構造中に該支持体を導入し、次いで該支持体を該拡張さ
    れた配向に運動させることによって実行される、方法。
  26. 【請求項26】 前記支持体は、少なくとも1つの開口部が形成されたスリ
    ーブを備え、該開口部を通して前記医療用デバイスが導入される、請求項23に
    記載の方法。
  27. 【請求項27】 請求項23に記載の方法であって、前記血管構造が冠状動
    脈であり、そして前記医療用デバイスが、心臓チャンバと該冠状動脈を連絡させ
    るために、冠状動脈を通して前記心臓壁に導管を配置する、導管送達デバイスで
    ある、請求項23に記載の方法。
  28. 【請求項28】 前記血管構造から前記医療用デバイスおよび前記支持体を
    取り外す工程をさらに包含する、請求項23に記載の方法。
  29. 【請求項29】 血管構造壁における切開に近接する領域にて該血管構造壁
    を支持するための方法であって、該方法は、以下: 該血管構造壁の切開を介して支持体を挿入し、このとき該支持体が低いプロフ
    ィール配向である、工程; 該支持体の少なくとも一部を、該血管構造の内部に配置する工程;および 該血管構造壁に接触し、かつ支持するように、低いプロフィールの配向から拡
    張された配向へと該支持体を運動させる工程、 を包含する、方法。
  30. 【請求項30】 前記支持体を介して医療用デバイスを通すことによって、
    前記血管構造の内部に該デバイスを導入する工程をさらに包含する、請求項29
    に記載の方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載の方法であって、前記血管構造が冠状動
    脈であり、そして前記医療用デバイスが、心臓チャンバと該冠状動脈を連絡させ
    るために、冠状動脈を通して前記心臓壁に導管を配置する、導管送達デバイスで
    ある、請求項30に記載の方法。
  32. 【請求項32】 冠状脈管に近接する、患者の心臓の領域を安定化させるた
    めのデバイスであって、該デバイスが、以下: 患者の心臓の冠状脈管に近接して配置されるように構成される基部であって、
    該基部が、該冠状脈管にアクセスするための少なくとも1つの開口部を有する、
    基部; 該基部に対して運動可能であるように該基部に連結された少なくとも1つの組
    織係合エレメントであって、該組織係合エレメントは、該基部に対して該組織係
    合エレメントを運動させる際に、心臓壁を安定化するために、患者の該心臓壁を
    しっかりと係合するように構成された部分を有する、少なくとも1つの組織係合
    エレメント;および 該基部における開口部を介して該冠状脈管にアクセスしつつ、該心臓を安定化
    するために、該基部および該組織係合エレメントに対して相対運動を与えるため
    のアクチュエーター、 を備える、デバイス。
  33. 【請求項33】 前記基部が前記冠状脈管にアクセスするための1つの開口
    部を有し、そして複数の組織係合エレメントが該基部に連結されている、請求項
    32に記載のデバイス。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のデバイスであって、前記組織係合エレ
    メントが脚を備え、該脚の各々が、該基部に旋回するように取り付けられた一方
    の端、および前記心臓壁を少なくとも部分的に貫通するように構成された部材を
    備えた他方の端を有する、デバイス。
  35. 【請求項35】 請求項34に記載のデバイスであって、前記基部が複数の
    凹部を有し、該凹部の各々が、前記脚のうちの1つの一方の端に旋回するように
    備え付けられ、各々の凹部が、該基部が回転される場合に、該基部について該脚
    を運動させるカム表面を有する、デバイス。
  36. 【請求項36】 前記組織係合エレメントが、前記心臓壁を部分的に貫通す
    るように構成された先鋭端を備える、請求項32に記載のデバイス。
  37. 【請求項37】 請求項36に記載のデバイスであって、各々の組織係合エ
    レメントが、拡張性部材を備えた端部を有し、該拡張性部材が前記冠状脈管に反
    対の壁の表面に近接する位置へと、前記心臓壁を介して通され、次いで拡張して
    該壁の該表面と係合するように構成される、デバイス。
  38. 【請求項38】 患者の心臓の冠状脈管を心臓チャンバと連絡して配置する
    ための導管であって、該導管は、以下: 異なる断面サイズを有する第1部分および第2部分を備える管状エレメントで
    あって、該管状エレメントが、血流路を規定する孔を有する、管状エレメントを
    備え; ここで該管状エレメントの該第1部分の断面が、該管状エレメントの該第2部
    分の断面よりも大きく、その結果、該管状エレメントが、ほぼ漏斗形状となり;
    そして 該管状エレメントの第1部分および第2部分が、ほぼ整列しており、そして該
    孔が、ほぼ直線的な血流路を規定する、導管。
  39. 【請求項39】 患者の心臓のチャンバと冠状脈管とを連絡するための導管
    であて、該導管は、以下: 第1端および第2端、ならびに該端の間で規定された長さを有する拡張可能ス
    テントであって、該ステントの長さが、該ステントが拡張される場合に、異なる
    断面サイズを有する、第1部分および第2部分を備える、拡張可能ステント; ここで該ステントの第1部分および第2部分の各々は、該ステントが拡張され
    ない場合には第1の方向に沿って、そして該ステントが拡張される場合には第2
    の方向に沿って配置される支柱を備え、該第2の方向が、該第1の方向を横断し
    ;そして ここで該第1部分の支柱部材が、該第2部分の支柱部材よりも長く、該ステン
    トは、拡張したとき、ほぼ漏斗形状である、導管。
  40. 【請求項40】 患者の心臓の冠状脈管における使用のためのデバイスであ
    って、該デバイスは、以下: 血流路を規定する孔、ならびに第1部分および第2部分を備える拡張可能ステ
    ントであって、該第1部分および該第2部分は、該ステントが拡張される場合に
    、異なる断面サイズを有する、拡張可能ステント、を備え; ここで該第1部分は、該ステントが拡張される場合に、該第2部分よりも大き
    な断面の寸法を有し、その結果、該ステントは、拡張したとき、ほぼ漏斗形状で
    あり;そして 該ステントの第1部分および第2部分は、拡張したとき該ステントに最大の半
    径強度を提供するように構成される、デバイス。
  41. 【請求項41】 前記ステントが、心臓チャンバと連絡して、冠状脈管を配
    置するように、心臓壁に配置され、そして保持されるように構成される、請求項
    40に記載のデバイス。
  42. 【請求項42】 前記ステントが、血流が流れ得る該ステントの長さに沿っ
    て、複数の開口部を有する、請求項40に記載のデバイス。
  43. 【請求項43】 心臓の外部付近に位置する冠状脈管の内部と心臓チャンバ
    を連絡するために、患者の心臓壁に、ほぼ漏斗形状の導管を配置するための方法
    であって、該方法は、以下: (a)長さ、第1端、および第2端を有する導管であって、該導管が、ほぼ直
    線状であり、そして該第2端が該第1端よりも大きな断面を有し、その結果、該
    導管が、ほぼ漏斗形状である、導管を提供する工程; (b)該心臓チャンバを、該冠状脈管の内部と連絡させるために、該心臓壁に
    該導管を配置する工程;ならびに (c)該第1端が該冠状脈管に近接して配置され、そして該第2端が該心臓チ
    ャンバに近接して配置されるように、該心臓壁に該導管を配向させる工程、 を包含する、方法。
  44. 【請求項44】 患者の心臓の冠状脈管を心臓チャンバと連絡して配置する
    ための導管であって、該導管は、以下: 患者の心臓壁に配置されるように構成された管状エレメントであって、該管状
    エレメントが、第1端および第2端、ならびに血流路を規定する孔を有する、管
    状エレメント;ならびに 該管状エレメントによって備えられた脈管支持機構であって、該脈管支持機構
    は、該導管が該心臓壁に配置される場合に、冠状脈管壁に接触しかつ支持するよ
    うに、該導管上に配置される、脈管支持機構、 を備える、導管。
  45. 【請求項45】 前記管状エレメントが剛性中実壁構造である、請求項44
    に記載の導管。
  46. 【請求項46】 前記管状エレメントが、複数の支柱を備える拡張可能ステ
    ントであり、そして前記脈管支持機構が、該支柱のうちのいくつかを備える、請
    求項44に記載の導管。
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